契約で姉妹なTVアニメ動画ランキング 10

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の契約で姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月30日の時点で一番の契約で姉妹なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.6 1 契約で姉妹なアニメランキング1位
まおゆう魔王勇者(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2545)
14804人が棚に入れました
人間と魔族の戦争が始まって15年。
人間側は魔族の重要拠点を一つ占領したが、その隙に領土の一部を奪われており、魔物による被害と混乱が人々を苦しめていた。
そんな中で、勇者が三人の仲間とともに魔族討伐に立ち上がった。 快進撃とともに人々の希望となった勇者一行だが、魔界進攻は思ったように進まず、勇者は仲間と離れ、たった一人で魔王の城に乗り込む。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、戸松遥、東山奈央、沢城みゆき、神谷浩史、福圓美里、平川大輔、銀河万丈、鈴木達央、寺島拓篤、伊藤静、藤井麻理子、松井恵理子、三宅健太、立花慎之介、梶裕貴、チョー、町田政則、東地宏樹、森川智之、大塚芳忠
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

物語が斬新でとても面白かった

原作未読。キャッチさんからの紹介で一気見視聴。

面白い作品とつまらない作品の違いは、1話当たりの20数分間を、長く感じるか、短く感じるかだと思う。
私にとってこの作品は、とても短く感じられた。
『あれ?もうエンディングなんだ・・・』
この繰り返しで、あっという間に一気見してしまった。
もちろん『あっという間』とは体感時間の話で、現実には真夜中にレビューを書く羽目になったのだが・・・。

この作品の一番の魅力は、丁寧に作り込まれた物語にあると思う。
{netabare}魔王が善人で、人間側の権力者や教会が悪者という図式は、「はたらく魔王さま」にも通じる。
魔王と勇者が共闘するストーリーもそうだ。

斬新なのは、経済学を中心に、平和を模索していくストーリー。
戦争の一番の犠牲者である地方に経済的な恩恵をもたらし、戦争で大儲けを企む中央からの自立を手助けすることで、真の平和、争いのない世の中を目指していくというストーリーは秀逸だった。
あと、魔王と勇者が出てくるのに、バトル的な要素が少ない所は特筆すべきだと思う。
このお陰で、『魔王が人々と魔物の平和と共存を求める』というストーリーが際立つからだ。{/netabare}

登場人物のキャラも良かったし、声優さんも良かった。

まだまだ火種が残ってそうな雰囲気だったので、ぜひ第2期を期待したいです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 52

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔王と勇者といえば……

登場人物に魔王と勇者といえば、両者が戦う構図になるのが普通。しかし、この作品はそうはならない。始まりから良い意味で予想外の展開でした。
また作中にて戦わないために戦う様子が描かれているのが、とても面白かったです。
アニメだけでは完結しませんが、原作は完結しているみたいなので、続編がでることを切に望みます。

【本作を観て感じた事】
私達は、問題が起ると直接解決しようとするのが一般的な考えです。しかし、本当に問題を解決しようとするには、多方面からいろんな状況を把握して取り組まなければいけないことを改めて考えさせられました。遠回りするのも必要なことなのでしょうね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大賢者(魔王)さまによるヨーロッパ史

Barで知り合った僕よりずっと年上の男性に奨められて、あとから視たんですが、確かに推薦されるだけのことはありました。一気にみちゃいましたね、12話。原作漫画の方も全巻読破しました。

ドラゴンクエスト的世界で、遂に魔王のもとにたどり着いた勇者。ところが待ち受けてたのは美人な魔王ただ一人で、一緒に戦争や腐敗、支配と破壊の「向こう側」の世界を創ろうと誘われ…。

まあ魔王が別に女である必要はなかったかもしれませんが、しかしストーリーは物凄くしっかりしています。これって、実は中世ヨーロッパの近代化を描いた歴史の教科書のよう。

魔王と勇者という身分を隠して辺境の地に居を構えた二人は、大学の設立、農業改革(三期作や馬鈴薯の導入による生産性の向上)、農奴制の廃止、プロテスタントの立ち上げと巨大化し腐敗したバチカンからの独立、活版印刷の導入による知の共有化等を次々と進め、不毛の辺境国をいつしか中央を凌駕する強国へと育てます。そこにフィレンツェの商業同盟が入り、偏見と争いの世界から、合理性と取引の世界へと変えて行く。目指すは戦争のない、みんなが豊かな世界。

「魔王」が実際には大賢者であり、それまで邪悪な存在だと思われた魔族も、実は人間と何ら変わらなかったり。そういう偏見と誤解の世界を智の光をもって啓蒙していく、それは21世紀の我々にとっても、未だ「過去のはなし」ではないかも知れません。

聖人「魔王」によって解放された元農奴のメイドがバチカンに捕らえられた際に、民衆の前で堂々と宣言する「殺しなさい、それでも私は虫けらではない、人間だ」という人間宣言には涙が出ました。

間違いなく良作だと断言できます。中学や高校の世界史の教材にお勧めしたいくらい。

頼む、続編を!!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16

71.9 2 契約で姉妹なアニメランキング2位
異世界はスマートフォンとともに。(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (981)
4071人が棚に入れました
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第2の人生をスタートさせる。
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、
異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
様々な人達と出会い、大切な仲間を得ていく中で、
いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、
彼はのほほんと世界を巡っていく−

声優・キャラクター
福原かつみ、内田真礼、福緒唯、赤﨑千夏、高野麻里佳、山下七海、上坂すみれ、甲斐田ゆき

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

3周ぐらいまわってスリップ最強

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:厨二妄想全開具現化アニメ。志向の違うキリッとさん。多分異世界ハーレム
期待度:★★★★


最初はもうつまらなかったんだけど、1周回ってちょっと面白くなってきた。
結局3周ぐらいまわって普通に面白くなった。

スリップ使って勝った敵が空飛んでるのには衝撃受けた。


スリップの万能ぶりには舌をまくわ。

もうスリップしか印象ない。



話がスリップしなくて良かった。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 20
ネタバレ

miki0908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

一番低いハードルで見始めた。

現在Dアニメで一話のみ視聴。
一番低いハードルですので、評価は当てにしないでください。

俺これ好きかも。

富野由悠季が外国人記者クラブで、
アニメは誇れる文化ではない。親に隠れてコソコソ見るものだ。
と言ってました。(宮崎駿もほぼ同意見のことを言ってる)

たとえどんなにカッコいいと感じる深夜アニメでも
深夜アニメの素養が無い人から見れば十分気持ち悪いのです。

このアニメはそれを一切隠しません。
堂々と気持ち悪いのです。そこが良いです。

最終回まで一気見。
評判通りの薄い内容で楽しめました。
海外のSF小説や映画、ゲームなど広く浅く見てきた自分には一周回って
面白かった。わかりやすいですし。

以下はただのアニメ批判です。
見なくていいです。
{netabare} ~
最近もSAOを勧められて、一応見たのですが、早々にギブアップ。
主人公の苦悩を見て、だから何?と思いましたが、
大きな声では言えませんでした。

CLANNADを勧められて、絶対泣ける、いいアニメ、
と言われて無理やり最後まで見て、やっぱり、だから何?
と思ってしまいます。
正直、作品内の主人公の苦悩は共感できません。
だってフィクションですから。
逆に感情移入してまで苦悩したくありません。

楽に温泉入るような気持ちでアニメを見たいのです。
もし苦悩しても、ポケ戦のように英雄的な死を選ぶ場合です。
バーニィはフランチェスカでのんびり暮らしたかったはずです。
しかし、臆病な自分にとって立ち向かうべき敵と戦い、
アルを助けるチャンスを目の前にして、
「上等だ、俺の命に代えてやってやる」と決意する。
そこに私は涙します。

この異世界スマホがチートなら、北斗の拳のケンシロウや
化物語の暦の吸血鬼能力も否定することになります。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スマホ・・・だんだん関係なくなってってる

テンポはいいのでお気軽気分で見る分にはいいかもしれない。
最初から最強の素質持ってる。
出てくる軽いんヒロインは可愛い。
だが主人公に魅力がないようなw

感想というか(つぶやき)
{netabare}

スマホからもといた現代世界の知識を使って色々発明していく過程は、おっ!これ面白いかもと思った。だが最初の方だけ。物足りなさ感じました。無属性魔法中心になってスマホはもういらなくなっちゃってませんかwとツッコミたいw

{/netabare}
ツッコミどころ満載ですが、最後まで見ちゃった私は普通に楽しめたんだと思う((´∀`*))ヶラヶラ

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15

62.6 3 契約で姉妹なアニメランキング3位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (556)
3282人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バトルユリアニメ…。

終始バトルユリアニメになってます(´・ω・`)
1期に続きアリア中心の話かと思ったら、1期の主要キャラは全部脇役程度の登場で金二に至っては数回しかセリフありません。
ガンダムSEEDからDESTINYを見た時の何とも言えない感覚を思い出したw
とにかく、ユリ感が強かったのとラストでアッカリーンが急にS級クラスにはね上がるww
アカリンの正体が気になりすぎて最後までハイペースで見れました(о´∀`о)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

殺陣(たて)の格好良さが見どころの百合コメ&バトル

ラブの代わりに百合っぽい緩い展開が続くコメディを、「ラブコメ」をモジって「百合コメ」という・・・のかどうか定かではないけど、本作を観ていて何となくそう呼びたくなってしまいました。

現在も新作の刊行が続いている人気ラノベ&マンガ『緋弾のアリア』のスピンオフ作品『緋弾のアリアAA』(こっちもラノベ&マンガ)の序盤をアニメ化した作品、ということで、2011年に放送された『緋弾のアリア』の方を先に視聴しておくに越したことはないのですが、そこはコメディ主体の作品なので、本作をいきなり視聴しても大きな問題はないと思います。

というより、本家の『緋弾のアリア』の方が、2011年放送にも拘わらず何故か作品のセンスが2000年代後半風で、2010年代の洗練された作画・演出に慣れた目にはどうしても少し古い感じがしてしまうことを考えると、いきなり本作から視聴を始める方がむしろ正解かも知れません。
因みに私の場合は、『緋弾のアリア』(※個人評価 ★ 4.1)よりも本作(※個人評価 ★ 4.2)の方がより楽しめました。


◆本作をお勧めする人

(1) 『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどかが好きな人→本作のヒロイン(間宮あかり)が容姿&性格とも割とまどかに似ている
(2) 殺陣(たて)の格好良さに作品の見所を見出せる人→取り敢えず第1話の最初と最後のシーンを見て決めて下さい。
(3) 百合っぽいコメディが好きな人

*たて【殺陣】芝居や映画で、チャンバラ(や格闘)の演技。たちまわり。また、その場面。


◆制作情報
{netabare}
原作               赤松中学
監督               川畑喬
シリーズ構成          志茂文彦
脚本               志茂文彦 十川誠志
キャラクターデザイン(原案) こぶいち
キャラクターデザイン     大島美和
音楽               伊賀拓郎
アニメーション制作       動画工房{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================== 緋弾のアリアAA (2015年10-12月) =============
{netabare}
1弾 もう一人のA ★ アミカ(戦姉妹)契約申込、テスト
2弾 危険な関係 ★★ 佐々木志乃の妨害 ※巌流ツバメ返し!ってそういう作品なのね笑
3弾 戦妹(アミカ)志願 ★ 火野ライカvs.島麒麟、峰理子の思惑
4弾 カルテット・前編 ☆ 校内模擬戦(間宮班vs.高千穂班)
5弾 カルテット・後編 ★ 続き ※ラスト微妙だが、先が気になる展開
6弾 小悪魔たちの依頼 ☆ あかりDランク昇格
7弾 あかり争奪戦 ☆ 
8弾 プール・トラップ ☆ 水着回
9弾 家庭訪問 ★ ※ここからシリアス展開か?
10弾 ファーストミッション ★ 
11弾 決戦 ★ ※本作最大の見せ場だが、ラストのロボットは安直×
12弾 二人のA ★ ※前半はいまいち、後半に見せ場あり{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)7、☆(並回)4、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.2

OP 「Bull's Eye」
ED 「パルス」

投稿 : 2024/12/28
♥ : 26

79.3 4 契約で姉妹なアニメランキング4位
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (529)
2075人が棚に入れました
現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された中世のような異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために奮闘する。

声優・キャラクター
井口裕香、速水奨、中島愛、折笠富美子、小山剛志、田村睦心、子安武人、日野聡、前野智昭、内田彩
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

観るたびに面白さが少しずつ増していく

<2019/10/4 初投稿>
第1章観ました。
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

原作未読。
なろう系の異世界転生もの。
と言っても俺つえーではない方のようです。

なろう系が苦手なことの多い私ですが、
一方でアニメや小説で読書に熱中する登場人物が出てくる作品は相性が良いのです。
(そうなる理由はいろいろあるのですが長くなるので割愛)

例えば「図書館戦争」「 ビブリア古書堂の事件手帖」「R.O.D」「ダンタリアンの書架」「GOSICK」とか

本作も主人公マインは本を愛しています。
活字中毒。
そんな彼女が転生した先は{netabare}中世ヨーロッパのような文明・文化の世界。まだ活版印刷が発明されておらず本はほとんど流通していないという活字中毒には酷な世界でした。{/netabare} そこで彼女は・・・というお話。

これから先、お話はどのように展開していくんでしょうか。
例えば「本ってなんだろう?」「文字ってなんだろう?」なんてことに想いを馳せてしまうような展開ならかなり面白くなりそうな気がします。

異世界の建てつけもなかなか面白い。
しっくりくると言った方がいいかな。

声優さんもマインは阿良々木暦くんの下の妹でお馴染み、井口裕香さん。
キーマンになりそうな神官はベテランイケボの速水奨さん。
他にもベテラン・中堅の腕の良い声優さんが揃ってるようで安定感抜群です。

ただキャラクターデザインはなんか古いというか名作劇場というかNHKというかそんな感じ。
しかも原作の画像検索したら小説の挿絵とはかなり違いますね。
まあでも慣れちゃいそうな気もしますけど。

良作になってほしいなーと期待。

でもタイトルに「下剋上」とか残念そうなワード入ってるしなー。

あんまりハードル高くしてがっかりするのも嫌なので暫くは薄目で見るようにしておきます。

1話を観た今期純新作は今のところこれと「けものみち」
なんか変な感じ 笑

<2019/10/10 追記>
第2章です。

この作品、やはりかなりの曲者ですね。
観るのに想像力が必要。

例えば本の記憶。
その世界では本がどんな位置づけなのかをマインが知らなかった、というくだりが第1話にあります。
自分の住んでいる世界の当たり前の事情のはずなのに、なぜマインは知らなかったのか。

その世界では本はめったに見かけるようなものではなく
文字も買い物の値札くらいでしか見かけない。
そんな世界で5歳児が本のこと知らなくて当たり前。

つまりこの異世界はそういう世界なんです。
私たちが生きる現代社会とは全く常識の異なる世界。
おそらく実際の中世ヨーロッパも日本の戦国時代以前もそんな感じだったのでしょう。

第2話でもそうした点は多々見受けられました。
また単なる情報だけではなく、いきなり異世界に放り込まれてしまったマインの気持ちも丁寧に描かれてます。

この物語の楽しみ方は、視聴者がマインになったつもりでその世界の中で置かれた状況をいろいろあれこれ想像しながら・・・というのが一番な気がします。

裏を返せば流し見してたら全くつまらない曲者アニメ(褒め言葉です)

<2019/10/19 追記>
第3章まで観ました

お話はずーっと同じリズムだけど不思議と飽きがこない。
絵も慣れてきました。

自分、結構はまってきてるのかも。

<2019/11/9 追記>
第六章まで観ました。

一歩ずつ踏みしめるように物語が進んでいくのは気持ちいいですね。
そういったところは往年の4クール長丁場のファミリー向けアニメをやはり彷彿とさせます。

一方で一番奥底のベースの部分にファンタジーを敷いているので観ていて不思議な気分になります。
毎回ちょっとずつ新しいトピックが入ってくるところも◯。

古くて新しい、珍しい作品なんだと思います。

さて「身喰い」なんてのが出てきました。
この先、お話はどのように転がっていくのでしょうか。

<2019/11/14 追記>
第七章です。

やっべぞ!
本格的に面白くなってきた。

良い具合にファンタジーもあるとか、びっくり!
契約のシーンはかなり好きです。

そして、マインの身体のことも。

入念に練られたストーリーに思えてきました。

とりあえず評点は中間評価ということで。

<2019/11/29 追記>
第九章まで。

途中から一気に面白くなったり、
急に減速したりする作品は多いですが、
毎話、少しずつ面白さが増していく作品というのは本当に珍しい。

お話自体は淡々と進んでいくのにね。

でもマインとルッツの関係とか
マインの罪悪感とか
ややもすると見過ごしてしまいそうなところを一つ一つちゃんと拾っていく。

これは凄いアニメなのかもしれない。

ということで評価UPです。

<2019/12/5 追記>
第十章まで。

相変わらずゆっくりと、お話は進んでいきます。
でも退屈は全くせず。
なぜか見入ってしまうのです。

マインとルッツは見ていてやはり微笑ましい。
ルッツは子供なのに真っ直ぐで素直で優しい、よくできた少年です。
そして男としての覚悟も。

14話で終了なのだそうですが、この先どうなるのか。
そしてやはり二期が欲しい。

<2019/12/12 追記>
第十一章

ちょっと泣いてもた。
やはり本作、只者じゃないですね。
物語の厚みが素晴らしい。

原作派の皆さんはアニメのキャラクターデザインに違和感あるようですが。
ここまで観て、アニメではこれぐらい軽い感じの方がちょうど良いように思えてきました。
原作未読なのでそう思えるのかもしれませんけど。

名作の類かもしれない。

<2019/12/27 追記>
最終14話まで観ました。

これは良い作品ですよ。
何が?って、とにかくちゃんとしてる。
少しずつ意外性を盛り込みながら、ちゃんと面白い方向に話を転がしている。

マインの怒りのシーンはスカッとした。
源蔵のジャーマンよりも。
つか、神殿長は源蔵にジャーマンで投げられろっ!
とか思った自分がいました 笑。

足腰のしっかりした物語ですね。
これは原作読みたくなりました。

マジ二期期待!!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 56

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうしてもどうしてもかなえたい願い

主人公マインには、どうしてもかなえたい願いがあります。
それは本を読むこと。そして本をつくること。

この物語は、その願いに向かって何度も何度も挑戦し、何度も何度も失敗しながらも、
一歩、一歩、さらに一歩と前進していく物語です。
とても感動します。

可愛い絵に騙されてはいけません。
この物語は人生の縮図のようなものです。
喜びや楽しさもあれば、苦しみや悲しさ、そして残酷な選択を選ばざるを得なくなるシビアさも持ち合わせています。
ですが、ハッピーエンドとなるはずですので、…(多分)(^_^;)安心してください。


本が大好きな本須麗乃(もとすうらの)は不慮の事故で亡くなります。
そして気づいたとき、彼女は異世界へ転生し、マインという少女となっていました。
そして彼女は、マインとして異世界で活躍します。

生まれ変わった世界では科学が発展しておらず、本が貴重なものとして庶民には普及していませんでした。

本が大好きなマインは、それならば自分で本を作ろうと、前向きに頑張ります。
マインのひたむきな本への情熱が感じられます。

もちろん最初は失敗の連続です。絶望を感じるほど失敗してしまいます。
しかし、マインの知識とたゆまぬ努力とが、マインの未来を少しずつ照らしてゆきます。

私は、マインを取り巻く人の輪がだんだん大きくなっていくのを見て、とても嬉しくなりました。


オープニングテーマ「真っ白」を歌っているのは、諸星すみれさん。
彼女はヴァイオレットエバーガーデンの第十話でアンの声優をされた方です。
それを知っただけで私は嬉しくなりました。(^_^)


ところで、
マインは難病をかかえています。
少し歩くだけで疲れてしまい、歩けなくなりますし、すぐに熱を出して寝込んでしまいます。
ですが、マインは人生を悲観することなく、前向きに生きています。
そこがまた、素晴らしい。


現代でも難病をかかえている人がたくさんおられます。
このアニメが、その人たちの励みになればと、私は願っています。

生きることは辛いこともあるけど、楽しいことも沢山ある。
この物語はそれを教えてくれます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 67

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

井口裕香劇場(笑)

原作未読。最終話まで視聴。
分割2クールの第1期という位置づけで良いのかな?
第2期の内容次第で、多少評価が変わるかも、です(笑)。

異世界転生モノとしては、少女が主人公であること、バトル物でないことなど、少々異色な物語。

本に異様な執着を見せる主人公の言動が評価の分かれ目かな?
転生前がそこそこ大人だったのに、本が絡むと自制が利かない所とか・・・。

とはいえ、物語としてはしっかりと練られていて、かなり面白かったです。
後半(第2期)も楽しみです。

あと、井口裕香さんの変幻自在な名演も見どころかと。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 52

58.5 5 契約で姉妹なアニメランキング5位
神曲奏界ポリフォニカ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (158)
1253人が棚に入れました
人と精霊が共存する大陸ポリフォニカ。人々は精霊の起こす奇跡に頼り、精霊は人の奏でる音楽を糧としてこの世界のありとあらゆる場面でその力を発揮していた。精霊は音楽家の奏でる音楽に操られ、その力を発揮する。その特殊な音を奏でる彼らは「神曲楽士(ダンティスト)」と呼ばれ尊敬を集めていた。
新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、精霊コーティカルテと契約をしているものの、未だに見習い楽士。フォロンとコーティカルテ、人間と精霊の恋と成長が描かれ、異なるもの同士の相互理解という大きなテーマに沿って物語は展開していく…。

声優・キャラクター
神谷浩史、戸松遥、川澄綾子、小西克幸、水樹奈々、佐藤利奈、檜山修之、小野大輔、能登麻美子

niko。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

神曲奏界ポリフォニカ

OP:「Apocrypha」
   eufonius


ED:「コンコルディア」
   kukui


主なキャスト
タタラ・フォロン:神谷浩史
コーティカルテ・アパ・ラグランジェス:戸松遥
ツゲ・ユフィンリー:川澄綾子
サイキ・レンバルト:小西克幸
ユギリ・ペルセルテ:水樹奈々
ユギリ・プリネシカ:佐藤利奈


個人的テーマ:「ツンデレ」「精霊」「神曲」「契約」「ファンタジー」


感想
評価されてないし、表に出ていない作品ですね。
声優陣はかなり豪華だと思うのに何故でしょう…簡単です…
戸松遥演じるコーティはとても可愛いです。
ペルセとプリネも可愛かったです。
となると…私の口からは言えません。
キャラだけ別の作品に出してあげたいくらいです。


今から見る方へ
コーティだけ見なさい、コーティだけを。
可愛いキャラを中心に見てるって方は見た方が良いです。
そうではない人でちょっと、これは…と思ったらコーティに癒して貰って下さい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人と精霊の繋がりを描いた物語・・・良かったです^^;

物語の舞台は、人間と精霊が共存する世界・・・
その世界では、神曲楽士(ダンティスト)と呼ばれる人達が神曲を奏でることで、精霊の持つ力を引き出す事ができます。

この作品は、神曲楽士派遣事務所で働いている新曲楽士のタタラ・フォロンと、フォロンの契約精霊であるコーティカルテ・アパ・ラグランジェス・・・この2人を中心に物語が進んでいきます。


この作品を視聴するまで知らなかったのですが・・・
この作品は、年代やスポットを当てる登場人物を代えながら、たくさんの原作が書かれていて累計200万部を突破しているとか・・・なので、色んな設定が背景もしっかりしていて、緻密です。
そのせいか、この作品は1クールだったのですが、表現できる範囲に限界があったので、1クールの短さを感じずにはいられませんでした^^;
ですが、「神曲」とタイトルについているだけあって、音楽にちなんで付けられたサブタイトルは、物語の特徴をとても良く捉えていると思いました。


作品自体はとても良かったと思います。
この世界では、人間と精霊は契約で結ばれ、神曲で繋がっていますが、人間同士でもお互いに結ばれること、絆やお互いが繋がっていることを形にしたいと思うことと、まさに一緒だと思いました。
繋がりが不安定になると・・・気持ちも不安定になります・・・だから、繋がりを確かなものに・・・より強固なものにと望み求めたり、求められたりすることがあると思います。
そんな時・・・ちゃんと応えられているかなぁ・・・と思うと、私なんかは間違いなく赤点のような気がします^^;

そう考えると、頼ることと求めることって、言動は似ているようでも、意味合いは全く違うんですね・・・^^;

何気なく過ごしていると、つい見過ごしてしまいそうなこと・・・精霊を通して、繋がりに対する気付きを与えてくれる作品です。

この作品には続編があります。
この物語の深い世界観と価値観を、続編でもしっかり堪能したいと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 19

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神曲を奏でるは皆の心を動かす力を生む。

キネティックノベルを原作とする作品です。

精霊と人とが共存する世界で、

神曲と呼ばれる魂の声を糧として

精霊の力を借りることができる。

そんな中で一人の神曲楽士と

その周りの人達との物語である。

主に1~2話完結の展開で進んでいきます。

そのため、見やすい感じになっています。

時折、バトルとかありますが

精霊の力がいったいどのようなものなのか

あまり詳しく描かれていない(アニメの中で)

のでよくわからなかったように思います。

10/29 星評価、コメント変更

◆個人的点数評価 80.825点

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15

71.4 6 契約で姉妹なアニメランキング6位
takt op.Destiny タクトオーパスデスティニー(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (324)
929人が棚に入れました
「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ――L.V.ベートーヴェン」音楽は人の心を照らす光――突如として、その『光』が世界から奪われる。空から黒い隕石『黒夜隕鉄』が降った夜、世界は様変わりした。黒い隕石から生み出された異形の怪物『D2』が、大地と人々を蹂躙し始める。D2は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて『音楽』そのものが禁忌とされた。だが、その怪物に抗う者達が現れる。音楽を力とする少女達――『ムジカート』彼女達は、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜(スコア)を身に宿し、D2を撃ち破る力とした。そして、彼女達を指揮し、導く『コンダクター』2047年。D2との抗争によって荒廃したアメリカ。コンダクターの『タクト』は、ムジカート『運命』と共にニューヨークを目指して旅していた。音楽が失われた世界で、音楽を渇望する『タクト』D2の殲滅を望むムジカート『運命』二人の少年と少女が生み出す旋律は、歓喜かそれとも絶望か――
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

途上のポリフォニー

「音楽の危機」と「危機の音楽」。
本作の設定、いわゆる世界観をまずはこんな風に要約できるだろうか。
侵略者により危機に瀕した世界と音楽。そこに出現した
兵器となって闘う音楽、ムジカート。―そのそれぞれが
主人公タクトの物語、ヒロイン運命の物語として展開される。

ところで、本作で「音楽」が指し示す意味は単一ではない。
例えば「音楽は人の心を照らす光」のような、
主語化されたフレーズだけで捉えようとすると逆に不明瞭になる。

本作ではすべてが「音楽」を介して物語られている。
その多様な現れを「―としての音楽」というかたちで析出し、
それらがポリフォニーのように有機的に連関し、ストーリーの展開を推進する
力学的な構造を想定しつつ、物語の意外な厚みを掘り下げてみよう。


{netabare}喪失としての音楽。
タクトの弾くピアノはそう呼べるだろう。

父の非業の死。禁忌となった愛する音楽。やり場のない怒りと無力感。
失われた音楽に執着するタクトは、ピアノとともに世界から孤立する。
そこにまた、新たに生々しい傷を加える、コゼットの喪失。

一途に音楽を愛するだけの青年が成り行きで戦闘に巻き込まれ、
しかもそれが音楽の名のもとに行われる事態は、皮肉と言うほかないだろう。
だから当然、物語のはじまる時点では、彼自身に戦う意志などありはしない。
だが、コンダクターとなり、旅と戦いの中で危機の世界を経験してゆくことで、
やがて闘う目的と、自らの音楽の新たなかたちを見出してゆく。
その内面の変化は音楽に仮託され、物語の中心軸を形成するのである。

タクトの決定的な転機は第6話で描かれる。
旅の途次に立ち寄ったニューオーリンズとおぼしき街で
自らの演奏をとおして人々の中に今も生き続ける音楽への渇望を実感し、
この経験をきっかけとして作曲が開始される。

 今回は戦闘がなかったのですが、お休み回では決してありません。
 むしろ今後につながる非常に重要な回でした。
 人々の過去と現在を丁寧に描くことで、
 何を代表して戦うのかがはっきりと印象付けされました。

福松さんのレビューでもこのように指摘されているように、これは決して
単なるエピソード回ではなく、物語に転回を画す最重要のポイントである。
なぜなら、戦う動機につながっていく彼自身の音楽の発見、すなわち
「希望」というテーマの、最初の兆しがここに印されるからだ。

それはあたかも分光器のように、彼の音楽を三つの位相に分節する。
あるいはここに、弁証法のプロセスを想定するのは大げさに過ぎるだろうか?
ピアノが象徴する失われた平和な過去。ムジカートとともに戦う彼の闘争は
未来の平和を勝ち取るために経過しなければならないアンチテーゼとしての現在。
だとすれば、その先にある、止揚された平和を自身意味する未来の音楽こそは、
やがて生み出されるタクト自身の曲に他ならないだろう。

死の間際のレニーに、タクトは最後にこう告げる、
「これまで出会ったすべてを曲に込めるつもりだ」と。
旅で出会った様々な人生。音楽をとおして回復された世界とのつながり。
おそらく王道の成長ストーリーと呼んでも差し支えない内実がここにはある。
そして、この作品の本質を最も的確に表現する言葉として自分は
「途上の物語」、―このように呼んでみたい想いに駆られる。


闘争としての音楽。
すなわち、ムジカート。

侵略者と戦う力を有した音楽であるそれは、まさしく危機の音楽である。
タクトと運命との絆の深まりもまた、音楽の媒介によって表現される。
そこに、タクトと同様、運命が戦う意味に目覚めてゆく過程が重ねられる。
戦うこと自体が存在意義であるムジカートは、固有の動機をもたないからだ。

彼女の転機は第8話で語られる。
すでに人間的な心が芽生えていた彼女の中に、未知の感情が現れる。
傷を負い倒れたタクトを見て不安と恐れに駆られ、戦いを放棄する。
物質的な存在ではない彼女は死というものを知らない。だからその時訪れたのは、
タクトと一緒にいられなくなる、彼のピアノを二度と聴けなくなる、
そのような生々しい予感だった。

二人の心の接近が描写不足だと、批判する向きもありそうだが、
音楽とは本来言葉によらず、直接心から心へ真実を伝える力を持つものである。
彼女がタクトのピアノを愛している事実は第6話ではっきり表明されている。
音楽の化身である運命ならば、タクトの音楽の中に流れている
純粋で一途な情熱を直接理解し、愛するようになるのは自然である。

そしてここにドラマが生まれる。運命の中に生じた葛藤である。
タクトが愛する音楽と、ムジカートである自分が具現する闘争の音楽との相克。
平和の中でこそ奏でられるべき彼の音楽は、自らの存在理由とは背反する。
タクトと自分の存在がすでに、相容れないものだと彼女は悟る。
タクトを残して単身、地獄に対して無謀な戦いを挑んだ彼女の言葉には
この苦悩と覚悟とが同時に表れている。

―マエストロは本来なら、こんな戦場に立つべき人じゃなかった・・・
 ただ音楽が好きで、ピアノを弾いているだけで良かったんです。
―音を力とするのがコンダクターとムジカートよ。むしろ戦いに相応しいと思うけど。
―あなたにはわからないでしょう・・・

運命が自らを投げ出してまでも彼を守り抜こうと決意した理由は何か?
そして、この葛藤が乗り越えられるべき契機はどこに求められるか?
・・・ここに、この物語の核心はある。
この前夜、逃げ込んだ洞窟で二人は心の内を明かしあっていた。
コゼットを失ったことで、作曲を続ける意欲を喪失したタクトに、運命は
彼の音楽に寄せる真実な気持ちをありのままに打ち明ける。

「それでもマエストロは曲を作るべきだと思います。
 その音を待っている人が、必要としている人がいます、この世界には。」

この時、彼女の言葉がタクトの曲に新しい意味を与えたのだ、―希望である。


希望としての音楽。
新たに見出されたタクトの、いや、タクトと運命の音楽のかたち。

この世界から希望を絶やしてはならない。希望の音楽を未来につなぎたい。
ムジカートにアプリオリに備わった闘争本能ではなく、
彼女の目覚めた心が獲得した、戦うべき新たな目的がここにあった。
一足早く新しい地平に到達した運命に、タクトがあらためて問いかける。

―この世界には僕の曲を必要としてる人がいる、お前はそう言ったな。
 なら、お前はどうなんだ?
―私も・・・いえ、私は、マエストロの曲が聴きたいです。
―遠慮なく僕の命を使え。僕とお前の二人でやるんだ。・・・

タクトの曲。希望としての音楽。それをいま、二人は共有する。
未来へ希望をつなぐために戦う、この同じ動機の中で二人の心が一つになる。
葛藤を乗り越えて生まれた絆。ここにもまた、弁証法的な過程が認められそうだ。
平和の音楽(タクト)と闘争の音楽(運命)が、希望の音楽として止揚される。
本作の音楽がさらなる高みへの志向を内在させているのだとすれば、
間違いなく、ここがその頂点である。そして同時に、
タクトと運命がたどってきた心の旅の終着点でもあるのだろう。

ここに本作の最終的なテーマを認めて間違いはないだろう。
最終話のザーガンとの闘いに決着をつける、一対一での対峙の場面、
絶望と犠牲による痛みの音楽を讃えるザーガンに、タクトが決然と言い放つ言葉、
そこにはタクトが獲得した信念がさらに強められ、揺るぎなく表明されている。

「だって、この世界には音楽があるじゃないか。
 D2だって僕たちの音楽の力があるから倒せるんじゃないか。
 どこに絶望する必要がある?・・・」

微妙なニュアンスを読み取っていきたい。この言葉はまず「音楽の力」、
すなわち闘争の音楽であるムジカートの存在を肯定するものだ。
同時に、この「力」の中に、新たな意味を読み取ることができるのではないか。
戦闘のための物理的な力であることを越えて、すべての人間にとっての
「絶望と闘う力」、すなわち希望の力へとそれは昇華されているのである。

「音楽はいつだって人を救ってる。
 僕も音楽があったから今ここに立っている。
 いつだって僕は音楽に救われてきた。
 音楽がつないでいく希望と歓びを、二度と誰にも止めさせはしない。」

この「音楽」にもまた、倍音のようにもう一つのニュアンスが響く。
おそらくそれは、今この瞬間、自分と並んで立っている運命を指しているのだ。
並び立つ二人を正面から収めたカットは、互いの存在を受け容れ合い、
ついに同じ地平に到達したタクトと運命の現在を端的に表しているようだ。

「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ。」 ベートーヴェン


最後に、愛としての音楽。

哀切な訣別の時は確実に二人に訪れる。
なぜなら、本作は「途上の物語」だからだ。

全ての生命力を枯渇させたタクトは永い眠りにつき、彼の作曲は途絶える。
だが眠る直前、完成した曲の旋律だけを口ずさんで運命に聴かせる。
その彼の、運命との契約によって失われた右腕・・・
自分とタクトをつなぐ絆だったその存在しない右手を最後まで握り続け、
眠っているタクトに愛を告白し、運命は消えてゆく。このとき初めて彼女は
マエストロではなく、「タクト」と呼んでいたようだ。・・・

さて、タクトの隣には運命に代わって、今度はコゼットがいる。
彼の復活した右手に、彼女がドックタグのようなものを握らせる。
このラストシーンが暗示する意味はほぼ想像できるが、それよりも明瞭に、
すでに第2話で、コゼット自身が予告していることに気づかれただろうか?

ベートーヴェンのピアノソナタに託して、
コゼットがタクトに語ったこんな言葉があった―、

「悲愴の第一楽章は絶望の今。
 かすかな希望の明日を見いだす、第三楽章。
 その間をつなぐ第二楽章は・・・愛なの。」

このフレーズに、物語のすべてが集約されているのは明らかだろう。
本作の本質はやはり、絶望から希望へと至る「途上の物語」なのである。
そして、そこには確かに、ひそやかな「愛の音楽」も鳴り響いている。
なぜなら、絶望の今、すなわち音楽が失われかけた危機の世界の只中で、
自ら戦いに身を投じる音楽とは、「愛」そのものだとは言えないだろうか?

それはまた、「かすかな希望の明日を見出す、第三楽章」へと、
音楽の未来を託されたタクトを導き、ともに戦い、守り抜き、
絶望を希望へとつなぐ使命を果たして、消えていった運命とコゼットの
ひたむきな愛の物語でもあった。
彼らの想いを未来につなぐために、アンナもまた戦いに身を投じてゆく。
闘う音楽、ムジカートとは、希望への途上にある音楽の現在に他ならないのだ。

「途上の物語」―。彼らの旅はまだ終わっていない。{/netabare}


毎期の終わりに、デジャヴのように繰り返される、
ソシャゲ原作アニメへの定番化した評価は本作にも及んでいる。
曰く、作画凄い、キャラ可愛い、ストーリーは薄っぺら・・・等々。
勿論、出色のバトルシーンこそが本作の華であることは言うまでもないが、
バトルに十分な尺を割けば、しわ寄せがストーリーにいくのは当然で、
ドラマメインの場合とは異なった描出法が必要になってくるだろう。
音楽。闘争。愛。主要なモチーフを巧みに組み合わせた緊密な構成と、
細部まで緻密に練られたシナリオによって、そこはクリアされていたように思う。

{netabare}例えば、アンナが死んだ娘と混同されるエピソードは、
彼女自身がコゼットの死を受け容れ、運命と向き合う決心につなげられていく。
また、割り振られた僅かな尺の中でもザーガンの人間像は定着できていた。
戦場で兵士を鼓舞するザーガンの言葉にすでに自己犠牲への賛美が見られ、
歪んだヒロイズムの暴走に至る心理に一貫した整合性が付与されている。
世界を救う使命感と現実との狭間で、重圧に押しつぶされていく彼の苦悩も
二人のムジカートの視点を介して効果的に表出されていたと思う。{/netabare}

ただ、惜しいことには、通常の説明的な描写に慣れた耳には繊細過ぎ、
十分に聴き取れずに終わるかも知れない。自分もそうだったのだが、
再視聴してみるとかなり印象が変わる作品である。

(2022.1.1 初投稿)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いい意味で裏切られました。話の畳み方はかなり秀逸だと思います。

 え、何ですかこれは?いいじゃないですか。7話以降尻上がりに良くなって行って、10話~12話はかなりいい出来だったと思います。

 どうせ話が畳めないで続きはゲームで…かなあ、と思っていたのが思いっきりいい意味で裏切られました。
 謎は残りました。敵の正体とムジカ―トとは何ぞや?ですね。ただ、この辺は昔の世界系と同じと割り切ればいいでしょう。

 初めの数話の話が弱い感じなのが欠点といえば欠点なのですが、2回目視聴したら印象が変わるかも、という可能性を感じます。再視聴の機会があれば追記するかもしれません。

 使命のための命がけの戦いという話に、消えた人格の中に新しく生まれた愛情というなかなか良く練られたストーリーでした。過去の因縁もありましたし。それに主要登場人物のキャラの造形がきちんと表現されていたのも物語が楽しめた要素だと思います。

{netabare} タクトが次第に心を開いて運命への気持ちを自覚し、また音楽への情熱が作曲に向かわせたのはとても良かったです。ここから音楽へ殉ずる覚悟へと向かうプロセスで運命の命を天秤にかける苦悩があればもっと良かったと思うのですが、そこが無かったですね。

 ラブストーリーとして非常に良くできていましたし、エンタメとして綺麗だし面白いしきちんと完結していたので良かったと思うのですが、エンタメ極振りか、といえば何かテーマがあるような無いような歯がゆさがありました。

 なぜ「音楽」だったか、ですよね。もちろん「音楽」をモチーフにしたのは演出というか世界観としていいのですが、例えば表現の自由みたいな「言いたい事」があるか、でしょうね。ここの主張が弱かったからテーマ性が見えなかったですね。

 ひょっとしたら、クリエータの中にはどこか表現の不自由みたいな閉塞感があるのでしょうか。逆転電池少女が同時期にあるのは偶然のような気がしません。法規制にポリコレ…そういった暗い影を創作に携わる人は感じてこういう話が増えてきているのでしょうか。
 それをテーマにしているかと言われると、最終話の敵の思想やタクトを守ったレニーの動機なんかがぴったりと重なる感じではないですね。

 最後の薔薇の花びらになって散るシーン、良かったですね。握っていた手が消えて…涙が流れて…あれはコゼットに戻った?それとも運命の中に生まれた人間性?後者なんでしょう…と私はとりましたが、区別する必要はないかもしれません。
 いろいろ言いましたがひょっとしたら、このシーンから逆算して物語を作ったの?というくらいタクト-運命の関係についての話は素晴らしかったと思います。{/netabare}

 アニメは綺麗だったし、バトルシーン、3Dの出来、華やかさ、音楽がとても良かったです。
 あの2Dだと横顔のとき口の位置が歪む不自然な作画じゃなかったので横顔の時の唇の動きが楽しめました。



以下視聴時のレビューです。

7話{netabare}  7話それ自体は運命の成長とか、描かれていなかったコゼットに対する気持ちとか、タクト自身やニューヨーク側の展開があって面白かったと思います。
 ただ、運命の成長要因って今までの話で見せてましたっけ?人格を失ったコゼットが運命の内面のどこかにいるという展開でもいいと思います。ただ、いままでそういう描写が弱かったですよね。

 今回、望んでいたストーリー性がより出てきましたので、いいと思うんですけど、ちょっと唐突感がありました。{/netabare}

6話{netabare} ニューオリンズなんでしょうね。なんで地名を出さないんでしょう?ちょっと不思議でした。

 で、今回はラプソディーインブルーでした。キャラ紹介ではなかったのが良かったですね。やっと父が音楽家であったことが話に結びついてきました。それに、音楽にまつわる話と高齢化でさびれてゆく街の話がミックスされていて、なかなか味がある話でした。
 
 ラプソディインブルーはのだめのEDだった曲ですね。アレンジが違うしピアノだけなので雰囲気は随分違いますが。

 バトルがないのも息抜きで良い構成だと思います。今回は素直に面白かったです。 {/netabare}


5話 {netabare}ストーリーどんどん面白くなってくるし、ワルキューレちゃん、いいですね。是非ワルキューレの騎行(GATE1期で街をヘリで攻撃したときの曲です)をバックに戦ってほしいところです。

 それにしても、なぜセリフとか演出とかが陳腐なんでしょう。「僕の名前はキサマではない…」とか「気に入ったわ…」とか手プルプルして「その名前、覚えたぞ…」とか…いやいや…ワザと?ギャグ?こういうところをちゃんと作り込めばもっと評価高くなると思うんですけど。
 ワルキューレちゃんも、エライさんも、地獄もなんかキャラとしてはテンプレですし…

 マンガの記号論というのもありますから、記号論をアニメに応用して、受け手側が話を理解しやすい様に、ベタなキャラや演出セリフは記号的なパーツの組み合わせにしていると割り切ればいいのでしょうか。

 それにしてもなあ…話にも興味持てるし、絵が奇麗だし、音楽も良くなってきてるので、勿体ないなあと思います。

 ちなみに地獄ってダンテの神曲の地獄編?{/netabare}

4話 見ました。
{netabare}  来ましたね。運命。第4楽章の序盤と中盤の盛り上がるところをつないだんですね。やっぱりクラッシックをバックに戦うとカッコイイですね。なるほど調和が取れてくると、音楽が響くという演出ですね。これでこそコゼットの衣装の美しさが映えます。
 段々面白くなってきました。期待してなかった分、素直にうれしいです。もう少し本質的な謎に近づいてくれると、さらに興味がもてます。

 ところで、アマプラの時間でですが11分29秒くらいのコゼット。膝から下の長さとそれより上の作画のバランスがおかしくなかったですか?短足すぎません?3DCGじゃあ?{/netabare}

3話見ました。
{netabare} タイタンって、マーラーの巨人ですよね?で、ベートーベンの運命と。クラッシックをモチーフにしているのに曲がかからないのはどういう意図なんでしょうか?

 いや、批判ではなくて、普通の感覚ではないので何か設定があるのかなあと。
 マーラーの巨人の第4楽章とかをバックに戦ったらものすごくカッコイイ絵になると思うのですが、なぜそれをやらない?シリアスシーン用にとってあるのでしょうか。ものすごく不思議です。

 手順…というのが気になるところです。ただ、2話で2人の連弾って、シングシングシングとかだったですよね?コゼットは悲愴だし…運命は主人公が主題をワンフレーズ弾いていましたが…

 タクトはそのまま指揮棒ですから、クラッシックに注目していそうで…コゼットって、レ・ミゼラブルの印象しかないのですが他にありましたっけ?

 とにかく「意味」をばらまいているような、ギミックだけのような…良くわかりません。

 なお、ちょっと面白くなってきました。感情または人格は取り戻せるのでしょうか。ベタでもいいのでハッピーエンドだといいですね。{/netabare}


2話見ました。EDの絵の雰囲気が良かったですね。

{netabare}  さて、音楽がストーリーに入ってきました。音楽と戦うこととの関連とか、なぜ敵が音楽を目の敵にするのかみたいなテーマ性に行き着いていないので、そこにどうやってたどり着くかがちょっと楽しみです。
 疑問に思ったのが人ってそんなに簡単に音楽を捨てるだろうか?防音室とかじゃ駄目なのかなあ、ヘッドホンでは?とか思ってしまいました。


1話見ました。CGはいいですね。非常に自然な仕上がりでした。ここ数ヶ月でまたレベルが上がった気がします。今後はこういう絵が増えて行くのでしょう。

 ただ、魅力および肉感、現実感、個性という意味では全然だめです。キャラ萌えができる3DCGがモデリングできるかはこれからのアニメ業界の課題でしょう。日本のアニメ、コミックという2次元コンテンツを支えてきた大きな要素はキャラ萌えです。
 が、すくなくとも今の3DCGレベルではキャラ萌えからの2次創作は厳しいでしょうね。このレベルの3DCGが続くとアニメの衰退期に入る気がします。近い未来に無くなるのは音楽じゃなくてアニメでした、というオチにならなければ良いのですが。

 テーマの音楽。マンガがこの世から消えるというマンガもありましたが、こっちは音楽ですね。そのテーマ自体は面白い試みだと思います。
 ただ、クラッシックがやりたいのか、独自曲を売り込みたいのか、良くわかりませんでした。戦闘と音楽が全然リンクしてませんし。音楽が盛り上がってくると能力が上がるとか、強力な技が出せるとかなかったですね。戦闘のきっかけにしか見えません。
 2回目以降で何か作品を象徴する音楽は出てくるのでしょうか。Supercellがクレジットされていましたが、どうせ3DCGでやるならボーカロイドでやればいいのにと思うのですが、声優優先なんでしょうね。

 ストーリーはこれからなので何とも言えませんが、コミカル感がちょっと痛い感じです。
 また、勢いだけの雰囲気もします。トレーラーの映像とか初期設定は興味もてるんですけど、なんか設定をやり散らかして好きなように話を進めるアニメが多いですね。なんか今期はこういうアニメが多いのでしょうか。本作もそうなるような予感がしてならないので、いい意味で裏切って欲しいです。

 もちろん、荒唐無稽でも設定に矛盾があっても、話が面白くて感情移入できればいいのですが、感情移入が3DCGでつらい以上は良い評価になるためにはよほど頑張らないと厳しいでしょう。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 30
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最初は面白くないが、いつの間にか大好きになった物語

この物語は、音楽が失われた世界で、コンダクター(指揮者)のタクトとムジカード(戦士)の運命の成長と活躍を描いた物語です。
正直言って最初は訳が分からないことが多くて面白くありません。
Openingも、最初は全然感動しませんでした。

でも、視聴を続けていると、物語の内容が少しずつ理解できて、感動するようになります。
そしてOpeningの歌と描写を見ただけで、悲しくて悲しくて泣けてきそうになります。
このOpeningには、深い哀愁が込められています。

Endingも、7話までと8話以降とでは、挿し絵が微妙に違っています。その違いの意味するものをつきとめると、複雑な思いが交差して心がこみ上げてくるでしょう。


主人公のタクトは、有名な指揮者を父に持つ卓越したピアニストです。
しかし、この世界では音楽は禁止されています。
歌ったり演奏したりすると、D2という異形の生物がやってきて町を破壊し人間を殺すためです。

コゼットはタクトの演奏するピアノ曲が大好きな明るい少女。
彼女の明るい笑顔にタクトはいつも癒されていました。
そのコゼットが{netabare} 亡くなり、彼女の体は、{/netabare}ムジカードの運命へと変わります。
ムジカードは、有名な楽曲の力を宿しており、D2を倒すことができる戦士のことを指します。

運命は、最初の頃は何も知らないので、非常識な行動をしてみんなを悩ませます。
しかし、運命は少しずつ心が成長していきます。
{netabare} 自分はコゼットという少女の体をもとにつくられたことを理解し、
コゼットの姉の深い悲しみを知り、タクトがいかにコゼットを大切にしていたかを知り…
でも、自分はコゼットではない。姿かたちはコゼットだが、自分はコゼットにはなれない。だから悩み、悩み…。{/netabare}
その心の成長が、とても感動します。
もしかして主人公はタクトではなく運命なのでは?と、思ったりします。
そして、いつの間にか運命が魅力的に感じるようになりました。

Openingは「タクト」、複数の人たちが歌っています。
Endingは「SYMPHONIA」、中島美嘉さんが歌っています。Openingとは趣が異なった美しい歌声です。


どんなに絶望な状況でも、音楽は希望をもたらしてくれます。
音楽は心を救ってくれます。
この物語の最後は、絶望ではなく希望への道なのでしょうね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 41

60.7 7 契約で姉妹なアニメランキング7位
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
920人が棚に入れました
月の輝く夜、孤児院の屋根で二人は出会った。比類なき強き精霊--コーティカルテ・アパ・ラグランジェスと孤独な少年--フォロン。
「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。--ダメか?」
精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だが、それは少年にとって一夜の夢のようなできごとだった。
そして、時は流れ、あるできごとをきっかけに絆が再び動き出す。

声優・キャラクター
神谷浩史、戸松遥、水樹奈々、佐藤利奈、川澄綾子、小西克幸、速水奨、野中藍、生天目仁美、浅沼晋太郎

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

一期とは少しずつ変わっています。

キネティックノベルを中心とするのを

原作とする神曲奏界ポリフォニカシリーズの

第二期である。

一期より以前の話、学生時代の話を持ってきた

作品です。キャラの設定等が一期と若干変更されて

いるため、微妙に異なった結末を迎えている。

一期は一話もしくは二話で完結する構成だったが

二期は伏線を張りながら、ひとつの大きな

話として描かれていました。

私は一期よりは二期の方がいいと思いました。

一期は少々ワンパターンに近いところがあったが

二期は一つの話の上に、盛り上がりを複数そして

後半に大きくなるように持ってきていたので

途中で見るのを止めることができないくらい

だったからです。(実際に全話ぶっ通しで

見てしまいました。)

話に引き込まれるいいものだと思います。

それにOPもわりといい曲で良かったと思います。

あとは、精霊に力の強いのが増えて、

バトルに迫力があって、そのバトルも

主人公だけでなく、周りの学友や教師も

しっかり描かれていて良かったと思います。

それでいて、心のつながりも大事にする

ところも良かったように思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

出会えて良かった・・・そう思えた作品でした^^;

物語の舞台は、人間と精霊が共存する世界・・・
人は神曲と呼ばれる音楽を奏で、精霊はその神曲を糧として奇跡を起こすことができる・・・

この作品は、神曲楽士である主人公・・・タタラ・フォロンと彼と契約した精霊であるヒロイン・・・コーティカルテ・アパ・ラグランジェスが出会い、音楽を通して成長していく様が描かれています。

前作は神曲奏界ポリフォニカですが、このクリムゾンSは前作より少し時間が遡って・・・フォロンの学生時代のお話になっています。


前作同様、とても素直な作品という印象を受けました。

人と精霊は「神曲」で繋がっていて・・・そして「神曲」は神曲楽士の描いた魂の形・・・お互いを思い合えば思い合うほどお互いを結ぶ絆となり、より深くなっていく・・・
大切な人との繋がりは、こうありたいものです・・・^^;

「大切な人の事をもっとよく知りたい」・・・ごく普通の欲求だと思います。でもその欲求は現在のみならず、過去にまで発展していくこともあると思います。でも、中には知って欲しくない・・・知られたくない過去もあると思います。なぜそう思うのか・・・そして、過去を知られるよりもっと怖いものがある・・・ということをこの作品は教えてくれます。

1クールの作品なので、あっという間にエンディングを迎えてしまいましたが、設定がしっかりしているのでとても見応えのある作品だと思います。

あまり認知度の高い作品ではないようですが、私はしっかり堪能させて貰いました。そして、出会えて良かった・・・そう思えた作品でした^^;

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22

はやり物は廃り物 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

予想してたよりおもしろかった

これの原作を最近一冊(一巻ではなく一冊です^^)買ったので(未読)興味本意で見てみたのですが、意外とおもしろかったです

話の展開は王道なので先が読めてしまったのですが、それでも自分的にはおもしろい部類に入りました
主人公の歌が好きですね^^
ヒロインの声優さんは、ツンデレの代名詞(自分の中では)と成りつつある釘宮さんかと思ってたのですが、戸松さんでした^^ 自分的には釘宮さんより戸松さんの方がぶっちゃけ好みでした(笑) 釘宮さんの声を聞き過ぎってのもあるかもしれませんけどね

12話と長くないので、何かアニメが見たいな? と思ってる人にはお勧めです

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

61.8 8 契約で姉妹なアニメランキング8位
戦×恋(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (182)
719人が棚に入れました
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲から怯えられ、上手く他人と関わることが出来ない孤独な高校生・亜久津拓真は、ある時、一人の少女を助けたことがきっかけで、悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)たちと、一つ屋根の下で暮らすことに――。恋をするほど強くなるという戦乙女たちの恋人となり、彼女たちと恋の特訓を乗り越え世界を救うことが出来るのか!?

声優・キャラクター
広瀬裕也、本渡楓、加隈亜衣、日高里菜、内山夕実、原由実、清水彩香、逢田梨香子、河瀬茉希、小岩井ことり、新田ひより、平川大輔、種﨑敦美、M・A・O、福圓美里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

恋して戦え、乙女たち

この作品の原作は未読ですが、起用された声優さんの布陣で視聴を決めた作品です。
本渡さん、くまちゃん、ちゃんりな、うっちー、原由実さんと超が付くほど豪華なこの顔ぶれ…
視聴するのが楽しみでした。


人類に迫りくる悪魔を迎え撃つ9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)
彼女らの原動力は1人の高校生との“恋”だった…
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲に怯えられ、
上手く他人と関わることができない孤独な高校生・亜久津拓真。
一人の少女を助けたことをきっかけに、
悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)の恋人となって育て、
人間界を守ってほしいと頼まれる。

その方法は…
戦乙女と“恋”イチャイチャをすること!!

9人姉妹と恋人契約を結んだ拓真は彼女らと一つ屋根の下で暮らし、
様々な濃いミッションを乗り越え、彼女らを戦いへ導くことに…

恋が世界を救うことを証明せよ!

戦乙女ヴァルキリー、発動…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、美人系9人姉妹と一つ屋根の下…しかも、全員が恋人でイチャイチャするって、ハーレム過ぎるにも程があるだろっ…という突っ込みがあちこちから聞こえてきそうな純ハーレム作品です。

これで、ハーレムを牙城にする主人公が無双系イケメンだったら、あまりにも出木杉で逆に視聴意欲は萎えてしまったかもしれません。

ですが、主人公の亜久津 拓真は、お世辞にも2枚目とは程遠い風貌で、しかも顔つきが怖く周囲が彼を「アクマ」呼ばわりされるような存在なんです。
それが積み重なって主人公の行き着いた先は人間恐怖症…

そんな人間恐怖症が美女とイチャイチャなんて…出来る訳ないですよね。
人間には大小の違いはあるも、対人恐怖的感覚って誰にでもあるんだと思います。
それが度を過ぎると、逆に可哀想に思えてきちゃったり…

そんな彼を擁護する考えを起こした先から、目の前ではお約束のラッキースケベな展開と、戦乙女に必須なイチャイチャが繰り広げられるんですから堪りません。
彼のことを擁護する必要なんて、きっと微塵も無いのだと思います。

ですが、戦乙女にとっては死活問題なんです。
何故なら、今の彼女たちのレベルでは悪魔に到底太刀打ちできないから…
だからイチャイチャを重ねてレベルを上げなきゃならないんです。
しかも、それだけじゃ駄目…
拓真を心から恋人として認めないと、レベル上げだってままならないんです。
人間恐怖症の拓真にとって、正に四面楚歌の状態と言っても過言ではないでしょう。

だから、彼女たちの心の移ろい模様を是非見て欲しいと思います。
きっかけは人それぞれ…
だけど、拓真が9人の唯一無二の存在に昇華するという最終目標に対して、どこまで辿り着くことができるのかは、この作品の見どころだと思います。
ラストまで視聴すると、レビューに「彼を擁護する必要が無い」と記載した理由が分かると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、逢田梨香子さんの「for...」
エンディングテーマは、「UP-DATE × PLEASE!!!」なんですが、3タイプのバージョンがあります。
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 1.7.8」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 2.6.9」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 3.4.5」
verの次の1~9数字が9人姉妹の生まれ順になっています。
個人的には一番ハジけていた「ver 2.6.9」がお気に入りです。

1クール全12話の物語でした。
「これから面白くなりそう…」というところで終わってしまったのが悔やまれます。
ここで終わってしまっては、単なる販促作品となってしまうのが、とても勿体無いと思うんです。
元々ハーレム系は嫌いじゃなく、寧ろ好みなのでしっかり満喫させて貰いましたけれど…
でもやっぱり続きが気になります。
奪われたモノは奪い返さなきゃですし…
続編が制作されることを期待しています!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 15

64.8 9 契約で姉妹なアニメランキング9位
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (219)
675人が棚に入れました
「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんだこれわぁ~~~~!!\(゚Д゚)/~~~~

2023/02/02 初投稿

めっさ面白いのです!!

まったく,期待していなかったのですがw
「農民」に続き2作連続途中リタイアも止むなし,くらいの心づもりでの視聴でしたが,不思議と面白い。かなり面白い!先が気になる!!w

何がいいのかよく分からないけど
メインのキャラクター達がいいのかな?
ハーレム主の主人公にしても,誰かを助けたい,守りたいみたいな動機が前面に出た上での行動だし,勇者PTを追い出されるという挫折を乗り越えての物語だし。割と感情移入できたのかも知れません。
ハーレム構成員の女子達もレインの役に立ちたい,助けたいという動機が明確です。
そしてなにより,絵的にみんな可愛く描けています。
率直に言って,モブの作画とかはかなり手抜きです。イヤ違うか,お金かけていません。結構コストカットしていると思います。しかし,主役級は丁寧に綺麗に描かれています。お金もかけてるし,手間もかけている,制作陣のモチベーションも違うのが明らかです。限られた予算と労働力を最大限生かしていると賞賛に値するかと思います。
とにかく,ストーリー的にも絵的にも最後まで力を抜いて楽しめました。
異世界チートハーレム物の一つの理想型かも知れません。


もちろん,いくつか気になった点はあります。

勇者PTの性格が悪すぎな件。ストーリー上ある程度必然性は感じ納得はしましたがやはりひどすぎかもw

ことばの問題なのですが
tameは自分のイメージでは「飼い慣らす」なのでテイマーは「飼い慣らす人」
beastはたぶん一番しっくりくる日本語は野獣ではないでしょうか。
あと日本語の問題なのですが「使役」とは「何かをさせる事」的な感じ?
ここら辺の設定の根幹に関わる言葉の使い方がでたらめに感じて,ストレスになりました。
心の中で突っ込みまくり?でした。
「いや!それはテイムじゃなく,認め合ったのでは?」とか
「ビースト」じゃ無く人間枠なんじゃない?とか
「使役じゃ無く契約なんじゃ無い?」とか(実際途中から,契約という表現に変わったような?)なんかムズムズ居心地が悪く感じました。

それと,タイトルに縛られたのか変に「最強種」推し
次から次に出て来る最強種,最強が何種類有るの??
それから,最強種縛りがあるので幽霊とは一緒に暮らすけど,テイム?(使役?契約?)しないのかな?最強種意外興味ないみたい^^;

いや,いいんです・・・気にしないで下さい。
自分としては,面白かったのでかなりお勧めですよ~(^0^)b

他の人のレビュー見たら酷評が多い感じ・・・wなので上のかなりお勧めはちょっと自信ないかも^^;

投稿 : 2024/12/28
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは“すべてを使役する”ビーストテイマーが大切な仲間との絆を紡ぐ物語。

この作品の原作は未読です。
最近、「追放された」とか「廃業になった」という感じの作品が多いと思いませんか?
世の中のブームなのかなぁ…

まぁ、リアルに第2の人生をどの様に歩むかは、誰もが真剣に向き合わなきゃいけない課題ですからね。
きっと私たちが年金を貰う頃にはもっと金額が目減りしていて、今以上に高齢になるまで働かなきゃ食べていけなくなったり路頭に迷う可能性だってあるんですから。
年取って路頭にだけは迷いたくありませんよね?


「――レイン。君はクビだ」

勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。
ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。

自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。
カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。

カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった!
レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。

「私を、使役してみる?」

最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。
だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

個人的にこういう感じの作品は大好物です。
肩に力を入れずに見れて、登場するヒロインはみんな可愛らしくて、底の見えない主人公の覚醒?に期待しつつ、可愛いヒロインたちとキャッキャウフフを満喫する…

主人公にばかり可愛らしい女の子が吸い寄せられる「ハーレム要素」を含んでおりますが、今のところ邪な気持ちが微塵も感じられず、且つ、吸い寄せられたヒロインは、みんな主人公のことが大好き…という設定も個人的には高ポイントです。
そりゃ、主人公が羨ましいなと思うわずにはいられませんけれど。

一応主要登場人物を記載しておきます(wikiと公式サイトより抜粋)。
・レイン・シュラウド(CV:千葉翔也さん)本作の主人公でビーストテイマーの青年。
・カナデ(CV:和氣あず未さん)本作のメインヒロインで最強種の一つであり、絶滅寸前の猫霊族の少女。
・タニア(CV:大久保瑠美さん)本作のヒロインの1人で最強種の一つ、天空の支配者である竜族の少女。
・ソラ(CV:みにゃみ)最強種の一つ、精霊族の少女でルナの双子の姉。
・ルナ(CV:指出毬亜さん)最強種の一つ、精霊族の少女でソラの双子の妹。
・ニーナ(CV:高野麻里佳さん)最強種の一つ、神の力を授かった神族の少女。

しかし最強種の定義が今一つ分かっていない面が否めませんが、それを差し引いてもこれだけの最強種を使役できるレインの能力って、チート以外のナニモノでもないのでは…?

故郷を失い、身も心もズタボロになる痛みを彼は知っています。
だから自分と同じような思いをする生き物を少しでも減らしたい…
この様にレインの「人を助けたい」という気持ちは超が付くほど純粋なんです。

そして、そんな純粋な気持ちの上に胡坐をかいて旨い汁だけをすすろうとする輩が居るのは世の中の常套。
レインの場合は結果オーライでしたけれど…

レインはこれまで散々苦労してきたんです。
自分の心から信頼し合える仲間と一緒に冒険するのも全然ありだと思います。
みんなの心からの笑顔が眩しい…
でもその眩しさが心地良い作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、MADKIDさんによる「Change The World」
エンディングテーマは、高野麻里佳さんによる「LOVE&MOON」

1クール全13話の物語でした。
見ていて楽しかったし、レインたちの冒険のこれからが気になります。
続きを制作して貰えるとうれしいんだけどなぁ…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

日常系のほのぼのアニメとして見るw

主人公はご都合主義のごとく、最強ですが日常系のほのぼのアニメという感じです(。•ᴗ•。)

それぞれの獣耳少女がかわいいので見ていて楽しかったです(´∀`)
話の中では登場しませんが、エンディングでデフォルメされたキャラが出てきますが普通にかわいい(*´ч`*)
しかし、最初に主人公を追放した勇者パーティーがクソすぎてムカつきます( ˘・A・)
しかも、主人公を殺そうと企む始末…w

1クールの中ではその勇者達との絡みは数回程度しかなく、その悪事も暴かれる事もないですが(  ᷄ᾥ ᷅ )

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

71.5 10 契約で姉妹なアニメランキング10位
アサルトリリィ Bouquet(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (289)
1021人が棚に入れました
近未来の地球――人類は「ヒュージ」と呼ばれる謎の生命体の出現で破滅の危機に瀕していた。全世界が対ヒュージのために団結して作り上げた決戦兵器「CHARM」を用いて、「リリィ」と呼ばれる少女たちは世界の為に戦い続けている。世界各地にはリリィ養成機関である「ガーデン」が設立され、ヒュージに抗い、人々を守る拠点となっていた。 そして、数あるガーデンの中でも、名門と謳われる百合ヶ丘女学院に入学した一柳梨璃は、出会った仲間たちと一柳隊を結成、任務の為に東京へと赴く。これを機に、ルドビコ女学院、エレンスゲ女学園、神庭女子藝術高校、御台場女学校、相模女子高等学館、そして百合ヶ丘女学院の運命が交錯し始める……

声優・キャラクター
赤尾ひかる、夏吉ゆうこ、井澤美香子、西本りみ、紡木吏佐、岩田陽葵、星守紗凪、遠野ひかる、高橋花林、水瀬いのり、高橋李依、洲崎綾、関根明良、七瀬彩夏

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

掲げた看板に寄ってきた人が観たいものを魅せたという意味で、ほぼ満点な秀作!

[総評]
キービジュアルで匂わせた百合成分や中二病バトル、期待する人は間違いなく期待する入浴シーンなど、この作品に目をつけたであろう人々が「これが観たかった!」という要望にキッチリと応えた秀作です。

内容的に最初から視聴者は選んでしまったかもしれませんが、第1話から最終話までその選ばれた視聴者たちを決して裏切ることはなかったと言えましょう。

テレビアニメとして充分な合格点を付けられる作画や演出、3話毎にきちんとまとまりを見せ最終回でもストーリーにきちんと区切りを付けたシリーズ構成、メディアミックスでの特にゲームとのストーリー連携など2020年通年で見てもかなりレベルの高かった作品と言えるでしょう。

シュッツエンゲルのりり(一柳梨璃)とゆゆ様(白井夢結)、ここぞというところでの必殺の百合ケーキ入刀お疲れさまでした。

出てくるだけで面白い楓さん(楓・J(ジョアン)・ヌーベル)とぐろっぴ(ミリアム・ヒルデガルド・V(フォン)・グロピウス)はズルい(笑)!

ふみちゃん(二川二水)、もゆ様(真島百由)も要所での説明やボケとツッコミをありがとう…。

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
テレビ視聴してるとCMもやっていますが、元々は武器を持った女の子のアクションドールからプロジェクトがスタートしているらしくて、そういう意味では『フレームアームズ・ガール』とかと成り立ちは似ているかもしれませんね。

また、「武器を持った女の子を戦わせたい」って辺りにフォーカスすると『RWBY』とかもコンセプト的に近いかもしれません。

ストーリー自体は、未知の敵「ヒュージ」と戦うための専用武器「CHARM(チャーム)」を使用することができる「リリィ」を養成するための機関「ガーデン」の一つである百合ヶ丘女学院があって、そこに通うことになった主人公、一柳梨璃(いちやなぎ りり)をはじめとする生徒たちがメインキャラクターとして活躍するという、ある意味では安定・安心のテンプレ感が漂うものですね。

テンプレ作品である以上は登場キャラクター自体の魅力、アクションシーンの出来栄え、ストーリーに華を添えるちょっとした設定の面白さといったところで他作品との差別化を図って戦うしかない作品ではあると思います。

第1話を観る限り、アクションシーンはわりとイケてたと思いますし梨璃や先輩の白井夢結(しらい ゆゆ)とかも良い感じです。

名前を並べると:
ゆゆ
りり
とかなるのは、何の言葉遊びだ…。

あと、義姉妹的な関係をシュッツエンゲルと呼ぶらしいんだけど、なんで「Schutzengel(守護天使)」なのかも良くわからん(笑)。

でも、私は案外この作品が気に入っています。
== [第1話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2020.10.16追記:
まずは第2話を視聴前に、『アサルトリリィ~一柳隊、出撃します!~』(GCノベルズ刊)を読んでみました。これで用語や設定とかはだいたいわかりましたが、小説版は「アニメの原作」扱いではないようでメインキャラクターは共通ですが、アニメとはストーリーも若干異なるようです。

第2話では戦闘はなくて「CHARM」や「ガーデン」、あるいは「シュッツエンゲル」などアニメ視聴者向けの用語説明がされる準備回といった感じでしたね。

ということで、第3話まで視聴終了。原作があるわけじゃないですが1~3話で一区切りといった趣き。小説版よりもアニメの方が展開が早い気がしますが、これはこれで良いような気がします。

「シュッツエンゲル誓約書」が結婚誓約書の書式だったりとか、そのくせ署名だけでなくてハンコも押されていたりとか、そのハンコの文字がルーンだったりとか、印章とCHARMに浮かぶサインが同じっぽいとか小説版にはなかった描写が面白かったです。

ここまで視聴者が知りたい作中用語などはだいたい楓と二水が説明してくれて、他のキャラにツッコみたいところは楓が代弁してくれるといった役回りになっています。

今後、普通に3話でひとまとまりみたいな感じで「起承転結」みたいなシリーズ構成になるのかしらん…?

2020.12.25追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。1話の尺によくこれだけ詰め込んだという感じの最終回でしたが、スッキリと終わりましたし余韻もあってなかなか素晴らしい出来でした。シャフト、まだちゃんとしたアニメ作れるんじゃん…。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 31
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ブヒッ♡

視聴者ターゲット(おそらく一番金を落とす層)がはっきりしてるので、
正座してブヒブヒ言いながら見るだけ。
ソシャゲ展開も決まっているらしく、力の入れようも尋常じゃない。
ゲーム販促も兼ねて2期3期と続く可能性も大きいだろう。
やたら下半身描写を強調してくるのも視聴者層を考えれば問題なし。
ブヒッ♡

・第3話
{netabare}初号機暴走からのケーキ入刀にはなかなか笑わせてもらった(笑
ありきたりな展開とはいえさすがシャフト、見せ方が上手い。
劇伴も上々で盛り上げに大いに貢献してる。
人死でストーリーやキャラに影を落とすのは最初から誰もが想定内だろう。
個人的にその辺がこのアニメの評価を上げることはないかな。
ブヒ枠、ギャグ枠、百合枠として突き抜けて欲しいわ。{/netabare}

・第5話まで
ここまでブヒ♡アニメとしてはほぼ完璧。
序盤から登場人物詰め込み過ぎで面食らったが、だんだん慣れてきた。
時たま見せる作画のこだわりがシャフトの本気を感じさせる。
{netabare}ただひとつ、キャラの魅力としてはゆゆ様に全振りというのが現状。
りりに関してはまだ輪郭がボケボケ。
カリスマというレアスキルが今後どう影響を及ぼすのか、それ次第かな。
他のキャラを掘り下げるのは尺的に無理かも?
公式サイトの円盤情報等を見ても、全何話なのかは分からなかった。{/netabare}

・第7話
{netabare}新キャラ登場でここまでで一番おもしろかったブヒッ♡
やっぱり貧乏ゆすりは基本だな。
小室ツクールで作曲したようなOP曲もだんだん好きになってきたわ(笑{/netabare}

・第8話
学園モノ王道展開でここまでで一番おもしろかったブヒッ♡(再)
今んとこ俺的今期トップスリーの一角だ!
ただいまだに登場キャラの一部が理解できてないけどなwww

・最終回まで
第12話の前半を見て思ったこと。
{netabare}ソシャゲ展開とは別に、パチスロとのタイアップも予定してるのか? 
.....と思わせるようなボーナス確定演出で草。{/netabare}
第12話の後半を見て思ったとこ。
{netabare}まんまトップをねらえ!だなwww
続編を考えればさすがに56億7千万年後は無理だったか。
2期で結梨ちゃんや美鈴さまが復活するのを待ってるぜ!(笑{/netabare}
それにしても、やたらとケーキ入刀が多いアニメだった。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

小鳥の巣

1話
特別な力を持った少女が異形の敵と戦う話。そこに学園ものと濃い目の百合要素を加え、主役のCVに赤尾ひかる“かおす先生”を配して全体トーンに長閑さを感じさせつつ、EDで不穏感を匂わせ…と結講盛ってきた。
初回の情報量の多さを主人公のモノローグで捌くと言う、一周回ってアリな演出で乗り越えて、さあ次回からどう話を回していくのか?
今のところ『刀使ノ巫女』と『マギアレコード*』(←*まどマギじゃなくてマギアレコードの方)を足して2で割った感じ。絵はキレイでアクションもいい。太ももムチムチのキャラデザは好みでないが…。

2話
説明回。バトル要素はほぼ無く、視聴者が知らないとこれから困りそうな事柄を説明しつつ、人間関係も染み込ませてきた…ので、少し退屈になるところをお嬢様とちびっこを使ってうまく回していたと思う。
学園パートは日常コメディでありつつ心理劇要素もあって、意外と面白い様な。

3話
めっちゃ百合。なのはひとまずおいといて、梨璃のCV赤尾ひかるの好演に瞠目しよう。

”こみっくがーるず”かおす先生のイメージが強かったせいで、ちょっと色物っぽい印象があったが見事に脱却!コミカルな面は残しつつ正統派主人公を張れるだけの演者に成長していた。

対して夢結のCV夏吉ゆうこは、三森すずこ的な演技に押し込められている様でなんか気の毒だ。物語的には過去から解放されたようだから、もしかしたらこれからなのかも知れない。

4〜5話
レギオンメンバー集め回
今までメインで出ていた4人とサブで顔出ししていた5人を一気に揃えてきた。馴染みの薄いサブメンバーはキャラの掘り下げもしつつ進めたり、なかなか脚本が巧みだ…と思って調べたら脚本は“放課後のプレアデス”の監督していた人だった。

なるほど、これは趣味が合うわけだ。

そういえば、5話などは何気に構成が良くて、ラムネをキーに二転三転させて、最後にレアスキル『カリスマ』を納得させてしまうのが上手いと思う。

10話
なんかめっちゃ良いんですけど。
大勢いることを活かした温かく素晴らしい脚本!悲劇の後にコメディベースの話をつなげる、よく考えられたシリーズ構成。赤尾ひかる一世一代の泣き演技。
ここでシーズン1を終わらせても良いくらいの出来だのに、さらに不穏な引き!

ラスト
大団円!とてもうまくまとめたと思う。

視聴当初はシャフトってだけが注目要素のどちらかといえばイロモノ作品と思っていたが、始まってみれば今期トップクラスのクオリティ!
佐伯監督万歳!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 17
ページの先頭へ