ピピン林檎 さんの感想・評価
2.9
ガッカリ長編アニメ3~精霊会議というか「幽霊」会議ですね、もはや笑
以前視聴した水島努監督の良作『SHIROBAKO』の中に、「イデポン宮森発動篇」(第6話)というエピソードがあり、その中で“伝説巨大ロボットイデポン”という作品がアニメ業界の人たちの共通の話題になっている描写があって、その元ネタが、本作『伝説巨人イデオン 発動篇』らしい・・・ということを知りました。
そしてその後も、色々な方面から「これはアニメファン必見の名作だ」という声を聞くので、やっぱりキチンと見ておかなきゃイケナイ作品なのかな?と思って、作画や演出の古さを我慢して、TVシリーズそして劇場版へと視聴を続けたのですが・・・
◎劇場版後編(発動篇)視聴終了後の率直な感想
久々に酷い作品を見てしまった(※以前みた『BLOOD-C』より更に数倍酷い・・・)。
シナリオ崩壊というか、もはや物語の体を成していませんね、これは。
死亡したはずの主要キャラが最終回で唐突に復活して、ご都合主義もいいところの意味不明のハッピーエンドを迎えるゴミみたいなアニメ作品を揶揄する言葉として、「精霊会議」という表現をよく聞きますが、本作の場合は、ネタバレレビューを読む で終わっていて、視聴料返せ!!!!と叫びたくなってしまいました。
◎絶賛する意見も多い作品なので、視聴は自己責任で
上記の『SHIROBAKO』に限らず本作を名作と推す意見も強いので、私としては、あくまでバランスを取る意味で「少数意見・感想」として本レビューを挙げておきます。
※追記
すぎやまこういち氏の手になる音楽だけは印象的でした。
◆視聴メモ
ネタバレレビューを読む
◆制作情報
ネタバレレビューを読む
◆作品別評価
TVシリーズ(計39話) × 3.1
劇場版(接触篇・発動篇) × 2.5
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総合 × 2.9
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
============== 伝説巨神イデオン (1980年5月-1981年1月) ============
ネタバレレビューを読む
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)6、☆(並回)28、×(疑問回)5 ※個人評価 × 3.1
OP 「復活のイデオン」
ED 「コスモスと君に」
============== 劇場版 伝説巨神イデオン (1981年7月) ============
接触篇 ☆ ネタバレレビューを読む ※1時間24分
発動篇 × ネタバレレビューを読む ※1時間38分
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)1、×(疑問回)1 ※個人評価 × 2.5
主題歌(接触篇) 「セーリング・フライ」
主題歌(発動篇) 「海に陽に」