笑いで下ネタなTVアニメ動画ランキング 40

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の笑いで下ネタな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月04日の時点で一番の笑いで下ネタなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.3 1 笑いで下ネタなアニメランキング1位
よんでますよ、アザゼルさん。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1281)
6856人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしてい くうちに、悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。ある日、「夫と浮気相手を別れさせて欲しい」という妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔術書を使い魔界から召 喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引 き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章
ネタバレ

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

宗教上のアザゼルについての解説でも

【よんでますよ、アザゼルさん。】は15分アニメなのに、毎回とても内容が濃いです。
間のとり方がすごく上手いので、15分で内容が濃いのに詰め込み過ぎの感じがしません。
作画も遊びの部分に気合が入っていて、特にイチゴの魔法少女の劇中劇アニメ【ストロベリーマジック】の出来は格別です。
アニメの制作スタッフにも敬意を評しますが、声優さんにも敬意を表します。
皆照れもせず、最高の演技を見せてくれます。

【よんでますよ、アザゼルさん。】の内容は、過激で下品なブラックユーモアに溢れているのに、主要キャラが魅力的なので嫌悪感を感じませんでした。
この作品は、神も天使も、人類も、悪魔も、等しく冒涜しているので、ある意味非常に平等な物語です。
ただ、その内容ゆえに、熱心なキリスト教国でテレビ放映が行われる可能性はきわめて低いのではないかと思います。
これは【聖☆おにいさん】が、神も天使も、人類も、悪魔も、仏陀も、等しく愛すべき存在として描いているのと対極にあるのではないかと感じます。

{netabare}【よんでますよ、アザゼルさん。】では神が普通にシモネタを披露します。
天使も悪魔も人類も、基本嫌な奴だらけです。{/netabare}
それでもこれは魅力的なアニメ作品でした。


あと私は宗教とか宗教団体には興味ないんですが、若い頃読書は好きだったので、聖書とか、カバラとか、錬金術書とか、仏典とか、道家の書とか、ウパニシャッドとか、有名どころの聖典類も少しは読んでいました。
なので最後に、メジャーなベルゼブブやルシファーに対していまいちマイナーな、宗教上のアザゼルについての解説でも書いてみようと思います。

アザゼルが直接言及される正統的な資料は、旧約聖書のレビ記です。
しかし旧約聖書を全部読んでみたんですが、そこではアザゼルの背景には一切触れられていません。
当時は当然知られていたので、改めて説明する必要がなかったんでしょうね。
旧約聖書レビ記では、神はモーセの兄である祭司アロンに、アロンが契約の箱(後の失われたアーク)に近づいて死なないように、二頭の雄山羊を用意するように命じます。

『アロンは二匹の雄山羊についてくじを引き、一匹を主のもの、他の一匹をアザゼルのものと決める。アロンはくじで主のものに決まった雄山羊を贖罪の献げ物に用いる。くじでアザゼルのものに決まった雄山羊は、生きたまま主の御前に留めておき、贖いの儀式を行い、荒れ野のアザゼルのもとへ追いやるためのものとする(レビ記16.8)』

この贖罪の儀式を記念として、イスラエル民族は毎年第七の月の十日に、アザゼルへの雄山羊を用いた贖いの儀式を行うことになりました。
現在は聖書の正典に含まれていないエノク書(1~2世紀頃成立)では、アザゼルは堕天使=悪魔のリーダーの一人として描かれます。
この堕天使達はエグリゴリと呼ばれ、200人の集団の中に、20人のリーダーがいました。
書名に用いられるエノクとは、アダムの7代目の子孫でノアの四代前の先祖ですが、旧約聖書の創世記では、「エノクが365年生きた後、神が取られた」とだけあるので、生きたまま神に連れて行かれたと信じられていました。
そのエノクのその後を描いたのがエノク書です。
エノク書によればアザゼル達の率いる天使の集団は、人間の女が美しいのを見てそれを妻にするために地上に降り、人類に知識と文明を与えたために、神と敵対して堕天使になったそうです。
このアザゼル達と人間の女との間に生まれたのが、ネフィリムと呼ばれる巨人族でした。
そして神がこのネフィリム達を滅ぼそうとして、ノアの洪水を起こしました。
以上はエノク書の説です。

そしてこのネフィリムの子孫達とユダヤ民族とは、ユダヤ民族のカナン(パレスティナ)侵入のときに敵対することになります。
創世記の中で、アブラハムはヘテ人(ヒッタイト)から、ヘブロンにあったマクペラの洞窟を購入しましたが、このヘブロンは、出エジプト後のヘブライ民族のカナン(パレスティナ)侵入後に、ユダ族(ヘブライ民族の一支族でユダヤの語源)の侵略を受けます。
そのときヘブロンに暮らしヘブライ民族と戦ったのは、創世記のノアの洪水以前に登場する、神の子達と人間の女達との間に生まれた、ネフィリムと呼ばれた英雄たちの子孫でした。

彼らは巨人族で、ヘブロンの土地も元々は、ネフィリムの伝説的英雄アルバの名にちなみ、キルヤト・アルバと呼ばれていました。
この神の子の子孫であり、ヘブライ民族に滅ぼされたネフィリムの子孫の住んでいた土地は、アシュタロト(中東の金星の女神。バビロニアではイシュタルと発音)や、デビルという名で、後に悪魔のことを指す語になりました。
ヘブライ民族に敵対した神の子の子孫ですから。

『サラは、カナン地方のキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンで死んだ(創世記23.2)』

『神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった(創世記6.2-4)』

『我々が見た民は皆、巨人だった。そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ(民数記13.32)』

『ヘブロンはかつてキルヤト・アルバと呼ばれていたが、それはアナク人の中で最も偉大な人物アルバの名によるものであった(ヨシュア記14.15)』

『アシュタロトに住むバシャンの王オグ(申命記1.4)』

『バシャンの王オグはレファイム人の生き残りであった。
彼の棺は鉄で出来ており、基準のアンマで長さ九アンマ(4m5㎝)、幅四アンマ(1m80㎝)もあった(申命記3.11)』

『そこにはエミム人が住んでいた。
強力で数も多く、アナク人のように背の高い民であった。
彼らもアナク人同様に、レファイム人と見なされている(申命記2.10)』

『ヨシュアは攻め込んでアナク人を山地、ヘブロン、デビル、アナブから、ユダの山地及びイスラエルの山地から一掃した。
ヨシュアは彼らをその町もろとも滅ぼし尽くしたのである(ヨシュア記11.21)』

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【制作】
Production I.G
【CV】
芥辺 - 浪川大輔
佐隈りん子 - 佐藤利奈
アザゼル篤史 - 小野坂昌也
ベルゼブブ優一 - 神谷浩史
サラマンダー公威 - 中井和哉
アンダイン恵 - 小林ゆう
モロク義伸 - 玄田哲章
{netabare}
※なんつか…ヒドぃ作品。いい意味でねw
1話目から国民的アニメの主人公をパロディ化してみたり、なにと戦ってるんだw
エロ、グロ多し。なのに笑えちゃうのは人間界における悪魔の姿がコミカルになってるからなのかな?
内容的に好き嫌いは分かれちゃうと思うけど、おいらは凄く好きな作品です。

余談だけど最初の依頼で不倫問題の解決策として(ムダに)依頼人を巨乳化した際のやりとり…
アザゼル「だって巨乳は万国共通、男の大好物ですやんか!」
芥辺「残飯にキャビアかけても残飯だろうが!」
…はアニメ史に残すべき名言だと思う。
{/netabare}
こっから先はネタをネタとして受け止められるっちゅう人間、それか悪魔しか読んだらあかんで。(cv小野坂昌也
{netabare}
『アザゼルさんは大阪民国の住人だ!』

※あらかじめ言っておきますが、この項は筆者がアンサイクロペディアの大阪民国(ダイハンミンコク)の項「のみ」を読んで書いた物であり、真実とは違う点が「多少」あるという事を留意して読み進めて下さい。


【言語からの推察】
アザゼル氏が話す言語は日本国における、いわゆる標準語ではない。
筆者が調べた処、「大阪民国語」(通称:大阪語)が最も近いと思われる。
また大阪語を使用する大阪民国の大半(統計によると10人中8.9人)が迷惑な人間であるとされている通り、例外ではなくアザゼル氏もはた迷惑な事この上ない。
【食文化からの推察】
芥辺の生贄「豚足」を最初に「なんやこれ?」と存在を知らなかったようなセリフは、お好み焼きとたこ焼きを主食とする大阪民国の食文化ゆえに仕方ないと思われる。
その後に「嫌いじゃないかも」と食した順応の早さも、大阪民国の特徴である「喰い道楽」の精神にあてはまると考えられる。
【スポーツからの推察】
もっさん(モロク義伸)の消滅の際、号泣した理由は大阪民国のプロ野球チーム「近鉄バッファローズ」(バファローズやない、バッファローズが正式なんやで)のマスコットと重ねてしまったからだと筆者は考える。しかも「近鉄バッファローズ」もプロ野球球団として消滅してしまったという事実も加味すると、あの取り乱し方も納得である。
アザゼル氏の下品な言動は、その球団のファンがとばす「イテコマスゾワレー」に代表される下品な野次と関係あるのかもしれない。

…以上の点からの推察により、アザゼル氏は大阪民国の住人である事は確定的に明らかである。
…で、それがわかったから何なん?というツッコミは間に合っておりますw


『悪魔達の元ネタ』(2014.11.27追記)

このアニメでは人間界の姿はコミカルに描かれてるけど、神話ではどんな感じに描かれてるんだろう?の思いから、元ネタ的な物を調べてみました。


【アザゼル篤史】
アザゼルまたはアザエル(Azael, Azzael)は『第一エノク書』などの黙示文学やラビ文学において堕天使として登場する。(中略)7つの蛇頭、14の顔に6対の翼を持つとされる。(中略)アザゼルが堕天使となった経緯についてはいくつか説があるが、その1つに、神の創り出した人間アダムに仕えるように命じられるも、「天使が人間などに屈すべきにあらず」と頭を下げなかったという伝説がある。このアザゼルの行いは神を否定するに等しい行為で、結果、天界を追放されたとされる。(中略)堕天使としてのアザゼルは人間を監視する役割であるはずが、人間の娘の美しさに魅惑され、妻に娶るという禁を犯す。(ウィキペディア「アザゼル」の項より抜粋)

※あれ?アザゼルさん、元は天使じゃないっすかw
「人間に屈すべきにあらず」って神に反逆したのに、芥辺さんには屈しちゃったんすね。つまり…芥辺さんは神以上の存在だという証拠…ゴクリ。

【ベルゼブブ優一】
悪霊の君主の一名である。(中略)この名はヘブライ語で「ハエの王」(一説には「糞山の王」、「糞の王」)を意味する。(中略)近世ヨーロッパのグリモワールでは(中略)大悪魔で魔神の君主、あるいは魔界の君主とされるようになった。 地獄においてサタンに次いで罪深く、強大なもの。権力と邪悪さでサタンに次ぐと言われ、実力ではサタンを凌ぐとも言われる魔王である。(ウィキペディア「ベルゼブブ」の項より抜粋)

※サタンをも凌ぐ実力者…そんなベルゼブブ優一さんも、蝿なので糞尿の持つ魅力には勝てないんですねわかります。
アニメ内でも貴族キャラ…元ネタでも大悪魔。べーやんかっけー!

【モロク義伸】
モレク(Molech)は古代の中東で崇拝された神の名。男性神。元来はモロク(Moloch)という。(中略)古代のヨルダン東部に住んでいたアモン人達からは、豊作や利益を守る神として崇拝されており、(中略)像の内部には7つの生贄を入れる為の棚も設けられていた。そしてその棚には、供物として捧げられる小麦粉、雉鳩、牝羊、牝山羊、子牛、牡牛、そして人間の新生児が入れられ、生きたままの状態で焼き殺しており、新生児はいずれも、王権を継ぐ者の第一子であったとされる。また、生贄の儀式には、シンバルやトランペット、太鼓による凄まじい音が鳴り響き、これは子供の泣き声をかき消す為のものとされている。(ウィキペディア「モレク」の項より抜粋)

※アニメ内では暴虐の悪魔とされてたもっさんも、元は豊作や利益を守る神だったんすね。
赤子を生贄にしていた事から、暴虐の悪魔って変化したのかな?
そいえば、昔ハマってたMMORPGの魔王の名前もモロクだったな。倒して皮を剥いでたけどさw

{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

レッツマゲマゲ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

箸休め的なアニメです~その3~

これは他に評価済みの「むろみさん」や「鬼灯」と並ぶ「箸休め的なアニメ」ですね。

「アザゼルさん」における作品評価は特にしていません。ビジュアルのクオリティが高くないといけないような作品とも思えませんし、作風がちゃんと表現できていれば良い程度に動いて喋って笑わせてくれれば文句の出るアニメじゃないと思います。

ただキャスト凄いですね!特に人間のキャストはベテランさんの起用が目立ちます。(制作側もなんでこんな作品のキャストに力入れてんだか謎だわ!?お陰様で楽しませて頂いていますけど。)

私の場合放送順ではなく見た順で紹介させていただいておりますが。

何故これを見ようと思ったのか?ですが、友人が勧めるので…というのがきっかけでした。それも以前の話だったんですが「ふと」思い出して、なんとなく見始めてみました。

今思うと、あの時友人が「こいつがアザゼルさんを見てないなんておかしい!?」的な感じで迫ってくるので「俺の趣味・趣向」にあった作品なのかな?と、なんの予備知識も無しで、まず漫画から入り最新巻まで読破しました。

そして思った事
「この漫画ゲスい」
「だが気に入った」
「俺の友人は失礼」

そしてわかった事
「原作でのゲスさがアニメだと緩和されてるような気がする場合(実際自主規制が入る部分を差し引いたとしても)。たぶんそう感じた人は見てるだけでよいアニメより、自分のペース・テンポ・間や頭の中でキャラクター像を膨らませ楽しめながら読める漫画において【己からゲスさを倍増させて読むことが出来てる】のではないかと結論に至る。」

多分私はこの作品と相性が良いのだ。「アザゼルさんって何?」みたいな顔してた私に友人が必死こいて勧める理由はなんとなくわかった。

アニメは監督さんの感性に左右されるところも有り、また公共の電波に乗せる分の配慮がなくてはならないのはわかっていたが。きっと私は原作で己で膨らませたゲスさ加減を「そのままアニメにも期待して見た」のでしょう。

すると「思いの外、ゲスいはゲスいが思ったほどじゃなかった。」というところに落ち着き。少しホッとして見ている事も確かだ。

そして私の友人は失礼だ。

私は決してゲスくはない。

ただこんなモン見て、惜しみなく爆笑している人間である事は否定はしない。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

76.3 2 笑いで下ネタなアニメランキング2位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (413)
1783人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

逆セクハラ

田中の鈍さと上野さんへの扱いが酷くてムカつく。いくらなんでも性格悪すぎないか?これに好意寄せるのは自己肯定感が低いかも。それかドM。男女逆転して考えたら完全にアウトだけど、僕はこういうノリは好き。上野さんは逆セクハラばかりしてるのに、肝心なところでは踏み込めなくて、なんか可愛い。まさにHow clumsy you are!!

何気に声優が良い。

OP
閃きハートビート 歌 伊藤美来
歌声可愛い。
ED
マイペース・サイエンス 歌 上野(芹澤優)、田中(田中あいみ)、山下(影山灯)
ラブミーサイエンス 歌 上野(芹澤優)
放課後トラベラー 歌 上野(芹澤優)
コスモルミナ 歌 上野(芹澤優)
不器用センセーション 歌 上野(芹澤優)
心のふりこ 歌 上野(芹澤優)

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピール試みる。1年生部員の山下も冷静沈着なアシストで上野さんをバックアップ!果たして上野さんの恋は成就するのか!?

1. 実験その1「ロッカくん」/実験その2「クマタンダー2号」
ココは、とある中学校のとある理科室-。科学部部長・上野さんは、その天才的頭脳で究極の携帯型濾過装置「ロッカくん」を完成させた。性能を確かめるため、部活の後輩・田中に対し濾過した謎の液体を飲むようにすすめる。果たして、謎の液体の正体とは一体…!?{netabare}自分なら上野さんのおしっこ飲める。なんなら、濾過してなくても飲める。我ながら変態だな。実際、出したておしっこは無菌だから飲んでもセーフ。飲尿健康法もあるくらい。クマタンダーはパンチラ防止機器。スカートの中を暗黒にして履いてない状態で覗かせる。自ら見せるよりめくって見られるのは恥ずかしいようだ。というか田中、スイッチを切ったら駄目。{/netabare}

2. 実験その3「ダッシュたん」/実験その4「一七六防護服」
「田中のパンツくれ」上野さんは田中のパンツを要求した。新たに開発した、瞬間脱臭装置「ダッシュたん」の力を試すため、強力な臭い発生源が必要だという。自分だけ実験台になるのはイヤと言う田中。上野さん、山下も巻き込みお互いの衣類の臭いをかぎはじめるのだった。{netabare}臭い嗅がれるのは恥ずかしいな。女の子に対して臭いはデリカシーなさすぎねえか。防護服着ておっぱい触らせようとするも、違うと言ってるのにお尻に平手打ち。セクハラだけど、SMプレイになってる。言葉責めも激しい。乙女のパンツで遊んだ挙句、さらにけなすのは酷。{/netabare}

3. 実験その5「キルトハイド」/実験その6「ガラクたん」
水泳部部長・北長さんが訪ねてきた。最近、水泳部にのぞきが出るらしく、上野さんに対策のための発明品制作を依頼していたのだ。疑似立体映像投影装置「キルトハイド」-。それを受け取った北長さんは、おもむろに水着を脱ぎ始めて…!?{netabare}全裸になるのはびっくりした。というか田中馬鹿にもほどがある。服は着て帰ろう。ガラクたんで水生成して、間接キスを狙うけど、田中潔癖。{/netabare}

4. 実験その7「ウエノ13号」/実験その8「サモンスタット」
いつもの放課後。どこかいつもと違う上野さん(?)…。田中をじっと見つめたり、ひざまくらを要求したりと、かなり積極的。秘めていた乙女心を解き放ち、ついには田中に頭をなでなでさせはじめる。{netabare}田中は状況を受け入れるのが早い。自分で作ったロボに嫉妬は笑える。サモンスタットで何でもペットにできちゃう。謎の生き物見て触るだけ。パンストだけど。井澤詩織ボイスの無駄遣い。{/netabare}

5. 実験その9「ピースペクター」/実験その10「PEリザーバー」
夜の中学校、理科室。学校に点在する怪しい噂・地獄八怪奇の正体を暴くため、上野さんは新たな発明品を作成した。「ピースペクター」 それは、人ならざるものの挙動を捕捉し、モニタに映し出す装置である。上野さんと田中、山下とウエノ13号のペアに分かれ、校内を探索しはじめるのだった。{netabare}山下まさかのお漏らし。ウエノ13号の機能に救われた。田中が気を利かせてまさかのロッカくん持ってきちゃった。吸水して濾過するPEリザーバーの件では運動場から窓伝いで侵入する女の子西原登場。汗も飲めるぜ。田中は下より上の汗を濾過した水なら飲めるみたい。上野が阻止して飲むけど、西原の母性本能を目覚めさせてしまう。声優は僕の好きな佐藤利奈で嬉しい。{/netabare}

6. 実験その11「II傘」/実験その12「E-Qブースター」
急に降り出した雨。傘を持ってきていないと困る田中に、上野さんが差し出したのは「II(アイアイ)傘」。微弱な重力場を発生させ、対象物を受け流す装置である。傘の歴史が変わると、これには田中も上野さんを称賛する。その時、水たまりに足をとられた上野さんはII傘に向かって渾身の尻もちをついてしまう…!?{netabare}傘が股間かお尻かは定かではないが、めりこんでしまう。一緒に傘に入ってラブラブおち。E-Qブースター装着して上野と田中が相撲をとるわけだが、田中が上野のズボンを直接掴む容赦のなさ。配慮が足りん。{/netabare}

7. 実験その13「パンティロッティ」/実験その14「ガチャポーター」
田中にパンツ食べさす計画会議、通称TPT会合が開催された。いくらなんでもパンツは食べないだろうと思われたが、入念な事前仕込みにより田中は究極の空腹状態を迎えていた。上野さんは、満を持して非常食兼用パンツ「パンティロッティ」を差し出した!!{netabare}田中にパンツ食べさすは草。本当に食べるとは。しかも躊躇なく。ガチャポーターは欲しいものが転送されるらしいけど、実はパンツしか転送されない仕様。パンツ渡してまで、本当にこいつと結婚したいのかあ。まさかの山下のパンツやら北長の水着が出てくる。上野さんの狙い通りにはいかないけど、田中が成敗されててすっきりしますね。{/netabare}

8. 実験その15「コイツネートルナD錠」/実験その16「ペロリリオン」
新たに発明した「コイツネートルナD錠」をさり気なく田中にすすめる上野さん。眠気を解消し、睡眠時には簡易人格を形成するスグレモノである。熟睡する田中に上野さんはそっと身を寄せ、大胆な行動をとり始める。{netabare}手を握って好意を確かめる直前で目覚める。死刑は妥当。田中の双子の妹みずなとよもぎ登場。上野さんがあげた飴がきな粉味なのかチョコミント味かで喧嘩するのを兄として叱るけど、人が口に入れた物を入れるなとかいう視点の違和感。飴は好きな味に感じるというだけ。{/netabare}

9. 実験その17「ジゴスパッツ」/実験その18「SQ水」
スマホの電源が切れ、充電ケーブルを探す田中。 上野さんはおもむろにスカートをまくりあげ、超発電衣服「ジゴスパッツ」を取りだした。 あらゆる日常動作を電力に変換することができるアイテムである。 スマホの充電のため、上野さんは田中にスパッツをこするように要求する。{netabare}下半身に注目って女の子が発する言葉とは思えない。こすりかたがエロい。SQ水着ると宙に浮く。みずなが水筒をくれと教室のドアを開けると激しい引力で上野さんの水着が破れる。田中は少しは何か感じてもいいんじゃない?しかも、みずなが何の用事で教室に来たのか全然覚えていない。{/netabare}

10. 実験その19「カンチカン」/実験その20「レパラー手」
放課後、田中が理科室に着くと教室内は電車と化していた。 車掌の格好をした山下。自らに「痴漢しろ」という上野さん。 痴漢通報装置「カンチカン」の実験をしているのだという。 カンチカンを完成させ、痴漢被害に苦しんでいる人々を救うため-- 田中は痴漢することを決意した。{netabare}触る前から警報鳴っちゃう。痴漢対策としては最適解では?でも、鳴りっぱなしで触られても逆に意味がない。レパラー手は物質を削って、再構成してツルツルにする。ムダ毛処理用らしい。上野さんはムダ毛を処理してもらおうと思うが、田中はなんと女の子はすね毛生えないと思っていた。同じ人間なんだから生えるの常識だぞ。むしろ、ツルツルにする必要性があるのか常に疑問に感じる。女性だから処理しないといけないわけじゃないというのが僕の考え。田中よ、女子の毛について聞いたら駄目。デリカシーなさすぎねえか。{/netabare}

11. 実験その21「インビジブルマ」/実験その22「リアスコート」
新たな発明品「インビジブルマ」は空圧層を展開し、どんな場所にも着席することが可能となる。 装置の素晴らしさを特等席で見せるため、田中の顔の上で実験することになった。 上野さんは装置の不調を装い、田中の顔面に自らのお尻を落下させようと企んでいた。{netabare}お尻を落下させなくても顔面騎乗にしか見えん。田中いつの間にかスカートの下抜けるなんてどんな集中力だよ。最終的にお姫様抱っこ。リアスコートでスカートの中をきっちりガード。男子嫌いな女子テニス部部長南峰が肌着をパンツでないと言い張りつつ、卑猥な目で見るなとか言ったり、公衆の面前で見せたり。流れで可愛いとか言っちゃう。上野さんに言ってほしいよね。{/netabare}

12. 実験その23「眼キュー」/実験その24「バレッタン」
新体操部部長・東川が科学部を訪ねてきた。 部活をのぞき見する連中を監視する装置「眼キュー」が壊れたという。 上野さんに対するスキンシップがやけに激しい東川に対し、いつになく気になる様子の田中。 「お二人って…そういう仲なんですか?」田中は東川にある勘違いをしてしまう。{netabare}一人称が僕っていうだけで、男だと思うなんて。確かに見た目だけで男女の区別はし辛いこともあるかもしれないけど、言動で判別は余計難しいよね。田中の安心したという発言に上野さん反応薄い。僕も山下と同じ気持ち。なんでそこは押しが弱いんだよ。バレッタンは使えば食べてなくても、他の人が食べた物の味覚を感じられる。実験によって自然な流れで手を繋ぐ。山下から恋人繋ぎを促されるのに、そこは踏み込めない。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「ちゃんと見んかい!」

この作品の原作漫画は未読です。
芹澤さんが出演されると知り、視聴を決めた作品でした。
芹澤さん…私は個性的な役どころを演じられる声優さんだと思っています。

芹澤さんが出演されている主な作品は以下です。
・「双星の陰陽師」の音海繭良
・「賭ケグルイ」の夢見弖ユメミ
・「3D彼女 リアルガール」の五十嵐色葉
・「魔法少女サイト」の穴沢虹海(にじみん)
・「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」のシェラ・L・グリーンウッド

改めてそれぞれのキャラを見てみると、同じ声優さんが演じているとはとても思えないキャラが並んでいます。
繭良の様な正統派、色葉の様な少し影のあるキャラを演じるかと思えば、夢見弖ユメミやにじみんの様なある意味狂気的なキャラや、シェラみたいな色っぽいキャラまで演じられているんです。
これが声優さんの真骨頂なんでしょうけれど…やっぱ声優さんて凄いっ!

そんな芹澤さんが演じているのは主役である中学3年生の上野…科学部の部長です。
この上野さんが何とも可愛らしい…
上野さんは同じ科学部の田中に(密かな?)思いを寄せていて、何とか気持ちを伝えようとするのですが、普段の態度は強気なんですけれど、いざとなると途端に腰が引けてしまい、顔は真っ赤…汗ダクダク…
挙句の果てには髪の毛まで直立不動になる始末…
ある意味究極とも言える純情でシャイな女の子なんです。

でも何もしなければ気持ちが伝わらないのは上野さんだって百も承知…
だから平静を装ってさりげなく近づくために上野さんが駆使するのは、凡そ中学生のモノとは思えない発明品の数々…

例えばとある発明品を上野さんが身に付け、その効果を田中に確認させる…
すると田中が思春期特有の衝動が我慢できなくなり自分に迫ってくる…
そんな展開を毎回期待しながら、あの手この手で田中を発明品の実験に付き合わせるんです。

田中…いい加減、上野さんの気持ちに気付いてあげなよ…
と思うのですが、この田中が超が付くほど色恋沙汰に鈍感なんです。
上野さんの積極果敢なアプローチ…普通の中学生の男の子なら間違いなく陥落している事でしょう。
ですが、鈍感であるが故に難攻不落なんです。

上野さんにも意地があります。
自ずと言動がエスカレートしていくのですが、上野さんの純情でシャイな性格が災いしてあと一歩届かず堂々巡り…

この展開がお決まりのパターンなのですが、上野さんのリアクションがパターン化されているのを割り引いてもこのやり取りが実に面白いんです。
加えて、上野さんの激しい心情のアップダウンを芹澤さんが見事に演じられている分、面白さも増しましです。
でもこの作品の魅力は、やはり上野さんの開発する発明品の数々だと思います。
「ロッカくん」「ウエノ13号」「パンティロッティ」など…
発明品の効能が気になるのはネーミングセンスがが抜群だからなんでしょうね。

上野さんと田中の微笑ましいやり取り…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、伊藤美来さんの「閃きハートビート」
エンディングテーマは、6曲も用意されていました。
エンディングの個人的な推しは第8話、第9話で使用された上野さんの歌う「コスモルミナ」でした。

1クール全12話の物語でした。
こういう見て元気になれる作品が月曜日の朝から視聴できるのが私的には嬉しかったです。
月曜日の出勤は気持ち的に辛い時もありますが、この作品のお陰で元気になれましたから…
しかも15分枠なのでサクッと視聴できるのも良かった点でした。
原作は連載が続いているようなので、続編があるなら是非視聴したいと思います。
最後に…上野さんの本懐が遂げられることを願っています。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

もっと不器用でよい

原作未読


1回につき5分×2話で15分と短尺。基本的に1話完結型のギャグアニメ。
昨年(2018年)は『あそびあそばせ』『ポプテピピック』『ヒナまつり』『ちおちゃんの通学路』ことごとくスルーしてきたので、年始に「ギャグ枠なんぼのもんじゃい!」と誓いをたて臨んだ一作。
あまり食指が動かない系統であるとはじめに自己紹介しときます。


上野(CV芹澤優)、田中(CV田中あいみ)、山下(CV影山灯)の科学部三名が主要キャラ。上野(♀)さんが、タイトル名の通り不器用ながらもあの手この手駆使しながら田中(♂)の気を引こうと空回り、山下(♀)が緩衝剤(時にはボケ、時にはツッコミ)として機能するという関係性。放課後の部活動がほぼ作品の舞台で、わりと閉じられた空間で展開されます。
その気の引き方の変態っぷりがギャグの主成分であり本作の柱になってます。第1話から全開なためノリに合わないと判断したら切っちゃってよろしいかと。

科学部三名皆マイペースで、そのコミュニケーションのズレも笑いのポイントなんですが、キャラが固まる前の早い段階{netabare}(第3話){/netabare}でゲストキャラが登場してきました。ゲストキャラの声優さん達とても豪華なのですが、投入をもう少し遅くしても良かったんじゃないかなぁというのが気になるところです。
主演の芹澤優さんは、昨年(2018年)私が視聴した『3D彼女』『魔法少女サイト』とはまた違うキャラクターを全力で好演してます。・・・が、


まあこれが面白くない。クスリとも笑えない。渾身の第1話でさえゴミを見るような目の自分がいたし、リカバリの第2話では寝落ちしました。ギャグ作品で面白くないと致命的です。
なお、“お笑い”については面白かった面白くなかったが全て。笑いのツボこそ人それぞれで、シンプルにツボにはまったかそうでないかと思ってるので、あまりグダグダ言うのもなんかね。


少しフォローしとくと、本作で上野さんのド下手(≒不器用)な愛情表現、田中の馬耳東風、山下の宇宙人っぷりの絡み具合のバランスであったり、ネジの飛んでるゲストキャラ達であったり、ド○えもん/キテ○ツ大百科を彷彿させる珍妙な品々であったりと、こと材料は悪くありません。
そこを増加倍加させるための上野さんの不器用さっぷり変態っぷりだけは尖っていて好感です。
予定調和のお笑いは毒にも薬にもならないと思えば、本作『上野さんは不器用』は挑戦的な意欲作と言えるでしょう。


そしてちょっとだけグダグダ言うと、私としては一般的には度を越してるように見えるところ、もっともっと欲しかったですね。メーターを振り切ってほしかったのです。

{netabare}第5話の山下の失禁シーン。ここでこそ濾過器の登場でしょうに!{/netabare}
{netabare}第6話の山下の激おこシーン。意外とも思わず、上滑ったと感じたのはこれまでの積み重ねで作品にネガティブな印象を持ってしまってたからですね。限界です。{/netabare}

振り切って欲しかったから、上野さんの恥じらいの裏返しみたいな軽いデレ。アレいりませんでした。入れるなら散々イジリ倒されてからの終盤ないし最終話くらいなら破壊力があったでしょうに、、と思います。
ただしそれは{netabare}上野さんが田中に惚れているという{/netabare}作品の構成上、実現は難しい。この度はご縁がなかったものと思うことにします。


15分と短尺でダメージも少ないため多少引っ張りましたが、6話で断念しました。



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2019.08.23追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴



2019.03.26 初稿

投稿 : 2025/01/04
♥ : 45

79.9 3 笑いで下ネタなアニメランキング3位
妹さえいればいい。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (754)
3596人が棚に入れました
「妹さえいれば人生は常に最高なのに、 なぜ俺には妹がいないのか……」

妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集まっている。

それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたりゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたりといった、賑やかな日常を送る伊月たち。
そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、ある大きな秘密があって―。

楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

声優・キャラクター
小林裕介、山本希望、金元寿子、加隈亜衣、日野聡、鳥海浩輔、代永翼、沼倉愛美、藤田茜
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

ラノベバブル時代の夢から覚めない子供おじさん

2話までの感想
{netabare}1話冒頭掴みとして奇抜?なことをやったんだろうけどむしろ逆効果じゃないか?
ってかそれ自体もなんか見たことある気が…デートオラアライブだったかなんか。
まぁ「病的」であることの表現なのでこれで評価マイナスということはない、これで誰も「コイツ異常」って態度取ってなかったらアレだけど。
で、そこまで病的に妹が好きであることの理由が明かされるのなら見続けても良さそうだけど…ど、どうなんだ?
原作は全く知りません。
前期に「○○の謎が明かされるのなら別にいいか」と見続けたら全く謎に迫ることもなくキャラ紹介だけで終わった作品があったため、ちと警戒しちゃうなぁ。
と思いつつあにこれ覗いてみたら、うわぁ作者“はがない”の人なのか。
あれなんか正にフック張りっ放しで幕引きした作品(アニメは、原作は知らん)なので…同じパターンをやるのか別パターンを用意してるのか、ひいい、気になるなぁ。
最後まで見て後悔する可能性もあるけど、一応怖いもの見たさで視聴継続。{/netabare}

3話感想
{netabare}おふう、なんか那由多見てると今期やってる“しょびっち”と被る。
どっちかだけ観ればいいんじゃ?…とつい思ってしまったり。
いやいや、両方見るけどね、現状、あくまでこっちは那由多のセクハラがメインな作品ではないハズだし。
これだけ作品数多ければ被るのは仕方ないんだけど…何度も書いてるけど、前もってどんな作品をやるかっていう打ち合わせはせんの?と強く思う。
まさか商売敵を潰そうってことでもあるまい、スタッフ持ち寄りで護送船団でしょ?この業界。

でもって本編は…これまたその、前から気になってる点なんだけど…。
ラノベのイラストレーターって原作のファンじゃなきゃアカンのか?
もしくは「これツマンナイ」と思う感情を持っててはイラストレーターは務まらんってことかいな?
いやさぁ、最近のアニメでもさぁ、アレとかアレとか、滅茶苦茶つまらない原作のアニメ化で、これ描かされてるアニメーターも災難だなぁと思うことが結構あったりしてねぇ…。
安彦良和みたいに「別に好きでこの業界入ったわけではない、食うためだ」と割り切ってる人なんて今の時代少数だと思うんだ(結果的に割り切るんじゃなくて業界に踏み込む瞬間のことね)。
好きで足を踏み入れたのであるなら拘りもあるんじゃなかろうかと…これだけは譲れない一線ってのはあるんじゃなかろうかと。
なによりこの作品の主人公の“妹好き”こそがその拘りちゃうんかと。
…と思うとあのイラストレーターの言動もなんかウラがありそうな気が…考え過ぎかね?
シロバコやニューゲーム見てないでこんなの言うのも(自分が)マヌケっぽいけど、最近だとエロマンガ先生とかレクリエイターとか、業界ネタ入れる系って妙に綺麗事しか言わないようにしてる雰囲気を感じる。
それはそうと、これだけ羽振りの良い生活ができるクラスならとっくにアニメ化経験あっても良さそうに思えるのだが…。
まだアニメ化されたことのない中堅のラノベ作家って設定じゃなかったっけ?その程度でもこんな生活できるのか?
別に構わんけどさ、将来そんな展開あるかどうか知らんけどこれでは「作品が売れてアニメ化もされて大金入って生活変わったー」ってネタ使えなくない?ギャップが無いので。
うん…まぁ構わんけどさ。{/netabare}

4話感想
{netabare}作家って非正規社員みたいなものだと思うのだが。
ってか前回の旅費は経費になるのかどうか…ってかなるからこそあれだけ奮発できるんだろうと思ってるが、それネタにすればいいのにスルーしちゃうのか。
ってか旅行ネタや酒ネタを突っ込んで来るのはそういうことなのか?(作品に反映されてれば経費になる)と思ってるんだが、マジでそういうことなのか?
税理士への当てつけで作品書かれてもこっちは困惑だぞ。
税理士が編集以上に作品の内容に口出しできるのってのはなんか怖い。
しかもそれが作品を売れるようにって目的でないのは…。{/netabare}

5話感想
{netabare}う~ん自分が古い人間なんかねぇ。
その昔、売れないマンガ家が爪に火を点すような生活をしてる作品ってよく見た気がするのだが、エロマンガ先生同様何故にラノベ作家だとこんなに裕福なんだろう?と不思議に思ってしまう。
それ系全部見てるワケでもないので中には貧乏なラノベ作家の作品とかもあるのかね?
その…業界におべっか使った内容でないと作品として発表させて貰えないのか?なんてことまで考ええてしまったり、アニメガタリズも含めて。
(その点に於いてはSAOの一期は評価している、ネトゲ運営批判というか皮肉が効いてたので。二期以降はアレだが)
ちょい昔だったら代アニがアレだったけど今だって何やらの専門学校がスポンサーで、若者に「この業界入りたい」って思わせるように装わないといけないのかなー?、なんてね。

それでいながらこの作品自体が古く見えるという不思議な感覚。
1話冒頭で見せたような「妹推しした狂った作品」をどうしても書きたいなら“なろう”でやればいいんじゃね?
生活に余裕あるみたいだし、それが売れなくたっていいじゃない。
締め切りに追われて編集に面倒をかける…これって「他に替えが居ない」からそう扱ってもらえるだけで、いくらでも替えが居る“なろう”(多分)だったらすぐに忘れ去られる・エタった扱いされるだけなんじゃないかなー。
と思ったり。
締め切りが設定されてなくとも次々と新作の投稿される“なろう”って脅威なんじゃないのかなぁ、いくら低質なものが多いとはいえ。
って、自分も“なろう”はよく知らんのだけど、要はここ最近のなろう作家が台頭するより以前のラノベ業界に思える、バブル時代臭い。
そこまで重篤な時代錯誤ってほどではないのだけど…居ないワケじゃないんだろうけど今風じゃない感じ、今の時代に新人マンガ家が紙原稿使ってるような感じ、と言えば伝わるかな?

そんなことを思いつつ 話を見続けた訳だけど、次回予告には期待が高まりました。
コミカライズの件らしいので、そこで漫画(作画?)担当がどう描かれるかが上記の疑問点への回答になるんじゃないかなー、と。
主人公の作品の大ファンのイエスマンなのか、否定的に見てるとか仕事として何も感情持たずに作業するだけなのか。
右も左も知らない目をキラキラさせた新人で、それを主人公(を通した作者)が説教こくとかだったら目も当てられないけど、果たして…。
逆に作画担当と会議なんて全然無く、編集が勝手に話を進めて勝手にマンガが出て内容が自分が思い描いてたのと全然ちが~う!しかもそっちのほうが人気、なんて展開だったら自分は面白いんだけどなぁ。
またはそれ以外ね…原作知らないのでトンだ的外れなことを書いてるかも知れないけど先の展開が非常に楽しみです、良い意味でも悪い意味でも。

ところで作家先生が本屋でずっと売れ行きを観察するって実際にあるのかい?
怪しまれたりサインくださいとか言われそう。{/netabare}

6話感想
{netabare}わぁい、一番恐れてた方向に行っちゃったっぽい?
コミカライズ担当が主人公の作品のファンでイエスマンって、しかも美少女って…うへぇ。
いやまだ分からんか?こっちが書きたかったものと内容が違う・解釈が違うって話はまだ可能か。
と思いながら見続けたらまーた酒とゲーム。
こうやって本編に絡めれば税金落ちるんでしょ?ってやってるようにしか思えない(読者を向いていない、リアル税理士へ向けたラブコールなんて見させられてもちょっと…)ので止めた方が良いと思う。

そしてアニメ放送とその反応だけど…。
これって結局は「知り合いの作家がこんな目に遭いました」ってだけでしかないような?
先述の酒とゲームの件もそうだけど、なんか「本当はエッセイ本出したいんだけど税理士と編集から許可下りなくて嫌々書いてる」と感じてしまうのは自分だけだろうか。
しかも春斗はアニメの会議に参加しておきながら「糞アニメになってもボクには責任はありません」って態度で…えええ?
もしこれでアニメが大ヒットしたら「オレの手柄だ」って言うんでしょ?スタッフのお陰ですとは言わずに(社交辞令では言うだろうが)。
原作者がアニメに関わるのとノータッチとでは全く別、そこはちゃんと分けて考えよう。
作者のあずかり知らぬ所でアニオリ改変されたワケでもあるまい、アニメーターだって手を抜こうとして雑に作ったワケでもあるまい。
もし怒りをぶつけるなら企画(納期や予算やスタッフの選定を含め)を通したプロデューサーじゃないかな?視聴者に向けられても困る。
「おっとこれは自分はクビ突っ込まない方が良いな」と予防線張る作家だって居る以上、首突っ込んだらどうなるかってのは覚悟の上だと思ったらそうでもないって…。
会議に参加した以上原作者って肩書は忘れてスタッフの一員としてどうかって考えるべきだと思うのだが…なんかひどく“作家先生様”してて、なんか、う~ん…。
描きたいこととそのために必要な状況設定が合致してない気が…とはいえこの件は今後も続くのかな?だったらそれに期待。

1話冒頭で示してた通り“誰からも制約を受けず・読者の目線も無視して・好きなものを好きなように好きなだけ書いたら”トンでもない糞が出来上がるってのは自覚してるだろうし、それには大いに賛同なんだけどなぁ。
(そういえば個人的オススメ作品の永久アリス輪舞曲の{netabare}13話もそういうオチだったなぁ{/netabare})
これはイラストレーターの刹那の扱いもそうで、どんなにモデルとして素晴らしいケツがあったとしても「それが好きなんだ」を一方的に押し通したらキの字にしかならんってのは自覚してると思うのだが…あれー?思い切りキの字に描いちゃってるよ。
てっきり「好きなこと」と「商売(売れること・受け入れられること)」のバランスに追及する話だと思ったので(↑の突っ込みもそれを想定してのものでした)、「好きだったら何でもいいじゃない」に向いてしまうなら自分としては「あれー?」って感じ。


追記
作中のアニメ放送中のコメントのキャプ画をたまたま発見、じっくり見てみることができました。
んで、辛辣な感想の大半は「予算を原因とした問題」に終始してる様に思える。
そりゃあねぇ、メタ的に自己否定するのは辛いやねぇ、と同情。
しかしこれ、怒る先はやっぱり(スポンサー含め)プロデューサーじゃない?
さもなくば決められた予算の中でどうやりくりすれば効果的に見せられるかの采配ミス…う~ん、監督になるのか?その場合。
またはその采配を原作者様が口を挟んで台無しにした…のであれば正に自業自得だ、他のスタッフ可哀想。
ってか原作者が関わっていながら奇跡のような糞アニメになったのって何かあったっけ?
ガンスリンガー(ゲフンゲフン)二期くらいしか出てこないや。{/netabare}

7話感想 傷を舐め合う道化芝居
{netabare}他のスタッフの事情は映さないのね、映す価値も無いってことかな?
仲間内で傷を舐め合ってるだけにしか見えなかったが、今後そっち方向へ話は進んでくのだろうか。
作家先生エライんだぞ苦労してるんだぞって話はもういいって、お前だけじゃねーってばよ。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}8話は7話に引き続きの舐め合い回。
ラブコメ作品の何番煎じだか、何倍にも薄めた程度の内容で正直どうでもいい。
ってか取材と称して遊園地へ行ったハズなのに(ついでに客も多かったらしいのに)アトラクションの感想に聞き耳立てたりしないんだ。

それより問題は9話。
コミカライズ担当(って書くと編集の人指してるみたいになっちゃうな。以降マンガ家で)と意見の対立。
やっとだ…やっと本題キターーーー!!!!
…。
と、思ったら…え、ウソ、こんな内容?
下着派か全裸派かの衝突なワケだけど…。
えっと、その、1話冒頭、繰り返しになるけどあれで示された内容は「本当に書きたい作品は他にあるけどそれはボツ喰らって、(生活のため)仕方なく別の物を書いてるんだ」じゃないのん?
要はマンガ家の我侭に「うるせえ、こっちだって書きたいこと書けずにそれでも(小説家として)やってきてるんだ」と言える立場だと思うんだが…。
これは↑で書いた「新人に説教するような内容だったらヤダなぁ」ってのとは別定義で、自分が身をもって体験してること(抑圧されてること)の吐露であり、主人公の魂の叫びにも成り得たハズで…。

な ぜ や ら ん ?

あっっれー?
1話の解釈、ワタクシ誤ってたってことですかい?
ウケを狙って奇異な描写を入れたってだけ?どこのユーチューバーだ?
自分で書いた内容の価値を自分で下げるとは、マジでか。
しかも下着か全裸かの拘りに読者は無視、まぁそれはいい、ストーリーには影響のない自由に趣向を込められる箇所なんでしょう、と納得できる。
けど、「どっちが良い」と聞かれた編集、その態度!?
バイトかな?
ってかこれでマンガがコケたら「いやぁ、やっぱりあのシーンは全裸にした方が良かったですねぇ」って言うぞ、後から。
でもってイラストレーターが首突っ込んできてマンガ対決。
立場的にどう見てもセツナは原稿料高そうなんだけどそこら辺気にしないんだ、やっぱ編集はバイトか。
「あんたから描かせてくれって言ったんじゃないですか」として新人料で済ます気だった?
ってかこれでマンガがコケたら「いやぁ、やっぱりコミカライズはセツナ先生にした方が良かったですねぇ」って言うぞ、後から。
うん?そういう展開になるのかい?それなら文句ないけど…。
ってか何故アナログ?
でもってマンガ家の穿いてたパンツ、白じゃない。
リボン用と自分が穿く用は別ってことか…それじゃあ変態度が薄い気が…。

いやぁ~、1話冒頭を好意的に解釈してたワケだけど、顔面ヘッドスライディング状態。
まだ残り話数あるのでそれで挽回は可能だけど…妹狂いになった理由明かしや弟が妹だった!ってネタも控えてるんだよね?大丈夫か?
これまでの自分の書いた各話の感想、つまりはリアルタイムでの感想を見返してみたら予言者みたいになってて吹いた。
原作読んでないですよ、ネタバレも見てないよ、本当デス。{/netabare}

総評{netabare}
この作品を見てモヤモヤっとした部分。
言いたいことはあるけど自分もそこまで詳しくなくて具体的に書き表せず、また、書いたら書いたでワナビでもないのに「ワナビの嫉妬か?」と思われそうで言いよどんでたことなんだけど…。
最近になっていい感じの具体例が世に出、またそれをいい感じにまとめてくれた動画を見つけたので、コレ幸いにとそれに頼ってみる(うp主自体の是非は無視で)。

元ラノベ作家の話が悲惨すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=dW2dItT3g3o

この動画以前から、具体的には知らんでもボヤっと「業界はこんなモンだろ」とは思ってて、その前提でこの作品を見てた自分としては──
主人公は「有頂天時代の真っ只中」に居るだけで、何も研鑽をしてなく「おい、このままじゃ落ちぶれるぞ」という不安というか苛立つシーンばかりが目立った。
酒とゲームで日々を怠惰に過ごし、それでいて締め切り直前になると慌てて缶詰して「オレは苦労してるんだ」アピール。
取材と称して取材はしないし、自分の書きたいものを書けるという立場がどれだけ恵まれてるか感謝する素振りもない。

シリアスぶってるだけでキレイな面しか見せなくて白々しい

視聴者にラノベ業界を舞台とした絵空事の夢世界を見せたい(それが悪いという意味ではない)のか、リアルな暗部を見せたいのか、どっちなんだかハッキリさせてくれよと。
絵空事という意味では“いもいも”の方が明瞭で、そっちのが好感が持てる。
一方こっちは全然踏み込みが甘いのにリアル“風”を装って絵空事の夢世界を描いてて、なんというかこう…モヤっと来る。
更に不思議なのは、作者が新人ではなくそれなりに経験のある人ってことで…知ってないハズないでしょーw
これは“コミックガールズ”でも感じたんだけど、知ってるハズの立場の人が、そこから目を逸らしてよくまぁこんなものが書けるモンだと、ある意味感心はする。

それはそうと、酒とゲームがストーリーに落とし込み切れてなくて「作者がそれにハマってて、作品に出せば経費で落とせる」が狙いにしか感じなかったのはどうなんだろう。
「お前に酒の薀蓄を語ってもらうために印税払いたくない」と思わせてしまって逆効果のような?

あくまで原作未読での評価なのでこの後本格的にシリアスになるのかも知れないが、アニメでやった範囲だけで言えばこんな感じ。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妹さえいればいい。でさえなければいい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
タイトルだけなら、「妹がいっぱい出てくるバカハーレムもの」ですが、そんなことないです。普通のハーレムラブコメです(笑) だから、タイトルだけで敬遠している人には観てほしいっすね。ちゃんと面白い作品ですよ♪

ひとつ言えることは、多くの方が述べているように、最初の15秒だけ我慢ですw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の主題は、「足りないものがあるから頑張れる」でしょうか? 「足りないもの」は、「劣等感」や「不満」に置き換えても良いけれど。

伊月は「主人公としての人生」(妹w)、カニ公は「伊月の愛」、京は「夢中になれるもの」、春斗は「才能」。

皆が、「今より一歩でも前へ」進もうとあがく姿は、素直に応援したくなるものでした。

本作はラブコメですが、ラブコメで一番大きな要素はキャラの良さだと思います。

その点では及第点以上のアニメかと。

まず、メインヒロインの可児那由多は、これまでにないヒロインだったと思います。超積極的でエロい裸族で下ネタ大好きで、でも純情で。しかも、ちゃんと主人公の羽島伊月に惚れる過程も描かれていて。あまりメインヒロインにはハマらない私も、本作では一番好きなキャラでした(屈折しているキャラ好きなんですw)。

主人公の羽島伊月も、わりとちゃんと働いてるし、なかなか真っ直ぐで味のある男でした。カニ公のことが本当は大好きでも、自身のプライドの為には付き合えないというのは悪くなかったし、11話で可児公への素直な気持ちを吐露するシーンは、なんか嬉しくなりました。

この大天才&天才カップル、幸せになってほしいです♪

白川京と不破春斗も、自分に出来る何かを探している秀才カップル。幸せになってほしいです♪

羽島千尋は、これから深まるキャラですね。

途中に何度か挟み込まれたゲームは、まあ可もなく不可もなく。TRPGは知っていただけに、少し楽しかったかな。

作中、かなりの頻度で全裸及びヒドイ下ネタが出てきます。エロいというより馬鹿馬鹿しいので、(あからさまなエロは苦手ですが)あまり気にならず観られました。

あとはまあ、最近多い、ラノベ作家やアニメーターを主人公にしたメタ的な要素は、あまり好きではありませんでした。(それが本当のリアルかは別にして)「BAKUMAN」「SHIROBAKO」くらい、リアル「風」にして業務の内容を教えつつも高いドラマ性をもたせられれば別ですが、、、この2作品は別格ですしね。ただ、上記の二作品との決定的な違いは、「子供達がその職業に憧れるのか」ということで、「BAKUMAN」「SHIROBAKO」を観て、漫画家や制作会社で働きたいと思う子はいても、本作を観てラノベ作家になりたいと思う子供はほぼいないでしょうね(まあ、あんなハーレムがもれなく付いてくるなら別ですがw)。

ラノベ作家(あるいは小説家)が「楽しい」「好きだ」とはキャラに言わせているものの、それが「具体的にどんなことか」は示されていないし、少なくとも私には伝わりませんでした。そもそも、原作者は、「ラノベ作家の良さ(魅力)」って、何だと思っているのかな? 一度聞いてみたいです。

とりあえず、ちょっと女々しいメタ的な要素は、カニ公が可愛かったから目をつぶりますが(笑) 2期に期待ですね♪

、、、でも、ラノベ作家(少なくとも原作者)はこんなウハウハな生活をしているのだろうか、と、勘違いされるんじゃないかな(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
妹ラブは苦手だが、純愛ではなく、ギャグテイストなら、なんとか、、、。とりあえず、少し様子見。しっかし、ラノベ作家が主人公って、最近多いね。海亀ゲームはそこそこ。可児 那由多はなかなかのヒロイン力。作家としての力量差で手を出せない主人公もなかなか。

2話目
京のヒロイン力もなかなか。自分との時間も無駄と言われた気がしたわけですね。那由多と京の関係性も良いね♪ にゃんぱす(笑) ほしいモノと、もってるモノ、ね。

3話目
なんかそのエピソードは、最近観たぞ(苦笑) 新キャラ。ラノベ作家がこんな生活してるって思われるぞw

4話目


5話目
混浴露天風呂、ギャグがかなり強目(笑) ちゃんと仕事してたなw

6話目
シロバコ(笑) 実況、「エクスカリバーとかF○t○のパクリかよ」とか、そんなにリアルにしなくて良いから(苦笑) 作画キツいのはどうしようもないよね、原作者的に。原作者の嘆きは、正直、レクリエイターズよりも、シロバコよりも、ガーリッシュナンバーよりも、響いたな。

7話目
「負けたな、ガハハハハ」とかw TRPGか、ロードスだな~。TRPGやったことあるんだよね、学生時代。ロードス好きで集まってw レールガン(笑) だからなぜ、エロゲに展開させるんだよ(笑) ク○アニメをあまり批判するな、ということかな(苦笑)

8話目
不破と京、お似合いだけどな。普通であることにコンプレックスを抱いているあたり、お揃いだし。ダブルヒロインで両者共に魅力ある時の解決法としては、魅力ある男キャラもう一人ね。

9話目
下着の有無にそんなに熱くなられてもw 久々に変態仮面見たなw いや、パンツリボンの作り方なんていらんよw どんなラブシーンやねんw エロというより、ギャグw なぜこのアホみたいな回で特殊EDをw

10話目
8割くらいの動物は、実物よりもぬいぐるみの方が可愛いw

11話目
京まで、全裸が基本になってる(汗) バクマンでも言ってたけど、自分で書ければ編集になってないんだよね。京への可児公へのセクハラ(笑) 伊月が結婚したいまで言うのは嬉しかったな、なんか。主人公になりたいか。ラストの照れてる可児公がかわいかったな。

12話目
伊月の過去編。まあ、キャラを深めるためには良いし、主人公になりたいという、ある種病的なまでの伊月の執着の原点が見られて良かったかな。後半はまあ、メタ的なネタで自虐ですか。うーむ。ラスト、妹がいないから頑張れるってのは、タイトル回収として良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 39

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

金狼の末裔

何事が起きたのか、と絶句する出だしの数分間だが、それを過ぎるとごく常識的(?)なライトノベル作家の日常を舞台としたコメディが展開される。

仕事上の行き詰まりや家族間のすれ違いのドラマは、「作家」の生活というよりも、自活している「若い勤労青年」の生活として、あの突飛な出だしに反して、奇妙に地に足の着いた印象がある。

生活感を匂わせつつも泥臭くはない、かつてのトレンディ・ドラマ(死語か?)のような感触があるのが本当に不思議だ。



映像作品の脚本について、よく「ハリウッド流」と称する脚本術が紹介されることがある。

本当かどうかは知らないのだが、ハリウッド映画の脚本作成に当たっては、作中人物の造形に際して、着ている服や乗っている車、食品をどのチェーン店で購入しているかまで、全ての使用ブランドを設定するのだという。

「現実」に生きている人間を想定するなら、当然「どこにもない」製品を使用しているはずはないのであり、こうした設定をすることで、たとえ作劇上での明示がされないにせよ、キャラクターに立体感を生み出すと考えられているらしい。

確かに、例えば中年男の登場人物がいるとして、バーボンが好きかスコッチが好きかによって、異なった人物像を思い浮かべる、というのはありそうなことに思える。
スコッチにしても、ブレンドかシングルモルトかと、細分化することも可能だろう。

おそらく源流はイアン・フレミングの『007シリーズ』で主人公の使用するブランドが列記されていたことにあるのだろうが、この手法は、第一には荒唐無稽な物語を現実的に見せかけるために開発されたと看做されている。

フィクションを現実に着地させる新手法と称賛されたこの手法は、しかし、日本においてはフレミングに先行して、大藪春彦が独自に開発し、開拓していた。
(純文学でも、大藪に続いて大江健三郎や倉橋由美子が取り入れたが、大藪ほど効果的に使いこなせなかったようだ)


本作においても、随所にビールやウィスキーの銘柄の説明がインサートされるのが、表現上の特徴になっている。

紹介される銘柄をみると、さして高価なものではないものの「ほう、これを選んだか」とニヤリとしたりもするのだが、たとえブランド名に馴染みがなくとも「特定のブランドを選んでいる」ということを視聴者に伝える効果は発揮しているだろう。

大藪春彦が、「ライフル」ではなく「30-06口径のウィンチェスターM70」と書き、「腕時計」の代わりに「ローレックスのデイトジャスト」と記述するときに読者が受け取っていた効果を、本作の視聴者もまた受け取っているはずだ。

勤労青年の日常が、妙に地に足の着いたような印象は、こうした演出が成功している現れだろう。

大藪の時代とは異なり、現代においてブランドの列記がキャラクター像を強化するのは、それによってキャラがどのような生活文化を持っているかを表現するからだ、と言えるかもしれない。

銘柄ものの酒は、飲み会にちょっと凝ったビールをもって集まる登場人物たちが、特別な日には「ちょっと良い、変わった味わいの酒を選択する」生活文化の持ち主であり、酒と言えば「居酒屋チェーンの呑み放題チューハイしか思いつかない」生活文化を持ってはいないことを表現するのだ。

主人公が気軽に遠方へ旅行することに加え、こうした中流的な生活文化を持っていることは、主人公が収入の裏付けのある「中流」生活者であることまで表現する。
多くのアニメに登場する、ファミレスとコンビニとファストフードしか利用しないキャラ(それは、飲み会にチューハイ呑み放題か発泡酒を選ぶキャラでもあるだろう)とはクッキリと差別化されたものとして、本作における「勤労青年」の生活を浮かび上がらせる。

こうした視聴が決して深読みとばかり言えないのは、こうした主人公が住んでいるのが、異能力アニメにありがちな家賃の見当もつかないデザイナーズマンションのだだっ広い部屋ではなく、自営勤労青年の住居兼仕事場として常識的なものである設定が、「中流」と矛盾していない事にも現れている。

セリフでは説明されない、このような「背景」を表現するのが広く「演出」というものであり、その演出の確かさが、日常パートのもっともらしさを支える。

こんな七面倒なことを言葉で考えなくとも、なんとなく作中の日常が落ち着いたものに感じ取れはするだろう。
複数の女子がさや当てするラブコメのドタバタ展開でも、騒がしいのに「下品」な印象が無いのは、飲み放題を選ぶ下流的生活感ではなく、ブランド品をチョイスする中流的生活感覚の演出効果に思える。


こうした演出によって生まれる、「若い勤労青年」の地に足の着いたような日常があるから、作品空間に肌色多めのお色気シーンが頻出しても、「反射的な」拒絶感が生じにくい。
普通の「若い勤労青年」の日常世界であれば、裸の女の子が時に入り込んでも、不思議でも不自然でもないからだ。(むしろ、全く存在しないとしたら、不在の理由こそが設定される必要があるだろう)

勤労青年の日常として自然な雰囲気が維持されている限り、裸の女の子が登場しても、直観的に不自然な印象が湧き上がるのを防ぎ、脊髄反射的な裸への拒絶感にあまり妨げられずに、その先の物語へと向き合うことになる。
物語に触れた上で反発を感じるかどうかは、その次の段階の話だろう。

語られる物語に先行して、まず物語の置かれる「場」の雰囲気の印象を作り上げる「演出」の役割が、本作では十分に果たされているようだ。


ストーリーには特に入り込める要素は無かったが、久しぶりに、演出の技術とその効果を観ることが出来た気がする。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

69.4 4 笑いで下ネタなアニメランキング4位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3884人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章
ネタバレ

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

じーごーくーじーごーくーたーのしい痔ごーくー

先日CDショップに立ち寄りましたところミュージックビデオを流しておりまして、
目に飛び込んできたのが何とアーティスト名『AZAZEL ATSUSHI』!
アザゼルさんまさかのアーティストデビュー!?
目を疑い再度画面に目をやるとそこにはEXILE ATSUSHIとあったのでした…。
紛らわしいんじゃボケが! 改名待ったなし!

と言う訳で、悪魔やドS探偵、ぐうかわ眼鏡女子大生さくちゃん、神様らしき者らが繰り広げる
ひたすらくだらなくて、お下劣お下品極まりないエログロギャグアニメとなっております。
放送枠は15分、本作Zは無印に次ぐ2期。つかOVAもあるんすね。知らなんだ。

一番笑ったのが3、4話。↓※ほぼ出オチにつき未見の方はあんまり見ない方がいいかと
{netabare}痔のおっさんが大塚明夫www
ケツから血を噴射させながら雄叫びを上げる様は、明夫さん仕事選んでー
なんて思う前にこちらの余力は0、腹捩れてました。
さらには、あのマルコメの恋人看護婦役は元妻の沢海陽子さん。とニコ生のコメで知りました。
酷いよ…こんなの…あんまりだよ…。{/netabare}

さすが水島努監督作品。
サルガタナス役の金田朋子さんはキャラに合わせボールギャグを咥えて演じたそうで、
水島監督マジ有能すぎー。

※↓ガチのグロいやつにつき耐性ない方はクリックご遠慮くださいm(_ _)m
{netabare}当時、私は地主でした。

用を足す際出血を伴う程度で痛みもなく、放置していたのですが、
4話を観た辺りで脱肛を発症。用を足した後も何か居座り続けているのです。肛門の辺りに。ヤツが。
あまりにも気持ちが悪いため、ネットで探しうる限りの情報をかき集め、
ありったけの悠木をふり絞って、近所の消化器肛門外科の門を叩いたのでした。

診断は案の定いぼ痔。複数あるのとことでした。
繁忙期前にケリをつけたいと考え手術を即断。数日後施術いたしました。
手術は幹部を切除する比較的大がかりなものではなく、薬物を患部に注射し、
肥大した箇所の縮小と固化を意図したものであるとのこと。
麻酔の注射がかなり痛かったものの、手術は無事成功しました。
以後現在に至るまで用を為す際の出血もない経過を辿っております。

ただ、ネットで得た情報によればその手術に使用した薬剤はアルミニウム系の物質で、
アルツハイマー発症の要因になり得るんじゃ?とか不安要素もあるわけですがw
あと出費が痛かったですね。保険適用外のプロセスがあってけっこう高かった。
入院とかも全くない日帰りで3~4万だったっけ?
借家の更新とか住民税とも重なってほんとキツかった(´=ω=`)回顧ー

痔って誤解を受けやすそうな印象があるので一応書き添えておきます。
痔は別に不潔な病気でも不潔さが要因で疾患する病気でもないのです。
いぼ痔で言うと、いわば血管の病気。
用便や出産の際のいきみなどが重なることにより、
血管の薄い箇所が膨らみ、こぶ状になるのがいぼ痔。
出血は飛び出たこぶが便に触れたりする際に起こると言う訳です。

出産、の例で挙げた通り、女性もかかるリスクがそれなりにある病気です。
もし疾患した際は早めに病院へ行くことをオススメします。
つか出血て消化器のヤバい病気もあるしね。
同じ痔でも痔瘻はすげえキツいって元患者の同僚が言ってた。何日入院したっつってたっけな。
なお、20代ですよ。今もその人。疾患は大学時代とか。

病院へ赴くの特に女性はより恥ずかしく思う方も多いと推察しますが、
ネットで女性の担当医さんがいる病院を予め探して、とかね。
ちなみに私が通院した病院は主治医男性でしたが女性の患者さんもけっこういました。

ってなんだコレw
{/netabare}


そう、で、改名の候補考えたんですよ。
Xが紛らわしくて実にけしからん!とかN入れてみたらどうよ?
と私のゴーストが囁くので。アザゼルさん制作は攻殻と同じProduction I.Gだけにね!
NEGUSOILL ATSUSHI なんてどうですか?

EXILEファンの方ホントすいませんm(_ _)m

(2014/03/26初UP)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤング版スピードラーニング

ここでは、第1期と第2期のレビューをまとめて書きたいと思う。

事は、本作品の原作コミックが某電子書籍サイトで「1巻立ち読み無料」だったので、何となく冒頭話を読んでみたことから、端を発する。
あまりの衝撃の内容に、「え、これアニメになってなかったっけ…?」と思い出し、視聴を開始。
TVという媒体において、一体どこまで再現可能なのか…これが私がアニメ版を見ようと思った唯一最大のきっかけであった。

-結構、そのままだった。漫画版にかなり忠実に作られている。(少なくとも冒頭数話に関しては)

アニメに限らず、実写のドラマや映画でも言えることだが、「食事時には見ない方がいいジャンル」というのがあると思う。
例えば、暴力的だったり、露骨な性的表現があったり、凄惨なシーンがあったり、下品だったり、汚かったり…と。

はっきり言おう。「よんでますよ、アザゼルさん」は、見事に上記全ての飲食時視聴NG要素を含んでいる。
下衆さにおいて、ここまで突き抜けている作品はそうあるまい。

故にこういったジャンル…まぁ上記の通り色々てんこ盛りだが…が苦手な方、特に女性の視聴は正直言ってお勧めしない。
花も恥じらう年頃は過ぎたとはいえ、そんな私でも耳を疑う言葉(特に女性蔑視的な台詞)や目を覆いたくなるシーンが結構ある。
特に2期の9、10話はさすがにドン引きした。よく放送できたものだ。

キャラデザも酷い(しかし、こちらは褒め言葉として)。
ブサイクな人間を描かせたら、右に出るものの無い程のキモさ。ゲストキャラやモブキャラは9割方見た目のエグみが強烈で、もう悪魔たちが可愛く見えてきてしまう程である。
ただこの作品はストーリーそのものを楽しむというよりは、ブッ飛んだキャラ達が織りなすドタバタかつシュールな世界観を楽しむ類のものだと思うので、そういう意味ではこのキャラの造形は非常に効果的に働いていると思う。

OP曲は1期・2期ともに素晴らしい。歌い手さんの、おどろおどろしたパートとポップなパートの歌い分けが絶妙に上手いので、必聴。

しかし何と言っても、この作品のアニメ化において最も成功しているのは、声優だと思う。
アザゼル役の小野坂さんは、関西弁をしゃべるという設定を抜きにして考えても、他に適任が考えられない程しっくりきている。限りなく素で演じているように感じられて、役作りなど不要だったのではないかと思えるくらいに。

ただ惜しむらくは作品の性質上、早口・ハイテンションでまくしたてる台詞が多く、何を言っているのか聞き取れないことがままあることだ。巻き戻して聞き直したこと何回か。
しかし、小野坂さん神谷さんをもってしてもこの状況に陥るのだから、他のどの役者さんが演じようが同じ結果になっていたであろう。
そんなこんなで何度も繰り返し聞くうちに、2期中盤辺りからは普通に聞き取れるようになっていたのは不思議だ。

とはいえ、正直一発で聞き取れたからとて、全く収穫のある内容ではないのだけれど。
いやむしろ、聞こえなくて正解なくらいに……色々ヒドかった…(笑)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

過激すぎるグロ描写も寒すぎる下ネタギャグもここまで来るとむしろ清々しい

放送の限界に挑戦したいのかと思うくらいに
悪趣味な流血というか噴血シーンや
お下劣、卑猥なシーンも1期同様てんこ盛り
近年まれにみる悪趣味なアニメが帰ってきました

登場人物(?)は人間や悪魔はおろか天使や神様まで
どうしようもないクズぞろいなのも相変わらず
それどころか1期では作品内唯一の良心であったヒロイン佐隈さんも
いつのまにかだいぶ周りのクズっぷりが伝染しており
より収拾がつかなくなっています

1期は30分を変ゼミと分割する形でしたが
今回は波打ち際のむろみさんと折半
しかし一話10分程度でやっていくのなら
前後編2話ずつの構成で一つの話で週をまたいでしまうよりも
隔週でむろみさんと交互に30分使ったほうが良かったんじゃないのかな?
1週にまとめて放送すれば前半は導入で後半で一気に面白くなる展開になるはずが
前半の話が盛り上がる前の導入部分だけを一週分として放送するおかげで
ちっとも面白くない回ができちゃったりしているように思います

また、こういう刺激的な作品は
2期ともなるとどうしても視聴者が刺激に慣れてきてしまいます
同じレベルの刺激を与え続けていると
だんだんとその刺激に対する感覚が麻痺して鈍ってくるんですね
だから過激な描写だけで視聴者のこころを掴み続けるには
刺激をどんどんエスカレートさせていく必要があります
しかし、もともと放送コードのギリギリでチキンレースしてるような作品なので
公共放送というプラットフォームで戦い続けるためには現状維持が精々です
そうすると1期と同程度のものを出しただけでは1期よりも見劣りしてしまいます
そのため冷静に分析してみると1期と変わらないクオリティは維持しているのに
どこか物足りなさを感じてしまうのが2期全体としての感想です

ただし9、10話だけは別格
{netabare}局部を隠すための規制として貼り付けられた
「よんでますよ、アザゼルさん。Z」の題字が
妙に生き生き動くおかげで
表現規制としての意味を全く為していなかったり
変態世界の背景が便所の落書きレベルまで崩してあるものの
明らかにお茶の間に流せるような代物ではなかったり {/netabare}
先ほどのチキンレースに例えるなら
崖っぷちでブレーキをかけずにアクセルを思いっ切り踏み込むような
そんな狂気すら感じるレベルのぶっ飛んだ回でした
1期のレビューでも書きましたが
この完全にやりすぎちゃってる部分こそが
良くも悪くも水島努らしさだと思います
下ネタが苦手な人は全く楽しむ余地がない回ではありますが
個人的には2期のベストだったかと

評価できる部分はあったものの
課題が浮き彫りになった2期でした
もし仮に3期をやるとしたら
ハードルはさらに上がっていると思うので
そろそろ厳しい気もするのですが
水島監督ならさらに無茶をやって
こちらの想像の斜め上を行ってくれるんじゃないか
という期待もちょっぴり持てました

1期レビュー
http://www.anikore.jp/review/568532/

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

70.8 5 笑いで下ネタなアニメランキング5位
戦闘員、派遣します!(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (405)
1363人が棚に入れました
秘密結社キサラギ。今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。そして地球によく似た環境の惑星へ、「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、現地の人々は“魔王軍"の侵略を受けていて――。

声優・キャラクター
白井悠介、富田美憂、菊池紗矢香、村上奈津実、髙橋ミナミ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

3話までの感想{netabare}
原作未読。
このすばとこの作品の間に“アクダマドライブ”があったせいか、ついついそっちの方向で見てしまう。
つまりは「悪行ポイント」が気になる。
果たしてこれは仲間を裏切っても計上されるのか、あくまで秘密結社キサラギの利になることでないといけないのか。
そこら辺をトリックに仕込んだ話が展開されれば面白いかもねー、みたいなことをうっかり友人に話したら「コミカライズ版読んでるけどそんな方向には行かない」と言われてガックシ。
前もってネタバレすんなと断らなかった私が悪いのだが、そうか、関係無いのかー。
まぁそれはそれでいっか、先述の悪行ポイント以外にも興味をひいた部分があるのでそれに期待しよう(友人には黙っとこうw)。

なろう系ではよく現地人がバカ過ぎることを「知能デハブがかかってる」と揶揄されるけど、揶揄ではなくきちんと作家側から「この世界はデハブがかかってる」と設定されてるのなら、批判のポイントにはならない。
どうやらこの世界、戦車のモニュメントがあったり(使えなくなってた)気象コントロールマシーンがあったりと、一度文明が崩壊した後の世界らしい。
ひょっとして知能デバフ装置なんてのもあって、人知れずそれが稼動し続けてる…なーんてことは、具体的に見せなくても可能性を匂わすだけで辛いなろう作品よりよっぽど見易い。
こういう部分って狙ってるんじゃないかなー?
先代文明は何故滅んだのか、意思・意図のようなものは残ってるのか等、世界の謎を掘り下げるかどうかは分からんけど「仲間になったキャラ」がその世界でも異質の存在であるなら、やってくれるんじゃないかなー?どうかなー?

一方で作画や演出はちょっと…。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
何をすれば悪行ポイントとして加算されるか?が分からないのが辛い。
もっと言えば誰が「それは悪行ポイント対象となる行為です」を判定してんの?と。
ヘンに捻らず素直に考えりゃ(※)博士が組んだシステムだろうけど、じゃあ博士の倫理観はマトモなの?を私は知らない。
それこそ奴隷が当たり前の世界で奴隷買ったら悪行になるの?とか、善悪なんて国や時代でコロコロ変わるモンでしょう。
そういう時代に左右されない根源的な善悪なんて、博士が持ち合わせてるとは思えない。
「そんな重箱の隅を…」とか「そういう話じゃねーから」と言われそうだけど、いや結構重要じゃね?

例えばチャックマンの件について、「悪行ポイントを稼ぎたいなら他にやり様がいくらでもあったのによりにもよってそれを選ぶかw」であるなら笑えるのだけど、肝心の「他にやり様」の例が示されてないので全然笑えない。
(一応アリスが正解例を示すが、非人道兵器の使用とか飛躍しすぎてて参考にならない)
6号の立場で考えると「じゃあ悪行ポイント稼ぎたかったらどうすれば良かったんだ?」になるし、その結果を笑い者として扱うのはイジメにしか感じない。
要は感情移入できない。
そうだなぁ、「悪行ポイントをスマートに稼ぐ正解例」を見せるライバルキャラとか居れば全然違ったと思うのだが…転送された勇者がその役を担ってくれたりしないかな?
ってか「これが正義の行いだー」と自分を疑わない正義マンが居て、そいつのやること成すこと悪行ポイントが加点されるオチで「なんでじゃー」ってなる話の方が面白かったのでは…?



どうもここに“なろう癖”を感じる。
あたかも神様の存在する異世界か、開発者の存在するVR世界かのような。
そういう世界だったら善悪判定装置みたいのがあっても、まぁ納得できなくはない。
といいつつ、5話で「この世界での勇者の伝承」を推測する際、ゲームや小説を参考にし始めて…こ、これは、伏線…だったりする?
別惑星の伝承なんて地球の創作物のセオリーなんて通用しなさそうじゃない?しかも言いだしっぺがアリスだし。
なろう癖を逆手に取った展開があることを期待してしまうのだが…どどどどうなんだろう?{/netabare}

6話感想{netabare}
スーツの制限解除をした反動で身動きが取れなくなったことを悟られないようにしつつ、敵が退いてくれるギリギリの妥協点として「ひと月の停戦」を持ちかけた──要は思い切りピンチな中、まんまと騙せるかどうかの緊張の一瞬──かと思ったらそうじゃないらしい。
「いいんだよ、ひと月もてば。オレにちゃんと考えがあるからな」と言ってるのでその場しのぎのデマカセではなく、実際に計画があっての停戦提案だったらしい。
ここはではまだいい。
考え=計画の中身次第だけど、じゃあこの後は計画実行に向けての行動をするんだろうな、と思ったら国へ帰る素振り?
まぁこれもまだいい、一旦帰って戦力増強してひと月以内に戻ってくるつもりとか、もう既に仕掛けは施してあって六号がグレイス王国に居なくても解決する、とかあるだろう。
繰り返しになるけど、考え=計画の中身次第でどうとでも転ぶ範疇。
けど…グレイス民の連中が騎士に戻らないかだの隊長になってくれだの言うのはどうなんだろう?
「考えがあると言っておいて何もせずに立ち去る気か?」と思わんのか?
「停戦期間のひと月の間、我々は何をすればいい?」と尋ねるのが先じゃないか?
もし聞きづらいのなら「何か行動を起こすんだろうな」で邪魔になる様なことは控えるんじゃね?
去ろうとするのを引き止めようとするのはすっごい違和感。
これが停戦交渉はデマカセだったというなら分かるのだけど、そうじゃないんだよね?
無理やりタイトル回収したくて展開を捻じ曲げた様な感じで、感動シーンと思われるが「ヘンじゃね?」って気持ちの方が前に出て全然感動できない。
ま、まぁ今後納得の行く説明があればそれで良いんだけど…どどどどうなんだろう?{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

侵略先として派遣されたのは、地球によく似た惑星!? 剣と魔法の惑星を侵略開始

この作品の原作は未読ですが、著者が暁なつめ先生であることを知り視聴を決めた作品です。
暁なつめ先生といえば、「この素晴らしい世界に祝福を!」ですよね。
個人的には、このすば第3期を期待していましたけれど…


秘密結社キサラギ。
今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、
ついに世界征服を成し遂げようとしていた。

しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。
このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは
新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。

そして地球によく似た環境の惑星へ、
「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、
現地の人々は“魔王軍”の侵略を受けていて――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

「このすば」と「戦闘員、派遣します!」には主にキャラクターに関して共通項があると思います。
まず第1に主人公の性格が残念であること…
そして、相手に勝つためなら卑怯な手段を平気で使うところなんかは正直そっくりです。

それにヒロインが残念系なのも似ているところかと…
この作品でグレイス王国近衛騎士団の隊長だったスノウを見ていると、このすばのアクアが頭をよぎって仕方ありませんでした^^;

このすばのアクア以外のヒロインだとめぐみんやダクネスになりますが、ロゼとグリムも相当残念な感じが否めません。

でも、この主人公とヒロインの残念具合が堪らなく心地良いですし、暁なつめ先生の作品の魅力だと思っています。

そういう意味からすると、今回とみたんが演じた高性能アンドロイドのアリスは唯一まともな存在だったかも。
まぁ一人くらいまともなキャラがいないと物語として破綻するかもしれませんので^^;

物語的には、世界征服を目論む秘密結社「キサラギ」の新たなる目標は他の惑星を侵略すること…
そこで、組織では幹部に次ぐ古参メンバーで戦闘力も高く、トップクラスの任務遂行率を誇るも、性格が災いして未だに戦闘員クラスに甘んじている戦闘員6号に白羽の矢が立ち、目的地に転送されてしまいます。

ですが、転送先の出来事を見ているうちに、他の惑星を侵略するという当初の目的は頭からすっかり抜け落ちていました。
何故なら、やる事成す事侵略とは程遠いことばかり…
加えて、戦闘員6号の周りのヒロインの残念っぷりが半端無いのに引っ張られて、段々戦闘員6号たちの当初の目的を忘れてしまったようです。

こんな展開ばかりだからこそ、戦闘員6号の仲間に対して極稀に見せる優しさのポイントが高く感じるんですよね。
まぁ、これも良いスパイスとして機能していたのではないでしょうか。

それと、声優さんの布陣が豪勢なのもこの作品のポイントです。
メインキャストにとみたん、髙橋ミナミさんが起用され、秘密結社キサラギの3大幹部に、渡部紗弓さん、ちゃんりな、かおちゃんが起用。
そして魔王軍には瀬戸麻沙美さんや、みっくという面々が揃っているんです。
否応なしに視聴意欲が湧きましたよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、みっくによる「No.6」
エンディングテーマは、キサラギ=アリス(とみたん)、スノウ(菊池紗矢香さん)、ロゼ(村上奈津実さん)、グリム(髙橋ミナミさん)による
「Home Sweet Home」

1クール全12話の物語でした。
本作品もしっかり笑わせて貰いました。
果たして次は、こちらの続編が早いか、それとも「このすば3期」が先かが楽しみです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 27
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

好き者のコンピテンシー

暁なつめ氏の原作は未読


この御方は作品によって、大きく作風が変わらないため良くも悪くも想像しやすい。アニメ化は『このすば』『けものみち』に続いてってことになるのかしら?

・♂の異世界転生
・主人公♂が性的欲望に忠実
・ハーレムでわりと♀がひどい目に合う

○○のほうが優れている云々は置いといて、原作者の手癖みたいな会話の間やテンポ、そして交わされる会話の内容はやはりこの人とわかりますし、原作の良さ(読んでないけど)を踏襲するようスタッフが腐心したのだろうとは思います。 

どうやら地球から転送された(らしい)主人公の過去話はカットされてます。物語の進行に支障はございません。その戦闘員六号(CV白井悠介)が主人公です。Youtubeでたまにお見かけしていたしらいむさんの作品まともに観るのはこれが初。
世界征服を企む大企業「キサラギ」の従業員がとある星に転送されてのすったもんだです。ハーレム構成メンバーは以下

■6号のチーム:日々寝食を共にしてる
 キサラギ=アリス(CV富田美憂) アンドロイド/低体温ツッコミ役
 スノウ(CV菊池紗矢香) 近衛騎士団隊長/剣持ってる人
 ロゼ(CV村上奈津実) 戦闘用キメラ/大食の人
 グリム(CV髙橋ミナミ) 大司教/車椅子で呪う人

■キサラギ:上司に相当
 アスタロト(CV渡部紗弓) 氷結の人/チョロイン
 ベリアル(CV日高里菜) 業火の人/印象にない
 リリス(CV石原夏織) 科学者/人気投票の際バイデンしてたね

■グレイス王国:転送先のウォッチ対象其の一
 ティリス(CV前田佳織里) 王女/腹黒サディスティック

■魔王軍:転送先のウォッチ対象其の二
 ハイネ(CV瀬戸麻沙美) 魔王軍四天王の片割れ/たぶんドM
 ラッセル(CV伊藤美来) 魔王軍四天王の片割れ/うーん…美少年枠!?

チームメンバーとの日常劇をベースにその他愉快な仲間たちと組んずほぐれつします。多彩なので退屈はしません。完走への吸引力になりました。ハーレムの話はここまで。それこそハーレム+αの部分、“暁節”といえる会話劇が付加価値となります。
あらすじの通りで一言で言うとこのすば的サラリーマンのお話です。意外と実社会で使えるかもしれない!って視点で観るとより楽しめるかもしれません。



※余談

■コンピテンシー(有能社員の行動特性)

 「悪行ポイントが加算されました」

パワーワードです(笑) 
悪いことやると評価されインセンティブが溜まる明快な仕組み。営業なら売上いくらとか、人事採用なら採用者何名とか、工場なら生産量とか、開発なら納期遵守/安定品質とか、なにをもとに評価するかって指標がありますよね。

業種:商社?人材派遣業?
理念:世界をわが手に!
職種:戦闘員

他にも挙げれば細かくいろいろ出てくるでしょうが、従業員の行動規範があって、上司と1on1して目標設定したり、雇用契約にインセンティブ詳細があるのかもしれません。

それに沿って主人公は行動しているわけで、アニメの中で繰り広げられてる下衆なあれやこれやもそれが職務内容となってるのならしょうがないよね、普通よね、と考えてしまうのは骨の髄までサラリーマンだからかもしれません。
{netabare}あわよくばキサラギ社の新卒面接で志望動機を聞いてみたいものです。大喜利楽しそう…{/netabare}



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.30 初稿
2022.05.24 修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 48

82.8 6 笑いで下ネタなアニメランキング6位
グリザイアの果実(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1866)
11134人が棚に入れました
──その学園は、少女達の果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、
その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、田中涼子、田口宏子、水橋かおり、たみやすともえ、清水愛、やなせなつみ、鳴海エリカ
ネタバレ

北山カオル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

待ってましたぁ!

原作プレイしてる時からずっとアニメ化しないかなぁと待っていた作品でした。
恋愛ゲームの中でも特に好きな作品なので期待大です(≧ω≦)
どう構成していくのか分かりませんが、アマガミやフォトカノみたいに全ルート観てみたいとは思うけど特に幸ルートか由美子ルートを観てみたいです。
あと天音ルートも。
個人的な注目する点は蒔菜と幸のコンビの絡みが楽しみです(*`・ω・)ゞ
前半の雄二の濃いキャラと周りのヒロインの掛け合い、後半のグリカジ独特のシリアスな展開どれも他にはない感じです。

このストーリーの主題は罪と贖罪です
主人公の通う学園、美浜学園は生徒が主人公風見雄二を含め6人。
しかも、 そこに 通う生徒は共通して過去に決して許されることのない罪を犯しているという何とも不思議な学園。
例えば生き残ってしまった罪
逆らった罪
生まれてきた罪など…
そんな所に雄二たっての願い「普通の高校生活を送りたい」という願いを学園長の橘千鶴が聞き入れて通うことになる。
ここまで見ると鬱要素満載そうですが序盤はギャグ要素多めだし、ヒロインとのハッビーエンドはどれも感動です。

1話感想
{netabare} 一話目から結構な伏線が色々あり、後がとても楽しみ。
雄二役の櫻井さんはとても難しいキャラをイメージとぴったりに演じてくてたので安心して観れました。
BGMは原作と同じだったので違和感なく観れた。
蒔菜の舌っ足らずな喋り方やみちるのツンデレ?は原作のまま再現されてたので満足です。あと雄二の肉体美が観れてよかったw
2話目 スクールキラー由美子楽しみです!
{/netabare}

2話感想

{netabare} 2話目は主に榊由美子、で入巣蒔菜のさわり程度にックアップしたお話でした。
雄二と由美子とのカッター対決が動きありで観れたのは良かったですそして何よりも掃除屋さんの上司JB、ジュリア春寺の登場でした。
意味深な発言の事故死w
少ししか出ていませんけどあのパツキンは印象が大きかったのでは?
後は、ヒロインの転校シーンですかね。
バイクに乗り華麗に登場の天音ぇ、高級車で登場のチルチル、どでかいトラックで登場の蒔菜、最後に何故かチャリ登校のさっちんw
色々と個性的な登校の、仕方で面白かったです。
特に幸の発言は最高でした。初見のひとに舐めろって流石さっちんw
最後は由美子と雄二の和解?みたいなシーンでしたけどカッターは引き出しに閉まったし様子見なんでしょうかね。
3話甘い食生活に続きます! {/netabare}

3話感想
{netabare}
今回のストーリーはちょっとえっちなお姉さんことな天音が主役です。
見事なキーピック裁きでユージの部屋へ侵入し身悶える淫乱ビッチ。
エクストリームスポーツ?で足をくじき
ユージに保健室へ連れてかれ突然の告白をするも流され、何だかんだでお姉さんとしてユージの世話をする事に。
注目する点としては由美子がちょっと語った過去の天音。曰く交通事故が原因だとか……(1話参照)
にしても、幸のもの凄い勘違いっぷりとモノすっごい正直っぷり、みちるの空回りっぷり、蒔菜の何かすごいキャラがやっと観れた!
蒔菜とユージの合唱、すお~あ~まね~はいんらんだ~……good for you!
good for me!
この歌は名曲ですね!あとはヤブイヌでのそれほすぃー!
みちるではついに登場!ねこにゃー!
アルファ、ブラボー、そしてチャーリー!
見事に撃沈!どうやらねこにゃーにはかなわないようですね。
サメさんポーチではあのみちるがユージを救いましたね
幸に関しては飲み物、サメさんポーチでメイドの本領発揮でした。
一番美味しい=搾りたて
ヤブイヌポーチ=20分
これに関してはさすがのユージも驚きでしたね。
あと、幸の大好物であるサメさんが出てきました。
ユージは急に凄い喋りましたね。ポーチの所でなんて
「睡眠の重要性!睡眠の重要性!」
あの魂の叫びはゲームでは味わえない凄さ……
そして、今回一番の目玉。出ました師匠こと麻子さん!
きっと思い出の詰まったどっかの家の椅子に座って、顔はよく見えませんでしたが青髪と口元は見えましたね。どこか懐かしい目をしていたユージ。
一体師匠とは……
4話銀の弾丸で狙う場所です {/netabare}

4話感想
{netabare} 今回は偽ツンデレチルチルこと松嶋みちるです。
高台でにゃんメルと戯れるみちる。
「人って死んだらどうなるの?」
と突然問いただすみちる。
学園では宇宙人と交信したり、ビタミンCを摂取しいつか雄二より頭が良くなると誓ったり、由美子に喧嘩売ったり……
突然体調崩すかと思ったら、
好きな場所と言っていた高台でにゃんメルを撫でるみちる。
雄二が話しかけると
「あぁ、ユージくん」
と呼び方が変わっていて、
「どのみちるだっていいじゃない」
と自分はまるで違うみちると言い張る彼女。
しかも、
「ねぇねぇ、キスってどんなの?」
と軽い会話からのキス。
それに応じる雄二www
再び学園みちるに問いただすも覚えていないようで。
寮で謎のお菓子?を食すみちる。あれは一体?
みちるお得意のビタミンC?(違いますので悪しからず)
そして、何と言っても突然のにゃんメルの最期。
自分の行動が原因だと考え必死に探すみちる。
「野良猫、じゃないよ。にゃんメルだよ」
と真面目な顔で反論をするみちる。
にゃんメルを見つけるも最悪の形で再開。
あの時の悲痛の声は悲しかったですね。
どれだけにゃんメルを大事にしていたかが分かるシーンです。
しかも、ゲームですと午後くらいだけど、アニメだと夕方なのでより切なくなりました。
タクシーを止め病院へ向かうも間に合わず。
「あたしのせいでこんなことになって……」
あの泣きながらビスケットをあげるシーンは印象的でした。
このシーンは何度見ても悲しいですね。
この切なさ、悲しさがグリカジの醍醐味でしょうかね。
個人の意見ですが。
ストーリーに関係無い所では
遂に!少し登場ですマグロマン!蒔菜大ファンのマグロマン!
遂に由美子に弱点!怖い話、まぁドッキリ系ですね。
余談ですがにゃんメル、名前の由来としてはみちるの猫にゃー、雄二のロンメルでにゃんメルです。
ちなみにロンメルは確かロンメル将軍から来てるとか。(この話はストーリーに一切影響ないので大丈夫です)
次回はVOX IN BOXです
{/netabare}

5話感想
{netabare} さぁ、何と急展開!
エチゾラムを大量摂取し倒れた次の日には、いつものみちるではない!?
しかも、二度と現れないともう一人のみちるはと言った。
何かを失う恐ろしさから逃れるためにみちるは死を望むが、
雄二に用意された箱(殻)の中で生きること、前を向いていく決意をする。
雄二に告白……しなかった。
そして、もう一人のみちるのために故郷であるアメリカに渡り母親と再開。
何だかんだで共存する事になったみちるとみちる。
んー、何だか今回は随分と急ぎ過ぎな展開かなぁ。
過去の話はあっという間だったし、もう一人のみちるの話もなかったし……。
箱の中での話とかもサラッと終わったし。
ここは二部構成の方が良かった気がするなぁ。
みちるの過去と親友との日々、最後何故親友が自殺することになったか。
そして、美浜学園に転校することになった経緯がないじゃないか!
もう一人のみちるとその母親の会話が泣けるのにそれを省くなんてなってこった!
しかも、このもう一人のみちるの過去が本当に切なくて泣けるのに省くなんてなってこった!
夢の中で、学校の屋上で親友と決別して出ていく時のにゃんメルは感動したね。
前を向いていくって感じが出ててよかった!
あと黒髪みちるが観てれたからいっか。
グリカジだとまだ出てこなかったからね。
というわけでみちる編完結です。
話では断片的にしかやっておらず最後のくだりは駆け足で感動できるシーンが結構省かれてしまってましたが、無事完結です!
次回はレーゾン・デートルです。
{/netabare}


6話感想
{netabare} 今回は美浜の常識人、クーデレ由美ちゃんです。
やったぁー!由美子ルート楽しみにしてましたぁ!
何と由美子のとっつぁん、東浜グループのボス榊道昭登場!
裏で何か企む道昭とJB。
何故掃除屋さんが東浜の社長と……?
そして、掃除屋の仕事で由美子の護衛。
果たして雄二の本当の仕事とは?
護衛として、サクッと悪党さんを倒した雄二。
つっよーい!
そして、由美子の過去。
トレードマークのカッターが出て来ましたね。
カッターを持つ由来は出て来なかったけど。
若干みちると似通った箇所がありますね。
みちるの両親は出来ると信じてましたが。
由美子の両親は信じる以前に、望まれなかった。
その点が大きいですね。
それはさておき、今回はオリジナルルートですね。
拳銃、手榴弾。
さすが、伊達にネットサーフィンしてるだけあります。
サラッと横で解説してる幸。
しかも、トドメの自殺。
まぁ、生きてる事ぐらいは原作をやりこんだ人としては分かりましたけど。
ちょっとヒヤッとしましたw
しっかり、墓までつくり道昭さん騙したし。
雄二はスナイパーで社長銃撃つし。
掃除屋さんってスナイパーいる?シールドいる?チョッキいる?
「死体用意するの苦労したんだから~」
えっ!?死体用意って何?
ねぇ、アサヒクリーンさんどうなの?
…………
感想としては、
何だかサラッと由美子ルート終わったなぁ。
護衛の戦闘シーンも一回だし、
由美子ルートが最も格闘戦が多いとこなんだからそこを生かさないと。
雄二のストーカー疑惑の件もないし、
何か道昭がいい奴的な感じで終わったし。
お母さんも悪い感じで終わったし。
過去編が雑な作りになってるし。
由美子ルートはしっかり作って欲しかった!
ほんとに!
てか、アニメで由美子END見てみたい思った。
あの遊園地のシーンを観てかんどうしたかった。
一番感動できるから。
あと雄二のスナイパーシーンは興奮した!
一瞬だけど観れたからまんぞく!
次回は幸せの手紙です。
来ました!サッチン!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 20
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

深雪「下ネタもクールに決めるとは、流石です!お兄様♡」→ エロゲー原作にしてはかなり面白い

【レビューNo.123】(初回登録:2024/5/12)
ゲーム原作で2014年作品。全13話。
アダルトゲーム『グリザイアシリーズ(果実/迷宮/楽園)』の第1作目に
あたり、残り2作もアニメ化されています。
(タイトル『グリザイア』は美術用語「グリザイユ」(モノクロームで描か
れた絵画)由来で「灰色」という意味が込められている。)
今ではソシャゲ等の台頭により、エロゲー原作は絶滅した感がありますが。

(ストーリー)
主人公・風見雄二は、裏の世界ではエースナンバーである「9029」の名で恐
れられている殺し屋。
そんな彼のささやかな願い――それは「普通の学校に通いたい」だった。
その願いが叶い、彼は海辺の町に設立された全寮制の「私立美浜学園」に転
入することになる。
しかし、その学園に在籍するのはたった5人の女子生徒で、彼女たちはそれ
ぞれ心に深い闇を抱えていた。

(評 価)
・『劣等生』の司葉兄を彷彿させる、クールで万能な主人公
 涼し気な鋭い眼元が特徴的な整った容姿、常にクールで感情をほとんど表
 に出さず、有事に際には高い戦闘力を発揮する主人公・風見雄二はまるで
 『劣等生』の司葉兄(達也)を彷彿させます。
 しかし彼との決定的な違い・・・雄二はこのキャラで"下ネタ全開"です!
 あの冷静な口調から繰り出される”下ネタ”はなかなかにシュールですw
 物語としては、5人のヒロインたちとの学園や寮での生活をはじめ、各ヒ
 ロインとの関わりの中で、彼女たちのトラウマ克服に協力したり、時には
 彼女たちの危地に華麗なアクションで立ち向かうという、雄二の見せ場は
 多いです。

・多種多様なヒロインたち
 本作に登場する5人のヒロインについては下記の通り。
 ●松嶋みちる(2年)——生きながらの死
  {netabare}金髪ツインテールが特徴。ツンデレに憧れそのように振る舞い、快活で
  ムードメーカーだが、おバカキャラ。でもこのおバカも過去のトラウマ
  から、他人を楽しませることを生きる目標していたからで、生に対する
  執着が人より弱い。{/netabare}

 ●小嶺幸(1年)——逆らった罪
  {netabare}学力・運動能力ともに優秀で家事も完璧にこなすので、皆の希望もあり
  学園以外ではメイド服を常に着ている。天然ボケ気味なところもある。
  過去のトラウマから人から言われたを真に受けすぎ、また盲目的に従っ
  てしまう危うさも持ち併せている。{/netabare}

 ●榊由美子(2年)——その少女は、生まれてきたことが既に間違いだった
  {netabare}やや吊り目と、腰まで届く黒いロングヘアが特徴。無愛想かつ気難しい
  性格で、一人でいることが多い。
  また不用意に近づく人間に対しての警戒心が強いことから、雄二を「異
  分子」とみなして排除しようとする。
  (巨大財閥の総帥の令嬢だが、望んでいた男の子で生まれなかったので、
   父親と大きな確執があり、その辺りが性格に影響している模様){/netabare}

 ●入巣蒔(1年)——誰も守ってなんかくれない
  {netabare}小学生と見間違う程の幼い容姿であり、無邪気で天真爛漫な性格だが、
  実は誘拐された過去を持ち、その時助けに来た父親を殺されたため精神
  が磨耗している。
  蒔菜家の重大な秘密を握っており、お家騒動の渦中にいる母親には邪魔
  な存在。
  学園では雄二に懐き、射撃の手ほどきを受けている。{/netabare}

 ●周防天音(3年)——そして生き残った罰
  {netabare}面倒見が良く、頼れるお姉さんのような少女。スタイルが抜群に良く露
  出度の高い恰好をして「エロいお姉さん」風に振る舞っている。
  (雄二に対してもお姉さんキャラで接してくる)
  ある事件の唯一の生き残りであり、その生き残りのために狂気の世界を
  体験したこともあり、心に大きな闇を抱えている{/netabare}

 基本ハーレムモノですが、彼女たちが抱えている心の闇が根深いので、かな
 り重い展開もあり”攻めた”作品になっています。

・エログロ描写や鬱アニメ要素もある
 まあ原作がエロゲーということで、パンチラ等は日常茶飯事ですが、いうほ
 どエロよりでもないかなって感じですね。
 エロトークもどちらかと言えばコメディ色が強いですし。
 (インパクトがあるのは失禁シーン位?!) 
 しかし後半の天音回『エンジェリック・ハゥル編』では、鑑賞に堪えがたい
 シーンを一気にぶち込んできます。
 {netabare}・怪我の治療も満足にできず傷口が腐食していく様
 ・食料も尽き飢餓の極限状態
  (ペットの犬の死肉や知らない間に死体の人肉まで食していたり、それが
   原因で病気になったり)
 ・極限状態の中でどんどん人が壊れていく
  (精神が崩壊し狂うもの、情事に溺れる者、最後には殺し合い){/netabare}
 この辺はかなり視聴者を選ぶところですね。

グリザイアシリーズの第1作目ということで、まずは主人公とヒロインの関係
性を深めることがメインで、彼女たちのトラウマに関する物語が中心に描かれ
ており、主人公の過去などは以降のシリーズに持ち越しという感じですね。
原作ゲームからのカットはいろいろあるらしいのですが、総じて上手く纏まっ
ており、1クールで綺麗に終わります。

コメディ/シリアスのバランスもよく、エロだけでなく心に響くハートフルな
展開やアクション(シリーズの中では一番地味であるが)等の見どころもあり、
上述エログロ描写の好き嫌い以外はオススメの作品ではあります。
最後にグリザイアシリーズはやはり3作をもって完成といえるので、『果実』を
視聴して気に入れば、『迷宮/楽園』も完走していただきたいです。
(近日レビューをアップ予定)

OP「楽園の翼/黒崎真音」
・JPOPとアニソンの融合度合が素晴らしく、私にはドストライクな曲ですね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いろいろと惜しかった

◇簡単にまとめると

普通の学校に通いたいと望む少年が過去に大きなトラウマを抱える少女との学園もの。


◇物語構成

物語は3話までは恋愛シミュレーションゲームでいう共通ルートでラブコメ。4話以降は個別ルートになっていて、基本はヒロイン達の過去のトラウマの解決となってます。(ちなみに、みちる→由美子→幸→蒔菜→天音の順です。)
ヒロイン達の過去は全てが悲劇となっていて、中にはなかなかエグイ内容の物も。この悲劇のおかげでラストの感動が増すのですが、エグさに抵抗のある人には厳しいかも知れません。


◇ シリアスが多い分、ギャグが光る!

私がこの作品で最も気に入った所は、合間合間にある裕二とヒロイン達との掛け合いですね。無表情キャラの裕二からでる、いろいろと際どいセリフや心の声が面白くて笑ってしまいました。


◇エロゲ原作としてこれはしょうがないのかな?

私がこの作品でマイナスに感じた部分は、物語進行の早さです。尺の都合上仕方が無いのかもしれませんが、尺が短いため個別ルートでの展開が早く、少々おいてけぼりにされた感が否めません。その為、あまり感動できず、「可哀想」といった印象しか残りませんでした。


◇エロゲーの魅力はやはりヒロイン!

当たり前と言えば当たり前ですが、ヒロインはみんな可愛いです。ちなみに、私は定番ですが天音がイチオシです(笑)
少し絵は変わっていると感じましたが、数話見れば慣れました。18禁エロゲ原作ということで、一部Hな描写やグロ描写が含まれてます。Hな描写は裕二のフォロー(?)で見ていられましたが、グロはそのままグロでしたw苦手な人は要注意!


◇綺麗な音楽

物語の内容とは裏腹に、OP・EDは思った以上にどちらも綺麗な曲で良かったです。特に、EDの方は画像の影響とマッチしていて、とても良かったです!!


↓↓各話の感想↓↓

{netabare}1話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}普通の高校に転校!

みんな、何だか危ない人っぽい。
エロゲ原作だからパンチラとかは仕方が無いかもだけど、僕的には微妙…{/netabare}

2話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}学園生活

ダークな物語の予感がするけど、音楽は明るくていい感じ。
ゆうじはみんなと仲良くなっていくのだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}学園生活ぱーと2

普通のラブコメだ~o(^o^)o
最初の「ただのHなお姉さん」ってところは吹いてしまったよww
今回はめっちゃ面白かった!{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}二重人格なのか!?

エロゲというだけあって、展開早いな。
もう、接吻とは… ゆーじ、恐ろしい子!!{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}みちるが前を向く

エロゲで言えば、これがみちるルートなのかな?
内容はいいんだけど、分からないところがあったり、演出だったりが原因で感動は出来なかった。
あと一歩!、って感じた。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}由美子ルート!

騙された~!!本当に死んだと思った!
今回は感動できた。
お父さんは自業自得だけど、かわいそうだな…{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}幸ルート

両親が目の前でトラックに引かれるとか、トラウマ確定やな(;´Д`)
幸には幸せになって欲しいな~{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}蒔菜ルート!

今回はバトルに成りそう!楽しみだ!
この作品って、本当に謎が多い、多過ぎるよ。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}蒔菜ルート パート2

蒔菜のお母さん、すんごい美人やな~
けど、腹黒過ぎっ!!
綺麗な人には要注意やな!
ゆーじは最後は暗殺者の目をしててカッコよかった٩(´✪ω✪`)۶{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}バス遭難!

重そうな話が始まったな~
この作品は基本、みんな不幸になるんだな~{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}サバイバル…

本当に過酷なサバイバルだ…
虫を食べ、犬を解体し食べる…
本当にこんな事になっちゃったら、生きて行ける自信ないな…{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}鬼…

一姫って、すごくいい奴やな(╥ω╥`)
どうすればあんなに強くなれるのだろうか?
あと、何となく地下にいる天才の囚人ってのが一姫なんじゃないか~と思う。{/netabare}

13(最終)話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}復讐者現る

このおっさん、めっちゃこえぇぇぇ!
背筋がぞわっとした!
無理やり終わらせた感が強いですね。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 29

68.0 7 笑いで下ネタなアニメランキング7位
つぐもも(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (319)
1363人が棚に入れました
ごく平凡な少年・加賀見かずやは、ある日現れた着物姿の美少女、桐葉と出会う。
初めて出会ったはずのかずやに「久しいのう」と声をかける桐葉。
はたしてその正体は、かずやが亡き母の形見として、片時も離さず持ち歩いていた「帯」の付喪神だった……。

ドSな美少女付喪神の桐葉とともに、次々と起こる怪異事件に立ち向かう「妖怪アクションコメディ」いざ、開幕!

声優・キャラクター
三瓶由布子、大空直美、久保ユリカ、松井恵理子、芝崎典子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こんな「付喪神」なら一緒に居ると絶対楽しい…

この物語の原作は未読です。
「つぐもも」というタイトルからはどんな物語なのかが全く想像できませんでしたが、大空直美さん、久保ユリカさん、そして「未確認で進行形」の紅緒の印象が強い松井恵理子さん、あやちといった声優さんの顔ぶれを知って視聴を決めた作品です。

この物語の主人公は、中学2年生の加賀見一也。
なんの変哲もない普通の中学生だった彼でしたが、肌身離さず持ち歩くほど大切な亡き母の形見である絹の袋帯が付喪神となり実体化した桐葉と出会ってから彼の生活は一変するのです。

人が長く使い続けた器物には想いが宿り、年月を経て付喪神に昇華するのですが、これまで付喪神と聞くと正直あまり良い神様がイメージできませんでした。

それでは、袋帯が実体化した桐葉が良い神様か…と問われると正直?です。
でも、少なくても実直な一也の思いを大事にして全力で彼の願いを叶えようと獅子奮迅の活躍をする彼女を見ていると、決して悪い神様には思えないのです。
だからきっと、付喪神って不安定で持ち主によっては善と悪のどちらにもなれる…
いいえ、付喪神は力を貸しただけで本当の善悪のレッテルは持ち主に貼るべき代物…

そもそも人間に付喪神を良い悪い言う資格なんて無いんだと思います。
だって人間が勝手にモノに思いを寄せ続けた成れの果てが付喪神…
だから付喪神は本来なりたくてなった訳ではなく、気付いたらなっていた…
そういう類の神様なのではないでしょうか…

モノからいきなり実体化して…訳の分からない世界が目の前に広がったら、きっと神様だって困惑します。
だから付喪神は思い続けてくれた人の役に立つことを選択するのだと思います。
きっと何もかもが信じられないとしても、主が自分を思い続けてくれた気持ちは本物だから…
だから付喪神に儚さを感じるのかもしれません。

付喪神にそんな儚さを感じるからでしょうか…
主と付喪神との間に感じられる絆の強さ…個人的には大好きでした。
お互いが支え合いながら一歩ずつ歩みを共にしていく…
こうして同じ時間を紡いでいく…
時には自分が傷つく事を厭わず、後の事を全て蔑ろにしてまでも全力でパートナーを守ろうとする気概に胸を熱くせずにはいられませんでした。

桐葉が実体化してから、一也の身の周りでは様々な出来事が起こります。
様々な「あまそぎ」も登場してきました。
でもその全ての根底にあるのが「人の思い」だったような気がしてなりません。

オープニングテーマは、「バンドじゃないもん!」さんの「METAMORISER」
エンディングテーマは、MICHIさんの「I4U」
しっとりとしたエンディングが好みでした。

1クール12話の物語でした。
時折見せる桐葉の一也を包み込むような愛情に羨ましさを感じながら一也と桐葉の歩む道程を満喫する…
平坦な道なんて一つも無かった…
一歩足を踏み入れたら最後、誰の助けも借りられず頼りになるのはお互いだけ…
そんな厳しさと優しさが共存する作品だったと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

古式ゆかしき、付喪神とのエロいラブコメ&バトル

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
まるで10年くらい前のアニメを観ているようでした。作画、キャラ、展開、ギャグ、完全にわざと古くさく作ってますね。それがどこか心地よかったです。ただし、エロには注意です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
バトルが必要か不要か、エロが必要か不要かで悩むところ。

どちらかと言えばラブコメの方が面白かったけど、一也VSすなお 戦なんか、わりと戦術的なバトルで面白かった。桐葉を人工筋肉のように使う「かみがかり」やその他の技も、帯の付喪神ならでは技ばかりで、能力系のバトルものとしても及第点以上だと思う。エロも、ド下ネタばかりだけど、ギャグの範囲内に収まっていて? まあ、観られた。たまに、ミステリーの要素もあったし。

色々考えても、これはこれで良いバランスのアニメだったのだと思う。

個人的には、6話のエロゲオチは笑ったw あと、ククリは萌え要素高かったです♪
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
絵柄といい展開といい、ひと昔くらい古い作風ですね。2000年代前半な感じ。なかなかの下ネタぶっこんできますね。

2話目
委員長も古いタイプの委員長キャラだし、殴られるシーンのヒマワリとか、古いなw

3話目
結構ちゃんとバトルしてましたね。

4話目
ガチバトルでしたね~。恥ずかし固めw ここにきてオサム君の存在感w

5話目
まあ……主人公が中二で相手が小学生4年生くらいなら、許容範囲……か(汗)? 子供ククリは可愛らしいw 「無彩限のファントムワールド」かな(笑)

6話目
自由入力可能なギャルゲって、どんなシステムなんだよw ラブコメかと思ったらエロゲだったというオチには笑ったw

7話目
もう、くくりの不憫さに笑うくらいしかないかな。いや、ナレーション(笑) 完全にギャグアニメだね。

8話目
なぜ、無声劇? バントでホームランって、ファミスタか(笑) なんか、バトルはどこいった? ドエロやん(苦笑)

9話目
ちょっとだけミステリーの要素を入れてきたね。

10話目
ドラゴンスクリューw

11話目
なんかホントに、ミサトさんやな(笑) バトルですね~、なかなか面白い。

12話目
ガチバトルは、能力系バトルものとしては及第点以上だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

原作漫画とアニメの温度差?

原作『漫画』の方が面白そうです。絵も「シッカリ」してますし緻密なタッチ・構図も(少々あつくるしいかもしれませんが)雰囲気いいです。
、でアニメになったら「ヘナチョコ」になっちゃった~~~~~~~~!

『漫画』では下ネタは別にOK・ウエルカムですし、ストーリー進行の「わざとらしさ」もコマを読んでいくぶんには別に不快なく読めましたが、アニメは何でこんなにムカつくんだろう?一応『原作通り』にやってるハズなのに?

「アニメが原作より面白くなったら『原作者』に『失礼』になってしまうじゃないか~っ」っと「さよなら絶望先生」ネタみたくなっているのかな?(そんなワケ無いでしょっ)

【視聴終了】
方々から作風が古臭いと揶揄されてますけど「素材」はそんなに悪くないと思うのですが。
・桐葉:一般、ロリ向け需要で肌の露出過多
・くくり:ロリ向け需要
・黒耀:爆乳(ややポチャ)熟女需要
・近石千里:眼鏡っ娘、幼馴染需要
・加賀見 霞:弟溺愛、お姉ちゃん需要
・皇 すなお:主人公を敵視するも成り行きで堕ちるキャラ?
なのに何で面白味のない仕上がりになったのかな?(制作側のセンスの悪さでしょうケド)

そして最大の難点は加賀見一也でした。
王道パターンの一つにあるように、
「その手」の資質と才能があるのに興味もなく、周りが必要とされているのでやむなく「力」をふるうも、元々興味がないから中途半端。
自身の宿命に自覚も無い(一部記憶封印されてたようですが)ので無警戒で平和なボンクラ坊ちゃん。
しかも土壇場でしか爆発的な「力」を発現しない効率の悪さ。
長年真面目に「その手」の修練した者にしてみれば嫉妬と憎しみを向けられる。

そんなヘッポコ主人公を見てて好感が持てるかというと・・・・・・・・・
(ムカつくことが多かったデス)
中の人(三瓶由布子さん)には悪いですが、これは「ハズレ」ではなかろうかと思います。

本格的な「すそはらい」の見せ場もなく中途半端に終わりましたが続けるのかしらん?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

69.3 8 笑いで下ネタなアニメランキング8位
宇宙戦艦ティラミス(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (216)
791人が棚に入れました
人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、
自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、
いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。

宇宙暦0156年、地球連邦政府が祖母星グランマースから
史上4度目のコンタクト(4th note)を受けたその年、
【メトゥスの民】との抗争は本格化していた。
終わらない戦い、増え続ける犠牲……。

そんな戦況を打開する為、颯爽と一人の青年が戦場に降り立った。
彼の名は、スバル・イチノセ。
宇宙戦艦【ティラミス】の眉目秀麗・成績優秀な若き天才エースパイロットである。

全人類の希望は、彼に託された。

――だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる青年で……。


声優・キャラクター
石川界人、櫻井孝宏、諏訪部順一、江口拓也、大塚明夫、新井里美、中田譲治、桃井はるこ
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

クソ笑った超絶ギャグアニメ

原作:漫画/放送期間:2018年4月-6月/全13話/制作:GONZO

キービジュアルやタイトルからしてロボ系かと思い込んで敬遠していたけれど、ちょっと調べたらショートアニメ&ギャグ作品ということで視聴したところ、ロボ系苦手とかそんなもんまったく関係なしに楽しめる超絶ギャグアニメでした。

あらすじをちらっと見るには、宇宙戦争やロボ系かと思ってしまうので、私のように端から敬遠されている方も多いと思われますが、約7分ほどのショートアニメなので、とりあえずご覧になって頂きたい。(もちろんギャグには合う合わないがありますが)

視聴開始したらすぐさま毛色が違うことが解かります。正直、第1話は微妙だと思っていたけれど第2話からハマってしまいそのまま一気に観てしまい全13話があっという間に終了。寒いネタのハズレ回もあったけれど私としてはほとんどがツボってしまうアタリ回だらけでした。

ちなみに涙が出るほどクッソ笑ったのは {netabare}「すぐ絶対って言うな」のくだりw くだらなすぎるけど、{/netabare}こういう奴ホントいますわなw

登場するキャラクターも主人公のスバルをはじめ、イカしたキャラばかり。紅一点の爆乳美女・リージュ(声:遠藤綾)も捨てがたいけれど、{netabare}やはりスバルの兄・イスズ・イチノセの残念なイケメンキャラが最高すぎる。{/netabare}

声優さんもナレーションの大塚明夫さんなどそれぞれがいい味を出し作品を盛り上げており、なかでも中田譲治さんと能登麻美子さんがよくこんな役どころを引き受けたものと感服してしまった。

この第一期を逃していたことで先日放映を終えたばかりの続編となる『宇宙戦艦ティラミスⅡ』もノーマークだっただけに遅ればせながら面白い作品に出会えて嬉しい限り。続けて第二期も視聴したいと思っております。


▼キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
パッカー(PAC2-AR):桃井はるこ
ナレーション:大塚明夫

▼制作
原作:宮川サトシ/漫画:既刊7巻
作画:伊藤亰
監督:博史池畠
シリーズ構成・脚本:佐藤裕
キャラクターデザイン・総作画監督:横山愛
アニメーション制作:GONZO

▼主題歌
オープニングテーマ「Breakthrough」歌:スバル・イチノセ(石川界人)
エンディングテーマ「DURANDAL」歌:スバル・イチノセ(石川界人)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 27
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自己満、ボッチ嗜好主義の成れの果て?(笑) ナレの渋い大塚ボイスがさらに笑いを誘う!

「人付き合いはそれなりに折り合いをつけましょう」という教訓アニメ(?)。

OP:30秒 本編6分15秒 ED:15秒のショート(コント)アニメ。
ショートなので見易いです。

宇宙歴0156年。膠着状態が続く地球連邦とメトゥスの民との宇宙戦争。
地球連邦・宇宙戦艦ティラミス所属、汎用人型兵器(ロボット)デュランダルの若きエースパイロット「スバル・イチノセ」少尉。イケメンでそれなりの仕事(戦闘)をこなすのだが・・・チョット残念な「性格」だった。

集団生活においては決して自分の思うようにはいかないもの。或る程度は妥協を覚悟しなければならないのは世の常。
しかし、スバルはそんな妥協を許さない!潔癖気味な性格で人の忠告を素直に聞かない。「ガサツでデリカシーの無いクルー(戦場だからしかたないヨ)」を快く思わず、仕方なく同席・同艦していることに「ストレス」が溜まりまくる。そんな彼の唯一の「避難場所」はデュランらダルのコクピット(操縦席)。そこだけが変に人に干渉されない(絡まれない)安らぎの聖域・・・・なので、当然「人とのコミュニケーションがとれないヒッキー」の症状が出てますし、友達(親友)とかも居なさそうです。だから自己満足&(間違った)自己解釈することが多く、一般良識&常識が欠如し、当然「素っ頓狂」な行動をとってしまう。そんなスバルのティラミス艦内での奮闘劇(コメディ)。

「ガチの宇宙戦争中に何をやっとるんだ貴様!」と、思わずツッコミを入れつつ笑わせてくれます。
実社会でもこんな人がいる分、悲しいやら、可笑しいやら・・・と言いつつ楽しく見てます(笑)


2016.06.27【2018年10月 Ⅱ(ツバイ)に続く!】
「銀魂」とは違った感じの「中・高生あるある」や「ツッコミ」の数々。
スバルも残念だが、敵の兄・イスズもかなり残念。(笑)
常に行動の優先順位が周りの状況(戦闘状態など)より「自身のコンディション」が『最優先』され、ガマンを出来ないお子ちゃま状態。未来SF設定なのに現代日常テイスト(コンビニ・世話好き関西オバチャン・コクピットの自室コーディネイトなど)を熱弁するところがさらに笑いを誘います。
{netabare}ラストは「不朽の問題作」と言われるロボットアニメみたくに地球の大気圏突入。(笑){/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ネタバレ

sunnyday さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

笑いのスーパー機動兵器、デュランダル

あのエンディングテーマが頭から離れません。
たった15秒の奇をてらった訳でもない普通の曲なのに、なぜか頭から離れないのです。
10分間の短い作品なのに、だからこそ、インパクトが凄まじいアニメでした。
仕方がないので素直に2期を見ることにします。

以下観点別レビューです。
<物語について>
1話冒頭の、誰が見てもスターウォーズのパロディだとわかる高速字幕から物語は始まります。スバル・イチノセが串カツに悪戦苦闘する様子は、まさにベッドにスナック菓子をこぼした時のよう。そこには僕の想像したような、クールでストイックな戦場はありませんでした。ロボットアニメに現実味を持たせるとここまでカッコ悪いとは思わなかったw
そして終盤の急展開、{netabare}まさか保護フィルムのせいで大気圏に突入するなんて、{/netabare}最後の最後まで意表をついて来られました。

<作画について>
作画も本物の(?)ロボットアニメと遜色の無い凝りようです。10分のショートアニメだからこそのクオリティなのかも知れません。

<声優について>
声優の方々も豪華で、キャストの無駄遣いと言われるくらいの顔ぶれです。
特にナレーターの大塚明夫さんがホントに良い味出してる!良いナレーターがいるギャグアニメは名作ですね。

<音楽・OPEDについて>
OPEDについては前述した通りですが、BGMの管楽器のシュールな笑いをさらに引き立たせています。

<キャラについて>
どの人物もキャラが立ちすぎていて、ここで紹介するには余白が足りません。かいつまんで紹介する事にします。
主人公、スバル・イチノセは戦艦ティラミスのエースパイロットだがコックピット{netabare}と陰毛{/netabare}だけが友達の引きこもり体質な人間。彼の聖域である専用機デュランダルのコックピットがメカニックのシゲルコに荒らされる所は、まさに思春期の親子のようです。
また、ウザいオヤジキャラのヴォルガーや、腐りきった性格をしたヒューマノイドロボットのパッカーなど、挙げればきりがありません。

1話10分で気軽に見れますのでみなさんも是非見てみてはどうでしょうか〜。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16

79.9 9 笑いで下ネタなアニメランキング9位
荒ぶる季節の乙女どもよ。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (606)
2270人が棚に入れました
あなたの“はじめて"を、わたしにください――。高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性"に振り回され始める。

声優・キャラクター
河野ひより、安済知佳、麻倉もも、黒沢ともよ、上坂すみれ、土屋神葉、福山潤、広瀬裕也、咲野俊介、戸松遥、花江夏樹
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

荒ぶれ、乙女よ

【視聴完了して追記】


性に振り回される思春期少年のコメディは、マンガやアニメだけでなく、小説や映画でも数多く制作されてきた。

本作では、少女の振り回されぶりをコメディとして物語るものだが、主に誰に向けて描こうとしているのかという不安要素が、無いでもない。


かつて少女マンガに吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』が登場したとき、理想化されたヒーローとしての男子を脱皮して、「等身大」の「リアル」な少年が少女マンガで描かれるようになったと評判になった事があった。
が、男子の一人として読んでみると、「リアル」=現実的というよりも、少女に提供される「見世物」であるように感じられた。
少女の興味に奉仕するため、男子の(女子には)知られざる面を見せてみました、という「見世物としての少年」であって、現実の少年が読んで肯けるような「リアル」さは無いと(少年読者には)思えたものだ。

もちろん、少女マンガなのだから、「現実」を描くよりも、少女の興味本位の欲望に奉仕することを優先するのは、悪いことは少しもない。
(付け加えれば、同時代の少女マンガに「現実的」な少年が描かれることは皆無ではなく、私見では、川原由美子の『前略・ミルクハウス』のヒーロー、女装少年の『涼音』くんが、それまでの少女マンガで初めて描かれた現実的に「リアル」な少年と感じられた)

TV放送されるアニメの本作であれば、男子に向けた「女子の実態」といった単なる覗き趣味の提供は越えてくるだろうと期待したくなる。


未経験の性に対する恍惚と不安は、少年も少女も同じく持つことだろう。
ドタバタと、あるいはアタフタとあがきまわる少女たちと共に、男子の方も微笑ましいバカさ加減や、鼻持ちならない下劣さが描写され、両性にとっての「思春期」がうまく描かれているようだ。

ラブコメとしての本作の「コメディ」は、「ラブ」=恋愛の向こうへ「性」を意識するようになった思春期が駆動する。
恋愛の向こうに垣間見える「性」は、官能の予感で挑発するとともに、不安を喚起するものでもある。
それぞれの個性に応じて、「不安」に対処する行動がナナメにずれていく面白さが、本作のコメディのキモだ。

が、「不安」は、「性」が呼び寄せる固有のものではなく、広く「未知のモノ」全てが等しく喚起するものでもあるだろう。

ハイデガーであれば不安の根源は死の可能性というところだが、もっと一般的には「傷つく」かもしれない可能性が、未知への不安を呼び起こすと言える。
少年も少女も、共に慄く「未知の」性への不安は、そこで「傷つけられる」かもしれない可能性への不安なのだろう。

だが、「傷つけられる」ものは、少女と少年では同じものなのだろうか。

少女を主人公とする以上、少年とは異なる、少女に固有の「傷つく」ものを対象化できるかが問われるだろう。

「見世物」としての少女の生態を越えた、固有の不安の根源の摘出を期待してしまう。



{netabare}一般的に言って、「初めて」を前に男子が最も関心をもっているのは、いかに上手にコトを進めるか/スマートに振る舞うことができるか、という情報であるように思える。
要するに、性行為において男子が最も怖れる=「傷つく」のは、うまく振る舞えずに「笑われる」ことだ。

一方、少女においては「男からどう見えるか」という情報が、もっとも関心度が高いように(オッサンには)見える。
言い換えれば、少女が怖れる=「傷つく」のは、相手から受け入れてもらえない=がっかりされる=「拒絶される」ことであるようだ。

少年の「笑われる」怖れ、少女の「拒絶される」怖れは、さらに抽象化すれば「自尊心が傷つけられる」怖れで、両者は同根源だといえるだろう。

最終話で、出来立ての駆け出しカップルたちが、互いの中に自分と同じためらいと同じ悩みを見出して「分かり合う」描写は、この同根源性を表現している。
要するに、男も女も同じことを悩んでいるのだと。

こうした「自尊心の傷つけあい」を乗り越えて、全面的に相手を受け入れあう多幸感こそが、性の官能の秘密であるのだと、このとき少女と少年は気付くのだろう。


だが、自尊心が傷つく恐れ/受け入れあう喜びは、性にかかわる領域に限らない。
人間関係全般について同じことが言えるはずだ。

男女の性行為に限定するならば、そこに固有のものは「肉体」だろう。
そう、少女の「傷つく」怖れは、人格的=精神的な領域においてと、即物的な肉体においてと重層的なものだ。
性行為の現場においては、男がまず勃起しなければ行為が発生しない=成立しない。それゆえ、男=少年が肉体性について「傷つく」、あるいは反省的に改めて意識化されることは無い。

最終話で、幼馴染の少年が少女二人に、それぞれ「精神的」と「肉体的」と別々の志向性を告白する場面は、男子が日常的に二要素を意識していない無自覚ぶりの表現であるだけではない。
それは、女子においては常に(怖れの対象として)「精神性」と「肉体性」がともに対象化されているのだという事と裏表でもある。
「肉体」を志向された少女が、それでも悪い気がしないと語るのは、まさに肉体性において拒絶される=「傷つけられる」怖れを解消された安堵であり、少女において「肉体性」が常に緊張をはらむ固有の「不安」要素であることを、裏側から示している。


肉体が「傷つく」怖れは、何も相手の男から乱暴に扱われるとか、嗜虐的な趣味を押し付けられるとか、あるいはレイプされるといった、即物的で具体的なケースを想定しているわけではないだろう。
未経験の少女であっても、具体的な想像などしないまま、漠然と怖れ=不安を感じているはずだ。

おそらく、この肉体への漠然とした「不安」は、女性とは「妊娠」する性(別)であることに由来するのではないか。

終幕で、文芸部部長の同級生が妊娠を理由に退学したことが明かされたとき、ガヤで生徒たちのざわめきが入れられるシーンで、一言「怖い」というセリフがハッキリと強調されていた。

自立した女性が計画的に妊娠するのは別として、妊娠すれば女性の生活や人生設計は根本的に変わる。悪い言い方をすれば、「捻じ曲げられ」る。
社会的な影響だけではない。
生物としてみるとき、妊娠とは母体とのエネルギーの奪い合いで、生命力や寿命において、個体としての母体に対して完全に敵対的な現象でもある。
医療や栄養供給の発達で、人間に限っては表面化していないだけに過ぎない。

少女が漠然とした怖れを抱く「肉体」が「傷つく」不安は、深層に妊娠の存在があるからではないか。

そんな感想を持ってしまうのは、遠い遠い昔に、初めて女の子と思いがけずに一夜を過ごすことになり、「今日は危ない日なの」と言われて、慌てて避妊具を求めて街を走り回ったカッコ悪い思い出のせいだ。

女の子というのは、常に自分の身体の状態を把握しているものなのかと強力に印象付けられたのだが、同時に、望まない妊娠は「危ない」=「怖い」という怖れが、常に自分の身体をモニターしなければならないと強迫しているのだと、そのとき腹の底まで思い知った気がする。

それ以来、望まない妊娠を回避するのは男の義務と、常に「防具」の用意を怠らないよう心がけてきた。
時には用意が良すぎて「アンタはいつもコレしか考えてないのか」と誤解されたりもしたが、紳士としては眼前の恋人の中に「怖れ」があるものならば、取り除こうと務めるのは当たり前だろう。
いい年した政治家が、アナウンサーとしてキャリアのある女性と「できちゃった結婚しました」とヘラヘラ笑いながら記者会見しているニュースを見ると、お前に紳士の義務感はないのかと複雑な気分にもなるが。

アメリカでは、妊娠した高校生は学業からドロップアウトするだけでなく、社会的経済的にもドロップアウトすることが統計的に圧倒的に多く、一部の女子学生たちの間で、進学し、学業を終了するまでバージンを守ろうとする「純潔の誓い」をかわす運動が広まっているらしい。

作中では、女子生徒の妊娠と退学は「愛を貫く」という肯定性として描かれ、ラストでハッピーな後日談も挿入して後味よく見せてはいるが、作劇上の要請で例外的なケースを描写していることは意識しておきたい。

上記のような事どもを真剣に描写すればいくらでも重苦しく陰鬱なドラマとなるだろうが、視聴者に拒否反応を出さないよう、コメディとして明るく描ける程度にマイルド化しているところは、バランス感覚というものか。

コメディの範疇に収まるようにライト化しつつも、それでも「傷つく」ものとしての少女の「肉体」、その根源としての「妊娠」といった要素を、匂わせる程度であれ挿入してきたことは、少女に固有の「荒ぶる季節」を真剣にとらえている証として、好感できる。


「荒ぶる」季節の表象として、ラストのバリケード立てこもりと団交に重ね合わせてくる描写は、オジサンにはグッとくるものがある。
ストレートに描けば若い世代には拒絶感が出るだろうが、真剣な局面に入りそうになるたびに脱臼させてコメディにしてしまう作劇は、拒絶感の回避のためには避けられないのだろう。
コメディとしての脱臼のために、校長や教頭がリアルではありえない性格設定や描写をされているのは、欠陥ではなく作劇上の要請として認めるべきだ。

この校長たちに限らず、少年少女が「荒ぶる」思春期の物語のために、周囲の大人たちの描写も慎重に配慮されている。

主人公の少女と幼馴染の少年の両親たちは、子供たちの視点からいかにも能天気で、悩みなく描写されている。
が、彼ら親たちもまた、確実に「思春期」を通過してきている。
平和に、楽しく日常を送っているように見える両親たちは、まさに「疾風怒濤」の思春期のさなかで不安にさいなまれる少年や少女が、いずれ平穏に「生活」へと適応していくであろう一つのモデルであるのだ。

この、ある種理想的な大人ぶりが、児童劇団の演出家の気色悪さを、逆の意味で浮かび上がらせる。

「ロリコン」と誹謗される演出家は、社会的には別に非難されるところは1つもない。
自分の性癖を把握し、少女と性的な接触をするわけでもないし、成人女性と欺瞞的な関係を結ぼうとするわけでもない。
「大人」としてしっかりと社会性を保っているように見える。

気色悪さは、子供と性的関係を結ぶわけではないという「大人」の良識を持つと見せながら、少女=子供同士の関係にかかわろうとするところにある。

主人公の両親たちが、思春期のさなかにある子供たちの「荒ぶれ」ぶりにまるで気づかずに、子供の「不安」や「悩み」にまるで配慮しない能天気ぶりで接するのは、親たちは「子供」とは位相の異なる「大人」という、ある意味で別種の存在へと変化を遂げ終えているからだ。
「子供」ではいられない、すでに「大人」となってしまったものには、子供に合わせた発想はできない。

彼ら親たちに比べ、「大人」を演じながら、子供に関わり=同化し=仲間のように振る舞うことが、演出家の気色悪さを感じさせる根源だ。
大人面しながら、子供の「一員」になろうとするなど、まともな大人とは到底言えないだろう。「ロリコン」がどうこうという問題ではない。

その点で、教育者という社会的役割を負う文芸部顧問は、子供との接触と交流において、(半ば振り回されつつも)大人の見識と教育者の役割の間で、うまくバランスの取れた行動をとり続ける。

こうした「大人」たちを慎重に設定し描写した環境に囲まれるからこそ、「荒ぶる」思春期少女たちは物語世界を存分に駆け回れたのだろう。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人生で最もへたくそな時期に捧ぐ

岡田麿里氏が原作から絡んで脚本やって、な作品。原作は未読です。

タイトルからして生々しく、しかも思春期男女(特に女)の心理描写には定評のある岡田氏の作品。

「岡田作品は苦手だけど荒乙は面白い」との推薦を複数いただいてて、楽しみにしてました。


作品自体は思春期の“性”をテーマに、右往左往する文芸部の女子高生5名が各々の答えらしきものを見つけるまでを追った青春群像劇です。

 吾輩は○○である 名前はまだない

整理しきれぬ名付けもできぬ感情は存在し、その多くは経験の蓄積によって落とし所が見つかるもの。

青春群像劇では私たちがかつて通過してきたであろう感情や衝動なりを作品の中に見つけて、自分の思考パターンや嗜好のルーツとなった立ち位置を確認する作業でもあります。
高校を卒業すれば進路はバラバラ。得られる経験も分岐して汎用性に乏しいことが、高校卒業以降を追った作品が少ない理由なのかもしれません。

そして汎用性があるようなないような題材が今回のテーマ。
“性”に対する考え方は個人によって差が相当あるもの。

そんな本人にしかわかり得ぬ感情。いや本人でさえわからない感情について同じようにバラバラだろう相手の感情とを擦り合わせる難儀なことを人生で初めてする作業が思春期世代の恋なんだと思います。

個人差があるのは当然で、ひとつの事象とっても男女で考え方も捉え方も違うことを想像できなかったり、違いはあると自覚しても何がなんなのか袋小路に迷い込んだり。
例えばこの連載は別冊マガジンですが『別マ』と言われて男子は『マガジン』を女子は『マーガレット』を想像し、お互いの前提がずれてる中言葉のキャッチボールを交わしてるうちに悶々としてしまう。
ほんの少し先になれば『マガジン』も『マーガレット』もあるって気づくものです。それがなかなかそうはならないもどかしさを作品で表現することは難儀なことでしょう。


前置き長くなりましたが、つまり、

 これまで数多語られてきたけどまとめられんのかいな?

好きだ惚れたから一層も二層も踏み込んで、本来同じカテゴリーなのにあえて切り離すことで物語を作りやすくしていた“性”なるものに焦点を当てちゃった本作。
個人差が激しいネタについて、きっとそんな時期を通過したであろう私たちにリアルな質感をもって届けてくれるかに着目したわけであります。

結果、文芸部員5名それぞれに異なる立ち位置を与え、かつそれぞれに対となるパートナーをあてがい、パズルのピースをはめていくようなストーリーに仕上がっていました。男はあくまで彼女たちを輝かせるための舞台装置。主役はあくまで乙女たちです。
よくパズル組めたな~。率直な感想です。一覧は以下。当然1対1とは限らないのですが詳細は本編参照。


【文芸部員】
小野寺和紗(CV河野ひより)
菅原新菜(CV安済知佳)
曾根崎り香(CV上坂すみれ)
須藤百々子(CV麻倉もも)
本郷ひと葉(CV黒沢ともよ)

【パートナー(仮)】
典元泉(CV土屋神葉):{netabare}対和沙要員{/netabare}
天城駿(CV広瀬裕也):{netabare}対曾根崎先輩要員{/netabare}
山岸知明(CV福山潤):{netabare}対本郷先輩要員{/netabare}
三枝久(CV 咲野俊介):{netabare}対菅原氏要員{/netabare}
杉本悟(CV花江夏樹):{netabare}対もーちん要員{/netabare}


実のところパズルが組み立てられた時点でおおむね満足しています。いいもの見せてもらいました。
リアルな質感があったかどうかは個人差によるものはあるでしょう。具体的にはこんなところが良かったなぁと私が思ったところは以下、


■OPを飛ばしちゃダメ

曲中に文芸部員たちの独白みたいな合いの手が入るわけですが、全OP一定ではなく変わっていきます。
作品世界をよく表したOPなので飛ばすのももったいないのもありーの、その回冒頭から集中を促す効果がありました。


■結局全員荒ぶる

キャラの掘り下げが全員できてたという意味ではなく、5名ともきちんと荒ぶってました。


■ざわつく

岡田脚本の特色なのか、円満にしときゃいーのにそれ要るかな?ってネタを挟んでおり、またそれがリアルな質感がありました。
安心安全なピュアピュアな恋愛を期待するのも野暮というほどさらりと毒を盛り込んできます。

{netabare}・部長の彼氏がちゃっかり前カノのおっぱい揉んでる事実
 ⇒経験者じゃないと曾根崎先輩を攻略する前に心が折れてたかもしれないという仮説
・あの杉本が女を連れている(最終話ED)
 ⇒地獄へ落ちろ!との視聴者の期待を嘲笑うかのようにしっかりキープ。なんだかんだ動く奴は強い
・本郷ちゃんが報われない
 ⇒いい子なのにね{/netabare}



最初はインパクトのある下ネタという飛び道具を織り交ぜながら、「おいおい大丈夫かよ」とくぎ付けになり、適度に乙女たちが荒ぶりながら最後の最後でぶつかり合ってという青春ど真ん中をいく良作でした。
端的に言えば序盤から終盤{netabare}10話{/netabare}までのわりと緻密な展開と打って変わっての後半の勢い。
慌てて畳んだ感が無くもないと言えますが、ここは『荒ぶる』感が出ていたと好意的に解釈してます。
{netabare}もう2話時点で和沙が自分の気持ちに気づくとか、5話で最も縁遠そうな部長がくっつくとか、その後どうするの?を長めに取る構成は良かったです。{/netabare}

個人差ありまくりの“性”の捉え方に関して、本作でのそれについてはノーコメント。
ただしきっと、登場キャラのうちに「あ、これ私だ!僕だ!」な子だったり言動行動が見つかるのではないか?と思えるほど網羅性は高いように見えますね。
現在進行形の方はがっつり共感して。はるか彼方の御仁は軽くキュン死しながら悶え狂いましょう。私も悶えました。おすすめです。




※ネタバレ所感

■パズルのピースについて
ほうぼう荒ぶっておきながらしっかり着地できたのって、主演女優5名と対になった野郎どもとが似たもの同士だったからではないかと思います。

・和沙VS泉
 {netabare}上半身と下半身が別の生き物同士

最終回でお互い似たもの同士だよねと分かり易く描かれてました。典型的な思春期のアンバランスさを体現した二人で主役にふさわしかったと思います。

{netabare}「泉。私ね。これからも不安になると思う。でも泉と同じ気持ちと同じ言葉、私はちゃんと持ってるんだって!分かったから…不安になっても、それを思い出せば…きっと大丈夫」{/netabare}
このセリフを言えたからこその主役でしょう。不安になると言葉に出せた時に大きな成長を感じました。{/netabare}


・曾根崎先輩VS天城
 {netabare}素直な者同士

お互い耐性ないので基本ちょろいです。考えてるようで実はそうではありません。よく言えば真面目で一途といったところでしょうか。浮気は絶対許しません。{/netabare}


・本郷ちゃんVSミロ
 {netabare}言葉先行で行動に移れない者同士

若さゆえに本郷ちゃん頑張りますが失敗重ねてるうちにそのうち諦観しそう。ミロ(三枝先生)がそのなれの果てかしら。言い訳先行でまたそれがもっともらしく聞こえるタイプ。
そんな本郷ちゃんが最も荒ぶってるように見えるというのが“荒ぶる季節”のアンバランスさを表わしてるようで心地よいです。{/netabare}


・菅原氏VS三枝
 {netabare}持てる者かつ特殊フェチ同士

周囲から羨ましがられてます。周囲からの見られ方と自身の嗜好にギャップがあるのが悩みどころ。医者や高級官僚がSMにハマるみたいな倒錯性を感じます。ちがう?{/netabare}


・もーちんVS杉本
 {netabare}相手が見えてないもの同士

自己中とも言います。杉本は言うに及ばず、もーちんもなかなかの猛者です。「なんで自分の思うとおり動いてくれないんだろう?」が先にあると恨みつらみが積み重なっちゃいますよね。{/netabare}



合ってるかどうかは知りませぬ。それは違うさーというのも笑いながらツッコんでみてください。



最後に、、、
なんだかんだ本郷先輩の今後が気になるところです。

{netabare}「止まらない電車に乗っちゃったんですよ我々は!」
ブルーハーツの伏線回収お疲れ様でした。{/netabare}

{netabare}あと真っ白になったと言い残して燃え尽きてましたが息してますよね?
自分で蒔いて自ら回収とはさすがです。

ぜったい素敵な女性になっておくれよー(^_^)/~{/netabare}



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2019.09.28 初稿
2020.04.10 タイトル修正/修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 72
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

栞は、気がついたら勝手に挟まってるんだ。

[2019/09/09 v1]
[2019/09/11 v2 10話まで]
[2019/09/15 v3 11話まで]
[2019/09/21 v4 最終話+ちょいちょい追記]
[2019/09/23 v5 多分最終 *部分追記もしくは修正・構成微修正]

原作知らず。

いわゆる「海外の反応」系のYouTuberで、僕が良く見る方々が矢鱈と誉めていたので試しに視聴。六話まで一気にみてしまった(台風の音で寝られんかったのもあるが)。

この作品に対する好き嫌いや印象は、視聴する方の性別や年齢、異性との交際(あるなし、その仕方、もろもろ)や家族構成等に大きく依存すると思います。多分、僕に娘がいたらこの作品はみられなかったかも、と思います。

* 誰が観ても楽しめる作品ではないと思います。なにより、性と恋愛を扱う作品には、暗黙のうちに自らの物差し=上記のいろいろが合わさってできあがる自分自身の価値基準があてがわれるものだと思います。本作を楽しめるから良い、悪いではなく、もっと根本的なところで「合う・合わない」≒「観たい・観たくない」が発生するテーマだと思います。

僕としては、全体として大変に満足しました。
面白かったとか、楽しめたとかとももちろんそうなのですが、それらとはまた違う、観て良かったと思える作品になりました。*お話し全体を通して、非常に良く作り込まれた印象を受けます。
上述の通り、人によっては躊躇われる可能性がありますが、そうでないなら是非ご覧いただきたい作品です。

====Opening
開幕オープニング曲。
本作のために書かれた曲のように思いますが、曲も歌詞も映像も素晴らしい。オープニングの語りが変わるのもよいですね。

OP曲の歌詞はそのまま本作のサマリー、あらすじとなっています。もーちん{netabare}の視線。そういうことだったのね{/netabare}。

出だしの一節に曰、「親の愛のあいだに生まれた娘は、そろそろ恋のページを綴る頃(主観的意訳)」。そして、荒ぶり、抗う乙女たち。

結びの一節、「栞はいらない」が僕にはぐっさりと刺さりました。立ち止まらない、戻らない、振り返らない。ただただ走り抜けるんだという力強い言葉。15~20ページは、それでいいよね、きっと。

僕という本は栞で一杯です。参考書につけられた付箋紙のごとくです。戻れるものなら、やり直せるものならの栞が。

エンディングもかわいいお曽根さんになってます。台本(なんでしょうかね?)を映しながらの台詞抜粋で構成する次回予告も楽しいです。

==== 第一話:I'm hooked!
第一話のhookは見事でした。舞台・世界観のセットアップから展開まで。完璧だったのではないでしょうか。
{netabare}
TRAIN-TRAINに押し出されるように駆け出すかずさ。嫌らしさも、汚ならしさも剥き出しの世界に。そして曰く「聖者になんてなれないよ」。
{/netabare}
彼女達の全力疾走、純潔の行方を見届けたいと思います。



====11話まで
{netabare}

====10話までみちゃいました
困惑。
なんなのこのお話(ほめてるけど喜べないけどほめてるんだけど・・・・)

====11話まで
いやもう、、、どうまとめるんだか分からないけど、いろいろ荒ぶってます。
いろいろ有り過ぎて僕の頭の中がまとまらないのですが、いきなり11話冒頭で「純潔」が落ちちゃったのには血の気が少し引きました(笑)


*全体を通して、ミロ先生だけはちょっと違和感を感じます。いろいろ都合良すぎな立ち位置と性質かな、と。でも、必要な舞台装置と考えれば、まぁよし、かな。

{/netabare}。


====最終話:It landed!
ぉぉ・・・絶対まとめきれないと思っていたのに、、、
まとめやがった。しかも想像の上のラインで。


=冒頭:校長・教頭・教職員
{netabare} 職務放棄は確かにその通りだが、笑いとともにスムーズに闘いの構図を生徒v.s.学校(教員)から文芸部および各部員自身へと転換した{/netabare}。うまいと思う。

=中盤:文芸部員+泉+天城+ミロ
ま、ここは定石通りかもしれない。互いに伏せられていたいろいろなものの蓋を外し、全員に共有。

=そこからの
==色オニ==
{netabare}正直なところ最初はよく分からなかった。分からなかったと言うより、この最終話で僕が感じた唯一の違和感とともにこの色オニが呈示されてしまったため、呑み込めなかったのだと思う。
違和感=唐突に感じた和紗の「闘いませんか」+それを受けてのやはり唐突かつ強引に感じたミロ先生による方向転換。さらに言えば、なかなか立派にアレな縛られ方をされたミロ先生が格好いいことを言うという状況に虚を突かれてました(ツボってた)。

* ただ、少し落ち着いてから考えると、そもそも「色」を持ってくること自体が唐突にも思います。どこかで引っかけているような気がするのですが、残念ながらどこかは分からず。直前の「色情に駆られる」がリードだ、と言うことはないと思うのですが・・・(ここだけ浅すぎることになる)。分かる方は教えていただけるとありがたいです。

でも、この色オニは実に文芸部員らしい、言葉に魅入られた・捕らわれた彼女たちにしか出来ない自己開示、互いの理解(理解するためのもがき)、そして、自分自身を知る術だった。なかなかに練られた舞台設定だったと思う。

本郷の呈示した「色」はおそらく彼女の心境そのものなんだろう。直後のミロ先生との対話を経て、少し吹っ切れたあとの彼女が呈示する色はどんな色だったのか。是非聴きたい。

モモの桃色を必死に探す菅原氏の描写は良かった。

* 色オニの最後の場面には下地がありました。5話で曾根崎部長が朗読していた本の一節でしたね。「同じものを見て、同じ言葉を紡いだ」和紗と泉、そして、そうなれていたかもしれない菅原氏。この状況を作るための舞台装置として、主観のさらけ出しあいとなる色オニは最適だったのかもしれません。


{/netabare}


====フィナーレ:Ah... so, it fit...

僕の中では、屈指の「まとめ」となりました。ベスト10、あとで変更しなきゃ。

ミロ先生による「荒ぶってますね」は、最初観たときにはコレジャナイ感を持ったのですが、まぁ、、、、これしかなかったかなとも思います。

部室で寝こける文芸部員たちについたいろいろな色。純潔にして純白の存在は、いろいろな色に染められ汚れていくのか、あるいは、色づいていくのか、それとも、自身が持っている色が白の光に照らされることで露わになるのか。きっとどれも正解なんだろう(加法混色とか減法混色とかは脇に追いやり)。

このシーンの彼女たちの寝顔は、作品全体の中で最も愛らしく見えました。
ただし、本郷を除いて。
本郷さん、あんたそれ、燃え尽きて真っ白になったあのボクサーだろ。
偉い男前の顔しやがって・・・(左右反対だし、違うのかもだけど)
半分涙目で吹き出しちゃったよ。なんだかんだ本郷さん推しだな、僕は。

よくよく観るとなんかいろいろみんないる改札前。
ダメンズワイプ。
*車内に本郷の担当編集までいたのね。。。

そして最後の一言。




=====================
例によって、「海外の反応」とあわせて観ていました。

この作品の場合はギャグアニメに対する「反応」のようにリアクション芸を観て楽しむという形にはなりづらいのですが、そこそこの数、本作に対するAnime Reactionが出ています。その中にかなり厚くコメンタリを入れる方が居るのですが、僕の本作に対する感想も少なからず影響されていると思います。

「it fit」は第一話と最後の最後での「はいった」の英訳です。


* 多分、まだ書き足りないことがたくさんあると思いますが、今の時点で言葉にまとめられるのはこれくらい。しばらく間を置いて、もう一度観直そうと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 48

79.2 10 笑いで下ネタなアニメランキング10位
ゴールデンカムイ(第3期)(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (288)
1238人が棚に入れました
網走監獄で繰り広げられた激しい攻防戦の末に、離れ離れになってしまった「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パ。アシ(リ)パは「脱獄王」の白石由竹とともに、キロランケと尾形百之助によって父の足跡が残る場所・樺太に連れ去られていた。アイヌの金塊を強奪した張本人である「のっぺら坊」が死んだ今、その秘密を解けるのは娘のアシ(リ)パのみ。キロランケの目的は、彼女を連れてかつての仲間である極東ロシアのパルチザンと合流することにあった。一方、第七師団の鶴見中尉と手を組んだ杉元と谷垣源次郎は、アシ(リ)パを捜索するための先遣隊に志願。月島軍曹と鯉登少尉を同行者として樺太を目指す。北海道よりさらに北に位置する極寒の地で、それぞれの旅路を進む杉元とアシ(リ)パを待ち受けるものとは!? 新たなサバイバルが幕を開ける!

声優・キャラクター
小林親弘、白石晴香、伊藤健太郎、大塚芳忠、中田譲治、津田健次郎、細谷佳正、乃村健次、菅生隆之、大原さやか、てらそままさき、能登麻美子、杉田智和、竹本英史、小西克幸

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

樺太でも変態では

裸の男が殴り合うスチェンカで登場する変態たち。
変態度高すぎないか。もっとぶってくれえみたいな感じ。
裸でむさ苦しいサウナ。
原作者も好きですねえ。


話としてはそんなに進んだ感じしないので、完全に繋ぎ感。
変態を眺めるのは面白いけど、話の趣旨が変わってしまうような?とか思っていたけど、最後のほうになんだかんだ進んでいる感。
キロランケ...。

やっぱ地理的な関係かロシアと北海道て多少の結びつきがあるようだね。
でも、2023年現在で樺太稚内航路は利用できないみたいで残念。再開したら乗ってみたいなあ。


OP
Grey FOMARE
ED
融雪 THE SIXTH LIE


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
断ち切れぬ絆新たに、いざ進め!! 網走監獄で繰り広げられた激しい攻防戦の末に、離れ離れになってしまった「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシㇼパ。アシㇼパは「脱獄王」の白石由竹とともに、キロランケと尾形百之助によって父の足跡が残る場所・樺太に連れ去られていた。アイヌの金塊を強奪した張本人である「のっぺら坊」が死んだ今、その秘密を解けるのは娘のアシㇼパのみ。キロランケの目的は、彼女を連れてかつての仲間である極東ロシアのパルチザンと合流することにあった。一方、第七師団の鶴見中尉と手を組んだ杉元と谷垣源次郎は、アシㇼパを捜索するための先遣隊に志願。月島軍曹と鯉登少尉を同行者として樺太を目指す。北海道よりさらに北に位置する極寒の地で、それぞれの旅路を進む杉元とアシㇼパを待ち受けるものとは!? 新たなサバイバルが幕を開ける!


第二十五話 樺太へ
アシㇼパを連れ去ったキロランケたちを追い、樺太にたどり着いた杉元ら先遣隊一行。荷物に隠れていたチカパシとアイヌ犬のリュウが一行に加わる想定外の出来事に驚きつつ、周辺での聞き込みを開始する。幸先よくアシㇼパらしき女の子の情報を得た一行は、少女が向かったという森へ。だが、そこにいたのはアシㇼパではなく樺太アイヌの女の子だった。そんな中、杉元らの前にイタチ科最大級の猛獣・クズリが出現し、襲いかかるッ!

第二十六話 スチェンカ
スチェンカに勝利後、会場で見かけた大柄な日本人に声をかける杉元。岩息舞治と名乗った男と杉元は握手を交わし、その瞬間に互いの強さを本能的に感じ取るのだった。後日、杉元たちは再び試合に出ることになり、対戦相手として姿を現した岩息が刺青の脱獄囚だと知る。岩息の強さは凄まじく、杉元たちが4人がかりで殴りかかっても倒れない。そのうち殴られすぎた杉元が正気を失ってしまい、試合は混迷の様相を呈していくッ!

第二十七話 いご草
キロランケたちがかつてウイルクの生まれた村があった場所を訪れていた頃、杉元らと岩息を見送った月島は、ふとしたきっかけから鶴見中尉の部下になった経緯を思い出す。それは、佐渡の島で疎まれながら育った少年時代と、いご草のような髪の娘との記憶と強く結びついたものだった。その娘と、日清戦争が終わったら駆け落ちをする約束をしていた月島。だが、彼の人生に暗い影を落としてきた父の存在によって願いは打ち砕かれる……。

第二十八話 不死身の杉元ハラキリショー
樺太における政治・経済・文化の中心地である豊原にやって来た杉元たちは、いきなり置き引きの被害に遭う。鯉登の追跡により、犯人は樺太公演を控える曲馬団・ヤマダ一座の団員と判明。非礼を詫びる座長の山田が見せた手品をきっかけに、杉元は公演を利用してアシㇼパに自分の存在を伝えることを思いつく。さっそく出演者に加えるよう頼み込み、他の面々も巻き込んで練習を開始。そんな中、鯉登が驚くべき軽業の才能を発揮する。

第二十九話 国境
キロランケたちはすでに国境近くの町・敷香まで北上していた。ロシアへの入国を目指すキロランケたちだが、スネに傷を持つ身では正規の手続きは望めない。そこで一行は遊牧民族であるウイルタに接触し、彼らになりすまして密入国することを計画。だが、キロランケがロシア皇帝を暗殺した実行犯だと知る鶴見中尉が、すでに彼の動向をロシアに流していた。その情報を得た国境守備隊の狙撃手・ヴァシリがキロランケたちを狙い撃つッ!

第三十話 悪兆
長い膠着状態に陥っていた尾形とヴァシリの一騎打ちは、夜が明けてついに決着の時を迎える。ウイルタ民族が天葬のため樹上に置いた棺桶に尾形が潜んでいると考え、先に引き金を引くヴァシリだが、それは尾形の罠だった。相手の居場所を確認し、ヴァシリを一撃で仕留めた尾形。しかし気配を消すための無理がたたり、尾形は高熱を出して倒れてしまう。朦朧とする意識の中、腹違いの弟・勇作にまつわる過去が尾形の脳裏に蘇る……。

第三十一話 メコオヤシ
激しい風雪の中、2台の犬ぞりに分かれて移動する杉元一行。だが、そりを引いていたリュウが列を外れたせいで、杉元のグループがはぐれてしまう。その場で待つのは危険だと判断した月島らは、近くの建物へ避難。住人の老人に事情を説明し、燈台に灯りをつけてもらうことにする。一方、杉元たちは谷垣のマタギの知恵で寒さをしのごうとするが、それも限界に近づきつつあった。そのとき、杉元は吹雪の先に灯りを見つける……。

第三十二話 人斬り
杉元一行がキロランケらを追って亜港監獄を目指している頃、北海道では土方の一味が新たな刺青人皮の手がかりを追っていた。標的は、幕末に「人斬り用一郎」と呼ばれた元殺し屋・土井新蔵。網走監獄の隠し部屋で見つけた新蔵の所有物がエトゥピリカのくちばしだと突き止めた土方たちは、その鳥が生息するという根室へ。同地で接触したアイヌコタンの村長から、脱獄後に病床の妻を看取った新蔵が漁場で働いているとの情報を得る。

第三十三話 革命家
ソフィアを脱獄させるための条件が整う時を待つキロランケたち。そんな中、キロランケはアシㇼパに、ウイルクと共に日本に渡る前に起こったある出来事について聞かせる。皇帝暗殺の罪で指名手配犯となったソフィア、キロランケ、ウイルクの3人。彼らはウラジオストクで写真館を営む長谷川に接触し、日本語の指導を依頼する。長い逃亡生活を続けてきた3人にとって、長谷川から日本語を学ぶ日々は束の間の穏やかな時間だった……。

第三十四話 狼に追いつく
亜港の岸辺に流氷が押し寄せ、ソフィアを脱獄させるための条件は整った。キロランケたちが監獄の塀に仕掛けた爆薬が爆発するのと同時に、中にいるソフィアたちも行動を開始する。ところが、爆薬の不発で脱出に使う穴の完成に手間取ったことに加え、外には獰猛なアムールトラが出現するという想定外の事態が発生。仲間と協力してトラを撃退後、ようやく外に出たソフィアは、そこでアイヌの服を着たアシㇼパの姿に気づく……。

第三十五話 罪穢れ
刺青の暗号を解く鍵に気づいたアシㇼパの変化を、尾形は見逃さなかった。彼女を連れ出し、思い出したことを教えるよう促す尾形。だが、離れた場所で聞き出そうとする態度に、アシㇼパは疑念を抱く。その頃、月島と手分けして杉元を探していた谷垣と鯉登は亜港監獄の脱獄囚の襲撃を受けていた。谷垣の放った銃撃の音がキロランケたちのもとまで届き、尾形の手にした双眼鏡が、白石と共に近づいてくる杉元の姿を捉えるッ!

第三十六話 生きる
負傷した谷垣に変わってキロランケを追う月島と鯉登だが、キロランケの仕掛けた爆弾によって月島が重傷を負う。戦いは鯉登とキロランケによる一騎打ちの様相を呈し、致命傷を負わされながらも鯉登を追い詰めていくキロランケ。だが、谷垣と月島の援護で鯉登は窮地を脱し、キロランケの自爆攻撃も間一髪で阻止することに成功。谷垣が一気にとどめを刺そうとしたとき、杉元たちと共に駆けつけたアシㇼパがそれを止めに入る……。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

時はめぐりまた冬が来て

原作追いつくの待って2年ぶりの3期 続き番号で#25~#36の全12話です。

1期冬。2期春夏。そして3期は再び冬での展開です。諸般の事情でアシリパさんら不在と男だらけ。女子限定の冬季キャンプが『ゆるキャン△』とするなら男だらけにすると『ゴールデンカムイ』に行きつく自然な流れとなるわけです(嘘)。

まったくもって私事ですがプライベートで唯一北海道を訪れたのは15年前。網走など本作ゆかりの地も行きましたよ。そしてトマムか富良野のホテルで破壊王の訃報を知りました。第1話のっけから奇縁を感じた立ち上がりです。{netabare}※谷垣の「時は来た それだけだ」です。{/netabare}

作品の基本評価は1期2期のレビューにて。作風が合うようでしたらこの3期も楽しめると思います。これで以上でレビューを締めちゃっていいくらい。


舞台は樺太。
産地明記の消費者法施行によりスーパーで“ロシア産”海産物を目にする機会も増えた近年。世が世であればこれが“日本産”だったエリアから届いた物語です。
クレジットが連続してるのもあって途中参加はNGかと。なにせ2年ぶり。なんで樺太?」は朧気ながら覚えているかどうかというところ。準備運動するなら#24をおさらい推奨です。敵味方・陣営がコロコロ入れ替わる目まぐるしい展開がいったん集約した重要回でした。


■振り返ろう24話 ※以下2期ネタバレ

いち早く樺太に渡ったグループ(キロランケ、尾形上等兵、アシリパ、白石)を追う杉元一派(杉元元一等卒、鯉登少尉、月島軍曹、谷垣一等卒、チカパシ)の図です。
鶴見中尉率いる第七師団は網走で事案処理。土方グループは南方へ行くといって今期は控えめ。
アシリパの様子からのっぺらぼうがウィルクであることを察したキロランケが尾形に合図を送り狙撃。鍵はアシリパの中にあるとの想定で遁走する最中にインカラマッをブスッと刺してたりもしました。
アシリパの涙で暗殺に踏み切ったキロランケって事実も少女の肩には重い。

「山で鹿を捕って脳みそを食べてチタタプしてヒンナヒンナしていてほしいんだよ俺は!!」

杉元のアシリパさんへの深い情も伝われば、汚れ仕事を背負う覚悟も同時に伝わってきます。不殺のくだりは後の尾形と義理弟との因縁とも繋がってきますよね。
証拠を残そうとキロランケのナイフを放さなかったインカラマッのウィルクへの思慕の情も重い。
サイドストーリーのどれもが骨太で本筋を支えています。そのウィルクが北海道に渡る前の若かりし頃に焦点があたる3期というわけですね。

アシリパ父ウィルクの足跡を辿り、金塊への鍵を紐解くこれまた重要な位置づけとなっております。


3期については後述の“ネタバレ所感”にて。
そういえば主題歌にTHE SIXTH LIEが返り咲いてますね。音が作品に合うので歓迎したいです。
ギャグもヒンナも人生模様も相変わらず楽しめる良シリーズ。まだまだお楽しみは続きそうです。



※ネタバレ所感

■え!?いまさら

澄んだ瞳は変態フラグ
{netabare}今回は岩息舞治(CV三宅健太):スチェンカで登場の格闘家ですね。{/netabare}

変態といえば
{netabare}そのもの自体が貴重でかつ撮影に静止が必要だった時代の写真の扱いからして、谷垣のあの雄々しさ全開写真の束って好事家の相当な熱意を感じざるを得ないと思うのは私だけ!?{/netabare}


■プレゼントフロム…

ときてLEMONと答えるあなたは相当なジャンプ通です。ちょっと違います。
空欄には“マチルダ”がイン。LEMONではなくてLEONのほうね。

{netabare}ゲイリー・オールドマンがキロちゃん、ジャン・レノが谷垣、ナタリー・ポートマンがインカラマッ。
例の#24が利いてきます。刺されてもナイフを放さなかったインカラマッの背景があって、彼女に惚れてる谷垣が取った行動だから成り立つ感動。愛ですよ、愛。{/netabare}


■情報将校のリアリズム

“北”がわかりやすいです。国力や軍隊弱めな国こそ情報戦に力を入れるわけであの頃の日本がそう。
すごい端折るとレーニンって人に「お前は共産主義を知らない」と説教した明石元次郎に代表されるようにけっこう我が国も頑張ってたんだぞというのがわかる描写がちらほら。

{netabare}サーカス一座の座長とか、それと若かりし頃の鶴見中尉とかね。きっちり草を仕込んでます。{/netabare}

スパイのお仕事はほぼヒューミント(対人工作)。自ずと人たらしが適任だとなるわけでございます。
特務機関第七師団のリアリズムでいえば、3期前段の鶴見中尉の判断でしょうか。樺太は陸に国境線のあるエリアで国境越えも見越していれば軍が動くのはまずい。自ずと少数精鋭という選択になります。金塊ゲットの大目的を果たすのに優先すべきはアシリパの確保なのに、そのために増員するみたいなのをしないことで作品に説得力が生まれます。
数多ある目的に向かって一直線、そしてそれを良しとするわかりやすさ重視作品を私は否定しません。けどね…ってやつです。リアリティとエンタメがほどよく同居してるのがこの作品の凄味ですね。

その文脈でいえば
{netabare}デカいロシア人に躊躇しない帝国陸軍のみなさんも説得力あったかしら。{/netabare}

実際のところ単純に白兵戦が強かったんですよ。それで情報戦も必死でやってた20世紀初頭です。ロシアの有名な格闘技“サンボ”だってソ連時代に開発されたもの。そら相手も対抗手段打ってきますよね。我が国だって強くあり続けるには日々精進しなきゃいけないんですけど今はどうなんですかね。身体デカいの出てきたらしっぽ巻いて逃げそうな21世紀です。


■(余談)革命勢力の非リアリズム

「未来を託すため…アシリパは山で潜伏し戦えるようゲリラとなって戦えるよう仕込んだ。私の娘はアイヌを導く存在となる…」

{netabare}史実では榎本武揚が結んだ明治初頭の千島樺太交換条約を機に、作中でいうところの樺太・北海道・千島とちりぢりになってるアイヌを統合して独立国家をという目論見でした。アイヌらとはまた違う角度から土方歳三も独立国家設立と似たようなこと言ってました。

先のリアリズムと対極にあると思えるのが、時期的に無いとおかしい共産勢力の影が微塵も感じられないことです。キロランケがタタール人だったとありますが、同じタタール人だったレーニンのオマージュだったりするのかしら。
視点が分散するのでエンタメと切り離してこのへん触れないのは正解だとは思うんです。ただアイヌ銘柄はとってもデリケート。そっち系の人たちが浸潤してることや赤い大地と噂の北海道全面協力のCMアピールを見るに、下手な革命礼賛メタとかやらないかちょっと心配です。

革命アイコンに祭り上げんとする思惑からアシリパさんを守りたいとする杉元を応援したいですね。{/netabare}


軽く悶々としたものの、さらに濃度が増した変態どもの男祭りに酔いしれることができた3期でした。
ストーリー的には…
{netabare}キロランケの終活。想い出巡りの旅で本筋進んだか進んでないんだかよくわからんとです。

IFストーリー:アシリパさんが地元でエタラと再会し「オオカミ。あ!そういや思いだした!」なんてのだったら情緒もへったくれもなかったはずなのでオーケーですな。{/netabare}



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ視聴

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2020.12.26 初稿
2021.10.16 修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 47

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

未来への鍵を見つけるために―― 再び相棒に会うために――

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第2期は視聴済です。
原作同梱版のOVAもあるようですが、そちらは未視聴です。
何でもOVAはアニメの尺や放送コードの関係で放送できなかったエピソードがアニメ化されているようなんです。
ちょっと興味ありますが、dアニメでも配信されていないので視聴はお預けですね^^;


杉本とアシㇼパの再開は叶うのか!?
極寒の地で新たな局面を迎える生存競争サバイバル、樺太編が開幕ッッ!!!

網走監獄で繰り広げられた激しい攻防戦の末に、離れ離れになってしまった
「不死身の杉本」こと杉本佐一とアイヌの少女・アシㇼパ。

アシㇼパは「脱獄王」白石由竹とともに、キロランケと尾形百之助によって
父の足跡が残る場所・樺太に連れ去られていた。

アイヌの金塊を強奪した張本人である「のっぺら坊」が死んだ今、
その秘密を解けるのは娘のアシㇼパのみ。

キロランケの目的は、彼女を連れてかつての仲間である
極東ロシアのパルチザンと合流することにあった。

一方、第七師団の鶴見中尉と手を組んだ杉本と谷垣源次郎は、
アシㇼパを捜索するための先遣隊に志願。
月島軍曹と鯉登少尉を同行者として樺太を目指す。

北海道よりさらに北に位置する極寒の地で、
それぞれの旅路を進む杉本とアシㇼパを待ち受けるものとは!?

新たなサバイバルが幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そういえば、網走監獄で杉本とアシㇼパはバラバラになっちゃったんですよね…
だから今回は2つの物語が平行して進んでいきます。

未来への鍵を見つけるために、キロランケがアシㇼパらと同行する物語と、再び相棒に会うために、杉本らがアシㇼパを追いかける物語です。

私は樺太のことをあまり良く知らなかったので、今回の視聴は大いに勉強になりました。
南樺太が未だ日本の領地だった頃の物語なので、北海道よりさらに北上する選択肢があったんですね。
今では絶対に思いつかない着想ですから…

樺太アイヌにウィルタやニヴフといった少数民族…
それぞれ寒さのしのぎ方や生活にそれぞれの文化が感じられました。
それにしても、作者の方は北海道や樺太、それにアイヌの事を本当に良く勉強していると思います。

最近、国立アイヌ民族博物館が開業するなど文化の復興・継承にも力が入れられていますが、この作品もそんな動きの一助になっているのではないでしょうか。
少なくてもアイヌ文化に対する興味を持つきっかけにはなっていると思います。
この作品を視聴しなかったら知らなかったことが一杯ありましたから…

杉本らがアシㇼパを探し当てるのは奇跡と運が味方してくれなければ無理な話だと思います。
何せ樺太の大きさは北海道と同じくらいの大きさがあるそうですので…
加えて物語の進展に伴い、様々な障害が彼らの行く手を阻みます。
果たして二人は再会することができるのか…

北海道でインカㇻマッ達と一緒に過ごした時期が懐かしいです。
本当に金塊は存在するのか…
万が一あったとして、誰がその金塊を手にするのか…
こうして振り返ってみると、まだ謎だらけなんですね。

まぁ、そうですよね。
鶴見中尉は絶対に最後まで諦めないでしょうし、土方だって沈黙を続けている筈がありません。
でも一番怖いのは、金塊の謎を解く鍵を誰がどう手に入れるか、ということに尽きます。
何故なら、鍵を手にした人が一番初めに考えるのは、情報を独り占めしようとアシㇼパを手にかけることだと思うので。
それだけは絶対に避けなければなりません。
只でさえ、アチャを殺されて傷心しているんです。
そこに追い打ちをかけることだけは絶対にあってはならないと思っています。
もし、そんな局面が来たら、杉本の不死身っぷりを思う存分発揮してアシㇼパを守って貰うのかな。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、FOMAREさんによる「Grey」
エンディングテーマは、THE SIXTH LIさんによる「融雪」

1クール全12話の物語でした。
気になるのは、原作のストックがどのくらい残っているか、ということですね。
第3期まで2年半と結構良いペースでアニメ化されましたからね。
でも、きっと続編はあると思いますので、続報を気長に待つこととします。
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22

67.4 11 笑いで下ネタなアニメランキング11位
吸血鬼すぐ死ぬ(吸死)(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (194)
615人が棚に入れました
週刊少年チャンピオンにて絶賛連載中のハイテンション吸血鬼ギャグ漫画「吸血鬼すぐ死ぬ」が、ついに2021年TVアニメ化!

埼玉県伊奈架町の郊外に不死身と恐れられる吸血鬼が棲むという城があった。その城へ行って帰ってこない子どもを助けるために雇われた吸血鬼退治人ロナルドは城へと向かったが、そこにいたのは確かに不死身ではあるものの、すぐに死んで灰になるザコ吸血鬼ドラルクであった。子供も別にドラルクに捕えられていたわけではなく、城で遊んでいただけだった。

ちょっとした不注意からロナルドが城を破壊してしまい、住居を失ったドラルクは新横浜にあるロナルドの事務所に転がり込んで同居することになる。なりゆきから、ドラルクとロナルドはコンビを組んで、露出狂の吸血鬼の事件を解決しようとしたり、ロナルドの自伝小説原稿を取り立てにくる吸血鬼よりも恐ろしい編集者と対峙したり、クソゲーをプレイしレビュー記事を執筆したりすることになる

声優・キャラクター
福山潤、古川慎

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハンターとすぐ死ぬ吸血鬼のでこぼこコンビが、クセの強い吸血鬼たちに振り回されるコメディ♪

2015年から連載中の漫画が原作の作品。

福山潤さんが主題歌を歌うということで知り、
そこから興味を持ちました。

内容はそこまで期待していなかったのですが、
予想以上にハマり、好きになりましたw

下ネタ系の作品は好みではないけれど、
この作品はくだらなすぎて楽しめました。笑

全12話です。


● ストーリー
人から恐れられる吸血鬼が住む城。

その城へ行って帰ってこないという子どもを助けるために、
吸血鬼ハンターのロナルドは城へ向かう。

城に住んでいたのは、
吸血鬼のドラルク。

ドラルクは、ちょっとしたことですぐに死んで灰になってしまう吸血鬼だった。

城を失ったドラルクは、ロナルドの事務所に住み込み、家事をしたり仕事に同行したり、

町に現れるクセの強い吸血鬼たちに手を焼きながらも、
仲間たちと共に楽しく過ごす。


1話が3つぐらいのショートエピソードで構成されています。

そのため、ギャグ中心の内容でもいろんなネタを楽しめて、
飽きずに最後まで楽しめました♪

吸血鬼ドラルクと吸血鬼ハンター・ロナルドのコンビ。

口げんかの絶えない二人ですが、
なんだかんだいいコンビです。

びっくりしただけで死んで灰になってしまう、
弱いドラルクだけが笑いどころなのかと思いきや、

それだけじゃない楽しさがありました^^

全体的に下ネタがかなり多めですが、
くだらなくて逆に好きww

ドラルク以外の吸血鬼たちのクセが強すぎるんよ。笑

“吸血鬼Y談おじさん”“吸血鬼野球拳大好き”とか、

よくまあこれだけくだらないバリエーションが思いつくなと、
その発想に完敗でしたww


● キャラクター&声優
吸血鬼や吸血鬼ハンターなど、
たくさんのキャラが登場します。

複数回登場するキャラも多いし、
少しずつスポットライトが当たるし、
キャラを覚えることに苦労はしませんでした。

みんな個性強すぎるしねww


ドラルク(cv.福山潤)は、
すぐに死んで灰になってしまう弱すぎる吸血鬼。

マイペースに行動するところも、
ロナルドや他のキャラをからかってみるお茶目なところも、
楽しくて、好きなキャラでした。

使い魔であるアルマジロのジョンが可愛すぎた(*´Д`)
ドラルクが死ぬたびに泣いてるのも可愛い(*´Д`)

ハロウィンの時のメロンパン仮装に悶え死ぬかと思いました。

11話のジョンのエピソードには泣かされました(´;ω;`)
まさかこの作品で泣くことになるなんて(´;ω;`)


ロナルド(cv.古川慎)は、
ドラルクの同居をすごく嫌がりながらもやむを得ず一緒に暮らす、
なんだかんだお人好しなハンター。

ちゃんとした腕を持っているけど、
どこか残念なところが可愛い。笑

基本的にツッコミ役。
吸血鬼たちに振り回され、怒る姿がもはや定番w


他にも面白いキャラがたくさんいて…。

私の一番のお気に入りはジョンですが、
ドラルクのおじいさまも好きでした。笑


そしてこの作品の大きな特徴が、
大物声優さんがたくさん登場するということ。

吸血鬼役に大物声優さんが次々と登場し、
毎回びっくりしていました。皆さんいい声すぎる。

リアルタイム放送時には、
あのキャラはどの大物声優が!?という予想で盛り上がったそうで^^


● 音楽
【 OP「DIES IN NO TIME」/ 福山潤 】

おしゃれでかっこいい&楽しいOPです♪

ドラルクとロナルド、
二人のダンスがいい^^

登場キャラもかっこよく演出されてますが、実際に登場してみればどのキャラも全然かっこよくないじゃないかと、裏切られた気分でしたww


【 ED「Strangers」/ TRD 】

TRD(トラッド)は、
近藤孝行さんと小野大輔さんのユニットだそうです。

普通にいい曲だな~と聞いていました。

このED、一度は見ておくことをおすすめします。

まさか仕掛けが隠されていたなんて…。
(本編のどこかで明かされます)


● まとめ
楽しめたらいいな~と軽い気持ちで見始めたのに、
すっかりハマって、しっかり楽しみました♪

これぐらいくだらないものならば、
下ネタ系の作品も楽しめることがわかりました。笑
私の下ネタレベルは小学生並みなんだなww

吸血鬼とハンターという立場ですが、
殺し殺されという残虐なシーンは一切なく、
むしろみんな仲良いいよね?という平和さもいい雰囲気でした♪

ちなみに次回予告だけは毎回シリアスで、
そこだけ見たら誤解される作品なのでご注意を。

私も「次はちょっと真面目な感じ?」と騙され続けました。笑

原作は2022年4月現在で20巻出ているんですね。
ということはストックも十分?

2期があれば嬉しいな^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

二発屋

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
シンプルなギャグアニメです。ギャグは動きが出しにくいので、アニメだと難しいジャンルの1つだと思いますが、本作は結構笑えました。

ギャグの種類としては、ナンセンス系。「ボンボン」や「コロコロ」みたいなしょうもないネタが多くて、中盤までやや退屈さもありますが、中盤以降、しょうもなさ過ぎて逆に笑える感じがありますw

オススメは、もし途中で飽きたら、7話を観て、合わなければ切る感じかな。6話から盛り上がり、7話をピークに、以降は安定して笑えましたね♪

レビューには、レビュータイトルの由来を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
二発屋、というのは、有吉弘行さんにつけられた敬称です。

まず猿岩石のヒッチハイクで一発屋。その後、実力の低さから10年以上低迷。

そして、雨トーークの「おしゃクソ事変」で再ブレイク。以降、日本屈指の売れっ子芸人にまで登り詰める。

この過程を指して、「二発屋」と呼ばれました(ちなみに、私は有吉さん大好きで、怒り新党めっちゃ観てたから、夏目ちゃんとの結婚は、芸能人の結婚史上一番嬉しかったどすね。あと、一般的には有吉さんは雨トーークで再ブレイクですが、本当はその間に出た内村プロデューヌがめちゃくちゃ面白くて、そこでしっかり実力をつけてたんだよね)。

本作は、出だしは良かったと思う。「スナ~」は、2021屈指のアニメ名言だと思うし、すぐ死ぬネタはシンプルに笑えましたね。

が、それも2話まで。「すぐ死ぬネタ」だけではすぐに飽きがくる。

大抵の一発屋芸人さんは、いくら飽きられても一芸にすがるか、他のネタにチャレンジする迷走期を経ても最初の一芸に勝てず、ここで消えていく。

本作もそうで、3~5話は、死に方に変化をつけたり、新キャラを出したりしながら笑えるところを探っていた(迷走期)感じがした。

んで、6話のポールダンサーできっかけを掴み、7話のド下ネタで大ブレイク。以降は、下ネタを基本としながら、2人のケンカネタやキャラいじりでクオリティを維持した。

原作がどうなっているか分からないが、ギャグアニメはキャラクターがしゃべり始めると長続きする気がする。本作は、そのレベルまであと一歩というところかな(workingなんかは、キャラがしゃべるようになった代表格だと思う)。

勿論、ギャグは「合う合わない」があるので、私とは真逆の感想を持つ方もいるだろうけど、たまにはこういう、何にも考えないでただ笑うアニメも、大事だと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ギャグアニメ? バディ系? オサレOP。スナ~(笑) ファブリーズで死ぬ(笑) 胃がビックリ(笑) 

2話目 ☆3
ゼンラニウム(笑) ここまでバカみたいだと、逆に少し笑えたw ラブコメ要素か。

3話目 ☆3
ワンパターンの中にも、なんとか変化をつけようと頑張ってる感じは伝わる。

4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆4
ポールダンサー(笑) 久々にちょっと面白かった(笑)

7話目 ☆4
裸にはカーディガンを着せたい(笑) チンチンしか言えない(笑) マスターレベル高いw 釈迦でも迷わずぶち殺すぞ(笑)

8話目 ☆3
前半は面白かったが、後半は、やや眠かった。

9話目 ☆4
認知しろ(笑) マジロ回。辻斬りさん、いいね!

10話目 ☆4
お、御大(笑)

11話目 ☆4


12話目 ☆4
必死(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

下ネタ多めのギャグアニメ

作品名通りすぐ死ぬ吸血鬼と吸血鬼ハンターの日常を描いたギャグ作品。

{netabare}
女向け作品だったけど、自分は女向け作品も普通に見られるのでこの作品も楽しめました。
ギャグは正直好みが別れそう、というか感想が否だらけだけど自分的には面白かった。
コロコロコミックみたいなギャグと書いてる人がいるけど、まさにその通りだと思う。
シリアスそうな雰囲気での平和な作品というのが好きなので、この作品も良かったです。

キャラが全員個性的(大体下品だけどw)で、その独特なキャラ同士の絡みを楽しめました。
下ネタ多めで少し苦手な部分もありましたが、なんか結構攻めた感じの下ネタが多くてところどころその部分も言うて楽しめた気がする。

ギャグ回として面白かったのはビンゴの回とその手前と最終回の5本勝負の花しかな。
それと、11話のジョンの話は普通に良く出来てた。
あそこでED映像につながるのはほんとに良かったと思う。

楽しめる人は楽しめる作品だと思います。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
最近吸血鬼もの多いなー。
面白いけどこれ1クール持つか? 
吸血鬼普通に噛もうとするなw

2話 ☆7
副業もやってるのかよw
主人公のムダ毛書いてるアニメ初めて見た。
ノリがつかれるギャグだなw
ジョン可愛い。

3話 ☆9
ポンコツ女かわいい、もっと出して。
ツイスターゲームってどうやっても面白いなw
最後だけ独特なゲーム。斬新なイカサマ。

4話 ☆8
放送よく通ったなw 下ネタ回か。
所々寒いとは感じるけど勢いで面白く感じるなこのアニメ。
Gかな。ガチ勢じゃん
そりゃきついわなこんな母親w

5話 ☆8
前半面白かったけど猫パートびみょい。
吸血鬼雑魚しかおらんやんw
ハイレグw

6話 ☆10
勘違いでデブに追われるのかよw
血いっぱい持ってそうじゃんデブ。
これギャグじゃないんかよw
ポールダンスの下り面白かった。
なんでムダ毛作画あるんだよw 

7話 ☆7
ちょっとこの下ネタは面白くない。
縁日の金魚確かにすぐ死ぬなw 

8話 ☆9
ジョンかわいい。SUICAもっとるやんw
ガチ誘拐...。
うーん、こいつが助ける流れは強引かな。
ちょっとだけ感動したわw
 
9話 ☆6
また下ネタかw こいつ再登場するのかw
プレッシャーかかりそう。
負けろや 実在の人物出してくるのやめろw 
今回は下ネタが多すぎたか。

10話 ☆5
ロリかわいい。うーん下ネタがさすがに多い。
微妙になってきた。

11話 ☆10
マジで下ネタいらんわ。
けどショットの言いたいことはわかるw
後半普通にいい話。EDこれは卑怯。

12話 ☆9
かわいい。女の前でそういうこと言うなw
かわいい。シャミ子が悪いんだよ
5歳児w ムテキングで見た 

曲評価(好み)
OP「DIES IN TO TIME」☆7.5
ED「Stranger」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

62.9 12 笑いで下ネタなアニメランキング12位
実は私は(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (497)
2679人が棚に入れました
隠し事が出来ないことから『穴の開いたザル』、通称『アナザル』と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。
彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。
実は彼女は……吸血鬼だったのだ!!しかも、正体がバレたら即退学!!そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバレてしまった葉子。
2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため『秘密がバレたことを秘密にする』決意をする……が、学校では一筋縄じゃいかないアホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちがノンストップで大暴れ!!
朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

声優・キャラクター
花江夏樹、芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈、内田彩、M・A・O、新田恵海、平川大輔、羽多野渉、下野紘
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最終話まで視聴済。採点に変更・追記。総評を追加。

原作未読でアニメ視聴スタート。
アニメ中盤辺りで耐え切れず1巻を読んで・・・
10話付近で残りを大半読んでしまう。
そんな展開でしたw

●総評●
{netabare}
2015年夏クール作品として最大のダークホースは、
このタイトルだったかと思います。

原作も知らず情報も特に仕入れず。
唯一公式サイトの画を見ても、
取り立てて萌えるようにも感じず。
何故かこのクールに多かった「人外物」としても
上位に入れるか疑問。
それがこの作品への当初の感想だったと思います。

結果的にはクール上位になるほどに気に入ってしまい、
冒頭に書きましたように、原作を読んでしまう展開にw

セールスポイントとしては、
同期の作品に比べて飛びぬけた物は無いと思います。
しかし総合的には高い水準だったと思います。

感じたこと等は各項目に記載したいと思います。
{/netabare}

●物語●
{netabare}
要所でギャグを挟みつつ(つまらない物もありましたが)も、
それでもちゃんとラブコメ要素が感じられて面白かった。
同期に多かった「人外物」の中でも
地味だったとは思うが、
一番微笑ましく観られたかな?

結構なペースで登場人物が増えていったが、
物語の中心になるであろう
朝陽・葉子・渚の3人に割り込んでいく展開でなかったのが◎。
(本来みかんもその枠に入るべきなのですが・・・)
増えても基本コメディ要員か、物語を転がす要員。

2期もやれる分のストックはあるが・・・
みかんさんのエピソードを軒並み避けてきたので
やる予定は無さそうかな?と思います。

それでも朝陽と葉子の関係がどうなっていくのか、
描いて欲しい気持ちはありますね。
「朝陽くん」「葉子さん」と呼んではいますが、
やはり何かしら形として観たいな~と。
{/netabare}

●声優●
{netabare}
個人的にはあまり馴染みの無いキャストさんで
大変コメントし辛いのですが・・・。

獅穂役・内田さんといえば、
僕の中ではラブライブ・南ことり役だったのですが、
全く違う方向性でビックリしました。

渚役・水瀬いのりさんも
こんな凛々しい(?)感じは初めて聴いたように思います。
{/netabare}

●キャラ●
{netabare}
真面目な恋愛要素以外では、基本アホなキャラばかりでw
悪意で介入してきて、引っかき回すだけの輩がおらず、
気持ちよく視聴できた要因はここら辺にもあると思います。

・朝陽
よくある(?)ラブコメ的な流れ・アクシデントに
巻き込まれずにはいられない如何にもな主人公だが、
葉子一筋で、ブレない自身の想いが良かった。

・葉子
正直緑髪のキャラには良い記憶が無いのだが、この娘は良かった。
正体がバレる前と後の表情や口調のギャップも良かったし、
自身への好意に鈍いところとか、
何処かズレてるアホなところも可愛かったと思う。

・渚
過去に朝陽をフッた身ではあるが、
改めて自身がどう思っているのか再確認してからの
テンパり具合というか、焦りっぷりが面白かった。
求愛時にのみ光る触手が光ってるのに、
肝心の自分では確認がし辛いというのは・・・w
(鏡や暗いところで確認できそうではある)
3人の気持ちを掴めてはいるが為に、
様々な葛藤に苦しむところが、
ある意味彼女の見せ場なのかな?とも思える。

・みかん
外道ぶってはいるが、実際はそうでもなく。
朝陽への想いがあるが故に、それを隠す為にそうしている。
アニメになって色々出番削られてるのは彼女かな?
その辺ちょっと不憫ではあります。
しゃべるメガネについてもあまり言及無かったですし。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
原作と比べてかなり見易いデザインになっていたと思う。
原作では、ギャグの顔芸含めて結構特徴的な画だったので。
それでも若干の古さのような物は
否定できないキャラデザだったと感じたが、
雰囲気とは合っていたように思います。

作画も一貫して安定していたと思います。
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
1話(もしかすると2話)で抱いた
「何でこのOP(ED)曲にした?」
という当初の感想は、半分は覆されました。
ヒルクライムのEDについては、
思ったより作品のことを考えられていて
最終的にはこれはこれで有りかな?と思えてます。
OPは・・・正直アニメーションに救われてるかなと思います。
曲自体覚えてしまいましたが、
CD借りてまでのレベルでは無かったかと。

急に流れる挿入歌がMINMIだったり、
EDのヒルクライム起用だったり、
どんな狙いだったのか、知りたい部分ではありますw
{/netabare}


6話まで視聴後-----
{netabare}
朝陽・葉子・渚の3人の思惑が錯綜しつつ。
みかんの立ち位置がはっきりしないのだが、
今後描写はされるのでしょうか?
(というか原作と登場順が異なるのは驚きました)

4人目のヒロイン(?)の獅穂さんと
狼男・獅狼が同一人物というのは、完全に予想外w
変身する上に、性別まで変わる別人格というのは
さすがに色々混乱しますねw

6話まで観てみても、取り立てて不満な点は無いですね。
このまま最終話まで視聴続けられると思います。
(色々)がんばれ朝陽!!
{/netabare}

2話まで視聴後-----
{netabare}
今クール目立っている(と思う)人外物の1つ。
原作未読+ノーマークだった分意外にも面白くて、
今クール内では上位に位置してるタイトルです。

2話の時点では音楽面以外で気になる粗も無く。
恐らくは1クールでしょうが、
どう話を進められるのかな?という不安はあります。

『黒峰朝陽』
今後ハーレム的な方向になるのかわかりませんが、
白神さんへの想いを貫いてくれる限りは、
嫌なキャラにならなさそうな印象。
「嘘がつけない」というのは悪くないと思います。
(わかっていて知らないフリするキャラの多いこと・・・)

『白神葉子』
緑髪のヒロインでも受け入れられそうなキャラ。
当初のミステリアスさと実際のギャップが良かった。
(というか『萌え』の基本はギャップにあると思う)
朝陽への視線の、本当の意味するところは・・・?

『藍澤渚』
cvは水瀬さんか。全く気付かなかった。
頭に刺さってたのはネジではなくて、
コクピットのハッチだったのねw
今後の関係性はどう変わるのでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャッチフレーズは「ちょいアホ人外ヒロインラブコメ」

この作品の原作は未読で、キャラデザも好みという程ではありませんでしたが、水瀬さん、内田さん、M・A・Oさん、新田さんが出演されるとの事で視聴を決めた作品です。

この物語の主人公は、高校2年生の黒峰 朝陽(くろみね あさひ)。思っている事や考えている事がすぐ顔に出てしまうので隠し事ができません。本人に悪気は無いのですが・・・きっと根が素直なのでしょうね^^;
物語の中で友達と「ババ抜き」をするシーンが描かれているのですが、どのカードがジョーカーなのかが朝陽の顔を見ていると一目瞭然・・・というくらい分かり易いんです^^;

そして・・・彼は惚れっぽいんです^^;
人を好きになること自体は悪いことではありません。
個人的に「好き」という気持ちを自分の中で温める時間って大切だと思うのですが、しっかりと気持ちが固まるまで気持ちは胸の中にしまっておきたいと考えると思います。
でも、そんな気持ちすら相手にダダ漏れになってしまうのは・・・堪らないですね^^;

気がつけば目で好きな人を追っていて・・・その人がたまたま視線に気付いて振り向くと、こっちを妙な目線と表情で見ている・・・なんて事になると相手が引くのも必然・・・
きっと今まで何度も苦い思いをしてきたことでしょう・・・
でも、朝陽が凄いのは「挫けないところ」なんですよね^^
壁にぶつかって転んでも必ず立ってもう一度走り出す・・・
その不屈の精神・・・見習わなきゃです^^;

そして・・・朝陽はまた恋をするのですが、その女の子・・・とんでもない秘密を隠していた事を朝陽は偶然知ってしまうんです・・・
その秘密は、仮に周囲に広まってしまうと、もう二度とその子に会えなくなる位、重く・・・大切な秘密だったんです。
「秘密を守る」たったそれだけの事が自分の不甲斐なさで、彼女に迷惑なんてかけられない・・・
こうして物語が動いていくのですが、この作品のタイトル・・・本当に素晴らしいです。
蓋を開けてみると、「実は、私は・・・」「実は、私は・・・」「実は、私は・・・」・・・
次から次へと「実は、私は・・・」のオンパレードって感じです・・・^^;
朝陽・・・本当に秘密を守れるんですかね^^;?

そしてもう一つ・・・この作品は「恋心」を上手に描いています^^
一つは「成熟」、もう一つは「変化」といったところでしょうか^^;?

私はこの作品で描いている「変化」がとても好きです^^
最初はそんな事なんて微塵も考えなかったし思わなかった・・・
時折見せてくれる分け隔てない優しさとはにかんだ笑顔が印象的で・・・
人に言われるまで気付かなかった・・・いや、気付かないようにしていた!?

もしかして・・・?

一度自覚してしまったら、想いはつのるばかり・・・
何もかもが好きだから何もかも変わって欲しくないのに・・・
登場人物の揺れる気持ちがしっかりと描かれているので、見応え十分でした^^

オープニングテーマは、アルスマグナさんの「ひみつをちょーだい」
エンディングテーマは、Hilcrhymeさんの「言えない 言えない」
オープニングの明るさも悪くありませんが、個人的にはラップ調のエンディングの方が好みでした^^
挿入歌としてMINMIさんの「ホログラム」が物語の中で何度か流れます。
視聴前にこの作品とMINMIさんの曲風とのギャップにイメージが合いませんでしたが、視聴してビックリ・・・絶妙なタイミングで流れるんですよね^^
とても良かったと思います^^

1クール13話の作品でした。物語としては綺麗に終わっていますが、原作は未だ連載中のようですし、続編があってもおかしくない終わり方だったと思います。
続編・・・どうなんでしょうね^^;?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 35

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

相変わらず内容に触れることはほぼないで~す♪みんなの気持ちの代名詞といえばコレでしょ。

※今回は妄想系です。いつものダスオ節全開ですが視てくれてる貴方に聞きたいのです...


視聴は大分前に終わりました。特段取り立てていい!というわけでもなく極々普通のラブコメディーであるのですが,
この《タイトル》はもう既に現代においては必要不可欠になってる命題なのではないのでしょうか?(作品自体は王道だと思いますので本当に普通よりいい印象です)

人間誰しも年齢を重ねるとその時代では当然だと思っていたことが、10年後には変化するのがよくあります。太陽の黒点周期と女の子のスカートの丈の長さの流行が一致してる説があるらしいのですが(11年周期で短くなるらしいw)10年は多少ですが20年後にまさかこうなってるとは想像もつかないものでした。

YouTuberが生活できる。一億総携帯普及。個人情報規制。~etc。20年前には想像つきませんでした。もはや個人情報晒すのはダメージが大きすぎるので倫理的にNGなものはほんんと「実は私は」でなくてはならない世の中になりました。そして尚且つ非リアでも受け入れられる素晴らしい世界になりましたw(のかな?)

そっちの世界の話はのちのレビューにとっておいてですね、今回は「実は私は」に絞るとペンという武器を全員が持つ社会になりました。銃社会は来ませんでしたが(北斗の拳みたいな世界w)良くも悪くも生まれたときから死ぬまで家から出なくても生活できるかもしれません。サイコっぽい妄想ですが在宅で仕事できメディカルチェックを回線使いやり取りして、死んだらその始末を代行する業者と生前契約していれば可能かな?教育もバーチャルですれば可能かな?結構YouTubeの世界史講座とかみてますが高校レベルの教養はつくと思います。

誇大妄想かもしれませんが、翻訳ツールが量子コンピューティングシステムが発達して即時にヘッドフォンなりに同時通訳できれば世界の大学だって行けちゃう♪そんな時代来るのですかね~。(例:あのインドの数学者の講義わかりやすいわ~とか。)アニメでは普通がいずれ来るでしょう。

あっそうか!それ以外を恋愛で使うのか…

なんて騙されちゃった貴方。それは絶対ない。なぜなら第一次にしろ第二次にしろきちんと働く人がいてこその社会。また完全に健康であるなんて70超えたらほぼ無理。介護の産業が増えるのはこの先確実でしょう。(多分)

そんな建前以前に、ブロイラーみたいな人生ならいらねーって思うのが自然。それがアーティストの原動力。画なり詩なりが出てくる。それさえもない社会なんて平和であることが当然すぎて呆けてしまっただけです。「実は私は」より「私はこうだ」が若者の特権です。いや、法に触れない限り言い続け行動することが重要と、思ってます。

この手の話って石油が2025年にはなくなるって言ってた1990年代の経済学者に聞かせてやりたい。それぐらいの与太話と考えてくださいね。腐〇子の妄想と大して差ありません。

結論:ダスオ節も言い続けたらえーのんかーw

※お相手はハートフルサイコなダスオでした
それではSee you next time.一会儿见

よ~し、ぶっこいたんでいっぺーやっか~(=^~^)o∀ウィーw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

74.5 13 笑いで下ネタなアニメランキング13位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (487)
2183人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23

64.6 14 笑いで下ネタなアニメランキング14位
プランダラ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (288)
1001人が棚に入れました
「廃棄戦争」と呼ばれた未曾有の大戦後の世界、アルシア。そこは、強者が弱者から自らの存在を示す「数字(カウント)」を奪い取る、弱肉強食の世界。そんな世界で、2人は出逢う。仮面で素性を隠しながらも、エッチなことが大好きで、弱き者たちのために太刀を振るう青年・リヒトー。母の遺言を頼りに「伝説の撃墜王」を探して旅をする、健気でひたむきな少女・陽菜。2人の出逢いをきっかけに、「数字」がすべてを支配する世界の謎が、少しずつ明らかになっていく---。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、本泉莉奈、小澤亜李、市川蒼、梅原裕一郎、伊藤静、悠木碧
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

観終わった

1話感想{netabare}
原作は置いといて、シリ構が鈴木雅詞じゃねーか!
これはヤバ気な匂いがプンプン、シャッフルギフトみなみけおかわりレイルウォーズISCAsin七つの大罪ロードオブヴァーミリオン、これのどれかで「それクソアニメじゃん」と感じた方は警戒が必要かも。
ってか同期に“オーフェン”が始まって、これがそうだと一瞬勘違いしたよw
だってその…古臭くね?
「普段はスケベ能面男、しかしてその実体は…」って多羅尾伴内ネタもなんつーかもう、うん。{/netabare}

10話までの感想{netabare}
話がヒドいのは鈴木雅詞だしこんなもんでしょう、別にバカにしてるんじゃなくて個性が強いというか作風に合ってないというか。
この方の得意分野はほのぼの路線からの殺伐とか闇堕ち系(いわゆる一昔前の18禁パソゲ系)だと思うのだけど、最初の方のほのぼの路線パートは今ではもう古い手法になっちゃってるというか。
原作知らんけどアニメは2クールって余裕あることだし、そのうち殺伐方向にシフトするんじゃね?と思いつつダラーンと見続けてたら…9話でキター!
いやもうね、9話の展開はいかにも鈴木雅詞らしい展開で心の中でガッツポーズでゲス(一応6話の「救えなかった…」も殺伐カテに入る?)。
あ、言っておくけど面白いってワケではないです、“ロードオブヴァーミリオン”みたいになってきたってこと、コンサート会場の件が近いかな?
で、絵がヒドいのもまぁ…今期はもっとアレなのがあるし、うん…。
そして、そんなことよりもっと気になることがありまして…。

B G M が ヘ ン

ダイナミックピアノ(ググって)をずっと聞かされてる感じ、なにこれイルーム?
上記の通り話と絵がアレなので視聴切っちゃった方も多いだろうけど、画面見ないで台詞も聞き流しで良いのでBGMに注意していま一度視聴して欲しい。
そしてBGMが気になり出すと効果音も気になり始めるもので、これも注意してみるとなんかヘンかも。{/netabare}

19話までの感想{netabare}
2クール目のOPとED、絵がちょっとアレすぎひん?今のご時勢考えると突っ込んじゃ悪いのかなぁ…。
で、2クール目から過去編に突入したのだけど…てっきり2・3話で終わると思ったらまぁ長いこと。
一応18話で終了でいいのかな?ってか18話だけ見れば大体の設定は把握できると思う。

でもってここまで見ての感想なんだけど…真っ先に思ったことは2つ。
ひとつは、脚本やシリ構ってひとつの作品にどれだけ時間かけるか知らんけど、ひょっとしてシリ構の鈴木はこれを手がけてる間に“ロードオブヴァーミリオン”の仕事した?と思ったり。
というのも共通する価値観が垣間見えまして。
端的に言えば「正当防衛であっても殺人は許されない」、ロードオブヴァーミリオンはこの思想がめっちゃ強く出てたんですよね。
こっちは原作アリなんだし、作者の思想に染まってる間に手がけたのかなぁ、と。
もうひとつは「あかほり作品でこんなの無かったっけ?」、えーっとMAZEだかセイバーマリオネットだかそれ以外だか。
まぁ「仮面の下の涙を拭え」って時点でアレなんだけど、原作の方全く知らんがあかほりキッズなのかい?

で、そういった直感的な感想ではない、じわじわと感じたこと。
口減らし政策ネタの作品も今まで沢山見てきたけど、この作品はいまいちピンと来ない、説得力が弱い。
で、その理由は…スタッフなり原作者なり分かってそうしてる?、ワザと危ない部分を外してるってことは…無いかな。
いわゆる宗教とか選民思想(=民族弾圧)とか、真面目に書いちゃうとどっかの団体からクレーム来そうなヤバい案件には触れないようにしてる可能性は無いかな?
とはいえ、余りにも避け過ぎててリアリティが無い。

そもそも敵って何?軍って何?貧困って何?が作品から何も感じない。
何のために戦争してるのかすら分からない。
口減らしって理由は生徒達には伏せられてたのかな?
世界規模の口減らしを目的とした戦争なら、負けた国は軍人も民間人も等しく粛清対象なんじゃない?
なら民兵がまかり通ったり国家総動員がかかってもおかしくないと思うのだが…何故か軍は徴兵ではなく志願っぽい。
まさかあの学校が大本営じゃないよね?やっぱり民兵?けどそうすると食料調達が謎になってしまう。
そんな中殺さない軍隊だなんて言われても、自分達は手を汚さないってだけにしか聞こえない。
途中でバロットによる議決が変わって「想定してたのと違う」ってことではあるっぽいけど、それでどう情勢が変化したのかよく分からない。
軍に入れば食料が貰える?じゃあそれどこから接収したんだ?市民の暴動は無いのか?貧困にあえぐ民草に思いを馳せつつ涙を流して米食うんじゃないのか。
Aクラスの集団自決も唐突というか今更かよって感じ、終戦迎えるまで気付かなかったってことか?
ってか労働人口下げてどうするんだ。
それ以前になによりも、「生産」がどう追いつかなくてどう落ち込んだんだんだかサッパリ分からない、一切触れない・見せない。
これが一番モヤ~っとする。
国すらもよく見えない…のだけど、これってひょっとして、口減らしが必要→人口が増えてる国ってどこよ(そこが悪いんじゃねーの?)と察しがついちゃうのでボカした…とかだったりして?
単に作画が大変なので手間のかからないシーンばかり映してたらこうなったってことは…まさかねぇ。
世界観の把握のためにも主人公達だけじゃなくて、他の国の軍は自国民へ銃を向けたかどうかが凄い気になるんだが、それも見せてくれないのかな。

別に戦争は悲惨に描かなければならないなんて思っちゃいないけど、それにしたって限度がある。
こんなんだったら戦争とか軍とか出さないで、普通にバロットの謎の力で大洪水とかの方が説得力があった気ががが。
あとこういう系で他作品でよく見るネタとしては「生き残るのは我々エリートのみ」ってやつだけど、そういう思惑は働いてたりするんだろうか?

なんてことを思いながらの19話、おおう…。
作画のことはもう言うまいと思ってたけどリィンの下腹の件、“異種族レビュアーズ”のうのまことだったらもっと説得力のある絵を描いたんだろうなーとふと思ってしまったり。
内容?あー、うん…。{/netabare}

総評(これだけ見ればいいかも){netabare}
あらすじ~
地上の人口が増えすぎて○○が間に合わなくなったので戦争が起き、7つのバロットを集めると発動するアルシングという事象決定装置によってアルシアという大陸(というより島?)を浮上させ、地上の○○を吸い上げて楽園を築いてましたとさ。
主人公はそれが気に入らなくてアルシアを落とそうと思ってたけど、気が変わって「とりあえず」でバロット集めようと決意しましたとさ。
(○○に当たる部分は普通に食料だと思うけど作中の描写からはそれを感じない、誰も農地を耕さない)
以上。

うん、目的がワカラン。
「現状がイヤだから反抗する」ってだけで、じゃあ解決策は?というとそれが無い。
人間の可能性は~って、それを散々模索した結果の戦争だったと思うのだが…。

途中からずっと不自然に思ってたのだけど、戦争戦争言ってる割には仮想敵すら見えてこない。
なんだろう、「イデオロギーが見えない」とでも言えばいいのかな。
それとも私の発想が貧困なだけ?
戦争の原因は作中で語られてる内容だけで判断すると「人口が増えすぎたための口減らし」、もっと言えば「総人口減らしたい」。
だったらまずは自国の労働人口以外…それこそ○才以上の国民は姥捨て山送り、テストで○点以下の国民はガス室送り、ってなりそう。
(多民族国家だったら○○人種は皆殺し、とかね)
それがイヤだから他の国民(軍人じゃなくて国民)を殺せばいいってことになって戦争になったんちゃうの?
なので降伏すれば命は助かるってことは無く、敵は皆殺しが基本になるんじゃないかな?
敵国民一人殺せば自国民一人助かるって状態じゃないのか。
なので軍と民の違いも無ければ大量破壊兵器や非人道兵器の禁止条約なんてブッチした地獄のような戦争になると思うのだが…。
ガンダムでいえば南極条約無視してコロニーでもアクシズでも落とすのを辞さない状況…じゃないのか。
実際作中の回想シーンで年端も行かぬ少年がヒットマンをやってたりしてて…でもそれが「当たり前」の戦争だったんじゃないの?
そのため「殺さない軍隊」とかいうやつも「他の連中同士で殺し合って人口が丁度良い数まで減るのを待つ」ってだけで、対症療法してるだけで根本解決とは程遠い。
ってか地下シェルターにでも篭ってろ、としか思えない。
実は戦争が起きた原因は他にあるのかも知れないが、そこら辺がボヤけてるため主人公の目的も分からない、バロットを集めるという「手段」だけが先行してる。
人口調整と生産の向上じゃあアカンのか。

ってかよう、ほんっとそもそもさぁ、地上は現在も地獄絵図なのか、人口が丁度いい塩梅まで減って復興してるのか、それすら分からない。
アルシア落としても結構平気かもよ?と思うと茶番にしか見えない。
ってかアルシアはどうやって地上の資源を吸い上げてるのかも分からない。
『キャピタルタワー』みたいなの無いの?『スコード教』みたいの広まってないの?飛行機作っちゃダメってのは『アグテックのタブー』でしょ?
上記の『』で括った単語は“ガンダム Gのレコンギスタ”の用語なんだけど、スタッフはGレコ見た方がいいと思う(面白くはないけど)、少なくとも作者はガンダムの影響強く受けてそうだし。
『ヘルメスの薔薇』を寡占してるヤツをぶっ殺せば解決とはならんだろうし、ホントもう何したいんだかサッパリ分からない。


と、以上がアニメを最終回まで見た感想。
大半の方がそこまで至る前に視聴切ってると思う…それくらい序盤もつまらない。
「これやっときゃオメーら嬉しいんだろ?」といわんばかりの下らないコメディシーン、作ってる側も下らないと思ってそうな気配を感じるのが辛い。
(むしろあれを面白いと思ってやってたらそっちのが問題だ)
鈴木雅詞はダテじゃない、を再確認できました。
「アニメスタッフはこんな原作をアニメ化しないで他の作ればいいのに…」みたいな感想をどこかで見たけど、いいえ、鈴木雅詞が係わる限り何作っても同じですよっと。
実際、原作の出来そのものは置いといて、アニメは原作から色々と改変してるらしい、というか読み込みが足りてないらしい。
調べたのがそこだけなので細かくて恐縮だけど、アニメ20話部分、原作では問題の無い行動順になってるのだけど、アニメでは時系列がおかしくて水着姿で寝てる連中が雨ざらしになるという事態に(目覚めないのかよ、と突っ込まざるをえない)。
こんな感じで順序がアベコベにされておかしいことになってる箇所が随所にあるらしい。
「らしい」ばかりでアレだけど、こっちもそこまで調べる気力無いし…ここら辺は原作既読の方がアニメではどう改悪されたか書き起こしてくれると面白い、かも?

地球の環境が深刻なほど汚染されて、人類は宇宙へ脱出して、地球の環境が回復するまで待つ。
ないし地上に残された人類を高みの見物する連中が居る、なんて話はこれまでにもゴマンとあるので、まずはそっちを見た方が良い。
その世界の文明レベルではありえない超科学兵器が登場するなんて普通だよ、普通。
主人公は“ガリアン”のヒルムカや“ゾイジェネ”のロンに当たるポジなんだと思う、ジョルディーやルージ「ではない」視点にしたのは新しい…のかなぁ?{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ナンダコリャ

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルは、バトル・ファンタジー・エロ。

レビューでは、私の酷評系の中でもかなり酷評してます。もし読まれる方は、気を付けて下さい(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アビスが実は現代の世界~とか、現実兵器が~とか、それはまあ別に悪くないんですけど、、、。

全体的に、ダサいというか安っぽいんですよね。ずっと。

まず、序盤のエロ展開。後のシリアス展開への伏線、高低差をつけたいのだろうけど、単純にキモい。閉じられた太ももをこじ開けようする主人公に、共感がもてるか? 「本当は心に影が」って、信じられるか?

中盤の、アビスの事実からの園原戦。映像表現がダサく、バトルがなんの能力バトルにもなってない、ゴリ押しバトル。しかも叫んで光るとパワーアップとか、「どこのドラ○ンボール?」と聞きたくなるものばかり。スピードが速いことを、背景を動かさずに「消える」で表現されても、それはもはやアニメーションではない。

また、とにかくこの園原というキャラが、というか使い方が納得いかない。

最初は「早く私を殺して」というメンヘラで登場し、バカみたいに一般市民を虐殺しといて、「実は薬を射たれてラリってただけで、本当は良い子だよ」とか、マジかよ!?と思った。

しかも、最後に少しジェル中尉とイチャついてるし。次話はふざけたエロ展開だし。街で園原に虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。

「大量殺人をしましたが、責任能力がないため無罪です」てことを、リヒトーだけならまだしも、園原自身も自然と受け入れている感じがして、かなり胸クソ悪かった。良い人にしたいなら、最初の大量虐殺をやらせたらダメでしょ。

「シリアスの中のギャグ」は、とても難しい。絶妙なバランスが必要だが、どう考えてもこの作者(原作者かアニメ制作陣かは分かりませんが)には荷が重い。

なんかこう、「ありがちでウケそうな設定・展開・キャラ」を、節操なく、無秩序に、とりあえず並べて、矛盾が出てきたら知らぬ存ぜぬで新しい刺激的な展開でお茶を濁すみたいな印象を受けた。

その辺が、自分が「ダサさ、安っぽさ」を感じた要因かなと思う。

続いて、過去世界編ですが、これもまたひどい。

そもそも、「人口が増えすぎたから食料が足りなくなり、人を廃棄する戦争」ってのが、意味わからん。

これは多分、FAOや農水省などが、「2050年には世界の人口が100億人を超え、その後も爆発的に人口が増え、世界の食料が不足する」とか言っているのをもとにしてるんだろうけど、私はそもそもこのことに懐疑的で。

まず、人口なんて、「ある日突然100億人になる」わけじゃなく、徐々に増えてくんでしょ? その間、何も手をうたないほど、人類はバカじゃない。食い物くらい、なんとでもできるでしょ。世界にはまだまだ耕作可能地はあるし、今の科学技術なら耕作可能地を増やせるだろうし(なんかバイオテロで農作物や畜産に大ダメージがあったとか、そんな説明でもあれば良かった)。

ていうか、人口増加率は1965-70年の2.06%がピークで、今はそこまで増えてない。じゃあ、1960年代以降、世界の食料が足りなくなったかといえばそんなことはなく、むしろ、穀物の価格は下がり、供給過多ともいえる状況になっている(勿論、これは地球全体の話で、紛争地帯や貧困地域などはこの限りではない)。1960年以降を見ると、人口は2.4倍に増えているが、穀物生産量は3.4倍に増えているので当たり前だ。これは、ICTやAI、バイオテクノロジーなどによって、単位面積当たりの収量が増えたことが大きく、この傾向はまだまだ続くと考えられている。

てゆうかそもそも、2050年をピークに、世界は人口減少に陥るという報告もある。実際、すでに出産数は頭打ちで、今の人口増加は、長生きできるようになったことが大きいとも言われてるしね。

まあそういう小難しい理屈を持ち出さなくても、過去編はおかしい描写だらけ。

戦争して口べらしする程の(究極ともいえる)飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。節電の素振りすらなく、蛍光灯も全部つけてる。掃除も隅々まで行き届いている。毎日大浴場で入浴。洗濯し、糊の効いてる制服。

「軍は優遇されている」にしても無理がある。そして、この間まで究極の貧困の中にいたはずのこいつらが皆、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養摂取してるんだ?

それから、そんな貧困を身近で感じてきたはずなのに、海に行けば平気でビーチで遊び、乾杯してパーティ。飲みきってないビールを余裕で捨てる。それ、苦しむ民間から集めた金だろ? 殺さない軍隊とか綺麗事言っておいて、彼ら彼女ら全員、サイコパスなの?

過去編が終わった後も変わらず、最終回のできも酷い。なんで少し真面目にやると、ワケわからんエロシーンを差し込むの? 元々好感度の欠片もない主人公だけでなく、ヒロインの魅力までガンガン下げているけど、制作はドMなの?

あと、ジェル中尉強すぎでしょ。カウントも撃墜王も関係なし。作者、自分で考えた設定忘れてる?

その気になれば、あと2000文字くらい批評できそうだけど、辞めとこう(笑)

誉めるところが、かなり少ないアニメで、逆に原作の出来が気になる。自分が大好きな「封神演義」が「覇穹」であれだけ蹂躙されたので、「アニメの評価=原作の評価」だとは思ってません。2クールでアニメ化されるくらい、期待されたんだろうし。少し読んでみようかな?

とりあえず、こんなに酷評していろのに最後まで観たのは、「☆1をつける以上、ちゃんと最後まで観るべし」というマイルール(絶対じゃない)に従ったまで。あまり、良いアニメの観方ではない。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ただの変態やん。陽菜って、めちゃ現代的な名前。数字に支配される人生。0になると死ぬって、厳しい世界だな。カウントされると、身分差。歩いた距離なら、カウントが減らないんじゃない? ん? 0になったらアビスでないの? いやいや、気付けやさっさと。髪スッキリて、無抵抗の意味ないやん。数字は身分差であって、実力差ではないのね。

2話目 ☆2
脚力笑えた(苦笑) んで、太もも開きが悪趣味。最後の展開が謎。色々としゃべる悪役は(苦笑)

3話目 ☆2
ん? なんかバカないちゃつきコントをして30分が終わったぞ?

4話目 ☆2
ギャグが致命的につまんないんだよな、センスを感じない(苦笑)

5話目 ☆2
いつの間にそんなに、リィンに夢中?

6話目 ☆2
なんか、話が繋がらなくて。空とぶの禁止ね。まあ、アビスの方が真の世界とか、実はこの世界が地下にある(アビスは空の上)とか、そんなノリかな。

7話目 ☆3
熊の解体は、ちょっと面白かった(笑)

8話目 ☆3
現代兵器がアビスからね。まあ、ありがちな展開だな。

9話目 ☆2
大分、虐殺だな。展開としては興味深いが、それを胸くそ悪さが上回るかな。ん? そんな目的、話したっけ?

10話目 ☆1
バトルが雑だな~。スーパーサイヤ人に、空中殺方、それはクリリンのことかー! 的な展開。ドラゴンボールかな?(笑) いやいや、あんだけ殺してとかメンヘラ女やっといて、死ぬのを怖がるなや。人格の上塗りとか、実は良い人とか、殺す殺す言って殺さないとか、興醒めも甚だしいわ。

11話目 ☆1
んで、軽いエロ展開か。緩急つけたいのは分かるけど、クダランナ~。街で虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。過去世界へ飛ばしたか。

12話目 ☆2
新しい展開のため、一応観てみる。殺してないんかい。

13話目 ☆1
いやいや、リヒトーに星をあげれば良いだけやん。いやいや、星は肌身離さずもっとけや。いやいや、簡単に星をあげるやつばかりか。いやいや、話からして、軍人になったことで得た食料なんて絶対に食わなそうな婆さんじゃん。いやいやいや、「暴力はNG」で「略奪(窃盗)はOK」て基準も分からんし、どこで線を引くんだよ。

14話目 ☆3
ジェル中尉の「痩せろ!」は笑えた(笑) こういう日常回なら、まだ観られる。

15話目 ☆1
そこまでの飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。掃除も行き届いている。節電の素振りすらなく、蛍光灯全部つける。毎日大浴場で入浴。「軍は優遇されている」にしても無理がある。あの貧困を見たはずなのに、平気でビーチで遊び、ビールを捨てる。乾杯してパーティ。こいつら全員、サイコパスかな?

パンチで岩を砕き、同じ木材で、生木を一方的に破壊。

てか、この間までそういう貧困の中にいたはずのこいつらが、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養接種してるんだ? 落とし穴、浅い。最後、リヒトーを抱き締めるシーン、リヒトーの身長120センチくらいだけど(苦笑)

16話目 ☆1
食え、のところ、引くわ~。その理論、むちゃくちゃだよな。戦争で殺さないだけで、大分歴史は変わるしな。この作画での殺し合いは、もはやコメディ。木の板撃つなや(笑) 顔にガラス刺さってる(苦笑)

17話目☆1
首、スパーンと。

18話目☆1
エロをなんとか正当化させようと。大体、人口が増えすぎたから戦争で口べらしって、無茶苦茶なんだよな。アルシアの成立。なぜ、待ちなさいで、待つのか、だよな。幼馴染み、あっさり1シーンで死亡。

19話目☆1
なんかよく分からんが、声優さんは頑張っているな~と。結局、リヒトーは、ナナが好きなのか、ヒナが好きなか? どうしたい? そこは、兄妹愛でいくのか? コメディのクオリティは悪くないけど、そもそも、コメディを許さない作風なんだよな。

20話目 ☆2
そんなに、軍部って強いの?

21話目 ☆2
抱きついたからって、止められるの? 止血したからって、生きられるの?

最終話にして、またクソみたいな展開。やべぇな。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 24
ネタバレ

匿名係長 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

わたしの戦闘力は530000です。

見終わった直後の感想は、
『やっと終わった・・・』でした。

こんなに先の展開に興味が持てないストーリーは久しぶりでございます。

絵は綺麗なんですよ。
絵だけは!!たまに「ん?」となったりしますが、全体的に綺麗だったと思います。

とりあえず主人公vs敵な図式だけで進められるストーリー

戦う目的が不明瞭すぎること、そして視聴者を置いてけぼりにする展開。

何より全然ワクワクしないストーリーが2クールも続くのですから、苦行でございますよ。

後半になってやっと世界観が掴めるのですが、それからも面白くなる兆しが見えない!

てか、おもしろくない!!

辛い!見るのやめたい!けど、ここまで我慢したんだ、何とか最後まで、、早く終わってくれ、、、

視聴後は時間をかけたことへの後悔のみが残るだけでしたので、コレから視聴しようと思ってる方は内容のネタバレを読むだけにすることを強く推奨致します。

なので、下に簡単に内容まとめます。
これ以上、私のような者を出さないために。

{netabare}
ヒロイン【陽菜】の母が影のような手(リゼロの見えざる手)に地面に引きずり込まれているところから物語は始まります。

母「撃墜王を探しなさい」

ヒナは旅に出て、ある街にたどり着き【ナナ】と【リヒトー】に出会う。

ヒナ、軍に騙されてピンチ!
母の遺品の【玉(バロット)】が狙われる。

リヒトー登場でヒナ助かる。
【リヒトーは閃撃の撃墜王だった!】

玉(バロット)は持ってるだけで違法なのだそうだ。

この世界【アルシア王国】では、一人一人が体に数字が刻まれており、歩いた距離や戦闘での撃墜数など、それぞれ違いはあれど、その達成如何によってカウントが増減する。

ちなみに、カウントが多い程より強い存在ということらしい。
スカウター無しで見れる戦闘力のようなものだ。

0になるとヒナの母のように【アビス】に引き摺り込まれるという設定。

1話で大体の設定が説明されて、ヒロインを助けた主人公はヒロインの制止も聞かずに何処かへ行ってしまう。

リヒトーは別の街で軍所属の女の子と仲良くなる→追ってきた軍と戦う→逃げる→追ってきたヒナ&ナナと再会→次の街で軍とバッタリ会い、酒飲み対決などでグダグダ

その街でアビスの悪魔?が登場!!

正体は、攻撃ヘリコプター!!

メガネっ娘が登場し、ヘリを撃墜!
【メガネっ娘は追撃の撃墜王だった!】

【撃墜王は全部で7人いるのだ】

メガネ女は敵の手により薬でラリっているようだ、他の街の人を皆殺しにしてきたよ。
戦う→正気に戻す。

戦いの傷を癒していた所、急に「過去を見ておいで、出来れば変えてきて」と、ふんわりしたこと言われてナナの力で過去へ送られるヒロイン達。
【ナナは識撃の撃墜王だった!】

謎の学園生活スタート。

なんだかんだあり、リヒトーの過去は変えられなかった。

その時代は戦争の時代。
ヒナの母の形見の玉は全部で7つあり、全て集めると色々な事ができちゃうドラゴンボールだった!

人口増加により食糧難となった世界からの脱却として、玉を全部集めた学園の先生達は、選ばれた人達が住むための王国を空中に作る。

それが「アルシア王国」であり、残されたボロボロの世界が「アビス」だったのだ!

で、戻ってきたヒロイン達を置いて、この世界は間違っている!と、一人で軍に挑みに行くリヒトーと、それを追うヒロイン達。

敵軍にいた【重撃の撃墜王】と対決→勝利

最後は主要メンバー、男女6人の登場キャラ達のカップリングが決定。


{/netabare}

この物語は

1話でシステムの説明。

2〜10話で仲間的な人との出会いと謎の伏線。

11〜19話で過去から現在までの説明。

20〜24話で、これからの為?の戦い。

ということで、2クール使って殆ど何も進んでないんですよね。

無駄にエロい演出してみたり、つまらないギャグ挟んだり、とりあえず酒飲んでるだけだったり。

{netabare}
8話でヘリコプター出てきた時の置いてけぼり感はハンパなかったなぁ。

どんな敵が現れるのかと思ってたら戦闘ヘリ出てくるんだもん。

「・・・は?」ですよ。

メガネっ娘はラストで、いつの間にかまた薬打たれてて敵になってましてね、、
いい加減にしろよって感じですよ!

ヒロインは子作りしたいだけの子になっちゃって・・
でもエロエロなはずの主人公は手出さないし。

意味不明です。

全体的に意味不明なんです。
{/netabare}

大体最初に目的が無いのがグダグダの始まりです。

ヒロインが主人公と出会って別れてその後は何の目的があるわけでもなく、ただただ進んでいくストーリーは退屈せざるを得ない。

なので全く視聴者に内容が入ってこないんですよね。
自分は何を見てるんだろう。

ある世界のある登場人物達の意味不明な日常を見ているだけにすぎないので、先の事とかどうでも良くなってしまう。

そんな物語でした。

ストーリーや構成がダラダラしすぎてるのが悪かったのかな?

いや、最後まで見てしまった自分が1番悪いですよね。

どうしても見たい!って方、
1話、2話見て「ん?」となったら、それがずっと続く感じです。

視聴継続の有無については早めのご決断を。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8

65.3 15 笑いで下ネタなアニメランキング15位
ジャングルの王者ターちゃん(TVアニメ動画)

1993年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (103)
604人が棚に入れました
アフリカのジャングルの平和を守るターちゃんやヂェーンと、そのジャングルの動物たちが繰り広げるお下品ネタ満載のドタバタギャグアニメ。アニメ化の際、原作の特徴とされていた過激な下ネタの大半がカットされ、ややソフトな下ネタに変更されている。

KAISER-KEN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

下品でおもろすぎる!!

このアニメにはよく笑った記憶がある。

たとえばターちゃんが立ち泳ぎしながらうんこしたり、いろんなバカなことをしてたのを見てよく笑っとったわ☆ 後、たまにジェーンが元の美人姿に戻ったときは良かってんけどそれがまたリバウンドしてデブになったときはめっちゃショックやった(笑)..。

後、なんかエテ吉やゴリ(?)さんと言ったいい人たちに恵まれてるターちゃんがジャングルを壊そうとしている人たちをやっつけるところがめっちゃかっこよかったです!!


笑いあり感動ありの作品なので良かったら見てください!!

俺は動画が見つかり次第またみる予定っす☆

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

たこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

└ ^o^ ┘

ジャンプ黄金期に紛れていたが原作も最高ですよ
ギャグとシリアスが高水準でバランスがとれている
アニメ化が決定したときはキャスティング発表されたときに
岸谷五朗ってふざけんなよって思ったもんですが
慣れてしまうもんだよなあ

放送時間が時間だけにギャグがかなりマイルドになっていたが
まぁいろんな意味で表現出来ないとこが多いから仕方ないのかな。
アニメに興味があったら原作もぜひ読んでほしい

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0

でかさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

びろ〜ん

少年漫画にあるような典型的なバトルアニメです
ジャングルに捨てられたターちゃん(主人公)と、愉快な仲間達との話の掛け合いが笑えました
笑いあり感動あり下ネタありで中々面白かったです
OP曲はかなり好みでした
オススメです(✿´ ꒳ ` )ノ

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0

67.5 16 笑いで下ネタなアニメランキング16位
べるぜバブ(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (531)
3609人が棚に入れました
超不良高校「石矢魔高校」でも特に『アバレオーガ』の異名を取る最強の不良・男鹿辰巳がある日ケンカをしていると、川から大きなオッサンが流れてきた。助けてみるとオッサンが2つに割れ、中から赤ん坊が出てきた。赤ん坊に気に入られる男鹿だったが、実は赤ん坊は人類を滅ぼすため魔界から送られた大魔王の息子、カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)だった。

声優・キャラクター
小西克幸、沢城みゆき、伊藤静、水島大宙、豊崎愛生、岸尾だいすけ、関智一、杉田智和、荻野晴朗、高木渉、高橋広樹

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

全60話。長い、長すぎる・・・!

どこまで原作を踏襲した内容かは知らないが、ジャンプコミックが原作。

…の割にジャンプっぽくないな、というのが印象。
成分タグでは分かり辛いが、この作品は8割方ギャグアニメだ。

序盤こそ、主人公・男鹿、魔王の赤ん坊「ベル坊」や魔界の人々の設定を把握しやすいストーリーになっていて、ギャグシーンもそこそこ楽しめる内容ではあるのだが・・・

「お約束」が多すぎる。60話中、一体何回ぶっ飛ばされた人が空に飛んでいく様や、真剣バトルではなくしょーもない展開&理由で家屋が半壊・全壊するシーンを見ただろうか。

それ以外にもネタバレになるので書けないが、このキャラには絶対このオチ、というのが多数存在する。

ワンパターンなオチが多すぎて、どちらかというと、それまでのプロセスを楽しむ作品になっている・・・が、それすらも終盤になるとなんとなく先が読めるようになってくる。

だがごくたまに、熱いバトルの回も存在し、「あ、そっかこれジャンプアニメだったわ」と思い出させてくれる。

惜しむらくは、中盤以降主人公たちの影が回を増すごとに薄くなっていったことである。
主人公・男鹿は「人を人とも思わない凶悪な不良」と当初紹介されているが、ごくごく一般的な家庭で育っており、常につるんでいる友人もいて、それなりに分別もある高校生だ。
そしてベル坊は赤ん坊故、「だぁだぁ」「ぶーぶー」としかしゃべれないので、物語に食い込んでいくには少々ハンデがあるように感じる。

対して、他の不良たちの方が、一癖も二癖もあり、キャラが立っているので、結局サブキャラが目立つ回の方が多く、終盤はバトルシーンでの美味しい場面を除いて、主人公たちはやや空気になりがちだった点も残念。

もう少し内容を集約、あるいは途中のキリのいいところでカットして話数を短くすれば、ダレずに見れた作品かもしれない。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

CC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

べるぜバブ

【物語】
川からおっさんがドンブラコ~ドンブラコ~って流れて来たと思ったらパカっと開いて赤ん坊が出てきた。そこに出くわした喧嘩無敗の不良、通称「アバレオーガ」男鹿辰巳(主人公)がその赤ん坊を育てるハメに・・・。その赤ん坊はなんと大魔王の息子!?!?ってな物語。

コメディ色強めの子育て・バトルアニメ。
「金色のガッシュ」と「今日から俺は」を足して「ジャンプ色」を加えたような感じww

【音楽】
EDは全部で5曲あるのだけれど11~23話までのEDと24~35話までのEDのつくりがよかったですねぇ。制作会社が「ホントはこれくらいのクオリティの物は作れるんだぜ」って言ってるような気がしてw

【総評】
原作読んだことあるんですよね。ジャンプで連載前の読み切りを読んだ時、連載しそうだなぁ~って思ってたら、本当に連載しちゃった作品の一つなんですよね。まぁあんまり練り込まれてるストーリーじゃなかったので、六騎聖編あたりで読むのを止めてしまいましたが。最近のアニメは原作知らないものが多いので、『べるぜバブ』少し応援してたんですよね。

アニメに対しての感想と言えばアニメオリジナルストーリーのエピソードが面白かったですね。何話か覚えていませんけど、サブキャラを掘り下げたようなエピソードが多かったですね。「ブリーチ」や「ナルト」もよくそういったサブキャラの日常を描いたエピソードを絡ませてますよね。こういうのアニメならではって感じがしますよね。ジャンプらしいアニメでした◎

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

haws さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

基本的にはギャグ

ヤンキーしかいない超不良高校の、中でも
凶悪無比で最強の不良である男鹿 辰巳(おが たつみ)
がいました・・・

ある日、男鹿が不良を川で洗濯をしているときに
おっさんが流れてきて
そのおっさんを二つに割ると赤ん坊が出てきて
なつかれしまい、育てることになります。
(あとでその赤ん坊が魔界の王子であることを知る。
ベル坊って呼ばれてる)
ベル坊を背負いながらケンカや行動をしているうちに
「子づれ番長」と呼ばれるようになり
一緒に成長していくっていう話です!

学園、不良、恋、、スポーツ、魔界にいったり、魔力を使って悪魔とバトルとか
いろんな要素をぶっ込んでいますw

まあそんなのはどうでもよくて
腐れ縁の古市や最初は、敵だった人達と仲間になっていき、
それぞれのキャラとの絡みやギャグが
面白いところだとおもいます^^

アニメオリジナルストーリーは別にして、アニメは長くて
子供向けな感じがするんで
見るならテンポがいいマンガをおススメしますb

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

69.5 17 笑いで下ネタなアニメランキング17位
みだらな青ちゃんは勉強ができない(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (305)
1307人が棚に入れました
名前の由来は――官能小説家の父に悩まされる女子高生・青ちゃんは、念願の一人暮らしを実現させるため、難関大学合格を目指して猛勉強中。「青春?男女交際?そんなの知るかッ!」……だけどそんな青ちゃんに、クラスの人気者で「リア充王」の木嶋がまさかの愛の告白。空気を読まない木嶋のアプローチに、勉強そっちのけで青ちゃんのエロ妄想が暴走する!

声優・キャラクター
和氣あず未、寺島惇太、津田健次郎、木村珠莉、近藤隆、白井悠介、深町寿成

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

青ちゃんは妄想のせいで勉強どころじゃない

タイトルがいかがわしくて最初は避けてたんだけど、
評判を耳にするうちに気になって視聴。

内容は予想していたよりも、かなり健全な思春期ものでした。笑
もどかしい男女の関係がこそばゆい!

原作者が女性なので、
女性目線で「わかる!」と共感できるシーンもあって、
男女関係なく楽しめる作品だと思います^^

ショートアニメなので、1話が12分ほど。
全12話です。


● ストーリー
高校生の堀江青(ほりえ あお)は、
官能小説家の父親から離れて暮らすため、

地方の国立大学に進学することを目標に、
青春のすべてを犠牲にして勉強に励んでいた。

そんな中、クラスメイトの木嶋拓海(きじま たくみ)だけは、
青に好意を寄せ、積極的に話しかけていた。

しかし、青は父の小説の影響から「男は野獣」だと思い込み、
勉強の邪魔にもなると、拓海のことを迷惑に思っていた。


父親の影響から中途半端に
マニアックなエロ知識があるせいで、

「男はセックスのことしか考えていない」
=「自分に好意があるなら、そういう目で見られている」

という妄想に
激しく振り回される青ちゃん。

木嶋くんはいたって普通な反応してるのに、
行き過ぎた妄想で反応してしまうw

いい雰囲気になると「おかされちゃう~」と覚悟するけど、
結局そうはならず、青ちゃんだけが暴走していたというのがお決まりパターンw

そのすれ違ったやり取りや勘違いネタが笑えます。
結局おかされたい青ちゃんなのですw

ガツガツしているのが女子の青ちゃんで、
男子の木嶋くんは終始爽やかでいい子だというのが、
この作品の品位を下げていない大きなポイント。

青ちゃんも、性的妄想はしちゃうけど、
壁ドンされて怖いと泣いちゃうほど純情です。

個人的に下ネタ系作品は苦手ですが、
この作品は女目線であるからなのか、嫌悪感もありませんでした。

むしろ青ちゃんと一緒に木嶋くんに(*´Д`)ハァハァしてましたw
一途で優しい木嶋くんはいい男だよ~。


≪ 「あーもう、なんで襲ってこないのよ!」 ≫

襲われることを警戒しながらも、
木嶋くんがそんな素振りを見せないともやもやしちゃう青ちゃんw

でもこれは青ちゃんだけに限らず、
女性の気持ちとしてはあるあるだと思うんですよね。

もちろん、青ちゃんほど極端な妄想はしないにしてもw

積極的な男性が、なんだかんだ女性は好きですから。
ただし、相手によるというのは、注意が必要なところですけど。笑
(見た目とかじゃなくて、関係性ね。)

一歩間違えれば犯罪者級に悪く言われるわけで、
男性からしたら積極的になりたくても難しいよなというのもわかりますw

さらに注意が必要なのは、
積極的な男性が好きだと言いつつ、

こちらの警戒が的中した場合は「ほらやっぱり危ないやつだ!」と、
より警戒を強めてしまうことw

たぶん青ちゃんも、木嶋くんが何もしないからもやもやして、
彼のことが気になって仕方がなくなっていくのですが、

これがね、木嶋くんが早い段階で野獣化して青ちゃんを襲っていたとしたら、
青ちゃんは木嶋くんのことを好きにならなかったでしょう。

うーん、男女の駆け引きって、難しい。笑


● キャラクター
青ちゃんと木嶋くんの関係も気になりながら、
周りのキャラも個性的♪

特に青ちゃんのお父さん(cv.津田健次郎)のキャラが強烈w

これは津田さんの演技がお見事すぎるww
声色の使い分けが面白すぎましたww

娘のことを大事に思っているのも伝わってきて、
いい父親でもあると思いました。エロに絡めなければ。笑

青ちゃんの名前の由来…ひどすぎるでしょw
娘につける名前じゃない…。笑


● 音楽
【 OP「WONDERFUL WONDER」/ エドガー・サリヴァン 】

ほどよくノリよく、好きな曲です♪

曲に合わせる映像もめまぐるしく切り替わっていて、
豪華ですねw

本編では見せない鬼畜木嶋くんの表情が印象的ですw


【 ED「恋はミラクル」/ スピラ・スピカ 】

この曲は最初に聴いた時から好きですね♪

ハニワっぽくて好みです^^

恋する気持ちがぎゅっと詰め込まれていて、
キラキラまぶしい曲です。


● まとめ
胸キュンなショートアニメで満足です♪

時間もショートでちょうどよい感じでした。

肩透かしが多い木嶋くんが、
ところどころ積極的になるというギャップにも満足じゃ♪(/ω\)

性的妄想だらけの青ちゃんだけど、
純情でウブな男女の恋愛、よかったです^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妄想が…暴走するっ!

この作品の原作は未読です。
まぁ、タイトルを額面通りに受け止めて概ね問題無い作品だと思います。


名前の由来は…
官能小説家の父に悩まされる女子高生・青ちゃんは、念願の一人暮らしを実現させるため
難関大学合格を目指して猛勉強中。

「青春? 男女交際? そんなの知るかッ!」

…だけどそんな青ちゃんに、クラスの人気者で「リア充王」の木嶋が
まさかの愛の告白。

空気を読まない木嶋のアプローチに、勉強そっちのけで青ちゃんの
エロ妄想が暴走する!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

確かに青ちゃんの名前の由来を聞くと可哀想になります。
青って色んな言葉と繋がるのに、どうしてその言葉と繋げるの…?
と思わずツッコミを入れたくなる…そんな由来です。

そんな青ちゃんは、真面目な性格で常に勉強に勤しんでいる美少女なんですが、ある意味父親の影響を強く受けている女の子なんです。

父親は超有名な官能小説家で、そのため青ちゃんはHな知識だけは豊富で、オトコと恋愛に嫌悪感を抱いているとのことですが、それだけじゃありませんよね。

例えば、子供が父親の職業に興味を持ち高いスキルを身に付けるか…と問われると答えはNoです。
どこに勤めているか…は知っていると思いますが、どんな仕事をしているのか、知らない子供が殆どなのではないでしょうか。

特に高校生の頃ならなおのこと…父親は家族のためにお金を稼ぐ道具か何かくらいにしか思われていないことでしょう。
「親にならなきゃ親の気持ちは分からない」とはよくいったモノです。

ですが、青ちゃんは父親の職業柄知識が豊富というのなら、それは遺伝的要素が強いか、或いは好奇心が旺盛だからにほかなりません。
でも、そういうのをひっくるめて恥ずかしいお年頃なんでしょうから、青ちゃんの反応も仕方無いんでしょうけれど。

ですが、ぶっ飛んでいるのは青ちゃんの妄想だけ…というオチが付くのがこの作品が少年誌である所以。
青ちゃんは妄想家としても高いスキルをお持ちのようで、木嶋との妄想の暴走するレベル差が天地ほど隔たりがあるんです。
だから青ちゃんの暴走を除くと、この作品は「普通に人を好きになることを知る作品」なんだと思います。

しかし、物語のラスト…テストの結果が返されていまいたが、青ちゃん一体どこまで勉強できなかったのとツッコミたくなりましたよ。
これで念願の大学に進学できなければ本末転倒だと言うのに…
手を変え品を変え恋愛をゲーム感覚で楽しむのは如何なモノかと思いますが、まるっきり恋愛慣れしていないのも問題なんですね。
青ちゃんが典型的な事例だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思いまうs。

オープニングテーマは、エドガー・サリヴァンさんの「WONDERFUL WONDER」
エンディングテーマは、スピラ・スピカさんの「恋はミラクル」

本編を完走してwikiをチラ見したところ、原作は全8巻で完結しており、現在は「淫らな青ちゃんは勉強ができない オトナ編」として連載が続いているんだそうです。
完結している作品であるにも関わらず、アニメが完結しないのは何故なんでしょうね。
この作品も円盤の売れ行きによって続編が決まるパターンなんでしょうか。
続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。
青ちゃんが本懐を遂げられるよう陰ながら祈っています。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「$10」by林田健司

<2019/7/6 初投稿>
最終話まで観終えました。
コメディ重視でラブ薄めのラブコメを最後まで貫いてましたね。

一連のシモネタが受け付けられるかどうかで評価真っ二つな気はします。
個人的にはシモネタも好みの範疇でしたし、
青ちゃんの独りよがりな妄想もクスッと笑えましたし、
八宝菜のつんちょは凄かったし。
満足しました。

あと、OP曲が割と好き。

<2019/6/17追記>
11話観ました。
今週のパワーワード
「ツルツルパンツ」
「腹を満たして、その後S◯Xだ!」

青ちゃんはもうあれだな。
煩悩全開の17歳男子並みに頭がアレですね。

<2019/5/11 追記>
6話まで観ました。

ラブコメですけどウェイトはコメ95%くらいな感じ。
ラブはコメディを引き立たせるスパイス、塩コショウみたいなもんですね。
なので真面目に見るとつまんないと思います。

「呼び捨てはS◯Xの始まりだゾ」
そんな格言聞いたことねえ 笑

<2019/4/27 初投稿>
原作未読。
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

この作品、人を選びますね。
最初のシーン、ヒロインの一言でツボれた人は楽しめると思います 笑。
私はツボりました( ・∇・)

主人公「青」は高校生の女の子。
真面目で人を寄せつけない頑なな態度の裏にやらしい妄想がいっぱい。
というヒロイン。

も少し正確に言うと
「こんなやらしいことをされてしまったらどうしよう、逃げなきゃ!ドキドキ!」
というおめでたい妄想でいっぱいな人です。
もしかしてダクネスの親戚か?

1話見て作者が女性だとすぐにわかりました。
だって男の作者だったら、女子高生に昭和の臭い漂うオヤジ系シモネタを妄想させるとかこっぱずかしくてできないでしょ 笑

女性の漫画家が描く自虐系ラブコメの一種だと思います。
例によってヒロインの相手は女性の理想が詰まったような男の子だし。

ところで思春期の頃って異性に対して身勝手な幻想、妄想を抱きがちですよね。
男子は「女の子はみな清純」とか漠然と思ってたり。
女子は女子で「男子はすけべ」
「でも◯◯くんはカッコいいからやらしいこと考えたりするはずない」とかとか

思い返すと恥ずかしいですねー。

そんな妄想がアホのように肥大した女の子のラブコメに興味がある、と言う方向けかな。
この調子でいけば結構面白くなりそう。


そうそう。
八宝斎みたいなのでてきてシモネタの昭和臭に拍車をかけてます。
声はイケメンぶりと舞台俳優でも活躍する演技力の高さに定評のある"つんちょ"。
ACCAのニノとかGANGSTA.のニコ演った方です。
ホント、この人なんでもできるな。
声の演技もまんま八宝斎で 笑

タイトルは林田健司さんの名曲です。

<2020/6/24 補足>
なんで林田健二さんの名曲「$10」かというと歌詞が
「Oh! lady! A-1 dollar B-2 dollars 淫ら No,non non・・・」とありまして
淫らかなー?とか思って。
そんな感じです。
ごめんなさい。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 48

64.6 18 笑いで下ネタなアニメランキング18位
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (329)
941人が棚に入れました
冴えない高校生・結城宏がひょんなことから入手したフルダイブRPG『極・クエスト』。技術の粋を集めて作られたこのゲームは「リアルを極めた」という謳い文句に違わず、グラフィック、NPCの挙動、草木の香りや肌をなでる風、すべてが究極の出来映えであった――リアル過ぎて、クリア不可能なほど「めんどくさい」ゲームである、ということ以外は。「フラグ数10,000,000,000,000,000以上!? 身体能力も現実そのままかよ!!」「ええ。殴られれば痛いし、斬られれば数日は傷が治らない。史上最高にリアルなゲームよ!」報酬は達成感のみ。軽い気持ちで遊べない、史上最もストレスフルなゲームを攻略せよ!

声優・キャラクター
山下大輝、竹達彩奈、ファイルーズあい、井澤詩織、古賀葵、石谷春貴、小西克幸、日野聡、松岡禎丞
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

企画自体が無茶

2話までの感想{netabare}
「ヘンなところをリアルにしようと拘ったせいで操作が面倒臭くなっただけ」というクソゲーあるあるをベースにした作品、になるのかな?
1話、騙されてゲーム買わされるくだりが“ラムネ&40”っぽいなぁと思ったら、エンディングでファイエクのパッケージデザインにことぶきつかさ(ラムネ&40のスタッフ)が出てちょっと笑っちゃった。
ついでにヤサぐれたエトナみたいなキャラが出たり、ベルト姫が竜宮レナみたいになってたり、これは…「なんか○○っぽい」と思わせるのを意図的にやってる?
いやベルト姫はたまたまだろうけどさw
と思ったら、作者って“慎重勇者”の人なのか。
ああ、あの作品もヘラクレスの栄光っぽいなと思ったら魔王がまんまムドーでドラクエ6でしたって話だったし、やっぱ狙ってる?

こういう系…ゲームやアニメを題材にした作品って、どうしてもその業界に忖度というかおべっか使ってる様な素振りが出てしまうモノで(ぱっと思い出したのでは“ハイスコアガール”と“アニメガタリズ”)、クソゲーと断ずるからにはそういった匂いを出さずにどこまで攻められるかがポイントになる気がする。
最近でも普段結構ダメ出しをしてる某ゲーム実況が、ゲストに開発スタッフが来た回では妙に褒めてばかりでダメ出ししなくて「まぁそうなっちゃうよなw」という出来事があったり。
そういう圧に屈することの無い姿勢を貫いて欲しいトコロだけど…どうかなぁ?
BGMでゼルダの子守唄を使ったら神、まず無いだろうけど。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
前回の感想でファイナルソードというクソゲーがゼルダの曲パクってたネタを書いたワケだけど、なんと、この作品PVの頃から既にやってたのかw
宝塚記念のファンファーレかぁ、全然気付かなかった。
ちゃ、ちゃんと許可取って…る?フリー素材じゃないよね?

と、そんな感じでリアルのクソゲーあるあるを全面に出して指指して笑う系だと思ったのだが、作中の「極クエスト」はクソゲーを通り越して精神障害を引き起こしたり、それこそショック死とかの被害者が出そうなヤバい出来。
というか、描写された分だけで言えば「最初の選択をミスったこと」と「やり直しができない」部分がダメってだけで、そこまでクソゲーという気がしない。
痛覚伝達は致命的だけど、それはもうゲーム内容とはまた別の問題のような…。
で、それならそれでこんなゲームが出回るなんてなにかウラがある?という展開になることを3話終了段階では期待したのだけど4話、あれれ?

主人公が陸上辞めたのはてっきり怪我などの理由で復帰の道は無いのかと思ってたら、いつでも復帰できそうな内容。
マイクに「小便漏らしたのはお前が話しかけてきてトイレ行けなかったせいだ」と突っかかって衝突して、業界から目をつけられて躍進できないってことでもないみたい。
オチが見えちゃったというか展開が想像できるようになっちゃったというか。
更には、やり直しが出来ない(一度ルートを選んだら別ルートを選べない)ゲームのはずなのにカムイが色んなルートの攻略を知ってて、どういうこっちゃ?
他のプレーヤーのプレイ内容を見て理解したというような態度でもない。
何台もVRハード持ってたってことか?
やり直しの利かない設定のゲームを攻略したのでスゲーと、何台もVRハード持っててスゲーでは「スゲー」の質が違うのでは?
後者ではあまり参考にならないというか、前者の体での攻略情報を描写しなきゃいけないところを、スタッフは混同してる感じ。
「詰み」ではなく継続すればまだ攻略の目があると提示したかったのかな。
更には「ヘルズフルーツスライサーになった幼馴染は全能力が十数倍に跳ね上がる」って…ゲームの「リアルを極限まで追求した」って謳い文句から外れてね?
ま、まぁそれ言ったら幽霊の存在もアレなんだけどさ。
最初に提示された設定、厳密にはそれで私が解釈した設定(制限)と、4話で提示された設定が噛み合ってないような…。

でもってゲーム復帰の動機が色仕掛けって、あっれー?アヤシイ新興宗教や自己啓発セミナーみたい。
一応レオナが含みを持った台詞を言ってる(中古で引き取り料が発生するようなゲームを買わせた理由を問われ「まだ詳しく話せない」と返してる)ので、何かウラはありそうなんだけど…期待して大丈夫なんかね?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
一度辞めた極クエストへの復帰の動機が色仕掛けという安直なモノでガッカリしつつも、謎や問題はまだまだ山積みなのでそれの解決法に期待してたのだが…。
あっれー?それでいいの?
まずアリシアの対処法が「一番嫌がることを言う」で愛の告白。
…。
ん?これって滅茶苦茶口からのデマカセだよね?
特に「昔からずっとずっと好きだったんだ」ってセリフには引っかかりを覚える、明確な嘘だよね。
この流れならせめて、一旦しおらしくなったアリシア「小さかった頃、川で溺れた私を助けてくれたわよね」ヒロ「あ、ああ。あの時はオレも必死だったよ」アリシア「ウソだよバーカ」
みたいなのは欲しかった様な?

で、アリシア対処に上手く行って「逃げずに真正面から向き合うこと」に攻略の手応えを感じたヒロは次にマーチンの亡霊への対処もするんだけど…。
あのう、これって、「幼馴染という設定を心に叩き込んでキャラになり切れ」ってだけなのでは?
もっと悪い言い方しちゃえば「体験してもないことをあたかも体験したかの様に振舞え」で、それが本気で向き合ってることか?と思うと、むしろ非常に不誠実な気ががが。
何年前から付き合いがあるか知らんが(本編で言ってたっけ?)幼馴染としてずっと一緒に過ごした積み重ねを、昨日今日知ったヤツが分かったような態度をするのは…なんか、なんかなぁ。
「三日前にアニメを見始めました」って人が10年前のアニメに知った口叩いたら「ん?」とならんか?
どこまで詳しく知ってるかによるけど、少なくても本編のヒロは「昔の出来事のビジョン」を見せてもらうまで誓いの言葉を知らなかった。
思い出せなかったではなく知らなかった。
うーんうーん、そういう設定のゲームってことで全ての突っ込みは無意味になるんだけど、なんか釈然としない。

で、モヤモヤしてイヤだったので結構考えたのだけど、ちと閃いたかも?
「TRPGで本気で成りきりプレイをするのは不誠実か?」と考えるとそうではない。
では究極進化した~は何が違うんだ?と考えたら、そっか、ヒロとマーチンが対等じゃないんだ。
ヒロはマーチンがNPCだと知ってて、一方でマーチンはヒロがPCだとは知らない、自分がNPCだということすら知らない。
この決定的な違いを無視して対等かの様に・しっかりと向き合ったかの様に扱って「いい話だな~」と片付けられたのが違和感の正体…じゃないかなぁ?
もし本気の対等であるなら「今度オレの世界の町を案内してやるよ」くらい気の狂った言動をしないとならん。

ふ~、モヤモヤが晴れてスッキリしたー、といってこの作品が面白くなったワケではない。
まだ謎は沢山あるので視聴は続けるけどスッキリした形で終わってくれるんだろうか。{/netabare}

総評{netabare}
色々ヒデーなと思いつつも事情を知ったら…原作がまだ全然進んでなくて、アニメは水増ししまくりで1クール続けたんだそうで、そうであるならヒデーと思った部分も合点がいく。
不快なシーンをだらだら続けたり、どうでもいい小ネタをずっと引き摺るのもそれが原因か、と。
しっかしまぁ原作ストック無いのにアニメ化って誰も幸せにならないと思うのだが、なんでこんな企画が通ってしまうのうだろう。
ちょっと前には“グレイプニル”がそうだったらしく結構同情的に捉えてたんだけど、こう連続で続けられるとちょっと…ねぇ?

なによりこの作品で一番ダメだと思ったのは、レオナがひたすら無礼な言動をかますワケだけど、それが最後までずっと安全地帯からだった。
ぎゃふんと言わせる…まではなくとも、せめて何かリスク背負わせろと。
ある程度地位を固めたお笑い芸人が、後輩芸人の体当たりネタをスタジオのソファーにどっかと座ってゲラゲラ笑ってる姿を見せられてる感じ。
実際あったんだけどね、あれ結構気分悪かったぞ?

但しこれも「先の展開でレオナが手痛い目に遭うシーンが用意してあるんだけど、そこまで行く前にアニメが終わってしまった」で、これで何が悪かったか考えるとアニメ化の企画自体ということとなり、クリエーターの責任ではないと思うと悪く言うのも気が引ける。
あくまで原作はちゃんと考えられてるって前提ね。
“慎重勇者”があるのでそこは好意的に思いたいトコロなんだけど、偶然だったのかなぁ?
「ゲームを題材にしてるけど、ゲームのこと詳しくないでしょ?」と言いたくなるところがチラホラあったような…?
オープンとインスタンスの違いが不明瞭なのが個人的にはすっごい気になった。
それと作中の描写を見た限りではゲームがクソなのは開発が意図的にそうしたものでしかなく、それは「現実よりもクソゲー」には当たらないような?
出来上がったものが開発意図とズレてるとか、開発者が人間でないとかなら分かるんだけど…だって開発者は現実で人物として居るんでしょ?
そいつの性格が悪いってだけで、それは現実の範囲でしょう。
ぶっちゃけ“痛いのは嫌なので~”の方がクソゲー、あっちは開発者が人間(の感性)ではないと明確に示されてる。
また「そんな手法でいじめを回避したところで別の手口のいじめを受けるだけ」「何も解決してない、むしろ悪化したかも?」と思うこともあったり無かったり。


総評としては、アニメ化の企画自体が失敗。
「原作のここからここまでをアニメ化する」の範囲指定ミス。
「きっとこの後不快に思った部分に溜飲が下がる展開があるんだろう」と好意的に捉えるならね。
逆を言えばアニメはフラストレーションパートのみで形成されてて、それだけで楽しむというのはかなりの上級者(そして上級者は原作を読む)。
そんなに事を急いたところで「繋ぎ」とか次の仕事に便宜図ってもらえるとかでもなきゃ誰も得にならない気がするのだが、今のアニメ業界では原作ストックがそんなに無いのか?{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ギャグだけやっていれば...

タイトル通り、フルダイブRPGのクソゲーを主人公がプレイするアニメ。
ギャグ全振りだったならめっちゃ面白かったと思う。
シリアスがマイナス要素でしかなかった。

{netabare}
ギャグアニメなら許される意味不明な行動やガバガバ設定もシリアス展開となるとさすがに違和感が出てくる。
途中何回も「なんで主人公このゲームやめないんだよ」とか「なんで陸上とゲームを同列で見てるんだ」って突っ込みたくなった。
陸上設定がほんとに要らない。
陸上でかなりの成績の選手が学校でいじめられてる陰キャなのも意味わからないし。

ゲームの設定も雑。
他のプレイヤーと同じ時間に存在できてイベントも共有されてるけど、それならプレイヤー個人のストーリーに問題が生じるはず。
衛兵隊長のテスラがボスになってたけど、一人しかいないはずだしね。

あと、ゲーム内の展開も微妙。
主人公がログイン後すぐに親友(マーチン)を殺してしまい、そのことが原因でその親友と仲の良かった幼馴染がキレて、主人公に復讐しようとする。
当然そんなの許せるわけがない。
なのに、5話後ぐらいには主人公が幼馴染、さらには幽霊として登場したマーチンになぜか許される。
自分を殺したやつを許すのも、兄を殺された幼馴染が主人公を許すのも意味が分からない。
感動演出してたけど、さすがに自分はあれで感動なんてできないし、むしろ「は?」って感想。
揚げ句の果てにラストバトルではなぜか幼馴染が主人公を庇って死ぬという...。

一方でギャグ部分は面白かった。
駄目な点も多かったけどギャグ部分が面白かったおかげで、このアニメにそんな悪い印象はない。
クソゲー実況を見てるような感覚で見られたし、突っ込みが面白かった。
あと、神居好き。
声優が松岡なのもめっちゃマッチしていて良かった。

ほんとにギャグだけでやっていれば...。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話
SAOっぽい?目標がテンプレだけど、ギャグがかなり面白いのはいい。
いきなり親友殺すって...展開が予想つかない。

2話
これ親友を殺すっていうけど、ほかのプレイヤーには別の親友がいるって感じなんだろうか。
普通痛覚も同じでかつ殺されかけたゲームまたやるか?w
これ現実側のストーリーもあるのか。現実が蔑ろにされるアニメ多いからたまにはいいね。
元陸上選手でやめて虐められてる?陸上選手が?

3話
ログアウトしろw 緊急事態でもログアウトできないゲームって訴訟もんだろ

4話
いやいや、なんで陸上と糞ゲーを重ね合わせてるんだ 
主人公がゲームをやめると、陸上をやめたことと重ね合わせて妹がなぜか切れだす。
なんでカムイは全分岐把握してるんだろう。
店員がヒロを好きになってるかも意味不明だし、あんな糞ゲーをまたやろうと思ってるヒロも意味不明。
真面目なストーリーガバガバでいらんからギャグでやってくれこのアニメ。

5話唐突にご都合主義。突発的な殺人だったって"想像"できるからといって無罪。
時代的にそんな現実の法律のようなものがあるのもおかしいし、確定もしてないのに無罪になった。

6話
幼馴染が負けない戦闘。なんで好きっていったら刀止めてくれるんだよ...。
アリシアの兄殺したのになんで殺すの戸惑ってんだ。
いきなりアリシアのキャラ変わりすぎ。
兄殺したやつが許されるわけ...。
言ってる通り所詮ゲームなのになんで主人公こんなに深刻なんだ。
ほんとギャグだけやっていてくれ。
マーチン謎に成仏するしもう滅茶苦茶。これ泣き所...?
「ぬら」で許してもらえるというw 殺人犯が何で許されるw

7話  

8話
ゲームやってることと陸上を絡めてるの笑う。ゲームやらせてくれって妹に真剣に頼むとかシュールで馬鹿らしい

9話
相談所w マジで何でこのゲーム続けてんだ。作画が死んでる。
都合のいいときだけ唐突に主人公に仲良くなるモブ。

10話
何で幼馴染仲間になってるんだ。イベントでプレイヤーが他人に干渉できる謎。

11話
この世界は全プレイヤーにとって共通で時間が進んでるのに何で全員同じイベントを経験できるの?
わざわざ自分からタブーに触れて殺されに行く主人公あほすぎる。
気づいても仲良くしとけばいいじゃん。
どうしてあなたが...って反応になるのも意味わからんかな。
この世界ならゴブリン=悪じゃないのかどう考えても。まあゴブリン利用した政治の設定はしっかりしててよかった。

12話
いやなんで幼馴染味方になってるんすかね...。
自分を殺したやつを許すってなんだよ。幼馴染も何で許せる。
ここもしかして泣かないといけないところ...?
てかゲームのNPCが死んだぐらいでそんなやけになるか。
なんでライトニングなんとか見抜けるんだよw 
裏技って根性論じゃねえかw
主人公何でこんな強くなってるんすかね。
SAOのアインクラッド編ラストみたいなご都合主義。
いや、負けるのかよw 何だこのラスト。
で、更に故障してもデータを引き継げる裏技があるというご都合主義。カムイ製作者説。
{/netabare}
{/netabare}
7/1レビュー 7/13訂正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

史上最もストレスフルなゲームを攻略せよ!

この作品の原作は未読ですが、あやち、しーちゃんが出演すると知り視聴を決めた作品です。


冴えない高校生・結城宏がひょんなことから入手した
フルダイブRPG「極(きわめ)・クエスト」。

技術の粋を集めて作られたこのゲームは
「リアルを極めた」という謳い文句に違わず、
グラフィック、NPCの挙動、草木の香りや肌をなでる風、
全てが究極の出来映えであった――

リアル過ぎて、クリア不可能なほど
「めんどくさい」ゲームである、ということ以外は。

「フラグ数10.000.000.000.000.000以上!?
身体能力も現実そのままかよ!!」

「ええ。殴られれば痛いし、斬られれば数日は傷が治らない。
史上最高にリアルなゲームよ!」

報酬は達成感のみ。軽い気持ちで遊べない、
史上最もストレスフルなゲームを攻略せよ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そもそもRPGって高ストレスなモノだと思うんですけど…
そう思っているのは私だけでしょうか。

モンスターを倒しても倒してもちっともレベルが上がらなかったり、最近では、課金してガチャ回しても欲しいカードが全然手に入らなかったり…
作品への愛が向かう気力を保ってくれる…それがゲームなのではないでしょうか。

ゲーム解説の一環としてガチャを回す動画を何度か拝見させて貰いましたが、皆さん、それなりにレアリティの高いカードをゲットしているんですよね。
キラッと輝くカードが欲しいのに、回すといつも青天ばかり…
自分の持っている運の弱さもあるのでしょうけれど、青天ばかりだと心が折れそうになるんですけど…
これってストレス以外のナニモノでも無いと思うのですが、その作品が大好きなので、向かわずにはいられないんですよね^^;

…すっかり脱線してしまいました。
私の場合、痛むのは心と財布ですが、この作品では肉体にダメージがあるんですよね。
どうしてそこまでリアルを追求したんでしょう^^;
ゲームを進めていく上で、嬉しいことと苦しいことのバランスって大事だと思うですが、このゲームは大きくバランスが崩れているんです。

しかも、私と違って結城はこのゲームに愛着も未練もないんです。
何故、結城はこのゲームを続けるのか…
それは、あやち演じる如月 玲於奈の存在にほかならないのではないでしょうか。
玲於奈はNPCではなく、リアルでは相当の美人ですし…
と思って視聴していましたが、どうやらゲームを続ける理由はそれだけじゃなさそうです。
ゲームの中で色々なモノを見知りして感じて…気がつくと、もう後戻りできないところまで結城は足を踏み込んでいたようです。

この作品では原作の1~2巻の内容が描かれたそうです。
そして原作は既刊3巻までしか刊行されていないので、続きを制作するにもストックが不足しているようです。
ご都合主義の部分が無い訳ではありませんが、結城の徐々に変貌していく様は一見の価値があると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、前島麻由さんによる「ANSWER」
エンディングテーマは、如月玲於奈(あやち)、アリシア(ファイルーズあいさん)、ミザリサ(しーちゃん)、結城楓(古賀葵さん)
による「キスイダ!」
個人的にはオープニングテーマが大好物でした。

1クール全12話の物語でした。
回数を重ねるごとに面白さの増していく作品だと思いました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

73.4 19 笑いで下ネタなアニメランキング19位
シティーハンター(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (353)
2156人が棚に入れました
最高の銃の腕を誇る伝説のスイーパー「シティーハンター」。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に「後が無い」という意味を込めた「XYZ」という暗号を書くこと。様々な問題を抱えた依頼人達の問題を冴羽リョウと槇村香のコンビが解決する。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、田中秀幸、玄田哲章、一龍斎春水、鷹森淑乃、冨永みーな

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

[――が彼を呼ぶシグナル]東京・新宿の荒事請負人

言わずと知れたジャンプの名作アニメ。

舞台は東京・新宿。

日本有数のオフィス街・歓楽街であるこの街で、
裏の世界に生きるスイーパー(掃除屋)の話。

カクテルのXYZから来ている
助けてのサインを伝言板へ書き込むと
シティーハンターへの依頼は完了です。


原作は劇画調でハードボイルドなのに
主人公がスケベで“もっこり男”なんて呼ばれています。
普段は三枚目‥と言いつつ原作絵が巧すぎて
どうみても二枚目にしか見えませんけどね(*´Д`)

これでキメ過ぎていると鼻につくイケメンなんですが、
エロパワーがフェミニズムに繋がる彼は
男女ともに、いい男だな~と思えるもっこり男
(もっこりってなんだよ!!w)

なんでしょう、ギャップ萌えなのでしょうか

昼行灯というか女性を口説いてる時はダメダメなのに
いざという時には彼ほど頼りになる男もいなくて
実際、作中でも事件解決後に
彼のことを好きになっていた女性は数知れず(笑)

ずっとキメてればもっと口説ける確率高いだろうに
下半身に正直で目の前のエサに食いついちゃう

美人局のヒット率100%ですからね‥恐ろしい男

罠でも飛び込む精神見習いたいっす!

ジャンプ史上で、女性はもちろん、
男にもおネエさんにも一番モテた大人の男でしょう
新宿の裏の顔だけあってお店で働く人に大人気です
(作中でも現実でもね)


主人公以外にもレギュラーで出てくる
相棒たちがこれまた魅力的です


スキンヘッドとグラサン=海坊主

なんてイメージが結びつくくらい定着した
ランチャー背負った大男、通称:海坊主
海坊主は本名が美しいので作中で確かめてねw

ギャグになった時に巨大なハンマーで
ツッコミを入れるメインヒロインの槇村香は
「警視庁の女狐」と言われる美人刑事と双璧でした。

一話完結で毎回相手役が変わるシティーハンターは
色気のないヒロインを放っておいて
女性とのラブロマンスを繰り広げます。

当時は‥というか今も美人刑事の野上冴子が
歴代ジャンプヒロインでトップクラスに好きです。
でも、シティーハンターが好きになればなるほど
ツッコミ役で色気のない親友の妹、
槇村香のことが大事な存在になっていきます。

うる星やつらの諸星あたるもですけど、
普段は下半身の権化みたいなやつが
いざという時、最愛の人だけにはおふざけ無しで
まっすぐ向き合う姿ってやられますよね(笑)

荒事を解決した後にTM NETWORKの
「Get Wild」が食い気味に流れて来ます!
OPは変わりますがEDは一貫してGet Wild。

\アスファルト タイヤを切りつけながら暗闇走りぬける/
   (・◇・)ノ ¶~~♪

アニメ作品の中でも屈指なEDの入りです。

「Get Wild選手権!!」と銘打ち、
シティーハンター以外で曲にマッチorミスマッチな
アニメとその話数を決める選手権楽しそうだw

ギャグアニメと合わせたりねw

(*´∀`)


シティーハンターのアニメは
原作にある話とオリジナルが入り混じってます
特にこの後の続編には
ほぼオリジナルなシリーズもあったりと
漫画とは別で楽しめますね

小ネタでいうと
山寺宏一さんがレギュラーで
ありとあらゆるモブをやってる時代でしたw

作中に出てくるミリタリー系のアイテムは
現実的に考えるとおかしいものが多くて
なにもない所から巨大ハンマーを出す世界観なので
何となくで納得しちゃいます

関係ないと思えるくらいカッコイイからまあいいか



・・

・・・



自分では解決できない事件が起きた時には


シティーハンターに頼って下さい




依頼は、新宿駅東口にある伝言板へ――






⌒ヽ§γ⌒⌒⌒ヽ§⌒⌒
γ⌒§⌒ヽγ⌒⌒§γ⌒
⌒⌒§ヽγ⌒ヽγ§⌒⌒
━━┻━━━━━┻━━
┏━━━━━━━━━┓
┃┃
┃ 新宿駅東口 ┃
┃┃
┗━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━



┏━━━━━━━
┃ X
┃ Y   ∧ ヘ
┃ Z (*・ω・)
┗┳━(ノ |) ━┳┛
  ┃  ∪∪  ┃
"^⌒"⌒`^⌒"⌒"⌒⌒





※新宿駅東口の伝言板は、
読み切り掲載時には既になかったらしいです。
悪用など、問題点があったため廃止になり、
作者は東口から撤去された事を確認してから
CITY HUNTERに依頼する合図にしたらしいです。

読み切り・連載時に東口にあったら
C・Hの聖地になってしまいイタズラ書きで
伝言板の役目は果たせなかったでしょうね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミスター“もっこり”が私に刻み付けた諸々

原作コミックは後年、立ち読み程度。

銃など狩猟民族の趣味。農耕民族の私は草を食むのみ。
そんな捻くれた思考が渦巻きながらも、自分は何故、
過激なガンアクションやハードボイルドに惹かれてしまうのか?

その原点に遡ると、私が初めて視聴した、
本格的に実弾が飛び交うアニメでもある本作に辿り着きます。


正直、話の本筋はあまり覚えていません。
微かに冴羽獠(リョウ)と“海坊主”との過去辺りは思い出せますが、
後は“シティーハンター”リョウが香と言うパートナーがありながら、
依頼主の女性など、ありとあらゆる性格、属性、職業の美女に
「もっこり」などと言い寄っては、
香にトン単位のハンマーで制裁されるお約束ばかり浮かんで来ますw

ある話で{netabare}リョウが負傷して入院した病院で、
包帯グルグル巻きになりながらも、美人のナースさんに「もっこり」と鼻の下を伸ばして
傷口を広げるシーンがあって、{/netabare}子供ながらに呆れたのを覚えていますw

「もっこり」に秘められたオトナの意味までは、当時の私には理解し切れてませんでしたが、
裏社会の“掃除屋(スイーパー)”の兄ちゃんは、
綺麗なお姉さんが好きで堪らないのだなぁ~と言う固定観念は強烈に刷り込まれましたw

だから後年、映画『007』シリーズでボンドの女たらしぶり何かを目撃しても、
スパイとして裏の世界で暗躍するなら、まぁ、こんなもんだろうと特に驚きませんでしたw
お陰様でブロスナン氏主演作以降の『007』は全作観ていたり。


“海坊主”も私の心に深く刻まれたキャラクターです。
異性に対して積極的なリョウとは違い、女性に耐性がない“海坊主”さん。
大口径バズーカをぶっ放す褐色スキンヘッドのグラサン大男が
美女の前では照れて赤くなるところが可愛いですw

表世界では、「喫茶キャッツアイ」の店主として、
ムキムキボディにキュートなエプロンとかつけちゃったりしてw

一方で、喫茶店のキャラとも初遭遇だった当時の私。
本作は、喫茶店のおっさんとは、物を見分ける心眼を持ち、
豊富な人生経験により悟りを開いた傑物であると過大評価させるのに十分でした。
( {netabare} 失明しても足音だけで来客の素性を判定したり、
美女や猫の可愛さを察知する感覚は凄いと思います{/netabare})

後年アニメで、おっさん、喫茶店辺りが舞台に揃うと、
フィーバーして、つい評価に手心を加えたくなる性癖は、
“海坊主”から来ているものと思われます。


また私にとって本作は、TM NETWORKによるED主題歌『Get Wild』にて
小室哲哉氏の音楽との衝撃の出会いを果たした作品でもあります。

90年代に小室哲哉氏のプロデュース作がヒットチャートを席巻した時、
周囲は、TKサウンドに酔い痴れる人間と、
反発してバンド音楽などに立て籠もる人間に二分されたものですが、
私は圧倒的に前者でした。

毎回の引きから、EDイントロ&夜の街へと疾走していく流れが、余りにも格好良すぎます。
思えば、あれを喰らって、虜にならないはずがありません。


そして、何より、一度は人間をやめた男を、もう一度、人間に戻してくれた。
新宿は夜景も人情も素敵な街です。


以上のように、幼少期に観るアニメには、
後々の嗜好を決定付ける要素が多分に含まれています。
親御さんにおかれましては、子供に見せるアニメにはくれぐれもお気を付け下さいませw


まもなく公開される『シティーハンター』の劇場版アニメ新作。
今の時代に、新宿駅構内の伝言板はまだ機能しているのでしょうか。
何が再び「シティーハンター」を呼ぶのでしょうか。

心にそわそわした感覚を抱きながら、彼らとの再会に挑みたいと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 28

にら さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

今現在まで愛され続けるのもよく分かる

80~90年代に連載・放送されたジャンプ黄金期の代表作。
2022年になって初めて見たが、最後までとても面白かった。

基本1話完結で「冴羽獠が依頼人(主に美女)の悩みを解決する」という流れは毎回同じなのに
不思議と飽きないのは、それだけ冴羽獠という男が色褪せない魅力で溢れてるからなんだろう。
というか「獠のキャラが良い」だけで本作を見る理由としては十分であり、
それだけでシリーズが成立しているとすら思える。

普段は美女大好きの脳みそ中学生ど変態だが、仕事モードの獠は紛れもなく凄腕スイーパー。
数々の修羅場を潜ってきた強さと矜持、酸いも甘いも経験してきた色気と余裕に満ちた
大人の男のかっこよさには、どうしようもなく惹かれてしまう。
実際、色んな女性が獠に好意を寄せるが、「獠ならまあ惚れるよな」と思える説得力がある。
シティーハンターとして恐れられ、弱きを助け悪をくじく男の生き様が確かにあるから、
作中の女性にも視聴者にも、長い間愛され続けるのだろう。
神谷明さんの演技で、普段と真面目な時とで声がガラッと変わるのも良い。

話の随所に時代ながらの古さは確かにあるが、同時にそれは近年跋扈する
ご都合主義やハーレム万歳では引き出せない魅力でもあり、
古さが単なる古臭さではなく、かつてあった時代の誇りとして昇華している。
大学生の自分は本作を見る前、「古臭さ」ゆえ数話で脱落する予感もあったのだが、
今となっては杞憂も良いとこである。むしろ進行形で楽しんでいた当時への憧憬すら感じる。

作画面も古さはあるが少し見れば味わい深くなってくるのでむしろ本作の持ち味であり、
サンライズ制作だけあってよく動く。特に車・銃・弾丸は手書きの味わいが存分に出ている。
全話通してのed「Get Wild」はエンディングとして聞くとまた違った趣があり、やはり名曲。
歌詞も獠のカッコ良さとリンクしていて、作品の魅力を底上げしている。


全51話とかなり多いので、毎日または数日おきにゆっくり見ていくアニメとしておすすめ。
以下、忙しい人のためのシティーハンター (計14、括弧内含めて計20)

1 2 4 5 6 8, 12 15 19, 26 (27 28), 34 35, (41 42) 47 48, (50 51)

8話までで主要キャラで揃うのでそれ以降は飛ばしてもあまり影響なし。
ただ41,42で冴子の妹が初登場してラスト2話でも出るので41,42は見た方がいいかも。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

65.9 20 笑いで下ネタなアニメランキング20位
ド級編隊エグゼロス(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (257)
902人が棚に入れました
謎の侵略者・キセイ蟲により、かつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“H(エ)ネルギー"を吸い取り、人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに!

声優・キャラクター
松岡禎丞、加隈亜衣、矢作紗友里、桑原由気、茅野愛衣、三木眞一郎、大森日雅、岸尾だいすけ、小山力也
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺、魔装学園 戦×恋になります

1話感想{netabare}
敵側の設定が“俺ツイ”っぽいなーと思ったら味方側の設定が“戦×恋”だった。
あーでも、臭い言い方になるけど愛の無いエロを強要されるのよりはマシなのかな?
それはそうと戦隊ヒーローを意識したような感じで、だったらスタッフに本職の人入れればいいじゃんって思うのだが、そういうのって逆に難しかったりするのかね?
内容的に荒川稔久とか喜んでやりそうなんだが…俺ツイと被るけど別にいーじゃんね。{/netabare}

2話感想{netabare}
悪いってことじゃないんだけど、雲母がなんか“変好き”のキャラに居たような感じ。
ってか過剰に性を抑圧してるキャラであるのなら、デザインは黒髪ロングでスカート丈も長い方が似合ってたんじゃないかなぁ。
“ToLoveる”の古手川みたいな…なんてことを思ってたら2話でキセイ蟲の被害にあったモブのスカート丈が伸びるって描写がありまして。
ああ、被害者と見分けつかなくなるから雲母はああいうデザインにした?あれ、でも元被害者って設定なんだしそれでもおかしくないような…。

そうそう、それと“俺ツイ”や“魔装学園”の系列だと感じるせいか、博士兼指令ポジションのブっ飛びっぷりをついつい期待してしまう。
俺ツイはかなり頭イカれてたし、魔装学園では一番セクシーなキャラじゃなかったっけ?
こっちも女装?元女?まだ設定明かされてないので不明だけど、声を充ててる三木眞一郎がどこまではっちゃけるか結構期待してたり。
いやさぁ、“ポケモン”のコジロー、“ゾイドワイルドゼロ”のアルドリッジ、“爆丸”のベントンなど、何故か私の見てるキッズアニメでは三木眞の出現率高いんだよねw
そのせいかキッズアニメ御用達の人って印象が染み付いてて、こんなアダルト?作品でどれだけ暴れるか見たくなるというか。
ついでにナレ役の力也は“ダイミダラー”や“パズドラ”でそこそこはっちゃけてた記憶があるので、こっちは別にいいや。{/netabare}

3話感想{netabare}
あっ、繋がっちゃったよオイ!
3話の総作画監督に“魔装学園HxH”の監督勤めてた古川博之キター!!!
似た系統だな~と思ってたらスタッフ被ったよ、ってか魔装学園の監督からしたら全然ヌルいなぁって思ってそうw
因みにこの方、最近では作画崩壊で有名な“いもいも”でマイナス評価が付いちゃったような気がしないでもないけど、実際はちゃんとスケジュール取ればちゃんとした絵が描ける人。
(ってか“いもいも”はどう考えてもキャパオーバー、借金でも抱えてたんだろうか)
ということでこの作品の3話の作画は問題無い。
これで面目躍如になった…かなぁ?だといいなぁ。
それと“いもいも”の6・7話の脚本が久慈マサムネ(“魔装学園HxH”の原作者)だったのは古川博之繋がりだと思ってるのだけど、もしかしたらこっちでも久慈マサムネ脚本回があり得るかも?

ついでに言うと、こっちの監督の神保昌登は前期“白猫プロジェクト”の監督、まぁ制作スタジオ一緒だしね。
“白猫”も酷い作品だったけど、あっちはどういう訳か「シリーズ構成」の役職が無くて、ひょっとしたらゲーム側の人間がアニメに口出ししてたのかも知れない。
ということで神保昌登の評価は様子見なんだけど、こっちで白猫での鬱憤を晴らすような頑張りを見せて欲しいトコロ。

とスタッフ関係の話はここら辺にして本編内容について語りたい所なんだけど…これといって話すことナシ。
可もなく不可もなく。
とりあえず、やっぱり同系統としてカウントしてた“戦x恋”よりは全然見やすい、主人公に変な設定盛ってないせいかな?
あとヒロインの数がずっと少なくて…逆にそのせいか掘り下げがまだって感じ。
一応モモカの当番回だったような感じだけどキセイ蟲を倒すことには何も関与してなくて物足りない。
まぁそんなことより、丈先生が何者なのかが気になるw{/netabare}

4話感想{netabare}
4話だし作画の谷ってやつだろうか、あとコロナの影響はどこまで考慮すべきなんだろうか。
止め絵は崩れてない、なのでキャプだけで見たら分からないけど動きや演出が変だった。
胸を突然触られても微動だにしないとか、隠してたハズの本をこれみよがしに廊下に開いて置いてるとか(ひょっとして伏線かも?)、他にも色々…。
その一方でマンガの再現シーンのマンガは出来が良くて…と思ったけど、そういやこれ原作がマンガかw
原作をそのまま使ったのか、アニメーターが描いたのか、原作者がアニメ用に描いたのか、そこら辺私にはちょっと分からない。
もし原作そのまま流用だったら、ガチで現場キツキツなんだなぁ…と。
また、最近見た別のアニメではマンガ原作じゃないのに似た感じでマンガ再現シーンがあって、それが結構上手く描けてて「どういうこっちゃ」と思ったことがあったのを思い出した、何の作品だか思い出せないんだけどね。
あとBアイキャッチが川澄(ホンモノ)を使っての“まほろまてぃっく”ネタ。
川澄よりも三木眞を出して欲しかったんだが…展開的にも、攫われてどう指令を出したんだかやってくれないとやっぱり変じゃない?
次回以降巻き返してくれるのを願う。{/netabare}

5話感想{netabare}
4話以上に絵が動かない、演出がおかしい。
事情が事情だけに悪いと言い辛いのがキツい。
逆にこのヘボ演出を見るとアームスの作品って全然マシだったんじゃん、と思えるように…。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
うーんなんだろう、飽きてきたというか気になる部分に迫ってくれないというか。
エグゼロスという組織自体が一体どういうものか見えてこない。
そのうち三木眞が説明してくれるんだろう、と思ってたらなかなか出番無いし。
またキセイ蟲のチャチャってキャラが…なんか気持ち悪い。
見た目じゃなくて性格が…自分の立場を理解してないというか、捕虜ちゃうの?
精神的に幼くて無邪気なんだと解釈しようにも、この前まで同胞から忌み子として幽閉されてた設定を考えるとな~んか違和感。
宇宙人だから人間と感性が違うといわれたらそれまでなんだけど、う~ん…。
7話で東京支部の連中が負けたのはレットの力じゃなくてチャチャの力だよね、敏感サラリーマンが惚れる理由にはならん気が…。
比較対象が無いため、男だったらみんなああなるのかレットが特別なのかよく分からない。

一方7話の作画は頑張ってた、単に4・5・6話がアレだったのでマシに見えただけかも知れないけど。
と思ったら総作監は古川博之でしたw
“いもいも”の汚名を雪ぐため次の仕事では気合入れるんじゃない?と思ったらやっぱり来たー、3話以上に頑張ってた気がする。
けどなんかちょくちょく“アズールレーン”を思い出させる感じの作画があって、実際関わってた人が居たのかどうかまでは分からない。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サイタマ編隊H×EROS伝説

HEROはHとEROで出来ている!

エロでH(エ)ネルギーを溜めてキセイ蟲と戦う
高校生ヒーローたちの青春を描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.0点】
構成はテンポ重視。一話~数話完結エピソードもあれば、一話二本立て風の回もあり。
普通は演出等を増量して一話に引き延ばしがちな各ヒロインのキャラ回も、
Aパートで短くまとめ上げたりして、
最終回は{netabare}女王討伐{/netabare}という一応の区切りまではやり切る。


一撃で怪人と自身の衣服を吹っ飛ばすH(エ)ネルギーは爆発力があるが、
如何せん効率が悪く(苦笑)ず~っとエロいハプニング等でHネルギー溜めている感じにw

私はエッチなヒロインが戦うよりも、戦うヒロインがエッチな目に遭う方が好みw
(いずれにせよ変態であることに変わりはありませんがw)
なので、戦闘シーンはやや供給不足感。
“キセイ蟲”共々、表現萎縮ムードをぶっ飛ばしたいという欲求も今一つ発散されず。
折角、色々、怪人設定を用意したのに勿体ないと思いました。


【作画 3.5点】
背景美術、人物作画とも安定度は凡庸。
ただ肉感があるヒーローたちの裸体&ハプニング描写には注力。

“キセイ蟲”だけでなく現実の規制との暗闘も苛烈を極める。
{netabare}豆乳で豊乳ネタも原作では牛乳だったそうでw{/netabare}
謎の光を、煌星としてデザイン化する開き直り?等とも合わせて
規制当局との駆け引きの激しさを物語りますw

因みにスタッフが一番描写に力を入れたのは乳首だとのこと。
確かに、烈人(れっと)&橙馬(とうま)。
両男子の胸部の描き分けを見ると、こだわりは感じますが……。
当方が視聴したのはBDの「Hネルギー限界突破ver.」でも、
dアニメの「Hネルギー解放版」でもない通常配信版だったので、
女子については規制に阻まれ、成果を確認することは叶わず。
目撃情報お待ちしておりますw


戦隊成分を期待していた私としてはXERO(ゼロ)スーツの活躍をもっと見たかったです。
{netabare}最終盤にやっと登場したと思ったら、あっさり破損しちゃうしw{/netabare}


意外とフェチズムを感じたのは、必ずしも腕に巻かない“XERO(ゼロ)ギア”。


【キャラ 3.5点】
主人公ヒーロー烈人(れっと)に
超絶H(エ)ネルギーを秘めた幼馴染の雲母(きらら)を始め、
エッチなヒロインが続々と押し寄せて来る非常事態w

サイタマ支部のキャラ一巡後に、
{netabare}チャチャによるハプニングの多様化。
雲母(きらら)の内面を黒雲母として外部化。
サイタマより進んでる?トーキョー支部との邂逅。{/netabare}
など次々と新キャラを投入して目先を変え、
パターン化されたエロ→バトルを消化しやすくしたのは〇。

多数の萌えキャラ襲撃を経ても烈人の雲母(きらら)へのキモチは変わらず。
正妻力を際立たせる構図もベタだが清々しい。


推しは叢雨 紫子(むらさめ しこ)。
褐色肌ヒロインの押しに弱い私の性癖を再認識w


【声優 4.0点】
主人公・炎上 烈人役の松岡 禎丞さん。
ハーレム状況でメインヒロインへの愛を貫く最適解。
(道中……{netabare}CV.陶山 恵実里さんに声変わりした気がしますが気にしてはいけませんw{/netabare})

その愛を受け止めるヒロイン・星乃 雲母役の加隈 亜衣さん。
メインヒロインの感情復活が一つのテーマとなっている本作にて、
幼少期、「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」、黒雲母と、
目まぐるしい乙女心を演じ分ける。
{netabare}「閉じてた心が開いちゃう~」{/netabare}

その他、ヒロインズの演者も中々豪華で耳が幸せ。
さらに敵となる“キセイ蟲”役に一線級の女性声優を湯水の如く使い倒す。
どーせヤラれる時は一撃。無駄遣い(苦笑)


【音楽 3.5点】
劇伴はシンセやロック風サウンドも交えてヒーロー活動を無難に盛り上げる一方で、
決戦の最中だろうと楽しげなハプニングBGMを入れる、らしい構成w
まるでキスや濡れ場の前みたいな静かなメロディーに
ラン♪ラン♪と幼女風コーラス?を重ねたムード曲の多用も特徴的w

OPはBURNOUT SYNDROMESプロデュースによる
SPユニット・HXEROS SYNDROMES「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人」
恋愛だけでなく、広く“好き”の感情がもたらすヒーローの奇跡を歌い上げた良曲。
作品タイトルシャウトなど、松岡さんの熱いヒーローボイスを入れ、
古の王道アニソン復活を企てる。

ただ、願わくばOP映像で一度で良いから効果音を入れたver.が見たかったです。


EDは星乃 雲母(CV.加隈 亜衣)の「Lost emotion」
弾けるテクノポップが、幼少期奪われたはずの乙女心を蘇らせるキャラクターソング。
ED映像のキモチが表情アイコンとしてダダ漏れになるXEROギアの隠し機能?もキュート。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

労基法ムシでフル稼働する白い謎光線

原作未読


なんか変なスイッチが入ってプラスにもマイナスにも転ぶことなんてよくあって本作がまさにそれ。


『誰かが言った。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできていると。』


プラスに転びました。ものすごい名言。これいままで誰か言ってそうで言ってなかった?
思わず首を縦に振ってしまった第1話です。

作品タイトル
 ド級編隊エグゼロス

第1話サブタイ
 光満ちるこのセカイで

ご理解いただけますでしょうか?この『金太の大冒険』ばりの悪ノリ感。
しっかりと期待値の低値コントロール及び思考の放棄をあらかじめ促してくれる親切設計です。主役の炎城烈人を松岡禎丞さんが演じる時点でなんかもうね。

タイトルから容易に戦隊ものを想像できる。主人公の名前もあからさまに“レッド”枠。敵は「生殖エネルギー吸い取っちゃえば絶滅しちゃうよね」と人類の滅亡を企む宇宙人。“キセイ蟲”対烈人らエグゼロスの果てなきバトルものになるかと思います。

他のメンバー↓

星乃雲母/エグゼイエロー(CV加隈亜衣)
桃園百花/エグゼピンク(CV矢作紗友里)
白雪舞姫/エグゼホワイト(CV茅野愛衣)
天空寺宙/エグゼブルー(CV桑原由気)

演者は桑原さん(29)以外over30。彼女らがJK役を演じるミスマッチが妄想膨らんでよい…かも!?
オープニング曲はヒーロー戦隊してて心地いいんですよね。そうして視聴回を重ねていくわけですよ。


 {netabare}途中からしんどい{/netabare}


折り返し7.5話時点で「出オチだったかも」と認識の修正が迫られます。後悔まではいかなくてももやっとするのよね。
例によって謎の白い光線だったりキラキラだったりが仕事をする場面が多くなりがちな作風なわけで、本作では労働基準法ガン無視ブラック企業並みに終始フル稼働しておりました。ずっと真っ白けっけだからつまらんということではなく、深夜に家族が寝静まってからこっそり視聴している身としてはうっかり鉢合わせたら即死級シーンの連続で気の休まるところがなかったことに若干クレームです。

次に焦点が定まらないこともイマイチですね。ヒロイン雲母との関係も序盤露出多めでも徐々にしぼんでいく。キセイ蟲とのバトルも中休み。のちに盛り返すことにはなるんですが、ラブコメ&バトルの合間日常回がだらだら続きます。それでいて気分転換にすらなってない。キャラ増えるけど繋がりが…東京支部の眼帯の子登場でイエローとのライバル対決みたいな様相を呈し、他のエグゼロスメンバー埋没してしまうし。忌み子キャラも出自を活かしてなんかするかと思いきや単なる賑やかしになってもったいないなと思います。

シンプルに敵をインフレさせてって、その敵の変化に合わせてこっちも四苦八苦対応するみたいなのでよかったんじゃないかな。
{netabare}特に眼帯の子が出てきてからつまらなくなった。{/netabare}ハーレムラブコメよろしく好きだなんだで顔を赤らめるのとか本作ではいらないでしょうに。てらいもなく脱ぐくせに「え!?そんなところで?」という意味不明なポイントで勝手に辱められた気になって身悶えてるくらいでちょうどよいのです。


 おバカなことを大真面目にやる


常識人の感覚。一般的な高校生の恋愛感覚みたいなのは他で供給を受けるのでここでは不要。夏(2020年8月)だし家で悶々としてる日が多かった上半期だったのでもう少しはっちゃけたもんが見たかったです。

 とことんアホになりきれなかった

腹をくくってないと足元見透かされますよね。
36協定違反が指摘されるかもしれない働き過ぎの謎光線たちはなんでもかんでも隠しておりました。スカートの中身も真っ白けっけでしたよ。たかがパンチラ如きでなにをビビってるんだか…
エグゼロスが“キセイ蟲”との闘いで戦果をおさめている裏で、製作スタッフは“規制厨”にでも屈し続けていたわけです。気合が足りません。


※余談

■キャラ一言

1.{netabare}東京支部の皆さんフェードアウトしていきましたね。やはり不要でした。{/netabare}

2.{netabare}ラスボスは永遠の17歳でお馴染みのあの方。作中でしっかり「オイオイ」されてました。{/netabare}

3.{netabare}ド級編隊のメンバーの名前を覚えられませんでした。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.09.27 初稿
2021.06.16 タイトル修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 43

67.7 21 笑いで下ネタなアニメランキング21位
宇宙戦艦ティラミスⅡ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (124)
463人が棚に入れました
人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、
自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、
いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。

宇宙暦0156年、地球連邦が祖母星グランマースから
史上4度目のコンタクト(4th note)を受けたその年、
【メトゥスの民】との抗争は本格化していた。
終わらない戦い、増え続ける犠牲……。

そんな戦況を打開する為、颯爽と一人の青年が戦場に降り立った。
彼の名は、スバル・イチノセ。
宇宙戦艦【ティラミス】の眉目秀麗・成績優秀な若き天才エースパイロットである。

全人類の希望は、彼に託された。

――だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる青年で……。

声優・キャラクター
石川界人、櫻井孝宏、諏訪部順一、江口拓也、小山力也、土師孝也、遠藤綾、新井里美、桃井はるこ、杉田智和、大塚明夫
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

さくっと観れるギャグアニメ

原作:漫画/放送期間:2018年10月-12月/全13話/制作:GONZO

相変わらずギャグ全開となっていたけれど、期待しすぎてしまったこともあり第一期に比べるとパワーダウンしていた印象。人気のロボ系アニメのパロディが多くなったことで登場人物が若干増えたので、主人公・スバルの登場回数が減ったことが要因かも。(ネタギレなのかぼっちネタやあるあるネタが少なくなってしまったのが残念)

それでも笑える箇所はいくつもあり、{netabare}お気に入りのいっくんやビヨンドが輝きを増しており、大いに楽しませてもらいました。終盤ではシリアスな展開に持っていくのかと思いきや、あくまでギャグアニメとしての本文を忘れずにネタを振りまく徹底っぶりは素敵。

また第一期にはなかったエンディングでのほぼ予告になっていない掛け合いギャグも結構面白かったw 第一期のレビューの表題につけようとしていた「ひきこもりの童貞」というフレーズがまんま登場するとはおったまげw

ちなみにガンダムやエヴァ、ギアスなどのパロディだけでなく、戦隊モノ「轟轟戦隊ボウケンジャー」の神回からのパロディネタがあったのがちょっと嬉しかった。

私的にはこの作品によるくだらないネタやギャグがツボで、笑えるギャグアニメとして貴重な一作。第三期があるならば、視聴したいと思えるほどに面白い作品でした。


▼キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
ビヨンド:江口拓也
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
パッカー(PAC2-AR):桃井はるこ
マイバッハ:杉田智和
ソウイチロウ・イチノセ:小山力也
エスカレド・キャデラック:池田秀一
ナレーション:大塚明夫

▼制作
原作:宮川サトシ/漫画:既刊7巻
作画:伊藤亰
監督:博史池畠
シリーズ構成・脚本:佐藤裕
キャラクターデザイン・総作画監督:横山愛
アニメーション制作:GONZO

▼主題歌
オープニングテーマ「Breakthrough」歌:スバル・イチノセ(石川界人)
エンディングテーマ「DURANDAL」歌:スバル・イチノセ(石川界人){/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「俺たちの中で誰が一番アホだと思う?」

2期から公式HPのTOPページが更新されたようです。
1期の時にはキャラデザはシリアス系なのですが、二人の男が串カツを持ってソースを漬けようとし、その背後ではキャベツが散乱していましたから…

作品のノリは相変わらず…
シリアスな作風のギャグアニメです。
でも公式HPのTOPページ同様、主人公であるスバル・イチノセの奇行は間違いなく減った気がします。

1期より登場人物が増え、出てくるキャラがそれぞれ問題を抱えているので、スバル・イチノセの奇行にスポットを当てるほど尺が無かったのでは…?
と思っていました。

もともとコクピット引き籠るのが彼の日常…
確かに、コクピッに籠城できるよう食材も豊富に取り揃えているのですが、その食材と向き合うシーンは激減しました。

だからコクピットの中でのスバル・イチノセの奇行目当てでこの作品を見ると、1期からはパワーダウンした感じは否めないでしょう。
個人的には1期にはあまり綺麗なイメージが無かったので、2期の方が楽しめた気がします。

物語のスケールは1期より大きいです。
これまでは地球連邦とメトゥスの民の小競り合いの様な戦いが展開されてきましたが、今回は地球規模の危機が彼らを待ち受けているんです。

力の圧倒的な暴力としか言えないまでの戦力差…
そんな無謀とも思える相手と対峙しなければならない時、戦士は何を思うのか…?
そして一筋の光は見出せるのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Gravity Heart」
エンディングテーマは、「DURANDAL New ver.」
どちらもスバル・イチノセが歌っています。

1クール全13話の物語でした。
10分枠のショート作品なので、サクッと視聴できる作品です。
遠藤綾さんや、小山力也さんなどベテラン声優さんが出演されているので、ギャグアニメのお好きな方には楽しんで頂ける作品だと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

コントローラーで爆破コマンド… だと… !?

前半はまだ1期の流れもあって良かったんですが中盤から特に後半にかけてつまらなく感じました。
有名声優さんも贅沢に使ってたのに残念です。


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全13話・10分アニメ)


いろんなお店やセリフなどのオマージュやアドリブも使ってたんですが第2期のストーリーが悪かったのか1期と比べるとパワーダウンしてたと思います。1期が良かったから私が期待し過ぎたってとこもあると思いますが。
OP曲は変えられたのにED曲は1期の曲そのまんまで曲中にキャラの語り合う(アドリブ込み)事で済ましてる。が、キャッチーな曲だしこれを下手に変えるよりは良いですね。語り合いが面白いのもあったしこれはこれで…(特に杉田さん)


パワーダウンしたとはいえ所々は面白かったですね。ロボ系でSFで絵柄はキレイでカッコイイのに…なんと残念なギャグ物だと!?(良い意味で!)
私はロボ系は苦手で最初は観る気無かったんですが声優さんの言い回しやアドリブ、内容のバカバカしさに惹かれました。
特にお気に入りは『イスズ』の「生協の人ー!!」ですね。『イスズ』はどんだけユニヴァって無いんだ(笑)
『CV櫻井さん』のチカラもあって今回は『スバル』より『イスズ』の方が笑えました。マジックテープの財布にポイント泥棒、ミュッフィーの小皿などなどケチ…じゃ無くて倹約家な部分がまた(笑)


1期よりパワーダウンしてますがストーリーさえ目を瞑ればギャグ物としては面白いと思います。
シリアスな部分も週刊新潮にすっぱ抜かれてるくらいなんで(笑)(#12をどうぞ)

本当に地球の未来をコイツらに任せて良いのか!?
答えてくれ、デュランダル!!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

66.2 22 笑いで下ネタなアニメランキング22位
おそ松さん(第3期)(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (95)
324人が棚に入れました
赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、6つ子が大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞。でもどこか憎めない松野家の6つ子が繰り広げる日常を描き、社会現象を巻き起こした。あれから5年―。TVアニメ第2期、劇場版「えいがのおそ松さん」を経て、待望のTVアニメ第3期が2020年10月より放送決定! お馴染みの冴えない6つ子たちは、今作でも色々間違った方向に大暴れ!? そして、松野家に新たな変化も訪れる…? あの問題作が今、再び!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子、井上和彦、くじら
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

いよいよ何を見せられているんだと思わされる

何を一体見せられているんだと思いつつも最後まで見てしまった。

時代の流れに合わせてなのかAIが登場してAIネタを多めに。

脚本もテキトーに作ったのでは?と思ってしまうようなものが前回や前々回に比べ増えたような気がする。

実松さんがあることを楽しみにする以外はうーんとなるようなネタ満載だったかな。意義不明なネタ多いような?赤塚先生だから許してくれるだろうって作中で言ってもんなあ。まあ実際、許してくれそう。
{netabare}シェーの面白さを解説してくれっていうネタは着眼点が良いとは思ったんだけど。なんだかなあ。しれっと橋本にゃーが子供いるのもびっくりではあった。
南へっていう話も謎だよなあ。前にも似たような話あったみたいだが、結局殺すんかい。{/netabare}

個人的には実松さん大好きでずっと待っていたが、16話にしてようやく。あの暗い世界観がなんかツボ。ほんと救われない世界観。
記憶を抹消されて実コップになって事故死から復活?仕組まれた事故。
今期はロボット関連の内容が多いからコップとして登場させたのかな。
映画のエンドロールみたいなの流すけど、完結ですか?
まじでなんだこれ?でも、好き。

最終回は意外といい感じで終わったようには思った。


OP
nice to NEET you! A応P
6つ子の魂ナユタまで A応P
ED
Max Charm Faces 〜彼女は最高♡♡!!!!!!〜 Shuta Sueyoshi with Totoko♡Nya & 松野家6兄弟
Amazing Intelligence 〜クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△〜 オムスビ with おそ松さんオールスターズ typeAではAIロボとしてのオムスビ、typeBではニートAIとしてのオムスビが合いの手やセリフを担当。
挿入歌
マジック天使マジヘライッチー 五條真由美
Great Victory ~大いなる勝利~ AIJ

A応Pは相変わらず良いですね。ファンサービスもよいグループだし、応援している。
EDは映像が特に前半クールの猫が可愛くて好き。



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
日本一有名な6つ子の伝説、3度目の開幕!!!!!!今度はかつてない新展開が待ち受ける!?2015年、赤塚不二夫生誕80周年記念作品として、 赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、6つ子が大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。 20歳を過ぎてもクズでニートで童貞。でもどこか憎めない松野家の6つ子が繰り広げる日常を描き、社会現象を巻き起こした。あれから5年-。 TVアニメ第2期、劇場版「えいがのおそ松さん」を経て、待望のTVアニメ第3期が2020年10月より放送決定!お馴染みの冴えない6つ子たちは、今作でも色々間違った方向に大暴れ!? そして、松野家に新たな変化も訪れる…?あの問題作が今、再び!


第1話 降板
あの“おそ松さん”が再び戻ってくる!! とっても優良な作品で、無害で、誰も傷つけることなく、登場人物はみんな性格が良く、教育番組としてもおススメできるパーフェクト・ジャパニメーション… これはあの“おそ松さん”なのか……?

第2話 お届け物
ある日、松野家に2体のAIロボットが届く。これからはAIと共存する時代と言い出すAIだが…。

第3話 「評価値」\「マジック天使 マジヘラ イッチー」
「評価値」双子のAIロボットのウメとシャケにはまったく洒落が通じない。なんとかしたいカラ松、チョロ松、トド松だが・・・!?\「マジック天使 マジヘラ イッチー」どこにでもいる女子中学生の一美。突然手に入れた魔法天使の力を使って…!?

第4話 「一松ラジオ」\「コンビ結成」\「松代の罠」
「一松ラジオ」ド深夜。おもむろにラジカセを取り出した一松が話し始める!?\「コンビ結成」いつもいがみ合っているトト子とにゃーが、まさかの展開に…!?\「松代の罠」小腹が空いた6つ子が深夜に勝負をかける!

第5話 「まぁな」\「帰り道」
「まぁな」物思いにふけっているトド松。その理由は近所のドラッグストアに・・・?\「帰り道」いつもとは違うスーツを着た6つ子。結婚式の帰り道で6つ子それぞれ思うことは・・・。

第6話 「客引き」\「最適化」\「マッサージ」
「客引き」イヤミからの誘惑にサラリーマンのおそ松とカラ松は・・・。\「最適化」一松に好かれようと双子のAIロボットは懸命に奮闘するが・・・。\「マッサージ」おそ松は十四松にマッサージをお願いするのだが・・・。

第7話 「こぼれ話集3」・美容室・立っち・夜道・松造の仕事・ボイス機能・十四松知事
短い話をいろいろ詰め込んだ「こぼれ話集」。

第8話 「南へ」\「高尾山」
「南へ」デカパンとダヨーンのコンビが復活。舞台は南へ・・・。\「高尾山」高尾山へ行く6つ子の波乱万丈珍道中。

第9話 「シェー」\「衣装」\「家事をやろう」
「シェー」シェーの意味が分からない双子のAIロボットは・・・。\「衣装」衣装をめぐってトト子とにゃーは口論となり・・・!\「家事をやろう」松代を怒らせてしまった6つ子。機嫌を取るために家事をするのだが・・・!?

第10話 「ZANSU」\「人狼」
「ZANSU」巨大アスレチックの大会「ZANSU」にイヤミが挑戦。そこに登場したのはまさかのあのキャラクター!?\「人狼」バスローブ姿のカラ松が狼に襲われた!そんな事件にまさかのあの名探偵が復活!?

第11話 「やれよ」\「ピザ」
「やれよ」ようやく「シェー」を理解したと思った双子のAIロボットだったが・・・。\「ピザ」頼みもしない宅配ピザのチラシを見ていた6つ子たちはなぜか大いに悩んでいた!?

第12話 AI
ある日、突然双子のAIロボットが姿を消す。6つ子に迫る選択。衝撃のクライマックスがここに・・・!

第13話 あけおめ松さん
なにもせず、だらだらとお正月を過ごしたい人の最高の暇つぶし集!?

第14話 「ワカサギ釣り」\「死闘」\「キラキラ ファントム ストリーム」
「ワカサギ釣り」ワカサギ釣りに来ていた6つ子であったが、魚が釣れる度に不思議な出来事が…!?\「死闘」多くの雪が積もっていたある日、おそ松の背中に雪玉が当たる。すべてはそこから始まったのだ…!\「キラキラ ファントム ストリーム」チョロ松はある日、何かやることを見つけてキラキラしている人を見て、自分も何かやることを見つけてキラキラしなきゃいけないという圧力に押し流されていた。

第15話 「コスプレ松」・しょうがない警察・てやんでぇいメイド・ノーチャンス裁判・蚊転生・おじさん・オレオレバーテンダー・謎の多い料理店
さまざまな職業になった6つ子たちのコント集。

第16話 「実コップ」\「ナンマイダー来襲」
「実コップ」近未来犯罪都市、アカツカシティ。この都市である労働改革が水面下で進められ、オフィスの平和は奪われようとしていた。そんなある日、命令だけに忠実に従うロボ社員、実コップの開発に成功した。\「ナンマイダー来襲」ある日の松野家。宇宙人のナンマイダーたちは6つ子に姿を変えて紛れ込んでいた。果たして松野家の運命、そして世界の運命は…!?

第17話 「オムスビの新ネタ1」\「芋煮」
「オムスビの新ネタ1」一松とトド松にネタを見てほしいとお願いをするオムスビだったが…。\「芋煮」芋煮、それは大の大人が味の最高峰を目指す究極の食べ物だった。そして今まさに「芋煮グランプリ」の幕が切って落とされるのだった!!

第18話 やめておけ
最近おそ松のことが気になっている橋本にゃー。それを聞いたトト子は急遽、他の6つ子を招集するのだが…!?

第19話 「解散の危機」\「すもう部屋」\「犬」
「解散の危機」A1グランプリの予選が始まるのに、ネタが全然思い浮かばないオムスビ。お互いイライラも募りだして…。\「すもう部屋」相撲部屋「松部屋」に入ってきた新人力士のトド松。一人前の相撲取りにするべく、兄弟子たちは悪戦苦闘するが、トド松は…!?\「犬」野良犬ワン太と楽しく遊んでいる十四松。

第20話 「チョロ松記念館」\「耳かき」\「柿」
「チョロ松記念館」チョロ松のすべてが一堂に会する記念館。そんな記念館になぜかトド松がいて…!!\「耳かき」耳かきをしてほしいとおそ松にお願いするカラ松だが…。\「柿」病に伏していたハタ坊は、毎日病室の窓から柿の実が木から落ちるのを見ていたのだった…。©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

第21話 「いいのかな」「楽屋」「トトデレラ」
「いいのかな」イートインにいるチョロ松と一松。果たしていつまで居座り続けられるのだろうか…。/「楽屋」お笑いライブの出番を終えたオムスビ。ネタ直しを楽屋でやることにしたのだが…。/「トトデレラ」むかしむかし、ある国に本音しか言えないとても正直者のトトデレラがいた。そんな彼女はいつも…。

第22話 「拾った」「やりたい刑事」「かくれんぼ」
「拾った」100円を拾った十四松。彼はこの後、重大な決断をする…!?/「やりたい刑事」慌ただしいとある警察署に2人の名物刑事がいた。その名はオソとジューシ。彼らは今日も危険な事件をいろんな角度から追うのだった!!/「かくれんぼ」異様な緊張感の中、おそ松は急に「かくれんぼしよう」と言いだして…!?

第23話 「契約更改」「買い出し」「友」
「契約更改」「おそ松さん」の主力たちが、来シーズンに向けて製作委員会との契約更改に臨むのだが、今シーズンの活躍の評価に6つ子たちは…。/「買い出し」新しい服を買いに服屋に向かう6つ子。いったいどんな新作衣装を買うのだろうか…!?/「友」卒業式のシーズン。チョロ松は一本の大きな桜の木の下にいた…。

第24話 「帰ってきた新おそ松」「A-1グランプリ」
「帰ってきた新おそ松」第3期の1話目で葬り去られた新おそ松が復活。壮大な復讐のあとに残るものとは…!?/「A-1グランプリ」人工知能たちのあくなき挑戦「A-1グランプリ」。その決勝の舞台がついにスタート!ファイナリストにはオムスビの姿もあって…。

第25話 ひま
パジャマ姿の6つ子。最終回なのにすることがない。とりあえず着替えて外に出かけるのだが・・・。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まず、ギャグアニメであることを思い出そう。

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
下ネタ、ブラックなネタが満載のギャグアニメの3期。

1期から全部観てます。

13話の総集編で1期からのおさらいをしましたが、それを観て思うのは、1期>2期>3期と、徐々につまんなくなっていることと、「はなまるぴっぴは よいこだけ」はやっぱり名曲だなということだね。

ちょっと皮肉でした。本作のつまんなさが強調されました。

もちろん、面白かった回もありました。もしかしたら、これまでのシリーズで1、2番に好きだったかもしれません。

レビューでは、「おそ松さん」に私が求めるもの、不要に感じるものをまとめたいと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
おそ松さんで、下手にテーマ性やストーリーを引っ張ると失敗するな~という感じ。

まあ、マンネリ防ぐというも大事だし、そこは難しい塩梅なんだけど。

ただ、個人的には、おそ松さんには、「純粋なギャグアニメ」でいて欲しかったなと思う。その中でたまに感動回を挟むのが、また良い。

本作は、まず「AI(シャケとウメ)」のストーリーが縦軸となり、シリーズの新たな面となっていた。メッセージは簡単。

「役に立たないモノは不要なのか」

それはニートであり、自我を持ったAIであり。

「僕らも(社会的弱者)も生きている」

個人的にニートは嫌いなのだが、本作はギャグアニメだから、そこに目くじらを立てようとは思わない。むしろ、「ギャグアニメなのに、直接的に社会性を追いかけた」ことが気になった。

私はそんな高尚なことを、おそ松さんには求めていない。

おそ松さんには、もっとクダラナク、もっと下品で、もっと危うい、風刺の効いたネタを期待したい。おそ松さんは、怒られるくらいでちょうど良い。

そういう作風の中に「不意打ち」として「高尚なネタ」をぶち込んでくるから、響く。だのに、自ら「これから社会派アニメを始めるよ」と、ハードルを上げてどうするの? 

だから本作のレビュタイに、「まず、ギャグアニメであることを思い出そう」とつけた。私はこのシリーズが好きだから、4期も期待したいが、それは、「おそ松さん」の4期であってほしい。

さて、ここまで酷評めいたことを書いてきたが、全てを否定するわけではなく、面白い回もあった。ということで、以下、好きだったネタベスト3。

3位 4話「一松ラジオ」
アイタタタタ(笑) 黒歴史確定となる一松ラジオに爆笑w かなり細かいところにもこだわっているし、巻き込まれたトッティの不憫さも笑えるw これをもしカラ松がやっても、あまり笑えなかったかもしれない。一松がやるところに、価値があったと思う。

また、同じ回の「松代の罠」も良かった。なんだかんだ、ニートでも息子と過ごせる松代が、楽しそうで幸せそうなんだよな。


第2位 5話「帰り道」
結婚式の帰り道、6つ子達の会話。感動回やシリアス回に分類されるかもしれないが、これまでのどれとも違う、「リアル回」「本音回」と言っても良いかも。笑える部分はなくとも、本作で真っ先に思い出すのは、なぜかこの話ですね。私自身の、年や立場もあるのでしょうが。


第1位 11話「ピザ」
「もしピザを頼むなら何にする?」という暇潰しの会話が続くだけなのだが、これが抜群に面白い。ピザの選び方1つで、6者6様の六つ子の性格を、ここまで的確に表現することに脱帽。また、途中でまさかの「カラ松の本性」が出てきて、それにビビる5人の様子と合わせて、かなり面白い。これは、「一松ラジオ」と逆で、一松やおそ松なら面白くなくて、カラ松だから面白い。それだけ、この6人のキャラクターがそれぞれに立っているということでもある。正直、この回はこれまで3クールの中でも1、2番に好きな話だった。


ということで、制作さん。各話の繋がりとかメッセージ性とかどうでもよくて、1話完結で良いから、この辺のクオリティの話を積み重ねる、「シンプルなギャグアニメ」で十分に面白いことを誇りと自信にして、制作してくれたら嬉しいです!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いきなり嘘しかついてない(笑) ゼーレ=制作委員会(笑) この流れで、三話くらい本当に監督変えたら(4話から復帰)、アニメ史に残ると思うけどな(笑) 鬼滅パロか、早いな。最後の白い粉は、流石に笑ったw

2話目 ☆2
5男の黄色い人は、なんかやってる(笑) まともというか、地味な3人だけどな(笑) そういう意図がなくても、医療従事者をいじるのは、時期的にちょっとマズイかな。仕事量を減らすためというよりは、仕事の効率を高めるためにAIがあり、余った労働力は他にまわすのが社会のためだろうけど。

3話目 ☆2
シリアス路線? AI、引っ張るんだね。

4話目 ☆4
セルフラジオ(笑) 扉二枚(笑) なんかんだ、母親も楽しそうなんだよな(笑)

5話目 ☆4
結婚式の帰り道の感じ、けっこう好きだな~。

6話目 ☆3
嘘「は」言ってない(笑) 男か女か言ってないだけ(笑) 宝の地図があったら、宝探しは面白くない。怖いよ~(笑)

7話目 ☆3
短編集。父さんの仕事はちょっと面白かったw どんなシステムだよ(笑) 十四松知事のやつは、政治家の答弁を皮肉る社会的な側面があって良かった。

8話目 ☆3
まあ確かに、シェーは偉大だよな。第七世代(笑) 家事野郎(笑) てか、何気に一松が一番ちゃんとしてるよな、いつも(笑) 母さん、何気に母さん冥利につきてるよな~w

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆5
ピザの話、好き。6つ子の性格をピザ選びだけであそこまで的確に表すのには脱帽。

12話目☆3
前半のメインテーマだね。役に立たないならいらないの?

13話目☆
総集編を観て思うのは、1期>2期>3期と、徐々につまんなくなっていることと、「はなまるぴっぴは よいこだけ」はやっぱり名曲だなということだね。

14話目☆3
キラキラファントムストリーム(笑) 十四松が困ってる(笑) 逃げた、ピザの話が生きてる(笑) 久々にチョロ松のクズなところが(笑) 金魚を飼う(笑) まあ、無駄に熱帯魚飼い始めて後悔する奴いるよな(笑)

15話目☆2
まず、ギャグアニメであることを思いだそう。

16話目☆4
兎と亀の話、切なすぎるだろ(笑) 謎が多いというか、謎しかない(笑)

17話目☆3
芋煮なら、山形、醤油だろ? まあ実際、優勝したければ、どこかの山形料理店に行って、芋煮をテイクアウトするのはアリだろうな(笑) 山形の花笠入れてくるのは良いね。芋煮って、花見みたいなもんで、雰囲気ものというか、純粋に料理としては、イマイチの印象(笑)

18話目☆3
おそ松は、特徴のないリアルクズ、だもんね(笑)

19話目☆3
十四松、犬と大差なし(笑)

21話目☆3
シンデレラ。王子にキレたのは面白かった(笑) バカが声をかけ、ブスが呼応する(苦笑) 宝物持ち逃げ(笑)

22話目☆4
あぶない刑事パロ(笑) 十四が殉死(笑) かくれんぼとか、こういうネタはなかなか面白いよな。公園のトッティは見つけられねぇけど、キャベツ畑は分かった(笑)(笑)

23話目☆3
年俸5万4000円(笑) 違いが分かる男達(笑)

24話目☆3
ここまできて、普通に鬼滅パロとかやられてもな。ダイ大、放送時期に合わせたの? 大事なのは、ネタ順(笑) あれは漫才ではない(笑)

25話目☆4
谷川俊太郎「春に」(笑) これでヒマが潰せる。逆に言えば、6人なら=孤独でないなら、クソニート生活にも耐えられる。仮想通貨って、そういうことか(笑) これで良いんだけどね、日常系で。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14

ゆーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

六つ子の真ん中くらいに生まれたい

2期と比べると面白い話が多くて良くなりました。
もうネタギレなのかなぁって不安だったのであんしんあんしんd(゜ー゜*)
六つ子の日常にロボ2台が加わってパワーアップヽ(ω・ヽ)(ノ・ω)ノ
十四松君がツッコミ役に回ることもあってかなり新鮮だったかも。
シュールでほのぼのした六つ子の毎日が帰ってきて2期よりずっと面白いです☆
男性が見ても楽しめるのかはちょっとわかりません。
BLじゃないけど女子向けに作られるなってのは強く感じます。

今期もカラ松君がイケメンでカッコいい(≧∇≦)
みんな一緒の顔だけどっ(*´艸`)
カラ松君の恰好がしたくて
お兄ちゃんから黒いジャケットとスラックス、サングラス借りて着てみたらダボダボで中二病に憧れるませた小学生って言われて軽くショック( ̄Д ̄;)
このためにわざわざサイズの合う服買うのもなんかちょっとー
普通にイタイです( p_q)
カラ松ガールズとして修業が足りませんでした。
未熟な私をお許しください( ̄人 ̄)
ついでにイタイ服をカッコいいと思って出かける残念なお兄ちゃんもお許しください(*´艸`)

カラ松君の優しい弟想いなところが好き☆
おそ松兄さんのお兄ちゃんしてるところが好き☆
一松君の寂しがりやなのに素直になれないところが可愛い(*´艸`)
十四松君の本当は冷静なのにバカなふりをしているところがコワ可愛い(*´艸`)

わたしが兄弟に入るならカラ松君の一つ下がいいな☆
おそ松兄さんとカラ松兄さんから可愛がられて、一松君と十四松君から姉さんって呼ばれたい!
でもチョロ松君とトド松君も嫌いじゃないの。
他の4人が好きすぎるだけなの(*´艸`)

一期からずっと変わらないニガテなとこ、お下品な下ネタが多いとこだけちょっとニガテ(≡д≡)
女の子にまで下ネタやらせるのはやめてあげて( p_q)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

62.0 23 笑いで下ネタなアニメランキング23位
犬神さんと猫山さん(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (418)
2113人が棚に入れました
犬っぽい犬神さんのストレートな萌え表現に、猫っぽい猫山さんは今日も素直になれません。
ちっちゃくてネズミ的な杜松さんと人妻エロスを晒し出すJK・牛若さんにプラスして、キレッキレ(違)猿飛さんと、
プロ患者鳥飼さんも学園生活に。全方向突っ込みで、真っ当な秋ちゃんだけが疲れっぱなしの日々(ry

声優・キャラクター
上坂すみれ、東山奈央、大坪由佳、堀野紗也加、藤本葵、長弘翔子、山崎エリイ、原田ひとみ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

この場を借りて百合作品の分類と細分化を。

 女同士微エロギャグショートアニメですね。ただ、作画が無駄にいいのが見どころです。それと干支が覚えられます。性癖によってはグッとくるかもしれません。


 で、それはいいとして、現在百合を研究しているのですが、この場を借りて百合作品の分類を。ジャンルとしての百合ってなんでしょうね?

 本作は「立花館To Lie あんぐる」と同様、微エロギャグショートアニメですので、まあ、ジャンル云々ではないでしょう。「CANDYBOY」をここに入れていいのかはちょっと考えますね。もう少し真面目でした。正統派百合でもいいかもしれません。

 本格派正統派百合とは「桜trick」のような思春期で心と身体がアンバランスな時期の現象ということです。誰かとつながっていたいという精神的なもの、性欲の発達による肉体的な違和感が合わさったようなものと思います。親友と性愛のあいまいな感じが、ひょっとしたら思春期を過ぎると終わってしまうような女女のほのかな交流を本来的な「百合」というのかな、と思っています。

 ですので「青い花」「捏造トラップ」は肉体関係よりの描写がありますが、プラトニックかどうかは関係なく明確に百合でしょう。特に「青い花」は思春期同性思慕から抜け出ることも含めて描いていました。

 きらら系の日常でも単に女子が集まってワチャワチャしているだけのもの例えば題名に百合を冠した「ゆるゆり」ですが、あれはどうも百合には見えません。設定だけのイチャイチャ日常系です。
「ゆるキャン△」は明らかに違います。あれは結構みな独立して自分の趣味嗜好で行動していました。女子だけ日常系は、女子しか登場しなくて百合要素はあまり感じません。

 バディものです。例えば「リコリスリコイル」は百合か?と言われると明らかに違うでしょう。ともに戦う戦友の系統です。「ダーティペア」「パンティ&ストッキング」などもですね。

 では「響け!ユーフォニアム」は?と聞かれると、ちょっと微妙です。明確に友情以上の接触、ベタベタ感があります。加えて心理的な意味でのある種依存関係がありました。百合の一番上澄みのピュアな感じでしょう。ただ、そもそも男性が好きというのを2人とも隠していません。
 関係性で言えば「DO IT YOURSELF」がここに入るかなあ??

 難しいのが「まどかマギカ」で、ほむらのマインドは百合ではあるのですが、執着というか病的というか…百合というには闇墜ち、メンヘラの系統に見えます。ただ、まあ物語の構造上ほむらのその部分が中心なので百合なのかなあ、という気はします。
 マインドとしては「ハッピーシュガーライフ」と似てるかも。内容は全然違いますがヤンデレ系です。

「ウテナ」は女性の自立、王子様幻想からの解放というテーマ上の話で、女性同士というより性からの解放という感じで百合には見えません。同じく幾原氏の「ユリ熊嵐」は明確に百合なんですけど、キャラが駒に見えてしまいます。

「転生王女と天才令嬢の魔法革命」は外形上は百合でいいんでしょうけど、どうも設定だけの話で、百合としての内面の動きを描こうとしている作品でないので「百合もの」とは思っていません。「水星の魔女」もこのカテゴリーかな、と思います。

「BLUE DROP」のアニメ版は?明確に恋愛関係ですが、性的な部分でSF設定がありますので、第3の性と言ってよくこれはジャンルとして百合を描けているものではないとします。
「かしまし ボーイミーツガール」「神無月の巫女」もこの系統でしょう。

「エル・カザド」「攻殻機動隊」などは単なるキャラ設定です。

「マリア様がみている」はどこに入るかですね。ちゃんとした百合ものなんですけど、どうも舞台というか少女マンガ臭が強くて、理解が追い付かない部分があります。「まりあほりっく」はなんちゃってですね。
「ストロベリーパニック」は未見です。


百合アニメ

○本来的な百合
桜TRICK
ささめきごと
あさがおと加瀬さん。
citrus
安達としまむら
私の百合はお仕事です。
フラグタイム
やがて君になる
捏造トラップ-NTR-
青い花

○ヤンデレ
魔法少女まどか☆マギカ
ハッピーシュガーライフ

○ギャグ・ショート 一応百合
立花館To Lie あんぐる
CANDY BOY
犬神さんと猫山さん

○ある意味ピュア百合だけど
響け!ユーフォニアム
DO IT YOURSELF

○よくわからない
マリア様がみている
ストロベリーパニック

○設定として
転生王女と天才令嬢の魔法革命
新世界より
BLUE DROP
神無月の巫女
水星の魔女
ウテナ
ユリ熊嵐

○キャラ設定
エル・カザド
攻殻機動隊


○未分類・きらら系
ゆるゆり その他きらら系
私に天使が舞い降りた
この花奇譚
悪魔のリドル
Simoun
まりあほりっく

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妄想:猫山さん「体が疼いて苦しいの。助けて犬神さん♡」って、私はなんてコトを・・・(ニヤける犬神さん)

百合でHなラブコメディで本編3分のショートアニメ。
尺が短いながら会話がテンポ良く進んで心地いいです。
絵もかなり綺麗でイイですね。キャラデザ・作監の「みうらたけひろ」さんはエ〇漫画も描かれているそうで、
本職はアニメ・〇ロ漫画家のどっちなんだろう?(両方?)
{netabare}
・カップリング①【猫山さんx犬神さん】
犬っぽい「犬神八千代」さんは猫とキレイな女子好きのアクティブな万年発情娘。犬っっぽいといっても隷属の比喩(犬=ドM)
クラスの違う「柊木 秋」さんは剣道部所属でお友達。そして犬神さんのボケに対しての厳しいツッコミ役。
猫っぽい「猫山 鈴」さんは柊木さんのクラスメートでお友達。背が小さく人見知りの恥ずかしがりやさんで犬好き。
柊木さんの紹介で出会ってしまった犬神さんと猫山さん。瞬間ときめく二人。まさにディステニー(運命)!
犬神「何、このニャンコ!!」
猫山「何、このワンコ!!」
犬がじゃれる如く猫山さんに飛びつこうとする犬神さん。
犬神「よろしくお願いしまーす!」
柊木「犬かよ!」
それを猫パンチでかわす猫山さん。
猫山「ウニャっ!」
柊木「猫かよ!」
犬山さんが自分にじゃれ付くのを嫌がる割に他の女の子と楽しそうに話していると怖い嫉妬の眼差しを向ける猫山さん。
そんな3人を中心にHな妄想と暴走を抑える楽しそうな学園生活はみごとな夫婦漫才みたい。

・カップリング②【杜松さんx牛若先輩】
犬神さんのクラスメートの杜松 美希音(ねず みきね)さんは柊木さんに次いでの冷静なツッコミ役。
変な丁寧口調「~なのです。」が口癖。背が小さくて鼠っぽく、暇あればオヤツのスライスチーズを食べてます。
杜松「チーズはイイ。剥けるのも、裂けるのもHな感じがして美味しいのです」
犬神(あっ、この娘とは仲良くなれそう・・・)当然Hな妄想誘引です。
割と犬派の杜松さんは自分の所属部活「生物部(あらいぶ)」に誘いますが、
杜松「入れたい『部』があるのですけど・・・」
犬神「入れたい『部』!ナニをドコの部位に!!(興奮)」これも当然Hな妄想誘引です。
犬神さんと猫山さんは殆どお茶とおしゃべりしかしない「あらいぶに」入部。
部長の牛若雪路(うしわか ゆきじ)先輩は巨乳のおっとりさんで杜松さんの「嫁」。
うっかりつまずいて杜松さんを床に押し倒した格好はもうアレですな。
杜松さんと牛若先輩の絡みが少ないのは残念でした。メインは「犬神さんと猫山さん」なので。

・カップリング③【鳥飼さんx猿飛さん】
犬神・杜松さんのクラスの猿飛 空(さるとび そら)さんは真面目な委員長。
「犬猿の仲」のごとく犬神さんが嫌いな猿飛さん。
名前が体現すること否定する弁明をしていてもバナナ片手に話されてはヤッパリ説得力無いですね(ウキー!)
そんなに悪い娘じゃないんですよ。恥ずかしながら仲直りするし。それに悪ノリする犬神さんって・・・
鳥飼ひばりさんは猫山さんと柊木さんの幽霊クラスメイト。といっても病弱で欠席が多いため。
しかし亡霊のように自分を語って周りを余計な心配をさせたり、初対面なのにかなり気安く愛称をつけるのが玉にきず。
そんな鳥飼さんは猿飛さんの幼馴染。このカップルももうチヨット絡みが欲しかったなぁ。

女子だけの存在世界かと思いきや最終回の縁日ではモブだけど男性がいたことに何故かホっとします。
架空の話とはいえ、さりげないリアルを入れると親近感がもてました。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ちょっぴり百合な動物キャラたちの日常的狂騒。

猫派の犬神八千代と犬派の猫山鈴の運命的な出逢いからイチャイチャジトジトやっていきます。
1話およそ3分間の12話構成でサクサクゆりゆり進んでいきます。
登場人物たちはツッコミ役の柊木秋を除けば、みんな名前に動物の名が入っていて姿や性向もそれにちなんでいます。
そんであとはやりたい放題です。

百合の話を中心に犬神の呆れるほどの騒がしさと猫山の照れと嫉妬が見どころとなっています。
特に猫山の嫉妬はかわいか!恋は惚れたら負けだねw
世の中には恋愛で嫉妬を抱かない人もいるから不思議です。
まああんな痛いもんはなきゃない方がいいですよね。ただこうして見ている分には可愛いw

映像の動きこそは、4コマ漫画原作なのでそんなにありません。
紙芝居みたいなものだと思って頂ければ良いかと思います。作画は綺麗です。
登場人物たちの顔やデフォルメもいちいち可愛いから問題はないかと思います。
場面展開の音なんかも結構お気に入りでスムーズに話が進む一方、内容には手を抜いたところが見受けられません。
十二分な内容の3分間なのだけれどもっと観たい!と思わせられるなんとも憎い作品ですw

でもね、悲しいかにツッコミ役の柊木秋ちゃんには動物の名がついてないのです。あげくの果てには木ですよ、木w
がしかし、この子がいないとこの作品はカオスです。ボケの飽和状態です。
いないと本当に困る。話が締まらないです。それにちょっと突き放すようなツッコミが笑えるw
もうちょっと報われて欲しいかなとも思う黒髪美少女の秋ちゃんです。

これからもぞくぞくとキャラクターが増えて、言葉も過剰になってきて面白いのだけれども。
「死ねっ!」とか「黙れ!」とか乱発です。もちろんかわいい。
百合カップルの、でれでれな奥手の方が抱きつかれて「離せぇっ!」って言ってるのが一番好きですw


{netabare}

でもちょっと物申したい!
最終話のお祭りのシーンの浴衣!なぜ無地?
無地はないでしょう。というより浴衣姿の彼女たちがちっとも魅力的に映ってない!
せっかくせっかく可愛く着飾ってあげることのできるシーンなのに!秋ちゃんは可愛かったけどw
まったく花火なんてどーでもいいよ!いやあ、ここはマイナスポイントです。ちょっぴりがっかり。
こなたに言わせれば「愛が足りないのだよ。」です。

{/netabare}

百合成分は薄味程度ですが、デレデレかわいかな女の子の姿を愛でられる良い作品です。
世の中に百合ほど良いものもないですよね、まったく(笑)

あでゅー。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 11

64.9 24 笑いで下ネタなアニメランキング24位
ニニンがシノブ伝(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (177)
818人が棚に入れました
『ニニンがシノブ伝』(ににんがしのぶでん)は、古賀亮一による漫画作品及びそれを元にしたTVアニメ。
試験勉強に勤しむ「楓(かえで)」の部屋に突如として見習い苦の一「忍(しのぶ)」が現れる。なんと忍は自分の試験の課題として楓の下着を狙っていたのだった。
忍者学部くのいち学科で忍法を学ぶシノブが、音速丸、サスケ、妹の雅とドタバタギャグを繰り広げる。


声優・キャラクター
水樹奈々、川澄綾子、釘宮理恵、若本規夫、関智一

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグの鬼

ユーフォーテーブル制作のギャグにとにかく振り切った作品。

ボーボボと同じ系統で兎に角おふざけがすぎる
ギャグが止まらない
あと思春期中学生男子のごとくエロい妄想垂れ流し

音速丸どうかしてるで。若本規夫さんの声がたまらん。
サスケも安定してる。というか他の忍者と区別がつかんわ。
忍も天然ゆえに乗っかるからカオス。

くだらないと思いつつも体がしょうもないギャグを求めるのよ。
消費者の目が厳しいのか最近こういった作品に出会うことがない気がする。
定期的に見返すの良いかもなんて。


OP
シノブ参上! 歌 くまのきよみ
ED
くるくるりん 歌 kaoru
挿入歌
シノブ音頭 歌 忍(水樹奈々)
OPの若本規夫ボイスと水樹奈々さんの合いの手が素敵
EDの合いの手と人形動く映像もなんか味がある


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
忍(シノブ)は、忍者学校に通う見習いくのいち。エッチな頭領・音速丸の指令「女子高生のパンティを奪取せよ」を成し遂げるため、普通の女子高生 楓(かえで)の部屋に侵入したのだが…。忍の妹 雅(ミヤビ)、そのほかサスケをはじめとする忍者たちを巻き込み、修行したり遊んだりワニに食われたり(!?)のドタバタハイテンションアニメ!


第一回 見習い忍者、忍見参の巻/頭領、現るの巻
『見習い忍者、忍見参の巻』試験勉強に勤しむ「楓(かえで)」の部屋に突如として見習い苦の一「忍(しのぶ)」が現れる。なんと忍は自分の試験の課題として楓の下着を狙っていたのだ! 『頭領、現るの巻』楓の御陰で試験に高得点をおさめた忍。御礼に忍術学校に招待しようとするが、やっぱり前途は多難なわけで・・・。

第二回 忍者、花見で浮かれるの巻/忍、楓とデートするの巻
花見に行こうと浮かれる忍者達だが、外は土砂降りで花見どころではない。諦めかけた時、忍の出したお弁当が伝説の忍術に変身する。/楓と一緒に街へデートに出かける事になった忍。浮かれる忍だが、それを音速丸とサスケが見逃す筈がなかった。

第三回 音速丸、怒るの巻/忍、家を出るの巻
『音速丸、怒るの巻』雅(みやび)が気にくわない音速丸。しかし他の面々はすっかり友達関係で、更に気にくわない。「もう許さねえ!」と息巻く音速丸が出した妥当雅の戦法とは! 『忍、家を出るの巻』その日はいつになく重要な定例会議。「忍には出て行って貰おう」偶然耳にしてしまった忍は楓の元へ・・・。

第四回 忍者、暑がるの巻/雅、恋をするの巻
あまりの暑さに忍達は庭にビニィルプールを作るが、音速丸が穴を開けてしまう。一同は川に場所を変えて行水を楽しむことに。/輝かしい夏の為に惚れ薬(ほれぐすり)を開発する音速丸とサスケ。そこに忍達が現れて相変わらずの散々なことに・・・。

第五回 音速丸、地獄に落ちるの巻/忍者、夏祭りを行うの巻
日頃の行いの報いか、音速丸が死んでしまう。矢張り悪行たたって地獄に堕ちた音速丸が見た光景とは。/音速丸の発案により、忍者の里で盆踊りが行われることに。やきもろこし、金魚すくい、射的など、無駄のない遊び方をする夏祭りのプロ、音速丸。

第六回 台風が来たの巻/忍者、きのこ狩るの巻
台風の直撃に遭って仕舞った忍術学園。あの手この手で台風に打ち勝とうとするが、果たして音速丸は乗り切れるのか?/茸、それは漢のロマン。キノコに魅せられた忍者は次々と魅惑のマッシュルームの餌食となる・・・。

第七回 音速丸、くっつくの巻/忍、プレイボーるの巻
音速丸が雅の服にくっついてしまった!あの手この手で音速丸を剥がそうとする雅だが・・・?/男女対抗野球大会をやることになった忍達。音速丸率いる男チームに数で劣る忍の前に、頼もしい助っ人達が現れる。

第八回 忍、化けるの巻/怪植物、暴れるの巻
文化祭でお化け屋敷を出す楓の手伝いをする事になった忍。凄いお化けになるために、あんな格好やこんな格好をすることに。/忍者は跳躍力を高める為に、すぐ成長する植物を毎日飛び越える修行をするが、忍の植えた植物は、他の忍者のものと一寸違っていた・・・。

第九回 女の子、あったまるの巻/楓、風邪を引くの巻
風呂釜が壊れてしまい、音速丸達は露天風呂に行くことに。露天風呂といえば混浴。混浴といえばアレな訳で。/風邪を引いてしまった楓に早く治って貰おうと、忍達は懸命に(?)看護するが、よりによって音速丸に風邪がうつってしまう。

第十回 忍者、クリスマスるの巻/忍者、呪われるの巻
クリスマスの過ごし方を知らない忍者達の為に、楓が現代日本的聖誕祭のススメを伝授する。/謎の隠し通路を見つけた音速丸達。その中から出てきたのは強力な呪いのかかったアイテムだった。

第十一回 サスケ伝、始まるの巻/忍者、恩返しするの巻
主人公サスケは学級委員である。彼を教育した音速丸は、世界(のポロリ)制覇を企む悪の頭領である。サスケは学園の平和の為に戦うのだ。/劇をやることになった忍達。御題となったのは名作「鶴の恩返し」。でも恩を仇で返すのが音速丸達な訳で・・・。

第十二回 音速丸の秘密の巻/さらばニニンがシノブ伝の巻
最終回、それは複雑に絡み合った伏線という名の糸が全て解ける最後の瞬間。ギャグアニメの中に張られた伏線に、君はどれだけ気付いただろうか!?/いざ尋常に。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

音速の若本規夫劇場♪

ド天然ヘッポコ巨乳見習いくノ一・忍(しのぶ)と自称・鷹の音速丸らが繰り広げる、
ドタバタ忍者コメディ漫画(未読)の1クール連続アニメ化作品。

【物語 3.0点】
内容はないw

なんなら各回2本立てエピソード。
例えば「忍者、花火で浮かれるの巻」とか「怪植物、暴れるの巻」とか{netabare}「音速丸、地獄に落ちるの巻」{/netabare}とかw
タイトル名見ればあらすじは大体分かりますw

あとは、今の時代なら、否、当時でもハラスメントでスリーアウトな音速丸らが、
煩悩の赴くままに、エロ方面、オタク方面、特定世代以下はキャッチ困難な時事ネタなど、
方々に脱線を繰り返しグダグダになる無礼講w

隠れ身の術すら満足に決まらない本作に、本格忍者物への期待などもっての他。
視聴者の皆さんも低俗ギャグに身を委ねて笑撃の地獄に落ちましょう♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ufotable

15年以上前のギャグアニメ作画に、この評点は自分でも高すぎだろうと狼狽しますがw
ネタが何処まで逸脱しても追従する多彩な映像表現は見ていて飽きませんし、
時折、ギャグの片手間に見せる忍者アクション動画などは、目を見張る物がある。
シリーズディレクター・外崎 春雄氏など、
後に『鬼滅の刃』などで最高峰のアクションアニメーションを構築するスタッフ等の、
才能の片鱗を存分に感じるので、評価せざるを得ませんw

ええぃ!音速丸をヌルヌル動かすな!気持ちワリィ(笑)


【キャラ 4.0点】
ドジっ娘属性のくノ一・忍(しのぶ)。
基本黄色球形のUMA・音速丸は彼女の里の頭領であるはずだが、
何故か彼女は音速丸を鷹と思い込んで事実を把握できていない。
などという人物相関からして既に頭痛がしますw

彼女が忍び込み損なった部屋のJK・楓。
{netabare}試験課題のJKのパンツ目当て{/netabare}という
残念過ぎる出会いにも関わらず、二人はやがて微百合関係の様相を呈するw

が、そんなグダグダを完封する勢いで作品を制圧するのが音速丸。
音速丸が時に羽を生やし、脳筋マッチョに変形し、
パンツや巨乳等に囚われ、独演し始めたら最後。
サスケ率いるコピペ忍者部隊も交えて狂宴がいつ果てること無く続く。
余りの傍若無人ぶりに、{netabare}一度、地獄に落ちるが、地獄ですら音速丸を扱いきれず現世に送り返される体たらく。{/netabare}
クレイジーだぜw


【声優 4.0点】
一応の主人公くノ一・忍(しのぶ)役の水樹 奈々さん。
奈々さんに関しては、時折、叫ぶ演技を巡って、声が張れてないとのヤジが飛ぶのを見かけます。
ですが、声を大にして訴えたいのは、菜々さんは、普段おしとやかな役が回って来ることが多く、
控えめな絶叫でキャラクターを表現しているのであって、
忍みたいにナチュラルに弾けた役が回ってくれば、
元・演歌歌手志望の声量を以って、何処までも弾け飛ぶことができるということ。
てか、何が「気分はいつもぐるぐる~」だよ(笑)

音速丸役の若本 規夫さん。
粘性を最大化したクセ声で、すすーっと不謹慎領域への侵犯を繰り返し、
気色悪い奇声、擬音までカバーして、尺を荒稼ぎするMVP級の活躍。

CV.奈々さんとただならぬ仲になる楓役の川澄 綾子さん。
“ツンデレの女王様”就任前の釘宮 理恵さん演じる生意気な妹・雅(みやび)と音速丸のマッチアップ。
サスケ役の関 智一さん。彼が率いるモブ忍者軍団の一員にCV.小野 大輔さんが紛れ込むなど、
脇に至るまでタレントが敷き詰められる豪華絢爛(才能の無駄遣い?)w


【音楽 3.5点】
劇伴担当・山本 はるきち氏。
和風テイストも付加した明快な打ち込みサウンドで音速丸たちのボケとツッコミをサポート♪

OP主題歌は森 由里子さんの「シノブ参上!」
シリアスさなど微塵も感じないポップで明るいサウンド。
OPアニメーションは効果音に加え、茶々を入れる忍&音速丸たちのやかましいセリフ付きw
「この物語はスーパーハンサムボーイ音速丸と、
彼を取り巻く美女たちの愛と肉欲とポロリ……が満載のアニメであ~る」

ED主題歌はkaoru「くるくるりん」
本編の悪酔いの勢いでシュータタ♪シュータタ♪と倒れ込める和風宴ソング♪
当時のufotableのこだわりなのかEDアニメーションはクレイアニメ。
粘土になっても音速丸はパンツ被ってますw

夏祭り話の挿入歌では水樹 奈々さんがこぶしをきかせる。


【余談】
昨今の色々なコンテンツが忘れた頃にリバイバルするドサクサに?
『ニニンがシノブ伝ぷらす』が続編コミックとして展開中。
あの音速丸を現代に蘇らせるなど正気の沙汰じゃありませんw
令和の混迷は深まるばかりですw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ことの発端は杉田智和の音速丸モノマネ

■杉田智和さんも大好き!?「音速丸」

以前観た、ニコ生で暴走する杉田智和さんが、音速丸(というより若本さんw)のモノマネをした動画がいつまでも記憶に残っていました。笑

当時、「アナゴさんwww」とツボっていたら違うキャラだった…笑

番組上で杉田さんは今でもBlu-raybox化を待望!!とのことで

杉田さんのラジオやらイベントやらでの小ネタがツボな私は、千反田ばりに気になって気になってついに観てしまいましたw


■ 【若本規夫World】

OPから若本さん飛ばしまくりwww

小ネタ(自虐含め)の多さ(ネタが懐かしいものばかりw)

蛇足シーンに力入れる作画www

テンポの荒さなど笑としては、さすがに古いのですが
声優さんの力が素晴らしく、スッと耳に入ってきて尚且つ連打攻勢w

〆に若本さんにエグい一撃入れられKO(吹いてまうw)

※余談ですが、中村悠一さんが杉田さんとのラジオで
以前、若本さんと共演した際のエピソードを語っていました。

若本さんの突拍子もない無秩序なアドリブは
実はその場の思いつきではなく、事前に考えて台本に書き込んでいる(もんの凄い量)そうです。

時には外国語でセクハラ?下ネタもw

勿論、前提として"遊びの部分があるキャラ"の時はアドリブを入れる。と中村さんはサラッと説明してましたが、長年このスタンスを貫く重みがあります…

同時に、素人が目に止まらないような"プロフェッショナルの姿勢"を自然に語った中村さん
若本さんに対してのリスペクトが感じられました。。と勝手に感慨深くなりました。笑

あの、R指定エレクトリカルパレードかの如き下ネタ乱舞も
「真面目に不真面目の結晶」
プロですね。。

ちなみに
この話を聞いた杉田さんは、自分の台本はすっごいまっさらでした…
と自虐www(本当はどうなのか気になるところでもある。笑)


■豪華声優陣

忍 水樹奈々さん

音速丸 若本規夫さん

かえで 川澄綾子さん

みやび 釘宮理恵さん

サスケ 関 智一さん


他に小野大輔さん、高橋美佳子さん、 生天目仁美さん、斎藤千和さんなど

当時若手だった方もいますが豪華です。笑


あと、作画が思っていた以上に安定してるなと思ったら制作会社がユーフォーテーブルだったとは…


■ ラジオみたいな見方?

今作は一話完結型で、一話内も大半がA・Bパートと実質二話構成でした。

正直、何話も連続でみるような作品ではなかった(1話で腹八分目感。笑)けれども

"なんとなーく観て、ププっと笑ってリフレッシュ"

そんな、何かの片手間や空いた時間にフラッと聴くラジオ感がありました

但し、深夜ラジオ枠ですが…笑


あと、根谷美智子さんが演じる「ろ組」頭領の泉さんも登場回数が多くないわりに魅力的でしたね

これは2014年話題になった?騒ついた?作品「クロスアンジュ」で
同じく根谷美智子さんが演じたゾーラ姉様と通じるところがありますw


らき☆すたやらキルミーベイベーやら日常やらなどと同様、

中毒性高いぜこれ…笑


見終わってまず思ったことは「やっぱ杉田智和いいセンスしてるぜ!」でした。笑

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

62.4 25 笑いで下ネタなアニメランキング25位
アフリカのサラリーマン(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (142)
480人が棚に入れました
サバンナも食物連鎖もカンケーない。日本的社会を生きるアフリカのサラリーマンの汗と涙の社蓄コメディ☆アフリカの大手企業に勤める、ライオン、オオハシ、トカゲの3人もとい3匹が織りなすのは、荒ぶる暴言&奇行で日本人的社会を突破する日々。プロジェクトの無理強い、容赦ない減給・・・。人間以上に世知辛いサラリーマン生活を、アニマルたちが大奮闘! 日本中のサラリーマンが共感すること必至! サバンナも食物連鎖も完全に忘れ去った、アニマル会社員の日常がここに!!

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

動物キャラモノは人気が伸びずらい

ライオン役が大塚明夫さん、トカゲ役が津田健次郎さん、オウム役が下野絋さんと豪華声優陣を登用して作られた作品ですが、円盤の売上も振るわずといった感じで、最初の方は話題のなりましたが徐々に下火になっていったアニメだと思います。

そもそもこういった動物キャラは一定層の需要がありますが、その需要が高いのは日本ではなく海外の方なんですよね。
有名なディズニーキャラは勿論のこと、ピーターラビットやスヌーピー、ムーミンなんかは全て海外にて生まれたキャラクターです。
勿論、ビースターズ等の例外もありますが。
そのため日本ではあまり人気が出なかったのかもしれません。アニメ化する時点で凄いですけどね。

さて私が途中切りした理由ですが、とにかく話についていけなかったという事ですね。
ポプテピピックと似たような感じでしょうか。
とにかくハチャメチャすぎて、面白いというより何をやっているか分からない感が強かったため、ストーリーやギャグの秀逸さを好む私にとって、合わない作品だったなと思います。

逆に言えば、こういったハチャメチャな作品が好きな人にとっては、とても面白いと感じるでしょう。
声優も豪華ですし、特に下野さんが吹っ切れているため、下野さんの違う一面(ナチュラルかもしれないが)
を観たい方にもぜひオススメです。

という訳でこの作品の評価は星2.5とさせて頂きます。現在の日本では擬人化キャラがやはり人気だと思いますね。けものフレンズ然り艦これ然り。
動物そのままの姿や二足歩行をさせただけとなると、「捻りがない」と言われてしまうのが、アニメ文化が発展した日本における評価なのではないでしょうか。

それでも、キャラクターの原型としてアニメでも漫画でもずっと使われ続けるべきモノではあるなと、個人的に思います。日本には「鳥獣戯画」なんてモノもあるくらいですから。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サラリーマンは忙しい

序盤 コメディアニメか

中盤 こういう系か

終盤 あぁ

この話はアフリカのサラリーマンの話
ジャンルはコメディ・仕事
お仕事アニメというより仕事場でのコメディアニメです。
序盤の展開(ギャグ)はちょっとつまらなく、しかもギャグも腹を抱えて笑うというより不意にフッと鼻で笑ってしまうようなそんな感じです。別に見なくてもいいかなという印象ですが見ても損はないでしょう。得は少ないでしょうが
一つ言えるのはアフリカにすんでいるサラリーマンはものすごく忙しいらしいです。
内容がない分書くことがないので困ります

監督・絵コンテ・総作画監督・美術設定・美術監督・色彩設計・撮影監督は畳谷哲也さん。初の監督作品だそうですね
シリーズ構成は百瀬祐一郎さん。初めてのギャルや妹妹のシリーズ構成をされた方ですね。あんなksアニメを手掛けた方がよくまとまなものをかけましたね(もしかしたら原作がもっとヒドくてマシになったかもしれないけど)。
キャラデザ・アニメーション制作はHOTZIPANGさん。ルパン三世(3DCG)を制作したところですね。
劇伴は山口たこさん。初の劇伴だそうですね

作画は基本キャラは3DCGでした。ちょっとモーションがテキトーだったりしてたので3.5で
opは異能バトルや六花の勇者の曲を担当されたRUCCAさん作詞、よう実やありふれたの劇伴を担当された高橋諒さん作編曲、オオハシ役の下野紘さん歌唱の「Soul Flag」
edは松井五郎さん作詞、秋葉広大さん作曲、ラブライブサンシャインopを作曲した伊藤賢さん編曲、ライオン役の大塚明夫さん歌唱の「ホワイトカラーエレジー」

総合評価 別に見なくていいかな

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ネタの方向性とテンポが噛み合わない

現実にいるウザい人物像をイメージに合った動物に当てはめて皮肉ろう、みたいな魂胆のアニメ
ギャグの内容としては痴漢がどうだデリヘルがどうだ逆玉がどうだのお下劣系を交えた感じ

一言でいうと30分アニメでやる内容ではない
一瞬面白いかな?っていうポイントとかフレーズとかはある
ただ、基本的には上に上げたような品性の下劣な人間のトークを延々見せるだけの展開なので笑うより先にストレスが溜まる
なにより30分アニメなのでそういう汚い会話が間延びした状態が目立つ

これが5分アニメ、あるいは長くても15分アニメならテンポをギュッと圧縮できるので「アホな会話連発してんなー」で笑えるのかな、と思う
ただ、30分アニメでギャグのなりそこない、それも上司だの女性だのに失礼なチャラ男のトークを延々見ても面白さには繋がらない

面白くなるかもと我慢して見たけど、結局笑ったのは最初のライオンの起床シーンだけだった
ギャグの方向性が自分と致命的に合わないので、今後仮に面白くなったと評判になっても見ることはない

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
12
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