2020年度の記憶喪失TVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2020年度の記憶喪失成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番の2020年度の記憶喪失TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.6 1 2020年度の記憶喪失アニメランキング1位
プリンセスコネクト!Re:Dive(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (403)
1353人が棚に入れました
穏やかな風が吹き抜ける美しき大地・アストライア大陸。その一角で記憶を失った少年・ユウキは目を覚ます。彼を世話する小さなガイド役・コッコロ。いつも腹ペコな美少女剣士・ペコリーヌ。ちょっとクールなネコ耳魔法少女のキャル。運命に導かれるまま、彼らが立ち上げたギルドの名は「美食殿」。今、ユウキと彼女たちの冒険の幕が開けるーー

声優・キャラクター
M・A・O、伊藤美来、立花理香、阿部敦、高橋李依、沢城みゆき、洲崎綾、日高里菜、諸星すみれ、小倉唯

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最初は微妙だったけどいいアニメだった

なんか主人公の顔とか服装がこのすばの主人公のかずまに似てるなと思ったら、このすばの監督だったんですね
一話見たときはなんかやばそう(手抜きな感じ)なアニメだと思ったけど、だんだん面白くなっていきました
やっぱりパーティ内のドタバタ感を描くのがうまいですね

美少女と背景以外はかなり適当な感じだけどわざとやってるのかも?
原作を知らなくても楽しめるので是非、最後まで視聴してみてください

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑顔の食卓

倒れていたユウキ。
案内役を自称するココッロに導かれる。
お金を稼ぐためにギルドから仕事を依頼される。
キノコ狩りの途中で行き倒れていたペコリーヌと出会うのであった。

美味しい物を探求する美食殿メンバー。
ユウキ・ペコリーヌ・コッコロ・キャルの4人編成です。
無口でいつもニコニコ笑顔のユウキ。
天真爛漫なペコリーヌ。
ユウキを主として尊敬しているコッコロ。
冷静な判断力を持つツッコミ役のキャル。
この4人を中心としたストーリー展開。
ゲストキャラもいますが、ほとんど美食殿の味方なので問題無し。
物語全般に緩くて平和な雰囲気が漂います。

ソシャゲ原作という事で0話切りしていた事を後悔しています。
みなさんのレビューを拝読して視聴開始。
武器や防具を使っての戦闘シーンもありますが、
注目したのは個性的なキャラの多さ。
個人的に気に入ったのはペコリーヌですね。
大食漢のペコリーヌ。
ユウキと出会ったのもお腹が空いて動けない状態でした。
笑顔で食事をする。
豪快で美味しそうに食べる姿は見ていて気持ちいい。
最後の方で出自に関する場面もありましたが、ペコリーヌはペコリーヌ。
美食殿の仲間です。
これからも気軽に「オイッス」と挨拶したいですね。

『このすば』と同じ監督さん。
明るい雰囲気は踏襲していますね。
お金があるのか、作画も安定した良作品。
そこの人、まだ未視聴ですか?
放置しておくのはもったいないですよ。
最後に一言……





           やばいですね!










投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「ヤバいですねっ」に中毒性アリ(笑)

ゲームは未プレイ。最終話まで視聴。

まず、ゲーム原作らしい作画の良さが目を引きます。
バトルシーンの動きの良さとキラキラは圧巻です。

そして、個性豊かな登場人物の多さ。
”個性豊かな”がミソですよね。
必然的にお気に入りのキャラとか見つかってしまう(笑)。

単純なドタバタコメディに終始するのかと思いきや、ラストはしっかりと・・・。

第2期あったらヤバいですね!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

66.3 2 2020年度の記憶喪失アニメランキング2位
神之塔 -Tower of God-(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (219)
627人が棚に入れました
塔を登れば、全てが手に入る。塔の頂上にはこの世のすべてがあり、この世界を手に入れる……神になれる。これは、ただ星空を見たくて塔を登る少女・ラヘルと、そんな彼女がいれば何もいらない少年・夜の、始まりと終わりの物語。

声優・キャラクター
市川太一、早見沙織、岡本信彦、三宅健太、本多真梨子、興津和幸、関根明良、江口拓也、深町寿成、末柄里恵、津田健次郎、吉野裕行、小野大輔、伊藤静、大塚芳忠

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

いのちを懸けて登れ。

久々にハオライナーズ枠の作品到来かと思いきや、韓国発の作品だったみたいですね。
国は違えど、作風は似ていると思いますけれど…。


「神之塔」とは、2019年から韓国のNAVER WEBTOONにて連載を開始し、
2018年からLINEマンガを通じて日本でも連載している冒険ファンタジー作品。
現在までに28ヶ国語に翻訳され、全世界累計閲覧数が45億回を突破。

少年「夜」は大切な女の子「ラヘル」を探すために伝説の塔に入り込み、
新たな仲間とライバルと出会い、階層ごとにある過酷な「試験」をクリアしながら、
塔の頂点を目指して行く。
少年の成長ストーリーと、その裏に隠された塔と少年の秘密は読者を魅了し続けています。

2020年春、NAVER WEBTOON初のTVアニメシリーズ「神之塔 -Tower of GOD-」として、
ついにアニメ化決定!
日本、韓国、アメリカで同時展開予定。


塔を登れば、全てが手に入る。

塔の頂上にはこの世のすべてがあり、

この世界を手に入れる……神になれる。

これは、ただ星空を見たくて塔を登る少女・ラヘルと、
そんな彼女がいれば何もいらない少年・夜の、

始まりと終わりの物語。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そういえば、中国の作品と似ている点といえば全世界累計閲覧数を前面に押し出している点でしょうか。
28ヶ国語に翻訳されて配信されているので、数が伸びるのはある意味当たり前だと思うんです。
勿論、アニメ化される決め打ちの一つとなったでしょうから意味が無いとは思いませんが、だからといってアニメが面白いとは限らないのがこの世界の常套なんですよね。

日本の作品でも原作の魅力や良さを表現しきれなかったアニメはゼロじゃないので…
だから最初は視聴するか悩みましたが、第1話目ではやみんが出演しているのを知り、視聴継続を決めました。
後から関根明良さんも出演されていると知ったのはうれしい誤算でしたけれど。

普段私の使っているアニメサイトに、この作品自体が掲載されていなかったので完全にノーマークな作品でした。
なのでググってみたらアニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルムという日本のアニメ制作会社だったみたいです。
興味を持ったのは音楽担当に、ケビン・ペンキンさんというオーストラリアの作曲家が起用されていた点です。
こういう組み合わせも中々珍しいのではないでしょうか。

完走しました。
アニメーションとしてみたら及第点だったと思います。戦闘シーンもそれなりに動いていましたし…
難があるとするなら、展開とキャラでしょうか。
まず展開については、塔の中という極めて限定された場所で起きている試験であるにも関わらずスケール感が合わないので、まずそこが気になりました。

途中、砂漠の様な場所が出てきましたが、地平線が見えそうなほど広い空間が広がっていましたけれど、それって、本当に塔と言えるのでしょうか^^;?
何より一番気になったのは塔を登っている感覚が得られなかったといことです。
例えばSAOのアインクラッドだったら階層ごとに景色や発生するイベントなどが異なっていて、重層構造感は感じられましたけれど、本作品ではあまりそういう感覚は無かったかな。

あとはキャラ…でしょうか。
気になったのはデザインより、寧ろ魅力の方かもしれません。
ザ・ハードの姫の人間臭さと、徹底的な対抗心は嫌いじゃありませんでした。
終盤の掛け合いも悪くありませんでしたし…
ですが、どうにも魅力の感じられないキャラが居たのも事実です。

一番魅力が感じられなかったのは、個人的に主人公だったかな…
塔を登りたいという気持ちは分かりますが、行動が伴っているとは思えなかったんですよね。
すごくフワッとしていて地に足が付いていない感じが気持ちをより助長させたのかもしれません。

原作既読組はもっとたくさんの情報を持っているので印象は違うと思います。
ラヘルの終盤の行動だってアニメ組からすると完全に意味不明でしたから…
この印象の差がきっとアニメ化の難しさなんでしょうね。

オープニングテーマは、「TOP」
エンディングテーマは、「SLUMP」
どちらもStray kidsという韓国のボーイズグループが歌っています。
日本、韓国、アメリカでは、それぞれの放送地域に対応した言語版の楽曲が使われるそうです。

1クール全13話の物語でした。
「俺たちの旅はこれからだー」的な感じで終わりましたが、ここで終わっても仕方無いのかもしれません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

韓国の人気漫画が原作のファンタジーバトル

頂上に登れば全てが手に入るという塔を舞台にした、ファンタジーバトル。全13話。
物語は、ラヘルという少女を追って伝説の塔に入った主人公の少年・夜(よる)が、多くのライバルたちと戦ったり、協力したりしながら、頂上を目指していく、みたいな流れ。予備知識ゼロで観始めて、ちょっと経ってから知ったのですが、原作は韓国の漫画で、結構な人気作品らしいですね。設定的には、かなりありふれたものという印象だったので、どのあたりにそんなに人気になる要素があるのだろう、なんて考えながら観ていました。いちおう、参加者に課せられる試練には、運や戦略なども必要になるようなゲーム性の高いものもあったりして、単純な力勝負だけじゃないのは良かったのですが、内容自体は特に面白いとは思いませんでしたし、ちょくちょく挟まれるギャグのセンスもあまり感心しませんでした。今回描かれた全13話は、どうも全体のストーリーからするとまだ序章だったようで、もしかしたらこの先のほうが本番なのかもしれませんが、個人的にはそれほど興味が湧かないというのが正直な感想でした。
作画は綺麗。音楽は、好きな系統ではなかったですが、曲自体は悪くなかったです。キャラは、主人公の夜にこれといった魅力を感じませんでしたし、その他のキャラたちも、総じて普通という感じでした。ただ、エンドロシなど、女性のキャラデザは良かったと思います。
最後まで観終わって、コロナの影響で放送されるアニメの本数が減ったこともあり、とりあえず完走しましたが、ぶっちゃけ観ても観なくてもどっちでもいいかな、くらいの感覚でした。原作が人気ある理由は、結局いまいちよくわからなかったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「旅立ちの物語」から「反逆の物語」へ

2020年春アニメ。全13話。
原作は、10年以上連載を続けている韓国のWEB漫画。日本の制作会社がアニメ化しています。先日無料公開されていたので第2部ラスト(180話ほど)まで読了。
設定・世界観は不明な点が多いものの、人間ドラマの一貫性や全体的なクオリティが良かったです。

{netabare}
作画が非常に好みでした。
シンプルなキャラクターデザインと彩色はとても見やすく、動画の印象も私の肌に合っていました。
キャラクターの演技とバトルの両方に拘っていたと思います。
背景見ていると、壁の模様とかテクスチャ張り込んだりはあまりしていませんでしたね。なるほど、シンプルで見やすくなっています。

キャラクターも変に媚びていないのが良かった。
特に女性キャラクターの品の良さ、言葉遣いはキツイけど芯があってそれも味になっています。チーム内の人数が多くて名前が覚えられない(笑)のですが、キャラクター自体は立っていたので混同したりはしなかったです。
声優さん達も、皆さん演技がとても良かったですし、新人・中堅・ベテランとバランス良く配役されており、ちょっとしたアドリブも聞けたりして好きでした。
音楽もとても良かった。OP、EDも好きですが特にBGMが素晴らしく、音楽の掛け方も雰囲気を壊さなくてとても良かったです。{/netabare}

【総評】
{netabare}作品テーマとキャラクター描写の一貫性が良いですね。
主人公・夜のラヘルへの思慕故の旅立ちというイントロダクションに始まり、塔への反逆の物語のイントロダクションに終わる構成がお見事。
淡々と並べられた言葉と描写が最終話までに繋がっていくのが楽しかったです。
物語がシンプルに進行するので人間ドラマがスムーズに展開しており、じわじわ良い所が見えてくる作品。

アニメは原作の第1部ラストまで。
原作を第2部まで読んだのですが、アニメは人間関係の構築を補足して上手に描いています。
夜とラヘルの内面もだいぶ印象が違うし(特にラヘルは是非原作を読んで違いを知ってほしい)、どちらも好きだけどアニメの解釈やシーンのカット・追加には一貫性がありました。

クンが第1話で発言した「お前も塔のルールに縛られる側なんだな」というのが全てに通底するのですね。

最初の試験で顕著ですが、殺し合いしていた相手とすぐにチームを組むことは心理的に難しい。それでもそれが出来るのは精神・能力が強靭な実力者や、塔のルールを絶対視していない者。

実力も無くルールに縛られる者は、塔にとって扱いやすい取るに足らない存在。塔に上る中でルールに縛られ、人間らしさを失っていく者がほとんどなのでしょう。

塔に登るために人間性が失われていくラヘル。
ラヘルは塔にとって取るに足らない者であって、あくまでも夜を釣るための餌に過ぎない。
夜を裏切って、本気で笑うことも泣くことも出来なくなります。

一方で、塔に登ることが新しい世界を知ることであり、人間らしさを獲得していく夜。
塔にとって無視できない存在であり、塔に上り始めてから笑うことが多くなり、裏切られて初めて激情の断片を露わにします。

ルールに従順なラヘルへの激情は、すなわち塔そのものへの反逆です。
ラヘルの内面を第13話で描いたことで、二人の対称性が浮かび上がる構成は秀逸でした。

第1話、蝶ウナギの試練のシーンでは、横からのカメラワークが何度かあり、奥行きのない不思議なシーンでなんだろうな?と思ったんですけど。それが実はラヘルの視点であることに、再視聴で気が付きました。
ラヘルに早見沙織さんを起用したこと、13話でとても納得しました。
{/netabare}
独特な雰囲気があり面白いので、興味があれば見てみても良いと思います。


【設定に関する個人的な予想というか妄言というか】
支離滅裂なので暇つぶし程度にどうぞ。
{netabare}
「塔」と言うけれど、公式サイトで見ると建造物というより広大な一つの世界の呼称(空間概念)であるとされています。「塔を上る」とは自身を鍛え上げていくこととも解釈できそうかな?
塔を上るとどんな願いも叶うと言われているのは、もしかしたら後から付加されたものなのかも。
「ザハード王」は塔に文明がない時代に現時点でわかっている最上階まで踏破し、現在の塔の社会を築き、試験方式等を決定した者とあります。
そして塔の試験は塔に仇なす者をあぶりだすためにある、とユハンは言っている。
だから、本来ルールに抵触する行為をしてもバレない限り気づいていても指摘しないし、塔に致命的な行為だと思えばさっさと処理してしまうのかも。
塔の世界は明らかにデストピアですよね。
個人的には2期が見たいなあ…{/netabare}
(2022.1.30)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8
ページの先頭へ