筋肉で漫画原作なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの筋肉で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月28日の時点で一番の筋肉で漫画原作なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.6 1 筋肉で漫画原作なアニメランキング1位
ケンガンアシュラ(Webアニメ)

2019年7月31日
★★★★☆ 3.6 (97)
405人が棚に入れました
企業同士が巨額の利益を賭け、雇った闘技者に格闘させる拳願仕合。乃木グループ会長に擁された十鬼蛇王馬(ときたおうま)が命がけのタイマン勝負を繰り広げる!

声優・キャラクター
鈴木達央、チョー、中田譲治、内山夕実、金子隼人、稲田徹、榎木淳弥、浪川大輔、阿座上洋平、天田益男、石井康嗣、石田彰、一条和矢、浦山迅、大塚明夫、緒方恵美、斧アツシ、小野大輔、加瀬康之、加藤将之、金尾哲夫、金澤まい、亀岡孝洋、川本宗幸、楠大典、楠見尚己、黒沢ともよ、桑谷夏子、玄田哲章、小市眞琴、小西克幸、小林操、小林ゆう、五味洸一、小山力也、櫻井孝宏、佐々木省三、沢城千春、柴田秀勝、下妻由幸、塾一久、白熊寛嗣、鈴木美園、高橋伸也、高橋良輔、竹内栄治、竹内良太、立木文彦、千葉繁、津田健次郎、徳本英一郎、豊崎愛生、蓮岳大、蓮池龍三、日高里菜、檜山修之、平川大輔、平田真菜、広瀬裕也、藤原啓治、渕上舞、保志総一朗、星野貴紀、堀井茶渡、前川涼子、マシューまさるバロン、増谷康紀、松岡禎丞、松風雅也、松田健一郎、松本大、真殿光昭、水島大宙、水中雅章、三宅健太、村瀬克輝、柳沢栄治、山本兼平、ゆかな、遊佐浩二、吉田真澄
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

隠れた秀作

Netflix独占配信のWebアニメのせいか、ほとんど話題にならないな。
その辺の凡作を軽く吹き飛ばす出来なんだけど。

{netabare}3DCG臭が鼻につくという人もいるだろう。
でも単に慣れの問題じゃないのかなぁ。
この手のアニメが主流になれば、逆にセル画の口パク紙芝居アニメが不自然に
思えてくる日が来るかもよ?
声優も豪華、OPの映像と音楽のシンクロは今話題の鬼滅の刃並みに格好いい。
ただ、作中で頻繁に挟まれるナレーションが少々ウザいかな。{/netabare}

Wikiによれば全27巻の人気Web漫画で、更に新章連載中。
アニメはNetflix全世界同時配信のみだが、Part2も19年秋より開始。
どこまで続くのだろうか。

腐臭が漂うなろう系アニメにうんざりしているそこの貴方、観て損はないかもよ?
(有料だけど)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

CGアニメだと侮ってはいませんか?(※ダンベル何キロ持てる?と世界観を共有)

CGアニメだと侮ってはいませんか?
私自身、CGアニメは好きじゃありませんし、どちらかと言えば嫌いです。
現に今までに視聴できた作品はキングダムだけでした。


ですがこの作品はCGアニメの中では最高峰だと感じました。
何故なら個性豊かなキャラクターが現代最高峰のCGアニメ技術でヌルヌル動きます。
格闘漫画の売りである、アクションシーンがCGを採用することで迫力と言いますか説得力が増すといった具合でしょうか。
それってどういうこと?と疑問に思うと思うので解説します。


漫画の場合
パンチを繰り出す【A】→相手が吹っ飛ぶ【B】

アニメの場合
パンチを繰り出す【A】→腕が相手に向かう【B】→相手が吹っ飛ぶ【C】

CGアニメの場合
パンチを繰り出す【A】→腕に力を入れるなどの予備動作【B】→相手に拳がぶつかる【C】→相手が吹っ飛ぶ【D】

上記の様にコマが増えると言いますか、全てのコマが再現されていると言えば伝わるでしょうか
制作会社には依りますが作画枚数が少ない通常のアニメで格闘漫画をアニメ化するよりも
格闘漫画においてはCGアニメでアニメ化した方が武術の仕草や格闘技術などが詳細にわかる為、凄く相性がいいなと
この作品を見て感じました。


ちなみにこの作品、マンガワンという小学館のWEB漫画になりますが
連載していた際に常に上位の人気を取り続け、累計の回覧数は3億5000万回を突破した作品です。

またこの作品の原作のサンドロビッチ・ヤバ子先生は
現在アニメ放送中のダンベル何キロ持てる?も書いています。
驚くことに世界観も共有している為、気になった方はケンガンアシュラも是非お勧めします。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

山下一夫物語

原作未読 全24話(Part1とPart2合わせて)

うだつの上がらないサラリーマン山下一夫、路地裏で喧嘩をしている謎の格闘家、十鬼蛇 王馬(ときた おうま)を見かけたところからお話は始まります。企業がそれぞぞれの代表者として「闘技者」を闘わせ(拳願仕合)てその勝敗によって資産を増やす拳願会、そしてその拳願会会長の座を競わせる大会である拳願絶命トーナメントへと山下一夫・十鬼蛇 王馬2人もその波に巻き込まれるお話です。

原作はサンドロビッチ・ヤバ子さん、実はダンベル何キロ持てる?の原作者でもあります。肉体を鍛える(鍛えている)というところでは同じですが、ダンベルがコミカルな作品に対してこの作品はシリアスな闘いばかりで全然違いますねw

スポーツ全般観るのは好きなのですが、アニメで格闘技作品は初めて観ました。

超人的な格闘者同士、ほぼ何でもありの闘いは現実的ではないのですが、妙に説得力のあるナレーション(立木文彦)wとモーションキャプチャを使った3DCGの闘技場面は迫力がありましたね。

どんな技を使ってどちらが勝つのか毎週楽しみに観ていました。

お話は残念ながら途中で終わっています。どんな結末を迎えるのか、続きが観たい作品ですね。

OP・EDともに2曲ずつ、どの曲もこの作品に合っていましたね。OP前半の山下一夫に注目ですw

最後に、主人公である十鬼蛇 王馬が相手の名前をフルネームで呼ぶのですが、身近な山下一夫は何度も呼ばれるので耳に残りましたw

投稿 : 2024/12/28
♥ : 18

67.9 2 筋肉で漫画原作なアニメランキング2位
バキ 最凶死刑囚編(Webアニメ)

2018年7月1日
★★★★☆ 3.5 (158)
547人が棚に入れました
板垣恵介さんが「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)にて1991年より連載中の人気格闘マンガで、地下闘技場の最年少チャンピオン・範馬刃牙とさまざまな格闘技の達人たちとの戦いを描く。累計発行部数は7,000万部を突破、過去にはOVAやTVアニメが制作されている。現在までにコミックス全123巻+番外編3巻のほか、数多くのスピンオフを展開。新しいテレビシリーズは、2001年にアニメ化された第1部「グラップラー刃牙」の続編である第2部「バキ」の「最凶死刑囚編」から描かれる。地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙(はんま バキ)と “地上最強の生物”と呼ばれる父・範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)との壮絶な死闘を軸に様々な格闘士たちの闘いを描いた大人気格闘漫画シリーズ、その第二部「最凶死刑囚編」のTVアニメは2018年夏に放送となる。監督は平野俊貴さん、シリーズ構成は浦畑達彦さん、キャラクターデザインは鈴木藤雄さん、制作会社はトムス・エンタテインメントが担当。

声優・キャラクター
島﨑信長、菅生隆之、島田敏、小山力也、江口拓也、銀河万丈、子安武人、津田健次郎、茶風林、二又一成、麦人、川原慶久、雨宮天、古谷徹、大塚明夫

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

強さを表現するための「ほら話」の発想力に感心する、格闘バトルアニメ

人間離れした強さを持つ男たちが戦いを繰り広げる、格闘バトルアニメ。全26話。
2001年に放映された「グラップラー刃牙」の続編とのことですが、特に難しいストーリーがあるわけではなかったので、前作を観ていなくてもそれほど問題なく楽しめました。
内容的には、あるところに強い男がいて、また別のところにも強い男がいて、さて彼らが戦うとどうなるか?ということを延々と繰り返していくだけですが、その強さの見せ方が非常に上手かったです。あまりにもとんでもなくて、思わず笑ってしまうようなエピソードを、これでもか、これでもか、と積み重ねていく感じで、そういった「ほら話」の発想力には感心しました。バトルシーンについては、戦いのスタイルが、正々堂々の試合形式ではない、なんでもありのストリートファイトの場合が大半なので、不意打ちや、隠し持った凶器を使用するなど、卑怯な手法も普通に描かれます。当たり前のように血は流れますし、顔に穴があいたり、腕が切断されたりといった残酷な場面も多くあるので、毎週のエピソードを観終わっても「早く次回が観たいなあ」という気分には全くならないのですが、実際に観ると毎回それなりに面白くて、結局完走してしまったという感じです。
キャラは、様々なタイプの個性的な格闘家を大量に登場させていて、たいしたものだと思いました。また、ヒロインとなる女性のキャラデザが全然かわいくなくて最初はびっくりでしたが、観ているうちに慣れました。
声は、ベテラン有名声優が揃っていて文句なし。古谷徹のナレーションもとても良かったです。
最後まで観終わって、バトルシーンの過激な描写にはちょっと引いてしまうときもありましたが、それでも全体としてはなかなか面白かったです。最終回でも物語自体はまだまだ続くというところで終わっていて、またいつか続編があるのでしょうか。面白いからもっと観たいような、残酷だからもう観たくないような、微妙な気分になる作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

69.5 3 筋肉で漫画原作なアニメランキング3位
Levius -レビウス-(Webアニメ)

2020年1月1日
★★★★☆ 3.6 (74)
267人が棚に入れました
新生歴19世紀。アガルタ・ウォーター採掘の領有権を争ったフォサニア紛争が終結して5年。あらゆる動力に“蒸気"を用いるこの時代では人体に機械を融合させて戦う機関拳闘なる格闘技が隆盛を極めていた。戦争によって父親と自分の右腕を失い、母親も植物状態となった孤独な少年レビウスは、伯父・ザックの元で運命に引き寄せられるかのように機関拳闘に没頭し、才能を開花させていく。そして、機関拳闘Grade-Ⅲで強敵を乗り越えていくレビウスを不敵な笑みで見つめる謎の男・Dr.クラウン。レビウスの脳裏にフラッシュバックする戦争の記憶――。

声優・キャラクター
島﨑信長、諏訪部順一、櫻井孝宏、佐倉綾音、大塚芳忠、小野大輔、早見沙織、宮野真守
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

冴え渡る、ポリピクCG!!!!

ネトフリのアカウントを休止中なので、
地上波放送の第1話、リアタイで観終えました。

ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が素晴らしいですね!

みなさんのご指摘のとおり、「メガロボクス」にちょっと似てるけど、
「メガロボクス」が強化外骨格を使う、近未来っぽいSF設定なのに比べて、
{netabare}こっちは機械文明や風景は20世紀前半頃の雰囲気で、
義手製造技術だけが異常に発達した、
ちょうど、「鋼の錬金術師」みたいな感じの、ヨーロッパっぽい世界。
それで、義手操作の動力源に蒸気機関を使っていて、
レビウスをはじめとして、戦士は義手での「機関拳闘」を戦うんですけど、
この義手の描き方をスチームパンクっぽい感じにしてるのが、{/netabare}
作品世界でのリアリティ、凄く強く感じられて、とにかく格好いい!


作品に影を落としている世界観の奥行きがありそうな感じとか、
キャラクターが声優さんとピタリとハマったキャラ立ちのよさとか、
それぞれの人物の過去や、人間関係が微妙にデリケートな感じとか、
とてもしっかり作りこまれている感じがして、
全部、凄く、いいです!

なにより、ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が、
「亜人」の頃と比べて格段の進歩!
アクションの切れ味はいつも通りすごくいいんだけど、
日常シーンでも作画のクォリティが高くて、すごく綺麗です!
このあたりの蓄積が「空挺ドラゴンズ」での作画にも効いているのかも?
(制作時期は、レビウスの方が2019年で、先だったということです)


アクションも楽しめそうだし、
ストーリー展開も面白そうで、
次回の放送がすごく待ち遠しい・・・っていうか、
ネトフリを再アカウントして、一気視聴しちゃうかも!?です!!


視聴終了。
{netabare}戦争とか、科学と人類の距離とか、複雑な問題はあったけど、
そういうのは全部スルーしちゃって、
シンプルな友情と熱血のストーリーでした。
みなさんのレビュー拝読してて、「単純すぎる」というご意見が多かったの、その通りだと思います。

でも、
この作品って、
レビウスのキャラクターと、作画の美しさを、
ただひたすら堪能できれば、
それで十分だなって思うし、
そういう期待には100%こたえてくれていたと、
思うんです。
戦争の惨禍のせいで義手の人が増えてしまって、
でもそういう人たちがアスリートとして活躍する場が、
ちゃんとあるって、パラスポーツの精神ですよね?
それだけで、
私は十分おっけーだと思ってしまいました。

レビウスも、レビウスを取り巻く人たちも、とても素敵だったって思います!

お気に入りは、寡黙なレビウスらしく、
毎日早朝、ロードワークをし続けるすがた。
まんまアスリート、格好よかったなって、
そう思っています。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

NETFLIXにおけるこの作品へのコメントは「心温まるエキサイティング」

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナル作品という点で、前情報が一つも無い状況で視聴した作品です。

第一印象は、「メガロボクス」にボクシングスタイルが似ていると思いました。
身体能力を向上させる強化外骨格ギアを身に着けたメガロボクサーたちによる、ボクシング以上に激しい格闘技メガロボクス…
「あしたのジョー」の連載開始から50周年を迎えたことを記念して制作された作品です。

本作品では義手など身体の一部を機械化しているので、ギアの装着とは設定が若干異なりますが、スタイルはほぼ一緒です。
因みに本作品はR12だそうです。
やっぱり激しく殴り合うシーンが多いからなんでしょうか。

ですが、視聴を始めた瞬間に感じたのは安心感です。
何故なら、キャストは何度も声を聴かせて貰っている声優さんばかりだから…
主要な登場人物は以下の通りです。

レビウス=クロムウェル(CV:島崎信長さん)
ザックス=クロムウェル(CV:諏訪部順一さん)
ビル=ウェインバーグ(CV:櫻井孝宏さん)
ナタリア・ガーネット(CV:あやねる)
A.J.ラングドン(CV:はやみん)
Dr.クラウン ジャック=プディング(CV:宮野真守さん)

超一流どころの声優さんがズラリ勢揃い…
どこをどう切っても見知った声ばかり耳に入ってくるんです。
これで滾らない筈がありません。

物語の展開も「あしたのジョー」チックでした。
弱小ジムから成り上がる物語…
体格は決してボクシング向きではない華奢な身体…
だけど、天性のセンスを武器に勝ち星を増やしながら、強豪と呼ばれる強者に勝負を挑んでいく…
ありきたありですが、この展開が一番盛り上がると思うので、王道ど真ん中の物語で逆に良かったと思っています。

面白いのが、本作品で描かれている究極の格闘技「機関拳闘」は、男女分け隔てなく試合する点です。
主人公のレビウスは若き闘士なのですが、あやねるやはやみん演じるキャラも若き闘士なんです。
あやねる演じるナタリアは最初レビウスよりも強かったですし、はやみん演じるA.J.ラングトンも大事な場面で登場する闘士でした。
だから女の子だからって甘く見ていると痛い目を見ることになるんです^^

ここまでレビューを書いて頭に浮かびましたが、R12指定になったもう一つの理由は、非人道的シーンが描かれているからだと思います。

グレードが上がるとファイトマネーも桁違いに跳ね上がるこの世界…
ですが強くなるためなら何をしても良い訳ではありません。
徹底的に身体を鍛え上げるまでなら問題ありませんが、人の道を外しちゃいけません。
でも、実際いるんですよね…
勝つためなら人の道を平気で踏み外せる人が…

本作品でもそんなシーンがゼロではありません。
見ていて胸が痛みましたけれど…

オープニングテーマは、「wit and love」
エンディングテーマは、「child dancer」
どちらも「謎女(なぞめ)」さんが歌っています。
この2曲でメジャーデビューされたそうですが、声質がムッチャ好みだったんです。
楽曲の雰囲気も良いし…
名前通り全貌が謎に包まれているとか…
ネットの噂通り只の新人という感じのしない方です。

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作は、ポリゴン・ピクチュアズさんなので、「空挺ドラゴンズ」並みのフルCGアニメが楽しめると思います。
原作の連載の方は未だ続いているみたいです。
こちらも続編が制作されるなら是非視聴したいと思えた作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

漫画はもっと面白いらしいので楽しみ

他の方が書いてる様に原作は拳闘だけではなく、本来は足もあり、G2以降に至っては蒸気を利用したやや能力者バトルの様な物が展開される示唆をアニメでもしている。(恐らくデッドマンワンダーランドみたいにぶっ飛んだ能力ではなく、もっと限定的な物を工夫する技巧的な様が予想されるが)


今回ボクシングという形で縛りを決めたのは、原作ファンとしてはきっと遺憾だっとものだろうが、アニメという中で魅せる為にはある程度を限定しなければ見せられる物も見せられない故の上手い判断だったのではないかと思う。

手に限定したお陰で迫力やスピード感のある試合展開が見れ、バトルアクションの醍醐味を存分に味わう事が出来た。

ストーリーに関しては、序盤の展開や主人公の味気無さとラスボス戦前は軽く中だるみしたものの、王道展開の良い部分をふんだんに取り入れた形になっていて、初心の気持ちで熱くなれる物語だった。

難敵がどんどん仲間になっていく様。(一人は秒殺だったが)
最後まで力になってくれる難敵から教わった技。
ヒロイン(みたいなもん)が闇落ちして難敵になる様や、ラスボスの、体力、攻撃力、防御力、速度、技巧カンストしたような強さと演出。ゲーム展開の超王道、大好物だよ。
そして数度に渡る変身形態。
ついでにどうでも良い雰囲気設定だと思っていた物もしっかり伏線としてキャッチ。

まさに王道ながらも単純に熱くなれる作品だった。
原作はもう少し王道から外れたクールな感じがあるみたいだが、俺はすぐにこれを買うぞ。
ナタリアの扱い方が男女間的な話になってるっぽいからまた楽しみだ。

確かに原作を改変している以上、原作ファン的には面白い話ではないかもしれないが、少なくとも俺は興味を持った。そうなれば、きっと俺だけじゃない。
だから、低評価が多いながらもこの作品が生まれた事が全く悪い事ではないと誇ってもらいたい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4
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