奈良で恋愛なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの奈良で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月29日の時点で一番の奈良で恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.7 1 奈良で恋愛なアニメランキング1位
ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)

2018年8月17日
★★★★☆ 3.8 (267)
1230人が棚に入れました
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。

声優・キャラクター
北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

史上最高のおねショタSF映画!もりみー原作が苦手な人にこそ観てもらいたい!

『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』のもりみー(森見登美彦)の新境地を『陽なたのアオシグレ』『台風のノルダ』の石田祐康と新井陽二郎のタッグが描いたジュブナイルSF


とある郊外の町が舞台
10歳にして勉強や研究に熱心な好奇心旺盛で達観した思考を持つ少年、アオヤマ
ある日、海も無い町中に唐突に大量のペンギンが出現したのを目撃する
アオヤマ少年と友人はすぐさまにペンギンの出自を探す探検に出るが謎は深まるばかり
その後アオヤマ少年はその達観視した口調が災いし、クラスメートのガキ大将と衝突してしまう
そのピンチを彼が淡い恋心を抱く近所の歯科衛生士の“お姉さん”に救ってもらう
アオヤマ少年がペンギンの謎を追っていることを知ると“お姉さん”はジュースの缶を宙に放り投げた
すると彼女が投げたジュース缶が突然ペンギンにメタモルフォーゼした
「この謎を解いてごらん、君には出来るか?」
かくしてアオヤマ少年は“お姉さん”とペンギンの関連を探り出そうとするのが…


まず一連のもりみー原作の多聞に漏れず、達観視した上から目線な主人公による一人称が主軸となっているのですが、早合点するなかれ
もりみー原作でありながらも畳み掛けるような喋り口調でまくし立てる作品ではないのです
主人公が落ち着いた少年であるという点や、アオヤマ少年を演じた北香那の感情を殺した芝居、そして全体的に間を大切にしたテンポ感を含めて、どちらかというととてもゆったりとした時間が流れる作品になっています
かつ暑苦しい青春モノでなく、もっと爽やかなジュブナイル作品というのも手伝っていますから「もりみー原作はちょっと…」という方にこそチェックしていただきたいところです


この辺りの演出、石田祐康率いるスタジオコロリドの若いスタッフが中心となったことも大きいと思います
少年の、自覚なき恋心を大切に描いていますし、その一方で少年が“お姉さん”に興味を抱くキッカケが“お姉さん”の豊満な「おっぱい」というのがエッチでコミカルでとっつき易いです
また、過去作の様にスタジオコロリド内製が強いのかと思いきや、流石に初の長篇ということもあって亀井幹太監督が演出処理を買って出る、佐藤順一監督がクリエイティブアドバイザーとして参加する、等これまでのコロリド作品とは規模の違いを感じます
一言で言うなれば、これまでのもりみー原作アニメが若者向けな文学作品だったのに対し、今作は老若男女広く、もっと言えばファミリー路線にも喰い込める、本当の意味でのエンターティメントに振った作品に仕上がっていると言えましょう
今日までコロリドを見捨てなかったフジテレビにはよくやった!と言いたい


ところでもりみー原作といえば【いまいち何を考えているのかわからないヒロイン】の存在でありますが、今作の“お姉さん”もまたもりみーヒロインであることに変わりありません
彼女のイヤラシさの無い奥ゆかしさを、蒼井優が見事に演じきっていてコレにも拍手です
キャスティングは完璧で、いわゆる大人の事情なども感じさせません
それは主題歌に起用された宇多田ヒカルの「Good Night」も同じで、まさにこの映画の為にある一曲と言える楽曲です
エンドロールで程よい余韻に浸れることを保証いたします


また、途中で『台風』が来たり、『坂のある町を駆ける』のは思わずコロリド作品ファンには笑みがこぼれてしまうところでしょうw
コロリドにとっては今作が初の長篇にして、1つの記念碑となった、のではないしょうか?
まあ細かいことは置いとくとしても、とかく【おねショタ】っていうジャンルは本当に尊いと思ったのがオイラの本音ですよw

投稿 : 2024/12/28
♥ : 18
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

表はペンギン、裏はエヴァンゲリオン

世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:6
合計:36

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。
夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちはいったいどこから来てどこへ行ったのか……。ペンギンへの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。
「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」

(公式ページより抜粋)

視聴経緯については、先日見た「若おかみは小学生」同様、2018年に公開されたアニメ映画で、さよ朝やリズ青と共に名前があげられることが多かったから。

若おかみ~があまり響かなかったので、4作品中トップにあげられることの少ない本作は正直あまり期待していなかったのですが、意外にも高得点でした。

冒頭のあらすじを読むとこじんまりとした作品のようですが、スケールが大きく、SF、セカイ系と言ってよいでしょう。それでいて、個人の思春期の問題がテーマにされており、私はエヴァンゲリオンを連想しながら見てしまいました。

{netabare}本作はいくつかのもの(お姉さん、海と呼ぶ球体、ペンギン等)が象徴的に描かれていて、それを何と捉えるかで様々な受け取り方になると思いますが、全体のテーマは私にとっては「異性への憧憬」や「アニマの昇華・離別」(それによって少年は成長するのだ!)であると捉えました。(ペンギン・ハイウェイが象徴する道も、少年が通る成長の道ではないか)

個人的に、自作長編小説におけるテーマのひとつであり、お姉さん的なキャラを登場させたことがあるので、最早そういうテーマでしか見られなかったのですが(苦笑)
注.私の言う「アニマ」とは、ユングのものとはズレていると思いますが、精神的な異性に対する憧憬の原点(簡単に言えば理想の女性)みたいなもので、例えば、初恋の相手が2次元(アニメキャラ)みたいな形で接触する人も多いのではないかと思われます。

ですので、万人受けはしないと思いますし、特に女性は共感できるのか不明。女性にも異性への憧憬はあるでしょうが、本作のモチーフがそれに符合するのか全くわかりません。

そのようなごく個人的な体験により、お姉さんが偶像でないかという疑問は、最初の喫茶店のシーンから出てきて、コーラがペンギンに変わったところで確信に変わりましたね。

普遍的なテーマに寄って考えると、幼少期は想像(内的)世界と現実(外的)世界が共存しているけれど、どこかで想像世界に踏ん切りをつけて現実世界のみを見るようになるということでしょうか。

小説を書くことでお姉さん的存在と問答し、離別した私としては、アオヤマ君がお姉さんに再会できるのは内的世界に向き合うかもしれない老後、究極的には死んだ時だと思ってしまいますが、そうやって大人になった自分にとって、彼には昔の自分を重ねてしまい、背中を押してあげたくなりました。{/netabare}

青春の原風景を見に行けた感じでしょうか。主人公の性格や豊かなお姉さんの憧れが真っ直ぐで、爽やかな満足感を得られました。

客観的にも、テーマが深くて濃いものである割に、テーマに対応するぎりぎりの低学年を主人公にし、愛くるしいペンギンを登場させることで巧みにカモフラージュされているので不快感はあまりなく、終盤はジェットコースターのようなアニメーションも堪能でき、楽しめる作品と思います。

(2020.6視聴)
(参考評価推移:4.3)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愉快で不思議で、ちょっと切ないファンタジー

これからの季節にお勧めです!

科学的探究心が旺盛な、小学校4年生のアオヤマ君のひと夏の活躍を描く、
ミステリーのような、冒険譚のような、楽しくて、ちょっと不思議な味わいのお話しです。
いろいろ辻褄合わなくても全然かまいませんw そういうお話しじゃないって思うから。

小学生のくせに、大人ぶっていて、でも大人の女性の胸に興味津々で、
それを恥ずかしいと自覚するまでにも至ってない、二次性徴を迎える前で
恋とか愛とかも、当然知りもしないアオヤマ君。
潔い、というより、まだ性に目覚めていないから、
素直に「おっぱいが好きだ」って堂々と主張して悪びれもしない。
なんだかそんなところ、すごく可愛い!
きっと2~3年もしたら、自分の「お姉さん研究ノート」が、
死ぬほど恥ずかしくなって、
黒歴史として封印しちゃうんだろうなあww
ああ可愛い(^^)
わたしショタとか全然趣味じゃないですけど、
こんな、無自覚に背伸びして小理屈こねくり回してる子供がいたら!!
可愛くて堪らなくていじりまくりそう!

お姉さんもなんだかとっても素敵です。
奇麗なだけじゃなくて、キュートでファニーな、
それでいてちょっと謎もある、少年の目にも大人過ぎない、
ちょうど魅力的に映える感じで。
あと重要なファクターの、
お姉さんの胸の描き方が、いい意味でアニメっぽくなくて、
グロテスクな巨乳とかじゃなくて、ちゃんと普通に、女性の胸らしく、自然で綺麗な線で描かれているのがとってもナチュラルでいいって思います。

それと、サブヒロインになるのかな?
ハマモトさんもすごく、可愛いんです。
プライドは高いんだけど、子供らしく真っ直ぐに生きてて、
年相応に賢いのがとっても好感度高いです。

お話し自体は、ジブリっぽいっていうか、
トトロとポニョを足して二で割ったような感じで、
夏休みにファミリーで楽しめるように作られていて、
森見さんの原作なのに嫌味な感じが全然しなくて。
監督も、教えられるまで気付かなかったけど、
あの「フミコの告白」作った石田祐康さんなんですね。
初の長編商業作品で、ここまで出来るってすごい!

アニメ上級者の方にはちょっと物足りないかもですけど、
そんな方以外の、普通の人なら、
誰が観ても楽しめるんじゃないでしょうか。

アニメ初級者の私は、すごく楽しめました(*^▽^*)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 40

66.9 2 奈良で恋愛なアニメランキング2位
BLUE SEED ブルーシード(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (71)
528人が棚に入れました
『BLUE SEED』(ブルーシード)は高田裕三の漫画。1994年にテレビアニメ化された。 藤宮紅葉の姉は他界した。紅葉はそう信じていた。ある日、紅葉は謎の生物達に狙われる。そこに草薙護が助けに入った。実は、紅葉は奇稲田姫(くしなだひめ)の生まれ変わりであり、草薙は草薙尊(くさなぎのみこと)の生まれ変わりであった。紅葉と草薙を狙う奴等の正体とは?

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『BLUE SEED』作品紹介と総評

『3×3 EYES』で有名な高田裕三の同名マンガのアニメ化作品。
私のアニメ観を大きく変えた作品の一つです。この作品に出会わなければ、エヴァや攻殻機動隊などをリアルタイムで観ることはなかったでしょう。

(あらすじ)
ごく普通の中学生のはずであった藤宮紅葉は、奇稲田一族の末裔であり、自らが人柱になることによって「荒神」(あらがみ)と呼ばれる謎の怪物を封印する力を持っていた。紅葉を襲う荒神の出現と彼女を守る草薙護の存在。人柱という運命に迷いながらも紅葉は「国土管理室」のメンバーとなって荒神と闘う決意をする。(wikipedia参照)

古代神話・現代社会・環境破壊・バイオ技術等を巧妙に織り交ぜたシリアスなストーリー展開の中に、ラブコメ・お色気・コメディー要素がちりばめられています。
「マニア向け作品をテレビで放送、制作費をビデオソフトの売り上げで回収する」というビジネスモデルの走りとなった作品とも言われているみたいですね。

放送当時、まだ子どもでしたが、日本神話の神秘的な設定やグロテスクで物々しい雰囲気が病み付きになりました。今でも原作を読み直したり、アニメを観直したりします。

ちなみに、この作品のOP『CARNIVAL・BABEL 〜カルナバル・バベル〜』は今でも好きなアニソンのひとつです。声優の立木文彦(碇ゲンドウなど)が歌を担当し、後に主演を務めた林原めぐみもカバーをしています。

古い作品でも抵抗なく観れる方には、オススメ出来る作品です。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お、懐かしいな

ここのサイトをはじめて、自分が過去に見ていたアニメやらを
発見して懐かしいな~と思うことが多々ありますが、
このアニメを発見したときも、思わず「ほわ!」と
言っちゃうほど懐かしかったです。

主人公の藤宮紅葉さんの声優さんが、林原めぐみさん。
そこの横にうつっている強面の男(このアニメのキーパーソン)
井上和彦さんです。他にも色々出演されていますが、豪華メンバーです。

紅葉ちゃんのパンチラがやったら多かったような記憶があります。

内容は、環境とかがテーマだったような?神話とかもあったような?
そんな感じでした(おぼろげ…)

でもすっごく面白くてオススメしたい作品のひとつです。
時間があったら、またもう1回見たいなあとこのレビューを書きながら
思っております。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 1

西の方 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

今なら、半分の話数で終わらせそうなお話。1,2話が強烈だった後、12話位で終局へ「予感」があり、その後も寄り道が何話かあって、本当にスイッチが入るのは19話か20話から。絵柄や一部萌え要素に古さがあるが、これは放映当時から化石っぽかった。代表例は紅葉のパンツネタの掛け合い。
 、、、といった数々の欠点にもかかわらず、私には評価の高いアニメです。「元気のいい奇稲姫(くしなだ)」と「優等生で憂国のクシナダ」の姉妹対決。そもそも、クシナダって、本当は何者?その先の読めなさ。正義と理の戦い。主人公は命がけなのですが、自らの手立ての有効性を確信できるような状況ではなく、実際に、最後の対決は、用意した布陣と随分と違った形で付くことになります。
 鬱気味のわたしに効くアニメ、なんですよ。ほんと、時々無性に見たくなる。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

69.5 3 奈良で恋愛なアニメランキング3位
おジャ魔女どれみ20周年記念作品 魔女見習いをさがして(アニメ映画)

2020年11月13日
★★★★☆ 3.6 (47)
188人が棚に入れました
帰国子女で会社員のミレ(27)、教員志望の大学生のソラ(22)、フリーターのレイカ(20)年齢も住む場所も悩みも…なにもかもが違う三人を引き合わせたのは―――魔法玉!?不思議な巡り合わせで一緒に旅に出ることになったまっすぐで、ちょっぴり不器用な彼女たちのニュー・マジカル・ストーリーが いま 始まる!

声優・キャラクター
森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平、石田彰、浜野謙太

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

良い意味でも悪い意味でもファンムービーに留まらず。

 おジャ魔女ファンとしては当然見てきました。「思い出コンテンツ」として商売だけの匂いしかないような志の低いことがない辺りは「デジモン last evolution」と同じ。流石は関pが関わっている作品だけのことはある。


 おジャ魔女たちは殆ど出ないが、明らかに本作はおジャ魔女の面白さと本質であるテーマを受け継いでいる。こういう継承ならええねぇ。


 とにかく、楽しくて親しみのあるキャラ達の物語がスーっとテンポよく心に入ってくる。彼らがすぐに好きになるし、だからこそ彼等の地に足がついた苦しみも心に響く。


 今回の主役の三人は声優じゃない方がやってるが、ほんまにキャラとの相性がピッタリである。特にももクロの方がやってたレイカちゃんは、おジャ魔女というよりキラプリのひまりん感がある良い方言キャラでした!。


 とにかくテンポがよく物語がスイスイと進むが、軽くて甘過ぎなお菓子のようにならないバランス感覚がちゃんと働いているのも見事!。


 全体的にかなり満足な作品だったが、「last evolution」のような傑作とは言い難いかな。どれみの面白さは、物語がどうこう以上に時間をかけてキャラ愛を育てていくのと、子供向けとは思えない「痛み」があるところだった。


 それに対して、2時間もない映画では少々サクサク過ぎる。しかも、本作は大人たちが主役だけにあまりにサクサクだと軽くなってしまっているところがある。もっと溜めが必要だったかも。1クールのアニメのが良かったかなぁ〜。


 そして、これはファンとしてのワガママだが、やはりもっとどれみ達が見たかった。過去の話を上手く利用するのでもいいから、もっとサービスがあっても良かった。


 鬼滅でも話題の石田さんも出てるのだが、どうせならドッカ〜ンの「離さないで、繋いだ手と手」の幽霊の少年のデザインに似せた感じにするとか、ファンならニヤリな描写があっても良かった。それが目的化したらアカンが。


 本作を見て改めてサトジュンさんはアニメ界の木ノ下恵介だということを改めて思った。本作に限らずサトジュンさんの作品は子供向けタイプに限らず甘さと優しさが基調にある。しかし、それは誤魔化しや騙しの甘さでも、建前や綺麗事の甘さではない。


 世界に辛い現実があるのは知ってるし、建前の裏でズルや嘘が横行してるなんてもちろん知っている。だからといって「世の中なんて嘘ばっかじゃん!。真面目にやって馬鹿見るくらいなら、私も抜け駆けするしかない」なんてニヒリズムや敗北主義に本当に強い人は陥らない。


 それでも…、人には譲れない大切な物がある、それでも…人は良くなりうると信じる。理想に向けて、祈りや願いを胸に人は少しずつでも努力し続けることができれば…。このオプティミズムは現実無視ではなく、現実を知ってもそれを乗り越えていく強さがある。


 子供たちに向けて作品を作ってきたサトジュンさんには、背中で敗北主義と狡さを教えるような格好が悪い大人ではない。たとえ時勢に逆らう形でも、人が持つ誠実さと心の力を信じ、百万言よりも心に響く物語という形でそれを示してくれる。リアリスト気取りな「ぶっちゃけ」という名のみっともない人間が溢れる中で、子供向けを多く手掛けた職人タイプの監督の方が一周回ってロックじゃん!。


 本作のサトジュンスピリット。心のチカラこそ本当の魔法というメッセージ、幻想こそ現実に強く生きる原動力になるというテーマはプリキュアにも引き継がれている。優しさという魔法を私は信じ続けていきたい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どれみ聖地巡礼、3人の仲間達というのでは⁈

 『おジャ魔女どれみ』を見ていた女子三人が、その聖地「MAHO堂」のモデルとなった建物で知り合って仲良くなり、どれみや身の上話をしながら進む展開な感じだったです。
 『おジャ魔女どれみ』は聞いたことはあるけど、見たことないです。

 よくわからないけど、魔法玉というのも存在感あったです。この聖地って、鎌倉、飛騨高山、京都、奈良と広範囲だなぁです。

 三人それぞれに、仕事や生活における悩みを抱える姿が印象的だったです。聖地巡礼で友達ができるって、何か良いもんだなぁと思ったです。
 三人に降りかかるというのか?様々な出来事を互いに励ましあう姿を見るとそう思うです。

 現在の自分を見つめなおすとき、ここれは非現実的でしかない、魔法というものの必要性について考えさせられるかもしれないです。

 三人が見つけた生き方は、どうなるのか?お楽しみです。タイトルの意味が分かりづらかったです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5
ネタバレ

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ずいぶん酷評されてますけどもね、全然そんなことないですよ。

少なくともボクはめちゃくちゃ感動して始まって5分でウルウルしだして、最後までうるうるしっぱなしでしたよう。

まあ、ビービー泣くようなことはなかったですが、なんかまあよかったですわ。
でもあんまりどれみちゃん関係ないかなとは思いましたけども。

プリキュアの前ですよね。これね。

まあおジャ魔女放送時はボクはもうとっくにおっさんになってましたし、その頃おジャ魔女の版権商売の仕事もからんでたってこともあって毎週見てましたしですね、おジャ魔女自体に特別な思い入れはありませんでしたので、純粋に女の子の自分探しの旅系の話だとしてフツーに見れました。


ハナシはちょっと横にそれますけども。

インターネットが普及し始めたころ、その頃趣味で一生懸命音楽やってたんですよね。そんで好きなアーティストのファンサイトのBBSなんかで意気投合した仲間なんかとバンド作って。それから自分らのサイト作って、そしたら日本中のあっちこっちと音楽でつながった仲間とかできて。ライブ活動も地元大阪以外にも東京や名古屋にも行ったなぁ。

要するにインターネットのおかげでひとつの趣味を通して世代も仕事も異なる、接点のない人とつながることができるようになったと。

インターネットで人がつながる感動物語って『電車男』とかに代表されるようにその頃わりとアツかったんじゃないかなと。


そんで魔女見習の話に戻りますけども。

インターネットではないですが、一つの趣味ってゆうかまあ好きなおジャ魔女を通して知り合った接点のない3人がそれぞれの生きざまの中で成長していくとゆう話の流れが、そのボクが一生懸命バンドとかやってた頃とものすごいリンクしてしまって、なんかまあ他人事として見れんかったですよ。


最後みんなで{netabare}カフェ{/netabare}やるんとゆう話で終わるんですが、まあ3人ともそれぞれの個性を生かした{netabare}カフェ{/netabare}になっててそれはそうかもなんですが、ボクはやっぱり3人とも一人一人それぞれの道を別々に歩んでいくって話に落としてほしかったかな。


まま、おジャ魔女ファンがみたらがっかりするみたいで、まあそらそうだろうなぁと。
おジャ魔女好きの女の子3人の話なんだから。


酷評はどうもそこんところみたいなんですが、ボクにとってはそおゆうアレでなんか懐かしいとゆうか、軽く胸を熱くするお話でした。


なんか昔これハマったよなー。あの頃のみんなどうしてるかなー。
みたいなちょっと優しい気持ちになれる作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

62.3 4 奈良で恋愛なアニメランキング4位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (520)
3032人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12
ネタバレ

よると さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

美少女爆乳ハイパーアニメ!!

原作のゲーム(第1弾め3DS版)プレイ済み。

ゲームはゲームで面白かったのですが、アニメはアニメで面白かったです。


キャラ感想。てれってれって~♪

飛鳥 けなげで純粋な子。
一言で言えば普通な子。
でも、可愛い。

葛城、カグラの中では2番目に好きな子です。
一人称が「あたい」で活気ある子です。
見るだけで元気になります。


斑鳩、どうみても黒髪ロング系の女の子。
けいおん!の澪といい、こういう子はどうもスルーしてしまう。なぜなんでしょう~?いや、苦手というわけじゃないが。


柳生、カグラの中で、1番目に好きなキャラ。
(最初は葛城が好きだったが、眼帯ということでw)
オレ女で、クールだが、雲雀には優しい。
私の萌えポイントを見事についています。

雲雀、某魔法少女の主人公みたいな少女。
鈍くさいが、そこも含めて可愛い。

焔、名前の割には中の人が某美樹さやかな件について。
でも、かっこいいですよね~!
いかにも戦う女の子って言う感じで。
刀を6本ぐらい持って戦うのは戦国BASARAの政宗とかワンピースのゾロとかを思い出しますな。

日影、3番目ぐらいに好きな子です。
緑髪で、関西弁。一人称「ワシ」
ポーカーフェイスで笑うのがあまりないという。
こういう変わった設定の子好きですよ~。


黒猫じゃなかった未来。
やはり、どうみても、某俺芋の黒猫を思い出してしまう。
陰険すぎでぺちゃぱい。
好きな人は好きだろうね。

春花、おっぱい魔女っていう感じの女の子。
本当に女子高校生ですかー!?と突っ込みたくなる。
豊口めぐみさんの演技よかったです。


もやしじゃなかった、詠。
もやし一筋な女の子。
でも、実は悲しい過去があり、もやしだけではなかった。
容姿がお嬢様で可愛いので、善忍系かなって思うけど、悪忍です。

主人公サイドも魅力的ですが、敵サイド(焔ちゃんたち)も魅力的です。


服がボロボロになり、水着シーンが多すぎぃ~!
サービスサービス豊富ですね~!


原作のゲームを壊すことなく、アニメはアニメでまとめて作ってくれたので、よかったと思います。

原作がゲームのアニメって失敗する作品が多いのでw
(某咎狗とか、スタオー2とか。成功例だと思っている方がいたらすみません。)

某ニコニコ生放送の期限が切れてしまい、しょうがないからバンダイチャンネルで残りの話を見ました。


最後にやっと{netabare}ネタバレタグの設定がわかった。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12
ネタバレ

大島ロール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

善と悪の戦い

権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。 学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

最初のほうはあまり期待はしていなかったのですが、回を進むにつれ、気が付いたらストーリーに飲み込まれてました^^

まぁおっぱいがデカイという点についてはちょっと…ww

ただこの作品のバトルシーンはめっちゃ熱い^^
流れるような技の連続…、見ていてホント飽きない。
こういうのを僕は欲しかったのだと思います^^

最終回は素晴らしかった♪
{netabare}最後は善悪協力することができ、良かったと思います♪感動のシーンもありましたし、とても満足のいく終わり方だったのだと思います^^{/netabare}

2期をぜひともやっていただきたいです♪

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

69.3 5 奈良で恋愛なアニメランキング5位
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(アニメ映画)

2000年4月22日
★★★★☆ 3.8 (303)
2070人が棚に入れました
奈良沢警部補、芝刑事という現職警察官が相次いで射殺される事件が発生した。事件に遭遇したコナンは、毛利と共に目暮警部や白鳥警部から事件の詳しい情報を聞き出そうとするが、彼らの口から出た言葉は「Need not to know」という警察の隠語だった。そんな矢先、白鳥警部の妹・沙羅の結婚披露パーティに出席していた佐藤刑事が何者かに襲われ瀕死の重傷を負い、現場に居合わせた蘭もショックから記憶喪失になってしまう。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、松井菜桜子、緒方賢一、林原めぐみ、岩居由希子、大谷育江、高木渉、茶風林、塩沢兼人、湯屋敦子、千葉一伸、高島雅羅、百々麻子
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

コナンの映画の中では一番緊張感があると思う。

劇場版第4作目の本作はもう「蘭」メインの作品と言わざるを得ないだろう。
他作に類を見ないシリアス展開で、緊張感に溢れている。
また見えない犯人の探求も他作と違い「蘭」が狙われているだけあって、コナンの焦りもひとしおだ。
尚、あの小学生のアフレコは本作から。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
雨の日、横断歩道を急いで渡ろうとした少年探偵団は、警部補の奈良沢治に注意される。だがそのすぐ後、奈良沢警部補が電話ボックスで何者かに拳銃で撃たれてしまう。コナンはすぐさま犯人を追いかけるが取り逃がしてしまった。コナンは誰に撃たれたのかと尋ねるが、奈良沢は自分の左胸をつかみ、何かを伝えようとして事切れてしまった。犯人は拳銃を左手で撃っていたことから左利きであるということだった。捜査本部は、奈良沢が自分の左胸をつかんで死亡したのは、胸にしまった警察手帳を示したものと解釈した。

その日の夜、今度はマンションの地下駐車場で巡査部長の芝陽一郎が射殺された。ニュースや新聞は、一連の警察官連続射殺事件を大々的に報道する。そんな中、白鳥警部の妹・沙羅の結婚を祝う会が開催されることになり、コナン・蘭・小五郎は英理と共に出席することになった。パーティー会場には小五郎の元上司・小田切敏郎をはじめとする警察官、敏郎の息子でミュージシャンの小田切敏也、白鳥の主治医である心療科医師・風戸京介らの姿もあった。コナンと小五郎は、高木刑事から芝刑事が警察手帳を握って死んでいたことを聞き出すが、白鳥に「Need not to know(知る必要の無いこと)」という警察関係者の隠語を言われ、これ以上の詮索を拒否されてしまう。コナンは、この事件が警察組織全体が関与しているのではと疑念を抱いた。

大勢の招待客で賑わう中、蘭はトイレで佐藤刑事と鉢合わせする。その直後、トイレを含めたパーティー会場全体が突然停電。佐藤刑事がトイレの外に様子を見に行こうとしたとき、何者かが佐藤刑事に銃口を向ける。佐藤刑事は何発もの銃弾を受けて意識を失い、佐藤刑事が撃たれるところを間近で目撃していた蘭はショックで気を失ってしまう。

蘭と佐藤刑事はすぐに病院に搬送され、パーティー会場の全ての出入り口が封鎖された。だが、警察官を含むパーティー会場にいた全員から硝煙反応が出なかった。捜査の後、コナンたちは病院に向かい、蘭と佐藤刑事の容態を確認した。佐藤刑事は弾の一つが心臓近くで止まっていて、助かるかは五分五分。一方の蘭は幸いにも外傷はなく、まもなく意識を取り戻した。だが、蘭は事件のショックで記憶を失っており、自分の名前さえも思い出せなくなってしまっていた。

後日、コナンは何者かがずっと蘭を見張っているような気配を感じ取る。退院後、駅のホームで蘭が何者かに線路へ突き落とされてしまうが寸前のところでコナンが救助に成功する。コナンは、蘭は佐藤刑事が撃たれたときに犯人の顔を見ており、犯人が命を狙っているのではないか?、という疑念を募らせる。その予感は的中し、次々と蘭に犯人の魔の手が襲い掛かっていく。果たしてコナンは、蘭の瞳の中に隠された犯人の正体を暴き、蘭を守り通すことができるのか!?
{/netabare}

兎に角、蘭と新一にスポットを当てた本作は、
劇場版名探偵コナンの中では一番という方も多いのではないか。未視聴の方は是非視聴してもらいたい。
アクションシーンも多く用意されており、コナンの格好良い場面も見られる。

主題歌の「あなたがいるから」は大好き。
小田切さんのシーンからの挿入も良い。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

蘭姉ちゃんを守り隊

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第4作目。

サスペンス要素が強く、アクションの要素が少ない作品。
{netabare}
佐藤刑事が銃で撃たれ、事件を目撃した蘭ちゃんが記憶喪失になってしまうというショッキングなストーリー。
その上、蘭ちゃんは口封じのため命を狙われるという、気を抜けない状況。
{/netabare}
そんな状況の中、命懸けで蘭ちゃんを守りつつ、事件を解決していくコナンがかっこい作品です。

容疑者が何人も出てきますが、何れもミスリードというシナリオも秀逸。
そして、意外な真犯人も・・・。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12
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