空中戦で魔法なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の空中戦で魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月13日の時点で一番の空中戦で魔法なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

94.0 1 空中戦で魔法なアニメランキング1位
幼女戦記(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2200)
10622人が棚に入れました
統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

声優・キャラクター
悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

見た目は少女、中身は・・・おっさん!?

原作未読。最終話まで視聴。

【物語】
1話を視聴し終わった時には、単なる「主人公最強系」かと・・・。
それにしては、主人公が『幼女』っていうのが意味が分からなくて・・・。

2話を視聴して初めて物語の世界観が分かった。

一見、現実の世界とリンクしているようで、でも『魔導師』なんて現実には存在しない存在がいるという不思議な異世界。
現実世界と異世界が入り混じった世界観が好きでした。

【作画】
背景や登場人物はとても綺麗に描かれていたと思います。
主人公の目は、主人公のひととなりを表しているというか何というか・・・。
セレブリャコーフ少尉は、もう少し可愛く描いてあげれば良かったのに・・・(笑)。

【声優】
何と言っても、主演の悠木碧さん。最高でした。

【音楽】
OP・EDとも作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 114
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この“幼女”って冠は必要ですか?

2019.01.16記


原作未読


2017年ランクでの評価が高いのと、劇場版を控えての地上波再放送を機に視聴。
個人的には家族の信用を底辺に落とす2018年秋3タイトル(他は「青春ブタ野郎・・・」「エロマンガ先生(再)」)のうち一つ。共有HDDは危険です。

内容はご存知“タイトルを信じちゃいけないよ”系のダークな作品。幼女らしい幼女が出てきません。
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『戦闘そして戦争というものを楽しむ作品』


見た目は幼女。中身はオッサンの主人公ターニャ・デグレチャフ(CV悠木碧)が、ドイツ第二帝国(っぽい)ところの軍事将校としての活躍を描く戦記ものです。わりとガチの戦記でした。
なぜ中身がオッサンなのか?なぜ戦記なのか?は序盤で説明。ドイツっぽいとしたのは、地図・軍装・勢力図その他20世紀初頭のかの国に酷似していること。もちろん似て非なる異世界が舞台です。
まんまドイツにしなかったのは英断だったかもしれません。戦闘描写が大半を占める本作では、展開される作戦、銃器装備品、航空機、戦車、外交戦などなど歴史好きやミリオタがちょいと反応しやすいネタが散在しているのですが、あえて架空の異世界設定とすることで史実と整合性の取れない部分に必要以上に焦点が当たらないようにしてました。

戦闘描写もさることながら軍略上極めて重要な作戦立案部分(事前)や事後処理にも深く触れてます。
別にこの分野に不案内でも、本物に近いものが提示されることで、迫力だったり、知能戦の巧拙だったり、シビアな局面だったり、そして戦争の本当の意味での残酷さなど見えてくるものもあるでしょう。


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戦争ものが苦手でも“異世界”というフィルターを通す分だいぶ緩和された状態で受け止めることができるかと思います。良く出来た戦争ものって、極限での人間ドラマだったりしますので取っ掛かりとしても本作はオススメですね。
異世界での“バトル”というより純然たる“戦闘”の趣きです。ターニャはのっぴきならない事情がある人なのですが、人物焦点よりも“戦闘”の印象が強い。

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あっという間の全12話でした。最終話の畳み方が気になるもののぬるい戦闘ではなかったよ、という点を評価したいです。ただし、

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その他、主人公の印象が強すぎて、他の人達の印象が薄いのは弊害なのかもしれません。
オマケでオッサン達の会議場での煙草の煙の漂いっぷり作画の雰囲気はよいものがありました。


■のっぴきならない事情については?

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“神は死んだ”
ニーチェがドイツ人だからというわけではあるまいが、信仰に寄りすがるのではなくあくまで合理性で勝負という路線で突き進むのか?

ネタバレレビューを読む終幕は、今後訪れるであろう決着の行方が気になる作品でありました。


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視聴時期:2018年10月~12月 地上波再放送

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2019.05.16追記

これも含めて異世界転生モノをいくつか鑑賞してみて、抵抗がほぼ無かった作品。
・現世のスペック(合理的思考をする、歴史を知っている前提)が活かされている
現世ではうだつあがらなかったけど生まれ変わったら無双でした的な作風が自分は苦手なんだなと別の方向から知らしめてくれたような気がしてます。
劇場版もレンタル始まったら観てみようかしら。。。


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2020.03.23追記

劇場版視聴済み。評価はTV版3.8。劇場版4.0。


2019.01.16 初稿
2019.05.16 追記
2020.03.23 追記
2020.09.21 タイトル修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 101

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

戦闘シーンが生々しい。1、2話のエピソード順はこれで正解じゃないかな…。

[2017年冬作品1クール視聴終了時ランキング] コメントより
==
1月末から順位は落としましたが、面白かったです。ただ、原作はもっと面白いと思いました。
==

小説投稿サイト「理想郷(アルカディア)」発らしい。原作があるはずですが、未読です。

ドイツ帝国っぽい「帝国」と周辺諸国(協商連合、共和国、連合王国、連邦)が、第一次世界大戦レベルの武器+魔法で戦争をしている状況らしい。普通の魔道士が観測兵として迫撃砲の命中精度を上げたり、飛行兵として空中から銃器で歩兵を攻撃するのがせいぜいっぽい世界で、「幼女の皮を被った化物」と呼ばれるターニャ・デグレチャフ少尉は戦術級の強大な魔法攻撃で無双している感じです。

このターニャと、その部下であるヴィーシャ伍長が中心人物のようですね。

協商連合のモデルは良くわかりません(ベルギーとか?)が、共和国はフランス、連合王国はイギリス、連邦はロシアがモデルでしょうか。

1話ではライン戦線の現状が、2話では時間を遡ってターニャが何も任官するまでの経緯が語られました。

魔法が普通に軍事技術化しているのは中々面白そうです。しばらく注目して観てゆきたいですね。

2017.1.23追記:
→アニメの第2話まで観て面白かったので、原作を読み始めました。2巻目まで読み終わりましたが面白いです!
戦記としての面白さとギャグ要素のバランスが良いですね。

2017.3.2追記:
協商連合は、帝国との国境位置的にフィンランドですね。

2017.4.1追記:
アニメ化部分よりも先に原作を読み進んで、既刊分7巻まで読了後にアニメを観終わりました。

原作のグランドストーリーに大きな影響のある改変は無いものの、ちょこちょこと改変はあります。私は原作原理主義者ではないので、現状レベルの改変ならOKです。でも、これだけ高い点数を付けたアニメよりも、原作の方が面白いと思います。

私は原作に出会わせてくれたことを本作品に感謝します。でも、そうさせてくれたのは「存在X」ではないと思っています(笑)。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 81

75.0 2 空中戦で魔法なアニメランキング2位
終末のイゼッタ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (799)
3926人が棚に入れました
西暦1939年、帝国主義国家ゲルマニア帝国は突如隣国に侵攻を開始した。その戦火は一気に欧州全域へと拡がり、時代は大戦の渦に巻き込まれていく。そして1940年、ゲルマニアはその矛先を美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国エイルシュタット公国に向けようとしていた。

声優・キャラクター
茜屋日海夏、早見沙織、内田彩、東山奈央、花澤香菜、諏訪部順一、高橋広樹、花江夏樹、KENN、細谷佳正、遊佐浩二、置鮎龍太郎、間島淳司、平川大輔、森川智之、山寺宏一
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。終末に咲き乱れる美しき死生観にこそ我々は魅了されるはずだった。

■Staff
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■Cast
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グロス請のイメージが強い亜細亜堂制作のWW2を背景とした「魔法+ミリタリー+美少女」のオリジナル作品です。

(設定関係)
軍事関係の設定考証は戦車雑誌で有名な月刊PANZERがクレジットされていましたので、まず間違いないでしょう。
本作の軍事設定詳細は下記の雑誌で特集されています。
興味のある方は御覧になるといいでしょう。
なお、同誌の記事はまとめサイトへも転載されているようです。
『PANZER 2016年11月号/PANZER Nov.2016』

12月22日最終稿
12月22日文字数オーバーの為更に6話、7話メモも削除編集
【総評】
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(1)作画
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(2)声優
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(3)キャラ
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(4)音楽
OP曲『cross the line』、ED曲『光ある場所へ』とも良曲です。
私事ですけどDLします。
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(5)物語
ネタバレレビューを読む
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【考察】「ドイツの核兵器について」
もう、本作のレビューを書く機会はありませんので、各話メモで未稿でした「ドイツの核兵器について」に触れたいと思います。※長文なので畳みます。
ネタバレレビューを読む
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※第1話から第7話までのメモは文字数制限の為削除。

第8話メモ
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第9話、第10話一括メモ
諸般の都合により第9話のレビュー時期を逃したので一括します。
ネタバレレビューを読む
もうクールも残り少ないし、11話は相当詰め込んでくるだろうな。

第11話メモ
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【最終回】
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投稿 : 2025/03/08
♥ : 76
ネタバレ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

戦争+魔女=?(絶賛レベルではないですがまあまあ面白かった)

原作なしのオリジナルTVアニメ作品。

W主人公二人(公女フィーネと魔女イゼッタ)の名前を合わせると、タイトルの『終末のイゼッタ』になる(?)といういきなりのタイトルネタ回収…。
(真面目なドイツ語のタイトル "Izetta, Die Letzte Hexe" は「最後の魔女、イゼッタ」の意味。"fine" はイタリア語での「最後」の意味なので本気にしないでくださいね…。)

話の設定としては、現実に似ているっぽい架空の歴史を舞台とする『GOSICK』方式ですが、年代は『GOSICK』よりも後で第二次世界大戦相当の時代が舞台です。似たような設定の『ストライクウィッチーズ』よりはリアル寄りな感じ。

国の名前はぼかしてあるけど、モデルとしている国はまあ普通にわかる。

エイルシュタット(フィーネの故郷)= リヒテンシュタイン
ゲルマニア帝国 = ドイツ第三帝国(あえて「第三帝国」表記(笑))
ブリタニア = イギリス
テルミドール = フランス
ウェストリア = スイス
リヴォニア = ポーランド

ゲルマニアがリヴォニアに電撃侵攻して同盟国のブリタニアとテルミドールが参戦することで欧州大戦となったという経緯もほぼ史実通り。

ゲルマニアの使用している兵器も当時のドイツ軍が使用していたものがモデルになっているようですね。

そしてエイルシュタットでは、ドイツ語が話されているっぽい。そして史実のリヒテンシュタインとはきっと異なる過程を経てネタバレレビューを読む終戦を迎えます。

ネタバレレビューを読む

なお、作中登場兵器の実戦投入時期は史実と若干のズレがある模様。それを細かく気にするのか、あるいは戦史自体が異なっているから気にしてもしょうがないと考えるかで視聴者の軍事面の描写に関する評価は別れるかも。

ちなみに私は「戦史自体が異なる」派かなあ。あと、フィーネとイゼッタの関係をあえて性的なものに見えるように演出している感があるのも賛否別れるかなあ…。

音楽については、特に劇中音楽はかなり良かったと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 62
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

第二次大戦を下地にした魔女と王女の物語…信じ尽くす大切さを問う物語

この秋、ユーフォ二期とともに期待した作品でした。第二次世界大戦のヨーロッパをモチーフに、小国の皇女が大国に立ち向かう。それに加わる魔女、これは面白そうだし、1話で引き込まれてしまいました。展開しだいではそうとうな作品になる予感がしました。

1話…あっという間に引き込まれてしまいました
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2話…二人の絆
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3話…最終兵器魔女
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4話…魔女の秘密
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5話…探り探られ
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6話…貴重な眼鏡君
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7話…いっしょにおいで
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8話…スパイと近衛の小さな恋物語
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9話…展開急変、あぁ…ヤバい…
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10話…絶望か、希望か、どっちに進む?
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11話…そういう展開になるよね…
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12話(最終回)…「地球のみんな!ちょっとずつ元気を分けてくれ!」
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第二次世界大戦をトレースしたこの物語。キャラは本当に良かったです。イゼッタは最後の最後までブレませんでした。とにかくフィーネのために戦い、やり遂げました。綺麗な衣装着てボロボロになるイゼッタの姿は切なかったです。フィーネは小国ではあるが国王として苦労と悩みを抱えながらも国のために戦いました。エイルシュタットの幹部、ゲールの幹部、それぞれ曲者揃いだけど個性強くてそれが絡んで物語を盛り上げました。

ストーリーは12話でギリギリまとめた感じは否めません。世界観が大きいのに、こじんまりとテンプレのようなまとめ方です。これだけのキャラと内容なら二期とは言いません、せめて5話くらい余裕があったらもっといい作品になったと思います。映像は好きでした。特に戦闘の場面は滑らかで迫力ありました。

魔女と王女の世界を変えるための戦い。戦争をモチーフにしてますが、人間の物語が強くなってます。期待分のものは見れたように思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 53

77.7 3 空中戦で魔法なアニメランキング3位
魔法少女リリカルなのは(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1242)
6558人が棚に入れました
自称・平凡な小学3年生の高町なのは。ある日、異世界ミッドチルダからやってきた言葉を話すフェレット、ユーノ・スクライアが負傷し倒れているところを見つけ、保護する。
彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印する事を決意する。

声優・キャラクター
田村ゆかり、水樹奈々、水橋かおり、釘宮理恵、清水愛、緑川光、白石涼子、一条和矢、天野エリカ、桑谷夏子、五十嵐麗、高橋美佳子、久川綾、松岡由貴、松来未祐、氷青、谷井あすか
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

想像と違って意外とシリアスでいい話だった件

制作はセブン・アークスで原作はゲームです。
ジャンルは魔法少女ファンタジーです。
原作はありますが、設定だけ流用したオリジナルストーリーです。
ご存知の方も多いかと思いますが、「化物語」「まどかマギカ」の新房監督作品です。


普通の小学三年生、高町なのは。
一匹のフェレット・ユーノを拾ったことで、彼女の運命が変わり始める。
彼女は魔法少女となり、ユーノが探している「ジュエルシード」を集めることに協力していく。


田村ゆかりさん・水樹奈々さんの代表作。
大きなお友達にファンが多い魔法少女もの。
こんな感じで有名ですが、でも実際見たことある人はそんなにいないのではないでしょうか?
私も内容はほぼ知らないまま視聴。


前半は割とよくある魔法少女ものと見受けられました(見たことないので想像)。
まさかこのままジュエルシード集めて終了かと疑いましたが、そんなことなくて安心しました。
中盤から敵の魔法少女であるフェイトが出てきます。
このあたりから物語がシリアスにシフトし普通に釘付けになってしまう私w

フェイトの描き方が上手いです。
「とりあえず悪い奴」ではなく彼女なりの事情があり、それを丁寧に描いています。
なのはもフェイトも戦わざるを得ない運命にあります。
バトルシーンもとにかく派手で「魔砲バトル」と言われる所以が分かりましたw


終盤は本当に泣きそうになりながら見ていましたw
なんとも言えない境遇のフェイト。
ですが母親のプレシアの気持ちも分からんでもないですねえ。
ネタバレレビューを読む
最終局面でネタバレレビューを読む

最終回のなのはとフェイトのやり取りは必見。
ネタバレレビューを読む
イイハナシダナー。
すっかり「リリカルなのは」のファンになってしまったようですw


総括して、魔法少女ものというよりも、しっかりとしたストーリーを持った友情ものといた方が適切だと思いました。
ストーリーが一本化されていて非常にわかりやすく、楽しめました。
内容的にこれはちょっと年少向けではないですねw

どうでもいいですが、小学生なのに登場人物が大人びすぎw
一話でネタバレレビューを読むとかいきなりし始めて吹きましたw
あと、田村ゆかりさんは今17歳だからこの当時は(ry

投稿 : 2025/03/08
♥ : 60

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

信じたのは勇気の心、手にしたのは魔法の力

一応、原作はゲーム(18禁)のスピンオフ作品。
ですが、このアニメ版は原作とは全く別物のオリジナルとなっています。
作品タイトルに”魔法少女”を冠するアニメで連想されるのは、今でこそ『まどか☆マギカ』が真っ先に浮かびますが、まどマギ登場以前では魔法少女といえばこの『リリカルなのは』。
両作とも監督は同じです^^


なのはは小学3年生の女の子。
自営業で融通のきく父親、美人で優しい母親、頼りになる兄姉。
魔女っ子モノ大定番の家族構成で育まれた主人公は、素直で可愛く慈愛に満ちたイイ子です。
そんな愛らしい主人公は、
異世界からやってきた喋る小動物を助け(大定番)、
そこで魔法を授かってピンチを切り抜け(大定番)、
秘められていた大いなる才能を開花させ(大定番)、
何やら大事な宝石のようなものを集める(大定番)。
とまあ、コテコテな展開で魔法少女となります。

結論を先に述べさせていただきますと、そんなどこにでもありそうな子供向けアニメのキャラクターと設定を使い、深夜アニメに興じる大きなお友達を唸らせるクオリティを見せつけた作品でした。
本作がいまだにファンから支持を集めているのは納得です。

まず、キャラクター。
今となっては少々古臭いキャラデザですが、その筋で人気と実績のある絵師のデザインに加えて破壊的なロリボイスを使いこなす声優さん。
全く毒や嫌味のないピュアで前向きな主人公を、徹底して可愛く描く事に注力してあります。
魔法少女お決まりのキャラクター性で特に新しさもないイイコチャンですが、その純度が凄まじく高く、それが不自然に感じないように入念に演出されていて、普通なら突っ込みたくなるような奇麗事を述べていても、このコなら・・・と、納得させられます。

ライバルキャラの見せ方も秀逸。
主人公の対局として常に影と含みのある立場を描きながら、性根の優しさやひたむきな所をたっぷり尺をとって表現してあり、感情移入せずには居られません。
これまた少女バトルものお決まり定番の本作のシリアスパートですが、これを牽引する事実上の二人目の主人公として、遜色ない魅力を放ちます。

バトルについても圧巻です。
コスチュームやデザインこそ魔法少女のソレですが、魔法を使ったバトルの作画や演出は凄く硬派。
特に「魔法の杖」的なアイテムがカッコイイ。
可愛いじゃなくカッコイイんです。メカっぽくて^^
コンセプトとしてはロボットアニメのロボに近い存在で、戦闘における主人公を支えるパートナーとして実に素晴らしい働きをします。
単純に戦闘の動きの見せ方だけでなく、カット割、対峙するキャラ同士を表現する間など、ホントに良く出来ています。バトルもののアニメは是非見習って欲しい。


ずっと視聴する機会がなくて、見なきゃ見なきゃと思っていましたが、今まで見ていなかった事が悔やまれます。
なのはの頭を撫でてやりたくなるような実直さ、
フェイトの抱きしめてやりたくなるような健気さ、
まったくの王道で直球な内容ですが、彼女達の行く末に目が離せなくなりキャラが大好きになる、いいアニメです。
シナリオや演出も、彼女達の魅力を盛り立てるためによく計算されていて、解っていても心が揺さぶられます。
もう、終盤では泣きっぱなしでした^^;

ちょっと古いですが、アニメファンならこれは見ておいて欲しい! と、自信を持ってオススメです^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 41
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『なのは』とメガミマガジン

元ネタの18禁PCゲーム『とらいあんぐるハート3』のファンディスクは未プレイ。


今でこそ『なのは』は劇場版がヒットする程の人気コンテンツとなり、
深夜アニメでも魔法少女なんてもういいですからw
と言うくらい変身ヒロイン乱立している今日この頃……。
ですが、本作が放送された2004年は、魔法少女の閑散期。

そんな時代状況下で、エロゲー風情が「魔法少女、はじめました。」
と言ったところで相手にされるはずもなく……。

本作の放送開始に合せて行われた会見でも、
取材に来たのは18禁美少女ゲームなども取り扱うメガミマガジンのみ。
という有様だったとか……。


当然、私の住む北陸では放送する局などあるはずもなくw
後にDVDレンタルで鑑賞することとなりました。

見始めてみると、確かに原作・都築真紀さんらが公言した通り、
家族とかそういった身近な物の大切さを感じる雰囲気はありました。
ですが、序盤は女児の裸を強調した変身シーン以上のインパクトはあまり感じられず……。

正直、中盤、5話にて、
ネタバレレビューを読む
もうダメかと思いましたw


ですが、本作の真価はここからでした。

ネタバレレビューを読む

終盤にかけて、後にファンの間で語りぐさになる、
伝説的なシーンが次々と畳み掛けられてくる。

競馬中継に例えると人気薄で後方待機の大穴馬が
最後の直線で画面外からすっ飛んで来て、場内が騒然としている感じw

ラストに向けて一気に伏線を爆発させて来る、
テキスト型ゲームが培ってきた伝統芸が、
アニメでも通用することを改めて思い知らされた、
アニメ史に残る大逆転劇だったと思います。


さて、その後、最新作の情報がメジャーなアニメ専門誌でも
大きく取り上げられるようになった『なのは』シリーズ。

ですが、ずっと『なのは』を応援し続けて来たメガミマガジンとの縁は切れず。
最新作第一報はメガミマガジン!限定ドラマCDもメガミマガジン!
なのは&フェイトの際ど過ぎる公式画もメガミマガジンw
という蜜月が続いています。

なのはとフェイトだけではない。
本作は『なのは』とメガミマガジンの絆。
そのはじまりの物語でもあるのです。


個人的には田村ゆかりさん、水樹奈々さんといった、
声優アーティストに注目するきっかけとなった意味でも、
本作は非常に大きな存在。

深夜アニメにおける魔法少女の存在領域を確立した、
全力全開の魔砲少女アニメです♪

投稿 : 2025/03/08
♥ : 35

68.6 4 空中戦で魔法なアニメランキング4位
GRANBLUE FANTASY The Animation(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (372)
1484人が棚に入れました
父親の手紙に記された星の島・イスタルシアを目指すため、故郷の島ザンクティンゼルを発つ決心をした主人公は、エルステ帝国から脱走してきた少女・ルリアと出会う。ルリアを帝国から庇い重傷を負った主人公だったが、ルリアが自らの命を主人公の命とリンクさせ、一命を取り留める。主人公はイスタルシアを目指すため、ルリアは帝国の追手から逃れるため、ザンクティンゼルを飛び立った。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、山路和弘、田中理恵、加藤英美里、杉田智和、伊藤かな恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良い意味で、ソシャゲRPG原作らしからぬ、真っ直ぐで爽やかなアニメ

【文量→中盛り 内容→感想系】

【総括】
2期、視聴開始っす♪

ソシャゲRPG原作らしい作画の良さとキャラデザの格好良さ、音楽の素晴らしさ(特にOP)がまず際立つ。その上、ソシャゲRPG原作らしからぬ、しっかりとした王道のボーイミーツガールのストーリー展開が好印象。キャラも増やしすぎず、きちんと感情移入できるものになっていました。

素晴らしく面白い! とまでは言えませんが、観ても損しない、なかなかに面白い作品でした。

《以下ネタバレ》


【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【余談1 ~グラブルへの一方的な逆恨み(笑)~】
ネタバレレビューを読む


【余談2 ~番組間のCMに物申す(笑)~】
ネタバレレビューを読む

【先行放送 ザンクティンゼル編(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む


【本編 各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

グラブってる…?(CM三人衆出てきた!「ウェーイ!」)→ ifで締めるだと!(グラン編はファミ通文庫でノベライズ)

私はグラブってません(笑)。
まあ、このアニメは悪くない感じなのでしばらく観てみます。

2017.4.18追記:
ストーリーは、普通にRPGですね。そんなに悪くはないんだけど、パーティーのメンバーが揃うのにはもう数話かかりそうです。

ゲームでグラブっている人にはBD or DVDの特典が嬉しいのか、円盤の予約状況はわりと良いようです。

私は地上波でみられますけど、BSでしか観られない人は神撃のバハムートと放送時間かぶっちゃいますね。それでよいのか、Cygames…。

2017.5.29追記:
街中でイカ焼き売ってる露店の店員として、CMで「グラブってる?」、「ウェーイ!」ってやってる三人衆が出てきました。キャストもCMと同じっぽいです、ってただそれだけ…。

2027.6.25追記:
放送最終回の1話前が事実上の「最終回」でした。最終話は女性主人公のジータを選んだ場合のダイジェストストーリーでしたね。グラン版の映像を流用して、半分総集編みたいな最終話でした。

ただ、最終話を観て思ったのはジータはグランよりもかなり腕が立つように描かれてましたね。腕はSTAR WARSシリーズのジェダイマスター並みです。特殊能力なしでもカタリナより強そう(笑)!

EDもジータ版として背景アニメに若干の変更がありました。全体として、普通に冒険しててグラン版だった本編はけっこう面白かったです。

2017.8.29追記:
ジータ主人公の特別編はさておき、グラン主人公のストーリーはファミ通文庫でノベライズ(現在8巻:Ⅰ~Ⅷが刊行)されています。アニメのストーリーの続きを読もうと思うとⅣ以降になるみたいです。

続編がアニメ化されるかどうかは何とも言えませんが…。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 42
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

俺が欲しかったものはたった一つ…ルリアだ!!

2018.07.07記


ゲーム未プレイ

背景画がきれいで、ゲームもこんなきれいだったらいいよなーと思ってるうちにいつの間にか最終回。
RPGならではの仲間を集めていく過程とかイベント(クエスト)をクリアして進めていくところなどは王道といえば王道。いや、とても慣れ親しんだ世界です。

ただし、これ

「ゲームをやっていれば感情移入できるんだろうなぁ」

とはなっちゃいますな。

ネタバレレビューを読む


私みたいな素人でもTHE販促アニメというのがわかってしまうほどの作品でしたが、不思議と嫌悪感のようなものは覚えませんでした。きっと露骨すぎて逆に微笑ましく思えたのでしょう。

なお、BUMPの主題歌はとても良い。


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2018.12.19追記


ルリアのスマホカバーしてる男の子を電車の中で2,3回見かけたことがあります。私は一時期パズドラやってたくらいなもので、ケータイゲームには本当に疎いです。きっとルリアちゃんもめっさ人気があるんだろうな。いい子だったもの。。。



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2019.11.03追記
《配点を修正》 ̟+0.1


※低評価は「そりゃないっしょ?」なオチだったから。
 いろんな作品観た今なら許せるかもしれませぬ。

2期始まりました!なんだかんだ観ます。だってきれいなんだもの…
そして2期の1話観てみたところいい感じで続編感が出てます。

この1期は最終話が別の意味で劇的ではありましたが、それ以外は1クール通して地道なRPGやってました。
無味無臭なのは否めないものの、クセもなく嫌味な感じはしない作品です。



視聴時期:2018年4月~6月 地上波再放送  

-------


2018.07.07 初稿
2018.12.19 追記
2019.11.06 追記/配点修正
2020.07.21 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 38

70.6 5 空中戦で魔法なアニメランキング5位
境界線上のホライゾンII(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (753)
4445人が棚に入れました
TVアニメ「境界線上のホライゾン」の第2シリーズ。遠い未来。「聖譜」と呼ばれる歴史書をもとに歴史をやり直す世界。三河争乱を経てホライゾンを聖譜連合から奪還したトーリたちは、ホライゾンの感情=大罪武装を求め、航空都市艦・武蔵で次なる目的地、浮上島・英国へと向かうことに。しかし同じ頃、英国とのアルマダ海戦に向け、三征西班牙も行動を開始していた。妖精女王の統べる英国で、トーリたちの新たな戦いが幕を開ける!

声優・キャラクター
福山潤、茅原実里、沢城みゆき、斎藤千和、小清水亜美、井上麻里奈、小野大輔、黒田崇矢、東山奈央、新田恵海、真堂圭、子安武人、名塚佳織、田村睦心、大橋歩夕、悠木碧、平川大輔、森永理科、又吉愛、白石涼子、楠大典、清水愛、真殿光昭、中原麻衣、小林ゆう、中田譲治、杉田智和、寿美菜子、白石稔、宮下栄治、田村ゆかり、白鳥哲、三宅健太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ありとあらゆるジャンルがてんこ盛りで・・・やっぱり色々と難しい作品でした^^;

この物語の舞台は・・・遠い未来、かつて神州と呼ばれた土地・極東(日本列島)を舞台に、「聖譜」に基づく歴史のやり直しが行われている世界。
そして、航空都市艦・武蔵にあるアリアダスト教導院に通う三年梅組の生徒・・・彼らがこの物語の中核となる人達で・・・葵・トーリという総長が主人公になっている物語・・・第2弾です^^

1期を視聴した時、あまりの設定の複雑さについて行けず、目の前で起こっている状況そのものを楽しみながら視聴しました。
その後、皆さまのレビューを拝見させて頂くと案外同じような意見が多いのにビックリでした^^;
この作品って、私のような素人から、この世界観を制覇した玄人の方までそれぞれの立場で楽しめる作品なんじゃ・・・と考えると、改めて凄い作品だと思いました。

この様な事を思いつつ、2期を視聴した訳ですが・・・1期より登場人物が物凄く増え(たような気がしています^^;)ていた事もあり、やっぱり設定にはついていけませんでした・・・^^;
従って、今期も視聴のスタイルは1期同様、目の前で起こっている状況を楽しみながら視聴しました。

今期は、「アルマダの海戦」が行われている中、好きな相手に「告白し(コクリ)」に行く・・・という流れの中で幾つかの物語が同時に進んでいきます。
1期はトーリ君が「告白し(コクリ)」に行きましたが・・・好きな人のために身体を張って頑張るのは基本なんですね^^;
トーリの時には良く分かりませんでしたが、今回の「告白し(コクリ)」に行く話は面白かったと思います。
相手のヒロインも可愛らしいキャラでしたし、何よりCVが堀江由衣さんでしたし・・・^^

アルマダの海戦といっても実際には空中戦でした。でも空中戦といっても飛行機で闘うわけではありません・・・
航空艦という巨大な船の上で、それぞれの登場人物が自分の得意技で勝負を仕掛けてくるのです^^
今回の相手はやたら体育会系で、その中でも野球は特に印象に残りました^^
野球も9人で闘う訳ではなくピッチャーvsバッター(バットは使わず自分の武器で勝負します)の様な感じでしょうか^^;

そして、実際の海戦は良く分かりませんでしたが、沢山の登場人物の色々な技を駆使しながら闘いが成立してしまう設定は凄いのでしょう・・・一つ一つの闘いも悪くはなかったと思います。
でも、全体的に半端無い情報量だったと思います^^;

1期13話の作品でしたが、作品に対する印象は1期と一緒でした^^;
設定もキャラも十分理解できないままでの視聴でしたが、それなりに楽しめた作品だったと思います。
今回の作品で唯一気になったのがトーリ君の格好です・・・なぜ、あんな格好ばかりしていたんでしょう・・・?
あの格好は説明が無いと絶対分からないような気がしましたけど・・・^^;

投稿 : 2025/03/08
♥ : 24

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

やっぱりマニア向けかな?

原作 ラノベ 未読

1期のレビューにも書いたけど、原作読んでないと理解が難しい作品じゃないでしょうか?

キャラデザ、作画はとても綺麗!
でも、やっぱりあの引く位でかい巨乳は、ちょいキモイ。

バトルは、変わった武器や能力で、観てて面白い。

相変わらず、敵、味方、何処の国のキャラなのか、あまり把握できないくらい、キャラ多すぎ!(味方はちょい解るようになったけど)

今回は、てんぞう・クロスユナイトと、メアリ・スチュアート(傷あり)に視点をおいたストーリーでした。

女性が苦手っぽいてんぞうと、金髪巨乳で心優しいメアリとの、初々しい恋愛模様が良かったかな・・・と。^^

主人公、葵・トーリの出番は少なかったかな・・・

こんだけキャラが多いと、その数だけ話ができそうですね。

声優さんも豪華で、いっぱい出てるので声優アニメですね。

原作知っている方
気になっている方
声優好きな方
1期を観て面白いと感じた人
にはオススメです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 24

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今回主人公は、裸で飛び回ってるだけですが

難解で壮大な設定、多彩なキャラ、まるいおっぱい。
全裸の主人公。 廚二臭さが全開ながら、テンポいいバトルの連続が気持ちいい、多様式バトルアニメ、第2期です。


相も変わらず、ややこしい設定です。
理解の範疇を超えているので、世界観がなんとなーく解ってればいいや・・・って状態での視聴。 歴史上の人物に準えた役割を担ったキャラが、歴史上の争いを再現するべく戦っている。まぁ、そんなカンジと認識してます。
(↑この程度の理解しかありません^^)

設定は難しいですが、キャラの特性や性格は見た目で実に解りやすい。 1期でもそうでしたが、それとなく敵味方の認識だけ間違えなければ、バトルものとして単純に楽しむ事ができます。

メカあり、魔術あり、舌戦あり、肉弾戦あり。
実に多彩なキャラたちが、次から次へと休む間もなく戦うバトル。
政治的には複雑な事情や各国の思惑、駆け引きが存在しますが、根っこの戦う理由は実に単純明快。

惚れたオンナのために戦う。
信じたオトコのために戦う。

主人公だけじゃなく、そういう魅力的な馬鹿がいっぱいです。

斬ったはったのバトルものなんですが、隠遁とした部分は薄く、スポーツにも似た爽やかさがあるのがこのアニメの良さ。そう 思って視聴するのが楽しい。
敵も味方も、己が戦う理由に殉じてアツく戦います。戦争してますが、野望や禍根といった黒いものがそのアツさに隠れているのがいい。バトルを息もつかせぬエンターティメントとしてたたみ掛ける構成。
激しくご都合主義な戦闘ですが、むしろそれが心地よくもあります。

難解な設定を理解したうえで・・・・・なんて無駄な抵抗、しない方が面白いです、正直。(^_^;
うん、いいバトル。


戦い終わって最終回。 これも爽やかさに溢れていました。バトルの王道っぽい。
もし、3期があるなら、またこの調子なんでしょうね。 延々とバトルを繰り返してキャラが増えていく感じ。

というか、どうなったら完結になるのか、設定が理解できてないのでサッパリ想像できませんw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 21
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