2020年度の横浜TVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2020年度の横浜成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番の2020年度の横浜TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.0 1 2020年度の横浜アニメランキング1位
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (756)
3359人が棚に入れました
過去のトラウマと、独自のひねくれた思考回路によって「ぼっち生活」を謳歌しているように見える比企谷八幡は、ひょんなことから生活指導担当教師、平塚 静に連れられ「奉仕部」に入部する。同じ部に所属する息を呑むほどの完璧美少女・雪ノ下雪乃や、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣とともに、クラスメイトの人間関係の問題の解決から生徒会の手伝いに至るまで、数々の案件をこなす毎日をすごしていた。季節は移ろい、春。雪乃から最後の依頼を受けた八幡と結衣。3月の卒業式を控えた中、いろはからブロムの協力を求められ…。― 本物を求めた八幡は3人の関係を変えていく。果たしてこの先、彼の高校生活はどんな結末を迎えるのか!?

声優・キャラクター
江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、柚木涼香、中原麻衣、井上麻里奈、ささきのぞみ、小清水亜美、堀井茶渡
ネタバレ

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

比企谷君、本物は見つかったかな?+裏バージョンレビュー

1期、2期のレビューを更新するうち、3期には裏バージョン(ネタバレ本音バージョン)のレビューが必要と思い。加筆、評価替えしました。
見ていない方は絶対開かないでください。

ここから裏バージョンレビュー
ネタバレレビューを読む
”裏”終わり、表バージョンレビュー開始

随分と、時間差で見てしまいました。1期、2期が中々に心に残り、3期は少し嫌な予感というか、2期の感想でも書いたのだけど、完結編は、ただのラブコメかもと思ったと言うのもあります。

結論から言うと、3期はただのラブコメではなく、”表題通り”のエンドロールのような、でもこの物語の主題に忠実なラブストーリーでしたね。悪い意味ではなく。

「本物が欲しい」と告白した主人公。1期、2期にわたる逆説的主人公の動機と行動という伏線があるからこそ、観衆の心に響きます。別に高校生だからでもなく、どの年齢でも、その”本物とは?”と言う問いは人生において、様々な場面で引きずり続けるから。

この完結編では、一気に登場人物たちの恋愛関係に焦点が移ります。ただ二人、この”本物”というものに強く引っかかる、主人公とヒロインたちの中の一人を除いて。

既にオジサン真っ只中の私も、少しの家族のことを考えました。物語中「共依存」というキーワードが出てきます。この共依存、Wikiによると。「アルコール依存症患者とその面倒を見る近親者との、相手がいなければ生きてゆけない、自分が必要とされている事の証、アルコール中毒という病でさえ、その状況を作り出してくれた必要なこと」と言った良くない事として説明されます。例えがアルコール依存症を題材にしているのでこうなるのですが、そうでは無いポジティブな事柄だったらどうでしょう?「共依存」と「恋愛、家族、夫婦、深い友人の間の関係」との違いは実は曖昧です。実際、Wikiでも精神的な病とは述べておらず、そう言う言葉・状況があると、それだけです。自分と家族の関係も「共依存」と呼べばそうだが、そんなに悪いものかねと、自問自答した次第です。(まあ、このワードも逆説的な引っ掛けではあるんですが)

主人公とヒロインの一人は「本物」と言うことを劇中、最も純粋に捉えようとします。なので、「共依存」という言葉にも強く反応してしまう。本物であるためには共依存から脱しなければならないと。

主人公が頬を自分で引っ叩くシーンがあります。そこで彼は、自分の本物の感情を吐露します。この感情は共依存といった”ラベル”を付けて納得する事じゃないと。(このきっかけを作ったのが、劇中、他のキャラから投げかけられた共依存という言葉なのですが。逆説的だな、これがまた。)

「言葉では伝わらない、言葉にしても伝わらない」と言う言葉が劇中頻出するのですが、一方、言葉は人の意識を支配する道具でもあります。「共依存」と言う”ラベル”を貼れば、そして最もらしい傍証が揃っていれば、本当はそうでなくても「共依存」であると信じてしまいます。知識と知恵があるからこその誤解です。今回は、こうした誤解を逆に活用、「ラベルを剥がす」という行為により主人公を一皮むけさせます。彼らしくない、言葉を尽くして、自分の感情を語らせる原動力とします。

さあ、ラベルをはがした主人公は、ヒロインの一人に向き合います。

実は、その前の回のシーンに、ヒロインは、主人公に図らずも接触してしまいます。その時、言葉ではこれまで通り、「関係を終わりにしよう」と言おうとするのですが、(実際は具体的なことは言ってなくて、「だから・・・」と止めている。両義的に取れるのですが。これまた面倒くさいですが脚本と演出の妙技でもあります。)実際のところ、彼女は、行動と表情で「本心=本物」を表してしまうシーン(作画、妙に気合入ってました。まさに両義的な顔をしてました。)があり、主人公は、多分、表情や行動で本心を分かっていて、それでも、その時は優しく拒絶します(この演出も中々!)。これまた、純粋に本物を追求し、ロジカルモンスターならではの反応(共依存を断ち切ることが、彼女のためである。自分は実のところ納得していなくても)で、非常に興味深いシーンです。

さて、ラベルを剥がした主人公のターンです。今度は、主人公がそのヒロインがやったシーンを上書き(これまた憎い演出です)します。しかし、今度はちゃんと言葉にして。でも「共依存」というラベルワードではなく、彼らしい、不器用で、何故かロジカルな言葉を尽くして(都合5分に及ぶ告白シーン)。ヒロインはちゃんと、ラベルワード(共依存ではないですよ。お互い共依存と言う呪縛を解いたからこそ効果を発揮する別のラベルワードです)を言ってと頼むのですが、本質追求&ロジカルモンスターの彼は言いません、いや、言えませんでした。彼には、このラベルワードを使うことに強い抵抗があります。自分の想いはラベルワードでは語れないと。まあ、ここはヒロインが折れるのですが、ヒロインはヒロインで負けず劣らずのパワフルな言葉で返します。

表題通りのエンドロールと申しましたが、物語はその主題に忠実です。主人公の彼らしい、とても誠意を尽くした告白でした。いやはや、自分(私のことです)の時はここまで言葉を尽くしたかな?主人公に負けず劣らずめんどくさい性格と自負していたのですが、反省しきりでした。でも、この物語らしい、「本物の告白」でした。

ネタバレレビューを読む

世の中がコロナですさんだ感じになっている今、ハッピーエンドの物語は良いもんです。

最終話のヒロインのその一人の”破壊力”が凄まじく、もう既にOver50ですが、かなり心と自らの切ない記憶を揺さぶられました(笑い)。思わず、再視聴。少し加筆し、評点を上げた次第です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

完結に、感謝。

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
累計部数1000万部を超えるラノベが原作のアニメ。これだけラノベが売れてるっとことは、キャラクターやストーリー、言葉選びが素晴らしいということ。

アニメは、制作会社の変更などありましたが、足かけ7年、全37話を費やしての完結。個人の好き嫌いは当然あるでしょうが、まず、スタートから最後までこれだけきちんと描かれる幸せな作品自体が珍しく、それだけ多くの人に愛されたとは言えるでしょう。

やっぱり、物語は完結まで観るとスッキリするね。1期、2期と観なければ全くついていけない3期です。連続の視聴がオススメ。

個人的には、かなり好きな作品です。本作が、他作品と少し違う部分を、そして、「本物」についての私感をレビューに書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 43
ネタバレ

食前酒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

本格ラブコメ完結しました

【第十二話】(総評も含みます)
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【第一話】
冒頭2期の続きからスタート。ヒロイン二人の髪の毛先、指かなり動いてたように見えました。ただ、Bパートの流れは個人的には置いてけぼり感があった気がします。おそらくアニメの中で2期からの話のつながりを意識したんでしょうがあの流れは2話.3話で感覚を取り戻してからでも遅くなかったのではと思いました。
【第二話】
Aパートでは陽乃、Bパートはいろはが登場。続々ヒロインが出てきて、今回の感じだとまたいろはが騒動の発端を持ってくるみたいですね。うわさのOP謎ダンスもなんとなくつながりました。俺ガイル見てるなーって感じがしてきて面白かったです。
【第三話】
プロムのPV撮影兼練習回。ゆきのん男装似合いすぎ、結衣、いろはも可愛さの見せ方がうまい。話も割とライトな笑いが多く、二期のおっもい空気感はここまでほとんどない。そして二期から登場していたいろははこれまで比企谷に対して明確な意思表明をしていないが(アニメ勢の見解)、このプロムを通じて何か企んでいますね。いろはどう仕掛けるか、そして三期一話からちらちら出ている川何とかさんの心中は。それぞれに対する比企谷のアンサーも楽しみです。
【第四話】
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【第五話】
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【第六話】
結衣が負けヒロインにならない世界戦の話が見たくなりました。
【第七話】
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【第八話】
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【第九話】
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【第十話】
いろはすがあざとかったところと比企谷とゆきのんがインカムで会話してるところは面白かった。Bパートの陽乃は相変わらずヒステリックなこと話してて全く分からなかったけどゆきのんも一皮剥けたようで良かったと思いました。
【第十一話】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

64.3 2 2020年度の横浜アニメランキング2位
ヒプノシスマイク Division Rap Battle Rhyme Anima(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (100)
341人が棚に入れました
西暦××××年。第三次世界大戦により世界は人口の3分の1を失った。人類滅亡を危惧した権力者たちは武力ではなくディベートによる戦争回避を目指した。――しかし愚かな男たちは武器による争いを止めることはなかった。そして西暦最後の年――……。既存の世界は女性の手により終わりを迎える。H歴。武力による戦争は根絶された。争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。その名も「ヒプノシスマイク」。このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。H歴3年。人々はラップを使い優劣を決する。男性は中王区以外のイケブクロ・ディビジョンヨコハマ・ディビジョンシブヤ・ディビジョンシンジュク・ディビジョン等の区画で生活することになる。各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたディビジョンバトルが始まる。

声優・キャラクター
木村昴、石谷春貴、天﨑滉平、浅沼晋太郎、駒田航、神尾晋一郎、白井悠介、斉藤壮馬、速水奨、木島隆一、伊東健人、小林ゆう、たかはし智秋

砂粒と嵐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ストーリー付きMV

マジで世界観が謎!こういう作品に対してそこを突くのは野暮なんだろうけど、ストーリーはともかく世界観についてはキャラ設定と不可分なので大事なはずだし、ちゃんと考える。
中央区の女たちが、明らかに男のやり方で世界を独裁支配しようとしていて誤解を生みそうなフィクションだなーと。「愚かな男たち」とか言わせてて明らかに悪女(魔女)の描写だったけど、男体消費が主目的であれば、視聴者の女たち、そういうの気にならないんか?
「女尊男卑」幻想みたいでキツかった。


「マイクで殴り合いをする」という発想そのものは作り手も受け手もギャグであるとわかったうえでやってるはずなので遠慮なく笑わせてもらった。
「言葉が力を持つ時代」というキャッチコピーはなんとなくかっこよく聞こえる。
テロリストが爆弾みたいにマイクを大量に腰に巻き付けてるとこでは流石に大爆笑した。

瞳の色が上下で2色使われているし、とにかく絵柄は華やか。
劇版もわりとうるさくて、あの「日常パート」で流れるBGMもかなり濃い音楽で耳に残る。

池袋はウエストゲートパークの世界観だろう、横浜はギャングのイメージ、渋谷はすることがないからって渋ハロネタみたいなストーリーやってて、割とどれも安直。
街への憧憬というのは強いから、街の色とキャラ設定のリンクみたいな発想はわりと好き。
渋谷とか池袋とか「知ってるこの風景」というのがあって楽しい。

飴村は白井でしかなくて、ものすごいうざいけど癖になる声。
斉藤壮馬は逆オファーで幻太郎になったらしい、みたいな話をどこかで読んだ。最初はもっとロリ系の役がきていたらしいけど何役だったのかな?飴村?

山田兄弟の長男への変な崇拝も、横浜の任侠的な世界観も、新宿の二等辺三角形みたいなパワーバランスもちょっと気持ち悪くてソワソワするので「ポッセ」である渋谷が好き。声優が全部わかるのが渋谷しかないから、というのもあるけど。

あの絵から木村昴の声が出ているというのが、どこまで見進めても慣れなかった。イケメンボイスじゃないとこが、いいですよね。
それにしても、さまときさんみたいな男を好きな女の心理、ほんと理解できないなー。

アニメではかなり独歩がフィーチャーされているように感じたが、どう考えても脇役のキャラ付けなのにこの不便萌えの感じ、ぜったい人気ある、、、と思って調べたら一番人気だったので度肝抜かれた。一番人気じゃあダメなんだよ!ああいうのって「イケメンでもないしモテないけど修学旅行の夜に好きな人をみんなで発表したら意外とめっちゃ名前あがる」のタイプだし、アイドルみたいな華はないけど自分が彼氏とか推しとして選ぶなら安パイをいくみたいな心理から推された結果意外と人気投票でいい線まで行く、みたいなタイプなんだから、、、
中盤からはあまりにも独歩が主人公ムーブをかますので、いやいやさすがに違うだろ、という気持ちしかなくなった。
アニメ前から人気があったからああいう構成にしたのか、あのアニメの主人公ムーブゆえに人気が加速したのかどっちなんだろう?
しかし独歩を引き立てるためだけに登場した同期の男キャラのシーンで興ざめした。あれこそ不憫すぎる。あんな雑なモブキャラ下げで独歩を上げられても、ファンからしてもいい気持ちしないんじゃないか??

ああやってどのキャラにもファンがつくようにデータベース的消費を狙ったコンテンツにしてるのに、きちんとバトルで勝敗がつく、というのは新鮮で驚いた。しかも明らかに物語の中に勝敗に関する必然性はないけど、どうやって決めてるんだろう?と思ったらCDの売り上げという人気投票によって決めてるようだったので、なおのこと面白いと思った。ああいうコンテンツであれば、そういう決め方は逆に健全だと思う。ファンとしては散々な心境でしょうし、ファン間にいろいろな軋轢を生みそうではあるが。

とりあえず物語パートは話半分で見ても大丈夫、それぐらいの内容しかない。
ライブの描写の華やかさのためにアニメ全部が存在している感じ。
そもそもリリックをあのようなビジュアルで表現するということ自体が面白いし、こういうアニメがあってもいいのかなと思う。

ストーリーつきの音ゲーみたいにストーリーがついたPVといったところだろう。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いきなり歌うよ~w 何度も歌うよ~w 本気で歌うよ~w

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
銃や刃物等、人を傷つける武器がない世界。代わりに「ヒプノシスマイク」という、歌によって相手に様々な影響を与える武器でラップバトルを繰り広げるイケメン達の物語。

多分、女子向けなんでしょうが、男にとっては完全なるギャグアニメ。てか、女子の皆さんはこれ観て、笑わないんでしょうか?(笑)

まあ、くだらな過ぎて結構笑えましたが、ずっと観て(ストーリーなどを)楽しむのアニメでもないんで、ここらで切りますかね。今期は観るアニメ多いし。

私の中ではかなり珍しいのですが、「好意的な途中切り」です。レビューでは、その辺の理由を。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(3話まで)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

星野 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

女性向けに留まらない良さがある

友人からの紹介がなかったら恐らく一生観なかったであろうアニメ。
この作品の詳細(アニメになる前のこと)はよく知らないし、ラップのこともよく分かりません。そのことを了承の上読んでいただければ…と思います。

絵柄からして女性向けに作られたんだろうと推測。アニメを観ていくとわかるんですが、女性向けに留まらない良さがあると感じます。詳細は後述。
作画は綺麗です。キャラが歌っている最中の背景(タイポグラフィー)もどんどん展開していくので、目は飽きません。
戦う時はマイクで…など、独自の世界観や設定がありますが、あまり深く考えなくても大丈夫だと思います。
ラップの出来に関しては、日本語の限界なのか声優さんの限界なのかは分かりませんが、ちょっと無理があるなあと感じる場面が少々ありました。ただ、次々と打ち出されていく言葉の勢いには圧倒されます。

ラップで歌うと、相手が「うわあああ!」とダメージを受ける。歌い終わるまでラップは続く。歌っている最中は誰も邪魔しない。

このアニメの肝となるラップバトルが、シュールという意味で面白いです。ギャグアニメとして観るとかなり面白い部類に入るのではないかと思います。そういう目で見ていないという方がいたらすみません。私は笑ってしまいました。これを狙ってやったんだとしたらすごい。まんまと…という感じです。

ギャグアニメとして面白い、だけでは終わりません。このアニメのジャンルはバトルものに入ります。「バトルする」という部分も良かったのか、白熱していて、気づいたら13話観終わっていました。ただ歌っているだけだったら途中で切っていたかもしれません。終盤は燃えました。

音楽・女性向けという点で共通している、巷で有名になってしまったダイナミックコードを思い出しましたが、あちらとはまた別の面白さがあります。

ストーリーは続きがあるような終わり方で、先が気になります。是非、2期もやって欲しいです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
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