百合でコメディなTVアニメ動画ランキング 39

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の百合でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月26日の時点で一番の百合でコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.6 1 百合でコメディなアニメランキング1位
咲-Saki-(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3259)
15661人が棚に入れました
宮永咲(みやながさき)は高校一年生。奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。
原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。二人の天才美少女がインターハイの頂点を目指す。

声優・キャラクター
植田佳奈、小清水亜美、釘宮理恵、伊藤静、白石涼子、福山潤

T*なす茶*K さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

和は色んな意味で凄いわー///

女子限定麻雀大会を描いた物語!

麻雀って関わる場面全く無かったんですけどこれ観て色々学びましたwリーシャンカイホウ!((

面白いって言う人がいえば面白くないって言う人もいると思う。きっぱり分かれると思います。
麻雀は難しいイメージがありますがこのアニメはとっても見やすい。
ルールを把握したわけじゃないけど楽しく見れた^^

キャラも魅力的ですね。それぞれの学校にそれぞれの麻雀の仕方をする子がいます。
見た目も髪がピン!ってなってたりうさ耳つけていたり、独特!

私は華菜ちゃんが好きだしっ!(((

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

メル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

きっかけ

このアニメ見てた時は、麻雀のルールすらまったく知らない状態でした。

それでも最後まで見れたのはやっぱりキャラクターのおかげでしょうか・・・

見終わった時には、ネット対戦で麻雀やってる自分が・・・

今ではもう麻雀にどっぷりハマってます。

おかげで会社の人とも麻雀を通して仲良くなったりと・・・

ほんとにこのアニメがなかったら麻雀とは縁がなかったと思います

しかし、麻雀知ってわかったことは、

嶺上開花(リンシャンカイホウ)なんてそうそうにあがることできないってことですね

嶺上使い恐るべし・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ありえない麻雀。でもそれがいい!

女子高生が麻雀部で全国大会を目指すという麻雀アニメです。
個人的には好きなアニメトップ10には入る作品です。
麻雀アニメといっても哲也やアカギのような麻雀アニメとは全く違い、すごく明るいのでそこはご安心くださいw
ヤクザや賭博は一切出てきません。
女子高生たちが純粋に部活動として麻雀をしています。
萌えと麻雀のコラボはすごく斬新だと思います。
麻雀を知らない人でも楽しめると思いますが、麻雀を知ってる人ならいろんな用語やルールも分かってより楽しめると思います。

キャラはみんなかわいいです。1人1人個性もありキャラは立っています。
男キャラはあまり出てきません。ほとんどが女キャラです。
なのでかなり百合要素満載ですw
ですが観ていて気になるってほどじゃなかったです。(でも人によっては気になるのかな?w)
声優さんはすごく豪華です。
キャラが多いのでいろんな声優さんが出てきてよかったです。

ところでちょっと疑問に思ったんですが、実際の高校で麻雀部がある高校ってあるんでしょうか?
高校の全国大会なんて聞いたことないですし。
やっぱりアニメの中だけなんでしょうかw
あるのならちょっと興味深いです。
そもそも自分は大学生になるまでは麻雀なんて言葉しか知りませんでしたw

ここからはちょっと専門用語を含みます。分からない方はすいません…
とにかくこの子たちの麻雀は現実ではありえないことだらけですw
まず嶺上開花とか普通無理でしょwなぜ王牌が見えるwそして海底牌もなぜ見えるw立直一発ツモも多すぎるw
そんなオカルトありえません。←ほんとにそうですねw
まぁありえないことだらけですがそこがおもしろいです。
アカギとかは頭を使って観ていましたが、この作品は全く頭を使わずに楽しく観れます。
今までにない麻雀アニメだと思います。
このアニメを見て麻雀を始めた人も多いんではないでしょうか?
自分もきっかけはこのアニメでした。

原作も読んでるんですが、なかなかストックがたまらないですねー。2期はずいぶん先になりそうです。
阿知賀編も始まったのではやく全国大会編をアニメで見たいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 35

71.2 2 百合でコメディなアニメランキング2位
桜Trick(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1127)
5729人が棚に入れました
廃校を三年後に控えた高校に通う春香と優。二人が、互いを「特別なもの」とするために行った「キス」は二人の関係をより深めていく…。楽しくも切ない女の子同士の青春。甘酸っぱい気持ちをあなたに届けます!

声優・キャラクター
戸松遥、井口裕香、相坂優歌、五十嵐裕美、渕上舞、戸田めぐみ、藤田咲、麻倉もも、遠藤ゆりか
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

甘くて切ない百合はいかがかな?そんな笑える日常(ダークホース)です そして優はついにプリキュアへ...!

百合といえどもイチャイチャするだけではいけないよね
とにかくキスに特化したコメディです

高山 春香=ララ、アスナさん、いおな
園田 優=小日向未来、マイン、らん
野田 コトネ=主要キャラとしてデビュー作
南 しずく=美野里
池野 楓=西住殿

{netabare}入学式早々イチャイチャしやがってwwwwwまあその分平和な世界をイメージできるからOKですwwww
あ、そうだ、そう簡単に近くの席になれるとは限らないので忘れるな
友達が普通しないことをしようとしたのがキスだったんだ&桜吹雪の演出がっぱないな
でもちゃんと息はしましょうwww

それと隠れ場所での密着妄想も控えましょうwwwww
購買へ行こうとしたらキスした未使用の教室でまたキスしようとしたが...おい閉じ込められたぞwww脱出や
ああ焼きそば?そんなん最初から期待したのが愚かだったwwwそして見えそうで見えない描写、これでも苦労してるんだよねwww特にシャフトや京アニではね{/netabare}

{netabare}もう一つのカップル結成しました。それと留年したら退学だから赤点取るなよ~~
寝て現実逃避をするな!!wwww
あのなあ...テスト期間中に遊んだらアカン...
そしてアスナさんの妄想癖が止まりませんwwwww答えられなかったら脱ぐとかwwwwwwwこの声がプリキュアになるのかって思ったwww
キスしまくったとしても一緒にいたいことに変わりはないから...
いいこと言ったはずなのにテスト中に倒れるなwwwww本末転倒だってwwwww
それと次は例の...{/netabare}

{netabare}優の姉貴(初音ミク)の登場です。パンの欠片をこぼすな&コーヒーにケチャップを入れるなwwwwww
そして眼鏡ないと見えない
いいねえ春香のStylish脱ぎ、でも服がなあ...

話が終わって後日
今度は押し倒しか、これも定番です
止めろ姉貴!今イチャイチャしてる所だから...!ドアを開けた後は想像に任せようwwwwwww

スク水の刺繍がwwwwwあいあい傘とアイラブユーwwwwwwwもう駄目だこのヒロイン...
プールの倉庫に造花の桜か...タイトルの通り必ず桜が関わるんだな
会長...貴女はニアミス過ぎる...そして拾ってしまったwwwwwww{/netabare}
一瞬の夏はこれからです。

{netabare}今日はコンビの怪しい動きが無いかを調査し(今度はベロチューでした、それだけ好きなんだってことが分かる)
でも布を被ってするのは・・・レベルが高い・・・
夏恒例の...肝試しをしました。
一緒になれなかったからバッドエナジー放出しやがったwwwwwwwその効果は絶大wwwwww
頭の髪飾り=お化けと勘違いしやがったwwwww
余計な小細工は控えめに・・・{/netabare}

{netabare}文化祭でも変わらずでした
↑と↓でダブルでやってたから
それと台本持って劇しているのは時間が無かったからだろう。これはあくまで朗読だが実際は覚えてやります。
バンド終わるまでイチャイチャしやがった2人だった。ちゃんと暗幕で隠します
文化祭終わったら寂しいもんな...{/netabare}

{netabare}食い物の力恐るべしwwwwwwwそれだけのサービス回ですwwww
その次は結婚!?の勘違い劇ですwww
おい優ちゃん、ジャストダンスやってたwwwwwww
そして姉貴もすっげえ勘違いの嵐wwwww

最後らへんはキス禁止だと!?
それでも衝動は収まらない春香だったwww
とにかくいちゃいちゃするのはいいけどほどほどが肝心です。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

カーテンの裏で、路地裏で、誰もいないクラスルームで・・・・

ストーリー

三年後に他校と合併し廃校になることになっている美里西高校に入学した高山春香は同じく入学した親友の園田優と特別な友達になりたかったため、他の子とは絶対にしよう、と言う事でお互い同意の上キスをし始めました。

私の感想。

久々に可愛い女子同士がキスをしているシーンを見ました。昔ほど抵抗はありませんでしたが、これほどチュッチュされてしまいますとこちらも少々恥ずかしい気持ちになってあまり直視できませんでした。はじめはかなり恥じらいを感じられましたが、後半になると本当に恥じらいが無いのかと思うくらいすぐにキスをしていて私はキスをするたびに現実逃避をしていました。

百合系の作品は結構見て来た私ですが、ここまで本格的な百合な作品は初めてでした。基本的に百合系の作品の一番の魅力は友達の一つ上の親友みたいな存在。けれど、恋人にはなれないという微妙な位置関係が一番の魅力でしたのですが、この作品はそんな常識はぶっとばしていました。常識が通用しないのがこの業界ですよ。

最近アニメで見られるアイデンティティとするアイテムがこの作品では名前だけではなくキャラクターの個性も含まれて出れていました。なんだか適当感も感じられる感じもありませすが、この感じもたまにはいいですね。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は基本的に百合が多い作品ですが女性も色々な意味で楽しめる作品なので是非女性の方も見てください。

オープニング

「Won(*3*)Chu KissMe!」
色々ツッコミ所が多いオープニングですが、超可愛いオープニングでした。私は経験しなかった女子と毎日戯れる萌え萌え日常をこのオープニングに含まれていました。萌えるオープニングは作品の玄関として最高にうれしいですね。そして、何よりこのオープニングの魅力は歌詞です。まったくこの作品を知らない人でもこの曲を聴くだけで百合な作品だと一瞬で分かります。本当に最高な曲でした。

エンディング

「Kiss(and)Love」
オープニングと比べると少々いまいちな感じになっていますが、このエンディングもすばらしく可愛い曲です。そして、一番のこのエンディングの魅力はラブラブの二人のラブラブな日常がミミックバージョンで繰り広げられることです。ですが、このエンディングの中で少し気になった所は何故アイスクリームを落としただけで泣くのでしょうか・・もう少し精神を鍛えましょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生徒会長 ゆずをみかんと 思い込み

ガチ百合作品と思い、敬遠していた作品。
ある日、OP曲にどっぷりハマって視聴に至りました。

結論としては、問題なし。
コメディー色が強いため、濃百合要素は特に気になりませんでした。
たぶん、シリアス百合ならダメでしょう。

主人公は、6人の仲良し女子高生グループ。
ガチ百合、普通百合、非百合の3組に分類されます。
非百合コンビのツッコミのキレが笑い所ですね。

ガチ百合の春香・優カップルは、毎回キス。
それも、たいがい長ディープキス。
キスの時、漏れる声がリアル。
声優の戸松さんと井口さん、GJです。

キャラとして好きなのは、優の姉です。
生徒会長なのに、純で、どこか抜け気味。
行動や思考がかわいいです。
安定のみかんネタには毎度、爆笑です。

OPは、ノリノリの可愛い曲です。
6人一列の胸揺れダンス。
しずくちゃんのズレが目を惹きました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

82.9 3 百合でコメディなアニメランキング3位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1891)
9264人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

mennma2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

失敗だって笑顔で さぁ 君と一緒に乗り越えて行こう‼

このアニメのOPが凄く好きです!
タイトルもその一部の歌詞ですね。
このアニメはまんがタイムきららで連載中の4コマ原作のアニメですね。
声優さんは若干知らない声優さんが多かったですが、
とても可愛い声で良かったです。
1話1話安定の面白さでゆるくも時々笑えるので
日常系アニメ好きの方にはとても良かった作品です。
自分はアリスちゃんが笑えましたw
2期が決定‼ よっしゃーーーー‼
~ストーリー~
主人公・大宮忍は小さい頃イギリスでホームステイをしていた。帰国後年月は流れ忍は高校生になった。
そんなある日一通のエアメールが届く。
差出人は昔ホームステイをして知り合ったアリス・カータレットだった。
そのメールにはアリスが日本に来るという事がつづられていた。
アリスがやってきて忍の生活はもっと賑やかに。
クラスメイト・小路綾&猪熊陽子
そしてアリスを追ってやってきた謎の美少女が現れて…?
5人の日常は華やかに金色に輝いていく。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 90

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『わかば*ガール』放送開始記念 Episode 12「きんいろのとき」視聴。

大宮忍、15歳。
黒髪たれ目の純和風女子高生ですが、中学生の頃はイギリスに(少しだけ)ホームステイしてました。
帰国後も外国への想いをつのらせていた忍に、ある日一通のエアメールが届きます。

「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」
差出人はアリス・カータレット。
ホストファミリーの一人娘で、金髪碧眼の英国少女!
クラスメイトの小路綾&猪熊陽子に、アリスのライバル幼なじみにしてもう一人のイギリスっ子の九条カレンも巻き込めば、5人の日々はきらきら輝くモザイクみたい――

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!

Episode 1「ふしぎの国の」
高校1年生になったばかりの大宮忍。
まだ慣れない制服を着て登校しようとする彼女は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。
差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット!
忍はその場で手紙を読み始め、クラスメイトの小路綾と猪熊陽子との待ち合わせに遅れてしまう。
手紙は英語で書かれていて、忍は何が書かれているのか全くわからず、綾も断片的にしか理解できない。
学校に着くと、担任の烏丸先生に今日からクラスに編入生が来ることを知らされる。
その編入生の正体はなんと、イギリスからやって来た金髪の少女アリス・カータレットだった!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 2「ちっちゃくたって」
忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。
おっとりして優しい忍。
しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。
明るくて元気でよく食べる陽子。
背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。
アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、猪熊陽子

Episode 3「どんなトモダチできるかな」
アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近よく街中で外国人を見かけるような気がしていた。
すると、陽子がこのあいだも金髪少女に会ったと言い出す。
金髪少女というフレーズにテンションが上がる忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。
陽子が会った金髪少女の正体は、アリスのイギリスでの友だち、九条カレン!
日本に住むことになったカレンは、忍たちの学校へと転校してくる。
忍はアリスよりも英国人っぽいカレンに、すっかり目を奪われてしまう。
そんな忍の様子を見て、アリスはカレンに妬いてしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、猪熊陽子、九条カレン

Episode 4「あめどきどきあや」
風邪をひいて学校を休む忍。
学校ではアリスたちが忍のことを心配している。
すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたことを告げる。
アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は一人だけ中を見ていないのだからラブレターかどうか分からないと言い張る…。
手紙の内容が気になってしょうがない綾は四六時中、陽子の動向を注視するが、陽子はいっこうに手紙を読もうとはしない。
そんな陽子の素振に綾は、授業中一人もんもんと悩んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾

Episode 5「おねえちゃんといっしょ」
忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。
見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。
今度の休日に、忍の家に集まってみんなで勉強会をすることになった。
勉強会の合間、忍の姉でモデルの勇の部屋でカメラを見つけたカレン。
いつの間にか、勉強会だったつもりが、写真を撮るのが好きだという勇に公園へと連れられて皆で思い思いのポーズをとりながら撮影会をすることになってしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、猪熊陽子、九条カレン

Episode 6「金のアリス、金のカレン」
いよいよ来週から夏休み。
忍たち五人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。
すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立してしまう。
結局カレンの熱意に押されて、夏休みはみんなで一緒に山へ出かけることに…。
カレンのパパと一緒に山にやってきた五人は、おおはしゃぎ。
突如、カレンが渓流釣りを始めると言い出す。
しっかりと釣り道具の準備もしてきたカレン。
すると、イギリスにいた頃、よく釣りをしていたアリスが、忍にいいところを見せようと、カレンに対抗心を燃やし、釣り対決が勃発する?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、九条カレン

Episode 7「はらぺこカレン」
いつものように、お昼休みに忍たちのクラスにやって来るカレン。
両手には、お菓子やパンの袋をいっぱいに抱えている。
どうやら人気者のカレンに、クラスメイトたちはお菓子やパンを与えてくれるらしい。
アリスは、そんなカレンを見て日本に来てから少し太ったのでは、と疑問を投げかける…。
その一言にショックを受けるカレン。
カレンにダイエットを薦めるアリスだが、今までダイエットをしたことがないカレンは方法が分からない。
カレンたちは、ダイエット方法の参考になる人を探して、烏丸先生や綾、陽子や忍にアドバイスを求める。
みんなそれぞれ違うことを言っているが、まずは自分の体重を知ることが最重要ということを学んだカレンは、意を決して体重計に向かう!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 小路綾、猪熊陽子、九条カレン

Episode 8「きょうはなんの日?」
学校祭の準備で盛り上がっている忍たち五人組。
アリスのクラスは喫茶店、カレンのクラスは演劇の準備でとにかく大忙し。
学校祭の前夜、アリスがうれしそうにカレンダーに印を付け、明日は忍との大事な記念日だと告げる。
しかし、忍はその記念日が何の日かを思い出すことが出来ない…?!
忍は、一生懸命その記念日を思い出そうとするが、翌日になっても思い出すことが出来ず、とうとうアリスを怒らせてしまう。
せっかくの楽しい学校祭の日なのに、アリスを怒らせてしまったことに責任を感じた忍は、意を決してある行動を取る?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、猪熊陽子

Episode 9「ねないこだれだ」
学校から下校途中の忍たち。
綾は今夜、親が旅行に行っているため一人でお留守番をしなければならないらしい。
はじめは、さりげなくみんなに心細いアピールをする綾だが、みごとにスルーされてしまう。
陽子に突っ込まれ、ようやく、みんなが綾の家に来てお泊まり会をすることになる。
綾の家のキッチンで、みんなで夕食を作ろうとするが、きっちりと調味料の分量を量る綾とは対象的に、目分量でいいと割り込んでくる陽子。
結局、綾と陽子の言い合いになり、追い討ちをかけるようにアリスとカレンが頭で生卵を割り出し、キッチンは大変なことになってしまう…。
いったいどんなお泊まり会になるのか、先行きは大いに不安である…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子

Episode 10「すてきな五にんぐみ」
朝、テレビの占いコーナーを見ていた忍とアリス。
自分の運勢が一位だったので喜ぶ忍とは対照的に、最下位だったアリスはショックを受ける。
占いを信じきっているアリスは、出来るだけ幸運な人の近くにいたいとずっと忍について行くが…。
登校途中に車に水たまりの水をはねられたり、電柱にぶつかったりと不運が続く忍を見て、自分の不運が忍に移ったのでは?と心配するアリス。
そんなアリスの心配を余所に忍は、ちょっとしたことで良いことがあったと大喜びし、アリスは忍のポジティブさに感涙してしまう。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、九条カレン

Episode 11「どんなにきみがすきだかあててごらん」
新年を迎え、学校で初夢について雑談している綾と陽子。
いきなり和服姿で現れたカレンは、アリスが大変なことになってしまう初夢を見たと言い出す。
そこに悲しげな顔をした忍がやってくる。
そしていつもとは雰囲気が違うアリスが、イギリスの制服姿で登場する?!
何を話しかけても英語でしか返事をしないアリス。
忍は、なんとか原因を探ろうとするも何を言っているのかさっぱり分からない。
困った忍は、英語が分かるカレンと烏丸先生に事情を聞いてもらうのだが、どうやら原因は忍にあるのだという…?

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 12「きんいろのとき」
新学期が始まり、二年生となったアリスがわくわくしながら登校するも貼り出されているクラス替えの表を見て、一気に放心状態となってしまう。
アリスは、忍と別々のクラスになってしまった。
元気を取り戻すことが出来ないアリスに、同じクラスの陽子はすっかり困ってしまう。
そこへ、アリスたちのクラスに忍たちが遊びにやってくる。
陽子と別々のクラスとなってしまった綾までもがアリスと同様に元気がない。
ちょっと教室が離れてしまっただけという忍と大げさだという陽子に対して、綾とアリスは必死に反論するが…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子、九条カレン

【アニメキャラの魅力】可愛いけれど天然鬼畜なこけし系女子「大宮忍」の魅力とは?
イギリスでホームステイをしていた「大宮忍」は、ホームステイ先の女の子のことをずっと忘れられずにいました。なぜならその女の子は金髪で、何を隠そう忍は金髪が大好きだったからなのです。帰国からしばらくが経ったある日の事、高校一年生になった忍のもとに一通のエアメールが届きます。なんと彼女が日本に来るとのこと。そうしてホームステイ先の女の子が留学してきたことから、『きんいろモザイク』のストーリーは始まるのです。ほんわかとするような心あたたまるギャグ系日常漫画『きんいろモザイク』のヒロイン「大宮忍」についてご紹介したいと思います!

■こけしのように可愛らしい日本女性!
大宮忍の魅力について語るならば、外せないのがその容姿です!黒髪ミディアムぱっつんという髪型は、昔ながらの日本女性のようで「清純」をイメージさせますよね。身長も低く胸も慎ましやかで、なんとなく「こけし」を連想させるような容姿をしているのが、大宮忍という女の子なのです。そんな忍ちゃんはこけしのような外見ではありますが、私服はゴスロリというギャップを持っており、そのギャップにキュンキュンにやられます。

■天然鬼畜
また、忍ちゃんは「鬼畜こけし」とインターネット上で形容されるほどの鬼畜っぷりを発揮しています。しかし、その鬼畜さは決して狙ってやっているわけでもなく、ドSなわけでもなく、何も考えずに天然で発揮されるものなのです。本人には決して悪気が無いのですが、周りの女の子にかなりの影響を与えていることが多く、こんなに可愛いのに実は黒いのではないか?なんていうギャップも、忍ちゃんの大きな魅力となっているような気がします。

■気遣いもできる
また、忍ちゃんは鬼畜なだけではなく気遣いもできるのです。きちんと周りのことを気にかけて行動できるというのは、男性的には大きな魅力ですよね。その気遣いが空回りした結果、天然鬼畜を発揮することは多々あるのですが、そんな「気遣いの空回り」という部分もまた萌えを誘うのではないかと思います。

■貴重な天然ボケ要員
きんいろモザイクには、ツッコミキャラが多いのに対してボケキャラが若干少ないような印象があります。ボケキャラといえるのは、大宮忍と九条カレンくらいでしょう。その他のメインヒロイン達は全員ツッコミキャラです。そんな中、天然のボケ要員というのはとても貴重なのです。鬼畜にしても笑いにしても、忍ちゃんは決して狙うことがありません。全てを天然でやってのけるというのが、忍ちゃんの忍ちゃんたる所以なのです。

■慎ましい性格
鬼畜だのなんだの散々言ってきましたが、決して自らを主張することのない慎ましい性格をしているのが忍ちゃんです。いつもは話の中心から少しだけそれたところに居て、いろいろな人の話を盛り上げようとしたり、話を聞いてそれに反応する形でグループの輪に入っています。そうやって影から会話を支えているような慎ましい性格も、忍ちゃんの魅力の一つではないでしょうか。お胸の方も・・・慎ましやかですしね。

きんいろモザイク、原作はまだまだ続いております。これからの忍ちゃんの活躍は二期に期待ですね!

【アニメキャラの魅力】笑顔はじける天真爛漫ハーフガール「九条カレン」の魅力とは?
のんびり日本人の忍と、忍が大好きなイギリス少女の呑気な交流を描いて人気を博したきらら系アニメ『きんいろモザイク』。「九条カレン」は、その天真爛漫さから登場キャラクターの中でも特に高い人気を得ました。

■そうは見えないけれど実はお金持ちのお嬢様
カレンは日本人のお父さんとイギリス人のお母さんの間に生まれたハーフの女の子です。イギリスの田舎町に住んでいましたが、幼馴染のアリスが日本に留学したのを知り、お父さんに日本がどんなところか聞いてみたところ、気軽に「しばらく日本に住んでみるか?」と言われ、日本のアリスと同じ学校に編入してきました。

お父さんはお金持ち。日本での九条家はマンションのようなビルを丸ごと一つ。カレンは相当なお嬢様ですが、そんなことを鼻にかけることはまったくしない良い子です。

■いつでも元気いっぱい
カレンを漢字で書くと「可憐」。日本でもイギリスでも通じるようにとお父さんがつけてくれた名前です。しかし、カレンは「可憐」さとは無縁の元気少女。どちらかというとひまわりのように、いつも満開の笑顔で元気に飛び回っています。

いつも一緒にいるアリス、忍、陽子、綾のグループとも仲良しですが、カレンはグループ単位でないと行動できない・・・というタイプではありません。一人でラーメン屋さんに入ってみたり、時には高校生とは思えない無邪気さで、町で見かけた猫を追いかけて見知らぬ所まで行ってしまったなんてこともありました。

■ポジティブコミュニケーション
カレンが日本に来た当初、カレンの金髪美少女ぶりに近づきがたさを感じたクラスメイトは、なかなかカレンに話しかける事ができませんでした。クラスメイトと仲良くなりたいと思っていたカレンは、ホームルームのときに手を上げて教壇に上がり、クラスメイトたちに「みんなと仲良くなりたいデス!」「お気軽に話してくだサイ!」と呼びかけます。それが功を奏し、カレンはクラスで人気者になりました。ただ、その人気ぶりは度を越して、クラスの女の子たちから毎日パンやお菓子を与えられるようになったりも・・・(笑)。

カレンは人と垣根を作らない性格である反面、時には悪気はないけれど無遠慮なことを言ってしまうこともあります。しかし、それすらも許されてしまうのは、カレンの明るいキャラクターによるところが大きいでしょう。

■流暢なカタコト!?
日英のハーフとはいえ、イギリス育ちのカレンの母国語はクイーンズイングリッシュです。日本語のほうはカタコトなのはご愛嬌。でも、純粋なイギリス人のアリスのほうが日本語が上手なのはどうなんでしょう?ただ、カレンのカタコト日本語は、特に聞きづらいということもなく、むしろかわいいのです。朝のあいさつ「オハヨウゴジャイマース」はカレンのクラスで流行語になりました。

日本に来て半年以上経った頃、陽子にそろそろ普通に話せるのではないかと言われたカレンは、カタコトが癖になってしまっていると言っています。陽子に対して素直になれない自分に嫌気がさした綾が、カレンの真似をしようとしたときは、カタコトのしゃべり方をもっと流暢にするようにと指導したりも。

ちなみにそんなカレンですが、忍のお姉さんでカレンのあこがれでもあるモデルの勇に初めて会ったとき、一度だけカタコトではなくなったことがあります。

■カレンをもっと楽しませてあげたい!
カレンは元気な子犬のような女の子です。お嬢様育ちのせいかちょっと世間ずれしているところもありますが、それも彼女の魅力となっています。こんな好奇心旺盛なカレンちゃんを、庶民しか知らないような場所へ色々と連れて行って喜ばせてあげたいものです(妄想)。

【アニメキャラの魅力】金髪ツインテールがまぶしいイギリス少女「アリス・カータレット」の魅力とは?
「きらら系日常アニメ」のひとつである『きんいろモザイク』。日本人の女の子とイギリス人の女の子の呑気な日常を描いたのんびりした作品は、現実の社会に疲れた人々の癒しとなり人気を得ました。その主人公の一人でイギリスから日本に留学してきた女の子が「アリス・カータレット」です。

アリスはイギリスののどかな田舎に住む金髪の女の子。中学生のときに、自宅に1週間ホームステイした同い年の日本人の女の子「大宮忍」となかよくなり、高校生になって忍と同じ学校に通いたい一心で、日本の忍の学校に留学してきました。

■シノのことがとっても好き
アリスは忍が大好きです。留学してきて、友達が忍を「しの」と呼んでいたので、自分もシノと呼ぶことにしました。

金髪ツインテールのアリスは、いつも赤い玉の付いたかわいい簪を挿しています。それは、忍がホームステイしたときに、日本のおみやげとしてくれたものです。ホームステイのときにお互い言葉が通じなかったため、アリスは忍に会うために、幼馴染で日英ハーフのカレンのお父さん(日本人)に日本語を一生懸命習って、日本に来たときにはもう流暢な日本語を話すことができました。

日本に来たアリスはまるで子犬のように忍について歩きます。アリスは部活に入っていませんが、「シノ部」の部長を自称しています。「シノ部」とはシノとお話したりお弁当食べたりする部活だそうです。日本の信仰心を伴わないクリスマスにちょっと批判的なアリスでしたが、忍に「今年のクリスマスはアリスと過ごせて嬉しい」と言われたアリスは、「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね」と満足げでした。

しかし、2年生のクラス替えで忍と違うクラスになってしまったときはちょっと病みぎみになって、忍と似ているこけしを机の上に置いて慰めにしたこともあります。

■ちょっと嫉妬深い
そんな忍が大好きなアリス。忍が好きすぎて嫉妬してしまうこともあります。英語が苦手なくせに通訳になりたい忍にとって、担任で英語教師の烏丸先生はあこがれの人。それを知ったアリスは烏丸先生にライバル心を燃やします。そして、烏丸先生が忍のことを(生徒として)好きと聞いたアリスは違う意味の好きと勘違いして先生を監視したこともあります。

幼馴染のカレンが同じ学校に編入してきたとき、金髪少女好きの忍はカレンに夢中になり、人懐っこいカレンも忍に懐きます。それを見たときもアリスは嫉妬してしまいます。その嫉妬が最高潮に達したのはお正月です。忍があまりに日本に慣れすぎてしまったアリスより、他のブリティッシュガールに夢中になっているという初夢をみたアリスは、忍の気を引くために英語だけをしゃべるようになります。しかし結局英語がまったくわからない忍に自分のことを嫌いになったのかと言われてあっさり折れ、ついでに「I like you!」と気持ちを伝えたのでした。

■かなりの日本オタ
忍がホームステイを終えて帰国した以降、アリスは忍を思うあまりに日本についても興味をもち、日本語学習と平行して日本のことをいろいろ勉強しました。日本に来たアリスは忍の家に住んでいます。忍がベッドで眠るのに対し、アリスは床に布団を敷いて寝ています。忍の朝ごはんはパンにジャム。でもアリスの朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆です。

家の敷居は踏んではいけないとか、初夢に悪夢を見たときに宝船の絵を流す「縁起直し」をするなど、今の日本人でも知らないようなことまで知っているアリス。でも、そのせいで「外国人らしさ」がなくなり、言動がアリスより外国人らしいカレンに忍の目が行ってしまうというのが悩みの種でもあります。

■ああもうシノと結婚してしまえばいい
そんなアリスの萌えポイントは、小学生のときから3cmしか伸びていないという小ささと、忍に対してとにかく一途なこと。これだけアリスに慕われているというのに、忍の浮気性なところはどうにかならないものでしょうか?いずれ、国籍も性別の壁も乗り越えて忍と幸せに結ばれればいいと思います。

TVアニメ『わかば*ガール』OPテーマはRayさんが歌う「初めてガールズ!」に決定!
7月より放送開始のTVアニメ『わかば*ガール』のOPテーマをRayさんが担当することが発表された。楽曲タイトルは「初めてガールズ!」に!

TVアニメ『わかば*ガール』は、2015年7月よりTOKYO-MXとBS11にて、30分枠でショートアニメを一挙に3本連続で放送する「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて放送される予定です。

<TVアニメ「わかば*ガール」>
TOKYO-MX:7月3日~毎週金曜日
BS11:7月5日~毎週日曜日

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
23位:きん!ぱつ!『きんいろモザイク』
35位:鬼畜こけし『きんいろモザイク』

2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が協力している。

他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(まんがタイムきらら連載、同年4月-6月にテレビアニメを放映)とのエイプリルフール企画で公式ホームページでの登場人物の入れ替えが行なわれたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場した。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い、公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月より放送予定。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは同作が初。

オープニングテーマ
「Jumping!!」

エンディングテーマ
「Your Voice」
中塚のアルバム「GIRLS & BOYS」(2006年発表、ゲストシンガーとして土岐麻子が参加)収録曲のカヴァー。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんだ、可愛いだけのアニメか

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。


日英美少女共演のゆるふわコメディ。
大宮忍のもとに自分のかつてのホームステイ先にいた女の子、アリス・カータレットが留学してくる。


さすが「咲」「ストパン」「Aチャンネル」などに関わっていることで知られる大正義制作会社Studio五組さん。
「萌えアニメ」作らせたら天下一品(と個人的に思っている)。
上の作品に加え、「ひだまりスケッチ」みたいな作品が好きなら何だかハマりそうな予感がします。
とにかく本作は非常に私好みな作品になっていましたw


初回は異文化交流系か?と惑わせましたが、やっぱり日常系でした。
基本的には日英美少女達のきゃっきゃうふふな可愛さを楽しむ感じです。

別にギャグのキレとかが良くもない。
正直ネタは「みなみけ」「ふもっふ」とかに比べたら全く大したことないように感じます。
ハイテンションネタが多いのも本作の雰囲気からすると微妙に違うような気もする。

でも、とにかくその「可愛さ」が尋常じゃないレベル。
基本的に私は萌え豚傾向なのでこういう系統の作品は好んでみますが、本作の「可愛さ」は群を抜いていると感じました。
とにかく不純物が何もないのです。
出てくるキャラがみんなかわいい。
先生もかわいいしお姉さんもかわいいしお隣さんもかわいいし弟と妹もかわいい。
これぞまさに「美少女動物園」ですねw(弟は美少女ではないな)


さーて、衝動に駆られてキャラでも紹介しておきますかねw
鬼畜でこけしな英国大好き少女、忍。
こけし大好きで海を越えてきた日本大好きな百合っ娘その1、アリス。
ツンデレツインテールという今作きってのテンプレキャラにして百合っ娘その2、綾。
面倒見の良い姉御肌で一番ノンケっぽいツッコミボーイッシュっ娘、陽子。
馬鹿っぽく見えて意外とちゃんと周りを見ているにぎやか担当のハーフ、カレン。

割とみんな好きなのですが個人的にはにぎやかカレンが一番ハマった。
陽子もこの手のツッコミキャラの中では一番印象が良いかもしれません。
みんな仲がいいので、結構いろいろなカップリングで楽しめるんじゃない?(適当)


ネットで「合法ドラック」とか書かれていましたがまさにその通り。
日常系は比較的長く感じる作品の方が多いはずなのですが30分があっという間に過ぎていく感覚でした。
見ている間はとっても幸せ。
疲れているときに見たらきっと癒されるはず。
よく私は暇な時に「ひだまりスケッチ」(これだけBDを買っている)を垂れ流すのですが、今作もローテに入れようかなw


総括して、個人的今期No.1は多分これですねw
安定感がありました。
これを一位と思うあたりが駄目な人っぽいでしょ?
でも「可愛いは正義」ですから(「苺ましまろ」より引用)。
二期もぜひやってほしいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 74

79.6 4 百合でコメディなアニメランキング4位
ゆるゆり♪♪(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1644)
8585人が棚に入れました
七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈、斎藤千和、日高里菜

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「さらば主人公、また会う日まで」視聴。

もう一回笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「帰って来た主人公」
アッカリ~ン♪
たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!
わ~い、会いたかったよ、みんな~。
思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。
ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。
…………………………。
こ、今度はきっと大丈夫!
だって1話からちゃんと主人公してるもん! ね? ねっ!?

第2話「ゆるゆりなる日々なるなり」
聞いてくれ、みんな!
なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!
いや、ホントか知らんけど。
でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!
そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!
けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。
放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?
とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。
う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」
こっち見るな、3話あらすじ担当。
えー、船見結衣です。
なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。
まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。
………………………………どんな話だ?
もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?
いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。
なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。
ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

第4話「ひっちゅ」
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!
いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。
さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。
だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。
ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。
そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも? ――な~んてね。
うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。
そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!
L・O・V・E! 結衣せんぱ~~~~~い!

第5話「日本の夏 ゆるめの夏」
いつの間にやらもう夏休みなのね。
それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?
船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。
しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!
た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!
……えっ? べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!
言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。
皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。
夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

第6話「【速報】ゆるゆり完売」
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。
思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。
まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。
せやけど、うちも一年前のうちとは違う。
綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!
それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!
あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー!
……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。
よし! 細かいことは気にしないぞ!
それより聞いてよ~。
うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。
これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!
しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの?
あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。
姉とは違って! うん、姉とは違って!
楓、私の妹になんない?
向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

第8話「ちなつ無双」
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?
まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。
コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。
私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。
それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。
我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。
カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。
はあ……。
あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

第9話「何かありそうで何もなさそうな日」
『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。
今回は、一人で頑張る。
大丈夫、会長だから。
むん。
ええと、9話も楽しそう、みんな。
楽しいのはいいね、好き。
うん、楽しいのが一番。
ふう……いっぱい喋って疲労困憊。
じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

第10話「修学旅行R」
久しぶりだな諸君。
理科教師の西垣奈々だ。
しかし、どうしたものか……。
実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。
そもそも、私にとって爆発とは何か?
そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。
だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。
はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。
確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。
修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!
よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

第11話「時をかけるあかり」
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。
アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。
でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。
サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。
もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。
けどまあ、そういうところが可愛いのよね。
お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。
いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。
うふふ。

第12話「さらば主人公、また会う日まで」
アッカリ~ン♪
気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。
2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。
その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!
最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。
あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。
ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫!
だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。
涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味?
それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

9月17日『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2』放送 アニメ第3期の放送情報もお届け
10月から放送開始となる待望の第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』。この放送に先駆けて、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」が、9月17日深夜2時35分からテレビ東京にて放送となります!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」
夏休みの宿題をしていた向日葵と櫻子。突然櫻子が「先輩たちに日頃の感謝を伝えたい!」と話し始めた。驚く向日葵であったが、櫻子は先輩たちを家によんでもてなす話をはじめる。櫻子はいったいどんなおもてなしをするのか・・・?

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」が公開決定!
第1弾は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」のその後を描きます!

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ映像「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」の第2弾が公開!
こちらの映像はなもり先生の描き下ろしです!
今回は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」のその後を描きます!

\アッカリーン/ ゆるゆり、特別編「なちゅやちゅみ!+」の第2弾は9月17日に放送! 10月からはTVアニメ第3期
「ゆるゆり」より、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」第2弾の放送日時が発表された。

「ゆるゆり」は、コミック百合姫にて連載中の百合マンガを原作としたアニメ作品。七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心にした学園ラブコメで、ゆるーい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で人気を博している。これまで、TVアニメ第1期「ゆるゆり」、TVアニメ第2期「ゆるゆり♪♪」、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」の3作が制作され、2015年10月にはTVアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」がスタートする。

7月より、新作となる特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)」を追加してOVAの地上波初放送を行っているが、新作第2弾「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)+2」の放送日が決定。9月17日深夜2時35分からテレビ東京で放送される。

<ストーリー>
キャンプから帰ってきたあかり・京子・結衣・ちなつのごらく部4人。夏休みはまだまだ終わらない!ある日、みんなを公園に呼び出した京子が取り出したものは・・・。

『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌CDよりジャケ写到着!
8月19日(水)、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」/ED「おひるねゆにばーす」がリリース! ジャケット写真が到着しました!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」放送情報
★「コミック百合姫」にて好評連載中の「ゆるゆり」。2011年にTVアニメ「ゆるゆり」(第1期)が放送され、続けて2012年にTVアニメ「ゆるゆり♪♪」(第2期)が放送、そして2014年にOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」が劇場上映され、人気を博した「ゆるゆり」シリーズ。ついに2015年秋にTVシリーズ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送決定!さらにそれに先駆け「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」が8月・9月に放送決定!

夏には『なちゅやちゅみ!』続編も! アニメ『ゆるゆり』第三期が2015年10月スタート決定
2008年に発表され、現在も『コミック百合姫』(一迅社)で連載中、テレビアニメも2011年と翌2012年に放送されたなもりさん原作『ゆるゆり』。OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がテレビ東京で2015年7月25日の3:35~4:45にオンエアされるほか、続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送。さらには、第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月よりスタートすることが決定となりました。

2015年6月6日に日比谷公園大音楽堂で開催され、“七森中☆ごらく部”の三上枝織さん、大坪由佳さん、津田美波さん、大久保瑠美さんが出演した『七森中♪やがいふぇす』で発表された今回の3大告知。

『なちゅやちゅみ!+』は、新作OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」とED「おひるねゆにばーす」収録のCDが2015年8月19日にリリース。初回限定盤(税込1650円)はOPのミュージックビデオDVD付き。通常盤は1350円(税込)。

また、トーク&ミニライブが2015年10月11日に開催されることも発表に。場所はまだ「都内某所」としか明らかにされていませんが、“その1”から"その3”まで3部構成で、アニメイト全店、ゲーマーズ全店、とらのあな全店舗、HMV、きゃにめ.jpで、OP&EDテーマCD初回限定盤を購入した人を対象にイベント応募抽選券が1枚ついてくるとのこと。

あらすじ(なちゅやちゅみ!+)
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。のつづき・・・
みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みにみんなでキャンプに行ったんだ!みんなでお料理したり、肝試しにいったり・・・すごく楽しかったんだ!
でもまだまだ夏休みは終わらない!みんなで遊んでもっとたのしい思い出作るんだ!

待望の第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』は2015年秋アニメとしての放送。まだ詳細は明らかにはなっていませんが、ファンにとっては7月からずっと『ゆるゆり』三昧となることは間違いなさそうです。

あらすじ(さん☆ハイ!)
変わらない毎日がまだまだ続くんだ!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。その魅力を探っていきたいと思います!

■動画工房の名前を広く知らしめた『ゆるゆり』シリーズ
元々は、大手アニメーション会社の下請け業を中心にアニメ製作を行っていた動画工房。注目度が急激にアップした近年になって、その名前を知った方も多いかと思いますが(恥ずかしながら、私もそのひとりです……)、実は長い歴史を持つ会社さんなんです。

そんな動画工房は、2000年代に入って本格的にTVアニメーションの自社製作をスタート。当初は、PCの美少女ゲームを原作としたアニメを中心に製作を行っていました。そんな動画工房の名前が広く知れ渡るきっかけとなったのが『ゆるゆり』シリーズです。

『コミック百合姫』誌上で連載されている、なもり先生の漫画作品をアニメ化した『ゆるゆり』は、そのタイトル通り女子中学生のゆるい学生生活を綴ったコメディ作品。そんな原作を、動画工房は凄まじい映像表現でアニメにしました。

何がどう凄まじいかというと、とにかくキャラクターが動きまくる!  それも、その動きというのが非常に密度が濃いのです。そして、物凄く絵が綺麗!! 

滑らかに、美しく動くキャラクターたちが時にダイナミックに、時に繊細に動きまわるアニメーションは、原作の可愛らしさや、かしましい雰囲気を見事に表現すると共に、その高いクオリティはファンを一気に魅了することとなりました。

更に凄いのが、この『ゆるゆり』、2011年にテレビ放映されたファーストシーズンが上記のような好評を得たために、翌年放映された第2期の『ゆるゆり♪♪』では、更にその動きがパワーアップ。

興味がある方は、是非とも1期と2期のオープニングを観比べてみてください。1期の時点でも十分綺麗でよく動いているのですが、これが2期になると更にカメラが激しく動くは、キャラクターは踊るはで、何だかもうトンデモないことになっています。ポップなエフェクトの数々も含めて、アニメーションのおもしろさがギュッと詰まった映像となっています。

【アニメキャラの魅力】始まりと終わりを司る主人公!随一の不憫キャラ「赤座あかり」の魅力とは?
女の子同士の恋愛マンガを専門とした雑誌『百合姫』。その連載作品の中からまさかの初テレビアニメ化をされたのが、女子中学生たちのゆるーい日常を描いた『ゆるゆり』です。あまりガチに寄らず、いわゆる日常系アニメに連なる作風は、百合好き以外の視聴者も入りやすいこともあり、人気作となりました。
「赤座あかり」は中学1年生の女の子。ゆるいとはいえ百合アニメの主人公(?)なのに特定のカップリング対象がいないという不憫な子です。

■主人公(?)
『ゆるゆり』は、あかりの中学校への初登校の日から始まります。幼馴染で1年年上の京子と結衣に迎えに来てもらいながら、制服ではなく私服を着てランドセルをしょってきてしまうというドジっ娘ぶりを炸裂させ、その出だしはまさに主人公としての風格をかもしだしていました。

しかし、それが揺るぎだすのが教室での自己紹介。「次は濃いめのネタで」という京子のリクエストをなぜか思い出し、「みんなのハートにどっきゅーん。はじめまして、赤座あかりだぴょん!」とやらかして、教室を凍りつかせた時にあかりの運命は決まってしまったのかもしれません。

京子が作った「ごらく部」に、押しが強いちなつが参加するようになると、なぜかその存在が希薄になって、第1話にして「いたんだ」とまで言われる始末。主人公らしさが薄れる中、アニメの各話予告ではそれぞれのキャラクターが「主人公」を名乗るという主人公乱立状態となりました。

■アッカリ~ン
あかりの影の薄さに気付いた京子。あかりのためにみんなで新しい特徴を考えてあげました。結衣が考えたのが「効果音が全部アッカリ~ン」。京子が考えたのが「おっぱいミサイル」。ちなつが考えたのが「とうめいにんげん」。この3つを合わせた結果、逆に「アッカリ~ン」が透明化の効果音ということになり、かえってあかりの影の薄さを助長することになってしまいました・・・。

その後もあかりの影の薄さはエスカレートし、海ではあかりの存在を忘れられたまま、みんなで楽しく花火が行われたり、校内合宿でドラム缶風呂に入ったままどこかに転がっていっても気づかれなかったりと、とにかく不憫なのです。

■いじられ体質
いつも無防備なあかりはいじられ体質。ちなつには練習と称して濃厚なキスをされたり、近所の公園で櫻子にいたずらされたりと散々です。ちなつにキスされたときはさすがに目から光が失われましたが、それでもすぐに明るいいつものあかりにもどるのは、彼女の素敵なところです。

■そのままの自分で
アニメオリジナル回で、あかりはタイムマシーンで中学校の初登校の日に行ってしまいます。そこであかりは、その機会を利用して、不憫な自分の境遇を改変しようとします。しかし、様々な策を弄しつつ失敗していくうちにあかりは気づきます。それまでごらく部や生徒会のみんなと過ごしてきた日々は、とっても大切な宝物だと。だからあかりは改変をあきらめるのではなく、前向きな心でやめて元の時間に帰って行きました。

あかりは意図的に不憫に作られているキャラクターです。しかし、同時に与えられているのが天真爛漫で誰からも好かれる性格。影が薄くてもあかりに陰は似合いません。だから、そのままのあかりでいてほしい。そして、あかりのことが大好きなお姉ちゃんに・・・(自主規制)。

【アニメキャラの魅力】物語の真の主人公!?ごらく部創始者「歳納京子」の魅力とは?
女の子同士の恋愛「百合」を描いたマンガの専門雑誌『百合姫』にあって、異色な存在である『ゆるゆり』。タイトルの通りゆるい百合。確かに女の子に恋する女の子は出てくるのですが、むしろギャグのほうがメインとなっています。あまりガチではないところがよかったのか、『ゆるゆり』は『百合姫』初のテレビアニメ作品に選ばれる事になります。
「歳納京子」は中学2年生の女の子で、一見主人公と誤解されるような中心的立場にあります。実は原作者のなもり先生も主人公は京子だと思っていたようです。

■ごらく部創始者
京子は中学1年生のときは音楽の成績が1のくせに吹奏楽部に入っていました。「楽譜とわかりあえない」という理由で1カ月で退部していますが。その後、茶道部が廃部になったために放置されていた茶室をみつけ、そこを無断使用して非公認の「ごらく部」を設立。ごらく部の活動は「好きにだらだらする」こと。幼馴染の結衣と2人でだらだら過ごしていました。しかし、2年生になってあかりとちなつが入ってからは、大喜利的なネタ振りをしてみんなで楽しむことが活動の中心となっています。

■西京極ラム子先生
京子は中学2年生ながら、西京極ラム子というペンネームで活躍する同人作家で、劇中劇『魔女っ娘ミラクるん♪』をネタにした同人誌や同人アニメを作成しており、固定ファンがついているほどです。夏の同人誌の祭典にはごらく部や生徒会のメンバーを駆りだして売り子を手伝ってもらっています。京子が作った同人アニメはプロ並みの出来で、かなりの才能がある作家のようです。ちなみに「ラム子」というのは、往年のアニメの鬼娘ではなく、京子の大好物であるラムレーズンアイスから来ているものと思われます。

■ボケずにはいられない
京子は常にネタを忘れないボケ体質。隙あらばボケようとします。しかし、よく見てみるとそれはその場にいる友達たちを楽しませてあげたいというサービス精神から来ているように思えます。好き勝手にふるまっているようでいて、きちんと場の空気を読むのが上手。ボケはかましても誰かを傷つけるようなことは言わないですしやりません。ただ、例外的にあかりに対してはきついネタでいじることもあります。

■限定的小悪魔
京子は、女の子に対して抱きついたりキスを迫ったりとスキンシップが多いです。京子に恋する綾乃にとって、京子のスキンシップは特別なもの。京子のほうは綾乃の気持ちに気づいていない様子で、他の子にするのと同じようにふれるのですが、綾乃はそのたびにドキドキしてしまいます。結果的に綾乃に対しては小悪魔的なアプローチとなって、綾乃の心を惑わせています。

■本命はやっぱり結衣?
京子は女の子好き。大好きなミラクるんにそっくりなちなつに抱きついたり添い寝しようとしたり、千鶴に唇を突き出して迫ってみたり。しかし、本当に好きなのはやっぱり結衣なのだと思います。京子は、なんとなく他の女の子には踏み込んでいいラインを引いているようなイメージがありますが、結衣に対してはそういったラインがなく、心から気を許して甘えているように見えます。

とはいえ、京子×綾乃というのもまたよいものだとは思うんですけどね。いろんなパターンのカップリングが妄想できるのも『ゆるゆり』のいいところです。

【アニメキャラの魅力】影の主人公!?貴重なツッコミ役「船見結衣」の魅力!
百合オタぐらいしか知らなかった、知る人ぞ知る百合マンガ専門雑誌『百合姫』。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。わりと真剣な女の子同士の恋愛を描いた作品が多い『百合姫』の中で、ギャグ主体のこの作品は異色の存在。しかし、それがかえって一般受けして2期まで作られる結果に。
「船見結衣」は、「歳納京子」と幼馴染で同級生の中学2年生の女の子。作品が始まった時点から「サザエさん時空」に入っているので永遠の中2です。

■信頼のツッコミ
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。あらゆる場面でボケをかます京子に対し、結衣のツッコミはタイミングといい的確さといい最高です。まさに作中最高のツッコミ役。

そもそもボケ揃いのこの作品ですが、結衣がビシっとツッコミを入れるのは京子だけです(例外的に千歳と綾乃にツッコんだこともありましたが)。これは幼いころから培ってきた信頼の証。京子の方も、結衣がちゃんとツッコミを入れてくれると信じているからこそ安心してボケられるんですね。

■綾乃のダジャレがツボ
京子のボケに対しては笑うよりツッコミを入れるのに忙しい結衣。しかし、なぜか綾乃が作った「罰金バッキンガムよ」「どうしよう東照宮」や「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」などの地名ダジャレはツボに入るようで、聞くと吹いてしまいます。これは綾乃本人が言わず、京子が言っても効果があります。しかし、京子が真似して作った「メソメソメソポタミア」にはまったく反応しないあたり、何か特殊な基準があるのかもしれませんね。

■ちょっとさびしがり屋
結衣は中学生ながら親戚が持っているアパートで独り暮らしをしています。それを知って以降、京子はちょくちょく結衣の部屋に遊びに行き、ご飯をねだったり泊まったりしています。半分はただ遊びに行ってるだけ、半分は実は結衣がさびしがり屋なのを知っているからです。結衣のほうも、表面的には京子が来るのをウザがったりすることもありますが、ちゃんと感謝もしています。良い関係ですね。

■やっぱり本命は京子?
大好きなアニメのミラクるんにそっくりということで京子にちょっかい出されるちなつをかばった結衣。そのかっこよさにちなつは恋に落ち、激しく結衣にアタックします。結衣はとまどいながらも、ちなつが結衣とキスをしたいと短冊に書いた時には、おでこにちゅっとしてあげたことも。しかし、それはちなつの恋心まで受け入れたわけではなく、かわいい後輩に優しくしてあげたという感じです。

一方京子に対しては、常にツッコミを入れつつも京子がやることにつき合ってあげたり、ラムレーズンアイスをねだる京子のためにハーゲ○ダッツのアイスを買ってあげたり、深いところで京子を受け止めてあげている印象があります。やはり、どっちが本命かといったら、やっぱり京子なんだろうと思うわけです。

■ちゃんと女の子
外見も口調もボーイッシュな結衣ですが、男の子っぽくなったのは、幼い頃に泣き虫だった京子を守ってあげるため。実は料理上手で思いやりがある女の子らしい一面もちゃんと持っています。その両面性が結衣にとってバランスのよい人格を作り上げ、さらに彼女を魅力的にしてくれます。ちなつも、そういう部分に魅力を感じているのかもしれません。

本命は京子だったとしても、ちなつのことは愛人として、仲良く幸せに3人でいちゃいちゃすればいいのです。

【アニメキャラの魅力】遅れてきた主人公!?がちゆり少女「吉川ちなつ」の魅力とは?
百合マンガ専門という、わりと特殊な雑誌『百合姫』。多くの腐女子の皆様に支えられた一大ジャンル・BLと比べるとあまりにもマイナーな世界で、コアな百合好きに細々と読まれていただけの雑誌でした。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。「吉川ちなつ」はごらく部の1年生。「ゆるい百合」が持ち味のこの作品にあって、「ガチ」寄りの恋する少女です。

■がちゆり
もともと茶道をたしなむ清楚なお姉さんに憧れて、中学生になったら茶道部に入ろうと思っていたちなつ。しかし、訪れた茶室にいたのは京子たち「ごらく部」でした。茶道部は廃部になっており、使われていなかった茶室を京子たちが勝手に使っていたのです。

ちなつは落胆しますが、ちなつが、大好きなアニメのヒロイン「ミラクるん」に似ていることで一目で気に入った京子は、茶道の道具は残っているからとちなつを引きとめ、半ば強引にごらく部に引き入れました。ちなつに対して抱きついたりキスを迫ったりと暴走気味になった京子から、ちなつをかばってあげたのが船見結衣。ちなつはちょっとボーイッシュな結衣が王子様のように見えて恋に落ちます。

それからのちなつは結衣にべったり。京子に迫られた時に逃げるふりをして結衣に抱きついたりなど、積極的にアピールします。七夕のときは短冊に「ゆい先ぱいとキスしてみたい」と書いて本人に見せる貪欲さ。そして優しい結衣はおでこにキスしてくれました。

結衣とのそれ以上の関係を望むちなつは、キスの練習をしたいと友達のあかりの唇を奪ったりもしています。最初は結衣の表面的なかっこよさにだけ憧れていたちなつですが、ごらく部でいっしょに過ごすうちに結衣の人柄にも惹かれるようになっているようです。

ともすればギャグのみで走っていきがちな『ゆるゆり』の中で、百合描写のシーンを増やしてくれる貴重な存在と言えます。

■画伯
アニメの世界では独特な(強烈な)絵を描いてしまうキャラクターや声優を「画伯」と呼びますが、ちなつはまさにその「画伯」です。ちなつの内面のカオスを表したような絵柄は、原作では黒い線だけでしたが、アニメではダークな色遣いの中に血を思わせる赤が入る恐ろしい彩色も追加されて、他のメンバーたちにたいへん恐れられています。

アニメ2期8話の特殊エンディングでは、結衣とちなつのさわやかな百合ソング『ガールズパワーで』に乗って、大量のちなつの絵がエンディングアニメになるという凄惨な事件が起こりました。ちなつの絵を知った以降、京子の同人誌をごらく部で手伝ってもらうときなどには、決してちなつに関与させないような苦労が見られます。

■四次元ツインテ
ちなつはピンク色の髪をツインテールにしています。そのツインテールにしている部分の髪は、触れたものを中に引き込むという謎の存在。卓球のボールなどを大量に飲み込んだこともありますが、飲み込まれたものは髪の中に収納されているらしく何かの機会にボトっと落ちることも。つまりどこかの空間につながっているというわけではなさそうです。

■本妻の座を勝ち取れるのか?
ちなつが好きな結衣の本命はおそらく京子。結衣はちなつに対して優しく、まとわりついても邪険にしたりはしませんが、京子に対するように遠慮なく接することもありません。しかし、京子のほうはわりと浮気性なので、いずれ本妻になるチャンスもあるはず!?あきらめずに貪欲にアタックし続けてほしいものです。

【アニメキャラの魅力】生徒会サイドの主人公!?恋する乙女「杉浦綾乃」の魅力とは?
『ゆるゆり』は「ゆるい百合」をテーマにしつつ百合の皮をかぶったギャグアニメです。ただし、原作が百合雑誌掲載ということもあり、読者のニーズに合わせてそれなりに百合的表現も描かれており、ちょっと百合を匂わせた「きらら系」日常アニメよりは百合寄りで、さりとて『桜Trick』ほどはガチではないという絶妙なバランスのもとに成り立っています。そういったゆるさが2期まで制作された人気の原因かもしれません。今回ご紹介する「杉浦綾乃」は中学2年生で生徒会副会長。ちょっと空回り気味なポニテ少女です。

■恋する少女
綾乃は同じ2年生の歳納京子に密かな恋心を抱いています。生徒会役員の立場を利用して注意にしにいくという口実で、ごらく部が不法使用している茶室によく行きますが、それは京子に会いたいがため。大好きな京子には、ついツンモードで対応してしまいがちですが、京子が花粉症のときにはティッシュをあげたり、映画にさそってもらったときなどは素直にデレるツンデレです。

自分でもその恋心をもてあましているところはありますが、もっと素直になって京子と仲良くなりたいと言う気持ちを持っています。七夕のときには、その願いがたんざくに書かれていました。そんな綾乃の気持ちに感づいているのは、友達で同じ生徒会役員の千歳だけ。しかし、千歳にそのことを指摘されると真っ赤になって否定します。そういう反応だけはとても素直で正直です。

■ダジャレ好き
綾乃は中学2年生の女の子のくせにオヤジっぽいダジャレを連発します。そのほとんどは歴史的建造物や地名とかけたもの。「罰金バッキンガムよ」や、「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」「必要ないないナイアガラ」など、数々の名ダジャレを生みだしています。ただ、それに反応して笑ってくれるのは結衣だけです。

■なぜかまわってくる貧乏くじ
なぜか貧乏くじをひきがちな綾乃。京子に会えるとわくわくしながら茶室に行くものの、当の京子は入れ違いで生徒会室に行っていたり、生徒会室の冷蔵庫に大切にしまっておいたプリンを京子や後輩の櫻子にとられたり・・・。成績優秀にもかかわらず、テストではいつも一夜漬けで済ませる、ある意味天才の京子に負けて万年2位。茶室の明け渡しをかけ、京子にテストの勝負を仕掛け、いつも以上に寝食を惜しんで勉強し、やっと1位をとれたと思ったら、京子がマンガの原稿で忙しく一夜漬けをしていなかっただけとオチ。あかりとは違った意味で不憫な役回りです。

■いつか想いが届くように
京子に対する想いにしても、素直になれないために京子に伝わっていないというのもちょっと不憫。そのうえ京子は、ちなつや千歳の妹の千鶴にちょっかいかけたりと浮気性で、京子が一番仲がいい結衣の存在も気になるところです。唯一の救いは、たまに京子が優しくしてくれること。しかし、そんな立場に甘んじることなく、もっと素直になって気持ちを伝えればその想いは通じるかもしれません。

実は『ゆるゆり』ファンの間でも京子×綾乃というカップリングは人気があります。それだけ、一途な綾乃の気持ちを応援したい人が多いのでしょうね。いざとなれば結衣から略奪するぐらいの気概でがんばってもらいたいものです。

【アニメキャラの魅力】人呼んで真っ赤な主人公!妄想少女「池田千歳」の魅力とは?
ガチではないゆるさですが、日常アニメよりはちょっと百合寄り。そんな立ち位置でそれまで百合作品に目を向けなかった層にも受け、人気アニメとなったのが『ゆるゆり』です。舞台は中学校。女の子同士でキャッキャウフフ、時には恋愛要素もありますが、高校生にはない未成熟さが、かえって受け入れやすかったのかもしれません。「池田千歳」は中学2年生の生徒会役員。関西弁なまりのおっとりメガネ少女です。

■キス魔
原作ではお酒入りチョコレートでよっぱらっていましたが、アニメでは各方面に気を使ったのか、改変されてチョコレート酔いするという設定に変わっていました。どちらにせよ、千歳は酔うとキス魔に変貌します。その相手は誰でもおかまいなし。生徒会とごらく部の合同合宿では、酔った千歳によって、綾乃、りせ、結衣、千鶴、ちなつ、あかりに加え、西垣先生の唇まで奪われてしまいました。なお、京子は自ら受け入れていました。

■妄想鼻血少女
千歳はちょっとおませな百合妄想癖があります。親友の綾乃が同級生の歳納京子に恋をしていることを見抜いており、綾乃と京子が一緒にいる場面では、綾乃が踏み込めないその先まで妄想しては鼻血を流しています。

その妄想はメガネをはずして視界がぼやけることで強化。出てくる鼻血の量も増え、時には部屋中血だらけになることもある壮絶さです。京子が誤ってメガネを壊してしまったときは、制御が効かず鼻血を出し続けました。

千歳は妄想するだけではなく、綾乃の恋が成就するように応援もしています。しかし、当の綾乃は指摘されても照れて否定するばかり。しかし、もし綾乃の恋が実って目の前で京子といちゃいちゃしたら、千歳はどうなってしまうのでしょうか?

なお、千歳がなにをネタに妄想しているかはわりと周りに知られているようで、修学旅行のまくら投げで京子に悪用されたり、キス魔モードを解除するために、綾乃が京子のほっぺにキスして大量出血させたりなどしています。

■やさしい「おばあちゃん」
おっとり少女でやさしい口調の関西弁の千歳。その雰囲気や、漬物を漬けるのが趣味で、ティッシュをくれたあかりに自作のたくあんをお礼にあげたりなど、あかりから「おばあちゃんみたいでかわいい人」と思われています。双子の妹の千鶴に対しても、姉というよりはお母さんのような優しさで包んであげている印象です。

■千歳の本心はどこに?
自分の本心はあまり外には出さない千歳。しかし、実は綾乃のことが好きなのではと思わせられることがあります。妄想趣味では綾乃と京子がくっつくことを考えていますが、それは自分の綾乃の気持ちへの代償行為かも?綾乃のことを応援するために自分の恋心を抑えつけているのなら、もうちょっと解放してもいいんじゃないかなと思いますよ。

【アニメキャラの魅力】私こそが次期(副)主人公!?愛されるアホキャラ「大室櫻子」の魅力とは?
女子中学生たちのキャッキャウフフと、割ときついギャグを両立させてしまった奇跡のアニメ『ゆるゆり』。特に百合に興味がない層にも笑えるアニメとして歓迎され、元からの原作ファンを上回るような新規ファンを獲得しました。「大室櫻子」は主人公(?)赤座あかりのクラスメイトの中学1年生。年齢より言動が幼いアホの子です。とっても人気があるキャラクターであり、櫻子と姉と妹の3姉妹を主人公にしたスピンオフ作品『大室家』まで出ているほどです。

■アホかわいい
櫻子は、勉強が苦手で一部日本語も危うい子です。時に行動が唐突で、思いつきをすぐ実行しようとするところは京子と似ていると言われることもありますが、京子が場の空気を読んでふざけているのに対して、櫻子は場の空気など一切おかまいなしです。集中力がなくいたずら大好き。あかりはよく櫻子のいたずらの被害にあっています。生徒会室の冷蔵庫にある綾乃のプリンを食べてしまうことも・・・。

ただ、わりと長幼の序はわきまえているらしく、先輩に対する言葉づかいは丁寧です。幼馴染の向日葵にはいつも叱られていますが、無邪気でアホ全開のキャラクターは、周囲を困惑させつつも温かく受け入れられているようです。

■向日葵への独占欲
櫻子は、幼馴染の向日葵と常にいがみあっています。生徒会に入ったのも、向日葵が一人だけ生徒会役員になるのが悔しかったから。と、表面的にはそうなのですが、学校の帰りはいつも一緒ですし、なにかというと向日葵の家に行って、勉強を教えろだの何か食べさせろだのと甘えます。櫻子がそうやって甘えたり駄々をこねたりするのは向日葵に対してだけです。2人でファミレスに入った時は、向日葵の苦手なにんじんを食べるかわりに自分の苦手なピーマンを食べてもらったりしています。お互いあーんして!

向日葵が、ちなつにマフラーの編み方を教えてあげるために、櫻子といっしょに帰ったりかまったりしてくれなくなった時期がありました。櫻子はその間胸がむかむかしていましたが、まだ心の幼い櫻子にはそれが嫉妬であることが理解できずにいました。しかし、マフラーを作り終えて、向日葵が自分のために編んだマフラーをくれ、また一緒に帰れることがわかったときは、満足そうな最高の笑顔を浮かべていました。本人たちは忘れていますが、幼い頃に婚姻届にお互いの名前を書いた2人。実は今でもそのときの気持ちは変わっていないのです。

■おっぱいコンプレックス
原作のキャラ紹介には「ツンデレ1年生のちっぱいの方」と書かれるほど、ぺったんな櫻子。中1にしては過剰な向日葵の巨乳にコンプレックスをもっていて、そのおっぱいにパンチをするなど過激な行動に出ることも。しかし、まだ中1ですし、これから成長の可能性はまだまだあります。もっとも、年齢が進まないということを作中キャラクターが明言している作品なので、ずっと中1のままなんですけどね。まあ、小さいままなら小さいままで、向日葵のおっぱいを揉ませてもらえばよろしい!

今はお互いツンモードですが、お互いの気持ちに気づいたらきっとべたべたのカップルになるはず!そんな未来も見てみたいものです。

【アニメキャラの魅力】後藤沙緒里の無駄遣い!?一歩進んだ百合関係「松本りせ」の魅力とは?
「ゆるい百合」というコンセプトのギャグアニメ『ゆるゆり』。女子中学生たちのゆるーい日常を描いた作品で、中学生レベルのキャッキャウフフが繰り広げられています。そんな中、ひとりだけ少し「大人」な百合関係を匂わせてくれるのが、中学3年生で生徒会長の「松本りせ」です。今回はそんな「松本りせ」の魅力について紹介してみたいと思います。

■インビジブルガール
主人公(おそらく)の赤座あかりが“影が薄い”と言われながらも、それなりに話にからんでくるのに対し、生徒会長りせの影の薄さは全く比較になりません。りせは、生徒会長という役職ゆえに、放課後は常に生徒会室で仕事にいそしんでいます。その全身が画面に現れたのはアニメ1期の9話・・・。

実は、初登場は1期の4話で、生徒会とごらく部が一緒に海で遊んだ時に、妄想で鼻血を出した千歳にティッシュを差しだす彼女の手が映ったり、上空からの絵で海に走っていくメンバーたちの一番右端に一瞬だけ映ったりしています。もっと言うと、2話の時点で櫻子が向日葵に見せた生徒会メンバーの写真の中央に写っていたのですが、りせの顔の上にだけ光の帯がかかっていて見えていませんでした。

生徒会メンバーは、当然りせの存在をわかっていましたが、京子たちはずっと生徒会室にいたことも、海でいっしょに遊んでいたことすらも気づいていません。京子たちが、訪れた生徒会室で初めてりせの存在に気付いた時に、たまたま怪談をしていたことから、りせのことを幽霊だと勘違いしてしまう始末・・・。

■小声!
りせは原作では「・・・」というセリフ(?)しかありません。アニメではそれが異常な小声でしゃべっているという演出になりました。りせのCVは後藤(弱)こと後藤沙緒里さん。しかし、通常の音量では後藤さんの声はまったく聞こえません・・・。ところが、音量をものすごく上げると、ちゃんとしゃべっているのが聞こえるのです。なぜかただ一人だけ、そんなりせの小声をちゃんと聞く事ができるのが理科教師の西垣先生。りせと普通に会話が成り立ち、りせの声が聞こえない綾乃たちに、彼女が言ったことを伝えてあげたりしています。

■イケナイ関係
そんなりせと西垣先生、実は「イケナイ関係」なのです。そう、西垣先生がやらかす“常に爆発が伴う実験”や“体に変調をきたす薬の試験”に付き合わされる関係です。その実験の内容とは、りせが赤面して照れてしまうようなもの・・・。色々とひどい目にあっているはずなのに、りせは自ら望んで協力しているようです。

2人の関係は、西垣先生がりせの髪を切ってあげたり、爆発でついた西垣先生のよごれをふいてあげたりと、単なる実験だけのつながりではないと思われます。無茶な実験案ばかりの西垣先生を心配するりせの目から、恋する人への気づかいを感じたのは私だけではないはず。スピンオフとして、少し大人な2人の百合関係を描いてほしいな・・・なんて思ったり思わなかったり思ったり。

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表され。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。OVA発売に先行して、2014年11月29日より劇場上映が実施される予定である。

『夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり』(なつだ!まつりだ!ぜんいんしゅうごう ごらくぶなちゅまつり)は、2013年7月7日に中野サンプラザ、同年7月21日にNHK大阪ホールで開催された。
2013年2月24日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された七森中♪ふぇすてぃばるで本公演の開催を発表。詳細については同年3月21日に放送のラジオ番組『ゆりゆららららゆるゆり放送室・帰ってきました!生公開録音おまけ』の中で発表された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

オープニングテーマ
「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」
(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話)
「よんでミラクるん!」(第6話)
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話)

エンディングテーマ
「100%ちゅ〜学生」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
「ガールズパワーで」(第8話)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 50

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

サザエさん時空を逆手に取るとは・・・!

原作未読。キャッチさんから紹介で視聴。

個人的には1期より見やすかったかも。
恐らく「物語が・・・」とか、「演出が・・・」とかじゃなくて、個性豊かな登場人物たちを理解した上での視聴だったせいだろう。

相変わらず、「ゆるい百合」というか、「ツンデレ」というか、「片思いの連鎖反応」というか、とにかく微妙なズレが面白い。

あかりの姉・「あかね」遂に登場。
1期第1話冒頭で衝撃的な部屋の光景を暴露されながら、結局、1期では出番無しだった、あかね。
清楚そうな外見とは大きくギャップのある性癖(?)。ある意味、一番ヤバい人物だ。

今期一番面白かったのは、「サザエさん時空」に対する対応。
サザエさん時空の作品の多くは、サザエさん時空であることを無視して、触れないように物語を続ける。
ところが、この作品は明らかにサザエさん時空を逆手にとって、自ら積極的に摩訶不思議な世界観を作り出す。

(例えば、夏コミのくだりとか、修学旅行のくだりとか・・・)

衝撃的だったのは、ちなつのバレンタインのお礼と言ってクリスマスの時期に結衣がちなつをデートに誘う話。
前出の夏コミのくだりや修学旅行のくだりは1期と2期という隔たりがあるが、この話はどちらも2期の話だ。

こんなことが堂々とまかり通る作品。面白くない訳がない!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

room1639 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

千歳ェ

私はアニメの考察は不得意である、あまり深く物を考えるタイプではないのか、前頭葉が未発達なのか理由は分からないが考察は不得意である、が、しかあし、この作品の最終回を観て私なりの考察をしてみた、なにせ、不慣れな考察なので的外れかもしれないが、読んでいただけたら嬉しい。

最終回でチョコを食べた千歳は魔物モードに入ってしまうが、ゆいの機転(策略?)によって大量の鼻血と共に魔物モードは終了した訳だが、作品中に鼻血が吹き出るシーンが描写されていない、非常に重要なシーンが割愛されているのでそこを考察してみたい。

考察1
京子と綾乃のキスシーンを目の当たりにした千歳は(全ての考察はこの文から始まるので、以下略)勢い良く出る鼻血の反作用で空中に浮遊、壁、柱、床などに激突し、約10秒間浮遊した後床に落下、約30秒程の痙攣の後沈静化。

考察2
鼻血を吹き出しながらも、魔物モード維持、止めようとするあかりを引きずり、鼻血を吹き出しながら、次から次へと洗礼を施すその姿まさに阿修羅の如く、最後のターゲットと見定めたあかりに洗礼を施す寸前で出血多量で沈静化。

あの部屋の惨状を考えるとこの二つの考察になった、多分考察2 が真実に近い気がする、ちがったら罰金バッキンガム?

もう疲れた

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

84.1 5 百合でコメディなアニメランキング5位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (805)
3105人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

肯定の魔法

カタリナ・クラエスが使えるのは、土ボコとかいうショボい魔法だけ。
でもそれは、カタリナが無自覚に行使する未公認のある魔法に
全能力が特化されているためなのだろう、というのが、自分の抱いた空想です。

他者による無条件の肯定。
それは、ある場合には魔法にも等しい作用を及ぼすものなのでしょう。

「あなたは特別な、素晴らしい存在なのよ」という
存在そのものを丸ごと肯定する力強い言葉。
得手不得手は誰にでもあるから、自分の得意な分野で自分を認めればよいという
きわめて良識的な自己肯定への指針。
あるいは、コンプレックスによって自己とも世界とも疎隔されているとき、
誰かがそのコンプレックスの根っこを肯定してくれれば、世界は劇的に変化する。

カタリナは縦横無尽に「肯定の魔法」を発動させて、相手の心を救済していきます。
さらには、この魔法があまりにも強力なので、
観ている私たち視聴者までも、救われたように感じてしまう。
ここに、このアニメの真骨頂があるようです。

原作は未読ですが、コミカライズ版は面白く通読しました。
そこで一つ分かったのは、アニメ版ではこの「肯定」のテーマを
さらに深める方向に構想が練られているらしいことです。

{netabare}
侍女のアンをめぐるエピソードがアニメオリジナルだとすれば、
彼女を「一人の人間」に変えたのがカタリナの「肯定の魔法」だったことは明らかでしょう。
あるいは、シリウスに託した母親の最期の言葉が、
生きることへの最大の肯定を表現していることも、
カタリナが彼を救った最後の切り札が、彼の本当の名前を呼ぶこと、
つまり、ずっと否定され続けてきた彼の真の存在への認知と肯定だったということも、
このテーマをめぐって展開される、ストレート過ぎるほどの変奏と捉えることができます。
{/netabare}

結局、私たちは他者による無条件の肯定を常に欲してやまないのです。
ここは好きだけど、ここは嫌い、といった部分的肯定だけでも十分に思えるほど、
現状は他者を否定する暗い情念に満ちていますから。
その意味で、カタリナ・クラエスはやはり「聖女」だったのでしょう。
彼女の存在は私たちにとって、束の間のオアシスとなっていたに違いありません。

いよいよ二期がスタートします。聖女との再会が待ち遠しいですね。

(初投稿 : 2020/06/23)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ゲラゲラ笑って感動する物語 人生のバイブルになるかも

この物語はゲームの世界へ転生した主人公カタリナが、自分の運命を変えるためにおバカをしたり見当違いなことをしたりする物語です。
カタリナの一挙一動にゲラゲラ笑ってしまうのだけど、気がついたらいつの間にか感動していました。心が温かくなっていました。
この物語は優しさに満ちています。(^_^)


交通事故で死亡した主人公は、ゲームの世界に転生します。ここではカタリナという名前の悪役令嬢のキャストとなっていました。
彼女には、良くて国外追放、悪ければ斬殺される運命しかありません。ほかの選択の余地はないのです。
このゲームの内容や結末を詳しく知っている主人公(カタリナ)は、自分の運命を変えるべく、あらゆる努力をします。

彼女はまず、{netabare}畑を作り野菜を育てます。
上流家庭の侯爵令嬢が農耕用の服に着替えて鍬をふるい、庭に畑を作ります。汗まみれになりながら土を耕{/netabare}します。
その姿は、周りの人の目には滑稽としか映りません。気が狂ったのではないかと思われます。
でもそれは、国外追放された際に一人で生き延びるための準備でした。

そして次に彼女は、{netabare}自分を斬殺する可能性がある{/netabare}男性たちに優しく振舞います。
彼らが悩んでいたら、悩みを聞いてあげたり、励ましたりします。そして彼らの特技を褒めてあげたりします。

さらにカタリナは、{netabare}このゲームの主人公である{/netabare}マリアにも優しくします。
心無い人達から虐められているマリアを守り、彼女がいつも笑顔でいられるように奮闘します。

カタリナの願いは、斬殺だけはされないように、国外追放されても生き延びられるように、その二つしかありません。
でも、人間って不思議ですよね。
自分が生き延びるための行動が、いつの間にかみんなを笑顔にしていました。そしていつの間にか、みんなから慕われていました。


このアニメは見方を変えれば、私たちが生きていくためのバイブルにもなりえます。
自分の環境、境遇には関係なく、周りの人たちを笑顔にするために自分ができることを精一杯する。
ただそれだけで、人生は楽しくなります。(^_^)

ちなみに、これからの日本では年金だけでは生きてゆけない人が大多数になります。破滅フラグがついているようなものです。
カタリナのように今のうちから畑を耕して農作物の作り方を学んでおいたほうが良いかもしれません

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

題名だけで避けるのはもったいないです。【絶賛】

ア〇マで無料一挙があったので観てみました。
題名から女子向けだと思っていたのですが、二期が始まっていることで軽い気持ちで観始めました。
ところが、良い意味で裏切られ、視聴途中で「終わってほしくない」という気持ちまで湧いてきました。
話数を重ねるごとにOPの評価もぐんぐん上がっていきました。
転生ものをたくさん観てるわけではないのですが、「これは並みの転生ものではない」と感じました。
未視聴の方はぜひとも軽い気持ちで観始めてはいかがでしょうか。
きっと驚くと思います。
これから二期も観ようと思います。

2022-0103お知らせ
またもやアべマで無料一挙があります。
1月7日(金)10:00まで無料視聴可能です。
この機会にぜひお願いします。殺伐とした心が浄化されていきます笑
なお、一期だけで綺麗にまとまっています。
会議のシーンが好き。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

74.3 6 百合でコメディなアニメランキング6位
まりあ†ほりっく[マリアホリック](TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1062)
6255人が棚に入れました
男性恐怖症で同性愛者 (百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入する。そこで出会ったのは、1年 下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合 趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也と、彼に仕えるメイド・汐王寺茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこ の波乱に満ちた学園生活の始まりだった。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

衝撃ですよ~与那国さん~

いや~参りましたです。
よい意味で、突っ込み所が本当に多い作品ですねw

主人公で百合の「宮前 かなこ」ちゃん!
毎日何リットル赤い液体を出しているのでしょうか!?身長が高くモデル体系にもかかわらず色気がない!それはそれですごいですw
いっぽうのヒロイン役?衹堂 鞠也(しどう まりや)ちゃん
は男の子だけど色っぽい学園のアイドルw
この二人を中心に物語がすすんでいきますよ~
とにかく見ていてテンポが良いのであっという間に見終わってしまう感じでしたよ~

あと、なんといってもはずせない神キャラが!!
ゴッド✝寮長先生ですよ~
あの耳本物なんですかね~人間じゃないです!?
しゃべり方がとっても耳にのこるのですよw

そんな寮長先生から毎日ありがた~い一言を『twitter』でもらえちゃいますよ~めっちゃ気に入ってます!!!!

「@GODryocho_bot」で検索してみてくださいね ~
こんなつぶやきもらえちゃいますよ~♪

「生き物を机の下に無造作に置いておくなんて言語道断。動物虐待ですよぉ~。7点!容赦なしの一桁です。良いですかぁ~不用品を持ち込むならば上手に隠すのがルールですよぉ~」

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

ディルド村田 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これイイすよ~

まず
女子のビジュアルがイイす!
みんな可愛いかったり美人だったり
かなこちゃんが鼻血ブーするのもうなずけます

かなこちゃん...
あんたゾンザイな扱い受けてるけど
あんたもかなりの美人さんだよ(乳もデカイ)

あと
オープニングがイイす!!

きゃぁぁぁぁ なにこれ♥

完全にシビレちゃいました
ロカビリー? (否!アニソン) ぽい音楽に
イカレかかったまりやボイス
サイコビリー?(否!アニソン)
キンセン触れまくりで
切れちゃうんじゃねぇか てくらい
もぅギュンギュン

まま
内容なんですけど

よくわかんないす...

百合コメディ てんですかね
かなこちゃんの変態的な妄想やら言動とか
まりやのブラックな部分とか
まつりかちゃんの邪悪なツッコミとか
おかしかったんですけど
振り返って 大笑いした記憶はねぇです

雰囲気... 雰囲気ギャグ

でも!
面白かったです!!
パート2の「あらいぶ」も観ます

あんま関係ないかもなんすけど
小林ゆう の「HANAJI」のPV
なぁんか違う...
水玉のワンピースだったらなぁ...

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

ジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

もっと評価されても良いのでは?

シャフトのコメディー系の作品の中では、もっとも安定して作り込まれてる作品だと思います。
一つ一つの表現に作り手のこだわりを感じますし、それが見事に良い雰囲気と笑いを演出しています。
シーンの雰囲気毎にキャラデザが変わったり、セリフ、動画、静止画のタイミングと間の取り方、、、全てが完璧です。


内容自体は、レズビアン女とドS女装男の話で、毎回同じネタのループなのにも関わらず、まったく飽きる事無く見れます。

自分のお気に入りは11話の変態神父の話ですw
『チャイコフスキーで、ろ単調』の下りは神ですねw

最後に、シャフトの演出を手抜きとか言う人もいますが、OPでもそうですが、動くべきシーンでは、短い描写であっても、細かく表現してますし、少なくとも、この作品は制作者側のこだわりが、はっきりと出てます。
なので是非ご覧ください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

84.6 7 百合でコメディなアニメランキング7位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2399)
11846人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 49
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

癒し系ですね~^^
チノちゃんもリゼもかわいいです。

そして {netabare} おじいちゃんうさぎ?{/netabare}は見た目のモフモフと、渋い声のギャップがイイデスね♪

■第2話
{netabare}
ライバル店はしゅがりんでしたか^^

チノちゃんがあんこに触るシーンがかわゆす♪
{/netabare}

■第3話~第12話
{netabare}
ついに終わってしまったごちうさTT
毎回ごちうさに癒されていました^^
これはごちうさ難民が大量発生しますね!
{/netabare}

■「てでざりぜ」?
{netabare}
「天々座 理世」って何の由来かと思いきや
そのまんまだったんですね~

・保登 心愛→ホットココア
・香風 智乃→カプチーノ
・宇治松 千夜→宇治抹茶
・桐間 紗路→キリマンジャロ
・天々座 理世→テデザリゼ(紅茶)

他の子はちょっと名前変えてるのに
リゼちゃんだけまんまでした(笑)^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 98
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

76.8 8 百合でコメディなアニメランキング8位
ゆゆ式(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1291)
5907人が棚に入れました
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式(ルール)”

声優・キャラクター
津田美波、種田梨沙、大久保瑠美、茅野愛衣、潘めぐみ、清水茉菜、堀江由衣

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんでもないようなことがおもしろかったとおもう。<改稿>

まずは正直ゆゆ式すげーってのが感想。日常系の枠に入る事は確かなんだけど、日常系にも、ある程度の非日常と言うか、パロネタとか不思議な世界観とか、それなりに魅せる要素があるのが定番なんだけど、本作は無いんですよね。日常を描いた日常系。

ギャグって程ボケたワードでもないし、どこかに出かけるとかイベントも少なく、出かけたとしても、そこをネタにする気が全くない。ゆるいとか、ほんわかとかそんなんじゃない何かがこやつにはある。

学生の時ってノリって大事じゃないですか。無茶振りされても必死で面白くさせなきゃいけないみたいな。そんな強制されたものじゃないんだけど、程よく楽しめる関係性で築き上げられた、とりとめのないJKの単なる会話で、これが何でこんなに虜にさせる毒を持つのか、、

日本語って面白いなって改めて感じる作品。日本語に潜むちょっとヘンな部分や、間違って使っているフレーズへの気づきとか、ゴロの響きとか、そんなありふれた会話を、ありふれた女子高生でひたすら見せる。これが何気なく心地いい。

電話かければ誰かと話せるみたいに当然で、そこには何もかけた理由なんてないんだけど、いざ会話を始めると楽しいみたいな感じでしょうか

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

祭理@クソアニメ好 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

まさに『何もない』アニメ

原作既読


タイトルの通り『何もない』アニメである。

……というのは言いすぎですが、とにかく全話通してストーリーが乱高下するようなイベントもない、女子高生の日常をただただゆるゆると描いています。
他の日常アニメと違うのは、それを徹底していること。
観ることにストレスを感じない。それでいてキャラが可愛い。
正にベストオブ日常モノ。
それでいてやたら細かい表情やら仕草やらをきっちりと画面に入れ込んでいて、スタッフさんの苦労を思うと頭が上がりません。

それとあまり評価にあがってませんが、作画の安定感は近年のTVアニメの中でも屈指の出来ではないかと思います。
お母さん先生の部屋で行う鍋だったり、ジャムをかけて食べるアイスクリームだったり、ハムレタスサンドであったり、やたら食べ物の作画が凄いです。

音楽の面でも、ネット界隈で有名な様々なクリエイターさんを起用していて、どの曲も色が違っていて聞いていてとても楽しいです。



結論としては、おもしろい!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11
ネタバレ

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

★4/ 無形のカレイドスコープ

萌えではない日常会話劇

縦横無尽な推進力で燃料投下していくスターターゆずこと機知に富んだ多彩な展開力のエキスパンダー縁と俊敏な判断力で応答するリアクター唯。それぞれの役割は秒単位で流動しボケとツッコミも時に1対2、2対1と華麗に変化し絶妙なバランスの上に広がるリアリティ溢れるユートピアを眺める至福を味わえる本作は唯一無二という言葉すら生ぬるい。

これは断じてただの女子高生に萌えるアニメなどではない。メンタルサプリメントであり思考実験であり現代を生き抜く為の極意であり本質であり真実であり本物であり真理でありもうなんかアレだよアレ。

世の中にクソリプを撒き散らす○○どもに限らず我々全国民はこの作品を姿勢を正して手をグーにして正座して腹に力を入れて目を見開いて口を閉じて定期的に周回する義務を課していくべきである。

それはなぜか。
では以下に記述しておく。

例えば縁がゆずこと唯の2人に対してこう呼びかける場面がある。

「みんなは〜」

2人を結べば線となり、3人結べば面となる。団体という概念の最低単位は3である。多分。理想的な家庭環境であれば自分と母親と父親とでこの構造が最初に形成されることになる。

自己が多数派にも少数派にもなり得る流動的かつ不安定な構造の安定を計るには実に多彩で高度な判断が他方に許される範囲内での応答速度を持って求められる。そう、バカには"場"を維持することは難しい。この作品を1話だけチラ見しただけの者から見ればゆずこはただのバカキャラにしか見えないだろうが最後まで視聴した者は成績もそれなりに優秀で他人に対して常識的な対応も出来る人物だと知っているはず。血統の良い縁は言わずもがな。唯も縁と幼馴染であるので家柄も悪くないはずであり、その2人相手の対応を見てもそれなりの判断力を持ち得ている事に疑いはない。

この作品はたとえば繊細なアクセルワークで沈黙を破って進入してきたゆずこの速度と強度を即座に参照算出、適正な戦略と戦術で迅速に適応的な対応を選択し快適なリズムを崩さずに"場"に展開、その後も同様に柔軟な対応を当意即妙に続けていくというとても高度な技能のケーススタディなのである。

これはどんなにスーパーでスペシャルなコンピュータの高性能AIでも実現不可能な芸当である。今後いくら技術が発達しようとも。絶対と言い切れる。何故か?

コンピュータには身体性が無いからだ。

人間の脳は無意識領域であっても周囲の様々な要因に影響される。温度湿度光量音量臭い壁の色人間の数など。身体的にも空腹度疲労度などの体調面。凄まじい数の要素がリアルタイムで次々と変化する。パラメータを計算するだけならAIが得意だろう。だがそれらを測定するセンサ自体が存在しない。彼女らはそれらの複雑なパラメータを瞬時に読み取り計算し時には修整しつつ"場"を整えていく。

では何故"場"を整える必要があるのか。
 
続きは有料となります(嘘)
この作品見たらわかりますよね。

以下各話メモ。
{netabare}
1日1話の勢いレビュースタイル。けいおんとの2本立て。思ったことそのまま。

1話
こりゃスゲェ。ほんとに何も起きない。けいおんがほんとにゴージャスに感じる。なる程これは唯一無二なのかもしれん。じっくり彼女らの生活を覗き見することにしよう。

2話
リズムにハマることあるよね。わかるわかる。胸の話題は流石にわからんが切実なのかもな。男は見せ合いとかしないからどうなんやろ。お母さん可愛い。全く教師感がないがコレはコレでいいのか?先生から何か教わることくらいは無いのかな。2回目にしてオープニングエンディングがいい曲に感じて来た。アレ?ハマってきた?
3話
夏休み。水って何だ?何なんだろ。部屋に何もイジる要素がないのな。けいおんと比べて物凄く濃度が濃いような気がする。何だこれ。女子高生のリアリティとかはわかる訳ないのだが。一応プールなんか行くけどあっさりしててイベント感がまるで無い。なんか凄いものを見てる気がする。展開も何もないのに次が見たくなってる不思議。
4話
何これ凄い。メチャクチャ面白いんだけど。絵柄はもう全く気にならない。他の子との絡みも増えてきた。オープニングエンディング両方落とした。2曲ループで数時間聴いてる。コレはヤバイものを知ってしまった。いや、コレ本当に凄い。マジで。何故かとかは浮かんでは来るが考えたくない。語彙力無くしたままでいい。今は身を任せて味わおうと思う。
5話
いきなりターン制が始まりすぐに終了。様々な口火から不意に急展開しては元の話題に着地したりとアドリブのような会話が楽しいのか。2週目はどんな感想になるのかな。カイザー…、懐かしいなアレ。記憶無くして見たいって最高級の賛辞だと思うけど、だからといって勧めたりはしないのね、なる程。なんか物凄いヒントが沢山詰まってる気がする。ああ、またくだらない長文書きそうだ。
6話
ポテトは木曜日に決まってんだろ。コート姿もいいです。学校指定品に種類あるのか。歳とるとビックリのダメージが大きくなるな。クリスマスの身内お泊り回すらない潔さ。男子の話題が出ないのは新鮮。帰り道の横並びのポジションが度々スイッチするのなんかいいですね。
7話
1クールの作品で後半から急に雰囲気変わるのは何故なんですかね?2人だけの絵面は新鮮。下ネタはちょっと残念。ただ見てるだけで幸せな気持ちになる不思議な体験。時間が経つのが、凄く早い。
8話
やっぱ演出変わってんな。腹とか胸とか足とか要らんのに。胸触っていいよ一回だけ、てのはお返しのつもりなのか。これショートアニメだった?ってくらいにもう終わり?ってなる。え?あと4回しかないの?嘘でしょ?
9話
ふみの後ろ姿から始まり佳と合流して2人で話しているところに縁登場。何なのかわからんが貫禄を感じる。教室に入るとゆずこと唯が話している場面。何この安心感。場面が切り替わるたびに残り時間を確認している。下校時6人並びの絵が新鮮。でもやっぱり一緒に遊ぶ描写はない。
10話
会話の内容を絵で表現するのは普通だけどココではやらなくていいような。でもメンドイ魔物のデザインは好き。グッズあればちょっと欲しい。戦うべき感情を可視化するのは割といいアイデアなのかもしれない。自分との戦いに勝利する為にはやはり他者の存在が必要なのだ。人は1人では生きていけない。いわゆらないって言った事ある。EDの神様は少し笑った。油断してるとすぐ終わる。あと2回。
11話
いやあと1回で終わると思うとなんか身が入らんというかどうせ周回するだろうしと思っていたらあっと言う間に終わってた。少し真面目な青くさい話も。いやでも次が最終回なの?信じられない。本当に?
12話
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

82.0 9 百合でコメディなアニメランキング9位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (624)
2468人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

終わってみれば面白かったです。第12話(最終回)に、動画工房の本気を見た!

原作漫画は読んでいません。(「コミック百合姫」掲載らしい。)

ぼっちの星野みやこの下に、年の離れた妹である少額5年生のひなたのクラスメイトである白咲花(しらさき はな)や姫坂乃愛(ひめさか のあ)が現れるようになり、特に花の愛らしさに惹かれたみやこが妹の同級生たちとの距離をだんだんと縮めていくといった感じのお話。

歳が離れていてみやこがひなたの面倒を見ていたため相互に極度のシスコン状態です。

登場人物としては話数を重ねていくにしたがってみやことひなたの母親である千鶴、花の母親である春香、乃愛の母親であるエミリー、ひなたのクラスメイトである種村小依(たねむら こより)、小之森夏音(このもり かのん)、みやこと高校の同級生だったという松本香子(まつもと こうこ)などの面々が出てきます。

ED主題歌はひなた、花、乃愛、小依、花音の担当声優によるユニット「わたてん☆5」が歌っています。

原作掲載誌がコミック百合姫というだけのことはあってみやこ×花の他、カップリングはかなりハッキリと意識したストーリーになっているようですね。

第1~10話まで、ほぼほぼ人間関係の進展具合を追うようなストーリーの中にコミカルな描写を織り交ぜていくスタイルです。こういった人間関係にフォーカスを当てた作品は退屈に感じるという人もいるかもしれません。ただ、私は大変良かったと思います。

またみやこや松本の行動が一般論的にある種「危ない人」であるところもあり、人によっては拒否反応があるかもしれません。

しかしみやこはコスプレ衣装作りとお菓子などを作る料理、松本も同じく衣装作りにおいては能力的にはその怪しさに見合わないハイスペックぶりで、そのあたりのギャップも本作の魅力と言えます。

こういった日常回を重ねつつ第10話では最終回的なエピソードを持ってきています。そしてそれまでの話数での人間関係を踏まえた11話におけるひなたたちのクラスの劇の準備、12話での劇本番といった構成です。

この第12話での劇中劇が「天使のまなざし」がアニメとしてはかなり本格的なミュージカルで、しかもダイジェストではなくフルに上演場面が出てくるという異例の脚本になっています。

この劇中劇の楽曲レベルも結構高くて、歌唱や劇の場面の描写も含めてかなり本気で作られています。「日常アニメにそんなものは求めない」という声も聞かれますが、私はこの劇中劇により本作をかなり気に入りました。

余談: そういえば香子を「こうこ」と読むのは珍しい。『ゴールデンタイム』ではそうでしたけど。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

萌え消費し続けるユーザーへの新たな供給の形

オタクで人見知りな女子大生みやこと、天使な小学生達とお送りする動画工房によるかわいいスケッチコメディー

シリアスな物語や考えさせられる作品の方が評価が高くなりがちですが、日常系でも中には工夫の高い作品があると思います。本作はまさにそれで奥深い作品でした。

キャラクター設定においては、みゃー姉という小学生に萌える女性を配置し、まず萌えるという行為を全肯定してくれる大きなお友達への優しさが伝わる作風。さらに萌えてるみゃー姉の姿が萌えるという蕩れにまで至らせてくれる作品w(私観がものすごく入っております)

キャラクターの関係図として、花ちゃんは、お菓子を作る代わりにコスプレ衣装を着せた写真を撮らせてくれるとか、のあちゃんは、とある事情を秘密にする代わりにコスプレさせてほしいとか、相関図が書けるような明示的な描写がされています。
その明示的な関係の裏にある暗黙的な、実はこうだよね、みたいな 本当に思っていることはハートフルな思いがあって、その明暗な表現方法が素敵でした。

みゃー姉のストーカーなる人物も出現し、当初は小学生の天使たちを愛でるアニメという表を装っておきながら、実はみゃー姉がハーレム主人公であり、みゃー姉を愛でるアニメという様相を呈していく。

むちむちボディと評されるみゃー姉のデザインもよくて、グリッドマンの新条アカネを彷彿とさせるところもあって、というか声優も同じなのであった。

日常系の作品って一見 物語性が薄いように感じますが、本作においては優れた構成になっていると感じました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

も う 1 回 !

いつも ハッピハッピ(o`-´)o フレンズ(\`Δ´)/

ずっと ハッピハッピo(`-´o) フレンズ\(^。^/)


コメディ調のロリ+百合アニメ。
松本が出てきた辺りからカオスになってきたが、まあそれはそれで楽しかった。
なんだかんだ2019年冬クールで一番生きがいにしてたアニメ。


【私が感じた『わたてん』のイイところ3つ】
{netabare}
①みゃー姉と花ちゃんの距離感

"お互いに"ツッコミを入れられる関係が温かい。
花ちゃんは、みゃー姉の変態行動に警戒はしているけど根っこの部分ではちゃんと信頼があって、
例えば、誕生日にヘアピンをプレゼントしたりする。

みゃー姉の愛は一方的でも、花ちゃんがその気持ちに真っ向から反発するようなことがないので、安心して観ていられた。

{netabare}
②みゃー姉のダメ人間っぷり

"ダメ人間あるある"が面白可笑しく散りばめられている。
休日に外出しただけでみんなからびっくりされるのは涙が止まらない。

{netabare}
③みゃー姉のCVが上田麗奈さん

『サクラクエスト』のしおり(「だんないよ~」のコ)、『ReLIFE』の杏(三つ編みメガネ)、『グリッドマン』のアカネ…とかの声をやっていた方。
特にアカネは秋クールで大きな話題を呼びましたね。

松本のLynnさんもそうだけど、声質が柔らかい雰囲気なので変態キャラでも可愛げがあった。
寧ろ小学生組よりコッチの方が好きだったかもしれない(ロリコン失格){/netabare}{/netabare}{/netabare}


【結論】
{netabare}このアニメは私の性癖に刺さっています!
2期やって!!{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 38

76.5 10 百合でコメディなアニメランキング10位
となりの吸血鬼さん(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (486)
1987人が棚に入れました
天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。灯は彼女の家に押し掛け、強引に同居を始めることになる。ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。

声優・キャラクター
富田美憂、篠原侑、Lynn、和氣あず未、日高里菜、内田彩

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

灯さん、距離感おかしい(笑)!(最終回のサブタイトルのセンスが、意外と好きです。)

原作は未読ですが、「COMIC CUNE(コミックキューン)」掲載の漫画作品とのことです。

ただの怪談話かと思いつつも吸血鬼の噂を聞いた主人公の天野灯(あまの あかり)が真相を確かめに夜中に噂の屋敷を探しにいったら、ガチで吸血鬼なソフィー・トワイライトが住んでおり、いろいろあって同居生活を始めるという人外日常コメディ作品です。

他の主な登場人物としては灯が通う高校の友人たちと、ソフィーの旧知でやはり吸血鬼のエリーといったところでしょうか。

OP背景映像で灯とソフィーがガッチリと手をつないでいる上にその手がリボンでグルグルに固められているので完全に「そっちかい!」というわかりやすい作品ではあります。まあ、掲載誌も「COMIC CUNE」なわけですし…。

灯のパーソナルスペースが近すぎというかちょっとおかしいレベルなのに対して、ソフィーが吸血鬼なのに「常識人」というギャップが笑いを生む感じでなかなか面白いですね。

二人が知り合う前からの友人関係からの「嫉妬」っぽい感じも「そっちかい!」な感じで、好きな人はけっこうハマれる作品なんじゃないでしょうか。まあ、苦手な人はダメでしょうけど…。

灯の人形(ドール)好きや、ソフィーが深夜の時間を持て余してアニメやマンガ、ラノベのオタク化しているのも笑いのネタの提供源になっていますね。

ソフィーの常食が冷蔵庫に保存された鮮血パックなのはまあ良いとして、血液を電子レンジであっためて成分が壊れたり凝固したりしないのだろうかといったツッコミどころもありますけど、日常コメディだからそんなことは深く考えてはいけないのだ(笑)!

2018.11.20追記:
第7話まで視聴済みです。Cパートのソフィーちゃんを見ていて、セサミストリートに出てくるカウント伯爵(Count von Count)という数を数えたがるのをネタにした吸血鬼キャラがいたのをふと思い出しました。

爵位の伯爵(Count)と数える(count)を掛けた駄洒落ですよね。たぶんNHK教育テレビでセサミストリートが放送され始めたときくらいからいた、アーニーとバート、クッキーモンスター、カエルのカーミット、ビッグバードなどなどと同じくらいの古参キャラクターです。

2018.12.23追記:
第12話(最終話)視聴終了。一見なんてことないサブタイトル「巡る季節と吸血鬼」ですが、このセンスは意外と好きです。

全話通して振り返ってみると、灯から見たソフィーは対等な「友達」なのですが、ソフィーから見た灯はまだ面倒をみるべき「子供」なんだなと感じられる意識のギャップみたいなものも面白かったですね。この関係は、実はソフィーがかなり「大人」だからこそ成立していますよね。

第12話は、いい最終回だった(わりとガチで)。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

\あっかり~ん/

原作未読/最新話視聴にあたり最下部に追記

好奇心旺盛な女子高生・天野灯(声:篠原侑)が、吸血鬼・ソフィー(声:富田美憂)と織り成す日常系コメディ。

登場するキャラやデザインはどれも可愛らしいものとなっており、通常ならば血液を飲むなどおどろおどろしい様子もこの作品に至ってはほのぼのしたものに見えてしまう。

正直、第1話を見終えた時点では物語の起伏が少なく、終始ほんわかした空気で展開していくものと思い、視聴を後回しか断念しそうになったけれど、第2話から一気に面白くなってくるので危ういところであった。

ソフィーの世間ズレっぷりも大概にして面白いのだが、灯ちゃんのズレっぷり&天然っぷりがやばいのです。失礼ながら見た目こそモブちっくで大人しめな外見だが、彼女の行動や発するセリフには時折ドツボにハマってしまい爆笑させてくれます。そののほほーんとした表情から真顔で繰り出されるものだから破壊力がよけいにやばいw ということで、こちらも最後まで視聴すること間違いなし。

どうでもいいけれど天野灯という名前は“天野”こずえさんの作品で『ARIA』主人公の水無“灯里”から来ているのかな?


▼第7話 {netabare}
いきなりの海からはじまった今回は、水着回というサービスカットなのかなと思いきや、すぐさま帰宅。(私的にはよっぽどの内容でない限りサービス回というのはいらんので逆に有難い)炎天下のビーチへ勝手に連れて来た灯も流石というべきか大概だが、ソフィーも「寝ている間に運んできたのか? 着替えたような気もするが~」じゃねえよw そしてスーツケースに戻るさまは可愛かった。エリーからも悪魔と指摘されていたがやっぱ灯はとんでもねえわw

今回はソフィーの可愛さが際立った回で、雷にびびった瞬間の作画が可愛かったり、びびってないですよとばかりに「もう少し眠るか」と棺桶に戻るさまも愛らしかった。Cパートでのヒマワリの種を数えるという行為、確かに気にならんこともないが普通はしないわなw しかし1231個もあるとは、これが本当ならちょっとした無駄知識に。

そして今回で一番笑ったのは、お祭り屋台にて金魚すくいというゲームを知らなかったエリーが「この魚たちを店の主人から救ってあげるのかしら」はクッソ笑いました。このアニメは世間ズレした吸血鬼ならではの設定を上手く活用しているところも面白い。てことでこれまで灯ちゃんばっかり目に映っていたけれど、ソフィー&エリーへの評価が縛上げした回でもありました。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}最終回は、あかりとソフィーが散歩しながら、これまで登場したメインキャラクターたちと出会い、そしてラストはふたりの最初の出会いを再現するといった形で締めくくり、とてもこの作品らしい終わり方が良かったと思います。

▽総評
物語中盤までは、あかりの天然さや変態さ、ズレっぷりに笑いどころが多かったけれど、中盤以降は百合要素が高くなり笑いは影をひそめてしまった印象。序盤のあかりが面白すぎたので、ちょっと彼女に比重を置いて視聴しすぎてしまったため、後半は物足りなさを感じてしまったことも否めない。ただ、途中から登場したエリーがたまに笑わせてくれたり、ソフィーは終始一貫して安定した癒しを届けてくれました。作品全体を通して日常系の醍醐味であるまったりと和やかにそして多くの癒しをもらえた作品でした。{/netabare}


▼キャスト
ソフィー・トワイライト:富田美憂
天野灯:篠原侑
夏木ひなた:Lynn
エリー:和氣あず未
倉井朔夜:日高里菜
青木夕:内田彩

▼制作
アニメーション制作:Studio五組、AXsiZ
原作:甘党/漫画:既刊5巻
監督:秋田谷典昭
副監督:福島利規
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕

▼主題歌
オープニングテーマ「†吸tie Ladies†」歌:ソフィー(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未)
エンディングテーマ「HAPPY!!ストレンジフレンズ」歌:同上

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きららじゃないんです!そしてホントに平和な話です。

原作が、KADOKAWAのコミックキューンなんで、
きらら系とはひと味違います!
何しろ、お風呂シーンが出て来ません(笑)

オープニングアニメーション見て
かなり嫌な感じのユリ展開だろうと思って、
思い切り腰が引けていたんですけど、
本編が始まると、ひたすらに平和な日々が続きます。
主人公あかりが、ソフィーに係わるのは
ユリなのではなくて
人形蒐集が趣味で、ソフィーが人形みたいに可愛いから。
そしてこのソフィー、とにかく冷静な常識人で、トラブルを極力避けています。
だからとにかく平和なんです。
事件なんか全然起きません。

本編がショートアニメ2話のことも多くて、
この平穏な感じでも飽きないし、
基本的にメインキャラクターの関係性が
非ユリな友愛なんで、
最後まで心地よく過ごせました(≧▽≦)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

78.3 11 百合でコメディなアニメランキング11位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (583)
2279人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ただの変態アニメ、ロリアニメと侮ることなかれ!

原作未読。最終話まで視聴。

美少女小学生のミーシャ。
幼女好き家政婦のつばめ。

この2人中心に描かれるドタバタコメディ。

元航空自衛官ならではの(?)体力をいかして、変態行為に及ぶつばめと、それを頑なに拒み続けるミーシャ。
序盤~中盤はこれだけど充分面白かったです。

だけど、これだけだと同じことの繰り返しで、どうしても食傷気味になっちゃう。
そんな頃合いに登場する脇役が、効果的に作品を盛り上げてくれます。

つばめの元上官でドMのみどり。
ミーシャの同級生のわしわしと森川。

そして感動的な最終回。

この作品は変態ロリアニメと思われがちですが、実はミーシャの成長を描く作品。
笑いも感動も、かなりクオリティが高い作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 45
ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしい。視聴者の性癖も試されるアニメ。シリアスも強度が高い。

ウザメイドのロリ性癖、
及びメイドの元女上官のドM性癖、
及び金髪幼女を愛でることを中心としたコメディ。
1話に5~10回くらい笑える箇所がある。

コメディメイン作品のシリアスは成功しないことが多いが、
本作最終話は成功していた。
{netabare}
母の死や病気等を絡めた事で
コメディにありがちな「ぬる」いシリアスになることを絶妙に回避した。
{/netabare}

ロリコンアニメのようだが、
実際にはメイドの筋肉に目が行く。
「筋肉+ストーカー+ロリコン+メイド+萌絵」
という属性過多キャラの新境地に
視聴者の性癖が試されるアニメ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

変態もドン引きの変態

原作未読/※最終話視聴にあたり総評は最下部に追記

キャッチコピーは『闘うヘンタイ家政婦 VS ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ』。

登場人物はかなり少なめで、小学2年生の主人公・高梨ミーシャ(声:白石晴香)と、もうひとりの主人公でメイドの鴨居つばめ(声:沼倉愛美)のふたりがほぼメインで進行していきます。

第7話まで観た時点では、つばめの度が過ぎた変態っぷりに同じく変態の私でさえちょいちょいドン引きしてしまう場面もあったけれど、概ねミーシャの突っ込みにより笑えるものとはなっております。作品全体としても毎回一回以上は声に出して笑ってしまうシーンもあり、テンポも良いので楽しく見られるものとなっていました。

{netabare}ミーシャが学校へ登校するようになってから登場するクラスメイトのわしわしこと鷲崎みみか(声:原田彩楓)は、個性が強すぎる主人公ふたりに相対した温和なキャラで作品のバランスを取ってくれるので、もうちょっと出番を増やして欲しいかななんて思ったり。

同じくクラスメイトの森川ゆい(声:井澤詩織)はただの面倒くさいウザキャラかと思いきや、つばめを師匠と仰いだりと素直な性格をしているので、今後も期待しています。『ガヴリールドロップアウト』のサターニャを彷彿とさせるキャラなのでわりとお気に入り。

そして、強烈なドMキャラ・鵜飼みどり(声:M・A・O)ですが、そのドM発言をしつこいくらいに繰り出すのであまり笑えなかったけれど、初登場時のミーシャとわしわしからの2連発防犯ベルでは吹いてしまいました。みどりの場合、その行動が面白かったりするので、少しでいいからドM発言を自重して頂きたいw{/netabare}

エンディング『ときめき☆くらいまっくす』はつばめの激しいキャラが前面に押し出されているものとなっており、その中毒性から連続視聴中でも飛ばすことが出来なかったw


▼第8話
{netabare}この作品って細かいとこにも笑いのネタが置かれているというか、1回の視聴じゃ気づきにくいネタがあるので、2回連続で視聴するとより笑えてしまう。たとえば冒頭で、つばめがミーシャの成長を記録したと熱弁するカットではミーシャBDのジャケットなどが映っているんだけれどよく見ると「VOL.102(50GB)」とか、50GB分で102本ってオイw また、寝起きのミーシャを撮影するカメラ画面では地味に5.1chと表記してあったりとw てな感じで、出来るだけ見逃したくない次第。このシーンでのミーシャのセリフ「あんな奇行に走っておいてよく平然とメイドモードに戻れるな」も笑ったなあw

また今回はみどり回だったともいえ、みどりの可愛さや面白さが際立ちまくっており、みどりに対しての評価が爆上げしてしまった。なかでも就寝シーンでの鼻血を垂れ流しながら「いや、大丈夫、イエーイ!!!」はクッソ笑った。ひとつひとつ記しておくことができないほど今回も終始笑いが止まらなかった回でした。また時折挟まれる、不穏なBGMも笑いのタネとして最高でしたw 今期のギャグ枠としては私の中でナンバー1候補筆頭となっております。{/netabare}

▼第9話
{netabare}クマゴロウを持ち帰ったゆいの妹を優しく諭すつばめが微笑ましかった。いつもは変態ながらもこういった素敵な人間性を垣間見せるからやっぱつばめは最高ですw そして、ミーシャちゃん幼女時に雪にはしゃぐ姿はまさかの家族サービスってw みどりはみどりで、ミーシャやご近所さんのために雪かきに勤しむ優しさw ほんとこいつら変態のクセに人間が出来すぎているから困る。さらに今回はわしわしも登場したけれど、こちらもまさかの肥満化w 後半の雪合戦では、ダイエットのために始めたのにも関わらず、わしわしそれ雪玉作りじゃ痩せないから~! ホント、この作品はたった一話のなかに毎回いろいろ詰め込んでくるから面白い。{/netabare}

▼第10話
{netabare}分かってはいたけれど、あの不穏なBGMとともに旅館の仲居として登場したつばめに声を出してクッソ笑わされてしまった。さらに違うアングルから3度繰り返す演出にしばらく笑いが止まりませんでした。そして入浴シーンで、ミーシャちゃんの幼児パンツに目を向けさせといてからの再度、不穏BGM&つばめの登場にまたもや爆笑w いきなり笑いっぱなしで、すこぶる体力をもってかれたかと思えば、後半では格好良すぎるつばめになったりと、振り幅が激しすぎて大変だw{/netabare}

▼第11話
{netabare}今回はわしわし&森川さんとのお泊り回で和み成分大目でした。そして登場からいきなりの笑いを提供してくれたみどりん。初登場時あたりは微妙だなんて記した気もするが、もはや彼女もこの作品にはいなくてはならないほど愛すべきキャラクターだ。ここにきて、つばめの変態っぷりにみどりんまで引かせてしまうとは、やはりつばめ恐るべし。終盤では、シリアス展開で来週への持ち越し。この様子だと次で最終回のようなので、終ってしまうのが寂しい次第である。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}嗚呼、今季最高に笑わせてくれた「うざメイド」がついに終わってしまった…。最終話は、つばめの過去が語られ、ミーシャがつばめの手を引きつばめを部屋へ招き入れた瞬間に目から水が流れ始めたよ! いままで散々笑わせてくれたギャグアニメでありながら、最終話では感動的な展開に持っていくとは、先週までは思いも寄らなかった。原作はまだ連載中らしいけれど、このアニメ版は綺麗に幕を閉じれたものと思います。

ミーシャやつばめはもちろんのこと、わしわしや森川さん、そしてみどりん。彼女たちにどれだけ笑わされ、癒されたかわかりません。つばめ&みどりんのド変態っぷりにドン引きすることもあったけれど最高に面白い作品でした! 久しぶりに満点をつけさせてもらます。そしていつの日か第二期が観れることを願うばかり。{/netabare}


▼キャスト
高梨ミーシャ:白石晴香
鴨居つばめ:沼倉愛美
鵜飼みどり:M・A・O
鷲崎みみか:原田彩楓
森川ゆい:井澤詩織
高梨康弘:加藤将之

▼制作情報
アニメーション制作:動画工房
原作:中村カンコ/漫画:既刊4巻
監督:太田雅彦
副監督:大隈孝晴
キャラクターデザイン・総作画監督:山崎淳

▼主題歌
オープニングテーマ「ウザウザ☆わおーっす!」歌:高梨ミーシャ(白石晴香)&鴨居つばめ(沼倉愛美)
エンディングテーマ「ときめき☆くらいまっくす」歌 :鴨居つばめ(沼倉愛美)&高梨ミーシャ(白石晴香)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

61.1 12 百合でコメディなアニメランキング12位
かなめも(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (318)
1606人が棚に入れました
身寄りを無くした少女・中町かなは、ひょんなことから新聞専売所に住み込みで働くことに。
そこに待っていたのは、とんでもなく個性的な同居人たち。彼女達の日常生活や仕事現場のドタバタを描く作品。

声優・キャラクター
豊崎愛生、水原薫、広橋涼、遠藤綾、喜多村英梨、堀江由衣、釘宮理恵

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆新聞少女

おばあちゃんが亡くなって身寄りがなくなった少女
が新聞販売店で住み込んで働くワーキングアニメ。

泣きを期待してましたがテッシュは必要なかったです♪

そこそこのギャグとそこそこのドラマでした。4話は
楽しくて萌え少女の労働讃歌みたいなミュージカルが
笑えました(^o^)~☆(水着で営業活動してました)

釘宮さんがキャストされてると厚みが出ますね(*^_^*)

まんがタイムきららMAX 掲載


シリーズ構成/中瀬理香

アニメーション制作/feel


テレビ東京2009.7.5-9.27日曜25:30-26:00(全13話)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

69.4 13 百合でコメディなアニメランキング13位
灼熱の卓球娘(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (405)
1582人が棚に入れました
雀が原中学にやってきた転校生・旋風こよりは、普段はどんくさい子だけど、いざ卓球を始めると……。王者が陥落し、波乱の時代を迎えた中学女子卓球界に、彼女は新たな風を巻き起こす!?

声優・キャラクター
花守ゆみり、田中美海、高野麻里佳、桑原由気、今村彩夏、東城日沙子
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1クールで萌えと燃えのドキドキをミックスした貴重なスポーツアニメ

時は中学女子卓球界の戦国時代……。

雀が原中に現れたシャイな転校生・旋風(つむじかぜ)こより。
卓球でドキドキしたい!とぶつかってくる彼女とのラリーを通じて、
エース・上矢あかりの胸は高鳴り、やがでドキドキの嵐は、
部内に、他校へと拡大していく……。

同名連載コミック(未読)のアニメ化作品(全12話)


【物語 3.5点】
1クール愚直に卓球を打ち続ける中で、
微百合、微エロ成分配合の萌えと、スポーツ物の燃えを両立。


全体構成は、
{netabare} 乱入した転校生が旋風を巻き起こす雀が原中・校内ランク戦、
全国出場を果たした新鋭の強豪校・もず山中との練習試合、
部員が倒れ込むまで打ち込む地獄の合宿。{/netabare}
とにかくほぼ全話卓球打ちっ放しで駆け抜ける。
中盤1話だけ、ほくととハナビの友情確認回がありますが、
そこも結局、卓球専門店にてラバー知識を深めるお話でしたし。

萌えを狙って競技そっちのけで日常回に脱線する女子スポーツ物も多々ある中で、
本作もまた、ムネムネ先輩の巨乳ネタや、他人のパンツの種類を言い当てるほくと先輩、部長の罰ゲームは{netabare} 猫耳{/netabare} など、ユルめのハラスメント等に寄り道することはあるもののw
毎回ちゃんと卓球で熱くさせてくれる本作はスポ根成分補給にも有用。

主人公・旋風(つむじかぜ)こよりがライバルと一緒に熱く燃え上がっていく描写は、
スポーツ物の王道でもありますが、ドキドキで脈が上がって気持ち良くなる表現は、
百合ゆりしく、エロティックでもありw

1カットで燃えと萌えを一挙両得できるポイントを押さえることで、
萌え目的の脱線による停滞を防ぎ、作品にテンポを生み出しています。


惜しいのは、大会が始まる前に放送が終了しまったこと。
逆に言えば前哨戦でここまで熱くなれるのはある意味凄い。
萌えキャラが真面目にスポーツしてるアニメとして十分オススメに値する佳作です。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・キネマシトラス

どんな競技でもキチンと描けば作画の消耗は激しくなるもの。
卓球もまた一打一打全部違う軌道やフットワークを再現して行かねば、
スポーツアニメとしての説得力は失われます。

そこをクリアしてくる同スタジオは非凡。
例えば{netabare} コートに竜巻が巻き起こるくるりのカーブドライブや、
座敷童石榴(ざしきわらしざくろ)脅威の粘りが「この木なんの木」日立の樹?だったりw{/netabare}
演出含めて手を抜かない姿勢が好感できます。

コミカルな不等号目が可愛らしい萌えキャラを陳列しているだけでしょ?
と高をくくっていると、作中こよりとのラリーでドキドキが高まった時にドクン!と画面が揺れる演出効果の如く、
視聴者も熱いゲームにドキンッ!と胸を撃ち抜かれます。

因みに同スタジオが幼女の顔して世界観は地獄のファンタジーコミック『メイドインアビス』を超絶作画で再現して、
私を含めた世間を阿鼻叫喚させるのは翌2017年のこと。


こよりのハーフパンツ、あがりの体操着ブルマ、
首筋を覆うジャージの襟からほくほくと漏れるほくと先輩の吐息
などフリースタイルな卓球衣装も多彩でここも萌え燃え両得で目の保養に。
大胆に左肩を露出するキルカ部長の着こなしを見ていて、
昔、ド派手なドレス衣装で話題になったプロ卓球選手・四元 奈生美さんのことを思い出してみたりw


そんな衣装の肩を汗でぐっしょりと濡らしながら卓球に打ち込む美少女たちの描写は熱くもありエロくもありw
萌えアニメで毎度安直に入浴シーン入れられると私は頬をゆるめつつ待たかwと呆れもしますが、
本作の場合はもう汗だくなんだから、いい加減シャワーくらい浴びたら?と心配になりますw
だから終盤やっと{netabare} 合宿の温泉{/netabare} で入浴した時には何か安心しましたw

その限られた入浴シーンでも語られるのは卓球談義。返す返す愚直です。


【キャラ 4.0点】
引っ込み思案だけど卓球では凄い主人公・旋風(つむじかぜ)こより
エースとしてチヤホヤされたいツンデレツインテール・上矢(かみや)あがり、
その他、犬歯の元気娘に巨乳枠と萌えアニメとして一式揃ってる感。

ですが例えば、あがりは“北のドライブマン”だったりと、
各プレイヤーにはプレイスタイルや使用ラケットに至るまで詳細に設定が練られており、
萌えと燃えのコンビネーションをキャラも下支え。


私が胸を打たれたのはライバル校・もず山中のエース・二重丸(ふたまる)くるりのエピソード。
石榴(ざくろ)部長との友情は重たく、明らかに病んでるキャラなのですが、
妙に感じ入ってしまうのは、私もまた真面目にやってるだけなのに、
不器用ゆえか周りから理解されなかったというトラウマを抱えているからなのでしょうかw


【声優 4.0点】
メインどころは当時の若手有望株を中心にキャスティング。
平生は甲高い萌え声を響かせながら、試合では力強くシャウトする、
フレッシュな才能が交錯する清々しい演技。

主演・こより役の花守 ゆみりさんは後に2018年『ゆるキャン△』なでしこ役で一発当ててブレイク。

ムネムネ先輩役でゆるふわ巨乳枠を担当した今村 彩夏さんは翌2017年『プリンセス・プリンシパル』アンジェ役で主役を射止めて波に乗るも体調不良により芸能界引退……。

人生いろいろ声優もいろいろですが、
原作コミックも昨年から第二部『~REBURN!!』が連載開始されたとのことなので、
キャスト同窓会の意味も込めて、OVAとかでも良いのでまたアニメやってくんないかなと思います。


【音楽 4.5点】
劇伴はチームMONACAの面々が担当。
普段はのどかな縦笛のマーチがユルい次回予告BGMで油断させておいて、
試合ではラリーのヒートアップに伴って音程とテンポが上昇していく、
十八番のテクノサウンドで、時に卓球ラリー音もアレンジする遊び心も交えて、場を加熱させて行く。
それでいて心情を掘り下げるシーンではピアノとストリングスでカバーする。

クセも強いですが、ジャンルを横断するフットワークの軽さと決定力で魅せてくれる。
MONACAの劇伴の中でも屈指の良い仕事を私は評価したいです。


OP主題歌は雀が原中学卓球部「灼熱スイッチ」
ED主題歌はWake Up,Girls!「僕らのフロンティア」

当時のWake Up,Girls!は2.5次元アイドル展開の中核であるアニメシリーズも次が決まらない混迷期。
他のアニメ作品タイアップで活路を見出す中で歌ったのがこのED。

そんなWUGの中では、田中 美海さんが上矢 あがり役でメインを務め、
ただ一人OP、ED双方の歌唱メンバーに。
一方で青山 吉能さんは、もず山中・由良木 ゆら役でユラユラ揺れながら『ぼざろ』主演で大当たりするまで、もう数年猫背で雌伏の時。
あとは高木 美佑さんが練習試合の主審ボイスを当てたくらいで、
WUGで声優として順調に生き残るのは、みにゃみだけとの私の予感が覆されるとは当時は思いも寄りませんでした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

剣道部は、卓球も好きなんす♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
卓球を楽しむというよりも、卓球をしている少女達の輝く汗を楽しむアニメかw 萌え系の絵柄のわりに、結構真面目に卓球をしていましたが、途中に解説も入るので、初心者にも優しい構成。萌えも燃えも両方あるアニメです。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
今回だけ、私は「卓球部」のつもりでレビューします(笑)ので、「卓球」を語ってしまいます。ので、ガチの卓球部の皆さん、「それは違うよ」ってのがあったら是非、指摘して下さい! その都度訂正していきたいので♪

私、卓球には「そこそこ」詳しいです。観るのは大好きで、TVで試合があれば観てます。自分の技術は趣味程度で、ガチでやってた人には鼻で笑われますが、サーブは一応5種類(横、斜め、逆横、下、しゃがみこみ)打てます(フォームはバレバレだけど)。まあ、温泉卓球レベルならほぼ負けないっす(笑)

というか、つまり卓球はそういう競技で、(私含め)素人が経験者に勝つのは不可能。技術と経験がものをいいます。技術はマニアック。見てるだけでは分からない凄さがあります。

さて、そんな卓球を描いた青春ものとしては、ある程度のクオリティを満たしていたと思います。ただ、「卓球を魅せたい」というよりは、「卓球をしている少女達を見せたい」といった印象。なんだか、「咲‐Saki‐」を思い出しました。

「灼熱」というタイトルだからなのか、やたら「汗」の表現にこだわってましたね。卓球は確かにハードな競技だし、風の影響を受けないように窓を閉めきって練習するから、汗はかくんだけど、体操服が透けるくらい汗かくかな? てか、普通は体操服じゃなくて練習用のシャツを着てやりますが、そこは一部マニア層に対するサービスなんでしょうね(笑)

私が思う卓球の面白さは、「スポーツするチェス」。いつ、どこに、どんな回転の、どんなスピードの球を打つのか。その組み合わせは無限で、駆け引きがあって、高度な戦略を瞬時に組み立てていて、それを実行する技術とメンタルがある。簡単な例をいうと、「これは確実に決まるぞ」という攻め方を見つけたとしたら、それを10対3の時に使っても意味がないので、あえて打たず、本当の勝負所でバチっと決めるような。「ここでこれを出してきたか~」「あっ、だからあの時ああ攻めたんだ」とか、私はそういう駆け引きを見るのが好きです(素人が偉そうで申し訳ない)。

各話の感想に書いたラバーの件を含め、そこまでマニアックに卓球を見せようという姿勢がなかったことなど、卓球フリークとしては少々不満でした。が、多分これで正解です。剣道でも同じだけど、対人競技は技術がマニアックになりがちなので、それを忠実に紹介しちゃうと、皆が引くだけw だから、このぐらいのユルさがあった方が絶対数的には良いんでしょう。

原作連載中ですし、ちょうど盛り上がる手前(都大会前)に終わってますし、最終話Cパートを見ても、2期に期待ですね♪

OP、ED共に、「狙ってハズした」感のある良曲。特にOPの途中に毎回変わる熱い台詞が入るのが見処でしたね♪
{/netabare}

【各話感想(卓球部的レビュー有w)】
なんだか突っ込みばかりになってしまいました(汗)
{netabare}
第1話
朝練のシーン。朝から全ての卓球台にネット張ってあったけど、二人で張ったの? ネット緩むから、前日に全部外すはずだよね。卓球、キツい競技だけど、そこまでは汗かかないよ(笑)

第2話
フォアスマッシュよりバックスマッシュの方が「確率」が高い選手ってのも珍しいね。まあ、いたらいたでかなり脅威だが。ちなみに、ハナビやほくとがこよりと勝負している時に感じる高揚感を、剣道では「気当り(きあたり)」と言い、「気当りがある」選手は実際に部員から好まれます。やってて楽しいし。でも実は、「気当りが無い」選手の方が厄介だったりします。こちらが気合いを入れてぶつかろうとすると、柳の枝のようにヒラリと受け流され、それでこちらが気を抜くと、スパッと打ってくる選手。そういうの強いです。対人競技ではその感覚は共通してると思います。ほくとが近いタイプかな? こよりの良さを描くのも良いけど、一方でそういう選手にも光を当ててほしいんだよね。

第3話
あがりが一番にこだわる理由、アバンだけで上手く描けてましたね。あがりはドライブマン、しかもループドライブが得意な選手ですか。ふむふむ。あがりとこよりは、ニュータイプの共感w 作品としては、「楽しむため」に卓球やっているこよりが讚美されてますが、個人的には「勝つため」に卓球するあがりみたいな選手の方が好きです。

【卓球部的? 余談】
{netabare}卓球アニメのわりに、ここまでほとんどラバーやラケットの話が出てきませんね。単に予想ですが、こよりはラリーが主戦場のようなので、裏ソフトか表ソフトかな、日本代表でいくと石川佳純さんみたいなタイプ。あがりはドライブマンなんで、両面に裏ソフトでしょうね、日本代表でいくと水谷隼さんみたいなタイプ。ムネムネ先輩は表ソフトでしょうか、日本には少ないタイプで、シンガポールの李住薇選手とかが有名かな? ほくとはラリーと回転重視だから、やはり両面に裏ソフトでしょうね、世界で勝つにはやはり前陣速攻かドライブ攻撃型が主流で、つっついたりしながミスを待つ戦術はトップ選手には少ないですな。最後にちょろっと出てきた人は、OPでカットマンであることがネタバレしてるから、両面に裏ソフトだろうね、元日本代表の松下選手とか。ハナビは日本式のペンで前陣速攻という、かなりクラシカルなタイプで、今の日本代表には見当たらないかな~、中国式のペンならわかるけど。ただ、2話のハナビvsこよりでは、ハナビ一人がアップになっている時は、バックもフォア面を使って打つ、日本式ペンらしい打ち方してましたが、ラリー戦になり遠景になると作画が適当になり、バック面を使って打ってましたね。卓球アニメなら、そこはしっかり作画してほしい。

と、長々書きましたが、卓球においての用具選びの重要性は、他の競技におけるソレとは比較にならないほど高く、マニアックです。卓球を真剣に描くなら、そこは避けて通ってほしくないな~という、願望です(勿論、それやっちゃうと、ライトなファン層が離れていくけどw){/netabare}

第4話
卓球マシン2台同時は見たことないやw カットマンは、一番好きなスタイルです。格好良い! でも、練習は倍キツいんだよね。ずっとスクワットし続けるようなもんだし。いや、一点くらいならマグレでいける可能性あるよw

第5話
アバン、赤木キャプテンとメガネ君やん(笑) てか、アガリはドライブマンだからともかく、こよりはつっつくとかしようよ。やっぱり、なんかSLAM DUNK展開? カットマンのダブルスはまあ、ハマれば強いですよね。多分三年ペアでムネムネ先輩組むのかな? ただ、表ソフト(仮)との相性は気になるところ。リオでは、愛ちゃんと伊藤美誠さんの前陣速攻ダブルスは印象的な強さでしたし、あれが今の卓球のトレンドなんだろーなーと思わされました。

第6話
日常回、というよりキャラの掘り下げ回ですな。良回でした♪ お、ラバーの話が来ましたね! でも、2ヶ月で交換は早い(汗) 普通3ヶ月は使うと思うし、中学生なら半年とか1年とかザラ。お金かかるしね。まあ、それだけこよりが一生懸命練習してるってことだろうし、トップレベルの選手なら早めに(1~2週間で)交換しないとね(1枚3000円程度)。常に新しいラバーで練習できるということは、常に一定の回転量や反発力で練習できるということで、常に一定のスイングができるということ。これは、トップレベルを目指す上では重要な要素です。だから、親の経済力とか、何気に影響してきます(汗) お金のことに触れなかったのは、卓球普及の為には大事(笑) にしても、粘着系やハイテンション系をススメルのは良いとして、簡単に粒高をススメルのは……。粒高が悪いわけじゃなく、卓球のスタイルそのものが変わってしまうほど、重大な決断なのだが(汗)

第7話
部長の制服の着かたが、エロ(萌え)過ぎるんだけど(笑) そこら中に百合の香りがw 卓球の団体は二人だけ強くても勝てないから、後のメンツの実力が気になるな。おっ、丁寧な対戦形式の説明、好印象! 普通は練習試合なら複数台でやるけどね。蠍田はカットマンだけど、それを前陣速効のハナビがわざわざ下がって打つとか、本来有り得ない。

第8話
ムネムネ先輩、ダブルスのサーブでサイン出すの基本ですが、1球目、そんな丸見えの位置でやらず、台の下でやろうよ(笑) ダブルスの3年生コンビは熱いね。SLAM DUNKの赤木と木暮(というより、赤木と三井)みたいだな(笑)

第9話
フォアでもバックでも強打を打てるのは驚異だよね。石榴はラリー系か。努力努力の秀才は格好良いな。

第10話
カーブドライブか~。まあ強いけど、横が入る分、当然ドライブ回転は下がるわけで、万能の技ではないよね。意表をつくぶんには良いけど、メインで使うのはな。途中からなんか「テニプリ」のスネイクというかw 百舌鳥(モズ)に雀が勝った(笑)

第11話
冒頭からいきなりのサービスショットw 合宿回か。バスの椅子が妙にリアルで気になったw 温泉でもサービスたくさん(笑)

第12話
モブっ娘達も頑張り始めたね。Bパートの最初の演出、良い感じでしたが、ますます「咲」っぽいw 最終回らしい、爽やかな展開と、技術面だけでない、キャラ達の成長が見られましたね。ただ、なんか胸がやたら強調されるべきシーンが多かったな(汗)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47
ネタバレ

えこてり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

問い掛けを君にスマッシュする

-----------------------2017/01/26追記-----------------------
漸くOSTが出ましたがBD特典CD。(↓卓球娘公式より)

灼熱の卓球娘3*初回生産限定版
【初回限定版特典】
①特典CD
・灼熱カバーソング③
・バトルミュージックセレクション
※「灼熱の卓球娘」劇伴から、卓球シーンを彩るBGMを中心に収録!
<収録内容>
track1.「Shuffle」天下ハナビ(CV.高野麻里佳)
track2.相克するラケット
track3.Smile@wind
track4.Aim for the Top↑↑↑
track5.HiーSpeed><Attacker
track6.Always○HokuHoku
track7.The sound of a dream♡
track8.Fairfight乂fielding
track9.ラブオール!
track10.打球のゆくえ
track11.飛び散る火花
track12.勝利への手探り
track13.私の全力!
track14.ドキドキが止められない
track15.燃ゆる闘志
track16.目指せ全国!

------------12/20追記-------------
【総評】
本作品は女の子スポーツ友情モノといった感じで、キャラ名がふざけていたり、
フラグの立て方がとても分かり易くギャグになっていたりと、
とても緩い作りになっていて、シリアスには作られていません。

百合っぽい表現を多用しますが、あくまでも友情の延長線上な感じです。
(一部ガチな人もいるかも)

「卓球を通じて自分も相手もドキドキ(楽しく)したい」
という、とても共感しやすいテーマなのが良いです。

そのドキドキ表現がともすれば発情してるかのように見えるのが笑えます。
(おかげで女性にはお勧めしにくい事態に)


・百合とエロメタファーを演出もしくはギャグとして許容できる
・高校野球やサッカーのように両チームとも応援したくなる
・部活やスポーツ物が好き
・BGMが熱くかっこいいアニメが観たい
・井澤詩織さんのファン(10話で大活躍)
・咲-saki-が好き

これらに当てはまる人ならばきっと楽しめると思います!


それでは個人的に思うところを書き綴っていこうかと思います。(長文注意)
{netabare}
◆物語について
天才肌の新入部員が全国大会へ導く、というごく普通の物語です。
重要なのは演出やシナリオの盛り上げ方なので特に問題ありません。

あがりの分かり易いプライドと弱メンタルをこよりがどのように破壊するのか、
1話を観ればこれが序盤の主題だと分かるので、
その時あがりがどうなってしまうのか最初から楽しみで仕方なかったです。

3話はまさにあがりの為の回で、台詞入りOPに回想ED
あがりのポンコツ具合がかわいくて仕方なかった自分には最高の回でした。

最初はあがりに押されてるこよりも、ドキドキから覚醒して「これが私だよ!」スマッシュから一気に同点。
あがり自分の卓球が通用せず「どうして?どうして?」と崩れていく笑
しかしこよりのドキドキに触発されて、自分が楽しさよりも勝ち負けを優先してしまっていた事を思い出し、
ホントは大好きだったけど成功率が低いから封印していたフォアハンドスマッシュで覚醒返し!
ここのあがりの感情に当てたBGMがすばらしい!こよりの私だよスマッシュの時も良かった!

そして思った。このテクノ調のBGMかっこよくね?
3話が面白すぎて何回も観ていたら、OPとEDもとてつもなく良い物に聞こえてきた。


◆作画について
キャラデザは好みが分かれそう。個人的に瞳が大きすぎるのは苦手なのだが、
京アニの『日常』的なギャグデザインだと思って馴れていった。

線の数は少なく太めなので、大きく崩れていることは無かった。
10話の前半がちょっと怪しかったけど、Bパートが圧巻なので作画リソースを上手く分配していると感じた。
全体を通して、(当たり前ではあるが)卓球の試合に多くのカロリーを消費していたし、試合のアニメーションはとても良かった。


◆声優について
田中美海さんのあがり、井澤詩織さんのくるり、桑原由気さんのほくと
が印象的だった。
10話こよりの花守ゆみりさんの演技がとても良かった。


◆音楽について
アニメ好きな人でも音楽にそこまで入れあげてる人は少ないように思う。
あくまでも引き立て要素だし、メインは当然絵と音声でしょう。

メロディのある曲や歌のサビを、アニメの盛り上がるシーンにあてる場合、
その尺が問題になりなかなか合わせるのが難しいが、
本作はEDM主体なのでBGMの引き延ばしや繋ぎ、タイミング合わせを自由にすることができ、随所にそういった箇所がみられる。
その為スマッシュのタイミングにきっちりサビがあってるのでより大きなカタルシスを得られる。

OP「灼熱スイッチ」は個人的今期No.1!ギターが軽快な遊び心満載の曲。
裏でずっとピンポンの音が鳴っているので気になった方は確認してみよう。
歌詞もどこか緩い感じでGOOD。合いの手で「水をください」。

ED「僕らのフロンティア」は私は名前しか知りませんでしたが、
Wake Up,Girls!担当。正直なところよくあるアイドルアニメグループかと思っていましたが(失礼)、
落ち着いていてEDにふさわしい優しい曲。全くもって不覚でした。

OPとEDとBGMともに音楽制作チームのMONACAメンバーが担当しています。
個人じゃないので幅広さが出てきますね。
なんて楽しい音作りをする人達だろうと感心してしまい、他の作品にも興味が湧いてきました。


◆キャラについて
主要メンバーに限らず、対戦相手の5人もかなりキャラが立ってます。
OP映像に出演してることもありいずれ出てくるのが分かってる事もその助けになっていますが。

各選手一試合しかしませんが、みな個性的で時には主人公チームより応援してしまうことすらありました。
サブキャラを際立たせるコツって何なのだろうと、時折思ってしまいます。

採点で音楽とキャラを5.0点にしてるのは完全主観です。
他は一応客観的にしたつもりでございます。


◆物語について(その2)
試合の時は音楽もテクノ調で観ていてとても楽しいのですが、
日常時は普通というか、退屈なシーンもままあります。
それなのに自分の中で高評価なのは、やはり一つのシーンがとても秀でてると感じるからです。

10話がその最たる物で、思いの外メンタルが弱かったくるりが友達の優しさに勇気づけられて、

くるり「旋風さん、あなたの卓球は全力のスマッシュで勇敢に向かってくるまっすぐな卓球」
くるり「私の卓球は、柘榴と作り上げた大好きなこの技で、死力を尽くして戦い抜くことです!」
くるり「旋風さん、あなたならどう応えますか、私のドキドキに」

こより「これが、二重丸さんの卓球」
こより「私も、全身全霊であなたに応えたい!」(灼熱演出ON)
こより「ありったけの力を全て、前へ!」(雷演出ON)
こより「届け、届け、私の卓球、私のドキドキ!」
こより「届けえええええええええええ!!!」

遂にここで、3話のこよりとあがりの覚醒BGMを使ってきた!
最高かよ・・・

「問い掛けを~君にスマッシュする~」(OPの歌詞より)

このシーンのこよりは本当に最高でした。完璧に主人公してました!

なお、原作者の朝野やぐら先生も、ご自身のblogで特に3話と10話について、
とても熱く語ってらっしゃるので興味のある方は是非。

負けたくるりを柘榴が慰めているところも良かった。
ギャグ指向とはいえまだくるりは中学生。
全ての子供達は友達と仲良くしていて欲しいと思うおっさん感丸出しの自分はとても感動しました。
そして遂にくるりの暗かった目にハイライトが!!

10話がピークなのは予想が付くので11,12は淡々としてましたが、
二期を予感(もしくはスタッフはやる気満々)させる終わり方でしたので、激しく期待です。BD買おうかな。

そうそう、最終回Bパート冒頭の挿入歌は「灼熱スイッチ」のC/Wで「V字上昇victory」という曲ですが、
これもなかなか良いのでお勧めです。
{/netabare}

とても長くなってしまいましたが最後まで読んで頂いた方、誠にありがとうございました。
敬体常体めちゃくちゃな乱文失礼致しました。(後日清書します)


----------------------おまけ---------------------
冒頭、咲-saki-が好きな人ならお勧めできるかもと書きましたが、
本作品は咲(アニメ版)をモチーフにしてる部分が多いと感じます。
もちろん、それが作品にとって非常にプラスになっていると考えます。
咲を彷彿させる演出やキャラを自分の分かる範囲で比べてみます。

・主人公が新入部員で不敵笑顔で最強
・勝負所での炎や雷演出
・試合中のBGMがテクノ調
・片目瞑ってるキャラと動物系キャラ(風越のキャプテンと池田、鐘梨とハム子)
・両手を壁について半泣き(原村和とあがり)
・服装がだらしない(天江衣かタコスと糸目部長)

他にもありそうですがこの辺で!

----------------------------------------------------------------
今期は15作品ぐらい見てますが、個人的にこの作品が一番楽しい。

トルネードから灼熱スマッシュのシーンは3話あがりのFHスマッシュに並んで最高に熱いシーンだった。

やはり部活物はいいぞ



最終回視聴しました。
合宿がアニオリなのかわからないけど試合的ピークは10話でしたので、
まったりとエンディングを迎えました。

2期無さそうなオレタタエンドかと思いきや、
Cパートで思いっきり全国編やってるじゃないですか!
最高に面白そうでした。
もず山ももっと観たいんじゃあ


今期ノーマークの作品でしたけど、
最高に楽しめました。
スタッフの方々本当にありがとうございました!
そしてお疲れ様でした!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

62.6 14 百合でコメディなアニメランキング14位
エル・カザド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
1120人が棚に入れました
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者で1人の少女に巨額の賞金が懸けられていた。その少女の名はエリス。数多くの賞金稼ぎたちが彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにし、ふとしたいきさつから他の賞金稼ぎから救うことになる。そして、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことをきくという条件で、かくして賞金首と賞金稼ぎの、奇妙な逃避行が始まることになる…。

声優・キャラクター
清水愛、伊藤静、久川綾、三宅健太、宮野真守、三木眞一郎、立木文彦、井上麻里奈

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真下三部作の三作目

MADLAXよりよっぽど良かったけど、NOIRよりは面白くない。そんな感じです^^;
考えて見ればこの三部作、すごい似たり寄ったりだったなーと思います。でも、色々試行錯誤してもっと面白くしようと考えてるのが伝わってきましたね。
音楽はこれに合ったのをしっかり使ってますし、作画も表現するに足る物になってます。
声優さんの演技もなかなか良かったです。
正直なところ25話の感じを見て、これはいつもと同じか?と思わされましたが、最終話をしっかり作ったところはかなり評価できると思います。
もしMADLAXを見てもういいかなって思った人がいるとしたら、もう少し!もう少し見てやってください!
少なくともMADLAXよりはいい作品ですから^^;

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ガンアクション+魔女のアニメ 「いえっさー!」

全26話、真下監督美少女ガンアクション3部作の3作目。

賞金首で魔女のエリスと賞金稼ぎのナディの旅の物語。

他の2作品よりもキャラがとても個性的で丁寧にしっかり描かれているのが印象的でした。
特にエリスちゃんの純粋無垢で天然が入っている不思議ちゃん具合がたまらなくよかったなあ♪

ガンアクションとは言うものの、各キャラの心のつながりや動き、絆が深まっていくところなんかは、時間をかけてじっくり描写しております。
感情を持たないエリスちゃんが、少しづつ感情を持ち始め、ナディとの距離が近づいていくところなんか最高でした。

1クール目は1話完結的で、本線の動きはゆっくりですが2クール目あたりから動き始めます。
エリスちゃんが色んな組織から狙われ続けますが、最後は綺麗に収束します。

音楽はNOIRやMADLUX同様梶浦由記さんです。
個人的には最終話綺麗にまとめすぎたかな?なんて思いました。(気になる伏線があったので)

エリスちゃんの「遺言があったらどうぞ」の台詞にナディとの硬い絆を感じました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

kotoba-巧 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

遺言があったらどうぞ

地上波で放送してたとき最も気になってたアニメだったが忙しく見れず・・・
ずっと題名もわからず気になったままだったが、最近やっとこの作品を発見して一日で全部見ました!
最後のナディの涙にはとても感動しました。
あまり評価されていないようですが、ほのぼのした中にも人間ドラマがあり、作画も良く、キャラもすきで自分の中ではお気に入りの作品です。
ただ1クールでもよかったんじゃないかと・・・



投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

72.1 15 百合でコメディなアニメランキング15位
ひなこのーと(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (521)
2237人が棚に入れました
桜木ひな子は人前に出るとかかしのようにかたまってしまう女の子。
動物に好かれるため、田舎では本当にかかしとして働いていた彼女だったが、口下手で人と話すことが苦手な自分を変えるため、憧れの演劇部がある藤宮高校への進学を決意する。
田舎から出て、下宿先であるひととせ荘にやってきたひな子が出会ったのは少し変わっているけれど、とっても可愛い住人たち。
同級生のくいなや一つ上の先輩にあたる真雪に、演劇部に入るために上京してきたことを伝えると、彼女たちから返ってきたのは演劇部が去年で廃部になったという話で……。

声優・キャラクター
M・A・O、富田美憂、小倉唯、東城日沙子、高野麻里佳、吉田有里

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

全部真剣に観ると冗長になってしまうと思われ

ダイジェストで視聴したら丁度いいです。
一応全部観ました。自分自身はというと、とくに苦にならず観れてしまうので焦りました(^^;(いつまでもこののんびりとほわほわした空間に浸ってしまう…ってな感じでw)
OPとED両方とっても良いんで好きになりました。
キャラクターの可愛さを愛でるのがメインだと思いますが、毎回楽しめる要素はありましたし個人的にはかなりおすすめしたいところです!

タグに「ドロップアウト」が入っていますが、たしかにガヴリールがいましたね(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

みむう さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

THE日常系

この作品は萌の日常系です!萌系好きにはたまらない♪
観てて思ったことがあまり他作品の名前を出したくないですが「ご注文はうさぎですか?」に似てるな〜と思いました。
まあ日常系だけあって同じ感じになるのは無理ないかなとは思いますが構成とキャラの感じがごちうさっぽいです。
萌系、日常系が苦手という人にはおすすめしない作品です。
背が小さい子くて可愛い子も出てくるんで言い方ちょっと悪いですけどロリコンの方にも楽しんでもらえると思います。
自然味が出てて良い作品だなぁと僕は思いましたね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

萌えアニメ……ではなかった(^^;

人前だと緊張してかかしになっちゃう“ひなこ”が演劇に奮闘する学園アニメ

一番印象的なのが、ED冒頭のぬるぬるの動きですねww
あと、OP,EDがかなり個性的ですね...。テンポの変調が激しい(+_+)

本編の話題に移ると、キャラがほぼ女の子だけのいわゆる難民キャンプ地……
……と途中までは思ってました。でも、キャンプ地にしてはエロ要素が多いんですよね(エンドカードとかは特に)(^^;
主人公が巨乳キャラであったり、狙ってるなぁと感じる描写が多々あったり……
萌えアニメとして見ていたので、すごく違和感を感じましたww

そういった先入観なしに見たら素直に楽しめたのかな~と思います(>_<)
キャラは可愛いし、デフォルメと等身大で使い分けることで、可愛いらしい世界観を作りながら作画コストも軽減させてるし……
Passioneという製作会社は知らなかったですが今後は注目しておきたいなと思います!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

71.3 16 百合でコメディなアニメランキング16位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (989)
5233人が棚に入れました
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーによって、強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、植田佳奈、伊藤静、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、伊藤美紀、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『Fate/stay night』を先に見た方が、より楽しめますよ~(*´∀`)

原作 漫画 未読

全10話

魔法少女ものです。

『Fate/stay night』&『Fate/zero』は、視聴済み

『Fate/stay night』のスピンオフ的作品なので、別の世界のお話です。

物語は、主人公のイリヤが、魔法少女になる苦悩と、同じ魔法少女の友達 美遊との友情?を描いてます。


感想
自分はシリーズを観てたので、士郎や、凛、セイバーが出てきたのは嬉しかったです。

それに、クラスカードの英霊達も、キャラを知っているから興味深く観れました。

シリアスが多い展開ですが、たまに笑わせてくれる所もあって、飽きなかったです。

特に、イリヤが可愛いので、楽しさ倍増でした。(●´ω`●)ゞ

イリヤと美遊の声も、可愛くて好きでしたね~。

(最近、小学生のキャラが可愛く感じるようになってきてるw うーん・・(〃 ̄ω ̄〃 いかんな!)

今期の作品、小学生の娘キャラ多いよね~ (*´∇`)

2期が製作決定してるみたいなので、楽しみです。


stay nightを観てなくても、別世界の話なので別段問題ないですが・・・
やっぱり見ていた方が、倍 楽しめると思います。

魔法少女もの、Fateシリーズを見て好きな方ならオススメです。(@´▽`@)ノ


OP:「starlog」 歌 - ChouCho

ED:「Prism Sympathy」(第1話 - 第8話、第10話) 歌 - StylipS
ED:「ツナグキズナ・ツツムコドク」(第9話) 歌 - StylipS

「starlog」は、さすがChouChoさんですね!
良い曲です CD購入。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 50

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

自分はB級アニメが好きなのだということをつくづく実感しました(笑)

現在放送中のFateを、1期も含めてハードディスクで寝かせているのですが、それ以前のシリーズを全く見たことがなかったので、ここ数週間で頑張ってFateシリーズを一気見しました。

疲れましたw

実は最新シリーズはまだ見ていないのですが、それはFate/stay nightのルート違い版でしょうから、現時点でFateシリーズの世界観自体はだいたい分かったと言ってしまうことはお許しを(笑)


それで話を戻しますが、自分はFateの中ではこのプリズマイリヤが一番好きでした。

その理由が、タイトルのように自分が「A級アニメ」よりも「B級アニメ」のほうが好きだからです。





以下、例によってプリズマイリヤのレビューではなく、私個人のアニメの趣味嗜好の話題になりますw


まず、私がどのような作品を「B級アニメ」と考えるかですが、結論からいうと
・【物語重視】のアニメがA級、【キャラクター重視】のアニメがB級と考えています。
・つまり、キャラが【あざとい】作品がB級ということです。
・極端なことを言えば、主要キャラをハゲでデブのおっさんと大阪のおばちゃんに置き換えたとしても面白い作品ならA級、そうすると面白くなくなるならB級です(笑)

あ、もちろん、A級B級の基準は人それぞれだと思いますし、そもそもそういう分類をしない人もいるでしょうから、この分類は一般的なものではなくあくまで私の個人的なものと思ってください。

また、A級のほうがB級より優れているということではありません。
アワビやらフカヒレやらの中華料理フルコースと、ラーメン餃子チャーハンセットがあったとして、どっちのほうが料理として優れているというわけではないと思いますし、さらに言えばそもそも比べるものではないでしょう。


で、そんな中で私は、迷うまでもなくB級アニメが好きだという話ですw

Fateシリーズの中では、stay nightとZeroのいわゆる「本編」はA級でプリズマイリヤがB級ですね。

自分にとってのこの作品の一番の魅力は、魔法少女やらバトルではなく、イリヤのツッコミ可愛いところでしたw

なんていうか、イリヤはツッコミの言葉のチョイスが上手いキャラだと感じたのです。

いじられツッコミ型という意味での同タイプキャラとしては、自分がかなり好きなキャラとしてトリニティセブンのリリス先生が思い浮かぶのですが、むしろイリヤのほうがツッコミのバリエーションが豊富だった気がします。

近々作ろうと思っているBEST10の「ツッコミキャラランキング」では、イリヤはかなり上位にランクインしそうな気がしています。(…といっても、それは私のさじ加減ですが 笑)





余談ですが、同タイプ設定の作品ならやっぱり自分はB級のほうが好きかなぁと思います。

結城友奈(まどマギは未視聴)とプリズマイリヤだったら前者はA級、後者はB級だと思っていて、個人的にはイリヤのほうが好きですし、
私がこよなく愛するストブラはB級ですが、アニメ化範囲内では設定が似ているのは事実であろう禁書はA級(B級寄りではあるがA級だと思っています)であり、もちろん個人的にはストブラが神アニメですし(笑)、
最近の話題作品ならSAOはA級(これもB級寄りではあるがA級かな、と)、ダンまちはB級という感じですが、アニメとしてはおそらくSAOのほうが好きかもしれないんですけど、原作に進む可能性が高いのはダンまちのほうという気がしています。


ま、例によって脈略のないレビューでしたが、これは仕様ということでお許しください(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ロリコンじゃなくても楽しめます。

Fateシリーズとは思えない雰囲気でした。ステイナイトやゼロとは全然違います。舞台は同じ冬木市ですが、ストーリーは冬木市にある魔法のカードを集めるといった内容です。このカードはFateシリーズを見た人ならお馴染みのサーバントたちです。ステイナイトのサーバントたちでした。
イリヤとミユという少女の前に魔法のステッキが現れます。そして魔法少女にしてあげると言ってきます。なんか有名な作品である○どか○ギガでも同じようなセリフを言っていた気がしますが忘れましょう。そんなこんなで二人は魔法少女になり、危険なカード集めをします。
ストーリー展開はわかりやすくて良かったと思います。ストーリーがわかりやすい中で、イリヤとミユの気持ちがしっかりと描写されています。なので二人の気持ちがすれ違ってしまう場面は結構悲しかったです。
魔法少女になったイリヤ達の戦闘シーンは基本的にビーム連射だったので微妙でしたが、作中である方法を使いメッチャカッコいい戦闘をします。その方法はさすがにネタバレすぎるので書きません。
僕は魔法少女系の話はあまり好きではないのですが、割と楽しめたと思っています。ロリコンに目覚める人がいるかもしれません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

69.8 17 百合でコメディなアニメランキング17位
アニマエール!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (284)
973人が棚に入れました
まんがタイムきららキャラット(芳文社)にて連載中の「アニマエール!」は、チアリーディングを題材にした4コマ作品。自分のことよりも人に構ってばかりの少女・鳩谷こはねが、その応援体質を活かす道としてチアに目覚めたことから物語は始まる。こはねの暴走に振り回されつつ彼女のことを心配する友人・猿渡宇希、チア経験者の有馬ひづめ、自信がなく悲観的な性格のわりに強そうな名前をした舘島虎徹といった少女たちの青春が描かれる。

声優・キャラクター
尾崎由香、山田唯菜、井澤美香子、楠木ともり、白石晴香、松井恵理子
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニマ(魂)エール(応援)

原作未読/※最新話視聴にあたり最下部に追記

人の力になることが大好きな主人公・鳩谷こはねが、中学の終わりに出会ったチアに魅了され、高校でチア同好会を立ちあげる物語。

チアを題材にした作品といえば、2000年頃に公開された洋画『チアーズ!』が面白かった記憶があります。また2017年に公開された広瀬すずさん主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は、実際にあった話を元に制作されたもので、こちらも笑いと涙が詰まった良作でした。

ともあって、私の中ではいまのところ“チアもの”は当たりが続いていることもあり、少し期待しながらこのアニメ『アニマエール!』を視聴したところ…。

第1話目から面白く、続けて第6話まで視聴したところでこのレビューを書いております。爆笑とはいかないまでも、主人公・鳩谷こはね(声:尾崎由香)が、めっちゃ主人公主人公しており、底抜けなおバカ&明るいキャラで笑わせてくれます。メインで登場する他のキャラもそれぞれにいい味を出しており、たまにある可愛いだけの無駄キャラは現時点まででは存在しておらず、無理やりケチをつけるならもう少しキャラデザどうにかならなのかったのかなといった点くらい。

現時点ではまだ完全なダンスシーンは披露されておりませんが、チアシーンの振付はその道ではかなり有名なプロが監修されているようなので、こちらも見どころのひとつとなりそう。

少々、絶賛しすぎてしまっておりますが、きらら系ともあって気軽に観られる作品。物語はチア部そのものが存在しないところから始まるので、今後どこまで進展するのか分かりませんが、最後まで視聴したいと思います。

っていうバレなしレビューをアップしたけれど、結局そのまま最新話まで続けて視聴してしまった。やっぱこれ面白いですわw てことで第7話から個別に下記にて感想綴ります。

▼第7話
{netabare}第7話ではこはねの高所恐怖症の理由が明かされました。流石というべきかこはねちゃんらしい理由だw そしてこてっちゃんの本性が現れてきたというか無邪気な毒舌っぷりが面白くなってきたw しかしチアショップなんていう専門店があるのかあ、架空の話なのか本当に存在するのかちょっと気になったり。ちなみに今回一番笑ったのは、カフェにてひづめちゃんの悩みに対して想像したこはねの「ひづめの悩みかぁ あ、これ美味しい!」w その前の二人との見事な対比オチにツボってしまったw{/netabare}

▼第8話
{netabare}ちょいちょい登場していた牛久さんが参戦。そしてバスケの応援シーンでは、『LOVE2000』に乗せたダンスシーンが観られました。もちろん完全なものではなかったけれど結構ぬるぬる動いており元気ハツラツといったチアの本文でも楽しませてくれました。ちなみに今回はダンスシーンに入る直前カットの作画・こはね&こてっちゃんの呆けたバカズラに爆笑してしまったw{/netabare}

▼第9話
{netabare}いよいよ同好会から部活へと昇格し、犬養先生を顧問に迎え本格始動。5人全員揃ってのダンスは賑やかさが増しやっぱ人数が増えると見応えも変わってきますなあ。BGM『もっと愛しあいましょ』は聴き覚えがあるなあと調べたら、LINDBERGか! 懐かしすぎて涙でてきそうw また2011年の『森田さんは無口』っていうアニメの主題歌としても使われていたようで、この作品にも興味が沸いたのでその内、視聴してみたい。そして、宇希の弟・あかねちゃん、実に思春期真っ只中といった感じの少年でほほえましい。試合後のシーンではベタな展開だけど、ちょこっとうるってきちゃったわ。{/netabare}

▼第10話
{netabare}今回は漫画研究部からの依頼で始まり、この漫画部部長のキャラが濃すぎる素敵キャラだったので、ぜひともレギュラーで出てほしいなんて思ったりw Aパートだけで何度笑ったか分からないほどに笑わせてもらった。回を重ねるごとにこはねのバカヅラがドツボでただ背景にいるだけでも笑ってしまうw 後半となるBパートでは、合宿という水着回。これまで以外とありそうでなかった水着姿にソックスとスニーカーという入れ立ちには一本取られた。そして、ひづめと花和の距離感が一歩近づけたイイ話でもありました。ちなみにバックBGMで『LOVE2000』のインストが流れた演出はGJでした。{/netabare}

▼第11話
{netabare}前回から引き続き、合宿&海からのスタート。合宿所でのシーンからは相変わらず要所要所で、ボケっぷりや愛らしさで和ましてくれるこはねちゃん。そして飛び入りで参加した海イベントでは『CRAZY GONNA CRAZY』をBGMにチアを披露。上半身シャツで下半身水着姿というのは、かなりエロいはずなんだけれど、作画的にエロさがまったく感じられなかったのもこの作品のいいところw 後半ではそれぞれのボケ&ツッコミが冴え渡り幾度も笑わせてくれました。{/netabare}

▼第12話 & 総評
{netabare}ラストは大会出場も、予選敗退w 下手に高成績を残すようなことはせず逆に好印象でした。パフォーマンスよりも、これまで高所恐怖症でしか緊張なんかみせたことのないこはねが、ド緊張。いつも応援する側ばっかりだったものが、逆に応援されることによって緊張から開放される展開は最終回に相応しいものでした。

ひづめも前メンバーとのわだかまりも完全に解け心底、チアを楽しんで演ずることが出来てよかったよかったw 顔こそは映さなかったもののひづめ兄も応援に来ていたことでもほっこりw ちなみに演技後に駆けつけた友達が花和に「側転とかできちゃうんだ~!」は、側転どころか前転バク転宙返りとめっちゃアクロバテックだっただろ! と突っ込んでしまったのは私だけじゃないはずw

▽総評
作品テーマである“チア”のとおり、全体を通して力を分け与えてもらえるような素敵な作品でした。中盤あたりではチアのダンスシーンに期待しているなど綴ってしまったけれど、きらら系だし、作品の本文はあくまで違うところにあったので、そこに期待してしまうのは野暮というものでしたw

オープニング&エンディング曲もお気に入りとなるほどの良曲だったし、作中で挿入される懐メロのセレクションが私としてはすべてが口ずさむことが出来ちゃう名曲だらけでした。 登場したキャラはどの子も笑いと癒しをくれる魅力的な子だらけだったので、彼女たちの今後も気になるところ。チアシーンだけでなく、日常部分がクッソ面白かったので、いつか続編が観られることを期待しています。{/netabare}


▼キャスト
鳩谷こはね:尾崎由香
有馬ひづめ:山田唯菜
猿渡宇希:井澤美香子
舘島虎徹:楠木ともり
牛久花和:白石晴香
バスケ先輩:古川由利奈
犬養先生:松井恵理子

▼制作情報
アニメーション制作:動画工房
原作:卯花つかさ/漫画:既刊3巻
監督:佐藤雅子
シリーズ構成・脚本:志茂文彦
キャラクターデザイン:天﨑まなむ

▼主題歌
オープニングテーマ「ジャンプアップ↑エール!!」歌:神ノ木高校チアリーディング部
エンディングテーマ「One for All」歌:神ノ木高校チアリーディング部

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2019年の皆さんを応援♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系ということで、もちろん微百合なんですが。競技としてのチアリーディングを題材にしているので、ただの百合日常系とはひと味違います。

とはいえ、スポ根ほどはいかない、ユルいレベル。

百合、スポーツ(チア)、日常、と見処はいくつかあるけれど、一番レベル高かったのは、何気にギャグですかね。なかなか笑いのセンスあると思いました♪

2019元日のレビュー投稿。カウントダウンであげてみた(笑) 皆さんの1年が、良いものとなりますよう、応援しています(チアだけに)♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主役は、コハネでもあり、ヒヅメでもあり。

高所恐怖症、対人恐怖症。そういったトラウマを乗り越えていく過程が、単なる百合日常系にはないドラマ性を生み出していたと思います。

萌えとしては、ヒヅメのネガティブな発想とオロオロ、不器用さ。感心した点としては、チアのダンスシーンに、本物の音楽をつけ、手描きで躍動感を与えていたこと。笑い的には、コテツの自虐や毒舌が良い感じで、ギャグセンスの良さが伺えた。残ったウキとハナワさんは百合要素を担当するなど、バランスのよいアニメでした。

チアの良さや技術的なこともしっかり表現していました。が、如何せん5名ではやれることが限られてくるので、「市で合同チームを作ってイベントに出る」みたいな展開で、大人数のチア(の良さや難しさ)も観てみたかったですね。そこだけちと残念でしたが、まあ、2期への期待ですかね♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
チアリーディングか。まあ、普通ないわな。創部系ね。階段落ち、いつも思うが、普通とっさに反転するよな。羽のように軽い×高所恐怖症 が、伏線なわけね。人間関係のトラウマね。ギャグは中の上ってところかな。EDで、5人がネタバレ(汗)

2話目 ☆4
夜の生活を応援(笑) 有馬さんが、何気に寂しがり屋なのが良いね。精神的な話(笑) 3人のキャラクターも生きているし、掛け合いも成立している。今のところ良い感じだね。

3話目 ☆3
そこで、人助けを忘れて闇落ちする流れにしないところが、この作品の作風なわけね。なら、あんまり、百合嫉妬は入れない方が良さそうですけどね。チアで三人なら、どこでもあるだろうに。事故物件w 高1に手を出したら犯罪だけどな。いや、シュチュなんて関係ないけどな。ガチ百合。最近の子は、本当にLGBTには寛容だよね。四人目は大人しい子か。

4話目 ☆3
森の賢人(笑) 女子でワンハンドでスリーポイント?

5話目 ☆3
ムリ(笑) コミュ力モンスターだな。ダメが一人増えたw ちゃんとチア要素を入れてきたな。兄貴(笑)

6話目 ☆4
初スタンツ。こういう、丁寧な競技説明、良いね。剣道でも、つま先と膝の向きを揃えるのは大事。走馬灯ですか(笑) また、ヒズメのネガティブ妄想が(笑) JOY? ホワイトボードの感じは、けいおんオマージュ? てるてる坊主(笑) 体現者(笑) それぞれのスキルの違いを出すために、手描きで表現したダンス、グッドだね♪

7話目 ☆4
豚野郎(笑) 虎徹が可愛いな♪ あっ、これおいしい(笑) 虎徹の言葉の刃(笑) ヒズメの避けられ方(笑) 百合だな~。モブの棒読みが気になる。「呪い」と「祝い」、、、バカって幸せだな(笑)

8話目 ☆3
hitomiさん、懐かしい♪ 振り付け作り。これも良い曲だけど、サムライドライブの方が好きだな♪ 牛久さん、小さいイメージなんだが、色々でかいんだな。

9話目 ☆4
土下座(笑) 何気に虎徹がコハネを一番ディスってる(笑) なに? 兄貴は剣道? って、剣道は応援禁止だが(笑) そのくせ薄着でくる姉(笑)

10話目 ☆3
漫画に引きずられすぎ(笑) これといって特になんともない話だな。

11話目 ☆3
ビキニでチアは、色々とまずそうだけどねw 黄色を選んだのは(笑) 虎徹の太りネタ、安定してるな。心バラバラだけど一致w

12話目 ☆
チアの大会の内情とか、こういうのは良いね。蹄、そんなにレベル高かったのか。猫谷姉妹、良い感じ(笑) 不安、あるのかな?(笑) 100小羽ポイントw 体操部並みだな。手描きのダンスがよいね。とにかく楽しそうw 若人、こわっw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

聞こえてほしい、あなたにも、ガンバレ!

いやはや、部活ものがこんなに沁みる日々が来るとはね・・・

Introduction(公式サイトより)

人の力になることが大好きな「鳩谷こはね」は、中学の終わりに出会ったチアに魅了され、高校で経験者の有馬ひづめや幼馴染の猿渡宇希と共に、チア同好会を立ちあげる。
ポジティブで一生懸命な彼女たちのチアは今日も誰かを元気付ける!!


もうね、このイントロどうりなんですよ、私がごちゃごちゃストーリーを考えるまでもない。
彼女達チア同好会がチアにいそしむ姿を見ているだけで元気がもらえます。
それは彼女たちの可愛さももちろんありますし、
こはねの前向きで明るいチアになんとなく力、元気をもらえるし、
私のお気に入り、館島虎徹ちゃんの臆病だけどチア部の子達と一緒に前に進んでいく様子に心が優しくなれます。


応援には、自分ができなかった夢を託したりする人がいて、そんなの自分本位じゃないかという思う人もいる。応援される側は良い迷惑じゃないかと思うかもしれない。
でも、THE BLUE HEARTSや、松岡修三、スポーツの応援団でもいい、だれかを応援する人がいて、その人の言葉に、誰かが勇気付けられる事、そんな応援の力を信じたい。少なくとも私は、応援してくれた人にありがとう!といいたいし、日々いろんな人にガンバレ!といいたい。そう思わせてくれる力が、この作品にはあります。


誰かを応援したいこはね、チアを通して成長していく彼女達の青春が、とても私に元気をくれる、応援です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25

67.5 18 百合でコメディなアニメランキング18位
さばげぶっ!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (800)
3987人が棚に入れました
主人公・園川モモカは転校してきた梧桐学園高校でなぜかサバゲ部に入ることに。しかしその部員たちは部長の 鳳美煌を筆頭に、一癖も二癖もあるメンバーばかりだった! ギャグ満載で贈るなんでもありの女子高ライフが、今 始まる!

声優・キャラクター
大橋彩香、内山夕実、大久保瑠美、Lynn、東山奈央、玄田哲章、井上喜久子、堀江由衣、かないみか

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最近の少女漫画スゲエ

原作未読

原作は少女漫画誌『なかよし』で連載されていたらしいのだけれど、小学四年生くらいの純粋な少女が目を輝かせながら読んでいる漫画誌が“なかよし”だとイメージしていたのもので…、本当にこの作品が掲載されていて少女が読んでいたの? と疑ってしまうほどに強烈な作品でした。

物語は表題『さばげぶっ!』のとおり、女子高生たちが「サバゲ部」という部活を舞台にわりとサバゲという設定を活かしてはいるものの、ほぼ100%ギャグ作品といっていいだろう。ただそんなサバイバルゲームという設定なんかどうでも良くなってくるほどにぶっ飛んだキャラクターが多数登場するとても賑やかなものとなっています。

とりわけ主人公・園川モモカ(声:大橋彩香)は、外見こそ15歳の可憐な少女といった感じだが、その性格はとても残忍で凶暴。作中ではそのゲスっぷりや暴力を振るうシーンが多く見られ、クズが大好物な私としては大いに笑わせてくれるのだが、先にも綴ったようにコレ、少女に読ませちゃいけないレベルじゃね? と心配になってくるw 載せる雑誌絶対間違ってるって!

またサバゲ部もとい“ゲスかわ☆ガールズ”とは別に度々登場する、絵に描いたようなデブヲタキャラ・からあげ☆レモンもなかなかに良いキャラをしており物語を盛り上げてくれるのだが、彼が登場したエピソードにてパンチラを専門で狙うカメ子・ローアングラー3人組など、こちらも「なかよし」を読む純粋な少女らには見せたくないキャラだったりする。世の中にはこういった変態も存在するので気をつけようね! といった社会勉強的なメッセージが込められているのだろうかw

とまあ、私などが心配したところでどうにかなるものでもないが、逆に最近の少女漫画がこういったモノもアリなのかと私自身が勉強にもなり、大いに楽しませてもらった一作でした。ギャグ自体も吹き出してしまうほどに笑った箇所も多かったので、私とツボが近い方にはオススメ。

ちなみに作中で登場した女子小学生・羽黒 露世理亜ちゃんを演じていた声優・かないみかさんの声質は個人的に大好きなのだが、ここ数年出演する作品が少なくなっているようで『ひぐらしのなく頃に』で演じた沙都子から久しぶりにかないさんの声が聞けたことがとても嬉しかった。やっぱりクセのある幼女を演じさせたら“かない”さんには誰も“かない”ませんなあ。あ、オヤジギャグ言っちゃった。


▼キャスト
園川モモカ:大橋彩香
鳳 美煌:内山夕実
春日野うらら:大久保瑠美
経堂麻耶:Lynn
豪徳寺かよ:東山奈央
佐倉恵那:堀江由衣
からあげ☆レモン:荒井聡太
ナレーション:玄田哲章

▼制作情報
アニメーション制作:studioぴえろ+
原作:松本ひで吉/漫画:全13巻
監督:太田雅彦
シリーズ構成:あおしまたかし
キャラクターデザイン/総作画監督:工藤昌史

▼主題歌
オープニングテーマ:「YES!!」大橋彩香
エンディングテーマ:「ぴてぃぱてぃサバイバード」ゲスかわ☆ガールズ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

サバイバルゲーム部=さばげぶ
なぜか学校の施設内に森林地帯あり、地下訓練施設ありと、
もはやなんでもあり!?
サバゲーをひたすら楽しむギャグアニメです^^

■第1話~第2話
{netabare}
こういうギャグアニメの主人公は、某ゆる○りの
アッカ○ーンみたいに、空気キャラかと思ってましたが、
主人公のモモカは・・・ゲスイ!です(笑)

やられたらやりかえす。
そして巨乳にきびしい・・・(笑)

2話の納豆攻めは主人公らしからぬ行動ですぞ^^

シュワちゃんの声優でおなじみの玄田さんのナレーションが
あいかわらず渋くてかっこいいです。
そして、この渋い声とナレーションの内容のギャップが
イイ♪
{/netabare}

最後まで安定してモモカが{netabare}ゲスイ{/netabare}キャラでした(笑)
いつものお決まりの展開がクセになりましたね^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんとフリーダムな部活だ

『なかよし』連載の少女マンガ…

…ほんとなの、これ?w

冗談でしょww
少女マンガだと思って観たけど、ギャップが凄いな。
でも、そのギャップが最高でした!
つまらない話もあるにはあったけど、面白い話はとことん面白くてほんと笑いが止まりませんw
彼女たちのノリの良さに、終始楽しませて頂きました♪
特に、主人公ももかとうららの絡みは個人的に鉄板ですww

それにナレーションあったんですけど、そのナレーションも面白かったです!

あと、EDめちゃくちゃはまりましたww

ほんと、なんとフリーダムな作品だったことでしょう。
でもそれが、さばげぶだ!(言いたかっただけですw)

二期あるといいですね♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

66.2 19 百合でコメディなアニメランキング19位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei Herz!(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (405)
2458人が棚に入れました
魔法少女のネクストレベル イリヤと美遊とクロの3人の魔法少女たちが紡ぐ新たな物語の幕が開く!! Fate<運命>に巻き込まれた少女たちの物語は遂に夏休みに突入!?海! 水着! 誕生日! 魔法少女たちの日常(⁉)はこれからが本番!!

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、斎藤千和、植田佳奈、伊藤静、大原さやか、生天目仁美、小清水亜美、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、小山力也、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美、伊藤美紀、玄田哲章

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

英霊ギルガメッシュを倒せ!イリヤの戦いは佳境に!?

2015年放送のテレビアニメ 全10話 プリズマ☆イリヤの第3期
スタッフキャストは2014年放送の2期と変わらず。

プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!の後編です。

これは見事な日常ギャグアニメ。
前回ありそうでなかった水着回もあり、いろいろ微エロ満載の美少女アニメ。
Fateファンが愕然となりそうな明るい雰囲気ですが、
後半には強烈な戦闘シーンが待ってます。

イリヤ(門脇舞以)マジカルルビーの力で魔法少女プリズマ☆イリヤに変身する
美遊(名塚佳織)マジカルサファイヤの力で魔法少女に変身する。
クロエ(斎藤千和)カードの力でイリヤから分離した
マジカルルビー(高野直子)自称、愛と正義のマジカルステッキ
マジカルサファイヤ(松来未祐)ルビーの妹 冷静沈着だが露出が多い

遠坂凛(植田佳奈)貧乏で凶暴な元魔法少女 どう見ても少女ではない
ルヴィア(伊藤静)金持ちで凶暴な元魔法少女 巨乳過ぎてどうにも・・・

他に脇役で士郎などFate/stay nightのキャラが多数出演する。

ツヴァイ編の後編と言うことで前編の伏線回収もあり、
戦闘も真のラスボスとのキャラ総出演全力戦になる。
そして聖杯戦争とのつながりも語られはじめ、新たな謎を生み、
翌年の4期となる、プリズマ☆イリヤ ドライ!!へとつながるのです。

ふくよかで優しく少しエッチなマジカルサファイヤを演じた松来未祐さんの、
最後の作品になりました。
2015年10月27日死去。38歳。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

監督さん、声優さんをいじめないで

これは「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei」の続きなので
そっちを見ていない人は先に見たほうが良いですね。

そしてこの物語は、前作よりもさらに異質な世界へと突入したようです。

「異質な世界」と書くと、Fateが好きな人は誤解して期待されそうですが、
そんな高尚なものではなく、あれですよ、あれ。下ネタのようなものです。


物語の内容は、その大部分がイリヤとその仲間たちが巻き起こすドタバタの騒動です。
もちろんエッチな部分も前作よりパワーアップしています。
さらに、今回はBL(boys' love)要素も含むようになりました。
そして、つけたし程度ですが、最後はギルガメッシュと戦うことになり、少しだけまじめに感動します。


今回、特に感心したのは、声優さんの真面目さです。
どんな役柄も真剣にこなされています。

イリヤ役の門脇舞以さんには、とても恥ずかしい言葉を長時間言うように監督さんから指示されたようです。
イリヤの清純なイメージが、ガラガラと崩れてゆきます。
この物語では、イリヤは下ネタ騒動の巻き込まれキャラです。かわいそう。(:_;)

衛宮 士郎(えみやしろう)役の杉山紀彰さんには、同性愛者のような発言をするように監督さんから指示されたようです。
Fateでの士郎のシリアスなイメージが崩壊しました。これもかわいそう。

イリヤの友達で優等生の桂 美々(かつら みみ)役の加藤英美里さんには、知りたくもないBL知識をたくさん覚えるよう指示されたようです。
この知識は、その後の仕事で役に立つのでしょうかね?

監督さん、声優さんをいじめちゃだめですよ。

主人公は小学五年生の女の子ですが、小学生が見ちゃダメなアニメですね。(^_^;)


最後に少しだけ真面目なことを書きます。
今回、イリヤたちは海へ行きますが、それは美遊の願いでもありました。
美遊がどんな気持ちで海を見たいと言ったのか…
それは 「劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」を見ていただければ…と思います。

そして、若くして亡くなられたサファイヤ役の松来未祐さんのご冥福をお祈りします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正直ここまで続くと思っていませんでした^^;

この作品は、Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤの3期に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前期の作品を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

本編である「Fate/stay night」におけるイリヤの運命があまりにも不憫だった事もあり、イリヤを主人公としたスピンオフには賛成でしたし、アニメ化を知った時には嬉しい気持ちで一杯でした。
今もその気持ちは変わらないのですが・・・このシリーズの並々ならないパワーを感じます^^
ここまでポンポンと続編の決まる作品も珍しいのではないでしょうか^^?
しかも3年連続で放送するって、原作やゲームなども含めてそれだけ人気の作品・・・という事なのでしょうか^^;?
この勢いのまま、どこまでも突っ走って欲しいと思っています。

でも・・・人気が出るのも分かる気がします。
まず主人公のイリヤですが、本編のキャラに萌え要素が多分に盛られており、名前でやっと本編と同一人物である事が分かるくらい徹底的に弄られています。
そして見た目には幼さを残しながらも、「きっとこんな小学生はいない」というくらいの色気を身に纏っています。
そしてすっごく子供っぽい時と大人びいている時のあるリアクション・・・
そして何よりマジカルステッキを使う魔法少女として、クラスカード回収という日常とはかけ離れた極めてシリアスな事をやってのけてしまうこと・・・
これらの半端無いギャップが彼女の魅力に拍車を掛けているのだと思います。

そしてそのギャップは単独で出せるものではありません。
クロや美遊といった同じ様な立ち位置のキャラとの絡みがよりギャップを引き立たせてくれています。
イリヤとクロの絡みなんかが正に良い例だと思います。
小学生2人の仕草にドキッとさせられることなんて・・・何回もありましたから(//∇//)

こういうのを「あざとい」という事は分かっています・・・分かっていても吊られちゃうんですよね^^;
今期もこの作品をドキドキしながら視聴していました^^;

物語の方ですが、これまで聖杯戦争の英霊の数と同じ7枚のカードの回収を行ってきました。
2期では同じ回収者であるバゼットと死闘を繰り広げたり新たなカードが示唆されたりと、イリヤ達が行っているカード集めは最早単純な回収作業ではない事がハッキリしました。

こうして3期が始まるのですが・・・まず日常パートにおける過激さは着実に増している様な気がします。
イリヤ達3人はまぁ置いておいたとしても、学校の同級生の発言や妄想が結構激しいんですよね^^;
今の小学生って、こんな感じなんでしょうか^^;?

物語は回を重ね・・・ついに新たなカードとご対面する事になるのですが、このカード・・・何となく想像していましたが、とんでもない強大な力を秘めていました。
皆んなが束になってかかってもビクともしないんです・・・
でも、どうしても勝たなきゃいけない相手・・・だから、どんなに跳ね返されても立ち向かうのを決して諦めないイリヤ達・・・その活躍は是非本編でご確認下さい。

そして本シリーズにおけるこの作品の重要性が明るみになります。
3期はこれまで目を背けていた事・・・聞けずにいた事・・・確かめようとしなかった事・・・
これらが明るみになるんです。
一歩踏み出せなかったのは、この関係が壊れるのが怖かったから・・・
でも大丈夫・・・一緒に紡ぎ上げてきた時間が不安を現実にはさせないから・・・

オープニングテーマは、fhánaさんの「ワンダーステラ」
エンディングテーマは、「ハプニング☆ダイアリー」と「Wishing diary」
どちらも幸田夢波さんが歌っています。
イリヤとfhánaさんの組み合わせは想定していませんでしたが良い感じだったと思います。

1クール10話の作品でした。始めの頃は10話じゃ尺が短い・・・と思っていましたが、これだけ物語が続いてくれると1クール10話の構成も気にならなくなりました。
物語は思い切り続きを思わせる終わり方・・・そしてエンドテロップは「・・・to be continued」
了解しました。続報を楽しみに待たせて頂きます^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

70.2 20 百合でコメディなアニメランキング20位
ゆるゆり さん☆ハイ!(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (621)
3483人が棚に入れました
ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!!「ゆるゆり」がテレビに帰ってきたよ―!
夏休みも終わって学校も始まったし、またこれからごらく部のみんなで楽しいことたくさんしたいな!じゃあさっそく部室いこう!

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作風が変わった三期

一期二期のようなあかりいじりが無くなり全体的に丸くなった雰囲気が漂うゆるゆり三期

なんだか今回はゆるふわな話がメイン(?)なのか刺激的なシーンは減ったような気がします、例の姉は除いて。
ようやくタイトル通りの緩い百合を楽しめるのかもしれませんね。

相変わらずキャラの造形が上手いというか面白さの中にも可愛さを両立しているのは見事ですね、キャラの掛け合いが面白いです。

・最終回まで見た感想
 ひたすら安定して面白かったの一言。もしかしたら今までのゆるゆりアニメよりも良かったとさえ言えてしまう三期でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

第7話「忘れられない一日になる」視聴。

変わらない毎日がまだまだ続くんだ!

赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

第1話「それは、すなわち、娯楽の始まり」
ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!!
「ゆるゆり」がテレビに帰ってきたよ―!
夏休みも終わって学校も始まったし、またこれからごらく部のみんなで楽しいことたくさんしたいな!
じゃあさっそく部室いこう!

第2話「さぁおびえるがいい」
す、杉浦綾乃よ!
もういきなり出番なんて聞いていないわ!
またみんなのところに帰ってこれて嬉しいわね。
べ・・・別にあなたのために戻ってきたわけじゃないんだから!
でも待っててくれてありがとう!
あれ、お母さんが呼んでる。
なにかしら・・・。

第3話「自覚無し」
じゃじゃーん!
大室櫻子さま登場!
みんな元気してたかな?
わたしはいつも元気元気だよ!
そういえばこの前向日葵と勉強してたんだけどね。
向日葵また・・・あの・・・む・・・むねとか大きくなっている気がして・・・
ムキー!しかも小言もいってきてさ。
よし、いいこと思いついた!

第4話「その夜は、みんなの想いをつないでゆく。」
みなさん、あかりの姉の赤座あかねです。
いつもうちのあかりがお世話になっています。
あかりは本当にかわいいから、ほんとあかりはいつ見ても天使で、目に入れてもいたくないわ。
あぁもあかりのあれをあーして・・・と、いけないわ。
今日は友達がくるんだった。
準備しないとね。

第5話「少女は、闇に落ちる。」
池田千歳です~。
みなさんにまたお会いできてうれしいわ~。
それに、早速綾乃ちゃんと歳納さんがいろいろと見せてくれて…いや~妄想がはかどりますわ~。
あぁ思わず鼻血が・・・。
はっいけないいけない。
今日は綾乃ちゃんと出かける予定やったわ!楽しみやな~!

第6話「見えない顔は、其処にある。」
吉川ちなつです☆
結衣先輩のあんな姿がこんな姿がみれて、ちなつはもう・・・嬉しすぎて!仕方ないですからちょっとだけ、みなさんにもちょっとだけ見てもいいですよ!
今日も結衣先輩のウチへお呼ばれしてるんです。
おめかししていかなくちゃ!

第7話「忘れられない一日になる」
はっはっは!
みんな、ゆるゆりの真の主人公・歳納京子だ!
ちょっと遅くなったが、良い子のみんなは待ってくれてたかな?
これからごらく部が新たな敵を倒しにいくからついてきくれ!
えっそんな話ないって?ざんねーん。

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【畑博之氏】
今期放送:「ゆるゆり さん☆ハイ!」
過去に関わった作品(例):「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」2作品(監)/「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」(監)/「SHIROBAKO」

かわいい女の子でお世話になっている畑監督。ちなみに「R.O.D -READ OR DIE-」や「マギ」の監督として知られる舛成孝二氏のお弟子さんとのこと。

一瞬ブームになった、アニメ発信の言葉
近年はアニメ作品発祥の流行語も増えています。ただ、一般的な流行語と同じく、その流行はあまり長続きしないもの。そこで今回は、「一瞬だけはやったアニメ発の流行語」をご紹介します。「懐かしい!」と思える言葉もあるかも?

●「アッカリーン」
2011年に放送された『ゆるゆり』で登場した言葉。タイトルコール前に「アッカリーン!」と主人公のあかりを呼ぶほか、作中の効果音としても使用されています。ネット上では「\アッカリーン/」という表記でよく使われました。

「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送記念! グッドスマイル×アニメイトカフェのコラボが12月1日からスタート!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。彼女達とその周りのキャラクター達が織り成す、愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーがテレビに帰ってきました!

グッドスマイル×アニメイトカフェ秋葉原・大阪日本橋では、テレビアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」の放送を記念して、コラボカフェがスタートしております! 期間は、2015年12月1日から2016年1月30日まで。入場方法は、全日程先着入場制となります。

お楽しみいただけるフード・デザートメニューには、あかりのお団子をモチーフに肉団子を使用した「あかりのお団子バズーカ丼」が登場。他にも、作中に登場する和風ハンバーグをイメージした「京子も大好き!CoCoッスレストランの和風おろしハンバーグ!!」や、ちなつの髪に吸い込まれたピンポン玉を白玉で表現した「ちーなの超常現象パフェ」などが登場いたします!

ドリンクメニューには、京子と綾乃を表現した「京子と綾乃の同級生ドリンク」や、千歳と千鶴を表現した「千歳と千鶴の妄想!?ドリンク」、"アッカリーン"と書かれた「消えないで主人公!?あかりのカプチーノ」といったコラボメニューをお楽しみいただけます。

コラボメニューを注文いただいたお客様には、「クリスマスポストカード」をランダムでひとつプレゼントいたします!(配布期間:2015年12月1日~12月25日)また、カフェ限定発売となる、「トレーディングアクリルキーホルダー」や、「トレーディング缶バッジ」、「マフラータオル」など、見逃せないグッズが多数発売!

「2015秋アニメ実力人気投票」、結果発表!
2015年秋に放送がスタートしたTVアニメ63本の中から、毎週楽しみな作品、面白いと思う作品などに投票してもらう本企画。なんと今回は、7000票に迫る熱戦に! 1クールの放送であればちょうど折り返し地点に差し掛かる頃であり、物語が佳境に入った作品も多いだけに、ライブな反応がかいま見える結果となった。放送前に実施した「2015秋アニメ期待度人気投票」と比較すると、放送後に評判を上げたダークホースも見えてくるかもしれない。

並みいる話題作をおさえて1位に立ったのは、2000票以上を獲得した「ゆるゆり さん☆ハイ!」。「ゆるゆり」は、七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心に、ゆるい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で支持を集める人気シリーズ。TVアニメ第1期が2011年に放送されて以降、第2期、OVA、特別編が制作され、本作はTVアニメ第3期にあたる。以前と変わらず、キャラクターの可愛さと親密さをまったり堪能できる内容になっており、安心して観られる居心地のよさがファンの心を離さない。

結衣のネグリジェ姿! 「ゆるゆり」のなもりさんがTwitterのアンケート機能を使ってサービス画像を投稿
TVアニメ・マンガ「ゆるゆり」の作者なもりさんが、Twitterのアンケート機能を使ってサービス画像を投稿しています。「京子『結衣がお風呂入ってる隙に、パジャマをすり替えてみるか』」というツイートに「ネグリジェ」と「ガウン」のアンケートが付属しており、結果76%の投票を得たネグリジェ姿の結衣の画像が投稿されました。さすがはなもり先生だ!

「ゆるゆり」は、女子中学生たちのゆるくて平和な日常生活を描いた作品。普段男っぽい格好をしていることの多い船見結衣にこんな服を着させるとは、まったくなもりさんは恐ろしいクラゲだぜ(なもりさんの自画像はクラゲのような生き物)。さらに、おまけとしてガウン姿の結衣の画像も公開。なんてサービス精神だ。

秋アニメは制作会社で選ぼう!
【TYOアニメーションズ】
今期放送:ゆるゆり さん☆ハイ!
過去の作品(例):たまゆらシリーズ/オオカミ少女と黒王子(2014)/戦国無双(共同制作・2015)

かっこいいアクションシーンからふんわりかわいいキャラクターまで幅広い作品を手掛けている。
テレビアニメシリーズ1~2期は動画工房、3期からはTYOアニメーションズが担当。「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」もTYOアニメーションズの制作だ。

【2015秋アニメ】今期はどれ見る?
なもり先生の人気マンガを原作とするアニメシリーズ、今回で第3期となります。『ごちうさ』同様に女の子ばかりが登場する作品ではありますが、先方の都合で納品スケジュールが1/3ほどカットされて心の中が修羅場と化していても優しい気持ちにしてくれる……ふふふっと微笑みながら見守る作品といった感じで気に入っています。

同年代(中学生)の設定を持つ他作品と比べて、キャラの精神年齢の表現が非常にうまい作品だなと感じていましたが、今回から制作スタジオが動画工房からTYOアニメーションズに変更されています。

スペシャル版となる『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』をすでに手がけているので大丈夫だとは思いますが、OVAとTVシリーズは似て非なるもの。ちょっぴり不安を抱えていますが、今期もきっとたくさんの笑顔を提供してくれるはずなので、今のうちに表情筋を鍛えて待機しておきますね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

制作会社が変わっても、変わらないゆるさ

原作未読。キャッチさんから紹介で視聴。

1期、2期と変わらず、「ゆるい百合」というか、「ツンデレ」というか、「片思いの連鎖反応」というか、とにかく微妙なズレが面白い。

制作会社が変わったことで感じた最大の違和感は、向日葵の自宅が団地から一戸建てに変わったことくらいかな?

1期、2期と比べて百合成分が強くなった半面、日常感が強くなったのも特徴。

最終回に感動的な場面があるのも良かった。
もちろん、最後にはしっかりオチがありましたけどね・・・。

最後まで、何も考えずにまったり見れるのが『ゆるゆり』の最大の魅力。


あっ!あと、アッカリンの「空気感が薄い設定」が薄くなったのは少し残念。
その代わりに櫻子が面白く仕上がっていた。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

66.1 21 百合でコメディなアニメランキング21位
魔法少女 俺(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (256)
1114人が棚に入れました
駆け出しアイドルユニット・マジカルツインで日夜、芸能活動に励んでいる卯野(うの)さきの憧れは人気アイドルグループ・STAR☆RICEの御影 桃拾(みかげ もひろ)。

彼の為なら何だって出来る。

そんな想いがまさかの奇跡を起こしてしまった! 私、今日から魔法少女です!

声優・キャラクター
大橋彩香、石川界人、三澤紗千香、羽多野渉、豊永利行、遊佐浩二、森久保祥太郎、久川綾、一条和矢
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カオスな作風を許容できれば楽しめる

2018年春アニメ。全12話。
漫画原作、未読です。
春の本放送の時期に一度配信で見ていて、夏にBSで録画して再視聴しました。


ヤクザみたいな妖精と契約して(本当に契約書があるw)魔法少女になるんだけど、変身するとフリフリ衣装を着た筋骨隆々の男性の体になってしまうシュール&カオスなギャグアニメ。ほろりもあるよ!
女の子姿で魔法少女姿になることは最後まで無し。一度でいいから見たかった…(苦笑)

この作品で一番良かったのは、ベースがオーソドックスな魔法少女ものだったこと。最初のカオスなテイストが楽しみで見始めたわけではなかったので、内容がだんだん落ち着いてきてかえって楽しめるようになりました。

{netabare}
音楽が結構印象的でした。童謡やクラシックぽい曲を長く使っていたりとか、OPEDも良い曲なんだけどシュールで作風によく合ってました。
声優さん皆良かったです。カオスなアニメだけど楽しそうだったw
さきの大橋彩香さんとオレの石川界人さん特に良かったです。大橋さんは歌も上手なのに本編中では披露する機会が無かったねw
作画は…好きだけど、良いとは言えないかも。意図的作画崩壊とか挑戦的なのは評価したい。
女の子が可愛くて個人的に好みだったのと、無口な桃拾の表情に力を入れていて良かったです。エンドカードが怖い…けど毎週楽しみでしたw


個人的には最初は絵面的にBL?って雰囲気があってあまり…って感じだったのですが、NL、GLも満遍なく入っていてBLの印象が薄れたのと、問題の5話で吹っ切れて最後まで見ることが出来ました。…なんでもアリならむしろ行ける‼と思ってw

主人公のさき可愛かった。ストーカー気味だけどw
魔法少女になるには誰かへの「ラブパウワー」が必要、というのがやっぱり魔法少女でしたね。
愛ってやたらと言われてましたけど、シュールギャグだからクスッとしてしまうw真面目にやり過ぎるより私は好きでした。

この作品で言われる「愛」は相手に振り向いてもらえなくても良いっていう「献身」が根底にある気がします。
桃拾は助けたいけど正体を知られるわけには行かないさき、振り向いてもらえないのはわかっていても変身する桜世や、単純に未散を好きで好きで仕方ない瑠可。(未散はツンデレすぎたねw)
変身するわけではないけれども桃拾ちゃんは特にそうで、小さい頃さきと桜世を必死で助けたし、最終回では電撃を受ける覚悟で魔法少女オレのために矢茂さんを助けている。

それに対して矢茂さんがしたことは愛じゃなく「エゴ」。
魔法少女として桃拾のために戦う中でさきが守りたいのは桃拾だけではなくなっていたことや、桃拾もまたさきを守ったこと、矢茂さんの気持ちの変化はちょっとだけ感動した。
大筋だけ見れば正統派魔法少女ものだったなと思います。
{/netabare}

カオスなシュールギャグなのでお勧めはしにくいですが、話の軸が王道だったので私は楽しめました。(2018.9.23)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オレ、がんばる

序盤 タイトルからしてもうw

中盤 www

終盤 な ん だ こ れ

この話はムッキムキの魔法少女になる売れないアイドルの話
ジャンルはコメディ・バトル・魔法少女
魔法少女ときいて「子供向け」というイメージや「やばいやつ」というイメージを思い浮かべる人も多そうですが、本作はコメディアニメです。序盤から笑わせてくれるネタや自虐ネタの数々、パロディネタもとてもたくさんあり、声出して笑えます。純粋に面白いです
内容です。序盤も中盤も終盤もすべてコメディなので基本的に展開は少なく、薄いと感じてしまうかもしれません。しかし普通に面白いので大いに安心してください。
正直笑えると説明するしかこの作品を言い表せないんで、ちょっと困っています。

原作は毛魂一直線さん。
監督・シリーズ構成・脚本・アドリブ演出は川崎逸朗さん。すごいな。レギオスの監督をされた方ですね
キャラデザは伊部由起子さん。夏色ドロップスのキャラデザをされた方ですね
劇伴は中塚武さん。
アニメ制作はstudioぴえろプラスさん。テガミバチなどを制作したところですね

作画は普通でした
opはこだまさおりさん作詞、本多友紀さん作編曲、卯野さきちゃん役の大橋彩香さん歌唱の「NOISY LOVE POWER☆」
edはem:óuさん作詞、浅岡雄也さん作曲、浅田祐介さん編曲、桃拾役の豊永利行さんと兵衛役の遊佐浩二さん歌唱の「硝子の銀河」
声優さんは素晴らしく、とても面白かったです

総合評価 笑えるから見たほうが良い

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6
ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癖になる糞アニメ→まさかの王道ストーリー

頭空っぽにして見るアニメ。これ評価するの難しい(苦笑)
あにこれのような理詰めで作品に優劣付けるサイトでは低評価なのも仕方ないのでしょうね。自分はめっちゃ楽しんでますが。
馬鹿馬鹿しくて好き。

5話(アニオリ)は流石にやり過ぎでしたが、魔法少女俺でなければ業界のぶっちゃけネタもなかなか面白かった。(初見ではあまり理解出来ず、ニコニコ動画のコメント見て大部分理解したのですが)但し、主人公ズがほとんど出て来ない上、ストーリーとほぼ関係ない話なので、よくわからないパロやってないで主人公出せ!と言う不満が出るのもごもっとも。

6話はかなり笑えたのですが、 EDのスタッフロール見ると5話で{netabare} 「次の回の制作がやばい」 {/netabare}と言ってたのは本当なのかもと言う気になりました。(^^; あ、でも5話もギャグに全振りしてました。方向性が大分間違ってたけど。(嫌いじゃない)

ゆる〜く見ることをオススメします。
下らないギャグを全力で描くアニメですから。ニコニコあたりで突っ込みながら見るのが一番かと。


最終話まで視聴。
最後の方、作画が死に掛けましたがなんとか完走。楽しませて頂きました。
原作が二巻しかないので若干テンポが悪かったりしましたが、アニオリ部分も楽しめたので良かったです。(6話とか馬鹿馬鹿し過ぎて好き。えっ5話⁉︎単品としては面白かったです。汗)
終盤はああいう展開になるのですね。納得のいくタイプのラスボスでした。最終話のEDが切ない…
ところで、ストーリーは思っていた以上に王道魔法少女だったのが驚き…
愛のために魔法少女になって、愛のために友達を救い、親子の絆とか、仲間との共闘とか、そしてラストの陰謀と重過ぎる愛。これに地道なアイドル活動まで盛り込む贅沢っぷり。しかし、熱いシーンや感動シーンなのにことごとく絵面が酷い。酷い絵面なのに良いシーンやってるから感動して良いのか笑って良いのか分からなくなる。(まあ笑いましたが)なんなんだろうこのアニメ?既存の魔法少女作品やアイドル作品に喧嘩売ってる気がしなくもない。

歌も無駄に出来が良くて、どこかで聞き覚えのあるタイトルだったりメロディーだったりするのですが…耳に残る曲ばかりです。声優さんの歌唱力半端ないですが、上手い人が音痴に歌うという貴重な歌も聴けます。


突っ込みだしたらきりがないけど、面白かったし、何よりスタッフや声優さん達が楽しんで作っているのが感じられて良かったです。アフレコ風景見てみたい。(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

76.3 22 百合でコメディなアニメランキング22位
こみっくがーるず(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (540)
2094人が棚に入れました
萌田薫子(P.N.かおす)15歳。職業高校生、そして4コマまんが家!
まんが家専用の女子寮に引っ越してきた彼女は、同室の少女まんが家の小夢やTLまんが家の琉姫、少年まんが家の翼といった仲間に囲まれて、 今日も楽しくネームにペン入れ、仕上げ作業に徹夜作業!
かわいくて面白い、まんが家寮生活が始まります!

声優・キャラクター
赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かおす先生が不憫かわいい、終わってみれば安定のきらら枠。

「まんがタイムきららMAX」に掲載の4コマ漫画が原作ということですが、原作は未読です。

主人公のかおす先生(本名: 萌田薫子(もえた かおるこ))も含めて4人のメインキャラは、高校一年生の現役女子高生でありながら漫画家という異色の設定。

タイトルの『こみっくがーるず』は、「こみっく=漫画 を描く女の子」という意味と「滑稽な女の子」という意味のダブルミーニングと思われます。よう知らんけど。

文芳社という出版社で漫画家デビューを果たしたものの読者アンケートで最下位という残念な結果になってしまったかおす先生。

かおす先生のブレークスルーを図った担当編集の編沢さんから、文芳社漫画雑誌掲載作品を描く女性漫画家が集まる女子寮への入寮を進められ、かおす先生は一念発起上京を果たします。

そこで出会った漫画家仲間との寮生活や通学する学校での学園生活をストーリー上のメインとする日常系作品です。

かおす先生は女子高生でありながら周囲の女子高生に対して一歩引いてしまい、ときに「胸があたって嬉しい」とか「カワイイ女の子に囲まれて幸せ」といった「おっさん」的な感想を持つので、その外見的ギャップと内面的部分への共感が作品のウリの一つではあると思います。

作品の性格上、日常場面でも漫画制作に関わる描写が多いです。かおす先生以外の三人がそれぞれ苦労はありながらも比較的順調な漫画家生活を送る中、没ネームと編沢さんからのダメ出しに悩まされ、漫画制作技術的にも周りから劣ることに悩み、ネガティブに落ち込みときに慌てふためくかおす先生のあまりの不憫さに耐えられるかどうかが視聴のハードルになります。

一見ストーリーがほとんど無いように見えて、やはり「漫画制作」という作品の芯があるために全体に渡りうっすらとしたストーリーと主人公を含めた各キャラの成長が描かれるのは『NEW GAME!』といった作品とも類似性があります。

しかし『NEW GAME!』の青葉と主人公のかおす先生の能力設定と性格設定が逆方向を向いているため、『NEW GAME!』が合うからといって『こみっくがーるず』が合うかどうかは一概に言えないと思います。

ただ個人的には1クール通して観た結果として、かなり面白かったです。原作にも少し興味を持てて、読むことも検討しています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

あばばば(笑)地味にハマっています・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

いつも期待度の高いきらら枠作品。
この作品も笑いあり、感動ありの良作だったと思います。

主人公の”超”ネガティブな性格が評価の分かれ目かな?
ここさえクリアできれば、最終話までかなり楽しめると思います。

序盤~中盤は、女子高生漫画家たちのほのぼのとした日常を描き、終盤は上手く感動的な展開に・・・。

本当に、ほのぼのと感動は相性が良いと再確認しました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きらら系女子漫画家寮生活

きらら系4コマ漫画が原作。ゆるふわな女子高生兼漫画家の女の子たちの日常系のおはなし。主人公の4コマ漫画家の萌田薫子(PNかおす)をはじめ薫子が入寮することになる女子漫画家寮の3人と寮母さんや担当編集さんとの日常がメインです。他に少女漫画家の恋塚 小夢(PN恋スル小夢)、エロ漫画家の色川 琉姫(PN爆乳姫子)、少年漫画家の勝木 翼(PNウィング・V)や寮母さんの交流を描いており、漫画家の仕事についても触れられています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29

61.0 23 百合でコメディなアニメランキング23位
恋姫†無双 - こいひめむそう(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (253)
1559人が棚に入れました
時は、後漢も末の頃、この世は乱れに乱れておりました。
そんな中、力を蓄え、ひそかに野心を研ぎ澄ます者――、己の力を試さんとさすらう者――、 守るべきもののために闘おうとする者――。
そうした、様々な思いを胸にいだく者たちがあやなす運命の糸がからみ、結ばれる…。
新たに姉妹の契りを結んだ関羽と張飛。果たして、ふたりの行く手に待ち受けるものは?

ごるレヴァ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どーにも! こーにも!? 世界の主役はあ・た・し!

エロゲー原作。

ゲームでの主人公は登場せず、愛紗(関羽)が実質的な主人公。
基本的にはギャグ、パロディ、エロ、百合といった感じで、史実はほぼ関係ない内容ですが、所々に史実をなぞった部分もあります。
終始ゆる~い感じで流れていくのですが、時にはシリアスな場面や感動させられる場面もあり、全く飽きずに見ることができます。

武将の殆どが可愛い女の子になっているので、ガチの三国志という観点で見ようと思っている人にはオススメできません。
しかし、そういうことは気にせずゆるい気持ちで見れるのならとても面白い作品であると思います。
あの武将がこんな女の子に変わってしまうのかと度々唸らせられますが(笑)
私自身、相当な三国志好きで、初めて見たときはナンデヤネンと何度も突っ込んでしまいましたが、見ているうちにそんなことは全く気にならなくなりましたね。
逆にこの武将はどんな女の子に変わったのかと新たなキャラが出てくるたびにワクワクしてきました。

キャラが非常に多いのも賛否が分かれそうですね。
個人的にはいいと思います。
これだけのキャラがいれば自分の好きなキャラが必ずとは言いませんが見つかるでしょうし、何より楽しいじゃないですか(^^♪
ですが名前を覚えるのは少し苦労するかもしれません。
名前と字の他に“真名”という本人が心を許した相手にしか呼ぶことが許されない呼び方があり、勿論キャラの人数分の真名があるのでちょっと覚えるのは大変かも(^^;)

一番のお気に入りは翠(馬超)ですね。
男勝りでガサツな性格ですが実はかなり乙女で、時折見せる女の子らしい言動や態度にギャップ萌えです(*´∀`*)

OP曲の「Flower of Bravery」はカッコイイですし、ED曲の「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」なんだかクセになる感じでどちらもお気に入りです♪

三国志としてではなくキャラアニメとして楽しめる人にはオススメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

ひな@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

男の子があんまり出てこない新感覚萌え燃えアニメ

三国志の武将になぞらえた女の子達の珍道中ってカンジで
関羽と張飛が乱れきった世の中を正すために
諸国を廻って色んな人達と出会いながら旅をするって作品です。

もともとギャルゲーだったのをアニメにした作品なので
ちょっとエッチなシーンとか実はあったりするんですけどw
恋愛物にお約束の無駄にモテモテの男の主人公が一切出てきません!!
本当にメインは女の子ばっかしか出なかったのが新鮮でした♪♪

三国志なので出てくる人物は他のアニメに比べると多めですけど
出番が少ないにも関わらず強烈なキャラクターの女子ばっかりで
立場が敵であってもどこか憎めないのが印象的でしたねっ(*・∀・*)V

お話も最初の印象だと明るいギャグアニメ系かなと思ったんですけど
真面目でちょっと良いお話が大半で良い意味で期待を裏切られました!!

それぞれの登場人物に戦う理由・生きる理由があって
今の世の中を何とかしなきゃいけないと思う事情がちゃんと語られていて
しっかりとした目標があって旅をしているというのが伝わってきました。

呑気な掛け合いで明るく振舞っている事が多い関羽と張飛コンビですけど
真面目に決めるときにはビシッと決めてメリハリがついてたりもして
普段の可愛い女の子とは違う凛々しさ抜群のギャップ面が素敵です!

シリアスな場面でも浮いていなかったり違和感を感じなかったりしたのは
キャラの内面を丁寧にストーリーに沿ってきちんと最後まで作ってくれて
からなんだなって最終回まで見終わって気づきました♪

事件の解決の仕方も後味悪いって感じではなくて
本当にさっぱりとした後腐れのない綺麗な終わり方が多いです。

関羽が主人公みたいなカンジですけどあんまりでしゃばりません。
無闇に人の事情に踏み込んだりしないし人間関係さっぱりしてます。
自分の価値観を押し付けない絶妙な正義感がとっても魅力的です。

世の中を正すのは力じゃなくて心。
力押しでなんとかするんじゃなくて相手が何故そういう行動に走るのか
事情を理解してその人自身が解決できるように力添えするだけ。

関羽はそういうタイプです。

他の女の子も基本的には他人の悩みには我関せずってカンジ。
困っているようであれば100%じゃないけど手を差し伸べるくらい。
(でも力のない人…民衆みたいな人は全力で助けます)

でも普段は呑気に明るく楽しく生きているたくましさがあって
眩しすぎたとこもあったけどこういう友達関係いいなって思いました。

楽しく見れるアニメです。
2期3期とあるので全部見るとなると長いかなーって思いがちですけど…

1話からこのアニメの魅力フルスロットルですので!
いけそうだなと思ったら3期まで見れちゃいますよ♪
オススメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

とうみょう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

魂魄の一撃受けてみよ!

ゲームですごく有名なやつですね・・・

内容はほとんど覚えてないのですが、

僕は、すごく楽しかったですょ・・・

三国志が好きな人でこの武将全てが女性という

設定が許容できる人には楽しめるのではないかと思います。

最近の僕はあくまで、名作アニメ視聴が最優先ですが、

まだ真・恋姫無双(ゲーム)が途中ですので、

たまにゲームしてます・・・

すごく面白いですがちっとも進まないですねw

真・恋姫無双のアニメもあるのでゲーム終わったら

それも最優先で視聴したいアニメですね・・・

以上です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22

65.7 24 百合でコメディなアニメランキング24位
ひなろじ ~from Luck&Logic~(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (147)
669人が棚に入れました
桜が散り始めた春の日。天真爛漫な小国のお姫様・リオンはホッカイドウの学校に通うことに。そこは世界の平和を守る定理者〈ロジカリスト〉を育成するため、ALCAが運営する特別な教育機関。リオンが入った1年Sクラスには、定理者のニーナをはじめ、個性的なクラスメイトたちがたくさん。定理者のヒナたちが送る、とってもにぎやかでかわいらしい日々――合体〈トランス〉!! はじめます

声優・キャラクター
朝日奈丸佳、山村響、高森奈津美、三森すずこ、植田佳奈、小倉唯、湯浅かえで、内田真礼、大橋彩香、佐々木未来、相沢舞、高柳知葉、矢島晶子、種﨑敦美、小山力也、松井恵理子、西本りみ、橘田いずみ、尾崎由香、三宅麻理恵
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

萌え系と侮ることなかれ!物語として面白かった!

ラクエンロジックは視聴済み。最終話まで視聴。

正直、本編(?)のラクエンロジックより楽しめたかもしれない。
終始一貫、萌え要素と日常ほのぼの要素に包まれた作品。

だけど、物語に筋が一本通っている良作だった。
{netabare}【第2話】元はALCAに所属しており実戦経験を持つニーナが、ALCAの命令でピラリ学園に通うことになった際、不満を漏らすニーナに対して、ヴェロニカ局長が言った一言。
『学ぶべきものがあるからだ』
学園生活の中で、ニーナが見付けた「学ぶべきもの」とは?{/netabare}

もちろん、物語全般は萌え要素と日常ほのぼの要素に溢れていた。
個性豊かな登場人物たちが織り成す、笑いと感動(たまに)の物語。

もう一人の主人公・リオンのキャラが評価の分かれ目か?
私も、あの甲高い声と度を越した無邪気な天然ぶりに、少し心折れそうになったけど・・・。
{netabare}第5話の実技試験の最中、崖から落ちそうになった弥生を助けたシーンは良かった。
「実技試験中にはトランスは2回まで」という厳しい縛りの中で、あえてトランスして弥生を助けたリオン。{/netabare}
このあたりから、むしろ好きなキャラになった気がする。

万博みたいな『マイペース』なキャラが一人いると、物語が安定する。

ラクエンロジック本編のキャラが登場すると、何故か嬉しくなる。
{netabare}第5話『実技試験』で登場したクロエと七星、明日葉。
第9話『学園祭』ほかで登場したヴェロニカ局長。{/netabare}

『ラクエンロジック本編でも彼女たちの活躍を見てみたい!』という気持ちにさせてくれた作品。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

萌えラクロジ…(笑)?→ これ、ちゃんと「教育」が描かれる作品なんですね…。

ゲーム「ラクエンロジック」のブースターパック新シリーズの宣伝アニメ。

無印『ラクエンロジック』と同じ世界観のはずですが、時代はかなり下って戦いは日常的に発生することはなくなっているようです。舞台はロジカリスト(作中で盟約者:神話に出てくる神様などとトランス(合体)して変身する能力がある人)を養成する学校のようですね。

作中設定は無印『ラクエンロジック』と近い物ですが、作品の空気としてはCMアニメ『私たち、らくろじ部!』に近いかも。とりあえず様子見ですかね。

2017.8.2追記:
無駄に学園モノにしたわけではなくて、メインキャラクターたちの成長を描く気はあるようです。シナリオは意外とちゃんとしています。無印『ラクエンロジック』よりは本作品の方が圧倒的に面白いですね。

Cパートで先生たちが飲みながら、話している内容は「ガールズトーク」的なのに絵的にはクダ巻いているのが地味に面白いです。

2017.8.18追記:
キャラクターデザインや微笑ましいエピソードなどのせいであまり意識することがなかったのですが、作中のALCAが対フォーリナー的な意味で事実上の軍事組織であり、ピラリ学園は士官養成学校的な性格を持っているということにふと気づきました。

ああ見えて彼女たちは本来の意味での「エリート」なのです。

そのせいか学園の生徒たちは本質的には真面目であるし、教育カリキュラムも作中世界の実戦を想定したものになっています。そして通常のいわゆる「学園モノ」では学業がおろそかに描かれがちなのに対して、よりも良くも悪くも定理者(ロジカリスト)としての「教育」や「成長」にフォーカスされたストーリーになっているように思いました。

ちゃんとストーリー寄りに観てもまともに観られる作品になっている。『ひなろじ』、恐るべし…。

2017.9.12追記:
第10話まで気づいてませんでしたが、これ1クールの尺でちょうど1学年分のエピソードをやる話なんですね!?
(↑「学園物」なんだから、もっと早く気づけ(笑)!)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ロジカリストのヒナだからひなろじ?

前シリーズ完走済み。

ラクエンロジックの新シリーズ。
前作は可もなく不可もなくの面白さでしたが今作はどうなるか。

1話目感想
{netabare}
正直1話の掴みは前作以下だったかと。

学園ものラクロジといった感じでキャラの可愛さを楽しむ感じか。

それだけだとらくろじ部でもいいような気もしますが...。

これからに期待と言いたいけどちょっと厳しいかも?

とりあえず3話くらいまでは様子見。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
戦う女の子系アニメは今期これと「バトルガールハイスクール」があるけど個人的にはまだこっちのほうが良い。

これはラクロジを最後まで観ていたからなのかな。

そんなに面白くはないけど主人公が結構可愛いから何だかんだで見続けられそう。

実写を交えたOPはかなり好き。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
1話、2話と個人的はに微妙な感じだったけど今回は面白かった。

リオンの父親は良い人だけど親バカすぎるなぁ(笑)今回みたいはギャグ路線のほうが個人的には好きかも。
そして熊は何も悪くない。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
夕子先輩の誕生日を祝うため頑張るロジカリストたち。

リオンとかニーナちゃんとか可愛いし、キャラクターは今期のアニメで一番好きかも。

このアニメを観てTCGをやりたくなるとかはないけど内容自体は悪くない気がする。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
期末試験回。

前作のキャラクターたちが登場。ほんとならここに玉姫も出る予定だったのかなぁ。

前もだったけどリオンは魚好きなのか。

前作でもキャラの闇堕ち展開はあったしニーナちゃんは闇堕ちしそうな不穏な感じ。
{/netabare}

6話目感想
{netabare}
皆でリオンの実家へ。ラクロジ要素ほとんどないけど良かった。

異世界の話は今後の展開に関わってくるのかな。

個人的にはCパート含めて今までで一番面白い回だった。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
リオンの「キリッ」が可愛かった。そして本当にはいてない。

先週に続き全然ラクロジ関係ない気がするけど面白いし可愛いからいいか。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

71.5 25 百合でコメディなアニメランキング25位
おちこぼれフルーツタルト(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (280)
885人が棚に入れました
アイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコや、ミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成! 取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、芸能界のおちこぼれたちがアイドル活動に七転び八起き⁉

声優・キャラクター
新田ひより、久保田梨沙、白石晴香、近藤玲奈、守屋亨香、日笠陽子、佐倉薫、篠原侑、田中貴子

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

洗脳ソング

ブロっ子ブロっ子ブロッコリー♪

誰の曲かな?と思っていたら、『ひぐらしのなく頃に』の“島みやえい子”さんではありませんか。

しかし、私にとっての彼女は、大切な時に脳内をループ、思考停止必至の洗脳ソングの作り手。

なにせ、初めて知ったのが、『ひとりぼっちの○○生活』の特殊エンディング、「爆笑ぼっち塾 校歌」、わっはっは、笑えばすご~い点とれる♪、
そして挿入歌の「まけるなアル かがやけアル」、世界の副委員長 アル アル アル♪ でアル。

入試試験であろうが、最終面接であろうが、自宅待機中であろうが、お通夜の焼香中であろうが、頭の中を幸せな気持ちで満たしてくれる脳内麻薬の料理人という訳だ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

密着、おちこぼれ系アイドル!

[総評]
「アイドルグループ存続の危機」というストーリー自体はわりとありがちなお話ではありましたが、他の作品のキャラクターとはいささか異なる趣きの人物ばかりで本作のカラーを容作っていましたね。

原作の絵柄はやや癖のある感じだと判断されたのかキャラクターデザインは変更されたのですが、ストーリー自体はエピソードのカットはありつつもわりと原作漫画の雰囲気は出ていたと思います。

作内使用楽曲については、原作で歌詞が決定してしまっている部分もありなかなかに難題だったという気もしますが、結果としてわりとレベルの高い物が仕上がっていたと思います。OP/ED主題歌の出来もとても良かったですよね。

作詞に関しては、最近よく見かける「安藤紗々」という名前を記憶しておこうと思いました。

余談: 作中の深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」について、ハロプロ黎明期の深夜番組「アイドルをさがせ!」を連想してしまいました。

いや、放送枠の大きさから考えると「あんみつ学園」の方が「アイさが」に近いのかな…?

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー] ==
「まんがタイムきららキャラット」に連載されている漫画原作のアニメ化作品です。作者は『ハナヤマタ』の浜弓場双(はまゆみば そう)先生です。私は原作は連載を読んでますが単行本は持っていません。

第1話を観終わった時点で、このレビューを書いています。

弱小芸能プロであるラットプロダクションの女性タレントが暮らす通称「ネズミ荘」とそこに暮らす売れない少女タレントたち。

そこに新たに入居が決まり、田舎からアイドルを夢見て上京してきた桜衣乃(さくら いの)ですが、ついて早々にお荷物タレントたちが暮らすネズミ荘の廃寮の危機をマネージャーの梶野から言い渡され、先に住んでいた関野ロコ(女優)、貫井はゆ(ミュージシャン)、前原仁菜(モデル)と一緒に四人でアイドルグループ「フルーツタルト」を結成して活動することになります。

梶野はフルーツタルトに密着するミニ番組枠をもぎ取ったところで、フルーツタルトの行く末やいかに…?



ストーリー的にはフルーツタルトのメンバーを中心に、他のアイドル達も含めた日常やステージを見せていく感じですね。

制作スタジオは動画工房ではなくfeel.です。OPに「きららジャンプ」を取り入れるほか、少なくとも第1話を観た限りでは、きらら作品のアニメ化作品としては良くも悪くも冒険をしない作りになっていたと思います。

作画に関しては、この作品に求められるクオリティはきちんとクリアしていたように思われます。キャラクターデザインも可愛いですし、この水準を維持できれば「注文通りに観たいものを観せてくれる良作」になると思います。
== [第1話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私、ブロッコリー大好きなんです(笑)

原作未読。最終話まで視聴。

この作品も安定安心のきらら系でした。
きららお得意の日常系。

アイドルを目指して上京してきた主人公がやってきたのは、売れない芸能人が集まる通称「ネズミ荘」。
ところが、主人公がやってくるのと同時期に、「ネズミ荘」の取り壊しが決まってしまう。
そこで彼女たちは、マネージャーの発案でアイドルユニット「フルーツタルト」を結成して借金返済を目指す。

とまあ、悲壮感満載のはじまりですが、そこはきらら系。
上手くほのぼのとした感じに仕上がっています。

マネージャー役の日笠陽子さん起用が贅沢な感じで良かったです。

同じきらら枠の「ごちうさ3期」と放送時期が重なっちゃったのが気の毒でしたが、こちらはこちらで悪くはなかったと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 30
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