れんげ さんの感想・評価
3.8
それでも私は、あえて『ガガントス』を推したい。
2014年4月放送。
全12話。
【前置き】
本編である[ソウルイーター]は、原作もアニメも見ていました。
ただ、その外伝である本作に関しては、原作単行本に第1話が丸々載っていたのを見ただけだったので、今回のアニメ化は嬉しかったですね。
人気作品を別の視点から見れる外伝的内容は、無粋とも取られますが、私的には素直に嬉しいです。
ただ本作に関しては、本編には無いちょおっと百合っぽい感じがあって、正直なところ、ちょっぴり『ガガントス』だったのですけど。
【あらすじ】
舞台は、死神武器職人専門学校、通称「死武専」。
自らの身体を特定の武器へと変身出来る才能を持った人間が多く集まるこの死武専では、その「武器」と、それを操る「職人」を育成することを目的としています。
ひょんなことから、自らを武器に出来る才能に目覚めた主人公「春鳥(はるどり) つぐみ」は、死武専に入学。
おっとりポワポワな「多々音(たたね) めめ」と、庶民に憧れるお嬢様「アーニャ・ヘプバーン」という職人と出会い、どちらかをパートナーに選ぶことになるのですが……。。。
【論じてみる】
ネタバレレビューを読む
【『ガガントス』は、何故流行らなかったのか】
ネタバレレビューを読む
【総評】
雰囲気は多少百合っぽいですが、人気作の外伝として、一定の水準で楽しませてくれた作品でした。
後、昨今のアニメは原作が終わっていないことが多い故に、2期を期待させるような形で中途半端に終わる作品が非常に多い中、本作は1クールでしっかり最後までまとめられている点も評価したいです。
見終わったという感覚がしっかり味わえるので、総じて見た甲斐があったとも思わせてくれました。
「ガガントス」というフレーズは残念ながら流行ることは無かったようですが、そういう点も含めて、なんだか可愛く思えてきちゃう作品でした。
キャラクターは文句無く可愛いかったので、未視聴の方は、良曲のオープニング「monochrome」(Dancing Dolls)を見て、合いそうか判断してみるのはいかがでしょうか。
ではでは、読んでいいただきありがとうございました。
◆一番好きなキャラクター◆
『アーニャ・ヘプバーン』声 - 早見沙織さん
◇一番可愛いキャラクター◇
『多々音 めめ』声 - 悠木碧さん
以降は、本当にどーでもいい私の「低俗」な駄文なので〆ます。
ネタバレレビューを読む