飼い猫TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の飼い猫成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番の飼い猫TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.7 1 飼い猫アニメランキング1位
ネコぱら(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (156)
536人が棚に入れました
水無月嘉祥は伝統ある老舗和菓子屋である実家を出て、パティシエとして自身のケーキ屋『ラ・ソレイユ』の開店準備を進めていた。そこに送られてきた荷物の中に、実家で飼っていた人型ネコのショコラとバニラが紛れ込んでいた。追い返そうとするも二匹の必死の嘆願に嘉祥が折れ、いっしょにソレイユをオープンする。妹の時雨やショコラとバニラのお姉さんネコであるアズキ、メイプル、シナモン、ココナツといった実家ネコたちもお店に手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。どこか気になる仔ネコとの出会いから始まるハートフルネコストーリーがここに開幕!

声優・キャラクター
八木侑紀、佐伯伊織、井澤詩織、伊藤美来、のぐちゆり、水谷麻鈴、M・A・O、立花慎之介、森嶋優花

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なんか怒られそうな内容ではある

序盤 これ設定には触れてよいタイプ?

中盤 あ、だめなのね

終盤 つまるところそういうことね((

この話はとあるケーキ屋の話
ジャンルは猫・ケーキ・ペット・日常・ほのぼの
擬人化した猫が当たり前に暮らすという設定。非常に困惑しますが特に言及されているシーンもないのでそういうものだと割り切りましょう。女の子たちがペットにされるという展開にたいしてフェミニズムと呼ばれる人たちはどのような反応をするのでしょうか。怒られそうな作品ですね
さて内容です。基本は一話完結日常アニメです。日常で起こる些細なことに焦点を合わせ、アニメ化したものなのでコメディというよりほのぼのとした感じがメインです。序盤の導入はほぼないに等しく、いきなり日常パートに入ります。中盤も相変わらず日常です。終盤も普通の日常で終わり、「え?終わり?」という回の最終回でした。物語全体の内容としてはかなり薄いものですが、軽ーく流し見する程度だったら良いのではないでしょうか。わざわざみるものかと言われれば全然そうではないのですが
あと主人公男の必要あります?ハーレムって位置づけでもないでしょうに。

監督・音響監督は山本靖貴さん。問題児などの監督をされた方ですね
シリーズ構成は雑破業さん。中妹やブレンドSのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは平野勇一さん。原作ゲームのキャラデザをされた方ですね
劇伴は立山秋航さん。ISLANDやゆるきゃんΔの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はFelixFilmさん。ゾンビランドサガやはねバドを制作したところですね

作画は普通でした
opは吉田詩織さん作詞、廣瀬祐輝さん作曲、久下真音さん編曲、ネコさんたち歌唱の「Shiny Happy Days」
edは吉田詩織さん作詞、劇伴をした立山秋航さん作編曲、ケーキ屋ネコ歌唱の「陽だまりの香り」
声優さんは良かったです

総合評価 みなくてもいいかな

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニオタ(猫耳;尻尾好き)用猫カフェ(アニメ版)

いや、タイトルはアニオタをディスっているわけではないです!!

事実、私もしっかり完走してしまいましたので・・・w


いやー、普通、ここまで思いっきり狙って作られてしまうと
私的には拒否反応が出てもおかしくないんだけど、この作品は出なかったなぁ。
不思議だわー。


あえて分析すると、
・無理やりなボヨンボヨンがなかった。
・無理やりなパーツアップ煽りシーンが少なかった。
・無理やりなそういうシーンがなかった(まったく無いとは言っていない)
・絵柄がきれいで、普通の作品としてしっかりとしていた。
から、かなぁ。

1人(匹)、すぐに潤っちゃう娘(猫)はいましたけどね。


一点、気になったところと言えば、そういう設定とは言え、
コミュニケーションが取れ、人間の形をしている者を、ほぼほぼ「猫」として扱っているところが、微妙に気になってしまった。
だったら、どう扱えというのか?は判らないけれども、ちょっとした引っ掛かりと言うやつだ。


物語は全体をとおして、と言うものはどちらかと言うと希薄。
それぞれのエピソードは特に違和感のあるものはなく、それなりに筋がとおったものだったと思います。


作画はとてもきれいで、しっかりとしていました。
観(魅)せる力を持った絵柄だったと思います。


それぞれの声優さんも、猫語尾を使われるのですが、聞いているこちらの背中がくすぐったくなるようなこともなく、ちゃんと作品を観ることが出来ました。


音楽も、OP/EDともに良かったと思います。
OPは元気で楽しくって感じで、
EDはかわいらしく、アルバム写真を懐かしく観るようなシーンと合っていましたね。
また、作品中の猫ふんじゃったのアレンジBGMも楽しかったです。


キャラクターはどの猫も個性的でよかったです。

ショコラとバニラがセットですかね。
まぁ、メインどころと言ってもいいんでしょうか。
にぎやかなショコラと冷静っぽいバニラの対比がなかなかに味がありました。

アズキとココナツもセットかな。
よくケンカ?シーンでサービスショット的な・・・のがあった気が・・・。
どちらも活発で楽しい。
ココナツのオッドアイは違和感なく綺麗に表現されていましたね。

メイプルとシナモンはセットなのか・・・なぁ
そんなシーンあったかな、ちょっと忘れてしまったけれども、
メイプルはなかなか器用に歌うたったり、あとはビビりまくってたとこが可愛らしかった。
シナモンは潤ってばかりいた・・・、この容姿でそっち系っていうのは意外なんじゃないだろうか、一般論的にはw。

あとは途中から参加したカカオ。
この子はショコラとバニラに+1かな。
お子様キャラ扱いなだけにかわいらしかったですね。

そしてご主人様こと人間の嘉祥さんと
メインの飼い主時雨さん。

ここら辺が、メインどころかな。
カカオの友達になったチヨちゃんも結構登場するか。

これらの人と猫たちがわちゃわちゃ賑やかにしているのを楽しむアニメ!!ってことで間違いはないんじゃないでしょうか。



猫耳+尻尾+女の子+猫語尾にアレルギーがなく
楽しめる人なら見て損はないと思います。



・・・しかし、猫鈴を免許化するってアイディアは地味に「ふ~ん」と思ってしまった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

結構毛だらけ猫灰だらけ

洋菓子店のウェイトレスとして働いている猫、ショコラとバニラ。
ある日、買い物に行ったショコラだが、迷い猫がついてきてしまった。

内容は『猫を愛でる』
ただ、これだけです。
少しハードルが……
それは擬人化とメイド服。
猫のまま働くのは無理があるので、擬人化は仕方が無いです。
メイド服はお店の制服。
フリフリがついた姿よりも清潔感のある服装のほうが良いと思います。

問題なのは人間側。
嘉祥は真面目に仕事に取り組んでいますが、問題なのは時雨の方。
一見、優しそうに見えますが、写真をバシャバシャ撮る変態な一面も。
和装で清楚に見えますが、要注意人物です。

新登場の子猫・カカオ。
おとなしいのですが、予測不能の行動を。
人間の子供も同じ。
目を離せません。
”いりこ”が大好物なのはいいのですが、肝心な画が雑。
佃煮がキャットフードにしか見えませんでした^^;

緩い内容を許容できるかどうか。
猫に対する愛情があるかないか。
猫を愛でる愛情があれば、乗り越えられるはず。
まさに、猫の踏み絵状態。
あなたも挑戦してみませんか?
【内容が変わらないので、同じ事を繰り返し書いています>< 御免なさいm(_ _)m】

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

64.9 2 飼い猫アニメランキング2位
氷属性男子とクールな同僚女子(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (122)
414人が棚に入れました
そこは、真っ白な恋心が吹雪く職場です――。 現代を生きる雪女の末裔の氷室くんは、感情があふれると吹雪を起こしたり、雪だるまやかまくらをつくりだしてしまう新社会人。ちょっとユニークだけれど優しい同僚の冬月さんへの秘めた恋心が高まって、周囲を凍てつかせてしまうことも。 一方、周りからはクールに見られがちな冬月さんもミステリアスな氷室くんに興味津々。 二人の関係は日々の仕事や会社行事を通して少しずつ変化していき、プライベートでも一緒の時間を過ごすようになっていくが、どちらも恋愛には不器用であと一歩の距離が縮まらない……。 一見クールな二人が織りなす、心温まる“お仕事系ファンタジーラブコメ”が開幕!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

(最終)【失敗作の典型例-3】原作とアニメの方向性の不一致 冬月さんだけが「奇跡の産物」

【レビューNo.43】((最終レビュー)初回登録:2023/3/22)
コミック原作の2023年作品。全12話
後半幾分持ち直したものの、前半の失点が大きすぎて・・・

(ストーリー)
妖狐や不死鳥等の末裔が共存している世界。主人公氷室君も雪女の末裔。
そんな氷室君とその同僚のクールな女子・冬月さんによるラブコメ。

(評 価)
・原作とアニメの方向性の不一致
 ・他のレビュアーさんも触れておられますが、一番の要因はこれですかね。
  ・不器用者同士のもどかしい恋愛模様
  ・ラブコメを学園モノでなく大人でやりたい
  ・色を出すために、妖の末裔設定を加えたい・・・etc
  といろいろアイデアを出したのはわかるが、物語の全体像としてどんな作品にしたいのかが練り
  上げられていないというのが致命的。
  ただ事前に設定したアイデアをつまんで、その場の思い付きでエピソードを作っているって感じ
  なので、こちらからすると「何がやりたいの?」ってチグハグ感が拭えないんだよね。
 ・ところが原作はWebコミックなので1巻を読んでみたのだが、これはよかったなという印象。
  上述手法はWebコミックだから成り立つ手法。思いついたアイデアをどんどんショートストーリ
  ーしてぶち込み、そこからクリーンヒットが何本か出れば作品として成立みたいな。
 ・正直これならショート枠で、原作に忠実にショートストーリーをテンポよく畳みかけるコメディ
  主軸の作品にした方が活きたように思えますね。
  これを中途半端に(物語性のある)ラブストーリー仕立てにしようとして失敗した感じですね。
 (このアイデアだけで練り込みせず、それっぽい原作を中途半端に繋いだだけみたいな・・・
  で、原作の持ち味もぶち壊したと。
  恐らく30分枠という大風呂敷を広げてしまったので、この方向性でって話になったのでは?)

・最初に決まったのは冬月さん?
 ・個人的な推察であるが、最初に決まったのは冬月さんというキャラなのかなあと。彼女だけは
  「不器用」という骨太な設定がしっかりしていて「感情を上手く表に出せない」「人のために
  一生懸命だけどどこかズレてる」「恋愛という感情を上手く整理できない」等それらがきちん
  と言動に反映されているからすごく共感できるんですよね。
  それと対照的に主人公氷室君は・・・彼の魅力はなんなの?
  ・「社会人設定」→学生と違う「大人」を描けているか?(単に目先を変えただけ?)
  ・「関西弁や雪女の末裔設定」→魅力ある個性に繋がっているか?(単なるギャグの引き出し?)
  ・「冬月さんのために何かしたい」というセリフの薄っぺら感
  って感じで、「ただ恋愛に奥手なじれったい奴」という感情しか生まれてこないんだよね。 
 ・ただこれも「原作とアニメの方向性の不一致」なのかなあっと。
  確信は持てないがこの原作の主役は冬月さんで、冬月さんの不器用で無自覚なボケを氷室君の
  愛ある氷属性ギャグで受け止めるみたいな?(氷室君は相方ポジ)ならいろいろと納得かな。
  (原作をざっと読んだ感じでは、氷室君をラブストーリーの主人公にするには・・・)

「冬月さんの冬月さんによる冬月さんのためのアニメ」→「冬月さんだけが『奇跡の産物』」
アニメの方はこれ以外の何モノでもなかったですね。
結局この作品の何が琴線に触れたからアニメ化しようと思い至ったのか・・・
アニメを見る限り、話題作だから飛びついて「作品愛」もなくただ「アニメ化だけを目的」とした
ようにしか見えなかったですね。

正直原作もかなり酷いのでは?と誤解していたのですが、他の方のレビューを読んだら原作に触れ
ていたので確認してみたら・・・って感じで、そのレビュアーさんには感謝ですね。


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(2023/1/25現在)
【4話視聴】冬月さんの冬月さんによる冬月さんのためのアニメ
 {netabare}
(評 価)
タイトル・PVで「出オチで終わる予感しかない」地雷臭がプンプンしてて、1話途中で確信に変わり
「これで1話で切れるわ」と思いながらも、ここまでズルズルって感じですね。
「先生、毎週冬月さんが観たいです・・・」

いろいろなアニメを見て、ヒロイン問わず数多く女性キャラを見てきてるはずなんですが、正直琴線
に触れたのは、
 ・オッドタクシー:白川美保(ってアルパカやんw)
 ・虹色デイズ:小早川杏奈
位なんだよなあ。(ええやんって思うキャラは多数いるんですけどね。)
行動がいろいろ残念でも、水着回が期待外れでも、とにかく冬月さんなんです!異論は認めん!!
無理に関西弁とかしりとりなんかしなくていいので、普通でいてくれればそれで十分です。

とはいえ、このアニメ30分はかなりの苦行ですな。
・主人公に絶望的なほど魅力がない。主人公出すくらいなら妹の出番増やせ!
 でも主人公が出ないと冬月さんが観れないジレンマ・・・
・サブキャラで挽回したいが、サブキャラも魅力がないから救いようがない。
・そもそも作品の方向性がわからない。主役2人のキャラを考えれば、恋愛模様をメインで見せよう
 にもどうにもならんことは火を見るより明らかだろうに・・・とはいえコメディも全く笑えんし。
 こんなものをよく30分枠で作る気になったものだ。ショート枠じゃないと無理でしょ。
多分原作側の問題が大きいのだろうし、制作スタッフにもアニメとして面白く魅せようという気概も
感じられないので、もうどうにもならんでしょう。

「クール」というよりも、冬月さんは感情が上手く表に出せない「不器用さん」なんですよね。
そんな冬月さんが観れればそれだけでいいです。後は早く妹と接触して主人公よりも妹と多く絡んで
くれたらな。多分主人公との絡みよりは期待できるでしょう。
まあこんな感じでアニメには苦痛を感じながらも、ズルズルと完走しちゃうんだろうなw{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

マイナス同士を掛け合わせたらプラスになる的な?

●不死鳥が暗示する兆候は何を物語るか?
唐突に現れる{netabare}【フェニックス】の末裔、これは裏設定的にはかなりインパクトがあると
言わざるを得なく、過剰反応をしてしまった次第であります。

【フェニックス】とは【フェニキア人】に由来する聖獣であり、
かなり重要な「シンボル」であるということになります。

「水星の魔女」の「スレッタ・マーキュリー」は褐色の肌に赤毛を有するキャラでありますが
この諸要素はフェニキア文化に由来するものであると考えられるのであります。

本作に登場した【フェニックス】末裔と称する者は褐色の肌ではないものの
赤毛な上に2枚の意味深な絵を提示しておりまして、「太陽」と「三角形に光」とは
まさに【フェニキア人】に繋がるヒントを仄めかしているのであります。

なぜ【フェニキア人】を強調する必要があるのか?
兎に角アニメには、謎表現が多すぎます。 {/netabare}



序盤の掴みはそれなりに良かったように思います。

クール女子と氷男子の天然キャラ同士の出会いは意外性もあり衝撃的でもありました。

キャラ性で言えば特にクール女子の雰囲気など独特でスローライフな日常生活を
満喫できるような感じが好印象であります。

氷男子の方も悪くはないと思いますし、関西弁の意図するところも理解はできます。
しかしながら、どうしても通常の氷モードありきの前提で、 {netabare}逆方向の関西弁に振るとしたら
キャラ演技者の二重人格的な表現力が問われることになり、{/netabare}キャスティングなど含め
中々に困難を極めるものであると言わざるを得ないでしょう。

シュールな展開も個人的には好印象でありますが、果たしてマンネリ化せずこの先も
初回の印象をキープできるかについては、何とも未知数なところがあるようです。

次回以降でマンネリ化しないことを期待したく思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

社会人の恋愛を爽やかに描くのは難しい。バブル期のホイチョイプロダクション的なノリ!

 最終回12話完走です。

 リア充でようございました。楽しそうで何よりです。

 現実だと、良い会社で良い仕事をして、素敵な同僚と恋をするなんて、なかなか難しいですが、本作品では社会人の夢を爽やかに描ききりました。

 癒しアニメとしてのデキは良かったと思います。まぁ、爽やか過ぎて、内容的に観ても観なくてもどちらでも良いと言ったところでしょうか。

……………………………………………………………………… 
 9話まで観ました。遊んでばっかりで、もはや伝説と化したバブル期の浮かれた社会人みたいです。

 男女の仲が突出するのを防ぐため、氷男、狐女、火の鳥男の3組のカップルが合同で行動するので、バブル期の若者達がやっていたという、グループ交際みたいです。

 コミックだと目立たないのですが、アニメ化すると、現代の若者の行動とは少しズレている感じです。

 まぁ、主人公は半妖なので、細かい所を気にしなければ、楽しく観られそうです。

 …………………………………………………………………

 学生だと、金がない上に親や周囲の目もあって、付き合いそうで付き合わない〇〇さんシリーズみたいのが成立しますが、お互い成人していると、好きにすれば?と視聴者にバッサリ切られる可能性があります。

 エヴァのミサトさんやカジさんみたいに、現時点ではお互い気になる関係を維持していて、肉体関係が無くても、昔は同棲していたみたいなドロドロした関係では無く、爽やかな恋愛物で視聴者を惹きつける男女の機微を描くのは難しいです。

 だから、相思相愛っぽくても、肉体関係に発展しないような障壁を考えないといけません。

 物語として上手くいったのは、「先輩がウザい後輩の話」位でしょうか。後輩ちゃんはかわいいのですが、どチビ過ぎてなかなか先輩の保護対象以上に関係が発展しないというもどかしさが良かったです。

 この作品も、妖怪設定が肉体関係に発展しないための障壁のための小道具でしかないので、引っかかると楽しめない所が、イマイチな点かもしれません。
 
 もっと、面白い妖怪キャラが出てきて、氷男とクール女の関係を上手くひっかき回したりすると、面白くなるかもしれません。今後の展開に期待です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

55.8 3 飼い猫アニメランキング3位
異常生物見聞録(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (74)
220人が棚に入れました
とある北方の田舎町で、職がない、彼女もいない、ごく普通の23歳の青年・好人(よしひと)は生計を立てるため、自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことにした。初の入居者として、ちょっぴりおバカなおてんば娘「莉莉(りり)」を迎え、家まで案内する途中、吸血鬼「ヴィヴィアン」に襲いかかられる。そして、莉莉も人類ではなく「人狼」ということに気づき、二人の異常生物のバカげたやり取りの末、三人のルームシェア生活が始まる。その後、好人はひょんなことで多元宇宙の秩序を維持する希霊帝国にスカウトされ、審査官見習いとなる。様々な異常生物を入居者として迎え、彼らを管理することが好人の仕事となったのだ。好人はひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、他の次元界と表世界のスペースをさすらい、様々な異文明に遭遇し、宇宙にまつわる謎を解き、事件を解決していくのである。

声優・キャラクター
三上丈、洲崎綾、夏吉ゆうこ、檜山修之、本多真梨子、玄田哲章、諏訪ななか、川田紳司

ブラッキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

文化の違いやご都合主義展開等等に辟易しそう

主人公がバスで妊婦に席を譲ったが、譲ったこととでバスの中で立つことになり、立ったところでバスが止まる。降りたい人たちに降りてもらうために主人公が一度降りておりたい人たちが降りたところで主人公を下ろしたままバスが発進してしまう。これは無賃乗車では?もし運賃が前払いだとしても問題あると思う。中国はこんなことが日常茶飯事なのだろうか?まあこんな展開日本にはないのでわからないが。この後主人公は産婦人科のチラシ配りをしている女の人にチラシを全部押し付けられて男なのに困ったなどとほざいているが、そんなこと普通にあるのか?そもそもチラシ配りは時給制ではないのか?チラシを誰かに押し付けられれば済むのならそもそも初めに誰かに全部配ってしまえばおしまいだろう。男だからとかそういう次元ではない。
あと猫耳っぽい女の子が犬なのは驚いた。人狼なのだそうだが、彼女の種族設定も正直よくわからなかった。おそらく中国では常識なのだろうか。
その少女と吸血鬼の少女が仲が悪くよく争っているという設定だがそれはなぜなのだろうか?もしかすると中国では常識であり今後説明されなさそうなので書いておく。
最後に思ったが吸血鬼は冷却能力を持っているのだろうか?
これらの伏線はもしかするとのちに回収されるかもしれないが、まあこの作品は今季最悪とも目される魔王なろうと似たにおいがするので鑑賞状態があだがもう見ないかもしれない。

追記
もう見ないっす

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?

OPの曲はなかなか良かったんですが、期待できたのはOPまででした。少なくともOPの曲と作画は悪くないです(但し、???っていうシーンがどんどん挟まれて不安要素は多いですが)。ところが本編がはじまると、90年代の作画で急にストーリーの途中から始まって、ハズレ感が漂います。

そして街並みが…あれ?ここは日本じゃないようです。どうも建物の雰囲気とかがアジアの発展途上国っぽい、と思ったら中国アニメなんですね。それなのに「新宿」とか、無理な日本設定。ああ、でもかつての日本アニメも「憧れのニューヨーク!」とか「素敵なパリ☆」みたいなイマジネーションでとんでもな背景描写してたので、まあわからんではないですね。

ただ、看板もまんま中国語だし、名前も現代中国っぽいネーミングなので、だったらいっそ中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?それでも、内容が良ければ見る人もいるだろうと思います。むしろ、それで内容が良ければ、中国文化を理解させる一助になると思うし、日本アニメの質の悪い「パクリ」ではなくて、オリジナル作品として胸を張れると思うのです。

で、本作についてですが、残念ながら劣化版日本アニメの印象をぬぐえません。作画も手抜きではなくて精一杯頑張った感じはあるのですが、やはり1990-2000くらいの作画レベルに思えます。屋内もいかにも中国家屋ですし、食事も中国の庶民食っぽい感じでおいしそうではないw キャラデザもあと一歩至らない「コレジャナイ感」。劣化版ロウリィ・マーキュリーと、なんともチープなセンスの人狼。ストーリーも特に斬新なところはなく、もちろん面白さはありません。やり取りも、ただドタバタやってるだけで深みはなく、幼児向けアニメのようです。

変に声優だけハイクオリティなので脳内バグを起こしそうですが、総じて視聴継続する理由を見出せません。トップクオリティ作品の過当競争時代に突入した日本マーケットではとても戦えそうにないですが、中国本国では頑張ってほしいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

その"異常"は、わたしが思う「異常」と同じでしょうか?

原作知らず。

2話目まで見て、離脱とさせていただきます。

物語自体、あまり新しさは感じません。ですが、ネタとしてはどう転がしてもよさそうな、面白くすることも容易なネタだと思います。

作画はあまり誉めるポイントがないと思います。キャラデザは悪くないのですが「よく見る感じ」。アニメーションとしては、下の上がいいところと思います。FPS低すぎる。OP映像のクオリティを上げられないのは、やはり厳しいです。口の動きも明らかにNot日本語対応。

笑いの感覚が違いすぎていて、着いて行きづらい。なんていうか、、、昔の感じがします。BGMの選択もちょっとな・・・わからないんだよな。

んー。。。なんか惜しい気がするんだ・・・・{netabare}

OPに並ぶお名前の段階でおおよその状況を把握しました。

仕事で中国・台湾の方とのやりとりもするのですが「同じ言葉(漢字)」がかえってややこしい認識ずれをうむ場面に何度か遭遇しました。で、思ったのは「異常」という言葉のニュアンスが違うんじゃないかということです。少なくとも僕が感じる日本語での「異常」は「通常ではない」+「ネガティブ」でできあがっていると思います。もしかしたら、中国語の「異常」って単にUnusualなだけでポジティブもネガティブもないのではないだろうか。詳しい方、教えてほしいw

っていうか、作中に答えめいたものが既に提示されていて、作中では人じゃない存在をさして「異類」って呼んでます。そっちでよかったんじゃないかなー。

スタッフリストを見ていて気がついたのですが、脚本が国外の方、脚本調整に日本の方という構成で脚本が書かれているようです。なんか納得。おそらく脚本の方は長い日本滞在経験がある、あるいは、日本生まれだったりすると思います。その能力や努力を否定するものではないのですが、言語的ローカライズには現地ローカルをメインに据えなければどこかで違和感を生みます。1話ではそれほど感じなかったのですが、2話の前半で何か「違う」感じを受けました。

仕事で中国南部や韓国の数都市を巡ったことがありますが、作中の町並みがそのまんまなんですよね。。。ほかの方も指摘されているように、無理矢理@日本にする必要がなかったと思います。そのまま中国を舞台とした作品として展開してくれた方が、実態の中国を知らない我々には受け入れやすかったと思います。新宿(にいじゅく・しんじゅく)やら八王子なんて地名を出さなくても良かったはず(実際、家や電柱の形を除けばあんな感じの場所は八王子市内にあるんだがね)。@中国のこととしてなら、2話で出てきた「北=↑」や「コウモリ=羽+ネズミ」もすんなり受け入れられたかも。

{netabare} いやね、中国が本気でアニメを国外展開したいのなら、自国の文化もあわせて国外に紹介するものとして作っていけばいいと思うんだ。それを受け入れられない国や文化圏は拒否すればいいだけのことで。なぜにJapanimationに変な迎合をしたんだろう。 {/netabare}

なんだか残念な、そんな感じです。{/netabare}

[2020/07/15]

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
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