電脳で続編なTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月22日の時点で一番の電脳で続編なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.8 1 電脳で続編なアニメランキング1位
魔王2099(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (109)
354人が棚に入れました
未来すらも支配せよ 己が魔王であるために 統合暦 2099 年――新宿市。究極の発展を遂げた未来都市に、伝説の魔王・ベルトールは再臨した。巨大都市国家の輝かしい繁栄と......その裏に隠された凄惨な“闇”。新たな世界を支配すべく、魔王は未来を躍動する!第 33 回ファンタジア大賞――異次元の《大賞》受賞作、遂にアニメ化決定!

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界系のアニメとしては大変面白い

なろう系というと、転生して別世界といのが典型だが、これは地続きの物語。
魔王の世界から、現代日本の世界が融合してしまったらしい。
雰囲気的には、マジメというよりはギャグより。
とにかく強い魔王が無双する展開。

それでも魅力的なキャラクターデザインと、
洗練されたセリフ回しのおかげで大変面白い。
アクションシーンも見ごたえがあって、素晴らしかった。
冒頭にはホロライブのトワ様が出演するなど、話題優先の面もあったが、
内容的にも良かったと思います。

続編の情報は無いけど、どうなんでしょう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

tutti- さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

現代社会を捉えた世界設計と視聴者に希望を与えてくれる主人公

今季の隠された名作。見つけた人はとてもラッキー。
なぜか注目を集めていないが、現実社会を捉えた世界設計と起承転結が素晴らしく
1クールで2度の結を迎えており、満足度が他アニメの2倍ほどある。

だというのにストーリーや背景の理解が追い付かないということもなくとてもバランスの良いアニメ。

キャラクターデザインもよく、特に主人公が現代社会を風刺したものいいをするのには、現在の日本に通ずる点が多数あり、現代社会を生きる一個人として気づかされる点が多い。

現代社会を生きるあなたや現代人たちは認知できていないことが多いが、
情報が溢れ、それを個人が取捨選択をうまくできず、結果的に集団心理から多数の意見に迎合して、その癖に世の中に文句を言うという自業自得な価値観が蔓延る現代をうまく捉えられている。

作者は現代社会を俯瞰してみることができている、その辺のなろう小説家とは一線を引く人なのだと感じた。

そういった視点で主人公が在るからこそ、主人公の生き方には希望や勇気をもらえる点が、その辺のジャンキーでインスタントな異世界アニメなんかよりよっぽど素晴らしい。

かつ、萌え要素なども抑えているのでこういったアニメを見る人たちもある程度は満足できるだろう。

ただし、予算の関係か一部の回で作画が気になる方もいると思う。
その胸に手をあてて考えてほしい。作画が良くてもストーリーがつまらなくて視聴をやめたアニメが沢山あっただろう。
低コストでも流行ったアニメがあっただろう。

映像作品においては、ストーリーや脚本のがよっぽど重要なのだ。
真の品質を求める人ならば、このアニメを高評価するのだ。

そうでない方は、ジャンクフード食べ過ぎで肥満している。
一度、エロやら萌えやらをデトックスして、自省し
自分が変わる努力をすることだ。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

古き良きラノベの形式と昨今のなろう系の面白い部分をしっかり併せ持った正当進化した良作

要素的には虐げられた後の下剋上だったり、チートによる爽快だったり、転生ものだったりとなろう系の面白い要素が入っているが、なろう系特有のネタレベルのクソみたいな部分をしっかり排除している

全体的には古い正統派ラノベの様なノリで構成されており、昔と今の面白い要素をしっかり抽出した様な作品だった


ラノベは20年前くらいに卒業しているが、この作品ならまた買って読みたいなと思うくらいには面白かった

超感動する大作とかそういう作品ではなく、本当に古のラノベの様な負担の無い丁度いい感じでかつ最大限の楽しさ、ワクワクを提供してくれた

昨今の量産されるゴミ作品で辟易していたので(そんなに基準高いつもりではないのだが、ネタ抜きで中学生時代に作りあった黒歴史ノートレベルをプロの手でマスタリングしてそれらしくしただけの物がマジで商業作品に乱立しているので)殊更に評価したい

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

62.4 2 電脳で続編なアニメランキング2位
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE(オルタナティヴ アーキテクチャ)(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (278)
1721人が棚に入れました
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程、情報化されてない近未来――西暦2027年。高度化した電脳犯罪を前に、"攻性"の特殊部隊設立を望む内務省公安9課・荒巻大輔の前に現れる、陸軍501機関所属・草薙素子三佐。生まれる以前に全身を義体化されたサイボーグであり、超ウィザード級のハッカースキルと、卓越したサイボーグ操作技術を併せ持つ草薙は、事件の影に潜む電脳ウィルス「ファイア・スターター」の謎に迫るが――。

声優・キャラクター
坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、檀臣幸、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆき

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ウィルスと電脳のパッケージ化に成功しました(?)

・物語について
いつもの攻殻機動隊。なにやってんのかぜんぜんわかんない。3回から4回みればだいたいわかってくる。わかってくると、これがかなり面白い。絶対わざと話しを難しくしようとしてる。これが長所でもあり短所でもあるので、これを気に入るかどうかは人によると思う。ちゃんと攻殻機動隊らしい作品になってる。

・声優について
坂本真綾がびっくりするぐらいしっくりはまってる。

・キャラについて
いままでの攻殻機動隊通りの良いキャラクターたち。

・作画について
見応えのある戦闘。文句なしの質。

・音楽について
攻殻機動隊っぽくていいけど、いい曲かどうかはわかんない。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

攻殻機動隊に初チャレンジ・・・色々と圧倒させられました^^;

前から気になっていたこのシリーズ・・・これまで中々手が出せませんでした^^;
その理由はただひとつ・・・構成が分からなくて、どの作品から視聴すれば良いのか分からない事でした。
1期、2期等と書いてあれば直ぐに分かるのですけれど・・・^^;

今回の視聴もリアルタイムで見るかは悩みましたが、製作がProduction I.Gさんと知り、きっと綺麗な作品が見れるんだろうなぁ・・・と思い視聴を決意しました。

今回視聴したARISEは、1.原作、2.劇場版(GHOST IN THE SHELL)、3.Stand Alone Complex、に続く4作目になるとの事です。
原作は漫画なので、アニメだけで楽しもうと思ったら劇場版から入る事になるんですね。
それで、劇場版には「イノセント」という続編があるようです。きっとイノセントはS.A.Cより先に視聴したほうが良い・・・のだと思いますが、もし間違っていたらご教示頂けると嬉しいです^^;

物語の舞台は、今より遥かに技術の進歩した21世紀の日本・・・
電脳、ネットワーク、義体、サイボーグにAIといったキーワードが散りばめられた世界観の中で物語が紡がれていきます。
主人公は、草薙素子という女性サイボーグなのですが、このお方の格好良さ・・・半端ありません。
「少佐」と呼ばれる彼女は、身体能力、ハッキングスキルが高い上、常に冷静で部隊を纏める資質にも秀でています。
物事の一歩先を読み、部隊に的確な指示を次々に出していく彼女・・・
時折、「少佐、少し人使いが荒いんじゃ・・・^^;」
と思うこともありましたが、部隊のみんなは文句も言わず黙々と任務をこなしていきます。
この部分に最初は少し違和感を覚えましたが、チームの最前線で体を張って犯罪に向き合う彼女にそれも直ぐに払拭されました・・・

それぞれが最も得意な分野を突き進む・・・
みんなのスキルもバラバラなので、一人一人の取り組みを見ると個人商店っぽいのですが、それらが絶妙に混ざり合い、結果的に凄いチームプレーに発展していくんです。
現実の仕事でも、こういうパートナーと一緒に仕事ができたなら、きっと導き出せる答えの質も変わるんだろうなぁ・・・と思いながら視聴していました^^;

この作品は、4本の劇場版をTV放送に再編集して、新劇場版に繋がる2話の新作エピソードが加えられて放送されましたが、攻殻初心者の私でもしっかり楽しむ事ができました。
劇場版で物語が完結したから・・・なのかもしれません。
でも、この作品をもっとちゃんと知って見たら、もっと楽しんで視聴できたと思います。
今では、続きの劇場版も気になりますが、この作品を始めから視聴したくて仕方ありません^^;
最初の劇場版から制覇する楽しみが一つ増えました♪

投稿 : 2025/03/22
♥ : 19
ネタバレ

生来必殺 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一番まともな攻殻機動隊

全シリーズの中で一番電脳戦が多い。
多分それが本来の攻殻機動隊なんだと思われる。

GITSなどは押井監督独自のこだわりが強すぎる作風あいまって唯我独尊状態。
S.A.Cは声優の上手さで誤魔化しつつ、公安警察というより普通の刑事ものに成り下がり。
主人公の少佐はクールが取り得なだけのただの機械人間で魅力がなかった。

本作主人公の少佐はシリーズ中で一番人間らしく、魅力的。
{netabare}
お役所仕事の煩わしさにピリピリカリカリしながらも、強かに自分の要求を
部長にごり押しする感じとか、意固地に突進して返り討ちにあったり。
時に盲目な恋の病を患ったりとか、兎に角人間的魅力に溢れている。
そして笑い上戸のバトゥと少佐の凸凹関係も面白い。
「こいつはおっかねぇ」という少佐のキャラが兎に角光った。
{/netabare}

声優については思っていた以上に簡単に慣れたので全く問題なし。
それよりも攻殻というのはそもそもがマニアックな作りの物語で
本来は万人受けしないはずのタイプの作品であるはずなのだ。
そのためか、非常に面白い回とそれほどでもない回の差が顕著すぎる気がした。

新たに付け加えられたエピソードは良くできていたように思う。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5
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