鬼戦車 t89 さんの感想・評価
2.8
陳腐なギャグアニメで、それ以上でもそれ以下でも無いです。
最終話(24話)まで観ました。2025.03.31
ガシャドクロと一つ目の恋バナ〜的なエピソードにシリアス展開を加えて締めとしました。
何となく観てしまいましたが、24話も付き合っていると、キャラクター達にも愛着が湧いてきます。
ただ、やっぱり妖怪が絡むと、人が死んでいたり、人間社会に迷惑をかけていたりするので、受け入れ難いエピソードも多々ありました。ギャグで済むのか?
妖怪キャラ達も、水木しげる系の一般に膾炙した特性に依存しているので、笑えない部分も当然あります。
もう少し、人間と妖怪の関係を整理して、ギャグに仕立てれば良かったかと思います。ちょっと、過去作に頼り過ぎかな。後、幽霊は妖怪と異なる様です。そこも何か微妙な印象を受けます。
人間社会の安全のためには、妖怪達は殲滅した方が良い感じが最後までするのはギャグとして致命的ですね。
まぁ…思想性の欠片も無い子供向けアニメに何を言ってるんだと問われれば、その通りでございます。
EDやOPで明るくポップな感じを出そうとするのもスベリ気味で、ギャグなんでこの程度でエエやろ!的な作画も含めて、陳腐な出来のアニメとしか評価できません。
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初回観てのレビューです。2024.10.10
古い…。どこかで観たことがあるヤツです。既視感しかありません。物語を展開するためにキャラクターをたくさん出し、笑いをとろうとしているのが見え見えです。
学園モノで、妖怪を使ったギャグは実に陳腐です。この手のヤツは、一種類の妖怪に一人のキャラをあてるのが常套手段です。
例えば、妖怪の種類が座敷童の生徒が複数いるなんてことはありません。座敷童はこういう妖怪なので、こういうキャラですとキャラメイクしていくので、同種のヤツが複数いたら、キャラが崩壊します。まさか、全員同じ性格にするわけにもいきません。国を擬人化したヘタリア何かが良い例ですね。
これを人間の属性や出身地、人種などでやると悪質な差別になります。日本人キャラなら出っ歯のチョンマゲですぐに切腹するとか、中国人キャラなら辮髪で目が細く、青龍刀を持ってるとかです。そんなステレオタイプのヤツいますか?
この様に、人間でやると単なる差別的なキャラメイクも、妖怪ならOKということにして、学園とういう生徒を無限に登場させる環境も用意しています。
キャラを沢山登場させて、何か感動的な感じや面白い感じを出していこうという魂胆です。ウザいですねぇ…。
漫画なら読み飛ばせるので良いですが、手垢のついた手法のギャグを今更アニメ化する意味が不明です。
何年前のセンスだよ…。と、心配になりますが、取り敢えず視聴継続です。多分、視聴する価値は無いので、オススメはしません。