蒼い✨️ さんの感想・評価
2.6
めがっさ、微妙でないかい?
【概要】
アニメーション制作:京都アニメーション
2009年2月14日 - 5月8日に配信された全13話のショートアニメ。
原作は、えれっとによるパロディ4コマ漫画作品。
監督は、武本康弘。
【あらすじ】
ちゅるやさんはヌイグルミサイズと物理的にちっちゃな女の子。大好物はスモークチーズ。
SOS団の人たちと一緒に行動しているが、無表情で無愛想な団員たちは全員やる気がないし、
ちゅるやさんは常に冷たくあしらわれている。そのたびに出る呟きが『にょろ~ん』
なんど理不尽な扱いを受けてもくじけない、そんなちゅるやさんの日常が描かれた、
シュールなストーリーがこれである。
【感想】
原作者は美少女を描くのを得意としたプロのイラストレーターなのですが、
自身が運営しているホームページ更新の穴埋め的に手軽にササッと描いてた、
超ゆるゆるのマスコットキャラ的な漫画が何の因果か当事の2ちゃんねらーにウケて、
今でいうならtwitterでバズる感覚で、公式たる角川にとっ捕まって商業化→アニメ化。
元キャラと正反対で何をやっても上手く行かなくて下を向いて『にょろ~ん』
と言う残念なちゅるやさんの悲哀と?可愛さがツボった見守り系の作風なのでしょうが、
どれもこれもハルヒキャラの名前と髪型を借りただけの実質オリジナル作品で、
元キャラの性格が1ミリも残ってないですし、顔が二種類しかない。
パロディ漫画として全く成立していないですよね。
そもそも売るために描いたわけでない、超てきとーに描いた、
ネットにupして“いいね!”を貰う類の同人的な漫画を、
商業の世界に持ってきたのってどうなの?って感じですね。
『にょろ~ん』の台詞を聴く以外に本当に何も無くて、
笑いのツボにハマるひと以外には出落ち感が甚だしく、
ナニコレ?としか言いようが無いアニメではないか?と思いました。
意図的な手抜きな画風ではありますが、
アニメーションとしての質は決して低くはないのは流石ですけどね!
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。