Progress さんの感想・評価
3.5
キャラに古さを感じるけど、音楽方面で興味津々
1話視聴。
キャラデザが古い感じがしますね。前期のアニメと比較してみると目の書き込みとかでしょうか?アンはぴや三者三葉等と比べるとちょっとシンプル?なのかな
まあそれよりも音楽です。1話の冒頭で流れたBGM、黒石ひとみさんだったので驚きました。
シャングリ・ラで黒石ひとみさんの神秘的な曲に惹かれて、サウンドトラックを買うくらいには好きです。まさかまたアニメで聞けるとは、嬉しいですね。
ストーリーについてはタイトル通りタイムトラベル物。私はこの展開で思い出した作品が一つあります。「ドラえもんのび太のドラビアンナイト」です。ドラえもんの秘密道具で絵本の中に入って冒険する、様々な作品が入り乱れる作品です。思い出すと、絵本の中に閉じ込められる、という恐怖が幼い私にはあったと思います。ドラえもんの映画作品には少し童話的怖さがあります。
とまあ、ちょっと脱線しましたが、この作品にはそういったファンタジー的な楽しさを期待しています。タイムトラベルにより、日本を出て過去の異国に行く、その異国感をどこまで感じさせてくれるかが楽しみですね。
そう考えると黒石ひとみさんの神秘的音楽とファンタジー要素が合わさって良いアニメになることを期待しています。
3話
{netabare}
地下室を見つけたときの音楽が黒石さんらしい音楽で大満足です。
違う時間に飛ばされた後、静かに始まる曲も良い。
科学の発見や発明の楽しさを教えてくれるアニメですね。
しかし、毎回時間軸が変わるからその時間軸の服装や建物とかの調査が大変そうだ。
このアニメ、宗教と科学の戦いの歴史を観る作品でもありますね。2話で地動説を唱えていた人間が死んだ知らせや、3話で雷があって祈りをささげる神父に反論するシーンも、ただ偉人を出すだけならいらなかったかもしれない。
宗教の根付いた世界を描いているのと同時に、科学者達が正しいと思うことを宗教に負けずに行ってきたからこその現代の世界がある事を教えてくれる作品です。
また3話にでてきた奴隷の黒人の子供について。最初にマリが補習を嫌々受けています。奴隷を見たマリは、自分達には勉強する環境があって、奴隷の子にはその環境に無い。そんな事を思って、マリは現代に戻った後、自分は勉強出来る環境に生まれたのだから頑張って勉強しようと行動します。マリのこの変化、成長を描くことによって、観る人に頑張ろうと思わせてくれる作品ですね。
{/netabare}
4話~10話
{netabare}
科学の歴史を追っていく作品であり、次第と宗教による弾圧が消えていきます。科学技術を披露する場や学ぶ場所というのが、整備されていき、次第と科学は受け入れられていくことが描かれています。
ここ最近は本筋の暗躍する御影の動きが活発で、科学者は紹介する程度におさまっている感じがしますね。
{/netabare}