演劇でラブコメなTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の演劇でラブコメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番の演劇でラブコメなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.9 1 演劇でラブコメなアニメランキング1位
弱キャラ友崎くん 2nd STAGE(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (147)
409人が棚に入れました
友崎文也は、日本屈指のゲーマーながら現実ではぼっちの高校生。“人生はクソゲー”だと言い切る彼が出会ったのは、学園のパーフェクトヒロイン・日南葵だった。「この『人生』というゲームに、真剣に向き合いなさい!」人生ははたしてクソゲーか、神ゲーか?日南の指導のもと、弱キャラ高校生の人生攻略が幕を開ける!

声優・キャラクター
友崎文也:佐藤元
水沢孝弘:島﨑信長
日南葵:金元寿子
中村修二:岡本信彦
七海みなみ:長谷川育美
竹井:水野駿太郎
菊池風香:茅野愛衣
夏林花火:前川涼子
泉優鈴:稗田寧々
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

正しさの証明

原作未読ですが面白かった
すごくデキがいいアニメだし、何よりキャラクターの描き方が上手だし、1期の引きこもりな友崎くんの視野はまだ狭くて目の前の出来事で終わってたけど、2期になってリア充の仲間入りした友崎くんの視野は凄く広くなって、クラス全体が見えるようになって人間関係が大きく広がりました、今まで目に入らなかったことが見えるようになって友崎くんの成長がこんなところにも表れています
不自然なこともあるけど、とてもいい作品です!いちばん好きなのは水沢

一期は引きこもりコミュ障だった主人公をリア充に変えていくのがメインテーマのようだったけど、1期の主人公の成り上がりはこの作品全体の本筋ではなく、前フリというか準備期間かな?
キャラクターの描き方がとても上手で、奇抜なキャラ付けに頼らず見事に様々なタイプの高校生を描いているので普通にラブコメとして面白いけど、作者の描きたいものはラブコメのもっと先にあるように思いました

【日南は友崎くんに何をさせたいのでしょうか? 考察】
まず、2期を見ていくと{netabare} この物語にとって主人公が弱キャラからリア充になるのは手段であって目的ではないことがなんとなくわかります、2期の終わり方もハッピーエンドのように見えるけど、この物語の象徴のような位置の日南のことはほとんど掘り下げられてないですからねー
日南はなんで主人公をリア充に導いたのでしょうか?
ゲーム的に表現するなら、私は「ラスボスである日南に挑む勇者を育てたかった」んじゃないかな?って思いました

日南は他人の人生なんて放っておけばいいのにすごく面倒くさいことをしています
「人生なんてクソゲーだ、与えられたものが最初から違う」と言う友崎くんに対し、「私は努力をしてリア充になった」「正しさを証明する」と言う日南
友崎くんをリア充にすることで日南は自分が正しいことを証明したいんですね
じゃあ手間をかけて証明しようとしているその正しいことって何なの?
「一生懸命努力をして作り上げてきた今の日南は正しい」これを証明するのが彼女の目的なんじゃないかな?
「葵に妹って一人しかいないはずなんだよ」これと関係ありそうですね
この一言を言うためだけに10話のBパートまるまるつかってやっていたので日南の鍵になる話だと思う
日南は友崎くんに「彼女を作る」という中くらいの目標を出しました
「彼女を作る」はもっと高いと思うけど中くらいということは、彼女を作ることは日南にとって重要じゃないということです、日南は中学の時に彼氏を作ったけどすぐフったという話がありました、コレ、たぶん日南が自分の正しさの証明の一環でとりあえず彼氏を作るというミッションを達成したかっただけな気がします、だから友崎を自分と同じリア充にさせるために必要な過程なのでしょう
インタビューの時「嘘をついていると思います」と分析する菊池さん、「そのインタビューは聞こえのいい言葉に本音風の毒を混ぜただけのハリボテ」という印象を友崎くんは抱いていました
日南は自分のキャラクターを嘘で塗り固めて本当の自分を隠しているみたい
それと「正しさを証明する」というセリフ
日南ほど努力してきた人なら、本当はそれが正しくないことに気づくと思うから、友崎くんに自分と同じように努力して日南と同じくらいのリア充になってもらって、否定してもらいたかったのかな? パーフェクトヒロインを演じる自分を辞めるきっかけが欲しかったのかな? なんて思いました

日南はキャラというよりまるでこの作品の「システム」のようで、一期から一貫して相手が人間だという感覚を捨て去ったAIのような冷酷さを感じて、1期では不自然さが強かったけど、2期になってキャラが増えていく中、日南だけ意図的に人間味のないキャラクターとして描かれているように思います
日南が言った通りにしたら友崎くんは見事にリア充になることに成功した、っていうことは日南が正しい?
でも、最初から一貫して人間味のないキャラとして描かれている「日南が正しい」という結論でこの物語が終わるとは思えなくて

そんなわけで3期はいよいよ日南のおかげでリア充になった友崎くんが、「日南の努力は正しいかもしれないけど、人生はゲームじゃないよ」って感じで「日南が築き上げてきた圧倒的な正しさ」と戦う話になるんじゃないか?と予想します

そのうえで「弱キャラ友崎くん」というのはどういうことなのか、一期の最初ですら友崎くんは言うほど弱キャラじゃないんですよね、「キャラ」って言葉には「そういう人間を演じている」という側面もあるのでタイトルの「弱キャラ」の意味は、「弱い人間を演じている友崎くん」ということじゃないのかな?って思いました、大好きなゲームを極めた友崎くんは確かな自分を持っていて、リア充になって学校での立ち位置は大きく変わったけど、好きなものを素直に好きと言い、「人生なんてクソゲーだ」と断じる彼は最初から強い人だったようにおもうし、日南は友崎くんが「本当は強キャラ」だって認めたから彼を自分と同じくらいリア充に育て上げたんだと思う
パーフェクトヒロインの彼女が勝てない相手って、ゲームの友崎くんだけだから、一つのことを極めた彼の強さを、努力を信条とする日南が気づかないわけないと思うんです
日南のことはまだ全然良くわからないけど、きっと彼女は強いキャラを演じているだけで本当は強くなんてない
リア充になって弱いキャラを演じることを辞めた友崎くんが、強いキャラを演じている日南と向き合って、彼女を救う?
そんな話なような気がしました{/netabare}

気になったところは、2話3話あたりの {netabare}エリカや花火の行動、クラスメイトの反応や日南の対応がどれも不自然で共感できなくて、まるで全員が台本通りに動かされてるような気持ち悪さを感じた
もうちょっとこのエピソードは自然にできなかったのかな?
例えばエリカのことは、いくらクラス全員が味方でも上位グループの派手で性格がキツい女子を攻撃する勇気ある高校生なんてほとんどいないと思う、クラスで孤立させても他のクラスの子は? 先輩後輩は? 学校外でやばい人と繋がりあったらどうするの?
私はどんな報復されるか怖くてできないです

でも話の面白さとは関係ないのでこのくらいに
{/netabare}
先の話がとても気になります! おもしろかった

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

個性のあるラブコメとして面白いのだけれども・・・。

1期で褒めた点がそこそこ維持されていたので、悪くはない印象でした。

悪くはない印象だったのですが・・・、日南 葵の理論的と言いましょうか、テクニカルな所に強くフィーチャーしている所はすごく苦手でした。

1期のレビューでは理論が違うのを承知の上で、コーチング20%ティーチング80%と評しましたが、2期では、ほぼガッツリとティーチングといった感じでした。
いずれにせよ、依頼人≒友崎くんと信頼関係が築かれた上で、依頼人の希望を叶える方向に動いているようなので外野がどうこう言う事ではないのですが・・・。

また、意図的に心理学や認知心理学、認知行動学などのテクニックを使って「人を動かす」というより、コントロールする様は、なんとも・・・。
いや、本当にどう表現して良いかわからないのですが、あえて言えば苦手でした。
凄いとも思いますし、よく勉強しているとも思いますし、効果的に実行できてるところも「やるな!」とは思うのですが・・・。

皆さんは、この点どのように受けとめられましたかねぇ。




物語の前半部分のキーとなるクラス内不和の件(あえてぼかします)でも、私はどうにも馴染めない点がありまして・・・。

夏林花火がターゲットになってからの、何とかしてあげよう的なクラスメイトの動きは確かに好感を持って観ていました。
そして、やっている側のエリカに不快な印象を持っていたことも確かなのですが・・・。
それ以上に、日和見的な、移ろい易い大衆≒周囲のクラスメイトの様子が嫌でした。
まあ、世の中そんなもんやろ、との思いもあったりはするのですが、どうにも私の感性では嫌なんですねぇ。

結果、諸々の施策、努力の甲斐あって「呪い返し」の様なブーメランによって、落ち着きを取り戻したようですが、本当に私自身の感想としては辛く、苦い面持ちでした。

もしかしたら、これは私の過去体験に原因がある様な気もしますがw自己分析すれば。


そして、後半メインとなる七海みなみと菊池風香のエピソードについても、これはこれで、なかなかにシビア。
前半戦とは別の意味、別のベクトルで辛いものがありました。
これも、多くは語らないのですが、個人の感想として、友崎くんの選択は意外でした。


多分ざっくりとしたお話しか書いていませんが、
この作品は学校モノのラブコメ作品としては、少し別格の魅力を持っていると思います。
個人的にですが、同じような感覚(痛みや辛さ、苦しみを色濃く内包していた作品)を受けた作品として『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』シリーズが浮かびました。
こちらも、個人的には学校ラブコメとしては高く評価しているつもりなのですが、それに近い印象を持っています。

ただ、個人的には続きがある様な演出で終わっていましたし、女性キャラが大変に魅力的なので、またの機会があれば視聴をしてみたいという思いは強くあるのですが・・・。
一つ形になった上で、さらに、ゲームチックに「課題」を詰めていくとなると・・・、本当に「ゲーム」になってしまいそうで少し気がかりに思っています。
今後どうなるのかは知りませんが、一度心を合わせてお付き合いを始めた上で・・・、ゲームの様に「課題」をクリアしていくようなお付き合いをされたら、どう思います?
課題をクリアする本人は、対人スキルなり、人間力なり、成長をしていくのだとは思いますが、相対している方は・・・。
課題をクリアする過程とは言え、あっち行ったり、こっち行ったり、あれしたり、これしたり、仲良くなっていけば(お互いの中が進展していけば、本人もそう望んでいるという事で)納得してくれるんでしょうか。

私は、それあんまり見たくないなぁ。
完全に振り切ってコメディレベルまでもっていってくれれば見れるかなぁ、ぐらいには思いますが・・・、今のままの建付では見たくないと思っています。
まぁ、ここら辺は次回があった時のクリエイターさんの腕の見せ所かもしれませんが。

ああそうそう、女性キャラの事ばかり言っていますが、水沢くんは、さすがのイケメンぶりでしたね。
それ以外にも友崎くんに言いにくい事をズバズバいう様子。
チャラいのはチャラいかもしれませんが、努力と才能に裏打ちされた筋のとおったイケメンチャラ男かもしれません。
なかなかにいい男です、友達にはなれそうにありませんがw。



そうですね、私の好きな学校ものラブコメのトップ2が決まったかもしれません。
ちょっと、苦しい思いもあるので、硬派部門かもしれませんが。
ライト部門もいくつかありはするのですが、それはまたの機会にw。


個人的には、ユニークで面白いつくりになっていると思います。
もしかしたら「学び」になる点も多いかもしれません。
この中で描かれているテクニックを使うも、見破るもあなた次第かもしれません。
機会があれば、ご覧くださいませ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

君の描いた選択肢が、みんなの物語になる

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

アニメーション制作がproject No.9さんで、キャラデザが矢野茜さん。
この最強タッグの作品が視聴できることが素直に嬉しく思います。

これまでこの最強タッグは、「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」「りゅうおうのおしごと!」「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」「弱キャラ友崎くん」などの作品を輩出してきました。
どの作品も華のあるひろいんが目に浮かぶ作品…と言いたいところですが、ネトゲの亜子ちゃんと、りゅうおうのあいちゃんに、よりその傾向が強く感じられますね。

そして亜子ちゃん、あいちゃんのどちらも演じているのが、ちゃんりななんですよね。
これは運命的な何かを感じるのは気のせいでしょうか^^;?
そう言えば、この度、内田雄馬さんとご結婚されましたよね。
おめでとうございます!! 末長い幸せを祈念しています。


友崎文也は、日本屈指のゲーマーながら現実ではぼっちの高校生。

“人生はクソゲー”だと言い切る彼が出会ったのは、
学園のパーフェクトヒロイン・日南葵だった。

「この『人生』というゲームに、真剣に向き合いなさい!」

人生ははたしてクソゲーか、神ゲーか?
日南の指導のもと、弱キャラ高校生の人生攻略が幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期では自分を知り、周りとの距離感を知りました。
そして第2期は周りとの距離を縮めつつ、より高校生活を満喫できるようシフトチェンジする展開だったと思います。
距離感に気付き、意識するようになったのは主人公の友崎だけではありません。
七海みなみ、菊池風香、そして少し毛色は違いますが夏林花火の存在がより増した展開であったとも思っています。

個人的には、七海みなみの良い子っぷりが堪らないんですけど…
友崎をブレーンと呼称したり、突然夫婦漫才を始めてみたりと、お互いの息がピッタリ合う感じは、視聴者のみならず本人たちも気持ち良かったのではないでしょうか。

そしてそんな空気を同調できるからこそ、気付いてしまうコトもあるんですよね。
きっと知らないフリをしていても良かったと思っています。
だって、未だ成就出来ていないのだから…
でも、みみみは自分のことより相手を優先する女の子なんですよね。
どこまでもムードメーカーたらんとする彼女に言動には、こちらも思わず貰い泣きです。

そして、ここまで視聴してきて一つ気付いたことがあります。
友崎の変化によって、クラスメイトや友人との立ち位置も変化したと思います。
きっとこれは良い変化なんだと思います。

ですが、パーフェクトヒロインである日南葵の立ち位置だけは全く変わっていないんです。
最初は、友崎のアドバイザー的な役割だからだと思っていました。
でも、彼女の不変はとても頑なで、距離感が近いようで決して自ら歩み寄ることの無い雰囲気が見え隠れしたように感じてしまいました。

私は原作未読なので、アニメを視聴した範囲の事しか分かりません。
ですが、これがもしも彼女のSOSだったとしたら…と考えると、本当に救済すべきは彼女なのかもしれない、と思ってしまいました。

作画も良いクオリティで安定しているので、とても見易くしっかり感情移入できる作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、「イージー?ハード?しかして進めっ!」
エンディングテーマは、「誰かじゃないから」
どちらもDIALOGUE+さんが担当されています。

1クール全13話の物語でした。
原作は小説は既刊13巻(本編11巻+短編集2巻)まで発行されているようですが、漫画は全6巻全29話で完結しているそうです。

もしかすると完結までアニメで視聴できるのでは…?
と甘い気持ちを抱いているのは、きっと私だけではないと思います。
続編が制作されるなら、是非、日南葵にメスを入れて貰えると嬉しいです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

55.0 2 演劇でラブコメなアニメランキング2位
つよきす Cool×Sweet(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (167)
1083人が棚に入れました
竜鳴館に転校して早々、素奈緒は大好きな演劇をやりたくて演劇部の設立を生徒会に申請。生徒会会長・霧夜エリカ(中原麻衣)の挑発に乗って、講堂で芝居を披露することになるが…。第2話「生徒会なんて、大キライ!!」生徒会が演劇部設立を認めてくれないのならと、素奈緒は校内パフォーマンスで生徒たちにアピールしようとするが、生徒会主催のファッションショーと日時が重なり、しかも近隣の不良たちが現れて…!?

声優・キャラクター
水樹奈々、井ノ上奈々、藤田咲、中原麻衣、小林ゆう、佐久間紅美、おみむらまゆこ、有島モユ、南條愛乃、金田朋子、豊永利行、矢部雅史、子安武人、若本規夫、織田圭祐、中國卓郎

ichinana さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

♫どMどもが集ま~って~。ピーキャーピーキャー騒いでる♫

原作はきゃんでぃそふと制作のエロゲー。
日本に一大ツンデレブームを巻き起こした伝説的ゲーム・・・・のはずなのだが、本作はその魅力を全く伝えられない非常に残念な結果となってしまいました。本レビューの評価は辛口になってしまいましたが、ここでは原作の魅力を伝えようかと。

エロゲの方は本当にHitしたんです!
"ツンデレとはかくあるべき"というまさに教科書的な作りで、どれだけのどM信者がひれ伏したことか。当時まだ学生だった私は、オープニングの乙女姉さんの「軟弱ものが・・・」に一発KO・・・・。なんだ!?このドキドキは・・・・・。あれっ!? 俺ってSじゃなかったっけ?? おかしいな・・・・
「お前がS?? 何言ってんだよ・・・どう見たってどMじゃん」
どうやら友人たちには私の本性が伝わっていたようです。意外と人間、自分のことは分からないものですね。

タカヒロ氏らしい軽快でテンポの良い会話。その辺はアニメでも多少見られた気がします。白猫参謀氏のキャラデザは本当にきゃんでぃ(現みなと)の作風とよく合います。アニメが酷評される原因の一つは、かけ離れすぎたキャラデザに起因していると思います。

デレに移行したヒロイン(特になごみん)の可愛さはマジパネェ・・・・やっぱツンばっかじゃダメです。きちんと移行デレを見せないと、ツンデレとは言えないですよね。

原作OP、KOTOKOさんの「Mighty Heart 〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜」は彼女の隠れた名曲。あ~っ またやったな~ から始まるアップテンポな曲と歌詞はつよきすの世界によく合います。う~ん。なかなかカラオケに入らないな~。マイナーな曲だもんな~

というわけで、原作ファンは本作回避推奨。
逆にアニメ組は原作(エロゲ一作目の方ね)をガチ推奨!!!!!

さぁ諸君!!!いざ来たれ!!!!!どMの世界へ!!!!!!!!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

テキトー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

あれだけいい原作の題材があるのに・・

タイトルと同じことを思われた方はすぐに切ったか、耐えて見続けたかのどちらかでしょう。自分は耐えて見続けました。
1つ目:シナリオが・・・
他の方が書いてあったように当時、アニメ製作陣が原作をやっていないということで原作シナリオ担当のタカヒロ氏が怒ったというのは有名な話。
そりゃこんな作品になるわw
萌えない。

2つ目:絵が原作キャラに比べると明らかにグレードダウンしている。
見てのとおりがっかりです。。
萌えない。

3つ目:声優陣の入れ替え
そのまま使って欲しかった。。カニのまひるちんをはじめ、当時(というか今でも)エロゲ界では豪華声優陣だったのに。男性陣は表の世界では超有名声優。ある程度一緒だったのは評価できるがべジータ様は何としても使って欲しかったな・・
萌えない。

4つ目:(超個人的意見ですが)主題歌はKOTOKOで通して欲しかった
mighty heartにしても2学期のswift loveにしても、KOTOKOさんならではのあのエロゲの電波的雰囲気を醸してくれる主題歌がもしアニメ版にあったらと思うと・・・残念でなりません。。

5つ目:原作との落差
原作厨と言われるかもしれませんがこれはほんとそれ以前の問題w
何も言いませんのでただ原作をやってくださいとしか・・・

とにかくアニメ好きな方が「つよきす」をアニメだけで評価されるのが悔しくて仕方ないので・・

きゃんでぃソフトの延命なのかはさておき、つよきすが全年齢版としてPS2、PSP版と展開され、WEBラジオは今でも続いているところからもやはりその人気がいかほどであったかということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

余談ですが原作のつよきすが気に入られた方にはタカヒロ氏が手がけた「君が執事で・・・」「真剣で・・・」もお勧めしておきます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

すきよつ

にぎやかでいいんじゃないかい?
きゃんでぃそふと原作は未プレイです

えーと。。。スタッフが原作をやっていないという暴挙ェ・・・
PS2版から登場した正規ヒロインではない近衛素奈緒を主人公にするという愚行ェ・・・
キャラデザが原作ともはや別のものになるというテロ行為
原作派の人は相当これ批判してるみたいですね

ヒロインみんなツンデレ?をキャッチコピーに売り出されたアニメですが
ん~、「名前ネタはNG!」って素奈緒の台詞くらいしか思い出されない
かにちゃんとフカヒレの絡みは面白かったです
あと最終回のOPも良かった、あの自己主張の激しいOP
なんとなく原作やってから見たかったかも

「つよきすのアニメ化なんてなかったんや」と巷で言われていますが、これに限らず
ギャルゲのアニメ化って失敗作が多い気がするなあ
もち、今日兄が作れば別だけど
ルート分岐をアニメで表しちゃうとどうしても主人公が女ったらしになるからなぁ、、、
オムニバスという形でその壁を超えた、アマガミやヨスガはアバンギャルドですね

はい、声優は、水樹奈々、藤田咲、中原麻衣、小林ゆう、金田朋子
そしてメインは豊永利行さんです、デュラの霧が峰くんだ
演技力には定評があると思います
この布陣

OP、ED、個人的には微ヒットくらいです
7話と8話で流れてた奈々様の挿入歌だけど
いやぁ、奈々様はキャラソン歌えませんねぇ・・・
キャラ完全無視のガチ曲が日常シーンで流れます



ある意味有名ですので
見ておくと何かの時使えるかも?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

67.8 3 演劇でラブコメなアニメランキング3位
だぁ!だぁ!だぁ!(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (129)
973人が棚に入れました
光月未夢は中学2年生の女の子。両親が仕事でアメリカのNASAに行くことになり、母親の知り合いである平尾町の西遠寺家に一人預けられることになったが、西遠寺家とは西遠寺というお寺だった。しかも、その西遠寺の住職である西遠寺宝晶がインドに修行に行ってしまい、宝晶の息子で未夢と同い年の男の子西遠寺彷徨と2人きりで暮らすことになってしまった。そこに、地球から120億光年離れた『オット星』から、超能力を持ったオット星人の赤ちゃんルゥと、ベビーシッター兼ペットのワンニャーが小型UFOに乗って現れた。ルゥとワンニャーはオット星で時空のひずみに吸い込まれ、西遠寺まで飛ばされてきたのだった。未夢と彷徨は、UFOが壊れ自力でオット星に帰ることのできないルゥとワンニャーを、西遠寺でお世話することになり、こうして3人+1匹の生活が始まったのだった。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ワタクシのだぁだぁだぁの視聴日記

【あらすじ】
両親が仕事でアメリカへ。
中学2年の未夢は母親の知り合いの寺へ預けられる。
その寺の住職もインドに修行へ。
残ったのは未夢と住職の息子・彷徨のみ。
今、二人きりでの生活が始まる!

・・かと思いきや

小型UFOが寺に墜落。
搭乗者はルゥ(宇宙人の赤ちゃん)とワンニャー(ベビーシッター兼ペット)。
4人?での生活が始まる!(今度こそw)


全78話。
少女漫画原作の日常系ラブコメです。
宇宙人いるから非日常、だとか言わない。

未夢役の名塚佳織さんの初主演作、彷徨役の三瓶由布子さんのデビュー作にあたるそう。
デビュー作から少年役とは、、流石というべきか。
お二方とも当時は中学生だったようですが、演技に関しては特に問題なかったですね。
寧ろ良かったと思います。


この作品、とてつもなく癒されます。
メチャクチャ好きなアニメ。
ルゥとワンニャーが可愛らしい。
変身の時の『ワンニャー!』の掛声が好きw

未夢と彷徨の中学生ならではのラブコメもホッコリしました。
こちらも可愛い。
彷徨は男キャラではかなり好きな部類です。
個人的ベストテンに入るレベル。

彼らを取り巻く周囲もいいキャラしてますね。
クリスちゃん、綾ちゃん、ななみちゃん、三太にももかちゃん。
それにみかんさん。
嫌いなキャラは見当たりません。
みんな可愛い!


作画は綺麗とは言えませんが、作品に合ったデザインで好印象です。



OP1「ハートのつばさ」 歌-中島礼香
OP2「Happy Flower」 歌-奈良沙緒理
ED1「BOY MEETS GIRL DA!DA!DA! Remix」 歌-TRF
ED2「ゆっくり」 歌-三重野瞳

ED1はプリティーリズムのPrizmmy☆のイメージが強かったですが、
こちらもいい感じでした。


――――――――――――――――――――――――――――――


温かい作品でした。
作品に流れる雰囲気が素敵なんですよね。
少女漫画原作やっぱ好きだなぁ。

78話でも足りないくらい。
もっと観ていたかったです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

たこすね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ハチャメチャあり、感動ありのラブコメ決定版!

私が初めて「このアニメ好きだ!」って思った作品です。
私にとってアニメ、ラブコメの原点です。
ハチクロやとらドラなどJ.C.Staffのラブコメ路線の原点でもあるのではないでしょうか(カレカノもあるかもしれませんが)。

78話あります!(^^;)
お決まりのひょんなことから男女2人が同居することになるうえに、宇宙人の赤ちゃんまで入り込んできての共同生活で物語はスタートします。
ちなみに主役は当時10代の名塚佳織さんと三瓶由布子さんです。

毎回宇宙人が襲来してのハチャメチャカオスだったり、家族のことを描いたしんみりする話だったりいろいろです。
回によってのテンションの落差が激しいです。
本筋とはあまり関係ない話も多いですが、数多くいる登場人物それぞれをメインに据えた話があるので、それぞれの登場人物の背景がよくわかります。
いろいろな登場人物が、コミカルな場面でもシリアスな場面でもそれぞれの魅力を発揮します。

長い長い作品ですが、じっくり観てみるのもいいのではないでしょうか?
と、言いたいところですが現在観る手段がなかなかないですね・・・
私もまた観たいのですが(T_T)

{netabare}
いろいろお約束ネタがありますね。
クリスちゃん(笑)
わるわる団(笑)
宇宙からの侵略者であるわるわる団より、戦車並みの戦闘力を持つクリスちゃんのほうがはるかに脅威です。

ワンニャーの残念さもいいです。
基本的には有能なので、うちにも欲しいなと思います。

望くんも当初かなたのライバルっぽく登場しますが、あっという間にネタキャラになりましたね。

未夢とかなたの両親の話はしんみりしますが、引き込まれて考えさせられます。
本当にいいドラマをしているなと思います。

最終回近くは別れの時が刻々と近づいてくる感じがして、とても切なかったです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「家族」って、血が繋がっている人たちのことを言うのでしょうか。

「だぁ!だぁ!だぁ!」
ただひたすら、懐かしいですね。
原作は川村美香先生による漫画作品です。

両親が仕事でNASA(宇宙のやつ)に行ってしまった光月未夢が、母の友達の西遠寺家へ預けられるところから物語は始まります。
西遠寺に住んでいる同い年の彷徨とあわや二人暮らしになるかというところに、宇宙から赤ちゃんのルゥ君と猫型ベビーシッターのワンニャーが転がり込み、今までの彼らの日常は一変します。

最初はみんな赤の他人でした。
母親が友達なので、未夢と彷徨は子供のころに会っていたりするのですが、覚えていないのであれば、それは初めましてです。
宇宙から来た赤ちゃんとベビーシッターなんて知る由もありません。
だけど家族になれる。
出逢いの縁は、時として血縁すら凌駕して、替えの利かない関係になる。
子どものころに見ていたアニメも、時間が過ぎてから見返すと、受ける印象が随分と違ってくるものなのですね。

お話自体は重いものではありません。
非常に明るいコメディタッチで、飽きることなく見られました。
たまに挟まる、未夢と彷徨の互いを意識したシーンもまた良い!
70話ちょっとと時間はかかりますが、見て頂けたら嬉しい限りです。

以上、感想でした。

P.S:NHKさんに最大限の感謝を。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

70.2 4 演劇でラブコメなアニメランキング4位
彼女、お借りします(第2期)(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (211)
777人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」で好評連載中、宮島礼吏による世界累計1,000万部突破の大人気ラブコメの、TVアニメ第2期! ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女(レンカノ)”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。 本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい!! 飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。 様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。 そんな中、千鶴から”2人の関係”を揺るがす告白が……! 「私、レンカノ辞めようと思うの」 2期もラブ×ドキMAX限界突破! “彼女”たちとの“リアル”輝く“レンタル”ラブライフが、ふたたび幕を開ける!!

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個人的には瑠夏ちゃんしか勝たん

冷静に考えると和也がクズにしか思えなくなってまう。

瑠夏ちゃんのキスがエッチすぎるんだが。性欲全開な感じがたまらん。お泊りもしちゃっているし。彼女に全てを持っていかれる気がする。魂吸われるキスですよ。とはいえ、彼女とくっついたら物語成立しませんものね。残念。

墨ちゃんは相変わらずよく分からないキャラクターどすな。こんな恥ずかしがり屋っている?本当に恥ずかしがっている??会話できないだけで結構、積極的じゃない?

麻美ちゃんはメンヘラすぎて怖い。どんだけ男女仲の邪魔したいねん。公道はある意味一貫してるから、嫌いだけど面白いキャラクターだとは思う。悠木碧の演技がやはり凄い。声のトーンだけで性格悪い感じが醸し出されている

千鶴のほうも唯一残された肉親である祖母のことを考えると無碍にはできないというかむしろ、惹かれる気持ちが強くなっているのだろう。一応彼にはひたむきさはあるようなので。

結構原作の巻数多いみたいですね。ストックはありそう。今後どう展開していくかは気になるところ。

クラウドファンディング上手くいくのかな?


OP
ヒミツ恋ゴコロ CHiCO with HoneyWorks
ED
言えない feat.asmi MIMiNARI
挿入歌
センチメートル the peggies
まみラップ 七海麻美(悠木碧)
DATE 水原千鶴(雨宮天)
彼女宣言 更科瑠夏(東山奈央)
桜selfish 桜沢墨(高橋李依)
Favorite Lover 水原千鶴(雨宮天)、七海麻美(悠木碧)、更科瑠夏(東山奈央)、桜沢墨(高橋李依)
OPはCHiCOさんらしさ全開ですな。サビのところの4人のヒロインの踊りが可愛い。
今期はキャラクター毎のキャラソンが用意されている。まみラップてなんか衝撃的。色々と凄い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女(レンカノ)”・水原千鶴と出会い、 家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。 本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、 謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、 やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、 極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、 超絶美少女な“彼女”がいっぱい!! 飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。 様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。 そんな中、千鶴から‟2人の関係”を揺るがす告白が……! 「私、レンカノ辞めようと思うの」


1. 「夢と彼女」-ユメカノ-
「女優1本でやってくのも、アリかなって」 “彼女のフリ”をしてもらっている水原千鶴のひと言に、ダメダメ大学生・木ノ下和也は破滅の危機に立たされていた。千鶴は女優として出演する舞台が成功したら、レンカノを辞めるというのだ。 舞台の情報を目にした和也は、こっそり劇場を訪れる。そして、運命を左右する舞台の幕が上がり--。

2. 「いつもの彼女」-オフカノ-
チャンスを逃して落ち込む千鶴を応援し続けると決めた和也は、さっそくレンカノのサービスを利用する。 いつものようにデートを終えた和也に、千鶴はいつもと違うひと言を投げかける。 「あなた時間ある?ちょっと寄りたいところがあるんだけど」

3. 「再来の彼女」-サイカノ-
家に帰った和也のもとに、先ほど別れたばかりの千鶴が訪ねてくる。 「鍵…失くした……」 自宅に千鶴を招き入れるという状況に、混乱と興奮が抑えられない和也。

第4話 「夜と彼女」-バンカノ-
大学のコピー機で資料を印刷している和也のもとに麻美が現れ、千鶴がレンタル彼女であることを知っていると告げる。麻美と千鶴のやり取りを知っている和也は、オーバーリアクションで誤魔化そうとする。そんな和也の慌てぶりに、麻美は思いがけない一言を告げる……。「まさか和くん。本気になってないよね?」

第5話 「誕生日と彼女」-バーカノ-
瑠夏との一夜の翌朝、和也は千鶴と偶然出会う。自然体を努めながら千鶴にレンタルの誘いを行うも、瑠夏との関係を誤解されたまま断られてしまう。何とか誤解を解きたい和也は千鶴の誕生日に気がつき、ある決意をする。「しっかりお祝いして、なんとか誤解を解きたい!」

第6話 「酒と彼女」-エンカノ-
瑠夏との誤解が解けた和也は、フェアなお隣さんとして千鶴との距離も縮められたと手ごたえを感じる。そんなある日、「そういえば和也、今日飲み会出れる?」と木部から飲み会の誘い。居酒屋を訪れると、そこには“一ノ瀬ちづる”の姿があり--…?

第7話 「元カノとカノジョ」-トリカノ-
二日酔いに苦しむ和也は、昨晩起こったことのどこまでが現実なのか分からずにいた。その後バイト先で瑠夏と会った和也は、自分たちの関係が誤解だと千鶴に信じてもらえたことを告げる。詰め寄る瑠夏。しかしそれはある客の来店で遮られる。「あ、ハロー。和くん」そこには麻美の姿があり……。

8. 青春と彼女
久しぶりに千鶴をレンタルしようとサイトを見ると、千鶴がランクアップしていることに気づき喜ぶ和也。 いつも通りの予定調和なデートでは飽きているのでは?と自己弁護をしながら和也はあることを考える。 「どもっ」 待ち合わせ場所に現れたのは制服姿の千鶴。和也の高校時代からの憧れのデートが今始まる……!

第9話 「キスと彼女」-ジッカノ-
毎年実家で行われる和也の誕生会。千鶴の誕生日を祝い損ねた和は、千鶴と和也の合同誕生会を行おうとする。何とか千鶴に来てもらうようお願いする和也だが、迎えた当日、「さぁ、ご実家へ参りましょうかっ」和也の目の前に瑠夏が現れて……!?

第10話 「指輪と彼女」-リンカノ-
突然の瑠夏とのキスに、和也は今まで瑠夏に大きな我慢をさせていたことを実感する。瑠夏への想いが和也の脳を駆け巡るなか、和は千鶴に小さな箱を渡そうとする。それは和がかつてもらった婚約指輪であり、千鶴に譲りたいという……。戸惑う千鶴、いたたまれない瑠夏を見た和也は決意する。「千鶴が受け取るわけにはいかないんだ……」

第11話 「お饗しと彼女」-モテカノ-
ある朝和也は、千鶴にベランダに呼び出される。どうやら墨がまたレンカノの『練習台』をお願いしたいらしい。承諾する和也だが、小百合の容態と千鶴のことが気になりどこか上の空……。当日待ち合わせ場所へ行くと、現れたのは普段と違う姿の墨!?「今日は私が和也君を、『お饗し』したくて……」

第12話 「彼女と俺」-イツカノ-
墨の“お饗しデート”を経て、千鶴のためにできることを見つけた和也。しかし現実は無情で、千鶴には映画オーディションの落選通知が届く。新たなオーディションや撮影スケジュールを考えると、出演映画を小百合に見せる夢は叶いそうにない。「笑ってないで教えてよ…おじいちゃん……」亡き祖父の笑顔の写真と、在りし日の千鶴の想いが交錯する……。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

グダグダ感

{netabare}
人気漫画ラブコメ特有の引き延ばしでメインのストーリーにほぼ進展がなくグダグダするだけで終わって3期決定。
内容は悪くはないけど、良くもないなと言う感じ。

いい点もないわけではなく、主人公の心理描写などはこれ系の作品にしてはかなりちゃんとしてるのは結構プラス。
主人公も賛否あるみたいだけど、個人的には重要な場面では思い切って千鶴のために行動するから嫌いなキャラではない(むしろ好き)。
そういう要素はいい点として挙げられるけど、一期同様展開がとにかく酷いかな。

ヒロインを尾行する展開だったり、ハプニングで同じ部屋で過ごさなければ...みたいな展開だったり、関係がばれそうでばれない展開だったり、基本的にワンパターンで既視感がすごい上に、こういうあほくさい展開ばかりされると作品までしょうもなく見えてしまう。
おまけに2期はレンタル彼女成分も薄くて引き延ばし感が強かったかな...。
展開が変わり映えしな過ぎた。
基本的にストーリーやキャラの関係性が動かない回は退屈。

そんな割に相変わらず瑠夏や麻美に関してはほぼ空気だし、コミュ障の子に関してはもはや存在すら忘れてしまうレベル。
出番があったかと思いきや、瑠夏の全く相手のことを考えてない行き過ぎた行動は不快でしかなかったし、麻美は意味深なセリフ言うだけ言って何もなく終わるし、コミュ障の子はもはや何がしたかったのかわからないし...。
というかストーリー上元カノの麻美はともかく、瑠夏とコミュ障はマジでいらない。明らか人気維持のために出してますよ感。

まあ最初も書いた通り自分はこの作品の主人公普通に好きなので、女優としての水原を応援する姿や、わざわざクラファン立ち上げて水原を助ける姿は少しかっこいいと思えたかな。(クラファン誰が金出すんだよ感はあるけど)
一見クズに見えても、千鶴への申し訳なさと、祖母を落胆させたくないという気持ちを常に持っていて、その二つの間で葛藤しているのはしっかりとしているなと思います。
色々あって実質的に付き合ってるような状態で、主人公にとってはプラスだろうけど、それが異常な状態であることは理解していてその状態に甘んじようとはしてないし。
チャラチャラしてても常に他人のことを考えているキャラなので好き。
水原も同様、主人公の境遇を考えてレンタル彼女と言う立場でありながらも冷たい対応を取らなかったり、祖母を最後に喜ばせてあげようと努力したり、優しいキャラなので好き。最終話の話はかなり共感できた。
部分部分でいいシーンはあるけど...と言うのが全体としての感想。
基本的に日常パートが微妙なだけで決めの場面に関しては文句なくいい。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
アオアシw 読み方違うじゃんw
このアニメ心情描写や恋愛要素はかなり丁寧な印象あるけど、展開がほんと雑い。いっつも尾行じゃん。食べる方の食らえかな?w
面白くねーぞ。クソ茶番劇。コミュ障の子空気。シャインポストなら。
あくまで自分のせいってことにして主人公に余計なこと思わせないのは良き。
大胆になったな。てか聞こえてんぞw 良い最終回だった。
ほんと毎回話の構図同じだな。いや、けど良かったわ。
ほんとキャラの描写はいいのに。てか1期含めてもベスト回説ある。

2話 ☆7
どこからそんな金来るんすかね。レンカノという存在自体不健全だろw
それ実質千鶴が好きって言ってるようなもんじゃん。
支えてもらってるのは向こうでは?
理想が素の水原だろw デートじゃんこれ。実際変な人。
おばあちゃんも演技上手。何がビッグになるんですか。
無理やりな同室展開

3話 ☆6
本当はなくしてなさそう。どう転んだら位置逆になるんだよw
はよどけや。1期でもコンビニでこんな話やってたよね。
ほんと引き出しが少ないw 扉あくまでの間によくそんな動けるなw
けどかってに他人の家開けるのもやばい。
ホラーアニメならため息の瞬間に扉開いてた。
夢とかそういう部分はちゃんとしてるんだがなぁ。
そのタイミングで自分恵まれてるアピールは地雷踏むだろ。
店継ぐとかいう話あったっけ? 禁断症状出てますよ

4話 ☆5
すっぽん売ってるスーパー...。てかこの黒髪絶対いらんよな。
こいつビッチかよ。いきなりまともになる主人公君。
この黒髪マジで好きになれんわ余計なことすんなや。

5話 ☆5
倦怠期。展開がだるいな。浮気疑惑展開多すぎ。
スマホ割れてますよ。このコミュ症マジでいらんわ。
黒髪もいらんけどそれ以上にいらん。何でもやってるな水原
誕生日プレゼント梅干しってセンスなさすぎんかw

6話 ☆4
また偶然会うパターンかよ。さすがに気付けや茶番がよ。
OP映像回収www てか酒飲める年齢なんか。
何回も同じ部屋にいる展開見たわ。

7話 ☆6
ノリが中学生だなこの友人らw モテすぎだろ。
麻美って言うほど怖くないよね。バレてて草。
けどばれてもどうせストーリー進まんよな。怖い。

8話 ☆5
唐突なカイジパロ アメリカかな? 何だよそのプリクラw
レンカノ言ってもそんな規定あるんだ。マニュアルみたいな会話だなw

9話 ☆2
北朝鮮か? レンカノ辞めるまでは彼女とかいう意味不明発言。
レンカノ関係ない時での関わりなのに。
まだ昼なのに蓋開けて寿司出してたら色悪くなるぞ。
何このルカの株落とし回。
主人公からの好感度下がるだけだし頭悪すぎでしょ。
自己中過ぎてみてられんわ。
主人公はまだしも千鶴が瑠夏が来てることをまずいと思うのは違くね?
もう心動いてんの? こんなご馳走してもらったらもうあとに引けなそう。
は? 瑠夏しね。

10話 ☆8
これほど不快なキスシーンないわ。やっとストーリー進むのか。
グダグダ展開やめろ。遺言かな? 今もほぼ同棲だよね。
言ったらショックで死にそう。
ルカじゃなくて麻美だせ。コミュ障まじでいらんやろ。

11話 ☆5
こいつマジでどうでもいい。普通にデートするな。
すみちゃんは主人公の中でどういう存在なんだ?

12話
これ最終回?
まあ名前の回収はいいと思うけど、これを最終回に持ってくるのか。
押し入り。邪神ちゃんかな? 安っぽいクソ映画見せる羽目になりそう。
誰が金払うんそのクラファン? ☆8

曲評価(好み)
OP「ヒミツ恋ゴコロ」☆8
ED「言えない feat.asmi」☆5.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

元カノ、お返しします

【感想】
普段はうざいだけなのに、ここぞという時に一生懸命になって決める時に決めるという一点だけが魅力の和也

あーうざいうざいうざい、今まで何回うざって思ったことでしょうか?

でも
ヒロイン達の圧倒的な可愛さと、決める時にちゃんと決める主人公
これだけでなんか全部許せた

相変わらず和也に都合良すぎなことばかりなのはモヤる

わたしは一期からずっと瑠夏ちゃん推し!
たしかに暴走しすぎでイタイ子になってるけど、ぜんぶ和也が悪い
本命が水原なのはいいけど、瑠夏ちゃんへの態度はほんと許せない
{netabare}
付き合うなら彼女のことをちゃんと見て、愛せないならさっさと別れてください

和也「すまん、水原とデートさせてくれ!!!!!」
瑠夏「はあ?ご自分が何言ってるかわかってますか?」

このやりとりで別れないルカちゃんも残念だけどね・・・

{/netabare}

ラブコメというより大学生の自由気ままな恋愛がもたらす修羅場を楽しむアニメだと思っています

【欠点】{netabare}
・メインになる女の子4人もいるけど、主人公が水原のことだけ一生懸命で他はオマケなのは明らかなので、他のヒロインはせっかく可愛いのに二人の恋愛の賑やかしにしかなってなくて、ハプニングを起こすために便利に使われて不自然な行動をとり続ける瑠夏や麻美は特に残念に思います

{/netabare}
【シナリオ】{netabare}
女の子はとても可愛いけど、偶然会った、偶然うまくいった、偶然スケベな展開になった
和也に都合のいいことばかり起きるシナリオがとても不自然で、ヒロイン4人全員が和也に都合のいい展開にするためにシナリオに動かされて変な女にされているのが残念

でも水原とのシナリオはちゃんと主人公していていい感じです!
水原のために動こうとする最終話は特に良かった

{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
1期から変わらず優柔不断で変な妄想ばかりでラッキースケベで無神経なチャラい主人公にイラつくアニメだけど
わたしは和也よりも元カノの麻美が嫌い、実は未練あって自分に振り向かせたいならいいんだけど、気まぐれや道楽で思わせぶりな態度とって引っ掻き回してるのなら不自然だし、別れた男の素性探ってプチストーカー化、かなりヤバイ女、友達いないの?ヒマなの??

水原も和也に気があるのか気がないのかはっきりして
彼女いるの知ってたら女なら遠慮するか、泥棒猫になるかどっちかだと思うんだけど態度はっきりさせないとこが酷いですね
瑠夏ちゃんと仲良くしているの見て不機嫌になるのなら気持ちもはっきりしてますよね
和也に負けず劣らず優柔不断でお似合いかもしれません

こんな優柔不断の偽カップルにもてあそばれてかわいそうな瑠夏ちゃん、正気に戻って・・・
彼女は被害者だけど、和也の態度が酷いから仕方ないとはいえこっちもストーカー気味でちょっと迷惑彼女になりかけてるけど、でも彼女放置して遊び歩く和也が悪い!

本命のカノジョいるのに仲良くなった美少女にデレデレするのは男なら仕方ないのでいいんですよ
でも和也は本命は水原だけど流されるような形で瑠夏と付き合って、付き合った彼女のことは眼中になくてずっと水原水原水原・・・
瑠夏ちゃんからのデートお誘いや訪問やラブコールには「困った」「どうやって回避しよう」と迷惑そうな反応
なのに「迷惑なわけないよ」と言っちゃうクズ・・・
「迷惑じゃないけど、今の都合のいい距離を保って」が本音だけどそれを伝えず曖昧にしてるのを、瑠夏ちゃんは都合よく解釈
好意には迷惑そうな反応するけど、無防備な姿や密着にいちいちドキドキして身体には興味津々・・・

すっごく失礼

はぐらかしながらも水原には積極的にアプローチをかけ、着々と思い出を重ねていくのが彼女を都合よくキープしているようにしか見えなくて

水原と瑠夏以外の女の子と接近すればデレデレする
彼女キープして本命の女の子にアプローチかけているだけで十分最低なのに、そんなに昼ドラの主人公になりたいの?
レンタル彼女とは言え、他の女の子とのデート中に別の女へのプレゼントについて相談する無神経さ・・・

どこまで最低なの・・・

和也がモテモテになるほどの魅力があればまだいいけど、彼のいいところって「水原のためならどんなことでもやる」ってことくらい

そこが和也のいいところなので、そこだけぶれなかったのはいいところかも
チャラくても優柔不断でもクズでも浮気性でも、自分のことだけを一生懸命想ってくれる男に何も思わないわけないよね

水原ルート以外ありえなさそうだけど3期が楽しみです
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

62.9 5 演劇でラブコメなアニメランキング5位
疑似ハーレム(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (82)
268人が棚に入れました
ヒロインは1人! だけどハーレム??? 漫画のようなハーレム状態に憧れる演劇部の先輩「北浜瑛二」と密かに想いを寄せる先輩の前だと、つい“キャラ”を演じてしまう「七倉 凛」。 ツンデレちゃんに、小悪魔ちゃん、甘えんぼちゃん、クールちゃん、おしとやかちゃん。 演じるキャラが増えれば増えるほど、抑えきれなくなる先輩への想い。 ちょっとバカでかなり鈍感な瑛二に、七倉は、ありのままの自分で、想いを伝えられる日は来るのか…?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 設定のわからない4コママンガ感。疑似ハーレムというアイデアを活かせていない。

1話 アイデアは良いけど上滑り感。文字通りのはやみん劇場です。

{netabare}  疑似ハーレムってそういうことかあ…知識ゼロで見始めたのでその点ではアイデアには感心しました。そしてはやみん劇場です。文字通り。演技派を選んだのでしょう。

 ですが、どうでしょう?「上手さ」の質が早見沙織さんの方向性でいいか、ですね。アニメキャラですので演技の変化のつけ方は難しいところです。ですから演技そのものよりも、声質が変わるカメレオン声優タイプの上手さの方が驚きは大きいかな、という気もします。まあ、そこは本作の肝ですから、今後どう見せてくるか、です。

 さて、アニメ本編ですが、ヒロインリンちゃんがなぜ先輩にそんなにべったりなのか?が分かりません。なぜ演劇が好きなのか、他の1年生はどうしたのか、性格はどういう娘なのか?などが描かれないまま話が進行するので、2人の関係性に乗っかれない気がしました。

 ヒロインの本当の性格を描写せず「疑似」=「演技」に翻弄される感じなのかなとも思いましたが、そういう描写でもありません。

 そのヒロインの焦点の当て方がどうなるかで作品の奥行が決まりそうです。アイデアは面白いので本作は3話まで確認したいかな、と思います。導入の1話はちょっと上滑りなので今後を期待ですね。

 それとキャラデザなんですけど、ヒロインの頭が大きすぎる気がしました。 {/netabare}


2話 なんでもう初詣?作画が紙芝居でつらい。断念候補です。

{netabare} 作画が紙芝居すぎてつらいです。ヒロインの演技を楽しむ作品なはずなのに。それと2人の世界すぎて話がタイトルの疑似ハーレム感がありません。ただのバカップルに見えます。というか、2話まででまったく感情移入できません。淡々と何かが進行しているだけに見えます。

 何よりなんでもう初詣いってるの?ここまでが導入で次の学年から描きたいということ?ちょっと話自体が何をやりたいか意味不明な上に、アニメとしての画面に魅力がなさすぎです。なお、ED後のショートコーナーだけ面白かったです…ちょっとだけ。

 3話冒頭確認して、このままの感じなら断念ですね。{/netabare}


3話 設定のわからない4コママンガを途中から読んだ気分です。

 今回は比較的はやみんの演技のバリエーションがエピソードに落とし込まれている気もします。今までで一番ヒロインが可愛いかも…1,2話と比較すればですが。

 が、やっぱりラブコメなのにときめかない、萌えない、感情移入できません。そして面白くないです。設定のわからない4コママンガを途中から読んだ気分です。それでも恋愛の進展を意識できれば、面白いケースはあるでしょうけど、本作はパーツパーツの寄せ集めみたいです。そこが「疑似ハーレム」のタイトルの所以なのかもしれませんが、効果的とも思えません。

 残念ながら視聴断念ですね。3話を最後まで見るのもつらいので半分であきらめます。マンガ版ならひょっとしたら…と思わなくはないです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

バカップル一発ネタ

高校に入学したばかりの七倉さん。演劇部に興味を持っているところ、自称部長を騙る大道具の北浜君と出会い、演劇部へ

この時七倉さんがいきなり彼のことを好きになったらしいけど、理由が全く理解できない。多分一目惚れ?まぁ、恋愛に理由なんか無いからその点はいいとして、、、

彼のことが好きだけど、まだ気持ちを伝えきれていない七倉さんが、芝居という名目の照れ隠しで様々なキャラを彼の気を引くために演じてるバカップル物語とでもいえばいいのか?

これ見ててどうも数年前に似たようなノリの番組があったなぁと思って記憶をたどって行ったら、手品先輩を思い出した。あんな感じで「疑似ハーレム」という一つのネタが延々と繰り返されていく感じ

作画はイマイチだけど、声優さんの一人五役くらいの演技は上手いしそれを目的にするなら楽しめるかも?

それと実際に付き合ってる人の普段とは違う姿を見るのはぐっと来るものがあるは事実。確かホリミヤでも、割と俺様な堀さんが、普段は内向的な宮村君のワルっぽい姿にメロメロになって何度もおねだりするって話があった。あはは、こうゆうの実際にやったことのある私は、バカップルのロールプレイと思えば納得できない事は無いので割と見ていられた

ただ、同じことの繰り返しはさすがにあきてきて、何か関係に変化があって捻りがあったり、その拗れを疑似ハーレムネタにて乗り切るのかと思っていたら7話でいきなり卒業式になり終了でびっくり

つまりはミニシリーズだったのね。最初から知ってたら納得だけど、事前に教えておいて欲しかったかな。つまりは本当に一発ネタのアニメでしたってことで最後はちょっと脱力

--八話目

って、あ、あれ?なんか七話でエンドロールまで出たから終わったのかと思ったらまだ続きがある。ここから第二部ってことになるのか。先輩が卒業した時に告白して、リンちゃんは家族に紹介されて公式に付き合うらしい。延々と進まない話を疑似ハーレム一発ネタで続けてきたから、ここからまだ何やるか

お母さんにまでハーレムごっこやってると言っちゃったり、ここからは普通のバカップルネタになるのな。とにかく八話目からはあまあまないちゃらぶ話になってしまったような

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

もう少し「深み」があれば化けたかもしれない

【物語】 1.5 / 5.0
 演劇部の後輩女子が、様々なキャラを演じながら先輩男子とイチャつくライトなラブコメ。女子一人が複数の人格を演じるから「疑似ハーレム」というタイトル。
 設定だけならなかなか面白そうだったが、蓋を開けると妙なテンポで「バカップルによる、悪い意味でコッテコテのくどいラブコメ」が続くため、気になって調べたところ「Twitterでの掲載でバズった」という文言が目に入り納得した。
 つまり、「中身は薄めだが手軽に楽しめる(=内容を薄くすることで記号的でキャッチーな内容)」という点がウケた作品ということなのだろう。
 こういう点で、24分の尺をとってやるアニメ化する作品ではなかったと感じた。

【作画】 3.0 / 5.0
 特別秀でていたというわけではないが、作画はそれなりの水準で安定しており、作画がノイズになるようなことはなかった。
 美少女ヒロインの作画にはしっかり力を入れているように感じられ、力の入れどころを理解しているという点は評価したい。

【声優】 2.5 / 5.0
 ヒロインを演じた早見沙織の演じ分けは「さすが」と言うほかない。
 しかし、あくまでこれは個人的な嗜好なのだが、コメディを演じる岡本信彦の甲高い掠れ声が演技としてオーバーなように感じられたため、どうにも入り込めなかった。

【音楽】 1.0 / 5.0
 印象に残らない。

【キャラ】 2.0 / 5.0
 物語の項でも書いたが、キャッチーさを売りにしているためか主役2人にどうにも記号的で深みがない印象を抱いた。
 調理次第ではもっと魅力が出そうなキャラクターだったのだが、それを描写しきれていなかったのは残念だった。


【総括】 10.0 / 25.0 (平均 2.0)
 コンセプト自体は面白そうな作品だっただけに、キャッチーさを優先して物語やキャラクターの深みのようなものが失われていたのがもったいなかった。
 この内容なら12分アニメとかでも良かったんじゃないかと思うほど。
 また、内容自体もバカップルの単調なイチャイチャを延々と見せられるため、腰を据えて見るような作品ではない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

65.0 6 演劇でラブコメなアニメランキング6位
黄昏アウトフォーカス(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (19)
65人が棚に入れました
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。 不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。 映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。 無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。 不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

BLでした。ジャンル違いですね。ただゲイと表明してくれる所は良かった

BLなのでジャンル違いでした。
まあ、1話は全部見ているので一応見ました。

ルームメイトがゲイで別に彼氏が居て、でも演劇でゲイの役で共演する。
そんな中彼のことが好きだと気づいて… みたいな話でした。


とりあえずゲイだとはっきり表明してくれる所は良かったです。
友人がゲイで、男と付き合っている、と認識してから、その彼を見ていて彼が好きだと知って、初めて自分もゲイだと知る。
良いんじゃないですか。こういう心の動きがあってBLになるのは。
既に彼氏が居る彼と、どのように恋愛に発展していくのか行かないのか。

BL好きの女性なら興味を持って見ていられるのでは、と思いました。
まあ私は見ませんが。


まあせっかく見たんで何度目か知りませんが思ったところでも語りますか。

私はBL系の、男同士が当たり前に付き合ったり惚れたりする世界観が、どうも苦手です。
そういうことを言うとLGBT界隈から怒られるようですが。

でも、どうしても不自然に感じるのですよ。

男は普通に生きていると男と付き合おうって発想にはなりません。ゲイという性指向を持っていて、初めてそうなるわけです。

ゲイという性指向を別におかしいとは思いません。
そんなの性癖の一つでしょう。

ただ目の前に現れた時は、『自分の好みじゃない人が自分を性欲の対象として見ているかもしれない』という女性なら良く感じるであろう嫌な感覚を、感じないとは限りません。
これを差別と言われりゃ、そうかもしれません。

もちろんそのことで付き合いを変えたり、当たり前ですが攻撃するなんて論外ですし、普通の態度を取ればいいだけで。
そもそもゲイだったら自分に惚れるなんてあるわけないですし。じゃあ世界中の女が俺に惚れるはず、という勘違いを持っていないとおかしい。
そんなわけないから相手がゲイでも関係ない。
そもそも万一惚れられたとしても、自分は女性が好きだから、と断ればいい話。恐れる心配は何もないです。

でもゲイはそういう性指向も存在する、とあくまで社会的に教育されて学ぶべきことであって、ごく自然な生命が当たり前に男同士で恋愛する、ということは有りえないんですよ。
そんなことをしていたら生物はどんどん減っていくじゃないですか。
男同士で恋愛するのが自然な社会は、男同士で子供を作れるようになってから実現してくれ。

だから
『ゲイはちょっと特殊。でも差別は駄目』
これで良いと思います。

『ゲイはごく自然な当たり前のこと。だから差別は駄目』
ではないんですよ。
全員がゲイをになったらその種が滅ぶのに、自然で当たり前じゃないでしょう。

ゲイは特殊性癖で、あくまでノーマルな異性愛者が存在しているから存在を許されているんですよ。

男女2人しか生き残っていない状態で「俺ゲイだから」「私レズだから」と子供を作らなかったら人類滅ぶじゃないですか。
この状態ではゲイやレズは許されないと思います。

仮に男同士で妊娠できるようになっても、改造手術的なのは必要だと思いますので、やっぱり特殊であることに変わりはないですし。
もちろんその費用を税金で負担するとかは良いと思います。
特別法とかの配慮はどこまでも必要なので、自然で当たり前ではないです。

差別さえしなければ、それで良いと思いますけれどね…。

おっと、まあジャンル違いを見てしまったら後は語るくらいしかないので、語りすぎてしまった。

本作はちゃんと作中でゲイだって表明してくれたので、しっかりしていると思いました。ジャンル違いながら高評価です。

3点以上にするから採点しておきましょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

レンズ越しの君と、僕の側にいる君

絵が可愛いガチなBLアニメ、3組のBLカップルあってどれも良かった
くっつくのは早く、くっついた後のイチャイチャが多め
え、アニメでそこまでやるの!?ってくらい男同士でイチャイチャするし、イチャイチャの感想とか好きな気持ちを独白するシーンもえぐいのでBLがダメな人は興味本位でもやめたほうがいいかも
ずっと穏やかな雰囲気も好き

うじうじ・ためらいも少なくて好きな気持ちに素直なのも男らしくて良かった
中身が女子みたいな男が私はNGで、ちょいちょい「男はそんな少女漫画のヒロインみたいなリアクションしないでしょ」て思う場面はあるけどシナリオはどれも良かったです!

あと、せっかく作画綺麗で絵も綺麗なのにすぐくっついちゃうのもったいない
くっつくまでのもどかしい距離感をもう少しじっくり楽しみたかった

話に奥深さはないけど、それぞれのカップルの恋愛模様、二人きりのイチャイチャが濃密に描かれていていいBLアニメでした

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

純愛学園BL。

初見評価
あまりコメディもない純愛なBL物。ここまで真面目にがっつりBLは見た事なかったから自分にとって新しい挑戦。
でも、花がないからなー。
BLで恋敵が女の子とか花もあって展開も燃えそうなのに。

6話まで視聴
最初の二人がひと段落し次のカップルへ。
ダラダラと一組やるんじゃなくトントン拍子で量産していくタイプのよう。
そこまでやるんだ、ってくらいアッツアツのカップル模様が楽しめる。
けど、男同士だから目新しいだけでこれが異性だったら少し物語やキャラクター性が弱いかな。BLというジャンルに頼ってる感がある。
ただイチャイチャしてるだけ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
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