殺し屋アニメOVAランキング 5

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの殺し屋成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月21日の時点で一番の殺し屋アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

計測不能 1 殺し屋アニメランキング1位
聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ(Webアニメ)

2023年1月1日
★★★★☆ 3.2 (4)
23人が棚に入れました
小宇宙(コスモ)を燃やして、聖域(サンクチュアリ)を駆けろ! この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるという希望の闘士、聖闘士(セイント)。彼らは聖衣(クロス)と呼ばれる88の守護星座の防具をまとい、数百年に一度降誕する女神アテナを守るために集う。 神殺しの矢に射られた女神アテナに刻々と死が忍び寄る。 その矢を引き抜けるのは聖域(サンクチュアリ)の頂上に鎮座する教皇ただ一人。女神アテナを救うため、星矢たち5人の青銅聖闘士(ブロンズセイント)は十二の宮を12時間以内に突破し、聖域の頂上、教皇の間を目指す。 しかし十二宮はそれぞれ究極の黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちによって護られ、星矢たちの行く手を阻む。聖域の火時計が沙織に残された時を刻む中、星矢たち青銅聖闘士は、はかり知れない強大な敵と闘いを繰り広げ、聖域を覆う不穏な闇に迫っていく。

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ポリゴン星矢の第2期(追記)

1期は原作を借りつつ終盤はオリジナルストーリーでしたが、2期ではわりと十二宮編に準拠して作られています。と言っても尺合わせのために、スターヒルでの試練とか骸骨聖闘士(原作でムウの館の前に出てきたやつ)とかオリジナルを混ぜていますが、まあ悪くないです。
というか原作が面白いのでやっぱりアニメ化されても面白いです。この頃の車田正美は神掛かっていました。
何度も敵の攻撃を喰らいながら、対策を編み出していく面白さよ。もしアルデバランの登場が冥界編だったとしたら、
牛「グレートホーン!」
星「うわあ〜」
牛「グレートホーン!」
星「聖闘士に同じ技は通用しない!流星拳!」
牛「ぐわあぁ〜」
というつまらない展開になってたはず。
ちなみに脚本が外人さんなので、居合い云々は丸々カットでした。
あと超異次元対決の処女宮編は、日本人の仏教感を共有しない外人さんにはワケワカメだったのでは?天舞宝輪の曼荼羅がスコンスコンと出てくるところはカッコ良かったです。ただ一輝がボカンと自爆したあと、空から黄金聖衣が降ってきて勝手に組み立てられる余韻が欲しかったです。あと、フェニックスの聖衣だけじゃなく一輝自身も灰から生き返ったのは笑えました。もはや人間じゃねえ。
瞬が女体化したのでジュネは出てこないかと思いましたが、以外にもアニオリの出番がたっぷり与えられてます。ジュネってこんなオキャンな娘だったかな?
ちょっとだけ期待してた瞬の温めシーンはエロくなかったです。旧TV版でももうちょっとエロかったような?♂×♂ですが。
あと原作に合わせてカシオスが無理やり再登場します。死んだはずだよカシオスさん。まあすぐ死にます。
オープニングとエンディングは1期と同じです。オープニングについては以前書いたのでエンディングについて。ありがちなパワーバラードで英語歌詞の内容も分かりませんが、なぜか気に入りました。
2期はスコーピオンのミロの登場まで。ミロvs氷河とカミュvs氷河の掛け合いは聖闘士星矢屈指の見せ場です。3期が楽しみです。

追記(2025/1/17)
十二宮編の後半を視聴したので追記します。
いや~、やっぱり十二宮編は熱くて面白いです。
ミロ戦は多少物足りなさを感じましたが、カミュ戦、そして原作ではそれほど盛り上がらなかったアフロディーテ戦が良かったです。瞬を女の子に改変したのも結構アリかな?と思ってしまいました。
ストーリーは原作をなぞっていますが、オリキャラが出てきたり、もう一度デスマスクが出てきたり、邪武たち2軍ブロンズ達が、割愛されてたシルバー聖闘士と戦うというオリジナル展開もあります。原作では不遇だったシルバー聖闘士、まあ本作でも扱いは良くはないですが、殺し屋ではなく部活の先輩後輩みたいな感じが微笑ましく思いました。
オリジナル展開がいいアクセントになっているのですが、アテナの予言のくだりはあんまりいい出来ではなかったと思います。謎の予言者は途中からフェードアウトしてしまうし、偽教皇を倒してバンザイバンザイって、おいおい預言では隕石落ちてきて地球が滅ぶんじゃないの?アテナがどうとか言ってる場合ではないのでは。
車田正美と言えば熱くカッコイイ台詞が持ち味なんですが、原作台詞を英訳→和訳しているためか、一語一句同じでないのが少し物足りないでしょうか。まあ旧アニメでも結構改変されていましたが。
CGも綺麗だし声優陣もいい感じのはまり具合なので、このままポセイドン編も製作してくれないでしょうか。世間ではあまり評判が良くないかもしれませんが、私はポセイドン編も大好きです。あとできればアニオリのアスガルド編もお願いします。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ネヴァーエンディング・ディスティニー

聖闘士星矢十二宮編のグローバルリメイク。
ネトフリアマプラ落ち。しかし12話ブツ切り未完。続きはよ。

ネトフリなのに中抜きせず真面目に作る老舗の東映。さすがです。
企画担当はリアタイ勢のアラフィフか。原作昭和だよ。

物語・原作準拠、つまりガバガバ
作画・聖衣の質感が極上、カッコ良さに痺れろ
声優・露骨にダメな奴がいるがメインは悪くない
音楽・ペガサスディスティニー
キャラ・原作ファンもニッコリ

作品で一番美味しいとこなので初見にもいいのかもしれない。多分fateの原型っぽいので未見の方は試す価値はある…のかな…。カッコいいキャラが対峙しては散々イキリ倒す見栄切り合戦がお腹いっぱい楽しめます。十二宮編って要するにボスラッシュなので見どころ満載。

KotZ1と2はアニオリ満載だが今作は流石に原作準拠。原作登場数コマの女聖闘士ジュネもサブに据えてコミカル描写も増加。当時こそ革命的であったものの今の感覚で見ればガバガバご都合トンデモ茶番劇の極み。敵キャラ全員に「やったか?→やってない」を毎回律儀に繰り返す。これが車田作品の様式美でもあるのだが。

日本やギリシャなどリアル地名は使うが中途半端な現実要素は一切無いので展開自体に「え?なんで?」とならないのがトンデモファンタジーのいいところ。全てをコスモで解決します。そうなんだからそうなんです。辻褄とか整合性とか最初から無視出来るのでストレスフリー。複数の勢力の多数の登場人物が世界各地に点在しているにもかかわらず全ての最新情報が視聴者とキャラ全員に瞬時に共有されます。聖闘士なら当然。誤解も齟齬も解釈違いもなく場面が変わってもまた説明してくれる優しさ。初見勢でも今は誰が何をやっているのかわからなくて置いてきぼりを喰らうことはない少年誌らしい親切設計。

もともとは当時流行ったガンプラの代わりに玩具を売るための企画でもある。なので聖衣というコスチュームはフィギュアやプラモなどの立体化を念頭においたプロダクトデザインになっており、それをCGアニメに起こすとなるとそれはもう極上にアニメ映えする事この上ない。いやまあ姿勢によって伸びたり縮んだりはしますよ。だって聖衣ですから。

残念なのはせっかく男の娘の先駆者でもある瞬をわざわざ女性化したのに全く可愛くないのはどういうことなのか。グローバルポリコレパワーの圧力に屈したのだろうか。ここは是が非でも日本の意地を見せて欲しかったところ。あとやっぱり日本製のCGはテクスチャの質感は素晴らしいけどモーションが惜しいというか微妙。攻殻よりは全然良かったけど。毎回の振り返りは東映の拘りなんだろうけど配信ではウザい。

黄金聖衣がカッコいい。それだけですそれでいいのです最高です。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

67.2 2 殺し屋アニメランキング2位
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(OVA)

1996年8月2日
★★★★☆ 3.7 (81)
485人が棚に入れました
「ベイビィ、これがトワイライトと言われるダイヤだ…」そう言ってヨーロッパ暗黒街の全てを知る老首領ドルーネは、ルパン三世に1つの大きなピンク・ダイヤを手渡した。変則的なカッティングが施されたそのダイヤは、ドルーネによるとモロッコのある民族の隠し財宝の鍵になっているということをルパンに告げる。早速モロッコに向かったルパンであったが、モロッコに向かう列車の車中で、銭形警部が仕掛けた「ルパン逮捕作戦」にハメられてしまい警官隊に取り囲まれてしまう。だがそこへ、特殊暗殺工作部隊を率いて忍者傭兵の貞千代が乗り込んできて、列車内は大混乱に陥る。

声優・キャラクター
栗田貫一、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、森山周一郎、久川綾、野沢那智、菅生隆之、藤本譲、峰恵研

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

栗田貫一さんの本領発揮

モロッコで財宝を探したり民族紛争に巻き込まれるストーリー。
個人的にはルパン作品の中でもベスト3に入ります。
神秘的な砂漠や伝統を感じる民族集落のあるモロッコという舞台がとても良いチョイスでした。
そしてなによりゲストヒロインがすごく可愛い。
またルパンが誰もが知っている有名人のモノマネしたのも、声優「栗田貫一さん」ならではの演出で良い遊び心でした。
無駄なお色気シーンは要りませんでしたが・・・。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

超個人的、カリ城に次ぐルパン三世アニメーションの決定版。砂漠ロードムービー描写が最高

超個人的見解だとは思いますが、カリ城に次ぐ最高傑作。作中の随所に、「外国を旅しているんだな」と思えるような描写がふんだんにあって、冒険心を揺さぶられます。本当に今更かというレベルの古い作品ではありますが、ルパン三世のアニメ像の決定版として、ファンとして、高評価はしておかなければいけないでしょう。ここからルパン三世街道をひた歩んできましたが、やはりルパンスペシャルは面白いですね。ラストの部分も素晴らしかった。そういえば、最近こんな異国情緒溢れるロードムービーアニメを見てないな。やっぱり、旅というものはいつになっても憧れてしまいますね。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 1

65.4 3 殺し屋アニメランキング3位
ルパン三世 1$[ワンダラー]マネーウォーズ(OVA)

2000年7月28日
★★★★☆ 3.7 (76)
434人が棚に入れました
1カラットもない安物の指輪、マルケスの記念指輪がニューヨークのオークション会場に出品された。呆れ返る衆人をよそに、一人の紳士が百万ドルの値を付けるが、1$差でバンク・オブ・ワールド頭取のシンシアに競り負けてしまう。 そこへ銭形警部が現れた。 シンシアと競り合っていた紳士の正体はルパンだったのだ。 ルパンは指輪を奪い逃走しようとするが、シンシアの部下ナビコフに奪われてしまう。指輪には、持っているだけで世界の王になれるというブローチの所在を示す秘密が隠されていて、シンシアもそのブローチを狙っていたのだ。 ルパンと次元は、宗教にのめり込む五ェ門と共にバンク・オブ・ワールドに忍び込んだ。

酒と肴と頭痛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

スコッチ党の次元がマンハッタンを。

次元がウイスキーを好むという設定はシリーズ共通と思いますが、どんなウイスキーを好むのか、スコッチだったり、バーボンだったり、話によって変更されていると思います。

この長編では、スコッチ党ということになっています。話の中で大きな清算をしにいく直前に、次元はルパンが待っているバーに入って、ドライマンハッタンを注文します。本来スコッチ党の彼がそうしたのは、感傷気味だったからでしょう。女に優しい次元ですから、清算後、ルパン一味が勝利した所で、救われない女が一人いるのは、彼が感傷的になる理由の一つではないかと感じました。

そして、他の女が一人、成功の道を歩んでいくことになるのですが、同じ大都市の中では上記の救われない女もおり、その対比が、あえてスコッチ党の次元がバーボンを使うマンハッタン(摩天楼)を欲した心境に重なるようで、通常のマンハッタンよりシャープで苦味のあるオリーブを添えた一杯が、この長編をより味わいのある物にしていると思いました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

Moji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

TVスペシャル第12弾(2000)

「世界の王」になれるという曰く付きの「幸運のブローチ」の鍵を握る安物の指輪。
今回は、盗みをせずにオークションでその指輪をGetするはずだったが、1$と時間差で競り落とされてしまった。
まずはその指輪をめぐって、スバル360でのカーチェイスはもちろん、次元が愛用のM19を落としたり、しっかりと金庫破りもあり、ルパンが死んだり・・・。
幸運のブローチの謎解き、頭取の女社長とのコンゲームもありと、けっこう盛り沢山の内容である。
ルパンが幸運のブローチを狙う理由を「見てみたいだけさ」といってますが、それだけのはずはないよね。
地下駐車場で襲われるシーンでSSKが撃たれ、「オッ!」と思ったらその影からスバル360。イイ演出でした。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

敵でありヒロイン

今回はまさかの敵のボスがヒロインという、今までの作品にはない敵としての魅力やドキドキが楽しめました。
とルパン映画のOPは、ルパンのテーマに合わせてのカーアクションですよねを再確認させてくれるカッコいいOPで始まります。

主要キャラの評価
ルパン・・・大人でカッコいいルパンです。やっぱりルパンはカッコよくないと

次元、五右衛門、不二子、銭形・・・ちゃんとみんなカッコいいです。

敵キャラ、ヒロイン・・・今までにないタイプで非常に魅力を感じました。

タイトル通り1$を効果的に使った演出が、何度も出ており特に最後のシーンは最高にクールでカッコいいです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

59.0 4 殺し屋アニメランキング4位
Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-(OVA)

2004年11月26日
★★★★☆ 3.2 (47)
365人が棚に入れました
 原作はそのハードボイルドな世界観で人気を博した18禁ゲーム。観光のためアメリカに訪れていた少年・吾妻玲二は、ひょんなことから秘めた資質を見出され秘密結社インフェルノに拉致される。彼はそこで一切の記憶を消去され、アインという無機質な少女の手で一流の暗殺者となるための訓練を受けることに……。派手なガンアクションと、数奇な運命に翻弄される主人公たちの過酷なドラマに注目だ。監督は後に『School Days』を手掛ける元永慶太郎で、物語は全3巻にて完結。

愛花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

2009年のPhantom 〜Requiem for the Phantom〜を見るべき!

古い作品だからか作画が全然好きじゃなかった(>_<)
後発のPhantom 〜Requiem for the Phantom〜の整った作画を見てるから余計受け入れないのかもですが…

3話あるうち1話だけ見ましたが、ストーリーが若干違うだけでおそらく大筋は同じですし、Phantom 〜Requiem for the Phantom〜を見れば十分(?)だと思います…

そちらの方が細かく描写されていますし、主人公たちの心理描写も素晴らしいですしね(^_^)

Phantom 〜Requiem for the Phantom〜の方はかなりオススメですので是非見てください(*σ´ω`*)σ

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なんともいいがたい

ガンアクション

感情だけ?のこり記憶を消された主人公と何もかもほぼ消されたヒロインの物語。多少流しぎみにみたのでいいきれないですw


観終わった後、テレビ版を1話だけみましたが、こういうアニメですよ~っといったかんじの序盤だけ?ってかんじなのでしょうか。3話だけでも内容は悪くはなかったです。ちょっとつかみ所がないかんじ、設定はわかるがちょっとはぶいてるのかなと思われます。

テレビ版の前に観ても観なくてもいけそうなかんじはしますw

とりあえず、古いせいなのかわかりませんが、顔面の寸法がきてましたねwww

ひかれるものはある、悪くはない、といったかんじでしたw

投稿 : 2025/04/19
♥ : 1

65.1 5 殺し屋アニメランキング5位
ガンスミスキャッツ [GunSmith Cats](OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.6 (20)
91人が棚に入れました
愛銃Cz75で戦う賞金稼ぎのラリー・ビンセント、ボム・フリークスのミニー・メイたちを描いた同名の園田健一原作コミックのOVA作品。ストーリーはオリジナルで、運び屋ビーンのコンビを組みやっかいなトラブルに立ち向かい、原作の硝煙臭いストーリーをそのままにシカゴを舞台にガンアクションが展開される。もちろん、コミック同様の銃の運用に対する徹底したリアリティも見逃せない。また本作に登場するパーシー警部は、2004年より続編としてコミック連載がスタートした「GUNSMITH CATS BURST」で登場し、OVA版のリボーンと思われる展開が話題を呼んだ。

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

スウィーパーじゃないんだよねコレが・w・

原作にはないオリジナルエピソードで
このアニメは、ほぼファン向けに作られていると
言っても過言ではないかもしれません。
原作を知らずに見ると、間柄やラリー達の職業が
バウンティーハンターだって事もわからないと思います。
やってる事は、スウィーパーですがね・・・=w=
なにはともあれ!銃火器の精密な描写!そしてなにより、
マニアなら喉から手が出るほど欲しいと思う
67年製シェルビーコブラGT500!くぅ~っ・・・たまりません!!
マニア心をくすぐられる!Σd(゚∀゚d)イカス!
走行可能な現物なら1億6千万・・・下手すりゃ2億はいくだろうなww
まぁドノーマルで355馬力のV8エンジンなんて化物、
日本で走らせるにゃ酷ってもんだけどね・・・
 
ちなみに、アメリカではバウンティーハンターという職業は実在します。
96年に起きた事件以後、バウンティーハンターに対する法改正が行なわれ
今では、そんなバンバン銃は撃てないし殺しもNGになってますが
ちゃんとしたライセンスを必要とする職業なのです・w・b
元刑事とか元軍人って人がほとんどですがw

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

昔は珍しい女性バディものガンアクション。作画・演出が高水準です。

 さて、女性バディものというのは00年以前にはかなり少なく、すぐ思いつくのが本作とダーティーペアくらいでしょうか。アニメだとこの数年後にNOIRノアールが出てきます。本作自体は今ではかなりマイナーな作品にはなると思います。

 昔は感情移入する相手先が同性だったので、この手の「(少し)大きなお友達」向けのコンテンツでは女性主役は少なかった気がしますが「リコリコ」が出ている今、かえって違和感がないのかもしれません。まあ要するに「リコリコ」からの連想で女性バディもののレビューです。

 OVAということで手書きアニメの丁寧な作画を楽しみたい人には一見の価値があります。
 キャラは下着シーン満載ですが、生々しいデザインではないのであまり気になりません。残念なことに2作目、3作目と作画の丁寧さが失われていく感じです。アニメ技術・絵柄の美しさを観賞するなら1作目がダントツに優れています。
 2作目は良いと思いますし、3作目も決して悪くはないですけど、この時代のまだ作画が丁寧だったころのアニメ作品としては特筆するほどではないという感じです。
 ですので、作画の点数は低めです。1作目だけなら文句なく5点満点です。

 本編については、ストーリーは映画的テイストですがありきたりです。ただ、アクションアニメのベースとしては90分弱に程よい刺激でまとめられていました。テーマ性の薄い娯楽作品として見る分には、そこそこ面白いと思います。

 またアニメとして演出や作画に見るべきところが多く、カーアクション、ガンアクション、情報活動、日常のそこここに工夫があり、アニメ映像として楽しめました。
 00年以降に登場する少女ガンアクションものと比較しても遜色ないし、この作品の1作目の丁寧さはかなりの水準だと思います。

 多分アメリカが舞台ですが、非常にアメリカ的雰囲気も出ていました。黒人、白人のヒロインですがやっぱり顔と髪型は日本人でした。
 キャラデザは椎名高志(ゴーストスイーパー美神)とか昔のガイナックスというかそんな感じの80~90年代のエヴァ以前のオタク絵の雰囲気です。
 キャラの性格造形はヒロイン2名とも内面は見えませんが、この手の娯楽作品としては必要十分だと思います。キャラ付けはちゃんとできていました。本来はマンガ原作だったそうでバックグラウンドが分かってくると、違う見方になるかもしれません。

 サブスクではもうないのかもしれませんが、機会があって視聴しました。手書きOVAの味わいを楽しめました。

 追記 やっぱり2作目のカーアクション、ガンアクションはすごかったので作画評価あげます。あと、もう1回みたら思ってたより面白かったです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細部描写がしっかりしたポップな女版「シティーハンター」?。

 とにかく銃周りや車などの細部の積み重ねが世界に魅力をあたえている作品。こういう作品は、話がどうとかテーマがどうとかな大袈裟なもんじゃなく、ありきたりな話をどうセンス良く語るかに尽きる。ベタ気味だが可愛いキャラも良い。昔でまだ萌えとか言われる前の作品の温かみがあって漫画漫画してる良さがあるキャラデザは好き。


 ガンアクションもカーチェイスも一見ド派手だけど、下手な人がやるとアニメでも実写でも冗長で平板になってしまう。その点、本作は基本的なアニメーション技術の確かさがしっかり出ていてグッド。あと、昔の作品は声優さんも充実してる。「リコリコ」もこういう女版「シティーハンター」みたいな話ならまだ良かったのに…。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
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