2021年度の惑星おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2021年度の惑星成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番の2021年度の惑星おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.8 1 2021年度の惑星アニメランキング1位
戦闘員、派遣します!(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (405)
1363人が棚に入れました
秘密結社キサラギ。今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。そして地球によく似た環境の惑星へ、「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、現地の人々は“魔王軍"の侵略を受けていて――。

声優・キャラクター
白井悠介、富田美憂、菊池紗矢香、村上奈津実、髙橋ミナミ
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

面白い!と、つまらない!の、決定的な差

これ、言わずと知れた、「このすば」の原作者さんの作品です。

ファンタジー世界を舞台にした
おバカギャグアニメ、という点も同じです。

それなのに、{netabare} 「このすば」の、あの圧倒的な面白さに、全然かないませんでした。

どうしても比較してしまいますね、「このすば」と。
やろうとしていることは、大して違わないと思います。
それなのに、紙一重の差が、とても大きい違いになってしまう。

何が違うんだろう?

同じ作者による、二番煎じな感じ?
制作会社の違い?
アテレコ声優陣の実力差?
大げさに言って、SF要素っぽくしちゃった世界観?
あるようで無いようで、やっぱりあったストーリー展開?

どれもありそうだけど、
なんか違う。

やっぱり。
このアニメ観て、不満に感じた人は、割とそうかもって思うのが、
キャラクター、なのかも、じゃないでしょうか。

「このすば」の主人公は、徹底的におバカでカスですけど、
この作品の主人公は、中途半端に小賢しいんです。
ヒロインたちも、
「このすば」では徹底的にポンコツだったり、変態だったり、人格崩壊してたりしていて、あり得ないくらい「自己中心」なのが面白かったりするんですけど、
この作品では、みんな割と利己的だったり、戦略的だったり、優秀だったり、野心的だったりして、普通に、存在していそうな感じなんです。

ここの差かな~?なんて思ったりしながら、それでも最後まで観ちゃったのは、作品の設定上、最後に司令官役の人たちが何かやらかしてくれるかも?って期待感だったかも知れないです。
でも何も、やらかしてはくれませんでしたw

なんだか残念でした。

それもこれも、
名作と言ってもいいほど有名になってしまった、 {/netabare}「このすば」があったればこそ。
なんですけど。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

クズマ多い

「このすば」作者さんのアニメ化。

主人公は、戦闘力が高く知能の低いクズマさん、
パートナーが、優秀なアクアな印象。

OPが爆死アニメプランダラのOPの人なのが気になる…

11話~12話
{netabare}
古代遺跡にいる魔王軍四天王から、
お宝横取りしよう作戦。

12話前半は、熱した遺跡内を表現したかったのだろうけど、
凄く見難かった。
MVPは、トラ男さんってことで。

2期ありきな終わり方だったけど、告知無いから、
やらないかな?
{/netabare}

10話
{netabare}
ここに来て水着回とか…キサラギ幹部の水着回より、
戦闘員六号とアリスのコンビ芸が見たいのだけど…
{/netabare}

9話
{netabare}
砂漠の王って巨大モグラだったのね。
水の確保に失敗した戦闘員六号隊は、
魔王軍四天王の邪魔をしに遺跡に向かうことに…
{/netabare}

8話
{netabare}
腹黒王女、外交官の人選を間違え戦火が広がる件。

スノウに任せてはダメでしょう。
付き添いに、戦闘員六号と愉快な仲間たち。
{/netabare}

7話
{netabare}
箸休め回。

惑星の生態調査と邪神調査と、
地球から怪人のトラ男さんが加勢にって、
怪人1体の増援とか少なすぎるような…
{/netabare}

6話
{netabare}
戦闘員六号、3枚目で悪になり切れず、
スノウの願いを聞き助けてしまう。

スノウがヒロイン枠に昇格かと思ったけど、
性格がアレなので拒否w
アリスがヒロイン枠に昇格するのかな?

そして、6話でタイトル回収。
最終回みたいな回だったなぁ。
{/netabare}

5話
{netabare}
金に汚いスノウだが、一応義理堅くはあるのね。
戦闘員六号が軍を辞めるという事で決着。

地球と惑星を繋いで、キサラギ軍を呼び出す準備をする
戦闘員六号とアリス。

そこに、王女が来訪し、明日で国が亡びるので、
それを見て他国に伝えて欲しいと。
王女、戦闘員六号とアリスがスパイだというのも見抜いていたし、
あわよくば、魔王軍と戦わせようとしているのかな?
{/netabare}

4話
{netabare}
戦闘員六号、アホ過ぎて、スノウに他国のスパイであることを
聞かれてしまう。

スノウのポンコツ化が、回を追うごとに進んで行くのは
気のせいではないだろうw
{/netabare}

3話
{netabare}
グレイス王国は、勝てない戦いしかしない国なのねー

戦果報酬と給与をスノウから渡され、
グレイス王国の給与の方がキサラギよりも、
すんごく多く、心揺らぐ戦闘員六号。

ブラックキなサラギにいたのは、やはり巨乳な幹部がいたせいなの?
{/netabare}

2話
{netabare}
戦闘員六号隊の隊員2名追加。
ロゼ:めぐみん
グリム:地雷女

そして、魔王軍幹部がいきなりの登場。
ガワ変えの、このすばではない事を祈る…
{/netabare}

1話
{netabare}
1回も成功していないワープ装置で、
他の惑星に飛ばされる戦闘員六号とアリス。

グレイス王国近衛騎士団の隊長スノウに拾われるも、
アーティファクトのパスワードを下衆なものにしてしまう。

王から咎めを受けるも、アーティファクトをアリスが修理した
貢献度から、国から出ていくだけで済むところを
国の実質的権限を握る王女ティリスが、戦闘員六号の戦闘力を
惜しいと直属の部下にすることを決める。
(尚、スノウは降格で、戦闘員六号の部下となる)

ティリス、凄く腹黒そう、スノウは戦闘員六号と同類な感も。

「このすば」作者さんなので、期待大。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

何だ、これってやっぱりSFなんじゃん…。

原作は読んでないけど、最終話最後の1カットの夜空でサラっと大きなネタを分かりやすくぶち込んできましたね!



……って、いきなり最終話を観てない人には意味不明な話で始めてすみません。一応ストーリーとしては、悪の秘密結社キサラギが世界征服を目前にして、征服後の組織維持のために宇宙の彼方に見つけた居住可能惑星を新たな征服地と定め、そこに組織古参の戦闘員六号と高性能美少女型アンドロイドであるアリスを先兵として派遣するというお話ですね。

侵略を目指した惑星には人間そっくりの知的生命体の他、魔族と呼ばれる存在がいて、自分たちが持ち込んだ科学技術とは別の「魔法」が存在するといった感じになっています。別の惑星上にある文明社会という意味では「異世界」ではありますが、人間や物が技術によって転送できている時点でいわゆる「異世界ファンタジー」ではありません。
(意思疎通も謎の能力ではなく翻訳装置的な物によってなされています。)

六号やアリス、そして二人が拠点とすることになったグレイス王国の王女ティリスなど人間的な外見の方が腹黒なキャラが多く、敵味方問わず「人外」キャラの方が純真な性格設定になっているのが特徴的です。

基本ゲスかったり腹黒だったりするキャラたちが時折見せる「悪に徹しきれない」ところや、逆に基本純真なロゼやハイネのようなキャラが欲望に正直すぎるあまり時々腹黒い連中をやり込めたりするドタバタ劇を楽しんでいた感じで、軽く流して観るような作品ですが、文物に関して軽い考察要素を入れることで設定に関して想いを巡らせる感じでもあります。

気付くと面白かったり気になったりする小ネタはちょくちょくあるので、そういうのを追いかけるのが好きな人には案外お勧めできる作品かもしれません。しかしニッチな需要とも言えるので、そんなに人気は出ないような気もします。

あと、ある意味古典的なアリスのツンデレはけっこうカワイイと思いました。

余談その1: 次回予告でキサラギ女三幹部が喋ってる内容に、案外情報量が多かった気もするしたいしたことなかったような気もします。とりあえずリリス様は非道い奴です(笑)。

余談その2: OP主題歌「No.6」のラテンっぽいアレンジが意外とハマります。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 40

79.0 2 2021年度の惑星アニメランキング2位
シドニアの騎士 あいつむぐほし(アニメ映画)

2021年6月4日
★★★★★ 4.2 (112)
488人が棚に入れました
———— 身長差15メートルの恋未知の生命体・ガウナに地球を破壊され、かろうじて生き残った人類は巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続けていたが、100年ぶりにガウナが現れた。再び 滅亡の危機に襲われた人類だったが、人とガウナから生み出された白羽衣つむぎや人型戦闘兵器・衛人(モリト)のエースパイロットである谷風長道の活躍により、ガウナをいったん撃退。なんとか勝利をおさめたのだった。あれから10年-。シドニアの人々は、つかの間の平和を楽しんでいた。つむぎも、今やシドニアの英雄となった長道に想いを寄せながら、穏やかな日々を過ごしている。だが、艦長・小林は分っていた。ガウナがいる限り、この平穏は長く続かないことを。そして、人類の存亡をかけ、最終決戦を決断する。愛する人を守るため、シドニア最後の戦いがついに始まった。

声優・キャラクター
逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生、金元寿子、櫻井孝宏、佐倉綾音、喜多村英梨、大原さやか、坪井智浩、子安武人、新井里美、田中敦子、本田貴子、鳥海浩輔、阪脩、佐藤利奈、能登麻美子、内田雄馬、上村祐翔、水瀬いのり、岡咲美保
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

人類お引っ越し前、最後の大掃除

数百年に亘る長き放浪の果て。
ようやく移住先となる惑星を発見した「播種船・シドニア」が
行く手を阻む「ガウナ」との最終決戦に挑むシリーズ完結編。

【物語 4.5点】
勝利のために人間やめますか。不完全な人体に拘る意味はあるのか。
愛する一人を守るために戦うのか。一人を犠牲にしてでも種を守るのか。その両立は。

内容はSF等で幾度も問われて来た王道テーマ。

本劇場版は、それらの葛藤を、主人公・谷風 長道(ながで)とヒロインらの世代だけでなく、
意志を受け継ぐ下の世代や、
ついに開示される上の世代{netabare}「不死の船員会」{/netabare}の過去と共鳴、合流させることで、深化、立体視。

怪物の如き野心に溺れた人間と、人間的な愛に目覚めた人外との対比も良好。

キャッチコピー“身長差15メートルの恋”も決してネタではなく、真剣な恋愛物語として秀逸。

敵だけでなく、登場人物各々が抱えた煩悩一掃をも図る集大成ぶりで、
ファンとしては上々の満足度が見込める。


人類の悲願達成を目指す最終作戦は一年の長期プランで
{netabare}恒星を決戦兵器「重力子放射線射出装置」のエネルギー源と企画する{/netabare}など大スケール。
(『BLAME!』も観ておいて良かった)

阻止せんとする「ガウナ」も{netabare}スパイ活動や「知性型ガウナ」による「掌位」連携プレイの再現{/netabare}などより狡猾に。

局地的な「ガウナ」の圧倒的物量、性能による絶望だけでなく、
中長期で徐々にプランが瓦解される切迫感がSF戦闘シナリオを重厚化。


永遠の命か、子孫に託す絆の蓄積かの問答の視覚化も骨太化に寄与。
クライマックスで{netabare}先祖伝来の人工カビの巨弾を「大シュガフ船」にぶち込む{/netabare}件など、
まさに人類の継承パワーの真骨頂。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・ポリゴン・ピクチュアズ

3DCGによる亜光速航行も含む、超高速戦闘シーンは相変わらず圧巻。
人型兵器「衛人(もりと)」のモニター等に敷き詰められた
視覚による戦況把握と、東亜重工フォントのレーダー、文字情報。
それに合理的な情報伝達を追求した専門用語による報告乱発が加わり、
多量の情報が脳に押し込められる多幸感は健在♪

人物描写もさらに洗練しCGによる違和感も軽減。皆さん、眉間に良い皺寄ってます。
あと、赤面する融合個体に触手。かわいかったです♪

「シドニア」船内の夜景もロマンチックに活用され恋愛劇の盛り上がりに貢献。


【キャラ 4.5点】
冷徹な指揮で「シドニア」を導いて来た小林艦長。
彼女が数百年ぶりに分厚い仮面を外すか否かも本作の重要ポイント。

ヒ山と落合の過去と合わせて、上の世代が人類数百年の宿願を強調。


下の世代では主人公・長道(ながて)の同期・山野栄子の弟・稲太郎が
因縁に決着を付けんと躍動。
{netabare}彼の最後の一撃もまた人類継承の力の一端。{/netabare}

同世代のエース・浜形 浬(かいり)。優秀だがお調子者なのがイマドキの若者感w


元祖・お調子者の弦打(つるうち)にも見せ場?あり。
美女と一緒に“光合成”する彼の悲願は叶うのでしょうかw


そして、1期&2期と余り良い所がない岐神海苔夫(くなとのりお)w
最後に最高の“海苔夫タイム”に乞うご期待♪
{netabare}実際、本作の海苔夫は凄く格好良かったです。{/netabare}


【声優 4.5点】
主役・谷風長道(ながて)役の逢坂 良太さん。
長道は英雄としてポジションアップもしたけれど、
あまり格好良くなり過ぎないようにとの微妙なディレクションにも対応。

ヒロイン・つむぎ役の洲崎 綾さん。
幼女の如き無邪気さも見せたかと思えば、自己犠牲をも厭わない達観ぶりも見せる。
人間・星白の残像との距離感も含めて、精神年齢の塩梅が難しい役をこなす。

共に本シリーズ1期放送年度末に声優アワード新人賞を受賞したお二人が、
この劇場版完結編にて、懐の深い演技で成長の証を見せる。


その他の声優陣も、抱えた業が滲む好演。
そんな中、クローン人間姉妹・仄(ほのか)シリーズには新個体が補強され、
CV.喜多村 英梨さんはさらに多役にw


そして、ラスボスはやはり{netabare}子安 武人さん。
“テラ子安”な完全生物の自己陶酔ボイスが思想面でも長道らを翻弄。{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴担当はTeam-MAX・片山 修志氏に変更。
金管を前面に押し出した戦闘曲の攻撃力は健在♪

心情曲では監督要望により、長道(ながて)にオーボエを、つむぎにピアノ&ストリングスを、
“テーマ楽器”として設定し、アレンジ配分で、二人の距離感等を好演出。


挿入歌では{netabare}「シドニア」{/netabare}の投入もあり熱かったです。


ED主題歌はCAPSULE(カプセル)「ひかりのディスコ」
作品とのマッチ度よりも、本編終了後の解放感が強いエレクトロ・ポップ。
{netabare}新しい身体、早く慣れると良いですね♪{/netabare}

同ユニットは劇伴ソング「うつせみ」も提供。こちらは本編に食い込んだ高シンクロ曲。
{netabare}乙女が髪を解いて歌い上げたあの一曲は
長道に斎藤の面影を重ねていた彼女の決別と決意の表れか。{/netabare}


【感想】
原作未読のまま、2期の軽いラブコメのノリも続くのだろうと高をくくっていた私。
異種間恋愛の純粋さに思いがけず感動させられる等、
感極まるシーンも多い大満足の劇場鑑賞でした♪

私は平凡なシネコンでの鑑賞でしたが、
シリーズ特有の発砲、発進音、
触手つむぎのムギュムギュ音など音響へのこだわりは相当感じました。
本作はドルビーアトモスにも対応とのことなので、
今後、鑑賞される際は音響には妥協しないことをオススメします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

愛紡ぐ星

視聴前 完結する?これ

視聴後 完結したね…

はい映画。
最初から映画をやるつもりだったのかは分かりませんが、非常に中途半端な状態で放置された2期から約6年。
待望の続編。私はまだ原作を読んだことがなく、本作で完結するかどうかすら知りませんでしたが、よくよく考えれば分かることでしたね

さて内容です。
濃密だったと思います。2期で回収されなかった様々な要素をひとつの物語に沿って連鎖的に解決していくシナリオは良かったと思います。
が、連鎖的すぎて一つ一つの重さが非常に軽くなってしまいました。いうなればマリオの3段ジャンプみたいなもんです。3段目だけに着目すれば大ジャンプに見えますが、3段あるため「あ、ちょっと高さ上がった?」みたいな感じになるのです
そんなアホみたいな例えはどうでもよく、連鎖的に解決していくシナリオについてです。
本来のシドニアなら映画どころかテレビシリーズを組めるほどの大きなテーマを映画で、しかも他の要素と一緒くたにしてしまった本作をよくよく振り返ると「あれ?案外呆気なくない?」という感想が出てしまう可能性があります。
実際私も思いました。が、私は満足しています。
理由は完結したことです。6年もの間不完全燃焼だったシドニアが終わるというのですから普通に嬉しいです。
これで「俺たちの戦いはこれからだ」だったら製作者を殴ってますし、続編が出るなら殺害予告を送ろうと思います
が、おそらく無いでしょう。{netabare}ガウナ本陣潰して、操られてた岐神一行も解放され、つむぎの恋の行方も実り、なんかイザナちゃんと纈ちゃんがくっついたし。{/netabare}あれ?{netabare}落合が乗っ取ったヌミちゃんはどうなったんだ…まぁ全員調査って言ってたし処分されたんだろうけどさ。{/netabare}これで続いたら本当に恨む
ともかく終わったことに意味があります。
作品として完成した「シドニアの騎士」は25話+2時間の内容があります。密度も申し分ないですが、内容の多さに着目すれば楽しめると思います。ぜひ視聴を

{netabare}正直つむぎの恋の行方、予告で確定してますよね。
「身長だってたったの15mだ!」て生物差別か告白の時ぐらいしか使いませんよ。隠す気がないのでしょうか。まぁ恐らくですが視聴者全員6年前から予想してるでしょうけどね{/netabare}

総監督は瀬下寛之さん。
監督は吉平 "Tady" 直弘さん。
脚本は村井さだゆきさんと山田哲弥さん
劇伴は片山修志さん。
アニメ制作はポリゴン・ピクチュアズさん

作画は良かったです。さすが3DCGの先駆者ですね
主題歌は中田ヤスタカさん作詞曲、Capsuleさん歌唱の「ひかりのディスコ」

総合評価 是非とも科とせ聴前 完結する?これ

視聴後 完結したね…

はい映画。
最初から映画をやるつもりだったのかは分かりませんが、非常に中途半端な状態で放置された2期から約6年。
待望の続編。私はまだ原作を読んだことがなく、本作で完結するかどうかすら知りませんでしたが、よくよく考えれば分かることでしたね

さて内容です。
濃密だったと思います。2期で回収されなかった様々な要素をひとつの物語に沿って連鎖的に解決していくシナリオは良かったと思います。
が、連鎖的すぎて一つ一つの重さが非常に軽くなってしまいました。いうなればマリオの3段ジャンプみたいなもんです。3段目だけに着目すれば大ジャンプに見えますが、3段あるため「あ、ちょっと高さ上がった?」みたいな感じになるのです
そんなアホみたいな例えはどうでもよく、連鎖的に解決していくシナリオについてです。
本来のシドニアなら映画どころかテレビシリーズを組めるほどの大きなテーマを映画で、しかも他の要素と一緒くたにしてしまった本作をよくよく振り返ると「あれ?案外呆気なくない?」という感想が出てしまう可能性があります。
実際私も思いました。が、私は満足しています。
理由は完結したことです。6年もの間不完全燃焼だったシドニアが終わるというのですから普通に嬉しいです。
これで「俺たちの戦いはこれからだ」だったら製作者を殴ってますし、続編が出るなら殺害予告を送ろうと思います
が、おそらく無いでしょう。{netabare}ガウナ本陣潰して、操られてた岐神一行も解放され、つむぎの恋の行方も実り、なんかイザナちゃんと纈ちゃんがくっついたし。{/netabare}あれ?{netabare}落合が乗っ取ったヌミちゃんはどうなったんだ…まぁ全員調査って言ってたし処分されたんだろうけどさ。{/netabare}これで続いたら本当に恨む
ともかく終わったことに意味があります。
作品として完成した「シドニアの騎士」は25話+2時間の内容があります。密度も申し分ないですが、内容の多さに着目すれば楽しめると思います。ぜひ視聴を

{netabare}正直つむぎの恋の行方、予告で確定してますよね。
「身長だってたったの15mだ!」て生物差別か告白の時ぐらいしか使いませんよ。隠す気がないのでしょうか。まぁ恐らくですが視聴者全員6年前から予想してるでしょうけどね{/netabare}

総監督は瀬下寛之さん。
監督は吉平 "Tady" 直弘さん。
脚本は村井さだゆきさんと山田哲弥さん
劇伴は片山修志さん。
アニメ制作はポリゴン・ピクチュアズさん

作画は良かったです。さすが3DCGの先駆者ですね
主題歌は中田ヤスタカさん作詞曲、Capsuleさん歌唱の「ひかりのディスコ」

総合評価 是非とも科戸瀬ちゃんのメイン回を。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

思い、重なり

原作未読 109分

シドニアの騎士の劇場版です。テレビ版の1期・2期を観ることをオススメします。

脅威を受けてきた謎の生命体ガウナとの最終決戦に挑む谷風 長道たち人類との戦いを描く作品です。

そして、ポスターやサムネにもなっているように谷風 長道と白羽衣 つむぎの恋模様も描いています。

危機的で絶望的なことがたくさんありました。ガウナどんどん進化していきましたね。

バトルはテレビ版以上に凄かったですね。もう何が何だか分からないぐらいスピード感がありました。
{netabare}
つむぎちゃん可愛かったですね。

まさかのデート、そして水遊びw 仄たち大変でしたね。またいっぱい増えて全然分かりませんw

小林艦長の本音と涙、仮面の下にこれまで何度もそんな表情をしていたんでしょうね。

海苔夫は落合の支配が解けて、変わりましたね。居住区での山野弟ともに戦ったガウナ戦、カッコ良かったですね。

つむぎちゃんのみんなを守る心、そして長道を思う心、美しかったです。

最後、人間体になったつむぎちゃん、長道といつまでも幸せに^^

そしてもうひとつ、緑川が男子になったのは驚きましたw イザナと幸せに^^

シドニアの新天地への旅はまだまだ続きそうです。
{/netabare}
何度もウルウルさせてくれました。

たくさん見どころのある作品でした。詰め込んだ感じでしたが、違和感はなかったですね。

観終わった、難解なところもありましたがスッキリと爽快感がありました。観て良かった作品です。

主題歌はCAPSULEさん、ちょっとこの作品には軽い感じがしました。
{netabare}
長道と海苔夫が一緒に出撃するときに流れたテレビ版主題歌「シドニア」には震えましたね。隣いた友人とビクッと体が反応しましたw
{/netabare}
最後に、一度延長しましたが、この緊急事態宣言の中、上映ありがとうございました。今回初めてDolbyAtmoで観ましたが音が凄い迫力でしたね。映像と合わせて引き込まれました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18
ページの先頭へ