擬人化で豆知識なTVアニメ動画ランキング 3

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72.5 1 擬人化で豆知識なアニメランキング1位
はたらく細胞BLACK(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (324)
1211人が棚に入れました
毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!!飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか?これは、あなたの体の物語――。

声優・キャラクター
榎木淳弥、KENN、日笠陽子、Lynn、内山夕実、鳴海崇志、久保ユリカ、椎名へきる、ブリドカットセーラ恵美、平川大輔、津田健次郎
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

右肩下がりの虚無感こそBLACKの本質

不健康な人体で過重労働を強いられる擬人化細胞たちの日常を描いた、
『はたらく細胞』の同名スピンオフコミック(3巻までレンタル)のアニメ化作品。

【物語 4.5点】
乱れた生活が招く重大疾病
→免疫低下中の現場では対処し切れず崖っぷち
→外部からの抗生物質等の運で首の皮一枚つながる。

皆、一生懸命頑張っているのに!
俺たちは何のために働いているんだ!?溢れる感情、涙……。

定型をブラック企業風の3K脚色で繰り返しながら、
主人公の赤血球らが心身共に追い詰められて行く絶望感を、
1クール3巻途中までのスローペースで、
一部“出張版”や“第二部”のエピソードを先取りして構成しつつジックリ消化。

各エピソードの急性的な悲哀、憤怒だけでなく、
慢性的な消耗の蓄積により感情が爆発する、
あの時、勇気を貰った言葉へのアンサーなど、伏線回収も良好。

公式HPは“はたらく人たちに勇気を贈る、大人の“はたらく細胞”開幕!”
などと銘打っているが、
よくぞここまで、はたらく苦しさを斟酌してくれた!と奮起できるか、
もうダメだ……と、めり込むかは視聴者次第(私は前者でしたが)
メンタルヘルスは“自己責任”でお願いします。


【作画 3.5点】
制作のライデンフィルムもかつては、
序盤の勢いが続かず、徐々に作画が息切れする傾向もあったが、
近年のスタジオや人員の増強で戦力は整ってきている模様。

人物等にデッサン風の陰影を描き込み、疲労感を増強。
背景美術も、寂れた工業団地の如き体内組織を構築し、ディストピア感を演出。
序盤から血管内に汚泥となって積もるプラーク(こぶ)の描写も手を抜かず、
破滅への序曲を奏でる。

暗い体内で輝きを放つのはもはや、
巨乳白血球さんたちの純白な胸元しかないのか?(←錯乱w)
ですが彼女たち好中球の斬撃や“貪食”のグロ描写も容赦しませんw

{netabare}ネオン街風の街並みで“抜いて”くれる肝臓や、
汚れた身体を洗い流してくれる腎臓{/netabare}も大人(アダルト)向けw


【キャラ 4.0点】
主人公の赤血球(AA2153)……真面目なメガネ男子
同期の赤血球(AC1677)……サボる要領も弁えた主人公のバランサー男子
白血球(1196)……落ち込んだ主人公のカンフル剤にもなる長髪巨乳剣士

彼らを軸に、各臓器、器官の惨状を行脚。

胃の主細胞のおっちゃんや、クレーマーおばさん細胞など、
劣悪な環境に毒され終わってると思われたキャラが、
時折、人情を見せたりもするが、基本的にBLACK。

ここはCV.久保ユリカさんの血小板ちゃんで幼女成分を補給しよう……。
が、BLACKは血小板リーダーすらも、口が悪いガテン系w残念w


【声優 4.0点】
ナレーション役は津田 健次郎さん。年季が入った渋いボイスで、BLACKに拍車。
尚、人間ドラマへの没入重視のためか、解説の際、テロップ表示もほぼありません。
……新入りに優しくないw

主人公・赤血球役の榎木 淳弥さん。ポジティブからネガティブまでカバーする
アップダウンの激しい熱演でBLACKを体現。

脳細胞の司令官役には平川 大輔さん。
常にギリギリの対応に追われる狼狽ボイスが修羅場を好演出。

あと、{netabare}淋菌役の高橋 伸也さんの「淋しい~」{/netabare}が脳裏から離れず、夢に出て来そうですw

【音楽 4.0点】
劇伴は菅野 祐悟氏。特に勇壮な管弦楽の主旋律に、
心電図モニター音をアレンジしたメインテーマは、
感情が限界突破したシーンで多用され、ハートを揺ぶる。

OP主題歌は「走れ!withヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)」
大変、前向きなロックチューンなのですが、
このシナリオ下で聴くと多分に空元気w
でもOPアニメはキャラの表情も明るいオアシスです。
{netabare}で、これすらも夢落ちって……そりゃ、ないよ~(泣){/netabare}

EDは「上を向いて運ぼうwith 赤血球&白血球」
明るい曲調で“はこ~べ♪はこべ~♪”“フレー♪フレー♪細胞♪”
などと歌う、もはや破れかぶれなブラック企業社歌の様相。
二番では“タイムカードの意味はないよな”
との爆弾発言まで飛び出し、労基署通報待った無しw


【感想】
不健康な生活への警鐘アニメであると同時に、
BLACKについて、思う所が多々ある私にとっては、
涙無しには見られないシーンが多い、お仕事アニメでもありました。

例えば、{netabare}暴走の末、「もう働かなくていいんだ」と涙するキラーT細胞とか、
赤血球AA2153とAC1677の友情とか、
自暴自棄になった主人公に「世界を壊すことじゃない」と抱擁する白血球とか。{/netabare}

長いデフレ不況下における、ブラック労働の何処が悲惨かと言うと、
皆の日々の頑張りは、マイナスをゼロに保ち続けるだけの防衛戦でしかなく、
働いても働いても、定昇も成長も見込めない。
むしろ右肩下がりに衰退していく虚無感にある。

その観点からも本作のBLACKは本物だったと思います。
人体の不摂生だけでなく、社会の不健全についても考えさせられた作品でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 29
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BLACK de 連想

あらかじめお断りしときます。筆が進みません(当社基準)。

ナレーションが能登麻美子さんから津田健次郎さんへ
赤血球が女子から男子へ…ざーさん出てきません
逆に白血球は女子へと変貌

別の体だからという理由でした。『はたらく細胞』スピンオフ作品です。
“BLACK”といえば富山のご当地醤油ラーメンが真っ先に思い浮かぶ私ではありますが、こちらの作品はおそらくブラック企業の“BLACK”を念頭に置いてます。
不摂生だったり、過度のストレス下にあると身体にガタがくると言われてますけど、それを見える化しちゃったぞな全13話。よって“WHITE”な世界からは想像つかないくらい酷使されてる細胞さん達とのお付き合い。ラインナップはこちら↓


 {netabare}第1話 喫煙、細菌、終わりの始まり。
 第2話 肝臓、アルコール、誇り。
 第3話 興奮、膨張、虚無。
 第4話 最前線、淋菌、葛藤。
 第5話 過重労働、脱毛、錯乱。
 第6話 腎臓、尿路結石、涙。
 第7話 カフェイン、誘惑、嫉妬。
 第8話 ふくらはぎ、肺血栓、機転。
 第9話 異変、水虫、働く意味。
 第10話 胃潰瘍、友情、喪失。
 第11話 自暴自棄、痛風、反乱。
 第12話 復帰、心臓、終焉。
 第13話 心筋梗塞、蘇生、変化。{/netabare}


正直な話
真面目な話
いやいや変な話ぃ

これまで観てきた「やれ鬱アニメだ」「胸糞展開だ」「グロ注意!」などの作品群なんて鼻で笑っちゃうくらい陰鬱とした気分になりました(自分基準)。何話か観ていたたまれなくなって視聴ストップしたのは私史上初です。
理由は明快。宿主と自分がそう変わらず実際死にかけたから。そもそも真っ先に醤油ラーメンを想像してしまう自分の浅はかさを省みて自己嫌悪に陥るのです。
だがしかし作品は悪くありませんよ。人相悪めの血小板ちゃんが悪態ついてたり、過酷な環境だと人心が荒廃してくる様子なんか元々の『はたらく細胞』との良い対比になってます。
“人間(細胞)は環境の生き物”だなぁってのが良くわかる良品でした。



※一言

生活習慣変わるよね、マジで



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

-----


2021.04.29 初稿
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 40

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

勃起するとゆうことは

この体は男だな。

とゆーことはあれか。フツーの方は女なのかな。
なので白血球さんと赤血球が男女入れ替わってるとか。

いや根拠はないすけど。

ブラックの方は白血球さん長刀なのね。

あと血小板ちゃんがブラックの方は上履きだ。
フツーの方はブーツだけどさ。

細かいとこ微妙に違っててそおゆうのん探すのも楽しいね。

:::::::::::::::::::::::

なんかまあリアルでしたね(笑)。
特に腎臓と肝臓がやはりとゆうかなるほどとゆうか。

体いたわらなきゃあなあと思うことしきりでしたわん。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

57.3 2 擬人化で豆知識なアニメランキング2位
ミラクル☆トレイン 大江戸線へようこそ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (75)
500人が棚に入れました
都市伝説『ミラクル☆トレイン』。東京の地下鉄には、出会えた者にきっと幸せが訪れる、奇跡の電車が存在するという。1人の淑女が改札を通ると、表示されたのは「Welcome to the Miracle☆Train」の文字。気付かずに乗り込むと、そこには他の乗客が存在しない異空間が広がっていた。不思議がる彼女に、話しかける6人の男子達。
「ようこそ!ミラクル☆トレインへ」何と彼女は出会ってしまったのだ、奇跡の電車に。
悩みを抱える淑女しか出会うことの出来ないその電車には、美麗な6人の男子達が乗っていた。
そう、6人の駅達が―――

声優・キャラクター
KENN、杉田智和、置鮎龍太郎、小野大輔、梶裕貴、森田成一、藤原啓治、石田彰、さかいかな、内田彩、渕上舞、砂倉加奈子、名塚佳織、仙台エリ、本多陽子、こやまきみこ、保村真、小清水亜美、岡田栄美

黒羽翼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大江戸線って、イケメンなんですね(笑)

初めて見た擬人化もの。
まさか、こんなにおもしろいとは(笑)。

キャラクターがしっかり駅のイメージを出しているし、
内容も毎回、感動あり、大爆笑ありで、見ていてあきなかった。

個人的にもう少しやって欲しかったな。

ちなみに、汐留くんと新宿さんの関係に若干のBLを感じた(笑)

EDの喜多修平のSTORIES、アニソンどうのと関係なく名曲だった。

どうしてもイケメンが出るアニメだと遠巻きに見られてしまうけど、
男の人が見てもじゅうぶん楽しめると思う。

全体的に、もっと評価されるべきのアニメだと思う。

詳しくは知らないけど、他の路線でもあるらしいので、
そのシリーズもアニメ化希望!!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イケメンになった駅たちが迎えてくれるハートフルコメディ

東京の大江戸線の駅をイケメンに擬人化した漫画・ノベルが原作で、
このTVアニメ版では「都庁前」「新宿」「六本木」「月島」「両国」「汐留」
の6人と車掌、小学生くらいの少女であるガイドのあかりちゃんを中心に
1話完結型、全13話のオムニバスで物語が展開していく。

毎回、女性キャラをゲストに乗車させ、その人の悩みを解決するという話なのだが
前半はたいした悩みでもないし、解決法もあまりに簡単で
ホストクラブのような出迎え方や雰囲気に慣れるまでは
これって単なるコメディだよな?としか思えず、ただ気楽に笑って観ていた。
それでも、音楽や作画はきれいだし、以前通い慣れた駅やその周辺、
見慣れた景色が度々登場するので懐かしかったり、嬉しかったり。
それに各駅ごとに壁やベンチやホームのデザインがそれぞれ違う大江戸線ならではの
キャラ設定も、なかなかで楽しく、6話以降からは俄然面白くなり、
気づけば一気に観てしまっていた。

個人的には、手違いで乗ってしまった男性客の9話に、
共感してしまう意外な部分があって面白かったが、
いきなりアクション編な10話は懐かしい刑事ドラマを思い出して楽しかったし、
じんわりと涙してしまった11話もなかなか良かった。

内容的にはやはり女性向きに作られているのだろうけれど、
大江戸線や沿線の豆知識的なことも同時に知れるのは見所のひとつかも。

そのほか、駅周辺に日本茶インストラクター協会がある汐留くんは
日本茶を淹れるのが上手だったり、
吉良邸がある両国くんが忠臣蔵をはじめとする時代劇マニアだったり
もんじゃ焼きで有名な月島くんは、しょちゅうもんじゃを焼いてたり・・
それだけでなく、セリフなどの随所にも駅構内や駅周辺にちなんだものがあり
それぞれ個性豊かなので、さまざまなキャラを楽しむのにはオススメ。

ちなみにメインキャストの雰囲気はというと。

「都庁前」・・生真面目なリーダーのメガネ男子
「新宿」・・どう見てもホストにしか見えない
「六本木」・・無口で温和。なぜかいつもパソコンに向かってる
「月島」・・冷静沈着なもんじゃ好き
「両国」・・江戸っ子口調で大雑把な雰囲気だが人情家
「汐留」・・一番最後に完成した駅だけあって末っ子的存在の甘えん坊

以上の駅のほか、「東新宿」「西新宿五丁目」「新宿西口」が
「新宿」の兄弟として登場したり、クールな良きパパ「飯田橋」や
ワイルドな「大門」、やさしそうな「豊島園」なんかもチョイ役で出ていた(笑)

今まで、あまり擬人化アニメを観たことがなかったが
物語さえしっかりしていれば、けっこう面白いものだね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

移動ホストクラブで行く、ぶらり沿線の旅

乙女向けのイケメンに擬人化された”駅”が(『エキメン』というそうです)、乗客のために奮闘する一風変わった物語。
1話完結で、都営地下鉄大江戸線の鉄道や駅、沿線の町についてのウンチクを交えながら、ミラクルトレインに訪れる様々なお客様のお悩みを解決していきます。


正直、前半は苦行でした。
乙女向けをコンセプトに作成されているので当然といえば当然なんですが、イケメンどもが客を連れまわしてデートしてれば、勝手に女の方から納得して悩みが解決!という薄っぺらな展開と、テンプレート的なキャラのカッコつけが鼻について、どうにも、こうにも・・・・


てか、何でこんなの見てんだ?俺?
・・・・・ 女性が、萌えアニメ見て抱く嫌悪感ってやつが理解できた気がします ・・・・・
ま、どうでもいい事ですね
失礼しました


さて、話を戻して。
前半はアレでしたが、どっこい中盤以降、変わった乗客が乗るようになってきたあたりから俄然面白い。
ホストみたいな直球色仕掛けではなく、右往左往しながら悩みを解決しようとする男どもに愛嬌がでてきます。
バラエティに出てヨゴレをやるジャニタレを見て好感を抱くような心境とでもいいますか、
ともかく、人間味が感じられるようになってからはエキメンらが魅力的に見えました。
いや、まぁ、人間じゃなくて”駅”ですけどねw


ラストは多少強引ではあるものの、それなりにまとめて完結させてあります。
一応、ハッピーエンド・・・・でいいのかな? ちょっとニヤッとしちゃいました。


男性にはオススメはしません。
あまりにも乙女向けすぎ。
変わった設定が面白いし、後半の人情話はなかなかイイので、女性の方には楽しめる作品ではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

61.2 3 擬人化で豆知識なアニメランキング3位
レヱル・ロマネスク(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (74)
269人が棚に入れました
正和63年10月。大廃線により鉄路の殆どが失われてしまった国――日ノ本。九洲は隈元県御一夜市。疲弊しきった経済の立て直しを、蒸気機関車8620とそのレイルロオド・ハチロクとを主役に据えた観光振興により見事成功させ鉄道復興の聖地となった同市は、さらなる復興への機運や全国の鉄道事業者・まいてつたちの交流を盛り上げるべく、『第一回まいてつ祭』の開催を企画する。鉄道車両の運転制御用人型モジュール「レイルロオド」達もそれぞれのマスター達につれられ全国から集う。人間達の連日の会議に刺激され、「自分たちも何かをしたい」と意気投合した彼女たちは、有名レイルロオド「すずしろ」を中心として「レイルロオドサミット」を主催。駅前の「cafe亜麻色」に集合し、「まいてつ祭」へ更なる彩りを加えるべく知恵を絞っていく。

声優・キャラクター
上坂すみれ、洲崎綾、降幡愛、黒沢ともよ、久保ユリカ、永井真衣、上絛千尋、伊ヶ崎綾香

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

物語を楽しむアニメとは別ベクトルの作品

タイトルのとおり、物語を楽しむ作品とは別ベクトルの作品ではないかと。
「物語の評価」が低いのはその為。
ただ、これが悪いわけではない。

いわゆる「ストーリー」を楽しむ作品ではないものの、例えば、擬人化された鉄道キャラのバックボーンなどを知れば(知っていれば)、「ストーリー」とは別の、その鉄道(車両)が持っている物語が浮かんでくる方もおられるのかもしれない。
ただ、私は鉄道の歴史や車両にもそれほど、関心が高いわけではなかったので、アニメ上で展開される情報を受けるだけだったので「へー、ほーん、そうなんだー」止まり、即ち物語が浮かんでくることはあまりなかった。

キャラクターは細かく丁寧に描写されており、まぁ、アニメキャラとしてはかわいらしい娘も多いので・・・、でもそれだけだけど。


時間も1話5分くらい?
なので、あまり多くを求めても仕方が無いとは思いますが、なんというか、何が目的のアニメかよくわからなかった・・・かな。

一服の清涼剤系アニメ?
うーん、鉄道ネタに反応する方とかわいい娘好きのアニメファンにはそういう存在になり得るのかなぁ。
例えばタブレット菓子のように、お口を爽やかに清涼感を演出するみたいな。

良いところが無いわけではないんですが、
私の求めるものとは一致しなかった感がありました。
そんな感じでした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

良く分からんけど組み立て式チョコは欲しい

序盤 なるほど

中盤 ふむ

終盤 ほほお

この話は交通手段として鉄道が用いられなくなりつつある時代での鉄道の話
ジャンルは鉄道・擬人化
鉄道が擬人化して鉄道をいかに盛り上げるかを話し合うだけのアニメ、といえば聞こえは悪いですが、良くも悪くも普通な内容でした。
五分アニメにも関わらず一話あたり2つの物語があるおかげで一つあたりが短い短い。流れるように物語が進行して行きます。

原作は18禁ゲームの「まいてつ」だそうです。
しかし濡れ場の「ぬ」の字もなく、恋愛という要素もまるでないので、安心して親子で見てください。

総監督・音響監督はひらさわひさよしさん。捏造トラップの総監督をされた方ですね
脚本・原案は進行豹さん。
劇伴は酒井陽一さん。変好きの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はサエッタさん。八十亀ちゃんかんさつにっきなどの会社ですね

作画は普通。手抜きかんがあったのが残念。ある意味可愛かったけど。
音楽も普通。
主題歌色々。個人的にはBon Voy@geが好きです。

総合評価 組み立て式チョコあったらほしい

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まいてつ祭へ、ようこそ!

この作品の原作ゲームは未プレイです。
演じている声優さんが何気に凄いので、完走してwikiをチラ見するまで分かりませんでしたが、原作ゲームは18禁だったんですね。


正和63年10月。

大廃線により鉄路の殆どが失われてしまった国――日ノ本。九洲は隈元県御一夜市。

疲弊しきった経済の立て直しを、蒸気機関車8620とそのレイルロオド・ハチロクとを主役に据えた観光振興により
見事成功させ鉄道復興の聖地となった同市は、
さらなる復興への機運や全国の鉄道事業者・まいてつたちの交流を盛り上げるべく、
『第一回まいてつ祭』の開催を企画する。

鉄道車両の運転制御用人型モジュール「レイルロオド」達もそれぞれのマスター達につれられ全国から集う。

人間達の連日の会議に刺激され、「自分たちも何かをしたい」と意気投合した彼女たちは、
有名レイルロオド「すずしろ」を中心として「レイルロオドサミット」を主催。

駅前の「cafe亜麻色」に集合し、「まいてつ祭」へ更なる彩りを加えるべく知恵を絞っていく。


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

ざっくり書くと、全国から集まったレイルロオドが、サミットと称してレイルロオドのご当地グッズを順番に考案し、順番待ちのレイルロオドは御一夜市内の観光をするという、こんな感じの作品です。
でも先述した通り、演じて言える声優陣が何気に凄いんですよ。

すずしろ(CV:すみぺ):万岡鉄道C12 67専用レイルロオド
ラン(CV:うっちー):高嵜鉄道D51 840専用レイルロオド
汽子(CV:洲崎綾さん):名児耶鉄路ホジ6005形 ホジ6016専用レイルロオド
いよ(CV:降幡愛さん):いよかん鉄道甲1形 1号蒸気機関車専用レイルロオド
紅(CV:黒沢ともよさん):旧南颯鉄道キハ100形 キハ101専用レイルロオド
りいこ(CV:久保ユリカさん):頭部鉄道5号機関車専用レイルロオド
かかあ(CV:永井真衣さん):常州電鉄デハ100形 デハ101専用レイルロオド
しろがね(CV:上絛千尋さん):關門鉄道EF10 23専用レイルロオド
西瓜(CV:伊ヶ崎綾香さん):仲国鉄道総公東富4 2000専用レイルロオド

上記登場キャラクターはwikiを参考にさせて貰いましたが、登場キャラクター欄で何やら気になる記述を見つけました。

かにこ(CV:田中理恵さん):第2期より登場予定。
これに先立ち、蓄音レヱル第11弾で先行登場した。
北開道鉄道C11形 C11202専用レイルロオド。

えっ、この作品って2期あるの…!?
調べてみると、一応コミックナタリーの12月12日付けの記事に第2期の事が触れられていました。
公式HPにも記載はありませんが、一応チェックしておこうと思います。

アニメーション制作はサエッタさん。
これまで「八十亀ちゃんかんさつにっき」を手掛けられた会社みたいです。
作画の乱れなどは全然気になりませんでしたね。
キャラデザの高いクオリティをしっかり保持できていたと思います。

主題歌は、Ayumi.さんの「Wonderful Rail」、櫻川めぐさんの「Singing Wheel」、新海雅代さんの「Bon Voy@ge!」
個人的には「Singing Wheel」の曲調が好みだったかな。

1クール全12話の物語でした。
5分枠のショート作品なのでサクッと視聴することができます。
キャラデザも可愛いし、出演している声優陣も凄いことを踏まえると、手軽に満喫できる物凄くお得な作品なのではないでしょうか。
もちろん、第2期も視聴させて頂きますよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
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