探偵で学園なTVアニメ動画ランキング 19

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の探偵で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番の探偵で学園なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.5 1 探偵で学園なアニメランキング1位
小市民シリーズ(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (186)
512人が棚に入れました
“たがいに助け合い、完全な小市民を目指そう。” かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩くんは、清く慎ましい小市民を目指そうと決意していた。 同じ志を立てた同級生の小佐内さんとたがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたのだ。ところがふたりの学園生活に、なぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる。 はたして小鳩くんと小佐内さんは、小市民としての穏やかな日々を手に入れることができるのだろうか。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小市民の星

ラパントラック制作。

清く慎ましい小市民を目指す小鳩と小佐内、
平穏な高校生活を望むも、推理の得意な、
小鳩の元には様々な事件や災難が舞い込んでくる。

涼やかで綺麗な映像描写とちょっとした推理劇、
実写ドラマを意識しているそんな印象も受けますが、
静かなメインキャラは疲れないので良いです。

少年と少女、不思議な関係ですね。
{netabare}穏やかな時間を享受し、互いに助け合い、
完全な小市民を目指そうって!?
ここらあたりは、善意に解釈しましょう。{/netabare}

季節感溢れる青春×学園ミステリー、
素敵な作品になればと期待しています。

5話視聴追記。
新聞部部室での伯林あげぱんの謎解き、
{netabare}冒頭の小佐内の描写に見事に落ちもついて、
良くまとまった楽しめる回となっています。{/netabare}
 
最終話視聴追記。
娯楽性は乏しいのかも知れませんが、
文学的な会話劇、最後はお見事でした。

{netabare}水面下で遂行される過去の因縁への報復、
誘拐されることにより相手を罰し社会的に葬る、
用意周到なおそるべし少女の思惑が完遂する。

これで2人の関係は解消されたのでしょうか、
小鳩が選んだポップコーンの味は甘くない塩味。{/netabare}

続編を楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

聖地巡礼の話

変人のサラダボウルに続いて2期連続の岐阜聖地アニメ、作中の風景は実際の岐阜市の風景やお店や高校をスタッフが熱心に取材したみたいで、実際の風景をそのまま使っていて、再現度が高いです
私は飛騨地方出身なので馴染みがないですが、モデルになっている岐阜北高校のかたからいろいろ話を聞きながら一緒に聖地巡礼しましたので、聖地巡礼の話を中心に書きます

アニメは「地味な氷菓」、作者一緒ですが氷菓と違ってキャラやミステリーが地味だし二人の目的はふわっとしてるし淡々と話が進むのでちょっと魅力に欠ける
他のレビュアーさんも書いていますが氷菓との差は京アニの力によるところが大きいかも

【聖地巡礼の話】{netabare}
6話に出てくるお祭りの会場は「伊奈波神社」お正月には作中のように参道の両脇に屋台が立ち並び多くの初詣参拝客でにぎわっています
この神社の近くには1話で登場するいちごタルトを売っている「ALICE」のモデルである「AND LADY」という老舗のケーキ屋さんがあります。
元々有名なお店らしいですが、聖地巡礼に来ているお客さんでいっぱいでみんないちごタルトいちごタルト言ってて面白かった
いちごタルトは売ってなかったので代わりにショコラタルトといちごショートを2人で分け合って食べました。甘さ控え目、ふわふわの生地でおいしい、素敵なケーキ屋さんでした!

聖地は岐阜駅周辺からつい最近県内唯一のデパートが撤退したシャッター街「柳ケ瀬(昔は繁華街だったそうです)」を通って、「長良川」に架かる「忠節橋」を渡り、高校のモデルである「岐阜北高校」この辺の風景がほぼそのまま作中に使われています。再現度高い!
作中の背景によく出てくる山は岐阜市のシンボル「金華山」で山頂には織田信長にゆかりがある「岐阜城」が建っています

作中では柳ケ瀬がにぎわっていましたが先述したようにシャッター街なので人通りはあまりないみたい
駅前の繁華街が衰退したとはいっても岐阜は車社会で郊外に人がたくさん集まるので衰退していく地方都市という印象はあまりないです

町はずれにある自動車学校のモデルは「三田洞自動車学校」、ここは15年くらい前?までは岐阜市民がみんな運転免許更新に行っていたみたいで、岐阜市民にとってここは免許更新のためだけに行く場所という認識だったそうです

岐阜駅から北西に進むと長良川のほとりに県内1位の進学校「岐阜高校」があります、すぐそばの「忠節橋」が作中によく登場する橋のモデルでとても大きな橋で橋の手前の傾斜のきつい長い坂が特徴、作中の高校のモデル県内3位の進学校「岐阜北高校」とマラソン金メダリスト高橋尚子さんの母校で甲子園の名門「県立岐阜商業高校」の学生が岐阜駅からの通学に使うので平日は高校生がたくさん自転車で通っています。この2校は道路挟んで隣接していて、昔は二校合同で体育祭をしていた歴史があるそうです。進学校とスポーツ名門校では悲惨なことになりそうですが・・・
この橋が架かる長良川の北側の河川敷は高橋尚子さんが高校時代にトレーニングで走っていたそうで「高橋尚子ロード」と名付けられており、スポーツ強豪校である県岐阜商の運動部がよく走り込みをしているそうです。
夏には大規模な花火大会が開かれていて、両河川敷が屋台と人で埋め尽くされています

岐阜北高校の校舎内も外もほぼそのまま使われているそうです、高校のHPを見るとVRで校内を見学できるみたいなのでアニメと比べるのも面白いかも(現在は工事中)
大昔は岐阜県トップの女子高で、共学になって長いですが伝統的に女子の割合が高いそうです、東大京大合格者も毎年数名出ているみたいですね。
作中ではセーラー服ですが、この高校の女子の制服はブレザー、男子は作中と一緒
作中のセーラー服は「関西襟」かな? この地域は「名古屋襟」なので再現されていないのは惜しい

作中に出てくるラーメン屋さんは「岐阜タンメン」、岐阜愛知で人気のチェーン店で愛知県の三大ラーメン「スガキヤラーメン」「味仙の台湾ラーメン」「麺屋はなびの台湾まぜそば」の次に有名みたいです
せっかくなので友達と入って食べてみましたけど、ラーメンあまり好きじゃない私がもう一回食べたいって思うくらいおいしかった
岐阜に来る機会があれば食べる価値アリです! {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<小市民>にだって興味深い動機が潜んでいる

米澤 穂信氏による同名推理小説シリーズ(未読)の連続アニメ化作品の1期目(全10話)

【物語 4.0点】
同作者の『<古典部>シリーズ』のアニメ化作品『氷菓』同様、
学園生活の日常に潜む、不可解な出来事を、
平穏な〈小市民〉を目指す主人公高1男子と、
独特な協力関係にある同学のメインヒロインも巻き込み、また、巻き込まれつつ、
“名探偵”気質の好奇心から、つい解明してしまい、今日もまた〈小市民〉から遠ざかってしまう青春ミステリー。

1話~数話完結の事件を経る内に、
ヒロイン・小佐内ゆきの秘めた心情が徐々に明らかになり、
二人の関係に決定的な転換点が訪れ、1期は締めくくられる。


例え猟奇的な犯行で人が死んだりしなくても、
惹き付けられる動機があれば、ミステリーって出来るんだなと再認識。
そして恋慕は、人を嘘や奇行に走らせると改めて思い知らされました。

さらに、心理解明の矛先が、普通は白日の元に晒さない動機を暴いてしまう、
“名探偵”の性にまで及ぶのが興味深かったし、怖かったです。
世の中には、違和感があっても、そっとして置くことで丸く収まることが多々ある。
そこに狐の如く知恵働きして食い散らかしてしまう“名探偵”小鳩くん。
嫌われても致し方ありませんし、そういうとこだぞと言ってやりたくなります(苦笑)


一方で、ヒロイン・小佐内さんは、平和な<小市民>の日常を糊塗する中で、
嘘や復讐は何処まで許されるのかという問いを内包しています。
ラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 復讐相手を誘拐犯に陥れた件が、小鳩との関係解消の決定打{/netabare} となったわけですが、
私も小佐内さんやり過ぎだとは感じました。
が、嘘が全て許されないかと言うと、そうでもないという弁明には情状酌量の余地もあり。

青春における真実の究明の必要性と嘘の許容範囲という、誠にそそるテーマを提示して持ち越される2期。
来年4月予定の放送期間中、私も悩むのを楽しみにしています。


ここまで好評を並べて来ましたが、
単話レベルで見ると、展開が淡々としていて退屈することも。
正直に白状すると、私は何度か寝落ちしましたw
できるだけ頭が冴えている時を選んで観たい、渋いミステリー作品です。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ラパントラック

昨年のTVアニメ版『アンファル』で、背景美術と小物によるムード演出に関しては信頼できるスタジオだと好感していたので、
制作会社は私の視聴を後押しする要因となりました。

舞台となった岐阜のロケハンからの落とし込みも良好。
夏に展開された“小佐内スイーツセレクション”についても、
各店内の描き込みも含めて“飯テロ”は周到でした。

見事な造形のパフェを眺めていて、
私も聖地巡礼行きたいなとも思いましたが、
行ったら間違いなくスイーツで食い倒れるのでw
胃腸の調子と相談しながら機会を伺いたいですw


会話劇中心で単調になりがちなシナリオを、
作画による演出で支える、また、本作を実写ではなくアニメーションで制作する意義を確立するため、様々な工夫が施された本作。

シネスコサイズの大画面に、大胆な人物配置やアングルを入れてみたり。
全部シネスコサイズで撮影処理したというわけではなく、OPアニメーションではシネスコ画面枠外から、
主人公&ヒロインを象徴する狐と狼が舞い込む演出が成されるのも粋でした。


果ては会話中、物理法則を超越した「背景チェンジ」を次々に繰り出してみたり(※1)

が、私の眠気を覚ますには、「背景チェンジ」にもうひと工夫、
心情を示唆するなど、考察を煽る要素を盛り込んで欲しいという要望も残りました。
もっとも、第三話では小佐内さんのドス黒い感情を示唆するため真っ赤な夕暮れの「背景チェンジ」を仕掛けるなど、
「背景チェンジ」による実験的な心情演出は成されていたそうですが(※2)
率直に、私には、そこまで心情をえぐって来たなという手応えは感じなかったんですよね。

2期目では、会話にリズムを生み出すだけでなく、より噛み応えのある情報量の多い「背景チェンジ」で、寝落ちしかけた私を叩き起こして欲しい。
今後の期待も込めて作画は、ほぼ4.5点の4.0点ということで。


【キャラ 4.0点】
主人公・小鳩常悟朗と腐れ縁の新聞部員・堂島健吾。
無骨で不器用な好漢として、私にとっては作中ほっと一息つけるスポット。
一方で、小学校時代の小鳩を知る彼に言わせれば、
今の<小市民>を目指して、才能を隠し、猫かぶっている小鳩は腹に一物抱えた嫌な奴らしい。
小鳩は、ある程度<小市民>志したほうが良いと思っている私とは逆の小鳩観。

では、どこが小鳩くんの落とし所なのか?
小鳩にはラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 仲丸という彼女もできましたが、{/netabare}
2期以降、小鳩を見極める際も、私は堂島を頼りにしたいと思います。


小佐内さんに加えて、堂島という視点“拡張キャラ”がいる小鳩と異なり、
1期において、ヒロイン・小佐内ゆきには、ほぼ小鳩くんしか観察眼がなく、
より謎が残った感。

その意味において、ラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 小鳩と離別後、彼氏となった瓜野高彦の新コンビで、2期以降、小佐内さんの何がこぼれ落ちるのか、垂涎の食欲の秋です。{/netabare}


【声優 4.0点】
リップシンクを廃した、ほぼプレスコに近い手法で収録し、
声を張らないナチュラルな会話劇を追求する。

ヒロイン・小佐内ゆき役の羊宮 妃那さん。
これまで数多くの役を射止めてきた傑出したモグモグ演技への期待もまた、
私の視聴動機の一因。
が、今回は、スイーツを頬張る演技も、そこまで露骨じゃなかった印象。

一方で、ふわふわした声質の中に、芯やクセを込める羊宮さんの特技は相変わらず。
スイーツへの執念はむしろ、淡々とした演技の中に垣間見える、
狐狼の如き復讐心の強さから痛感しました。
食べ物の恨みって恐ろしいですw


そんな羊宮さんと掛け合いを繰り広げた主人公・小鳩常悟朗役の梅田 修一朗さん。
人の秘密を暴いてヘイトを受ける際も、人当たりの良い高音ボイスを崩さない。
怒りのぶつけどころが分からなくなる、良い意味で嫌な狐ぶりでした。

そんな小鳩くんでも、小佐内さんのこととなると、多少語気を荒げていたのが印象的でした。
やはりこの2人、<小市民>を目指す利害が一致したコンビ関係だけではないことが、
掛け合いの演技からも伝わって来ました。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は小畑 貴裕氏。
会話と推理を邪魔しないため、基本は無音と環境音。
心情が滲んで来た際に、スッとピアノやストリングスが挿入される静かな構成。
氏のバックボーンがジャズとあって、スイーツが美味いおしゃれなカフェにもマッチ。

OP主題歌はEve「スイートメモリー」
柔らかい高音男性ボーカルとメロディで、
“君が真実(ほんとう)でも嘘でもどうでもよかった”とクリティカルヒットを決めて来る。
油断できない良作バラード。

ED主題歌はammo「意解けない」
如何にもトイズファクトリーな、しゃがれ声の気だるけバンドサウンドに乗せて、
紹介される実写の岐阜の映像で、ホッと一息付いた所で、
“表でも裏でも君だよ”とかまして来る、やはりこちらも確信犯。


【参考文献】(※1、※2)Febri「第2期決定!監督に聞いたTVアニメ『小市民シリーズ』の演出術」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

67.2 2 探偵で学園なアニメランキング2位
金田一少年の事件簿(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (177)
1033人が棚に入れました
名探偵金田一耕助を祖父に持つ主人公・金田一一が、遭遇する難事件をパートナー・七瀬美雪や「親友」剣持勇警部、「ライバル」明智健悟警視らとともに、抜群の推理力で次々と解決していく!

声優・キャラクター
松野太紀、中川亜紀子、池澤春菜、平田広明、小杉十郎太、森川智之

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こんなさびしい所で君はなんで絵を描いているんだい? 私、雪を描いてるの・・・

全148話

■連載開始時期
金田一少年の事件簿
1992年~

名探偵コナン
1994年~

金田一を見ると、コナンより連載開始時期が早い為
幼馴染のみゆき⇒蘭
等、パクリ設定的な所が目につく。

■全話見て、好きなシナリオトップ3

❶位、111話~114話「雪影村殺人事件」
❷位、24話~27話「金田一少年の殺人」
❸位、33話~36話「魔術列車殺人事件」

基本的な流れ、導入⇒殺人⇒解決
一つのシナリオで話数が3話以上になると面白い。
解決篇の推理と犯行動機は、振りが長いほど夢中になります。

犯人の動機に1話使うので、話に重みがあり記憶に残る
故にコナンより視聴年齢が高い方が好むと思う。

自分は「雪影村殺人事件」が一番、余韻のあるシナリオでした。
見立て殺人の様なフィクション×2
してないのも新鮮だったのかも

解決篇の最後、切なくて好きです。

『金田一少年の事件簿R』今年からアニメ始まりましたね
好きな人は無印を見直すのも良いんじゃないかな(^^)/

しかし主人公
幼馴染好き過ぎw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

金田一少年も、はや37歳。『金田一37歳の事件簿』で連載が始まったらしいですね。世知辛いw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
推理モノの定番と言える本作。名作である「名探偵コナン」とはほぼ同時期に放送が開始されていますが、(金田一は)登場人物が高校生だったり微エロ要素もあったので、「コナンは小学生が観るもの」「金田一は中高生が観るもの」みたいな感じでした(当時は)。自分は当時中学生だったし、「ジャンプとマガジンは週刊」「サンデーは単行本」だったこともあり、金田一の方が思い出深いです。もしくは、「銀狼怪奇ファイル」かなw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんか、(原作は全巻持ってるけど)やっぱり初期の事件が面白かった。

「オペラ座館殺人事件」
「異人館村殺人事件」
「雪夜叉伝説殺人事件」
「学園七不思議殺人事件」
「秘宝島殺人事件」
「悲恋湖伝説殺人事件」

くらいまでは、トリックまで全部覚えてる。でも、なぜか一番最初にパッと思い付いたのは「タロット山荘殺人事件」。自分が雪深い岩手の出身だからかもしれないけど、氷を使ったトリックが思い出深い。

他にも、「蝋人形城殺人事件」「墓場島殺人事件」「魔犬の森の殺人」「銀幕の殺人鬼」「雪影村殺人事件」なども思い出深い。

ただ、(アニメ版では死ななかったが)原作で一番ビックリしたのは、(原作ネタバレ){netabare}「異人館ホテル殺人事件」で「佐木竜太」が{/netabare}死んだところ。ギリギリまで「ウソ(実は生きてた)」だと思ってた。メインキャラがこんなにアッサリ殺されるんだと、当時驚いた。いやだって、もしもコナンで元太君とか死んじゃったらYahoo!のトップページ載るでしょ(笑)? そのぐらいの衝撃だったんだってば、当時はw
{/netabare}

【余談~ 岩手県に同名の温泉郷があります♪ ~】
{netabare}
その名も、「金田一温泉郷」。岩手県北部、二戸市にあり、「座敷わらしが出る宿」で、全国的に有名でした。松下幸之助や本田宗一郎なども泊まったとか。

ところが、2009年に{netabare}火事で全焼してるん{/netabare}ですよね。これ、同じく、金田一を舞台にし、座敷わらしが活躍する小説「ユタと不思議な仲間達」という、劇団四季でも取り扱われているもの(三浦哲夫)があるのですが、(小説ネタバレ){netabare}この小説のラストシーンも、火事で、座敷わらし達が転生するというものだったので、{/netabare}奇妙な一致に、驚いた記憶があります。

だから当時、「座敷わらしはいなかったんじゃないか」なんて言われましたが、これも考え方次第ですね。

まず、①{netabare}出火時に{/netabare}宿泊客と従業員合わせて30名ほどいましたが、人的被害がなかったこと。②実は建物自体が(築300年で)老朽化していて、耐震強度が引っ掛かっていたものの、予約で3年先まで埋まっていた状況のため、だましだまし使っていた。1年後に東日本大震災があったわけで、もしもこの事故がなければ、より大きな人的被害が出たとも考えられています。③離れや母屋は{netabare}全焼{/netabare}したが、なぜか、中庭にあった、座敷わらしを祀る亀麿神社だけは無事だった。座敷わらしは、そこに一時避難しているとの説も(信じるか信じないかは、あなた次第w)。

緑風荘は、2016年に再建し、営業を再開したそうです。(私は別に旅館の回し者ではないですがw)もし興味がある方は、岩手にお越しの方はお泊まりになってもよろしいのではないでしょうか♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「犯人がわかりやすい」は欠点ではありません。

皆さま、私の体調不良でサンキュー返しや御礼コメができなくてすいません。

さて、久々に非常に書きたい事があるのでレビューします。
「名探偵コナン」とかでもそうですが、「犯人やトリックがわかりやすい」とか言って推理作品を批判している人が散見しますが、
それは、実は的外れな批判です。
というのはミステリー(推理もの全般をそう言います)というものは「読者や視聴者が正しく考察すれば犯人が必ずわかる」ように書くというのがルールなのです。

はっきり言って、ミステリーなんてものはいくらでも犯人が完全犯罪を達成できるように制作するのは制作者にとっていとも簡単なのです。
単にそう書けば良いのですから。
しかし、ミステリーというものは犯人がミスしたり、予測不可能な出来事が発生し、そこから読者・視聴者が犯人やトリックを推理できるように制作しなければいけないのです。

読者・視聴者が絶対に(論理的に)犯人やトリックがわからないような推理作品はミステリー失格で、さしづめ「解く事が不可能なパズルや詰め将棋」のような欠陥作なのです。
入試試験などでも「解く事が出来ない問題」「回答がない問題」「回答が複数出来てしまう問題」などは「悪問」と言われます。

ですので、「犯人やトリックがわかりやすいミステリー」というのは、欠点でも何でもなく、むしろ「出来の良いミステリー」とも言えます。

* 名探偵コナンのレビューにも同じレビュー文を書いておきます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

68.7 3 探偵で学園なアニメランキング3位
変人のサラダボウル(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (139)
459人が棚に入れました
貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢ったのは、魔術を操る異世界の皇女サラだった。 なし崩し的にサラとの同居生活を始める惣助だが、サラはあっという間に現代日本に馴染んでいく。 一方、サラに続いて転移してきた女騎士リヴィアは、ホームレスに身をやつしながらも意外と楽しい日々を送る。 前向きにたくましく生きる二人の異世界人の姿は、惣助のほか、鬼畜弁護士、別れさせ工作員、宗教家といったこの地に生きる変わり者達にも影響を与えていき――。

声優・キャラクター
鏑矢惣助:古川慎
サラ・ダ・オディン:矢野妃菜喜
リヴィア・ド・ウーディス:M・A・O
プリケツ:大地葉
皆神望愛:藤田茜
愛崎ブレンダ:沼倉愛美
永縄友奈:高田憂希
閨春花:真野美月
草薙勲:上田燿司
タケオ:立花慎之介
鈴木:鳥海浩輔

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

謎の岐阜アニメ

作画は微妙だけど面白かった
岐阜が舞台のギャグアニメ
異世界から姫と従者がやってきて、姫が魔法をあまり使わず探偵事務所や学校でまっとうに暮らしているのに、従者は裏社会にどっぷりはまっていってそれぞれに異世界を堪能しているのが面白かった

【聖地について】
岐阜市周辺ですね
岐阜県は飛騨・東濃・中濃・西濃と4つの地区に分かれていて、古くから交通の要衝であった岐阜県は隣県の影響が強く、地区ごとの特色が強いのですが、それぞれの地区にアニメがあります。地域性の違いにも注目ください!

名古屋に近い中濃・岐阜市は河合荘と僕たちは友達が少ない、変人のサラダボウル、美濃加茂市ののうりん
山岳地帯の飛騨地区・飛騨市の天気の子、高山市の氷菓、白川郷のひぐらしのなく頃に
東濃・多治見市のやくならマグカップも、
関西の影響が見られる西濃地区・大垣市の聲の形

【岐阜のイメージダウン?!】
カルト宗教にパチンコに風俗店に橋の下のホームレスに競馬・・・
間違ってないと思うんだけど、岐阜のいいところも紹介してほしいな

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

岐阜ご当地コメディアニメ

探偵の鏑矢惣助は、ある日異世界から追われてきた姫サラと出会い・・で始まるお話。
原作のラノベは未読です。

見始めて思ったのは「ひなまつり」みたいだなって。
ある日突然現れた異能力者、もうひとりはホームレスになって生活とか似てる部分があったり。

でもこちらはあまり異能力(魔法)を使わず、何も知らないこの世界で頑張って生活する話がメインでした。

色々と話が飛ぶのでとっちらかったイメージでしたが、キャラが出揃ってそれぞれの関係もこなれてきて、これから面白くなっていくのかなってところで終わりました。

岐阜のご当地アニメだったみたいで、地元の方が見ると面白い描写とかあったんでしょうか。

お話では新興宗教の教祖が出てくるんですが、あんまりこういうキャラは好きじゃないかな。
宗教で集めたお金で色々やってると思うと・・ね。

でも気軽に面白く見れましたので、もし2期がありましたら見たいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ぶっ飛んだ”非日常”より、少し波風のある変人達の”日常”を描きたかったみたいな?!

【レビューNo.143】(初回登録:2024/9/22)
ラノベ原作で2024年作品。全12話。
最初はタイトル切りしてましたが、他の方のレビューを拝読すると思っていた
モノとは違いよさげだったので、視聴し始めて無事完走。


(ストーリー)
岐阜で探偵業を営む鏑矢惣助は、不倫調査の尾行中に異世界から転移してきた
皇女サラと出会う。
彼女は異世界で祖国が滅ぼされ、こちらの世界に逃げ延びてきたのだった。
こうして2人は成り行きで共同生活を送り始める。
一方サラの従者である女騎士・リヴィアも遅れてこちらの世界に転移。
彼女はホームレスからこちらの世界での生活をスタートさせるのだった。


(評 価)
・ホームコメディとしては◎
 原作者は『はがない』の平坂読先生。
 『はがない』が(時代の流行りもありますが)
 → 個性豊かなヒロインたちが枠からはみ出すドタバタ学園ハーレムモノ
 という感じだったのに対し、本作は趣向を変え
 → 収まりのいいホームコメディをベースにした群像劇
 をやりたかったのかなっと。

 ベースとなるホームコメディですが、主人公のサラは
 ・年令は12歳ながらも、皇女という立場や命の危険にさらされる等波乱万丈
  な人生を送る
  → そのため精神が早熟しており、妙に達観している面もある
 ・言動に高貴さがあり、上述の大人っぽさがより引き立つ
 ・それでいて年相応の子供っぽさも持ち合わせている
 ・また順応性も高くネットやオタク文化を満喫している
 キャラ造形がなかなかに秀逸。
 なので、惣助との会話だったり食事等の日常シーンなども
 ・小学生のそれでなくまた(精神年齢の高い)高校生とのそれでもなく
 ・当然実の親子ではないが赤の他人という距離感でもない
 サラという”特異なキャラ”だからこそ成立する、独自の空気感や面白さが
 心地いいんですよね。
 「これが平坂先生のやりたかったホームコメディか。なかなかええやん。」
 と納得させられるモノはありますね。

 あとサラは魔法が使えますが、それに頼って面白展開をガツガツつくること
 なく、必要最小限に留めたのも好印象ですね。


・他のキャラの群像劇は小粒感が・・・
 上述の通り、「惣助×サラ」の主役コンビは収まりのいいホームコメディと
 して機能していた分、他のキャラでもっと引っ掻き回してもよかったかなと
 思ったのですが、その辺少々物足りなかったかなあっと。
 全体的にソツなく単打が打てるアベレージヒッターはそろっているが、長距
 離砲がいないみたいな。

 ポジション的には、リヴィアなんかはガンガンバットを振って長打を狙って
 欲しいところなんですが
 ・”どちゃシコボディ”の下ネタではみ出し感はあるが
 ・基本他のキャラに振り回されて、ようやく持ち味を発揮するという感じな
  ので、ちょっと物足りない
 という感じですかね。
 (エピソード自体はソツなく創られており及第点だったと思いますが、味付
  けはもう少し刺激が欲しかったかなっと)
 むしろキャラとしては、ヒットや送りバントでリヴィアの支援という役割を
 きっちり果たしてたプリケツさんの方が好印象だったかな。

 ただこの辺も平坂先生が『はがない』でみせた勢いにまかせたはみ出し感を
 封印し、やはり収まりのいいコメディを目指したのかなと感じるところもあ
 るんですよね。
 (ぶっ飛んだ”非日常”より、少し波風のある変人達の”日常”を描きたかった
  みたいな)

 唯一の例外が永縄友奈でしょうか。
 {netabare}・中学生だがいじめ問題で探偵依頼して惣助とサラに助けられる
  → その経験を活かし今度は他のいじめられっ子を助ける
 ・そしてサラの初めての親友になったり、探偵業に興味を持ったり{/netabare}
 ハートウォーミングな展開で見事に長打をかっ飛ばしてくれました。
 

上述のように個人的には少し物足りなさがありましたが、サラのキャラ造形が
よかったので結構楽しめたと思います。
さすが平坂先生で、それなりのレベルは担保されていたと思いますし。

作画はコメディなので、そこまでハイレベルなモノを求められないとはいえ、
ちょっとチープだなと感じましたね。
それに女の子はもう少し萌えっぽさがあった方が見映えするだろうと。
あと岐阜アニメらしいが終わってみると
・長良川で勝手に鮎を獲ってはいけません(遊漁証が必要)
・岐阜タンメン食ってみて~
位しか頭に残ってねーなw


OP『ギフにテッド/和ぬか』
ED『今晩の喧嘩/名誉伝説』
・両曲とも面白い感じで、作品にはマッチしてたかな。
・あと作中でサラが歌う『レタスとキャベツ』も「なんじゃこりゃ?!」って
 感じがよき。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

87.0 4 探偵で学園なアニメランキング4位
GOSICK[ゴシック](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2847)
14819人が棚に入れました
聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女―ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を―。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言語化〉してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

声優・キャラクター
悠木碧、江口拓也、下屋則子、木内秀信、鹿野優以、沢城みゆき、大川透、根谷美智子

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヴィクトリカの頭脳と可愛さに魅了された^^

◆内容◆
舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ。
ソヴュール王国にある聖マルグリット学園に
日本から来た留学生「久城一弥」が学園内の図書館塔で
金髪の人形のような少女「ヴィクトリカ」と出会う。
また彼女には天才的な頭脳を持ち合わせており
その二人が様々な事件に遭遇していく…。

◆感想◆
作画・音楽・キャラはどれもピカイチ!
作画の雰囲気はとても気に入った。
他のアニメで例えると「D.Gray-man」に雰囲気が
似ていると思った。
またOP、EDもこのアニメの雰囲気にとてもマッチしていて
とても好きです。
なによりヴィクトリカがとてもかわいいです!
物語が進むごとにヴィクトリカの魅力がどんどん伝わってきました!

推理アニメということですが
個人的には謎解きと捉えて見るより
ヴィクトリカが謎をすらすらと解いてく
ヴィクトリカの頭の良さやすごさ、
と捉えて見た方が良いと思った。

もちろん謎の答えが明かされたときは
とても分かりやすかったし、
推理をする過程はとても面白かった。

物語としてはとてもよく練り込まれていて
見ごたえのあるアニメだと思います。
シリアス好き、ヨーロッパの歴史好きはもちろん
推理もの苦手だ~という方もおすすめです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 87

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

か弱き雄弁な灰色狼は愚かな子栗鼠と出逢い愛を知る  【ねこ's満足度:83pts】

舞台は20世紀初頭、近代ヨーロッパ。
人類の歴史上、最も世界の様相が変化した頃のお話です。

この作品は単純にヴィクトリカに萌えるアニメではないと思います。
かと言って、彼女の推理を楽しむミステリー物でもありません。
基本的に古典的なトリックが多いですし、
彼女の頭の中でしかわかってないことも多く、推理物と呼ぶにはあまりにもアンフェアだからです。
ただし物語の重要な鍵を握る部分であり、
彼女の有能さを表す指標にもなっているので、作中の大切な要素ではあります。

ではこの物語の本質、作家が表現したかったものとは何か。
個人的には、娘を想う母の壮絶な「愛」と母娘の哀しき「宿命」、
さらには娘がその宿命を乗り越え掴んだ「絆」であると感じました。
終盤そこに至るまでに、一話一話丁寧にエピソードを積み上げていっている印象です。

もちろん、ヴィクトリカに萌えるだけでも十分楽しめます。そのくらい彼女は可愛いし魅力的。
中盤からはあからさまに”九条大好き光線”出しまくりで、彼女を見てるだけで嬉しくなってきます。
特にテンポ外れの歌声と、独特な乾いた笑い声には大いに笑わせてもらいました。
ただしそこばかりにとらわれていると物語序盤のカオスの欠片(伏線)を取り逃がし、
終盤になってから話の全体像が掴めなくなる恐れがありますのでご注意を。

決して難解なストーリではないですが、難解にみえる構造にはなっています。
少なくとも『オカルト省』と『科学アカデミー』の関係性、
それぞれの関係者とその目的くらいは見失わないようにして観てみてください。
最終話、全容を理解できた時にはこの作品への評価が一段階上がっているはずです。

OPED曲はともに作風にマッチしていてよかったです。
世界観もわたし好み。個人的にはかなり満足できる作品でした♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 86

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ぷにぷに桃色ほっぺが可愛いね♪

■GOSICKを評価する前にまず考えてみました♪ \_( ・_・)ハイ ココチュウモクデスヨー
直木賞作家、桜庭一樹さん原作の作品ですが、森見登美彦さんと同じ様にマジックリアリズムという
手法を取り入れている作家さんなのです。
四畳半神話大系のレビューでもちょっとだけ説明してますが、見ていただいてない方の為にちょっと
だけ説明です♪
 
・現実の世界と、まったく異なる法則の出来事が混在していて、どこからどこまでが現実で、
 どこからどこまでが幻想か、判然としない物語をマジックリアリズムと呼ぶのですね♪
 
簡単に言えば、不可解で神秘的かつ神話的な印象を与える手法とでもいうのですね!
なので、ミステリー色が強く感じられますが、簡単にミステリーというジャンルの目線で評価するの
はちょっと違うのではないかという印象を受けました。
また、桜庭さんは数々の女性ヒロインの物語を書き上げてきた作家さんみたいですが、本作品のヒロ
インであるヴィクトリカの悲劇的な生い立ちから、人の温かみに触れて、愛を知り成長していく人生
譚を描いた心温まる作風に目を向けて評価をしていこうと私は考えました♪
 
■GOSICKの舞台背景などなど・・・
時代背景は、第一次世界大戦後のヨーロッパなのです!
ソヴュール王国と言われる小さな国の聖マルグリット学園という自然豊かな学園を中心に物語が展開
されていくのですね♪
中世風の建物を舞台にした幻想的なゴシック・ロマンス(ゴシック小説)を意識しているかのような作
画が物語の雰囲気を作り出していたのも好印象でした♪
※ドラキュラ・オペラ座の怪人・嵐が丘(文学少女第2巻の題材)という作品もゴシック・ロマンス。
 
主人公ヴィクトリカの能力「知恵の泉」は「名もなき村」の出身者で母親のコルでリアの血を引いた
わけですが、一般の人々から恐れられ、また一部の権力者が手に入れようという描写がヨーロッパに
おける魔女狩りを連想させていて、中世ヨーロッパの雰囲気に深みを与えてくれたように感じました♪
 
■総評
冒頭にもちょこっと触れましたけど、GOSICKはヴィクトリカの人生譚をうまく表現している作品だな
っておもうのです♪
そんな可愛いヴィクトリカに多大な影響を与えた2人、久城 一弥(kujyou kazuya)とコルデリアとの
出会い・再開からの展開に魅力を感じこの作品に惹かれたポイントでした!
久城とは、宿命ともいえるように、様々な事件に巻き込まれながら2人の絆がただの知り合いから友
情・親友そして愛情へ変わっていく過程で、ヴィクトリカの心情の変化がとってもうまく表現されて
いてとっても可愛らしく愛おしく感じられましたね♪
また、遠くでヴィクトリカの成長を見守りながら変わらぬ愛情を注ぎ続けるコルデリカの姿と、その
愛を少しずつ感じ始めるヴィクトリカの関係にも心が奪われました(*^.^*)
一人の少女がこんなにも輝いて見えるアニメって私は素敵だとおもいます♪
是非おすすめしたいアニメの一つですよー(*^o^*)
 
■一言・・・
最後に、切なくも心温まる作品が出来上がるための隠し味に使われたスパイスとは・・・
タイトルGOSICKという造語のなかに隠された「TRICK」という言葉のスパイスこそ、
『混沌(カオス)の欠片』の一つなのだと思うことにしておきます(。・ω・。)♪
 
∑∑∑(/゚□゚)/ヴィクトリカマッテー!!   (..)(・.)(: )(¨)( :)(.・)(..)(・.)(: )(¨)( :)(.・)(..)ゴロゴロ
 
2011.07.22・第一の手記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

77.7 5 探偵で学園なアニメランキング5位
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2144)
11088人が棚に入れました
どこにでもいそうな平凡な少年・苗木誠は、「超高校級の才能」を持つ現役高校生しか入学出来ない羨望の象徴「希望ヶ峰学園」に「超高校級の幸運」として抽選で選ばれたことを機に、「卒業すれば人生の成功が約束される」というこの学園に入学することになる。
迎えた入学式の日、意気揚々と希望ヶ峰学園の中へ入っていこうとする苗木だったが、玄関ホールに入ったところで急激なめまいに襲われ意識を失ってしまう。
苗木が目を覚ますと、そこは既に学園校舎の教室内であった。しかし違和感はそれだけに留まらず、校舎の窓は鉄板で塞がれ監視カメラとテレビモニターが至るところに設置されて圧迫感に満ちており、校舎全体からも異様な雰囲気が漂っていた。
校舎の玄関ホールに戻ってきた苗木はそこに集っていた他の新入生達と出会うが、彼らもみな同様にめまいに襲われ意識を失っていたのだという。異常事態はそれだけではなく、玄関にはそれまでなかった鋼鉄の扉が設置され外界から完全に遮断されており、苗木達新入生は希望ヶ峰学園に幽閉されてしまったことに気付く。
困惑する面々を前に現れた謎のキャラクター「モノクマ」は苗木達を体育館に呼び出し、「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」という恐ろしいルールを告げる。
これが「コロシアイ学園生活」の始まりであった。
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

結局これはゲームをやってる人が楽しむアニメだと思った

1~2話感想

原作は少ししか知らないが
どうやら絵とかも全部原作を
忠実に再現しているらしい

まず最初に推理物ではネタバレすると
面白くなくなるのでその点に注意したい
だからこのレビューでもネタバレしないよう
注意したいです

OPやBGMも作品に合っていて
格好良くて良かったです♪
あと声優も豪華ですね
大山さんの声ドラえもん以外で
聴いたの初めてかもですw

これはどんどん人がいなくなっていく
生き残りゲームでもあるのかな?
設定も結構好きで気に入ってます
映画であった「インシテミル」に
似てるとは思ったがまぁ気にするほどじゃないだろう

捜査するパートが短かったのが少し残念
推理物だから捜査を細かく描いてこそ
もっと面白くなるんじゃないかと思った

でもこの話は学級裁判がメインだし
1クールしかないので
仕方ないとは思う

ここからとうとう学級裁判が始まって
物語が盛り上がってきたので楽しみです

3話感想

とうとう始まりましたね学級裁判
原作をやっている友達の話では
かなり忠実に再現されているといって
喜んでましたがアニメならではの
演出も見てみたかったと言ってました

結構わくわくさせられて楽しかったです
やっぱり推理物はいいですね♪
一緒に推理して合ってた時には
めちゃくちゃ嬉しくなりますw
ダイイングメッセージの推理は僕も合ってましたw

そして学級裁判の演出ですが
「コトダマ」とは上手い表現だと思いました
なるほど、だからタイトルが
「ダンガンロンパ」なんだと思い納得しました!

おしおきのシーンは
規制がかかっていて
どうも原作とは違うようですね
まぁ、そこは仕方ないでしょう

これからも恐らく事件が起きるのでしょうけど
どうゆう風になるのか楽しみに待っています♪

4話感想

まず最初のモノクマ音頭に笑ったw
しかも小林幸子さんを使うとかw
今回は2階の探索と日常の話だけで
終わりかと思ってたんですが
早くも次の事件が起きましたね・・・
しかも死んだの結構好きなキャラだったんだけどな~

やっぱり探索パート今回も短いな
証拠は一応全部出てるんだろうけど
推理はしづらいな・・・
そして早くも来週に学級裁判か

それにしても水着見れると思ったのに
見れなかったな・・・
いつか見れるのを信じようw

ここから先は推理というか考察を書いておく
当たってるかは分からないが念のため
原作やってない人は5話を見てから見ることを薦める
そして真相を知ってる人は
僕の的外れな考察を笑ってくれてもいいし
こういう考え方もあったのかと思ってくれてもいい
まぁ、楽しんで見て欲しいw
ネタバレではないが見たくない人のために一応隠しておく

{netabare}
第4話事件考察

まず殺害された不二咲千尋だが
男である可能性がある

なぜなら犯人であると言われている
ジェノサイダーショウが本当にいるとしたら
その犯人は男しか殺さないといっているし
それに今回殺害場所にもされただろう
更衣室の仕掛けが今回の事件のカギになりそうだからだ
更衣室は男は男子更衣室しか女は女性更衣室しか
入れないというもので性別が関係ある以上
不二咲の性別がカギになっている可能性を疑ったからだ

そしてポスターが怪しい!最初見たとき
とポスターの場所が男子と女子で変わっている
恐らくカーペットも同じく変わっていると思われる

そしてここから考えられるのはまず男子更衣室にいた
若しくは呼び出した不二咲を男子更衣室で殺したことだ
これにより犯人は男性と考えられる

そして自分をクロだと思わせないために
女子更衣室に死体を移したと考えられる
だから血がついてしまったポスターやカーペットも
移さなくてはならなくなったと考えられる

問題はなぜ死体を女子更衣室に移せたかという所だが
恐らく霧切さんが見つけていた死んだ人の手帳が
あるからそれを使って女子更衣室に入って
死体を移したあとに元に戻したと思う

そして不二咲の手帳が無くなっていたのは
不二咲が男だというのを隠すため
若しくはクロになった人は手帳が使えなくなる?
(前回の犯人だった桑田怜恩の手帳が
 付いてないことから予想)
だから代わりとして奪ったとも考えられる

そして犯人の特定ですが僕の推理じゃ出来ませんでしたw
ここまでが限界でしたw
まぁ、怪しく描かれていた十神や腐川は恐らく
ミスリードだと思う!だってあからさま過ぎるからw
(僕が捻くれているだけかも知れないw)
というわけでここで推理は終わっておく
{/netabare}


5~7話感想

推理についてはそこそこ当たっていて良かったw
それにしてもこれはやはりアニメから入る人のため
というよりゲームが好きな人のためのアニメといった感じ
それにしてもとうとう捜査が5分以下になってたんだがw
推理する暇さえなかったw

仕方ないとは思うが大事な場所を最低限になっているため
どうしても今回の事件は最初から予想ついてしまったな
友達の話じゃゲームだと全然わからないらしいw

あと5話の犯人の証拠は足りない気がしたが
どうやらそれもカットされてるらしいw

やっぱり1クールでやるのは無理があったと思う
2クール以上じゃないと無理だったなw

まぁこれからも楽しみに見てみたいと思いますが w

8話~最終話感想

ちゃんと全部みて楽しかったが
アニメの情報だけじゃ推理無理そうなんで
推理はもう諦めたw

これはミステリー小説のように
主人公と一緒に推理するものではなく
これは主人公がどう推理して真相にたどりつくのか
楽しむのが正しい見方かな~とは思うw

予測できない展開も多く
楽しかったがどうもやはり
尺足らずで説明不足感があるので
どうしてもご都合展開に見えてしまうw

好きな作品なんだが
やっぱり2クールで
作ってほしかったと思うアニメだった

結局これはゲーム知ってる人の方が楽しめる
若しくは知らない人にゲームを買わせるような
販促的なアニメだったんじゃないかとも思う

ゲームの方が面白く楽しめそうなので
10月10日に出るゲームを買うことにしましたw

2期もやるような感じで最後終わったが
2期をやるならちゃんと2クール位で作ってほしい
2クールなら2期はとても楽しみです♪

最後にゲーム買ってやったので
それと比較して追加でレビューを
書きたいと思う

本当にゲームをアニメにした感じ
ゲームが好きな人にはうれしいと思うが
さすがにちょっとゲームを意識しすぎかなw
これならゲームをやればいいといった感じ

それにちょっとずつ
重要な証言や発言証拠もカットされてる
ところがあった

やっぱり尺が足りなかったようだと思う

これならもっとアニメオリジナルの
演出にしたほうが良かったと思う

結論ゲームの短縮版という感じ
やっぱりゲームの販促目的だったのかな?

まぁゲームもアニメも楽しめたから
良しとしよう

投稿 : 2024/11/09
♥ : 118

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

感想

作画とかも気にならず、12話まではかなり面白かった

が!

最終回・・・なにこのオチは・・・

期待したぶんずっこけた・・・><

投稿 : 2024/11/09
♥ : 64

cross さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

設定に面白さは見出せたが、推理物としては内容が薄く、キャラクターのアクの強さは濃厚だった。【総合評価:54点】

2013年夏、全13話で放送された作品。
PSPにて発売されたゲームが原作となっています。

物語の舞台は一芸に秀でた『超高校級の才能』を持つ高校生のみが通う『希望ヶ峰学園』
主人公の苗木誠はそんな一般人が通うことの出来ない学園に抽選により選ばれ『超高校級の幸運』として入学する事になる。
入学式の初日、学園の門を潜った所で眩暈により意識を失い、目を覚ますと、更に外界と完全に遮断された学園に幽閉されていた。
そんな中、主人公と同じく学園内に幽閉され困惑する面々を前に現れた学園長を名乗るモノクマと言うキャラクターは一行を呼び出す。
そこで告げられたのは学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならないと言う学園のルール。
殺人が行われ、死体の目撃者数が一定を超えてから一定の捜査時間の後に犯人を割り出すための『学級裁判』が開催される。
その『学級裁判』の場で犯人は生きている生徒に自分が犯人だと悟らせてはならない、もし自信が犯人だと看破されれば殺人を起こした本人は『オシオキ』と言う名の下に処刑される。
逆に犯人は自身が犯人だと隠し通すことが出来れば学園の外に出られるが、他の生き残った生徒達は犯人を看破できなかった罰として処刑されてしまう。
幽閉され学園内での一生を強要された状態ながらも、そこから脱する方法も自分以外の命を奪うことと言う極限状態に陥った面々。

殺し合いと言うシチュエーションに、その殺しを完全犯罪に仕立てなければならないと言う頭脳戦的な側面を加味する。
個人的には好みの傾向にありましたが、視聴を終えた感想としては少し期待外れでした。
その要因はまず完全犯罪を成立させなければならないと言う状況下で、その殺害のトリックやらがどうにもチープとあり、推理物として視聴するには不足だったように思えます。
そして、登場人物は外見の奇抜さや内面も異様さ、どうにも個性と言うよりアクが強すぎとあって、どうしても感情移入も難しく、ストーリーに入り込めません。
続いて、演出面もゲームが原作と言う事からか、重要な捜査シーンや裁判シーンがゲーム演出が前面に出ていて、どうにもアニメとして視聴していると不自然に思えてなりませんでした。
そして、最大の難点は、作品全体を通しての問題であった生徒達を学園に幽閉し、殺し合いを演じるように仕向ける黒幕の存在。
この黒幕に関しても、正直動機不明のただの愉快犯にも近い感じで黒幕として魅力のようなものもなく、かなりガッカリな終わり方になってしまいました。

そんな中、評価できるのは声優陣の豪華さ、これ程の豪華なメンバーを揃えながら、キャラクターのアクの強さは打ち消せなかったんですがね。
そして、『学級裁判』の後に行われる『オシオキ』は毎回楽しみでした。
キャラクターに応じた『オシオキ』は実にブラックユーモアを感じさせてくれました。

初期設定からは楽しめそうな要素を見出せたんですが、結果としては内容が薄く、キャラクターのアクの強さだけが鼻についてしまいました。
最終回では続編を匂わせていましたが、正直、続きがあったとしても視聴するかは微妙なところです。
とは言え、観視聴の方はまぁ最初の殺人が行われ、『学級裁判』が終わるまでを視聴してから判断していただければと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

67.0 6 探偵で学園なアニメランキング6位
ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (909)
5930人が棚に入れました
2014年横浜。ナイスとムラサキのコンビ探偵“ハマトラ”は、事務所としてテーブルを間借りしているカフェ・ノーウェアで仲間たちと一緒に今日も仕事の依頼を待っていた。そんな中、2人の元へと舞い込んだある依頼が、2人と旧知の間柄の警察官・アートが追いかける「連続殺人事件」と、奇妙な繋がりを見せる。その事件は、被害者が全員“能力者(ミニマムホルダー)”というものだった。ミニマムホルダーであるナイスとムラサキも、否応無しに事件の渦中へと巻き込まれて行く…。

声優・キャラクター
逢坂良太、羽多野渉、加藤英美里、神谷浩史、安野希世乃、喜多村英梨、中村悠一、福山潤、村瀬克輝、斧アツシ、秋元羊介、江口拓也、岡本信彦、大橋彩香
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

期待外れの二人のハマトラ

能力者(ミニマムホルダー)のコンビ探偵、ナイスとムラサキの活躍を追う異能アクション。

ジャンルとしては好きな部類なんですが、掴みの一話目は余り面白くなかったです。
人物紹介としても不十分で出演シーンも一緒くたで
一度普通に観たくらいではまだ誰が誰やら良く解らない。
誰が誰だかまた確認しないと…。

ミステリー部分に関しては、あれよという間で自己完結。
導入としてはハイペースだった気がします。
(二回目観たら納得出来ましたけども。)
大きな事件への渦が巻き始めてはいるので今後に期待して観ていこうと思います。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

【人物メモ】
<ナイス>探偵:ヘッドフォン付けて音速移動
<ムラサキ>探偵:メガネを外すと怪力
<バースディ>便利屋:蓄電すると強力放電
<レシオ>医者:眼帯外すとアナライズ&強化籠手
<はじめ>??:食べ物のことで頭一杯 アメ食べて風(衝撃波)使い
<アート>警視:ハマトラ理解者で事件解決に利用もする存在
<コネコ>仲介屋:メガネ&しっぽの仲介屋さん
<マオ>情報屋:中華街の情報屋さん
<ハニー>ボディガード:トラペロ(チョコ)食べて解析、10分後予知
<スリー>ボディガード:本を読んで獣人化
…あと、しまじろうみたいな奴が出てくるけど謎。

※2話感想{netabare}
何だろうコレ。
一回観るとよく分からないまま終わっちゃうんだけど、
二回目ちゃんと観るとおもしろい。
私が疲れていたり理解力が低いからなのかも知れないけど探偵ものとしては
ペースが速く人物紹介がサラッとしすぎで不親切な気もします。
分かると面白い作品なので次回からは一回目から気合いを入れて観てみたいと思います。

こういうのはちょっと予想しながら観ましょうか【予想】{netabare}
ナイスの出身施設の事と猟奇殺人犯とは
『ミニマムホルダーの研究』という点で後半繋がってきそうです。
ラスボス的なのは複数の能力を使いこなしてきそうです。

あと、ナイスの能力発動条件は指パッチンだけかも。
ヘッドフォン付けるのはダミーな気がしてきました。
他のキャラの発動条件も疑っておいた方が良いかも。
{/netabare}{/netabare}

※3話感想 {netabare}
能力格差。この世界がはらんでいる問題点が浮き彫りになりました。
持たざる者の願望を利用したモラルの暗躍・犯行との戦いが
軸となって来そうなのでかなり好みの展開かも。

今回はちょっと悲しい結末でしたが、
タカヒロくんは何故に安っぽいホイッスルをぶら下げていたんでしょうか?
せめて金属製にしてあげても良かったと思っちゃいました。

それとハマトラって、もの凄いコンビだと判明。
貧乏生活なのはお人好しなのかバカなのか…。
たぶん両方かな!?
{/netabare}

※4話感想{netabare}
アートと繋がりのあるボディガード二人組登場。
アートは上手くミニマムホルダーと付き合い
事件解決に役立てている事が伺い知れました。
ハマトラともそのうち協力しそうです。

モラルが挨拶代わりに軽く事件を起こしました。
(軽くと言っても死者出てますが。)
解りやすい動画の伏線で驚きは無く物足りなさも感じますが
動き出しとしてはこんなものでしょう。
こういう対決は好物なので次回以降とても楽しみです。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
温泉回って普通は女性キャラが癒してくれるのに…。
後発ミニマムホルダーが起こした事件でモラルが裏で動いていそうすがほぼギャグ回。
余り深く考えず気楽に観てしまいました。

しかしラストではガスケさんが裏切り!
ミニマムホルダーについて勉強していたのは自身も能力者に成る為でしょうか。
何か裏切った理由がありそうです。

後発ホルダーからは能力移植できないという分析結果が出た様ですが
鑑識官殺したって隠せない所か逆に怪しまれるんじゃないのかな?
裏切りを強調する為なのでしょうけど、殺した意味があるのか疑問です。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
バースディとレシオを掘り下げつつ誘拐事件を解決。
友情物語と協力攻撃が見所でした。

ただマネージャーの動機や計画が甘いので納得行かない所もありますが…
・説明聞いてもチユウをミスティに代えるメリットが低く
 事件を起こすリスクの方が高すぎ
・マネージャーの立場なのに社会的な経済効果を優先に考えているの?
 事件後ミスティのマネージャーになれると思ってんの?
・これミスティと共謀しとかなきゃバレるし色々ダメじゃん
・やるなら本決まりになる前に動いておけ
・チユウが創る良い作品を売り上げに繋げるのはそもそもお前の仕事だろ!?
とか色々思ってしまいます。硬化のミニマムで頭まで硬くなったのかな。

そしてアートの弟の死というのが新たな気がかりですね。
この弟がどうやらアートとナイス達を繋ぐ接点だったようです。
ミニマムホルダーだったのかな? コスモス置いたのは誰?

あと鑑識官の江戸川さん殺したのには意味ありましたね。
彼に成り代わってモラル動いてました…ツッコんでゴメン。
変身能力があるとなると何処で誰と入れ替わっているか分からないので
気を付けて見ておかないといけないかも。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
前回の事件モラルが圧力をかけ強力に糸を引いていた様でツッコミ過ぎましたかね。
頭まで硬化したとか言ってゴメンよ犯人。

アートとナイス達の接点が判明。
能力持たずに卒業した同級生だったとは恐れ入りました。
アートの弟らしき子供も映っていたので大きな事故
…というより研究機関の作為で犠牲になってしまったのでしょう。
物語の根幹に関わりそうですからそのうち明らかになってくるはずです。
【予想】{netabare}
標本になっていたのはこの子で盗まれた脳の持ち主の気がします。{/netabare}

持たざる者の悔しさと持つ者の孤独に上手く焦点を当てた構成でした。
努力し続けてもナイスが常に遙か上にいて友情との板挟みになっている
アートの心情はどれ程のものか…。

そしてラストは衝撃が走りました。
まさかまさかのアートの死。予想できない急展開で悲しみよりも驚きが勝っています。
もし変身できるのがその手に掛けた者ならばこの後アートを装ったり、
既にずっとガスケさんと入れ替わっていた可能性も出てきます。
モラルの変身ミニマムの発動条件(手を翳すだけ?)も含め
その動向がますます気になります。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
色々と酷い回。
元々作画には目を瞑っていたけど、この際言う。やはりヒドい。
人物崩れているし赤茶のシミフィルターみたいなのずっと気になってます。
(最初は意味あるのかもと思いましたが無いみたいだし…。)
能力発動シーンのセンスや気合いも足りなず手抜きに見えます。

沖縄の方言入れたかったのか?キャストも酷い。
緩い沖縄弁程度なら声優さんに任せればいいのに…。

おふざけ回としても今回のシナリオは酷い。
脈絡無く無理矢理沖縄にメンバー集結させるし競技もグダグダ。
あのシーンで寝てる奴に感動や勇気与えられるのが不思議すぎる。

…わざわざ沖縄ねじ込んで何してるんだか。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
スリーの過去背負った罪が明かされる回。
目の前で自分を慕う子供を殺してしまったんだからキツいですよね…。
でもどうしてあんな状況になったのか説明不足。
ハニーとの出会も含めてもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
スリーがハニーの暖かな手に救われる場面は見所のハズですが
演出と描写不足でふいにしてしまっています。

事件に関してはスリーの名誉が回復されていないのでモヤモヤします。
子供達を命がけで助ける姿を生中継させるとかして欲しかったな。
「化け物だ!」と言って怯え驚くシーンではないと思うのですが…。
報道陣もカメラ回してなかったり裏口の軍用トラックに気づかなかったりと
ツッコミ所満載でした。

モラルとの戦いを描く全体のストーリーは好きなんですけど
1話1話の作りが雑でガッカリさせられる事が多いです。
次回からモラルがラストに向け本格始動するようなので良い着地を期待しています。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
ながーいこと引っ張ってきた割には雑な感じ。

鬱屈した人間に能力を与えミニマムの力を公にして混沌の幕を開いたけど
崇高な志があるように見えないしや緻密に計算された感じでもない
ここまで酷い状況になるには説得力に欠けます。
理性を失う人間が多すぎ。釘バットとか世紀末だよ。
コメンテイターは理由も良く分からず無惨だし。

まぁ来週明かされる様なのでこれ以上は控えておきましょうか。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
まずは力を欲する者にそれ与え救ってあげた…
そしてその者に対抗するため、また多くの人がミニマムホルダーの力を欲し
やがて世界は平等(欲する者は皆ミニマムホルダー)になる。
って、言うのがモラルの考えのようです。
…浅はかな。
全員が人間だろうとミニマムホルダーだろうと才能や努力や環境で差は出てくるし
平等じゃないって感じるのは結局その人の考え方次第だと思うんだけどね。
「結果平等」って「最高の不平等」だったりもするし。

自分の価値観で勝手に平等を押しつけている様にしか見えないです。
タカヒロ君の仇と共に次回はみんなで成敗かな!?

かなり知的な頭脳犯との戦いが描かれるのだと思ってたけど、それ程のモノではなかった印象。
一般人が愚かすぎるし作画の酷さも手伝い少し萎え気味です。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ナイスとモラルとの対話で多少は彼が知能犯ぽく見えたのは収穫だけど
やはり計画としては幼稚。
力を欲している人達はミニマムホルダーに成れれば何でも良いって訳ではないでしょう?
あんな爪貰っても幸せになれる訳ないから要らないと思う…。

あと超音波殺人ボイスのミニマムホルダーは取って付けた感じが酷い。
生きる上でなんの役にも立たない所かマイナス甚だしい能力で
スポーツ観戦なんかで思わず悲鳴上げたら大惨事になっちゃうし
もう通常生活送れず殺戮マシンとしてしか生きていけないよね。

モラル本人の能力は音速を超えるワープだったけど
どういう理屈か本気を出したナイスの方が上で意外とあっさりKO。
なんで?っていう疑問もあるからスッキリはしませんでした。
折角、発動条件という設定があるのだからそこを突いて欲しかった気もしますし
ムラサキも居たんだからせめてコンビネーションで倒して
『二人でハマトラ』を演出して欲しかったです。

そして最後は何故かアートが復活してモラルを殺害しナイスにも発砲した!?…ってところで終了。
伏線放置した上に謎をぶち撒けて二期に続くみたいだけどちゃんと締めくくりは付けて欲しかったです。
{/netabare}

【総評】
モラルが暗躍し対決に至る全体としてのストーリーは好みの部類だったんですが
能力、個性、発動条件と言った設定が全く生きておらず
各話ごとのストーリーが非常にチープに出来ていて不満が溜まりっぱなしでした。
おまけに作画は近年希にみる酷さでアクションもカクカク。
折角の異能バトルが全く生きてなかったです。
はじめちゃんやコネコやハニーといった可愛い処が
ちゃんと可愛いく描けて居ないのも無惨。
他キャラも含め魅力が引き出せていませんでした。
声優さんについては程々に豪華ではありますが
演技を魅せるシーンも殆ど無かったように思います。

本当に色々目を瞑って『全体のストーリー』を楽しんではいたんですが
結局は次期に丸投げするENDで落胆してしまいました。

二期を観てからではないとちゃんと評価は出来ませんが
一期単体だと最低クラスの評価をせざるを得ません。
まだ観てない人は時間の無駄になるやも知れませんので
二期の評判を聞いてからでの視聴をオススメします。
一見して好みの作風でついつい引き寄せられてしまいましたが今期の地雷アニメでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

気軽に楽しめれば悪くないと思います(^^)

《異能の力=ミニマム》
その力を持つミニマムホルダー達の闘いを描いた
バトルアクション、サスペンス作品。 全12話。


横浜で探偵業を営むナイスとムラサキ。
2人がミニマムを駆使し事件を解決していく
王道のバトルストーリーになっています。

ストーリーは王道らしく分かりやすい仕上がり。
難しい用語も少なくスッと作品に入って行けるとかと。
逆にもう少し捻った内容にしてもらったほうが
話しに厚みが出たのでは??と思ったくらいですw
設定や世界観ももう少し凝ったものを
期待していただけに物足りなさが残りましたね(´▽`;)

個人的にオススメなのはキャラと声優陣ですかね♪
能力的にも人間的にも個性溢れるキャラが多数です。
それぞれにスポットを当てたお話も良かったと思います。
声優陣は安定して楽しめる実力派が揃ってました。
特に男性声優陣には大満足でしたね(*´∀`)/″

それにしてもラストシーンには驚かされました。
続編が決まっていないと許されない作りですよねw
二期でどんな結末を迎えるのか期待したいと思います!


良くも悪くも王道バトルものです。
分かりやすい内容で身構えず作品に入って行けるのは◎。
サスペンスやミステリーが好きな方には少し物足りないかも。
気軽に楽しんでもらいたい作品ですねw




《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)



《主題歌》
OP:『FLAT』/livetune adding Yuuki Ozaki
ED:『Hikari』/羽多野 渉
                        改No,10

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

能力者が迫害されてる中、探偵をやっています!

テレビアニメ・漫画を中心に展開するメディアミックス作品

でアニメ放送に先立って漫画が連載されていました。全12話。


ハマトラと略されるナイスとムラサキは探偵業をしていた。

超能力「ミニマム」を持ち、様々な依頼を受けていたのだ

った・・・。


超能力と探偵業ってどんな組み合わせになるのかなと

思って見ていましたが、探偵云々よりも能力バトルの色が

濃かったように思いました。

様々な事件や依頼の中で何か一つのことが裏を回っていて

嫌な感じがずっと続く展開でしたが、ラストのラストで

あんたはそうするんかいとなってコテっとなってしまいました。

ラストだけでなく様々な場面で二期があるような伏線も

あって、とりあえず次もまだ分かっていく場面があるように

感じるので続きもみようかなと思います。


あんまりストーリーに面白みは感じなかったのですが

バトルは良かったし、声優陣もかなり豪華でそのへんは

良かったと思います。

◆個人的点数評価 73.445点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

69.0 7 探偵で学園なアニメランキング7位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1006)
5487人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

【777】 フィーバーするもワンセット  ∑( ̄[] ̄;) はう!

原作:ラノベ 未読

全11話

ジャンル:お宝探しの冒険活劇


感想

う~ん・・・なんだろう・・・この微妙感・・・

最初1話観た時は、「これ面白そう!」って思ったんだけど・・・

結局、最後まで【ココが面白い!】ってのが見つからなかったな~

不評な所
ラブコメにしては薄すぎるし
アクションも、なんか中途半端だし
推理も天災の説明をただただ見せられてる感じだし
お宝のトリックも、死人が出てもおかしくないのに出てないし
原作が続いてるからだけど、伏線回収されずに2期ありそうな終わり方だし
七々々ちゃんは、プリン喰ってるだけだし!×2 (2回言いたいw)

良い所
キャラデザは奇麗で良い感じ
お宝の「七々々コレクション」のアイテムの能力
(それぞれいろんな能力があって面白かった)
壱級 天災(いっきゅう てんさい)のキャラが、ちょいツンデレで、頭いいし、ちっちゃくて可愛かった所。
あと、CV-の阿澄佳奈さんの声も、キャラに合ってて、可愛くて良かったです。
なので、天災を主人公にしたスピンオフだったら、もっと面白くなってた気がしますw(笑)

自分としては、もうちょっとラブコメ入れて欲しかったな~っと・・・
なんだか惜しい作品でした。


タイトルは、パチンコで、最初ワンコイン(500円)で確変大当たりするも、連チャンしずに終わる事です。 
あるよね~φ( ̄∇ ̄o)

要するに、最初良かったけど・・・後が続かなかった・・・
みたいな。
ま、そう言う「ぬか喜び」みたいな感じでした。(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 76
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

作品名にだまされてはいけませんw

原作未読 全11話

七重島(ななえじま)という人工島にある理由から引っ越ししてきた高校2年で主人公 八真 重護(やま じゅうご)が住むアパートの部屋に、地縛霊として住み着いているヒロイン 龍ヶ嬢 七々々(りゅうがじょう ななな)に出会い、生前に七々々が世界各地で見つけてきたお宝を冒険部の仲間たちと人工島の色々な場所に隠されたお宝(七々々コレクション)を探し見つけるお話です。

観る前はタイトルのイメージで、色々な場所に飛び回り知恵と推理やヒントになるようなことを発見して、最終的に埋蔵金を探しに行くお話だと思いましたが、全然違うのでw 拍子抜けしました。考えていたよりスケールが小さかったですね。

七々々ちゃんは地縛霊ですが、消える意外は誰にでも見え、ゲームして、食べ物も食べる普通の女の子に見えます。ただ地縛霊なので部屋から一歩も出れません。{netabare}(でも格闘技は強いですねw){/netabare}

その代わりにもう一人のヒロインで自称「探偵」の壱級 天災(いっきゅう てんさい)が八真 重護(やま じゅうご)と共にお宝探しをしてます。

原作が続いているようで、最終話も切りのいいところで終わったかと思いましたが、続きを思わせる感じで終わっています。

伏線や謎も全然分からないままです。

2期も決まってないので原作の販促作品ような感じがしました。(公式のツイッターでも続きは原作で!と言ってますね)

キャラも可愛いし、主人公を含めて癖のあるキャラが多いので好きな感じですが、上記に書いているように中途半端な感じがしますのでオススメできません。

OP 私立恵比寿中学が歌ってます。元気な感じで曲は良いと思いますが、歌は‥w
ED スフィアが歌ってます。こちらは安心して聞けますねw

最後に、花澤さん今期男娘役2作品もありましたね(もう一つは「がをられ」)何か需要があるのでしょうかw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49
ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

七々々って語呂いいし、名前に違和感ないし、考えた人すごいな〜。

七々々(ななな)コレクションという宝が
たくさん眠っている島に引っ越して来た主人公が
学校の冒険部という部活に入り七々々コレクションを手に入れようとする話。



内容は普通でしたね。
冒険が大好きな人は楽しいと思います。
推理もあるので、ミステリー好きもいけると思います。

{netabare}
正直主人公に魅力を感じず、
1話もつまんなかったので
きるつもりだったのですが
3話が衝撃的だったので
見続けることになりました。
ノイタミナって全11話だし
いいかなと。

まあ結果的に展開としては「え〜」ってなりましたが、
最後までみるきっかけとなりました。
{/netabare}



僕が感じたこの作品の魅力の一つに
壱級天災(いっきゅうてんさい)の存在がありました。
まあ花澤さんの色黒男の娘メイドは置いとくとして
阿澄さんのキャラが破壊力抜群でした。

頭の回転が早い彼女はどんな嘘や謎も見抜きます。
でも照れる時が可愛く、そのギャップが
なんとも言えません。


田辺留依さんは聞いたこともない名前でしたが、
声も演技も良かったので売れて行って欲しいです。



全然物語とは関係ありませんが
視聴開始直後から言いたいことがありました。


ちょっとOPについて酷評↓
{netabare}

それはOPを歌っている私立恵比寿中学という
アイドルグループについてだ。

歌が下手すぎます。

ある日テレビをつけると
画面が暗いまま変な声が聞こえてきたので
なんだ?
アフリカの民族の雨乞いでも特集してるのか?
と思っていたところ、
あるアイドルグループが歌っていた。
それが私立恵比寿中学でした。

衝撃の事実・・・Σ(゚д゚lll)


曲自体はいいのですが、
彼女らのアニメのOP、
機械で音声を直してもなお、
音痴が隠せないのですから
そうとうやばいですね。


「世の中そんなに甘くない」・・・・・
まったくその通りです。
{/netabare}


それでも音楽の評価がそこまで低くしなかったのは
紛れもなくスフィアの存在です。

今回EDを歌ったスフィアの
「微かな密かな確かなミライ」は
今まで自分が聴いたのスフィアの曲の中で
一番好きな曲です。

一番スフィアにあっている曲は「Hazy」かもしれないが、
曲としてはこっちの方が好きだ。




まだまだ謎は残ってるので、気になるし
二期希望です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43

65.4 8 探偵で学園なアニメランキング8位
聖痕のクェイサー(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (653)
4651人が棚に入れました
女性から聖乳“ソーマ”と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る特殊能力者。“クェイサー”と呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。 私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべ まふゆ)と山辺燈(やまのべ とも)は、サーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いに巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、藤村歩、豊崎愛生、茅原実里、平野綾、日笠陽子、川澄綾子、花澤香菜、清水愛、高垣彩陽、千葉進歩、大川透

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぶっとんだ原作を、ぶっとんだスタッフがアニメ化した、ぶっとんだアニメ

《あらすじ》
女性から聖乳(ソーマ)と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る超能力者。クェイサーと呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべまふゆ)と山辺燈(やまのべとも)はサーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いにまきこまれていく。



まず始めに、女性には勧められません。あらすじ見れば分かると思うけど、大概の女性は気分を害すると思います。一応言っといたので、見る場合は自己責任で(笑) どうせ見るなら、規制版じゃなくて、ディレクターズカット版を見た方が良いと思います。規制版は何をやってるかあまり分かんないので…。

けっこう前に見たので、記憶が定まらない部分もあります。このアニメ(原作も)一言で表すとすると、「スタイリッシュ搾乳アクション」です。タグにあったので拝借しました。このタグ思い付いた人凄いわ(笑)

一応、本筋のストーリ的な物はあるんですけど、正直言ってこの作品はそこに重きを置いていません。主人公のサーシャがいかにして女性の乳房を格好良く吸うかがこの話の核となる部分です(*_*)

タグにエロアニメとか有るけど、個人的にはここまでされると全くエロく感じない。もうね、酷い(笑)

何の脈絡も無く、えっ何でここで!?って所でソーマを吸い始めることだってある。後ですね、スタッフの拘りが半端じゃない。何への拘りかっていうと、女性キャラの乳首への拘りです。一人一人形とか違うんですよ…。いったいどこに力入れてるんですか!? もっとこう、ストーリーとか、作画とか、力入れるべき所があっただろうに(-_-;)

もうね、途中から笑いが止まりませんでした。ギャグアニメでも見たかと錯覚しましたよ。

しかも、こんだけふざけてるのに、戦闘シーンとか能力とか、音楽(OP、ED、BGM)はかなり格好良く仕上がってる(笑)

・声優について
何すかこの豪華さは(笑) 声優さんって仕事選べないんですね…かわいそう。
自分の好きな声優さんの喘ぎ声なんかを聞きたい人は見てみたら良いかも。
俺は、何かかわいそうに思っちゃいましたが(>_<)

このアニメのレビューすると変な目で見られるかな?っと思ったけど、変な目で見られたらそれはそれで良いやと開き直りました。

スタッフの明後日の方向への拘りが馬鹿馬鹿しくてお気に入りにしちゃいました(笑)

このスタッフ頭のねじが2、3本飛んでます。ハラショー、ハラショーww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

特定のジャンルにおいては他に追随を許さない稀少な作品

タイトルにするのがあれでしたので
特定のジャンルということにしましたが、
このジャンルとは要は「授乳」ですw
他に追随を許さないというか他にあるのかな?
私は知らないですね
そういう意味では稀少価値の高い作品ではあります

もともとアニメでできないことをやるがコンセプトだったそうです
それが2期まであるとは
2期はしばらく遠慮しておきますがf(^^;

正直、24話消化するのに苦労しました
こりゃとんでもない強敵でした
何度も殺られかけました

乳吸ってパワーアップ!衝撃的でしたね
彼らは真剣にやってます
バトルより授乳のほうを真剣に!
「これが俺の吸い方だ( ・`д・´)怒」じゃねえよw

私は修正無しで観たのですが乳の作画に力入れすぎw
公式情報によると一人一人の形や色が違うそうですよ
正式に授乳アニメと認められてるのも凄い
ある意味、革命的かもしれないですね

「乳を掴んでも嘘はつかない」これはお見事
「ちょ…超乳だと…(驚愕)」こちらは吹きました
このような乳に関する台詞回しは豊富です
物語の展開はつまらないのでこちらを楽しむべきかと…

EDは2つとも無駄にかっこよかったです
OPより好きです
映像は相当ひどいですけどねw

女性はおろか男性でも人を選ぶ作品だと思います
それなりに免疫のある私でさえも倒れかけましたので
観る際は万全の状態でお臨みください…危険です
攻略ポイントはエロとしてではなくギャグアニメとして観ることです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロい目でみちゃだめだ。笑いながらみよう!

乳の出現率は当代随一ですが、エロアニメに非ず。
特定の身体部位への拘りや愛情を、その世界観と設定に余すことなく取込んだ、究極のフェティシズム・バトルアニメ・・・・いや、こんなカッコイイ表現じゃダメだな
おっぱいへの異常なまでの執着心と願望を、そのまんま、異質な戦闘要素に当て嵌めたらどうなるか?を具現化した実験アニメ・・・・・この方がしっくりきます。


物語そのものはベタで厨二っぽいバトルものです。
組織からの任務を帯び、学園へやってきた主人公が、襲い来る対立組織のエージェントと戦います。
乳を吸いながら。
戦う連中は皆、特定の元素を操る能力を有し、様々な攻撃方法で激しい戦闘を繰り広げます。
乳を吸いながら。
戦いのなか、過去と向き合い、仲間や協力者を得て、冷徹な主人公は人間的にも成長していきます。
乳を吸いながら。
朴念仁も恋に目覚め、愛する人を守る為に戦い、ちょっとツンデレな可愛いカップルとなります。
乳を吸いながら。
とまぁ、至ってありがちな小年誌・青年誌的なお話です。乳は吸いますけどw


キャラの作画は、結構高水準です。
こんな作品なので、ある意味当然といえば当然ですが、”先っちょ”などのディテールには驚愕の拘りが見られます。一人一人、色や形が違うんですねぇ。w
大きいのから小さいのまで、各種バリエーションに富んでます。
キャラのビジュアル面にはあんまり目がいかないけどw、普通に可愛い萌えキャラ達が揃ってます。
バトルのアクション作画は・・・・・・まー、どーでもいいでしょ。オマケだし。


オッパイ見せまくり&乳吸いまくりの超常世界。
あまりに潔い吸いっぷりに、エロいとか感じる以前に、苦笑と嘲笑の混じったツッコミをしながらも、目が離せなくなる超特殊作です。
登場人物が真面目に命のやり取りをすればする程、笑いが込み上げてくる反則技w
握手をするかのように乳を揉みしだき、挨拶のように搾乳する。そんな世界ですが、そこは気にせず、穏やかな心でご覧くださいませ。
・・・・・って、やっぱ、気になりますよねw

「クソ変態バカアニメ」
これに興味と耐性のある方だけご覧ください。あえて、オススメはしません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

67.6 9 探偵で学園なアニメランキング9位
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (710)
3238人が棚に入れました
青春にはいつも、解き明かせないたくさんの謎が溢れてる!

「原作シリーズ累計55万部突破」初野晴の大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ、待望のTVアニメ化!
原作はシリーズ累計55万部を突破した大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ。廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園と呼ばれる"普門館"を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタ。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。チカとハルタの奏でる音楽がいま、遠く高らかに鳴り響く!

声優・キャラクター
ブリドカットセーラ恵美、斉藤壮馬、花江夏樹、山下誠一郎、千菅春香、島﨑信長、瀬戸麻沙美、岡本信彦、山田悠希
ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

視聴者皆チカちゃん状態

今季の大本命。
某アニメと比較しないレビューにしたいと思います。

視聴前は、謎解き:吹奏楽=1:1だと思っていたので、こんなにミステリー要素の強い作品だとは思いませんでした。
ただそのストーリーが面白いかと言われると、残念ながらそうでもなかったです。
一番の問題は、ハルタが超人すぎることでしょう。とても高校生とは思えない知識量で、難事件をズバズバと解決していきます。視聴者に推理する余地を与えず、そのハルタの推理も??と思うところも多く、強引なところがありました。
謎についても、吹奏楽とはなんの関係もない謎が多すぎます。{netabare}ベトナム戦争だとか、学生運動だとか…学校内に絞ってほしかったです。{/netabare}まあでもそれがハルチカの特徴だと思うから、合わなかったってだけかな。

{netabare}最終話では銅賞で悔しがっているシーンがあり、チカちゃんに関しては涙を流していましたが、吹奏楽の描写がほとんどない以上、あまり感情移入できるものではありませんでした。マレンが部長だというオチは良かったと思います。{/netabare}
やはり謎解きか、吹奏楽か、一つに絞るべきでしょう。

まあP.A.だから期待しすぎたというのもあります。良くも悪くも、TARI×2の橋本監督らしいアニメでしたかね。評価はもう少し厳しくつけてもよかったのですが、チカちゃんが可愛かったのでこの評価とします(まあえるたそには遠く及ばないけれども)。
{netabare}ハルタのホモ設定については、ハルタとチカちゃんの間に恋愛が発生しないようにするためらしいので、不問とします。{/netabare}

作画はP.A.にしては悪い方だったでしょう。
良かったのはOPですね。今季ナンバーワンです。fhanaさんの高音が気持ちいい。

実写化するんですね…これといい氷菓といい…なんでそんなに実写化をしたがるのか、理解できませんね。
橋本環奈がチカちゃんって……笑うしかない。

二期来たら視聴しますが、P.A.が二期を作ったことは一度もないので、おそらく来ないでしょうね。
P.A.の次作はロボット物なんだよな〜正直期待できない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

仲間集めのために謎を解いていく話

あらすじは公式を見てくださいね。

完結してから思い出すと、1~2話完結方式で、ハルタとチカが日常の中でトラブルを抱えている人達の悩みを掘り下げて、結果的にその悩みにミステリー的な謎が潜んでいて、結果的に吹奏楽部の仲間が増えていく、ようなお話でした。

以下ネタバレ
{netabare}
この作品をポジティブに捉えた感想

比較対象として名が上げられる「氷菓」という作品がありますが「氷菓」のミステリーは「暗いオチ」が良くあるのですが、このハルチカは「明るいオチ」が多いという感じですね。
どんないざこざも、他者との溝も、全部すれ違いのような謎のがあって、その謎を解決すればお互いは分かり合える、そんな事を感じた話が多かったですね。

チカのパワーで大体の悩みを持ってる人が明るくなるだろうなーと思いますし、キャラが持っているコメディ感が、暗い話でも最後は明るくする力があるなーと思いました。

私の好きな話は#07 「周波数は77.4MHz」です。好きなキャラはその話で仲間になる檜山 界雄 (声 - 岡本信彦)です。
名前もわからない素人のパーソナリティが、素人のおじいさん達と深夜ラジオで喋りまくる。そのアンダーグラウンド感が「いいなー!」とラジオ好きからはたまらないなーと思います。

以下は率直な感想

各話に共通するテーマがあったかなと思うと、あまり思いつきませんでした。そのせいか、あまり深く掘り下げる必要を感じさせなかったのが残念。「青春」アニメという提供されたテーマに沿っているというのが正しいのかな。

でも、青春」といっても、ハルタとチカが12話の中で「成長」したかなあといえばそれは感じませんでした。一話それぞれをキャラが「良い気分」でおわってしまうから、挫折がそんなになく、キャラの成長を妨げた感じがあります。

よく言えば「青春」というテーマに関連する成分「恋愛」「友情」「熱血」「コメディ」等々、色々なものをより取り見取りで押し込みました!という感じの作品でしたね。
悪く言うと、その成分の全てが中途半端な掘り下げな作品に見えると思います。さらに言ってしまうと、1話完結方式が、ミステリーの規模が小さく見えるように作用して、印象に残らない話が多いのが残念です。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スカートの下の白いひらひらって何?知っている人がいたら教えて!

気になって気になってアニメどころではありません。
ってことはないですけど。テヘ!

P.A.さん制作だから、作画がクリアーです。
しかし、瞳の描き方がくどい。
七色の瞳なんてちょっと気持ち悪いですね。

「ハルチカ」って言うくらいだから、ハルタとチカが主人公。
アニメ内容は後述することとして、チカの性格がピカイチ。
一言でいうと、人を惹きつける性格。
初対面でもフレンドリー、情にもろくて一本気。
穢れない心で飛び込んで来るので、あっという間に友達です。
この子の性格、好きだなあ。
是非知り合いになりたいです。

ちなみにハルタは推理探偵ポジションでややBLがかっています。
それも手伝って、男女が絡む学園ものでは珍しく恋愛は皆無です。

作品は、学園推理ものin吹奏楽部の様相。
もしかして、京アニの2作品を混ぜている?
ここは、混ぜるな危険!とだけ言っておきます。

以下は私的なことなので閉じます。

{netabare}舞台は静岡県市清水区。
清水にはあまり思い入れはないけど、静岡文化会館にはドッキリ。
ここで入学式や卒業式があったり、コンサートのバイトをしたり。
あっそうそうロビーこんなんだったっけとか、会館前の雰囲気が懐かしいじゃんとか。
入学式の時、会館3階から眺める桜があでやかなことあでやかなこと。
それもこれも約30年前のお話、青春時代を思い出し嬉しくなりました。
この他、静岡の街は私にとって思い出がいっぱい。
もっと、私の大好きな静岡舞台のアニメが観たいですね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

62.7 10 探偵で学園なアニメランキング10位
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (480)
2191人が棚に入れました
怪盗や探偵が「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」で、探偵を目指す4名の少女「ミルキィホームズ」を中心にした、パロディやギャグが展開される。原作はゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』であるが、その設定を踏まえつつも独自のストーリー展開になっている。
第1期同様、トイズをなくしたミルキィホームズが、その力を取り戻そうと奮闘するドタバタコメディである。ただ、本作では、舞台となる偵都ヨコハマにて、「大探偵国際博覧会」(通称「探偵博」)が開催されるという新設定が加えられた。そのため、「大探偵国際博覧会」にまつわるさまざまなトラブルが発生するなど、「大探偵国際博覧会」が重要なファクターのひとつとなっている。また、ミルキィホームズは探偵を目指しているが、「探偵」という職業について内省する描写があるなど、「探偵」とは何なのかその意義について考える点が、主題のひとつとなっている。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

相変わらずのダメダメモード全開で駆け抜けていきました・・・もうお約束ですね^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、1期から視聴して感じたのですが、ミルキィホームズのトイズ自体がちょっと不思議なんですよね。ある日突然失ったり・・・また戻ったりと、他の人と比べると何とも定着性の良くないトイズなんです。このトイズの定着性がもう少し上がると、ダメダメ振りは軽減するのでしょうけど・・・^^;

2期は1期からの続きから始まる・・・という設定でしたので、いきなりトイズを失った状態でミルキィホームズが登場するのですが、第1話からいきなりダメダメモード全開です^^;
ミルキィホームズのみなさん、凄腕探偵のご先祖様をお持ちなのに・・・^^;
姿格好ばかりか探偵に関する言動が何一つないのはどういう事・・・? 
探偵学校の学生なのに、いつ探偵らしい事するんだろう・・・?

などと思いながら視聴していましたが、途中で「私の視聴のスタンスが悪かった」という事に気付きました。ホームズと聞くと、助手のワトソン君を率いて難事件を次々に解決していくという姿を想像してしまいます。でも、それは「シャーロック」であって「ミルキィ」じゃ無いんですよね^^;
「ミルキィ」のホームズは、ダメダメ振りを愛でる作品・・・と位置付けると、色々と納得する事が出来たように思います。なので、たま〜にトイズが戻ってきた時の彼女達の連携プレイがより輝きを増して目に映ってしまったようです。この「たまに格好良いミルキィホームズ」をもっと見たいという欲求が続編に繋がっているのかもしれませんけど^^;

この「探偵オペラ ミルキィホームズ」は、7月から新シリーズ12分アニメとして「ふたりはミルキィホームズ」がTOKYO MXほかでの放送が決定されたようです。でもその前にスピンオフストーリーの2作・・・もしかしたら格好良いミルキィホームズを満喫できるかもしれない・・・という期待を込めて視聴してみたいと思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やりたい放題のバカアニメ

原作:ゲーム/ギャグ・パロディ/全12話/アニメーション制作:J.C.STAFF

第1期に引き続き、ギャグ満載のバカアニメ。こちらの第2期は、前作を視聴していること前提となっているので、物語の舞台設定などの大筋や登場キャラの紹介が必要なかったこともあり第1話からアクセル全開。

のっけからリミッター解除されており、怒涛の如く繰り広げられるギャグの嵐に笑いが止まりませんでした。メインとして登場するキャラクターもお馴染みの愛すべきメンツ。

とりわけミルキィホームズの4人は、さらにアホっぷりに磨きがかかっており、彼女らのやることなすことはほぼ鉄板で笑わせてもらいました。ただ面白いってだけじゃなく色んな意味で可愛いってのもこの作品を愛してやまない要因となっております。本編だけでなく、OPアニメーションでのお菓子に被りつくネロの一連の演出が可愛すぎてやばかったw

前作同様に物語も一応はきちんとあるけれど、このアニメに関してはあまりストーリー性を重視していないので、いかに笑えたか楽しめたかに尽きると思っております。相変わらずパロディネタも豊富で一度の視聴ではどこまで拾いきれたか分かりません。

{netabare}ただ、ひとつだけ微妙だったのがトゥエンティ。前作でもちょいちょい感じていたけれど、テンション高すぎることもあってか彼のセリフはほぼ何言っているのかワカラナイ状態。また伸び縮みするTKBが割とガチで気持ち悪くて仕方なかった。キャラとしては嫌いじゃないんだけれど、これらの事情から彼に関してはあまり楽しめなかったのが残念。{/netabare}

すでに第3期となる『ふたりはミルキィホームズ』を視聴中。まだ途中もいい所なので明確な判断は下すべきではないけれど、やはりぶっ飛びっぷりを考えると第1期と第2期は数あるギャグ作品のなかでも屈指のバカアニメだと思われます。最高に楽しませていただきました!


▼キャスト
シャーロック・シェリンフォード:三森すずこ 
譲崎ネロ:徳井青空 
エルキュール・バートン:佐々木未来 
コーデリア・グラウカ:橘田いずみ
アルセーヌ(アンリエット):明坂聡美
トゥエンティ(二十里海):岸尾だいすけ
ストーンリバー(石流漱石):寺島拓篤
ラット(根津次郎):下野紘
明智小衣:南條愛乃
長谷川平乃:新谷良子
遠山咲:田村ゆかり
銭形次子:沢城みゆき

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

生徒会長・・ 少しくらいミルキーホームズに食料を分けてあげろよ・・・ そうすれば少しはまともになると思うけど・・

この作品の世界観

この作品の世界では一部の人間が「トイズ」超能力をもちその力は人により、使う人物によりその能力は違う。ある人は馬鹿力を。ある人は五感強化。などの能力を得ます。この世界はそんな「トイズ」を持った大怪盗と名探偵との戦いです。

ストーリー

トイズを再度なくした。ミルキーホームズはだめだめなグダグダな日々を送っていました っと思いきや、食料が足りない日々だったので、毎日農業をする日々を送っていました。そして、敵の怪盗帝国のボスのアルセーヌは毎日お宝を盗んでいましたが、その盗みあhかなり退屈でした。戦う相手がいなかったからです。この作品はそんな超グダグダでだめだめでだめだめなミルキーホームズのトイズを取り戻し、まともな探偵にする話です。

私の感想。

1期よりもっと楽しめました。っと言うか、1期よりミルキーホームズが人間として、落ちていると思いました。あれはもう、探偵ではないですww だって、探偵学校の授業にまったく出ていないし、探偵の仕事をしているシーンはこの作品にはほとんど・・いや、・・ う~ん あったかな・・・ たぶんあります。 信じてあげてください。

この作品で一番私が気に入っている所は前作同様、キャラクターデザインです。もう、だめだめのだめだめのミルキーホームズですが、かなり可愛いです。超萌えです。微笑んでしまいます。何であんなに可愛いのでしょうか・・・ たぶん毛の色なのでしょうか・・・ あの明るいライトでカラフルな色、超萌えです。

{netabare} 私がこの作品を見て一番笑ったシーンは怪盗帝国がミルキーホームズに果たし状を贈るシーンです。はじめはコーデリアの頬ぎりぎりな所を通り過ぎ後ろの壁に刺さる感じでしたが、まったく気づかず、次に撃った先は(猫の)かまぼこの餌にわざと刺し、とうとうきずきましたが、漢字が読めず、「たし ミルキーホームズへ」っと読み、次はすべてひらがなにして、「はたしじょう ミルキーホームズへ」でしたが、文章が立て読みな事を知らず、横に読んでしまい、「えろしってる」っと読んでしまった所なんか、腹を抱えて笑いました。もう、最高ですww{/netabare}

あと、この作品に出てくるトゥエンティ / 二十里 海の変体度にはかなり笑いました。あんな変体、すぐに警察に捕まれって感じですよ!怪盗としても、人間として、最悪だと思います。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

よくトゥエンティの近くで意味不明な攻撃がされているシーンが多かったですが、その攻撃しているものはなんだと思いますか? 超能力? トイズ? いえ、違います。トゥエンティは意味がまったく分かりませんが、乳首が超長くなったり、でき、自由自在にコントロールできます。正直 ドン引きです。 気持ち悪いです。 まったく美しくありません。きもちわるいです。 

オープニング

「ナゾ! ナゾ? Happiness!!」
1期よりもレベルが上がったオープニングです。かなりこのオープニングを気に入っています。私が一番気に入っている所ははじめのミルキーホームズを一人ひとり説明していく所です。かなりキャラクターの魅力だ出ていますし、そしてネタバレがまったくありませんでした。ってか、はじめのミルキーホームズの説明の所、超萌えます。私が一番気に入っている所はエルキュールの説明の所です。はじめは涙目ですが、だんだん笑顔になっていく所を描くなんて最高級に萌えだと私は思います。まあ、私が一番好きなキャラクターはシャーロックですが・・・

エンディング

「Lovely Girls Anthem」
むちゃくちゃ可愛い曲です。かなりの速さで私の脳内に侵食しました。って言うか、一度聞いたら、ほぼすべて侵食されました。他の人はどうだか分かりませんが、私は一瞬で脳内侵食されました。このエンディングの画像もかなり萌えますし、可愛いですし、曲に合っていまし、ネタバレもありませんし、最高です。唯分からなかった所はなぜトゥエンティがこのエンディングの画像に入っていた事です。唯一の男が入っている所が分かりませんでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

62.8 11 探偵で学園なアニメランキング11位
スパイラル 推理の絆(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (193)
1374人が棚に入れました
警視庁で「神の頭脳」と謳われながら、突如姿を消した兄を持つ高校1年生の鳴海歩は、兄にも負けない頭脳を生かし、周囲で起こる事件を解決しながら、失踪した兄の謎を追っていた。
そんな中、「ブレード・チルドレン」と呼ばれる少年少女達と出会い、彼らとの戦いの渦へ巻き込まれる。
しかし、それは兄・鳴海清隆をめぐる謎の序章にすぎなかった…。

声優・キャラクター
鈴村健一、浅野真澄、石田彰、堀江由衣、草尾毅、三石琴乃、井上和彦

おその さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

初見にはキツイ

原作未読

全25話、最後の最後までブレードチルドレンの存在理由、行動、敵か見方か、分からず終わってしまった
コレ推理モノじゃないね、なんか期待大で見てたけど全然違った

アニメだけじゃ肝心な何かが出てこない
結局は原作読めって事なのね…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

Вистерия さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

早すぎたメディアミックス

細田守監督のOPに見岳章のBGMという豪華な面もありながら
作画が崩れること崩れること。
作品としては原作が完結する前、寧ろ謎が何一つ明らかになっていない伏線オンリー状態でのアニメ化だったのでアニメオリジナルの煮え切らないエンディングになってしまったのが残念でした。
ジョジョやハンター、DTBなどとは一線を画した"能力に依らない頭脳戦"という新境地だっただけあって、メディアミックスの時期と制作スタッフを間違えたかな、という印象です。
完結した原作と今の技術で新房岡村渡辺神山監督あたりが作ってくれれば…ゴクリ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

カミリス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

当時をふりかえってみる

原作は既読済み

10年前に観たのが最後なので、さすがにほとんど覚えてないけど思い出しながら書いてみる。


リアルタイムで観たのが中学1年の頃。そして、原作が完結したのが確か高校2年か3年の頃。

これね、原作を読んでくれればわかるんだけど、どう考えてもアニメ化のタイミングが早い。そのせいで、物語の核、起承転結でいえ重要な"転結"の部分が無い状況でのアニメ化だったため、後半はオリジナル展開になってた気がする。

そのオリジナル展開も詳しくは覚えてないんだよね。確か、推理とか関係ない銃撃戦だったような。

今思えば、オリジナル展開にしたのはいいけど、後に出てきた原作の続きとストーリー性が離れてしまったことで、続編を作れなくなったんじゃないのだろうか。だってアニメではいまだにいろんなこと放置で、なんも解決してなかった気がするよ…?

あとは、作画だとか声優だとかアニメ版のキャラの魅力とかは、全くと言っていいほど覚えてないので評価がつけられません。なので、評価付けられないという意味での3です。

EDも覚えてないけど、OPはムービーも曲もめちゃめちゃ印象に残ってる。今あのムービー観たらMADみたいだなって思うだろうけどね。それでも当時はオシャレだなぁって思ったんだよ。曲は今でもたまに聞いてます。

まぁ、これに関してはアニメよりも原作をみることをお勧めする。アニメは原作をみた後で十分だろう。


※ここからはチラ裏話

上記にもあるけど、これの最終巻が発売したのが高校生の頃だったのさ。で、その最終巻を学校帰りのバスの中で読んでたら、友達に「うわっ、お前少女マンガ読んでんのかよ。キモイぞ。」と引かれました。

そう思われるくらい、一般人男性には表紙に抵抗があるみたいです。で、弁解のためにそのあと全巻そいつに貸して読ませたら、「面白かったわ、勘違いしてごめんなさいでした」って言われるくらいには面白いです。

いやー、外見だけでの印象って怖いね。どんな勘違いされてるかたまったもんじゃないわ。お願いだから、外見じゃなくて内面見て判断して!

この本は、人にも言えるようなそんな感じの作品です。

なんの話をしてるんだろうね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

55.7 12 探偵で学園なアニメランキング12位
ふたりはミルキィホームズ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (193)
1006人が棚に入れました
PSPゲームを原作に2010年秋の第1期シリーズから昨年年末に放送された「Alternative」まで、これまで27本のTVアニメーションが放送されてきた「探偵オペラミルキィホームズ」ですが、2013年7月より新TVシリーズ「ふたりはミルキィホームズ」の放送が決定!さらに、本シリーズに登場する新キャラクター「アリス」役には、2013年4月27日(土)「大ヴァンガ祭2013」にて開催された「ミルキィホームズ シスターズ メンバースカウトオーディション」で選ばれた京都府在住の17歳伊藤彩沙(いとうあやさ)さんに決定!この夏もミルキィホームズから目が離せません!

声優・キャラクター
愛美、伊藤彩沙、三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、中上育実、南條愛乃、興津和幸
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

在るべき姿

過去2作あるミルキィホームズのジャンルはオバカ系コメディとしてアレンジされていましたが、今作は探偵アニメとして構成されています。それも原作であるゲームファン用に描かれ、持ち味のぶっ飛んだ笑いが皆無です。
実際、1期はお気に入りに入れるほど大好きですが、2期はキャラ全体を活かす構成となり乾いた笑いが強く3期挽回か!? と期待していましたが・・・ただの探偵アニメになりました(笑)

ストーリーは、探偵学校に通うカズミとアリスの2人が主役となり怪盗を追い詰める中で未熟な強さ、家庭事情を抱え成長していきます。ミルキィホームズが先輩として2人を支え、アドバイスや時に窮地を救い真面目に探偵をやっています。

可もなく不可もない印象に留まりますが、アリスの家庭事情を掘り下げればドロドロとしたアニメになっていただけに惜しいです(笑)今作のテーマは、2人の成長を通して探偵とは何かを含ませ悟らすストーリラインになっていますが、探偵と怪盗の因果関係に終止符はつかず作品の本質は未だに謎を秘めたままです。それも探偵には決して解けない謎がある という意味深な台詞が引っかかる要素で明確な答えが提示されなかったです。
ただ、今作の内容を振り返ると、友情・愛情によって紡がれる起こる奇跡の力を魅せることで、表裏一体である探偵・怪盗が持ち合わせる資質であり信念とも解釈できます。

真面目なミルキィには違和感を覚えますが、次回作があればどのような結末を迎えるのか気になるところではあります。


1話{netabare}
カオスアニメどころか探偵していましたねw
1・2期で活躍したミルキィホームズ路線から後輩にあたるカズミとアリスを主役として進む展開になりそうですね。

15分枠で現状なんとも言えない気持ちですが、コメディギャグ要素が薄まったのか排除されたのか不明。

作品タイトルから「ふたりはプリキュア」を連想させる辺りシュールな笑いを溶け込ませた創りが笑いとなるのかもしれない気がした。
また、今作もキャラデザインが変わっていることから真面目な探偵アニメとしたキャライメージを表現した結果なのかもしれない。
正直、出来上がる作品ごとにキャラデザを変えられては愛着が薄まり違和感を覚えるだけでメリットがない。

それでも15分枠という見易さから全話視聴すると想うが作品の狙いがわからない。{/netabare}

2話{netabare}
全く捻りがなかったので普通に観て終わった感じですねw
やはり先輩としての体裁を気にするミルキィーの姿にギャップありますねw {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

どちらが本当のミルキィホームズ?

15分作品 全12話
1期・2期未視聴

前半はミルキィ情報局としてミルキィの中の人たちが色々なことにチャレンジするお話、そして後半は本編となってますね。

前回のカオス展開のミルキィホームズと全く違うシリアスな構成です。

タイトルにはミルキィホームズとついていますが、「ふたり」の方(フェザーズ)に重点がおかれ、ミルキィホームズのメンバーはサポート役ですね。

上記にも書いている通り、ミルキィホームズは殆ど初めての視聴(前回はあまりのカオスぶりに1話で視聴をやめましたw)なのでどんな内容かと思いましたが、探偵として捜査したりするというより怪盗とのバトルに比重をおかれてましたね。

仲の良い2人の友情が描かれていました。お話はちょっと物足りなさはありましたが、短い時間できちんと纏められていました。

1度は断念したカオスぶりの1期・2期も観てみたいと思いますw

OP/ED 元気な曲でした。

最後に、トイズが発動する音が好きですね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

誰よ、君ら?

原作準拠のミルキィホームズ。
1期&2期のような、カオスなギャグアニメではありません。
先だってOVAで原作準拠版はやっていましたが、同じような世界観とキャラクターでやっています。
プリ○ュアのようなタイトルですが要は主役交代。
ミルキィホームズの後輩にあたる、2人の女の子が主人公です。


毒はありません。
お下品さもありません。
おバカなパロディもありません。
キリッとした表情で、シュッと機敏に動いてマトモな事いってますぜ、お客さん。このミルキィホームズのよう4人組は。誰?君達?
コレのどこがミルキィホームズじゃーい!と、突っ込みたいのはヤマヤマですが、OVA版を事前に見ていたので、原作準拠になるのはある程度の覚悟はしてました。
なんだか今更な気がしますが・・・
女児が見るような朝アニメの様相のミルキィホームズでございます。


で、お子様向けのMHである本作。
ヨコハマには探偵と怪盗がいて、それぞれが敵対関係で凌ぎを削っている・・・という世界観。こういったところやトイズという超能力の設定は1期2期と同様。
主人公2人は名探偵であるMHに憧れる探偵のタマゴといった立ち位置で、正体を隠して怪盗を捕まえてまわる内容です。
探偵だ、怪盗だ、と言ってますが推理ものやミステリーの要素は皆無で、要はトイズの超能力バトル。
なので、まったく面白くありません。
人間ドラマ的な要素や主人公の葛藤や成長も含まれていますが、まさしくお子様向けらしく、それが取って付けたように浅くてチープ。
強烈なカオスギャグが主体のミルキィホームズならバックストーリーもそれで充分でしたが、普通の凡作である本作には特徴が皆無。
珍味すぎるためアク抜きをしたら味が全くしなくなくなった・・・そんな出涸らしのような作品に成り下がってしまいました。

なんでこんな風にしちゃったんでしょう(´・_・`)


ドギツいヨゴレ芸で売れていたお笑い芸人が、突然役者に転身。
大して上手くもない2流以下の演技力でドラマや映画に出演している。
・・・そんなものを観ている気分を味わえました。

そんなの、程なくして干されるに決まってるのにねぇ?
二兎を追って全てを失う前に、芸の道に戻って欲しいと切に願うばかりです、ハイ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

62.3 13 探偵で学園なアニメランキング13位
スクールガールストライカーズ Animation Channel(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (184)
710人が棚に入れました
新生私立女子高・五稜館学園。
この学園には知られざる裏の顔がある――。

時空の歪みから現れる、謎の妖魔「オブリ」。
この人類の的に対抗できるのは、五次元空間を探知できる能力を持った「ストライカー」と呼ばれる少女達のみ。

五稜館学園は素養を持つ少女達をスカウトし、オブリを討伐する戦闘部隊「フィフス・フォース」を育成する機関でもあった。

新たに結成されたチーム「アルタイル・トルテ」に所属する5人の少女達の、戦いと友情の物語が幕を開ける!!

声優・キャラクター
石原夏織、日高里菜、沢城みゆき、花澤香菜、小倉唯、伊瀬茉莉也、野中藍、村川梨衣、Lynn、内山夕実、冨岡美沙子、田野アサミ、小林ゆう、山本希望、もものはるな、木戸衣吹、釘宮理恵、牧野由依、藤野泰子、浅川悠

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

普通に面白かった。

ゲームは未プレイです。

スマホゲームアプリとしてはそこそこ長く続いていて、知名度もまあまああるんじゃないかと思います。

ゲームやってなかったのですが設定はちゃんと頭には入ってきましたし、一応ストーリーらしきものもちゃんとあって最終話まで無事に観終わることができました。

「湖の主を釣り上げる回」が、話単体としても振り切っていて後の話の意外な伏線にもなっていて良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

美少女系SFファンタジーバトル…綺麗な絵と中の人が豪華なことが魅力の作品

「スクストで検索」のCMで有名なソシャゲのアニメですね。ゲームはしたことがありません。

内容をざっくり書くと{netabare}どこからか流されてきた主人公の椿芽が、仲間とともにリームを組んでオブリと呼ばれる魔物みたいなものと戦い、弱かったチームが成長し、ほかのチームからも認められ、なぞの少女たちと戦ったりしながら、ラスボスに立ち向かい、記憶を取り戻して、真の仲間になる{/netabare}という感じです。

ときおりサービスショットあったり、萌え要素もあったりして、完全に男子向けです。とにかく絵が綺麗です。さすがはスクエニが関わっているだけに、金の出もいいのではないかと思ってしまうくらいです。中の人も豪華です。とはいえ、深い話もないし、流し見るのが一番いいかなと思います。ゲームを楽しんでいる人や、美少女系が好きな人に合いそうです。個人的にはEDを見るのを楽しみにしていました。ファミコン時代のドラクエやFFっぽい描写、ポートピア?みたいなものもあったりと懐かしかったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常とバトル

原作未プレイ 全12話

表は人気の超有名女子高で、裏では妖魔と呼ばれるオプリから人類を守る部隊フィフス・フォースの養成する機関になっています。生徒たちの中にオプリを倒せる潜在的な能力者ストライカーたちの日常と戦いを描いた作品です。

ストライカーたちは5人ずつのチームに分かれていて、その中でもチーム アルタイル・トルテが中心にお話が進んでいきます。

オプリとのバトルや底辺にあるお話は最後まで続いていきますが、この作品はどちらかというと1話完結の日常作品に近いですね。

アルタイル・トルテもあれやこれや頑張りますが、なかなか強くなりません。

しかも輪にかけてさらに強い敵が出てきますので大変です。

一応決着しますが、敵が何をしたいのか最後までよく分かりませんでした。

可愛いキャラクターのちょっとバトルのある学園日常作品としてみる良いかもしれませんね。

OP・ED アルタイル・トルテの方々が歌っています。

最後に、やたらとシャワーシーンが多かったのと菜森 まなの「~ちん」はちょっとしつこいような感じがしましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

63.5 14 探偵で学園なアニメランキング14位
探偵学園Q(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (96)
663人が棚に入れました
学校の勉強は苦手だが、推理に関しては稀代の才能を持つキュウは、世界一の探偵を目指すためD.D.S(団探偵学園:Dan Detective School)に入学する。そこで出会った仲間と共に学園のトップクラス「Qクラス」に属し、学園での授業や課題、時には本物の事件解決に取り組み、学園長・団守彦の後継者を目指す。
だが、団らが壊滅まで追い込んだはずの犯罪組織『冥王星』が再び暗躍し始め、彼らが起こす不可解犯罪へ次第に巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
緒方恵美、桑島法子、遠近孝一、川上とも子、石川英郎

セイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

原作が好きなので見てみました

主人公が探偵学園に入って仲間とともに事件を解決していく話。
コナンや金田一のように、主人公が一人で解決するのではなく、他の仲間と協力し大事なところで主人公の「ひらめき」が真実を導くところが好きです。

アニメの短い期間の中でうまくまとめられていたと思います。
特に「神隠し村事件」はよかったです。

もう少しギャグ要素を入れてもよかったような気がします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

67.9 15 探偵で学園なアニメランキング15位
美少年探偵団(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (170)
495人が棚に入れました
「美少年シリーズ」は、講談社タイガより刊行されている西尾維新さんの人気小説シリーズで、私立指輪(ゆびわ)学園を舞台に、校内のトラブルを非公式非公開非営利に解決すると噂される謎の集団「美少年探偵団」を中心とした物語が描かれる。TVアニメ化際し、アニメーション制作はシャフトが手掛け、総監督は新房昭之さんが担当する話題の作品だ。

声優・キャラクター
坂本真綾、村瀬歩、坂泰斗、増田俊樹、矢野奨吾、佐藤元、七海ひろき、鳥海浩輔
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その生き方は美しくない

西尾維新×シャフト。

指輪学園中等部で秘密裏に活動する、
美少年探偵団による美しき青春ミステリー。
瞳島眉美は旅先で見た星に関わる事件で、
彼らと出会い物語が始まる。

美少年!?どうでも良いかと思いつつも、
ミステリーであることが功を奏している。
ふと思えばシャフト躍進の着火点は、
さよなら絶望先生だったのでしょうか。
一癖ある演出ですが嫌いではないです。

ここから先、キャラも増え、
次なる事件の依頼も舞い込み、
乱歩の世界観だとは推測できますが、
それほど気にしなくても良いでしょう。
美学を語り、美学とともに生きる。
期待しすぎず楽しめたらと思います。

最終話視聴追記。
{netabare}推理の考察を楽しむというより、
世界観を楽しむというのが正しいでしょうか。
西尾維新プロジェクトも化物語は別格として、
謎解きなら戯言シリーズをお勧めします。{/netabare}

くずはくずでも星屑に、
星を探す少女の美しき青春の一篇。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

依頼人がまともで助かった

人によって評価がかなりわかれそうな作品。
あまり他人の評価は気にせず、実際に視聴してみて自分の感性にしがって視聴することをお勧めしたい。
合わない人はたぶん1話で合わないとわかると思う。

美少年達が依頼人の依頼を叶える探偵?として活動する話。
キャラデザは癖が強いが、作画はかなり力が入っている。
特に色使いには目を見張るものがある。
主題歌はオシャレでとても良い。

美少年探偵団の団員は何を言ってるのかようわからんが、依頼人の女の子はまともな感覚らしく、「何言ってるのこの人たち?」とちゃんと突っ込んでくれているのは安心した。

キャラクターはかなり芝居がかったセリフが多く、~物語シリーズをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思う。
リアリティは欠片ほどもなく、理詰めで考えると穴だらけ。
だが、雰囲気を楽しむ作品なので、些細な問題なのだろうと思う。
まるでミュージカルだ。

雰囲気とかノリが合わない人にはとんでもない駄作に見えるだろうし、ツボにはまる人もいると思う。

どちらかというと女性向け作品だが、男性でもこういう作品が好きな人はいると思う。

私はこういう作品は好きだ。


第一話で依頼人が探している星について考察。
{netabare}
10年前の回想シーンで、フランスのエッフェル塔のようなデザインのものが見えたのと、その場所で花火とか砂浜でバーベキューをしたとあった。

日本で見ることができなくてフランスでは見ることができる一等星はたぶんないはず。北半球で夏の夜空の星と言えば、夏の大三角だとは思うが、当然日本でも観測できるし、星がきれいな場所に行けば再現はできるだろう。

だけどそれは、フランスのエッフェル塔なら、の話。
エッフェル塔はそれを模したものが世界のあちこちに建造されているのは知っていて、調べてみたらオーストラリアのブリスベンにもあるそうな。
たぶん、南半球ではこれが唯一か?

もし依頼人の少女が行ったのがオーストラリアで日本で見つけることができないと言っているのなら、日本で見ることができないor見るのが難しい明るい星ということになる。
そして花火を砂浜でしたのならたぶん向こうでの季節は夏。
ブリスベンはオーストラリアの東に位置するので、海岸で見上げたということは、東の空を中心とした範囲のはず。

可能性が高そうなのはカノープスだろうか?

というのも、ひときわ目立つということは、近くに一等星がないと思われるので、サザンクロスとかケンタウルスα星あたりは該当じゃないと思う。

などとせっかくなのでちょっと探偵っぽいことをしてみたり。
でも、その星を探すのが人生の目的みたいになっている依頼人は、
その程度のこと調べると思うので違うのかな?

→2話を視聴して完全に見当はずれだったことが判明しました。
ドヤ顔で考察して、盛大にはずして、めっちゃ恥ずかしいやつ。
せっかくなので自戒の念も込めてさらしておきます。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

眩しいほどに美しい―― 美少年探偵団、開幕!

この作品の原作は未読ですが、「物語」シリーズや「刀語」を執筆された西尾 維新さんと、シャフトの組み合わせ、となると私に視聴しないという選択肢はありませんでした。

アサルトリリィ Bouquetを視聴した時も思いましたが、「物語」シリーズで良く見られた鋭くエッジの効いた作画、という感じはなく、シャフトさんらしさを感じつつも少し当たりの柔らかい感じが個人的には好印象でした。
あ、これは「物語」シリーズの様なエッジの効いた作画が嫌いという訳ではありませんので。


十年前に一度だけ見た星を探す少女、瞳島眉美。

彼女は「美少年探偵団」の事務所を訪れる。
そこにいたのは個性豊かな五人の美少年たち。

彼らとの出会いで眉美の十年来の星探しが大きく動き出す。

眩しいほどに美しい謎解き冒険譚、ここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して思ったこと…
実に西尾 維新さんらしさの溢れる作品だったのではないでしょうか。
あの言葉遊びという独特の言い回し…一発で西尾さんの作品であることが分かる程、特徴的だと思います。

美少年探偵団とは、指輪学園中等部における校内のトラブル全般を解決するために秘密裏に活動する、非公式かつ非営利組織です。
そして本作の主人公でもある瞳島 眉美(CV:坂本真綾さん)も探偵団の団員と言う設定になっています。

瞳島 眉美は女の子です。
女の子が何故「美少年探偵団」に入団できたのか…
それは是非本編で確認頂きたいのですが、探偵団の団則が関係していると言えます。

一、美しくあること
ニ、少年であること
三、探偵であること

団則は上記3か条ですが、wikiにはもう1ヵ条付け加えられていました。

四、団(チーム)であること

実際に第4の団則については明確な記載は無かったものの、本編では「私たちらしさ」として触れられていたので、アニメ版も実質4ヵ条だったのかもしれません。

そう言えば、wikiの登場人物欄を見て知ったのですが、この作品の主人公である瞳島 眉美は、「物語」シリーズにも登場しているのはご存じでしょうか。

正確には、「物語」シリーズとのコラボ小説である「混物語」なんですけどね^^;
この「混物語」は、初のクロスオーバー作品で、西尾さんの数多のシリーズから選りすぐりの人気キャラクターがゲスト登場し、皆さん「阿良々木暦」の元を訪れるんだとか…
単行本では全15編が収録されるそうなので、きっと15人のキャラが阿良々木君の元を訪れるのでしょう。
そして瞳島 眉美も「第眼話 まゆみレッドアイ」で登場するんだとか…

気になりますが、西尾さんの作品をこの作品以外では刀語、<物語>シリーズと十二大戦しか視聴していないので、きっと知らないキャラだらけなんでしょうけれど…
せめて「戯言シリーズ」が配信やレンタルしてくれると嬉しいんですけどね^^;

思いきり脱線してしまいました^^;

彼ら美少年探偵団がどの様な美学を見せてくれるのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sumikaさんによる「Shake & Shake」
エンディングテーマは、美少年探偵団による「Beautiful Reasoning」と「Welcoming Days」

1クール全12話の物語でした。
見る人を選ぶ作品かもしれませんが、私は総じて楽しめた作品でした。
そして、最終回のエンドロールで「続」というメッチャ気になる単語が目に入ってきたんですけど…
言葉通りに解釈して良いんですよね…!?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

57.7 16 探偵で学園なアニメランキング16位
金田一少年の事件簿R(第2期)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (83)
375人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」連載の人気ミステリーコミックのTVアニメ版第2期シリーズ第2弾。
名探偵だった祖父譲りの推理力を持つ高校生・金田一一が、幼馴染みの七瀬美雪や剣持警部、明智警視らと共に難事件に挑む。

声優・キャラクター
松野太紀、中川亜紀子、小杉十郎太、森川智之、小野健一
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

安定の金田一

金田一は各エピソード毎に採点していきます。1期もそのうちまとめようかな。
それにしてもOPの歌なんだアレ、お世辞にもカッコいいとは間違っても言えないぞw
しかし実わたの時も思ったが、何故かダサい歌の方が癖になるんだよなwなんでだろうw

金田一少年の決死行 脚本3.5
{netabare}こんなんありかぁ~?と思っちまう。
18年間体が成長せずそのまんまとか、流石にトンデモ過ぎて理解に苦しむレベルだったけど。
実際にハイランダー症候群って病気があるらしいし、どう受け入れたものか。
鏡を使ったトリック自体は面白かったと思います。
ちと無茶だけど、無茶なトリックは今に始まった事じゃないですしね。{/netabare}

血溜之間殺人事件 脚本3
{netabare}和風な舞台が結構好き。囲碁を扱ったちょっとしたパズラー物。軽く解くにはまずまずの題材だと思います。
それにしても……今回の被害者、ひでえ事する奴だなと思ったw{/netabare}

薔薇十字館殺人事件 脚本4
{netabare}楽しみにしてたのにいきなり初回で萎えさせられちまったよ…。
そういえば血溜之間事件の時にも切断表現に規制入ってたんだよな。
夕方だからって事か…。すべFは大丈夫でしたからね。
枠にこだわらず、切断系の事件は深夜に移動して放映かOVAとかでいいんじゃないっすかねと思いました。

死体出現トリックはひとまずご都合を合わせたと言う事でとりあえず安心しました。
今回の肝は館の構造を利用した密室トリックとアリバイトリック。これがよくできている。
杭をあんな風に使うという発想がまさに目から鱗だし、薔薇のアーチで館の全容を覆い隠していた本当の理由が住人を逃がさないだけでなく、離れの存在を隠す事だったという大掛かりなトリックには驚かされるばかりだ。
犯人を追い詰める過程には多少違和感を感じる所がないでもないが、それ以上にトリックの出来が良くて素晴らしいと言える事件だ。文句なしにお薦めである。
あと、ジゼルちゃんが可愛いのがいいですね! 金田一の犯人の中でも指折りの美女犯人だと思いますよ。
って言うか兄妹揃って殺人犯と言うのが何ともね…wまさに血は争えないという奴ですかw{/netabare}

午前4時40分の銃声 脚本2
{netabare}ハズレ回。あんな事で死んで騒ぎを起こそうとするなんて迷惑すぎるわw
メンヘラ自殺刑事を美化しようとしてるシーンでなんか笑ってしまった。
キバヤシィ!いくらなんでも無理があるぞw{/netabare}

明智警部の事件簿 脚本3
{netabare}今回はヤング明智が主人公。
少年課の人と取っ組み合いしたりしてるところはなかなか。
真相は短絡的なガキの犯行といまひとつな気はしましたけども。
ほっこり話でまあよかったかなとは思いました。{/netabare}

雪鬼伝説殺人事件 脚本4
{netabare}いいっすね。これよこれ。こういう大胆で豪快なトリック大好きよ。
現実的に実現可能とかはともかく、こういう派手な事やりたいってのがよく伝わってきます。
雪夜叉伝説と並んで、雪国でこそ成立し得るトリック。手品ネタも絡んでいて、なかなか鮮やかな作りでした。{/netabare}

女医の奇妙な企み 脚本3.5
{netabare}金田一に軽くあしらわれてたけど、この女医の手口は結構鮮やかだと思いますよ。
BGMとかギャグテイストっぽかったですが、普通に感心できるレベルかと。{/netabare}

消えた金メダルの謎 脚本3
{netabare}ワンアイデアとしてはまあまあです。
でも変装キャラが顔はともかく、肉体まで変化させるみたいな事は勘弁してほしいんですよね。
私、変装自体もあんま好きじゃないんですけど。今回のは特にな~と思ってしまいました。{/netabare}

狐火流し殺人事件 脚本3.5
{netabare}まあまあって感じです。水路を使ったトリックはよかったんですけどね~。
サッカーボールの伏線とか、見立ての意図とか。二人場織で白粉を塗った手が証拠になるのはなかなか面白かったんですけど。
でも複数で歩いていたけど、一人だけ集団から外れて~って部分は流石に無理ありすぎwと思ってしまった。
動機は切ない系で良かったです。やっぱり金田一は動機がいいねって思いますね。{/netabare}

さて、前期と比べてみても全体的にアイデアが豊富なのは流石に金田一だなと思います。
特に薔薇十字館は金田一の中でも5本の指に入るくらい好きなのでおすすめですね。
細部の欠点まで補っていれば脚本4.5にしていたのに少し残念に感じる所ですが…。全体的に楽しめました。とてもいいクールでしたよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まだQのRやらないのかなぁ?

 「じっちゃんの名に懸けて」いつも通りの展開が、また戻ってきたアニメです。
 実行犯に犯罪をせざる終えなかったりする、復讐による犯行が多かったのもこのアニメの特徴の一つです。
 実行犯にも身内などを殺された経緯があって、復讐をしないとその事実が隠ぺいされたり無いことになるようで、そこら辺が複雑ですねです。やってはいけないことでも、やるせないものです。
 最終回も終わる感じの締めでなくまだまだ続くような、毎回の展開だったです。

 最終回なんか、高遠 遙一が陰で糸をまた引いているかのと思ったら、違っていたので意外だったです。
 捕まっても簡単に抜け出す、堂々とした高遠 遙一は何なのかなぁです。このアニメ3期も4期も・・・・こりゃあるですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1期より楽しめました

2014年に放送されていた「金田一少年の事件簿R」の2期。全22話+スペシャル回1話。
1期を観たときは、可もなく不可もなしといった印象でしたが、今作のほうが全体的に面白かったような気がしました。
各エピソードは、短いものは1話完結、いちばん長いもので5話完結。どのエピソードもそれなりに楽しめました。個人的には、主人公の金田一少年はそれほど好きなキャラでもないですし、設定やトリックにも現実性があるとは思えませんが、それでも普通に楽しめたので、あくまでも娯楽目的の推理アニメとしては話の水準はそれなりに良かったのではないでしょうか。
作画や声は普通に悪くないです。音楽はあまり好みではありませんでした。
これといって特筆すべきところはないですが、途中で視聴断念することもなく、思っていたより毎週楽しく観ることができました。こういうジャンルが好きな人なら無難に楽しめる作品だったように思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

66.3 17 探偵で学園なアニメランキング17位
CLAMP学園探偵団[クランプ](TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (39)
346人が棚に入れました
生徒会役員の優秀な少年らが探偵を結成し、学園内のトラブルを解決するというコメディ作品。 妹之山財閥が私財を投じて作った巨大学園都市「CLAMP学園」。その理事長の末息子である妹之山残率いる初等部学生会が、世のすべての女性の力となるため「CLAMP学園探偵団」を結成した―。

千秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

26話

小学生とは思えない大人びてイケメンな3人がとってもキュート。
2階から飛び降りすばやく忍者のように走ったり護身術、崖から落ちそうな大人の女性を一人で引き上げたり、イヤムリムリと笑いながら見てしまう。頭が切れて優しくて自由奔放な生徒会長くん。護衛役の高村君は冷静でクール。あきら君は温厚でペットのような可愛さ。どの子も魅力的。
たまに哀愁も漂わせる内容もありつつ、非現実的な所が笑えて面白いのです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これは良いショタ萌えアニメ

◆CLAMP初期の学園ものですが、キャラの魅力は流石!

本作の主人公は、日本有数の巨大学園都市、その名も“CLAMP学園”初等部に所属する学生会の3人の美男子たち。

(1) 妹之山残(いものやま・のこる) 初等部6年(学生会会長、学園創立者・妹之山財閥の御曹司)
(2) 鷹村蘇芳(たかむら・すおう) 初等部5年(学生会書記、武道の名門・鷹村家の一族)
(3) 伊集院玲(いじゅういん・あきら) 初等部4年生(学生会会計、その正体は{netabare}怪人20面相{/netabare})

・・・と、こう書くと「ああ、典型的な少女向けアニメなのね。俺はパス。」と思われてしまいそうですが、そこはCLAMP原作、ちゃんと後から確りキャラ立ちしたダブル・ヒロインが登場してきます。

その名も・・・

(4) 大川詠心(おおかわ・うたこ) 幼等部会長、大川財閥の令嬢
(5) 梓夜凪砂(あずや・なぎさ) 幼等部、日本舞踊と雅楽の名手

・・・って、何で幼等部なんだよ!とツッコミが入りそうですが、そこはやはりCLAMP作品の常なのか、年齢差恋愛は常識というか、むしろ、ある程度の年齢差がないとCLAMP作品の少女たちは恋心が湧かない???
(※因みに、主人公の少年たちと同じ初等部の少女も何人も登場しますが、何故か全員シナリオの都合で適当に使い捨てにされるモブ扱いです)

・・・ということで、ショタ萌え作品に免疫がない人でも、割と気楽に見れる面白作ではないでしょうか?

ひとつ本作の難点をいえば、原作マンガおよび関連作品『20面相におねがい!!』に由来するらしい第19話までの展開はまずまず楽しめたものの、完全オリジナル展開となった第20~26話(最終回)がイマイチ面白くなかったことかな?
(※そのため、本作への個人評価は ☆ 3.6 に留まります)

やはり、いくらキャラクターが抜群に好印象のCLAMP原作でも、大川七瀬氏ご自身が書き下ろしたシナリオでないと、あの味はそうそう出ないということなのか??


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      CLAMP(『月刊Asuka』『 ミステリーDX』1992年1月-1993年10月)
監督         鍋島修
シリーズ構成     関島眞頼、あみやまさはる
脚本         あみやまさはる、久保田雅史、荒川稔久、隅沢克之、荒木憲一、吉村元希
キャラクターデザイン CLAMP(原案)、田中比呂人(メイン)、北山真理(サブ)
音楽         片倉三起也
アニメーション制作  ぴえろ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
*付きは原作マンガにないオリジナル回

================ CLAMP学園探偵団 (1997年5-10月) ==============

 - - - OP「ピアニィ・ピンク」、ED「ようこそメタリック・パーティー」 - - - -
{netabare}
第1話 結成! CLAMP学園探偵団 ☆ 初等部学生会3人組の妙齢のご婦人救助(悪徳義弟退治)
第2話 探偵(スルース) ☆ 理事長からの依頼(個人データリスト捜し)
第3話 マイ・フェア・レディ ☆ 京極緑子の挑発、妹乃山残会長の紳士的振る舞いと奮闘、ラベンダーの花言葉
第4話 料理長殿(シェフどの)ご用心 ☆ 初等部4年・伊集院玲(あきら)と大学部生・工藤由紀子の交流、アップルパイ作り
第5話 勝利への脱出・前編 ☆ 残と蘇芳の出遭い(3年前)、カサブランカの残誘拐
第6話 勝利への脱出・後編 ☆ 続き
第7話 暗くなるまでまって ☆ 学園美術館の幽霊騒動
第8話 舞踏会の手帳 ★ 湖の妖精・光と残の出遭い ※残会長の運動神経笑
第9話 我が心に君深く ★ 蘇芳と凪砂の出遭い、幼等部会長・大川詠心(うたこ)の心配、園遊会のカマイタチ(蘇芳の凪砂救助)
*第10話* プリティ・リーグ ★ 蘇芳vs.残&幼等部チーム(野球対決) ※結構トンデモ話で◎
*第11話 おしゃれ泥棒・前編* ★ 詠心と玲(怪人20面相)の出遭い、詠心の次の恋のお相手、「金の鵞鳥号」盗難事件
*第12話 おしゃれ泥棒・後編* ★ 続き、偽20面相の詠心誘拐、玲告白
第13話 ザッツ・エンタテイメント ☆ 残会長捜し、カップルたちへの会長からの贈り物 ※特警デュカリオンちょい出回
第14話 大脱走 ★ カサブランカの残誘拐、雪山踏破、残の休日
第15話 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ ☆ 上海料理人対決 
第16話 地上より永遠に(ここより とわに) ☆ 南の島の恋人たち(マロン&アニタ)、七色珊瑚の産卵
第17話 プリティ・ウーマン ☆ 学園祭のフェレット捜し ※残会長女装回
第18話 トゥルー・ロマンス ★ 蘇芳の交通事故(凪砂との記憶欠落)、弓道大会、笛の音の奇跡
第19話 ある日どこかで ☆ 初等部&幼等部学生会の宝探し{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Gift」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
*第20話* 華麗なる賭け ☆ 夜の遊園地への謎の呼び出し、残への挑戦状
*第21話* 大いなる幻影 ☆ 初等部6年転入生・雄大寺挑、バロン強奪事件、学園飛行船自沈
*第22話* 許されざる者 ☆ 学園の事件続発、挑の残接触、サル失踪事件
*第23話* フェイク ☆ 挑の激しい敵意、残の会長休養・探偵団解散宣言
*第24話* デュエリスト ☆ 挑の学生会入会志願、残と挑の過去の因縁
*第25話* サブウェイ・パニック ☆ 学園コンピューターの異常、学園地下鉄暴走(詠心&凪砂ピンチ)
*第26話* まごころを君に ☆ 続き、挑の改心{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)19、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

90年代にはすでに存在した美少年探偵団!。

 スーパーな能力を持つ美少年小学生たちの探偵団!。現在の美少年探偵団よりある意味病膏肓に入る気がする…。小学生に短パン!と流石にわかっている感はあるが正直過剰にカッコつけ過ぎで、全体的にはコメディータッチである。


ルリルリなどでお馴染みの南さんが可愛い系ショタなのはええし、ラスボス的なキャラが石田さんというのはわかってる〜と言いたいけど、子供時代にチラッと見てな、なんじゃこりゃ?ってなった思い出を超えるものはあまりないかな。もっとショタコンに媚びた作品は欲しいが。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

66.2 18 探偵で学園なアニメランキング18位
怪異と乙女と神隠し(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (101)
307人が棚に入れました
見えてはいけない「!」の標識— それは、そこに“怪異”があった証。 とある街の書店員で、作家志望の緒川菫子は、 今日も同僚の化野蓮と、不毛な無駄話に花を咲かせている。 しかし化野には、菫子の知らない秘密があった。 人々が噂する怪談、都市伝説、現代怪異の一部は実在する。 ある日、書店にいつの間にか増える“逆万引きの本”をきっかけに、 二人は街で次々と起こる不可思議な事件に立ち向かっていく。 これは現代社会に巣食うミステリーに挑む凸凹コンビの、 ささやかな友情と別れの物語。

声優・キャラクター
緒川菫子:ファイルーズあい
化野蓮:山下大輝
化野乙:幸村恵理
畦目真奈美:堀江由衣
シズク:高橋李依
天地のどか:会沢紗弥
時空のおっさん:内田夕夜

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

でっか!!(何が?)

「怪異」と「標識」とくれば、いまんところ「化物語」が浮かぶんだろうなぁ・・・と。
違うかな・・・、あくまでも現状の私のイメージって事にしておきましょうかw。
一瞬「パクリ(オマージュ)系か?」との予断が頭をよぎる。
あちらは、シリーズを重ねるビッグネームなので、まぁ、ここら辺はお許しをいただきたいところ。

2024.10.13 連休を利用してのぐ~たらTIMEを利用して、某アベマなTVにて一気放送を視聴。

さて、視聴を続けていくと。。。
それなりの魅力ポイントは持っているような作品と感じた。
ちなみに、レビュータイトルの「でっか!」は私的にはそのポイントではない!
一応、お断りを入れておかねばw。

怪異はしっかりと怪しい雰囲気を醸し出しているし、キャラクタが絡むエピソードは少しダークで物悲しいものが多い。
そこを、少し(個人の感想として、エロい方面で)主張の可愛げのあるキャラ達が物語を進めていく。

何だろうなぁ、それぞれのキャラクタが、そこはかとなく気になる感じなんだよねぇ。
キャラデザも、まぁまぁ受けるデザインにまとまっていく気もしたし、グルグル目も苦手な事も多いんだけど、大丈夫だった。
そう言えば、グルグル目は苦手だと言いながら、振り返ってみると印象に残っている作品が多い・・・「だがしかし」や「よふかしのうた」、
・・・ああ、これは原作者さんが一緒だっけか。

あと、イジメに絡む描写も多少なりともあって、苦手な人は嫌かもしれないかなぁ・・・。

さて、緒川菫子と化野 蓮はあれやこれやありながら、諸々の「怪異」に巻き込まれながら、あたかも相棒の様に各エピソードを進めていく、そんな中で、実はエピソードの起点となり、物語を進めていく目的となっているのが化野 乙である。
蓮の妹という事になっているが・・・これは自身でお確かめください。
乙の人間関係の中での怪異の発現から、菫子の人間関係が広がっていき、物語全体を形作っている。
これは、今シリーズの最終盤で登場する董子の新作タイトルを考えれば当然の帰結となる。
そりゃあそうだ、董子の体験がその新作を形作っているのだから。
そしてその新作タイトルをフィードバックする形で、再び物語を進めていく。

この物語の回し方はキライでは無かったかな。
よくあるパターンと言えばそれまでなのかもしれないが、全体を見た中では、少し趣深く、ホッとした感じさえした。

そして、乙からのメッセージが本から・・・。
いいじゃないか、この「書店」「本」の不遇の時代に書店を舞台にして、本を舞台装置として、そして、小説を創るという視点も盛り込んである。
あくまでも、推察だけれでも、この作品の作者さんは書店、本が好きなのだろうと勝手に推察。

最終的に董子と連は物語冒頭の様に書店の店頭に立ち、再び、物語が動き始める準備が完了・・・と。


個人的な感想としては、少し隙間がある様な印象を受けたけれども、キャラクタ、語り口、作品の持つ雰囲気と好感が持てる点が多々あった。
怪異だけに、化ける可能性も少なからずあるのではないかと期待。

残る猫娘wとのカラミや、怪異だけにネタは無限・・・、
乙とのエピソードは大筋では終了しているものの余白もありそう。

作品の力量次第だが、個人的には続きを観てみたいかな、とは思う作品だった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

良く練れた話だと思いますが、団地妻のカタルシスや怖さに不満が残る。

 なるほど…結構綺麗に話が終わりましたし、伏線というか怪異が最後の方でいろいろ関連してくるのは、なかなか面白かったです。3話の最後の車いすの少女とか、8話の古書店の話とかですね。牛鬼の先生も結構活躍したのは意外でした。

 それと最終話で気が付いたのが、みどり書店の本も逆万引きの本を持って来た店長は水木しげる氏のリスペクトでしょうか。そういえば1話の不気味な本を持ってきたのも彼でした。

 狭いエリアでの出来事だけにあの街、あるいは董子自体に何かあるのでしょうか、という妄想が膨らみます。その点ではこのアニメ作品自体が小説的な伏線やキャラの使い方、構成になっている気がします。

 不満点は、董子自身の問題の深堀りが中途半端で、せっかく小説ができたときのカタルシスが弱いので、作家論を期待していた部分で拍子抜け感があったことです。その点では途中のエピソードもキャラも上手いと思う反面、弱さは感じました。それが若干の後半のダレにもつながっていました。せっかくうまく畳めるラストだけに惜しかったです。
あと、乙と友人との別れの描写がないのが、最後の物足りなさにもなっているかな。プールのシーンでちょっとそう言うセリフはありましたけど、それだけかあ…という気がします。直接さよならを言う必要はないですけど、葛藤はほしかったかも。

 怪異の怖さはそれぞれのエピソードの開始時には期待感があるんですけど、絵にしたとき怖さが足りなかったかな。特に猫は赤い子も黒猫もダメダメでした。

 怪異とエロは相性がいいので全然いいんですけど、使うタイミングがシリアスのときはやめた方がいいと思います。

 作画のクオリティは可もなく不可もなくですが、11話の作画の動かなさというか出来の悪さ感が残念でした。猫が登場して水着回なのに非常にもったいなかったです。

 作品全体はちゃんとまとまっていて、1つの話になっているので評価したいところですが、面白さでとびぬけてないのと、小説を書くことに焦点が当て切れていない気もします。まあ、絵とか本、本屋とかを使って、小説の周辺の話である崩さなかった努力は感じますけど、そこに関心する深みがなかったかな。

 ということでストーリーは4…は面白さという点で盛っている気もしますが、完結しているしよく練れているので過大評価ではないでしょう。キャラは作り方はうまかったので4.5。
 作画は…うーん、怪異の描き方に不満があるのと、全体的にちょっと安っぽい、11話が残念なので3。そのほかは調整で3.5にします。

 そうそうEDは悪くなかったですね。














1話 面白いけど竜頭蛇尾感があり。風呂敷を広げ過ぎると…

{netabare} これもよくわからないのが来ましたね。ある意味誉め言葉でもあります。奇抜な発想の物語は大歓迎です。ただ、怪奇、都市伝説ものって、恐怖の持って行き方をどうするかでバカバカしくもなりますので、数話見てからでしょうね。

 1話を見るとテーマ性なのかキャラ性なのかちょっとわからないですが、何かは意図している感じです。それと書けなくなった小説家って「菫」つながりだと、「ROD」の菫川ねねねを思い出しますね。ただ、倉田英之氏は参加していないようです。

 出落ちでなければ面白くなりそうな気もしますが、始めに盛りすぎな気がします。風呂敷を広げ過ぎて、畳めず帳尻合わせの作品になる懸念がありますね。竜頭蛇尾にならなければよいのですが。「出会いと別れ」と初めに言って「別れ」を曲解するとシラケますので、その辺は工夫してください。{/netabare}


2話 団地妻って…全体的に妙な面白さがあります。
 
{netabare} 第1話で変身すると死にそうになってませんでしたっけ?という点を脇においておけば、面白いです。怪異と菫子さんの作家としての才能問題というシリアスとメチャメチャな設定とギャグが変な風に絡んでいるのが、不思議な世界観を作っています。女子校にリアリティもないですが、あまり気になりません。

「ダークギャザリング」「虚構推移」「裏世界ピクニック」などと同じようなカテゴリーではあるのでしょうけど、一番見やすくて面白いかも。2話までなら。

 それにしても団地妻っていうセンスがなんとも…作者は昭和の人なんでしょうか?それと先生の声が羽川翼すぎかな。そのズレたところもちょっと面白いです。{/netabare}



3話 いじめが生々しいですが、そだけに呪いに説得力がありました。クリフハンガーがうまいです。

{netabare} いじめのシーンと教師の対応が見ていてつらいくらいのリアリティがあって、それだけに先生の闇落ちに生々しさがありました。ちょっとエロティックな描写がノイズになっている気もしますが、オカルトとエロは創作では相性がいいみたいですし、そこはスルーでいいでしょう。

 それと冒頭の回想シーンのアニメ、いいですね。背景美術が非常にアニメ的な表現としてよかったです。すっきりして見やすいし、アニメ的な情報量として適切で人物を邪魔にしないです。これがアニメの背景ですね。場所も明確です。
 トーテムとかいろいろスノビズム的な外連も入っていますし、話はとてもとても面白いです。今のところオカルティックな部分は悪くないかな…もうちょっと掘り下げてくれたほうが、視聴者に親切な気もします。

 今週のクリフハンガーはちょっと卑怯なくらい気になります。そう…次話へのつなぎがうまいです。

 本作は「終末トレイン」「アストロノオト」「ガールズバンドクライ」などとならんで、ダークホース的にノーマークで面白い作品です。この作品だけ原作付かな?{/netabare}


4話 前回の車いすの子の続きは?小説家の話はどうなっちゃったの?

{netabare} あれ?3話で最後先生の病室に入っていった車いすの少女はどうなったんでしょう?もっと先に続くの?それとも何か見落としたか?猫は何か関係あるの?そこが気になります。

 まだ完全には見えませんが、どうも化野兄妹の呪いの話なのか、成仏の話かそんな感じになりそうです。小説家のしての何かがあるとは思いますが、そっちはなんか薄ーくなりましたね。その点はマイナス評価です。話は面白いですけど、思ったよりも単純なのかもしれません。{/netabare}


5話 黒髪短髪の子は猫?まあ、考察はせずに青年誌的面白さを楽しみます。

{netabare} 黒髪短髪眼鏡の娘が冒頭で雨がこれから降る…といって傘を渡すシーンがあったので、この娘が猫の怪異かな?と思ったら、OPを見るとジャージの違う子が猫っぽいんですよね。多分あのジャージが赤いのだと思いますが…どうなんでしょう?あの子はちょっといなくなった娘に執着がありそうです。実は同一人物かなと思わなくはないですが、その辺は考察する材料も乏しいので素直に来週を楽しみにします。

 それと先生の思惑がわからないのが気になりますね。先生はもう一波乱ありそうな不穏な感じです。

 それにしても、まあサービスカット…というほどのものではないですが、お肌が見えて何よりです。

 青年誌的な面白さがなかなかすごれていると思います。最後まで見られそうですね。Dアニだと「このすば3」の30分後でちょうどいいし。{/netabare}



6話 少しずつ面白さとか不思議さとかがスケールダウンしている?

{netabare}  うーん…少しずつ話が矮小化しているというか、理に走っているというか…面白いとは思うのですが、はじめのころに期待していた「不思議度合い」が少しずつ減っている気がします。当然面白さもですね。

 団地妻と兄妹のメインストーリーはありますし、先生についての何かが残っている気はしますが、今回の話はなんなんでしょうね?正直4話までよりも面白さは8掛けかな、という気がします。 {/netabare}


7話 怪異の説明についていけないのがストレス。

 何を理解していいのかついて行けません。怪異の設定は一つ一つちゃんと作っているか元々あるんでしょうけど、それをダーっといわれると一体何について話しているのかわからなくなります。

 要するにという出来上がった怪物を理解すればいいのかもしれませんが、結果的に怪異の説明が解決に結びついているので、結構ストレスです。テーマがあるのかどうかも読み取れません。これがマンガ版なら字で追えるので問題ないですが、アニメでやるのはどうか?という気がします。

 スズネの過去のエピソードがちゃんとできているだけに、なんか怪異の作り方、見せ方がもったいないなあという気はします。

 そして、おっぱいとふとももは…まあいいんですけど、緩いシーンでやってほしいなあ。シリアスなシーンは少し押さえて、日常シーンで思いっきりやってください。


8話 古書店の話は良い出来でした。ただ、そろそろ何か…

{netabare} 前半の古書店の話は面白かったです。まあ、霊的な家に迷い込むというのはよくある話なので、内容それ自体は普通ですけど作家になる資質やきっかけとして、うまく作った話だったと思います。あのお姉さんが後々助けてくれるのか、単なるきっかけの話で団地妻がエロ体質でオカルト体質なことが言いたかっただけ?

 で、そこでブツリと話がきれてネット…Vチューバーの話への前振りかあ。うーん、いろいろ仕込んだりクリフハンガーを作るのはいいんですけど、いろんな要素がある話だからもっと分かりやすくすっきりした構成の方が、面白くなったんじゃないかなあ…という気がします。

 後に引きずる要素をたくさんチラ見せしている感じですが、あまり回収されてきません。それが怪異ものによくある余韻なのか、それとも伏線の種まきなのか今のところ不明です。ただもう8話です。正直もう残尿感みたいになってきてます。もうそろそろ何かを回収してほしいなあ。{/netabare}


9話 面白いがあまりに平凡でありきたりな話でした。

 話としては面白いし、筋が通ってわかりやすい話ではあります。ですが、まああまりに陳腐というか平凡というかありきたりというか…どんなもんでしょうね?

 あと数話だと思いますので、最後まで見ますがしかしなあ…この作品は団地妻がぶっ飛んでる感じが面白かったので、ちょっとなあ…という気もしました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

よこちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

標識だけが印象に残った

いじわるな評価はやめとこうと、一つでもそのアニメの良い所探すんですが、結局、視聴者に探させてる時点でダメなんですよね。
怪異や都市伝説を扱うなら少しは怖くしたり不穏な雰囲気にしてくれないと、どこを観て欲しいのか分からないですね。説明不足で戦闘シーンも意味不明、主人公そこダメージ受けるの何故?

作画もダメに思います、普通のシーンでも動きもっさりしすぎで、会話も変な間があってそれももっさり。
加えて爆乳キャラの薫子が太って見えるよくあるやつ。小柄な主人公と並ぶと体格差おかしい。しかも可愛くない、胸はいいから可愛いキャラなら「見える子ちゃん」のように観れたんですが。あと唯一可愛い主人公を萌えに使ったり、本編に力入れて欲しかったです。

辛口評価になりましたが、良い所は声優さんのファイルーズあいが、薫子のような年上女性や、上から物言う女性の演技がやはり上手いと思ったことですね。

2点台なので残念ながらお勧めしませんが、これから面白くなる感じは最後しました。ただ2期は難しいかもしれません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

61.3 19 探偵で学園なアニメランキング19位
あにゃまる探偵 キルミンずぅ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (46)
275人が棚に入れました
豊かな自然に恵まれた樹海を持つ神浜市。この街に海の向こうの東欧・ヴラドニアより羽鳥カノンという美少女が転校して来る。その母・ミサは数名の若者を従え、神浜樹海と神浜市を世界遺産に登録するという触れ込みで来日する。一方、神浜市のカトレア学園初等部5年生の双子姉妹・御子神リコとリムは自宅の屋根裏部屋で謎の研究室とコンパクト型のアイテムキルミンを発見。そして、姉・ナギサ、同級生のケンとタマオを巻き込んだとてもおかしな出来事を日常の出来事と絡めて描く。神浜市では、ヴラドニアからのカノン達の来日以降、野生動物目撃例が頻発、神浜警察は「アニマル課」を新設。さらに、カトレア学園に現れた謎の怪人、加えてキルミンに隠された幾多の謎も平凡だったリコ達の日常の日々を次第に変化させていく。

声優・キャラクター
悠木碧、佐藤聡美、安済知佳、田村睦心、池辺久美子、丹下桜、野島健児、根谷美智子、田中秀幸、渡辺美佐

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

安定した良作・絵柄とタイトルで損をしている作品

良い点として起承転結がはっきりした
明快なストーリー
日朝で放送できるかどうかじゃない!やるんだっ…!であろう内容
とにかく明るく楽しめます
独特の要素として変身アイテム「キルミン」は1段階目できぐるみに運否天賦
2圧倒的・・・!圧倒的段階目で家畜に変身が可能なのですっ・・・!が、変身したいどうぶつへの理解がたりないと運否天賦に失敗します・・・!画期的
ちなみに女の子だけでなく、男の子も運否天賦常軌を逸するのですが、とにかくきぐるみが美女っ…!…!!ね。デザインセンスがよい
あざとい萌え路線でないかわいらしさ
キャラデザから想像できないですが子供だましで曲げられねえんだっ作画、演出、演技の質の高さも
特筆ものです
とても上手にまとまった良作であり、個性的なのでぜひごらんいただきたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

動物と人間

動物に変身したり、動物と意思の疎通をしたり。
御伽噺だけれど、できたらいいなと思いました。
人間、動物、自然など、考えさせられる事は多いと思います。
人間と、それ以外の命との関係を、見直す時が来ているのではないでしょうか。
このアニメは、それを訴えているような気がします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

テキトー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

お子様に向けられたお子様に安心してオススメできるアニメです(大きいお友達じゃないよ)

だいたいの流れ
御子神家の双子、リコとリムは祖父が残した屋根裏の研究室で動物に変身できるアイテム「キルミン」を手に入れる。後にお姉ちゃんのナギサや、クラスメイトのケン、タマオもキルミンを手に入れることに。人間と動物の姿を持ち、変身する種族「アニマリアン」の少女、羽鳥カノンがリコたちの学園に転校してくる。リコたちはキルミンを使って遊んだり、動物がらみの事件に挑むと同時に、さまざまな事件を解決、動物専門の探偵団「神浜キルミンズ」を結成する。

その後どうなるか、、

個人的な感想
自分は最初、完全にあおちゃん(悠木碧さん)目当てで見てたのですが、なんとEDテロップでびっくりしたのが脚本があのマクロスの河森先生じゃないですか。
あとはこの年の夏に発売されて話題を呼んだラブプラスで復活した昔大好きだった丹下桜さんの声優業復活第2弾!(私の中で)
というわけで、どんな展開になるのかすごく楽しみで毎週欠かさず見ていました。

ストーリーはかわいさに萌えるのが3割、ラブストーリー1割くらい?序盤から中盤は動物に対する接し方を訴えかける教育的な側面も持つ場面も。ちゃんと子どもを向いたアニメでもあって感心しました。
ラスト間近は毎週続きが気になるくらいの引きこまれる展開です。

総評
子ども向けに作られているのが随所に表れているため、萌えを求めてこれから一気見するには大変かもしれません。
キルミンフォーゼした後のリコとリムの感情の変化で変わる表情と頭のネコ(ウサギ)の表情が連動していてすごくカワイイ!
50話はきついかもしれませんが見てよかったなと思える作品であると思います。

余談
2期は・・・DVDが売れなかったのかな・・
2期があるのならもちろん見ます

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3
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