演技で部活なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの演技で部活な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月19日の時点で一番の演技で部活なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.8 1 演技で部活なアニメランキング1位
疑似ハーレム(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (88)
288人が棚に入れました
ヒロインは1人! だけどハーレム??? 漫画のようなハーレム状態に憧れる演劇部の先輩「北浜瑛二」と密かに想いを寄せる先輩の前だと、つい“キャラ”を演じてしまう「七倉 凛」。 ツンデレちゃんに、小悪魔ちゃん、甘えんぼちゃん、クールちゃん、おしとやかちゃん。 演じるキャラが増えれば増えるほど、抑えきれなくなる先輩への想い。 ちょっとバカでかなり鈍感な瑛二に、七倉は、ありのままの自分で、想いを伝えられる日は来るのか…?

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

早見沙織七変化

原作未読 全12話

高校の演劇部に出会った七倉 凛と北浜 瑛二の2人のラブコメ作品。

七倉 凛 役に早見沙織さん、北浜 瑛二役に岡本信彦さん、2人の掛け合いがメインの作品です。

演劇部ということもあって七倉 凛が北浜 瑛二と掛け合いする時に色々なキャラになりきって掛け合いしていきます。

早見さんも今まで色々な役を演じられていますので、多種多様なキャラの演じ分けが見事でしたね。

色々な芝居や定番の行事などあり、高校生から北浜が大学生までのお話でした。

見ている私はイチャイチャラブコメを観せられた心境ですw

OPはゴホウビさん、EDは早見沙織さんが歌っています。

最後に、早見さんがなかなか演じたことのないキャラもいますので、興味があったら観てくださいね^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

早見さん七変化についていけない作画

早見さん演じるヒロインがツンデレとか恥ずかしがり屋とか色んなキャラを演じながら先輩といちゃいちゃする一途ラブコメ

早見さん演技の可愛さにニヤニヤするアニメ、テンポのいいやり取りが心地いいけど似たようなやり取りが繰り返されるのが欠点、でも凛ちゃん可愛いからそれで充分

凛は演技が上手って設定で声の演技は早見さんのおかげでとてもいいんだけど作画がそれに追いついてなくて、表情が子ども向けアニメのような大げさでわざとらしい顔になることが多いのがとても気になりました
これ、コロコロコミックじゃないよ?(読んだことないけど)

せっかく早見さんの演技最高なのに作画が足引っ張る勿体ないアニメ

先輩の眼の下の二本線も原作だとそんなに気にならないのにアニメだとすごく気になる

やっぱり作画って大事ですよね
原作の絵は綺麗なので勿体ない

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

まずまず

作画の荒さがかなり目立つ作品ですが基本的に明るくてヒロインが色々なタイプに変化するので好きになれる方はいそうなタイプですね
ただチープさがどうしても目立つので作画に力を入れていればもう少し評価できる作品かなぁとは思っています

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

62.7 2 演技で部活なアニメランキング2位
カブキブ!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (121)
429人が棚に入れました
歌舞伎大好きな高校1年生、来栖黒悟(くるすくろご)の夢は、部活で歌舞伎をすること。
けれど、入学した高校にそんな部は存在しない。
「それなら、自分たちで作っちゃえばいいんじゃない?」
親友のトンボと一緒に、まずはメンバー集めに奔走するけれど……! ?
青春歌舞伎物語、開幕!

声優・キャラクター
市川太一、梅原裕一郎、逢坂良太、河西健吾、島﨑信長、甲斐田裕子、内山夕実、朝井彩加、山本和臣、前野智昭

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

無難な青春部活もの。嫌いじゃないですが世間ではウケないと思われます。

原作は同タイトルの小説(角川文庫刊)。アニメ視聴前はタイトルのみ知っており、具体的にどんな話かは知りませんでした。現在も未読です。

とりあえず高校に入学した主人公の来栖黒悟(くるす くろご)とその友人の村瀬とんぼが、歌舞伎を演じるクラブである「歌舞伎部」を設立しようとする話らしいです。

この手のストーリーにつきもののお話として「まずいきなり部としては認められないから同好会としてスタート」とか、「同好会を設立するためにも最低5人のメンバーが必要」とかがあり、序盤では同好会の設立自体で引っかかっている模様。

それでも2話で2年生の先輩2名を歌舞伎鑑賞に連れていくことに成功しています。3話目で、実際に観劇となるようです。同好会の設立に使える尺はせいぜい4話か5話くらいでしょうから、あと2話くらいで概ね作品の方向性は見えてくると思います。

いくつかの歌舞伎演目や出雲阿国(いずものおくに)に始まる歌舞伎成立の歴史などには言及するも、梨園(りえん: 歌舞伎界のこと)といった言葉は特に説明なしに作中で使用しているようです。

ただ歌舞伎座での講演の音声ガイドについて言及したり、歌舞伎はそもそも堅苦しいものではなく大衆向けの娯楽であると作中人物に言わせたりと、歌舞伎自体を普及させようという気持ちはあるようです。

おそらく通常の青春部活もののフォーマットは踏まえつつ、歌舞伎の魅力を語ろうというのが本作の狙いなのでしょう。ただ、狙い通り進むのかは何とも言えないところ…。

余談: EDの「お江戸 -O・E・DO-」(カブキロックス)の原曲は昔、沢田研二が歌っていた「TOKIO」です。これはズルい。ちょっと笑ってしまった…。

勘違いでなければ、「上坂すみれ feat.カブキロックス」として『げんしけん二代目』のOPを担当したはず。

2017.6.23日追記:
最終回まで観終わりました。最終話前にありがちなトラブルを解消しつつ、白浪五人男の「稲瀬川勢揃いの場」という演目を途中切らずにやり切ったのは良かったんじゃないでしょうか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

むしろ傾(かぶ)いていない、王道の創部モノ

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
初心者の寄せ集めで何かを仕上げていく。しかし、その中には様々なジャンルの天才が含まれていて、、、という実に王道の創部モノ、青春モノ。

ストーリーとしては可もなく不可もなく。BLは全然大丈夫。歌舞伎の様々を知れたのは良かった。ただ、映像や演技の点で、歌舞伎の迫力を充分に表現できていたとは言い難く、そこはやや残念だった。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ当然、「昭和元禄落語心中」とは比べられちゃうんでしょうね。伝統芸能つながりで。歌舞伎という男の世界を描く以上、どうしてもBL要素は入ってくるのかな?

歌舞伎は3回ほど、付き合いで観た程度。正直、特に面白いとは思えなかったです(まあ、私が坊やだったんでしょうw)。

でも、アニメという、身近で手軽な媒体によって、自分とは縁のなかった世界に触れられることは単純に喜びです。

そういう導入系アニメは基本的に興味深く観られます。「ろんぐらいだぁす!(ロングライド)」や「あまんちゅ!(ダイビング)」などは、(自分にとっては)導入系で面白かったです。

そんな中、最高クオリティで魅せてくれたのが、「昭和元禄落語心中」でした。勿論、本作はそこには及ばないです。まあ、比べるのはあまり良いことではないけれど。

主人公はクロ、と見せかけ、実は阿久津や蛯原の方が強いストーリーを持っているようでした。クロはあくまで繋ぐ役。本当に黒子のような存在でしたね。

意外と珍しいのは、創部モノなのに最終話までメインキャストが全員揃わない点。そういう点でも、蛯原は裏の主人公と言えると思います。

雪降る歌舞伎座の前で、クロと蛯原が語り合うシーンは、なんか良かったです。二人とも歌舞伎を愛する気持ちは同じくらい熱くて、でも進んでいる方向は全く違って、でもでもいつか必ず二人の道は交わるのだろうと想像できる、熱い展開。

部活モノとしてはそれで充分なんだけど、歌舞伎モノ?としては、やはり難しいんでしょうね。まず演目が長すぎて、フルサイズだとアニメにのらないし。動きもあるので、作画にも予算割かなければだし、勿論、声優さんの実力は求められるし。

最終話でなんとか一幕?を見せましたが、大半が名乗りのシーン×5で、歌舞伎の迫力はイマイチ伝わらず(ちなみに、レビューにあたり、YouTubeで、市川海老蔵さんや中村獅童さんが演ずる白波五人男を少しだけ観てみましたが、やっぱり迫力がありまし。生で観たらもっとあるのでしょう。なんか、ルパンみたいな筋なんですかね)。

それから、「素人」「歌舞伎らしきモノ」と切って捨てた蛯原と、切り捨てられた面々(丹羽や数馬ら)との「差」が、素人の自分にはよく分かりませんでした。なんとなく、蛯原の方が裏声なんか使って台詞の繋ぎが良いような気もしましたが、微妙な違いですし、プロと素人にはその程度の違いしかないの? とか、思ってしまいました。そもそも、阿久津の演技の方が好きでした。

まあ、私のような歌舞伎初心者以下には、良し悪しはあんまり判断できないっすけどね。

あと細かいことなんですが、体操部の動きが少な過ぎて、むしろそっちを観たくなっていましたw 登場シーン以外はほぼ体操の要素がなく、あれで新入部員が体操部に入ってくれるか心配になったほどです(笑) 勿論、この作品があくまで「歌舞伎」を魅せたいのはわかっていますが、「歌舞伎と体操の融合」なんて、メチャメチャおもしろい取り組みだと思うんですよ(リアルであっても良さそう、スーパー歌舞伎みたいなので)。それこそ、「カブキブ」でしか表現できないものだと思うし。だから、個人的には12話だけでも作画をガチで頑張って、体操部をバンバン跳ばして、歌舞伎同好会のメンバーで緩急をつけて、演目をもっと長く見せ、なんだったら30分マルマル使って歌舞伎をしっかり魅せて欲しかったです。

とにかく、悪くはないアニメでしたが、歌舞伎のような総合芸術をアニメにする、ハードルの高さは実感しました(ユーフォ2レベルの神作画と、落語心中レベルの神演技力が融合しないと難しいのかも)。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
「昭和元禄落語心中」に比べれば色々落ちるが、導入系、創部モノ、導入系のアニメとしては及第点くらいだと思う。

主人公のクロは正に黒子のような役目を果たし、実際には蛯原や阿久津の方がキャラが立っていた印象。

尺や作画、声優の問題もあり、歌舞伎をアニメにするのは難しいと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、ちょっと厳しいな~。ペラペラだ。女性を入れていくとしたら、良い感じ、なのかな? 伝統文化だから、そのへんの機微は分からないな。前歯がとれるとか、一生に関わる大事件だよ。

2話目
剣道もそうだけど、無駄に「伝統文化」「精神」なんて言って敷居を高めると、底辺が狭まり、結果、衰退する。間口は広い方が良い。まさかのお姉展開は笑ったw 「昭和元禄落語心中」とは、声優陣のレベルが違うな(悪い意味で)。

3話目
やっぱり、歌舞伎1本丸々見せる根性はないか。まあ、演目の長さが落語とは違うからしょうがないな(アニメに入りきらないw)。いきなり歌舞伎のストーリーにダメ出しするとか、良いね。チビはまだしも、ブスや、特にデブではないでしょ。教頭先生が普通に良い先生なアニメは珍しい。

4話目
主人公が一番の大根ってのは良いね。ん? そもそもなぜそこに阿久津がいるの? そんな描写あったっけ?

5話目
阿久津はアホの子ですねw 文化祭定番の勝負展開。つか、外郎売りの大事なところ(早口言葉パート)やってないじゃん(盆まめ盆米盆ごぼう、粉米のなまがみ粉米のなまがみこん粉米のこなまがみ とか)。そこをアニメで魅せないと、意味がない気がする。

6話目
歌舞伎のリアルなダメ出しが多いアニメですね。わりと好きです、そういう姿勢。う~ん、このアニメの場合、キャラの掘り下げより、真っ直ぐにじっくりと歌舞伎を見せて欲しいんだけどな。

7話目
展開としての意外性はないですね。演劇部部長、策士だ。

8話目
舞台にプロジェクターで背景映してたけど、どこにプロジェクター置いたんだろ? 影写ってないけど、という無粋な突っ込みw やっぱり、肝心の歌舞伎の迫力がな~。

9話目
ここでも、月がきれい、か。

10話目
天才、二人。蛯原が八雲で、阿久津が助六って感じ?

11話目
いよいよ、ラストに向かっていきますね。全員集合の流れですね。

12話目
う~ん、イマイチ。歌舞伎の魅力、迫力、もっと観たかったな~。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 21

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

ちょっと期待した分の反動が… [完走後追記]

あれ?「昭和元禄落語心中」を制作したDEENさんですよね?
それとも「霊験山1期」の方のDEENさんでしたか?

原作未読だけど、前期待値高かったんだけどなー。
反省会やりましょか。

まず、主役に若手新人声優ってのは芸事がテーマの作品でかなり荷が重かったんじゃないかい?
しかも準レギュラーすらまともにやってない若手なんて。
昔の数クールあるやつならまだしも、1クールだと成長前に最終話迎えるし。
歌舞伎物真似のたびに絵との調和が取れてないのは勿論、テンプレ演技以外は感情が抜け落ちちゃうのがな。
説明台詞が多いだけにキャラに深みが出せないね。

まあ悪いのは役者だけじゃないんだけども。

あとオカマキャラってのは声的にやり過ぎじゃね?
変貌シーンもテンポが悪くて滑ってたけど、あそこまで声色変える必要があったんだろうか。
なんか音響監督のディレクションにも違和感だわ。


それにキャラ原案CLAMPってのも釣りかってくらい面影消えてるんすが。
CLAMP絵描けないなら無理して起用しなくても…
というか、原作のイラストのままでやれば雰囲気出たと思うのに…
(原作小説の表紙絵見ただけで青春ストーリーみたいな世界観が膨らむのとは大違いだね)
アニメ化にあたって、ポップで間口広くしたいってプロデューサーの意向は分からなくも無いが、それと脚本・演出が噛み合ってないよね。
脚本は真面目すぎるし、演出は淡白になってしまっている。
思い切って尖った方向に原作調理する腕が無いなら、大人しく全て原作準拠にしとけばいいのに。

OP、EDは逆にやり過ぎて本編と合ってないわ。

それに作画(動画)が悪いというか、まともに歌舞伎の動きも出来てないし、魅せ方も駄目だし、スタッフは歌舞伎見てないんだなーってのが駄々漏れ。
だから、それをカバーするためにpop系にして…って、そうなると脚本が…って、以下ループ。



3話まで見たけど、ストーリーはあくまで正攻法で嫌いじゃないよ。
キャラ設定盛り込みすぎて、歌舞伎の部活を作るメンバーがご都合すぎてどんな学校だよ?とは思うが。

キャラ同士の関係性がこの作品の本質だとは思うが、立派な台詞にはまた演出が足りなくて活かせてないし、見栄切る間が悪いし。良いこと言ってるのになー。お説教臭く感じてしまう。
多分どんどん原作の良さを殺してる感じ。原作読んでないけどね。

原作者のは別作品(BL)読んだことあるけど、ラノベの系譜には居ない、独特の文体な人で。だからこそ↑みたいな推測もできるわけで。言うなれば質アニメならぬ、質BLの人ってところか。笑
※作者名表記変えて、当作品はあくまで全年齢・ノーマル一般向けなので、誤解無きよう。


まあ、歌舞伎を初心者に紹介するハウツーアニメと割り切れば、良い教材になるんではないでしょうか。

________
軽く、完走後追記。

本当前半は底飛行で見辛かったけど、中盤から平均値に近づいた感じ。
でも、脇キャラの才能あるおバカ阿久津が大活躍過ぎて、主人公食われまくってるのがアレ?
確かに主人公がメインじゃなければ、声優新人でもいいのかもしれないけどアレ?

最終話は真っ当に歌舞伎部の舞台お披露目していて、そこの演出は良かったと思うよ!
観客の学生達も、新しい歌舞伎の観せ方に非常に楽しんでいる様子が伝わってきてた。

ただし、梨園の御曹司・蛯原を担ぎ出す方法がゆるい恐喝なのはちょっと…
あそこまで頑なな御曹司を説得するのに、太陽と北風の北風の方使っちゃったか。
あれじゃ彼はこの先何も変わらないよ。
舞台は一時凌ぎで成功できてそれで良いかもしれないけどさ。
視聴者的には、彼が感じている歌舞伎のあり方に斬り込んでいって和解策を取って貰いたかったように思うよ。
彼にとっての部活で歌舞伎をやる意義を見出して欲しかったのね。

だからそれが出来なかった主人公て何だろな?
ゲームの水先案内人的な?
もしかしたらこれって主人公不在のアニメなのかもしれん。
主人公の人間性てか、この主人公ならこういう行動するよねってのが全く分からんかった。

なので、当初の評価は変わらずこのままにしときます。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

62.1 3 演技で部活なアニメランキング3位
スケートリーディング☆スターズ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (59)
173人が棚に入れました
「君は一生僕には勝てない。」ライバル・篠崎怜鳳からのその一言に、フィギュアスケートを辞めた前島絢晴。数年後、高校生となった前島は持ち前の運動神経をいかし、様々な部活の助っ人をしながら、何かに打ち込むことのない日々を過ごしていた。ある日、前島はライバルだった篠崎がシングルからスケートリーディングへ転向するという記者会見を目にする。そんな前島の前に流石井隼人と名乗る少年が現れる。彼は前島が以前シングルで活躍していたことも知っている様子で、「俺には、お前が必要だ」とフィギュア団体競技・スケートリーディングの世界へ誘うのだった。

声優・キャラクター
内田雄馬、古川慎、佐藤元、梅原裕一郎、土田玲央、千葉翔也、日野聡、前野智昭、花江夏樹、神谷浩史、竹田海渡、小野友樹、斉藤壮馬、野島裕史、野島健児

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

面白いところもあるけど、スポーツを甘くみすぎている

【紹介】
スケートリーディングっていうフィギュアスケートとシンクロナイズドスイミングを合わせたようなオリジナル競技をやる高校生の話。
女子向けな作りしていますが、男性でも楽しめる作品だと思います。

【キャラクター】
オネエみたいな子もいますね。化粧水とかつけてました。
結構男でも化粧水つける人いるみたいですが、高校生からそこまでするのは相当意識高いね。
自己中な主人公が鬱陶しいからかすみがちだけど、なんかみんな少しずつ変なところありますね。
真剣に向き合ってるキャラと遊び感覚なキャラと何考えてるのかよくわからないキャラなど、キャラによって温度差がありすぎて、集団競技なのにバラバラなので、作品のコンセプトがあやふやになりがち。
遊び半分ならそれはそれでいいけど、気持ちがバラバラなのは問題だと思う。
主人公含めて何人かは集団競技やめて普通のフィギュアスケートに戻ったほうがいいでしょう

【シナリオ】
シナリオは王道な感じで面白いと思うけど、展開が色々と不自然だし
行き当たりばったりなことばかり。
あれでうまくいくのは奇跡じゃなくて、魔法。
あとは、努力とか根性よりも、感情がシナリオの核になっていて、スポーツアニメとしては異質な作品だと思いました。
この辺りも女性向けかなって思うところがありますね。

練習量も理論も足らずただ才能に頼り切りなだけで、仲間との連携もエゴとエゴのぶつかりあいでバラバラなのにあんなにうまくいくわけがないです。
スポーツを甘く見すぎなところはあまりいい感じしなかった。

【総評】
キャラクターがいちいち鼻につくことが多かったけど、スポーツアニメとしての要点は抑えていました。
キャラクターに好感が持てれば普通に楽しめるアニメだと思いますが、キャラクターに好感が持てなかったのでこれくらいの評価になります。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2.5次元俳優が苦労しそうだな(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
スケートリーディングという、フィギュアスケートと新体操を足したような架空の競技を題材にしています。

イケメンパラダイスで女の子なんていない世界。基本的に女子向けですが、BLというより、友情やスポ根要素が強いので、男でも観られると思います。

「ただの女子向けイケメンパラダイス」と一刀両断できない魅力があり、何気にストーリーがしっかりしていたので、私的には期待値が低かったこともあり、そこそこの掘り出し物でした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
第一印象として、

「2.5次元で稼ぎそう」だけど、「2.5次元で再現するの、役者が大変すぎる」ですかね(笑)

チアリーディングとかバレーボールならまだしも、フィギアスケートは初心者にはハードル高過ぎ(苦笑) まあ多分、バレエのような感じで表現するんでしょうね。

って、観に行くわけでもなしに、勝手に心配してしまいました(笑)

次に思ったのは、「あんな回転力落ちる無駄な装飾まみれの衣装で、よく滑れるな」ですね(笑) 剣とか、下手すりゃ腹に刺さってリンクが赤く染まるんじゃないかと(苦笑)

んで、「つーか、谷口悟朗監督、何作ってるの?(苦笑)」ですかね。「プラネテス」「コードギアス」を最盛期に、最近、苦戦が続いている同氏。本作に関しては、らしくない作風ながら、ストーリー的には結構楽しめたのは、流石に力があるなと。

さて、アニメですが、まあ、可もなく不可もなくな部活モノ。もう少しフィギュアを魅せてくれるかとは思いましたが、ポンポン4回転跳ぶし、クアドアクセル(4回転半)までこなすのに、努力や技術の描写は少ない。多分これ、別にどんなスポーツでも同じアニメ作れますね。例えば、スケボーでの団体戦とか。

個人的には、スポーツアニメはマニアックな技術をしっかり魅せてくれる作風が好きなので、スケートリーディングならではの、リアルでマニアックな難しさを、もっと見たかったです。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3


2話目 ☆3


3話目 ☆3


4話目 ☆3


5話目 ☆4
こういう、トモみたいなキャラは、好きだな~。

6話目 ☆3
あんたけユニゾン言ってたのに、ほとんど演技を見せない、中帝大(苦笑) 

7話目 ☆4
何気にシナリオ良いんだよな。そこで折れないか。

8話目 ☆


9話目 ☆3
ただの素人から、ここまで来られるって、天才か? 衣装の中に花火(笑) 

10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆3
試合に負けて、勝負に勝った的な? 天才同士の会話。なんだ、試合にも勝ったの? それは負けでも良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

オリジナルのフィギュアスケート団体競技"スケートリーディング"にかける高校生たちの物語――。

この作品は、オリジナルアニメだったみたいですね。
その上、スケートリーディング自体も架空のスポーツだったなんて…
完走してwikiをチラ見するまで、実在する競技だとばかり思っていましたよ。


谷口悟朗(総監督)×枢やな(キャラクターデザイン原案)×J.C.STAFF(アニメーション制作)が贈るオリジナルアニメ

「君は一生僕には勝てない。」

ライバル・篠崎怜鳳からのその一言に、フィギュアスケートを辞めた前島絢晴。

数年後、高校生となった前島は持ち前の運動神経をいかし、
様々な部活の助っ人をしながら、何かに打ち込むことのない日々を過ごしていた。

ある日、前島はライバルだった篠崎がシングルからスケートリーディングへ転向するという記者会見を目にする。
そんな前島の前に流石井隼人と名乗る少年が現れる。
彼は前島が以前シングルで活躍していたことも知っている様子で、
「俺には、お前が必要だ」とフィギュア団体競技・スケートリーディングの世界へ誘うのだった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
スケートリーディングがどの様な競技なのか、公式サイトで紹介されていました。


架空のフィギュアスケート団体競技。
1チーム5人が一斉に滑り、技術点(ユニゾン性など)と
芸術点(構成、エンターテイメント性など)の合計で勝敗を競う。
3つのポジションがあり、各ポジションにつき必ず1人はいなければならない。

①リード:連続ジャンプ技の多いポイントゲッター
②ウイング:ツイストリフトなどで空中を飛ぶ役割を主に担当
③ガード:リフトやステップなどの演技面を支える

採点は、カメラを使用した自動計測システムと9名の審査員によって行われる。


元々視聴する予定ではありませんでしたが、気が付いたら完走していました。
これもスケートリーディングという競技そのものが魅力的だったからにほかなりません。

実在しても決しておかしくない競技だと思いますが、多人数で交錯するジャンプなど、きっと危険が伴うのでしょう。
見ている分には綺麗なんですけどね…
それに5人で滑るので迫力も人数分増している感じです。

唯一残念だったのは、華が無かったこと…でしょうか。
それっぽい人がいなかった訳ではありませんが、あくまでも「それっぽい」範疇でしかありませんでしたので。
女性向けの作品だったんでしょうか…?
スケートリーディングという競技自体は男性目線でも十分楽しめたので、この競技の女性版があっても少しも不思議じゃないと思うんですけどね。
寧ろ、もっと華やかになるのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、佐久間貴生さんの「Chase the core」
エンディングテーマは、仲村宗悟さんの「JUMP」

1クール全12話の物語でした。
架空の競技ということでしたが見ていてアツくなれる作品だったと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7
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