異文化交流で萌えなTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の異文化交流で萌えな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月13日の時点で一番の異文化交流で萌えなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.0 1 異文化交流で萌えなアニメランキング1位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1896)
9286人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

mennma2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

失敗だって笑顔で さぁ 君と一緒に乗り越えて行こう‼

このアニメのOPが凄く好きです!
タイトルもその一部の歌詞ですね。
このアニメはまんがタイムきららで連載中の4コマ原作のアニメですね。
声優さんは若干知らない声優さんが多かったですが、
とても可愛い声で良かったです。
1話1話安定の面白さでゆるくも時々笑えるので
日常系アニメ好きの方にはとても良かった作品です。
自分はアリスちゃんが笑えましたw
2期が決定‼ よっしゃーーーー‼
~ストーリー~
主人公・大宮忍は小さい頃イギリスでホームステイをしていた。帰国後年月は流れ忍は高校生になった。
そんなある日一通のエアメールが届く。
差出人は昔ホームステイをして知り合ったアリス・カータレットだった。
そのメールにはアリスが日本に来るという事がつづられていた。
アリスがやってきて忍の生活はもっと賑やかに。
クラスメイト・小路綾&猪熊陽子
そしてアリスを追ってやってきた謎の美少女が現れて…?
5人の日常は華やかに金色に輝いていく。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 90

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんだ、可愛いだけのアニメか

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。


日英美少女共演のゆるふわコメディ。
大宮忍のもとに自分のかつてのホームステイ先にいた女の子、アリス・カータレットが留学してくる。


さすが「咲」「ストパン」「Aチャンネル」などに関わっていることで知られる大正義制作会社Studio五組さん。
「萌えアニメ」作らせたら天下一品(と個人的に思っている)。
上の作品に加え、「ひだまりスケッチ」みたいな作品が好きなら何だかハマりそうな予感がします。
とにかく本作は非常に私好みな作品になっていましたw


初回は異文化交流系か?と惑わせましたが、やっぱり日常系でした。
基本的には日英美少女達のきゃっきゃうふふな可愛さを楽しむ感じです。

別にギャグのキレとかが良くもない。
正直ネタは「みなみけ」「ふもっふ」とかに比べたら全く大したことないように感じます。
ハイテンションネタが多いのも本作の雰囲気からすると微妙に違うような気もする。

でも、とにかくその「可愛さ」が尋常じゃないレベル。
基本的に私は萌え豚傾向なのでこういう系統の作品は好んでみますが、本作の「可愛さ」は群を抜いていると感じました。
とにかく不純物が何もないのです。
出てくるキャラがみんなかわいい。
先生もかわいいしお姉さんもかわいいしお隣さんもかわいいし弟と妹もかわいい。
これぞまさに「美少女動物園」ですねw(弟は美少女ではないな)


さーて、衝動に駆られてキャラでも紹介しておきますかねw
鬼畜でこけしな英国大好き少女、忍。
こけし大好きで海を越えてきた日本大好きな百合っ娘その1、アリス。
ツンデレツインテールという今作きってのテンプレキャラにして百合っ娘その2、綾。
面倒見の良い姉御肌で一番ノンケっぽいツッコミボーイッシュっ娘、陽子。
馬鹿っぽく見えて意外とちゃんと周りを見ているにぎやか担当のハーフ、カレン。

割とみんな好きなのですが個人的にはにぎやかカレンが一番ハマった。
陽子もこの手のツッコミキャラの中では一番印象が良いかもしれません。
みんな仲がいいので、結構いろいろなカップリングで楽しめるんじゃない?(適当)


ネットで「合法ドラック」とか書かれていましたがまさにその通り。
日常系は比較的長く感じる作品の方が多いはずなのですが30分があっという間に過ぎていく感覚でした。
見ている間はとっても幸せ。
疲れているときに見たらきっと癒されるはず。
よく私は暇な時に「ひだまりスケッチ」(これだけBDを買っている)を垂れ流すのですが、今作もローテに入れようかなw


総括して、個人的今期No.1は多分これですねw
安定感がありました。
これを一位と思うあたりが駄目な人っぽいでしょ?
でも「可愛いは正義」ですから(「苺ましまろ」より引用)。
二期もぜひやってほしいです。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 74

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期にも大いに期待しますo(・∀・)o

女子高生たちが友情を深めて行く姿を
描いた日常系コメディ作品。
全12話。
原作:まんがタイムきららMAX掲載の4コマ漫画。


高校1年生である主人公・こけ…失礼、大宮 忍w
彼女の大切な思い出であるホームステイを
キッカケに展開される日常系ストーリーです。

『これぞ、日常系コメディ!』と言う方もいる
女子高生を主軸とした王道の日常もの。
日常もの好きとしてノーチェックではいかん!
2期も放送中だし!!という事で視聴決定w


とにかくキャラが魅力的でした(*´∀`)/″

それぞれが、とても個性的なのはもちろん
彼女たちを輝かせる演出が素晴らしかったです♪
他の同系作品とはまた違った魅力の引き出し方に
工夫が見られたと思います。
キャラデザも文句なし、可愛らしい仕上がりで
作り手さんの力の入れようが分かりますねw

そのキャラの魅力を存分に発揮させた声優陣も◎。
キャラに合った配役なされており良かったですが
個人的には東山奈央推しです(*´ω`*)♡

また、彼女たちがユニットを組んで歌う
OP、ED曲も世界観にピッタリの良曲♬

カレンちゃんが可愛すぎて可愛すぎて
あれだけ楽しみにしていたCLの決勝戦(サッカーねw)を
見逃してしまった事は…もう……忘れます……orz


男女問わず楽しめるふんわりとした作品。
これぞ、日常系コメディ!も頷ける内容かと。
このシリーズまだ未視聴の方にはオススメです!
彼女たちの金色に輝く日々をお楽しみあれ(*ゝω・*)ノ




《キャスト》

大宮 忍(CV.西明日香)
アリス・カータレット(CV.田中真奈美)
小路 綾(CV.種田梨沙)
猪熊 陽子(CV.内山夕実)
九条 カレン(CV.東山奈央)
烏丸 さくら(CV.佐藤聡美)
久世橋 朱里(CV.大西沙織)
大宮 勇(CV.田村ゆかり)



《主題歌》

OP
『Jumping!!』/Rhodanthe*
ED
『Your Voice』/Rhodanthe*

投稿 : 2025/04/12
♥ : 69

83.1 2 異文化交流で萌えなアニメランキング2位
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2115)
12097人が棚に入れました
異世界交易の切り札は『萌え』だった!? 高校中退状態の慎一が、セッパつまったあげくの就活で得たのは、ファンタジー世界で、おたく文化を伝導するという仕事!? ほとんど騙された形で連れて行かれた場所は、ドラゴンが宙を飛ぶ、まさに異世界だった! が、このあまりにも異常な状況と展開でも、生粋のおたく育ち・慎一は苦も無く適応!! マジで、ハーフエルフの美少女メイドさんや美幼女皇帝陛下とラノベ朗読で親交を深める萌え展開に。だが、世の中やはり甘くない。慎一の活動に反感を持つ過激な勢力がテロを仕掛けてくる。さらに、その慎一の活動そのものにも何やらキナ臭い裏が!? 『萌え』で、世の中を変革できるのか? それとも『萌え』が、世界を破滅に導く!?

声優・キャラクター
花江夏樹、三森すずこ、渕上舞、内田真礼、上坂すみれ、藤原啓治、三木眞一郎、一条和矢

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自衛隊とファンタジー

これは中々の傑作だと思います

オタク文化で侵略、最初は「へ?」だったけど、こういう設定もアリですね

幼女にメイドにエルフ、萌えましたか

残念ながら個人的には萌えなかったけど、ストーリーは良かったかな。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 70

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

萌え萌えキュ~ン! (@´▽`@)

原作 ラノベ (2011年12月現在 既刊8巻)未読

全12話

ジャンル:オタクファンタジー


現代の日本に住むオタク主人公が、異世界で漫画やアニメのオタク文化を布教するお話。


1話観て嵌りましたw 

話の設定とか、いいアイデアだと思います。

笑える所もあるし、萌える所も勿論あるし!^^
ラスト2話は、急にシリアスだったしw

キャラでは、皇帝で幼女体系のペトラルカも可愛いけど、
自分はメイドのミュセルが愛らしくて好きでした!
惚れてまう(●´ω`●)ゞ


いろんなパロディーもあり、笑えます! ^^

中でも空鍋のパロでは、ミュセルが同じヤンデレ気質を伺えました^^
あれ、どれだけの人が『SH〇FF〇E!』の芙〇楓だと分かったのかな?^^;

自分は、今期で2番目に好きな作品でした。(1番はゴールデンタイム)
殆どミュセル目当てw (〃ω〃)

原作が続いている割には、綺麗な終わり方してました。
2期 観たいですね  ^^


OP:「ユニバーページ」歌 - 三森すずこ

ED:「私の宝石箱」 歌 - ペトラルカ・アン・エルダント三世(渕上舞)


OPの曲のCMで、三森さんが出てますが、あの決めポーズが 何だか可愛いですねw
ニャハハ(*^▽^*)
CD購入しました。 ^^

投稿 : 2025/04/12
♥ : 68
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ブルー・レイとはどんな女なのじゃ<追記;オープニング>

異世界ファンタジーと萌文化、異色のコラボです。
日本国国益のため、萌文化を武器に異世界と交流。
そのために、オタク主人公を日本国が採用。
面白い設定でした。

内容は軽いラブコメ、ストーリーは正直微妙。
{netabare}シリアス部分はあまり必要なかったかな。
ラストのお安い政治家?役人?必要ありませんね。{/netabare}

作中背景にアニメ作品が多数登場します。
そのほとんどがわかる自分が楽しい(悲しい?)です。

私は、皇帝ペトラルカ派です。
ペトラルカの容姿・性格・口調、お気に入りです。
ED曲には癒されます。
個人的にはアキバのペトラルカを見てみたいです。

ペトラルカ「ブルー・レイとはどんな女なのじゃ」(CMです)
この言い回し、かなり好きです。

<追記;オープニング>
ふと、昔聞いた曲が心に止まることがある。
OP「ユニバーページ」がそんな曲。
テンポの良い爽やかで優しいメロディーです。

異質に触れて変化する。
それは一種の恋愛ですね。

ラストのポロン、ダブルヒロインの足チラ挨拶がかわいい。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 58

62.0 3 異文化交流で萌えなアニメランキング3位
日本へようこそエルフさん。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (72)
228人が棚に入れました
エルフさんは日本の文化に興味津々!? 社会人の北瀬一廣の趣味はとにかく寝ること。 彼は、幼い頃からいつも夢で見る不思議な異世界で、胸躍る冒険をしていた。 ある時、仲良くなったエルフの少女と古代遺跡を探索していた時に、運悪く出くわした魔導竜にブレスで焼かれてしまう。 夢から覚めると、部屋にいるはずのないエルフの少女が隣で眠っていて――

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

う~ん!な感じだか嫌いではない。

物語はとくに面白いわけでもないし、むしろ微妙なのだがエルフさん(マリアーベル)が可愛い。

異世界モノかと思いきや、何やら観光&飯テロアニメな感じ!!

他のレビュアーさんも言っておりますが、ご都合主義だし何ソレ?感が満載ですが、何か嫌いではないんですよね!

作画ですが、マリアーベルは凄く可愛いのですがそれ以外は手抜きな感じがします。
しかし、背景というか、観光地?とか食べ物の作画は良いという不思議!

投稿 : 2025/04/12
♥ : 6
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

マリーを愛でる作品

まきしま鈴木による原作小説は、『小説家になろう』から『HJノベルス』(ホビージャパン)で刊行中(既刊10巻、未読)。
青乃下によるコミカライズは、『コミックファイア』(ホビージャパン)にて連載中(既刊11巻、既読)。
アニメは全12話(2025年冬)。監督は、『理系が恋に落ちたので証明してみた。』などの喜多幡徹。制作は『嘆きの亡霊は引退したい』、『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます』などのゼロジー(以上、Wikipedia参照)。
(2025.3.7 投稿 3.29 第12話視聴後投稿)

ホビージャパンといえば、『クイーンズブレイド』シリーズ、『ビキニ・ウォリアーズ』、『sin 七つの大罪』での「ファンタジーエロ」路線の印象が強かったのですが、同社からコミックファイアが刊行された後は「エロ」要素が控えめに。

そして、コミックファイア作品は、『百錬の覇王と聖約の戦乙女』、『インフィニット・デンドログラム』から始まり、最近は、『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』、『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』と次第によくなってきた印象があります。

本作は、コミックファイアで初期から連載されていた作品なので、満を持してアニメ化といったところでしょうか。


【あらすじ】
主人公は現代日本で平凡なサラリーマンをしている25歳の北瀬一廣(CV.小林裕介)。彼は睡眠中に夢にしてはやけにリアルな剣と魔法のファンタジー世界に行くことができるという特殊能力を持っていた。

いつものように夢の世界を冒険していたカズヒホ(※夢の中での一廣の名前)は、既知の仲であったエルフの精霊魔法使いマリアーベル(CV.本渡楓)と共に遺跡を探索中、魔導竜ウリドラ(CV.内山夕実)のブレスにマリー(※マリアーベルの愛称)ともども焼かれてしまう。しかし、これは、あくまで一廣の夢のお話。彼は目覚めれば無事なのだが、起きるといつもとは違って夢の世界の住人であるはずのマリーが傍らで寝息を立てているのだった。

こうして一廣は現代日本でマリーと共同生活を始めることに…


【マリーを愛でる作品】
Youtubeの東映ビデオチャンネルで3月2日に配信された『生配信ですよ、エルフさん』特番では、2024年末に結婚報告があり、その後、初共演作となる小林裕介・内山夕実夫妻がそろって特番に登場ということで作品より話題に(笑)
(※内山さんがこれまでのイメージと違って夫に手料理を振舞っているらしく、そのことを口外してもいいかどうかについて夫婦会議がなされたそう(笑))

もっとも、その特番でちゃんと小林さんが宣伝していたように、本作は「マリーを愛でる作品」。異国の美女を日本で観光案内するというのが一番近いイメージ。見目麗しい異世界人が現代日本の(食)文化に触れてするオーバーめのリアクションを(色々な意味でよだれを垂らしながら)見守る作品となっております。

設定としては、『江戸前エルフ』のエルダと同じで、異世界人が現代日本に転移してくるというファンタジー作品。ただ、異世界に戻れないわけではなく、カズヒホが眠るとマリーも一緒に異世界に戻れるので、現代日本と異世界を行ったり来たりするというところが本作の特徴。


【考察のススメ】
特番で小林さんが、主人公の一廣は、必ずいつも定時に帰宅する25歳の平凡なサラリーマンのはずなのに、スカイツリーの見える高層住宅に住んでいたり自家用車を持っているなど、何の仕事をしているのか謎と言っていました(笑)

確かに、これらを自分で稼いだ金でそろえた前提だと矛盾するので、例えば、両親が亡くなって、その遺産を譲り受けたと考えれば、ご都合主義といわれそうですが一応説明はできます。
(※第11話で、{netabare}一廣は母子家庭だったことが明かされるも父親と離別した理由までは明かされず。{/netabare})

他の設定についても、主人公が一廣なのに「カズヒホ」という変な名前を変えようとしないのが不自然という意見もあるよう。

もっとも、本当に異世界転移なら、Aさんに対して「サトウ」と名乗って、Bさんに対して「スズキ」と偽名を名乗ってもいいわけで、そもそも「カズヒホ」という戸籍に登録したような変更できない名前があることが変なわけです。

これに加えて、第1話で「夢の中のカズヒホ」と「現実の一廣」の姿が違うこと、腕に着けたデバイスから異世界の正確な時刻がわかることを併せて考えると、「一廣は異世界ではなくゲーム世界に転移した」という推測が成り立ちます(※ゲーム世界なら、最初に名前を入力することも納得できる。)。

また、ゲーム世界なら、そのゲームを作った存在がいるはずで、第1話で探索することになる古代に文明が発展し住人が謎の失踪を遂げた「ナズルナズル遺跡」は、そのゲームを作った存在と関係があるのではないかという考察もできる。

「カズヒホ」?なにその変な名前で終わってしまうより、こう考えた方が話も広がって愉しいと思うんですよ。

まあ、こういう視聴者の反応をみていると、アニメ制作者が説明過多になるのもわかるんですが、前回の『ダンダダン』のレビューで指摘したように、アニメは基本的に画で伝える媒体。
だから、個人的には、映像としての魅力にもつながると思うので、できるだけ画で伝える工夫を続けて欲しいです(※優秀なアニメーター不足を言葉による説明で補っているとみることもできます)。


もっとも、特に「なろう」原作は、考察するとかえってアラが気になってしまうような作品が多いことも事実。

例えば、本作の第1話だと、ウリドラに燃やされたとき、一廣自身は夢の中で死んでも無事なことを知っていてもマリーまで無事なのか分からないのに、やけに落ち着いていた。一廣は、マリーの安否がわからず少なからず彼女に好意を持っているのなら、マリーを心配するのが普通だと思うので、これはマリーが無事だという結論ありきのご都合主義展開だと思います。
また、一廣は現代日本に転移直後で右も左もわからないマリーを部屋に一人残して外にサイズもわからないマリーの服を買いに行く。とりあえずマリーにTシャツなんかを着せて現状説明が先だと思うので、「マリーの着せ替えシーン」をとにかく早く視聴者に見せたかったんでしょう。これもご都合主義展開だと思いますが、「マリーを愛でる作品」というコンセプトが出たシーンともいえます。

でも、娯楽でストレスためても仕方ないんで、個人的には、間違い探しをするより、どうしたら矛盾せず説明できるか考えながら観た方が愉しくみられるんじゃないかと思ってます。

ちなみに、第1話でラストへの伏線がきちんと張られている作品は良作なことが多いので、視聴する作品を早期に見極めるうえでも、そういう視点があるといいいかもしれません。


【感想】
で、考察を勧めておいてなんですが…、本作は、上でも書いたようにストーリー展開に雑なところがあるので、例えば、第11話で、{netabare}一廣が祖父のことを「あの人」と呼んでいたり、よそよそしい言葉遣いをしたりしていて心理的な距離を感じるのですが、コレ、わざとやっていて何かの伏線なのか、そうじゃなくてただの一廣の素なのかわかんないんですよね…

この辺の情報を補完することは、原作改変にあたらないと思うのでアニメ化にともなって積極的に情報を補って欲しいところでした。


その辺を気にして12話を観ましたが、一廣は、母子家庭だったのに母親にも捨てられ、現実世界ではあまり楽しそうではなく夢の世界に生きるようになったということのよう(※真相はよくわからないですが、普通に一廣の性格形成に影響ありそうなんですけど…)。

祖父が不幸な境遇にあった孫である一廣を温かく見守っていたというのはわかるんですが、一廣がその祖父のことをどう思っていたのかが分からない。
(※漫画を読んでるときは、そこまで気にならなかったんですけど、アニメ化でその辺のアラが気になる作りになってしまってます。)

結局、1クールでみたとき、回想シーンでも祖母や父親に深く触れられておらず、主人公である一廣の掘り下げが弱かった印象。なので、一廣の心理がよくわからず、「一廣とマリーとの恋愛ものというより、どうしても観光案内という印象が強くなってしまう」作品でした。

ちなみに、漫画は続きがあるので、2期あるかも…しれません。{/netabare}

投稿 : 2025/04/12
♥ : 6

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界転移の仕方に独自性があり、エルフも可愛い

異世界転移の仕方がありふれていなくて良いですね。

夜眠ったら異世界の夢を見ている、と思ったら異世界転移していたと。
死んでも現実に戻って目を覚ますだけ、また眠ったら続きが見られる…
なら、まあ夢だと思いますな。

弁当がちゃんとなくなっているなら夢遊病になった自分が食べているのかとか気になると思いますが。
まあ良いか。

そして日本に来ることになったエルフさんが可愛いですね。
日本、そして異世界での2人の冒険が今後も楽しみです。


…どうでもいいですが、主人公めっちゃ上級国民ですね。
25歳で、スカイツリーが見える都内1LDK以上の高層マンションに1人暮らしで住んでいて。買えば億、賃貸なら月20万くらいでしょうか。
車も結構でかいですよね。
年収は一千万程度ですかね。それで毎日定時退社か。親の金かもしれませんが。
お前こんなことなくても結婚相手には困らないだろう、と思いました。

全話感想
地味な作品であったことは否定しませんが、なかなか良かったと思います。
エルフさんことマリアーベルが可愛かったですね。
そしてそれで文句なし、十分です。

ハーレムではなく、他の女性はドラゴンといい日本でも人妻ばかりという。完全一対一ですね。
ハーレムを描く気が無いならそれで良いと思います。
2人の恋模様をゆったり描いていてなかなか良かったと思います。
冒険の方はそんなに活躍するでもなくテンポが良いでもなく、とにかく地味ではありましたが…。

でも、私はこの作品、結構好きでしたよ。

てか転移している間は消えているのね。
そりゃ育ての親にはバレバレですわ。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 3
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