2024年度の魔王TVアニメ動画ランキング 14

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2024年度の魔王成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月29日の時点で一番の2024年度の魔王TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.7 1 2024年度の魔王アニメランキング1位
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (100)
318人が棚に入れました
「もしかして、これが恋ってやつなのかっ!!!」 孤独な魔術師は一人の少女に恋をした 悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。 不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。 ザガンは、悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。 全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。 これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。 口下手な魔術師と美少女エルフのじわキュンラブコメディ。

声優・キャラクター
ザガン:小林裕介
ネフェリア(ネフィ):市ノ瀬加那
シャスティル・リルクヴィスト:菱川花菜
バルバロス:谷山紀章
フォル:美坂朱音
ラーファエル・ヒュランデル:稲田徹
マニュエラ:伊藤彩沙
ナレーション:森川智之

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

男性受けしそうな作品だが。もっと評価されてもいいのでは?

こういった魔法・魔王+ヒロイン等々の?アニメーションは,たくさんありますが,はっきり言ってしまえば男性性目線でつくられた作品だと思います。

エルフがヒロインとして登場して活躍するお話は?珍しいといえば珍しいですが,それに加えて。ヒロインのかわいらしさが男性の気を引くんだと思います。しかもヒロインが案外たくましいというのも,よくある設定なんですが,もちろん女性が好きになってもいいような作品だと思うんです。ですから、もっと評価されてもいいような気がするんですが。いかがでしょうか?

なぜ男性目線が?というと鑑賞すればわかると思いますが。 大方の男性というのは?コミュニケーションにおいて不器用なので,自分が本当に好きな女性に対して,どう愛情表現したら分からないというのは本音でしょうね。それでいて,魔王でありながら,まるで泥棒の義賊であるような。ひねくれた淋しさに裏付けられた正義感もあって。見ていてそのギャップが面白いと思います。

ただ、この作品は?最初からとても強気で,地上波ではやったりしていないし,一部の。有料動画サイトでも。さらにお金を払わないと見れないというハードルがあったりして。 BS放送の第一回目から。ブルーレイのCMを入れるなど,いかにもブルーレイを買わせようという意図が見え見えで,そのあたりは?きっと興ざめなんだろうと思います。

「リゼロ」のレムのような,ヒロイン像を目指しているんだと思いますが,比較しい作画は少しだけ甘いような気がします。しかしながら、好きなジャンルの作品でもあるので。(今のところは)今後の展開に期待したのと思っています。

その後の話の展開もありきたりで「転スラ」3期の方が、話の進展は堂々巡りしてるけれど、後者の方が見がいがあるし,面白い。

小説~漫画⇒アニメと発展しているようですが,どこかで肝心な部分を落としてきたのかも。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

略称は「まどめ」。略し過ぎでは…^^;?

この作品の原作は未読です。
ネフィリアというヒロインを市ノ瀬さんが演じると知り視聴を決めた作品ですが、蓋を開けてみるとフォル役の美坂朱音さん、シャスティル役の菱川さんの演技も上々で毎週の視聴の楽しみな作品でした。


悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。
不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。

ザガンは、悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、
魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。

全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、
これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、
ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。

これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。

口下手な魔術師と美少女エルフのじわキュンラブコメディ。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品を完走して振り返って思う事…
ネフィリアがメッチャ尊い…もうこれに尽きます。
そしてネフィリアと市ノ瀬さんの相性もこれ以上無いくらいに完璧な組み合わせ…
作り手の皆さんの狙い…まんまと成功したのではないでしょうか。

ネフィリアの可愛らしさは所作や言動もさることながら、エルフの長いお耳がピクピクすることろ。
犬の尻尾くらい感情に富んでいて表情と相まって、ザガンと一緒に何度悶絶しそうになったことか…
あの破壊力は相当にいヤバいっ!

フォルの立ち位置も中々良かったのではないでしょうか。
全身鎧の姿で登場した時には、思わず「七つの大罪」のエリザベスが脳裏を横切りましたよ^^;
演じた美坂さんは、主要登場人物を演じるのは今回が初めてだったようですが、ドラマCDでフォルを演じたのが長縄さんと知り、なるほど類似点あるかも…なんて思いました。

シャスティルを演じた菱川さんは、これまでプリキュアシリーズに出演されていたようです。
プリキュアシリーズへの出演を希望する声優さんは沢山いらっしゃるようですが、これまで相当に実績を積んできた方でも、プリキュアシリーズの門戸はかなり狭いと聞いたことがあります。
だから一番最初に出演する作品がプリキュアって、きっと物凄い事なんだと思います。
シャスティルは戦闘以外はポンコツキャラでしたが、また違う一面を見たいと思った声優さんでした。

一方、物語の方は遅々として進展しない魔王とエルフの恋物語…なのかもしれませんが、進展する気配が見えないので、いっそシャスティルちゃん頑張ったら?
とも言いたくなる展開が個人的には好きだったり…

シャスティルのザガンに対する複雑な想い…
公式サイトのキャラ紹介欄にはそう書かれていましたが、その気持ちが痛いほど良く分かります。
自分とザガンの立場は真逆で、接点を持つこと自体が禁忌…
自らが滅する相手と心に決めていましたが、ザガンの心の一端を知り気持ちに揺らぎが生まれます。
だって、自分が言い聞かされていた偶像にまるで似つかわしくないから。
物語ではこの辺りの展開もしっかり回収してくれていますので、見どころの一つだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、The Brow Beatさんによる「ワカラナイアイ」
エンディングテーマは、山本彩さんによる「ブルースター」

1クール全12話の物語でした。
リアルタイムで完走したので相当お気に入りだったんだと思います。
これは、リアルタイムに視聴していない作品がお気に入りじゃない、という事ではありません。
時間が有限であるのが悪いんです…^^;
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7

67.8 2 2024年度の魔王アニメランキング2位
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (174)
550人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「悪役令嬢モノ」の中でも異彩を放つ「どこかズレてるぼっち主人公」

【レビューNo.121】(初回登録:2024/4/28)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。

(ストーリー)
主人公の女性は前世でプレイしていた乙女ゲームのの世界に、悪役令嬢にして
ゲームの裏ボスでもあるユミエラ・ドルクネスとして転生した。
ユミエラはバッドエンドを回避するために、目立たぬよう平穏な日々を過ごす
ことを誓うのだったが、王立学園入学時のレベル測定でいきなり「レベル99」
を叩き出してしまう。
ユミエラは不測の事態に備えて、レベル上げを徹底したことから強くなりすぎ
ていたのだった。
こうしてユミエラの前途多難の日々が幕を開ける。

(評 価)
・「悪役令嬢モノ」の中でも個性が際立つ主人公
 通常の「悪役令嬢モノ」だと
 ・転生者の持ち前の社交的な性格で、転生前になかった人望や信頼を取り戻
  し人の輪に囲まれる
 という微笑ましい展開になりますが、本作の主人公ユミエラは
 ・親がダメ貴族の毒親で、親の愛情に恵まれていない
 ・入学早々に強大な力を見せつけるハメになり、周りから恐れられる
  しかもこの世界では忌み嫌われる黒髪の持主
 ・またユミエラの性格も
  ・冷静で表情が乏しく常にほぼ真顔
  ・空気や相手の感情を読むのが苦手で、周りと上手く協調できない
  ・また価値観等が独特(効率重視等)で周りとズレている
   (前世は「人付き合いが苦手な廃ゲーマー」だった模様)
 という、かなり個性的な「ぼっちキャラ」として描かれるというw
 それでいて話が暗く重くなることはなく
 ・真顔でいろいろやらかすのがなかなかにシュール
 ・他人とズレたところが新しい笑いを生み出す
 ・魔法だけでなく腕力も最強、そんな中で繰り出す「ユミエラパンチ」が
  ちゃんとネタになっている
 という感じで、この個性をしっかりコメディに繋げている演出が最高です!
 このユミエラの個性を楽しむだけでも、作品を視聴する価値アリですね。

・他のキャラも上手く配し機能させていた
 このユミエラの独特な個性に合わせて、他のキャラも上手く配置されていた
 ように思います。
 ・アリシア
  この世界の本当の主人公。周りから好かれる性格で王子等「攻略対象」も
  皆アリシアに夢中。
  魔法の属性の違い(光属性と闇属性)から始まり、「ぼっち」のユミエラ
  に対し、常に対極の存在としてユミエラの個性を上手く際立たせていた。
  (そういう意味では攻略対象の3バカも、アリシアを補完する存在として、
   程よい感じに配置されていたのでは)
 ・パトリック
  辺境伯家の出身。ユミエラの一番の理解者として
  ・ユミエラが物語から浮かないようにしっかり受け止めつつ
  ・ラブコメ要員として笑いもとりながら、ユミエラに認められるために努
   力を惜しまず、最後は王子様役までしっかり昇りつめ、視聴者のハート
   も鷲掴みという
  個性的なユミエラを支える「要」的な役割を担っていたと思います。
 ・エレノーラ
  ユミエラよりも悪役令嬢らしかった。
  (元のゲームではユミエラは彼女のとりまきの一人だった)
  それでいて根は
  ・天然ボケで他人の感情の機微に疎い世間知らずなお嬢さま
   (また他人に利用されやすい性格)
  で憎めないという。
  彼女も単独だと「ちょっとなあ~」って感じのキャラですが、ユミエラと
  絡んだ時の化学反応が凄くて・・・
  この辺は作品のいいアクセントになっていたように思います。

作品としてはユミエラのキャラで魅せるところがあるので、ストーリーの方は
少々味気なさを感じるかも。(特に最終決戦とか)
それでもユミエラの「どこかズレてるぼっちキャラ」は、これまでの「悪役令
嬢モノ」とは一線を画していると思いますし、それをしっかり笑いに繋げるな
ど、本作は独自の面白さをもった作品だと思います。
何気に他のキャラとも上手く相乗効果を生み出していたと思いますし。

OP「LOVE or HATE?/前島麻由」
・やさぐれ感のある歌詞にロックなリズムが前島さんの声とベストマッチで、
 インパク大
ED「好きがレベチ/エレノーラ&ユミエラ」
・まさかのエレノーラがメインだと?!
 2人のキャラを活かしたふわふわでキャッチーな食感がクセになるw

(追 記)
原作とアニメとの違いがYOUUBEにアップされていたのですが、例えばアリシア
は原作だと
{netabare}・ユミエラの寝首をかくために謝罪して油断させる
・自分の命か仲間の命かの選択で、迷わず自分の命を懇願
等結構クズキャラで描かれているようですね。{/netabare}
アニメ化にあたって、この辺りも改変されているわけですが、
「1クールアニメとしてどういう作品したいか」
全体像を考慮の上で、上手くチューニングしているなと評価していいんじゃな
いですかね。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 13
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤラカシドン引きラブコメディーアニメ

あまりこの手の作品は観ませんが、転生主人公最強系アニメが急に観たくなり視聴しました。
アニメタイトルにある悪役令嬢感は正直ありません。
その代わりレベル99が強烈です。

ゲーマー主人公が乙女ゲームの裏ボスに転生。
倒されないため目立たない日々を送ろうと決意。
しかし、念のためレベルは上げておこうとしたら、ゲーマー魂に火がついてカンスト。
そんな主人公が学園生活ではどうしても目立ってしまい、てんやわんや阿鼻叫喚・・・
てな感じの物語です。

とにかく主人公であるユミエラが独特な空気をまとっています。
無表情で控えめ、まるで世捨て人のよう。
何か不都合があれば即座に国外逃亡と思っているくらい。
そんなユミエラは強さ故に絡まれ、その度にドン引きします。
また、ユミエラのオタク気質により周りが見えなくなり、無自覚に事件が頻発。
そのために、周囲はドン引き状態です。

第二王子がウザイ。
本来の光属性ヒロインがアザトイ。
悪役に見える金髪令嬢がウザカワイイ。
等の要素がありますが、総じて良いコメディーアニメでした。

{netabare}最後、話はハッピーエンド。
だって、超鈍感を絵に書いたユミエラがやっと恋心を自覚したのだから。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 13

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シンプルだけど良質な作品かと^^。(4話まで視聴して)

>3話まで視聴して
原作未読です。

事前情報ほとんど入れずの視聴だったので、1話Aパートでは完全に騙されてしまってました^^。
てっきりスペちゃん(・・に見えてしまう)主人公かと。。
そっちじゃないんですねw。
・・でも、スペちゃんがいるような安心感が得られているのは確かw。

禍々しいイメージが第一印象だったので、そこから後は良くなる一方です・・よね♪。

声を担当されてるのはファイルーズあいさんですか。
こんな感じの演技もされるなんて、声の引き出し豊富!。

何気ない一言でも、なんとなく深みのある演技に感じられます。

「違う、そうじゃない」。・・某歌手が脳裏にw。

デフォルメ絵は、目のデカさに最初若干引きかけてましたが、慣れてくるとギリ有りw。

LV上限、99というのは意外に低い?。
昔のファミコンゲーム的な??。
でも乙女ゲームと考えれば、マニアックにLV上限のケタを上げるよりは
上限があった方が、トータルバランスは取りやすそう・・。

3話では、1話分の体感時間がすごく短く感じられました(誉め言葉)。
主人公のまわりの人たちに、意外に良識のある人が複数いて、すごく意外であると同時に安心感♪。
主人公の腹づもり吐露も心地よい^^。

エレノーラ・ヒルローズ
日高さんなのですね。
スタドラのヨウ・ミズノ時代では、イベント映像等で現役JK?の初々しさが印象的でしたが
もう大人の女性になられてるのですね。・・なんか感慨深い。。
さらに先日、おめでたい報告もありましたよね!。
本作でも共演されてるようなので、そこにも注目せざるを得ません♪。

雑談3種の神器!。
はい。参考にさせていただきますw。

「声高々に○○を主張したい」
ついつい「責任者はどこか?」と脳内再生されてしまうw。

チョロいデフォルメ絵は好印象^^。

と思ってたら、意外なスペちゃんの頑張りがww。

次回以降も楽しみな作品です!。
 
 
-----------------------------
>4話まで視聴して
コミュ力LV99!?w。うらやましすぎる・・><。(自分には無理ゲー)。

黒い・・?。(内面的な露出??)
禍々しさ以外の何物でもないですよねw。

「それは反論できない」
素直な返しは好感度UP↑↑。

レベル上げのノウハウ伝授w。
何?、この神講座ww。・・むしろ受けれるものなら受けたい!!。

「うん、やりきった」
おつです♪。

お役立ち情報不発乙・・・orz。
周りの変化、あからさまでNice。
前話までのせっかくの”積み上げ”も台無しね・・(誉め言葉^^)。

「にゃんにゃん♪」
あー、何、この破壊力w。
猫ではなく、観てるこっちがやられましたw。

「ダークバインド!」
あ、これ便利ね^^。

闇魔法治癒。
「うわあ~    」
いいアクセント演出!!。
グロいのですねw。

「あ、ありがとうございます・・」
初めての・・・は、いいものですよね♪。
 
 

投稿 : 2024/09/28
♥ : 9

68.2 3 2024年度の魔王アニメランキング3位
姫様“拷問”の時間です(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (179)
539人が棚に入れました
国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。 王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。 「姫様“拷問”の時間です」 監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。 ほわほわの焼きたてトースト! 湯気がたちのぼる深夜のラーメン! 愛くるしい動物たちと遊ぶ時間! 美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、 “拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!? 誰もが笑顔になれる世界一やさしい“拷問”ファンタジーアニメ開幕!

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

誰でも楽しめる嫌味のないギャグアニメ

拷問と言えばシリアスなイメージですが、原作ジャンプ+とキャラ絵からコメディだなと視聴。興味を引くタイトルでてっきり姫様が拷問するアニメだと思ったんですが逆だったんですよね。原作サンデーの2020年放送で好きなアニメ「魔王城でおやすみ」に似てるなと、どちらも魔王軍がポンコツでそこを笑いに持って行くんですよね。

いやー面白いですね、しょぼい拷問ばかりですが絶対耐えれるかと言われれば状況によっては屈しそうなのあります。飯テロとか普通に卑怯ですよ。
同じような拷問でも工夫して視聴者を笑わそうとする努力が垣間見えて良いです。
飯テロ多目な分料理の作画もなかなか良くて空腹時視聴避けました(^^)

あと個性的なキャラも多くだいたいアホなので楽しいです。萌えでなく可愛らしいキャラ絵なんで見やすいと思います。途中からは拷問関係ない話も入れて来て、またそれも良い意味でしょーもなくて飽きないですね。さらに魔王が強い圧の分やはりアホなんでウケます。

声優陣は有名どころからあまり知らない(あくまで私が)人を、まんべんなく配置して全体的にキャラ同様個性ある演技で楽しく視聴出来ました。姫様役の白石春香の演技が凛とした姫様とダメになった姫様のメリハリあって面白いです。私は印象にない声優さんでしたが、実はたくさんのアニメに出演してるようで知ってるキャラも多くさすがですね。ただの私の記憶力不足だったようです、ごめんなさいm(_ _)m

このアニメはかなり幅広い年齢層が楽しめると思います。ちょっと細かい笑い狙ってるシーンもあり、もしかしたら奥が深いのかもです。
まぁ一番面白いのは姫様が拷問に屈する確率ですが。
2期も決定したようで楽しみです。
ぜひお勧めします。

2024年4月8日

投稿 : 2024/09/28
♥ : 13

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ハングリー・アレゴリー

ジャンプラのスラップスティックコメディ。既刊13巻。
天丼のマンネリズムに真摯に向き合う作家の矜持よ。

金髪ロリ幼女が拷問に秒で屈する天丼を楽しむ一発ネタ作品。覇権レベルの超絶クオリティで完成度がえげつない。金髪ロリだがフェチ要素も色気も毒気もないので深夜アニメを求めると見どころは皆無。しかし全年齢の優しい作品がお好きな人には傑作アニメだと思う。いい意味で絵本的というか寓話的ではあるのだが、モチーフが悪魔やら拷問やらなのでスタンダードにはならないか。

OP・ポップでキュートなコテコテアニソンがマジ最高でアメージング。
ED・どうせならキャラソンにして欲しかったかなあ。

05
最高位拷問官トーチャーの描写も増えてきた。

なにもかもわかるまで懇切丁寧にセリフで説明してわからせてくれる情報番組や、答えを見て何かわかったような気にさせてくれる伏線考察クイズ番組などがバズる時勢で、このような作品が人気なのは日本もまだまだ捨てたもんじゃないなって思わせてくれる。若い時には刺激の強い厨二エログロポエムプロレスが刺さるものだが、年取って子育てして落ち着いてくる頃には、ここに何が映し出されているかが見えてくるのかもしれない。

一見スカスカに見えて懐の深い作品だと思う。そうでないとここまで続かないわな。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

厳格な環境で育った姫様が、“拷問”により人間らしく成長していく物語

なるほど、捉えた敵国の姫君を拷問と称してスペシャルな嗜好品など提供し懐柔、秘密を聞き出すというパターン。面白いけど、こんないい加減な設定じゃすぐ飽きるなと思っていたけど、中盤から後半にかけて、ハートフルな内容になっていく。姫様は、騎士団長時代のストイックな生活の中では味わうことのなかった友達と遊ぶ楽しさ、贅沢とは言えないまでもおいしく食事をとることの喜び、年下の女の子(拷問官)を気遣うやさしななどを覚え、人間らしい喜びに目覚めていくハートフルなストーリー展開になっていく。また、最強の大魔王の子煩悩で暖かな家庭生活や、拷問官のささやかな日常の楽しみなどなど、エピソードがいちいち幸せに満ちていて、姫様と一緒にほんわか気分にさせられてしまった。こんないい加減な設定になど決して屈したりしないと思っていたけど、一番楽しみな作品になってしまった。今季の覇権アニメはこれにします。脱帽です。良作とします。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 5

68.4 4 2024年度の魔王アニメランキング4位
治癒魔法の間違った使い方(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (184)
541人が棚に入れました
平凡な高校生・兎里 健(ウサト)は、帰宅の途中、生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに突如現れた魔法陣に飲み込まれてしまう――。 気づくと、そこは異世界。 3人は王国に攻め込んでくる魔王軍に対抗できる『勇者』として召喚された……はずが、勇者の適性を持っていたのはスズネとカズキのみ。 ウサトは巻き込まれただけだった! しかし、ウサトに“治癒魔法”の適性があることが判ると事態は一変。 救命団団長を名乗るローズが現れ、ウサトを力ずくで連れ去ってしまう。 そこでウサトを待っていたのは、想像を超える地獄の訓練の日々だった――!

声優・キャラクター
ウサト:坂田将吾
スズネ:七瀬彩夏
カズキ:高梨謙吾
アマコ:会沢紗弥
ローズ:田中敦子
ブルリン:渡辺明乃
オルガ:中村源太
ウルル:青山吉能
トング:伊藤健太郎
ミル:堀井茶渡
アレク:奈良徹
ゴムル:堀総士郎
グルド:藤井隼
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

超体育会系な特訓で強くなっていく主人公が面白いかも

異世界に召喚されてしまったウサト、カズキ、スズネ3人の高校生。
しかし勇者として召喚されたのは2人だけで、一般人のウサトは何もないと思われたが・・で始まる物語。

結構な数の「異世界もの」が毎期配信・放送されてて、目を引くような設定やお話でない限りスルーすることが多くなってきました。
そんな中、面白い作品ももちろんあるわけで、この作品も皆様のあにこれレビューを見なかったら完全にスルーしてたと思います。いつもありがとうございます。

〇この作品の面白いと思ったところ
 主人公が弱くて、訓練を受けながら強くなっていくところ
 コンプラ無視な超体育会系な特訓
 召喚された国の王様はじめ、みんないい人なところ

 最初から俺TUEEEEな感じよりも、頑張って努力しているところのほうが感情移入できます。
 超体育会系なところは賛否あると思いますが、私はコメディとして楽しめました。
 こういう異世界もので王様があんなにいい人って珍しい気がします。
 
{netabare} 魔族に対抗するために各国に書状を渡す旅に出た{/netabare}ところで1期は終わりました。
最後のほうでこれから登場するキャラたちがいっぱい紹介されてましたけど、もうこれは2期発表と思ってもいいのでしょうか。。

〇スズネについて
 現世界にいた頃は殻をかぶっていたけど、実は異世界ファンタジーに憧れているちょっと面白い女の子なんですよね。
 彼女の絵がメインのEDですけど、最後の一枚絵と曲調の感じから、彼女に何か悪いことがあるんじゃ?ってずっと思ってましたw

投稿 : 2024/09/28
♥ : 20

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

先輩が癒やし(*´д`*)

2024/04/23 初投稿

とにかく先輩の癒やしパワーがすごかったです!
先輩が登場するたびに癒やされましたw

あとはコロンブスの卵的な基本設定が秀逸でした!
回復系の魔法というと怪我や状態異常を治したり、死者を蘇生したりというのが今までのお約束でした。

本作品では体を鍛える
治癒魔法で回復しながらひたすら鍛える
という「間違った」使い方をしています。

筋肉は酷使すると筋繊維が断裂し
それが回復するときの超回復によって、発達すると何かで読みました。
治癒魔法で体力を回復しつつ超回復で筋肉を発達させる
疲労という限界を超え
超回復が起こる時間的制約も治癒魔法で瞬時に解決して
ひたすら人類が到底到達できない高みを目指す

でたらめですが、なんとなく科学的にあり得るような変な説得力があります。
この、「なんとなく科学的にあり得るような変な説得力」って作品にとって非常に重要だと思います。
何か納得して没入してしまいます。よくよく考えれば治癒魔法ってどんな理屈?とか脇に置いておかれている部分はもちろんあるのですが、意識させない説得力がありました。

攻撃を反射する鎧へ対抗できた理屈はまあどうでもいい感じでしたw

本音を言えば余り期待していなかったのですが、先輩の存在と設定の妙、そこそこ面白かったストーリーで割と高評価です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 13

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

声が素晴らしい

一番インパクトがあるのはなんといっても田中敦子さんの声。

主人公にとって大事な存在であり、団長の女性。
鬼教官、メスゴリラ、悪魔、などなど地獄のような愛称がなぜか沢山浮かぶ。

今回のアニメでさらにパンチの効いた心の奥底に響くような
唯一無二の声が本当に素晴らしかった。
ただ単に恐怖を与えるようなものではなく、厳しさの中にも少し見え隠れする優しさなんかもすっごく表現されていてため息が出る。

主人公の頼りなさ全開の一話から、地獄を味わう事で徐々に強さと自信を得ていく過程も面白い。

そしてラストもまだまだほんとこれから!って所で終わっている点も好感が持てる。変なところで終わってなくて、ちゃんと一旦観る側が一息つけるような締め方になって素敵だった。

魂を吹き込む感じの心に残りやすい演技が観られて幸せ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

68.3 5 2024年度の魔王アニメランキング5位
異修羅(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (152)
308人が棚に入れました
地平のすべてを恐怖させた魔王が打ち倒され、破滅に怯える必要がなくなった時代。 未来に夢を見ることができるようになった今、少女は理不尽な暴力の渦中にいた。 素晴らしかった景色はもはやなく、都市も、草花も、全てが燃えている。 生きながら解体されていく親友の苦悶の断末魔を聞きながら、少女は逃げ出した。 親しい誰かが死にゆくとき、自分が無力でいること以上の絶望があるだろうか。 しかし、少女の前にふらりと現れた一人の剣士が、絶望を、抗うことのできなかった理不尽を、たった一振りのなまくらで、いともたやすく斬り伏せてしまった。 「――柳生宗次朗。このオレが、地球最後の柳生だ」 この世界には、あらゆる“力”の頂点を極め、「最強」の名を戴く者たちがいる。 剣士もまた地平に蠢く無数の、“修羅”の一人。 魔王亡きこの世界で、なおも闘争を求める、その一人目に過ぎない。 ――そうか、私はこの男が、“強者”が許せないんだ。 幾度も命を救われたにも関わらず、少女に芽生えた見当違いな感情。 しかし、すべてを失った少女には自分自身を支えていく理由が必要だった。 ――この男を殺す。この世界には、それができる“強者”がいる。 理不尽な“強者”たちへの憎悪を支えに、少女は剣士と共に歩き出す。 「最強」を殺す旅路は、そうして始まりを告げた。


声優・キャラクター
柳の剣のソウジロウ:梶裕貴
遠い鉤爪のユノ:上田麗奈
星馳せアルス:福山潤
静寂なるハルゲント:大塚明夫
警めのタレン:朴璐美
鵲のダカイ:保志総一朗
夕暉の翼レグネジィ:森久保祥太郎
晴天のカーテ:雨宮天
世界詞のキア:悠木碧
赤い紙箋のエレア:能登麻美子
濫回凌轢ニヒロ:高橋李依
音斬りシャルク:山寺宏一
鎹のヒドウ:岡本信彦
速き墨ジェルキ:子安武人
海たるヒグアレ:杉田智和
月嵐のラナ:花守ゆみり
通り禍のクゼ:三木眞一郎
静かに歌うナスティーク:堀江由衣
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ここまで全て地区予選の予選です。

キャラの話やってから本編でトーナメントおっぱじめるのか?話の内容はまだなんとも言えないが、バトルシーンはハイクオリティ。CG演出も迫力があっていいね。

キャラが好きになれるかどうかで言えば…ヒロインの逆恨みムーブが謎すぎて…シナリオ面もこれ不安要素の方が大きいな…

脳死で見るタイプの厨二バトル群像劇って感じ、見たことありつつも目が離せないので今後の展開次第かな?(追記:1話にでてきたあの二人は別に主人公とヒロインって訳ではなさそう、なんなら主人公やヒロインって概念があるかすら怪しい)

2話追記

今回は新しく出てきたオッサンとワイバーンの奇妙な縁の話。やっぱり違う話を少しづつ繋げてからトーナメントに臨ませる構成なのか。あとオープニングエンディング劇伴どれも良かったので加点しました。

3話追記
バトルだらけだった1話2話から一転して世界観掘り下げやキャラ描写主軸の話に。今までと違って思考がわかりやすいキャラが多くなってきて良くなった感はある。世界観が分かりやすくなってすんなり入ってきたけど説明は多少はあるけどもう少し分かりづらいので分かりやすくまとめた資料的な何かが欲しい。少なくとも1クール目は序章みたいな感じで終わるのか、中途半端な所で切られないどころかキャラ紹介が終わってない段階で1クール完走はご勘弁を…

4話追記
ウダウダ話すだけの世界観説明をおねロリ百合展開を挟むことで目の保養になる場面として昇華させるテクニックには恐れ入った。とはいえバトルがないのは物足りない…それとキャラ紹介はそろそろ終わるのか?次回でメインの修羅達の話切りそうなんだが…バトルの面白さや世界観、キャラの良さで持ってるけどそろそろ本筋始めないとキツイ。

5話追記
狂気的な杉田智和、いそうであんまいないけど見られて満足、三木眞一郎の気だるげで飄々とした感じは良かったな。そして6話、ようやく修羅同士の激突が始まる予感!トーナメント入るにせよ入らないにせよ面白くなることを期待。

6話追記
ついに各キャラの思惑が交差する展開に!こういう諜報メインの頭脳戦は見ててハラハラする。どのキャラも一枚岩じゃないからあぁいう引き込み方が出来るのかな。ただ惜しむらくは本格的なバトルは7話まで持ち越されそうになるのがなぁ…

7話追記
ついに修羅同士、ふたつの大勢力が激突し始める。大会始まる前に破壊!?どうなるのかいよいよ読めなくなってきた。

8話追記
修羅の交戦が始まり軍略的にもバトル的な意味でもまさしく混戦状態!大会始まる前で街一つ壊滅する規模の戦いとか今後大会やるとしたらスケールダウンするかしないか分からんな、ってか{netabare}ヒグアレ…嘘だろ…?{/netabare}

10話追記
9話はレグネジィとアルスのワイバーン同士の因縁対決。背景に何があったのかはあまりベラベラ語らないが、とにかく空中戦の迫力と勢いが凄まじい。
10話はニヒロVSダカイ。ニヒロはあれであっさり死ぬとは思えないが本当に死んでしまったのだろうか?にしても先行きがいい意味で読めないアニメだな…
ラナの発狂と暴走を止めたいキアの純粋さは心打たれた。切に生き残って欲しい。

最終話追記
まだまだ戦いは始まったばかり…どころかまだ始まってすらいないという、スケール感がヤバすぎるな…今後の修羅の登場で色々と情緒が爆発しそう。
あと2期決定おめでとうございます。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

厨二的なカッコ良さ!

<2024/1/9 初投稿>
原作のラノベ(なろう)は未読。
まだ1話見ただけなので評点はデフォルトの3.0です。

なろうっぽくないなろう、という感じです。
「客人(まろうど)」って呼ばれてる人が転生者ってことなのかな。

1話目に登場したソウジロウさんは口グセが「ういっ」
SPY×FAMILYのアーニャと同じですね。
つまり本作はほのぼのアクションアニメです(ウソ)

雰囲気や熱量的にはなんとなく「ドリフターズ」思い出しました。
コントの方じゃなくて漫画・アニメの方の。
「首置いてけー」って言う方の。
イカれポンチな転生者がドロドロに暴れまくるアレ。
あんな感じかな。

魔法とファンタジーな異世界が舞台で、そこで転生者含む強そーなあれこれが闘いまくる感じらしい。
ちなみに魔王は討伐され済みらしいですよ。

1話見た限り結構期待してしまうけど、さあどうだろう。
しばらく見てみたいす。

<2024/3/23 追記>
最終12話見ました。
西尾維新の十二大戦のようなバトルロイヤルで、今季は予選Aグループって感じでしょうか。
この先、戦いに参加する修羅はトータルで何人くらい出てくるのかわからないけど。

古き良き厨二テイストに懐かしさを感じます。
二つ名とか好き!
超人バトルが好き!
という方におすすめです。

中途半歩なので二期やって欲しいけどどうだろう?
あと声優陣がやたら豪華でした。
実力のある人気声優が揃うとお話が締まりますね!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 24

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

わりと面白かった

1話の掴みが引き込まれる内容だった。昨今の情勢なんぞクソ喰らえと言わんばかりに地震や街の崩壊を堂々と描写したり、グロシーンも平気で見せつけたりとチャレンジャー精神全開で魅せプにきた反骨精神満載のアニメ。

群像劇らしいので、最初はキャラ魅せ中心の展開にならざるを得ないから序盤は耐える必要あるかもしれない。けど視聴継続。好みは大きく分かれるかもしれない。

3話まで見たけどキャラがみんな濃い…グロだけじゃなくてちゃんと清涼剤に関係性の尊さを見せる場面やキャラ同士のやり取りを見せる場面もあって面白いね。

9話まで見てみた、大会前の前哨戦とは思えない凄まじいバトル。序盤半クールを耐えた分魅せに来てると思う。

最後まで見てみた感想
まぁ1クールで終わるんならスケールに対して話のボリュームが小さすぎるし、そりゃまぁ2期に続くよねと、前哨戦時点でも戦闘が白熱していて面白かったし、2期でもどんな新キャラが出てくるのか、どんなバトルが起こるのかも楽しみになってきた。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7

62.1 6 2024年度の魔王アニメランキング6位
魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第2クール(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (56)
273人が棚に入れました
暴虐の魔王《不適合者》が刻む覇道の軌跡第五章《選定審判編》 原作:秋氏によるライトノベル。WEB 小説サイト「小説家になろう」にて2017年4月より連載が開始、そして、電撃文庫(KADOKAWA刊)より2018年3月から刊行。 現在までシリーズ累計部数は220万部を突破している大人気小説。イラストはしずまよしのりが担当。2020年7月にTVアニメとして第1期の放送が開始し、これまでにない主人公の圧倒的な存在感や魅力的なヒロインたちは、国内外で多くの反響を得ました。2023年には前作から2年の時を経て《大精霊編》が放送開始。 平和をもたらした暴虐の魔王は、 地底に広がる未知の世界で行われる神の代行者を選ぶ戦い《選定審判》に巻き込まれていく。それは、あらゆる理不尽をものともしない《不適合者》の失われた記憶を辿る物語。そして過去は世界の理へ導かれる——。

声優・キャラクター
アノス・ヴォルディゴード:梅原裕一郎
ミーシャ・ネクロン:楠木ともり
サーシャ・ネクロン:夏吉ゆうこ
レイ・グランズドリィ:寺島拓篤
ミサ・イリオローグ:稗田寧々
エレオノール・ビアンカ:渡部紗弓
ゼシア・ビアンカ:久野美咲
シン・レグリア:羽多野渉
大精霊レノ:阿澄佳奈
熾死王エールドメード・ディティジョン:小山力也
アルカナ:東山奈央
アヒデ・アロボ・アガーツェ:関俊彦
創造神ミリティア:悠木碧

64.9 7 2024年度の魔王アニメランキング7位
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (150)
458人が棚に入れました
どんな壁だって、二人でなら乗り越えられる! 商人として日々働いていたバナザは、突然クライロード魔法国という見たことも聞いたこともない異世界に「勇者候補」として召喚される。 だが、Lv1の能力が一般市民並みだったことで勇者失格の烙印を押され、さらには国の手違いで元の世界に戻れなくなってしまう……。 王都から辺境へ追放されたバナザが、なんとか生き延びるべく森で襲い掛かってきたスライムを撃退、Lvを2に上げると彼のステータスは見慣れない「∞」の記号に変わっていて──!? これは、名前と姿を変えて異世界で生きることを選んだ「超越者」と、敵対する人種族に恋した「魔族」との波乱万丈な新婚ストーリー。 あらゆる種族を巻き込んで──目指せ、平和なスローライフ!

声優・キャラクター
フリオ:日野聡
フェンリース:釘宮理恵
バリロッサ:山根綺
ブロッサム:日野まり
ビレリー:広瀬ゆうき
ベラノ:稗田寧々
金髪勇者:村田太志
ツーヤ:高橋美佳子
第一王女:川澄綾子
サベア:井口裕香
ヒヤ:堀江由衣
ゴウル:前野智昭
ウリミナス:田村ゆかり
ダマリナッセ:伊藤静
ユイガード:楠大典
フフン:新井里美
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

2話からが本番です。

くぎゅがヒロインとのことで観てみました。
くぎゅももうベテランの域だから千載一遇のチャンス。
久しぶりにくぎゅ菌に感染できて嬉しい限りです。
しかし、時の流れなのか豊満デレデレキャラを演じるくぎゅでした。

なにがLv2?と思ったら、フェイントだったんですね。
こうしないと自由な生活は送れないし、出会いもないですから。

ストーリーがありきたり・・・なんてどうでもいいこと。
キャラが個性的で楽しいのがこのアニメの良い所です。
声優さんも一昔前の豪華メンバーですし。
同窓会ってかんじです。

一番面白かったのは、{netabare}ドジで間抜けな金髪勇者。
肩透かし的な口調に笑わされました。{/netabare}

2話から始まるOPも一種のフェイントでした。
仕事とは言えくぎゅも恥ずいかも。
でもそこが好き。
映像も曲もくぎゅの歌声も職人技と言っていいでしょう。

独特な雰囲気のアニメを観るのもたまにはいいものです。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

くぎゅって感じですw

久々の釘宮理恵がヒロインのアニメを見ました(*´˘`*)
でも、ツンデレではないですがw

異世界転生ですが、日常系のようなストーリーです。
特に緊張感のあるシーンなどもなく、のほほんとした感じで話が進んでいきます(*ˊᵕˋ*)
1クールで話がまとまっているので見やすいと思います(*^^*)

オープニングはお耳がピコピコしますよ(,,>᎑<,,)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 0

58.3 8 2024年度の魔王アニメランキング8位
最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (118)
343人が棚に入れました
歴代最高の外皮【9999】の数値を持つタンクのルードは、勇者パーティーの盾役として迷宮攻略に挑んでいた。 それはどんな願いも叶えるとされる秘宝を見つけ出し、最愛の妹・マニシアの病気を治すため――。 しかし勇者の横暴により、ルードはパーティーを追放されてしまう。その理由はルードの〝使えないスキル〟とされたが……。 故郷への帰還中、助けた少女により、ルードの未知なるスキルが判明。 それはとてつもない強力なスキルだった! 【最高値の外皮9999】と【唯一無二のスキル】を駆使した最強タンク・ルードの冒険譚――。ここに開幕!


声優・キャラクター
ルード:笠間淳
ニン:本渡楓
ルナ:市ノ瀬加那

60.4 9 2024年度の魔王アニメランキング9位
結婚指輪物語(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (99)
296人が棚に入れました
月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて大好評連載中のめいびいによる漫画『結婚指輪物語』。累計部数130万部(電子書籍含む)の人気作がいよいよアニメ化! どこにでもいる普通の学生サトウは、幼馴染のヒメへ密かに想いを寄せていた。 告白を決意したある日、サトウはヒメから遠いところへ引っ越さなくてはならないと突然の別れを告げられてしまう。 恋心を諦められないサトウがヒメを追って辿り着いたのは、なんと異世界だった。 ヒメは、異世界に5人存在する「指輪の姫君」のひとりだったのだ。 サトウはヒメからいきなり結婚を求められ、勇者「指輪王」として世界の脅威に立ち向かうことに。 さらに、指輪の真の力を引き出すには、残り4人の姫たちとも結婚する必要があり……!? 5人の姫との異世界新婚ファンタジーが、ここに始まる――!

声優・キャラクター
サトウ:佐藤元
ヒメ:鬼頭明里
ネフリティス:島袋美由利
グラナート:上田瞳
サフィール:加隈亜衣
アンバル:小松未可子

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

RIGHT and LIGHT

異世界ハーレム×古典王道ハイファンタジー。
構造こそハーレムっぽいが可哀想を楽しむ作品ではない。

2期へ続く!

サトウの幼馴染のヒメは異世界の姫だった。異世界を救うには5人の姫の持つ5つの指輪が必要。指輪王となったサトウは異世界そして何よりヒメのため、残り4つの指輪を求める旅へと向かう。

OP・コテコテに王道で壮大な楽曲と映像が最高。ラストは罠。
ED・ヒドい手抜き映像だが見た目で判断するなって挑戦状かも。

異種族が交差するハイファンタジーの醍醐味を軽いノリでサクサクライトに味わえる楽しさがある。フリーレン以上にハイコンテクストで、シリアス・コメディ・微エロが入り混じるのも人を選ぶか。本格ファンタジーだと長くてシリアスで重たい硬派な雰囲気が逆にハードルの高さにもなるが、異世界ハーレムとの融合で気楽にサクサク楽しめるよう時勢に合わせて軽めのファスト作品へと昇華させた逸品。

光の国・人間_ヒメ_ツンデレギャル
風の国・エルフ_ネフリティス(54)_モジモジロリ
火の国・獣人_グラナート_オラオラ姉御
水の国・竜人_サフィール_ドSわらわ
土の国・ドワーフ製ロボ_アンバル_サイコパス

12
指輪が揃うも深淵王の撃破ならず。リベンジに向けて花嫁修行!

花嫁修行言いたいだけだろ、と思えば2期はヒロインズのバトルもありなのかな。メンバー集めが終わってここからが本番って感じか。各々の見せ場も作れてより面白くなりそう。生き別れの妹も出てきてやれることも増えた。今期で戦闘要員ではなかったヒメとネフリティスも魔法を覚えて参戦って流れ?あの二人が前線でバリバリ戦うのはなんか違うのでバッファーとかのサポート役でいてほしいところ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 1

57.1 10 2024年度の魔王アニメランキング10位
魔王軍最強の魔術師は人間だった(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (71)
191人が棚に入れました
『魔王軍最強の魔術師』と呼ばれ、単身で砦をも攻略する魔族、その名はアイク。 絶大な魔術で敵をなぎ払う様は、まさしく『化け物』そのもので、敵味方から畏怖される存在だった。 しかし、そんな彼には、他の魔族にはいえない秘密があった。 「――俺、実は人間なんだよね」 人間であることを隠しながら魔族と人間の共生を目指す、成り上がりダークファンタジー!

70.6 11 2024年度の魔王アニメランキング11位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (194)
564人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やはり魔法少女は素晴らしい…byマジヤベーゼ。久々に「謎の光」が輝くとき。

 主役の名前がうてなで、ネイチャこと前田さんが出ている時点で期待作。もこっちっぽい陰キャデザインをここまで良くしたのは素晴らしい。


 アリス登場くらいから作画もテンションも下がっちゃったけど、7話終盤から持ち直しましたね。声優さんもノリノリで、イジり辛い感じに下手とか、アリスちゃんとキウイちゃんの仲良しぶりも良い。こっからの展開が楽しみでワクワクしてきた。


「ラブリーロコ」が聞けただけでこの作品見た甲斐がありました。「イジり辛い感じに絶妙に下手くそだなお前…」byキウイちゃん。それにしても、ウテナ役の和泉さん新人ぽいが才能あるなぁ〜。こんな汚れで才能開花させちゃうと、一発で終わっちゃうか、大輪の花を咲かせるか2つに一つやでぇ。


 全体的に作画が平均的に良しとされがちな退屈な優等生感ある昨今のアニメ業界で、本作は平均より重要なポイントで作画開放するというどちらかというと昔ながらな姿勢で臨んでいて好感がもてる。なにより魔法少女の敵という道に矜持を見せるマジヤベーゼという主役が一本筋が通っているからやる気のない単なるネタエロに堕していない。


 薄っぺらい弱肉強食論を説いてるロードに対して、マジつまんねぇーこの人なに言っての?というマジヤベーゼの姿勢には、昨今現実にも跋扈しているイキリ逆張り小賢しい勢に対する良いカウンターで心地よい。ロード、実は正体は本当にイキってる小学生とかでも良かったなぁ。久々に2期が欲しくてオラわくわくしてきたぞ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 11
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

{netabare}  可能性を感じる作品です。明らかにまどマギのオマージュですが、力と引き換えの自らの選択を試されているわけでなく、強制的に魔法少女…のアンチとされてしまうところが秀逸です。

 少女の憧れだった魔法少女をまどマギで少女の欲望・ダークサイドとして描きました。その後「魔法少女特殊戦あすか」「間違った子を魔法少女にしてしまった」等過激さは増して行きますが、いずれも魔法少女側です。この作品はその点で視点が非常にいいです。

 そして、その逆転構造にエロス・リビドー・性癖を入れてきています。これはメタ的な視点で 2次元の魔法少女を愛でるマインドとは?理屈をつけてもエロだろう?という意図が見えます。少女の性の切り売りというのはまどマギのテーマの一つでもあると思いますが、あまりそこは注目されませんでした。

 また丁度今やっている「SHY」のヒロインのメンタルに非常に近いので、正義・悪というよりも、コンプレックスと2面性、承認と立場のような構造になるのかな?という気もします。

 ウテナという名前にも何か意図があるのか?柊の意味は?マギアレコードの方には出てくる苗字みたいですが見てないのでわかりません。花言葉というより棘があるのと冬の字が入るのが重要なのでしょう。

 とにかく1話面白かったです。これは期待枠…と言いながらも、アニメは結構安っぽいので、ほどほどの期待にしておきます。今のところ可能性ですが、化けたら面白そうだなあ、とは思います。出落ち、パターン化ではないことを祈ります。そして、謎の光いる? {/netabare}


2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

{netabare}  地上波でもやってるんですよね?今回は随分攻めてましたけど大丈夫か?と思ったら、ATXの他はサンテレビ、KBS、BS11ですか。一応選んでるんですねえ…

 巫女に面…そして○○○○とはマニアックな…古き良き日本の緊縛ですね。

 で、なかなか面白い展開でした。一方的な蹂躙だと飽きるかなと思っていたら、まさかでしたね。ヒロイン?のコンプレックスをエピソードでもっと描いてくれると奥行が増すのですが、まあ、過剰な期待はしませんが、おバカな作品に見えて、妙な何かに引っかかりがありますので、展開に期待します。テーマ的なものが見えてくるのでしょうか?

 それにしても面白さは作画じゃないということでしょうか?ファミレスのアップシーンとか放送事故か?と思うレベルでしいた。5,6秒は動かなかったと思います。一番力が入っていたのがSM雑誌だった気もします。それでも面白いのは演出力なんでしょうか?

 で、1話のあこがれverも見ましたが、謎の光があった方が見やすいかも。どうせこのレベルの作画ですからね。想像を掻き立てられる分で変な効果が出ていると思います。{/netabare}

3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

{netabare} 面白い作品は予算じゃなくてセンスなんだろうなあ…と。本当に面白いです。ストーリーやキャラが秀逸なのはもちろんですしプレイのシーンが秀逸なのはもちろんです。謎の光があっても…というかあったほうが面白いのはすごいですね。
 それだけではなくて、金髪の娘の髪のハイライトが白抜きではなくピンクになっていたり、EDの歌詞がしっとりとSの目覚めについて歌ってたりで、アニメ作りに関していろんなところの工夫がいいですね。

 あるいは原作×制作会社の奇跡のマリアージュかもしれません。

 というか、これが予算があっていい作画だとつまらなくなる気がします。作画のB級感が脱力系の面白さにつながっています。その点では「おにまい」と似て非なる面白さですね。

 3話はちょっと電気ショックプレイだと物足りないかな…と思ってたらアズール…最高です。「うてな×アズール」がいい感じなのが伏線なんでしょうか。

 レオパルトが承認欲求キャラでうてなとの対比で、結構キャラがちゃんとあるんですよね。これが物語の面白さを引き出しています。ところでレオパルトはベットの上で何をしてたんでしょう?自家発電ではなく、エロ系の写真アップでいいねを貰おうとしていた…と見えたんですけど、スマホとかが描かれていなかったので確信がもてませんでした。 {/netabare}


8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

{netabare} いわゆる一般と成人の線引きって、考えてみればかなり恣意的ですよね。性癖の多様性を考えれば、単にどこまで見せているのかで考えるのはかなり乱暴です。その線引きに挑戦しているのが本作かなあという気がします。

 変な言い方出すが、大人が見ればこの作品はギャグです。決してアダルトには見えません。魔法少女もののパロディとしてギャグ要素をエロにする、というだけの話です。薄い本の様なニーズでは決してないと思います。

 こういう面白さを表面上の裸体表現の有無で安易に判断することで、どこかでクオリティを犠牲にしているのではないのか?という気がしなくはないです。「お兄ちゃんはおしまい」でも、ある意味本作のベクトルのチャレンジはありましたが、そのコンセプトは本作においてもっと先鋭的です。

「笑い」はサディスティックな感情と相性がいいのは漫才・コントで良く知られています。みっともない、醜い、痛い、そして裸…蔑む心が笑いを誘います。

 なんとなく本作を見ていると「笑いの構造」「エロとギャグ」「ジャンル・規制とは何ぞや?」などと考えてしまいます。見ているときはもちろん普通に楽しんでますけどね。
 要するに本作の「ジャンル」は境界線上ぎりぎりだと思いますが、その境界線が生み出す面白さだなあ、と思います。そこに人間の感情が一番動くポイントがあるのかもしれません。

 それとマジアアズールだけ、妙に内面の深掘りが丁寧ですよね。このキャラがいることで深みがあるように感じているのは錯覚でしょうか?7話最高でした。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 19
ネタバレ

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外と見ている人は多いんじゃないかな?

夜中とはいえ、
SNSでタグがトレンドとなってるぐらい地味に視聴者がいるアニメ

間違いなく視聴者をふるいにかける絵ッッッ! 
間違いなく視聴者をふるいにかける内容ッッッ!
令和に露骨なスケベなアニメなんて視聴者ふるいにかけすぎだろってアニメですが……

ふるいにかけられ、残った大きな視聴者さんは割と気に入ってるのではと思います
残った視聴者をしっかり掴んでくれてる感。



1つ目の魅力はやっぱり、キャラの魅力です
癖が強いキャラばかりで、当然賛否はありますが
当たり障りのないキャラ達より、癖があっても味があるガムの方が私個人的に良い
{netabare}
マジアベーゼの困り方、その困ってるようで相反してのおもっきり楽しむサディスト
レオパルトの刺さる喋りと衣装。ベーゼちゃんに対するデレとたまにあるツッコミ
ネロアリスの無表情と思えば意外に意思疎通している愛らしさ

推しは決めたい所ですが、みんな個性があって全体的に好きです
{/netabare}
キャラ同士の掛け合いや反応が楽しいです


2つ目は、えっちなんだけど妙に見れる
アダルティな表現なんですが、コメディ感があったりと
ねちっこさみたいなのは、意外と感じない
コンスタントに進んでいくので、見やすさもある


3つ目は声優さん頑張ってる
色々露骨表現なので、準じた表現です
8話のシーンは普通に声優凄いなーと思えるシーンがありました




色々と本作は露骨表現とありますが
こういうアニメだと最初から敷居を高く見ないために、楽しんで見れます。
こういうものなんだと思えば結構楽しめるし、下品といえばそれで終わる。
見方次第です

youtubeの次回予告も遊び心があったり、
EDのキャラが話数によって増えていたりと、熱い展開や制作愛を感じる
今後も楽しみにしています

投稿 : 2024/09/28
♥ : 7

65.2 12 2024年度の魔王アニメランキング12位
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
363人が棚に入れました
かつて「真の仲間ではない」と勇者パーティーを追放されてしまった英雄・レッド。 そんな彼だが今は、生涯の愛を誓い合ったお姫様で恋人のリットや、元勇者で大切な妹のルーティと共に、辺境の地で薬草店を営みながら、ゆったりと平穏な日々を過ごしていた。 「私って本当に幸せなの。こうしてレッドと綺麗な景色を見られるなんて」 「またお兄ちゃんと一緒に過ごせる日が来て嬉しいな」 最高の宝石を手に入れるために旅に出たり、絶景を眺めながら美味しい食事をしたり、気持ちいい温泉に浸かったり、楽しみや喜びを大好きな人たちと分け合う至福のひととき。 たとえ世界に何があっても、この幸せな時間は揺るがない――。 "のんびり楽しい薬屋経営"、"愛する恋人&妹との暖かい生活" 報われなかった英雄による幸せいっぱいな第2の人生が再び始まる。

声優・キャラクター
レッド:鈴木崚汰
リット:高尾奏音
ルーティ:大空直美
ティセ:釘宮理恵
ヤランドララ:雨宮天

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

前作よりシリアスな話です!

前作はのんびりしたような展開が多かったですが、今回はだいぶシリアス寄りな展開です⋮‎(∩ ˋ͈ ‎𐩰 ˊ͈ ∩)‎⋮
というより、新しい勇者のヴァンが外道すぎてだいぶ嫌気がさしてきます( 'ᾥ' )
隣にいる妖精もどうしようもない奴ですしw

チセの心の中のツッコミも減っていました(;'ω'∩)
オープニングがルーティーのチセの2人がメインなので2人を中心に話が進むかなと思いましたが、そうでもなかったww

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

63.3 13 2024年度の魔王アニメランキング13位
悪役令嬢レベル99(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (42)
258人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?

声優・キャラクター
ユミエラ・ドルクネス:ファイルーズあい
パトリック・アッシュバトン:内田雄馬
アリシア・エンライト:和氣あず未
エドウィン・バルシャイン:八代拓
ウィリアム・アレス:石谷春貴
オズワルド・グリムザード:天﨑滉平

63.9 14 2024年度の魔王アニメランキング14位
となりの妖怪さん(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (69)
162人が棚に入れました
山合いの風がよく吹く町、縁ヶ森町―。妖怪と人と神様が暮らすふしぎな日常の中で、それぞれの喜びや悩みを胸に日々を生きる、妖怪たちや人間たち。猫として20歳まで生きて、猫又に新生したぶちお。行方不明の父親を気にかけながらも、前向きに生きている人間のむつみ。代々この町を守っているカラス天狗のジロー。まったりほのぼのした田舎町の日常の中で起こる、ちょっとふしぎで優しい、繋がりの物語――。

mimories さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

優しい見た目に騙される

 
(10話視聴後)

このキャラデザでチョットつじあやの風(個人的見解)のOPなもんだから、ほんわか系か~と思って観始めたら違和感が強くて最初は困惑した。正直30分枠が長く感じてしまってた。
が、中盤あたりからは自分がこの作品に馴染めてきたせいか長くは感じなくなってる。個人的には妖怪モノが苦手なはずだが本作品ではソレを感じない。妖怪を含めたヒューマンドラマとして成立していてなかなか味わい深い。

作画にしても、キャラデザが好みとは言わないがなかなかよく描けていて評価できる。音楽もピアノやアコギ中心で耳ざわりが良くて好み。
まだ終わってないけど現時点でも十分良作と感じる。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 0

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『だったら、言うこと聞かなくていいとおもう!!』

猫のぶちおが主かとおもったけど、これゎむーちゃんが主だった

人間と妖怪が共に暮らす世界のお話

全体的に優しいお話でちょっと切なくて個人的にゎ各キャラの物語がしっかりあって良かったと思う。

なんか面白くなりそう!って思う箇所が多々あったけど、そう盛り上がりゎしなかった、かな。

まぁ色々解決?したんだろーけど、なんかラストゎあっけなかった気もする。

想いゎ大事に、気持ちゎ伝える!ってよく伝わる作品

投稿 : 2024/09/28
♥ : 0
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