近未来でハッキングなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの近未来でハッキングな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月01日の時点で一番の近未来でハッキングなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.3 1 近未来でハッキングなアニメランキング1位
東のエデン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (4761)
23320人が棚に入れました
2010年、日本各地に10発のミサイルが落下するテロが発生するが、奇跡的に1人の犠牲者も出なかった。
それから3ヵ月後、アメリカへ卒業旅行に出かけていた大学生・森美咲はワシントンD.C.を訪れホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれる。そこに記憶喪失となった日本人青年・滝沢朗が現れ、森美は難を逃れる。意気投合した2人は一緒に日本へ帰国することとなるが、その日東京へ11発目のミサイルが打ち込まれる。
その時、滝沢の携帯電話にジェイスと名乗る女性からの謎のメッセージが入る。

声優・キャラクター
木村良平、早見沙織、江口拓也、川原元幸、齋藤彩夏、斉藤貴美子、田谷隼、白熊寛嗣、五十嵐麗、小川真司、玉川砂記子
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

想像の斜め上をいく展開とシュールすぎる笑い

オリジナルアニメーション。
全11話+劇場版2本で完結する物語です。

題名で誤解を与えたら申し訳ないのですがギャグアニメではありません。
社会風刺がされたまともなSFサスペンスです。


何と言ってもミスリードがお見事。

「ああ、この先はこうなるんだろうな……」と思いながら見ていたら、ほとんど外れます。
それだけ、視聴者の予測を裏切ることに長けたアニメ。

そもそも「100億円使って、日本を救え」というのが物語のキモです。
どう展開するか、まったく想像がつかないと思います。


私は頭を使うトリッキーな話が大好きです。
よだれが出ます。


また、笑いのセンスが抜群。
吹き出してしまうような鋭くてシュールな笑いです。
登場人物はまじめに行動しているというのに……。

「ここは笑うところじゃないはず! でも今は笑っておこう」

そんなシーンが山ほどあります。
ネタバレレビューを読む


テンポがいいので、11話を一気に見せる力があります。
また、テレビアニメ版だけでもある程度のオチはつきます。
ただ、残された謎や、それまでのミスリードのおかげで、結局、劇場版を見たくなるんですよね。


この作品は「今」を意識しています。
気になっているかたは、ぜひ早いうちに見ていただきたいです。

このあとは、

「東のエデン-The King of Eden-」 → http://www.anikore.jp/anime/2007/
「東のエデン-Paradise Lost-」 → http://www.anikore.jp/anime/2018/

と続きます。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 87
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ディスコミュニケーション

神山健治監督、ProductionI.G制作。

10発のミサイルが日本に着弾した。
「迂闊な月曜日」と呼ばれる大事件だ。
奇跡的に1人の犠牲者も出さなかった為、
人々は次第に危機意識を失っていった。
その後も、何も変化しない日本社会に、
滝沢朗は社会に疎外された若者たちと、
共に立ち向かっていく事になる。

神山監督自身が語っています、
テーマに対してある種の敗北感を感じていると。
ネタバレレビューを読む
それぞれのやり方で日本を変えてみせよと。

いきなり総評で申し訳ないですが、
ネタバレレビューを読む
素晴らしい題材だと思いますが、
社会を変革するのは容易ではないですね。

さて皆様の感想や如何に。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 73

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

とにかく良いです!おすすめ!でも劇場版も見るのを前提でね!

この作品が思ったよりも評価されていないのは、TVシリーズでちゃんと完結せずに、劇場版Ⅰ・Ⅱにて完結するといった商業的手法を取ってしまったが為だと思っています。
それがなかったら、もっと高評価をつけられている作品だと思いますし、個人的にも大切にしたいアニメ作品のひとつです。
上記のことを踏まえてレビューしてみました。必ず劇場版まで見ることを強くおすすめします。

物語は簡単に言うと、100億円を与えるからセレソン(選ばれし者)となって世界を救えという話なのです~
主人公こと滝沢は、その他11人のセレソンと共にセレソンゲームに挑んでいのです~特殊な携帯電話(ノブレス携帯)を携えて・・・

このアニメの良いところは、斬新でセンスの良い単語とここ何年かで話題になっているリアルな話題(ニート・テロetc)をうまく融合させている所と、「迂闊な月曜日」等の事件の背景がしっかりしていて、ストーリーが進むにつれて謎が解けていく展開に惹かれていきます!
また、明るく前向きな性格の滝沢の不思議な魅力に徐々に惹かれていくヒロインの森美 咲や、咲の友人でもある『東のエデン』メンバー達との関係がさらに物語を面白くしていきます。

最後に個人的なおすすめ!それは音楽です。
OP曲「FALLING DOWN」OASIS も良いですが~

ED曲「futuristic imagination」を歌っている『school food punishment』っていうバンドがかなり気に入ってしまいました。
かっこ良い高クオリティの楽曲とスピード感のある、女性ボーカルのロックバンドです。
こんな感じの音楽が好きな人はぜひ聴いてみてください。
アルバム『amp-reflection』おすすめでよ~

投稿 : 2025/03/29
♥ : 69

84.8 2 近未来でハッキングなアニメランキング2位
PSYCHO-PASS サイコパス2(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2445)
13744人が棚に入れました
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。
銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。
システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして──

人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値を指標として「良き人生」をおくろうと躍起になっていた。

犯罪も数値によって対処される。厚生省公安局の刑事たちは、高い犯罪係数を持ち犯罪者の心理に迫る猟犬「執行官」と冷静な判断力で執行官を指揮するエリート「監視官」がチームを組み、包括的生涯福祉支援システム「シビュラシステム」によって解析された犯罪に関する数値「犯罪係数」をもとに、都市の治安を守る。彼らは、数値が規定値を超えた罪を犯す危険性のある犯罪者「潜在犯」を追い、「犯罪係数」を瞬時に測定し断罪する銃「ドミネーター」で執行するのである。

「犯罪係数」が正確に解析できない「免罪体質者」槙島聖護の事件を経て、刑事として成長し、シビュラシステムの真実を知るに至った監視官の常守朱は、人間性と法秩序を信じながらもシステムに従い、新たな刑事課一係を率いて日々犯罪に立ち向かっていた。

システムを揺るがす怪物が、すぐ目の前まで忍び寄っていることを知らずに──

声優・キャラクター
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、藤原啓治、櫻井孝宏、伊藤静、沢城みゆき、浅野真澄、井上麻里奈、木村良平

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

たくましくどこまでもクリアな常守朱

サイコパス2。
常守朱ちゃんたくましくなったヽ(*´∪`*)ノ"

が、やはり話が難しい。
私の頭には?だらけです。

私が1番好き(気になる)のが
サイコパス2の雛河翔くん★Vo櫻井孝宏さん
台詞少ないけど存在自体がタイプですっw

ついでに言うと、鹿矛囲桐斗★Vo木村良平さん
も見た目が結構タイプっw

でも、雛河くんて櫻井さんが担当ってことはなにか重要なキャラだったり
しないのかな〜とか勝手に毎週思ってます。(思ってました)
あと常守のことをお姉ちゃんて呼ぶのなんでだろ?


サイコパス2ではだいぶ血を流したなぁって思いました。
人がたくさん死んでしまいした。
なかなかグロイのでやはりグロ苦手な方にはオススメできません;;

10話で幻覚(?)の狡噛さんでてきて常守と会話後
負けるなよって常守の頭パシッてしたシーンよかったな♡
(妄想か幻覚の類いだけどっw)


正直1度じゃ私は内容がちゃんと理解できなかったけど
それでもサイコパスって作品は好きなので
劇場版も観ましたd(・ω・●)☆


相変わらず主題歌いいね♡お気に入りです!!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 60
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

新生公安一係

人の個性、感情などを完全に数値化した世界で
執行官(犯罪計数が高く犯人逮捕にのみ世間と関われる者)と
監視官(執行官を監視するもの)がチームとなって事件を解決していくストーリー。
本作は1期から一年半後からのスタート。


今期のストーリー物の本命はコレ。
秋のラインナップを見る限り、他に奥深さを持つ対抗作品も無さそう…かな。
音楽も相変わらず良いし非常に楽しみな超期待作。

あれから一年半の歳月が過ぎ、朱は狡噛イズムを継承し更に成長しているようです。
凛然とし観察力&プロファイル力もUP。デコポン撃った後はかなり決まってました。
シビュラ頼りではなく自分で考えて行動する逞しさも持ち、今や公安のエースです。

王陵事件で親友を殺され涙した霜月ちゃんも立派な社会人。
あの後、色々と決意しここに至っている事が伺えます。
「先輩は間違っている!」
彼女なりの経験から導き出された正義が朱とぶつかっていきそうです。

他にも「訳」と「一癖」をもってそうな二人の新たな執行官が加わった
公安一係の活躍が楽しみです。


注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想ネタバレレビューを読む

【予想】メッセージ「VVC?」の第一印象ネタバレレビューを読む

※2話感想ネタバレレビューを読む

※3話感想ネタバレレビューを読む

※4話感想ネタバレレビューを読む

※5話感想ネタバレレビューを読む

5話時点で色々と【予想】ネタバレレビューを読む

※6話感想ネタバレレビューを読む

鹿矛囲をドミネータが認識しない理由【予想】ネタバレレビューを読む

※7話感想ネタバレレビューを読む

[番外~2期の不満を少々]ネタバレレビューを読む

※8話感想ネタバレレビューを読む

※9話感想ネタバレレビューを読む

※10話感想ネタバレレビューを読む

※11話感想ネタバレレビューを読む

【総評】
内容的なものは毎話感想に書いてしまったので割愛。
鹿矛囲の正体を中心に予想を絡め1クールで観られるサスペンスとしては楽しめましたが、
サイコパスのファンである自分としては不満も残る内容でした。

映像作品に関しては「2」は「1」を越えないのは宿命なのでしょうけど
もう少しやれた様に思いますし、
前作のキャラを過分にイジってしまうと(朱は昇華させ過ぎ、霜月貶め過ぎ)
前作にもキズが付くのでもう少し初期設定を大切にして欲しかったです。
まぁ、過剰に期待しなければ楽しめる出来ではありますが
サイコパスが好きなら期待してしまいますよね…。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 59
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

常守 朱 覚醒

全11話

PSYCHO-PASSの2期です。1期から観ることをオススメします。

シビラシステムという人々を数値化し管理するシステムが支配されている近未来、「犯罪係数」といわれる数値の規定値を超えたものを犯罪者として取り締まる公安刑事一課のメンバーを描く作品です。

1期で公安刑事一課の新人だった常守 朱が、この2期では独り立ちして、しっかりしていましたね。

1期もそうでしたが、2期でもこの世界の矛盾を突き詰めていくお話です。

映画版のつなぎような印象がありました。ネタバレレビューを読む

でも、予想できない展開もあって面白かったですね。

話数も1期(22話)と違い1クール弱だったので速かった印象ですが、飽きることなく最後まで観れましたのでちょうど良かったのかもしれません。

1期と同様凄惨なシーンが多々ありますので苦手な方は注意して視聴してくださいね。

OP/ED は1期同様、凛として時雨・EGOISTが担当してます。この世界にピッタリの曲です。

最後に、声優の榊原良子さんが出演されています。私の大好きな作品の一つである銀河英雄伝説に出演されているので、キャラは全然違いますがw 嬉しいですね^^

投稿 : 2025/03/29
♥ : 55

88.2 3 近未来でハッキングなアニメランキング3位
サマーウォーズ(アニメ映画)

2009年8月1日
★★★★☆ 4.0 (4194)
21340人が棚に入れました
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。

声優・キャラクター
神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、仲里依紗、斎藤歩、富司純子
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

単純明快なテーマをドミノのように繋げた作品

全世界のインフラとして使われている、ネットワークシステム「OZ(オズ)」。
主人公の健二(けんじ)は、バイトとして陣内(じんのうち)家と呼ばれる大所帯の家族の元へ向かうことになります。
そこで、謎の暗号メールを受け取ったところから話は動き出します。
OZの謎の暴走と「ラブマシーン」と呼ばれる敵対者の存在、そこから始まる一夏の「戦争」。


見所は、最新鋭のグローバルネットワークであるOZの世界と、歴史を感じさせる陣内家の対比。
本来ならわかりにくいネットワークの世界を「アバター」と呼ばれるキャラクターを通じ、色鮮やかで視覚的な世界として表現しています。
中でも、何億というアバターの存在感をアピールした「ラブマシーン」の演出は圧巻です。
現実世界の陣内家も多種多様な人々が揃っており、小規模な「世界」といってもいいような構成になっています。

そのような「仮想世界vs現実世界」がメインストーリーとなります。

また、画面の切り換え方にも特徴があります。
「野球中継」を間に挟むことで、現在の状況を的確に表現しながら別のシーンへと繋いでいきます。
これで話がぶつ切りになることなく、スムーズに新しい展開へと進むことに成功しています。


テーマは「人と人とのつながりの大切さ」。
きっかけはささいでも、一度動き出せば止まらない。
そこから始まるドミノ倒しのようなメッセージ展開。
ストーリーを通じて本流は何度も枝分かれし、どこかで競争が起こり、どこかで和解が起こり、どこかで恋が生まれ、再び合流し……一つ一つのテーマは単純ながら、いろいろな場所で花開いていきます。

ただ、たくさんの要素を詰め込んだせいか、本流以外のメッセージ性が弱いです。
適当に見ていれば「ネットばかりに頼ってないで、人同士のつながりを大事にしましょう」という、懐古主義にも捉えられかねません。

しかし、よくよく見ると、
ネタバレレビューを読む
など、さまざまな主張がこめられています。

なお、支流のメッセージ性の弱さに加えて、ご都合主義な展開が目立ちました。
おそらく「距離感と量」が弊害になっているのだと思います。
OZの世界は、アニメの中のアニメというイメージが色濃く、アバターの印象が弱いです。
さらに、現実世界のキャラクターもかなり多いため、一見しただけでは、感情移入が難しいです。
ネタバレレビューを読む

しかし、映像は綺麗で、躍動感があり、人々の表情も豊か。
なおかつ、とても分かりやすい話です。
制作に力が入っているのが伝わってきます。

私のように変に探りをいれず、エンターテイメントとして、気軽に観るのがいいのではないでしょうか。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 76

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お願いしまぁ~す!!o(⌒∇)=━━━━━━━━━━━━━━━○★)゚O゚)/

~あらすじ~
とりあえず見てW

誰もは一回は見たことあるとおもいます(見たこと無かったらすみません)

サマーウォーズは、主人公の特徴や仲間の個性を上手く使った
とても考えられた作品です。

メインはネットの世界ですが、ネットの世界に片寄らず、
普通の世界とネットの世界を上手く合わせている作品です。

最初は特徴も微妙でダサイ主人公だと思っていましたが、
最後も鼻水を垂らしてダサかったけど、
必死に頑張ってるところを見てると、格好良く思えてきて、
勇気を貰いました。

見たこと無い人がいたら是非見てくださいm(._.)m おねがい

投稿 : 2025/03/29
♥ : 62

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夏の終わる前に観てきました

夏に先輩の家にバイトで行くことになり
そのバイトの内容が彼氏のフリをするというもの
その後主人公が事件に巻き込まれて
それを先輩の家族と一緒に立ち向かって
解決するというのがあらすじです

最初の印象としては
田舎でなんかほのぼのとしたやつなのかな?
とか思っていましたが
良い意味で裏切られましたねw

OZという巨大な様々なことを
管理するものが乗っ取られて
それを取り返そうと家族で頑張るのが良かった

キャラは家族も含めみんな個性的で良かったな
でも家族多すぎてどういう繋がりなのかは
覚えられなかったなw

個人的には主人公とお婆ちゃんとカズマ君が
めっちゃ好きだったな~
悪いけどなんかヒロインが好きにはなれなかった
後半はまだしも前半の主人公に対する態度がな~

自分で彼氏のフリさせといて好きな人出てきたら
その人に構ってばかりとか主人公が可哀想だった・・・
でも基本的に好きなキャラが多かった♪
婆ちゃんとカズマ君もかっこよかったしな~

ストーリーも上手く2時間でまとめられてると思うし
声優が少し気にはなったが充分楽しめた

最後に主人公が覚醒?するのは
良かったな一番好きやった
盛り上がって楽しめたし感動できるところもあり
家族で見ても楽しめる良い作品だったと思います

子供から大人まで楽しめる
おすすめできるアニメ映画のひとつでした♪

投稿 : 2025/03/29
♥ : 62

77.0 4 近未来でハッキングなアニメランキング4位
シリアルエクスペリメンツ・レイン[serial experiments lain](TVアニメ動画)

1998年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (886)
3930人が棚に入れました
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来更に奇怪な事件に巻き込まれていく。物理世界(リアルワールド)と電脳世界(ワイヤード)、二つの世界・二人の玲音(lain)が混濁し錯綜する果てにあるものは? 「人は誰しも“繋がれて”いる」「私は遍在する」
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たくさんいる「私」

岩倉玲音の時代である。

ブゥーーン、ブゥーーーン、
幾度となく強調される送電線のノイズ音。
それは「つながり」のメタファー。

90年代末尾を飾る時代が生んだ傑作。
欝々しい展開にカルト的人気で名高い作品、
そこを乗り越えた先の大団円に感動を覚えます。
ここでの問題提起は「攻殻SAC」へと昇華され、
この偉大な「供儀」の物語は幕を閉じる。

絵柄は古く、演出は静かに進行する。
しかし前半に種を撒き、後半に回収する。
物語の基本に忠実な展開、構成だと思う。

主人公は中学生、岩倉玲音。
ネタバレレビューを読む

神の不在、集合的無意識。
何かがおかしい!?何かが始まっている!!

難解でしょうか?いいえ。
我々の側が複雑にさせているのでしょう。
しっかり観ていれば、迷子にはならない。
ネタバレレビューを読む

世界は等しく病んでいる。

文化庁メディア芸術祭優秀賞作品。
ご堪能あれ。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 74
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

私と中の人は同一人物なのだろうか

メディアミックス作品。全13話のアニメ版。
「難しいアニメ」として紹介いただいたことで視聴を決意しました。

Q.難しかったか?
A.難しかったです。

おとなしい中学生、岩倉玲音(いわくられいん)の身の回りで起こる、不可解な現象を追った作品。
「lain」とは何か、世界はどうなっているのか、謎を追っていく。


実験(experiment)的であり、かな~り人を選ぶ作品。
笑いなどかけらもなく、描写も無機質で、大衆受けの真逆を進んでいます。

始まるのは幻覚でも見ているようなサイケデリックな日常(?)風景。
グロい影やら、誇張された人物の姿やら、不快なビープ音やら……頭の中は「?」でいっぱい。
教科書的なナレーションによる、オカルティックな歴史の勉強まで流れ出します。

謎が明かされるのは中盤~終盤です。
それまでは、流れる風景と会話を頭に入れる作業です。

そのため、序盤の退屈さは尋常ではないです。

ということで、ダメそうな予感がする時点でやめたほうがいいです。
「合う人には合う、合わない人には合わない」のひとことです。


ただ、「事実は何か」ということも物語の鍵となっています。
したがって、狙ってわかりにくい表現がされています。

また、ストーリーはきちんと進んでおり、結末までしっかり描かれています。
投げっぱなしのお話ということはありません。


作風が合えば問題ないでしょう。
しかし、合わなくても見どころは見つけられます。

この作品はインターネットのあり方について述べていますが、
1998年当時にしては、非常に先見の明があります。

タブレット端末の普及、ネット内で変わる人格。
ハッカー集団「Anonymous」のような存在(ちょっと違いますが)。
特にネット内での人格描写については深く触れられており、主人公の謎にも関わっています。
ネタバレレビューを読む

もう一つ、このアニメを今見ると、多くの作品との共通点が浮かび上がってきます。
有名どころだと、

* 攻殻機動隊でいうネタバレレビューを読む
* エヴァンゲリオンでいうネタバレレビューを読む
* まどか☆マギカでいうネタバレレビューを読むネタバレレビューを読む

特にまどマギとはストーリーの結末に関わる出来事が似ています。
lainはネタバレレビューを読むとも捉えられるかも。

ほかにも色んな作品を意識しました。
それだけ普遍的な内容を扱って、相互に影響しているとも言えます。


ただ、明確なテーマがあるかどうかと言えば微妙です。
「記憶と記録の違い」とか哲学風の発言は多いのですが、ひとつに絞りきれません。
寂しくもちょっと素敵な終わり方といい、やはりストーリーがメインだと思われます。

しかし、前述の普遍性ゆえに、テーマを自分で作って解釈する余地は大いにあると思います。
ネタバレレビューを読む

「雰囲気が好き」という人を除けば、「知ること」「考えること」をとことん求める人に向いているかもしれません。
まず、一番の謎が主人公の正体についてだからです。
また、予備知識があったり、調査を行うと有利になります。
そして、幅広くいつでも通用する命題をいくつも扱っています。


funnyでもexcitingでもamusingでもないのでinterestingが頼り。
「知りたい」という欲求とキャッチーな表現が噛み合えば、きっと神作品になります(ネタバレ)。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 48
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

時代を先取りしすぎたカルトアニメ

制作はトライアングルスタッフのメディアミックス作品です。
ジャンルはSF・サイコサスペンス・ホラーです。
かなり視聴には難があるので注意が必要です。


コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。
彼女は「NAVI」に興味を持ち、大型「NAVI」を手に入れ、急速に適応していく。
それ以来、彼女は不思議な事件に巻き込まれていく…。


1998年放送なので結構古い作品ですが、内容は今に通じるものがあります。
一回通して見たときはほぼ理解できなかった作品ですw
本作を見るならば腰を据えて見ないと意味不明になること必至。

話は基本的にシリアス(というか意味不明)で、笑いどころは皆無。
本当に話の流れが分からないとはこの事。
ホラー・サイコ・グロ要素もありますのでそれが好きでないのであれば避けた方が無難でしょう。
愉快な作品ではないのは確か。


結局この作品では何についてみればいいのかというと「レインって何者?」ってことだと思います。
彼女は「NAVI」を使い始めることで覚醒していき、あらゆる世界を覗いていきます。
そこにヒントがあるわけなのですが、脈絡もなく急に場面が飛ぶので意味が分からないw
覗いている世界は現実なのか?
ネット世界なのか?


以下考察。
ネタバレレビューを読む


総括して、いろいろと手が出しにくい要素があるので尋常じゃないほど人を選びます。
ですが、難解な作品を見たい方にはもってこいな作品だと思います。
見て後悔しても、責任は取りませんよw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 43

69.8 5 近未来でハッキングなアニメランキング5位
老人Z(アニメ映画)

1991年9月1日
★★★★☆ 3.7 (219)
1053人が棚に入れました
看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗。実習先で知り合ったハッカー老人らに助けを求めるが…

声優・キャラクター
松村彦次郎、横山智佐、小川真司、近石真介、辻谷耕史
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

気分はもう戦争

北久保弘之監督、原作大友克洋、
キャラクターデザイン江口寿史、
錚々たる制作チームで送るSF活劇。

高齢化社会により独居老人は増える一方で、
ペンダント式新緊急通報体制はパンク状態。
厚生省は明るい長寿計画を謳い、
次世代の新事業として自己増殖機能を持つ、
第6世代コンピューターを介護に導入した。

老人介護をテーマにした活劇ですが、
独居老人と取り巻く環境をコミカルに描き、
社会風刺でありながらその軽薄さも浮き彫りにする。
ネタバレレビューを読む
怒涛のメカアクション・デザインは匠の技です。

あまり考えなくて良いのです。
コメディとしては十分の出来でしょう。
破天荒な物語ですが、
軽快な構成ですのでサクッと見れます。

空虚で軽薄な時代の空気も良く表れている。
全てを真に受けてはダメなのだろう。

老人Z、世界を粉砕してくれ。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 42

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

浅薄だがおもしろい、そんな歪なアニメ映画

1991年公開のアニメ映画。
監督:北久保弘之氏、
メカニックデザイン:大友克洋氏、キャラクターデザイン:江口寿史氏
作画を担当しているのも、今敏氏、沖浦啓之氏、黄瀬和哉氏、井上俊之氏
鶴巻和哉氏、松本憲生氏等々数え上げればキリがない程超豪華スタッフです。

「簡単なあらすじ」
看護学生の三橋晴子がボランティアで看護している寝たきり老人の高沢喜十郎は、
ある日突然日本政府の推進する最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれる。
体中チューブだらけの高沢に胸を痛める晴子。
そんな中介護ロボットは暴走していくことになる・・・。

*現在においては看護と介護の違いは明確化されていますが、
ここではほぼ同義語として取り扱います。

さて、私が本作を観終えた直後の率直な感想を述べると、
アニメーションとしてはおもしろいと思う・・・
けれども、一体何なのこの作品? 何が言いたいの? そもそも何の為に作ったの?
と狐につままれたような気分になりましたw

本作を視聴する前は当然介護問題を取り扱った作品だろうと想定しているわけです。
劇中でも「愛のある看護でなければいけない」的なことを晴子が発言していたので、
ああ、そういうメッセージ性の作品なんだと思っていたんですけど、
テーマ性、ストーリー性、舞台設定、キャラ造形、さらには話のオチに至っても、
その全てが浅薄極まりなく、もうペラッペラですw
本作を観終えて、「介護問題について深く考えさせられた」なんて言われた日には
真顔で「は???」と聞き返してしまうレベルw

高齢化社会が進んだ現在において介護問題は当時とは比較にならない程深刻化しています。
家族の認知症介護の経験者、あるいは現在介護している立場の方からしたら、
本作は極めて不愉快なものに映るかもしれません。

高沢をどこか小馬鹿にしたかのような描写、
高沢の願望の為に介護ロボットとして暴走し、周りに迷惑をかける描写、
劇中にアーパーギャル(死語)などという言葉が出てきましたが、
晴子含めアホな学生たちの軽佻浮薄な言動、
ご都合主義にも程があるだろうという登場人物の存在等々
本作の欠点は数え切れない程ありますし、
見る人によっては不謹慎だなんて言う人もいるかもしれません。

しかし、アニメーションとしては結構おもしろいw
何故ゆえにこんな歪な作品が出来上がったのかその背景に興味をそそられました。
それで、ちょっと調べてみたんですけど、
「アニメ監督・北久保弘之氏、『老人Z』の当時のエピソードを語る」という
Twitterのつぶやきがありました。興味があれば是非ご覧になってください。

この北久保弘之氏のつぶやきを要約すると、
飲み屋で酔っ払った北久保弘之氏と大友克洋氏がノリと勢いで作った企画を、
プロデューサーに持ちかけたら、よもや企画が通ってしまって、それで作るはめになったとw
売れる企画って何だ?→売れるといったらロボットものでしょ!!
→最強のロボットの操縦者が逆に寝たきり老人だったらおもしろくね?
→可愛いお姉ちゃんも必要でしょ→じゃあ、江口寿史さんに描いてもらっちゃう?(笑)
こんな感じだったのでしょうねww
それで、集められたスタッフは(もちろん今振り返るというのは考慮しても)超一流揃いだったので、
出発点がバカ企画とは思えない本格的なSF作品に仕上がってしまったとw

制作動機も不純ですし、見る人によっては不快感を与えるかもしれません。
前述したように不謹慎と捉える人もいるでしょう。
こういったブラックユーモアはエンターテインメントとして成立しづらいのが、昨今の風潮です。
それは、多少不謹慎だろうとおもしろければなんだっていいじゃん!という、
当時は当たり前のように受容されていた往年の❍ジテレビのようなノリが
もはや時代錯誤ということなのでしょう。

個人的にはこの程度のブラックユーモアなら許容できる範囲だと思いますし、
現在のあまりに行き過ぎた規制の掛け方は、表現する側にとっても窮屈でしょうし、
なによりも業界から活気を奪うので、如何なものかという思いはあります。

ちょっと話が逸れましたが、
本作を楽しむには、テーマ性? キャラ造形? 
そんなもんおもしろければなんだっていいじゃん!という
ある種バブリーなノリが必要なのかもしれませんね。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 34
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

[酷評]なんちゃって介護風刺のSF老人活劇

制作はA.P.P.P.のオリジナルアニメ映画です。
ジャンルはSFです。
酷評なので、本作がお好きな方はスルーして頂ければ幸いです。


看護学校に通う晴子はボランティアで高沢という老人の介護を行っていたが、彼は最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれる。
その後、高沢老人を見舞いに行った際にチューブに繋がれた痛々しい姿を見て、晴子は彼の救出を画策する。


原作・脚本に大友克洋氏、キャラクター原案に江口寿史氏、美術設定に今敏氏などの著名スタッフが携わった作品。
作品を数秒見れば分かると思いますが、老人介護問題を扱っています。

介護問題だからと言って、シリアスな感じで描いているわけではない。
コメディタッチが強く、笑える場面も多い。
しかし反対に、実験台にされる老人の描写が無駄に痛々しく、コメディとのアンバランスさを感じる。
ボケた老人をボケ要因にさせても、ただボケているだけっていうよく分からんことになるしw


「老人介護」を扱うと冒頭でありありと示しているので、もっと踏み込んでほしかった。
テーマは「心の通った介護の実現とは」でしょうけど、それが冒頭付近で完結している。
その後の展開は別にあってもなくてもテーマに直結しないのが無駄に感じた。
もっと言えばネタバレレビューを読むという事。
作品全体で綿密に描かなければ、テーマはテーマ足り得ません。
インフラ崩壊とかメカニックとか、大友さんがやりたいだけのような気がw


テーマ性を強めるために配置した(と思われる)ヒロインの晴子も微妙。
終始彼女は老人たちを第一に考えますが、映画の短い尺だとその極端な行動原理の掘り下げが無いだけに不自然。
ピーピー「おじいちゃん!」って騒いでいるようにしか見えないw
もっと柔軟なキャラ造詣とかも出来たんじゃないかなと。
そっちの方が話は動かしやすいでしょうけど。
これは実験台にされた老人にも言えるね。
各種キャラ造詣がどうも本作に不適切な気がする。


総括して、介護問題をやりたいのか活劇をやりたいのか、はっきりしなかったのが残念。
エンタメを意識し過ぎて、肝心なテーマ性が伝わってこなかったです。
厳しい批評になりましたが、どうしても社会派かぶれな作品は見る目が厳しくなるのでご容赦くださいw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 29

57.2 6 近未来でハッキングなアニメランキング6位
ルー=ガルー(アニメ映画)

2010年8月28日
★★★★☆ 3.3 (88)
384人が棚に入れました
近未来、ヒトはヒトと端末(モニタ)によって繋がっていた。管理社会に統制された都市に住む住民達は、常に現在地情報が監視された状態であり、物理接触(リアルコミュニケーション)が希薄になっていた。そんな中、学校のみが少年少女にとってのコミュニケーションの場だったが、少年少女を対象とした連続殺人事件が起こったことによって、リアルに人と関わり合うことがなかった主人公牧野葉月、天才少女都築美緒、人と関わることを避ける少女神埜歩未らは偶然被害者の一人、矢部祐子と接触したことから事件の渦中に巻き込まれていく。真相に近付いていく中で、牧野葉月は次第に、外には今まで知っていたモニタの中だけの世界とは違うものが広がっていることに気付き始める。

声優・キャラクター
沖佳苗、五十嵐裕美、井上麻里奈、沢城みゆき、植竹香菜、青山穣、河本邦弘、平田絵里子、西村知道、佐藤晴男、坂巻学、勝沼紀義

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

世界観は良いけど、方向性が見えない

近未来、人々はSVCという企業の独裁体制下にあった。
全ての人間は「モニタ」と呼ばれる認証デバイスを携帯し、
それによって位置や行動の全てがSVCによって管理されている。
そんな中、街では少年少女の連続殺人事件が起こっていた、、、。

原作は京極夏彦の小説。原作未読。
主人公はコミュニケーション障害の少女で
友人たちとともにSVCに立ち向かう?まぁそんな感じの内容です
ちょっとキャラデザが変わってはいますが、問題はないかな。

社会派SFの世界観はとても良いし、ミステリー要素もある。
おそらく原作は良いのだろうなぁとは想像出来るのですが
全然雰囲気が出てないので、どうもぱっとしない内容です
怪奇的な雰囲気を全く出せてないので、チープに見えてしまう・・・
それと少女たちを中心に話を進みますが、どうも感情移入がしづらい。
色々と問題はあるのでしょうが、主人公の存在感が希薄すぎるんでしょうね。

大人向けにしてはちょっと内容が薄すぎなので、子供向けなのかな・・・
それにしてはアクションシーンとか山場不足な感が否めないし
ワクワク感もあまり感じられない、イマイチ方向性が見えない映画でした
まぁ低予算で作られたんでしょう・・・
ライトなアニメなので、気楽に見る分にはいいかもしれませんね

投稿 : 2025/03/29
♥ : 10

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

SFサスペンスでよくできた作品。

原作は京極夏彦先生のSF小説です。
管理された社会で起こる連続殺人事件の真相をメインキャラの少女たちが迫っていく内容です。ハラハラドキドキして最後まで観てしまいました。

とてもおもしろかったです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 9

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

冷静な子供たちだなぁ(^^;)

ほとんどの事が機械でできてしまう近未来の世界で、連続殺人事件が起き、謎を解くために子供たちが頑張るお話です。たぶん。


自分は頭が悪いので、理解に苦しむところがちょくちょくありましたが、全体的な流れとしては話がサクサク進むので見やすかったと思います。

機械ばかりの世界では、人とのコミュニケーションが苦手になってしまう、というのが主人公に反映されていたところがリアルだったと思います。

ただ、ちょっと子供たちの表情があまり豊かではなく、悲しむところはもっとあってもよかったのではないかと思いました。
いくら人との関わりが無いと言っても、もう少しショックを受けるんじゃ…(σ´・v・`*)


うーん…。オススメまではしませんが、気になった人は見てみるといいと思います!←なげやりw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 7
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