Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
東海3県+α(静岡県)のみにスポットを当てた作品と侮るなかれ…
この作品の原作は未読ですが、TVアニメは第3期まで視聴済です。
以前、仕事の都合で東海地方に住んでいたことがあるので、私にとってとても馴染みの深いシリーズになっています。
まさか、第4期まで放送されるとは夢にも思っていませんでしたけれど…
おばあちゃん子で名古屋訛りが露骨な愛知県出身の女子高生「八十亀最中」
東京都から引っ越してきた「陣界斗」
最中と同じ高校に通う岐阜県出身の「只草舞衣」
三重県出身の「笹津やん菜」
4人の個性的なキャラクターを通じて、名古屋や中京圏の方言や文化、県民性に触れることができるコメディー作品です!
更に2期、3期では、
静岡県出身の「初内ララ」
大阪府出身の「一天前紫春」
京都府出身の「輿安七帆」
といったキャラクターも登場! 中京圏だけでなく、その広がりは近畿地方にまで達しました。
「八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ」でも、作品を通じて名古屋市はもちろん、東海地方やその他の地域の魅力や独自の文化を"愛あるディスリ"を交えながらさらに発進していきます。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
そうなんです。
第1期は東海地方だけでしかが、回を重ねるごとに範囲が広くなっているんです。
これまでは西に延びていきましたが、第4期はついに東にも延びていくことになります。
そう、いよいよ関東地方も射程圏内に入ってきたんです。
そういえば、公式HPのSTORYで1点気になったところがあります。
第2期、3期の紹介で静岡県が出てきましたが、静岡県は中京圏にもましてや近畿地方にも入っていないんです。
だから公式の記載方法だと静岡県の扱いが他県と違うように見受けられますが、きっとそういう意図は無かったんじゃないかと…^^;
今回新たに参戦してきたのは、神奈川県、千葉県、埼玉県の3県です。
この作品の特徴として声優さんも出身者が選ばれます。
神奈川県だったらすみぺ、千葉県だったら徳井さん…というのもこの作品を通して知りました。
まぁ、中京圏主体の作品なので、他県は比較の対象として存在している感じは否めませんでしたけれど…
ですが、物語の中で「日本第3の都市は何処か!」という話題は、メッチャ盛り上がっていましたよ。
私の出生県も現在進行形で住んでいる県も、日本第3の都市とは縁もゆかりも無いので殆ど気にしたことの無い話題なんですが、該当するところに住んでいる方には引くに引けない何か…きっと「超自分のところ推し」的な気概を感じた気がしました。
この作品はいずれ全国津々浦々までターゲットにするのではないでしょうか。
まぁ、面白いから視聴を続けますけど…
でも、この作品を見ると名古屋に行きたくなります。
大須とか普通にブラブラ歩くだけでも面白いですから…
最近は分かりませんが、住んでいた当時はアニメ関係のお店も結構あったので…
うぅ、あの頃が懐かしい…^^;
1クール全10話の物語でした。
ですが、「八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ #00 「来週スタート!八十亀ちゃんかんさつにっき4さつめ 告知特番」」と、「特別編 八十亀ちゃんかんさつにっき あとがき」が本編の他に制作されているようです。
私は「あとがき」が視聴していないので、どういう内容かは分かりませんけれど…
因みに、dアニメストアでは第1期が「八十亀ちゃんかんさつにっき dアニメストアスペシャルVer.(全12話)」、第2期が「八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ DELUXEインタビューVer.(全12話)」と掲載されていました。
「dアニメストアスペシャルVer.」とか「DELUXEインタビューVer.」とか普通に気になるんですけど!
でも、それ以上に気になるのが第5期の制作なんですけどね…
続報を楽しみにしています。