探偵で超能力なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの探偵で超能力な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月14日の時点で一番の探偵で超能力なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.5 1 探偵で超能力なアニメランキング1位
Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (3661)
19789人が棚に入れました
10年前突如東京を襲った異変、通称「地獄門(ヘルズ・ゲート)」といわれる未知の領域が出現したその時からこの世界は本当の“空”を失い、夜空を覆う満天の星空は偽りの星達のものとなった。また時を同じくして「契約者」と呼ばれる特別な能力を身につけた者達が現れはじめる。人間らしい感情や「契約対価」という代償と引き換えに人外の能力を得た存在である彼らを利用して、このゲートに関する情報を得ようと各国の諜報機関が東京にエージェントを送り込む。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「人間性」がテーマの、繊細なバトルアニメ

能力系バトルアニメ。
原作なしのオリジナルアニメーションです。

「組織」と呼ばれる団体のエージェント、「黒(ヘイ)」。
任務をこなす中でさまざまな人々と関わり、「組織」の正体へと近づいていく。
そんなお話。

能力者は「契約者」と呼ばれ、能力を使うと、そのたびに「対価」を支払わなければいけないという制限があります。
そのため濫用はできません。

さらに「契約者」は、人間らしさが欠如するという特徴があります。
主人公ながら、氷のような目をした「黒」。
表の優男と、裏の冷徹な暗殺者を使い分け、見ているこっちも怖くなるほどです。

人間性が失われ、ロボットのように合理的に行動する契約者達。
しかし、もともとの人間性の部分が完全に消失するわけではありません。
ふとしたところで見せる、人間味のある感情や行動が目を惹きます。
合理的な判断と、義理や人情や愛情といった人間的な部分の間を揺れ動く、契約者たちの葛藤がテーマ。

主要人物だけではなく、敵役にも同じことが言えます。
そして、支払う「対価」の内容の多用さ。
たったそれだけで、しっかりキャラが立っています。

敵や脇役にすら惚れてしまうくらいです。
ネタバレレビューを読む
みんな魅力的。

もう一つの見所はバトルです。
各契約者は、出会ってみるまでどんな能力をもっているかわからない。
決して主人公無双ではなく、ギリギリの手に汗握る戦いが繰り広げられます。
演出も迫力があるし、カッコイイ!
ネタバレレビューを読む

もちろん契約者だけではなく、普通の人間も大活躍。
両者を同等に活躍させることで、人間と契約者の価値観の違い、そして共通点が浮き彫りになります。
契約者以上に冷徹な人間、人間以上に感情的な契約者。

ネタバレレビューを読む

謎めいた発言や、抽象的な演出が含まれているものの、大筋は分かりやすいストーリー構成。
感情や人間性という繊細なものに優しく触れつつも、ハードボイルドさを失わせず、うまくバトルアニメに仕上げた良作だと思います。

キャラクターの「感情」に注目しながら観ると、より楽しめるはずです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 58
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

雰囲気に酔えるオサレアニメ

制作はボンズのオリジナルアニメです。
ジャンルはSF・スパイバトルアクション・ヒューマンドラマです。


10年前、東京に突如「地獄門」(ヘルズ・ゲート)と呼ばれる領域が生まれ、「契約者」と呼ばれる特殊能力を持った者たちが現れ始める。
彼らは感情を失い、「対価」と引き換えに強力な能力を用いるので、各国諜報機関が彼らをエージェントとし、「地獄門」の調査をさせている。
主人公の黒(ヘイ)も「契約者」かつ“機関”の一員であり、銀(イン)・猫(マオ)・黄(ホァン)とともに諜報活動を行う。
彼は「黒の死神」と呼ばれ、最強のエージェントの一人として恐れられていた。


私にとっての鬼門である異能力バトル系。
そもそも少年漫画系バトルもの・ラノベ系ファンタジーが好みでないのもありますが、この手の作品は設定・キャラ過多で覚えていられなくなるのがキツイのですw
本作は割と大人向けに作ってあると風のうわさで聞いたので、ちょっと見てみました。


見始めは「ん?」って思いました。
確かに萌え絵でもないし、おっさん多いし。
でもラノベ原作ではないですが、全体的な設定は完全にラノベw
“契約者”“対価”“組織”“エージェント”“パンドラ”、“天国門”に“地獄門”。
これは尋常じゃないほどの厨二ですよw
私の知る限りではぶっちぎり。


でも本作の本質は設定ではない。
契約者とそれを取り巻く人たちの人間ドラマが主眼。
それとおおよそ二話構成のため、テンポが非常に良いのも特徴です。
しかし一貫したストーリーラインもあり、終盤は物語が繋がりだします。

全体的に二項対立で描かれているのが目立ちました。
契約者と一般人、能力と対価、理性と感情、日常と非日常、正義と悪、敵と味方、チームプレーとスタンドプレー、組織と個人みたいな感じです。
このため人間ドラマは分かりやすく、結構感情移入もしやすくなっています。
二話構成なのにゲストキャラが立っているのはこのためでしょう。

その中でも主人公の黒とノーベンバー11が格好良すぎる。
黒はナチュラルたらしだよねw
ノーベンバー11はネタバレレビューを読むが印象的。


彼らの特殊能力や対価も独特で面白いものが多いです。
ネタバレレビューを読む


各ストーリーは二話構成で分かりやすい反面、本筋となるストーリーラインはなかなかに難解。
一つ一つの事件が最後に繋がっているのですが、最初に通してみても分かりづらいと思います。
全体的に説明が少なく、伏線を放っておくことが多いのが原因です。
もう一度見てみると終盤の展開を知っているため、いろいろと新しい発見があるかも。

以下核心的なネタバレ。
ネタバレレビューを読む


個人的にずっと気になっていたのは黒についての設定です。
主人公補正なのかなと思っていましたが、どうも違ったようです。
ネタバレレビューを読む


総括して、抜群の雰囲気を醸し出す作品でした。
ちょいグロ描写、明らかにされない設定も数多くありますが、雰囲気アニメを見たい人にはもってこいかと。
ストーリー構成も相まって、硬派な割には結構見やすい作品かなと思いました。
でも、契約者みたいに合理的すぎる人には向かないですw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 50

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

契約者は夢を見ない

ヘルズゲートと呼ばれる未知の領域と、契約者と呼ばれる特殊な能力を持った存在の出現。
契約者であり、とある組織に属する主人公・黒(ヘイ)の任務遂行が物語の軸となる。
契約にまつわる人間ドラマとスタイリッシュなアクションシーンが光るボンズのオリジナル作品。

契約者は能力使用後に「対価」を支払わなければならないという設定があり、
そして能力だけでなく、対価の内容も能力者によって異なる。
容易なもの、苦痛を伴うもの、命にかかわるもの、その他ユニークなものまで多種多様。

物語は基本、ゲストキャラにスポットを当てた2話完結仕立てのドラマにより進行。
2話かけることで、どのエピソードも非常に丁寧に作られている印象。
契約者を通じての人間の業が色濃く描かれており、物悲しい結末も多いが、余韻が心地良い。

契約者それぞれの能力を活かしたバトルシーンもあり、黒のワイヤーアクションは必見。
作画もよく動き、スピード感ある迫力満点なアクションを楽しめる。
菅野よう子が手掛けるBGMも、バトルを盛り上げる要素の一つ。
バトルシーンだけでなく、世界観と絶妙にマッチするBGMは本作の魅力の一つでもある。

キャラクターは何と言っても主人公の黒が魅力的。
冷徹で非情な面もあるが、次第に人間臭さを見せ始める。
任務のため、普段の日常では穏やかで気弱そうな青年を演じているという二面性も良い。
あるいはこの気弱な青年「李」こそが、本当の彼の素顔なのではないかと想像させられる。
黒の他にもゲストキャラ含めた様々な人間、契約者、対抗組織の強キャラも一癖ある連中ばかり。
組織間の抗争の裏で、黒の正体を探る役割を負った、警視・霧原未咲の立ち位置も絶妙。

多くの謎や設定を放置して、物語は幕引きを迎える。
物語の根本と個別エピソード、どちらに重点を置くかによって、評価が大きく異なる作品。
個人的には、設定部分はドラマを盛り上げるための「舞台装置」と割り切って見ていたので
最後まで楽しめたし、制作側にもそういう思惑があったのではないかと推測している。
また、設定自体にオリジナリティはないが、素材の質と組み合わせ次第で、
いくらでも面白いものが作れるという好例を本作は示してくれた。
厨二な雰囲気アニメの域を出ないが、終始心地良い雰囲気に浸らせてくれた作品です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 45

67.0 2 探偵で超能力なアニメランキング2位
ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (910)
5937人が棚に入れました
2014年横浜。ナイスとムラサキのコンビ探偵“ハマトラ”は、事務所としてテーブルを間借りしているカフェ・ノーウェアで仲間たちと一緒に今日も仕事の依頼を待っていた。そんな中、2人の元へと舞い込んだある依頼が、2人と旧知の間柄の警察官・アートが追いかける「連続殺人事件」と、奇妙な繋がりを見せる。その事件は、被害者が全員“能力者(ミニマムホルダー)”というものだった。ミニマムホルダーであるナイスとムラサキも、否応無しに事件の渦中へと巻き込まれて行く…。

声優・キャラクター
逢坂良太、羽多野渉、加藤英美里、神谷浩史、安野希世乃、喜多村英梨、中村悠一、福山潤、村瀬克輝、斧アツシ、秋元羊介、江口拓也、岡本信彦、大橋彩香
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

期待外れの二人のハマトラ

能力者(ミニマムホルダー)のコンビ探偵、ナイスとムラサキの活躍を追う異能アクション。

ジャンルとしては好きな部類なんですが、掴みの一話目は余り面白くなかったです。
人物紹介としても不十分で出演シーンも一緒くたで
一度普通に観たくらいではまだ誰が誰やら良く解らない。
誰が誰だかまた確認しないと…。

ミステリー部分に関しては、あれよという間で自己完結。
導入としてはハイペースだった気がします。
(二回目観たら納得出来ましたけども。)
大きな事件への渦が巻き始めてはいるので今後に期待して観ていこうと思います。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

【人物メモ】
<ナイス>探偵:ヘッドフォン付けて音速移動
<ムラサキ>探偵:メガネを外すと怪力
<バースディ>便利屋:蓄電すると強力放電
<レシオ>医者:眼帯外すとアナライズ&強化籠手
<はじめ>??:食べ物のことで頭一杯 アメ食べて風(衝撃波)使い
<アート>警視:ハマトラ理解者で事件解決に利用もする存在
<コネコ>仲介屋:メガネ&しっぽの仲介屋さん
<マオ>情報屋:中華街の情報屋さん
<ハニー>ボディガード:トラペロ(チョコ)食べて解析、10分後予知
<スリー>ボディガード:本を読んで獣人化
…あと、しまじろうみたいな奴が出てくるけど謎。

※2話感想ネタバレレビューを読む

※3話感想 ネタバレレビューを読む

※4話感想ネタバレレビューを読む

※5話感想ネタバレレビューを読む

※6話感想ネタバレレビューを読む

※7話感想ネタバレレビューを読む

※8話感想ネタバレレビューを読む

※9話感想ネタバレレビューを読む

※10話感想ネタバレレビューを読む

※11話感想ネタバレレビューを読む

※12話感想ネタバレレビューを読む

【総評】
モラルが暗躍し対決に至る全体としてのストーリーは好みの部類だったんですが
能力、個性、発動条件と言った設定が全く生きておらず
各話ごとのストーリーが非常にチープに出来ていて不満が溜まりっぱなしでした。
おまけに作画は近年希にみる酷さでアクションもカクカク。
折角の異能バトルが全く生きてなかったです。
はじめちゃんやコネコやハニーといった可愛い処が
ちゃんと可愛いく描けて居ないのも無惨。
他キャラも含め魅力が引き出せていませんでした。
声優さんについては程々に豪華ではありますが
演技を魅せるシーンも殆ど無かったように思います。

本当に色々目を瞑って『全体のストーリー』を楽しんではいたんですが
結局は次期に丸投げするENDで落胆してしまいました。

二期を観てからではないとちゃんと評価は出来ませんが
一期単体だと最低クラスの評価をせざるを得ません。
まだ観てない人は時間の無駄になるやも知れませんので
二期の評判を聞いてからでの視聴をオススメします。
一見して好みの作風でついつい引き寄せられてしまいましたが今期の地雷アニメでした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 41

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

気軽に楽しめれば悪くないと思います(^^)

《異能の力=ミニマム》
その力を持つミニマムホルダー達の闘いを描いた
バトルアクション、サスペンス作品。 全12話。


横浜で探偵業を営むナイスとムラサキ。
2人がミニマムを駆使し事件を解決していく
王道のバトルストーリーになっています。

ストーリーは王道らしく分かりやすい仕上がり。
難しい用語も少なくスッと作品に入って行けるとかと。
逆にもう少し捻った内容にしてもらったほうが
話しに厚みが出たのでは??と思ったくらいですw
設定や世界観ももう少し凝ったものを
期待していただけに物足りなさが残りましたね(´▽`;)

個人的にオススメなのはキャラと声優陣ですかね♪
能力的にも人間的にも個性溢れるキャラが多数です。
それぞれにスポットを当てたお話も良かったと思います。
声優陣は安定して楽しめる実力派が揃ってました。
特に男性声優陣には大満足でしたね(*´∀`)/″

それにしてもラストシーンには驚かされました。
続編が決まっていないと許されない作りですよねw
二期でどんな結末を迎えるのか期待したいと思います!


良くも悪くも王道バトルものです。
分かりやすい内容で身構えず作品に入って行けるのは◎。
サスペンスやミステリーが好きな方には少し物足りないかも。
気軽に楽しんでもらいたい作品ですねw




《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)



《主題歌》
OP:『FLAT』/livetune adding Yuuki Ozaki
ED:『Hikari』/羽多野 渉
                        改No,10

投稿 : 2025/03/08
♥ : 39

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

能力者が迫害されてる中、探偵をやっています!

テレビアニメ・漫画を中心に展開するメディアミックス作品

でアニメ放送に先立って漫画が連載されていました。全12話。


ハマトラと略されるナイスとムラサキは探偵業をしていた。

超能力「ミニマム」を持ち、様々な依頼を受けていたのだ

った・・・。


超能力と探偵業ってどんな組み合わせになるのかなと

思って見ていましたが、探偵云々よりも能力バトルの色が

濃かったように思いました。

様々な事件や依頼の中で何か一つのことが裏を回っていて

嫌な感じがずっと続く展開でしたが、ラストのラストで

あんたはそうするんかいとなってコテっとなってしまいました。

ラストだけでなく様々な場面で二期があるような伏線も

あって、とりあえず次もまだ分かっていく場面があるように

感じるので続きもみようかなと思います。


あんまりストーリーに面白みは感じなかったのですが

バトルは良かったし、声優陣もかなり豪華でそのへんは

良かったと思います。

◆個人的点数評価 73.445点

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34

63.8 3 探偵で超能力なアニメランキング3位
Re:␣ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (489)
3191人が棚に入れました
多くの謎と衝撃に包まれた前シリーズの最終回。
横浜の街が大混乱に陥ったあの事件から三か月が経ち、カフェ・ノーウェアの面々にも日常に戻っていた。そんな中、ムラサキは、はじめとコンビを組み、再び探偵を始めていた。
まさかの再登場を遂げたと思えば、旧友のナイスに銃口を向けたアートの真意とは…!?アートとハマトラの関係は、どうなっていくのか…!?
アニメーション制作スタジオにLercheを迎え、ロゴも新たに生まれ変わった「Re:␣ ハマトラ」。
前シリーズで、悩みや葛藤を抱えたキャラクターたちが辿り着く応えリプライ、そして闇に包まれた謎が、遂に明らかになる!

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

解決編(・∀・)♪

横浜を舞台に「ミニマムホルダー」と呼ばれる超能力者達の
姿を描いたバトルアクション、サスペンス作品の第二期。
全12話。


続編なので簡単な感想だけ(*´ω`*)φ

衝撃的なラストで幕を閉じた前作から3ヶ月。
新たな事件を発端にストーリーが再び動き出します。
前作から変わらぬ面々の活躍ぶり。
ミニマムを使った派手なバトルアクションも健在。

一期では語られなかった部分や謎に新たな事件が絡み合い
サスペンス感の強いストーリーになっていると思います。
物足りなさが残った一期から比べると深みのある物語に
仕上がっていたと評価します(*´∀`)b

キャラはやはり魅力的、声優陣は変わらず豪華です。
今作の鍵を握る役所を演じる緒方恵美の存在感は流石。
喜多村英梨の幼女ボイス良かったですねw


一期が事件編、二期は解決編といった解釈で良いかと。
両作で1本、2クール作品として視聴すると楽しめると思います。
サスペンス・王道バトルものが好きな方にオススメ♪

評価の星も星なのであまり期待しないで下さいね(^^;)





《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)
石神俊一(CV.竹内良太)
スキル(CV.渕上舞)
最恐(CV.緒方恵美)



《主題歌》
OP
『千の翼』/ livetune adding Takuro Sugawara
ED
『Brand New World』/ ayami

投稿 : 2025/03/08
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

やっぱり合わないものは合わない

原作未読 12話

ハマトラの2期です。1期から観ることをオススメします。

オシャレな雰囲気とOP、オシャレな画面の切り替え方(途中からちょっとくどかったですが)、作画も前回より良くなっていますね。

前回観たときに私には合わないと思いましたが気になる終わり方だったので、伏線がどんなふうに回収されていくのか観たくなったからです。

伏線も回収されました。多少疑問はあるもののネタバレレビューを読む最後もスッキリと終わって良かったのですが、納得できない部分がありましたね。
ネタバレレビューを読む
ハマトラのファン方すみません。最後まで観ましたが、私には合わなかったようです。シリアスな中にも楽しさもありましたが、ちょっと場違いな感じがしました。

最後に、OPはお洒落で曲も好きでしたね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 36

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2期になって一番強化されたのがレイさん

異能バトルギャグアニメです
1期より様々な点で面白くなったと思います

物語が大きく動き出し、展開を楽しめたこと
思ったより綺麗にまとまっていたこと
キャラの個性がより引き出されたこと


私個人としては3つ目がハマトラという作品においては
非常に嬉しいポイントです

まず、ムラサキがネタ要員にされてて笑いました
ハジメちゃんが可愛すぎることにも気付きました
ハニーやコネコも悪くないですけどね
そして何よりスーパーサイヤ人化したのがレイでした
かなりの毒舌家になっており、とても笑えました
1期からこんなキャラだっけ?
彼女の一言一言がいちいち面白かったです


音楽面でもパワーアップしていました
まぁこの点においては主観ですね
特にED曲が私好みの温かい曲で気に入ってます


ハマトラらしさ全開の2期でした
そういう意味では特に7話が最高でしたね

ストーリーもわりと好きなほうですが、
やはりハマトラはギャグアニメとして評価したい作品です

投稿 : 2025/03/08
♥ : 30

64.2 4 探偵で超能力なアニメランキング4位
UN-GO episode:0 因果論(アニメ映画)

2011年11月19日
★★★★☆ 3.6 (266)
1504人が棚に入れました
坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』『復員殺人事件』を原案に、フジテレビ深夜の人気アニメ枠『ノイタミナ』で2011年10月より放映のTVアニメ「UN-GO」の劇場版。TVシリーズのメインキャラクター、結城新十郎と因果の出会いと新十郎が挑む最初の事件の顛末を描くシリーズ前日譚。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「UN-GO」を最大限楽しむなら外せない作品ですよ(-ω-*)/

■『UN-GO episode:0 因果論』は必要か否か(-""-;)ムム・・・
TV版UN-GOの6話まで見た時点で、劇場版をみにいってきたわけなのです♪
ずばり、劇場版は観るべきでしょう(゚0゚*)ホ--ッッ!!!
「episode:0」って言うだけあってTV版のストーリーの原点とも言うべき内容なのです!
なので、結城新十郎が因果や海勝麟六といつ出会って、どのように関わっていったのかを彼の生い立ちと共に衝撃のストーリーで描かれているのです(>o<")
内容は言えませんけど、はっきり言って『TV版「UN-GO」の楽しみ方』が解るっていうか・・・この内容をTV版で明かさないとするならば面白みが半減って感じですね(^▽^;)
そもそも通常の1クールが13話のところ、ノイタミナ枠だと11話で2話分どうしようかって流れで劇場版だったみたいですけど・・・
私はノイタミナの作品は良い作品が多くて好きな制作会社の内の一つなのですけど、「核心部分は劇場版で観てください」っていうスタンスだけはどうしても好きになれないんですよね・・・
でもTV版のストーリーを最大限楽しもうとするならば、劇場版の内容は外せないしって思うし、かといって無理矢理TV版のストーリーに組み込もうとしたとしても薄っぺらく語られるだけで終わりそうだし・・・結局劇場版を見ちゃう羽目になるのですね・・・。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。


TV版「UN-GO」も最初はどうなることやらって感じでしたけど、だんだん面白くなってきた印象ですね♪
ミステリー推理ものという視点だと、とってもつまらないアニメに成り下がってしまいますけど、あくまでも「敗戦探偵」結城新十郎とインフラ王の海勝麟六が出した答えの掛け合いと、彼らの歩んできた軌跡が最後にどんな「因果」をもたらすのかが本作品のポイントだと私は思っています♪

『UN-GO episode:0 因果論』は必要だけど、「レンタル出てからTV版と一緒に一気に観る」が一番楽しめるかも・・・(^▽^;)
でも内容はしっかりと作りこまれているので観て損はないので「UN-GO」が好きな人は是非劇場の大画面でお楽しみくださいね♪

2011.11.27・第一の手記

投稿 : 2025/03/08
♥ : 42

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

whatcha see is whatcha get

近未来の敗戦後を描いたTV版のUN-GOですが、この劇場版では具体的にどんな戦争があって、主人公の結城新十郎(ゆうきしんじゅうろう)がどのように戦争に関わって、何を失い何を手にしたかが描かれています。当然、時系列はこちらが先になりますが、作品のなかで過去と現在を交互に描いている事や、こちらを先に視聴すればTV版がわかりやすくなるかもしれませんが、かえって楽しむのには邪魔になるような気がしますので、TV版から視聴した方が良いと思われます。

結城新十郎と因果(いんが)が探偵とその助手などという単純な関係ではないことが明かされ、新十郎が真実を探求するに至った理由や、海勝麟六(かいしょうりんろく)や別天王(べってんのう)との係わりにも触れていますので、どうしても必要とは言いませんが、TV版を楽しめた方なら見ておいた方がよいですね。

新十郎が探偵になるまでの流れを補完する作品ではありますが、彼の行動原理の説明がなされていると考えるより、彼が因果とともに探偵を始めるにいたったきっかけぐらいに考えた方が良いかもしれません。いずれにしても単独の作品としてはワケがわからないと思いますので、劇場公開というやり方にしたのはちょっと疑問ですね。今なら円盤でまとめて視聴できますので、とりあえずTV版を途中まで視聴してみて、完走できそうなら別天王の登場後に、途中に挟んで視聴するのがいちばん楽しめるかと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あの日見た僕の妹は探偵なんか全然好きじゃないんだけど友達は漢字が読める

今作では2つの時間軸とお話が並行して進んでいきます
一つ、新十郎と因果の出会いについて
二つ、敗戦探偵の出生の秘密について
テレビシリーズ本編に繋がるまさに episode:0 です
すべての辻褄を合わせるべく組まれたお話という第一印象でしたが、本編放送前に公開する手段があったにも関わらず、監督がこれを拒否
第6話放送後のタイミングで公開と相成ったわけです


面白いのがこーいったテレビシリーズと平行して作られた映画作品は大体別働隊のスタッフで制作されるのですが、今回の因果論はまんまテレビシリーズのスタッフが合間を見て作ったようです
ですから映画にしては画面のクオリティはそこそこ


重要なポイントは、これを最初に観ないとUN-GO楽しめませんよ、とか“そーゆーお話ではありません”
むしろ途中か最後に観た方が感慨深くなるよう演出されている内容ですので、そこはご自身のお好きなタイミングでどうぞ
これを観れば本編の素朴な疑問はほぼ全て合致することでしょう
別に『因果論』自体を観なくても本編を楽しむことは十分出来ますから、テレビシリーズ『UN-GO』という作品が少しでもお好きになれた方に送る【番外編】という感覚でお楽しみ下さい
キャラ原案のpakoさんがこの作品に贈った言葉を借りるならば
【因果論とはUN-GOという作品の修正パッチではなく、追加ディスクだ】
というのがまさにピッタリ


ネタバレしたところで本編がつまらなくなることはないはずですし、そう踏んだ上で少々ネタバレ気味に行きます
ご容赦下さい











ネタバレレビューを読む


ツイッター上では映画としての完成度を評価する声をチラホラと見ましたが、その辺は正直期待外れと言うか・・・
中編映画なら『蛍火の杜へ』の方が数倍よく出来てますし、あくまでUN-GOシリーズファンに向けた作品であることに違いないです











UN-GOという作品の面白みは、どことなくな哀愁に満ちた結城新十郎という主人公に隠されている思うんですよね
新十郎に少しでも魅力を感じていただけたのであれば今作、是非オススメです
無理に見なくても大丈夫だと思いますが、見ておけばUN-GOという作品がより好きになっていただけること請け合いですb

投稿 : 2025/03/08
♥ : 22

66.7 5 探偵で超能力なアニメランキング5位
鴨乃橋ロンの禁断推理(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (114)
374人が棚に入れました
世界最高峰の探偵養成学校BLUEには、かつて類稀なる才能で将来を有望視された一人の天才がいた――。 BLUE開校以来の天才と囁かれた鴨乃橋ロンは在校中のある事件をきっかけに、探偵として致命的な“欠陥”を抱えたことで、BLUEを追放され「探偵」を禁じられる。 それから5年後。失意と退屈の日々を送るロンの元に警視庁捜査一課の刑事・一色都々丸が連続殺人事件への協力を求め訪ねて来たことで、止まっていたロンの時間が再び動きだす。 ロンの苦悩を知り、親切心からサポートを申し出る“ピュアなマヌケ”一色都々丸。そんな彼をロンは「トト」と呼び、二人での捜査に無限の可能性を感じると、トトをパートナーに指名する。 謎を解くロンと、捜査に動くトト。ちょっとワケありな凸凹探偵コンビが、ミステリアスな事件を華麗に解決していく……!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

名探偵コナンと比べられる不幸

ロンやトトのキャラデザかなり好み、気軽に見れるいいアニメ
ミステリーっていうよりコメディ?
面白かったけど、本格ミステリーを期待するとガッカリする

「探偵はもう、死んでいる」よりだいぶマシだけど、どうしても「名探偵コナン」と比べちゃうから色々と惜しく感じてしまいます
コナンの事件の描き方って凄いんだなーって思った

・何気ない日常のトラブルが殺人になっちゃった的な感じでスケールが小さい
・殺人トリックに確実性がなく、たまたまうまくいったものが多い
・ミスリードみたいなのがなくて、ほとんどトリックと関係ある情報しか出てこないので推理しやすく、推理を当てたい人には面白いかも?
・本当にその人にしかできない犯行なのか、本当にそのトリックで殺せるのかそういった詰めが甘いように思います
・犯行の中にそんなことできないんじゃない?って思うことが多い

毎回何かしら無理なことあるので2話を例にすると
ネタバレレビューを読む

こんな感じで1つの事件だけでもいろいろおかしな点が出てきます
でもキャラクター良かったし、本格ミステリーを期待しなければいいアニメだと思います

投稿 : 2025/03/08
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2人で事件解決

原作未読 全13話

世界的な探偵学校で優秀で将来有望とされた鴨乃橋ロンはあることをキッカケに探偵行為を一切禁止されてしまいました。そこで刑事の一色 都々丸と組んで裏でロンが推理し、一色が推理を展開して事件を解決していくお話です。

まるで名探偵コナンと小五郎ような感じですね。ただ小五郎みたいに眠らせて推理するわけではなく、ロンが裏で一色に推理を打ち明けてみんなの前で一色が披露するパターンとなっています。

一色は正義感が強く、推理は犯人逮捕の手柄となりますが、余り評価されていないようですねw

ロンはかなりの変わり者ですが、推理力は凄いですね。

私は推理ものが好きなので、この作品も観るのが楽しみにしていました。

終盤にロンが関わっているような裏の組織みたいのが出てきますので、2024年秋の2期ではそのお話がメインになるかと思います。楽しみです。

OPはUNISON SQUARE GARDENさん、EDは黒子首さんが歌っています。

最後に、ロンは甘いものが好きですが、あの食べ方は真似できませんw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 11
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

【最終】マトリョーシカ?!推理要素以外の重ね着具合がハンパない

【レビューNo.101】(初回登録:2023/12/27)
コミック原作で2023年作品。全13話。
春の「イセレべ」のような、「ネタ実況」枠のレビューを夏アニメでもやろ
うと思ったのですが、あんまりピンときそうなのがなかったんだよね。
で、今期異世界モノで目をつけていた作品があったのですが、どうもイマイ
チだなっと。異世界モノはまた機会がありそうなので、異世界モノでないの
でやってみたらどうなるのかなあっと、ちょっと試験的にやってみようかとw

(ストーリー)
探偵養成学校BLUEで将来を有望視されながら、自覚なしで犯人を自殺に追い込
むという、探偵として致命的な欠陥を抱え、探偵行為を禁止されていた鴨乃橋
ロン。
しかし、捜査一課の刑事・一色都々丸(トト)と知り合ったロンは、彼とコン
ビを組んで再び推理を再開する。
(wikiより)

(評 価)
・第1話:マトリョーシカ?!推理要素以外の重ね着具合がハンパない
 ネタバレレビューを読む

・第2話:作品のアウトラインは結構提示されたかな
 ネタバレレビューを読む

・第3-4話:少年誌のノリも爽快感が足りていない感じ
 ネタバレレビューを読む 

・第5話:余計なものを付け足して、逆に面白くなくなってる感じ
 ネタバレレビューを読む

(最 終)
結局その後も
ネタバレレビューを読む
といろいろ盛ってきます。まさにマトリョーシカ?!
 
・推理モノとしては、そっちよりもトトとのバディモノやコメディがやりた
 いのかなって感じだったので、粗も目立つがまま笑ってる許せるかって感
 じですが、 
・バディモノとしては、トトとのコンビで相乗効果を生み出すことができず、
 (セリフはそれっぽいが)イマイチ薄っぺらい関係性しか感じられず、
・コメディは致命的に私とは合わなかったなと。
前にも書きましたが、少年誌連載の割には痛快感や爽快感が決定的に足りて
いない感じですね。

元々「イセレべ」のような、「ネタ実況」枠のレビューをしようと思ってい
たのですが、「イセレべ」のレビューとの熱量の差が、この作品の評価を如
実に物語っているのかなっと。
2期も決定したようですが「M家」との対決とか、そこまでに楽しみとは思え
ない感じですかね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 11

69.4 6 探偵で超能力なアニメランキング6位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3890人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ゲスの極み! (>▽<)b

原作  漫画 未読
青年漫画誌『イブニング』掲載中(2013年7月現在)

2期目 (1期視聴済み)

1話15分  全13話


シュール&ブラックギャグファンタジー

簡単に言えば、
役に立ちそうで立たない悪魔と、新人悪魔探偵のギャグファンタジー。


人間界では、マスコットキャラクターの様な姿の悪魔達なんだけど、存在自体がギャグにしか見えないから、余計面白く感じます。


アザゼルが、そりゃぁもう どうしようもないゲスだから、笑うしかないですw
(≧▽≦)vぶは!

ベルゼブブの役を神谷浩史さんが演じてますが、キャラが酷いのでイメージ崩れます^^;


内容は、モザイク有りの下ネタ・暴力シーン・流血シーン・女性差別・女性蔑視などがあるので、観る人を選ぶ作品だろうし、好き嫌いの激しい作品でもあります。

ギャグ系が好きな人にはオススメできますが、そうでないなら1話観て判断してみるのもありかな?


自分的にはこの作品、結構笑って観てたので好きな部類でした。(笑)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 21

にしにし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

佐隈さん、悪魔使いが板についてきましたね

2期に入っても相変わらず、下ネタとボカシの入るグロ表現が笑いのネタとして健在してましたね。
これがないと「アザゼルさん」とは言えないですが。

芥辺探偵事務所では日常的に悪魔を召喚し、使役していますが、佐隈さんの悪魔使いとしてのスキルの成長具合が上がってましたね。
具体的には、使える悪魔には厚遇を、使えない悪魔(アザゼルさん)には冷遇をという線引がしっかりとされていました。
そのことについてアザゼルさんが度々佐隈さんに怒声を浴びせながら抗議するシーンがありました。
しかし、佐隈さんに冷徹に言い返されて押し黙るか、軽くあしらわれるかの対応を受けてましたけど。

だんだんと佐隈さんが芥辺さんに似てきている気がするのは気のせいでしょうか。

今回、アザゼルさんの彼女「きよこ」が登場しますが、さすがアザゼルさんの彼女をしてるだけあって、アザゼルさんに対していろいろとしてましたね。
より悪魔っぽいというか、強いというか。その行動を観てる分には笑えましたね。

今回も1期と同様に2期も15分の放送の尺だったのですが、アザゼルさんのアニメの内容を考えるとやっぱりこれぐらいでちょうどいいのかなとも思えます。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 19

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

お下品ざます

1期観てないのでかなり憶測での判断になりますが、
人間界侵略に魔界からきた悪魔ご一行が織りなすギャグコメディの様です。
イカちゃんの悪魔バージョンだと思っておきます。

箸休め程度に観るつもりですが、
今期はこのジャンル事欠かないので箸休め休めになりそうです。
こっちの世界では彼らはあんな容姿になっちゃう設定なのかな?
軽く説明入れてほしかった。

【総評】
1期知らなかったのですが随分と品のない作品でビックリ。
底辺の笑いを追い求めてしまっています。
PTAが黙っちゃいない系です。
こういうのもアニメの幅を広げるには必要なんでしょうかね…。

小野坂さんはアニメだとトライガンのヴァッシュの様に
三枚目ながら格好良いイメージを持っていましたので衝撃的でした。

ヒドいもの見たさで観せる作品。
鼻をかんだティッシユを開いてしまうような魅力はあるとは思います。
ただ決してお勧めはしません。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 18

55.0 7 探偵で超能力なアニメランキング7位
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (172)
818人が棚に入れました
時は2030年代。謎の探偵、明智小五郎の元に集う『少年探偵団』。彼らは大小様々な事件を持ち前の行動力で解決に導いてきた。ある日、メンバーの花崎健介は謎の少年、小林芳雄と出会う。『正体不明の靄』により「死ねない」身体となってしまった小林は、自身の死を望み、他人との接触を拒んでいた。そんな彼の存在に興味を抱いた花崎は「『少年探偵団』へ入らないか」と持ちかける・・・小林と花崎。彼らの出会いはやがて、世紀の犯罪者 である怪人二十面相と明智小五郎の因縁と絡み合い、二人の運命を動かしていく・・・

声優・キャラクター
山下大輝、逢坂良太、梅原裕一郎、木戸衣吹、田所あずさ、GACKT、古川慎、山谷祥生、小野大輔、増元拓也

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

登場人物の名前だけが江戸川乱歩(使命感だけで最後まで視聴しました!)

最終話まで視聴しました。
あにこれのレビューでも、次々と視聴断念者が出る中、使命感だけで最後まで視聴しました。

【結論】
江戸川乱歩と世界中の乱歩ファンに、公式に謝罪して欲しいレベルの駄作。
「江戸川乱歩」とか「少年探偵団」の名称を使うから騙されて視聴した人も多いんじゃないかな?
無論、私もその一人。
貴重な時間を返して欲しい。

【物語】
結局、最後まで何が何だか訳が分からない。
「江戸川乱歩」をタイトルに使用しながら、ミステリー要素も謎解き要素も皆無。
二十面相と小林が持つ『ギフト』については、最後まで具体的な説明無し。
視聴者置いてきぼり感、半端ない。

【作画】
前半はあまり気にならなかったが、後半段々と酷くなっていった。
最終回は特に作画の乱れが酷い。
さすがに制作サイドも心が折れたか?

【声優】
無駄に豪華。
GACKTの起用は賛否分かれるかも?個人的には、神秘的な雰囲気が悪くなかったような気がします。

【音楽】
1クールED、2クールOPを担当した田所あずささんの曲は個人的に、どストライクでした。

【キャラ】
物語と同様、この作品の問題点。
小林:正体不明のチート技を持つキャラ。
花崎:明るく元気で調子者・・・、まではまあ良いとして、短絡思考で、人の言うことは全く聞かないキャラ。
    後悔はしても反省はしないから、人間として全く成長しない。
明智:何もできない無能人間。だけど恰好だけはつけたがる薄っぺらなキャラ。

この作品がダメな所は、登場人物が「いい恰好しい」、「俺だけは何でもお見通し」キャラばかりな点だと思われます。
現実にそんな事ありえないし、凡庸な人と天才がいて、初めてキャラが際立つと思います。
天才キャラばかりでは、キャラが際立たない。⇒見ているこちらは『退屈』⇒これが長引くと『苦痛』になってしまう。
要するに、大事なのは『メリハリ』。

ただし、野呂ちゃんだけは可愛くて良い(笑)。
終始、安定の可愛さ。
しかも、チート技の小林を除けば、一番活躍する。
野呂ちゃん以外は全員リストラして、野呂ちゃん主役のミステリー物なら視聴してみたいかも?

投稿 : 2025/03/08
♥ : 28

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします。

ゲオのゲオチャンネル!
二十面相「さあ、遊ぼうか明智君。」

花咲「なあ、こないだの“トリックスター”見たか?」
小林「見てない。」
花咲「なーんでだよ。見ろよ。」
小林「だって・・・」
花咲「何か見たくもない訳でもあるのかよ。」
小林「うるさい。面白くないんだよ、内容が・・・」
小林「あーワリイワリイ。でも大丈夫。今からでもまだ間に合うって!」

花咲・小林「トリックスター、江戸川乱歩・少年探偵団より。ゲオチャンネルで見逃し配信中。」

小林「僕はただ、スポンサーがいいから売れると思ったのに・・・」


ということで江戸川乱歩の少年探偵団から「名前だけ」を借りた探偵ドラマ(?)提供のゲオやセブンイレブンが押しまくってます。
OPはGACKT様の歌う「キミだけのボクでいるから」。自身もアニキャラで出てるPVもカッコイイですネ。ご本人も二十面相役で出ておられます(クセのある声だと思ったら・・・)。
少年探偵【団】というわりには、花咲だけが一人はしゃいでいるのが目立つし井上・小林との協調・連携もイマイチ。
明智探偵事務所もセレブ宮殿なので変に違和感が。探偵ってそんなに儲かるわけないでしょ。
メインの花咲・小林の少年二人もあまり好感が・・・う~~~ん、ねぇ・・・

花咲健介:明るく元気な行動派で身体能力も高く面倒見もよい。しかし、もう分別のわかりそうなティーンエイジなのにオツムの方は小学生のガ〇並。KYの上、聞き分けのない子供のように「我」を通そうとするし、単独での事件解決は0という頭脳労働に向かないタイプ。しかもバ〇のくせに自信ありげに調子づいてるのを見ているといかがなものか?
小林芳雄:「死にたい」が口癖のヒューマンデブリ。死にたがりだが謎のATフィールドでなかなか死ねない。周りの状況に無関心で愛想もなく、モノ知らず(無知)のくせに「ちっ!」と舌打ちして人を見下し、まるで野良猫のような少年。
そんな美少年二人を見ていて面白い・・・・・・・感じがあまりしないなぁ。絵はそんなに悪くないんだけどねぇ。

そもそも何がしたいのか?何を見せたいのかよくわからない感じがします。(二十面相の行動目的・小林の粉砕バリヤーの謎など)
同時期の「シティ・クライム」モノとしては「文豪ストレイドッグス」や「Occultic;Nine」の方がキャラ立ち・謎解きミステリー・アクション・ハードなドラマ等がイイように思えます。

【視聴終わって・・・】
ああ、予想以上にグダグダでした。何で視聴完走したんだろう?少しは良い展開になることを期待したのかな?ああ~~無駄に時間つかったぁ~~!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小林少年のAnother Story

小学生の頃、推理小説が好きで江戸川乱歩の作品は色々読みましたが、この作品の原作となっている「少年探偵団」はきっと未読だと思います。

それでもこの作品は情報が開示された時から視聴を決めていました。
この作品の決め手は、キャラデザが「PEACH-PIT」さんだったからです。
「PEACH-PIT」さんと言って私の中で真っ先に思い出すのは、お気に入りの棚にも入れている「Rozen Maiden」です。
可憐さ、儚さ、そして時には溢れんばかりの熱量を帯びたDOLLたちが繰り広げるアリスゲーム…
こちらも続編が待ち遠しい作品の一つです。

この物語の主人公は小林少年です。これまで江戸川乱歩の作品の中で小林少年は数多く登場してきましたが、本作ほど奇怪な小林少年は多分いなかったと思います。

それは小林少年の体質に拠るモノなのですが、「誰も傍に寄る事ができない」というのが適当な表現だと思います。
傍に寄れないのは自分を覆う膜の様なモノが外敵を弾いてしまうから…
でも、これって寂しい事だと思います。
身の安全は保障されているのかもしれません…
けれど、言い換えてみると人の温もりを感じる事ができない…と同じ事です。

人間誰でも生きていれば、時に人の温もりが欲しくなる事って絶対あると思いますし、生理的にも不自然ではないと思います。
気分が落ち着いたり、やる気が漲ったりとその効果はお墨付きですから…

でももしそれが欲しがっても絶対手に入らないものだったら…
そう考えると余計に孤独を感じてしまうと思います。
その孤独はやがて不安・不信へと姿を変えても決しておかしくありません。
その結果、その人の精神を少しずつ…だけど着実に蝕んでいくんだと思います。

そんな時、小林少年は少年探偵団と出会う事になるのですが、小林少年は手がつけられないほど荒んでいました。
これまで育ってきた境遇との違いに居心地の悪さを感じていまう…
仕方ありません。
だって、少年探偵団はこれまでの居場所と真逆なんですから…
物心付いてから今まで自分の身の置き場所は自分で決めてきたのに…
小林少年が少年探偵団とどの様に関わっていくのか…本作の見どころだと思います。

そしてもう一人…花崎健介の事を忘れてはなりません。
小林少年が最初に感じた居心地の悪さの元凶が彼の言動でした。
でも彼に悪気なんてこれっぽっちもありません。
だって育ってきた環境が小林少年とまるで真逆なのですから…
彼の正義感は見事なモノです。
でも正義感も行き過ぎると、付け込まれる隙が生まれてしまいます。
捻れた世の中を無理に矯正しようとしても歪が完全に取り切れない様に、丁度良い塩梅に落とし込む事だって必要だと思うんです。
それができないと…きっと心が破綻してしまいます。
まぁ、彼はそれを今回身を以て大変する事になるんですけれど…

江戸川乱歩といえば、往年のライバルである明智小五郎と怪人20面相の駆け引きは絶対に外せません。
この作品でもしっかりと見せ場が用意されています。
未視聴の方には乞うご期待…といったところでしょうか。

オープニングテーマは、GACKTさんの「キミだけのボクでいるから」と、田所あずささんの「運命ジレンマ」
エンディングテーマは、田所あずささんの「1HOPE SNIPER」と、GACKTさんの「罪の継承 〜ORIGINAL SIN〜」
オープニングとエンディングで歌い手が入れ替わっているんですね。
もう完全に田所さん推しです。田所さんの歌、超恰好良かったです。

2クール24話の物語でした。
この手の作品は原作をどう改変させるかがポイントとなる訳ですが、改変の好みで評価の分かれる作品だと思いました。
個人的にはキャラデザと声優陣で十分お腹一杯になった感じです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 10

57.1 8 探偵で超能力なアニメランキング8位
サイファイハリー Sci-Fi HARRY(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (31)
145人が棚に入れました
ハリーは内気でいじめられっ子の高校生だが、ある時を境に超能力に目覚めてしまう。スプーンを曲げる程度の超能力であり、それをキャサリンの前でしてしまったハリーはキャサリンの勧めでスプーン曲げの練習をし、キャサリンの売込みでついにテレビ出演をする。 ハリーのすごい所を皆が知ればハリーはいじめられないそんなキャサリンの願いはテレビ局の大惨事によって無残にも打ち砕かれてしまう。キャサリンや一部スタッフや観客を除くテレビ局のスタジオの人間が不可解な力により首をへし折られて殺されてしまうという大惨事によって・・・。そこに現れたアキューザーと名乗る謎の組織に拉致されてしまったハリー。 ハリーの運命はもはや後戻りできない程動き出していた。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

超能力サスペンスドラマ

内気でいじめられっ子の高校生ハリーが超能力に目覚め、時を同じくして謎の怪死事件が起こり始める。アキューザーと名乗る謎の組織の暗躍、その謎を解明しようとする刑事、運命に振り回される少年ハリー、となかなか見応えのあるサスペンスドラマ。

・ストーリーについて
謎が謎を呼ぶミステリーな展開で引きも良い、進行が遅くじれったい部分もあったと思うが、視聴者を引き込んでいくストーリー性という点ではなかなかのものがあったと思います。事件の真相は?アキューザーの目的は?マザーやジノリは一体何者?という謎を徐々に解明しながら進むのですが、終盤まで全然分からなかったかな。特にアキューザーには謎が多く、各々の構成員の行動に一貫性がなく不可解に思えることでしょう。一応最終回で「アキューザーの正体」が明かされるわけですが、これには少々驚いたというか、唖然とする(笑)意味は分かるけど納得はしがたい点はいくつもあるといったところです。まぁ原作が飯田譲治ってことを考えるとその破綻気味な展開も不自然なものでもない気はします・・・

・キャラについて
主人公のハリーはホントに主人公らしくない。度々連れさらわれる受動的な主人公で、ストーリーを切り開いていく能動的な主人公とは対極的です。強力な超能力を持っているにも関わらず、それを発揮する事はほとんどない。超能力持ってしまったことで延々と苦悩する、という嫌いな人は嫌いなタイプでしょうが、各々のキャラの心情描写は非常に丁寧で(やや分かりづらい面もあるが)実に見応えがありました。キャラの魅力という点では難ありですが、自責の念に駆られる主人公のハリー、彼の事を思っているのかどうなのか思い悩むキャサリン、己の目的とハリーを思う気持ちで揺れるジノリ、と言った微妙な人間関係も繊細に描かれていたのが印象的です。声優については大物声優を使ってて素晴らしいと思える反面、演技が棒な人が少しいたのが残念。

海外サスペンスドラマのようでなかなか面白いのですが、やはり終盤の微妙な展開と主人公のヘタレっぷりは人を選ぶよね。最終回の盛り上がりはなかなかのものだったが、映画「キャリー」みたいに暴走してくれたら伝説になってたと思うよ、このアニメ(笑)まぁとにかく世紀末の超能力ブームやらオカルトブームやらの色が濃い。実際今更見ようなんて人ほとんどいないと思うけど(笑)あと忘れていたけど、うにょうにょ動くOPは凄いです。あんだけイカれたOPはなかなか無いと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 8

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

誰かに見てもらいたいひとりぼっちのハリー

洋画的要素を多分に含んだサイキックサスペンス作品です。

ハリウッド映画、スティーブン・キング原作の映画を髣髴させる様な、アメリカンなテイストの初回エピソードから始まって、中盤から後半へかけてはサスペンス、SFの要素を盛り込んだ、不気味さ充分の展開が目を引きます。登場人物の表情や声に見られる、細やかな心理描写にも魅力のある作品だと思います。

これでも主人公?終始困り顔でおどおどしているいじめられっ子のハリーは意志薄弱で常に弱気です。行動は愚か、言葉による意思疎通もままならない彼のおびえた態度は視聴者をやきもきさせる事請け合い。彼の歩むふらふらな道行きを忍耐を持って見守れるかどうかが、視聴継続の判断のネックとなると思います。

序盤エピソードで超能力の発現をきっかけに、憧れの人キャサリンとの関わりを持つ様になるハリーですが、キャサリンは同情半分、面白半分、それに対してハリーは必死です。その関係を壊すまいと懸命な卑屈さでしがみつくハリーの姿は見ていて痛々しく、哀れみさえ覚えます。そんな弱虫ハリーも回を重ねるにつれ、人の真心に触れて、緩慢に、緩慢に成長していきます。

ハリーとキャサリンの優柔不断さに不快感を覚えて早々に切ってしまう方もいらっしゃるかも知れません。でも脇を固めるキャラ達の個性と意志の強さは物語を牽引する十二分な魅力があったのではないかと私は思います。

序盤~中盤にかけて、謎を追う探偵の役回りのマイク警部とジョン坊やの年齢と人種を超えたコンビは、ハリウッド映画的なアメリカの理想を体現した様な関係に映りますが、映画やドラマなどで繰り返しテンプレートとして描かれるバディ関係だけあって、確固たる安定感が有ります。二人して情報屋を待ちながら、バーガーにかじり付いているシーンなど妙に和むのです。「それよりジョン、新しい情報が入ったんだ‥。これからそこに行かないか? 」とか台詞回しも独特の距離感があって面白いです。

マイク警部の声、妙に聞き覚えのある懐かしい感じの声だな?と思えば、それもそのはず、この方はアニメのみならず、リーサル・ウェポンのマータフ刑事を始めとし、無数の洋画で吹替え俳優として活躍されている大御所中の大御所、田中信夫さんでした。落ち着きの中にも情熱の見え隠れする老練デカの声を見事に演じ切っていらっしゃいました。次回予告の説明調の読み上げも、機能的に、スマートに収まっていて、実に耳に心地良い。最後まで聴き入ってました。

ジョン役、銀魂の近藤さんの声でお馴染みの千葉進歩さんの声も、当時の溌剌とした若さが感じられて、この愛すべき実直青年をさわやかに演じています。相性ばっちりでした。正にナイスガイ!

そして巻き毛を三つ編みのお下げにしたローティーンの少女ジノリ。本作唯一の萌えキャラ?と言えなくも無い風貌ですが、ツンデレ+病んデレな性格が、かなり強烈な印象を残します。天使と悪魔、胸中に秘めた思惑と暴力性、見え隠れする優しさと恋慕の情が交互に表れます。演ずるゆかなさんの声色の出し方も明確な2種があり、一方は無邪気で朗らかな子供の声、もう一方は冷たい怒りを含んだ低く脅す様な攻撃的な少女の声、どちらにも魅力があります。

声優さんについてはかなり素人っぽい演技をされる方が何人か含まれていて、違和感強すぎるキャラもいましたが、ターニャとミーシャなどは※1AKIRAに登場するナンバーズを意識してわざとそうしているのかも? とか思いました。何にせよ、上記のマイク、ジョン、ジノリに加え、ハリー、キャサリン、※2ケイト、※3ロッドの声をもって満点を付けても良かろうとも思われました。とても素晴らしかったです。

音楽について、OPテーマ「Mysterious」はJanne Da Arcというグループによるもの。ミステリアスという表題が示している様に、登場人物達の不安を描いた歌詞とも取れ、映像、音楽と共にかなりのインパクトがありました。

作中の弦楽器を用いたBGMも緊張と不安を煽る演出において非常に効果的で、サイファイハリーの世界観を形作る上で無くてはならなかったものと評価したいです。

依存するものとされるもの、作中で描かれる全ての人間関係は相互的に依存傾向があり、繊細で傷つきやすい間柄として描かれています。マザーとジノリ、ジノリとハリー、ハリーとキャサリン、キャサリンとジョン、メリルとミーシャ。偏愛と拒絶の関係のマザーとジノリ、利用する者とされる者の関係のメリルとミーシャはとりわけ悲痛な関係として描かれています。

作品を通して、事件に係わる人々を言葉で翻弄する不気味な電話主"ファットマン"、"マザー"と呼ばれる青年の存在、謎の組織アキューザーなど数々の複線が着実に張られ、後半の衝撃的とも言える急展開で一気に収束させる手法、演出はやはり映画的でスリルを感じます。欲を言えばエピローグ的な+1話があれば、作品全体の安定感が増して良かったのではないか?とも思われましたが、不気味さを残した終幕というのもホラー映画的な気持悪い余韻を残して中々に味なものです。続編とか作ろうと思えば作れそうで、まぁ十中八九製作される事は無かろうかと思われますが、どこがどう間違ってか作られたら是非観たいものです。

痛快な展開など微塵も期待してはならないどんよりとした世界観、煮え切らないハリーとキャサリンに波長が合えば、この上なく魅力ある作品と感ぜられる事でしょう。


※1:漫画家、大友克洋氏原作の近未来SFアニメ映画。"ナンバーズ"は作中に登場する老人の様な顔をした子供の姿の超能力者達。皆声は幼い。

※2:謎の組織アキューザーで暗躍する女性。演ずるは沢海陽子さん。とてもセクシー。

※3:マイクの上司。演ずるは若本規夫さん。ぶるわぁぁーとかは言わない。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 7

ディザイア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

じわじわくるゾクゾク感がたまらない!「玄人向け」ですが、ご自分の眼力に自信があるなら視聴してみるといいのでは?

☆警告☆
読みづらいですから、読みたくなかったら読まないほうがいいです。
他の方のレヴューを読んでくださればと思います。
もしよかったら読んでください。
内容は一部飛躍していたり、異常な部分があるかもしれません。
また、本作はアニコレ内では格段に評価が低いのですが、わたしはそれを視聴者側の能力不足ときっぱり言い切っています。
そうした断定調(事実を突きつけられること)が嫌だったり、個人的にわたしのことが気にくわなかったりする場合も、読まないほうが良いです。
自己責任でお願いしますね。

☆はじめに☆
最近わたしは幻覚が見えたり、幻聴が聞こえてきたりするようになり通院してます。
薬は飲んでいますが一向に改善の兆しが見えてきません。
それでまぁ、現在の自分と共通点のある、というか、状況が近しいキャラクターは居ないかなと探してみたところ、本作の主人公が割と近似していました。
それでまぁ、視聴してみたワケでありますよ。
えっと、まぁ、うん、タイトルに書いたように、玄人向けの作品でした。
ですから、初心者の方にはお勧めできません。
どうぞ、素人向けの作品を観て、目を肥やし、目利き力を上げてください。
また、料理にせよ、読書にせよ、じっくりと咀嚼し、骨の髄まで味わい尽くしたほうが、本人の為になるのではないか、と、わたしは考えておりますが。
本作もそのように、最後の最後まで、ゆるりと味わうべき作品に思います。
最終話に近づくにつれ、主人公という名の「旨味成分」が、より引き立っていて、美味でしたよー。

☆点数☆
87.9点

☆成分ピックアップ☆
超能力〆憂鬱〆大量殺人
シリアス〆玄人向け〆秘密組織

☆シリアルポイント☆
展開がスローテンポの為、サクサクっと進むような単調な作品を好む人からしたら、この作品はクソアニメに入るのではと思う。
他の人のレヴューを読んでいてそう思わずにはいられませんでした。
ただそれは、視聴者側の耐久率が低いだけであって、この作品の構成に明らかな問題があったワケではないのでは?なんてことを考えさせられました。
そもそも、静的な物語と、動的な物語というものがありますよね?
前者は、ストーリー性重視の作品。
後者は、アクション性重視の作品。
というように、わたしなりには区別しています。
で、本作の立ち位置が偶然、前者側に寄っていたというだけ。
じつに単純明快、直截簡明な話ですね。
あはっあははははは。そんな区別ぐらい大学生でもあるまいし、つきますよね?ましてやわたしの最も馬鹿にしている高校生でもあるまいし。
いいんですよ?何かにおいて素人であっても。別の何かにおいて少なくとも中級者であればねぇ。わたしはそれでよいと思うのです!思います!
然しながら!
そうして、煎じ詰めれば、視聴者側の知識不足によって理解を得られなかった、あるいは、正当な評価を下されなかった作品は、時代の流れに早くから押し流され、「そんなんあったっけ?」と、まるで最初からそこに存在しなかったような、惨たらしい扱いを受けることになるでしょう!
ああ無情!なんたる悲劇か!
これはですね、世界史上における、敗者の理論に等しいんです!
あはははははっ!クックック(あ、これだとはがないの小鳩ちゃんみたい)!
あっわっれー、哀れー、無残ー、弱者はいつだって無視されるー、それはわたしもよくわかるー、同情したくなるー、ああっ、でもっ!作品の評価は極めて客観的に下したはずですから、面白さはお墨付きですからねー、信じてくださいますか?わたしを

☆総決算☆
若干、横道に逸れた気もしますが、まぁお伝えしたいことはお伝えできたかなぁと。
物語について何ひとつ触れてないじゃないか!と怒りんぼな人はわたしのことをぶん殴って血だらけにしたいと思われたかもしれませんが、それは意図的にですからね?
だって、長々と、作品の概要であったり、矢鱈詳しく細部を詰めた粗筋を語られたって、つまんないですよね?それとも、そっちのほうがいいの?
それに今回は作品が作品なだけありましてね。
問題が問題を呼ぶ。
謎が謎を呼ぶ。
そこが一癖も二癖もある、絶妙なスパイスなのに。
その、あれですか?
隠し味についてはじめから知りたい系なんですか?
違うでしょう?違いますよね?、、、えっと、、、(´・_・`)
(´・_・`)

☆さあ!観なきゃ損ですよ!☆
はぁはぁはぁ。疲れました。。。ごめんなさい、ちょっと休憩。
薬が効いてきたのか思考がうまくまとまらない。
くぬぬ。うむむ。(´・_・`)(´・_・`)(´・_・`)
助けて神様。
というワケです!はい!
観てくだされば、たぶん、お分かりになると思いますよ?
伏線回収って、ゲームなんかで良くある話ですけど、この作品も半ばそのような展開で進んでいきますからね。
「焦らず、じっと視聴する」、これが一番お伝えしたい秘伝の極意なんですよ。
笑いましたか?いま、笑いましたね?あなた。
わたし、何かしましたか?ごめんなさい。わたしが全ていけないの。
くふふ。うまま。(´・_・`)(´・_・`)(´・_・`)

☆最後に☆
ではそろそろお別れの時間になりました。
何かわたしに言い残すことはありますか?ないの?何もない?
あるでしょうに!ほんとうはあるのに、誰かに邪魔されてるの?そんなやついたらわたしが始末してあげますから。あなたは真実だけ教えてください。それで許します。
そうだ。本作の主人公ハリーですが、じつに内気な少年でしてね。
内向型人の国際選手権大会があったら、間違いなくのび太を抜いて一位の座に君臨することでしょう。
わたしは内向型でも外向型でもないけど。じゃあ何だと思いますか?
はっはっは。わたしはどこに位置する?さあ?位置しないのでは?この世に存在しているのかしら。
さて、ゾクゾク、ワクワク、ジワジワ、そしてガクガク、この4拍子を味わいたい人!暇があったら観てくださいね!是非とも!
絵柄は古めですけど、パズルのように散りばめられた伏線を、登場人物たちと一緒になって探し、はめ込んでいくような、チームプレーというか一体感?も満喫できる!
あなたの知力、胆力、精神力を総動員して、是非とも、果敢に、この強大な隠れた名作に、挑んでいってくだされば、それだけでわたしは満たされます。うれしくなると思います。
余談ですが、マイク刑事というオジちゃんキャラに注目してください。
こんなにダンディでウケるキャラクターは希少でしょう。
ではさようなら。今回は以上です。
疲れたので薬飲んで酒飲んで寝ます。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 3

63.1 9 探偵で超能力なアニメランキング9位
劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~(アニメ映画)

2016年2月27日
★★★★☆ 3.6 (35)
144人が棚に入れました
研修旅行に来ていたミルキィホームズの4人。猿たちに囲まれ温泉につかり、のんびりしているところに警報が鳴り響く!怪盗帝国の4人が宝を狙ってやってきたのだ。ミルキィホームズVS怪盗帝国、双方トイズをフルに使っての激しいバトルが繰り広げられる!さらにGenius4の面々も駆けつけ、三つ巴の激闘に発展!だが、その大激闘の最中に、上空から激しい雷が!!被雷したミルキィホームズの4人はまたしてもトイズを失ってしまい・・・。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、真壁刀義、金尾哲夫、伊藤静

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

全てのシリーズの伏線を回収する!たぶんこれが最初で最後の集大成的ファンムービー!!バリツ!!!

2009年からメディアミックス作品としてスタートした『ミルキィホームズ』シリーズの集大成的劇場版


偵都ヨコハマを舞台にトイズと呼ばれる超能力を駆使する探偵学院の少女4人組ミルキィホームズ
それに相対する怪盗帝国、さらに警察組織Genius4を絡めた三つ巴の争いを描いたヒロイックファンタジー
シリーズによって作風が異なるものの、今作は総監督に森脇真琴、監督に桜井弘明、脚本にふでやすかずゆき、キャラデザに沼田誠也、ということでパロディやデフォルメなど不条理コメディ色がメインの作品となっています


まず第2幕で散々【黒幕】っぽい動きを見せていながら結局何一つ正体が明かされなかった森・アーティ(ちゃん?)の正体が明かされる
まあバレバレにも程がありましたがw
さらに黒歴史などと酷評された岩崎版ミルキィこと『Alternative』シリーズからエドガー・モランがメインの敵役として登場
錦織版ミルキィこと『ふたりは~』と『TD』からフェザーズが登場
そしてアイリーンちゃんをはじめとしたゲストキャラが多数登場
モブを含めるとホント凄いことになっています;
つまりこれまで並行していた全てのアニメ作品を【全肯定】しつつ特に各作品を説明する描写やセリフが無いため【ファンムービー】であることが大前提となっているお祭り映画であると言えます


さらっと新日プロレスネタもいくつかありつつwそもそも今作の敵役の一人に真壁刀義が声優で参加していてショートケーキを食べていたのが特に面白かったですねw


森脇版ミルキィと言えば原作ゲームを無視しまくった‟ダメダメなミルキィホームズ”によるポンンコツ不条理コメディですが、それを逆手にとった今作のクライマックスではウルっとさせてくれる泣かせのシークエンスで成長した4人の声優の渾身の芝居が堪能できます


オチは少し弱い・・・というかアルセーヌさんの手の上で転がっていましたーwっていうこれもシリーズではお馴染みの落とし方でしたね;
ただでさえ上級者向けと言われれるシリーズでしかもかなりハイテンポに進む今作ですが、ファンであるなら観ない手は無いでしょうb

投稿 : 2025/03/08
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何度転んでも立ち上がる! 七転八倒!それがミルキィホームズです!

2016年の大晦日に「探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ 〜ケンとジャネットの贈り物〜」が放送されました。
このミルキィシリーズはこれまでずっと視聴を続けてきて穴を空けたくなかったので、大晦日の特番前に本作を視聴する事としました。

このシリーズ…短編作品を踏まえると、結構な数の作品が制作されているんです。
時系列で並べると以下の構成になります。

・探偵オペラ ミルキィホームズ:2010年秋アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 特別編:2011年8月 全1話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕:2012年冬アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO:2012年8,12月 全2話
・ふたりはミルキィホームズ:2013年夏アニメ 全12話
・探偵歌劇ミルキィホームズTD:2015年冬アニメ 全12話
・劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜

物語の舞台は「偵都ヨコハマ」
この街には「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って暗躍する「怪盗」と「探偵」が存在しており、日々己のプライドをかけて激しい攻防が繰り広げられ…という下りなら、手に汗握る展開の連続が期待できそうな作品をイメージできますが、この作品は少し趣向が異なっているんです。

物語の中心にはミルキィホームズ…著名な探偵をご先祖様に持つ4人組のチームですが、これまで見てきたところ、彼女たちは「トイズ」の能力の定着がどうも今一つ…
もう今まで何度失ったり復活したりを繰り返してきた事か…

トイズの能力を持たない探偵は怪盗にとって赤子の手をひねるようなモノ…
当然展開もグダグダになりますし、トイズを失って何度も苦い思いを味わってきました。
それでも彼女達は絶対諦めないんです。
例えどんなにボロボロになっても…
このシリーズ…グダグダな展開が数多くありながら、それでもここまで続いているのは根強いファンのお陰だと思っています。

こうして本作の物語が動いていく訳ですが、ミルキィの原点に還ったような…そんな印象を受けた作品でした。
まず本作の大前提として「一見さんお断り」の作品となっています。
まずキャラの説明は一切なく、これまで視聴してきた人には懐かしく感じられる「ボケとツッコミ」についても、何の前触れもありません。

でもこの作品はこれで良いんだと思います。劇場版ですから尺に限りがあります。
無駄な説明に時間を割く余裕なんてこれっぽっちも無いんです。
なので、この作品をしっかり楽しみたい方は、過去作品からの視聴をお勧めします。

これまで事件の起きる展開は大体お約束でした。
①怪盗アルセーヌとその一味である怪盗帝国が騒ぎを起こす
②探偵ミルキィホームズが出動~現場に急行し怪盗と対峙
③明智小衣率いる警察組織「Genius4」が現場に駆け付け、良かれと思ってやった事が結果的にミルキィの足を引っ張る
④グダグダな展開に移行…

でも、今回「偵都ヨコハマ」を騒がせる怪盗はアルセーヌではありません。
「偵都ヨコハマ」には暗黙のルールがあるんです…禁忌を犯したモノには鉄槌が下される筈…
しかし、遥か時空を超えた因縁…蓄積された時間と抑圧を糧に立ち塞がる力はとても強大…
「偵都ヨコハマ」を舞台に繰り広げられる捕物帖…決して画面から目が離せません。

何故ならこの作品に出演する登場人物は、これまでそれだけの歴史を刻んできているから…
ミルキィ…いつも明るい4人組ですが、落ち込む事だってあります…
自分達の無力さ…不甲斐なさを本気で攻めた事も一度や二度ではありません。
でも…どん底から這い上がるための4人組…それがミルキィホームズなんだと思います。

そんなミルキィを見守るアンリエットさん…
何だかんだ言いながら窮地には必ず駆け付けるこころちゃん…
それにフェザースだって…
そしてそれらの糸が絡み合ってミルキィの逆襲に繋がっていくのです…
本作でも十分過ぎるくらい、登場するキャラは魅力的に描かれていたと思います。

ワクワクする展開と魅力的なキャラ…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間約70分の作品です。
完走して振り返ってみると、これまでの主要キャラは全て登場したのではないでしょうか?
ミルキィの活躍を称える新聞記事の下には天城茉莉音ちゃんの名前もありましたし…
久々にミルキィを視聴しましたが、色々と思い出しながら視聴できたので嬉しく思いました。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

qwerty さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミルキアンには◯〜△ 初見さんは×

森脇真琴監督が作るミルキィが帰って来る!と期待していたのですが…
第1幕、第2幕の皮を被った何か得体の知れないものを見た、というのが正直な感想です。
これはおそらく森脇監督が総監督という立場で、実際に制作の中心にいたであろう人は、桜井弘明監督であったことが理由かもしれません。

前半はほとんどギャグパートですが、ネタを詰め込みすぎてわかりにくい上に、みんなテンションが高すぎる。尺が足りないのか?と思っていたが、その割にはトゥエンティが出てきて解説するシーンは長すぎる。そして何よりもTV盤第1幕、第2幕でやったネタを映画でやる。くどいくらいやる。同じネタを繰り返し過ぎて、ギャグが面白いというより「またか…」と思ってしまう。

後半はキャラクターが真面目に現実に向き合うようになり、演出もガラリと変わる。所々にギャグを挟みつつそのままクライマックスへ。
後半は落ち着いていて割と良かった。キャラクター、特にシャロの可愛さと良い子っぷりが十分に感じられてぐっときました。
しかし、前半から急にテンションがかわるので、「さっきまであんなにいい加減だったじゃないか!」と思わずにはいられませんでした。



音楽:TDでも担当していたELEMENTS GARDEN。とても良い曲を作るグループだと思いますが、今回はキャラクターの声にかき消されて聞こえません。
作画:PVで見たそのまま。第1幕のタッチをTDの塗りにした感じです。それと顔芸多し。
ストーリー:そんなものは存在しません
脚本:理性を疑うレベル。
演技:終始テンションが高い。それと、プロレスラーの真壁刀義さんが演じる役がありますが、思っていたよりも悪くない演技でした。もともとセリフは少ないですが。
ギャグ:面白いものもありますが、どんどん流れていくのでその面白さを感じる暇がない。
キャラクター:TVに出てきたレギュラー、準レギュラー、端役に至るまで全員出てきます(一瞬しか出ないこともありますが)。探して見るのも楽しみのひとつです。

良いところ:エリーが今回は結構エロいです。後、変身シーンは思わず笑ってしまいました。G4が久しぶりに全員出てきたたことにもちょっとだけ感動。最初に流れる、「映画を見るときの注意」(シャロ編)も面白かったです。


総評:
ミルキアンにとっては好きなキャラクターがまた見れるということで◯ですが、作品自体の質は良くないので△。

初見さんには絶対にオススメしませんし、見たとしてもミルキィホームズはこんなものなのかとは思わないで欲しい。TV版は本当に名作です。

適度なカオス、そして可愛く魅力的なキャラクター、加えて最後はちょっと良い話で終わる。それがミルキィホームズの魅力で、いまだに第1幕が1番人気が高い所以なのだと思います。
製作者は今後、続編(期待してます!)を作るときはこのことを念頭において作って欲しいです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 2
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