海外アニメでカップルなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの海外アニメでカップルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番の海外アニメでカップルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.3 1 海外アニメでカップルなアニメランキング1位
この会社に好きな人がいます(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (24)
120人が棚に入れました
お菓子メーカーに勤めるアラサー男子・立石には、誰にも言えない秘密があった。それは昨日できたばかりの、かわいい恋人の存在。なぜって相手は同じ会社で働く同期女子・三ツ谷だから——! 「俺たち付き合わない?……内緒で」意外とみんなしてるらしい、秘密厳守の社内恋愛観測バラエティー!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

このあと滅茶苦茶◯◯した

バレ回避ラブコメ社会人編、既刊15巻累計110万部ですって
なかよしりぼんTwitter pixivかと思えばまさかのモーニング

OP・作品とサウンドの薄さが華麗にマッチしたミラクル
ED・声はいいがねっとりしすぎ

01
思ったよりはキモく無い。疲れた社畜用リハビリ福祉アニメ

ギャップ萌えかと思えばマンガ的な極端さはなく、ただただ初々しい二人のてえてえをニチャアして楽しむやつっぽい。原作チェックしたが多少の改変はあれど解釈違いはなさそう。サクサク読める漫画と中身の情報量がほとんど変わらないので薄い軽い浅いってのはそれはそう。しかし声のつくアニメでしかできない、二人のたどたどしい間というか、ぎこちない空気感というか、そういうディティールを再現しようとする試みはアリだと思う。だからこそいかにもアニメ声なゴリゴリの萌え声ではなく、元子役のひまわり声優起用なのかな。必死で慌てふためく学園モノならざーさんがやりそうな役だけど。

あまりにピュアピュアなので高校生、いや中学生でも出来そうな設定だが、掲載誌がモーニングなのでメイン読者層に向けた調整でしょうか。おじさんが観れば「社会人でこんなやつおらんやろ」ではあるが、「あー自分にもこんなピュアピュアな時期があったなあー」という自分の引き出しの容量次第で受け取り方が変わりそう。頑張ってる相方を見て「自分も負けてられない、頑張ろう!」ってのは社会人設定のほうがやりやすいメリットはある。

どうみてもバレバレなのに空気を読んでスルーするお姉パイセンや誠也さんはぐう有能。本人らは上手くシラを切ってるつもりでも、「こいつらぜってえ付き合ってんだろ」ってのはなんかわかりますよね。破綻しまくりの妄想ラノベとちがって、わかってやってるビジネス福祉アニメ。しかしモーニング、これでいいのか。売れれば良かろうなのだ!!

思ったよりは悪く無い。原作ファンも楽しめるアニメだと思う。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

性を描かなければ不自然に、性を描けばエロゲーに…

悪くないんですよ。作画もストーリーも粗がない。作者はちゃんと会社経験があるようで、それなりにリアルだしわかり味もある。20代若手社会人同士の恋愛としても説得力がある。そういう意味で、よくある学園恋愛モノとは対極的な感じがします。

私は学園恋愛モノって特に好きなジャンルではないんです。かなり無理のある展開が多いし、よほどストーリーに入り込めない限り共感できなくて。学園恋愛モノってすぐ相思相愛になるのに付き合わないし、ほとんどの場合キスするかしないかどまり。んなわけねーだろー!って突っ込んでしまうんですね。

対して本作は極めてリアルな「社内恋愛モノ」とでも呼ぶべき作品ですから、普通に相手の家に泊まったり行動の自由度も高いし、肉体関係があることも当然の前提として描かれる。そうなると結婚くらいしか目指すべきゴールがないわけです。それとて本人同士が決めればすぐにも入籍できてしまうわけですから、超えるべきハードルがない。だからハラハラ・ドキドキやもどかしさもあまりないし、そのアップダウンのなさを補うために若手社員の経験するであろう会社ネタを入れてくるんですが、あくまでオマケなので盛り上がらず。

だからラブコメは判を押したように舞台が高校なんですね。制約やルールがあるからゲームは面白いのであって、将棋を飛車&角だけでやっても面白くない。社会人でやることやっちゃうと、もはやエロゲーとかエロ漫画になっちゃうってことが今回よくわかりました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

好きにすればよろしい。婚前交渉は死刑になる位の世界じゃなきゃ、成立しない物語ですね。

 5話まで観ました。2025.02.05

 いや〜想像以上に社会人恋愛ものはつまらないですねぇ…。

 こんなのアニメ化する位なら、フランス書院文庫でも片っ端からアニメ化した方が生産的ですなぁ…。

 今回も、2人で温泉旅行に行って、個室温泉に入って猿みたいにやりまくりました…。いやいや…好きにしろよと言う感想しかありません。視聴者舐めてんのか?

 後、社内恋愛だと、入社の時点でふるいにかけられているため、同じ位の出身階層同士がくっつくことになり、高校生よりもお互いの選択肢が狭く、意外なことも起こりません。

 男の方が田舎出身の野生児だとか、女の方が没落旧華族だとかの出身階層的なキャラの掘り下げも基本的に出来ないんですよね…。

 学生だと、付き合っていても、就職出来るのか?そもそも、このまま交際を継続出来るのかと言う緊張感がありますが、社会人同士だとそれもありません。

 だから、全て想定内なんですよね…。これから盛り上がるには、ライバルに寝取られるとか、社運をかけたプロジェクトが進行しているのに、妊娠してしまって女性側がキャリアに悩むとかですが、主人公カップルはそんなバリバリなキャリア思考でも、イケイケ外資みたいな会社でも無いので、このままのんべんだらりと物語が進行するんでしょうね…。

 次回結婚式で最終話でも全く問題無い位緊張感が無いので、もっとエロエロ、ドロドロのメロドラマ的僧侶枠にした方が、主婦層に人気が出そうですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

75.9 2 海外アニメでカップルなアニメランキング2位
ロボット・ドリームズ(アニメ映画)

2024年11月8日
★★★★☆ 4.0 (10)
23人が棚に入れました
第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた、サラ・バロンのグラフィックノベルが原作の長編アニメーション。1980年代のニューヨークを舞台に、一人ぼっちで暮らす犬とロボットの友情をセリフやナレーションなしで描く。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

寂寥(せきりょう)感を抱き続ける人生を語った深イイ作品

独り身の寂しさに苛まれるドッグが、
購入した友達ロボットと、“二人”で過ごす日々の悲喜交交などを描いた、
サラ・バロン氏作の同名グラフィック・ノベル(マンガ形式のビジュアルブック。劇場鑑賞後にKindleセールで購読)
のスペイン・フランス合作による長編アニメ映画化作品(102分)


【物語 4.0点】
原作は約200ページ。これを原作同様セリフ、ナレーションなしのアニメーション作品にしても30分程度。
長尺化に当たって、相当なアニオリシーン、設定が追加される。

追加要素を通じて、テーマとして掘り下げられたのが、
人が抱く寂しさへの向き合い方について。

よく青春アニメ何かで、仲間に囲まれている“カースト上位”の“リア充”
“陰キャ”の“ぼっち”が羨望し、奮起して出会いを勝ち取り“リア充”にランクアップ。
このかけがえのない絆は永遠さ。
というテンプレがあって、私も、この種の作風で好きなアニメも多々ありますが。
それは未来が永遠と思える元気な若人だから成立する筋書き。

本作は大人になった擬人化アニマル・ニューヨーカーのドッグのお話。
ドッグを始めとした“ぼっち”は、家族や仲間とつるんでいる“リア充”を見かけては、
自分は何て孤独で寂しい奴なんだと、こじらせがちですが。

現実には永遠の友情だの、愛だの、まずないでしょう。
パートナーと過ごして幸せそうなあの人だって、出会って始まった瞬間から、いつか別れて終わる日を迎える宿命を抱えて生きています。
誰かといたって、いつか関係が霧散するのではとの焦燥で心が休まることはない。
結局、人はどうあがいても孤独なのです。
そして、離別で味わう寂しさと言うのは、“ぼっち”が独り身の孤独に耐えている時の寂寥感とは比較にならない痛みを伴います。

それでも、人が新たな出会いを求めて、誰かと共に何かをして過ごす日々を求め続けることには意味がある。
全編通じて、キチンと苦みも織り込んだ人生訓として価値ある逸品だと思いました。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・BTeam Pictures(西)&Wild Bunch(仏)

シンプル。だが力強い。

作画、背景美術共に、あまりゴチャゴチャと描き込まず、塗りも簡素な2Dアニメ。
が、それだけに、訴えたい心情が明快に伝わって来る作風。

スペインの実写映画監督パブロ・ベルヘル氏は本作がアニメ映画監督初挑戦だったそうですが、
アニメーションへの情熱は本物。

監督の“十戒”なる決意表明がパンフレットに記載されていますが、
2つ目の「この作品では、アニメーションが持つ無限の物語表現の可能性を探求したい。
アニメーションはすべてが可能であり、形式的な制限が存在しない媒体である」
との文言が激烈。

セリフなしの物語を作画で表現せねばならない上、
{netabare} 故障してビーチに取り残された{/netabare} ロボットが見る、現実離れしている夢の映像の実現など、
高ハードルな映像表現が必須な本作でしたが、
映画愛、アニメ愛に燃える監督にとっては望む所だったのかもしれません。


原作がアメリカであり、キャラデザの見てくれから、
オーバーアクション、ギャグ重視なアメコミ風との事前の印象を抱いていましたが、
実際には、むしろ繊細な瞳の動きで心情を訴える、ジャパニメーション寄り。
因みに監督の奥さんは日本人で、本作でもミュージックエディターを務める原見 夕子氏。


監督も実写映画畑を歩んで来たとあってか、アングルへのこだわりも半端なかったです。
“被写体”を多彩な“カメラワーク”で捉えるだけならまだ良作レベル。
本作ではドッグとロボットの周りで活動する動物たちの視点に“カメラ”の焦点を移しつつ、
アングルを切り替える手法が多用され、作品に、賑やかさとリズムを生み出していて。
こういうカットを見る度、私は上手いな~と唸らされました。



【キャラ 4.0点】
原作では舞台はアメリカのどっかの街。
映画化に際して、1980年代の大都会NYに設定を具体化。

主人公・ドッグ。
冒頭アニオリとなった、ドッグが孤独を噛みしめるカットが秀逸で、一気に引き込まれます。
80年代。ひとりの夜など、数チャンネルしかないテレビに面白い番組なければ一瞬で詰むし、
{netabare} 対戦ゲームの元祖『ポン』のひとりプレイなど寂しさをこじらせる悪手で
しかないw{/netabare}
そこへ、寂しいあなた、友達ロボット要りませんか?とCM入れば、そりゃ飛び付きます。

と、同時に、私は、あの80年代世界に、もしインターネットがあったらとの恐怖?も抱きました。
今の世界ってネットの仮想空間が広大過ぎて、独りで、いくらでも時間溶かせてしまうのですよね。
ドッグはロボ購入の他にも、{netabare} 友達づくりのためのスキー場ツアーでアリクイ型“リア充”にマウント取られたり、
凧揚げにチャレンジしてダッグと知り合ったり。{/netabare}
“ぼっち”の中でもかなり行動派。
ですが、こうしたドッグのリアルで出会いを求める勇気も、
ネットSNS上で欠けた心を補完されてしまったら、かき消されて物語が始まらない。
登場しなかったネットの存在の大きさを逆に痛感させられた劇場鑑賞でもありました。


パートナーの友達ロボット。
技術的な原理へのツッコミなど意に介さず、人間の心を深く理解できるロボ設定。
だが立場は所詮、人権もないロボ玩具扱い。
例え{netabare} 廃品回収{/netabare} されようと文句は言えない立場。
序盤、{netabare} ドッグとは違う家庭の友達ロボが、ガキから雑に扱われる様{/netabare} を見て、
察してしまうロボットの表情が切なかったです。

が、それでも本質的にこのロボットの性根が善性なのが救いでした。
{netabare} 動けなくなったビーチの春、ボディに巣を作った鳥たちとの交流{/netabare} にはホッコリさせられました。


アニオリNY設定により、原作からキャラデザもスタイリッシュなニューヨーカーにバーッジョンアップ。
特に凧揚げのダッグは、ただのアヒルさんから、イカしたバイク乗りのダッグへと華麗にイメチェンw


【声優 4.0点】
セリフ無しで字幕版、吹替版の区別すらない。
こんなアニメに声優・基準点3.0ではなく4.0点付けるのは正気の沙汰では無いことは分かっていますが。

アニメ映画制作エピソードで、アフレコ素人の俳優・タレントが、
声だけで演技する難しさ、特に息遣いだけで感情を表す困難性を吐露しているのを、よく見かけます。

その観点から、本作のドッグたちの、
この息遣いなら、もはや言葉は要らないと思わせる演技。
私は率直に巧いと感心してしまったんですよね。


【音楽 4.5点】
劇伴担当はアルフォンソ・デ・ヴィラロンガ氏(西)

クールジャズを多用して80年代NYの喧騒を好演出。
地下鉄で、即興でドラマーがパフォーマンスを披露する様も、
如何にもといった感じで良き。

作品通じてメインフレーズとなったのが、
アース・ウィンド&ファイアーによる往年のR&Bのヒット曲「セプテンバー」(1978)
(私にとっては巨人・阿部 慎之助監督の現役時代の入場曲という印象も強いですがw)
ドッグとロボットの楽しい思い出を繋ぐ。
音楽の記憶は、時に言葉以上に心情を表す好例を示す。


オマージュ、ノスタルジーには懐疑的な見方をしがちな私。
ですがアニメ映画版『スーパーマリオ』や本作などを観ていると、
洋画が世界を再び一つにできる鍵は80年代にあるのでは?
と懐古をこじらせてしまいます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悲しい時〜!、絶賛されてる作品に普通にノレない時〜。

 絶賛されている作品なので見に行ったのですがノレねぇ…で終始しちゃいました。まず、主人公のドッグこと犬にノレねぇ…。正直こいつが中身空っぽな、とにかく誰でもいいから友達なり恋人なり欲しい病のキャラにしか見えなくてまず振り落とされてしまった。


 ロボットと別れてしまって〜の件は、私の大号泣アニメ「雨ふり小僧」的な展開になるかと思ったがそうもならず。そのうえロボットを助ける為に努力し続けるならともかく早々に諦めちゃって、遊んでたり彼女っぽい人を作ろうとしたりで、あまつさえ終盤の「アレ」な選択はねぇよなぁ〜と萎えました。


 別に主人公は公明正大な聖人であれ!なんて言いません。むしろ一般的な社会通念から外れてる駄目人間でも全然良いのです。しかし、一本筋の通った、今回なら大切なロボットの為に誠を見せる!って面で好きになれる点がないのは頂けない。


 次に構成。この作品は、序盤と終盤は非常に短く詰めてて中盤が長いのだがそこが面白くない…。そのうえ某漫画の神様が否定したやつをやっちゃってるのでよりノレないし話が動かない。それやっちゃうと真剣に見れなくなっちゃうよ!。


 あと、序盤を詰めすぎてるのが、ドッグの描写不足に繋がってしまったように思えた。他のキャラたちはちゃんと仕事した上での生活を生きてる感じなのに、こいつは何してるの?。そもそもどういうやつでなんで孤独なのか見えないから、ロボットと出会ってからの幸せのギャップがたってない。


 そして、ラスト。ああいう展開はまぁわかるけどもう色んな作品で見てきたような…。なにより、せっかくロボットと犬という設定にシンプルなアニメーションにすることでなんとでも捉えられる普遍性ある話が、あれだとカップル、それも同性のカップルのメタファーのように絞り込まれちゃった感じで普遍性を欠いてしまったような気がどうしてもしてしまった。心の友の話だったら別にあの選択はしなくても良かっただろうし。


 あと、個人的な見解ですが設定上が80年代だから仕方ない面もあるのですが、やたら友達とから恋人がいなきゃいやだ、孤独が怖い病の作品には正直私はあまり共感できません。それは夢中になれる「何か」を欠いている空っぽ人間が、周りの同調圧力に踊らされてるようにしか見えない。


 好きな「何か」でも、やるべき「何か」を持ってればそんなことしてる場合じゃない。そういう一人でも十分立てる人間が友や愛する人を自然な流れで持つようになるのは素晴らしいことだと思うが、一人じゃ立てない人が松葉杖代わりにそれらを必死に求めてるようなのはアカン。「絆」とか「人との繋がり」を単なるスローガンな綺麗事に堕してしまうか、心を打つメッセージにするかはその辺が大切。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Do you remember

セリフがない本作だけど、言葉を通わさなくてもコミュニケーションを取ることはできるんだよね…孤独ってやっぱり寂しいし、愛の形も多種多様。例え永遠じゃなくても、1人の出会いはこれからの暮らしにかけがえのないものを与えるんだよね…🥹 I remember youって話なんだよね…

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2
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