2023年度の1990年代おすすめアニメランキング 1

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64.0 1 2023年度の1990年代アニメランキング1位
スプリガン(TV版)(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (38)
160人が棚に入れました
かつてこの地球には、優れた文明が存在した。現代では到底及びもつかない知識や科学力を持っていたという超古代人の遺産が、今もなお世界の各所で人知れず眠っているという。 高速の通信網が世界中を覆い尽くし、衛星のレンズが全ての秘密を暴き立てようとしている今、不可思議な“力”を持つその遺産の発掘・研究に大国の軍部が介入し、その争奪戦を開始した。 そんな中、超古代文明の何者かがプレートに綴った『我々の遺産を悪しき者より守れ 』というメッセージを誠実に受け止め、超古代文明を封印する事を目的に活動する組織があった。その組織の特殊工作員を……スプリガンと呼ぶ。 90年代に一斉を風靡した伝説的コミックを、2D作画と3DCGを駆使して鮮烈に映像化! 30年の時を超えて新生する、過激なアクションと古代ロマンに満ち溢れた王道冒険活劇を体感せよ!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

男子中学生が好きそうな設定

良く動くし、個性的でいいアニメですね
小中学生の男子が憧れそうだけど女子が見たらなにがカッコいいのかよくわかんないやつ
どことなく中二病的であまり好みじゃないけど話は面白かったです

この作品は転生はしないけど普通の高校生が実は陰で凄い活躍してる話なので、みんなに認められたい、俺カッコいいでしょ!っていう異世界転生アニメと根本は一緒なのかなって思った

ファンタジー世界なら気にならないことも、現実世界が舞台だから気になることっていっぱいあってモヤっとすることは多かった

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

往年の名作スプリガン!現代人に受け入れられるかな?いや…センスが古いですね。

 最終話(12話)まで観ました。2023.09.25

 忘却王国編終了です。やはり、話の作り方が古いです。他のレビューアー様のレビューを読んでいても、ひしひしと伝わってきます。

 「Miー24」さんのレビューに、中2病高校生の妄想的とありますが、そのとおりだと思います。

 原作は30年前の少年誌の連載漫画で、メイン読者は高校生と中学生です。異世界転生はまだそれほどポピュラーではありませんでした。

 つまらん学校生活や日常生活をしているけど、実は凄腕の工作員や戦闘員!とかいう設定が、ウケていました。

 私も含めて当時の少年は、異世界転生して戻ってこなくてもかまわん!と思うほど、まだ現世に絶望してはいませんでしたので、スプリガンの設定は調度良かったのです。

 そのため、方舟編や忘却王国編の様に、超古代遺跡の性能が凄まじく危険で、地球の半分が無くなるような最悪の結果を招きそうな物に対して、大した下調べもせずに軽装備で突っ込んで行っても、あまりおかしいと当時は感じませんでした。

 学生にありがちな学校の外は異世界という感覚の上に成り立っている冒険譚なので、社会人になってから観ると、主人公達も敵陣営も頭がお花畑に見えます。

 人類の興亡をかけているので、本来なら敵も味方も、組織力と強力な兵站を背景に占領後の運営も視野に入れたパワーゲームで遺跡に挑んでくるはずですが、これでは主人公が派手に活躍出来ませんし作画も大変です。制作側の都合が見え隠れするのが良くありません。

 昨今は、是非はともかくとして、学生でも社会人でも受け入れてくれる妄想の舞台、異世界転生という優れた装置が開発されているので、本作品のような世界観は、大仰でもったいぶっているだけで、古臭く感じます。

 最終話のCパートで、二期の引きとして、少年兵部隊のエリート兵が主人公を狙って転校してきますが、これも現代の感覚ではウザいだけです。

 敵も味方も何故か学校的日常を守ろうとしますが、学校を物理的に破壊しなくても、主人公が学生を続けられなくなるような嫌がらせはいくらでも出来ます。

 せっかく気合を入れて名作スプリガンをアニメ化したと思うのですが、少年時代のノスタルジー以上のものでは無いという点が、ものすごく残念です。

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 10話まで観ました。2023.09.12

 水晶髑髏編終了です。ネオナチと戦ったり、良くある感じのお話でした。

 原作を読んでいた時は気にならなかったんですが、ゲストヒロインを活躍させるために話に無理があるなぁ〜と思います。

 今回のゲストヒロインは、前に登場した染井吉野と違って素人なのに、ぬらりひょんなのか!?と勘違いしそうなほどカジュアルに敵地に侵入してきます。

 アーカムの護衛とかどうやってまいてるの?気配とか消せるのかな?
 
 まぁ、少年誌が原作なので、気にしてはいけませんね。
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 8話まで観ました。2023.08.27

 7話とともに狂戦士編でした。超古代兵器狂戦士のビジュアルが糞ダサいですが、ちょっと人類に驚異くらいの話がちょうど良い感じです。

 ただ、ラピュタの機械兵ほど怖く無いんですね。兵器としてこなれて無いというか…。

 話はともかくとして、主人公の御神苗さんが、昔流行ったAKIRAの金田みたいな、ちょい不良で斜に構えて高校に通っているのが、時代だなぁ〜と思います。

 現世に帰還したいと、キャラが全く考えもしない異世界なろうに慣れてると、高校生と凄腕特殊工作員の二足のわらじは雑音でしかありません。

 まぁコレ、命掛けで働いているプロとして扱いが酷くても、学生ボランティアだから良いだろ?的な、現在でも続いているサンデー臭なので、アニメ会社が悪い訳ではないのですが、時代錯誤ではあります。

 こういうのが良いと思っていた時代もあるのです。古典の授業みたいですね。
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 6話まで観ました。2023.08.14

 5話と6話は、不老不死のソーマを巡って争う、還らずの森編でした。

 世界の行末がかかっていないエピソードは、結構面白いです。不老不死の薬なんて、ぶっ飛んだ古代文明のオーパーツを前にしたら、大したブツではないので、気楽に観ていられます。

 アクションもかなり頑張っています。スピード感があってよいです。

 原作の問題ですが、たまたま拾った様なアイテムで呪いが解ける理由は?と、少し不自然に感じますが、元が少年誌なので不問にすべきでしょう。

 少し、評価が上がりました。次回が楽しみです。

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 4話まで観ました。2023.08.03

 原作の古さはどうしようもないようです。方舟編解決編ですが…、米軍のサイキック少年に対して、御神苗さん、突っ込む以外の攻撃法がありません。

 原作マンガもこんな感じだったような気がします。凄腕のスプリガンなんだから、もう少し策を練った方が…。

 結局、相手よりたまたま耐久力があったから勝ったよ〜で、全く運任せです。こんなに酷いバトルだったかな?

 世界の破滅を賭けた死闘のハズですが、バトルのレベルが低くてギャグみたいです。

 今後、更に強い敵味方が出てきて原作では物語が茶番化し、失速していくのですが、御神苗さんが負けて、遺跡を米軍に取られても、後詰めの超強い味方キャラが何とかするっしょ!的なアーカムの余裕が感じられます。

 30年前には気が付きませんでしたが、前半の御神苗さん達の死闘は、今後の茶番の伏線だった様です。

 こんなんで喜んでいた、アホな少年時代の黒歴史を思い出させる4話でした。

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 3話まで観ました。2023.07.25

 原作では超面白い方舟編ですが、何とも古臭い感じです。ガキの頃はマシンナーズプラトゥーンとかワクワクしたもんですが、今観るとアナクロな感じです。

 散々イキリ雑魚キャラを観てるからかもしれませんが、新鮮さが皆無です。

 相棒のジャンも、こんなに偉そうなイキリだったかなぁ?と思います。スプリガン最雑魚のくせに…。

 クソ雑魚戦に尺を使い過ぎです。この、言語化は難しいですが、何か古臭くてダサい感じはどうにかしないといけないと思います。イケて無いんだよなぁ。
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 2話まで観ました。2023.07.15

 力が入った作品です。作画も良いです。ただ…古いんですよねぇ。

 ムスカみたいのが出てきたり、キャラも舞台背景もどこかで見た感じです。原作の古さか…。

 今更、綾波系ヒロインが出てくる様なもんです。エヴァから数年以内ならイケてたかもしれませんが、30年後ではヤバさしか無いです。

 後、超古代文明もなぁ…。DoctorStoneで言及されていましたが、採掘しやすい鉱物資源を掘り尽くしているので、現代文明崩壊後に再度文明を復興させるのは不可能らしいです。

 確かに、日本でも、吉野ケ里遺跡で最近話題になった支石墓の発掘で注目されたように、弥生時代や古墳時代の墓から赤色塗料の丹(硫化水銀)が沢山出てきますが、あれも過去日本では沢山採れたのに、今では天然物はほとんど採れないらしいです。

 過去、金並の価値があったので、古代人が取り尽くしてしまったらしいです。

 代替品の酸化鉄なんかはいくらでもありますが、希少鉱物は人類の生活圏にはほとんど残って無いのです。

 なので、超古代文明は完全オカルトです。今時の少年少女にとって、ドキドキが足りないですね。

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 1話観てのレビューです。2023.07.08

 懐かしいです。原作マンガはガキの頃、少年サンデーで読んでました。オリハルコン繊維で作ったアーマードマッスルスーツ、マジで欲しかった覚えがあります。

 ただ…、当時は凄い面白いと思いましたが、さすがに古いです。連載当時はオカルトブームの真っ最中だということが重要です。

 本作でも、1話から宮下文書や神代文字などのオカルティックパワーワードがバンバン出てきます。

 ネットが無い、80年代、90年代前半は、日本における最後のオカルトブーム期でしたが、オカルトに興味があっても、ムー位しか参考文献が無く、さらに深みにはまる危険な世界でした。

 しかし、ネットの普及と一連のオーム事件とかで風潮が変わります。
 
 オカルトもファクトチェックの対象になります。そして、研究も進み、オカルトはいい加減な連中の捏造物だということがはっきりします。

 結局、欧米系のオカルトは西洋系文明以外は宇宙人の仕業で認めないという白豪主義に過ぎず、日本のオカルトも、明治維新以後に帝国列強の仲間入り、脱亜入欧に邪魔になる東アジア的なものを払拭したいという妄想の産物でしかありません。

 神代文字なんて、平仮名さえも漢字由来なのを何とかしたいと考えた奇人達が、ハングルを参考にでっち上げた物です。宮下文書も、明らかな捏造です。しかも、レベルが低い…。

 オカルトが、純真な少年少女を騙すためのものであると白日にさらされた昨今、オカルトベースの本作品が、現代人に受けるとは思えません。

 グダグダ書いて申し訳ないですが、私は今でも矢追純一氏を許せません。 

 矢追純一氏は日本にUFOを紹介した人物で、かつてオカルト番組で一世を風靡していました。

 私もガキの頃、ドキドキしてUFO特集を観ていました。ただ…、氏が怪しい人物だとはっきりした番組がありました。

 2012年3月に、矢追純一氏がなんでも鑑定団に、スペースシャトル、コロンビア号が墜落したときに回収された耐熱タイルだという置物を出品したことがありました。自己評価額1000万円とか抜かしていました。

 ただ…、これあきらかにテレビでも分かるのですが、中学生英語程度の英文で、コロンビア号○回目ミッション達成記念の品だよと書いてあるんですね。

 当然、鑑定士に突っ込まれて、それ程高額な値段はつきませんでした。テレビ文化人がいかにいい加減か、よく分かりますね。中学生レベルの英文も読めんのか〜い!

 私は、氏の番組で騙されたアホな少年の一人で済みましたが、こういったオカルト番組を真に受けてオウム真理教とかに関わってしまい、被害にあった人もたくさんいたのも事実です。

 オカルトが撲滅対象になるのは自業自得ですね。そんな現代社会で、スプリガンは受け入れらるのか?

 アニメは原作依拠らしいですが、内容より、あにこれなどでの評価を読む方が楽しみな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

Mi-24 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

男子高校生の中二病の妄想

世界は主人公の都合がいいように動く。

・主人公を気持ち良くさせる為、やられる目的で出てくる敵役
・毎回一人いる、ヒロイン役の可愛い女の子や綺麗なお姉さん
・最大の見せ場、主人公をそこそこピンチにするライバル役割の敵
・普通の高校生の振りをしているが、実は世界を股にかけて活躍するスーパーヒーローなのだ!!

主人公の妄想で出来てるような世界だ。


SFの設定が単純というか幼稚過ぎるが、
「中二病の僕(高校生)が見ている夢」
なら、まあ見れない事もない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3
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