18禁ゲーム原作で妹なおすすめアニメランキング 3

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早速見ていきましょう!

78.5 1 18禁ゲーム原作で妹なアニメランキング1位
ましろ色シンフォニー -The color of lovers-(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1489)
8372人が棚に入れました
ごく普通の中流家庭の人々が住む「新市街」と、裕福層が主に暮らす「旧市街」の二つの区域から成る町「各務台 (かがみだい)」。
新市街に住む少年「新吾」が通っていた「私立各務台学園」が、経営難に陥ったことで旧市街の名門女学校「私立結姫(ゆいひめ)女子学園」、通称「結女(ゆいじょ)」への統合が計画された。試験期間として設けられた仮統合前日、選抜生徒のメンバーとなった新吾は、いつもの様に迷子になった妹の「桜乃」を迎えに行き、彼女を連れた少女「愛理」と出逢う。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

癒し猫発見d(=^‥^=)b ニャッ!

■「ましろ色シンフォニー」ってどんなアニメなのかなぁ(゚∇゚ ;)エッ!?
高校生のピュアな恋愛を描いたストーリのようですね!
それと、原作の・・・ゲロエ・⌒ ヾ(*´ー`) ポイッって感じの作りになっているみたいですね♪
久しぶりに綺麗過ぎるほどの純愛ストーリーが見れるのでしょうか?(^ー^; )"~サア?
英語版タイトルで「Pure White Symphony」なので、「ましろ色」って「まっしろ」って事でいいのかな?
無垢で、純真な、ピュアな恋愛をどのように見せてくれるのでしょうね♪
 
ちなみに舞台背景は旧市街と新市街が混在する各務台[kagamidai]っていう街なのです。
旧市街にあった共学の高校が、経営難で閉鎖することに・・・アラアラ('-'*)マアマア
そのため、新市街の私立結姫女子学園に生徒を受け入れてもらうことになるのですけど、まだ仮統合なので一部の選抜された生徒達だけが試験的に結女に通えることになるのでした♪
そんな新しい学園生活で、きっと新しい恋が生まれていくのですね♪
 
 
■「ましろ色シンフォニー」と出逢った日の日記((φ(~∇~*)
やっぱりこの手のアニメはキャラがみんな可愛いですよね(⌒^⌒)b
でも、ちょっとキャラデザが似通っていて個性が薄い印象ですね!
第一印象は髪型とか髪の色で判別するようなイメージだったのでもうちょっと個性的にしても良い印象を受けました。
ところが一人だけ・・・じゃなくって一匹だけ愛嬌を振りまいている個性豊かな生物がいたのですw
その名は「ぱんにゃ」
猫の様なのですけど、鳴き方が「うりゅ~♪」って鳴くんですよ(*´∇`*)
あぁ~こんな所に癒し猫発見なのです♪
なんだか「ぱんにゃ」だけで十分満足できちゃいそうなので、この作品は完走決定です∑('◇'*)エェッ!?
 
ストーリーは何となく安心できるようなベタな展開になるような予感がしますね♪
まっしろな恋心がどんな色に染まっていくのでしょうね。。。o(゚^ ゚)ウーン
まさかのドロドロ展開で「ドス黒シン腐ォニー」なんてならないでしょうけど(*゚v゚*)ププ
この作品には特に奇抜な展開は求めてないので、爽やかな恋愛感と心温まるピュアラブな展開を存分に見せて欲しいと思ってます♪
 
 
■総評
久しぶりに良い純愛ラブストーリーに出逢えたって感じでしたぁo(*^▽^*)o~♪
主人公の新吾くんの立ち振る舞いはとってもよかったです(o^∇^o)ノ
キザすぎず優柔不断でもなく、細やかな目配り気配りができるので協調性もあって、こんな好青年を女の子は放っておかないですよね(・-・*)ヌフフ♪
新吾くんはどんな女の子とラブラブ街道まっしぐらなのかなぁって思いながら毎話楽しく見させてもらいました♪
そして最終的に新吾くんが、新しい学園生活を前向きに考えられるきっかけを与えてくれた女の子の事を、最終的に好きになったのは、アタシσ(゚-^*)的にはとっても自然で納得できる綺麗なハッピーエンドだったと思っています!
 
また、癒しのオーラ全快で、いつもヾ(@~▽~@)ノホヘーってさせてくれた「ぱんにゃ」はただの癒し系キャラでは終わらなかったですね♪
「ぬこ部」って部活の設定も物語の良いアクセントになってたなぁって思いました(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
まだ見ていない人は「ぬえ部」って∑(-x-;)ナ、ナニッ?って思うかもしてませんけど、その活動内容と「ぱんにゃ」の存在は「ましろ色シンフォニー」っていう作品に個性という色を付けてくれていたように思えます((゚ー゚*)ンダンダ
 
恋愛って十人十色で色んな感情や表情を見せてくれるものですけど、「ましろ色シンフォニー」では前向きな恋愛模様を中心に描かれていましたね♪
恋と好意の微妙な気持ちや、好きと伝えられない恋心、などなど・・・
もちろん、恋叶わずに辛い思いをする子もいる訳ですけど、気持ちの切り替え方なんかの描き方も、あっさりし過ぎず、うじうじし過ぎずの絶妙なサジ加減で描かれているのが印象的でした♪
 
またそれ以外では、「ありがとう!」って言葉がとっても印象に残ってるんですよね♪
さりげなく使われているのですけど、気まずい雰囲気の関係の中でも「ありがとう!」って言えるって大切ですよね(^-^)
そういった言葉を上手に使って心情描写がなされているのもこの作品の印象を良くしていたと思ってます♪
 
派手な演出や展開など、刺激を求めて見るようなアニメではないので、綺麗な純愛ストーリーを見たいなぁって思ったら是非見て損はない作品だと思います♪
σ(・・*)アタシが泣かされたキャラは・・・もちろん「ぱんにゃ」でした♪o(=´∇`=)o


■MUSIC
OP曲『Authentic symphony』
 【歌】ちょうちょ
 神様のメモ帳の「カワルミライ」に続く2ndシングルですね♪
 歌い方に飾り気はないのですけど、心にストレートに響く美麗で可愛い歌声がいいですね♪
 疾走感がある楽曲で着々とファンを増やしてる感じですねv(´∀`*v)

ED曲『水彩キャンディー』
 【作詞・作曲・編曲・歌】marble
 ましろ色シンフォニーにぴったりなナンバーですね♪
 色鮮やかな恋愛模様の甘く切ない気持ちを歌いあげてましたね(*^_^*)
 かなりキャッチーな曲ですけど飽きが来なさそうでこの中で一番好きかも♪
 marbleは、たまゆらの第4話で「やさしさに包まれたなら」を挿入歌として歌ってたんですよ♪
 
挿入歌『さよなら君の声』
 【歌】美郷あき 
 この曲聴くと紗凪ちゃんの失恋シーンを思い出しちゃいますq(T▽Tq)
 「こんな悲しいなら出逢わなきゃよかった」って歌詞が胸に突き刺さりますw
 ストレートな歌詞としっとりとした曲調で切なさをかもし出しているナンバーです♪
 

2011.10.17・第一の手記
2011.12.24・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.09・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 68
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に良い、学園恋愛ハーレム作品

原作 美少女ゲーム(エロゲー)

未プレイ

学園恋愛ハーレムもの

全12話


主人公 の通う高校が、経営難に陥ったことで名門女子高と統合され、そこでいろんな女の子達との恋愛模様を描いた作品。


原作がエロゲーですが、Hな描写等、サービスシーンは殆どなかったはずです。(記憶が・・・^^;)

ヒロイン達は、妹、ツンデレ、メイド、ふわふわ癒し系等、誰か気に入れば 楽しく視聴できるかと思います。

ちゃんと最後は、主人公が誰か1人を選ぶので、単にハーレムだけで終らない所が良いですね。



感想 ネタバレ注意
{netabare}
最初に出会う女の子、愛理といろいろあって仲良くなるし、メインヒロインっぽかったので、最後は愛理とくっ付くもんだと思っていたら・・・
途中から仲良くなる みう先輩とEDになるとは思いませんでした。

個人的には、この みう先輩が可愛かったです。
あの声も可愛いし、明るくて優しくて癒されます。
なので、みう先輩とのEDで大満足でした。

途中でキスシーンがあるのですが、あれはちょっとエロかったです。 (〃ω〃)
あのシーンは1番の見所かもw ^^
{/netabare}

自分的には、主人公が誰を選ぶのか?が、ちょっと意外で面白かったし、みう先輩が可愛かったので、毎週楽しく観れました。
エロゲーの恋愛ものとして普通に良かった作品でした。(*´ー`)


学園恋愛ものが好きな方には オススメですよ。
 

OP:「Authentic symphony」 歌 - ちょうちょ

ED: 「水彩キャンディー」 歌 - marble


OPの「Authentic symphony」は、好きな曲で、CD購入。
今でもたまにカラオケで唄います♪




追記

余談
『滑り台』
よく恋愛もので、1人のヒロインが選ばれた場合、その他の選ばれなかった負けヒロインたちのことを「滑り台」と形容されてますが
これは、この『ましろ色シンフォニー』からが語源らしいです。
終盤、選ばれなかったヒロインたちが、女子回と称し公園の滑り台付近で、それぞれ虚しい言葉を発するシーンが視聴者にあまりに強烈な衝撃を与え、そのまま負けヒロインを指す言葉になったとか。(ネット情報)


ガハラさんが『滑り台』で落ちるの嫌だな・・・>ボソッ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 63

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

素敵なタイトルですね!

恋する少年少女に贈るピュアラブストーリー。

◆この作品の概要は・・・
経営悪化になったお嬢さま学校が経営を立て直す為に他の学校の生徒を実験的に編入。
今まで女子高だった学校に主人公の瓜生新吾など男性生徒も入ってくることになるのだが、そこから繰り広げるピュアなラブストーリー。

◆タイトルがとても素敵ですね・・・
ましろ色とはどんな色でしょうか?
『女の子は何色で男の子は何色か?
女の子は赤?男の子はなんだろう、よくわからない。
何色かをした女の子、何色かをした男の子、そんな2人が出会ったらその間は一体何色なんだろう?
きっとまだ真っ白。
設えたばかりのキャンバスのようにこれからの色をしている。
だからきっと恋の色は白い色。
2人の色で染めてゆける無垢で純真な白い色。』
第1話冒頭に流れるこの素敵なフレーズからも、とても純粋な展開が期待されます。

◆第1話視聴・・・
登場する女の子達がみな抜群に可愛いですね♪
元はエロゲ原作なので、てっきり最近流行りの第1話に過剰なおパンツ描写を持ってくるようなアニメかと思っていましたが、ちょっとだけサービスシーンがあったぐらいで、あとはそのような描写は全くありませんでした。
ピュアストーリーと銘打っているだけあって、このまま素敵な物語になるといいですね♪

◆前半視聴・・・
元々女子高だった学園に別の高校の生徒が編入する事によってどう周りと打ち解けていくのか?
女子ばかりの所に男子が入りどう打ち解けていくのか?
このあたりの描写はなかなか良かったと思います。
注目すべきは瀬名愛理の瓜生新吾に対する態度ですね!
瀬名愛理が初めて出逢った時に見せた爽やかな笑顔とは一変、学校ではツンツンした態度を見せますが、この先2人がどう仲良くなっていくのか楽しみです。
良い感じのツンデレぶりが期待できそうですね♪

◆後半視聴・・・
私このレビューで素敵なピュアな作品で期待できると記載してしまったので、もしエロ路線に走ってしまったら赤っ恥だー(///o///)ゞと危惧しておりましたが、そんな心配は全く無用でした^^
純粋なラブストーリーであると共に動物愛護の展開へ。
ただラブよりも動物愛護の描写が大きくなっていきます。
そして終盤は恐らく誰もが『なんだとーーーーーーーーー』と声を上げた事でしょう^^;
もちろん私も上げました^^;
ちょっと私的には納得のいかない複雑な展開になってしまいましたが、ぱんにゃの可愛らしすぎる姿に胸がキュンキュンしっぱなしだったのでこれはこれでよし(*'-')b OK!
おそらくぱんにゃを前面に出したかったからこういう展開になったというところでしょうか。
とはいえ、恋が成就する人もいれば恋が叶わなかった人もいます。
ありきたりな表現ですが、恋愛というモノは甘いモノだけではない、失恋から学んで立ちあがって強くなっていく。
この作品の恋愛観についてはデレデレな恋愛描写よりも、むしろその裏に描かれた恋が叶わなかった側の描写の方がとても切なく丁寧に描かれていて心に残りました。

◆声優陣は・・・
瓜生新吾 : 水島大宙(コードギアスのロロ・ランペルージ)
瀬名愛理 : 小野涼子(俺たちに翼はないの玉泉日和子)
瓜生桜乃 : 後藤麻衣(恋姫†無双の劉備)
天羽みう  : 力丸乃りこ(To Heart2の小牧愛佳)
アンジェ  : 壱智村小真(11eyesの広原雪子)
乾紗凪   : 吉田真弓(俺たちに翼はないの渡来明日香)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 55

69.9 2 18禁ゲーム原作で妹なアニメランキング2位
D.C.ダカーポ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (559)
3558人が棚に入れました
7年前から1年中枯れない桜が咲いているという不思議な島「初音島」。
主人公朝倉純一はそんな初音島の風見学園付属に通う3年生。彼には不思議な力があった。一つは「何も無いところから和菓子を生み出す力」、もう一つは「他人の夢を強制的に見せられる力」。
そんな彼が卒業間近に見せられた夢の中の幼馴染、目覚ましにやってきた同居中の義理の妹、「かったるい」とつぶやきながら通う学園で出会うクラスメイト・先輩・後輩の女の子達。そんなヒロインたちとはじまる「ちょっとこそばゆい」恋愛の物語である。

声優・キャラクター
野川さくら、田村ゆかり、神田朱未、堀江由衣、伊月ゆい、松岡由貴、松来未祐、秦勇気、岸尾だいすけ

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ドロドロ感がキツイ

美少女ゲームが基なだけに登場キャラはすごくかわいいです。
前半はコメディ感があってなかなか面白かったですが、後半は恋愛モノから悲劇モノに展開。
めちゃくちゃ重く、ドロドロ感、ダラダラ感などがかなり感じられ、この後どうなるんだろう?という不安感が十分に味わえるアニメです。
またこの作品は中盤から1話毎の構成がメインストーリー+サイドストーリになりますが、このサイドストーリがはっきりいって面白くない。
安心して恋愛モノを見たい人には不向きなアニメで、悲劇が好きな人向けですね。
「AIR」や「KANON」のような悲劇的な展開ですが、泣きや感動を明らかに狙った感が感じられ、逆にそれらの感情移入が薄くなってしまった印象を受けました。


・・・・・と思っていたのは1期のみを見た時の感想。
2期まで見たら評価は変わります。
1期だけでは書きかけの小説を見たような感じ。
2期を見るとドロドロ感が嫌でも見てよかったと思いました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作がビッグタイトルだけに、残念でした。

やはり音夢は強し!!
音夢の「兄さん」に、さくらの「お兄ちゃん」。これは反則を通り越して、罪ですww
ことり・さくらなど音夢以外にも魅力的なキャラが目白押し!!
流石はギャルゲーに一大ブームを巻き起こした作品の一角!と言えるのではないでしょうか??

純愛の学園ものに、個性的なキャラと少しの不思議。そして、切ない程の愛!やはりシナリオの完成度は高い!!
原作に関して言えば、キャラ良し、内容良しと申し分のない内容に仕上がっています!!
しかし、その原作の良さをしっかり発揮できなかった点はマイナス評価。原作を考えれば、もう少し良いアニメに仕上げられたはず!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

懐かしいですね。

まだアニメ耐性の無い時期に見たのでとても素晴らしい作品の印象があります。
が、今観ると自分の中の評価が高すぎたかなー。なんて思ったりもします。
それでも、名シーンはすぐ思いだせるし、今でもやっぱり素晴らしいと思えます。
内容は兄弟の禁じられた愛、ってヤツでそれがこの作品の面白さのキーポイントですかね。
キャラデザ等々古さは感じますが、慣れれば楽しめるはずです。是非ご覧ください。
ちなみに一期と二期では主人公のキャラデザ変更されます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

65.3 3 18禁ゲーム原作で妹なアニメランキング3位
D.C.S.S. ダ・カーポ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (359)
2238人が棚に入れました
初音島の枯れない桜が枯れてしまってはや二年。
朝倉純一は、風見学園付属から本校へ進学し、友達である白河ことり、天枷美春、水越眞子、杉並といった面々と、いままでとなにも変わらない学園生活を過ごしていた。たたひとつの大きな変化をのぞいて…。
そんなある日、初音島にひとりの少女がやってきた。彼女の名はアイシア。純一の祖母に魔法を教わるため、はるばる北欧からやって来たのだが、祖母はすでに他界しており、唯一の当てを失ってしまう。そこで彼女が選んだ道とは…。
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

≪酷評気味≫ 第1期シリーズの後編。 前編と合わせて52話、がんばって観たけれど…

『D.C.ダカーポ』に続いて視聴。
前作はゲームを原作としていたが、
この「セカンドシーズン」はアニメでのオリジナルストーリー。
全26話。

前編(ファーストシーズン)が好きになれなかったので、
このまま終わりでは悔しいと思い、続けて視聴してみた。

ファーストシーズンが2クール(全26話)、
こちらの「セカンドシーズン」も2クールありますが、
ここでは基本的に後者に対するコメントを書きます。

こちらはゲームを原作としていないためか、
物語の流れ(編集)が比較的スムースだった気がする。
尺は完全に30分アニメの長さになってボリュームもアップ。

前編の2年後、同じ場所を舞台として繰り広げられるストーリー。
なぜか魔法の桜の木が枯れている状態で物語が始まる。
(原作をご存知の方であれば その訳が分かるのでしょうか?)

まず、アニメ版しか知らない私から見ると、
この後編まで通して観てこそ完結、という印象を受けた。

音夢が日誌を読み上げたり、キャラが「心の声」を発することで、
擬似的なナレーションのようになっていた。
これが耳障りに聞こえる方も居るかもしれないけれど、
私にとっては状況説明が親切で分かりやすかったと思う。

主人公は変わらず朝倉 純一。
外国から転校してきた少女・アイシアがメインヒロインのようなポジションで登場。
彼女は「魔法で人々を幸せにしたい」という強い願望に、
周囲から否定されても信念を曲げない、良くも悪くも強い正義感を持つ。
その性格を土台にして成り立っているのがこの作品なのだと思う。


声優については、
アイシアの声が見た目のイメージと合わなかった。
他のキャラは特に違和感は無かった。

音楽について、
EDが「記憶ラブレター」に変わった時、曲・映像ともに
物語終盤の雰囲気が出ていると感じた。
その他、特筆する点は無し。

OP曲: サクライロノキセツ
ED曲: 暁に咲く詩
ED曲: 記憶ラブレター(第24話・第25話のみ)


以下、愚痴なので隠します。
{netabare}アイシアの他にも、主人公の妹・音夢に、途中から従姉・さくらも登場して
再びドロドロの物語が始まってしまった。
恋愛もさることながら、むしろ
アイシアの強い願望が「わがまま」のような形となってしまい、
周りの登場人物たちが振り回される。
さらには兄妹間でのすれ違いまで起こるような展開。
みんなの思惑があっちに行ったりこっちに来たりの繰り返しで、
それについていくのも大変だった。

いやはや、文句を言いつつ52話も耐えていたのですね(苦笑)
ゲーム原作(好みのジャンル)だからといって深追いしすぎたかもしれません。
この作品に「楽しさ」「爽やかさ」を求めたこと自体が間違いだったようです。{/netabare}

エンドだけは何とかまとめてくれて良かったと思うけれど、
そこに至るまでがあまりにも長すぎた。
個人的には1クールで充分だった気がする。


この次の『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』では
舞台は同じ場所でも「世代」が変わるそうなので、
機会があれば懲りずにシリーズ最新作まで観たいと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期より感動しました

1期から2年後の話ですが、1期最終回からのギャップにかなり困惑、たくさんの???が頭の中を飛び回りました。
またあいかわらずドロドロ感がキツく、新キャラについてはまるで「ガンダムSEED DESTINYのシン・アスカ」を見ているようなイライラ感。
とはいえ、ドロドロ感がないところでは、学園ドラマ・日常ドラマとして実に面白い内容です。
そしてそのドラマの裏から感じる不安感。
タイトルが示す「初めにもどって繰り返す」の通り、楽しい日常に1期の悲劇がじわじわともどってきそうな不安感がこのアニメの魅力。
そして最後には涙と感動が十分に味わえました。
そういえば一瞬出てきたあのへんなピンクのヌイグルミキャラはなんだったのだろう?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

出来損ないの魔法使いは経験に学ぶ

魔法はみんなを幸せにしてくれるの。
自分の気持ちを我慢しなきゃいけないなんて間違ってるよ!
お願いです、みんなを幸せにしてください。
そうして魔法使いは笑顔を奪っていった。


1期を見ていなくても見ていないなりのおもしろさがあります。
劇中でたびたび出てくる2年前のできごと。気になる方は1期を見るといいですよ。


前半は話の内容はおもしろいのに展開のさせ方がやや強引(古い)。
人の話を聞かない、説明しない、頭が弱いの3コンボ。
白河ことりの出番が増えてなかったら視聴断念もありえましたってくらいです。

後半は早い段階からラストシーンの前フリを入れていて
見始めたら止まらなくなりました。
恋愛部分は1期ですでに主人公が本命を決めているので、新しい展開はないかなって思ってたけど、選ばれなかったヒロインたちの描写がよくできていて、切ない気持ちになりました。

他にも言いたいことはあったけど、全部とあるヒロインが劇中でしゃべってしまったのでここでは割愛。

後半は特に満足できるアニメでした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0
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