2クールで戦争なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2クールで戦争な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月11日の時点で一番の2クールで戦争なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.4 1 2クールで戦争なアニメランキング1位
NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (175)
651人が棚に入れました
西暦5012年。 突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。 月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。 しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。 人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣。 新たに地球へと派遣された<2B>は先行調査員の<9S>と合流し、任務にあたるが、その最中で、数々の不可解な現象に遭遇し……。 これは人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語――。
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

機械生命体は真夏の夜の「夢」を見るか?

●9話以降放送延期・・・

現状では今期№1作品が放送延期となったようです。

今期作品のランキング評価予想は難しかったわけですが
大本命である本作の戦線離脱は痛恨の一撃でございました。



●見ざる聞かざる言わざる

マトリックスと言えば映画のタイトルでありますが、どんな意味があるのか考えてみますと
{netabare}「マス目」であり、アンドロイド目線で考えたら視覚情報に関係あるもの
ということになるように思います。

細かいドットのマスが映像を作り出し、時には視覚を遮ったりもします。

2B曰く「ゴーグル」ということですがどう考えてもあれは目隠しであり、真実を覆い隠す
「ヴェール」であるようにしか見えません。

そして海辺で9sと2Bは目隠しを外します。

これは真実が見えるという暗示でありまして、同じように目隠しされている我々視聴にも
同じことが言えるのだということを意味するのでしょう。

2Bは目隠しを外しますが、髪型の都合で「片目」しか描写されません。
この片目が隠れる髪型もお約束パターンでありまして典型的な「ゲゲゲの鬼太郎」ヘア
ということになります。

他の作品でも探せば腐る程あるバカの一つ覚えのようにありふれたこの髪型ですが、
米須玄師氏もこれと同じ髪型なのを強調しておきましょう。

元ネタはもちろんみんな大好き!?【プロビデンスの目】であります。

花びら【5】枚の「月の涙」は「※願い事」が叶う花です。
なので【8】と【5】と【13】の法則が発動します。

機械生命体の新種である弟のイヴは「カウント」を数えながら本を読んでいますが
読み終えた時のカウントは「198013」であります。

0で区切られている左辺は=1+9+8=【18】であり、右辺は【13】であります。
【13】は「※願い事」を【18】は契約成立を意味しますから、
合わせて解釈すると「死亡フラグ」というようにも考えられます。

アジを食べると死亡するというのも死亡フラグに関係しているような気もいたします。

アダムとイヴの関係性からも導かれる「裏テーマ」の「家族」と死亡フラグが {/netabare}
次回以降の見どころとなるように思います。



●実存は本質に先立つ

草食動物も人類も燃費が悪い。つまり、このままでは{netabare}資源不足の今の社会は滅んでしまう。
これが「SDGs」が意図するものであります。

なので今の社会をぶっ壊し、人間は進化する必要があるという話でございます。

知恵ある者パスカルの両肩には【8】角形のパーツが備え付けられています。
【8】は【八芒星】【イナンナスター】を暗示する数字です。
【イナンナスター】は【金星】と【女神】そして「※願い事」を示すものであります。

機械生命体姉妹の妹が行方不明になり姉は妹の捜索を「※願う」という展開になります。
パスカルは2Bたちに捜索協力を要請し、姉に誓います。「絶対に妹さんは探し出して見せる」と
そのシーンでパスカルは左手を天に向かって指し示し、姉は手を合わせて天に願い祈ります。
何気ないシーンのように見えますが、重要なのが天から「光輪」がパスカルと姉に向かって
差し込んでいるところでございます。

光輪とは「星【❊】の輝き」を表現したもので、【八芒星】の8つのトンガリに相当します。

光輪は【金星】の【光】と【女神】と【願い】に繋がるというわけであります。
光輪が姉に差し込んだ時点で「※願い」は成就したと解釈できますが、代償が付いて回ります。

場面は変わり朽ち果てた先代の王様とその傍らに側近らしきものが佇み、
その手には記憶メディアが握られています。

その中身は「256」年前の記録であります。数字が出たので足してみます。
2+5+6=13

【13】は【8】と同じく、惑星の公転周期運動に関係する数字でありまして
【金星】と関係性が濃厚な数字であります。

【8】【5】【13】の法則といういつものパターンでありますが、
【5】はどこにあったかと言うと冒頭のオペレーターからの定期連絡で「花の画像データ」を
2Bに対して示したシーンであります。

2Bに似合いそうだとして示された「月の涙」という花の花びらの数は【5】枚でありました。
ついでい言うと「月」も【金星】同様に女神を暗示するものだったりしますので
おしゃれがどうだとか唐突で不自然な流れの中にも実は意味があったというわけであります。

王国建国の歴史の回想シーンでは背景に木々や大樹が聳え立っています。
この大樹は、前にも言及した通り【世界樹】=【ユグドラシル】を表しています。

【8】【5】【13】の法則同様、この【ユグドラシル】の表現も何度でも繰り返されます。
ちなみに機械生命体の王が朽ち果てているシーンは「天空の城ラピュタ」のロボット兵に
連動しているものと推測いたします。

今回は姉妹や家族についてクローズアップされております。
例の「アダムとエヴァ」の兄妹と合わせて考えてみると血縁関係に焦点を当てている
ということになるでしょう。

最終的には過去と現在と未来が一本の線で結ばれると思われますが、
ここで少々未来について考えてみることにいたします。

機械生命体の王国を滅ぼした「裏切り者のアンドロイド」は目隠しをしていませんでした。
恐らくは2Bもいずれは目隠しを外すことになるでしょう。

9sは2Bと一緒にデパートにTシャツを買いに行く提案をしましたが、その「※願い事」は
叶わないような気がいたします。
その代わりに2Bは彼のことを「ナインズ」と呼ぶようになるでしょう。

もしかしたらアンドロイドが「※願う」のは、その本質故に在り得るのでなく、
その実在{/netabare}故にそう在るものなのかもしれません。

●アンドロイドはヨルハ部隊の「夢」を見るか?

伏線は完全機能しており致命的欠陥も見受けられないので上方修正。
オール4の好印象評価であります。

伏線をばら撒き過ぎたことにより {netabare}辻褄が合わなくなってるような状況に見えるも
落としどころはやはりそこかという確証みたいなものが浮かび上がって参りました。

但し、状況証拠だけを提示してはっきりとした答えは敢えて描かないとかいう可能性もあり
もしもそうなるとしたら、はやりSF作品というのは【予測プログラミング】
でしかないという結論になるでしょう。

アンドロイドにしても機械生命体にしても「やり過ぎ表現」が多すぎるのは
「察しろ」というメッセージのようにも思えてくるわけであります。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」というテーゼが答えそのものだと言われたら
答え合わせはそこで終わるというのにも一理ありではありますが、そうなると
古典的SFを知らない視聴者には大いに不満が残るという可能性も否定できません。

まだ物語が終わったわけではありませんが、原作がゲームであるというのは一つの注意点であり
ゲームファンは必ずしもSFファンでないことを考慮すべきなのかもしれません。

「スパイ教室」の花園の「リリィ」と同じく本作でも「リリィ」が登場しますが
「リコリコ」の「リリ【ベル】」との関係性も視野に入れ、その存在の意味するところに
ついては{/netabare}今後も徹底マークしたく思います。

●気になる木

この度9sが「気になるなぁ」という風にして {netabare} 「ご神体の木」が登場しますが
あれは「天空の城ラピュタ」や「リゼロ」にも描かれている【世界樹】であります。

【ユグドラシル】とも呼ばれるこの大樹はアニメではファンタジー作品を中心に
しばしば登場するものであります。

「大雪海のカイナ」の「起動樹」も似たようなものであると推測されます。

大樹には「丸形」の機械のような頭が埋め込まれておりまして、その「丸形」からして
恰も【プロビデンスの目】のように見えるのがみそであります。

【プロビデンスの目】同様【世界樹】もある種の知恵や叡智を暗示するものであり
実際9sがハッキング掛けた際にある種の「アカシックレコード」に接続したというのも
それを裏付ける状況証拠であると理解できるわけであります。

またアダムとエヴァを模倣したような「機械生命体」が登場しますが
2人が齧っていた【林檎】も【大樹】と同じく「知恵」と深い関係があるものであります。

アダムとエバを機械生命体がしかも♂×♂同士で再現するというのが、
ある種の「人類補完計画」であるとも考えられるわけですが
「トランスヒューマニズム」チックな思想傾向がゴリゴリな印象が
如何ともし難いものがあります。

見ようによっては「御神体」の頭はエヴァの使徒のようにも見え
「巨神兵」の再現というこのなのかもしれませんが、
【ユグドラシル】と【巨神兵】そして「アダムとエバ」と揃うなら
本作も「スチームパンク」{/netabare}作品と考えた方がいいのかもしれません。


●狂気の沙汰

やはりどう足搔いても落としどころは{netabare}古き良き時代のSF作品の踏襲
となるしかないのは宿命であるように思います。

伏線は完璧と言える程まで決めてきているような印象を受けます。

だからこそ、落としどころは鉄板ラインに収束していくしか
道が無いとも言えるのかもしれません。

考察し甲斐はあるように思いますが、その結末に視聴者が満足できるか否かは
別の話になるのかもしれません。

ヨルハ部隊の「目隠し」仕様は「ヴェール」を意味しているのだと予想されます。
恐らくは「ヴェール」に覆われた真実が見えていないという暗示なのでしょう。

そして彼女たちはエンディングパートの人形劇で示されている通り「マリオネット」
ということになるのだと思われます。

OPは「Aimer」であり、EDも似たようなタイプのシンガーを起用しており
「ヴェール」との対比を示しているのだと考えられます。

ハッキングが不得意な2Bがリスクを冒して断行するという判断はクールではないと言えますが
真実を暴くには、クールではない選択肢の方がむしろ正解なのでしょう。

今回出てきた特殊個体はなかなかに狂気じみていて、悪趣味かつ頭がおかしいレベルの表現
でしたが、元ネタは現実に存在した吸血鬼=「エリザベート・バートリー」であると思われます。

「血の伯爵夫人」と呼ばれる狂気の連続殺人鬼的人物を敢えてSF作品で扱うというのは、
斬新と言えなくもないですが、それ以上に悪趣味過ぎる表現には、
微妙なものを感じずにはいられません。

今にして思えば「攻殻機動隊」でも意外とグロ表現が多かったように思いますが
個人的にはブルータスの「二の舞い」 {/netabare}みたいなことをやる感覚にはついて行けません。


一見してSFあるいはサイバーパンク系であるようにも見えます。

初回からSF的な伏線が張り巡らされており、そういう意味では良質なSFを求める人には
お勧めできそうでありますが、一方であまりに使い古された古き良き時代の展開になりそうなのも
ある意味仕方がないことなのかもしれません。

伏線の展開も含め「ゾイドシリーズ」某作品を思い出してしまいましたが
「ゾイド」を含めて純粋無垢なSF作品と言うのは実は皆無に
等しいのかもと今になって改めて気づかされたように思います。

本作においても所々で【石】を想起させるような映像表現やデザインが目につき
しかも最後の最後で「黒い」あれですから、これはもう本作も
{netabare}スチームパンク{/netabare}を意識しているのだろうという結論に至ります。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャラが良く動いて面白かったですが、SFとしては凡庸でした。

 途中中断があって、それ以前はまだ見返してない状態です。

 作画、画面、キャラデザは素晴らしかったと思います。CGの出来も良かったと思います。1話だけ雰囲気が違いすぎなのとゲームゲームしていて、嫌いな絵柄なのでどうなることかと思いました。

 2Bはやはり出色のキャラデザでした。リアルよりとはいえやはり日本のアニメ感がある美少女感は最高です。戦闘シーン迫力ありました。色気と言う点でも、レオタードっぽいのがスカートの下からチラチラするのが何とも言えず、絶対領域では「ライザのアトリエ」よりも格段に上だと思います。唇の下のホクロがあざとすぎですし。唯一、目が見えないのが物足りないですけど。
 声優さんは良いんですけど、声質のバリエーションが少ないのか他の作品のキャラとかぶりすぎるのが難点といえば難点でした。

 で、肝心のストーリーなんですけど…SFとして言うなら、単純すぎ?意外性が全然ないと言うか、ロボットの知能化とか宗教とか、人類会議の正体が怪しいとか、結構、過去何度も描かれてきたテーマですし、想像した通り過ぎな気がしました。
 話は展開してるんですけど、場所が途中から固定してしまったせいか、同じ場面を何度も見せられているような停滞感がありました。
 それと9S万能すぎと、いいところに現れすぎなので、ご都合主義感は強かったです。あとA2でしたっけ?彼女はどこ?
 
 ただ、アニメ作品としてのストーリー展開としては、キャラたちの魅力、特に2Bと9Sのコンビの話は良くできていました。それぞれのエピソードの見せ方、謎かけなどは良く機能していて楽しませてもらったと思います。

 ゲームやってないので何ともいないですけどね。ただ、視聴者というのはゲームを見てない人間も沢山いますので、その人間も含めて視聴するのがアニメです。したがって、アニメだけで評価すると、尻切れトンボとSFとしての凡庸さでの減点は大きいですね。
 再視聴したいと思うかといわれると、1話から見返すにはかなり気合がいると思いますので、ストーリーは3でしょう。

 ですがキャラの良さがありますので4.5、作画は1話のマイナスがあるので4.5です。音楽はまあ普通より少しいいかなで4。
 声優は皆さん迫力のある演技でしたが、ちょっと石川由衣さんの声が耳につきすぎて「聖女の力は…」の小鳥遊セイにしか聞こえなくなったのでマイナスして4とします。



1話 期待値の割には…既視感すごいし…ですが、最後でとどまりました。

{netabare} 普段見ている本作のコスプレやイラストのレベルが高いせいか、がんばったんでしょうけど、今回のアニメだとちょっと物足りないですね。拡張デバイスらしきものも3DCG臭いし、そのCGとアンドロイドがうまくなじんでいなかった気がします。

 全体的にゲームのプレイ動画というかそれの劣化版というか、ちょっと魅力という点では、画面に引き付けるものがありません。「不気味の谷」というより「レベルの谷」あるいは「無感動の谷」とでもいうんでしょうか。アニメ、3DCGのどちらから見ても、感じるものがありません。

 変形の時の許可申請に意味があるのか不明だし、そもそも言語での通信もアンドロイドっぽくないし、感情捨てろと言っている2Bが一番感情的だし、何がしたいんだろう?と思ってしまいます。
 どこかのアニメで見たような映像ばかりで、バルキリーみたいなものや工場が巨大ロボットになるなど、SF的造形は今のところ目新しい映像表現はなかったです。エフェクトも安っぽいし。ということでTVアニメの作画としてはかなりレベルは高いのでしょうが、期待値からいって拍子抜け感はありました。
 なお、最初の方で敵の機械兵が機械兵にオイルをかけているところが、SFを感じてここが唯一の見どころだったですね。このセンスで全体が描けるかでしょう。

 11945年3月10日といえば、1945年3月10日が東京大空襲ですから何か意味があるのでしょうか。

 で、まあSF好きとしては見るところは少ないかなあと思ってたら、最後の開き直ったマルチエンディング宣言ですね。これで世界観を明らかにするんですかね?ここの部分での工夫が楽しみです。

 最後のこの部分が無ければ断念でした。何パターンかみたいですね。ただ、目を映さないのは感情移入しずらいなあ。いつか見えるんでしょうか?{/netabare}


2話 これならちゃんと見られます。普通にSF世界観に興味がもてます。

{netabare}  実質これが1話目でしょう。1話目の戦闘シーンばっかりなのは最悪のスタートでしたが、ちゃんとストーリーがあるなら世界観とあいまって物語として見られます。

 1話目は掴みを狙ったんだとは思うんですけど、2話目がまともな話だけに作品の構成は失敗したのでは?正直、私は逆に先週ので視聴断念になるところでした。

 機械側のストーリーはありきたりではありますが、知識の集約が知性あるいは感情を生むような話でした。仲間の死との対比で生命に興味が出たのかもしれません。1話目で唯一引っ掛かった機械兵が機械兵に油をかけるシーンが活きてきます。
 アンドロイドVS機械兵ということで、アンドロイド側の非人間性との対比にはなりそうですね。こういうのがちゃんとできるなら最初からやろうよ、と言いたいです。

 作画の風合いがゲームの3DCG風なのと、地上に取り残された部隊の車両とかアニメ用の安っぽいのが混在していてもうちょっと何とかならないかとも思います。

 アンドロイドの知能・感情設定がまだ良くわかりませんけど、どうなんでしょう?人間が出ていないのがみそなんでしょうか。実は人間でした、人間の脳でした、人間のコピーでした、とかあるんでしょうか?あるいは人類は既に滅びていて、アンドロイド側も知性を獲得した機械の種族だった…とか?

 水がエネルギーというのはまあドラえもんのエネルギーがどら焼きみたいなものでしょう。

 2話の感じならちゃんと見続けます。普通に面白いです。{/netabare}

3話 1話の仕込みはそういうことですか。壮大なSF感が出てきました。

{netabare} 1話の戦闘で2Bと9Sは破壊されてそのデータが軌道上のステーションに送られて新しい個体になった。それを延々と繰り返して1話からかなり時間がたった、という世界観ですね。その間にロボットが更に進化したという設定ということでしょう。油をかけるシーンが活きています。

 2話の人類からの放送も同じデータの繰り返しなんでしょう。ということは月面の人類はもういないか既に文明を喪失しているか。AIか何かが司令を発し続けヨルハ部隊が動いているんでしょうか。

 3話で1話で破壊された巨大ロボットが遺跡にようになっています。これが良かったです。つまり時間経過ですね。かなりのオーダーの時間でしょう。

 最後のほうに出てきた進化したロボットとアンドロイドの合体版みたいのはなでしょうね。復活する様子からいって映像でしょうか。この世界そのものがAIの中のシミュレートの可能性もありますが、それだとありきたりです。ハッキングされた?できれば機械ロボットの進化は実際に起こったほうがSF的に面白いですけど。

 2話でロボットによる親殺しのような映像もありましたので、人間性の獲得でしょうけどどうもまともではない感じです。3話で人間の性行為を機械が真似ていました。人間のタナトスとエロス、破壊衝動と性衝動がゆがんだ形で機械に伝わったような雰囲気もあります。

 一旦原始的な王国が出現した感じです。あるいは宗教国家か。それが「いつか」「どこか」ですね。

 異星人からの影響の部分です。人類の進化を歪な形で機械が踏襲する。マルチエンドの人形劇で2Bたちが動物に乗るという話もあります。人類の発生の起源として類人猿も同じように異星人の影響だった。それと同じ影響が機械に起きたと考えればいいのでしょうか。いずれにせよ、どこかで人類の進化、機械の進化の問題が交錯してるのでしょう。

 SF的な仕込みが結構すごいですね。これは期待できます…が延期ですか。クオリティ落とさないためにはしょうがないでしょう。完パケ…は資金的に難しいのかなあ。{/netabare}


8話 SFをしっかりやろうとしているのがとても良いです。

 延期になって放置してましたが、いつの間に進んでたんですね。

 A2号の髪ってなんで伸びてるんだろう?とか、あの兄弟はどういう存在なのか?機械生命に見られる人間らしさとか、そもそもヨルハの組織とかいろんな仕掛けがあって、想像力をかき立てられる仕掛けが沢山あります。

 もちろん記憶の連続性とか身体の部品の交換などアイデンティティ問題とか2Bに関わる部分もテーマになっています。そして今後はあの兄弟と「知恵」のテーマの部分ですね。これと機械生命・ヨルハの関係が非常に気になるところです。

 初めは目が見えないので感情移入しづらかった2Bですけど、見ているうちに入り込んでいました。で、8話。目を見せる場面がありました。もともと造形はいいキャラなので一つの小さなカタルシスがありました。

 とにかく本格的にSFをやろうという重厚感がたまりません。「VIVY」以来の頭を使うハード系SFですね。間があいたので1話から多分見直すと思います。

 2号とA2の声優さん、ちゃんと同じ声優さんでしたね。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

感情は持たないでください。ヨコオタロウが描く世界が残酷すぎるから…

『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)の原作ゲームは、プラチナゲームズ開発、スクウェア・エニックス販売のアクションRPG。
アニメ1期は全12話(2023年)。監督は『ブレンド・S』の益山亮司。シリーズ構成は、本シリーズの生みの親であるゲームクリエイター・ヨコオタロウと、本作の監督である益山亮司。制作は、『86』、『リコリスリコイル』などのA-1 Pictures。2期全12話で完結。
(2024.10.18 2期視聴後に加筆修正 11.3 推敲)

【あらすじ】
西暦5012年、人類は、突如、エイリアンによる襲撃を受け、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」によって月へ退避。人類は、アンドロイド兵士による反抗を開始するものの、戦況は数千年に渡り膠着。
そして、西暦11945年、この状況を打破する決戦兵器として新型アンドロイド兵士「ヨルハ機体」が開発され、ヨルハ機体2Bと9Sは、機械生命体との戦いに投入されるのだった…


【原作ゲームとの違い】
本作のタイトルに含まれている「Ver1.1a」とは、ゲーム内エンディングの種類を表していて、そもそもゲーム内エンディングと異なるパターンであることを意味しています。

他にも、ゲーム内でレジスタンスのリーダーであったアネモネは、舞台・漫画『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』に登場するリリィに変わっています。

本作は、大筋のストーリーの流れがゲームと同じでも、その大まかな流れが変わらない範囲でアニメオリジナル要素の変更点が結構あります。
したがって、既存のゲームファンも楽しめる内容になっていると思います(※初見で理解することは難しいかもしれないので、本作の視聴前にYoutubeなどにあがっている「ゲームストーリーのまとめ動画」(約2時間)を観た方がいいかもしれません。)。


【膨大な設定を持つゲームをアニメ化することの難しさ】
特にゲーム原作のアニメについては、ゲームの膨大な設定をアニメの尺の都合で全部表現できないという難点を抱えていると思っています。

一応本作では、その情報を補完するため、各話の終わりに2Bと9Sの人形による「ゆるーい補足説明」がありますが、大まかな世界観の設定の説明だけなので、完全に理解しようと思うと全然足りません(笑)

もっとも、アクションシーンもあるので、ある程度は知らなくても楽しめるとは思いますし、ゲームの大まかな流れを知っていることを前提とするアニメも正直どうかとは思います。

しかし、本作にはそれを補って余りある魅力がありますし、特にアンドロイドたちの過酷な運命にまつわる設定について知れば知るほど興味がわいてくると思います。


【フルCGゲームをアニメ化する意味】
本作では、ゲームが既に美麗なフルCGで描かれ終始映画のようにぬるぬる動くため、ゲームの高画質動画と勝負しなければならないA-1Picturesは、相当苦労したのではないでしょうか。
特に第1話の流れは、ゲーム序盤とほぼ同じ流れなので見比べることができます。なので、今さらフルCGのゲームをアニメ化する意味をちょっと考えてしまいました。

本作は、もちろんストーリーのダイジェスト版という意味もあるのでしょうが、大筋のストーリーはゲームと同じですが細かい部分で異なりますし、ゲームの販売はかなり前なので販促目的とも思えません。

ただ、これは2期まで観た後での追記ですが、本作は、補完された情報や結末から考えると、物語面について、ゲーム『ドラッグオンドラグーン』から続くゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏が描く世界の集大成という感じの作りになっています。

また、作画面について、角ばった機械の描写や爆発は、CGの方がリアルに感じるのですが、丸みを帯びた人物や人物の繊細な表情や動きは、アニメにまだ一日の長があると感じました。

ただ、本作は、そもそもフルCGのゲームが原作ということもあってか、目や口を覆って表情のわかりにくいアンドロイド(※覆われていることに意味あり)や表情のない機械生命体が中心で、CGと相性がいいものが多く登場するため、アニメにとっては、そもそも分が悪かったとはいえそうです。

とはいえ、私がゲームを知っているから、こういう評価になっているのであって、知らない人にとっては、とても綺麗に感じると思います。


【記憶の連続性と人格の同一性(※以下、ネタバレ有りの感想)】
{netabare}本作では、人類が作ったアンドロイドとエイリアンが作った機械生命体のどちらも、人になろうとしています。もっとも、機械は人になれるのかという問いは、そもそも人とはなんなのかという問題でもあります。

本作のテーマの1つとして、主に記憶の連続性が担保している人格の同一性の問題があります。つまり、我々が自分のことを同じ人だと認識している根拠の1つは、生まれた時から記憶が連続していることにあります。

本作のアンドロイドは、データのバックアップさえあれば記憶の継承が可能なため、体を破壊されても記憶をバンカーと呼ばれる衛星基地に転送して、その記憶を新しい体に移植すれば復活できます(※そういう意味で、肉体の死が死ではなくなっている)。

もっとも、2Bは、9Sがバンカーで復活するたびに、わずか数時間の記憶であっても、自分が知っていて9Sが知らない記憶の欠損があることから、目の前にいる9Sが以前の9Sと同じとは思えず心を痛めています。

仮に数時間前の記憶が戻るとしても、今、目の前にいる9Sはもう戻らないと嘆く2B。たかが数時間、されど数時間。その数時間の間に二人にとって何かかけがえない思い出あったとすれば、その数時間の記憶の欠損は、人格の同一性に重大な疑義を与えることになります。

ちなみに、これは『AIの遺電子』でウイルスに汚染されたヒューマノイドが、汚染前のバックアップデータに復帰するとわずか1週間分であっても記憶を失うことから治療を拒み、一旦死ぬことを選択した話にも通じますよね。{/netabare}


【「感情はもたないでください」】
{netabare}本作の「感情はもたないでください」というフレーズから始まるエンディング。これは、本作のアンドロイドの残酷な運命をよく表現していると思うのです。

本作のアンドロイドは、機械生命体との終わりの見えない戦いに身を投じています。そして、その設定を知れば知るほど、本当に救いのない残酷なお話だということがわかります。こういったヨコオタロウ氏が描く世界は、これでもかというくらい絶望に絶望を重ねてきます。
特にアニメでも一部紹介されているA2が参加した『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』は、機械生命体の大群を前に、達成不可能とも思えるミッションに少数のアンドロイドたちが一人また一人と犠牲になっていきます。
明るく協調性もあった二号(A2)が、今のような「やさぐれA2」になってしまっても仕方ないと思えるくらい本当に絶望的なお話です。

だから、アンドロイドは、感情をもっていると、その救いのなさに絶望して戦いを続けられなくなる(※2Bは、他に感情をもってしまってはつらくなる他の理由があるのですが…)。

もっとも、特にヨルハ機体は、禁じられていても感情はあるにもかかわらず、バンカーで復活して死ぬに死ねないため、その絶望から逃れる必然性が生まれているともいえます。

そういう意味において、アンドロイドの魂の救済というテーマは、極限状態にあえて追い込んだ中での「作られた感動」とはいえそうです。
もっとも、この作られた感動に意味があるのかどうかについては、2期のエンディングで明かされることになります。{/netabare}


【2Bたちに救いはあるのか?】
{netabare}さて、2Bたちは、人類会議という「神」によって、その存在する意味、つまり、終わりの見えない機械生命体との戦いを強いられているわけです。

しかし、アダムとイヴやパスカルなどの機械生命体たちとの交流を通じて、アンドロイド、機械生命体、人間との違いより、その共通点に気づいて、この戦いの意義に疑問を持ち始めています。
もっといえば、実は(核心的なネタバレ)、{netabare}人類も侵略してきたエイリアンも既に滅亡しているので、彼らが戦う理由は既にありません。ついでにいえば、人類会議はヨルハ機体をスケープゴートにしたくてヨルハ機体に敵である機械生命体のコアを用いているため、ヨルハ機体は、そういう認識がないにしても、どっちつかずの存在だからこそ、その疑問に気づいたというのはあるかもしれません。{/netabare}

もっとも、創造主から与えられた戦い(運命)に疑問をもつということは、神から与えられた存在理由、つまり、自己の存在理由を否定することにもなりかねません。
そうなると、今までと同じ残酷な運命を繰り返さないためにも、自分たちで独自の存在理由を事後的に見つけなければなりません。

これは、西洋近代において神から予め与えられた運命から逃れ存在自体に理由を与えようとする実存主義と同じなわけですが、アンドロイドが本当の意味で自分のための人生を選択する瞬間になると思うわけです。


さて、本作ではゲーム内イベントであるオペレーター6Oの「砂漠のバラ」イベントのフラグが立っているので、2期も救いのないお話が続くと思われるわけですが…、2Bたちはアニオリ展開で救われるのでしょうか。2期に期待したいと思います。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 9

73.7 2 2クールで戦争なアニメランキング2位
Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (172)
700人が棚に入れました
襲い来るエルザたちの猛攻を退け、大兎との戦いでベアトリスとの契約を果たした「聖域」の解放から1年が過ぎた。 王選に臨むエミリア陣営は一致団結、充実した日々を送っていたナツキ・スバルだったが、平穏は使者によって届けられた一枚の書状によって終わりを告げる。 それは王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへ宛てた ルグニカの五大都市に数えられる水門都市プリステラへの招待状だった。 招待を受け、プリステラへ向かうスバルたち一行を待っていたのは様々な再会。 一つは意外な、一つは意図せぬ、そして一つは来るべき。 水面下で蠢く悪意の胎動と降りかかる未曾有の危機。 少年は再び過酷な運命に立ち向かう。
ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

プレプレ👹プレアデス!?

比較的人気がある本作シリーズでありまして、物語自体は相対的に良質であると思いますが
その一方で「進撃の巨人」みたいに回を重ねるごとに下り坂傾向にあるような気も致します。

主人公プレプレ~なつきすばるのキャラについて賛否両論あるようで、{netabare}個人的にはキャラ設定の
意味については理解しているつもりでいましたが、それでもちょっと濃い感じが否めず
やはりいい加減クドイと言いますか、飽きてきたところあることは否定できません。{/netabare}

【グノーシス】主義的な作品の傾向として「エロ・グロ・ウツ」の三拍子揃った感じの
ものがしばしば見受けられますが、本作は「ロリ・グロ・ウツ」というような感じで、
エロがないだけマシと言いますか、グロもほどほどに抑えられている点については
比較的好印象を抱くことができます。

本作が他の異世界転生ものあるいはタイムリープ系作品に比べ圧倒的な強みを有するのは
ナツキスバルという最弱キャラを生かした物語展開にあると言えるでしょう。

{netabare}ダークファンタジー作品には悲劇の手法=【デウス・エクス・マキナ】が
良く使われたりしますが、要するに絶望と救済を連携させる展開を作り上げる手法であります。

これはある種のショック療法を用いたマインドコントロール術でありますが
まさに作家の腕の見せどころというわけであります。

「押すな押すなやめてくれ」というのはお笑い芸人の前振りでありますが、
それと同じように本作主人公は必然的に絶望のどん底の突き落とされるわけであります。

無職のヒキニートにはお似合いの負け組展開でありますが、ここに敗者の美学を表しつつ
トライ&エラーを繰り返して最後に逆転勝利を掴むというシンデレラストーリーを
織り込んで、負け組ルサンチマンのうっ憤を逆転劇にて一気に解消するという展開で、
拍手喝采の物語を作り上げるというのが本作の見どころであります。

急降下と急上昇の展開を作らないとならない都合それを仕込むのに時間がかかり
そういう事情で負け組主人公の物語はテンポが悪いものとなるのが宿命と
言えるのかもしれません。{/netabare}

また、完全なる負け組の逆境に追い込まれた絶望的心理状態が理解できない人にとっては
プレプレ~ナツキスバルの悪足掻きが無様で不快にしか思えず、故にその描写も
ウザいだけでストレスが溜まる一方であるということになるのでしょう。

{netabare}泣きながら大声張り上げ、鼻水垂らしながらも必死に戦い、繰り出すパンチが
全部空振りのボクシング選手がいたとして、誰がそんなん応援するのか?
という話であります。

何度もダウンしては立ち上がり空振りパンチを繰り出してはまた倒されるの繰り返し
こいつはダメだなぁと観衆の誰もが思い、タオルを投げ入れ終わらせるしかない
状況の最後の最後でラッキーパンチが見事当たり逆転勝利となるというのが
「デウス・エクス・マキナ」の手法であります。

ある意味ご都合主義の展開ではありますが、「No pain,no gain」の原則を
表現しているので説得力はあるということになるわけであります。{/netabare}

しかしながら今期のプレプレ~ナツキスバルに関しては悪足搔きが足りず
それ故に勝ち取った成果も不足気味であったように感じられます。

個人的には些末な他のキャラが主人公の見せ場を奪った感があり、よって
今までの中では一番見どころに欠ける作品であったような印象を受けました。

主人公不活躍の反面、大罪司教のキャラ性が{netabare}ドイツもこいつもヴェネツィアも
ぶっ飛んでるのは驚異的でありました。

完全に人間性が破綻していると言いますか、ヴェネツィア並に終わっております。

ある意味大罪司教のキャラ性は【ベルセルク】=狂戦士を表しており
その存在自体が無敵を意味します。

悪役令嬢プリシラが余裕の強さを誇るのも元ネタ令嬢が【ベルセルク】級
であったからであります。

猟奇的殺人鬼のビリーミリガンには24の人格があり、
それは24人分の能力と24人分の戦闘力があるというようにも考えられます。

最狂の敵は脅威でありますが、実はナツキスバルにもその適性がありますので
最終的にはご都合主義の予定調和になるのかもしれません。

色々な事情により仮に引き籠ることはあっても、異世界転生するほどに自分を追い込んだり
世界に絶望すると心に👹が生まれますので、色々な事例を参考にしつつ踏みとどまれるよう
用心することを推奨いたします。{/netabare}

フィクションの中の大罪司教はいいとして、リアルの世界に
そんなのがいるなら、それは笑うに笑えないただの絶望にございます。

●鬼滅のヤバイバー

{netabare}王選候補者の君主級キャラが最前線で格闘するのはやめましょう。
家臣が心配しますし、現場の人間に対する越権行為であります。

今期はキャラがごちゃごちゃし過ぎて邪魔くさいです。
妖怪大戦争するならばナツキスバルはいりません。

テンポが良い作品にしたいならラインハルトを主人公にすべきであります。

ゴージャスタイガーはペットで飼うか、銀髪の魔女により氷漬けにしましょう。
そしてマスカレードの歌姫も一緒にスリーブしてもらいましょう。

ラインハルトの家族問題を深堀したいならば、他キャラをリストラしないとなりません。

正直銀髪の魔女も影が薄いのでスリープしてもらい、
本物のヒロイン=レムを動かした方が視聴者ウケがいいはずです。{/netabare}

●【イニシエーター】、舞う!

{netabare}【マスカレード】の歌姫ですが、あの外見からすると恐らく【ケルト人】を
表しているのだと考えられます。

あの楽器はアイリッシュダンスや【ケルト】民謡などの音楽と関係があるのでしょう。

そうしますとアイリッシュダンスとサンバダンサーの踊りはルーツが同じ
ということになるのかもしれません。

【マスカレード】とは宗教儀式と関係が深いもので、ざっくり言えば
放送禁止の類のものであります。

【マスカレード】の歌姫がLGBT的発情していたのもそういう事情が
背景にあるからであります。

そのお相手がプリシラ様なんですが、「プリシラ」の元ネタは「プリキュア」ないし
【フリュギア】でありまして、これが【両性具有】の神であります。

【フリュギア】の別名は【キュベレイ】と言いまして、まどマギの「キュゥべえ」
の元ネタであります。

【キュベレイ】信仰に関する【イニシエーション】には男♂が去勢するという
謎の儀式がございまして、兎に角意味不明で謎です。

まるでどこぞの悪役令嬢のようなプリシラ様は「プリシラ・バーリエル」という名前ですが
「バーリエル」の元ネタは恐らく「バエル」でありまして
【バエル】=【👹鬼神バアル】ということになります。

【両性具有】の女神【フリュギア】のルーツが【鬼神バアル】の神話でありまして
この神話こそが「男根♂」を切り取られて残念無念な伝説のプロトタイプでございます。

プリシラ様が所持する大剣は、去勢された【バアル】の「♂」の部位を表現しています。

プリシラ様が着る赤いお召し物で【スカーレットウーマン】=【大淫婦バビロン】を
表現しており、また悪役令嬢の【血の伯爵夫人】をも暗示しています。

LGBTに関係する裏設定でガチガチに固めて、他のキャラとは一味違うところを
強調していまして、特別な存在なので戦闘能力も異常に高いということであります。

LGBTの悪役令嬢ファンが世界には腐る程いるから?それに応えようということで
「ふたりはプリキュア」のゴリゴリ展開だったのかもしれません。{/netabare}

●プレプレ~プレイヤー

{netabare}①プレプレ~なつきすばる
主人公の左胸には「N」の文字が刻まれてますが、その中心に「🌞」があります。

この関係性から「N」を反転させ「Z」にして「スバル」で解くと
「プレアデス星団」即ち【牡牛】座🐮を表していることが見えてきます。

「🌞」と【牡牛】🐮これに「謎の歌姫」を合わせて関係性を考えてみます。

②恥ずい💛歌姫
「褐色の肌」を持つ歌姫でありますが、名をリリアナ・【マスカレード】と言います。

水の都の歌姫【マスカレード】とは【ヴェネツィア】を表していると考えられます。

【マスカレード】=「仮面舞踏会」の起源は【ヴェネツィア】であり、
【マスカレード】とは貴族文化でありまして、それはつまり
【ヴェネツィアの黒い貴族】を暗示しているということになります。

「黒い貴族」と言われる所以は肌の色が黒かったからであります。

音楽の起源は【イニシエーター】(が習得した技術・知識)にあります。
【マスカレード】も【イニシエーター】により伝えられた秘術、つまり
【イニシエーション】であります。

褐色の歌姫【マスカレード】は腰のところにイチジクの葉っぱを身に着けています。
イチジクの葉はアダムとエヴァが「人にはお見せできない恥ずかしいところ」
を隠すために装着したものでありまして、「恥」を象徴するものであります。

そういうことで「褐色の」【マスカレード】は「恥ずかしい」ということになります。
故にその【イニシエーション】にはイチジクの葉っぱ必要ということになります。

褐色の肌を持つ種族その名は【カナン人】であり、
彼らは【鬼神】🐮【バアル】を主神として崇め奉る種族であります。

そして【バアル】🐮は🌞「太陽神」とされています。

③水の都の腹黒い💀貴族

褐色の歌姫【マスカレード】がプリシラ👹の体を見て欲情します。
それは【イニシエーション】=【マスカレード】の暗示です。

この関係性からプリシラという存在は某💀貴族がバックボーンにあると推測できます。

黒い貴族の故郷は【カナン】であり、またの名を【シオン】といいます。
ガンダムでお馴染み「ジーク!」【Zion】が【シオン】です。
Zガンダムの【Z】は【Zion】を示しているわけであります。

故にプレプレ~「👹すばる」は【Z】&【🌞】のシンボルを掲げるわけであります。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

面白くなってきた

私はあんまりリゼロって面白いと思わないんですが、3期になって面白くなってきました。
一つの街に残りの敵が一斉に出てきて、仲間が一堂に会して、まさに総力戦という趣で盛り上がります。仲間と言っても、今まではライバルキャラだったんですが、共通の敵を前にしてチームを組むという展開が王道で熱いですね。そのおかげで、今まであまり存在意義の無いキャラ(アルとか)にも十分見せ場が用意されていました。作中最強でありながら、地味な見た目のためかあまり活躍の無かったラインハルトが、存分に力を発揮しつつ、しかも強すぎない(その気になれば敵を殲滅できたのでしょうが)いい塩梅だったように思います。
主人公のスバル。1期の無様さとかウザさとかで正直嫌いなキャラでした。ですが、「異世界カルテット」シリーズを見たら「お、こいつ結構面白いヤツじゃん」と思え好感度がアップしました。しかしながら、やっぱり本編ではあんまりいい印象がありませんでした。前編の見せ場であるところの「スバルの激励放送」ですが、なんか味方も本人もグダグダ言っててテンポ悪かったです。もっと他に実利的に言うべきことがあるだろうとイライラしました。なのに味方からは絶賛の嵐で、「ああ、やっぱりなろうってこんな感じなのね」と思いました。
新キャラの歌姫ですが、なんでこんなロリキャラにしたんでしょうね。正直第一印象はものすごく悪かったです。物語のキーとなるならそれなりの妖艶な魅力とか必要だろうと。ですが、回想シーンはちょっとグッときましたね。
そして敵の大罪司教。残りが一挙登場でまさに敵幹部そろい踏みで興奮しました。デルザー軍団みたいな感じです。ですが、どいつもこいつも癖がありすぎというか。もちろんワザとやってるんでしょうが、全員が全員キモすぎて引きます。一人目のペテルギウスが相当キモいヤツでしたが、残り全員がそのレベルとは。3期では一人を倒しただけなので、まだまだコイツらとの付き合いは長くなりそう・・・。
と、キャラは癖がありまくりな本作ですが、話題作だけあってかなり製作に力が入っているようで、画面は非常に綺麗だし動きもド派手でした。原作を知らない私は、2期が終わったら次は選挙戦とかで盛り下がるんだろうなと思ってましたが、ここまでバトルが盛り上がるとは予想外でした。4期も期待大です。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 1

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魅力は使い切ってるのかな<51>

1期では人気作を確立させた死に戻り、2期では冗長さを感じさせつつまた死に戻り。
3期になるとスバルが必死に死に戻りを繰り替えすのはさすがにやめて、他のキャラも活躍させる同時並行バトルに移行。
なんか、とあるシリーズみたいな。
無敵状態の敵がなんかエピソード披露したらやられたり撤退したりの繰り返しに見えて、あまり上手い作りでもなかったな、と。
作品通して1期部分でストロング部分使い果たした印象。

襲撃編(全8話)はもう終わってた<55>
第58話まで視聴
2週つづけて再放送だったので、やっと調べたけど
襲撃編(全8話)はもう終わってて、反撃編(全8話)は2025年2月5日(水)から放送開始とのこと。
観終わった扱いでええのけ?
あにこれがどういう扱いをするか次第ですわね。

まあ、ここまでだとたいした感想もないんだけど。

マラソン的始まり<53>
3期初回、51話視聴
こんなキャラがいましたよという復習と伏線撒きの尺が長くて60分目あたりはかなり長さを感じて観てた。
2期後半がやたらタメの尺が長かったので、通してみればまあ面白めだったけど・・・という前期の視聴感が影響を与えてる面もあり。

初回90分を3幕構成的に見返すと、30分目は吟遊詩人が出てきたところ、60分目はお好み焼きを食べている。
最後の30分でやっとラインハルトさんちの対立とラストのアレ。
てか、毎週アンケートで競ってる原作の大正義アニメが増えて、長くタメだけやってられるような温めのコンペティションからの作品は、自分の中じゃ相対的に順位を落としつつある。
30分尺だと漫画単行本半分くらいやれますからね。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2
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