2015年度の声優業界おすすめアニメランキング 1

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2015年度の声優業界成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月19日の時点で一番の2015年度の声優業界おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.8 1 2015年度の声優業界アニメランキング1位
それが声優!(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (538)
2540人が棚に入れました
現役声優・あさのますみの体験に基づいた、声優のリアルな日常を描く人気同人誌をTVアニメ化した作品。新人声優・一之瀬双葉はある日「仏戦士ボサツオン」のアフレコスタジオで萌咲いちごと小花鈴と出会う。

声優・キャラクター
高橋李依、長久友紀、高野麻里佳、生天目仁美、三宅健太、小清水亜美、古木のぞみ、佐倉綾音

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

声優になりたくてもなれない人たちがどれだけいるのか?

声優業界は本当に厳しい。売れている声優なんていうのは本当にひとにぎりどころか、大体は売れない役者、芸人含めてごまんと存在し。。大概はポルノ作品から始まる。そこからキャリアを積めれば良いが、殆どの場合は使い捨てであり、他にも「見た目が綺麗」だとか「歌が上手い」、「アイドルとして売り出せる」などのオプションがないと最近はやっていけないのが現状である。

昔は「役者」商売だったのが、「アイドル」を売りにする傾向によってアニメの質の低下、視聴者側の劣化に伴い、今後のアニメ、映画業界の衰退に及んでいくような気がする。

まあ、本当に役者としてうまい人間なんてごく一部なのでそれも仕方のないことだろうが、昨今のなんでも「アイドル」化する流れはどうにかならないものか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世間の荒波なんのその 目指せさすらいの人生ギャンブラー ハイ!

2015年放送のテレビアニメ 全13話+特別編1話

原作 あさのますみ/畑健二郎 監督 博史池畠 構成 横手美智子 キャラデザ 佐々木政勝 
音楽 橋本由香利 制作 GONZO

現役声優の浅野真澄とハヤテのごとく!の作者畑健二郎による同人漫画が原作。
浅野真澄さんは2000年頃に声優デビュー。
極初期に「ちっちゃな雪使いシュガー」の主役を演じるなど幸運なデビューでしたが、
声優業はそれほど順調でもなく、児童文学など手掛けるようになっています。
自身のツイッターで声優のネタ話を同人と言う手段で伝えたいと言う募集をしたところ、
アニメ「ハヤテのごとく!」で顔見知りだった畑健二郎が応じたそうです。
畑さんはアニメ制作を体験するのが目的だったためアニメ化を見込んでいたそうです。

原作未読ですが、アニメは新人声優ユニット「イヤホンズ」の奮闘劇です。

一ノ瀬双葉 CV高橋李依 青空プロダクション所属の新人声優 秋田県出身
萌咲いちご CV長久友紀 ボイスエンタテイメント所属の新人声優 香川県出身
小花鈴 CV高橋真理佳 劇団サクランボ所属のベテラン 中学生

双葉といちごは20歳以上のはずです。

全体がほぼ双葉の目線で語られ声優界のみに絞った設定は好感が持てます。
リアルかと言われると、原作者が現役のため相当な配慮が感じられました。
まあ、観る順番を間違えて先に「ガリナン」を見たせいでしょうが。

双葉役の高橋李依は3年目の初レギュラーが2015年7月の「コバヤシ」「一ノ瀬双葉」「直樹美紀」
と、すべて主役級の大抜擢となりました。

内容ですが、ネタが古いかな?15年時点でも通じるのかな?という感じ。
ますみんのデビューが00年なのでそのころの雰囲気も漂ってます。
登場する実在声優のイメージはコミック第一巻の2011年頃でしょうか。
2011年にますみん(一ノ瀬双葉)が新人として現れたような設定ですが、
あるあるが2000年頃と混ざってるような気がします。

一万人の一人として選ばれたプロ声優に一ノ瀬双葉が相応しいのどうか、
へなへな演技でやる気もそれほど感じられずアイドル性も無い、
イヤホンズの二人から刺激を受け成長はしますが、初期値が低すぎます。
道なき道を行くサクセスストーリーでは無いことは確かですね。

本作にも登場する声優ユニット「Aice5」は、
堀江由衣、神田朱未、たかはし智明、浅野真澄、木村まどか、が05~07年に結成していたもので、
タイアップ的に再結成して「イヤホンズ」の3人と共演したりしてます。
純粋な創作と言うより、架空と現実が混ざった作品と見たほうがいいようです。

作画はGONZOには珍しい「日常アニメ風」ですが萌え要素が00年代的です。
特別編ではまさかの全裸登場ですが、萌え文化発祥以前のムードでした。

自分が大物声優ではないことを意識してか作中ではささやかな登場の浅野真澄さんですが、
2018年になって畑健二郎氏と結婚していたことを発表しました。
これも架空と現実の干渉と言えるのでしょうね。

業界ものですが、リアルと言うよりゆるい日常が多く、割と軽く見れました。
カタルシスとかは作品内ではなく、関係者たちの活躍から得られるものかもしれません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 36

朝霧麻衣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

声優さんのお仕事は思っていた以上に過酷でした(-_-;)

最近見たアニメ「SHIROBAKO」の作中でもかなり厳しいとされていた、声優というお仕事について題材にした作品です。

まだ駆け出しの声優3人を中心にして、声優というお仕事について知ることが出来るお話となっています。ほぼ毎話有名な声優さんも出演されていて、ベテランの方が心がけていることなどが話題として上がり、興味ある方には面白いかと思います。

私自身そこまで声優さん自体にお熱を上げる部類の人ではないので、どういう風に仕事をされてるのだろうという興味で視聴していました。加えて、この作品自体は絵が断然キレイとかそういう感じのものではないので、興味のある方向けだと思います。

自分がそらんじてすぐに言える声優さんて何人居るだろうと考えたとき、50人くらいがやっとでした。(5分間考えました)たくさん放送される作品の中でその声優さんらしい演技もしくは今までに無いキャラの構築をしていかないと視聴者の人の記憶に留めておくのは難しいと思います。そんな中でお仕事し続ける声優さんのお仕事ってやっぱり厳しいのだろうと感じました。

あと中心となって登場する新人声優の一人、鈴ちゃんが可愛くて見ていたようなものでした(*^_^*)
現役中学生に体操着着せて練習させるのはあざとすぎですw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25
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