指切りで漫画原作なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの指切りで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月11日の時点で一番の指切りで漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.5 1 指切りで漫画原作なアニメランキング1位
うさぎドロップ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (3865)
17627人が棚に入れました
俺がりんを育てているのか、りんに俺が育てられているのか――?30歳の独身男ダイキチは祖父の葬儀で見知らぬ6歳の女の子りんと出会う。実は祖父の隠し子であることが分かり驚愕するダイキチ。親戚たちがりんを引き取る話し合いのふりをしながら互いに責任を押しつけ合う中、見兼ねたダイキチは勢い余ってりんを引き取ることを宣言するが・・・

声優・キャラクター
土田大、松浦愛弓、大原さやか、酒井乃碧、植田佳奈、須藤菜々子、坂本真綾
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

一緒に暮らそう

原作既読

親子愛に触れられるとのことで以前から職場の子に薦められてたんです。
あにこれでの評価も高い。原作最後までではないものの一区切りつけて…正確にはキリのいいところで閉じたアニメ版ノイタミナ枠全11話です。
1クールでまとまっててしかも12話標準なところを1話少なかったりとお手軽感あり。ハートウォーミングなものに触れたい気分でしたら候補に挙げても損はないでしょう。

爺さんの通夜で親戚が一同に介した場所から物語は始まる。
死んだ爺さんには6歳になる隠し子がいて実母とは没交渉。たらい回しか?それとも施設か?という局面で、その子りん(CV松浦愛弓)を30歳独身河地大吉(CV土田大)が引き取ることになってからの奮闘記です。

たぶんシンプルな親子愛を描くだけならそれなりの評価は得られるでしょうが、あにこれのランキングでも2ケタ台におわす名作の範囲に入る作品です。しかも原作を完結まで追ってないにもかかわらず。
これには理由があって、そのうち登場する実母吉井正子(CV坂本真綾)が良い意味で複雑に描かれていることに代表される


 子育てで直面する様々な葛藤


が描かれているからであろう。 平たく言うと

 子供を育てる負のリアル
 子供と分かつ幸福のリアル

両面あるのでございます。別に子持ちじゃないとわからないって小難しいもんではないとも思います。

なんて言うんでしょうかね…
例えば主に野郎からの質問で回答しづらいのがこちら↓

 「結婚のどこがいいんですかね?」
 「子供苦手だしなんちゃらかんちゃら」

おおむね「うーん、おまえもなってみればわかるよ」お茶を濁すのが関の山。
ある意味このアニメが回答になり得るかもしれませんよ。私は引き出しの一つにしちゃいます。

これから視聴される方はシンプルに考えてみてください。
産んだ我が子を相方に預け距離を置くなんて、通常なら悪役まっしぐらなところをそうはなってないことについて。

もちろん物語の中心は大吉とりんとの掛け合いです。
母子手帳すら初めて見るところからの子育てなんて想像を絶するのに。お腹にいる時から相方と一緒に親になる準備を進めていくはずなのにそれすっ飛ばしてますからね。だから奮闘記。そしてリアルということは画面を通して真剣さが伝わってくるのです。
間違いなく良作の部類でしょうね。迷わずオススメできます。



※ネタバレ所感

■女の子から○○へ

リアルな葛藤描写とおとぎ話的なミラクルが入り込んだ物語なのかもしれない。

ネタバレレビューを読む


■PUFFYときたか!

放送当時2011年時点でさらにその10年ちょっと前に奥田民生プロデュースでシーンを賑わした女性デュオ。本作のOP「SWEET DROPS」を担当。
らしいというかPUFFYっぽい力の抜けようでいい感じ。そのうえ歌詞が作品世界にすこぶるあってる。
本放送からさらにプラス10年で2020年だったりするわけでなおさら懐かしさ全開でPUFFYに目が行くところをじっくり何回も聴いてたらすこぶる良い楽曲に心奪われるという結果に(笑)

作詞・作曲 - 鈴木祥子になんとなく引っ掛かりが!

レビューはお終い。関係ないので畳みます↓

ネタバレレビューを読む

こういうのうっかりようつべで聴きだすともうアウトね。止まらなくなる。



視聴時期:2020年10月 

-----

2020.11.15 初稿
2021.09.14 修正

投稿 : 2025/04/05
♥ : 42
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

親の偉大さを考えさせられる心温まる物語

□前向きな気持ちを全面に押し出された物語

物語は、独身のダイキチと親の亡くしたりんとの家族愛を描いたヒューマンドラマとなっています。
一般的に、親を亡くし親戚に引き取られることは悲しいことで家庭環境や人間関係、生活面など多彩な問題にぶつかる事になると思います。
しかし、この作品では、そのような負の面はあまり出さず、ダイキチとりんがお互い苦労しながらも協力して前へ前へ進んでいこうとする姿勢が全面に押し出されています。そこに、心温まり感動しました。


□子供たちが元気

キャラはりんちゃんやこうきくんなどのちびっ子たちが生き生きとしていました。
素朴な絵も相俟って、もう本当に可愛い!!
笑っている所は愛らしさが伝わってくる。
私も何だか子供が欲しくなってきましたよ。


□昔ながらの風景に柔らかい作画

作画に関しては、風景は繊細に人物の表情は素朴にといった感じになっていました。
昔ながらの風景に子供たちというのはやっぱりいいですね。
スマホやゲームといった電子機器を持ってる今どきの子供より可愛い気がします。
また、この作品の特徴として初めの数分は水彩画で描いたようなタッチの絵になっていて、それがまたいい。日本昔ばなしを思い出しました(笑)


□最後に

物語の展開において凹凸は少なく、「惹き込まれる!」といった感じではありませんが、この坦々と続く感じが内容と相俟って安心して観られる作品にしていました。
全体的にかなり良く出来ていて、文句なく名作だと思いました。


↓↓↓各話の感想↓↓↓
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 22

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

家族が増えるよ!やったねりんちゃん!

ノイタミナ枠、「あの花」の好調な流れを受けて注目度も高く、その上で期待に応えていった強者な作品ですね
小学生編までということで、ドロドロした諸設定あるわけですが、それが出張ってくるのはまだ先の方、今はまだ、りんちゃんの幼少期に萌えていられる
有限ではありますが、つかの間の安らぎを感じることのできるアニメです


遺児の子育て奮闘記って、結構類似作品多い中で、この作品はやっぱ際立ってますね
と言っても、子育てというのを、なかなか実感しずらい、りんちゃんの年齢にも、大吉の年齢にも近くないこの身にとって、共感して見れる部分は少なく、良い話止まりなのが惜しいですね
逆に主に大吉に、近ければ近い人間ほど、その感動は人一倍であると思うわけです
ただ共感できる部分は少なかれど、りんちゃんが可愛い、こうきママが可愛いと言った、これは完全に深夜アニメ的見方なんですが、私のような者でも楽しめる余地は大いにあり、分け隔てのない作品でありますね

設定は非日常でありながら、キャラの言動は普遍な人の範疇を超えない
りんちゃんや麗奈ちゃんの声優に子役を起用するなど、リアリティの追及にも余念がないのも含め
高品質を保ったまま、11話と短かったですが、最終回を無事迎え、名作アニメ殿堂入りを果たした、このうさぎドロップ
4話りんちゃんのお遊戯練習シーンに「もののけ姫」「千と千尋」の安藤雅司氏、続いて5話正子さんの電話シーンに「人狼」「GHOST IN THE SHELL」の沖浦啓之氏他「ももへの手紙」作画スタッフが続々流入、9話には「魔女の宅急便」「電脳コイル」の井上俊之氏、
10話作監に「猫の恩返し」「パプリカ」の井上鋭氏と、そのテロップは凄まじい力を発揮し、研ぎ澄まされた日常作画に私もたじたじになりました
地味ウマ作画が次々に繰り出され、作画アニメと呼ばれるまでに昇華した作品でもあります

子供キャラには子役をあてがい、これが外れてないのがまた良いですね
うまいものですねぇ・・・松浦愛弓さんは10歳、須藤菜々子さんは9歳ですから、相当な驚きですよねぇ・・・
土田大さん、大吉役の声優ですが、この人もまた良い声、良い演技でもって仕事なさる
特撮声優としては有名ですが、アニメではあまりメインには聞きなれていない方なんで、その分もあって、先入観がなくナチュラルな印象で大吉を見れました
声優配役に関しては冒険要素が強かった気もしますが、難なくクリアしてますね

”明日の事は、わかんない!”
初め聞いて、PUFFYっぽいなと思ったら案の定PUFFYでした、結構アニメタイアップしてるんですねぇ
私は見たことがないのですが、彼女らがモデルの「パフィーアミユミ」なるアニメすらあるようですし、これなかなか
PUFFYらしい特徴的な曲で、一度聴いたら離れませんね、アニソンっぽいと言われると何か違う気もしますが、作品に合った良曲だと思います
プチプチしてるゆるいOPアニメも素敵

りんちゃんきゃわわ
コウキとかと一緒にいると大人びて見えるりんちゃんも、ダイキチと居る時はまだまだ子供だなと思えます
同世代の子と比べると落ち着きすぎているくらいの設定ですが、ダイキチホームでは可愛い所が見られて良いですね
金魚の糞みたいに、ダイキチにつきっきりな所が・・・全く小学生は最高d(ry
そしてもう一人、コウキママも人気高いですよね、どっちも好きという人も結構いるみたいで
ロリコンと未亡人好きってなんかセットな気がするんですよねぇ、気のせいですかね、だから何だって話ですが
ちなみにりんちゃんのクラスメイトのさやかちゃん登場以降、私の中のこの二大巨頭の構図が揺るぎましたね
服装も仕草も可愛すぎる、口隠すさやかちゃんきゃわわ


大吉に近い人間がより楽しめるんじゃないかとは先程言いましたが、よくよく考えてみると
うさドロって一体誰に向けられた作品なんでしょうか、やはりロリコn(ry
連載してたのはレディース漫画雑誌「FEEL YOUNG」だから女性向け?、疑似とはいえ親子な関係なので、お父さんお母さん向け?
私の考えでは、このうさぎドロップは、真に、万人受けする作品だと思いますね
萌えを感じない硬派アニメであるというのも一つの理由ですが、やはり幅広い層の人が年齢性別主義主張を超えて、多種多様な観点で楽しめるというのが大きいですね
ある特定の人が楽しめるだけの内容ではない、色々な見方の出来る作品
りんちゃんにブヒブヒするも良し
他人の子を預かる独身男の奮闘に感情移入するも良し
日常描写にほっこりするも良し
そこから子育ての大変さを学ぶも良し
”じゃあ君が面白いと言うそのアニメを親に見せてみろよ”と言われた時、なかなか言い返し難かったのですが、この作品ならそれが出来ます
寧ろ、積極的に親に見せれるような、そんなアニメであるのです
このように色んな人に楽しんでもらえる、本来あるべきアニメの姿の具現を現した「うさぎドロップ」
なべて、世に押し広めるべき作品であると言えましょう

投稿 : 2025/04/05
♥ : 30

69.4 2 指切りで漫画原作なアニメランキング2位
xxxHOLiC◆継-ホリック(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (371)
2497人が棚に入れました
『xxxHOLiC◆継』(ホリック◆けい)は、前作xxxHOLiC続編。
”アヤカシ”が見えてしまう霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)が主人公。人の願いを叶える代わりに、その願いと同等の”対価”をもらうという女性、壱原侑子(イチハラユウコ)の店で働くことになった四月一日が体験する、不可思議な日常が、ときにシリアスに、ときにコミカルに描かれていく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

五月七日小羽(つゆり・こはね)が登場する第2期からが本番です。

※2周目の感想です。

本サイトでは、日本(風の世界)を舞台とする怪奇ものアニメとして、『物語シリーズ』『蟲師』の2つのシリーズが非常に高く評価されていますが、

①登場キャラたちの好感度と、②物語の締めくくり方の巧さ、

という2点から、個人的にはそれらの作品よりも、この『xxxHOLiC』シリーズの方を推したい気持ちです。

・・・といっても、本シリーズもCLAMP原作アニメの常なのか、ややエンジンがかかるのが遅い(※具体的にいうと、第1期はそこまで面白くない)感じ。
しかし、そこを我慢して何とか見終えて、第2期(◆継)に入ると、ビックリ見違えるほどの面白さ!

第1期の何気ないエピソードが、実はそれとなく第2期以降の展開の重要な伏線になっているのに気付かされることが多いのに加えて、第1期はイマイチなヒロインばかりでちょっと退屈しかけていたところに、突然投げ込まれる“真打ちヒロイン”五月七日小羽(つゆり・こはね)への驚き・・・etc.

気のせいか、小羽登場後には他のヒロインたちの魅力まで相乗的にグングン増していって、本作の全体シナリオ自体も螺旋を描いて上昇していく印象さえ受けてしまいました。

そして、TVシリーズ終了後に見るOVAでは、遂に“あの人達”も登場。
後は、ちよっとお洒落な作画に加えて、音楽もセンス良く、これは個人的に密かな《お薦め作品》かも。


◆シリーズ別評価

(1) 劇場版(真夏ノ夜ノ夢) ☆   3.5 (2005年8月)
(2) 第1期         ☆   3.8 (2006年4-10月)
(3) 第2期(継)      ★   4.3 (2008年4-6月)
(4) OVA(春夢記)     ★   4.3 (2009年2-6月)
(5) OVA(籠)       ★★  4.5 (2010年4月)
(6) OVA(籠 あだゆめ)   ★   4.2 (2011年3月)
-----------------------------------------------------
  総合         ★   4.3

※因みに 原作マンガ   ★★   4.7


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== 劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢 (2005年8月) ==============

全1話 ☆ ネタバレレビューを読む ※xxxHOLiCの意味(=何々中毒者)

主題歌 「サナギ 〜theme from xxxHOLiC the movie〜」

※同時上映された『ツバサクロニクル鳥かごの国の姫君』と内容がリンクしていますが、xxxHOLiCの他作品とは余り繋がりがなく浮いた作品(脚本担当がCLAMPではなく、只のドタバタ喜劇に終わってしまっている印象)


====================== xxxHOLiC (2006年4-10月) ======================

 - - - - - - - OP 「19才」、ED 「Reason」 - - - - - - -
ネタバレレビューを読む

 - - - - - OP (変わらず)、ED 「蜉蝣 -かげろう-」 - - - - -
ネタバレレビューを読む
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8

※ここまで視聴しただけだと「ちょっと物足りない人情噺」という感想になってしまうかも。


===================== xxxHOLiC◆継 (2008年4-6月) ====================
ネタバレレビューを読む
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)7、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「NOBODY KNOWS」
ED 「Honey Honey feat. AYUSE KOZUE」

※第2期は、一話完結回がほとんどだった第1期とはガラっと変わった続き物になっており、見違えるほどの面白さでした。


================ xxxHOLiC 春夢記 (OVA) (2009年2-6月) ================

前編 ★ ネタバレレビューを読む ※小狼・サクラ初登場、約27分
後編 ★★ ネタバレレビューを読む ※約27分
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「sofa」
ED 「CHERISH」

※前編はCLAMP原作OVA 『ツバサTOKYO REVELATIONS』、後編も同じく『ツバサ春雷記』とリンクした内容なので、両OVAを先に視聴しておくことをお勧めします。


==================== xxxHOLiC 籠 (OVA) (2010年4月) ==================

全1話 ★★ 4.5 ネタバレレビューを読む ※約41分

ED 「風(かざ)なぎ」

※前OVA『春夢記』そして本OVA『籠』で、ようやく物語が大きく動くので、xxxHOLiCの視聴を開始した方は、何とかここまで頑張って視聴を続けて欲しいところです。


================ xxxHOLiC 籠 あだゆめ (OVA) (2011年3月) ==============

全1話 ★ 4.2 ネタバレレビューを読む

OP 「あだゆめ」
ED 「「ごめんね。」」

※第1期の第1話以来の様々なエピソードが回想されるアニメ版の事実上の最終回らしい良い出来

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

1期とは打って変わって違和感の真相に迫る2期

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。

2期は1クール(13話)しかなかったけど
2クールあった1期よりも濃い内容でした。

これまでにあった
"ん?"というちょっとした違和感、
だけど物語の不気味な雰囲気に隠れて
結局スルーしていた違和感、
その違和感の謎に触れて真相に迫った内容となっていて
1話完結ではなくストーリー性増し増しに!!

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

xxxHOLiC♦中毒

一期の続きなので、作画も相変わらずで、スガシカオも相変わらずなので、あまり比較できる所はないのですね。店に人間の客足が途絶え風刺ネタが減った印象はありましたけど、こういった雰囲気の作品では珍しく、パロディネタが含まれていたのは目新しく面白かったです。タチコマのプラモやアカギのような顔芸、初音ミク?はちゅねミク?良く知らないがチラッと顔を覘かせていたりと…一期ではなかったコミカルさがあってユニークに感じましたね。

 「クロスオーバー」について。意識させるような作りではなかったので意識していなかったのですが、第13話「報恩 オカエシ」で『ちょびっツ』の「新保とすもも」を発見!!最終回で発見したので、他にも隠れて出演していたのかな!?完全に見落としています。『ちょびっツ』のキャラクターはCLAMP作品の中でちゃっかりいる事が多い。『こばと。』が良い例。四月一日君尋がアパート「ガブ・城ヶ崎」に住んでいるなんてアニメでは知られざる設定もあったり。しかし逆に『xxxholic』のキャラクターは、堂々と他の作品に出演している。とにかく「クロスオーバー」を楽しむなら『ツバサクロニクル』視聴は必須ですね。文章の流れから『ちょびっツ』が必須って書く流れでしたけど、『ツバサクロニクル』は「クロスオーバー」について色々と辻褄が合うので、CLAMP作品を堪能したい方は是非。

 話が少し剃れましたが、本編の「蜘蛛 クモノス」から始まるエピソードは、四月一日と関わりを持ったアヤカシ、百目鬼との繋がり、今まで体験してきた出来事のいくつかが成長した形で見てとれ、さらに、この体験がまた一つ彼を成長させるので、とても魅力ある話でした。
 終盤では、一期の序盤から温められていたキャラクター「ヒマワリ」のエピソードが描かれており、侑子さんの口癖である「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」という台詞の不気味さがヒシヒシと伝わってくる内容でした。その半面、一期で散々焦らされたエピソードだったので、胸のつかえがとれた様な気持ちにもなりました。
 締めに、満月見ながら屋台で「狐のおでん」なんて風情がありますよね。私も「狐のおでん」食べたい…というよりも四月一日の作るもの全部食べたい!!! 

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5
ページの先頭へ