大阪市で関西弁なTVアニメ動画ランキング 1

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68.4 1 大阪市で関西弁なアニメランキング1位
じゃりン子チエ(TVアニメ動画)

1981年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (78)
348人が棚に入れました
浪花の小学生・竹本チエは生活能力のない父テツ、別居中の母ヨシ江に代わり、稼業のホルモン焼き屋を営む。そんな鉄を見守るのは、チエが小鉄と名付けた、額に三日月キズのあるオス猫だ。だがその小鉄の元にある日、若き猫アントニオJrが現れた。Jrにとって小鉄は、今は亡き父の仇だったのだ。

声優・キャラクター
中山千夏、西川のりお、上方よしお、鮎川十糸子、伝法三平雄、永井一郎、太田淑子、山口朱美、三輪勝恵、入江雅則
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

‐哀悼‐ 大阪の下町を舞台にした、人情話の名作を、名匠がアニメ化

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「ちびまる子ちゃん」と「寅さん」(もしくは両津勘吉)を親子にして、この二人をコテコテの関西人にしたような作品。私は原作漫画が好きで、そこから興味を持ちました。

「じゃり」とは、「子供」を意味する俗語です。主人公の「チエ」は、バイタリティーに溢れる小学校5年生。全く働かないダメ親父の「テツ」に代わり、お好み焼き屋をきりもりしています。そんな「チエ」や「テツ」、母の「ヨシ江」、祖父母の「菊」と「おじぃ」、飼い猫の「小鉄」を中心に、大阪の下町の人情味溢れるキャラクター達の掛け合いが楽しく、心温まる作品です。正に、「吉本新喜劇」の世界観って感じです(笑)

監督は、あの「高畑勲」さん。流石は高畑勲さんだけあり、原作の空気感をよく生かし、なおかつ「格」も生み出している。声優さんも、永井一郎さんなど実力派の方や、芸人の西川のりおさんやタレント議員だった中山千夏さんなど、かなり個性豊か。でも、しっかり役にハマってるんですよね。この辺の上手さは、本当に宮崎駿さんにも見習ってほしかったですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

che さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

虎の褌♪羆のパッチ♪百足の歯ブラシぶら下げて~♫茶臼山で鈍甲釣り♪エテ公が真似して赤っ恥~♫

久しぶりに、一話だけ見ました。
懐かしすぎた!ってかOPが懐かしすぎたww
てか歌詞が凄いwどやって思いついたんやって感じの歌詞ですw

内容は、
まあ、大阪の西成周辺での昭和の日常って感じでしょうかw

あと、声優を結構芸人がしてます、テツは西川のりおだし。
テツは役はマジでハマってますw
マサルはシンスケじゃなかったかな?

あと、猫がよく出てくるんだけど、世の中の世知辛さを知ってて、その辺りが笑えますw
小鉄(コテツ)とアントニオJrが大好きです好きですw

物語
ユニークすぎるwwオムニバス形式だし見やすと思います。

声優
芸人使っててこれまたユニークw

キャラ
これだけリアルなダメ人間が出てくるアニメはじゃりん子チエぐらいじゃないでしょうかw
リアルだしユニークですw

作画
当時にしては綺麗な方だと思います。

音楽
OPの歌ヤバすぎるwどうやって思いついたんやって感じですw

この下のネタバレ部分は西成に関する説明なんで、
アニメにあんま関係ないで、見ないでいいと思いますw
長くなったので、ネタバレにしただけです。
ネタバレレビューを読む
でも、このアニメはすごくユーモラスに作られてて、面白いですよ!出てくる人間はテツを筆頭にダメ人間多い所もリアルだし、チエちゃんの店にくる客もリアルww
なにより、脚本が最高!!

「ヤクザ脅して金巻き上げたろかな~」テツ

「アホウ!ヤクザ怖ぁてこの辺で生きていけるかい!」テツ

「(客に対して)もう止めとき、それ以上呑んだら頭オカシなる」チエ

「それよりオッサン、もう五杯目やど、(心配するな金やったらあるわ)金のことやない、あんまり悪い酒ばっか飲んでたらアホになるど。」チエ

「おバアはんのブレーンバスターが出そうや!」チエ

このセリフが面白いと感じたら見てもいいんじゃないでしょうか?w
かなり笑えますw

タイトルはOPの歌詞です読めるかな?ww
まあ読めないと思いますw僕自身、羆、鈍甲は調べるまで知りませんでしたw

褌(フンドシ)羆(ヒグマ)百足(ムカデ)茶臼山(チャブス山)鈍甲(ドンコ、淡水のハゼの一種)

こんな人におすすめ

花札の人
下町の人
昭和の人
大阪の人
ホルモンの人
虎の褌で羆のパッチの人

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

ace さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

素晴らしいドタバタコメディアニメ

昭和50年代の大阪を舞台とした、
頭のおかしいクズテツと、娘のチエを中心としたドタバタコメディアニメです

テツは現在では放送できないでしょうね
まさにクズ!!ドクズ!!!
だが・・・憎めないクズ!!

テツの憎めないところ、すごいところは
どんなくだらないことにも全力を尽くし日々生きているパワーを感じられる
というところ

そして喧嘩っ早いクズとはいえ、
困っている者がいれば急いでいるときでも助けるところ
何事にも一生懸命なところなど
なんというか、「喧嘩と祭が好きな昭和大阪のお祭り男」という風情
ヤクザや警察など誰の前であっても態度ややりたいことを変えたりしない
(テツが苦手としている人物はいるがw)
一本筋が通っている
PS4ゲーム「龍が如く」の新主人公、春日一番みたいな性格
わからない人はすまん・・・
おそらく現在では絶滅したんじゃなかろうか、この手の昭和漢は
個性の塊

一応実家が定食屋なので、無職・・・ではないんかな
でも店は娘と奥さんに任せて昼間からブラブラ・・・しているわけではなく
いたずら1つにしても全力を尽くす
非常に濃密な1日を過ごす

「体がでっかくケンカが強く、奥さんと小5の娘がいる小学1年生」
がテツです

そしてじゃりン子チエ!
しっかり者でまさに大阪下町の昭和っ子という感じ
このチエとテツが主人公として日々バカな騒動を巻き起こし、
または巻き込まれストーリーが進行していく

チエの親友のヒラメちゃんがまたいいキャラで、
おかっぱ、ヒラメ顔、鼻と眉毛がなく口が「3」という
凄まじい個性のキャラクター
一度見てみるといいwwww

びっくりしたのはテツの声優はあの西川のりお
西川のりおはNHK教育テレビでもなんか鬼?の役をやっていたり
けっこう昔からお笑い以外の界隈でも出てたんだなぁ・・・

で、この西川のりおがテツの声優として完全にマッチしていて
ドラえもん、バカボンパパの声優と同じで「このキャラの声優は
この人しかいない!」感が強い
例えば、ドラえもんの大山のぶ代ね
ドラえもんの声優が交代してからもうずいぶん経ちました・・
現在ドラえもんも昔のドラえもんも自分はドラえもんマニアなので
両方よく見ますが、いまだに現在ドラの声には違和感がある・・・
「なんか違うんだよなぁ」とか「ドラはそんなこと言わない」
みたいな違和感がある
アニメなどのキャラには「この人しかいない!」というような声優が
必ずいて、西川のりおはまさにこのテツにとって
「この人しかいない!」という声優
棒読みっぽい部分も多々あるが、変に演技臭さを感じないので
とても自然で良い

小鉄やヒラメちゃんやマサル、ヤクザなど個性的で楽しいキャラも多く、
浦安鉄筋家族などの現在のギャグ漫画の基礎となったと思われる
傑作コメディアニメ!!

テツは相当頭おかしいが
それでも同じ時代を背景に持つバカボンのパパと比べると
一般人に見えてしまう・・・
バカボンパパ・・・すごすぎる

そうえいばバカボンパパも意外にも喧嘩が強かったな
なんとなーく行動が似てるわwww

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2
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