執事で戦闘なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの執事で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月15日の時点で一番の執事で戦闘なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.0 1 執事で戦闘なアニメランキング1位
オーバーロード II(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1087)
5746人が棚に入れました
如異世界に転移して以来、アインズはナザリック地下大墳墓の主として、守護者たちの偉大なる支配者として振る舞う日々を送っていた。一方で、情報収集と資金獲得のため、冒険者モモンとしてエ・ランテルを拠点に活躍。ギガントバジリスクの討伐など、アダマンタイト級冒険者に相応しいとされる実績を積み重ねていく。そんな中、ナザリックへ帰還したアインズは、守護者を統括するアルベドと人間界で得た情報を含めた現状の報告会を執り行う。

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、沼倉愛美、東地宏樹、楠見尚己、雨宮天、石井康嗣、安野希世乃、逢坂良太
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

デミ(ウルゴス)ちゃんは語りたい!“versionⅡ”

何やら色々書いたんですが、(数千文字くらい)最終回観てどうでもよくなった。

っしゃぁ!!

『ナザリックに栄光あれ!!!!』



リザードマン編と王国編の2部構成でやったオーバーロードⅡ。作画は同社マッドハウスで同時進行の『宇宙よりも遠い場所』『カードキャプターさくら-クリアカード編-』に作画班のリソースを割かれたのかと思うほど悪い回はとことん悪い。無駄な伏線を張りすぎて中だるみしそうな構成も視聴中はイマイチだと感じたものの、最終回ラストに速報で流れたオーバーロードⅢの制作決定を聞き、ある程度納得しました。部分的に淡白で全体的に詰め込んだ印象ですがナザリックの面々が登場している時は概ね好評だったようです。作品の性質上海外のアニメファンにかなり人気らしく国外での評は箔が付きますね。個人的には何度見返しても面白いアニメになりました。


【↓雑記:長文注意】
{netabare}
レビューという名のメモ書きを置いておきます。(タイトル通りデミウルゴスくらいナザリック贔屓で進行。)

至高の御方のひとり、アルベド他数名のNPCを作った「タブラ・スマラグディナ」は、宝物庫に〈エメラルド・タブレット”=古代エジプトで存在したらしい錬金術のノウハウが描かれたエメラルド板〉から引用した――

「かくて汝、全世界の栄光を我がものとし、暗きものは全て汝より離れるだろう」

…の、長ったらしいパスワードを採用したプレイヤーで、アインズをして「設定厨」と称される人。OVERLORDは作者の「丸山くがね」先生自体が設定厨で、鬼のような設定で有名な「TYPE-MOON」の、「月姫」ファンディスクでシナリオ担当をしただけあります。ちなみにこの時、奈須きのこさんの文才を感じ、自分には向いてないと悟り業界を諦めたそうです。その後サラリーマンを経て趣味で投稿していたオーバーロードは趣味と割り切ったからこそかもしれませんが、世界の細部まで作り込み、余白に想像が膨むファンにとって楽しい時間を与えてくれます。掘り下げていくと、書籍版・Web版・※隠し番外編にも作中の情報が散りばめられており、最早宝探しゲームの気分です。

(※“隠し番外編”は、作者がweb版の感想掲示板に読者への返信と共に少しだけ書いたIFストーリーや物語の裏話)

先にも触れましたが、不安材料だったリザードマン編を制作側がやると決めたものの1巻分で1クールやるわけにはいかず、王国編まで終わらせることに。主人公側の活躍を楽しみにしていたアニメ視聴者から非難の声も出ましたが丸々リザードマン編を省略するのは確実にファンから苦言を呈されたと断言できます。制作側の試行錯誤がしっかり見えたと感じたのは一番危惧されていたリザードマン編全編カットor1クール丸々リザードマン編という暴挙に出なかったことで、正直作品の鮮度や制作資金も考えるとこれ以上の構成は無かったし、これがBetterだった訳です。アニメで入った方、もしくは内容が理解できない箇所があったという方はどんな観方をしていたか気になる所で、各シーンや本編感想の前にステータス設定の基本をおさらいしてみます。↓
{netabare}
OVERLORDにはアニメで語られない設定がいくつかあり、ナザリック地下大墳墓は元々が体感型のオンラインゲーム“ユグドラシル”にあった為、ゲーム内のステータス設定に“カルマ値”というステータスが存在し、NPC達の性格付けに大きく関わっています。カルマ値とは「ゲーム内で善行や罪を犯すことで±される数値」で、ユグドラシルではキャラクター制作時に±500で決定されます。人間種・亜人種に当てはまらない“異業種”で構成されるギルド「アインズ・ウール・ゴウン」では、多くのNPCキャラクターが【カルマ値】マイナス…つまり悪性の【属性】ばかりで守護者に至っては極悪も存在します。

ナザリックの面々を悪性順で並べると―――

アインズ・ウール・ゴウン【極悪】【-500】(モモンガ、漆黒の英雄モモン、本作の主人公、萌えキャラ)
アルベド【極悪】【-500】(ヒドイン、守護者統括、モモンガを愛している、書籍版で追加されたヒロイン)
デミウルゴス【極悪】【-500】(守護者一の知恵者、忠義心のお化け、悪魔、仲間に優しいインテリヤ◯ザ)
シャルティア・ブラッドフォールン【邪悪~極悪】【-450】(パッド入り吸血鬼、エロゲ要素満載の変態)
ナーベラル・ガンマ【邪悪】【-400】(モモンの相棒、虫博士、ドッペルゲンガー、ポンコツ、棚ぼたナーベ)
ソリュシャン・イプシロン【邪悪】【-400】(有能ショゴスメイド、たまに太る、人を体の中で溶かすのが好き)
ルプスレギナ・ベータ【凶悪】【-200】(ワーウルフの赤髪メイド、サディスト、三歩で忘れる通称:駄◯。)
アウラ・ベラ・フィオーラ【中立~悪】【-100】(ダークエルフ、双子の姉、シャルティアやユリと仲良し)
マーレ・ベロ・フィオーレ【中立~悪】【-100】(双子の弟、男の娘、心も女の子寄り疑惑?、天然鬼畜)
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ【中立~悪】【-100】(擬態した蟲メイド、…はぁ…エントマちゃんかわゆ…)
ハムスケ【中立】【0】(ジャンガリアンハムスター、モモンの乗り物、♀、婚活中、デスナイトと仲良し)
コキュートス【中立】【+50】(武人、氷属性の蟲、バトルマニア、武器マニア、デミウルゴスと仲が良い)
ザリュース・シャシャ【中立~善】【+100】(トカゲの戦士、旅人、飼っているヒュドラの名前はロロロ)
シズ・デルタ【中立~善】【+100】(自動人形メイド、可愛い物好き、あと数回変形を残しているロボ(嘘))
ユリ・アルファ【善】【+150】(プレアデス副リーダー、デュラハン、お姉さん、メガネっ娘&ボクっ娘)
セバス・チャン【極善】【+300】(プレアデスリーダー、竜人、チバスチャン、紳士、Web版ではハーレム王)

創造主に作られたNPC達は善悪の基準や“そうあれ”と定められた設定の中で“ロールプレイ”をしています。ゲームらしい面白い点ですし、実はユグドラシルがサービスを終了する前から意識が有りプレイヤー達の会話を聞いていたらしく、その時に自由に動き言葉を発することは出来なかったものの記憶にあるらしいです。喋らないNPCを設定する時にはわからなかった、性格付けと設定が乖離し相反する場合も多く、作中ではギャップになっていて魅力になっています。例えばシャルティアは江戸時代に遊女が使っていた“廓詞(くるわことば)”「~ありんす」などを語尾につけて喋りますが素は普通に喋りますし、アルベドはサキュバスで処女。プレアデスのメガネをかけたメイドのユリは、教師である「やまいこ」に創造され、規律正しい姉的な立ち位置と裏腹に“ボクっ娘”であり普段は恥ずかしいので私と言う…など。(やまいこの一人称も僕)ちなみに王都で活躍するセバスとソリュシャンの2人は極善と邪悪のコンビで、ソリュシャンの残虐性をセバスが窘めている構図でした。行動原理をこれらのステータス設定で考えると他の場面やキャラクター達に対しても合点がいき面白いかもしれません。
{/netabare}

《ネタバレ有り感想》

原作を読んでないと気づかない部分も含めのネタバレですが、この先3期が有れば明らかになる謎も多いので、1シーンで完結している情報だけ載せます。

まずはリザードマン編。
{netabare}
前作のラスト、洗脳されたシャルティアとの戦闘から間もない時分、プレイヤーの存在などを考慮し行動するナザリックの面々に新キャラクターが登場します。1話冒頭から犬のメイド長やら“ぷっちょ”みたいな頭をしたバーテンダーに執事助手の弱っちぃペンギンなどファンからすると最高のファンサービスで、とても嬉しい第一話でしたしワクワクもしましたが伏線にしかならないキャラクター達をこんなに登場させて話がまとまるのかと心配な部分でも有りました。(今考えればⅢ期あったからなのですね)原作ファン以外にはわからない部分も多そうで伏線として覚えていられるかはどれだけ本作を真剣に観ているかで変わります。アルベドさんは相変わらず病んでいます。最後に5話までメインとなるリザードマンの長と戦士ザリュースの顔見せをして1話は終わりです。

その後、各集落へと赴き共同戦線を築こうとするリザードマン達とナザリックの面々が交互に登場。この戦いに赴くコキュートスは前述の通りカルマ値が中立の善寄りの為、虐殺や蹂躙といった思考で無く武人として敬意を払い戦いを仕掛けます。これがデミウルゴスやシャルティアなら嬲り殺しでしょう。このオーバーロードⅡでは前半が“善寄り”のコキュートスとセバスが主役のために悪のギルドらしからぬフェアプレイを行うことが多かったですね。なんだかんだ有り、リザードマンが団結しナザリックの新キャラクター達の紹介も終わりました。

5話(笑)シャルティアへの罰(ご褒美)の“アインズの椅子になる”変態プレイと“トカゲックス”というファンの間で作られた新語に笑わせてもらいました。お茶の間に悪影響しか及ぼさない展開目白押しのTHE深夜枠アニメオーバーロードⅡ。その後もシャルティアへの罰を見て歯ぎしりをし壁を壊すアルベドとは対照的に、デミウルゴスの『守護者に座するとは!!』の嬉しそうな声と顔には笑わせてもらいました。アルベドが遠隔視の鏡<ミラー・オブ・リモート・ビューイング>でクルシュ達を見てボソッと一言「羨ましい…」とサキュバスの本能を見せ、閨を共にしてくれないアインズ様とあんなことがしたいと妄想しています。本能だから仕方ないので、アインズ様はいつか男を見せて下さい。(身体無いけど)

ここでも前回の失敗から得たユグドラシルプレイヤーの存在を考慮して動いていて、この先アインズの行動には全て当てはまると考えて良いでしょうね。『氷結の武神』の格好いいサブタイトル通り、死闘(コールドゲーム)を終えた後、コキュートスの進言から己の意志で判断し成長する余地を感じたアインズは喜びます。アインズやギルドメンバーが苦労して制作したNPCたちに対し自分たちの子供であるように接していて、この辺りから守護者に対し成長を促すよう積極的に取り組み始めます。守護者他NPCたちも至高の御方々を神(創造主)や親として崇拝し信頼(信仰)を寄せているので親子のやりとりを見ているようで物騒な話をしていても和みますね。

死から復活した後の朦朧とし舌が回らないザリュースの演技が絶妙で評判が良かったようです。東地宏樹さんはラジオにゲストとして来てらっしゃいましたが、リスペクトを持って演技をしてくださっていたらしく、本作の役者さんはOVERLORDを愛してくれる方が多くて嬉しい。ドラマCDから声優変更が無い珍しいパターンで、付き合いの長くなったレギュラー陣は特に思い入れが強いようです。そしてリザードマン編が終わり次の章へ……カットされていた見せ場など多くありますが構成的にここらで終幕にしないといけません。{/netabare}

ここからは王国編です。
{netabare}
王国編のスタートは、ナザリックの執事『セバス』と、プレアデスのメイド、『ソリュシャン』が活躍します。娼館で奴隷として扱われていた少女をセバスが拾い滞在する屋敷へと連れ帰ります。その後ソリュシャンに彼女の介抱を任せますが、アニメではあえてボカしたシーンがありました。少女(ツアレ)がかかった梅毒や性病、骨折や切られた腱などの傷を癒やしたソリュシャンでしたが、この時ツアレに向かって三日月型の異業種らしい笑みを浮かべ意味深な台詞を言います。

「まずは食べてしまうとしますか」

セバスに“彼女を元の状態に戻すこと”を強調して確認したソリュシャンには狙いが有りました。それはツアレ自身も知らない“お腹にいる胎児を食らうこと”。ソリュシャンはモンスターですが人型なので、下手をすると倫理規定に触れる危険性と、いつ出来た子供なのか娼館であった出来事も連想してしまうのは想像に難くなく、人食が好きな異業種(ショゴス)の描写を察しのいい人と原作既読組が気づく程度にしていました。アニメ版では残酷描写や発言がソフトになっている事が多く、本来なら拷問や人間の使い道と成れの果てまで細かく描写する上、Web版では捕らえた人間を性奴隷として扱うことも当たり前なので、アニメは地上波用の「ダーク(50%)ファンタジー」として作られています。…ですが、これでも顔を歪ませている視聴者は多かったようです。

王都での守護者各員が集まった、報告の義務を怠ったセバスへの糾弾のシーン。これもわかりにくかったですね。アニメからの方はほとんど「?」だったかと。アインズをはじめ守護者各員が集う中、御方への忠義心を試すため、この場でツアレを殺せと言われるセバス。忠義に一点の曇りも無いセバスに選択肢は1つしか無く、自身が招いた最悪の結果に苦しみながら拳を振るいます。これはデミウルゴスが仕掛けたテストでナザリックへの忠義心を試すものでした。創造主である「たっち・みー」と「ウルベルト」の仲が悪かったことや「正義」と「悪」の両極であるセバスとデミウルゴスは反発しあう水と油の性格であることも関係していたようです。ツアレも死なずセバスへの疑いも晴れ、アインズがガルガンチュアを抱えナザリックに戻るシーンで、

「グレーター↓・・テレポーテ~↑ションッ!!」

普段と違うテンションで数人が訝しげな顔に…。実は裏切りの可能性があるセバスの前にナザリックの代表が顔を出すのは如何なものかと、影武者を立てています。影武者CV:宮野真守の能面の彼で、変身能力を持つパンドラズ・アクター。アインズに作られたドッペルゲンガーで〈変身能力〉のあるパンドラズ・アクターはアインズの影武者でもあります。その後、本物が転移してくるというシーンでした。

セバスと行動を共にしているソリュシャンはプレアデスの中でもかなり優秀で、アインズに報告を怠るセバスに心中かなり不満を持っており、彼女はそれでもセバスの言を守り我慢してギリギリまでアインズへ報告をしません。その上で、問題が起きると躊躇いなく裏切りの報告をする有能メイド。事が収束してからの小麦の買い付けで仕事を終え嬉しそうなソリュシャンの顔は密かに好きな部分だったりします。ドラマCDで先行してやったところがいくつかアニメ化したひとつで、出稼ぎに出ているモモンが必要な物が多く出費がかさんで仕方ないと愚痴ります。この資金不足は最終回のゲヘナ作戦において人間から金品を大量に奪い当面の解決に至ります。※ここから王国の人々が出てきますがデミウルゴスちゃんが語っているので人間側には触れません。(嘘です。Ⅲ期への伏線が多くあって、どこが使われるか使われないか不明のためネタバレ防止として触れられませんのであしからず。)

ついにエントマの本性がでました。この戦いは原作から楽しみにしていて、番外編の「ぷれぷれプレアデス」の1期のエンディングテーマ「L L L」をプレアデス達が歌う回(特別編)で少しだけ本性が漏れ出ていました。プレアデスで大きく活躍するのはソリュシャンとエントマですが、他のメイドたちも一期より活躍が多かったかもしれません。丸山くがね書きおろしドラマCDではプレアデスや守護者客員も大活躍なのですが、閑話休題の話ばかりなので大筋にはあまり出てきません。たまに見かける意見で日常系のような回をもっとやってくれという意見も多いようで、だからこそオマケとして存在するファンサービス「ぷれぷれプレアデス」なのでしょう。

最終話直前で姫の狂気を表す作画がイマイチだなと思っていたのですが、12話の最後に出た姫の表情は良かったです。この辺まで来ると特に人間側は3期+その後への伏線が多くなるので感想はやめにしておきます。{/netabare}

【:余談】
{netabare}
東映作品に関わっていた時の“作画は3000枚まで”の制限が役立ったと監督がインタビューで仰ってました。その記事では、「250カットを止められれば50カットをフルで動かすことで躍動感のあるアニメーションが作れるのではないか」という低予算での苦肉の策であり作品をより良い物にしようと思う熱意が語られていました。原作が面白くても、アニメでは全く別の神経をつかうでしょうからアニメが面白くなったのはスタッフ陣の力も大きいのでしょう。次回予告やネット限定配信など、自由度の高さと作品への愛情がよくわかります。オーバーロードに思うことは原作ファンに優しく、ターゲットを限定的な場所へと置いていると感じるところ。興味を持てば持つほど楽しくなっていく作品なので、作品のことを考えている時間が長ければ長いほど印象に残っていく感覚が過去に夢中になったアニメと重なるのだと思います。

前回と同じくラジオもやっていて、2期が決まった時も復活したラジオで初出しでした。情報源や裏話として大活躍しているコンテンツなので興味ある方は聞いてみて下さい。知っている方はOVERLORDにドップリはまっている人でしょうね。仲間です。

そんなラジオでデミウルゴス役の「加藤将之」さんがゲストで来た回はコラボしたメイド喫茶に日野さん含め男3人で行っていました。加藤将之さんはTwitterなどでも作品愛を語っていて原作も熟読しているので理解が深く嬉しい限り。この熱意はオーディオコメンタリーやⅢ期のラジオで再びゲストとして登場した回に聞けますし、もしかするとまた来てくださる気がしますね。間違いなくキャスト陣一番の〈OVERLORD知恵者〉加藤将之さんの話も聞ける「~ナザリック地下大墳墓 定例報告会~」をよろしくお願いします。

同時進行していた「ぷれぷれプレアデス2」も最後まで緩く、原作ファンが喜ぶ設定など入れ込んでいて大いに楽しんでいました。ネットで公開されていた次回予告のノーマルバージョンとスペシャルバージョンも、本編で活躍のあまり無いキャラクターが出演するなど嬉しいものでした。
{/netabare}
最終話:感想
{netabare}
最低の作戦、英雄と崇められる者が実は極悪人というマッチポンプはお見事です。流石のカルマ値【-500】【極悪】ヤルダバオト(デミウルゴス)。ここでは作戦名「ゲヘナ」において使われる魔像や作戦概要などを説明した後、王国側の戦力と適当に戦います。人類にとって強大な戦力かつ重要人物であるイビルアイは、アダマンタイト級冒険者チーム〈蒼の薔薇〉の一員で種族はヴァンパイア。彼女の知識は長寿の為にOVERLORDの根幹を暴いてしまうキャラクターらしく、書籍でも多くは語られていません。作中屈指の人気であり人気投票4位!アニメでも結構活躍しました。Ⅰ期Ⅱ期Ⅲ期と人気投票上位の特に目立ったサブヒロイン達がいて、Ⅰ期がクレマンティーヌ、Ⅱ期はイビルアイ、Ⅲ期は「―――」(お楽しみに~)

打ち合わせ通りの戦いが始まり、メイドのユリとシズが共闘しイビルアイと戦いますが、二人相手にも結構いい勝負をしするイビルアイ。エントマはイビルアイが使う殺虫スプレーのような魔法への相性が最悪だった為大きく不利な状況でしたが、肉弾戦を得意とし防御魔法も貫通させるユリと、銃火器での援護が出来るシズはイビルアイと相性が良い組み合わせでした。ナーベラル曰く、相性が良くても一対一だとユリとシズよりイビルアイが上まわる可能性が高いようです。激戦が繰り広げられる横では戦っているはずのメイド達とナーベラルが仲睦まじく歓談をしており微笑ましい。「人間の名前を記憶できる?」なんて話をしていました。彼女たちは姉妹として作られていて、全員同じ部屋で暮らす仲良し姉妹だそうです。英雄モモンとイビルアイが初めて対面する時、エントマを戦闘不能にしたイビルアイにナーベラルが怒りを隠しきれなかったのは“家族”を殺されたかもしれないと思ったからで、もしヤルダバオトが間に入らずイビルアイがエントマを殺していたなら、ナーベラルが飛び出す前にアインズがイビルアイを殺していたかもしれません。勿論状況把握や利用価値も考え短絡的にならないようにする可能性もありますが、アインズには自分たちが作り上げたNPCに対してそれほど愛情があり、NPCたちもそれぞれ絆の深い者がいます。ユグドラシル(ゲーム)運営が作ったNPCとは思い入れが違うのは理解できますし、ましてや体感型だった所から現実世界になった上、この世界で唯一の仲間(家族)たちなので、考えてみれば当たり前かもしれません。

ヤルダバオトとの戦闘時モモンが使ったのは魔法ではなく魔法力を持った槍と剣でサブウェポン。剣士状態(漆黒の英雄モモン)の時は魔法が使えないため、補助の属性攻撃として携帯しているアイテムでした。この時使った氷の剣“フロストペイン”はザリュースのものではなく、模倣した結果本家の性能を超えた自作物。ヤルダバオトが驚愕に慄いているのは演技ではなく本気でこの剣の存在を知らなかったようです。書籍ではもう少し戦うのですが尺の都合上コンパクトになっています。Ⅰ期の時にハムスケとの戦闘が劇場版で追加されることもあったので、もしまた期間が開いてⅣ期をやるなんてことになったら補完のために劇場版を作って欲しいですね。劇場行きます!!{/netabare}

これにて最悪最低のマッチポンプも終わり続章へと進んでいきます。
{/netabare}
そして――2018年7月から3期がスタート!!

今度はナザリック陣営も大活躍!!!


刮目して待て!!! わたし!(・∀・)←

投稿 : 2025/02/15
♥ : 39

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

三部作の中間にあたる第二章、この世界を角度を変えて楽しむ心構えが必要ですね。

2018年放送のテレビアニメ 第二期に当たる 全13話

スタッフは前作と大体同様です。
制作 マッドハウス

小説投稿サイトに連載され、人気を博し、書籍化、
「このライトノベルがすごい!」で第一位という原作です。

冬季アニメ終了後に一気見したのにかかわらず不燃焼気味なのは、
三部作の中間と言う位置づけで構成が前後に分裂してしまっているからでしょう。
1期観終わったときも、「なんだよこのラストは・・・」となりましたが、
今回も同様で引っ張って終わりでした。

真面目な話、全部終わってから3クール一気観するべき作品なのかもしれません。
そうは言っても「ドラゴンボール」を終わってから一気に観ようなんて人は居なかったように、
このオーバーロードもギリギリしながらも観てしまいます。

中間であるのが分かっている以上、物語にけりがつくのを期待しても詮無いので、
キャラの魅力と世界の謎解き(全然分からんが)とモモン様の無敵ぶりを楽しむとしましょう。

いや、1期もそうでしたが、モモン様はそんなに無敵でもない、
と言うか適当に調節して楽しんでいるのか、微妙な展開です。

原作未読なので各キャラの種族とか立場とかは良く分かりませんが、
黙って見てると面白いので、適当な視聴になりました。

前作では「マーレ・ベロ・フィオーレ」(男の娘の方)とジャンガリアンハムスターがご贔屓キャラでしたが、
今回は登場頻度が少ないので、執事セバスとツアレニーニャ・ベイロン萌えです。
登場人物の中ではものすごーく普通なところが目立ちます。
ツアレニーニャの声優も地味な感じが良いです。中堅ですが。

1期と3期のつなぎと言うことで、前半と後半に分断されて、
いつものメンバーの出番も少ないと言う構成はどうかなとも思いましたが、
1話1話は大変に面白くて目が離せない作品ではあったので、
三期に期待が高まる良作ではあると判断しました。

三期があることを知らずに観た人は辛い思いをしたのかもしれません。
原作力で持っている作品なので、次回作は問題なく楽しめると予想します。

第三期は7月からの予定ですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 39

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ホネホネロックは鳴らず

オーバーロードの良さはコメディにある。
壮大なRPGファンタジーの世界観を、
丸ごと笑いの「舞台装置」に変えてみせた、
その大掛かりな設定と演出に拍手を送ったものです。

どうやら世間の意見とは乖離しているようで、
制作陣もファンタジーとして描いているのかな、
随分、シリアス寄りな作品となりました。
私が原作を知らず無知を晒したのでしょう。

ファンタジーとして語るとすれば、
批判の多い蜥蜴人編は英断だと思います。
長編ファンタジーやスペースオペラなどは、
世界観の構築と視聴者との共有こそ、
最重要、最優先事項だと考えていますので、
ここに住む種族、文化、風習を描く、
背景に厚みを持たせる外伝的ストーリーは、
むしろ歓迎すべきことでしょう。
ただここでも構成の問題が挙げられています。

本来持っている原作の素晴らしさを、
どこまで伝えきれているのでしょうか!?
オーバーロードの真髄は本編以上に、
ちびキャラアニメ「ぷれぷれぷれあです」にある。
私の率直な感想はここに至りました。

これからも応援していますけどね、
ファンタジー脳に切り替えて次でしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 64

63.2 2 執事で戦闘なアニメランキング2位
ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (527)
2870人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

イマイチだったなー

ハヤテのごとくは原作を読んでいるので見てみました。

原作とは別のストーリーでした。正直、あまり面白いとは言えない内容で気づいたら終わってました。結局なんだったのだろうという感じです。

ハヤテのごとくのキャラは結構好きなんですが、今回はあまりキャラの魅力も出てなかったような気がします。原作では登場していない新キャラもいましたが、イマイチ魅力のないキャラ。水蓮寺ルカは原作でも登場したばかりのころでしたが、登場していました。ルカは最近気に入っているのですが、この話においてどんなキャラなのかよくわからない。原作で好きなキャラである西沢さんやヒナギク、瀬川さんもイマイチでした。

OPは好きです。なんか雰囲気が良いんです。EDは水蓮寺ルカが歌っていました。これはカッコいい感じの曲です。

原作や今までの1期、2期とは別物だと思っていたほうがいいです。今までのハヤテのごとく!が好きな人は僕同様あまり楽しめないかもしれません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 27

ジェクト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

1期>2期>>3期

原作を読んでいるから分かるが3期は意味不明。
作画も微妙だし原作を読んでいないと分からないキャラが出てくるしとても残念だった。
オリジナルストーリーよりも原作に沿ってほしかった。
1期は作画も好みだったしストーリーも好きだった。52話まであったがすんなり見れる。2期は完璧に原作通りだったからまぁあ普通。
それにしても3期の作画は最悪だった(泣)
4月に4期があるらしいけど3期と同じようだったら誰も見ないんじゃないか(笑)
頼むから4期は原作に沿ったストーリーにして欲しい!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

星々 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ドタバタ喜劇か普通の物語か

1期2期のハヤテのごとく!を期待した人はガッカリかも。
逆に、1期2期がダメだった人はもし、ある程度バックグランドを理解できてるなら、飛ばして、こちら見てもいいと思う。

自分は普通に面白かったと思いましたね。ストーリーとして、きちんとしてましたし、オチも好きです。

まぁ50話以上なので飽きもありますが、自分は1期の学園長当たりのゴミ話(執事バトル)のせいで、メタ的なノリにも正直、気持ちが折れてしまいました。

なので、普通にこの作品は楽しめました。

序盤、知らないキャラが出てきたり、謎のアパートがでてきましたけど、メインストーリーと一切関係ないし、ハッキリ言って、どうでもいい、気にする人は神経質だと思います。

原作ファンがオリジナルで駄作だと怒ってるレビューを投稿してますけど、これ謎のアパートとかでてるし、原作の話じゃないんですかね?オリジナルだったら、出さないと思うんですけど……。その辺が他の人のレビュー観て思った疑問です。

作画は怪しいと思った箇所がありましたけど、崩壊なのかキャラデザなのか、よーわかりません。動いてない絵の場所だったし、原作をちらっと立ち読みする機会がありましたけど、原作者の絵って正直言って下手すぎ。アニメの絵の方が何倍もまし……。

しかも、序盤で怪しいところが出現していたので……まぁでも許容範囲かな。

つらつら、書いてみたけど、まぁ面白かった。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

63.0 3 執事で戦闘なアニメランキング3位
裏切りは僕の名前を知っている(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (304)
1966人が棚に入れました
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。\\n 前世からの仲間という“戒めの手(ツヴァイルト)”の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は――\\nそして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか…!?

声優・キャラクター
保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、宮野真守、神谷浩史、日野聡、三木眞一郎、成田剣、岡本信彦、矢作紗友里、浜田賢二、天野由梨、桑島法子、浅沼晋太郎、石川桃子、植田佳奈、皆川純子、黒田崇矢、立花慎之介、ゆかな、子安武人、石田彰

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「俺はお前を裏切らない( ー`дー´)キリッ」その言葉・・信じた私がバカでした。

保志、櫻井、石田、福山、子安、三木、小野、宮野、神谷、日野、遊佐、岡本・・
これは、何の文字の羅列?
お答えしましせう!この作品の声の主達であります!
何かもうね、笑うしかないですよね、
てか実際、神谷さん出て来た辺りで吹きましたよね、
吹くような作品じゃないのは確かだけれどねw
あと、女性でよく登場するのが、井上麻里奈さんとゆかなさんかな。
今まで「何気に声優豪華!」とか書いてましたがね、全部消してやりたいですね。
これ程までに、主役級が揃う作品初めてでしたよ、まじで。
とりあえずこの作品に関して一番印象に残ったのはそこでした(/∀\*))キャハ♪"

ストーリーですが、終始ダークでしたね。
1000年も過去から続く、とある一族と悪魔の戦い。
何度生まれ変わろうと逃れられない定めを背負って生まれてくる者達。
そして、そこには許されない愛と残酷な事実がある。
生きる意味って考えた事もないけれど、
その事実を問われた時、自分なら答える事は出来るだろうか?
そんな疑問に囚われた、主人公。
しかし、そんな不安さえ掻き消してくれる相手が現れた。
初めて会ったけれど、何故かそんな気がしなかった・・・

ストーリーは、まぁまぁ好きだったのに、終わり方が超絶中途半端!
むしろ、一番観たかった所を中途半端にされたんで
何の為に2クールも観たのか意味が分からなくなりました。2期も無い感じだし(´-ω-`)
そして、始めに書いて気づいたでしょうが、登場人物男の子ばっか!
声といい雰囲気といい、完全女性向けです(*u_u)ポッ
だって腐臭漂ってましたもん、ダークな雰囲気なのにw
まぁ、雰囲気だけでモロな事は一切ない・・と思いますけどw

この作品の作画、一見キレイですが、私はどうしても慣れない所が一つありました・・それは、
顎が尖り過ぎなんです、もう削りたての鉛筆のような顎ですよ、
んで、目がキラリンレボリューションなんで、たまに崩れると大変な事になります( ・`ω・´)ナン…ダト!?

総評すると、何を楽しんだって豪華過ぎるボイスですかね(●´ω`●)ニマァ
結局そこっ!ww

投稿 : 2025/02/15
♥ : 23

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなふうに守られてみたくなる&声優さんたち豪華です

原作は小田切ほたるによる漫画で、通称『裏僕』
最初、タイトルがすごく気になり、公式サイトを見たら
もろ少女マンガな雰囲気で、ほんの少し躊躇しましたが、内容は面白そうだし、
声優陣に好みの声の人が多かったので数ヶ月前に視聴しました。

まず、冒頭で流れるシーン・・・毎回同じなのに、なぜか飛ばせないw
薔薇の花びらが吹雪のように舞う中、見目麗しき男女が切なそうに寄り添い、
意を決したかのような男性がまっすぐこちらを見据えて言うのですよ~

「お前を苦しませるようなことはしない お前は俺が守る」
「俺はお前を裏切らない」

女性だったら(いや女性でなくても)相手からこんなふうに断言されたら、
そしてその約束通り、実際に自分を命がけで守ってくれたとしたら、
グッと来てしまうのは当たり前だと思うし、その絆と想いは本物だなと。
そういうお互いの想いをベースにした物語なら、例えばヤクザものとか、
シリアスな戦争モノ、宇宙戦闘モノにだってあるわけです。
その段階なら、誰も「BL臭がする」とか「腐女子向け」とは思いませんよね。

で、そこにキャラデザが耽美的で登場人物みんなイケメン&美少女。
おまけにいきなり強引なキスに始まるエロシーンがあったら、
それはもう間違いなくBLと言って良いのでしょう。
しかし、この作品はほぼ全員イケメンですが、男子同士のそれはなく、
もっとシェークスピア劇を観ているような感覚の、
心理的に深いところでの愛憎劇が展開されています。

しかも、千年以上もの間、不死身で生き続ける特殊能力を持った人物が、
ある復讐心から、数百年ごとに周囲の人間達を転生させては
敵である悪魔(デュラス)と戦うことを繰り返しながら、生き永らえている・・
それだけでも、すごく興味をそそられる物語ではありました。

主人公はその不死身の人物のほうではなく、養護施設で育った孤独な青年 夕月。
彼が前世で女性だった頃に恋人だった、例の冒頭シーンの人物、ルカ。
この物語の重要な役割を果たす、養護施設で夕月が兄のように慕っていた青年。
また、夕月を守るべく、同じように転生を繰り返してきた、
耳や目、念力などによる特殊能力を持つツヴァイルト達が周囲を固めます。
そして同時に、彼らそれぞれの過去や事情なども描かれ、
やがて来るワルプルギスの夜の決戦へと展開していく・・というお話です。

入り組んだ人物関係と物語はなかなか壮大で良いと思いますし、
人物達の心理的葛藤なんかもよく描かれているけれど、
戦闘シーンは、あともう少し・・・な印象が否めないです。
作画に少々乱れはあるものの、それほど気にならず、
唯一、テンポの良い見せ方ではなかったことが惜しいかな・・という感じ。
全24話・・・別なところを丁寧に描きすぎちゃったかなと思いました。

でも、観る人によっては、すごく好きな世界だろうなと思うし、
戦闘シーンもあのくらいだから良いのだ、という方々も多いかもしれません。

個人的には、みんなに愛されている夕月よりも、
彼が今世で男性になっても「魂に性別は無関係」と言い切って
夕月を静かに、時には激しく守り抜くルカのほうに感情移入はできました。
それと、OPEDだけでなく、サントラもけっこう良くてお気に入りです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 34

吉良 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

主人公愛され系

作画は綺麗。声優陣も豪華。主題歌も良い。
じゃあ何が悪いのかって言われたら、設定やストーリーそのものでもないと思う。
あえて言うならテンポ感…?
悪い作品ではないけれど、良作だって言える程でもない。
見ててつまらないわけではないのだけれど、たまに惰性で見てるだけのような気分になる。
そんな感じの作品でした。

あ、主人公の愛されっぷりを見てハイスクール・オーラバスターを思い出してしまった人は、多分同世代…

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

71.2 4 執事で戦闘なアニメランキング4位
黒執事 Book of the Atlantic(アニメ映画)

2017年1月21日
★★★★☆ 3.9 (74)
605人が棚に入れました
19世紀英国――
名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスは、13歳の主人シエル・ファントムハイヴとともに、”女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負う日々。
あるひ、まことしやかにささやかれる「死者蘇生」の噂を耳にしたシエルとセバスチャンは調査のため、豪華客船『カンパニア号』へと乗り込む。
果たして、そこで彼らを待ち受けるものとは――。

声優・キャラクター
小野大輔、坂本真綾、田村ゆかり、諏訪部順一、福山潤、KENN、杉山紀彰、寺島拓篤、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、木村良平、前野智昭、鈴木達央、中田譲治、田中敦子、山下誠一郎、石川界人
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ファントムハイヴ家の使用人たち、船に乗らなくて良かったね!

 いきなり、シエル、セバスチャン、スネークが、豪華客船に乗り込むことから物語が進むです。

 ある疑いを調査するために乗り込んだわけだけれども、そこにリジーとその家族、ロナルド、アンダーテイカー、途中からグレル乱入などと今までの黒執事キャラ主演となっているです。キャラ以外にも、客船の内部など背景が、リアルに描かれているのも良かったです。

 怪しい集団の会合に潜入するシエルとセバスチャン。{netabare}訳の分からないポーズもとったりと。そこで、死者の組成から始まり暴その死者が暴れ、シエルの入った貨物室や、別の場所にも大量の棺桶から、亡者たちが船内で暴れだし、もう大変展開になちゃうです。

 暴れだすゾンビにシエルたち、乗客がパニックになる展開が振り回されるか?と始めは思ってしまうです。でも、その中に{/netabare}アクションの多さ、知っているキャラ達の意外な素顔、Book of ・・・におけるシエルとセバスチャンの出会いその後の話が、明らかになっていくことが見どころになるです。

{netabare} その騒ぎの中心人物を追っていろいろあるわけだけども、その途中にいきなりゾンビだけでなく、セバスチャンとグレル、ロナルドのバトルになったりと目的も私には、何なんだかわからなくなってくる感じがあったです。{/netabare}

 シエル、特にリジー絶対絶命と思いきや、意外な事になって面白かったけど「何だこれは~」だったです。誰かさんの理想と行動が、アンバランスにみえた衝撃の展開です。

 この後にも遂に黒幕が登場するわけだけども、これも驚き桃の木みたいな感じだったです。この黒幕が結構、強いでしたです。{netabare}ここで、なぜゾンビたちが、客船の中にいたのかも明らかになるですし、突如としてセバスチャンとシエルの出会い直後のエピソードも見れるのは、ファン必見だっと思うです。
 
 今回、ゾンビ相手などに、血で{/netabare}汚れるセバスチャンの凄まじさを最後まで見れた黒執事だったです。まだまだ、話が続くような感じだったです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「黒執事」分析

「鋼の錬金術師」を出したスクエアエニックス系列のファンタジー漫画雑誌「Gファンタジー」の看板作品。

プロットはおそらく集英社少年ジャンプの「BLEACH」。

これを更に女性オタク向けにアレンジした感じ。(腐女子とまではいかないが)

原作の絵柄も綺麗で割と好きなのだが、ストーリー構成に難があり、全体として結局何がしたかったのか解らないことが多々ある。

雰囲気は抜群だが筋がないのは、おそらくライトな読者層に向けて作られているからであろう。

同社の「ハガレン」と比較してはならない。

今回で完結編?となる映画だが、後半の戦闘シーンはやや見せ場があるものの、やはり劇場版としての完成度が低く、ファンサービス程度に収まってしまっている。

作画もキメ絵は非常にクオリティが高いがその他のモブで手抜きが感じられた。そこは残念である。

漫画自体は結構なヒット作であるのだが、これだけヒットしているのに話題に上がらないのは幅広い層に受ける内容ではなく、かなりニッチな層に対して傾いている事にほかならない。

その独自な閉鎖的な雰囲気が劇場版でも感じられ、物語の広がりを感じられなかった。非常に残念な作品だと思う。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

炊飯器。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

劇場版にふさわしい出来だった

アニメから入ったため、あまり詳しいことはわからないが、劇場で見てよかったと思った作品だった。

死体が生き返るという謎に迫るために豪華客船に乗り込んだシエル・セバズチャン・スネーク。そこでは実際に死体をよみがえらせていた。そのよみがえった彼らが生きている人間に襲い掛かり船はパニックに。その裏で糸をひいていたのは……!

作画はとてもきれいだし、劇場版ということでさらに磨きがかかっていた。ぬるぬる動くし、細部まできれいに書き込まれていて感動した。

物語も本当はもう少しあったらしいが、原作を知っていなければ十分に内容が濃いものだった。メリハリがはっきりしているのがすごくよかった。

音楽も優雅さと臨場感があり、世界観にばっちりあっていたとおもう。

時系列的には、サーカス編が終わった後くらいなのか?(二期はオリジナルシナリオのため)

一期、サーカス編、(幽鬼城殺人事件編)を見た後にぜひ視聴してほしい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

62.7 5 執事で戦闘なアニメランキング5位
NOBLESSE ノブレス(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (90)
322人が棚に入れました
820年に及ぶ長い眠りから目を覚ましたカディス・エトラマ・デ・ライジェル。彼は高貴なる血と精神を持つ貴族の守護者、「NOBLESSE」である。忠実な執事であるフランケンシュタインは、ライジェルを守るため、自身が運営する私立芸欄(イェラン)高等学校に入学させた。その後しばらく学校で同じクラスの生徒と交わり、素朴で平穏な日常を過ごしていたライジェルだったが…世界征服をもくろむ謎の組織「ユニオン」は、ある目的の為に改造人間を送り込んで、少しずつライジェル達の身辺を脅かすようになる。守るべき人たちのため、自らの絶対的な力を使わなければならなくなっていくライジェル…その時、世界が、動き始める――。

声優・キャラクター
新垣樽助、平川大輔、大西弘祐、若山晃久、茅野愛衣、中澤まさとも、大塚剛央、岩崎諒太、浜田洋平
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

拉麺

2016年に、0話が作られたみたい(放送直前スペシャル)
Production I.Gが元請けなので作画は安定しそう。

OP/EDをカノ国の人が歌うので、ググってみたら、
カノ国で連載されているものなのね。
せめて作風に合わせようよ。

0話見た限りだと、さすアノ枠だと思う。
{netabare}
820年眠り続けた吸血鬼でいいのかな?
目覚めて現代にビックリしましたって感じで、
バトルはオマケになるのでは?と。
{/netabare}

12話
{netabare}
ロードは、貴族社会に変革を求め永眠に。
それに賛同する家主数名も永眠に。

ゲシュテルは、ロードの命で、新世代の行く末を見守る役で残り、
いつしか、ロードの死の原因は、ライジェルであるという
風潮になり、そこで、現ロード陣営が団結したので、
ゲシュテルは、真実を言わずに放置していました!というオチだった。

ノブレスというのは、特殊な役職の意味だったのも分かった。
シリアスな〆でよかったのに、最後に拉麺ネタ持ってくるのも
カノ国のセンスなのかな?
{/netabare}

11話
{netabare}
8話で、現ロードが、ライの娘の様な説明があったけど、
前ロードの娘なのね。髪の毛の色違うけど。

前ロード殺したのは、現ロードってオチ?(ライに嫉妬的な意味で)
{/netabare}

10話
{netabare}
次回、敵の本拠地での戦いで、
ライに負荷がかかると何が起こるのか分かるのかな?

また、永い眠りについて終わりそうだけど。
{/netabare}

9話
{netabare}
過去回。
前ロードが変わった理由が分からず、
話は戻り、現ロードからの新たな指示が…

見せ方が下手な感が否めない。
{/netabare}

8話
{netabare}
現ロードが、ライの娘とは。
ルケドニアってルーマニアもじっているから、
貴族=吸血鬼だよね?

ライの嫁はでてくるのかな?
{/netabare}

7話
{netabare}
NOBLESSE3人の中での序列が決まったみたいだけど、
そこは、キチント描かないと…

そして、なぜかラブコメパートからの記憶消去

最後に、NOBLESSEの上?のロードなる女性が登場。
NOBLESSE兄妹がライの下に付いたということは、ロードより上なの?
{/netabare}

6話
{netabare}
ユニオン側ハッカーとポニーテールが仲間に?

NOBLESSE兄妹に、正体ライの正体がバレたっぽいけど、
ライより、上位種じゃないみたいだから、味方にはなるのかな?
{/netabare}

5話
{netabare}
バトルは、始まったけど、Cパートで、
また、ラーメンネタ持ってくるとはセンスないなぁ。
お国柄の違いか…
{/netabare}

4話
{netabare}
もう、ラーメンの国じゃないんだから…
次回の展開的にこれで終わりそうだけど。

ユニオン側ハッカーとポニーテールと、
主人公サイドのハッカーとヤンキーが顔見知りとなり、
違うユニオン側のキャラに拉致され、遭遇することに。
次回から、本格的にバトル回になりそうな予感。

あちら国々って、兄弟とか兄貴とか使うの好きだよね。
文化?
{/netabare}

3話
{netabare}
ラーメンネタ3話引っ張るとは…
基本的なギャグセンスが、やはり国が違うと違うのは分かるけど、
日本とかなりギャップあるよねー

ベジータみたいのは、今のところ、プライドだけは高いけど、
NOBLESSEとしての能力はどのぐらいなのだろう?
{/netabare}

2話
{netabare}
兄妹?のNOBLESSEが登場。

NOBLESSEって、直訳のまま貴族らしい。
でも、人外なんだよね?

この兄妹?も、最近目覚めたのか、ライと同じアクション…
同じボケ役いらないでしょ。

ギャグは、日本人向けではないね。
{/netabare}

1話
{netabare}
0話の続きから。

シリアスとギャグが混じっている旨、
放送直前スペシャルで声優さんが言っていたけど、
シリアスではなくアクションじゃないかな?

2話続けて同じ面白くないネタを使うのは…
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

腐女子向けで対象外でしょうかね。でもその割には変な顔した男も多い

さて、本作は腐女子向けなんでしょうか違うのでしょうか。

キャラクターにイケメンが多いから腐女子向け、というには変な顔した男キャラもでてくるので、腐女子向けではないのかもしれない。
とはいえ内容が面白かったかと言われると…うーん、なんだろう?
正直よくわかりません。戦闘シーンは多少面白味もありましたが、ぐっと引き込まれるでもなく…キャラクターは良く覚えられない。

対象なのか対象外なのかよくわからなかったですが、結論を言うとあまり面白くは無かったです。
まだ何も始まっていないので判断は総計かもしれませんが、とりあえず一話を見て眠かった以外感想がない時点で駄目でしょう。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

その力、絶大。

この作品の原作は未読です。
韓国発の漫画なので視聴するか悩みましたが、アニメーション制作がProduction I.Gさんだったので、きっと期待する何かがあるのだと信じて視聴に臨みました。

完走後にwikiをチラ見してビックリ…
原作は2007年から2019年まで連載されており、全544話もあるんだそうです。
よく1クールに収めたと感心します。


全世界累計閲覧数46億回突破!
約11年間連載され、韓国だけではなく世界を唸らせた、ダークアクションファンタジー!
2018年からLINEマンガを通じて配信され、日本でも絶大な人気を得た話題作。

820年の眠りから目覚めた、
高貴なる血と精神を持つ貴族の守護者「NOBLESSE」のカディス・エトラマ・デ・ライジェル。

永き眠りから目覚めたライジェルが手にしたものは、平穏な日常だった―。
だが、その日常を壊す、恐ろしい魔の手が迫っていた。

絶対的な力を持つ「NOBLESSE」× 世界征服を狙う謎の組織「ユニオン」×人間を守り支配する「貴族」
魅力的なキャラクターたちによる、時空を超えたダークアクションファンタジー、『ノブレス』。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今期は私的にハマって視聴した作品があったので、視聴の優先順位は決して高くありませんでしたが、悪くは無かったと思います。
物語も1クールでしっかり纏まっていましたし、流石Production I.Gさんだけあってバトルシーンの動きは半端ありませんでしたし…

それに、声優陣も米澤さん、かやのんにあやちとベテラン声優さんが起用されていた点も高ポイントです。

キャラデザは、超がつくほどのイケメンと一般人のギャップが大きいと思いましたが、全然許容範囲内で問題の無いレベル…

つまり大きな加点はありませんでしたが、減点も無い作品だったと思います。

物語は、前半が日本の学校編で、後半がルケドニアの貴族編と大きく2つに分かれています。
個人的には後半の貴族編の方が面白かったかな。
ソウルウェポンという代々貴族の家主が所有する武器などでの戦闘シーンは圧巻ですから…

この作品には今回の作品の導入編に相当するOVA「NOBLESSE:Awakening」が制作されています。
今でもdアニメやYouTubeで配信されているので、気になる方はチェックされることをお勧めします。

オープニングテーマは、ジェジュンさんによる「BREAKING DAWN Produced by HYDE」
エンディングテーマは、OH MY GIRLさんによる「Etoile」

1クール全13話の物語でした。
この作品のタイトル「NOBLESSE」の意味は最終話で回収されました。
伏線もしっかり回収されましたし、キチンと腑に落ちる作品でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 11
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