変身シーンで異世界なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の変身シーンで異世界な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の変身シーンで異世界なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.5 1 変身シーンで異世界なアニメランキング1位
魔法少女リリカルなのは(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1237)
6550人が棚に入れました
自称・平凡な小学3年生の高町なのは。ある日、異世界ミッドチルダからやってきた言葉を話すフェレット、ユーノ・スクライアが負傷し倒れているところを見つけ、保護する。
彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印する事を決意する。

声優・キャラクター
田村ゆかり、水樹奈々、水橋かおり、釘宮理恵、清水愛、緑川光、白石涼子、一条和矢、天野エリカ、桑谷夏子、五十嵐麗、高橋美佳子、久川綾、松岡由貴、松来未祐、氷青、谷井あすか
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

想像と違って意外とシリアスでいい話だった件

制作はセブン・アークスで原作はゲームです。
ジャンルは魔法少女ファンタジーです。
原作はありますが、設定だけ流用したオリジナルストーリーです。
ご存知の方も多いかと思いますが、「化物語」「まどかマギカ」の新房監督作品です。


普通の小学三年生、高町なのは。
一匹のフェレット・ユーノを拾ったことで、彼女の運命が変わり始める。
彼女は魔法少女となり、ユーノが探している「ジュエルシード」を集めることに協力していく。


田村ゆかりさん・水樹奈々さんの代表作。
大きなお友達にファンが多い魔法少女もの。
こんな感じで有名ですが、でも実際見たことある人はそんなにいないのではないでしょうか?
私も内容はほぼ知らないまま視聴。


前半は割とよくある魔法少女ものと見受けられました(見たことないので想像)。
まさかこのままジュエルシード集めて終了かと疑いましたが、そんなことなくて安心しました。
中盤から敵の魔法少女であるフェイトが出てきます。
このあたりから物語がシリアスにシフトし普通に釘付けになってしまう私w

フェイトの描き方が上手いです。
「とりあえず悪い奴」ではなく彼女なりの事情があり、それを丁寧に描いています。
なのはもフェイトも戦わざるを得ない運命にあります。
バトルシーンもとにかく派手で「魔砲バトル」と言われる所以が分かりましたw


終盤は本当に泣きそうになりながら見ていましたw
なんとも言えない境遇のフェイト。
ですが母親のプレシアの気持ちも分からんでもないですねえ。
{netabare}なのはの真っ直ぐな思い、アルフの忠誠心がフェイトの気持ちを氷解していきます。{/netabare}
最終局面で{netabare}彼女は新しく生まれ変わると決心してなのはを助けに行きます。{/netabare}

最終回のなのはとフェイトのやり取りは必見。
{netabare}名前を呼ぶ、リボンを渡す。{/netabare}
イイハナシダナー。
すっかり「リリカルなのは」のファンになってしまったようですw


総括して、魔法少女ものというよりも、しっかりとしたストーリーを持った友情ものといた方が適切だと思いました。
ストーリーが一本化されていて非常にわかりやすく、楽しめました。
内容的にこれはちょっと年少向けではないですねw

どうでもいいですが、小学生なのに登場人物が大人びすぎw
一話で{netabare}具体的な将来の夢の話{/netabare}とかいきなりし始めて吹きましたw
あと、田村ゆかりさんは今17歳だからこの当時は(ry

投稿 : 2024/12/14
♥ : 60

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

信じたのは勇気の心、手にしたのは魔法の力

一応、原作はゲーム(18禁)のスピンオフ作品。
ですが、このアニメ版は原作とは全く別物のオリジナルとなっています。
作品タイトルに”魔法少女”を冠するアニメで連想されるのは、今でこそ『まどか☆マギカ』が真っ先に浮かびますが、まどマギ登場以前では魔法少女といえばこの『リリカルなのは』。
両作とも監督は同じです^^


なのはは小学3年生の女の子。
自営業で融通のきく父親、美人で優しい母親、頼りになる兄姉。
魔女っ子モノ大定番の家族構成で育まれた主人公は、素直で可愛く慈愛に満ちたイイ子です。
そんな愛らしい主人公は、
異世界からやってきた喋る小動物を助け(大定番)、
そこで魔法を授かってピンチを切り抜け(大定番)、
秘められていた大いなる才能を開花させ(大定番)、
何やら大事な宝石のようなものを集める(大定番)。
とまあ、コテコテな展開で魔法少女となります。

結論を先に述べさせていただきますと、そんなどこにでもありそうな子供向けアニメのキャラクターと設定を使い、深夜アニメに興じる大きなお友達を唸らせるクオリティを見せつけた作品でした。
本作がいまだにファンから支持を集めているのは納得です。

まず、キャラクター。
今となっては少々古臭いキャラデザですが、その筋で人気と実績のある絵師のデザインに加えて破壊的なロリボイスを使いこなす声優さん。
全く毒や嫌味のないピュアで前向きな主人公を、徹底して可愛く描く事に注力してあります。
魔法少女お決まりのキャラクター性で特に新しさもないイイコチャンですが、その純度が凄まじく高く、それが不自然に感じないように入念に演出されていて、普通なら突っ込みたくなるような奇麗事を述べていても、このコなら・・・と、納得させられます。

ライバルキャラの見せ方も秀逸。
主人公の対局として常に影と含みのある立場を描きながら、性根の優しさやひたむきな所をたっぷり尺をとって表現してあり、感情移入せずには居られません。
これまた少女バトルものお決まり定番の本作のシリアスパートですが、これを牽引する事実上の二人目の主人公として、遜色ない魅力を放ちます。

バトルについても圧巻です。
コスチュームやデザインこそ魔法少女のソレですが、魔法を使ったバトルの作画や演出は凄く硬派。
特に「魔法の杖」的なアイテムがカッコイイ。
可愛いじゃなくカッコイイんです。メカっぽくて^^
コンセプトとしてはロボットアニメのロボに近い存在で、戦闘における主人公を支えるパートナーとして実に素晴らしい働きをします。
単純に戦闘の動きの見せ方だけでなく、カット割、対峙するキャラ同士を表現する間など、ホントに良く出来ています。バトルもののアニメは是非見習って欲しい。


ずっと視聴する機会がなくて、見なきゃ見なきゃと思っていましたが、今まで見ていなかった事が悔やまれます。
なのはの頭を撫でてやりたくなるような実直さ、
フェイトの抱きしめてやりたくなるような健気さ、
まったくの王道で直球な内容ですが、彼女達の行く末に目が離せなくなりキャラが大好きになる、いいアニメです。
シナリオや演出も、彼女達の魅力を盛り立てるためによく計算されていて、解っていても心が揺さぶられます。
もう、終盤では泣きっぱなしでした^^;

ちょっと古いですが、アニメファンならこれは見ておいて欲しい! と、自信を持ってオススメです^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 41
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『なのは』とメガミマガジン

元ネタの18禁PCゲーム『とらいあんぐるハート3』のファンディスクは未プレイ。


今でこそ『なのは』は劇場版がヒットする程の人気コンテンツとなり、
深夜アニメでも魔法少女なんてもういいですからw
と言うくらい変身ヒロイン乱立している今日この頃……。
ですが、本作が放送された2004年は、魔法少女の閑散期。

そんな時代状況下で、エロゲー風情が「魔法少女、はじめました。」
と言ったところで相手にされるはずもなく……。

本作の放送開始に合せて行われた会見でも、
取材に来たのは18禁美少女ゲームなども取り扱うメガミマガジンのみ。
という有様だったとか……。


当然、私の住む北陸では放送する局などあるはずもなくw
後にDVDレンタルで鑑賞することとなりました。

見始めてみると、確かに原作・都築真紀さんらが公言した通り、
家族とかそういった身近な物の大切さを感じる雰囲気はありました。
ですが、序盤は女児の裸を強調した変身シーン以上のインパクトはあまり感じられず……。

正直、中盤、5話にて、
{netabare}淫獣?ユーノくんが不可抗力?で女湯に侵入した時は、{/netabare}
もうダメかと思いましたw


ですが、本作の真価はここからでした。

{netabare}6話辺りでようやくライバル魔法少女・フェイトの事情が明らかになるにつれ、
徐々に火が付き始め、

9話でなのはVSフェイトによる9歳児同士の
往年のドラゴンボール並に熱過ぎるど付き合いで燃え上がり、

11話で奈々さんの挿入歌から、
なのは&フェイトのはじめての共同作業の流れで一気に突き抜けた!

そして、なまえをよんで。
にて涙腺まで決壊させてくる怒濤の追い込み! {/netabare}

終盤にかけて、後にファンの間で語りぐさになる、
伝説的なシーンが次々と畳み掛けられてくる。

競馬中継に例えると人気薄で後方待機の大穴馬が
最後の直線で画面外からすっ飛んで来て、場内が騒然としている感じw

ラストに向けて一気に伏線を爆発させて来る、
テキスト型ゲームが培ってきた伝統芸が、
アニメでも通用することを改めて思い知らされた、
アニメ史に残る大逆転劇だったと思います。


さて、その後、最新作の情報がメジャーなアニメ専門誌でも
大きく取り上げられるようになった『なのは』シリーズ。

ですが、ずっと『なのは』を応援し続けて来たメガミマガジンとの縁は切れず。
最新作第一報はメガミマガジン!限定ドラマCDもメガミマガジン!
なのは&フェイトの際ど過ぎる公式画もメガミマガジンw
という蜜月が続いています。

なのはとフェイトだけではない。
本作は『なのは』とメガミマガジンの絆。
そのはじまりの物語でもあるのです。


個人的には田村ゆかりさん、水樹奈々さんといった、
声優アーティストに注目するきっかけとなった意味でも、
本作は非常に大きな存在。

深夜アニメにおける魔法少女の存在領域を確立した、
全力全開の魔砲少女アニメです♪

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34

65.7 2 変身シーンで異世界なアニメランキング2位
ビビッドレッド・オペレーション(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (988)
4500人が棚に入れました
舞台は大島。天真爛漫な14歳の少女・一色あかねは発明家の祖父としっかり者の妹と貧しくも、温かな毎日を送っていた。海の向こうに臨める人工島ブルーアイランド。
その中央にそびえ立つのが、世界中のエネルギー問題を解決した画期的な発明“示現エンジン"。
それはみんなが夢見た、平和な未来。誰もが笑える幸せな日々―――。
しかし、世界を突然、危機を襲う。示現エンジンを狙って現れた謎の敵・アローン。
どんな兵器も通用しない絶望的な状況に、大きな力を秘めた赤いスーツ“パレットスーツ"を着た1人の少女が立ちあがる―――。
そして少女のもとに集まる仲間たち。
彼女たちの友情こそが、世界を救うたった一つの希望なのだ。

声優・キャラクター
佐倉綾音、村川梨衣、大坪由佳、内田彩、大亀あすか、てらそままさき

ワタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

ビビッドコネ━━━━━('A`)━━━━━!!

※超絶酷評です


序盤からずっと低空飛行を続けてましたが
終盤2話でようやく振り切れてくれましたね、マイナス方向にですがw
冷静沈着だったカラスさんの躍動っぷりが面白い。小物臭全開のセリフとかいちいち笑えます。

まあせめて、キャラ萌えありきの作品なんだから、キャラは魅力的に描いて欲しかったです。
どのキャラも性格がテンプレで、セリフもありきたりでつまらない。行動原理も所々おかしいし。
調子っぱずれな歌やマヨラー(笑)とかで個性付けしようとしてるけど完全に失敗してる。
それだったら挫折や葛藤させたり、もっと内面を掘り下げるべきでしたね。

友情をテーマにしてますが、まあこれも薄っぺらいし、やたらと押し付けがましい。
ドッキングすることで相手の気持ちが簡単に理解できちゃうらしいので
まともに描く必要ないんですかねw
最終回の連続ドッキングは友達を使い捨ててるようで、案外皮肉の意味も込められてるのかw

他にも
敵にあっさりやられるだけで存在価値のない戦艦&戦闘機
明らかに演技力不足な声優陣
ひたすらキモいだけの安易な尻プッシュ

数え上げればキリがないですね。作画も後半力尽きちゃったし。
上記で挙げたような粗を感じさせない、畳み掛けるような「勢い」もなかった。
ウケそうな要素を他作品から拝借して適当にぶち込んだだけ。
作品の個性や作り手の情熱をこれ程感じられない作品もないですよ。

ビビットこないどころか、はやくも2013年ワーストアニメ筆頭候補に躍り出ちゃった感。
今後これを下回る作品が出ないことを願うばかり。
2期やるのか分からないけど、こんな糞アニメのために貴重な枠を使って欲しくないですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 57

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

earthmindのOPがとても良かった♪

プリキュア+エヴァ+ウィッチーズのような作品。
主人公が○○ラーだったり、屋根から軽く飛び降りたり、変な鼻歌など笑いどころやツッコミどころも多く
自分的にはなかなか楽しんで毎週見れたと思います^^

1番のお気に入りはれいちゃん。
登場するたびにいつも見入っていましたw

それともう1つ
このアニメの良かったところは
OPのearthmindが歌う「ENERGY」

僕の中では閃乱カグラの「break your world」に次ぐ2013冬アニメOPランキングの上位にランクインしている曲です♪
earthmindさんの透き通った声とfullの最後のサビの部分がお気に入りですね^^
ウォークマンにも入れて
今でもよく聴いています

またOVAでも出るのを楽しみにしています

投稿 : 2024/12/14
♥ : 53
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ダメなバトル系変身美少女ものの典型みたいけど、最後は結構楽しめた

髪の色からレッド、ブルー、グリーン、イエローの4人の美少女達が、{netabare}伊豆大島付近の海上にある世界全体へエネルギーを供給している人類存続の要=示現エンジンの破壊を目指して襲来するアローンと呼ばれる謎の敵と戦う{/netabare}話ですが、あともう一人パープルっぽい髪の、微妙な立ち位置の美少女がいて、併せて5人の美少女達の{netabare}友情の物語{/netabare}にもなっています。

2013年冬の放送なので、作画は流石に確りしています。
問題は、ストーリーの方なのですが・・・

【評価】

※バトル系変身美少女ものに、私がこれまで付けた評価として

①魔法少女まどか☆マギカ 総合5.0(TV本編、劇場版前後編)~4.8(叛逆)
②魔法少女リリカルなのは 総合4.0(劇場版1st)~4.5(劇場版2nd As)
③結城友奈は勇者である  総合4.4
④幻影ヲ駆ケル太陽    総合3.9

※この外、変身しませんがバトル系美少女もの作品として

⑤灼眼のシャナ(I/II/FINAL併せて)総合4.2

※そして今回の作品の視聴直後の評価として

⑥ビビッドレッド・オペレーション 総合3.8

上の①~③に比較すると

(1)少女ひとり一人のキャラの作り込みが甘く一貫性がない、
(2)ストーリーの作り込みが全然足りない、
(3)世界観がありきたりでしかもチグハグ、

等々、確かに色々とダメな作品で、バトル系変身美少女ものとしては、残念ながら一番低い評価になってしまいましたが、それでも最終回近くはそこそこ楽しめました。
ラストは、{netabare}一応 happy endで、後味良く視聴を終えることが出来たのが大きかった{/netabare}のかも知れません。

===============================
【各回の評価】

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×が付いている話は脚本に大きな疑問を感じた失敗回

{netabare}第一話 ファーストオペレーション ☆
第二話 かさなり合う瞬間(とき) ☆
第三話 本当の強さ ☆
第四話 約束 ☆
第五話 もう一つの鍵 ★
第六話 健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話 ☆
第七話 ゆずれない願い ☆
第八話 今日よりも鮮やかに ★
第九話 晴れときどきふわふわ ☆
第十話 光と影と ☆
第十一話 つたえたい想い ★
第十二話 ビビッドレッド・オペレーション ★★{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)3、☆(並回)8、×(疑問回)0 ※個人評価 3.8


正直言って、人に勧めるかというと「余り勧めない」作品になると思います。
途中何度か視聴を断念しようかと思ったくらいだし。
しかし、この作品を視聴することによって、改めて①~③の出来の良さを確認できたようにも思いました。
①~③が好きな方は、試しに一度視聴してみると良いかも知れません。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 43

63.3 3 変身シーンで異世界なアニメランキング3位
超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (444)
2589人が棚に入れました
ここは、ゲイムギョウ界。「女神」と呼ばれる存在が国を司る、現実とは異なる世界である。 四人の女神が統治する四つの国家の名は、プラネテューヌ、ラステイション、ルウィー、リーンボックス。各国の間では、女神の力の源「シェア」をめぐる争いが、長年にわたって続けられてきた。しかし、互いの国力をいたずらに削る状況を危惧した女神たちは、シェアを武力で奪うことを禁じる「友好条約」を結ぶ。 友好条約のもと、新たな関係への一歩を踏み出す四人の女神たちと、その妹たち。ときに笑い合い、ときにぶつかり合い、ときに手を取り合う、カラフルな日々の幕が開ける。 ゲイムギョウ界には、どんな明日が待っているのだろうか──。

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲイムギョウカイの実情はキャラ優先!?

ゲーム原作をベースに忠実に再現されているのか不明ですが、キャラ萌のインパクトを売りに燃え、あざとい絵を使い突っ込ませるネタアニメっぽい創りにアレンジしており楽しめた。あざとい絵を差し替えれば日曜の子供向けとしてもいけそうだが、子供より中高生を狙ったゲーム販促・ゲームユーザーへのファンサービスと商業目的が伺える為にコンセプトからして深夜枠になってしまうのだろう。私的ながら、暇つぶしにゲームでも突っ込みながら楽しめそうではあるが飽きそうな匂いもする(苦笑)

 
ストーリー・キャラ設定の骨格は特別に活かされていないが、ゲーム業界を模倣したファンタジー世界となっており四人の女神が統治し売上・シェアーを競うなかで、敵は不正ハード機のマジコンという馬鹿げたシンプルな構成になっている。キャラは、既存のゲームハードもしくは架空のモノをイメージさせるネームセンスにして世界観に溶け込みやすくしている。

奇をてらうストーリーではないがキャラ萌え重視にしては安定感を保ち、ネタ要素になるスライム、ナスビ、触手コードとあざとい絵で楽しませるシリアス展開とのギャップがシェアー獲得に繋がっているのだろう。ストーリーラインは、四女神が暗躍するマジコン退治する中で互いを助け合い時にライバルとなり友情を育む絆を結んでいく。王道を通り越してベタベタなシナリオではあるが、キャラがブレず愛着をもてるオバカな姿が可愛く映り栄えする力があると感じている。

キャラを引き立てる設定は、オバカ姿なロリキャラ・バトル突入後シリアスになると変身Ver女神化とキャラデザで魅せる。容姿のギャップだけではなく、各々の心情変化にもメリハリを持たせており、声優の声色を変える工夫もされている。それだけに声優陣を活かしつつ楽しめる幅を利かせている。
働き過ぎの花澤さんのドSキャラが新鮮味あってツボに入ったり、堀江さんの健気なキャラもマッチした柔らかな声が好印象となっていた。むしろ、妹達の方が声優陣は魅力的と感じたのは私だけかな(笑) 

特に3~4話のエピソードでキャラアニメにしては、その展開は速くないか最終話ではないの? と感じたが、展開が読める中に惹きつける序盤として良い掴みになっていた。それだけに日常シーンよりバトルシーンに割き、地味に熱くさせるシリアス展開にメッセージを植え付けておりゲームらしい雰囲気は伝わって来た。欲を言えばキャラが多すぎてシナリオの詰め込み過ぎになっており、雰囲気を楽しむ要素が強くキャラ立ち中途半端になっている。 

キャラアニメではあるがゲーム販促としては充分に成功していると感じた。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

小倉&石原ペア  キタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―!!

原作  ゲーム  未プレイ

全12話

ジャンル:バトルファンタジー


ストーリー
四人の女神が統治する異世界。
各国の間では女神の力の源「シェア」をめぐる戦いが長年続けられてきた。
しかし、互いの国力をいたずらに削る状況を危惧した女神達は、「シェア」を武力で奪う事を禁ずる「友好条約」を結び。。。

登場キャラは皆 女の子だけで美少女です。

女神は変身したら姿を変えるんだけど、その姿は
髪の色
髪型
目の色
性格
声(声優さんは同じ人)までもが変わります。

なので、1話で4人の女神が変身した時は、誰が誰で?
チンプンカンプンでした。^^;
2~3話観て やっと元のキャラと変身したキャラが、誰なのか把握できました。

最初は声まで変わられると難しいですね。^^;


ストーリーは・・・
皆、友達(仲間)になって、悪役倒したり、仲良くワイワイキャッキャしてるのを観てる感じで、特に気を惹かれるものは無いです。

キャラは幼女~女王様タイプまでいて、皆 可愛いくて美人です。
キャラ萌ありなので、キャラ目当てに観る作品かも・・・です。

個人的には 
「変態王子と笑わない猫」のWヒロインの声を演じた
小倉&石原さんの ロム&ラムの双子の妹キャラが可愛かったです。

あと、花沢さんが演じた プルルート! ^^
普段はやる気の無いおっとりした性格なんだけど、
このプルルートが女神に変身したら{netabare}女王様気質に変わり、{/netabare}観ていて面白かったです。

萌えあり、涙(10話)ありで、結構楽しめました。

万人にはオススメできないけど、
誰かお気に入りのキャラができれば楽しめる作品かな?

自分は小倉&石原ボイスが聴けたので満足でした。(●´ω`●)ゞ


OP:「Dimension tripper!!!!」 作詞・歌 - nao(chorus 守護女神)

ED:「ネプテューヌ☆サガして」(第1話 - 第2話、第5話 - 第9話、第11話 - 第12話) 歌 - アフィリア・サーガ
「Go→Love&Peace」(第3話 - 第4話)作詞・歌 - 彩音
「糸」(第10話) 歌 - アフィリア・サーガ

投稿 : 2024/12/14
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

コマーシャルの連呼が気になってw

原作未プレイ 全12話

4つ世界を4人の女神が支配する異世界のお話です。ゲーム業界のパロディが出てきます。

女神は普段可愛いキャラで、戦う時には変身しお姉さまキャラで戦います。
変身前、後の声優さんは同じ方ですが、巧みに使い分けてましたね。
特にネプテューヌ役の田中理恵さん、いきなりローゼンメイデンの水銀燈のような声に変わるのでびっくりしましたw もう一人プルルート役の花澤香奈さんもですね~

この世界を引っ掻き回す連中や女神を狙う敵と戦ったりとストーリーはあるものの、基本的には可愛い女の子がいっぱい出てくるキャラアニメですね。
女の子が多すぎて、キャラに感情移入ができませんでした。

キャーキャーワイワイするお話とばかりと思いましたが、まさかこの作品で感動する場面があるとは思いませんでしたね^^

お気に入りのキャラがいたり、声優陣は豪華なので興味がありましたら1話を観て判断したらいいと思います。

OP コンピュータの合成音のような歌声でしたね~
ED 元気が出る曲です^^

最後に、CMでネプテューヌ役の田中理恵さんの声が気になって覚えてしまいましたw(○○○)○には数字が入ります。
戦略通りですねw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25

62.8 4 変身シーンで異世界なアニメランキング4位
神々の悪戯(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (385)
2125人が棚に入れました
神々に、人間について教えるためある日突然、神の世界へ導かれた結衣。戸惑いつつも始まったのは神々との学園生活だった。「人」とは何か、「愛」とは何かを神々に学ばせるうちに芽生えるのは、愛か、あるいは??。

声優・キャラクター
早見沙織、入野自由、小野大輔、上村祐翔、豊永利行、神谷浩史、細谷佳正、梶裕貴、森川智之

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

God made the country and man made the town

男ばかりの神様たちのなかに、たったひとり放り込まれた人間の女の子の逆ハーレム作品です。

ゼウスは、人間を嫌っていると思われる問題児の神様8人を集めて、箱庭という学園に閉じ込めます。
主人公の女子高生、草薙結衣(くさなぎゆい)は、神の力を封じ込められてしまったイケメン揃いの神様たちの教育係にされてしまい、1年以内に全員に人間の心を理解させて、シャンデリアのような丸い器を満たさないと、神様たちと共に永遠に箱庭に閉じ込められてしまいます。
結衣にはぬいぐるみのような世話係のメリッサがいますが、学園にいる他の生徒たちは全員精霊さんのモブで、相談相手にもなってくれません。
反抗的なメンバーもいる中で結衣は元の世界に戻ることが出来るのでしょうか。

主人公の結衣に魅力を感じても、男性視聴者には視聴が辛い作品だったように感じます。
冒頭からバトルといっしょに、いきなり男性キャラの裸体変身シーンがありますので、タイトル表示を待たずに視聴を断念した方もおられるかもしれませんね。
ゼウスはいきなり季節を夏に変え、メンバーが海に出かければ秋にしてしまうような歪んだ性格ですので、いちばん教育が必要なキャラに間違いないように思います。毎回それぞれのメンバーにスポットを当てる構成で、それぞれが抱えている負の部分も描こうとしているのは好感が持てました。

豪華な声優さんが並んでいて、OP、EDとも声優さんたちが歌っておられますが、下手過ぎる誰かさん以外は、私には誰が誰やらまったくわかりませんでした。いずれにしても、時間的に8人は多過ぎで、人数を減らしてもう少し丁寧に描いてくれれば、もっと深みのある作品になったように感じます。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 31

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

悪戯=イタズラではなくあそびと読むそーですw

神話に登場する神々を主要キャラに据えた
乙女ゲー原作のいわゆる逆ハーレムもの。

とある事情により
神々の代表・ゼウスの元『箱庭』に集められた
問題のあるとされる神たちと1人の人間の女の子。
ここから逆ハーレムストーリーが展開して行きます。

女子向けの作品と思って視聴しましたが
予想以上に楽しめました(*´∀`*)♪

ストーリー、設定はまずまず。
女子向けにしっかりと仕上げた印象。
その一方で、思った以上に濃い内容と設定で作られており
乙女ゲーをあまり感じさせない部分もあるなど個人的には合格点。
他のゲーム販促ものもこの作品くらいの
クオリティでお願いしたいですね^^;

そしてやはり声優陣が魅力的でした。
人気、実力共にトップを走る声優陣や
メインからサブまでキャラに合った配役と
好きな女子には堪らない声優陣の起用。
乙女ゲーとしても文句なしだと思いますが
乙女ではないおれも満足のいく声優陣でしたw

乙女ゲーにおけるヒロイン役はかなり重要だと思います。
感情移入できるかヒロインの演技力に
掛かるウエイトは大きいですよね。
その点、草薙 結衣を演じた早見 沙織の
演技力、安定感はさすがの一言だと思います。

このジャンルが苦手とゆー方でも入口にできる
ソフトな逆ハーレムものになっています。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい(^^)/″
乙女ゲーファンにはもちろんオススメです♪


《キャスト》
草薙 結衣(CV.早見 沙織)
アポロン・アガナ・ベレア(CV.入野 自由)
ハデス・アイドネウス(CV.小野 大輔)
戸塚 月人(CV.上村 祐翔)
戸塚 尊(CV.豊永 利行)
バルドル・フリングホルニ(CV.神谷 浩史)
ロキ・レーヴァテイン(CV.細谷 佳正)
アヌビス・マアト(CV.梶 裕貴)
トト・カドゥケウス(CV.森川 智之)
ディオニュソス・テュルソス(CV.野島 裕史)
トール・メギンギヨルズ(CV.杉山 紀彰)
ゼウス・ケラウノス(CV.大塚 芳忠)


《主題歌》
OP
『TILL THE END』
アポロン(入野 自由)ハデス(小野 大輔)月人(上村 祐翔)尊(豊永 利行)
バルドル(神谷 浩史)ロキ(細谷 佳正)
ED
『REASON FOR...』
アポロン(入野 自由)ハデス(小野 大輔)月人(上村 祐翔)尊(豊永 利行)
バルドル(神谷 浩史)ロキ(細谷 佳正)

声優陣の担当するOP、EDはカッコ良い曲です♬
聴いてみる価値ありだと思いますよ(´▽`)♬







 

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

乙女向け作品

メインヒロインの草薙結衣(くさなぎ ゆい)は蔵にあった刀の力で神話の世界へと飛ばされてしまう。
その世界は箱庭と呼ばれている学校のような施設で人間と神のつながりを学ぶ場所であった。
ゼウスは1年以内に神々が人間について理解できないと全員が箱庭に閉じ込められてしまうようにしてしまう。
草薙と神々が新しい学園生活を送る事となったゲーム原作の女性向け逆ハーレム作品。

まず驚いたのが、初めて神が登場するたびに背面に現れる花の演出。
女性向け作品だという事は分かっていたつもりなのですが、やはり自分には違和感があります。
こういう演出が女性を喜ばせる事ができるか疑問なのですが。

授業が始まったと思ったら、すぐに夏休み。
やはり勉強がメインだとストーリーが進展しないのでしょうか。
夏休みにはイベントがあるので、そちらのほうが登場人物(神)の特徴を引き出せるのでしょう。
授業よりもイベントのほうが人物に焦点を当てやすいですしね。

ラストの展開では、もはや学校が関係無くなります。
派手なシーンが続くのですが、このような終わらせ方でいいのかな?
ゲーム原作なので、このような場面があるのでしょう。

全てのキャラ(神)を覚えているわけではありませんが、作中ではキャラがカッコよく描かれています。
逆ハーレム作品なのでお約束の展開と言われればそのままなのですが、女性向けの作品と割り切って、興味の無い人は仕方が無いと諦めて下さい。

本作品が面白いとは保証できません。
特に男が視聴しても楽しくないかな^^;
人気のある男性声優目当てやカッコイイ男性キャラを愛でたい人向けの作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25
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