西さんで折り返しなおすすめアニメランキング 1

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64.6 1 西さんで折り返しなアニメランキング1位
十兵衛ちゃん ~ラブリー眼帯の秘密~(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (62)
289人が棚に入れました
今から約300年前、江戸時代初期の剣豪、柳生十兵衛は今際の際に、弟子の鯉之助に「ラブリー眼帯」を授け、2代目柳生十兵衛を探し出せと言い残して死去する。2代目の条件は――「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」。 300年後の現代。2代目にいきなり指名されてしまった中学2年の少女・菜ノ花自由。彼女は「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」であるため、その名を継ぐ資格があると鯉之助はいう。彼は300年間気力だけで生きながらえてきたのだ。見事認められた自由はいやいやながらも眼帯をつけたとたん、天下無双の剣の達人「十兵衛ちゃん」へと変身、柳生に代々深い恨みを持つ「竜乗寺家」からの挑戦を受けざるを得なくなったが、実は2代目柳生十兵衛の剣には秘密の力があった。

easy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

時は1999年、予想もしない激動の前触れ(作外)

まず最初に

本作、性転換的な美少女サムライ・柳生十兵衛こと菜ノ花自由は、
声優・小西寛子さんをモデルとして設定・企画を立てたとされている


1999年:本作放送
2000年:おじゃる丸、音声素材使用で主役降板騒動勃発(2018年暴露)
2004年:続編「シベリア十兵衛」主役がHさんへ変更、小西寛子降板


本作の翌年にあたる2000年に起きた『おじゃる丸』降板ナニガシとは

・小西さん、アニメ用と思い録音した仕事が関連グッズ素材用と判明
・某局員へ質問→某局員「生意気よ、仕事を出来なくしてやる」→主役降板
・…上記から18年後、同様の件が起きた為、証拠を揃えて暴露

と小西さんが主張された何ともモヤモヤ、皆さまから搾取の公共放送、
最近では某Jズ『当時国外のJさんに何故か日本局内でナニされた』設定の裁判にて敗訴、
故人がテレポテーションしたりもする皆さまの局が関わった騒ぎである


>大卒全員が年功序列で最低1500万まで出世のお手盛り待遇
>「平均的な出世でも年収1700万円までは到達します」


この件だけなら「フーン、テレビブッコわして捨てるわ」という感じなのだが、
おじゃる丸・主役降板に纏わる暴露騒動より更に遡ること数日前、2018年5月末、
既に本作およびシリーズに関わると思しき下記のようなつぶやきが有った

原文は現在も残されているが、お名前はイニシャルで伏せておく


>私の場合、騙され混浴温泉まで誘い出され当時のHマネージャーが、
>温泉旅行でおじゃる丸のD監督と水着も着けず混浴入り、
>お酒も飲んで接待してもらえると思ったらしいが、私はそうはいかん☠️
>こういうマネージャー話は沢山ある(色々見ているし)

>そのHさんはHさんを連れてこられた方で
>彼女の名付け親でもあると私によく話をしていました。


おそらく出世作「すごいよ!!マサルさん」
コイツをきちんと見なかった私は本作で某D氏演出のファンとなり、
無刀取りの折り返し地点『第7話:知らずに極意を掴んでた』
それら筆頭にサントラまで買うほどそりゃもう大好きだったので、
続編で主人公の声が変わっていた事には本当にガッカリしたのだけど、
こりゃキャスティング変更も色々と嫌な勘繰りされますよ…

続編では、主人公の演者が交代された部分だけではなく、
テンション大人しめな別作品になってしまった事をしっかり覚えており、
降板騒動の諸々を鑑みると、なるほどなぁと納得する部分が多々あります

投稿 : 2025/04/05
♥ : 1

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ギャグが合うかどうかが鍵 C

ごく普通の中学生・菜ノ花自由が、ラブリー眼帯を付けると無敵の2代目柳生十兵衛に変身するというお話です。

この作品を知らなかった私にとっては、タイトルからして眉唾物でした。
「眼帯」に「ラブリー」を付けるセンスが良く分からない。
柳生十兵衛から眼帯と遺言を受けた小田豪鯉之助が、後継者を探すという気力だけで300年生きてきたというのも良く分からない。
ギャグパートを専門に担当するキャラクターとして、バンカラトリオというのが出てくるのですが、これが雰囲気的には非常に良いものを持っているものの、いかんせん私の笑いのツボを刺激するには至りませんでした。
他も、総じて笑えなかったので、これはギャグアニメなのだろうか?と自問しながら視聴していました。

となると、チャンバラものとして見た方がよさそうです。
そう腹を決めたころには物語は既に終盤でした(笑)
アクションもの全般を余り見慣れない私としては、チャンバラものとしてどうだったかも十分評価することはできません。
一番の見所だと思ったのは、最終回でアクションシーンの最中で見せた、菜ノ花自由とその父親の信頼関係・絆といったところでしょうか。
そこだけは、他の方に向けても、見る価値があると言えます。

ただ、やっぱり何かと中途半端さを感じてしまいます。
ギャグ+シリアスの狙いで作ったのだとは思いますが、放送当時はギャグも面白かったでしょうに(いや、それも危ういか?)、なまじギャグがあるためにシリアスにもなりきれていないという印象です。

キャラデザインも今見ると古臭さを感じるので、敬遠されるかもしれませんが、主人公・菜ノ花自由はだんだん可愛く見えてくるタイプのキャラですので、これは余り気にする必要はないと思います。
ただ、やはり、ギャグが受け入れられるかどうかですね、この作品は。
合わなかったら、視聴するのがかなり辛いと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

どこか、わびさび感じる作品

『十兵衛ちゃん』1期にあたる作品。


~あらすじ~
とある中学二年、菜ノ花自由。
彼女は突如、目の前に現れた江戸時代から生きてきたという鯉之介によって2代目柳生十兵衛に指名される――。

嫌々ながらもラブリー眼帯をつけると、最強の剣豪(十兵衛ちゃん)になり無双するというもの。
しかし、段々と刺客は強力になっていき・・
自由(十兵衛ちゃん)が運命を切り開いていく物語です。


とは言え、本作はバトルアニメ等と捉えずに
ギャグアニメとして観てしまっていいと思います。
なかなか笑えます。
シリアスもちょびっとありますがね。
2期は個人的に微妙でしたけど、こちらはかなり好きです。


見所は十兵衛ちゃんの剣技ももちろんですが、
私はギャグのテンポの良さが一番だと思ってます。
最近にはないリズム、コミカルさ。
ポンポンと放たれる台詞の交錯が心地良い。
この作品だけのオリジナル感があって良いです。

その立役者は自由。
彼女のことが大好きな四郎やバンカラトリオ、そして使命のために付いてくる鯉之介の追随を華麗に捌く様子が観てて本当に面白い。
ただただ突っぱねるだけではなく、往なす点がお見事でした。


軽快なギャグ、よく動くチャンバラアクション。
好きです。
よく考えたら家族愛なんてのもあります。
色々なものが含まれた本作は、隠れた秀作だと感じます。



ED「Forever」 歌-1999少女隊

OPはなし。
EDは時代を感じるメロディです。
フォエバ、フォエバ は頭に残ります。
他作品より長めに流れるせいかもしれません。


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古いが故の特異の雰囲気に包まれた作品。
笑えて泣ける本作『十兵衛ちゃん』。(1期)
オススメしたい一品です。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 25
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