群像劇で暴力なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の群像劇で暴力な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月17日の時点で一番の群像劇で暴力なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 群像劇で暴力なアニメランキング1位
俺たちに翼はない(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (806)
4615人が棚に入れました
大都市「柳木原」(やなぎはら 略称ギバラ)では、今日も誰かのありふれた物語が生まれていた。季節は冬。寒さが厳しい白い空。心に悩みを持つ若者たちが繰り広げる群衆劇。そんな若者たちが傷つき、笑いあう。どこにでもあるような恋物語が今語られる。

声優・キャラクター
吉田真弓、小野涼子、後藤邑子、又吉愛、浅井清己、たかはし智秋、下野紘、三浦祥朗、諏訪部順一、日野聡、荻原秀樹、石川英郎、杉田智和

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

もうっ!! “(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!! ですよ♪

■σ(・・*)アタシかなり頑張ったよ・・・完走できましたw(〃´o`)=3 フゥ
後半は盛り上がるよって言う声で何とか完走できた感じですw
皆さんのレビューでも書かれている通り、とっても惜しい作品だなぁって印象です♪
 
原作は未プレイですけど、その評価が高いことから基礎となるシナリオ構成はしっかり作られているんじゃないかなぁって想像できますね♪
しかもこの作品は、群像劇だって聞いたので複雑なシナリオになるのは予想してたのですけどね!
 
■群像劇って・・・\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
大きく分けて2つのタイプに分かれるのです!
・個々の登場人物に焦点を当てていき別々の物語を進めていくタイプ
・一つの大きな物語に関わる複数のキャラクタを描いていくタイプ
 
群像劇って登場人物が多くなるので、ストーリーのボリュームが大きくなる傾向なのですね、なので本作品みたいに1クールでまとめようとするとかなり無理がでてきてしますのですねw
せっかくよい基盤があっても、それを生かすどころか最後だけ無理矢理まとめたって感じは否めない印象をどうしても受けちゃいます♪
せめて、無意味なローアングル等のエロ描写や、居なくても良いようなキャラを削るとか、2クールの構成でそれぞれの視点の物語をもっと掘り下げて作って欲しかったなって思いましたo(´^`)o ウー
 
群像劇の作品をもし薦めるなら・・・
「efシリーズ」「バッカーノ」「デュラララ」などをお薦めしちゃいますね(・ε・)/
 
■総評
もったいないなぁーって思ってしまうような作品がまた増えてしましました(/□≦、)!!
本当に楽しみたいのであれば原作しかないのでしょうね♪
キャラクター的には女の子は可愛く描かれていましたね、個性はどうかといいますと・・・
キャラが多すぎて個性が埋もれちゃっているキャラが多かったですw
精神的に許せなかったのは・・・成田隼人です・・・あのしゃべり方が生理的に受け付けませんでした・・・
唯一大好きなキャラは千歳 鷲介です♪
鷲ちゃんのおかげで最後まで観れたと思ってます!!
一見チャラチャラして八方美人ぽいけど、一番周りが見えていて、優しくて、相手の気持ちをちゃんと理解できるそんな性格がとっても好印象でした♪
日和子と鷲ちゃんだけがハッピーエンドになればよかったのにぃー(`×´) プンプン!!
 
2011.08.10・第一の手記

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自分の中の自分を問いかける作品

【一言紹介】
原作がエロゲ、一部分だけど結構エロいシーンもあるので注意。

わかりずらいシナリオ(少し変わったストーリー)なので
長い目で見ること、最後まで見ることをオススメ。


【自分が思ったこと】
最終は正直すごくツマラナイというか、なんだこれ?って感じでした。

話が進むにつれ、考える必要があるけど段々とわかっていって。
ストーリー構成には感動した。

ヒロインの鳳鳴ちゃんがとってもかわいいです♡

自分も人ごとではないし
こんな作品の作り方も出来るんだと
感心したアニメになりました。

エロい部分なければもっと自分もこのアニメを好きになれたと思うし
ほかの人にオススメしずらさもなくなるのに。。


【このアニメの題材(アニメを楽しむうえで↓は見ない方がいいネタバレです)】
{netabare}解離性障害で主人公が入れ替わりストーリーが進んでいく。本当の自分はテレビをみている。客観的に自分のことをみている。
{/netabare}

【ゅずワールド】
{netabare}
私はいろんなことあったけど
自分で変えて、立ち向かってきた
そうゆう自分に誇りをもっていて、

自分の個性が好きだと思い込んで過ごしてきた。

でもそれは
誰かから与えてもらったもので
それは自分自身が本当に好きなの?

自分にもう一度聞いてみた。

本当にそれは自分なの?
問いかけてみた。

何かが違う。
与えてもらったもので形成はされてきたけれど、
それは自分が本当に好きなものではない。

問いかけによって。
本当の自分とは?と考えたら

今までのが消えて真っ白になった。
大好きだった
言葉たちの色や形や温度、匂いが
わからなくなって。

感情が停止したような
感覚。

自分がいなくなったような
感覚。

そして
大きな勘違いしていたことに
気付かされた。


自分が前に描いた
九分割統合絵画法
の絵の一部を思い出した。

真ん中に黒猫
上には王冠
左右に白い羽と黒い羽
下には荊

↑はいつも頭の中に浮かぶ自分像

あとは絵本、音楽、あと2つは思い出せない。

猫っていうのは自由になりたいとか甘えたいっていう自分


左右の羽は自分の裏表な感情

荊は自分を取り巻く柵(この間はこれが鎖になって重みが増した)

王冠はこの状態の自分を一番好きだと思う心

絵本はこの絵自体が客観的な物語になっていて、それを自分が見ているってことを表してる。


私は自分を例えたこの絵が
大好きだった。
この絵の自分が大好きで
このままでいたいと
ずっと思っている。

だけどそれは客観的なもので
本質の自分ではない

ってのが今の私の答え。


そういえば
何かの中の中のもの
なんとなく好きなことも思い出した。(テレビの中にテレビが映ってたり、マンガの中でマンガ描いてる主人公とか)
↑この感覚、たぶんあんまり他の人にはわからない気がするw

自分のことは自分が一番知ってるという私の名言も


どれも本質の自分がいて、
そうゆうことを感覚として
もっていたんだなと
今では思う。


やっと繋がった。
私の本質的な自分ってこんなとこにいたんだね。

自分のこともっとよくわかったけど、
この自分をどう取り込んでいくか
全部自分なんだけど、そこまで見えてなかったのは反省。

全部受け入れて、進もう。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界が平和でありますように

序盤は全く内容がわかりませんでしたが、ストーリーが進むにつれ内容がわかってくるとともに面白さが湧いてくる作品でした。


この作品の概要は・・・
三人の主人公の日常的な話になります。
一人目の主人公は学生で気弱な性格の羽田鷹志。
二人目の主人公はレストランで働くお茶目でノリの軽い性格の千歳鷲介。
三人目の主人公は夜に便利屋の仕事をするハードボイルドタイプの成田隼人。
この三人がそれぞれ各ヒロインを交えて、テレビのチャンネルが切り替わるように日常のストーリーが進むお話です。


この作品の見どころは・・・
この作品に関してはネタばれなしでは見どころは語れませんのでご了承ください。
またプチ見どころとしては、たくさんのパンチラの映写が楽しめる、漫才気味の会話が楽しい、各ヒロインがみんな魅力的で特に鳳鳴役の「後藤邑子」の演技がとても可愛い、といったところでしょうか。


この作品の序盤の展開について・・・
第1話目から主要キャラが次々と登場し、誰が誰だか非常にわかりにくい展開。
また、場面の移り変わりが激しいのでストーリーについていく事が難しい感じでした。
それにファンタジーの世界も出てきた時はその展開に呆れた気持ちになってしまいました。


中盤から・・・
しかし第4話でこの作品の本質がわかってくると面白くなってきた・・・と思いましたが直ぐに下落。


後半から・・・
第9話から今度こそ面白い展開になってきました。
特に第10話で成田隼人が非常にスッキリする行動を見せて、これからの展開に期待が持てる気持ちにさせてくれました。
そしてこの後からファンタジー世界の設定も良い設定だったという気持ちになれました。
最後まで見る事によって第1話目にも繋がり、この作品の面白さが実感できるのでは?と思います。


これから視聴する方へのアドバイス・・・
各回ごとにもよりますが、中盤ぐらいまでにあるOP曲前の2分程度のエピソードは本編とは関係ないおまけのようなサービスエピソードなので、この点を知っておいて視聴するだけでもかなり混乱を防げるかと思います。


番外編について・・・
OVAでみんなで温泉に行くエピソードが製作されております。
このエピソードは本編以上のエロ満載。
本編ではシーンによっては規制がかかっていましたが、このOVAではバッチリと露骨に見ることが・・・。
温泉ですからね(笑)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 20

71.6 2 群像劇で暴力なアニメランキング2位
キズナイーバー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (778)
3710人が棚に入れました
舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!

声優・キャラクター
梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キズナコネクト

TRIGGER制作。岡田磨里脚本・構成。
「キズナシステム」により、
お互いの痛みを共有することとなった、
少年少女のひと夏の群像劇。

舞台は洲籠市。
政府が秘密裏に行うキズナ計画の実験都市。
キズナ計画とは、
この争いに満ちた世界を平和に導く為の、
ヒントを見つけるための実験。

珍しく苦味レビューですが、
初期設定が強引で少々きついですね。
物語の入りに難があり、個人的にそこだけは、
最後まで払拭出来ませんでした。

{netabare}少年少女をいきなり「拉致」して外科手術。
理不尽にも「被験者」にされる。
仕組んだ者が同級生であり学校の教師です。
普通に日常パートで会話しています。
みんな反抗しないの?
この理不尽さは「バトルロワイアル」です。
誰もが救われたいからこそ従うのでしょうか。{/netabare}

ただ??マークもつきましたが、
お勧め出来る佳作だとは思っています。

痛覚を分配する。
次第に心の痛みまで分け合い体感する。
痛みを知ることで他者を思いやる。

キャラクターは総じて素晴らしいに尽きますね。
後半は盛り上がりました。
賛否ある作品って好きです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 58

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

物語は、ヒロインに階段から突き落とされて始まる。今シーズンではインパクトある導入の本作。

TRIGGERが送り出してきた本作。
「キルラキル」や「異能バトルは日常系の中で」を手掛けてきたTRIGGERが
今回、どんな仕掛けをしてくるかが気になるとこ。

同クールで「宇宙パトロールルル子」も制作していた点で
スタッフの稼働状況が飽和していたのでは?と思える点もちらほら(´・ω・`)
(まぁ、ルル子はショートアニメやからね)

舞台は未来型都市「洲籠市-スゴモリシ」
不思議と痛みを感じない-不感症系主人公-が阿形勝平くん。
この設定って露骨すぎやしないか??(´・ω・`)
いや、この見え見えなくらいの露骨さがあとでいい味出すんです。
(ドМな様で実は違うみたいですw)


謎の少女・園崎法子が第一話(一目あったその日から、絆の花咲くこともある)で、
七つの大罪について勝平君に説くシーン。
「他者との協調性を重んじる現代に於いて、罪の形は微妙に形を変えています。」
この言葉、グッと来るものがありました|д゚)フカイワー
建前で人と付き合うことが多い現代日本では...特にやね。
この七つの大罪にそれぞれ当てはめた七人のキャラクターが
身体的痛みの同時共有、「キズナシステム」を同意のもと(?)
とあるプロジェクトをを履行していく物語。

素材としては、ココロコネクトに通じるものがあるような、ないような...( 一一)

タイトルにも書いた通り、主人公がヒロイン園崎法子と出会うと
躊躇なく階段から突き落とされて幕を開けます。

....リアルでされたらたまったもんやない!(´Д`)w
でもこのショッキングな演出は、導入として非常に優秀だと感じました。
あるあるな「空から女の子が降ってきた-」とかより十分インパクトありやなw

様々な傷や悩みやトラウマを抱えた7人の「キズナイーバー」
傷を分け合う者たち同士が、成長し、認め合い、確かめ合っていく本作。


声優さんも佐藤利奈さんのツンデレ具合がGJ。
御坂美琴がもっと無表情美人さんになった牧 穂乃香は印象的(*‘∀‘)
物語後半のメインといっても過言じゃない主要キャラなので
ぜひ注目してみましょう(/ω\)

EDのカットで、女性キャラの目元アップの部分は
良作画と認定したい。
センチメンタルな心情を画だけで表現するTRIGGER最高。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 47
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋人の前では絶対に屁をこかない愛と、恋人の前だから普通に屁をこける愛は、どちらがより深いのだろうか?

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
自分的LEGENDアニメの「花咲くいろは」や「とらドラ」、世間的にも名作の「あの花」「凪あす」のシリーズ構成を務めた岡田磨里さんの手掛けるオリジナルアニメということで、当然、期待は膨らむ。

な~んて、ハードルを上げなければ、なかなか楽しめるアニメ。ただ、「思わないようにしよう」と思うものの、「ココロコネクトの世界観であの花をやってみました」とついつい思ってしまい、たくさんのアニメ観てるのも如何なものかな~と思ってしまう。

レビュー、結果としてなんか酷評っぽくなってしまった(汗) そんなつもりなかったんですけどね(苦笑)

とはいえ、やはり1期尺でここまでたくさんの登場人物を動かし、キチッとストーリーをまとめてくるあたりは流石だな、と。シリアス系で、真っ直ぐな青春に恥ずかしさを感じない方なら楽しめると思います♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
良かった点としては、まずはニコが可愛かった♪ 不思議ちゃんを演じている(時点で)不思議ちゃん、って新しかったと思うし、キャラがバレた時の狼狽っぷりは可愛かった♪ 作風上、シリアスな場面が続くけど、そこが重くなりすぎないのは、間に挟まれるニコのギャグと少しずれた声質のお陰だと思う。ただ、カップリングには不満。天河と普通にくっついて欲しかった。

あとはまあ、やはりテーマ性の真っ直ぐさ。素直に、青春だな~って思う。

う~ん、評価に迷う。

やはり、設定のわりにテーマと終着点に既視感があるからだろうか。なんてったって、作品の主題はすでに、2500年前に孔子が言ってたわけですから(師曰く、己が欲っせざるところ、人に施すことなかれ)w

というか、これは私の個人的な思いなんだけど、「本音をぶつけ合わなければ友達になれない」「友達なら互いに傷つけあってなんぼ」という風潮に、「本当にそうか?」と思ってしまう。

例えば、「妻を愛しているから目の前で屁をこける」と「妻を愛しているから目の前では絶対に屁をこかない」は、多分どちらも成立すると思う。どちらも本当の愛のカタチだと思う。

でもこの「キズナイーバー」は、その一面のみ(屁をこく派)を強調していて、登場人物が揃いも揃って相手の心の傷にずかずかと踏み込んでいく。まるで、そうでもしなければ友達になれないというように(まあ、ミッションだから半強制ですが)。

個人的には、親しき仲にも礼儀あり、という言葉が好きですw

あとはまあ、感情の発露(爆発)から収束までのテンポが早すぎたかな。例えば、「とらドラ!」の{netabare}#21「どうしたって」(スキー回)での、みのりんの感情の発露は、それまでの「前向き良い子天然風」の長き前振りがあってこそ光るし、それに対して対等の位置で正面からぶつかる、あーみんがいてこそ光っていたと思う。{/netabare}

でも、「キズナイーバー」では、話数も少なくキャラが多過ぎて感情移入が難しいのに、感情が瞬間的に沸点まで達するので、おいてけぼりを食らった。しかもそれぞれのトラウマの方向性が様々で、キャラによってその重さも全然違い、誰かのトラウマの解消が他のキャラクターのトラウマに繋がらなかったから、キャラクター間に横糸を張れなかったと思う(このへんが「あの花」との違い。{netabare}あの花はあくまで、キャラクターの心の方向性が、めんまに収束されていたから)。{/netabare}だから、なんだか「1人で叫んでる」という印象を受けた。キャッチボールではなく、皆が好き好きに大遠投しまくってる感じ。

それが最も顕著なのが最終回。彼らは、カメラ(視聴者・私たち)に向かって叫んでいるのであって、仲間に向かって叫んでいるのではない。少なくとも私はそう感じた。それがなんか、「作られた感動」「感動の押し売り」に思われ、私はついていけなかった。(勿論、読み手や視聴者を意識するのは大切ですが、キャラ同士の関係性の深まりに感情移入できなかったから、そう感じたのでしょう)。

ちなみに、(どっちが正しいとかじゃなくて)この作品の価値観と対極の価値観にこんなものがある。小説家、角田光代さんの小説の一節だ。

「一人でいることが恐くなるようなたくさんの友達よりも、一人でいても恐くない何かに出会うことことの方が、うんと大切な気がする」

いずれにしても、彼ら、彼女ら、そしてこの作品は「絆」「繋がる」ということを絶対視、神聖視し過ぎているような気がするんだよな。

私は、「孤独」や「一匹狼」にも対等の価値があり、それならではの美しさもあると思ってるんですよね。

とまあ、天の邪鬼な剣道部の戯言と思ってください。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
ニコの可愛さは良かった。ワンクールのアニオリ作品としては、破綻なくよくまとまっていた。ただ、なんか暑苦しい青春の叫びに、ついていけない部分が。彼らは、私達(視聴者)に叫んでいるのであった、仲間(アニメ内のキャラ)に叫んでいるわけではない、そんな空回り感があった。「絆」や「人との繋がり」は、確かに美しいものかもしれないが、その一面を神聖視し過ぎに感じた。同じように、「孤独」や「一匹狼」も、それならではの美しさがあって、価値があると想うんだよね。
{/netabare}

【各話感想】
{netabare}
1話目
メッセージ性強い系? ん~、ココロコネクト?

2話目
体の傷みを共有することで、心の傷みを共有しろってことね。

3話目
ドMが混ざっていたか(笑)

4話目
合宿回? 意外。ここにきてラブコメの波動がw

5話目
ついに心が繋がったか。予想の範囲内。

6話目
勝平と法子のやりとりはなかなか面白いが、やや、化物語っぽい。

7話目
漫画家としての話。ラストの最終回のくだりは好きだった。死者からの手紙って感じ。

8話目
ますますココロコネクトに~。三角だの四角だの。トラウマに対して前向き、って、かなりえぐるような一言だね。

9話目
なんだろう、デッドマン・ワンダーランド? 「抱き締めて」→「抱き締めるなんて酷いよ」→「千鳥が好きで悪いかよ!」→「いらないなら天河君ちょうだいよ」→「友達になんかなっちゃいけない」→全員ノックアウト の流れは良かった。

10話目
ここで伏線回収。廃人多数生み出した実験か。

11話目
勝平が長々と正しいことを。

12話目
ひど~い! ウザくて面倒くさいなんてユタ君がかわいそうだよう!は、笑ったw
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 47

74.4 3 群像劇で暴力なアニメランキング3位
デュラララ!!×2 承(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1132)
7006人が棚に入れました
あれから半年……僕らは何も変わってない、はずだ・・・
 
池袋の街を巻き込んだ抗争から半年――。
街は平穏を取り戻し、変わらぬ日常を過ごしていた。
高校生は青春を謳歌し、池袋最凶は仕事に勤しみ、情報屋は新たな画策に心躍らせ、都市伝説・首なしライダーは街を駆っては白バイ警官に追われ……。
しかしそこには非日常が紛れ込む。徐々に色を濃くしていく異分子達によって、街はさらなる混沌に陥っていき……。

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、沢城みゆき、福山潤、神谷浩史、小野大輔、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

「何が面白いの?」って思う人も多いのですが、
絶妙な安定感と程よいストーリー進行で、ついつい見てしまうんですよね~^^

特にストーリー自体にひねりがあるわけではないんですけど、
なんか見ちゃうんですよね。

今期は一杯新キャラ出てきましたが、キラリと
光っていたのはヴァローナでした。

静雄や園原さんとかと比較しちゃうとフツーの人なのですが、
人間としての枠の中ですごい頑張ってました。

次によかったのは折原姉妹でした。
次期ではもっと活躍してほしいなぁ^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 49

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

竜ヶ峰帝人の怖さ。

待ってましたデュラララ×2ヽ(*´∪`*)ノ"
待ってました折原臨也がまた観れる日々。

OPの作り方は1期と同じ形で嬉しい♪
EDもセルティの黒い影でみんな繋がってる作り方でこれまた嬉しい♪

相変わらず賑やかなデュラララの舞台池袋。
それから個性豊かな新キャラ達の登場。
セルティと新羅のより愛が深まってるような良い雰囲気。
キャラ達もどんどんいろんな繋がりができ・・

4話でのセルティ&新羅家にてみんなで鍋シーンはとても
観ていて微笑ましかったです。
(鍋参加メンバー 帝人、杏里、静雄、門田、遊馬崎、狩沢、渡草、誠二、美香、エミリア)
なんかここでの鍋食べてる静雄の顔可愛かったっwちょっとレア感☆
セルティ&新羅のイチャイチャに胸きゅん♡

全話通して、4話の鍋が一番好印象かな。
で、10話あたりからの門田VS千景のバトルは痛々しい殴り合いでした!
さらに最終回の臨也のシーンに臨也ファンの私としては衝撃。
いつかはとか思ってたけど・・。嫌だなー。
さらに最終回での青沼と帝人のシーンで帝人の怖さを感じました。


大好きな臨也をまたこうしてTVで観れるとは私はとても嬉しいですヾ(●´□`●)ノ
デュラララ×2!!分割3クールで原作第一幕の全てを描ききる・・
原作読んでませんが次は7月から〜またアニメでたっぷり楽しみたいです。
あ!映画やりますよね!観に行きたいな〜って思ってます♡

読んでくださりありがとうございましたヽ(o´д`o)ノ。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 48
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

混沌の世界・・池袋へようこそ♡

毎日多くの人が集まってくる街…池袋。
この街がおかしな人を呼ぶのか…
デュラララの池袋では超個性的な人が多く存在します!
とにかく本当にキャラが濃い・・・笑!

セルティ、新羅、臨也!わたしにとっては愛すべきキャラばかり♡
(声優さんも順に、沢城さん、福山さん、神谷さんです!)

都市伝説の首なしライダーが黒バイクで駆け抜け
自動販売機が宙を舞い…
赤目の妖刀使いが存在し…
殺し屋まで登場します!!

そんな人たちをビックリする位自然に受け入れることができてしまう街…
そう、ここが池袋なんです♪

1期の騒乱する池袋の抗争から半年後がこの2期です。
1期を全視聴するも特別何かが悪いというわけではありませんが、ストーリーに特別惹かれなかったので2期の視聴を迷いました。
しかしお気に入りキャラクターと、それを演じる声優さんに誘われ2期を視聴しました。

1期でキャラクターの魅力を紹介し2期では個性的なキャラクター同士が関わりを持つようになり更に面白くレベルアップして帰ってきたというわけです!

OPのHEADHUNTの間奏に前回の回想シーンが入るところがお気に入り♪「今 、頭を失くした俺たちは~♪」から始まる臨也と静ちゃんの戦闘シーンがかっこいい♪
{netabare}
そして愛すべき濃いキャラクターを一部紹介します。

・セルティ ストゥルルソン
cv沢城みゆき
デュラララの女(個人的には天使か妖精かも♪)で一番好き♡気高いセルティですがドジっ子さんだったり、怖がりさんだったり、乙女全開でツンデレなセルティも全部素敵です。沢城さんの演技が好きです!!

・竜ヶ峰 帝人
cv 豊永 利行
実はダラーズの創始者、掴み所がなくて怖い…って密かに感じています。

・紀田 正臣
cv宮野真守
1期では出番が多かったお気に入りキャラ。ですが池袋を去ってしまったため出番が少ない。離れた帝人を気にする位なら早く帰って来て!!

・園原 杏里
cv花澤香菜
黒髪ボブで眼鏡なので少し地味。清楚だけれど、どこか危うげな艶(なまめ)かしさを秘めているのは豊かな胸だからでしょうか♪…

・折原 臨也
cv神谷浩史
お気に入りキャラクター。どこまで煽れば気が済むのか…悪い人と思いつつも憎めないのです。やり手で策士なところがかっこいい!

・平和島 静雄
cv小野大輔
池袋というか全国で最強の男!!自動販売機も人間も簡単に投げ飛ばす。でも本当は優しいし弟思いです。

・岸谷 新羅
cv福山潤
デュラララの男キャラで一番好き。嘘偽りのない本音を褒め言葉としてセルティに真っ直ぐ伝える新羅。褒め上手で一途なところが素敵。
{/netabare}
人の数だけドラマがあり、事件の合間合間には愛というラブロマンスがありました。
甘酸っぱい恋から個性的な登場人物の、少々かわった様々な「愛」のカタチ等とにかく気になります♡
{netabare}
・入学時から園原さんを想う帝人、青春です!
・正臣&沙樹
・誠二&張間美香…依存という名の…怖いです
・弟の誠二を好きな姉
・幽&聖辺ルリ…?
・女性を極上のお姫さま扱いする女好きの六条さんの女関係は…

1番お似合いの2人はセルティと新羅です。相変わらずセルティを真っ直ぐに褒める新羅。しかし2期ではこのやり取りに少し進歩が..1期では恥ずかしさや照れから新羅に反撃が飛んで来ましたが、2期では徐々に新羅の気持ちを受け入れるのです…心の関係が1歩いいえ、2歩くらい前進しています♪私、2人の抱擁シーンが大好きです♡
もう、夫婦みたいって2人に言ってあげたい…ですね♪

池袋の事件は黒幕の臨也が煽っているため、複数の事件が同時進行しています。
事件を軸に複数の視点で物語が展開していきます。
後半にかけて粟楠会(ついにヤクザ)も登場し絡んでいきます。
もうこれ以上続き(転)は視聴しないでしょうと思った最後の最後に、臨也にまさかの展開が待ち受けていました…ラストはかなり衝撃的。この瞬間に続きの視聴が決まりました!

転に期待すること…
・臨也のまさかの展開の先
・臨也vs静雄
・帝人vs黒沼青葉(予想)
{/netabare}
レンタル開始とともに気になる続きを視聴します♪

投稿 : 2025/01/11
♥ : 44
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