妖怪で笑いなおすすめアニメランキング 15

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの妖怪で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番の妖怪で笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.3 1 妖怪で笑いなアニメランキング1位
犬夜叉(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (577)
3551人が棚に入れました
犬夜叉と巫女・桔梗は、あらゆる願いを叶えるという「四魂の玉」をめぐる陰謀に巻き込まれ、愛し合いながらも殺し合ってしまう。そして犬夜叉は50年間、かごめが現れるまで封印された。
現代の中学生・日暮かごめはある日、自宅の神社の祠の井戸から500年前の戦国時代(犬夜叉のいた時代)へタイムスリップ。桔梗の生まれ変わりであるかごめは封印されていた犬夜叉を蘇らせ、四魂の玉を再び現世に戻してしまった。しかも玉は無数のかけらとなって飛び散ってしまった。
そのかけらを集めるために旅することになった二人。最初は嫌々だったが、二人は次第に惹かれ合っていく。だがその旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。彼らは七宝、弥勒、珊瑚、雲母らと共に、奈落に立ち向かう。

声優・キャラクター
山口勝平、ゆきのさつき、渡辺久美子、辻谷耕史、桑島法子
ネタバレ

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かごめは俺に教えてくれた。笑顔を、人を信じる心を。

2000年放映作品
七つの章167話

いつか観たいと思ってたアニメ
本来は長期アニメも一気に視聴して感想書くスタイルだけど、この作品は話数が多すぎる
そこでシリーズ毎に簡単にレビュー書く事にしました

壱の章 全26話
{netabare}かごめと犬夜叉が出会う
二人は四魂の玉を求め旅に出る
妖怪退治をしながら七宝や弥勒、珊瑚などと出会い仲間になる過程を描く
同時に兄であり敵でもある殺生丸、宿敵奈落ともこの章で出会い、何度か戦う場面も
キャラ設定はもろ高橋留美子色w
ツンデレヒロインと素直じゃない主人公設定でやらせたら一流だね
長編なだけあって序盤の出会いを丁寧にじっくり時間かけて描いてるから世界に没頭し易い
さてこれからどう物語が展開していくか楽しみなところだ♪
{/netabare}

弐の章 全30話
{netabare}桔梗と犬夜叉の物語が切ない。奈落と何度か闘うも決着付かず。
鉄砕牙の強化と犬夜叉が鉄砕牙を使いこなせる様になる為の修行がメイン
弥勒と珊瑚の恋仲も気になるところだ{/netabare}

参の章 全30話
{netabare}鉄砕牙がパワーアップし、それに伴い犬夜叉の力も増大する章
妖狼族の鋼牙を慕う菖蒲という女妖狼族が登場
これで恋の三角関係にも終止符か?
知らなかったけど菖蒲ってアニメオリジナルキャラなのね
正直言って同じパターンの繰り返しに飽きてきた参の章でした{/netabare}

四の章 全15話
{netabare}今回の章は1~3章までの約半分の話数。内容も本編から逸れた番外編的な話が多かった。邪見が可愛くて好きになった章だったw{/netabare}

伍の章 全24話
{netabare}七人隊篇。七人隊との戦いを描く。最初は退屈だったが、生き残りが蛮骨、蛇骨、睡骨になった辺りからは結構面白くなって来た
やはり敵キャラが魅力的だと物語も面白くなるね
ラストは奈落が復活していよいよクライマックスに向かって展開していくようだ
とは言え残りまだ40話くらいあるのか・・・{/netabare}

六の章&スペシャル2本 全34話
{netabare} 邪見:赤邪見、青邪見、黄邪見!
りん:うわー邪見様早口言葉うまーい!もう一回言って!
邪見:ヤダ
りん:えー

りん:邪見様〜♪邪見様〜♪どうしてどうして緑色〜♪
邪見:うるさい!黙っておれ!
りん:えー


駄目だこの2人のやり取りに萌えまくりだw {/netabare}

七の章 全8話
{netabare}最終章なだけあって面白かった
最後まで主人公犬夜叉チームより殺生丸一味の方が好きだったなw
中途半端な終わり方なのでここから先は完結編で楽しもう!{/netabare}

4年間に渡ってゴールデンタイムにTV放送された人気作
やっと観終わったけど長かった
途中かなりダレた感がありましたが4年分を一気に観たので仕方が無いでしょう
サンデーでの原作連載に追いついてしまっての終了の為中途半端な最終回でした
後の原作終了後に完結編で最後まで描き切っている

犬夜叉を演じるは山口勝平さん
らんま1/2の早乙女乱馬も演じてます
高橋留美子作品というイメージですが名探偵コナンの怪盗キッドなども山口さんですね

珊瑚役の桑島法子さん
古くはスレイヤーズのフィリア、機動戦艦ナデシコのミスマル・ユリアなど
最近ではヤマト2199の森雪なども演じられてます

弥勒役の辻谷耕史さん
無責任艦長タイラーのタイラーもやってます
他にもふしぎの海のナディアのエアトン伯爵など
なんか無責任な役柄が多いようなw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

月曜日のゴールデンタイムの一角だった

当時の月曜日と言えば犬夜叉→コナン→世界丸見えと日テレゴールデンタイムが最高だった。OPはV6にELT、島谷ひとみなど豪華だったし、映像も良かったうえにSEもついていたのがさらに良かった。
キャラは主人公の犬夜叉はもちろん、ヒロインのかごめ、兄殺生丸に元恋人の桔梗、風穴の弥勒に巨大ブーメランの珊瑚、狼の足が速いやつに、奈落になんとか七人衆の敵キャラまで個性があって良かった。まあ奈落は引っ張りすぎたとは思ったが。
勝平や雪野をはじめ、声優もなかなか豪華。
鉄砕牙のバリエーションと必殺技のロマン感と言ったら、当時はかなり興奮したのを覚えている。一番好きだったのは金剛そうはで、終盤はアニメオリジナルだったが、最後に、普段は横凪ぎに振るう金剛そうはを縦振りで放ったのだけは良かったと記憶している。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

思い出の戦国御伽草子

90年代はサンデーの黄金時代でした。
90年代後半は「名探偵コナン」と「犬夜叉」の二大看板でしたね。

少年漫画の王道的展開ですが、設定がドラマチックで作画のクオリティも高い。
ただ原作も長く完結してなかったので、ダラダラと無駄に話が長すぎるのが難点。
最初らへんは面白いんですがね、全部通してみた人って珍しいんじゃないでしょうか。
全部見るのは、かなりきついですよ・・・全167話ですからね。
リアルタイムでは飛ばし飛ばしでしか見れなかったので
ちょっとずつ時間をかけて全話視聴した経験がありますが
途方もない時間を浪費してしまいましたw

話の続きは二期の「犬夜叉 完結編」になります
OPやEDがとても良かったですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

65.6 2 妖怪で笑いなアニメランキング2位
幻想魔伝 最遊記(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (162)
1047人が棚に入れました
文明と信仰の源・桃源郷。しかしその桃源郷が今、大妖怪『牛魔王』の復活を目論む何者かの出現によって暗雲が立ち込める。牛魔王蘇生実験の影響は負の波動となって大地を覆い、突如として自我を失い狂暴化した妖怪たちが次々と人々に襲いかかってきたのだった。
事態を重く見た天界では、『北方天帝師・玄奘三蔵(ほっぽうてんていし・げんじょうさんぞう)』に牛魔王復活阻止の命を下す。そして、妖怪でありながら負の波動にも犯されない『孫悟空(そんごくう)』、『沙悟浄(さごじょう)』、『猪八戒(ちょはっかい)』の三人とともに遥かなる西域『天竺国(てんじくこく)』を目指す冒険が始まる!!

声優・キャラクター
関俊彦、保志総一朗、平田広明、石田彰、草尾毅、皆口裕子、松本大、茂呂田かおる

koaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最も遊ぶ西遊記

『西遊記』をモチーフにした「最も遊ぶ西遊記」

舞台は桃源郷。
かつては、人間と妖怪とが共存する平和な世界だった。
しかし、500年前に天竺国・吠登城に葬られた大妖怪「牛魔王」の
復活を目論む者の影響で、「負の波動」が桃源郷全土に広がり、
妖怪達は突如として自我を失い、凶暴化して人間を襲い始めた。

この事態を重く見た観世音菩薩は三仏神を通じ、玄奘三蔵に
孫悟空、沙悟浄、猪八戒らを連れて西へ行くように命じる。
こうして4人はジープ(白竜)に乗り、西を目指す旅が始まる。


やたらと口と目つきのわるい三蔵法師が
銃をぶっ放してるのを見て衝撃を受けたが
ちゃんと見てなかったので、改めてちゃんと見た。
いやぁ~面白かったぁ~
それぞれの過去に暗い記憶を持たせてるところも
ストーリー的に面白さを倍増させてる。

ところどころで見え隠れする、忘れた記憶・・・
『最遊記RELOAD -burial-』と『最遊記外伝』でわかる
これがまた泣けるぅ~
シリーズ通して楽しめて、大満足でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

イツキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

過去を背負いながら今をひたむきに生きる男たちの物語

かつて世は、人間と妖怪とが共存する桃源郷と呼ばれていた。しかし、禁術とされている「化学と妖術の合成」によって牛魔王蘇生実験が計画され、その影響を受けた妖怪たちが一斉に凶暴化を始めたのだ。
かくして、牛魔王蘇生実験阻止の命を受けた三蔵法師は、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を連れ、西の天竺国を目指す物語――…

物語は、おなじみ「西遊記」をもとにしたアクションコメディと言ったところだろう。
時代は、中国の首都が「長安」と呼ばれていた頃――だからと言って、何故煙草や銃やブラックカードがあるのかと突っ込んではいけない。
登場人物は全員男だが、決してBLとかではない。
もう一度言う。
この話は決して、BL等ではない。

始終目立つのは、三蔵法師一行によるノリツッコミやボケ、そして、道中現れる妖怪退治(常に妖怪達が負けるフラグ)だが、登場人物4人は何かしら心に闇を抱えて生きている。
過酷な現実を身を以て知っているから、彼らは決して綺麗事は言わない。それでも、4人の運命に負けない心や生き方にはどこか惹かれるものがある。
この物語は、唯のアクションコメディではないことを頭の片隅にでも置いておいて、このアニメを観てもらいたい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1話完結のようなバトルアニメなので男にも向いてる

バトルといってもバトってもいないくらいの内容だけど
1話完結型のようなエピソードが多めで
基本的には女じゃなくても男にも楽しめる内容

薄桜鬼とかそこらへんと同じで
乙女というよりシナリオ派みたいなもの

メインシナリオは良いと思いますけど
サブである本編エピソードが楽しめるかが全てですかね

OP映像が本当に素晴らしいので見ごたえが毎回あります

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

71.0 3 妖怪で笑いなアニメランキング3位
繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (927)
4862人が棚に入れました
コックリさん
 コックリさん
  おいでください……

それは禁じられた遊戯(あそび)
けっして一人でやってはいけない
コックリさんがやってきて
あなたに取り憑いてしまうから―――

自称「人形」の市松こひなが、あやしげな術で狐の物の怪“コックリさん”を呼び出した!
しかしコックリさんがどんな「質問」にも答えられたのは昔の話。今は某検索エンジンに頼るも実はデジタルが苦手。取り憑くはずが一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるでオカン。おまけにこひなを溺愛する犬の物の怪“狗神”とダメオヤジな化け狸“信楽”も棲み憑いて、コックリさんの苦労は3倍に!?
デンパ少女とときにイケメンたまにモフーンな3匹のアニマルが織りなす、非日常系モフモフコメディ‼

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一日三食50品目!!!繰り返せ!!

放送中間に合わなかったけど観たかったので1日で消化♪

こひながコックリさんを呼び出すとこからお話がはじまります。

ドタバタしてて、ほのぼのしてて、
キャラが可愛くて、おもしろくて、
なんだか暖かいなぁ〜♪って思いました。

コックリさんの声の小野さんがすごくよかったです。
おもしろかった!

あと、こひなもこひなの喋り方も
そしてなによりカップ麺を食べる姿が超可愛かった♡
カップ麺食べたくなりましたっw

嫌なキャラもいなくて
こひな、コックリさん、狗神、信楽
この4(人)の生活がおもしろくて微笑ましいそんなギャグアニメですd(>ω<*)

2期作らないかな〜・・でも1クールだったからよかったのかな〜・・
けどもうちょっと観ていたいな〜。とかも思いましたっw
ED曲結構好きかも♪

気楽になにか観たい時にオススメですヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/11/09
♥ : 76

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

安定感あるコメディ作品!こひな可愛い( ´艸`)♡

電波なおかっぱ小学生をヒロインに
繰り広げられるコメディ作品。
全12話。
原作:月刊ガンガンJOKER連載中漫画


己を人形と設定する電波少女・市松こひなと
三人(匹?)のアニマル達が一つ屋根の下で
暮らす日常を描いた作品。
公式では『非日常系モフモフコメディ』と
銘打たれておりまするw

このコメディの軸となる主人公・こひなの
キャラ設定が秀逸。
正直、この作品はコレに尽きると思いますw

んまぁ~めっちゃ可愛らしい( ´艸`)♡
電波系・古風な言葉使い・デフォルメされた姿
などなど、笑いの要素を兼ね備えた主人公……
んまぁ~ものすげ可愛らしい( ´艸`)♡
カプメンてw
んまぁ~とにかく可愛らしい( ´艸`)♡

昨今のコメディによく見られる
『新人声優を多数起用』という作品では
ないところも個人的には評価したいです。

こひな役・広橋涼、コックリさん役・小野大輔を
はじめとした実力派揃いの声優陣は
「新鮮さ<安定感」といったところでしょうか。
ナレーションの田村ゆかりも良かったですね。


ストーリー性は、ほぼほぼ皆無ですが
1話完結が多いので気にせず楽しめると思いますw

トータルで安定感のある作品だったと思います。
たまには、こういう落ち着いて楽しめるコメディも
アリなのではないでしょうかw
笑える作品をお探しの方にはぜひオススメしたい
1本です(*ゝω・*)ノ

さぁ、みんなもLet'sカプメン!!
んまぁ~みんなも可愛らしい( ´艸`)♡






《キャスト》

市松 こひな(CV.広橋涼)
コックリさん(CV.小野大輔/白石涼子)
狗神(CV.櫻井孝宏/斎藤千和)
信楽(CV.中田譲治)
山本くん(CV.山本和臣)
じめ子さん(CV.金元寿子)
タマ(CV.ゆかな)



《主題歌》

OP
『welcome!!DISCOけもけもけ』/コックリさん(CV.小野大輔)
               台詞 狗神(CV.櫻井孝宏)、信楽(CV.中田譲治)
ED
『This Merry-Go-Round Song』/末光篤

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

おーい焼酎とたこわさー ※ふざけましたw

遠藤ミドリによる漫画を原作とする作品で

全12話、原作未読。


自称「人形」の電波少女市松こひなが怪しげな術で

コックリさんを呼び出すと・・・


ラストまであのテンションを保ったまま突き抜けていった

ように思いました。最初のOPでなんだこれとなって

一体どんな勢いで突っ込むのやらと思っていたのに

1話はこのテンションかと少しOPのインパクトに欠ける

かなという感じでそれから上がるのか下がるのかと

考えていましたが結局最後までそのままでした。


最初の方に出てきたサブキャラの登場回数があまりにも

少なくてまさかあれだけってなりましたがラストのEDの

ところでまだ登場していてあれだけじゃなかったんだと

胸をなでおろしました。


特に面白かった話は{netabare}二話使ってまでのコックリさんの

女体化の話と十話、十二話のちょっといい話風にオチが狗神

が使われたっていう話{/netabare}です。

{netabare}女体化の方はまさかの信楽がガラリと変わった!?

みたいになって(他の話でもあったような・・・)

マジ惚れしてしかもその女体化の原因になった呪いの

解除方法が{netabare}異性にときめく{/netabare}でなんか

上手くいっているのが面白かったです。

いい話風の所は最初は落としどころが見つからないぞと

思いましたが、オチが狗神を使うっていうので(たぶん)

なんか半分可哀想って感じでした。(他の話でも狗神オチは

たくさんあったもので)でも落としどころ役なのかなと

いう感じでした。{/netabare}


そしてあのOPはものすごいインパクトがありました。

もう曲って言っていいのかどうか・・・みたいな感じですが

掛け合いみたいな感じで個人的には面白かったと思います。

しかも{netabare}最終話でカットされたかと思ったらなんと

EDのところで二番が流れてきたのでおお二番も聞けるのかと

{/netabare}となったのですがニコ生で見ているので弾幕が

見られなくて(ていうか参加できなくてw)少し残念でした。


正直、このOPが各話の中で一番テンションが高くなる

ピークみたいな感じでした。

もちろんギャグの方もある程度は面白かったですよ。

個人的点数評価 77.424点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47

71.8 4 妖怪で笑いなアニメランキング4位
鬼灯の冷徹 第弐期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (284)
1457人が棚に入れました
これは地獄のお話。
あいもかわらず亡者で溢れかえっている地獄では、閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、亡者の呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。
そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、鬼灯の幼なじみや双子の妖怪、自由気ままな雪鬼などなど新たな面々も加わり、騒々しくも楽しい地獄の毎日がいま再び幕を開ける!

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、喜多村英梨、青山桐子、柿原徹也、種﨑敦美、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二、佐藤聡美、小倉唯、諏訪彩花
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

鬼灯様の”面白地獄案内!”

原作未読。

地獄を舞台にしたコメディの第2期。

歴史上の人物やおとぎ話の登場人物が地獄で獄卒として働いていたりするものだから・・・。
鬼灯さんの分かり易い解説が、耳に心地良い。

獄卒のウサギ・芥子ちゃんと座敷童子の一子と二子が面白く、可愛かった。

第6話。{netabare}咲耶姫のくだり。
まさかこの後、同クールの別作品で、再び咲耶姫の話を耳にするとは・・・。
{netabare}ちなみに、このはな綺譚の第9話。{/netabare}
この時はだれも予想していなかったでしょう?(笑){/netabare}

この手の物語はいつまででも見ていられる。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世俗的な地獄

原作既読 全13話 

鬼灯の冷徹の2期です。1期から観た方がよりキャラの関係性が分かりやすいと思います。

閻魔大王の下で補佐している第一補佐官の鬼である鬼灯(ほおずき)を通して地獄の世界を描くコメディ作品です。

独特の世界観、1話に2エピソードあって飽きませんね。

この作品の地獄の有り様を観ているとかなり世俗的です。

キャラはたくさん出てきますが、印象に残っているのは何処にでも必ず出てくる無表情な座敷童子でしょうか。

鬼灯の過去も描かれていましたね。(結構酷い過去ですがw)

地獄の世界といってもコメディなので1期同様楽しく観れました。4月の続編も楽しみです。

OP 地獄の沙汰オールスターズ(この作品のメインキャラを演じている方々)が歌っています。シロさんのセリフは、全く同感ですw
ED この作品にアイドル役で出演している上坂すみれさんが歌っています。

最後に、この作品を観ると地獄も楽しそうですが、やっぱり行きたくないですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

騒々しくも楽しい地獄の毎日が今再び幕を開ける!

1期は録り貯めした分を一気見して色々笑わせて貰ったので、続編は絶対リアルタイムで視聴しようと心に決めていた作品です。

地獄のごくありふれた日常を切り取って描いたこの作品ですが、この作品の特徴といえば、何といってもキャラが活き活きしている事でしょうか。

鬼灯さんのどSっぷりは相も変わらず健在…
1期を視聴した時には上司と部下から信頼されている理想の中間管理職像だと思っていました。
もちろん、その印象は今でも変わらないのですが、だいぶマイペースな方だという印象が付加された感じです。
そして恨みがとても根深く、やり方がねちっこい…
でも何だかんだ言いながら閻魔大王の事を気にかけている、そのギャップは嫌いじゃなかったです。

相も変わらず健在といえば閻魔大王もでしたね…
地獄で一番偉く、強大な力を持っているのが閻魔大王…のはずなのですが、この作品では閻魔大王のどの辺が凄いかが全く分からないのが面白さのポイントだと思います。
CVの長嶝高士さんの演技も閻魔大王の魅力に拍車を掛けていると思います。

この物語の切り込み隊長といえば、桃太郎ブラザーズのシロ、柿助。ルリオの3人組です。
彼らが口火を切って鬼灯が切り返して物語が動いて行く…というのが一つのパターンなのですが、シロなんかが特にあっけらかんとしているので、パターン化していても飽きがこないんですよね…

でも今回の作品で個人的に一番気になったのが座敷童の双子の少女です。
1期を視聴したのが約3年前になるのでうろ覚えですが、1期には登場していなかったと思うんです。
登場していたら覚えていると思うんですが…
だって、この双子の少女のCVは、さとさとと小倉さんですよ…
それにあんなにセカセカと画面の中を縦横無尽に走り回るんです。
このインパクトって結構強烈だと思うんですけど…

この座敷童の女の子…顔立ちはとても可愛い上、キャラの仕草や言動と声優さんの声質がしっかり噛み合っているんです。
メインの役どころではないので登場する機会は限られていましたが、登場するのが楽しみなキャラでした。
閻魔大王のお腹の上で二人でスヤスヤ眠っているシーンなんか可愛さ炸裂です。
次はもう少し登場機会が増えるのを期待しています。

座敷童の他に個人的に高評価だったのが芥子でした。
パッと見は可愛い兎さん…でも一度スイッチが入ると真っ赤な目をした狂暴兎に早変わり…
そのギャップが私のツボに入ったようです。
CVが種崎さん、というのもポイントに加算されていますけれど…

タイトル通り騒がしい地獄の日常…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、地獄の沙汰オールスターズの「大!地獄地獄節」
エンディングテーマは、上坂すみれさんの「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」と最終話だけ「地獄の沙汰も君次第」
上坂さんのしっとりとしたエンディングは言うに及ばず…
でも思わず笑ってしまったのがオープニングで聞こえてくるシロの一言です。
「魑魅魍魎って絶対書けない…」
はい、私も書けませんので…

1クール全13話の物語でした。
1期も相当の人気作でしたが、2期も同じくらい人気が出るんでしょうね。
続編「第弐期 その弐」が2018年4月より放送される事が決定しているようですから…
もちろん続編もリアルタイムで視聴するつもりです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

64.3 5 妖怪で笑いなアニメランキング5位
映画 犬夜叉 時代(とき)を越える想い(アニメ映画)

2001年12月15日
★★★★☆ 3.6 (29)
334人が棚に入れました
高橋留美子の人気コミック(週刊少年サンデー連載)がTVアニメ化に続いて、ついに劇場映画化。戦国時代にタイムスリップした少女かごめと妖怪・犬夜叉のコンビが、大陸から攻めてくる妖怪軍団に立ち向かう。物語は原作を離れた完全オリジナル・ストーリーで、大陸妖怪軍団の首領・瑪瑙丸など新キャラクターも登場する。 15歳の誕生日に境内の井戸から戦国時代にタイムスリップした日暮かごめは、半妖怪・犬夜叉の封印を解いてしまう。こうして出会った二人は、妖力を秘めた“四魂の玉"のかけらをめぐって邪悪な妖怪たちとの戦いを繰り広げていく。だが新たに現れた大陸妖怪軍団の首領・瑪瑙丸の狙いは“四魂の玉"ではなく、犬夜叉が持つ鉄砕牙と呼ばれる剣だった。瑠璃と玻璃の美少女妖怪を従えた瑪瑙丸は、実はかつて犬夜叉の父と死闘の末に封印された過去を持っていたのだ。そして犬夜叉とかごめが出会った御神木にも隠された秘密が存在していた……。

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この世に迷いなき者 一点の汚れもなき者などいるのでしょうか。

最初は四魂の玉が砕け散るシーンから始まりました。何を今更と思っていたら、その砕け散った
破片のひとつが、ある薄暗い森の奥に落下します。と、大きな木から人型の妖怪がずるりと
落ちてきました。この四魂の玉のかけらが力を与え、眠っていたその妖怪を目覚めさせたようです。
それは言います。「封印を解くためには破滅の牙が必要だ」と。
と、そこからさらに二つの人影が矢のように尾を引きつつ夜空へ消えていきました。
 どうでもいいですが、ヤロウのはだかをドアップで映さないで下さい。かといって女ならいいと
言うものでもありませんが。

 とある田園を歩く殺生丸。そこに先ほどの影が飛び掛りますが、ほんの一払いで軽く撃退されて
しまいました。これが実はのちのち弥勒と珊瑚を苦しめた二人なのですが、それを大した苦労もせず
撃退するのですから、流石は殺生丸。よっ女殺し!(それは誉め言葉ではない)
 実は殺生丸の腰にさしていた剣が「破滅の牙」ではと思ったようなのですが、どうやら違うようです。
妖怪は影に命じます。
「これではない、別のところにある」

 画面は変わって現代。かごめちゃんが何と片手で卵をらくらく割っています。今時主婦でも卵の片手
割りはどうかというのに、伊藤家の裏技も使わずなんなく割ってます。そこまでうまいなら料理もうまかろ
うと思われるのですが、フライパンを熱しすぎて白い煙が立ち昇ったり、慌ててとき卵に砂糖を入れて
いたりと手順が悪いことこの上ありません。
 しかし驚くべきはその熱しすぎたフライパンで作った卵焼きがまったく焦げなかったことです。日暮
さんちのフライパンは今ハヤリのこげないフライパンを使っていると推測されます。しかしあれはフッ素
加工のため、白い煙が出るまで熱してしまうと毒ガスが発生するのですが、こんなところで死にそうな
目にあったら今回の敵の立つ瀬がなくなるのでそれは無視されたようです。

 さて、おいしそうなお弁当が出来上がり、じいちゃんが伸ばした手を撃退しつつかごめちゃんは戦国
時代へ向かいます。そんなに飛び跳ねたらお弁当の中身はグチャグチャだろうと思うのですが、真空
パックにでもしているのかまったく平気です。井戸を潜り抜けると、駅にチャリを置いている通学生の
ようにそこにあった自転車に乗って颯爽と走り出しました。

 一方犬夜叉達はというと、大きな妖怪と格闘の最中です。弥勒によると「大陸に生息するさそりという
妖怪」とのこと。素早く動き回る上に、ハサミと尾が彼らを狙い、大苦戦です。四魂のかけらを取り出し
さえすればいいのですが、そのありかがわかるかごめちゃんはのん気に自転車をこいでいる最中です
から、もう少し戦わなくてはなりません。というかかごめちゃんが戻ってくるまで井戸のあたりにいれば
いいと思うのですが、ここは本編の伏線となるところですから、大さそりもはりきって暴れまわっています。
 きららももちろん応戦しています。サソリの尾が前足を掠めたにも関わらず飛び掛っていきます。弥勒
はあまり役に立ちません(失礼)。落ちてきたさんごちゃんを抱きとめてお尻をなで、平手打ちをくらって
います。

 やっとかごめちゃんがやってきました。四魂のかけらが尾の先にあることを見抜きます。尾を切り落とす
犬夜叉。まってましたとばかりに弥勒が風穴に吸い込み、かけらも手に入れました。
 さあここでランチタイムです。かごめちゃんの作ったお弁当が広げられます。
 「かごめ様の作られたものでしたらどんなものでもありがたいことです」
 弥勒が余計なことを言って睨まれています。
 七宝ちゃん(一応今までも画面内にいました)がたこさんウィンナーをおいしそうに食べています。が、
何故今回に限って律儀に(犬夜叉含め)箸を使っているのでしょうか。
 やっぱり犬夜叉と、卵焼きを取り合うことになり、拳にものをいわせた犬夜叉にとられてしまいました。
「子供相手に大人気ない」となだめる弥勒ですが、たこさんウィンナーに箸を伸ばしたら七宝ちゃんとかち
合い、「何かを訴える子供のまなざし」攻撃(ばーいクレヨンしんちゃん)に、たこさんウィンナーを譲ることに
しました。
 かごめちゃんは自信作だった卵焼きの感想を犬夜叉に聞きますが、犬夜叉は「それよりもあれ、ねーのか」
と倦怠期を迎えた夫のごとく無視してリュックサックをごそごそ。カップラーメンを取り出します。
 お湯沸かそうぜという犬夜叉に対してかごめちゃんは、「おすわりおすわりおすわりおすわり…」と「ファン
カーゴ」のCMの人も真っ青な早口で唱えて立ち去ってしまいました。
 地面にめり込むどころか埋まってしまった犬夜叉を前に、弥勒は「今までで一番強烈なおすわりでしたな…」
とつぶやくのでした。

 しかしそんな彼らを見つめる影がありました。よみがえった妖怪です。妖怪にはストーカー法は適用され
ないので、物陰から見放題です。
 どうでもいいですが、彼の風貌を見る限り蛾の妖怪のようですが、そこら中に蛾をはびこらせて、リンプンで
窒息死したりしないのでしょうか。それでなくとも蛾の一生は短いと思うのですが。これで最後火が弱点
だったりして、「飛んで火にいる夏の虫」というのがオチだったら笑えますが、これは落語ではないので
ちゃんと戦うと思います。

 一方かごめちゃんは、大さそりとの戦いでガタガタになったチャリに乗りつつ森へ。壊れた自転車はとても
危険なので乗ってはいけません。
 そこには、何かの気配を悟ってやってきた桔梗がいました。相変わらずこの人、職業「死人」のままのよう
です。
 あわてて隠れるかごめちゃん。ところが自転車を倒してしまったので隠れるも何もありません。この音が
聞こえないのは志村けん扮するひとみばあさんくらいです。
 かごめちゃんがそおっと顔をあげた時、桔梗の姿は消えていました。

 場面は切り替わって弥勒とさんごに。きららが先ほどのさそりの毒にやられたようです。と、突然きららが
さんごの腕から飛び降りてどこかへ走り去ってしまいました。慌てて探す二人。
 森の奥へ入って行くと何やら顔色の悪そうな今時コギャルでもやらないメイクのお姉さんが2人。きららを
その腕に抱いています。
 弥勒は近づいて言いました。「私の子を産んではくれまいか」
 さんごちゃんの飛来骨がものの見事に弥勒の脳天にヒットしました。よく考えたらこれで妖怪を簡単に
吹き飛ばしているのですから、弥勒の頭には鉄板が入っているに違いありません。
 2人は言います。「この子の手当てはしておいた」
 さんごちゃんはお礼を言ってきららを受け取ろうとしますが、きららの様子が変です。突然さんごちゃんに
牙をむきました。
 驚くさんごちゃん達に「きららは我々がもらう」と2人。その姿がさらにきっかいな衣装に変わりました。
 同時に、さんごちゃん達に木のつるがからみつきます。足元からはさそりが。
 
 そう、あの大さそりも元々この妖怪達がよこしたものでした。その毒に触れたものを仲間にしてしまうの
です。この妖怪達の名前は瑠璃(るり)と玻璃(はり)。大陸から来たそうですが、思い切り日本名なのは
どう解釈すればいいのか悩むところです。もちろん今回の敵であり、2人のボスである瑪瑙丸などは、
丸がつく限り日本の妖怪じゃないのかと突っ込みたくなるのですが、突っ込んだところで撃退できるわけ
でもないので静観することにします。
 さんごを助けようと弥勒は風穴を開きさそりを吸い込みはじめます。そこへ瑠璃が「この時を待っていた」
と、弥勒の風穴を自らの手に模写してしまうのです。
 早速瑠璃がその風穴でさんごちゃん達を吸い込もうとした時、1本の矢が彼女らを追い払います。
かえでばーちゃんでした。
 変な気配がしたからやってきた、と七宝ちゃんの変化した馬に乗ってきたようです。ばーちゃんは牛だと
思っていたようですが。

 さて犬夜叉は。
 かごめにガツンと言ってやらなければ気がすまないと言いつつ探しています。
 かごめちゃんはというと、桔梗が立ち去った場所そして今いる場所が、初めて犬夜叉と出会ったあの
ご神木の前であることに気がつきます。犬夜叉が刺さっていたその場所に手を当てているうち、矢の
めりこんでいた穴に何か光るものがあることに気がつきました。それを取ろうとして指を切ってしまうかごめ
ちゃん。
 そこに犬夜叉が飛んできました。かごめちゃんが手を切っているのに気がつくと、懐に入れていたかごめ
ちゃんのハンカチを裂いて指に巻いてあげます。行為自体はとても素晴らしいのですが、人のハンカチで
やってしまうのが犬夜叉らしいところです。
 そしてさんごちゃん達と合流しようと帰りかけた時。
 蛾のリンプンが降ってくるのに気がつきます。
 それとともに現れた瑪瑙丸。さしずめ、歩く公害といったところです。
 犬夜叉はかごめちゃんに「息をとめていろ!気を失うぞ」とムチャなことをいい、自分は戦いに。
 
 瑪瑙丸の構えがどうも変だと思ったら、冥加じーちゃんが「大陸の妖怪」と解説してくれました。元が
昔日本に攻め入ってきた時に、どさくさにまぎれてやってきた妖怪らしいです。元の戦いって、元寇つまり
カミカゼというヤツですか?なるほど、日本の歴史の勉強にももってこいですが、テストとかで元寇の戦いで
「何故元は敗北したのか」の問いに「日本の妖怪が大陸の妖怪を追い返すために戦っていたから」と
日本中で1人くらいは書くやつがいるに違いありません。
 ともかく、犬夜叉が使う日本の抜刀術と違い、向こうは刀も太刀でありそもそも拳法との合体技ですから
なかなか難しいところです。確か日本の抜刀術は刀の構えから死角が出来るため、そこをつかれたら
ひとたまりもありません。
 そしてとうとうかごめちゃんは我慢の限界に達し、息とともにりんぷんを吸い込んで倒れてしまいました。
犬夜叉も瑪瑙丸の一撃を食らい倒れました。
 ここまでは少年漫画映画の定番です。
 瑪瑙丸は、ある封印を解くために鉄砕牙が必要だったのでした。
 地面に刺さった鉄砕牙を抜こうとしますが、結界が張られていて掴むことすら出来ません。
 彼はかごめちゃんに目をとめ、彼女を連れ去ったのでした。

 犬夜叉が気がつくと、心配そうに七宝が覗き込んでいました。
 かごめがさらわれたことに気付き慌てる犬夜叉。手当てをしてくれた七宝に一言のお礼もなく、かごめ
を救い出しに向かいます。
 一方かごめちゃんは。
 木のつるでしばられ気を失っている彼女に、玻璃が瑪瑙丸からもらった四魂のかけらを埋め込んだ勾玉
を額に取り付け、体の中に潜ませます。
 目を覚ましたかごめちゃん。気丈に矢をつがえます。そこへさんごちゃんと弥勒が駆けつけてきました。
 せまい室内(というか木の中)は大変です。
 犬夜叉もやってきました。
 ここで何故か瑪瑙丸は余裕たっぷりの表情。

 単純オバカな犬夜叉は瑪瑙丸の挑発に乗って、鉄砕牙の一撃を放ちます。しかしそれは、瑪瑙丸の
狙い通り封印を解いたのでした。
 その封印とは。
 瑪瑙丸は「飛妖蛾(ひようが)」という一族であり、封印されていたのはかつて犬夜叉の父と戦った瑪瑙丸
の父の力。つまりそれを吸収しようとしていたのです。どうでもいいですが、映画中「ひょうが」「ひょうが」と
連呼されて、まるで私が悪のボスのようで困りました。
 天井が崩れ始め、慌てて逃げるかごめちゃん達。

 封印はぐんぐん小さくなり瑪瑙丸の体に吸収されていきます。やがて彼の体をギリギリとりまくだけに。
その力に吹き飛ばされて、かごめちゃん達はバラバラになってしまいました。かごめの体を庇う七宝ちゃん。
やがてそこから幾千万の蛾が飛び立っていきます。
 その蛾は村を襲い人々の魂を抜き出します。殺生丸の元にもやってきましたが珍しく邪見が追い払いま
した。殺生丸に「下がっていろ」と言われたりんは「殺生丸様すごーい!」と感心しています。
 邪見はいばろうとしましたが、大きな蛾が顔に張り付き大慌て。殺生丸の心無い見事な蹴りで何とか
助かりましたが、またもさっさと置いていかれてしまうのでした。
 一方かえでばーちゃんのいる村にも蛾の大群が。しかしこちらはばーちゃんの結界で大丈夫でした。
 そこへボロボロになったかごめが七宝ちゃんを抱いて現れました。彼女は倒れこみ、気を失ってしまいます。

 がけから様子を見ている桔梗。彼女には、瑪瑙丸が「時代樹」を大きくしていることに気がつきました。
時代樹とはご神木であり、今その時代時まったく別の時の中にいる木なのです。
 そこへ殺生丸が。しかし彼は興味を無くしたかのように立ち去ります。不思議そうに尋ねるりんに対して
「あれは死人だ」と言う殺生丸。
 魂は空を飛び、時代樹の元へ。再びそれはぐんぐん大きくなり始めます。同時に木は生い茂り始め、
あたりを覆い尽くします。

 さて。ある洞窟に結界を張って逃れていたさんごちゃんと弥勒。あのたんたんたぬきの家に逃げ込んだ
ようです。体勢を整え、迎撃に向かおうとする二人。とめるたぬき。
 もちろん2人がタダで行くはずはありませんでした。たぬきを見つめる2人の顔は、きっと三途の川に
いる脱衣ババはこんな感じに違いありません。

 時代樹が大きくなる間手持ち無沙汰な瑪瑙丸は、大分前に張った伏線を思い出します。余興余興、と
嬉しそうに葉っぱを口に当て、音を出す瑪瑙丸。きっと小さい頃は「俺草笛吹けるんだぜ」と言いながら
友達と帰っていたに違いありません。500年も前ですから羨ましがられますが、今だったら「バカじゃねぇ?」
の一言で終わりです。
 その音に立ち上がるかごめ。かえでばーちゃんの声が遠くに聞こえます。
 体が言うことをきかないと気がついた時には、妖しく伸びた爪を振り下ろしていました。

 何とかケガをした体をおしつつ、つり橋をやってきた犬夜叉。巫女の衣装に桔梗かと思いますが、それが
かごめであることに気がつき近寄ります。
 ところが。
 長く伸びた爪が犬夜叉の体を貫きました。
 驚く犬夜叉。
 かごめの指先から爪が飛びます。
 何かに操られているらしいと気がつきますが、攻撃するわけには行きません。
 逃げる犬夜叉。
 ご神木の前にたどり着きます。
 一方、意識はあるものの体が乗っ取られているかごめもそこへ。
 矢をつがえますが、それが500年前と同じ状況であることに気がつきました。
 桔梗が犬夜叉を射た時のように。
 「逃げて、犬夜叉!」
 その瞬間、瑪瑙丸がいる球体に飛来骨が。思わず彼は葉っぱを離します。
 ようやくさんごと弥勒が駆けつけてきたのでした。
 そこへ現れる瑠璃と玻璃。ときらら。
 リベンジの始まりです。

 一瞬呪縛の解けたかごめは、犬夜叉に「今のうちに逃げて」と言います。しかし、冥加じーちゃん
にも「逃げろ」と言われていい加減頭に来ていた犬夜叉は「どいつもこいつも逃げろ逃げろとうっせぇ」
と逆ギレ。今までこんなに逆ギレをかます主人公がいたでしょうか。
 再び瑪瑙丸の呪縛がかごめを襲います。
 矢をつがえて犬夜叉を狙うかごめ。
 「犬夜叉!」
 叫びもむなしく矢は犬夜叉の胸に突き刺さりました。
 同時に、かごめの額から四魂のかけらが落ち、犬夜叉に刺さったはずの矢は消滅。あわててかけ
よるかごめ。しかし、犬夜叉の意識はありません。
 人の気配に顔をあげるかごめ。桔梗がいました。
 男を巡って女同士の恐ろしい戦いの始まりです。
「所詮お前と犬夜叉は生きている時が違う」
 冷たく桔梗は言います。結婚相手が気に食わない小姑の口調です。
 桔梗は時代樹の説明をした後、井戸を指差し「あれももうひとつの時代樹、つまりご神木から出来て
おり、あの時代樹に反応している」と言います。その通り、井戸からは新しい枝や芽が出始めていま
した。
「時代樹は我々とは時代を異にするもの。今頃お前の時代にも影響を及ぼしているだろう。訪れた冬は
もう終わることはない」
 そう言って桔梗はかごめに元の時代に帰れと命令します。
「犬夜叉をおいて帰れない」というかごめに「その犬夜叉を傷付けたのはお前だ。お前と犬夜叉が
共に生きていけるはずがない」と叫ぶ桔梗。いやー、女って怖いですね。
 続いて一喝とともに桔梗はかごめを井戸に突き落とします。その上から枝が井戸をふさいでいきました。
しかし桔梗も「無論、死人の私もな…」とつぶやくのでした。

 現代に戻ってきたかごめ。
 茫然自失のまま外に出ると、雪があたりを覆っていました。出かける前はきれいに咲き誇っていた
ご神木の花も枯れ、じーちゃんが一生懸命祈りを捧げていました。
「もう犬夜叉に会えない…」
 かごめはその場に座り込んでしまいます。

 その頃、弥勒は瑠璃と戦っていました。風穴をコピーした瑠璃。風穴対決ですが、もっと吸い込んでやろう
と風穴を大きくしすぎた瑠璃は、制御できなくなりみずから吸い込まれてしまいました。
 犬夜叉は意識を失ったままです。
 現代ではじーちゃんが祈りを捧げていますが、まったく効き目はありません。
 お母さんが羽織るものを持ってきました。巫女姿で座り込んでいるかごめにもかけてやりますが、それでは
足りないと思い、コートを持ってこようとします。
「あなたはあなたのしたいようにすればいじゃない?」
 お母さんはかごめににっこり微笑んでみせました。
 
 さんごはきららにのった玻璃に大苦戦しています。きららを傷付けるわけにも行かず、玻璃の攻撃も相当
なものです。
 玻璃はきららにトドメをさすように命じました。
 襲いかかってくるきららを前に、さんごは抵抗をやめました。
「苦しいのは私だけじゃない」
 弾き飛ばされるさんご。
 もう一撃、と玻璃はきららに命じますがきららの様子が変です。岩に頭をぶつけています。
 何をしているのかと問う玻璃にさんごは「きららも頑張っている」とつぶやきます。
 そしてきららの額から、勾玉が落ちました。
 やっと正気に戻ったのです。
 一気に形勢逆転するさんご。
 玻璃の体を真っ二つ。
「まだまだこれから!」と叫ぶ玻璃でしたが、魂を瑪瑙丸に吸い取られ落下していきました。

 一方かごめは、胸の四魂のかけらが光っていることに気付きます。急いでご神木に駆け寄るかごめ。
「かごめ、そこにいるのか!?」
 何と、犬夜叉の声が聞こえてきました。
「何だよ、逃げちまったのか」
 茶々を入れる犬夜叉に、否定しかけてかごめは「私、逃げてたのかも…」とつぶやきます。
「私、居ても何もしてあげられないから」
 と言うかごめ。
 犬夜叉はふと顔をあげてかごめの姿を見ました。優しくかごめを抱きしめる犬夜叉。
「俺にはお前が必要なんだ」
 二股かけている男が、どちらの女にもよく言うセリフです。
 
 かごめちゃんは戦国時代と切れたわけではないことに気がつき、井戸に向かいます。ところがそこ
からは木の根っこがうようよと出ていました。
 ご神木に向かって「犬夜叉、井戸に入れない!木がふさいでいる」とかごめちゃんは言います。
そこに「おねえちゃんが壊れた」と突っ込む弟。なかなかツボを心得ています。
「巫女の矢があるだろうとかえでが言ってる!」犬夜叉のアドバイスに、そんなもの…と言いかけて
かごめちゃんは、何かが埋まっていてそれを取ろうとして手をケガしたことを思い出します。
 じーちゃんから破魔矢を1本もらってそれをご神木に突っ込むかごめちゃん。
 抜いた時には矢じりがついていました。
 じーちゃんから弓矢を奪い取り、かごめは駆け出します。お母さんが「これ」とクリーニングした制服
を差し出してくれました。
 それに着替えてかごめちゃんは矢を井戸の底に向けます。
 放たれた矢はみるみるうちに根をボロボロにし、その後を追ってかごめちゃんも飛び込みました。

 犬夜叉は、戦国時代の方でも木が井戸を覆っているのを見て、鉄砕牙でそれを取り去ろうとします。
七宝に下がるように言い、刀を構えた瞬間!
 爆発とともにかごめちゃんが戻ってきました。七宝と会い、「犬夜叉は!?」と言うと、吹き飛ばされて
黒焦げになっていました。
「なにしやがんでぃ!」
「井戸がふさがっていたからあんたの言う通りにしてきたのよ!」
 さっそく痴話げんかです。
 止めねばかごめが帰ってしまう、という七宝に「大丈夫、いつもの2人じゃ」というかえでばーちゃん。

 時代樹の上にある魂の固まりはますます大きくなっていました。
 さんごちゃん、弥勒の元へ犬夜叉もやってきます。犬夜叉の鉄砕牙ではまったく役に立ちません。
その上力をすっかり吸収した瑪瑙丸は雑魚妖怪で襲わせます。かなりどうでもいいですが、巨大化した
瑪瑙丸は上半身裸にスカートを身にまとっています。ハッキリいってただの変態です。きっとスカートの
下もはいていないに違いありません。とんだセクハラ妖怪です。これでは年末の忘年会でも笑いを
とるどころか静まり返ってしまうでしょう。

 援護に回るさんごちゃんと弥勒。七宝ちゃんも追いかけられながら頑張っています。
 かごめちゃんが矢を抜いてかまえました。
「あんたなんか大っ嫌い!」
 矢が瑪瑙丸を掠めます。それが強大な力を持つことに気付いた瑪瑙丸。
 そしてかごめちゃんも、瑪瑙丸の額に力が集まっていることに気付きます。
 そこに向かって矢を放ち、出来た結界の隙間に犬夜叉が爆流波を放てば勝てるかもしれない。

 1本目は外れてしまいました。ところがそれが瑪瑙丸の左の羽をもぎ落としました。そのあまりの威力に
本気でビビるかごめちゃん。まるでちょっと脅しのつもりで壁を殴ったら、その壁がもろくてぽっかり穴が
あいてしまったのに驚く不良のようです。
「今度は絶対大丈夫だ!俺が必ず爆流波を叩き込んでやる。お前はいつものように睨んでろ」
 かなり失礼な言葉ですが、犬夜叉なりに励ましています。
 ムッとしながらも狙いを定めるかごめちゃん。しかし周囲の風に流されてなかなか狙いが定まりません。
「何やってる!早くしろ!」
 かごめちゃんも言い返しました。
「あたしのことだって信じなさいよね!矢が届かないかも知れないのよ」
 犬夜叉はニヤリと笑った後、「じゃあお前の矢を俺が爆流波で加速させるぞ」と言って鉄砕牙を
構えます。
 ついに放たれた矢が、空気を切り裂いて瑪瑙丸へ。爆流波が矢を押し、見事額を貫きます。
 そして瑪瑙丸は滅んだのでした。

 木も元に戻り、たんたんたぬきに乗って一同は村へ。
「よくぞ瑪瑙丸を倒されましたな、犬夜叉様!」
 冥加じーちゃんも嬉しそうです。
「やはりワシが教えた弱点を…」
「何にもしてねぇ」
 あわれじーちゃんは叩き潰されたのでした。


 ああ、またあらすじ説明かよ私…。
 最初の方でも言いましたけど、面白いなと思ったのは途中かごめちゃんが現代に無理矢理戻されて
しまうこと。それも敵の手によってではなく、恋敵の桔梗に。憎い演出ですよ。
 ただ残念だったのは、CMのカットがいくつか使われていなかったこと。
 さんごちゃんの「きらら、ごめんね…!」はなかったし、かごめちゃんがご神木を見上げて「もう犬夜叉
に会えない…」とつぶやくシーンもなかったです。どちらかというと茫然自失状態で言ってました。制服
ではなく巫女姿で。
 あと、CMのキメとなる「俺を信じろ!」と鉄砕牙を振るうシーンも違ってたな。残念。
 ま、出来上がる前からCMしてるわけですから仕方がないですね。
 だけどホントに面白かったです。
 ジャンプ映画を否定するわけではないけど、主役の前にかつてない強敵現る→主役コテンパンに
やられる→普段は敵の人間が助けてくれる→印籠的アイテムが出てくる→敵倒す、というパターンに
慣れていたので、ライバルが助けるどころか更に敵、アイテムなし、というのはなかなか新鮮で面白
かったです。
 ただひとつだけ難癖つけるなら、殺生丸が出てくる意味が「一応オールキャストで出しとこう」的な
立場でしか描かれていなかったこと。
 何かをするわけでもなく、ただ歩いているだけ。ちょっと残念でしたね。例えば七宝を助けて立ち去る
とか、何か「この為に出てきたのか!」という役割が欲しかったかな。
 あともうひとつあったや。「時代樹」というのが非常に分かりにくかった。上の感想でも大分おざなりに
なっていますが、映画の中で私が理解したとおりに書いてます。つまり、瑪瑙丸が眠っていたのが
時代樹という木で、妖しい力を持っているらしく、その中に力が封印されていたらしいです。よーわからん。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

65.9 6 妖怪で笑いなアニメランキング6位
GS美神[ゴーストスイーパー](TVアニメ動画)

1993年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (128)
665人が棚に入れました
GSの仕事には巨額のギャラが発生します。例えば巨大オフィスビルに住み着いた悪霊を退治して「悪霊からの地上げ」を 成功させれば、何億ものギャラが転がり込むというビッグビジネスなのです。主人公の美神令子はそんな花形職業の中でも実力も超一流ならギャラも超一流の美人ゴーストスイーパー。美神はこうした事件にまつわる妖怪、悪魔、悪霊たちを様々な特殊アイテムを使って、退治したり時には成仏させてギャラを稼ぎまくります。美神のパートナーは、美神の色香に血迷って自給250円という超安いギャラでアシスタントのバイトをしている横島くんと美神にお祓いしてもらって成仏するため日給30円のギャラを貯めている300年前の娘の幽霊おキヌちゃんの二人。これに美神の商売敵やとんでもない能力を持った世間知らずの箱入り娘GS等が絡んで、オカルチックな中にコミカルなアクションやギャグが満載。

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ボディコン除霊師登場! 美神除霊事務所出動せよ!!

長い髪なびかせて~♪悩ましげなボディ♪

この都市(まち)を♪ハイヒールで~
跳び回れば Big money coming,yeah!

このOPがとってもカッコ良かったですね。
夜の摩天楼に蔓延る霊と戦うゴーストスイーパーたち。
EDの余韻も素晴らしいのです。

GS(ゴーストスイーパー)とは
霊退治をする国家資格も存在する職業のこと。

朝の8時半から放送されていたサンデーアニメ。
バブル時代の象徴ボディコンに身を包んだ主人公
『美神令子』と愉快な仲間たちが暴れ回ります。

日曜朝からボディコンねーちゃんが拝めるとは…

(T人T) アリガタヤ×2


朝アニメらしく原作より多少表現の軽減があるものの
全45回にしては作画の崩れも少なかったですし
回によっては原作再現120%くらいの出来でした。
何より全話原作にある話だというのがいいですね。

原作のキレキレなギャグ度を完全再現は流石に難しい…。
アニメ化によるメタフィクションも多く盛り込まれてました。


よく勘違いされているのですが、
この『GS美神』アニメとして“大成功”を収めました。
枠屈指の視聴率なのに予定通りの一年で放送が終わったのは
子供向けに玩具が売れなかった一点だけ。
いくら視聴率が良くてもスポンサーは玩具メーカーなので
そうなりますね。(慈善事業じゃないので)

同作者の『絶対可憐チルドレン』も朝枠で、
ヒロイン明石薫の母と姉がGS美神の
メインヒロインを担当した声優2人。最高。

作者も犯人役で登場と、当時とても嬉しかったのを覚えてます。

原作9巻までのエピソードがアニメ化
1話完結が多い原作なので時系列は再構成されていて、
最終話は今までの主要な登場キャラが出るお祭回。

6巻で登場する夢を操る悪魔『ナイトメア』が
佳境の話として登場します。原作はこの後10巻から
助手の横島忠夫が美神令子と並ぶW主人公として
成長し始め俄然面白くなるのですけど、
アニメでは、残念ながらここまで。

結果論ですが朝アニメとして良い作品だったので
不完全燃焼なくらいが華なのかもしれない。
綺麗な思い出として残ってよかったと今では思ってます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

萌えなき人生は無意味である。

巫女装束の幽霊おキヌちゃん

誰にでも優しくて純粋でキュート
世話焼きで健気で
この作品の良心でした。
今でも変わらず愛せるのは
外見だけじゃなく、内面まで好きだったからなのでしょう


・GS美神
サンデー黄金時代を支えた漫画が原作です
主人公横島がトンデモなかった

おキヌちゃんとの出会いも幽霊って知ってて
襲い掛かるという煩悩の権化
人型をしていれば何にでも欲情するって。
ただのエロ少年じゃなくバイタリティがあって
とにかく行動力がハンパなかったですね。。

横島の時給が250円で
おキヌちゃん日給30円
そんな二人が働く美神除霊事務所を舞台とした
オカルトありのドタバタコメディー作品です。
バカ笑いするギャグではないですが、
この世界に行って見たいと思わせる楽しさがありますね

可愛いキャラが盛りだくさんながら、キャラ立ちしていて
埋もれてしまう個性がありませんでした。
最後までパワーダウンする事がありませんでしたね

原作がありふれた日常回で最終回を迎え
作者も勿体つけたラストはこの漫画らしくないって
コメントしていたはずですので
またおキヌちゃんに再会できる日は来るんでしょうか。。

好きなアニメキャラは延々増えていきますが
忘れずに胸にしまっていたいものですね。

去年、生誕350年祭りでしたが
400年祭開催されたら驚きです(笑)

日朝アニメで放送されていましたが子供向けグッズの売り上げ不振で
スポンサーが降りて終了しました。。
バン〇イさん。。そらそうなりますよ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時代を彩った、ハイテンションギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
「悪霊からの地あげ」

なんて楽しげな作品でしょうw

主人公の美神令子は、そんな花形職業の中でも実力も超一流ならギャラも超一流の美人ゴーストスイーパー(ボディコンで、超バブリーですw)。

そして、美神の色香に血迷って自給250円でアシスタントをしている、横島くん。美神にお祓いしてもらって成仏するため日給30円のギャラを貯めている300年前の幽霊娘、おキヌちゃん。

うん、おもしろそうw 秀逸な設定。

にも関わらず、日曜朝の放送。それはムチャでしょうw そのせいで、イマイチ良さを発揮できなかった部分も(苦笑) 今の作画で深夜帯にやれば間違いなく面白いので、リメイクしてほしいな~。

レビュータイトルでは一応「ギャグ」としましたが、魅力はそれだけじゃありません。一時期のサンデーを支えた看板漫画が原作。正直、原作の方が面白いけど、やっぱり、あの美神のボディコン姿が動いているのは素晴らしいですよね(笑) 自分的にも、思い出に残る作品のひとつです。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アニメではそこまで描ききれてはいませんでしたが、本作には、横島くんやおキヌちゃんの成長物語という側面。また、恋愛物語としての側面もあります。その辺は是非、原作も読んでほしい♪

私はとにかく、おキヌちゃんが好きでした♪ 不憫で、萌えるw 私は、「不憫萌え」「不遇萌え」なんです(笑)


、、、。さて、本作の主人公「美神令子」を演じた、「鶴ひろみ」さんですが、先日、お亡くなりになったというニュースを見て、驚きました。訃報に際し、本作を思い出すに至りました。

「ドラゴンボール」の「ブルマ」。「らんま1/2」の「久遠寺右京」。なにより、「アンパンマン」の「ドキンちゃん」。

強気で、でもちょっと抜けててニクメナイ、可愛らしいキャラクターばかり。日本のアニメを語る上でも、外すことのできない声優さんの御一人だと思います。

きっと、ドキンちゃんの声優さんは新しい方になり、その魂を引き継いで新たな歴史を作っていくのでしょう。そうであってほしいです。でも、私の中のドキンちゃんの声は、たぶんずっと鶴さんだと思います。

御冥福を御祈り致します。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

60.2 7 妖怪で笑いなアニメランキング7位
ぺとぺとさん(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (54)
290人が棚に入れました
作品は人間と妖怪が共存する田舎町を舞台に、この住民の日常生活を描く。
山河に囲まれ、工場と山寺が豊富にあるが、「女未(にょみ)の里」と呼ばれる鮎川町(あゆかわまち)の多くに存在するのは「妹」で、2子以上を持っている家庭の第2子以降に出産する性別の10割が女児で、統計を取り始めた1920年以降、不変の数字を誇っている。
この田舎町の、中学校「大曲垣峠(おおまがきとうげ)中等教育総合校(通称マガ校)」に中学2年生の妖怪“ぺとぺとさん”ことぺと子が転校してくる。

声優・キャラクター
植田佳奈、大須賀純、宮川美保、斎藤千和、いのくちゆか、ゆきのさつき、金月真美、川澄綾子、桑谷夏子、久嶋志帆、田坂秀樹、はらさわ晃綺、谷山紀章、吉野裕行、新谷良子

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はじめての……ぺとぺとさん♪  【ねこ's満足度:70pts】

妹率100%の田舎町『女未(にょみ)の里』を舞台としたドタバタラブコメディ。
人間と妖怪が織りなすちょっぴり変わった日常を、ハートフルに描いています。

ヒロインはぺとぺとさん(通称ぺと子)という名の妖怪。
見た目は普通の女の子ですが、かなり厄介な体質の持ち主です。
特徴は”ぽひゅぽひゅ”可愛らしい足音と、ほんわかとした関西弁。
この関西弁がすべて!と言ってもいいくらい(笑)。植田さん、すんごくいい味出してます。

基本はラブコメ。だけど、人と妖怪の共存から生まれる”差別”という問題も絡んでくる本作品。
それでも全体が重くならずにほのぼのとした空気に包まれているのは、ひとえにぺと子のおかげです。

他にも博多弁のくぐるや額の文字で会話するぬりちゃんなど、一風変わった妖怪キャラが勢揃い。
中でもぬりちゃんの妹・こぬりちゃんは素晴らしい☆これぞ最高の妹です。あの子欲すぃ~(笑)。

今でこそ多く見られる、いわゆる”共存系”の妖怪モノ。
放送当時(2005年)としては意外と少ないジャンルだったと思います。
その共存というテーマに対する掘り下げが浅いまま終わってしまったのは残念なところでした。

それでも、ラブコメ・キャラモノとして見ればまずまずの出来。
元々好きなジャンルでもありますし、全体的には楽しめた方だと思います♪
なによりぺと子の性格が◎。自然と応援したくなる、そんな女の子でした☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

妖怪と人間が共存している町のお話です。

可もなく不可もなくってカンジでしょうか?w

いとしいものと触れあうとくっついてしまうぺとぺとさんに
河童にヌリ壁に・・・
愛らしい妖怪と人間達がおりなすほのぼのストーリーです。


めちゃくちゃ面白いって内容ではありませんが
鬱系とかグロ系とか頭使うアニメの合間とかに
お口直し感覚でポケ~と観るにはいいアニメです。w

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11
ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

出戻りアニメファンにしてくれた作品

 もう8年くらい前になるでしょうか。しばらくアニメから遠ざかり、興味も薄れてきた頃。ふとピエロ魔法少女ものみたいなくだらないアニメを久しぶりにみたいなと思って蔦屋に行きました。そこでもっともくだらなそうなタイトルの作品を2本借りました。それが「かみちゅ」と「ぺとぺとさん」でした。
 まるで期待しないで観ていたのですが・・・見てびっくり。80年代のアニメのようなでたらめで無個性なお人形アイドルと違い、作品の世界でキャラがしっかり立っている。やさしさ、純情、世話焼き、前向きなぺと子さんの性格のよさはホントに魅力的で、観ていて幸せになりました。作画も崩れることなく、12話きっちり完成していたのもまた驚きでした。昔のアニメじゃありえないことでしたから。(笑)
 「今のアニメはすごいな。昔と違うよ。こういうマイナーな作品でもこれだけのクオリティーがあるんだ。」と感心したものです。これをきっかけに、自分は再びアニメを見るようになりました。出戻りファンです。

PS1:中盤の {netabare}兄弟げんかはあまり好きな展開ではありませんでした。{/netabare}この作品の世界観にはそぐわないでしょう。

PS2:後半の {netabare}河童の娘との三角関係は面白かったです。好きな男の子を譲ろうとするぺと子さんですが、「世界はお前中心にまわってるんだ!」という河童さんの叫びは、妙に納得しました。{/netabare}ぺと子さんは、中心になるような魅力的な人だからです。

PS3:主題歌がよいです。OPの気の抜けた感じがかなりツボです。YOUTUBEでガンダムSEEDの画面に合わせたMADを見たのですが、シンクロしなてるのにあまりにミスマッチで面白いですよ。EDの「帰り道」はカラオケのレパートリーです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

64.0 8 妖怪で笑いなアニメランキング8位
映画 犬夜叉 鏡の中の夢幻城(アニメ映画)

2002年12月21日
★★★★☆ 3.6 (33)
295人が棚に入れました
放映開始以来絶大な人気を誇る、高橋留美子原作のTVアニメ「犬夜叉」の劇場版第2弾。本作も前作と同じく完全オリジナル・ストーリー。日本の神話『竹取物語』をモチーフに、宿敵・奈落を追い詰めた犬夜叉とかごめの前に強大な力を持つ謎の女・神久夜(かぐや)が現われ、“5つのアイテム"をめぐって犬夜叉と壮絶な闘いを繰り広げる。 時は戦国時代。現代からタイムスリップしてしまった中学3年生のかごめと、妖怪と人間の間に生まれた半妖の少年犬夜叉は、弥勒、珊瑚、七宝とともに犬夜叉50年来の因縁の宿敵・奈落と最後の戦いに挑む。そして、いよいよ奈落を追い詰めていた…。不思議なことに、その夜から満月が何日も続く奇妙な現象が起こり始めた。そんな時、犬夜叉たちの前に、“天空の姫・神久夜(かぐや)"と名乗る謎の女が現われる。時を自在に操り、犬夜叉最大の敵として現われた神久夜の正体は? そして奈落との関係とは? 封印は解かれ、夢幻の扉がついに開かれる。

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

命を惜しみ涙することは、 恥ではありません。

・まずこの映画の鑑賞のポイントは予告のアオリを忘れることです。
 犬夜叉と桔梗の過去もでてきますし、殺生丸様も活躍しますが、この映画のポイントはそこではないからです。

・犬夜叉ご本人様のかっこよさと子どもたちの成長がポイントです。
 この映画のクライマックスあたりを見たときに私が感じたのは、ウルトラマンティガやガイアの雰囲気です。
 ヒーローものということもあるのですが、犬夜叉が子ども達の思いを受けて、さらに強くなるあたりでそう感じたのです。
 話ちょいずれますが、ガイアは、昔、NHKで放送されていた「少年ドラマシリーズ」の雰囲気をもっているなあと感じていて、好きなんです。ジュブナイルものですね。

 犬夜叉は今回こどもたちに「犬夜叉兄ちゃん」と呼ばれています。
 いいんだな~これが!

・四闘神の刻印を受け、蓬莱島から出られない半妖の子どもたち。
 そして、鳴動の釜のいけにえになるしかない子どもたち。
 そしてその運命を受け入れてしまって、抵抗する気力のないこどもたち(そんなにはっきりと沈んでいるようには描かれてませんが)
 いずれくるだろう死を受け入れている子どもたちに犬夜叉はいらだつのです。
 「そんなに簡単に死ぬなんてこと考えるんじゃねえ」
  (のような犬夜叉のせりふがでてきます。)

 自分が犠牲になればしばらくは他のみんなが助かると思っている浅葱といっしょに犬夜叉は鳴動の釜に落ちてしまうのですが、そこでも犬夜叉はあきらめない。
 炎の中、とにかく、浅葱をかばい、はげましながら、活路を見出そうとする。
 ここでも、確か「死ぬんじゃない」という言葉があったと思う。

 この「簡単に死ぬことを考えるな!」というのが主張のひとつだと思う。

 この釜の中で、守り巫女泰と犬夜叉の会話があるんだけど、それはおいといて…

 CAP関係の本を読むと、虐待を受けている子どもは、だんだんその虐待に抵抗する気力がなくなるようなことが書いてあった。 
 前に長い間監禁されていた女の子が救出されたけれど、その時、逃げる機会があっただろうになぜ逃げなかった?という意見があったそうだけど、支配される関係ができてしまうと、抵抗する気力は失われていってしまうんだそうだ。
 監禁されてしまった場合、CAPの講習は役にたつのか?というのに対し、役にはたたないが、子どもに希望を持たせることはできるかもしれないという。

 犬夜叉のあきらめの悪い前向きな行動は、子どもたちの心に光を希望を与えたんだと思う。

 同じ刻印を持つ半妖の犬夜叉はその運命をもちろん受け入れない。
 島から逃げずに(刻印があるから逃げられないけど)、結界を壊し、四闘神を倒そうとする。
 自分の手で未来を切り開こうとする犬夜叉の姿が、もちろんそれはいつもの彼の姿だけど、すごくいいのです。
 そして、犬夜叉はただ運命にしたがうだけの子どもたちを助けようとはしない。 たちあがった子どもたちを助けようとするのです。
 (この辺、昔話のモチーフなんですよね。いい昔話っていうのは、かならず主人公が困難を乗り越えて成長するんです。園や小学校で語る(語るべき?な)のはそういう昔話なんです)


・えー、上でおいといた、釜の中の犬夜叉と泰の会話。
 ここで泰から蓬莱島の過去が話されるのだけど、妖怪と人間(と半妖)の楽土ではあるけれど、
 外の世界で、どちらにも属さない半妖の生きる道は厳しい。
 そこで泰は半妖を守るため、島を隠すことにした。

 大切なものを厳しい外の世界から隔離して守ろうとした泰の愛。
 厳しい現実を受け止め、切り開いていこうとする犬夜叉の姿。
 その姿を見て、自分は間違っていたのかと気づく泰。
 今の犬夜叉の強さは、そばにいるかごめ、仲間たちの存在のおかげ。
 それは外に出ていかなければ得られなかったものだろう。
 隠すってことは愛しているようで、その存在を認めてない、力を信じていないことにもなるのかもしれない。

 このあたり、他のアクションシーンに隠れてしまいそうですが、大事なとこだと思う。でも聞き逃してしまいそうなの。

 この後、釜からの脱出になるのですが、泰がごちゃごちゃいうのは、聞いてるんだろうけど、
 犬夜叉は「俺は四闘神を倒すだけだ!」とか言い切ってしまって、それがまたいいんだな。
 泰も「それでいい」と力を貸してくれるし。

 ここの脱出シーン、かっこいいというかおもしろいんです。


ここからはある程度、ストーリーにそった感想というか突っ込みを。

・オープニングの部分は、スタッフが「バカメインタイトル」と言っていたそうですが、それに恥じないすばらしい出来でした。もう見ていて、すごく高揚します。
四闘神の音楽が今までとは違った雰囲気を出していて、炎を刀で斬ったようなところへ「犬夜叉 山口勝平」など名前が出るわけですが、それがなぜか泣けるくらい感動する。
それがしばらく続いたあと、定番のメインタイトル。

ここで、島から逃げてきた藍を剛羅から助けるのですが、ここのポイントはパパ弥勒(笑)。
雲母の上で衣の中に藍をかばい、「大丈夫ですか?」だかなんだか声をかける。
弥勒さまの腕の中はさぞかし気持ちがいいことと…
ついでに、「もう安心ですよ……とはいえませんか…」のようなせりふがらしくて、好きです。

そして、藍の「犬夜叉にいちゃん!」が大大ポイント。(私、犬夜叉と草太のからみも好きなもので)
50年前の少しの時間の出会いで、お互いよく名前覚えてたな~というのが突っ込みどころですが、全編にただよう?「犬夜叉兄ちゃん」という呼び方はサイコーです。
ただ、好みでいったら最初に犬夜叉が藍とかごめの横を通り過ぎるポーズ(空中を歩いているようなポーズ、しかもスローモー)はいまひとつ。なんか笑えるんだもん。

・背中の刻印(傷)を犬夜叉が感じ、背中を見せるシーンは、犬夜叉が見せることを拒んだので「おすわり」で無理矢理の形だったのですが、それが残念~
これじゃ傷の手当てといっしょです~。
犬夜叉が髪かきあげて、背中を見せてくれたらよかったのに~(色っぽくね。無理!)

・殺生丸さまに関してはいうことなし。
予告の「父上の御意志(意思?遺志?)とあらば…」とは関係なく行動し(多少は気にしてたのかもしれないけど)、自分で自分の分の決着だけをつけてくのがらしくて好き。
犬夜叉とからまないのがポイント高いです。
(凶羅だけを倒しても刻印はひとつしか消えないし、犬夜叉が決着つけるまでは兄も島からでられなかったはずなんだけど、いいのよ、そんなことは)
もう見られないだろうと思っていた蒼龍破も見られたし。
自分と同類と凶羅は言っていたけど、前作までに殺兄も成長していたんだと深読みしたい。
だから、殺戮だけを喜びとする凶羅とは違う強さがあったと。

・別れの歌
この歌が流れるところは、漫画でもテレビアニメでもなかった雰囲気の絵です。
村の様子が異国の感じで、神秘的。
もう少し、こどもたちの楽器演奏を見たかった気もするんですが、この歌の導入はよかったんじゃないかな。

釜に落ちた犬夜叉と浅葱と助けるためにこの歌を解読するわけだけど、今回の「妖の手」の役は七宝ちゃんというのが、意表をつかれたというかなんというか…
私、いろんな情報を知るまでは、釜落ちがクライマックスだと思ってたので、この手は半妖だけど犬夜叉だと思ってました。というか犬夜叉にしてほしかった。
でも浅葱といっしょに落ちた犬夜叉はよかった!炎の中、浅葱をかばいながらがんばる姿。(パパ犬夜叉)
金剛槍破ででてくるとこもよかったよ~
(弥勒がもっと静かにでてこられないのかとかなんとかけちつけるとこも笑える。こういう派手な技をかますとこがツボだよなー)


・釜の中の泰と犬夜叉のせりふや、犠牲になろうとする浅葱関係の感想は上記のとおり。

・玉匣の箱は、浦島伝説の玉手箱と同じなんだけど、だから映画を見る前は色っぽいものを考えていた、というより何に使うんだ?と。
玉匣の箱はもともと櫛など化粧道具を入れておいたものだから、あずけた箱をあけるとしたら自分以外の女なわけで…
もちろんそんな展開ではなくて、「あけてはいけない箱」っていう意味で使われている。四闘神のエネルギーを封印するものに使われていた。
昔話風にいうなら、あけることは「禁忌を犯す」って感じですね。

・釜から脱出するとこは「金剛槍破」
 結界で犬夜叉の技の影響からみんなを守る弥勒様のナイスな突っ込みのような無駄な大技なのかもしれませんが、やはりここは犬夜叉らしくて、みどころでもあり、笑いどころでもあります。
 今回の映画の弥勒さまは、せりふもかなり弥勒らしさがあって、いいんじゃないかな~って思ってます。辻谷さんもやってておもしろかったんじゃないかと。
めずらしく、ご自分のサイトのBBSにも顔を出し、「今舞台挨拶に向かう新幹線の中です」とか、個レスもつけてるし。←珍しいですよね?
 あ、毒虫吸って倒れてる弥勒さまがよかったと私の友人は言っておりました。
 毒にやられる弥勒さまはポイント高いですからね~♪

・上記玉匣の箱はクローン桔梗さまに奪われ、箱を開けられ、犬夜叉は桔梗が偽者と知りつつ闘うのですが、偽者なのに斬れない犬夜叉がツボ。男ってだめだねー。
ただ私はこれがかごめだったら「偽者だー!」とばさーっと斬れるような気もするんですが。桔梗の「複製」っていうのがまた斬りにくいんじゃないかと。
ダメなやつだがそこが好き。

・今回のかごめはラストは決めるけどサポート役で、ものたりないような気もするけれど、犬夜叉との関係ではもう安定しているのかもしれないから、いいのかも。
原作でもそんなとこあるし。
 突っ込みどころとしては、いかだも躊躇なく組めるらしいサバイバル能力ですね。

・今回アクションシーンが多いというのも見所で、私はそういうのも好きなので、この部分も楽しめました。
 弥勒と珊瑚は雲母にのる空中のシーンが多く、斉天砲がばんばん打ち込まれ、そこは単調なイメージもあることはあるのですが、余裕のある2回目は背景などにも注目でき、けっこういいじゃないなんても。

 龍羅の技も絵的に派手で好きなんですが、わ、技名がわからない!
 聞き取れないー。パンフレットにも書いてなかったと思う。
 息子が○○○○と言ってくれたんだけど、さだかではない。

 龍羅との闘いでは、倒れても倒れても起き上がってくる犬夜叉がよく、そこがまた子どもたちの気持ちを動かす要因にもなっている。
 抵抗する子どもたちの様子、ラストで弓を持ってくるこどもたちは、大人の私には素直な描き方、また構図で気恥ずかしくなってしまうんだけど、でも泣ける。

 特番でも流れたラストの犬夜叉がかごめちゃんと蛍に囲まれるとこは美しく好きなシーン。がんばるものには救いの手があるもの。

・EDの後日談
 蓬莱島を出たこどもたちがどうなったかを描いていて、犬夜叉を慕っているのがうれしい。
 邪見の自転車のりも息子にはうけていた。
 私は殺生丸さまの美しいカットと右手をみつめる弥勒さまがすごくいいと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おもしろい

懐かしいー

面白いよ ぜひ見てください

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

ootaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

犬夜叉の4つの映画の中で一番好き

もしかして制作会社変えた?と思って見ていましたが、なかなか面白い要素てんこ盛りで楽しませてもらいました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

54.8 9 妖怪で笑いなアニメランキング9位
縁結びの妖狐ちゃん(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (51)
265人が棚に入れました
妖怪と人間が共存し、愛し合える世界。しかし、人間の寿命を遥かに凌ぐ妖怪は、愛する人間が死んでも命尽きることなく生き続けていた。人は輪廻転生し、生まれ変わることができても前世の記憶は失われてしまうため、妖怪の間では、ある「サービス」が普及していた。

それは、生まれ変わった人間にかつての恋人の記憶を蘇らせることのできる「妖狐仲人」によるサービス。愛する人が死んでもなおその人を愛し続ける妖怪は、「妖狐仲人」が販売する「サービス」を買い、転生したかつての恋人と再び愛しき日々を取り戻そうとする。

この物語は、そんな仲人の仕事をする妖狐が繰り広げる縁結びのストーリーなのである。

声優・キャラクター
羽多野渉、阿澄佳奈、金元寿子、米澤円、桐井大介

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この思い 時を超える…

この作品は中国の漫画配信サイトで連載されているようですが未読です。
最近、中国発の作品が増えているなぁ…と思いますが、中国作品の増加に伴ってある現象が発生しているんです。
少し考えれば分かる事なのですが、中国作品のキャストに日本の旬な声優さんが結構出演されるようになってきてるんですよね…
これが自然の流れである事は理解しているつもりです。

只でさえ声優業は激務なんです。
だから同じ労力を使うなら日本のアニメの発展に貢献して欲しいとも思ってしまいますけど…
この考えは我が儘なんでしょうかね…?

そしてこの作品ですが…キャストで視聴を決めた作品でもありました。
だって、あすみん、米澤さんや金元さんが出演って…日本のアニメと変わらない顔ぶれじゃありませんか。
と思いながら視聴を始めた訳ですが…

公式HPにこの作品のイントロダクションが記載されていました。


「妖怪と人間が共存し、愛し合える世界。

人の寿命には限りがある。愛する人間が死んでも妖怪は命尽きることなく生き続けていた。
人は輪廻転生し、生まれ変わることができても、前世の記憶は失われてしまう。

そんな背景の中、妖怪の間では、ある「サービス」が普及していた。
生まれ変わった人間に、かつての恋人の記憶を蘇らせることのできる「妖狐仲人」。

愛する人が死んでもなおその人を愛し続ける妖怪は、「妖狐仲人」が販売する「サービス」を買い、転生したかつての恋人と再び愛しき日々を送らんとする。

この物語は、そんな仲人の仕事をする妖狐が繰り広げる縁結びのストーリーなのである。」


確かに、序盤はそんなサービスを受ける展開も確かにありました。
でもこの作品がそれで終わる筈がありません。
なぜなら、それだけなら中国独特のオンリーワン旋風の要素が少な過ぎですから…

物語としては可もなく不可もなく…といったところでしょうか。
主人公が食いしん坊で貧乏なのですが、エサでの釣られ方がありきたりでしたね。
基本的に笑いを狙っていたような気がするのですが、笑いのツボがずれていたからでしょうか…
私はあまり笑う事ができませんでした。

かと言って、感動して泣けたか…と問われると、正直あまりそれも無かったような…
声優さんの迫真の演技には何度も素晴らしさを感じました。
流石日本を代表する声優さんだけのことはあります。

ですが物語の終盤…この時は主人公とヒロインは完全においてけぼり状態だったのですが、ここで登場したのが、まさかのくまちゃん…
正直くまちゃんが出演されるとは思っていなかったので、正直ビックリでした。
でも、これは所謂嬉しい誤算…

くまちゃんは、とある国のお姫様役として出演されていたのですが、これまで下してきた決断、これまでの習慣を是としない強い気持ち…
約束を違えぬように…姫の気持ちをちゃんと伝えようとするくまちゃんの演技に感動してしまいました。

2クール24話の物語でした。中国では先行して放送されているらしく、日本では中国で放送されたモノが尺に合わせて再編集されたものが放送されたようです。
中国作品の続編がどうやって決まるかは分かりませんが、今回の放送スタイルならアニメのストックが先行して中国で作られるので日本でも視聴されるのでしょうか…

でもどうだろう…
中国発の作品は山ほどあるんでしょうけど、日本で放送する「ハオライナーズ枠」がそもそもそれほど広くありませんから、中国作品同士の争いは、今後益々激化していくんでしょうね。
それに日本でもアニメの放送数が激増して、今では土日の早朝枠まで使っている状況ですから…
文化の一つとして位置づけられたアニメ発展のためにも限られた枠を効果的に使って欲しいモノです…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

71.2 10 妖怪で笑いなアニメランキング10位
鬼灯の冷徹 第弐期 その弐(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (215)
1125人が棚に入れました
これは地獄のお話。あいもかわらず亡者であふれ返っている地獄では、
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、
亡者への呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。
そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、お久しぶりの西洋地獄の悪魔たち、
おとぎ話に出てくる強烈な姫やら鶴やら妖怪たちが加わって、
騒々しくも楽しい地獄の日々は、まだまだ続く!

※第2期第2クールとなります

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、喜多村英梨、青山桐子、柿原徹也、種﨑敦美、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二、佐藤聡美、小倉唯、諏訪彩花

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地獄世界の日常(2期)

地獄に落ちると、こんな楽しい世界が待っている…いや、これは嫌だ(笑)

地獄の世界もちゃんと組織があり、そこで働く人々を中心に描いた「地獄の日常」といった感じの作品です。基本的にはコメディですが、地獄の話や神話の話、昔話、外国の宗教観など、さまざまな知識を得ることもできるという、お得な作品でもあります。

主人公である鬼灯様はじめ、この作品はとにかくキャラの宝庫。キャラたちが巻き起こす騒動やら、競争やらを見て楽しむという感じです。頭空っぽにして見ても…というより、空っぽにしてみたほうが楽しめます。

キャラデザインは独特ですが、見慣れると不思議と可愛く感じます。座敷わらしやマキ・ミキなんてまさにそう。毎話居ないと寂しくさえ感じてしまうほど。それと、驚くほど中の人たちが豪華なのも特徴のひとつ。

ブラックユーモア系ですが、それほどきついわけではありません。クスクス系の笑いが好きな人にうってつけの作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地獄みたいに笑っちゃう

原作既読 全13話

鬼灯の冷徹の2期の分割2クール目です。前作を観ていなくてもいいような感じもしますw 閻魔大王の第一補佐官を務める鬼灯を中心に、地獄の日常をコミカルに描いた作品です。

いつものメンバー、いつもの日常、シロさんが相変わらず良い味出していますね。

1話に1〜2エピソードで、関連があったりなかったりとしていますが、サクサク観れます。

亡者以外はみなさん色々と楽しんでいる独特の地獄世界、少しずつキャラも増えてきて原作既読している私も楽しめました。また観たいですね^^

OP 今回も地獄の沙汰オールスターズが歌っています。懐メロぽい感じの曲ですね〜
ED 今回もピーチ・マキ役の上坂すみれさんが歌っています。

最後に、芥子さん、今回結構出ていましたね。相変わらず豹変度高いですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

騒々しくも楽しい地獄の日々は、まだまだ続く!

この地獄の物語も2期の後半クール…
1期から物語の内容的に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

公式HPのイントロダクションには「閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大忙しの日々を送っていた。」と記載されています。
確かに鬼灯様は忙しいのかもしれません。
ですが、ここまで話が続くと最早「地獄の日常」を描いた作品にしか思えなくなっている気がします。
物語の進行からあちこちで鬼灯様を見かけるのですが、正直あまり忙しそうには見えないんですよね。
その一瞬一瞬を満喫しているというか…分単位であくせく働くサラリーマンとは、忙しさが一線画しています。

地獄の日常系作品ですが、決して面白くない訳ではありません。
訪問する先々での展開も嫌いではありませんが、個人的には準主役の座にいる鬼灯様の取り巻きが一番大好きです。

私の一番のお気に入りは、獄卒を勤める芥子(からし)ちゃんです。
日常パートの控えめで丁寧な言葉遣いに加えて温厚な性格…
キャラデザ含めて全てがお気に入りなのですが、その気持ちを助長してくれるのが声優さんです…
芥子ちゃん役…種崎さんなんですよ♪

種崎さんといえば、響け!ユーフォニアム2の鎧塚みぞれや、魔法使いの嫁の羽鳥チセといった大人しく物静かなんですけれど、一本芯の通ったキャラの似合うイメージがありますが、ハイスクール・フリートの西崎芽依のような明るくイケイケの女の子も個人的には大好きです。
芥子ちゃんは、上記の静と動を足して2で割ったようなキャラ…
種崎さんが芥子ちゃんを演じるのは天啓だったのではないでしょうか^^?

そして芥子ちゃんの次に好きなのが、座敷童子の一子と二子です。
おかっぱ頭の似合う純日本人形風の双子なんですが、こちらも声優さんが…^^
一子がさとさとで、二子が唯ちゃん…
お互い声質の似ている部分を最大限に活用して演じているので、どんな感じかは想像に易しいと思います。

2期の前半クールでは、2人で閻魔庁のあちこちを走り回りながら遊んでいるイメージが強かったですが、今期の作品を見ると2人に対する見方が少し変わるかもしれません。
小さい子ならでは…なのかもしれませんけれど。
少なくても鬼灯様にタメ口であれこれお願いできるのは二人の特権なんだと思います。

アイドル活動を頑張っている「まきみき」の二人も良い感じです。
ピーチ・マキ(CV:上坂すみれさん)とミキ(CV:諏訪彩花さん)のコンビなのですが、コンビで頑張っているときより、単独で素の時の方が面白かったり…
どちらも甲乙付け難いキャラですが、敢えて優劣をつけるなら個人的にはミキに軍配かも…

我々が地獄に抱くイメージを一変させてくれる温かみ溢れるキャラデザと作画に和みながら、サラリと地獄に関する見識を深められる作品…
個性溢れるキャラの活躍を含め、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、地獄の沙汰オールスターズの「拝啓、地獄より」
エンディングテーマは、上坂すみれさんの「地獄でホットケーキ」

2クール全26話の後半クール13話で構成された物語でした。
構成が安定しているので、安心して視聴できる作品だと思います。
鬼灯様が怖くなければ、小さなお子さんでも楽しめる作品なのではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

57.0 11 妖怪で笑いなアニメランキング11位
SPIRITPACT(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (61)
261人が棚に入れました
除妖師である「楊敬華(ヨウ ケイカ)」は交通事故に遭遇し、命を落としてしまい、亡霊となってしまうという衝撃の展開からスタート。楊敬華は、偶然で出逢った陽冥司の「端木煕(タンモク キ)」と契約を結び、端木煕の影霊となる。不運な亡霊「楊敬華」とイケメン金持ちの「端木煕」のコンビは、鬼や妖怪と戦うなどの幾多の困難を乗り越えながら、無二の親友となっていくという展開になっている。

声優・キャラクター
井口祐一、武内駿輔、大久保瑠美
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

これが100%中華製アニメの実力だ![完走後追記]

1話視聴。ハオライナーズ系列はだいたい初回見てるんだけど、ついに制作スタッフに日本人が1人も居ないアニメを達成したよ!(吹替は別)

作画はキービジュ詐欺だよねー。
キービジュはpixiv系イラストレーターが描いた風なので、アニメ絵ですら無い。めちゃくちゃ腐狙い乙。
まあ本編絵はそこまで酷くは無いからいいけど。作画崩壊とか原型を留めていないとかは無いからご安心ください。
まあキャラのギャグ顔の崩し方が古き良き時代を感じるなぁ。80年代的な。

声優は、うーん。そういうキャラなんだろうけど、主人公がちょっと高音で騒がしすぎてウザいかな。

音楽はOPもEDも中華製ポップスだけど、90年代初頭的な。街中に流れてたとしても空気で箸にも棒にも引っかからないやつ。まあ特筆するものではない。
ただBGMがなんでこのタイミングでこれ?って感じの謎セレクトばっかりで、もうちょっと勉強した方がいいね。尺も考えずにダラっとかけっぱなしじゃあかんよ。

物語としては、中華製アニメのストーリー物の中でまだ取っ付き易い設定。
能力者一族の由緒正しき(現在没落気味)青年が事故死したら、外見はうら若き少年期の霊体になって、もう一人の能力者の韓流風イケメン青年の英霊?になれと契約を持ちかけられる話。そして2人での悪霊退治が始まる。

ストーリー物でも若干BL風味のゆるふわバトルアニメだし、突っ込んだら負け!細かいところは無視して。前後の整合性はましな方。
中国人の論理で動いてるんだから、そこを楽しもう!
ガチガチなシリアスやられて、伏線張ろうとすると途端に失敗するからね中華製は。
これは無駄な大風呂敷広げて無いからゆるっと見られる。

万人にお勧めはしないけど、中華製アニメってどんなん?って興味の人には入門編としていいかも。他のは仙境系が多く、設定が日本人に馴染みなさ過ぎと、脚本の齟齬も大きかったりで付いて行けないことが多い。
{netabare}
先行配信の中国ではご腐人方に大人気だったらしい。(話半分)
BL要素はまあ主役2人が顔が良くて主従関係ってところ。契約は金の指輪を嵌めること。→脈絡無く「結婚しろってこと?」とか言うセリフがある。
日本的な腐に媚びるってレベルに達して無いから、どうしても直接的な表現になるね。性的なものは無くカラっとしたもの。まあ一般視聴者も気にしなければそれだけのこと。
他作品では中国でのゲイの扱いが気になるほど、それ下ネタギャグにしていいの?なんてのもあったが(笑)
{/netabare}

作中で韓流言い過ぎなのは、中国内でやはり相当浸透してたんだなーってのが感じられた。
まあ、もうしばらく視聴継続できるだろう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーー
<完走後追記>
いやあ完走してしまったよ。
一応中華物にしては珍しく、起承転結を感じられた。
(中には凄まじい投げっぱなしENDも見られるからねw)

というか、すみません。これモロBLでしたわ。(訂正)
若干どころか、ガッツリ{netabare}キス{/netabare}してますやん。
愛だの、恋だのは一切言わないけどw
なんで唐突にそれをした?!一切ムード無しwww

もう見てからだいぶ時が経ったので、多くは語らない(忘れた)けど、
中華風ギャグの崩し方がやっぱり引くよなー。
それまでシリアスで引っ張っていたシーンで、いきなりキャラ崩してギャグにするんだけど、脈絡なく相手を攻撃してギャアギャア言っているように見えて全然面白くないんだが。

そう言えば、海外反応系で「ドリフターズ」のギャグシーンも欧米では受け入れられない人多数だったな。
自分としては和やかに皮肉の応酬しているとこなんかギャグシーンとして秀逸で好きだったんだが。これが理解できない欧米って…
とか思ったけど、お笑いの文化の壁は厚い。
(それにしては、自分の好きな斉木楠雄は一部の欧米人には大ウケだったな…まじで境目が分からん。)


そいや、中華製OPが途中からコロッと日本語歌詞になっていたのには笑った。無駄な労力だったね。
別に歌がメインじゃないから、そこは力入れなくても良いんだがw


まあ、全体的に耽美系BLの雰囲気を出そうとして中華なりに頑張っていたのは感じられたよ。そこは評価する。
(ふとしたシーンが妖しく儚げで美しい…まさに耽美)
最近の日本だと耽美系は少々廃れている感じがあったから余計に好ポイント。
耽美系はOVAはまだしもまずTVアニメ化されないしね。
(その日和具合がガチBLアニメが成功しない理由だと思う。セレクトする原作がまず面白くないから、本当にアニメ化するほど売れてるのか?ってまじで思うし、そういうのに限って何故か巻数が多いし。ロマンチカが売れたのはごり押しアニメ化で先駆者だったからと思っている…←独断と偏見)

まあ、そんな中で当作品においては、BL界の一筋の風のように気持ち良く吹きそよいでいきました。(大抵は風になれない・・・つまり空気ってことさ!)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ハオライナーズ枠作品…って、既に枠化されていたんですね。

この作品の原作は未読…最近各クールに1~2作放送される発信源が中国の作品の一つです。
日本と中国とでは文化、歴史、民俗的違いがあり、時にその違いを作品の中で如実に感じる事がありますが、アニメを日本で定着させる上でしっかりステップが踏まれていたと思います。

最初は日本の制作陣が中国の作品を取り上げてアニメ化…
次に日本と中国の制作陣が協働で中国発の作品をアニメ化…
そしてこの作品もそうですが、スタッフはほぼ中国の方々で占められている…
アニメの歴史に大きな差がある事を踏まえ、段階的に中国独自の作品を独自の方法で浸透させています。
なので、視聴する側も違和感なく入り込めるような配慮がなされていたように感じました。
だって、タイトルにも記載しましたがTOKYO MXでは「ハオライナーズ枠」が設定されているそうなので。

そして肝心の作品の内容ですが、やはり民族的違いを感じずにはいられません。
主人公は特別…所謂英雄で、選ばれた存在…そして強い…
最初は普通の一般人…けれど、ひょんな事から自分の背負う運命や力に目覚め、物凄い力を発揮していく…
そしてひょんな事とは…例えば運命のパートナーに出会ったり、突如戦いに巻き込まれたり…
ひょんのバリエーションは様々ですが、この様なヒーロー的な作品が好まれるのはこういう運命に憧れを抱くから…若しくは面白さが分かりやすいから…

きっと日本の人口の数倍を抱える中国なので、物語のジャンルも色々存在しているのだと思います。
だから原作の人気もさることながら、中国作品の特徴を日本で打ち立てる…という視点で見てみると、分かりやすさが大切なんだと思います。

この作品の主人公の楊敬華 (ヨウ ケイカ)は、運命の人である端木煕(タンモク キ)と出会い彼を守護する立場となるのですが、端木煕が特別な存在なので、楊敬華の事を良く思わない人が色々と企てを図り…絶体絶命のピンチを経て、楊敬華は自分自身が秘める本当の力に目覚めていく…物語はざっとこんな感じです。
これまでいくつか「ハオライナーズ枠」の作品を見てきましたが、構成はよく似ていると思います。

ただ一つ難を上げると、アニメ化される範囲が圧倒的に狭い…という事でしょうか。
2017年冬アニメで霊剣山の2期が放送されましたが、この様に中国発の作品で継続して放送される作品は決して多くありません。
続編が放送された霊剣山ですら物語としてはまだ序盤…
物語の核心に迫る前でアニメが終わってしまうので評価が難しいんです。

それでは、この作品がつまらなかったか…というと好みはあると思いますが、決してつまらないとは思いませんでしたが、物語の核心は遥か彼方なんだろうな…と思いながら視聴していました。

物語の続きが気になるなら、その続きは原作で…
という思惑もあるかもしれませんが、私はそこまで手が届きそうにありません。
だって、日本の大好きな作品ですら原作に手がついていないのですから…

これから中国発の作品がどの様な道を進んでいくのか…
これには興味があるので、これからも「ハオライナーズ枠」の作品は視聴したいと思います。
今後、あっと驚くような作品が放送されるのを期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

Miyu_miyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

続きが気になる!二期でてほしいなぁ~

まず、最初にこれは私、一個人の感想であることと、私は基本なんでもありなので、評価はわりと甘めにしています。それをご理解いただけたうえで読んでいただけると光栄です。

とうとう最終回!! 観終わりました(^^)他の皆様のコメントを拝見するとクソアニメみたいな評価ですが・・・
そうですね、私は物語としては面白いと思いました。そもそも主人公が幽霊って言う設定はここ最近のアニメでは久しぶりだったので、新鮮に思えました。
原作が中国の作品って言うのも、興味がわきましたね。たいてい外国の作品だと日本の作品には及ばない印象がありますが、取りあえず見てみようと言うノリで観始めましたが、まあまあだと思います。(もっとひどい物もあるからなぁ~www)
二人が出会ったのは偶然だったのか、運命のいたずらか・・・二人の前世(祖先)が関わっている設定も恋愛方面でも観ていてドキドキしました。過去にどんな事があったのか、その出来事が今の主人公たちの関係にどう影響しているのかが、毎週だんだん解っていくところを楽しんで観させてもらいました。
作画はまあまあかな・・・。もっとひどい物も知っているので、それと比べたらわりと丁寧な作品だと私は思います。たまに「このシーンは本当に必要なのかな??」と思うところはありましたが、全体的にはいいアニメだと思います。
BL好きな方には「物足りない!もっとドキドキするシーンが欲しい!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。けいこうで言えばSuper Loversが近いと思います。
私はこのアニメをどっちかと言うと恋愛物としてではなく、二人の信頼関係(友情/家族愛の一種?)をベースにしたアニメとして観ていただきたいなと思います。恋愛要素はあるにはあるのですが、あいまいな所なのではっきりした関係ではないですね・・・
ですがもちろん、幽霊物や妖怪系がお好きな方には見てもらいたいですね。
話は面白いので。
ただ、最後のシーンがすっきりしない分、二期をやってちゃんと物語を完結して欲しいですね。思わせぶりな場面で終わるのは正直あまり好きではないので。(笑)
それでも、観て損はしないと思います。(結局人それぞれですが・・・)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

63.3 12 妖怪で笑いなアニメランキング12位
映画『妖怪ウォッチ』誕生の秘密だニャン!(アニメ映画)

2014年12月20日
★★★★☆ 3.8 (22)
97人が棚に入れました
突然消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、向かった先は―なんと! 過去の世界!!ある日、寝ていたケータの腕から光を放ち突然消えた妖怪ウォッチ―。さくらニュータウンに現れた超巨大猫妖怪デカニャンから「このままでは…世界はヤツらのものにニャってしまうでふ。オラッチのともだちを助けてくれ…。」と頼まれたケータは、手がかりを探しにおばあちゃんの家があるケマモト村に向かう。妖怪ウォッチが消えた謎、そのカギを握る妖怪フユニャンとの運命的な出会い―。そして、妖怪ウォッチを取り戻すため、ケータとウィスパー、ジバニャンとフユニャンは、なんと60年前の過去の世界にタイムスリップ!そこで彼らを待ち受ける強大な敵とは!? 果たして、妖怪ウォッチの行方は!?運命の出会い―、そして、今はじめて明かされる、「妖怪ウォッチ」誕生の物語

声優・キャラクター
戸松遥、関智一、小桜エツコ、朴璐美、梶裕貴、志村けん、片岡愛之助、島崎遥香
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ともだちのために

観終えたあと感動というよりも、遊園地に行ったあとの様な感覚です。
とても楽しかったです。

初めてみる人にも分かりやすいようになっていました。

ギャグがすごくベタで、ここできて欲しいってところでポンッと入ってくる。
絶対くるな~くるな、やっぱりきた!みたいな。

随所にそれが散りばめられていて、
山あり谷ありはもちろんあるけれど
落ちるところが落ち過ぎずに、ずっと楽しめました。

完全なネタバレです。
これから観る予定の方は、決して開かないでね。
{netabare}
マスターニャーダ
ホース(フォース)

例の有名な映画のパロディネタで、
私は、ケータが格好よくライフセーバーみたいなものを振り回すかと。
何かの剣、あるいは笑いをとって孫の手だとか、そんなのを予想していたけれど、
その私の予想を超えました。

ただのビニールホースだった…!っていう 笑
蛇口につければ、くたっとしているおかげて方向も変えられるし
親指でグッ!と抑えれば遠くに勢いよく水が飛ぶ。
これは凄い武器でしたね。
伝説です。


ケイゾウの一歩
自分をとどめてしまった楔、そのために強がっていたケイゾウ。
その場所から動き出せなかった、けれど踏み出したのです。
この一歩、どんなにか勇気がいったことでしょう。


最後のバトル、
フユニャンがダークニャンへ。
そこで、ジバニャンも変身するのですが、前振りがとても良いですね。
絶対何かあるあるある、やっぱりきた!っていう。
必殺技、すごく面白かったです。
{/netabare}

バトルシーンは迫力とスピード感がありハラハラドキドキする。
そんなワクワクが堪らなく楽しかったです。
凝った心理戦などの応援は難しいですけれど、
この映画は素直で率直なバトルでした。

{netabare}

悲しい過去があって悪になってしまった。
けれど救済はされませんでした。
悪いことをし続けていたら、どんな同情する過去があったとしても救われないのです。

倒さなければ、大切なものたちがいるこの世界がなくなってしまう。
   世界はトモダチ!ゼンブ守るぜ!
その為にケータとケイゾウは立ち向かったのだと思います。
{/netabare}


最後にケータたち皆が笑顔になったことが心に響きました。
笑顔にはパワーがある、ってよく言うけれど本当ですね。
その笑顔がみれて本当に嬉しかった!みて良かったなぁって思いました。


そして映画をみている子どもたちの楽しげな姿が、
楽しそうでこっちも楽しくなりました。
いつだって人の心を強く動かせることができるのは、子どもたちだと思うのです。

少し古いギャグや、田舎の風景、ノスタルジーを感じる街の雰囲気、
一緒に来ている大人も笑えたり、共感できていたのだと思います。
会場にいるみんなが楽しんでいました。

子どもが、悩んだり悲しい気持ちにならない映画です。
そこって実はとても良いところだと思うのです。

自然に助けたいと思い、勝手に体が動く
それが、ともだち なのかな。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

毒素薄め、バトル多めで大人が求める『妖怪ウォッチ』とは何か?改めて考えさせられました でもね、目から汗が・・・;これも妖怪のせいなのね

2014年のアニメ業界を本当の意味で席巻した『妖怪ウォッチ』初の映画作品です


テレビシリーズでお馴染みのウシロシンジと演出家暦18年目にして初監督の高橋滋春の共同監督
アイカツも手掛ける加藤陽一が脚本


メディアミックスが大前提であるシリーズなのにアニメ版はゲーム版を無視しまくっていたのですが、今作ではゲーム版『妖怪ウォッチ2』及びそのバリエーションである『真打』をベースにしたストーリーを展開しています
歴史をすり替えて妖怪ウォッチそのものを消滅させてしまった妖怪以上におぞましい存在である、“怪魔”の出現を受けて60年前に妖怪ウォッチを発明した祖父のケイゾウを、時空を超えて助けんとするケータくん、ジバニャン、ウィスパー、そしてゲストキャラクターのフユニャンの活躍を描く大作


結果的に妖怪ウォッチ零式を手に入れるまでの冒険活劇となっているのですが、オイラが思うに『妖怪ウォッチ』という作品の面白さってのは【戦わないこと】にあると思うんですよね
『ポケモン』ならとにかく最後はバトルで解決するところを、『妖怪ウォッチ』では戦うと見せかけてやっぱり戦わない
そこが面白いんでは?と感じていたのに今作ではよくもまぁ戦います
(まぁ、いつも通りジバニャンはほとんどなんもしないんだけどw)


映画版らしいスケール感、スペクタクル感、作画もフルアニメ多用、OPやEDも含め本編バンクを極力使わない贅沢さ、OLMお得意のCGもすげぇ
クライマックスに大集結する新旧妖怪VS怪魔の軍勢の最終決戦もモチロンみどころ
いやでもこれってアニメ『妖怪ウォッチ』なのか?
劇場に来ていたお子さん、親御さんもめっちゃ笑って観てたので許容範囲なんでしょう、オイラの目が腐ってるんですきっとorz


ドラえもん、スターウォーズ、半沢直樹などのパロディは良かったですw
そう、オイラが求めているのはこーゆー【毒素】なんですよ


うん、でもお話の後半はかなりgoodなんですね
なにより今作の真の主人公であるケイゾウが妖怪ウォッチを作ること、友達を作ることを躊躇う理由が切ない
ケイゾウがトラウマを乗り越えんとするシークエンスでの朴路美、戸松遥の新旧少年役声優による絶叫演技、大変素晴らしいです、思わず泣くオイラ


ただゲスト声優の一人でAKB48のぱるるは“正直いらんかったです”
熊本弁を話すキャラなんだからそこは釘宮理恵を呼んでくるとこちゃうんかいw


エンドロールで歴代主題歌を全部メドレーにした「ゲラゲラポー走曲」と劇場の椅子に座ったままお子さんが踊れるように上半身アップの新規作画で描き起こされたダンスも楽しい一幕


無難・・・というか普通に良い映画に仕上がったと思います
転売厨の大量発生はとても嘆かわしいことですが現にヒットしているのですから成功と呼べるんじゃないでしょうか

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

62.1 13 妖怪で笑いなアニメランキング13位
鴉-KARAS-(OVA)

2005年5月28日
★★★★☆ 3.6 (117)
498人が棚に入れました
夜を忘れた街・新宿。隣り合う妖怪の存在を忘れ、浮かれ暮らす人間たち。古来より、からみ合うこのふたつの世界の秩序は“ゆりね”と“鴉”によって守られてきたが、ここにきてそのバランスは大きく乱れつつあった。\n一切の「個」を捨て、街の下僕となることをさだめられているはずの“鴉”が、自らを廻向と名乗り、人間への復讐を開始したのだ。街で連続する奇妙な殺人事件。それらはすべて、廻向によって新たな体を与えられた御座衆と呼ばれる機械化妖怪のしわざによるものだった。\nそんな中、新宿駅にふたりの男が降り立つ。ひとりは猟奇殺人解決のために本庁から派遣されたエリート警部・呉。そしてもうひとりは、廻向を倒すため舞い戻った流浪の妖怪・鵺。\n人間社会の常識にとらわれるあまり事件解決の糸口さえ見つけることができない呉とは対照的に、鵺は御座衆のひとりである河童を追いつめる。鵺の狙うライフルのスコープが河童をとらえた時、もうひとりのゆりねと鴉が現れる。彼らこそ、新宿の大いなる意思が生み出した、新たなる街の守人であった。

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これをタツノコプロが作るのか

タツノコプロ40周年オリジナルアニメ

人間と妖怪が隣合わせで暮らす世界、舞台は新宿ここからバランスを崩す輩が現れる
一つの街にゆりねと鴉が一組になって街を見守り続けてきた
長く新宿を担っていた鴉が街の腐敗に耐えきれず自ら変化を求め行動を起こす
そんな中、新たなゆりねと鴉が現れこれと対峙する

見せ場はやはり戦闘シーン
CGもふんだいに使い迫力満点、鴉に変身すると全身メタル系でどことなく実写のヒーロー系
武器は鴉によって違うようだが主役の鴉は日本刀を使う
驚きは飛ぶと戦闘機に更なる変身、オジさんビックリだよ〜

子供にもウケるだろうけど外国人にもウケるね
これがクールジャパンかぁ~

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人か鴉か

タツノコプロ40周年作品。
全6話で構成されていて、舞台は魔都市東京。
サンシャインやヒルズなども出て来るので
親近感が湧くかも?
メカニック妖怪バトルと
それに絡む人間模様という感じかな。
メカニック妖怪の1人が鴉なんですが
牙狼を彷彿させるキャラデザ。

妖怪は使い古された感があるけれど
メカニック化されている事で斬新に見える。
純妖怪も出て来るし、五行結界をはる事で
6話と短いながらも納得できるシナリオになっていて
バトルも良く動く。

さとうけいいち氏が原案と監督をやっているので
作画は抜群だし、音楽も良い。
バハとかタイバニで有名ですね。
とても良く出来てると思うのですが
知名度が足りない気がするのは何故…

ゆりねのキャラデザをもう少し神々しくして欲しかった。
町並みはもう少し胡散臭い多国籍な感じにして欲しかった。
目の付け所は良いと思ったので
アンバランスな町並みを見て見たかったかな。

最初は意味不明というか、入りにくいというか
敷居が高く感じるかもしれないけれど
3話でおおまかな流れがわかり
4話で話が動いて
5話の猫さんの囲みで鳥肌が立ち
6話で綺麗にまとまっています。

白猫さんと巳さんは絶対に殺してはならないと言われていた所以がわかります。
個人的にはかたつむりの子が好きでした。
もっと話が多ければ純妖怪も沢山見れたのかしら。
どこぞの50周年記念とは大違いでとても良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

タム_01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

カッコイイの一言に尽きる

とにかくカッコイイというのがまずはじめに来る感想です。
バトルアクションシーンは圧巻の一言。
☆5.5くらいつけたいくらい、素晴らしい出来です。

作中の音楽も非常によいですし、
鴉の刀の構えがとてもカッコよく描かれてますね。

主役に俳優さんを充てがわれてますが、
できれば声優さんを使って欲しかったですね。
悪役の櫻井孝宏さんの演技はハマッてると感じました。

シナリオに関して、
個人的には全6話という短さの割によく出来ていると思います。

中盤で世界観やストーリーの全容が見えてくるといった感じで
序盤だと分からないことが多いかな。

ただ、それを吹き飛ばしてくれるくらいアクションシーンに引き込まれますし、
とにかくアクションシーンがあまりにも素晴らしい作品です。


{netabare}
いきなり1話目冒頭からフルスロットルで繰り出されるバトルアクションシーン。
そこに合わせてメインスタッフ紹介がされるシーン。
こんなにカッコイイスタッフ紹介は初めてです。

5話ラストでの鴉の復活シーンの演出も良かったです。
とても心が躍らされました。ワクワクしましたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

67.9 14 妖怪で笑いなアニメランキング14位
継つぐもも(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (121)
489人が棚に入れました
平凡な少年・加賀見かずやの前に、付喪神の美少女・桐葉が現れてから、これまでの生活は一変した。怪異を呼び寄せる「忌み子」であったかずやは、土地の神・くくりから怪異を倒す「すそはらい」の命を受け、桐葉と共に奮闘していた。かずやたちは、学校の活動として、怪異の情報を集める「お悩み相談室」を立ち上げることに。しかし、平和なお悩みが寄せられる裏側で、くくりを狙う大きな計画が動き始めていた…。ドSな美少女付喪神の桐葉だけでなく、図らずも巻き起こるハプニングと共に、かずやへ想いを寄せる女子たちも参戦!学園で伝奇で美少女山盛りな欲張りコメディ、第二幕の始まり!

声優・キャラクター
三瓶由布子、大空直美、久保ユリカ、松井恵理子、芝崎典子、大地葉、大久保瑠美、M・A・O、坂田将吾、杉山里穂、内田愛美、菊池幸利、大野柚布子、湯浅かえで、徳井青空

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

公式HPのトップページのイラストが、こんなにも意味深だったなんて…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
物語の内容に繋がりがあるので、第1期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。


平凡な少年・加賀見かずやの前に、付喪神の美少女・桐葉が現れてから、これまでの生活は一変した。
怪異を呼び寄せる「忌み子」であったかずやは、
土地の神・くくりから怪異を倒す「すそはらい」の命を受け、
桐葉と共に本当していた。

かずやたちは、学校の活動として、
怪異の情報を集める「お悩み相談室」を立ち上げることに。
しかし、平和なお悩みが寄せられる裏側で、
くくりを狙う大きな計画が動き始めていた…。

ドSな美少女付喪神の桐葉だけでなく、
図らずも巻き起こるハプニングと共に、
かずやへ想いを寄せる女子たちも参戦!

学園で伝奇で美少女山盛りな欲張りコメディ、第二幕の始まり!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期よりシリアスな場面が増えたように思いますが、寧ろ面白さに拍車が掛かったようで個人的には良い方向に転がったと思っています。

先のレビューにも書きましたが、私は視聴時間を捻出するために通勤電車の中でもアニメを視聴しています。
第1期はちょいちょいお色気モードが入ってくるので、電車での視聴は敬遠していましたが、第2期は車内がガラガラになる帰りの電車で視聴ができるレベルでしたので。
そしてこの作品の最終回もやはり電車の中で見ないで正解でした。

序盤から中盤までは新キャラが投入されるも、基本的には第1期の延長線上で
すそはらいを中心に物語が展開されます。
ですが中盤以降、物語は異様な展開を見せ始めるのです。

公式HPのINTRODUCTIONにも記載されていた「くくりを狙う大きな計画」が正にそれです。

ですが、一概に誰が悪いとも言えないのがこの物語…
物語の中で「迷い家」という場所が出てきます。
ここは、人間から不遇の扱いを受けた付喪神が寄り添う場所なんです。
付喪神は持ち主である人間から霊力の供給が切れてしまうと人の姿を保つことはできません。
ですが、迷い家の中でなら持ち主が居なくても人の姿のままでいられるんです。
勿論、そんなに都合の良い場所がある訳では無く、迷い家を運営するが故の代償も当然必要になります。
だから迷い家を守るため、そこに集う付喪神たちは悪事を重ねてきたのでした。

きっと決死の覚悟だったに違いありません。
大切に使われ長い年月を経てようやく付喪神になれたのに、所有者を見限らなければならないなんて…
だって、ややもするともう二度と人の姿になれないかもしれない…
もっと酷い所有者の手に渡ってしまうかもしれない…
それならもう少しここで耐えて…
という自問自答を繰り返した結果の言動だったのではないでしょうか。
少なくてもかずやの周りでそんな話は微塵も聞いたことがありません。
だから、諸悪の根源は物を大切に扱わない人間自身なのかもしれません。

だからといって、悪事が正当化されることはありません。
今振り返って思うのは、この物語りが迷い家の件で終わってくれたら良かったのにと心底思います。
突然入ってきた横やり…
その横やりが何もかも全部持っていっちゃったんですから…
いいえ、その横やりは自分の欲求を満たすためだけにやってきて、結果的に好き放題のことをやらかして、残されたのは最悪の顛末だけ…

どうして、ばっさり壊しちゃうんだろう…
どうして顔色変えずにそんなことが出来るんだろう…

残された時間はたった3年…
一度固めた決意を2度と揺るがすことなく本懐に向け邁進して欲しいと思います。
これまで沢山貰ってきた恩に…目一杯の優しさに報いるためにも…

オープニングテーマは、A応Pさんの「風吹けば月夜の果てに」
エンディングテーマは、東城陽奏さんの「春、奏で」

1クール全12話の物語でした。
まさかここでアニメ化打ち切り、なんて事ありませんよね。
アニメ2クール分で原作のストックをどの位使ったんでしょう。
アニメ第1期で原作7巻までが使われ、第2期ではそれ以降どこまで使ったかが分からないんですよね。
現時点で原作既刊25巻で、第1期から第2期までの放送期間が3年…
せめて放送時期は未定でも、「続編制作決定!」のテロップくらいは拝ませて欲しいかな^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

すもももつぐももももものうち

中学生の加賀見一也と付喪神である桐葉。
お悩み相談室という部活を作って、呪詛祓いを行うのであった。

序盤までは、今まで通りのシナリオ。
中盤から『迷い家』登場。
そして、最終話に大きな動きが。

だんだん物語がマンネリ化したところに新キャラが。
『迷い家』の登場はアクセントが効いて良かったです。
持ち主を失った付喪神たち。
居場所を探していました。
迷い家を提供したミウラヒ。
土地神の結晶によって、迷い家は安全でした。
ミウラヒの力が弱まり、代わりの土地神の結晶(命)を狙う事となります。
そして最終話で決戦か?というところで……

最終話は賛否がありそうですね。
修行の時間を与えられて助かった、
中途半端なところで終わらせるな、
などなど意見があると思います。
私は、ド〇ゴンボールと同じ展開か!と感じました。
おそらく、原作ではそのボスキャラと決着が付いていないのでしょう。
3期、またはOVAでの続編を期待します。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エロさ抑え目で結構。だがそれがアイデンティティだったと気が付く。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:前期見たけど、これエロ要素いらなくね?せっかくの作画と設定を薄めてしまっている。
期待度:★★★

思ったほどエロくなくてよかったけど、じゃあ何が残るのかっていうとバトルなんだが、それがあまり熱くなれない。
なんか残念。
続っぽいけど、3年修行してそまま終わりでも俺は問題ない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

56.3 15 妖怪で笑いなアニメランキング15位
妖怪学校の先生はじめました!(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (12)
67人が棚に入れました
ビビりで泣き虫な新米教師・安倍晴明(あべはるあき)。 憧れの教師になり、喜んでいたのもつかの間! 赴任先の百鬼学園は、なんと妖怪たちの妖怪たちによる妖怪たちだけの学校だった!気弱でヘタレ、しかも人間である晴明を、学園長が雇った理由とは一体……!? クセ強人間教師・晴明と、個性が大渋滞の妖怪生徒&先生たちの、奇妙でにぎやかな日常を描く、愉快☆痛快☆妖怪☆学園コメディ!授業開始!
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