えんな さんの感想・評価
3.1
感想
荒廃した未来のSFバトルモノ?
なんか伏線未回収で終わってしまって、なんだかな~てな感じ
2期を作る気が無いならあんな終わり方やめてほしい・・・
フェリの嫉妬だけが可愛かった。
えんな さんの感想・評価
3.1
荒廃した未来のSFバトルモノ?
なんか伏線未回収で終わってしまって、なんだかな~てな感じ
2期を作る気が無いならあんな終わり方やめてほしい・・・
フェリの嫉妬だけが可愛かった。
とってなむ さんの感想・評価
3.7
私個人の感想としては、まずタイトルにしたとおりです
何となく雰囲気で楽しめる系ではないかと…
1.世界が汚染物質に侵されている
2.人の住めない荒野に汚染獣なる怪物が存在
3.人間は安全のために移動都市で生活
というのが簡単な設定というか世界観というかです
つまり、生き残るために汚染獣や別の都市と戦う
というのが大まかな主旨と言っていいでしょう
(別の都市との戦いは試合形式っぽいです)
世界観は悪くない…てか好み
ですがシナリオ構成がイマイチだと感じました
特に気になったのが、
外国語のシーンは何だったのかということです
原作未読の私には何なのか分からない、意味不明
観終わった現在でもよく分かっていません
原作的には大事なのかなとは想像出来ますが、
アニメ単体としてはいらなかった気がします
そのシーンが多かったのもマイナスの印象です
キャラはフェリがとても魅力的
むくれるところが可愛かったです
他のキャラは…悪くないけど特に何とも…
主人公は最強だしニーナは一人で突っ走っちゃうし。。
あんまり合わなかったかもです
音楽面は良かったです
OPはこういうアニメに合ったカッコいい感じの曲で、
映像共によく出来ていたと思います
EDも前期後期、2曲とも作品をしっかりと締める感じが好きです
総合して。。
ちょっと非難しがちなレビューになりましたが、
何だかんだでこの作品、案外楽しめました
設定や世界観、次回が気になるような終わり方、
フェリの可愛さ、登場人物たちの恋愛に関する心情の変化
などなど、満足した点もたくさんあります
細かいことを気にせずに観れば、ある程度楽しめるはずです
いや本当は気にするべきなのかもしれませんが、
もうよく分からなかったので、私は雰囲気で楽しみました
剣道部 さんの感想・評価
4.0
[文量→小盛り・内容→感想系]
【総括】
主人公が無双して、ハーレムで、閉ざされた世界で、なんか外敵がいて、学園を舞台に小隊でバトルしてる。
、、、と、スゴくありがちなラノベ原作アニメな感じです。が、かなり古い作品であり、当時としては、既視感は少なかったんですよね(むしろ、自分的には、この作風は、この作品が初めてだったような)。
ISを酷評しているくせに、なぜ本作が☆4なんだと問われれば、「先に観たから」「これを観た時はアニメ若葉マークだったから」としか言えないかも(汗) 私は、「いつ観たか」という、思い出補正を排除しきれない、ダメなレビュアーっすね(苦笑)
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
全ては、中途半端に終わってしまったラストの展開に不満が残る。
が、それ以外は楽しめた。
好きなキャラは、フェリ・ロス。嫉妬深くてロリで先輩で表情死んでるのにたまに豊かで、萌え度は高かった♪
{/netabare}
ストライク さんの感想・評価
4.3
原作 漫画(2013年12月現在 既刊8巻) 未読
全12話
ジャンル:SF海洋アクションファンタジー
突如、世界各所に現れた、超兵器を搭載する“霧の艦隊”(正体不明の艦船群)と呼ばれるその軍艦群に人類は敗北を喫し、制海権を失う
“霧の艦隊”と戦えるのは、人類側についた“霧の艦隊”の潜水艦・イ401に乗る士官候補生の千早群像のみ。。。
霧の艦は、それぞれ自分の意思を持つ女性の姿(メンタルモデム)をしていて、
イコール艦艇のパーソナリティと言う設定。
“霧の艦隊”は、外観が第二次世界大戦時の艦艇を模しているので、海洋マニアにはたまりません。
だけど、中身は未来型なので現代の通常兵器では全く歯が立たない
そこで主人公が潜水艦のイオナ【イ401】の 艦長として霧と戦うんだけど、単艦で航行していく所が
自分の好きな漫画「沈黙の艦隊」によく似てるな~っと。
でも、あまりマニアックな専門用語が出てこないので、自分にはちょっと物足りなさを感じました。
もっと専門用語出てくれば、マニア心をくすぐられて、もっと良かったのにな~^^
でも、普通の人には、こっちの方がいいんだろうけどね。。。
話が進んでいくと、いろいろと突っ込み入れたくなる設定あったけど、海洋マニアな自分には、十分惹きつめられる魅力がありました。
それに、妙に納得できたのが
霧のメンタルモデルが皆 女性型なのは、「大抵の人類の言語で、艦船を指す場合に女性形で語られるから」って言う説明があったのでw
上手い事言うな~っと^^
キャラでは、ツンデレ タカオが好きかな ^^
一番 愛深き女性に感じました
それと「シャキーン」が可愛い 金髪ツインテール ハルナ
あと、コンゴウ役がユカナさんなんだけど、
「IS」のセシリアや「げんしけん」の大野さんの声のイメージが強いんですが、
コンゴウ役では、今までと全然ちがうキャラ声だったので、ちょっとビックリでした。^^;
映像綺麗だし、CGもそんなに違和感なかったです
OP&ED曲も良かった
特にOP曲、カッコいいですね!
原作がまだ続いていようなので、2期が見たいです!
海洋マニアや、「艦これ」が好きな人にはオススメです!
OP:「SAVIOR OF SONG」(第2話 - 第8話、第11話)
歌 - ナノ feat.MY FIRST STORY
ED:「ブルー・フィールド」(第2話 - 第4話、第6話 - 第8話)
歌 - Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)
「Innocent Blue」(第5話、第9話)
歌 - Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)
「Our Story」(第12話)
歌・作詞 - ナノ
PS:面白かったので、原作漫画 購入しようか検討中です ^^;
ホワイトマウス さんの感想・評価
5.0
今日、お昼休みに何気なくネットを見てたら・・・・
蒼き鋼のアルペジオ、映画化決定のうれしいニュースが!
ヽ(≧▽≦)ノ ワーイ ウレシイナ♡
発表は6月29日とのことで、千葉・舞浜アンフィシアターで開かれたイベントで発表されたとのことです(イキタカッタナ~)。
映画は2015年に2回上映で、最初がアルス・ノヴァの総集編、2本目が新作とのことでした。でも、こちらは都会じゃないし、近所の映画館ではあまりアニメは上映されませんので、そのときは遠征するしかないですよね。p(*^-^*)q
第1回目の総集編ではオリジナルストーリーも少し入るようですので、とても楽しみです。早く来年、来ないかな~
【2013/12/30】
最初見たときは淡々としていて、後半こんなに盛り上がるとは思いませんでした。
ハルナとキリシマあたりから面白くなって、10話ではタカオが~~~で、涙、涙でした。最終回、コンゴウを説得するイオナ、荒れるコンゴウの場面ではゆかなの演技が圧倒していました。
作品的にもクオリティが高く、2期もぜひ作ってほしいです。
Yulily さんの感想・評価
4.1
このアニメ、一隻に一人 女の子が戦艦を操ります!
航行する優美にも見える戦艦の姿。
そしてそこからは想像もつかない強力な砲撃
整った顔つきが目を惹く 見た目麗しい女の子が操る戦艦が容赦なく敵艦隊をブッ飛ばします!!
スピーディーで迫力のある戦艦アクション
その姿は圧巻のひと言です。
物語序盤では よくある正義の名の下に戦うアクションなのかな?と思いながら視聴していましたが
このアルペジオ。それだけではありません。
そう、進撃だけではないということ。
思いがけずに不意打ちを 食らってしまったのはキャラクターが織りなす人間ドラマ
そんなつもりなく観ていた私は
涙がポロポロと止まらなくなってしまいました。
ネタバレなしに ざっくり言うと こんな物語でアクションよりもキャラクターのドラマの部分が面白く見どころ豊富なんです。
ストーリーはというと霧の艦隊イオナと千早群像の出会いから
とってもきれいな水色ストレートロングヘアーにパッチリの瞳の美少女イオナ
見た目はとっても可愛いのですが
話し方に抑揚がなくて無機質で感情のない表情。
第一印象を言うと「あなたは操り人形なの?」
{netabare}
キャラクターに好きという気持ちが生まれて 初めて物語に入り込むことが出来る私にとって
イオナとの出会いは少々の不安を感じながらのスタートとなりました。
人類は「霧の艦隊」という未知の敵の出現によって絶滅の危機を迎えます。
「霧の艦隊」は謎に包まれた存在です。
霧の行動原理は戦うことです。人工知能を持つ人類を殺戮する兵器なのですが揃いに揃って個性的な美少女
人類はこの霧の美少女に勝つことができるのか?
敵に立ち向かうのは主人公の群像。若いのに落ち着きと思慮深さがあります。
非凡な発想から戦闘で圧倒的な才覚を発揮するキレ者です。
やはり自分の中に明確な信念や意志を持つ男性はモテるもの
戦闘後、彼に惹かれ霧の艦隊に反旗を翻す霧の美少女が後を絶ちません
・・気がつけば一大「群像艦隊?」を築いてしまうほど…なんです。
例外として強い女性に支配されたがる変態さんの女性もいて笑えます。
戦闘前は無機質な話し方だった霧の美少女も人類と接することで
まるで本当の人間が成長を遂げるかの様に、感情が芽生えるのです。
それぞれの表情を見れば一目瞭然です。
キャラクターが思い入れのある存在へと変わり出してからは、物語の世界に吸い込まれていました。
個性的揃いのキャラクターによる軽快な掛け合いも声を出して笑っちゃうほど楽しいのです。
私が特にお気に入りはこの3人
(上からお気に入り順)
・ハルナ
金髪ツインテール。黒の大きなコートに身を包み強気なハルナ、けれどコートを はだけられてしまうと途端に弱気なハルハルなんです。いたずらっ子マキエちゃんとの掛け合いが最高に面白い。
「シャキーーン」にハマりました。
・タカオ
長身でこの物語で一二を争うの抜群のプロポーションの持ち主です。海をイメージしたのか?ブルーの個性があるポニーテール美人。そして恋をしているせいかな?おしゃれ。
群像へのデレがとにかくかわいい♡
10話では群像とイオナへの深い絆を見るも愛を貫く彼女に感動しました。
・ヒュウガ
栗色のロングの巻き髪。一見知的(風)ですが、ちょと、、すごくかな…
イオナねえ様ラブの超かわいい変態さんです。
作品の中でも心の機微が繊細に描かれていた私の心に残るシーンを選んでみました。
・6話。
ハルナ、マキエちゃん、キリシマの熱い友情に涙と優しさが溢れていて
この作品の中で一番 光が当たっていた回だと思います。
・10話。沈む戦艦の中でイオナと群像の絆を目の前に、、けれど愛を貫くタカオ、切ないね。
・12話。コンゴウの戦う理由は兵器であるから。それを第一としています。
しかしイオナとの接近で孤独感を抱く自分に気がつくコンゴウ
本当は助けてもらいたいのに素直になれなくて涙を流しながら戦うシーンは悲しく表現されていました。
一番人間らしい心を持っているのはコンゴウ、あなただよ!
イオナの強い意志、愛のパワーから成長が、はっきり見てとれましたね。
信義を持って接したイオナによって頑なだったコンゴウの心を動かすことが出来たのは、とてもハピーでした。
【LOVE回】
群像と二人の美少女が織りなす恋模様の行方に思いを馳せずにはいられません。
イオナと群像の絆を前に嫉妬をするタカオは本当の人間の様です。
タカオ贔屓な私の心境はかなり複雑ですが、変わらず応援しています♪
戦って、ぶつかって、ときに恋をして、成長していく彼女たちの生きた感情の揺れが痛いほどに伝わってきます。
それは感情が芽生え成長した結果でしたね!
次に観たいポイントは?
・メンタルモデルの存在の意味の解明
・ハルハルの活躍
・タカオの恋の行方
・ヌイグルミ脱却するの?キリシマ
・イオナとコンゴウの絡み
{/netabare}
劇場版 アルペジオ DC→アルペジオ Cadenzaと順に視聴しようと思います。
お友達のオススメ「アルペジオ Cadenza」までもう少し。期待を持って進もうと思います。
ストライク さんの感想・評価
4.3
サンライズ制作のオリジナルアニメ
分割2クール
1st 12話
2st 12話
全24話
2ndシーズン目
ジャンル:SFロボットもの
分割2クールなので、1stが終わってから期間が開いてしまってるので、正直記憶が曖昧になってしまった。
観ていくうちに、ああ~そうだったな~って思い出す始末 ^^;
できれば分割しないで欲しかったです。
20話くらいから怒涛の展開で、いくつかの複線回収もあり、面白くなりました。
学生達の手の平返しにはすっごいムカついたし、
味方の死には泣けました。
ラスボスとの一騎打ちは、力入った映像も凄かったし、
命燃やし削っていく戦闘なので、胸にグっと来る物がありました。
ウルウルです。(TдT)
ラストは、予想通り
「やっぱりそうなるよね~」だったので、なんだか残念な気持ちに。。。
(自分的には、ハルトがTV版 Zのカミーユより可哀想でした)
あとは、終結後の話を、もっと詳しく丁寧に見せて欲しかったです。
いや~見応えありました
時間に余裕があれば、もう一度最初から一気に観たいですね。
ちょっと説明不足な所もあるけど、なかなか楽しませてもらえました。
1stシーズンのレビューは酷評気味でしたが、
2stシーズン見終わってみれば・・・
面白かったです!!!
2ndシーズン
OP:「革命デュアリズム」(第14話 - 第24話) 歌 - 水樹奈々×T.M.Revolution
ED:「REALISM」(第14話 - 第18話)歌 - ELISA
「赤いメモリーズをあなたに」(第19話 - 第23話)歌 - かなでももこ
1nd&2ndシーズンの全てのOP&ED曲 良かったです!
全部CD購入。(僕じゃないは、CD出ていないのでアルバムをレンタル)
るぅるぅ さんの感想・評価
2.9
まず、1期視聴をしなくとも雰囲気で楽しめる作品。
楽しめるという表現を含ませ濁す理由は、サンライズの革命を見せたかったと感じる。サンライズといえばガンダムを始め数多くのロボットアニメを世に輩出してきた制作会社ではあるが、コードギアス、TIGER&BUNNY、ラブライブなどとガンダムイメージが強いものも次世代に受け入れられる作品を試みている。だが、ヒット作は簡単に生まれるわけがない(笑) その屍になる作品が革命機ヴァルヴレイヴ。
私的になりますが、脚本家である大河内一楼に原因があると感じている。代表作といえばコードギアスが有名な一方、ギルティクラウンの失望は大きかったではないだろうか。過去の栄光に縋っているといえば語弊があるかもしれないが、やっていることはギアスから変化ない。
中2設定で過剰演出に加えネタキャラにティスティングして台詞回しの勢いで押し切るストーリー展開になっている。これをギルクラの失敗で気づいていないのかと私は感じている。
だから、大河内が変化しない限り停滞気味の作品ばかり量産される。
作品としての感想は2クール必要だったのか?
2期から本気出します俺!みたいな1クールの伏線構成から駆け足すぎる展開。
伏線回収は出来ていたが、作品としてのシナリオ構成に問題があった。
革命機ヴァルヴレイヴは何だったのか?
{netabare}マギウスから地球を救う為の人類の兵器であったが、噛みつき衝動に加え記憶欠落・腹切りブレイドとリスクを抱え死ぬという絶望的な機体だが、鬱展開よりキャラ設定を濃くするあまり危機感・鬱要素といったものが欠けてしまい、ストーリラインに押し切られ見せ場となる演出が薄い。マギウスの存在を世界に暴く展開は、視聴者としては分かりきった展開で、その先は・・・となるのだが、他者(異星人)との共存を育む戦争だった。と伝えたいメッセージはわかるが、楽しませる要素としてキャラ設定が一味違うだけでは本気で観て拍子抜けしてしまう。{/netabare}
バトルシーンで悲壮感を見せる演出が多々あったが、思い返すと腹切りブレイドしか覚えていないような(笑) 機体の特性もキャラの生い立ちや素養を活かしていたが、見せ場となるシーンが簡素すぎる。
そう考えると所々にインパクトを植えつけることには成功しているが、声優陣・力を注いだOP・ED曲ではあるが歯車が合致していない作品であった。
ネタキャラティストにして話題性を駆り立てるキャラ設定の失敗。
まさに僕の所為じゃない気分です(苦笑)
ハルトとエルエルフの立場が違えど、互いの目的を果たすのだが結局はエルエルフに移り栄えする展開が多くキャラ贔屓が目立つ。
恋愛においても{netabare}ハルト・エルエルフともに報われない恋という形で終止符を打っている。{/netabare}この時代を犠牲にして成り立った未来を表す道具として使われていた。だが、間延びが多くサキとショーコの絡みといった展開がなく置き去りが否めない。
ボスである{netabare}マギウス {/netabare}が弱すぎる。それゆえ興ざめしてしまい、『え、もう終わりなの?』と余韻に欠けてしまう。シナリオ展開と演出のアンバランスが際立ち世界観が薄っぺらく見えてしまう。
ギャグにしか見えない行動キャラ・恋愛・バトルと1つの水準は高いが、ただ、それだけという印象に終わってしまう。
ninin さんの感想・評価
3.3
全12話
1期から観ることをオススメします。
超展開で終わった1期、2期はどうなるのかと思いましたが、やっぱり期待通り? 超展開が待っていましたねw
演出が悪いのか脚本が悪いのか、終盤どことなく余裕ががなくて何とか最後は纏めましたが、バタバタ感があって余韻も残りませんでした。{netabare}(最終話は特にひどかったですね){/netabare}
シリアスでせつない場面もあり、場面では良いところもありましたが、テーマが{netabare}「世界を暴くシステム」{/netabare}テーマだけに後半もう少し丁寧にしてくれると良かったですね。
オススメできる作品ではないのが残念です。
OP 1期と同様、大御所2人のコラボです。仕方がありませんが、1期よりインパクトがなかったですね。(でも曲は好きですよ)
ED せつない曲ですね~
最後に、素材は良いのに巧く調理しないとおいしくもなりまずくもなる、そんなことを思いながら観てました^^;
ぺー さんの感想・評価
4.2
原作未読
JUMP案件全24話。
謎の石化ビームで人類が活動を止め3,700年。いにしえの時を越えて石化が解けた一握りの人類が科学の途絶えた地球でその科学の知識を駆使して失地を回復していく物語。
主人公はどんだけ幅広く深く網羅してんのよ!なスーパー理系高校生の石神千空(CV小林裕介)。見た目は下仁田ネギを擬人化してオーケンのメイクをしたような感じ。ジャンプっぽいデザインです。そして同級生の高校生ら数名。
『戦国自衛隊』だと現代兵器を信長時代に持ち込んで大暴れとなりますがこちらは持ち込み不可。3,700年ほったらかしだとさすがに文明は絶えて石器時代以前の原始時代かのよう。
同期の『本好きの下剋上』のように現代の頭脳を持ったまま後進文明に乗り込んで「無ければ作ればいい」を試行錯誤するのに似てます。『JIN』も同系統でしょう。そしてさらに文明がないところからスタートするのが本作なわけですからこのテのものでは最難関ハードル。ちょっとワクワクします。
それと自分幼稚園の時でしょうか。世界名作劇場『ふしぎな島のフローネ』から漂ってきた匂いと同じものを感じます。OPもEDも覚えてます。木の上の家は憧れでした。
つまりあぁそういうことか。原体験からくる刷り込みがどうやら自分にはあるようです。
イキリ主人公が教育上どうかとは思われど、少年少女が“科学の面白さ”に触れる良い機会になるやも。
{netabare}オイラ文系でラッキー?{/netabare}
化学ならびに物理の理系科目に不案内なため、アニメで描かれている試行錯誤の産物が乾いたスポンジに水が浸み込むようにすーっと入ってきます。
{netabare}パクチーとライムなんかでコーラ作れんの?マジでスゲー!{/netabare}
信じるかどうかは俺次第 キリッ なんす。
そして前半のOP「Good Morning World!」がすこぶる良い。なにが良いかって作品にばちっとハマる感覚。久しぶりです。ピストルさんっぽい声質もしっくりくる良曲です。
障害ももちろんありますよ。
文明を起こそうという主人公らを妨害するのは野生の肉食動物や自然の猛威だけかと思いきやそう簡単ではありません。
アンチ文明の敵対する勢力もわりと序盤から登場し、主人公らの前に立ちはだかります。まあバトル要素ですね。
科学の試行錯誤+バトル要素
このバランスが崩れず2クール完走でした。原作が続いているので続編期待な感じでの終幕。
大袈裟でしょうが“人類の叡智”の触りを感じるのにちょうどよい良作です。ごちそうさまでした。
※オマケ
■“霊長類最強の男”獅子王司ってどうよ?
あらためてこうして見るとすごい名前ですね。さてこの方について
好きですか?嫌いですか?どんなキャラだと思いますか?
私はちょっと受けつけないですね。作者の術中にはまってるのかもしれません。
1.{netabare}動くゴールポスト
敵視する対象が最初は“我欲にまみれた汚い大人”。ピュアな若い連中のみ石化解除しようともちかけ、それを千空に拒否されることで対立の芽が生じました。描かれてませんが、「お前らが年くったらどうすんだ?」と疑問符が浮かびます。
それがいつの間にか“科学を信奉し文明を起こそうとする者”へと。考えが深化したとみるよりゴールポスト動いてんじゃんとみてます。でさっそく作中でツッコミが入りました。途中出会った集落の科学?青年クロムについて千空が言及「俺を殺しても次が出てくる」と。まさにその通りなんですよ。
そのため獅子王司の目指す未来は破綻が約束されてるようなもんです。{/netabare}
2.{netabare}ポル・ポトと変わらん
毛沢東と迷うところですがこっちかな。最初は知識階級だけだったのが順次粛清対象が拡大して…
力で押さえつけるしか方法がないので、この世界で肉体での戦闘力に秀でた司が首領ポジションにいるのがしっくりきます。原作未読の戯言ですが、司陣営でそのうち粛清が始まることでしょう。{/netabare}
■スイカ役の高橋花林さん
超個人的なつぶやきです。
この方1年前の迷作『ソラとウミのアイダ』で主役張られてた方です。すでに多くの方の記憶から消え去っているかもしれない作品ですね。
新人でおそらく初めてゲットした主役級の配役があれでと。そのことをもって高橋さんの今後を案じる旨をレビューで書く、という余計なお世話極まりないことをした記憶があります。
こうして、再会できたのはなによりです。ぜひ頑張ってください。
視聴時期:2019年7月~2019年12月 リアタイ
------
2020.02.07 初稿
2020.07.19 修正
2022.01.30 修正
shino さんの感想・評価
3.7
トムス・エンタテインメント制作。
地球上の全人類が石化する怪現象が発生。
生き残った少年少女は科学を頼りに、
再び、原始生活から歴史を歩み始める。
語り口が一風変わったサバイバル冒険譚で、
舞台の西暦を聞き、楽しいかもと確信した。
主人公は科学を信奉する合理主義者で、
偶然であれ必ずそこに合理的な理由があると、
数々のトライ&エラーを繰り返しては、
仲間とともに町を発展させていく。
太古から始める生活も、
{netabare}石の時代、火の時代、動力の時代と、
小さな一歩ではあるが、
確実に文明の灯を社会は宿し始めていく。{/netabare}
敵側の集団には少年ジャンプらしい、
主題を持つキャラを配置されていますが、
私はむしろ敵は居なくても良かった。
探索・発見・発明、仲間との友情、
やがて未曽有の危機に瀕した地球の秘密を知る。
そんな物語であってもいいなと思います。
本来、科学とは心まで豊かにするものだ。
人類は心まで実りある社会を取り戻せるのか。
私たちの武器は想像力と好奇心である。
続編が楽しみなアニメですね。
イムラ さんの感想・評価
4.3
<2019/12/22 追記>
全24話見終えました。
面白かったー!
科学の蘊蓄だけでなく、
文明がほぼ原始の世界というだけでなく、
現代に在る科学の凄みだけでなく、
逆転の発想で「今は過去からつながっていて、そして未来に続いていく」ことまでも実感できてしまう。
『悠大で悠久の物語』
ハリウッドが狙ってきそう 笑。
ここは無理があるんじゃないの?という部分ももちろんありますが、そこは架空のお話。
気にしないで見れたモン勝ちです。
二期があるとのことで今から楽しみです。
<2019/7/11 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。
原作未読。
あにこれのあらすじ紹介だけで期待値上げてた作品ですが・・・面白いやんけ( ・∇・)
ざっくり言うとタイトルの通り
「ララーシュタインのような髪型した少年が科学でファンタジーに挑む」
と言う感じかな。
ララーシュタインってなに?と言う方は是非、画像検索してみてください。
ついでに言うとこのララーシュタインさんが登場する作品。
OP曲はグラムロックの名曲ですよ。
閑話休題
さて本作、ちょっと変わってる印象です。
普通、物語の分類で
ファンタジーと言えば「科学的裏付けの全くない空想」作品で。
SF(Science Fiction)と言えば「科学的裏付けがあったり、あるように思わせる空想」、 つまり科学と空想が入り混じった作品なのですが。
ところが本作はどちらとも言い切れない。
強いて言えば
「Science(科学) &(そして) Fantasy(空想)」
で「SF」かな
科学的裏付けが全く感じられない現象に対して
めちゃくちゃ地味な科学的考証の積み重ねで立ち向かう。
ScienceとFantasyの二つが融合せず、お行儀よく隣り合ってる印象です。
地味なウンチクも多い。
そう言うの好きな人にはぴたっとハマると思います。
例えば理系のアニオタの私とか( ・∇・)♪
自分は今期、「ヴィンランド・サガ」「炎炎ノ消防隊」「コップクラフト」と並んで注目しております。
<2019/7/15 追記>
2話目観ました。
炭酸カルシウムの4番目の使い道が意味ありげで気になるー笑。
そして新キャラ登場。
獅子王さん。
濃いですねぇ。
{netabare} 空飛んでる鳥を木の上から飛びかかって捕まえちゃったよ、この人 笑。
チート武力{/netabare} 担当だそうです。
さあこれで3人。
人間、3人集まると派閥が生まれるというような言葉がありますが、もしかしたらこれからはそんな展開なんでしょうか。
獅子王さんの発想は昨今の{netabare} 世代間の断絶{/netabare} のようなものを表してて面白いです。
でも、それを是としたら{netabare} ジャンプのような商業誌には載せられなくなってしまいます。
というわけで主役のララーシュタイン、もとい千空さんはかっこよく反発して、{/netabare} 引きへ・・・
でもですよ。
ちょっと思うんです。
もし{netabare} 獅子王さんの考え方に千空さんが同調して物語が進んだら・・・
結局、若い世代同士が新しい利権を奪い合って理想郷なんてできないってことがわかってEND{/netabare} とかSFっぽくてそれもありかなーなんて 笑。
ところで全く話は変わりますが。
他の方のレビュー拝見してて{netabare} 「石化してるのが表面だけならなんで中身の生物は何千年も生きてるの?」{/netabare} というような疑問を複数見かけました。
そこはファンタジー部分だから、と私は飲み込んでおります。
それ言い出したら、{netabare} 石化したら息できなくて数分で死ぬじゃん、という話だし。
仮に呼吸できたとしても水も食料もなければ一週間ももたないし。{/netabare}
そこら辺はファンタジーなんじゃないですかね。
<2019/9/3 追記>
9話まで観ました。
アニメでも映画でもドラマでもなんでもそうですが。
登場人物に対して「なんでそこ気がつかないの?」とツッコんでる自分いませんか?
それは俯瞰して見てる視聴者だからこそのツッコみな訳で。
物語を進める上での重要な部分ほど気がついてくれない。
それが物語の面白み。
ところが、たまにそういうのが極端に少ない作品もあります。
デスノートとかそうですよね。
登場人物が賢いので先の先、裏の裏まで読む。
ところがそれでも裏かかれちゃう。
で、そこが面白かったりする。
本作もデスノと同じ匂いがします。
千空さんはもとより、獅子王さんもかなり思慮深く用心深い。
お互いに裏の裏の裏を掻きあってもう痒いところもないくらい。
もしかしたらデスノの系譜と言える作品なのかもしれないですね。
デスノのようなイケメンいないので女性人気は覚束ない感じですが、理系男の私はハマってます。
disaruto さんの感想・評価
4.3
制作はXEBECのオリジナルアニメです。
ジャンルはSFロボット・ヒューマンドラマです。
全編シリアスなので苦手な方は注意です。
竜宮島(たつみやじま)で平和に暮らしていた島民たち。
「あなたはそこにいますか?」
この言葉とともにフェストゥムと呼ばれる生命体が島に襲いかかる。
それまでの偽りの平和が破られ島の真実を知るとともに、子供たちは戦いに身を投じることになる…。
鬱アニメとして結構有名なロボアニメ。
この話はとりあえず暗いw
ロボットアニメだから派手なドンパチがあるのかと思いきや、未知の生命体にいいように人間が蹂躙されます。
それに唯一対抗できるのは、ファフナーと呼ばれる人型戦闘機に乗ることができる子供たちです。
親たちはファフナーをサポートはしますが、ともに戦うことはできません。
つまり表だって死んでいくのは子供たちです。
パイロットが死亡・戦闘不能になったときの悲壮感が、演出も相まってハートブレイクしてきますw
日常がクローズアップされるので対比でよりきつい。
残された親たちの反応も見ていて苦しくなる。
この作品のテーマは「存在証明」です。
「そこにいる」とはつまりどういう状態を指すのか。
作中で何度も言われています。
これについてはカノンのエピソードが印象的。
{netabare}彼女は戦いに身を投げ続け、命令を遵守し、死に場所を探していた。
そんな彼女に一騎は選択をさせ、初めて物事を考えさせた。
そして彼女は選択して生きることを選び、この世で「存在するもの」とはじめてなれた。{/netabare}
自分がそこにいるということを自分で認識し、相手に自分を認識してもらうことではじめて存在することになる、というのがこの作品の答えでしょうか。
このアニメは序盤がつまらないのが欠点ですw
しかし12話から冲方氏が脚本に入ってからキャラクターたちが動きだし、面白くなってきます。
このアニメの起爆剤となるのは女性陣です。
音楽はかなりこだわっているようで終始鳥肌が立ちっぱなしでした。
OP、EDは曲・映像が合わさって、とても素晴らしい出来です。
ぜひ聞いてみてね。
総括して、夏っぽいアニメですが爽やかさは露程もありません。
あるのは悲壮感だけ。
暗いアニメが好きな人ならば見てみるのも良いかもしれませんね。
欠点も多いので決して傑作ではないと思いますが、私自身が本当に大好きな作品の一つですw
PPN さんの感想・評価
3.7
未知の生命体「フェストゥム」の地球侵略を止めるべく
戦場に身を投じる少年少女の姿を描いたロボットもの。
オリジナルアニメ。 全26話作品。
2015年に第2期の放送が決定している関係か
MXでされた再放送を録画視聴しました。
舞台は太平洋に浮かぶ孤島・竜宮島。
突如飛来し侵攻を始めた「フェストゥム」により
美しかった島は地獄と一変する。
「フェストゥム」への対抗組織である「アルヴィス」は
人型決戦兵器「ファフナー」を駆って戦いを挑む。
…まぁ、ざっとこんな感じのあらすじです。
概要はよくありがちなロボットアニメといった所ですが
実は鬱よりのシリアス系アニメです。
ストーリーのテンポや進展が遅いのに輪をかけて
ロボバトルに派手さが見られず鬱蒼感が増している印象。
メッセージ性も掴みづらく、難しい用語も多々あるので
2、3周するか補足しながらの視聴が必要かなぁと(´▽`;)
この辺りが作品の足を大きく引っ張るマイナスポイント。
それでもストーリー自体はよく練り上げていると思います。
世界観や細かい設定もしっかりとしていて良かったですね。
特に人間関係、親子関係などのヒューマンドラマが色濃く
丁寧に描かれている点は非常に良かったと思います。
それだけに上記のマイナスポイントが痛かったですね。
この作品のメインはあくまでも少年少女なのですが
親・大人達の心情や表情、人間味も上手に表現されていて
ベテラン声優陣の好演と相俟っている所が見所の1つですよ!
世界観に合ったOP曲『Shangri-La』は絶対のオススメです♬
長々と書きましたが総じて鬱展開が続く作品なので
鬱や人の死が苦手な方にはオススメできません。
ロボットもの好き、ヒューマンドラマ好きな方には
オススメできるかも知れません!
あとベテラン声優ファンね(*´∀`)/″
《キャスト》
真壁 一騎(CV.石井真)
皆城 総士(CV.喜安浩平)
遠見 真矢(CV.松本まりか)
皆城乙姫(CV.仲西環)
羽左間 翔子(CV.松来未祐)
春日井 甲洋(CV.入野自由)
要 咲良(CV.新井里美)
近藤 剣司(CV.白石稔)
小楯 衛(CV.斎賀みつき)
真壁 史彦(CV.田中正彦)
真壁 紅音(CV.豊口めぐみ)
狩谷 由紀恵(CV.沢梅陽子)
遠見 千鶴(CV.篠原恵美)
遠見 弓子(CV.ゆかな)
羽左間 容子(CV.葛城七穂)
要 澄美(CV.石川静)
近藤 彩乃(CV.玉川紗己子♡)
溝口 恭平(CV.土師孝也)
日野 道生(CV.堀秀行)
カノン・メンフィス(CV.小林沙苗)
《主題歌》
OP:『Shangri-La』/angela
ED:『Separation』/angela
【2014 11/03 レビュー投稿】
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
この作品の存在は少し前から知っていましたが、ロボットもののため、視聴の優先順位が下がっていた作品でした。
まぁ、何も分かっていなかった頃に自分勝手な優先順位を付けてしまっていただけなのですが・・・^^;
でも、2015年の冬アニメとして続編の放送決定を知り、今回の視聴に至りました。
時は2146年・・・地球は未知の生命体であるフェストゥムによって侵略を受け、全滅の危機に瀕していました。
物語の舞台となる竜宮島も同様です。
そして、島を守るべくファフナーという巨大ロボットに搭乗する14歳の少年少女達の生き様と、これまで竜宮島を守り子供を育ててきた大人たちの葛藤を描いた群像劇・・・そんな作品です。
この作品の設定は、かなり奥が深いです。そのため、序盤の物語の展開は設定の説明もあってスローペースです。そして、序盤の説明でも不明点は残りますが、物語の展開に合わせて少しずつ明らかになっていきます。
なので、序盤で切らず6話位まで見ると物語の動きが感じられるようになります。
個人的には、その起点となる出来事が一番見たくなかった場面でしたけれど・・・^^;
この作品は登場人物の心情がとても丁寧に描かれているのが特徴だと思います。
島の命運を年端のいかない少年少女に委ねなければならない大人たちの歯痒い気持ち・・・
我が子には頑張って貰いたい…だけど、危険な目には決して合わせたくない親心・・・
あいつだけには負けたくない…もっと…もっと強くなりたい…守れるように…
どうして自分だけ…何もできないんだろう…誰の役にも立てないんだろう…
あなたの住む島…ちゃんと守れたかな…?
登場人物それぞれが、色んな思いを胸に抱きながら戦地に赴きます…
小さな気持ちに気付かなかったり、誰かに遠慮したり、選択肢を間違えたりと決して順風満帆な彼らではありません…
それに加え、ファフナーに対する適正差がそのまま能力差となって…少年少女たちの大きな足枷となっていました…
能力の高い少年少女は羨望の眼差しを集めます…
世の中、決して能力の高い人ばかりじゃないのに…
誰もが願うことは自由…けれどファフナー搭乗の副作用も相まって中々思いを遂げることはできません…
でも、この物語では…能力によらず自分の願いを叶える少年少女も居るんです。
それは、自分の全てをかけて願いを叶えようとして、その人の本気が能力差に打ち勝つ瞬間に見ることのできる、最高に輝いたとても切なく儚い夢…
もう、私は涙無しには見れませんでした(/_;)
それだけじゃありません…
全てを知ってしまって…自分の身の振り方も分かってしまい…
それが自分の望む全く逆のものだったら、その事実を素直に受け入れられるでしょうか…?
私なら、きっと無理だと思います。
でも、自分を律しながら一言一言を噛み締めるように自分に言い聞かせる登場人物…
これも、私は涙無しには見れませんでした(/_;)
この作品のオープニングテーマとエンディングテーマは共にangelaさんが歌っています。
オープニングは「Shangri-La」、エンディングはSeparation
どちらも恰好良い上、作品にピッタリなのでどちらも毎回欠かさず視聴しました^^
2クール全26話の作品です。
最初は静かです…でも見応えのある壮大なスケールの物語がちゃんと待っていてくれました。
そして、視聴した後の余韻…とても気持ち良く感じることのできた作品でした^^
引き続きOVAを視聴しようと思います。
石川頼経 さんの感想・評価
4.3
バトルも楽しいですし、
アラレちゃん登場回や野球回などもあって非常に楽しいです。
あと、キャラとしては天使のクスが可愛くて魅力的ですね。天使の中で抜群に可愛くて魅力的。
彼女がいる第十宇宙は二番目に敗退したあまり強くないチームですが
界王神ゴワスは一度も負けた戦士たちを責める事なく、むしろねぎらいの言葉をかけ、戦士たちも誰一人取り乱すことなく消滅しました。
「宇宙サバイバル編」ですが、楽しいばかりではなく。ひょっとすると「ぼくらの」ばりに何かハードな裏があるのかもしれず、
巷ではいろんな推測がされ出しています。
「全王極悪説」とか「天使陰謀説」とか・・・
しかし{netabare} こういうのは只の大人の深読みでちゃんと子供向けさ作品的なハッピーエンドで良かったです。{/netabare}
追加
また、作品とはあまり関係ない随筆ですが、
私は要するにアニメは「大人も子供も見られる作品」「大人の鑑賞の耐える子供向けアニメ作品」が好みなのかなと思いました。
具体的に挙げると、このドラゴンボール超、ゲゲゲの鬼太郎六期、ワンピース、NARUTO、名探偵コナン、バトルスピリッツブレイブ、
あと、この括りにはジブリ作品やけもフレ、メイドインアビスなども入るのでしょうね。
私がplanetarian星の人をKey作品で最高評価したのも少々、Key作品の他の作品より年齢層が低い子供も大人も視られるアニメだったからかもしれません。
勿論、子供には理解しがたい内容やハードさやエログロ要素のある「大人向けアニメ」と
逆に大人には見づらい、例えばアンパンマンのような「子供向けアニメ」も否定はしませんけどね。
ただ私は個人の嗜好としてアニメは「子供っぽさ」もしくは「子供向き内容」が含まれたものが好きですし、
そういうのがむしろアニメ作品の魅力の一つだと思います。
追加②
上のような文章を書いておいてなんですが、私はちょうど「アニメとか特撮は子供のもの」という偏見と闘っていた世代なんですよね。
昔は中学・高校生、下手すると小学校高学年にもなると「アニメ(当時はテレビ漫画とも言っていた)から卒業しなさい」とか言われるような状況で、
学校でもアニメファンは暗いとかオタクとか言われてコケにされた時代でもあります。
そして、例の宮崎事件が起きてアニメ・特撮ファンの置かれた状況は最悪のものになった事もありました。
高校生以上でアニメ・特撮を見ている人間はオタクとして宮崎のような危険人物として扱われて非常に白い目で見られました。
とあるPC雑誌の相談コーナーに「好きでもない女に好かれて困っています」という相談の回答に「なら、部屋に(うる星やつらの)ラムちゃんのポスターでも貼っておきなさい。怖がってすぐに寄り付かなくなるでしょう」なんて、トンデモない回答があったような状況でした。
その反発心から「アニメは大人の鑑賞にも耐えるものだ。もっと大人向けのアニメを増やして欲しい」と私達は思ったものです。
そして、大人向けのアニメが当たり前になってきて、大人でも特撮やアニメを見る事を白眼視されなくなった今の時代になって、ふと「子供向けの要素があるアニメはやはり面白いし楽しかったな」と今になって思いだしたわけです。
お茶 さんの感想・評価
4.3
先日最終回をむかえましたね。
あまり評判が良くないようでしたが、自分は毎週楽しみで観てました。そもそもストーリー性なんてZ中盤あたりから、インフレが加速するだけに映るくらいでしたし、それでいいんだと思いますwこの世界観に浸っていたい、ずっと悟空さんたちを観ていたいと思わされている自分がいます。
鳥山氏より、とよたろうさんが協力体制で描かれた本作。漫画もあるようですが、かなり今風にアレンジしているドラゴンボールになっていると感じました。未来のトランクスが出ることからしかり、そこでの未来悟飯との紹介エピや、現在の悟飯との絡みも、ファンを意識した作りになっていましたし、悟飯においてはアルティメット状態の人気を把握し、それを採用するといったところまででありました。
悟空とベジータがウィスに修行をつけてもらった際に新しい道着に変わりましたが、不評ですぐ戻ったのもありましたねwピッコロさんは保護者に磨きがかかっていたり、ヤムチャは無茶ばかりというか武道家じゃねーしw
言い出したらキリがないのですが、自分は最終回を観終わった後、youtubeで海外の人が本作を観ている動画を観ていました。一緒の作品で通じ合うのは、感動するものでしたし海外ウケも考えてらっしゃる。どこで盛り上がり、どこで感動するのかのリアクションが皆さん分かりやすい。制作側が意図したことも割と分かりやすかったりするので、杞憂ではないのが分かるのは気持ちが良い。{netabare}~17号やフリーザの活躍であったり、ラストの悟空とベジータの構えも、意識していましたし、{/netabare}原作をリスペクトしていて良い感じでしたっす!
四畳半愛好家 さんの感想・評価
3.5
観終わった方へ…長い間お疲れ様でした!
2015年7月5日から始まった本作ドラゴンボール超ですが、やっとこさ2018年3月25日をもって無事に完結いたしました。
文句を言いつつも、なんだかんだ最後まで楽しく観れたのも、悟空たちキャラクターの魅力ゆえでしょうか…。
簡単な感想{netabare}
正直、文句を言いたくなる部分はありました。
いや、むしろ文句を言いたくなる部分ばかりの作品でした。
特に序盤の「破壊神ビルス編」「フリーザ復活編」の質の低さ…。
映画をただ引き延ばしているストーリーに、迫力のない作画…。正直、映画も楽しくなかったんですが、それを更に劣化させて提供されても…。
多くのファンもこのあたりで見限ってしまったかもしれません。(仕方ない
と思います)
「ドラゴンボール」というメジャーな看板背負っているだけに、もう少し作画頑張れよ…なんて思ったり。
ただ、そのあとの「破壊神シャンパ編」や「未来トランクス編」辺りから熱い戦闘シーンや展開も出てきて、最後の「宇宙サバイバル編」の「力の大会」の頃には作画も完全に回復し、面白さもぐんっと上がった感じがします。
(迫力のある戦闘が多かった「力の大会」も、無駄は多かった気がします。登場キャラ1/3ぐらいで良かったかと…。退屈な回が多すぎました…。そもそもジレンほどの強キャラがいると、ほとんどのキャラの存在は”無駄”になってしまいますけどね…。)
最後のジレンとの戦闘は特に迫力がありました。フリーザと悟空の熱い共闘の中にジレンが持てずにいた「信頼」を意識するシーンは少し感動しました。何度も拳を交えたが故に生まれていた信頼。まさか悟空とフリーザの共闘の中でそういったものを見せてくるとは予想しておりませんでした…。(フリーザはどうせ裏切るだろって思ってました笑)
しかしジレンは絶望的に強かった…。勝てるビジョンが浮かばなかった中盤は、「亀仙人か天津飯辺りをジレンにぶん投げて殺させる以外なくね?」なんて外道なことを考えてしまいました…。(殺すと失格になるため。)
{/netabare}
ドラゴンボールの戦闘力のインフレについて{netabare}
個人的にドラゴンボールの魅力は「戦闘力のインフレ」に詰まっていると思っています。
本編のフリーザ編が終わった後、復活してきたフリーザとフリーザの父を一瞬で切り刻んだ未来トランクスだったり、ベジットになることで脅威だった魔人ブウを赤子のように圧倒したり…。
そういう「圧倒的な強さの描写」に憧れた方も多いのではないでしょうか…。
ただ、題名に書いたとおり、本作に関しては、「インフレ要素」が不足していたのが残念でした。
平たく言えば、「超サイヤ人ゴッド」が全然強そうに見えない…青髪ダサい…格好良くない!!(私的な意見)
ノーマル状態でも善戦できる相手に、満を持してゴッドになっても圧倒できなかったり…弱そうな相手にも大苦戦したり…。なんならサイヤ人3のほうが強いんじゃねえか?なんて思ってしまうレベルです…。(勿論ゴッドのほうが強いはずですが。)
ノーマルで戦える相手ならデコピンで殺せる…そういう「インフレ感」や「嘘をつかない戦闘力」がドラゴンボールの醍醐味だと思ってます。
本作を見ていると、戦闘力が原作と比べて全然あてにならないというか…そもそも悟空が出る大会に天津飯や亀仙人が出場しちゃう辺りもおかしいんですが…。
なので「身勝手の極」の回を観て、久々にドラゴンボールだと思いました!
強すぎるジレンとも互角以上に戦える圧倒的な戦闘力…格好いい!
せっかくなら「ゴッド」ももっと格好いい見せ方ができたんじゃないかなぁ…なんて思ってしまいます。
{/netabare}
ともかく、退屈な「映画回」を乗り越えれば、ファンならそれなりに楽しめる回もちらほらあった作品だと思います。
お勧めは難しいですが、なんだかんだ最後まで観て良かったと個人的には思えた作品でした。
えたんだーる さんの感想・評価
3.8
週刊少年マガジン連載の同タイトルのマンガが原作。
(今は別冊少年マガジンに掲載誌を変更。)
タイトルの「UQ(ユーキュー)」は「悠久」と掛けられていて、作中には前作『魔法先生ネギま!』でもおなじみの吸血鬼エヴァンジェリンをはじめとして、いろいろなタイプの「不死者」が登場します。
一応世界観は継続しているものの、「ネギま!」よりは相当に未来であることもありとりあえず「ネギま!」を観ていなくても特に序盤はそれなりにお話にはついていけると思います。
かなりの長期連載ですが、アニメ化でどこらへんのお話までやるのかは、謎…。
== [以上、視聴前レビュー] ==
…ということで、第1話を観ました。原作だと初期は『魔法先生ネギま!』との関係性を強く押し出さずに始まったのですが、最近の原作の現状を考えて最初からネギま!を匂わせる方向なのですね。
第1回放送の前の特番でも、「これまでのネギま!」まとめみたいなノリでしたし。OP/EDに出てたキャラも考えると、序盤の修行パートとかはけっこうハイペースで進むのかな…?
2017.12.20追記:
全話視聴終了。とにかく「ネギま!2も名乗ったことだし、どんどんネギま!キャラを出してやるぜ」とでも言わんばかりに旧作キャラが目白押し。
女性キャラも巻きでバシバシと登場させて、早期にハーレムアニメっぽい雰囲気を作ってましたね。
前作のネギま!よりは修行とか戦闘パートが目立つ原作でしたが、特に修行に関しては大幅に尺カットで一気に原作を消費しました。
ネギま!自体はずっと原作を読んでいたこともあり、もちろんつまらなくはなかったんですが今後あえて人に薦めるほど面白かったかというとそんなこともないかなといった無難な作品に収まってしまった感があります。
OPを『ハッピー☆マテリアル』(前作OP)のカバー曲にしてしまったのも、無難といえば無難でしたがそこはちょっと冒険して欲しかった気がしました。
scandalsho さんの感想・評価
3.9
原作未読。最終話まで視聴。
早い段階で、{netabare}少々グロ目の{/netabare}バトル展開。
その後も、{netabare}少々グロ目の{/netabare}バトル展開が続き・・・。
不死者が主人公なので、どうしてもこういう展開にならざるを得ないのだろうが・・・。
コメディパートは面白かった。
特に第9話のドタバタ展開は最高だった。
終盤、前作にあたる「魔法先生ネギま!」のキャラが{netabare}次々と出てくるのは{/netabare}少し贅沢な感じがして良かった。
(直前に「予習」しておいて良かった~(笑))
作画が少々乱れる点と、{netabare}結局、何一つ問題解決していない{/netabare}物語は、評価が分かれるかもしれない。
ISSA さんの感想・評価
3.0
前作に当たる「魔法先生ネギま!」は数話見た程度
やたらハーレムで中身の無さそう、つまらなさそうで見なかった。
それでもこの曲はやたら耳に残る主題歌
「ハッピーマテリアル」
いかにも少年漫画らしいアクションファンタジー、ネギま よりハーレム押しがない分見易くなってる感じです。
視聴完了
ん~ありがちだったかな?
今期の作品は個性的なアニメ多いので、その中では古くささを感じてしまう。
美少女ハーレム&バトルだけだと…+α欲しかった。
ninin さんの感想・評価
3.2
原作未読 全12話
テラフォーマーズの2期です。1期から観ることをオススメします。
火星に探査に行った特殊な能力をもつ人間とテラフォーマーたちとの戦いが描かれています。
これだけ中身が濃いと1クールで終わるような感じは最初からなかったですね。
中途半端に終わらせた1期からどのように描かれ締めるのかを見極めようと思いました。
お話は、{netabare}内輪揉めをメインに展開しているので{/netabare}私が想像していたものとは全然違いました。
ちょっと拍子抜けしましたね。
ただ、1期の謎だった伏線をある程度回収されたのは良かったです。
一応切りのいいところで終わっていますが、続きを思わせる内容でしたね。3期はあるのでしょうか?
色々と考えましたが、タイトルのリベンジの意味が最後まで分かりませんでした。
OP 今や相撲やワイドショー番組でコメンテーターとしてよく観るデーモン小暮閣下率いる聖飢魔IIが歌っています。100,053歳であの高音は素晴らしいですね。
最後に、最終話に出てきたモブ夫とモブ子、シリアスな場面なのにちょっと笑ってしまいましたw
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
この作品は「TERRA FORMARS」の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。
地球上で猛威を奮い始めた致死率100%の「A・Eウィルス」は、先に火星に向かったバグズ2号が結果的に持ち込んでしまった予期せぬ事態が引き金になっていました。
治療薬を開発するには、たくさんのテラフォーマーの素体が必要・・・
これをきっかけにアレックス計画が立ち上がり、肉体強化手術が施された100名の乗組員が火星に赴く事になりました。
しかし、火星のテラフォーマーは人類の予想を遥かに超える数と能力で立ち向かってきたのです。
人類が取る道はただ一つ・・・生きて素体を地球に持って帰ること・・・
そんな人類とテラフォーマーとの熱い戦いの物語・・・第2弾です。
前期からテラフォーマーに相当苦戦を強いられている・・・という印象を強く持っていましたが、今期を完走して振り返ってみると、前期は小手調べに過ぎなかった・・・と言っても過言では無いと思います。
火星に送り込まれた人類の選択肢は一つしかない・・・その筈なのに、それ以上に人間ってしたたかで狡猾だったんです。
そしてそれはテラフォーマーも一緒でした。
圧倒的な数で迫り来るテラフォーマー・・・対する人類は100人いますが、全員が戦闘員ではありません。
数的不利を支えるのは、施された強化手術による個人能力アップ分以外は気合や使命感といった気持ちだけ・・・だから気持ちを一瞬でも切ったらテラフォーマーの手にかかって殺されてしまう・・・
前期でも沢山の仲間の尊い命が奪われてきました。
だから、もう誰ひとりとして絶対に失いたくない・・・
こんな時こそ一致団結して有事に臨む必要があると思うのですが、人間はどこまでも愚かでした・・・
戦場から遠く離れた地球で勃発した国家間利益の争奪に向け、水面下で様々な工作が施されてきましたが、その刃は火星にも向いていたのです・・・
結果的に火星で何が起こったか・・・それは裏切りによる訣別でした。
人類の敵はテラフォーマーの筈なのに、どうして火星に来てまで人類同士で喧嘩しなきゃいけないの・・・?
組織が分かれるという事は、個々人に対する脅威のリスクも跳ね上がるのに・・・
こんな事ばかり繰り返すから、地球から戦争が無くならないんだ・・・
確かに自国は大事です。でも、いつ何を優先させるべきかは、現場の第1線が判断しないと・・・
「事件は会議室で起きてるんじゃない・・・現場で起きているんだ!」
という声が飛び交うのをちょっとは期待しましたけれど・・・なんかとっても残念です。
そして事態は更に最悪に向けて転がり落ちていきます。
テラフォーマーが知恵を使い、組織間で連携しながら人類を襲ってくるだけでなく、バグズ2号で生還できなかった人類の人体改造手術を手に入れ、テラフォーマー自身を強化改造していたのです。
これまでも十分過ぎるくらい強い相手だったのに・・・
火星に送り込まれた人類はどれだけ苦しまなきゃいけないの・・・?
正直視聴していてちょっと辛かったです・・・
火星に来た人は、大なり小なりこれまで背負ってきた重荷に報いようと危険も顧みず真っ向から勝負を挑む勇敢な集団なんです。
ボロボロに傷ついても身体は戦う事を諦めません・・・
その瞳に映っているのは敵の姿ではなく、走馬灯のように駆け巡るこれまで大切にしてきた唯一無二・・・
「そうだよね・・・まだ諦めちゃ駄目だよね・・・」
人間のどこにそんなパワーが秘められているのか分かりませんが、次の瞬間、一矢報いるため渾身の一撃を放つ雄姿が目の前に広がるんです・・・
それを放った後どうなるか・・・そんな事を考えている人は、きっと誰もいません・・・
自分なりに約束を守り使命を全うする・・・そんな姿に何度も目頭が熱くなりました。
物語の展開としては今期の方が容赦がありませんでしたが、その分物語が秘める熱さも前期以上だったと思います。
オープニングテーマは、聖飢魔IIさんの「荒涼たる新世界」と「PLANET / THE HELL」
エンディングテーマは、Zweiさんの「Red Zone」、Fukiさんの「Strength」、そしてnaoさんの「Revolution」の3曲が使用されました。
閣下の歌を聞くのが久しぶりだったので、懐かしさを感じちゃいました。
エンディグはどれも格好良いですが、一番はnaoさんの「Revolution」です。
曲も然ることながらnaoさんの歌声が抜群に可愛いんです。
1クール全13話の作品でしたが、物語は完結していません。
膝丸 燈とミッシェルさんをちゃんと地球に生還させるまで、この物語は終われないでしょう・・・
原作のストックが無くなったのでしょうか・・・?
いずれにしても続編の情報を待ちたいと思います。