狙撃銃おすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの狙撃銃成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の狙撃銃おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.6 1 狙撃銃アニメランキング1位
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (941)
4498人が棚に入れました
銃と鋼鉄の世界《ガンゲイル・オンライン》でソロプレイを満喫している女性プレイヤー・レン。
可愛いものが大好きな彼女は全身をピンクの装備で統一し、コツコツと地道にプレイを重ね、実力をつけていた。そしてとあることからPK――プレイヤー狩りの面白さに目覚めたレンはPKにのめり込み、ついには「ピンクの悪魔」と呼ばれるまでになる。
そんなレンは美人でミステリアスなプレイヤー・ピトフーイと出会い、意気投合。彼女に言われるがまま、チーム戦イベント《スクワッド・ジャム》に参加することになる。

声優・キャラクター
楠木ともり、日笠陽子、興津和幸、赤﨑千夏

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

そこにゲームがあったなら、デスゲームじゃなくて普通にゲームするでしょ!(第12話: ピトフーイ「え?」レン「え?」)

……なんてことを考えながら時雨沢恵一先生は本作の原作を書いていらっしゃるんじゃなかろうかなどと考えてしまう、『ソードアート・オンライン』(以下、SAO)のシェアワールド物ライトノベルが原作です。

ですがストーリー的にはSAO本編とは独立性が高く、SAOを観ていない・知らない人でもたぶん置いてきぼりにはならないと思います。

『クローバーズ・リグレット』(こちらはSAO本編<マザーズ・ロザリオ編>に出てくるギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバーが出てくる外伝)との知名度の差は桁違い、とかそういう話は置いておきます。
(※2018.7.14:『クローバーズ・リグレット』の説明を加筆修正)

原作は『ソードアート・オンライン』本編において<ファントム・バレット編>の舞台になったゲーム「ガンゲイル・オンライン」(以下、GGO)および「現実」を主な舞台とするお話ですね。

時系列的にはレンがGGOを始めるあたり以外は、SAO本編で死銃(デス・ガン)の事件があったBoB(Bullet of Bullets)の少し後の話です。SAO本編での出来事やキャラは他人事として客観的には出てきますがストーリーに直接関係はしません。

アニメでも「現実ではできないことをゲームでやる」という描写にはこだわりがある作品になると思います。時雨沢先生はGGOが実在したらきっと自分も遊びたいんでしょうね、と思わせるようなお話ではありますね。

「全日本マシンガンラバーズ」とか、まさに楽しくゲームであるGGOを遊ぶためのチームで微笑ましいですよね。

まあ、レン的にはいろいろありますがそれはそれ……。

おまけ: 時雨沢恵一関与作品には定番のトリガー・ディシプリン(発砲意思のないときには引き金に指を掛けない)は、本作でも徹底されるのでしょうか…(笑)?

2018.4.22追記:
第3話、原作者本人がモデルのキャラのキャストとして時雨沢恵一先生ご本人登場(笑)。年齢設定も作中の年代にバッチリ合わせてあって笑いを禁じ得ません。

2018.5.6追記:
第5話:「いい最終回だった。」

香蓮ちゃんとJKがリアルの部屋で和んでいた伏線が回収されて、キリ良く原作第1巻分終了。今のところシリーズ構成、GJ!

2018.5.13追記:
第5.5話: GGO内場面に絞った総集編、と見せかけてピトさんとエムさんの会話にはさりげなく本編情報も。OPアニメに銃器などのSEが付き、昔のロボットアニメなどを思い出す演出でした。

「あとがき」は原作者である時雨沢先生のシナリオによる本編映像を使ったショートギャグで、面目躍如(笑)。

ということで、次回6話をお楽しみに!

2018.5.20追記:
第6話: ピトさんのおかしさ爆発。動くフカ次郎はおあずけ。あんな入浴シーンは、原作にはない…(笑)。

2018.6.4追記:
第8話: アルドノア・ゼロ2期目でも思ったけど、「砲兵」と「観測兵」っていうのは、やっぱり戦場ロマンだな。原作を読んでいて楽しみなピトさんの大活躍は、次回にお預け。

2018.7.1追記:
SJ2が大団円。そして、視聴者にもピトさんのリアルが明らかに。

原作3巻の名台詞が再現されていて、私は大満足です。
ピトフーイ「え?」
レン「え?」

投稿 : 2024/11/23
♥ : 67
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

SAOのGGOが舞台の物語

原作未読。最終話まで視聴。

SAOの「ファントムバレット編」の、別作家によるスピンオフという位置づけでいいのかな?
「GGO(ガンゲイルオンライン)」の世界が舞台の物語。

良いですね!第1話から、一気に引き込まれちゃいました。
普段、ゲームは全くしないんですけど、「GGOの世界観って本当に面白い!」って、率直に思いました。

第5話のCパート。{netabare}SHINCのメンバーとリアルで出会うシーン。{/netabare}
こういう話を引っ張らないのは高評価。

終盤のバトルが少々グロ展開になったのは残念だったかな。
{netabare}ピトさんは魔王だからいいとしても(笑)、レンちゃんが最後、噛み殺しちゃう場面とか。{/netabare}

OPは藍井エイルさん。本家と同じですね。
制作サイドのこだわりが感じられて、非常に良い。
EDも良い曲でしたね。

声優良し、作画良し、動き良し。
非常に面白い作品でした。

続編とかあるんだったら、レンちゃんとピトさんの共闘とか、もう少し見てみたいかな?
あと、キリトはともかく、シノンさんとの共闘orバトルとか。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ソード(が毛ほども出てこない)アートオンライン

2018.07.01記


原作未読 SAOはⅠ,Ⅱ,劇場版視聴済み

スピンオフで時系列的には劇中の会話などからⅡのフェイタルバレット編よりも後の話のようです。SAOファンの知人はキリト・アスナ・シノンの登場を熱望してたきらいがありましたが、結局出てこずだったのでオールドファンにとってはそのへん評価に影響しているかも。
SAOの設定を借りてはいるものの完全に独立した作品となっていることは一定の評価ができ、これはこれで良いと思ってます。

Ⅰ,Ⅱともに現実と仮想の境界線の引き方、相互作用など、結構考えさせられる内容であり、このスピンオフでも本編へのリスペクトを感じられる物語になってました。
SAO本編では必ず現実と仮想でこじらせちゃっているキャラがでてきてましたが、今回その役はピトフーイさんが担当してます。

川原さんの本編に敬意を払いつつ、時雨沢さんというSAOファンがオマージュ作品を仕上げたよ!っていうものなのでしょう。
SAOファンはもとよりニューカマーも受け入れられる内容にはなってると思います。
難点を挙げるとすれば、闘う動機づけが弱いか合理性に乏しいと感じられるところ。あと個人的好みですが、劇半が梶浦さんじゃないところとか。{netabare}緑髪の女の子や両刀で男アバター使ってる子とか深掘りしてくれても良かったのにとかいうのはありました。{/netabare}


オマケで一言
■私的日笠陽子さん評
{netabare}最近アニメ観始めたもので、日笠さんと言えばこんな感じ↓
・宇宙よりも遠い場所 / 前川かなえ
・されど罪人は・・・ / ジヴーニャ
・風夏        / 友美先生
・響け!ユーフォニアム / 斎藤葵
・ハイスクールD×D  / リアス
落ち着いてるというか大人っぽいというか艶っぽいイメージ持ってたんですが、そういえばけいおんで秋山澪役やってましたよね。
そんな1オクターブ高めの日笠さんの演技を久々に堪能できるのが最終話。{/netabare}



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2018.12.07追記


もともと世界観が独特というか、ひとつ出来上がった土台があるSAOだからこそ、スピンオフが成り立つ背景があるんじゃないかと思います。
賛否両論ある本作ですが、この世界観は独自のものとも思えるので、これにめげず製作陣はどんどん遊んじゃって次なるスピンオフでもなんでも作ってくれると嬉しいですね。
目下、アリシゼーションが放送中ですが、こちらも楽しみながら視聴中です。


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2019.09.22追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ視聴



2018.07.01 初稿
2018.12.07 追記
2019.09.22 追記/配点修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56

72.1 2 狙撃銃アニメランキング2位
棺姫のチャイカ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (997)
5768人が棚に入れました
原作:榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(ファンタジア文庫)、キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)、監督:増井壮一、監督補佐:小森高博、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:新井伸浩、美術監督:岡本好司、色彩設計:岩沢れい子、撮影監督:福田光、、、、

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、細谷佳正、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏、小日向茜、牧野由依、緒方恵美、東地宏樹

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

チャイカ、素直、かたことかわいい。

とある架空大陸の話。
今は亡き大陸の元支配者ガズ皇帝。
その娘のチャイカが主人公です。
チャイカは、何故か棺を背負って皇帝の遺体を収集。
ひょんなことから、サバターのトールと契約します。
加えて、トール思いのアカリ、中途参加のフレドリカと諸国行脚。
この作品は、彼らの遺体収集記を描いたバトルファンタジックな冒険アニメです。

チャイカ御一行はそれぞれ個性的です。
チャイカはやたら素直、そして片言がかわいい。
その独特のチャイカ口調はやみつきになりそうです。
一方、トール・アカリコンビも息がピッタリです。
アカリのマジボケに対する、トールのライトツッコミは何気に楽しい。
気まぐれフレドリカもいい仕事をします。

一方、チャイカを追うジレット隊も個性豊か。
私のお気に入りの長い桃髪ロールのヴィヴィは隠れデレデレ。
ラストのシーンはちょい気になります。

戦闘シーンは、素早い身のこなしや剣さばき、そして魔法砲により臨場感満点。
また、緊迫感あるBGMが戦闘シーンを盛り上げてくれます。

2期が秋より開始とのこと。
チャイカたちやジレット隊の行く末は如何に?
遺体を集めたら何が起こるんでしょうね。
謎が謎を呼ぶこのアニメ。
すっきりなっとくのラストを期待したいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正に紅白つけがた、、、いや、甲乙つけがたい魅力あり(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
観た人には分かるレビュータイトルにしてみました(笑)

ジャンルとしては、ファンタジー、バトル。でも実際はキャラものだったかなと。女性キャラはみんな可愛らしく、バトルもそこそこ迫力あって、視聴時「は」、かなり2期が楽しみな作品でした(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
よし、2期のことは2期に書こう(笑)

最初の2~3話は、かなり楽しんで観られました。特にトールとニコライ(モヒカン巨漢)のバトルは、良かったです。ラノベ原作なのに、厨二的な必殺技も、(トールの界王拳wみたいなやつ以外)はなく、ちゃんと地味に剣技で戦ってたあたりは、剣道部的に好印象でした♪

中盤以降、多少ダレる部分もあったけど、ストーリーは「父親の死体を集める」という点で一貫していたので、とても観やすかったです。(かなり簡単でしたが)所々に謎というか、伏線もあって良かったです。

なにより、キャラが可愛い。

白チャイカは、なんといっても眉毛! 太眉で可愛いって、アニメでもリアルでも貴重です!(アニメ→けいおんのむぎ。リアル→怒り新党の夏目ちゃん)。しかも、ロリ&片言&記憶喪失&魔法使い&天然&ロシア風。要素を詰め込み過ぎだけど、それでもうまくまとまっていました。

個人的にお気に入りはアカリです。私は兄妹なのに恋愛してるやつは生理的にNGなのですが、これは血の繋がりがないからOK! アカリの、トールに対する偏愛というか変愛wは、かなり笑えました♪ 今まであまり観たことないキャラでしたね。

フレデリカもキャラは良かったけど、ちょっとチートでしたね、戦力的に。フレデリカがいなければ、もっと戦闘や攻略に工夫が生まれ、面白かったと思います。まあ、それはフレデリカが悪いのではなく、便利に使った(楽した)作者の責任ですが。それに、ややグロのシーンもあり、萌えには一歩届かず。

赤チャイカは、ツンデレだし、負けず嫌いなのに可愛げがあって、正に紅白つけがた、あっ、間違えた(笑)甲乙つけがたい魅力ですね♪ 赤派、白派で別れて意見を戦わせてるのも、よくわかります。……ところで、あの赤チャイカの武器、かなり好きな武器なんだけど、元ネタやら正式名称がよく分からん。個人的には、ダイの大冒険のヒュンケルや、ラグナロク(ラノベ)のジェイスが使ってたイメージだけど、もっと前からあるのかな?

作品として惜しかったのは、主人公であるトールが薄味だったこと。サバターとか、(原作では違うのかもだけど)アニメではわりと説明不足でいきなり用語が出てくるんで、最初は3Dの青い人と関係あるのかと疑ってしまいました(笑) まあ、忍者みたいなもんだと解釈してますが、この辺り(トールの過去やなぜチャイカにあそこまで肩入れするのか、サバターとは何か)を更に深く掘り下げられれば、もっと感情移入できた気がします(まっ、それやっちゃうと白チャイカをあそこまで掘り下げられませんが)。

早目に2期が発表になるくらいですから、計画はあったのでしょう。だったら、1期でムリに終らせようとせず(ストーリーを追いかけるのではなく)、 じっくり時間をかけても良かったような気がしないわけでもないです。

と、いうことで、あにこれではあまり評価されていませんが、私は個人的に結構楽しめましたよ、1期は(笑)(笑)(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32
ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

チャイカを受け入れられるかどうかが面白いかどうかに繋がっていると思う。

大きな戦争が終わった世界では
サバター(戦士)は働き口を失っていた。
そんな主人公も職を失い、
山で食料調達しているところへ
棺を担いだ少女に出会う。


その少女は世界のところどころにちりばめられた
父の遺体を一緒に探して欲しいと主人公に依頼する。



この作品のタイトルで想像したのは
棺の中から出てきた少女があまりにも
世間知らずだから主人公が世話を焼く話だと
思っていただけに、
結構びっくりしましたが、思いのほか
そのあらすじがすんなりと受け入れられました。



バトルシーンがすごくかっこいいし
主人公が強いというかアカネとの連携もかっこいいな。

自分はバトルが嫌いなのではなく
キャラがよければ楽しめると知りました。



本作はバトルだけでなく
結構笑えるところもあり
お気に入りのアニメです。


その中でも結構好きなのがフレドリカです。


{netabare}
トールと戦いたいのに助けてくれるキャラ
というのが笑えるし
態度がかわいい。


死んだと思っていたシーンがあったけど
{netabare}
生きてて良かった〜(泣)
{/netabare}
{/netabare}




{netabare}
まあ一番好きだったシーンは
トールが「驚くなよつけられてる」
の言葉に対するチャイカの顔芸が面白かった。
{/netabare}




チャイカのキャラデザと口調が
苦手とする人もいるようですが
僕はむしろ大好物です。

知っていたことではありますが
最終話で二期があるという告知があり
嬉しくて寝床でガッツポーズしました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48

58.6 3 狙撃銃アニメランキング3位
ノブナガン(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (358)
1888人が棚に入れました
2013年。 修学旅行で台湾に訪れていた女子高生「小椋しお」は、突如出現した怪獣「進化侵略体」に襲撃を受ける。軍隊も歯が立たない中、そこに現れた謎の男たち。彼 らは超国家機関「DOGOO」のエージェントで、偉人の魂を受け継ぎその力で戦う「E遺伝子(ジーン)ホルダー」だった。そして友人の危機に、しおの「偉 人の魂」も覚醒するのだった...

声優・キャラクター
武藤志織、鈴木達央、島﨑信長、浅川悠、石田彰、上坂すみれ、斎藤千和、保村真、津田健次郎、田村睦心、村瀬歩、井上遥乃、さとうあい、遊佐浩二、渡辺明乃、飛田展男

gagaga123 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バトルアニメの娯楽傑作!

ノブナガンはアニメの教科書です。

低予算でもすばらしい原作とアニメ制作スタッフの創意工夫・頑張りによって傑作になった作品だと思います。

具体的に
1~3話の日常~戦闘~友情・決意~特訓の流れは、主人公のひととなり・世界観・キャラの立ち位置を提示し、各パートも楽しめて、導入としてお手本になる出来です。

4~10話では、進化侵略体との戦いを軸としつつ、主人公の成長、友情、仲間との協力・関係、(敵・味方)組織についても描き物語をより強化し、クライマックスに向けてのお膳立ては整っています。

10~13話でのストーンフォレスト作戦は、アニメ史上に残る戦闘だと思います。主人公を中心に各キャラの能力をフルに生かし連携・協力し、一般兵器にも活躍の場を与え、想像の上を行く作戦をチームで実行し、意外性もありハラハラドキドキで興奮は最高潮です。

こんなにも気持ちのいい洗練された作戦・戦闘は記憶にないです。
すべてのアニメの戦闘は、この作戦を基準・お手本にして作っていくべきです。

そう思う理由は原作の力でもあるのですが、

・凝った設定、ひねりが効いて飽きさせない戦闘、キャラの行動原理や活躍の理由がしっかり描かれている点
・各キャラのできることと、できないことがはっきりしており、役割分担があり組織で戦っている点
・敵である進化侵略体もシンプルそうで意外に賢く戦略を持っており、短時間でありえない進化をし、得体の知れない恐ろしさを十二分に発揮し魅力がある点

です。

それと積み重ねられた細かい真実と大胆な嘘もこの作品のよさです。

勝利に説得力が乏しいことが多い現在のバトルアニメに一石を投じる作品です。
勝利には納得感のある理由が必要です!

また、新人声優の武藤志織さんを主人公・小椋しお役に抜擢したのもよかったです。
新人声優とそれを支える実力派声優の配置とアニメでのDOGOOの新人・小椋しおと仲間達の構図及び武藤志織の成長と小椋しおの成長が見事にリンクし、他ではなかなか味わえない感慨に浸れます。

そしてなにより全13話できれいに締めた点も高評価です。

私の結論としてノブナガンは血沸き肉踊る快作で、アニメ史に残すべき名作だと思います。
さらに言えば、小学校4年生~6年生の男の子すべてに見せるべき作品です。昔、そうだった人にも見てほしいです。

PS 惜しむらくは低予算ということです。演出で補いながら作画も頑張っていたと思いますが、もう少しリッチな絵作りになっていれば、より魅力的な作品になっていたと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

隠れた良作。低予算でも工夫次第で面白くなるお手本アニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュタイ通りですが、これはなかなかの掘り出し物。バトルものですが、しっかりとした工夫が見られます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
能力系のバトルものは、各キャラに「出来ることと出来ないこと」があって、そういうの能力系同士をどう組み合わせるかというところに見処があると思うんだけど、そこがしっかりやられているんですよね。

小椋しお のキャラも良かったし、通常兵器がちゃんと活躍してくれるのが良かった。B級感が心地よい作品でした♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

best is cheapest

史実にある人物をモチーフにした作品はたくさんありますが、アニメの世界では織田信長は一番人気かもしれません。

女子高生なのに何故かおっさんの遺伝子が覚醒した主人公の小椋しお(おぐらしお)が、ノブナガンという狙撃銃を武器にDOGOOという組織に参加して、通常の兵器では歯が立たない宇宙生物である進化侵略体と戦う異能バトル作品です。
敵の進化侵略体はその名のとおり、戦闘から学習してマッハで進化を続け、どんどん姿形を変えていく得体のしれない相手で、不気味な恐怖感を感じさせてくれる、よく練られた設定だと思います。

DOGOOの他のメンバーもそれぞれ偉人の遺伝子の継承者なわけですが、元ネタの偉人のチョイスがかなりマニアックで、知ってる必要がないというより、知っているとかえって個々の能力に困惑するような気がしないでもありません。
地味で渋い能力者たちが多いのが興味深く、力で押し切るような爽快感はありませんが、ものを重くする能力を、銃の反動を抑え命中率を上げるのに使うなど、勝つために考え、協力して作戦勝ちをおさめるような戦い方は、王道ではありますが、とても魅力的に感じられました。
運よく勝つシナリオを作るのは簡単ですが、やり方をひとつ間違えたら勝てなかったようなパワーバランスの匙加減が絶妙な作品には滅多に出会えるものではありません。
もちろん圧倒的な力の差を見せつける作品には違った魅力がありますが、溢れかえっているインフレ状態の能力を持て余すような異能バトル作品群には、ぜひ見習って欲しい出来栄えだったと思います。

作画についてはB級作品特有の臭いが漂う、低予算である事がまるわかりのチープな作品なのですが、見せる場所と手を抜く場所をちゃんと心得ていて、視聴しているうちに、狙っているとしか思えない野暮ったく垢抜けないネーミングさえも心地よく感じてる自分がおりました。

何の期待もなしに見始めた私は、主人公の成長に伴って白熱するバトルにいつも間にか夢中になってしまい、綺麗に1クールで終わってしまったのが残念に思えるような完成度の高い作品だったと思います。
目立たない場所にまでオカネをかけた、こだわりの作品が素晴らしいのは当然の事ですが、オカネをかけなくてもそれなりに楽しめる作品があることを、ぜひその目で確かめてください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26

65.7 4 狙撃銃アニメランキング4位
劇場版 名探偵コナン 異次元の狙撃手(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 3.8 (203)
1369人が棚に入れました
劇場版シリーズ第18作品目。今作では、脚本を古内一成が2年ぶりに担当する。監督は前作『絶海の探偵』と同じく静野孔文。高さ635メートルの「ベルツリータワー」で発生した狙撃事件にアメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」が絡んでくるというストーリーである。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、福士蒼汰、パトリック・ハーラン

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

プラスαの違い

劇場版第18作。
コナン映画は全部見ているのですが、技術(作画等)は進化してはいるものの、過去作の方がやはり名作として名高い気がする。ただ本作は一味違った。ここの所少しずつ真相まではいかないにしてもアニメで近づいてきてる現状があり、そこを劇場版で繋げ明かされた。悪い意味では、アニメ版を見てない人にとっては、はてなな部分になってしまうかもですが、劇場版ではアクションや推理も見物だけど+αがあると違うなと思う。

アニメとの繋がりと掘り下げエピソードがあったりすると。掘り下げエピで言えば「14番目」ではおっちゃんが警察を辞めた理由。「世紀末」キッドとコナンの初対決。「十字路」服部の初恋。「天国」でのコナンと蘭の気持ちなどなどが良い例。他にもあるかもですが、本作においては掘り下げエピとアニメの伏線を劇場版で明かした挑戦作な気がします。予習としてアニメ「ジョディの追憶」と「ベルツリー急行事件」を見ておくのをオススメします。

それで本作は沖矢昴と世良。そして銀の弾丸と呼ばれるあの人が、最初の決め台詞までのくだりで登場する事から、これは、、、と想像させられる。設定自体は連続狙撃事件が起きると言うもの。最近の劇場版にしては派手な設定では無く、綿密な推理ものでスタンダードさが感じられる。また、犯人の動機もドラマ性を持たせている点も好印象。

アクションシーンは迫力満点。 ラストなんかry
タイトル異次元の意味にも謎を持たせているのもこだわりを感じる。
FBIから少年探偵団までの登場キャラの活躍と尺の取り方は集大成に迫る感を覚えたし、アニメの伏線を劇場版で明かす今までに無い手法は始めて。いよいよコナンも18作目。もしかしたら最後へのカウントダウンが始まっているのかもしれない。ただ僕にとってのスナイパーは灰原さんでハートを射抜かれましたw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

沖矢昴=???

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第18作目。

本編でおなじみの世良真純、沖矢昴が初出演する作品です。
サスペンスの要素とアクションの要素がバランスよく、非常に面白い作品でした。
今回のゲスト声優の福士蒼汰とマックンは良かったと思います。

本作ほど劇場版と本編の間に繋がりが感じられる作品は、名探偵コナンにはなかったような気がします。

問題(?)となったラストシーン・・・。
{netabare}
沖矢昴が赤井秀一の変装である事が明かされたのは、本編よりも本作の方が先でしたよね。
思わず『えぇっ!!!!!』って(心の中で)叫んだのを覚えています。
{/netabare}
それに、後で気づいたのですが、
{netabare}
世良真純がホテルにいる場面で、ベッドが盛り上がっているのは、確か、本編ではもう少し後に登場するはずの『領域外の妹』では・・・?
{/netabare}
と、劇場版で本編のネタバレを少々盛り込んだというのは高評価です。

あと、劇場版名物『蘭ちゃんのアクションシーン』もかっこよかったです。
ただし、主題歌はイマイチ作品に合っていなかったような・・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

すもらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

近年の中だとかなり面白いコナン映画です。

劇場版名探偵コナン18作目の作品ですね。
原作に関わるポイントは赤井秀一についてですね。

コナンはやっぱりアクションが劇場版にはTVシリーズより多いです。スクリーンで見るダイナミックな動きは確かに迫力があっていいですが、かといってミステリー要素を疎かにしてはいけないと個人的に思ってるんです。

そんな中でこの映画は上手くアクションとミステリーのバランスが取れてました。

劇場版コナンのラストシーンは大体犯人を捕まえるアクションでそこでのコナンの発想を楽しむところだと思いますがそこもこの映画はなるほど、と思えて最初から最後まで見応えのあるいいコナン映画でしたね。

劇場版名探偵コナン異次元の狙撃手是非見てください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

63.1 5 狙撃銃アニメランキング5位
RWBY 氷雪帝国アイスクイーンダム(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (128)
361人が棚に入れました
科学と魔法が同居する世界レムナントには人類や獣人、動物、そしてグリムと呼ばれるモンスターが存在する。 グリムにより暮らしを脅かされてきた人類だが、ハンターの活躍により平和な世界が守られていた。 ハンターを養成するビーコン・アカデミーで出逢ったワイス、ブレイク、姉のヤンとともに「チームRWBY」を結成するルビー。 それぞれの想いを胸にハンターを目指し訓練に励む彼女たちを、今までにない新たな脅威が襲う――。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アメリカ発3DCGアニメ原作の日本制作オリジナルストーリー版厨二バトルアニメ

原作はルースター・ティース(Rooster Teeth)というアメリカの制作会社によるオリジナルアニメ作品です。

本作『RWBY 氷雪帝国』冒頭2話は内容的に主要登場人物や設定などの説明が行われる原作の冒頭部分とストーリー的に重なっているため、特に原作を観ていなくても本作からの視聴でOKなようになっています。

原作初期の3DCGが時代的にも予算的にもしょぼい感じだったので、原作初期よりは本作のアニメーションの方が豪華には見えると思います。

作中世界で人類は「グリム」と呼ばれる怪物の脅威にさらされており、グリムと戦う力を持った人たちは「ハンター」と呼ばれています。

グリムと戦うハンターのチームRWBY(作中では無理矢理「ルビー」と読みます)に所属するメインキャラ四人(ルビー/ワイス/ブレイク/ヤン)は全員女性で、「女の子が近接格闘用と中遠距離射撃用に変形する武器で戦う」というビジュアル面を楽しめるかどうかは、本作視聴の分かれ目になると思います。

ルビーが武器オタクという設定も厨二病的かもしれないです。大鎌と銃に変形するルビーのオリジナル武器「クレセント・ローズ」みたいなのは私は個人的に大好物なのです。

チームの名は四人の名前の頭文字由来ですね。なお、名前の頭文字はたぶん各キャラのイメージカラー的な物(ルビー:赤(Red)/ワイス:白(White)/ブレイク:黒(Black)/ヤン:黄(Yellow))と合わせてあると思われます。

原作も日本語吹き替え版が制作されており、本作のキャストは原作の日本語吹き替え版と共通です。

本作のオリジナル部分となるメインシナリオは「承認欲求」をテーマにしていると思われます。このあたりの流れは日本的な脚本かもしれないですね。趣き深い点もありますがやや冗長でテンポ感に欠ける感じはするので、評点はあまり高くしていません。


以下、内容に軽く触れておきます。




主人公のルビー(Ruby Rose)はハンター養成校であるビーコン・アカデミーへの入学が決まった姉ヤン(Yang Xiao Long)について行きますが、そこである事件に巻き込まれ、自身も予定していなかった飛び級でビーコン・アカデミーに入学しハンターを目指すことになります。

で、チーム結成エピソード後の肝心の本作メインシナリオはある人物の悪夢(ナイトメア)にダイブしてのバトルになるのですが、個人的には普通に現実世界で戦う原作の方が好みかも?(←身も蓋もない…。)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私たちは絶望しない どんなに拒まれても

これまで「RWBY」の作品は、Volume 1からVolume 3までを特別編集した「RWBY Volume 1-3: The Beginning」しか視聴したことがありません。

アニメ本編はVolume1~Volume8までの全106話もあるそうですが、こちらは未視聴です。
そのため、話についていけるかが不安でしたが、それは全くの杞憂でした。


科学と魔法が同居する「レムナント」には
人類や獣人、動物、そして「グリム」と呼ばれるモンスターが存在する。

「グリム」により暮らしを脅かされてきた人類だが、
「ハンター」の活躍により平和な世界が守られていた。

ハンターを養成する「ビーコン・アカデミー」で出逢ったワイス、ブレイク、
姉のヤンとともに「チームRWBY」を結成するルビー。

それぞれの想いを胸にハンターを目指し訓練に励む彼女たちを、
今までにない新たな脅威が襲う――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
私個人的には、以前視聴した「RWBY Volume 1-3: The Beginning」より、本作の方が見易く感じました。

…と思ったら、本作品のアニメーション制作はシャフトさんだったんですね。
どうりで見易い筈です。

シャフトさんは、今期ルミナスウィッチーズと本作品の2本立てだったようです。
シャフトさんが同クールで2本の作品を手掛けられるのは珍しいのでは!?

そう、チームRWBYのメンバーは声優さんも凄いメンバーはチョイスされています。

ルビー・ローズ:はやみん
ワイス・シュニー:日笠陽子さん
ブレイク・ベラドンナ:嶋村侑さん
ヤン・シャオロン:小清水亜美さん

皆さんの演技はどれも素晴らしかったと思いますが、今回の物語の展開上…かもしれませんけれど、日笠さんのワイスはメッチャ気合が入っていたと思います。
日笠さんの優しく語り掛ける口調も大好きですが、今回のワイスの様に凛として筋の通った感じも負けず劣らず大好きです。

声優さんの声一つで、作品の出来が如何様にも変わることを身をもって知った気がします。
やっぱ声優さんって凄い!

一方、物語の方ですがグリムを敵とした勧善懲悪系という枠に収まりきらない感じです。
どうやらハンター側も一枚岩では無いようです。

それもそのはず…人間だけでも収拾つかないのに獣人まで一緒にいるんですから…
これは獣人を差別している訳では無く、様々な人種の存在により多様性がより増していると解釈しています。
だから、正直一部の展開や意味深っぽい台詞が理解できない点もありましたが、きっと、このシリーズの作品を視聴していたら何れ分かることでしょう。

まぁ、唯一思ったことと言えば、ヤンのバイクの運転技術は色々無理があったことかな。
これがアメリカ風なんだと思えば何てこと無いんですけどね。
それにルビーも武器の「クレセント・ローズ」でスキーしていましたしね^^;
これこそがアニメーションの醍醐味といったところでしょうか。

今回、なぜこの作品が日本のスタッフを交えてシャフトさんで制作した理由が良く分かっておりません。
今後もこのパターンがあり得るってことを示唆しているとか…!?
次の作品もシャフトさんが制作してくれると嬉しいんだけどな^^;

オープニングテーマは、Void_Chordsさんによる「Beyond Selves」
エンディングテーマは、はやみんによる「Awake」
オープニングは格好良いメロディだったと思います。
最近、はやみんの楽曲を耳にする機会が増えています。
きっとアルバムを発売したからなんでしょうね。

1クール全12話の物語でした。
今回の作品の時系列としてはVolume1とVolume2の間に当たるそうです。
そっか、時系列が前回視聴した作品の途中だから、分からない点が殆ど無かったんですね^^;
このシリーズは嫌いじゃないので、機会があったら続編の制作を是非よろしくお願いします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どちらかといえば外伝って言ってもいいかも?

【物語の評価】
最初は本筋を流れていたように感じたけど、だんだん横道にそれて言った感がある。スピンオフとかそういう感じがした。まぁ、まんまリメイクするのも無理だったんだろうなぁ。
【作画の評価】
派手なアクションはかっこよかった(一部怪しいところがあったような気もするが、1クールに2作品も作っているからなぁ・・・・・・・・)
【声優の評価】
【音楽の評価】
OPがかっこよかった。
【キャラの評価】
【感想】
本編というか本家本元を見たい。テレビ放送してほしい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
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