勉強で純情なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の勉強で純情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番の勉強で純情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.2 1 勉強で純情なアニメランキング1位
すのはら荘の管理人さん(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (306)
1393人が棚に入れました
「すのはら荘の管理人さん」は、まんが4コマぱれっと(一迅社)にて連載中。学生寮・すのはら荘を舞台に、男らしくなりたい男子中学生・椎名亜樹と、天然で母性あふれる管理人さん・春原彩花たちの関係を描いた4コママンガだ。

声優・キャラクター
佐藤利奈、喜多村英梨、佐倉綾音、高森奈津美、瀬戸麻沙美、宮本侑芽、伊藤静、茅野愛衣

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大きい管理人さん かわいい少年

かわいいショタが登場すると聞き、
気になった作品。笑

大人な管理人さんに憧れる少年、という設定です。

もっとほのぼのした話を期待していたのだけど、
大きすぎる管理人さんたちによる刺激も強かったw

全12話です。


● ストーリー
椎名亜樹(しいな あき)は中学入学と同時に上京し、
学生寮“すのはら荘”にやってきた。

そこで出会ったのは、美人でスタイル抜群の
優しい管理人さん・春原彩花(すのはら あやか)。

男らしくなりたい!と思うけれど、
管理人さんにかわいがられて、今日も「こんなはずでは…。」

女の子に間違われてしまうほど可愛いあっくんと、
すのはら荘の住人たちとの、ほのぼのとした日常♪


すのはら荘の住人を含め、かわいい女の子ばかりに囲まれて、
幸せな環境で暮らすあっくん。笑

しかもいろいろと完璧な管理人さんに
たっぷり面倒見てもらって…。

世の男性から羨ましがられるあまり、
呪われてしまいそうな勢いですww

ストーリーは、ずっと平和です。

たまに彩花さんたちがハプニング(主に乳関係w)を起こすものの、
あっくんにとっては幸せなような迷惑なような…。

……いろんな男性からの
「幸せすぎるだろ!」というツッコミが聞えた気がしますw

でも、年ごろの男の子には、
ちょっと刺激が強すぎますよね。笑

あんな大きなものを毎日間近で見せつけられて、
将来そこそこのもので満足できなくなったらどうしてくれるんですか!
という、あっくんの怒りの声が聞こえてきそうですw


≪ 恥じらいのなさに違和感 ≫

おっとりしていて、なんでもできて、
みんなを優しく包み込む彩花さんは、素敵な管理人さん。

でも個人的に、
大きすぎるのは好きじゃないんだよねえ。

…べ、別に嫉妬しているわけじゃないんだからね?

中3から管理人さんのような大人まで、
様々な年頃の女の子が登場しますが、

あっくんの前で露出することに恥じらう様子がないのは、
少し違和感。

まともに恥じらう反応しているの、
会長ぐらいじゃない?

あっくんを異性として見ていないから、
というのはあるのかもしれませんが…。

管理人さんが巨乳ということで予想はしていましたが、
なんだかんだ、予想していたよりもセクシー要素が多かったような。

そういう原作のようだし仕方がないのだけど、
積極的にセクシー要素が強調されるのは、
よさを邪魔している感じがしました^^;

ただ、そう感じるのはあくまで個人的にであって、
エッチな部分を楽しみに見ていた人も多かっただろうとも思います。

ニーズの違いですね。笑


● キャラクター
あっくんはかわいいショタなんだけど、
女々しくて、私の好みではなかったなあ。笑

でもとてもかわいくて、
母性本能をくすぐるタイプの男の子です。

周りの女の子たちが
あれやこれやと構いたくなるのはわかりますが、

それにしても、
あっくんの周りにはショタ好きが都合よく集まり過ぎだろうww

cv.は喜多村英梨さん。
ツッコミ方とか困ってる感じなどがかわいくて、よかったです♪
ここは好みだった^^

管理人さん(cv.佐藤利奈)の声も、
すごくよかった♪癒された~(*´ω`*)

途中からは内容よりも、
管理人さんの声に癒されるために見ていたところがありますw

仕事の電話で聞きたくない人の声を長時間聞かされたときなんかは特に、
この作品を見て、管理人さんの声に癒されたいと思っていましたw


そして私のお気に入りキャラは、
会長こと雪本柚子(ゆきもと ゆず)です。ちっちゃい子です。笑

すのはら荘の住人であり、
あっくんの通う学校の生徒会長。

すのはら荘では唯一、
あっくんのことを異性として見ている子。

いつもは周囲から
かわいいものを見る目で見られる立場の会長ですが、

あっくんに対してだけは、
お姉ちゃんっぽい一面を見せたりもして、

その頼りになる姿も、
恋心?に動揺する姿も、
自分に自信を持っている姿も、

なんかもう、全部かわいい!!
会長にメロメロでした♪


● 音楽
【 OP「Bitter Sweet Harmony」/ 中島愛 】

このOPがとても好きです♪

かわいくて優しくて、
彩花さんらしい雰囲気がこの作品にぴったりで、いい♪

映像もかわいいし♪
曲に合わせて彩花さんが口ずさんでいるのが好き^^


【 ED「そんなの僕じゃない。」/ 下地紫野 】

OPに対して、あまり好きになれなかったのが、このED…。

悪い曲ではないのだけど、
ラストの「そんなの 僕じゃない」の部分が個人的に嫌いで…。

第一印象で「うわっ」と思ってから、
結局最後まで「うわっ」な感触が残る曲でした。

OPが大好きな分、
このEDが残念でなりませんでした。

完全に個人の好みの問題なのですけどね^^;


● まとめ
天然なのか計算なのか、色仕掛けで迫る彩花さんと、
そんな彩花さんにドキドキしながらも、彼女を慕うあっくん。

二人の関係が軸にある作品だというのは、よく伝わりました。

キャラはよかったし、
声優さんもよかったし、

最後まで飽きることはありませんでした♪

二人の関係が恋愛に進展するのは当分先だと思いますが、
今の関係がちょうどいいと思いました^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

まつはや さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シルリン×大沼監督で安定の出来、ストレスフリーの癒し系

【1〜3話時点】

こういったアニメはちょっとでもイラっとしたらそこで終わりだと思っているんですが、監督さんの裁量が良いのか、そこがすごい良い塩梅で、流れるように脳死で楽しめて、こういう系統のアニメのお手本みたいな出来だと思います。

ただもうこれは管理人さんの場面だけを切り取った動画を見るか、管理人さんの声だけが入ったCDを出すかする方がいいのでは。
管理人さん(と主人公のあっくん)を好きになれるかなれないかで見れるか否かバッサリ分かれるでしょう。
地味にギャグでクスッとできる部分もあり、作画も今の所崩れないしで、自分の肌に合うようなら見てもいいんじゃないでしょうか。

【追記】

分かってはいましたがストーリーに動きがなく飽きてきたので切ります。たまに作業用BGMとして音だけ聞くかも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おねショタの日常もの

原作はぱれっと連載の4コマ。未読です。
主人公のあっくんこと椎名 亜樹(しいな あき)が中1に上がったことを期にすのはら荘に一人で引っ越してすのはら荘の住人(ほかはすべて女性)とほのぼのな日常を送るアニメとなっております。
管理人の春原 彩花(すのはら あやか)を始め主人公の中学の先輩の雪本 柚子(ゆきもと ゆず)、月見里 菫(やまなし すみれ)、風見 ゆり(かざみ ゆり)のほか管理人彩花の妹で高校生の春原 菜々(すのはら なな)などがメインとなっております。お色気シーンもありだいぶ男子向けの内容となっておりますが・・・でもほんわかとした雰囲気で過剰にエロく感じさせないのは作風もあるのでしょうね。とにかくこのほんわかした空気感は味わっていただきたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

85.3 2 勉強で純情なアニメランキング2位
となりの怪物くん(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2541)
13638人が棚に入れました
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。

声優・キャラクター
戸松遥、鈴木達央、種﨑敦美、逢坂良太、寺島拓篤、花澤香菜、中村悠一、樋口智透、阿部敦、小野友樹、ささきのぞみ

albesh さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

男でも、むしろ男の方が楽しめるかもしれない作品

ありきたりなラブコメかと思いきや全く違った
正直原作が素晴らしいものなので、全12巻のうち4巻しかやってないアニメでは少々物足りなさを感じる
あぁこれからなのにってところで終わってしまった
最後まで見た人は続きが気になってマンガを買ってしまうので
マンガを読むと死んでしまうアレルギーや
親の遺言でマンガを読むなと言われてる人はアニメを見ない方が良い

少女マンガというだけで男性からは疎遠されがちだがそれは非常にもったいない
ぜひ本屋の少女マンガコーナーに勇気をもって踏み込んでほしい

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<最終回まで視聴完了> いつもの彼ら いつもの日常

全13話ということで、1クールだったから仕方ないかもだけれど
最終回には最終回らしい感動が欲しかったっていうのが
真っ先に浮かぶ感想ではある。

何度もくっついたり離れたり、心は行ったり来たりだった雫と
思い返せば実は一途だった春の2人が、穏やかに笑えていれば
それで幸せなのかもしれないけれどね。
視聴者的には、もう一歩か二歩踏み込んでも良かった気がするし
なつめちゃんの告白も有耶無耶なままだし、
優山がなぜあれほどまでに春以外の人からも恐れられてたのか
描ききれていなかった。

これで終わってしまうなら、数話前のほうがよほど最終回に
ふさわしい内容だったと思うんだよなぁ・・
でも、これが彼ららしさだと言われれば頷ける部分もあって。
逆に、2期へ期待しちゃってもいいのかな?なんてことも感じたり。
あぁそうか、春と雫がどうなるかを描くのが目的じゃなく
何らかの問題をそれぞれ抱えた高校生たちが関わり合って
少しずつ「本当の友達」になっていく話だったのかもだね。
それならちょっと納得できる。

まぁ何だかんだ言いつつも、共感する想いや、
リアルな自分と現在進行形で重なる部分もあったりで
毎週楽しめたのだから良しとしよう。
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<9話の感想>

なつめちゃんが、春や雫たちを見てひとりで心配してるのが面白いし可愛い。
方向音痴の秀才ヤマケンは立ち位置的に、ライバルと言うよりは
協力者だと思っていたが、今後の動き方次第では、さらに面白くなりそう。
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<8話の感想>

文化祭、楽しそうだった。
学校舞台にした作品観ていていつも楽しみなのが文化祭編だったりする。
そんなことは置いておいて(笑)
やっと自分の本当の気持ちに気づけたらしい雫が
戸惑いながらも今後どういう変化を見せてくれるのか楽しみ。
一歩踏み込んだ内容で面白かったけれど、確かに悩むよね。
今まで友だちも彼氏もあえて作ってこなかった彼女なのだし
自分に素直になりたくても怖いから、再び勉強に逃げ込む。
それは彼女にとって、勉強が将来の夢を叶えるためという以前に
心の鎧であり、自分の居場所だからなんだろうね。
でも、今のままじゃ、一途を通してきた春が哀れ。
じれったいけど両者の気持ちが痛いほどわかるので、見守ろう。
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<7話の感想>

(仕事や勉強)>(恋愛)って決心を孕んだ距離って難しいよね。
このままどうなってもアリっていうのとは全然違うから。
難しいというのは自分だけの想いと決心だけで成り立つわけではなく
相手にも想いや考え方があるからね。
両者とも同じ意見なら問題ないのだけど・・
影響力の強い相手だったり、自分の中に少しでも迷いがあれば
足元をすくわれてしまう。
「こぼれた水は戻らないから大事にする」のか「鉄は熱いうちに溶かせ」か。
{netabare}
答えが決まってるのに期待させるのは良くないって言って
勉強を優先して打ち込む雫にはすごーく共感するものがあるけれど、
進展させなくても、傍にいられる喜びを楽しもうとする春の気持ちも
ものすごーーくわかる(笑)
{/netabare}
で、ここで第1話を思い返してみると、2人とも人との距離感や態度が
随分変化したよねぇ。互いの影響力たるやすごいものがあることは確か。
彼氏彼女の関係にならなくたって、同等の影響は与え合えているのだよね。
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<6話の感想>

原作読んでいないからわからないのだが、
2人が無事相思相愛を認め合って、ちゃんとつきあうっていうのが
ラストではないような気がしているのだけれど違うのかなぁ?
それまでの間に紆余曲折、一進一退を繰り返しつつ、
でもそれだけで終わってしまったら平凡だし。
底が見えそうで見えないラインを保ってる感覚。
純朴通り越して鈍感な2人なのに妙な部分が敏感で、なんだかおかしい。
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<5話の感想>
{netabare}
春がお兄さんを避ける理由、お兄さんの言い分が判明。
でもまだ何かありそう。
そして前回から登場している新キャラの女の子。
学級委員だったんだね。すごくわかりやすいタイプ。
彼女の気持ちに雫がいち早く気づいた模様。 {/netabare}

次回からしばらく「起承転結」の「転」突入かな?
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<4話の感想>

春のブレイクが可笑しかった。
可笑しかったけど、人間の印象は笑顔ひとつで変わるんだ
ってことだよね。と、あらためて思った。
雫の家でスイカ割りしてる時、彼女のタンクトップが
グリーンと黒のボーダーで、それはまるでスイカみたいで、
なんとなく、彼女の心をだいぶ開いたのを揶揄してる気がした。
それにしても春の兄弟関係が気になる。何があったんだろう?
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<3話の感想>

人物が増えて話に奥行きが出てきた。
春も第一印象からすると随分落ち着いてるし
雫の微妙な心の変化もわかりやすく描かれていると思う。
個人的な好みを言ってしまうと、雫のモノローグはもう少し
抑え気味にして、仕草や表情(頬を赤らめる以外で)心理描写を
してくれるともっと好きな作品になる気がするのだけどね。
でもコミカルに描きたいようなので、これはこれでアリかも。

ところで・・・
{netabare}
新しく登場した優山くんって、春にそっくりだったから
たぶん兄弟なのだろうけれど、春になぜあれほど避けられているのか
雫との恋愛の行方なんかより気になった(笑)
しかも声が中村悠一さんではないか~
今後の楽しみが増えたw
{/netabare}
---------------------------------------
1話はさすがにハイテンションで、一時はどうなるかと思ったが
実際あそこまではいかなくても、春や雫に近い人っている。
頭に思い描いたことが即座に行動に出てしまったり、
相手がどう思うかより自分がどう思ってるかだけで物事を進める人も、
頭に何か浮かんでも自分には無関係、と冷静かつ冷淡に遠巻きでいる人も
結局は、人間関係においての距離感をうまくコントロールできずに
心の殻に閉じこもってしまうタイプ。
だけど、そんな人にも理解者とみなせる相手が現れた場合は
自分を変えていけるほどの影響力があるわけで・・・

まだ2話までしか観ていないけれども、この作品はおそらく
そういう部分を友情や恋愛を絡めながら描いていくのじゃないかなぁ?
それに春も雫も本当はすごく優しい子っていうのが観ていて心地良い。
周囲からはいろいろ誤解を受けやすいタイプかもしれなくても、
真剣に怒ったり、純粋な涙をこぼしてみたり、優しく微笑んだり
顔を赤らめ照れてみたり、そんなふうにコロコロ変わる表情が、
とても素直でいいなと思う。

とりあえず、このままベタベタアツアツモードになるのではなく、
乙女な想いを自覚した雫が今後しばらくは
振り回されるのだろうけれど
まだまだ面白く個性豊かなクラスメイトが登場しそうなので
今後も引き続き、楽しみに見守っていこうと思う。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 88
ネタバレ

Nagi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

トマト戸松 パスタ鈴木 ミート花澤 パルメザン寺島 の ミートソースパスタですっ♪

視聴後 誰かに “いいよ、コレ!” って薦めたくなるアニメです

私はこのアニメを学園ラブコメの代表作と言いたい!

全13話 色んなことがありました。
 吉田くんが ピー を見せたり
 夏目さんが ピー を吐いたり
 大島さんが ピー を言っちゃったり
1クールで色々やりきってくれましたww

難しい年頃の人間関係をコメディーチックに描くこの作品。
イチバンの魅力は “キャラクターが素晴らしい” こと

主人公 吉田春にタグをつけるなら
【イケメン】【頭脳明晰】【喧嘩強い】【過去が謎】【常識はずれ】
【天然で口説く】【友達については純粋】【恋愛においては大人】

恋愛アニメで「 好き 」というセリフは必ず出てきますよね?
よく使われるセリフでも ハルが紡ぐと “特別” になる…

イチオシキャラは 山口賢二 通称ヤマケン★

{netabare} 『 この俺がエリートじゃなくて 誰がエリートだっつう話だ 』
…的なキャラなんですけど デレた時のギャップがたまらない!
セリフもいちいちエリートなんですよね~
 『 ばーか。寂しいってのは相手がいるから感じるもんなんだよ 』

とにかく全キャラが素敵。無駄なキャラは一人もいない
サブキャラの誰でも別の物語展開できちゃうくらいキャラ濃いよね♪

声優さんもみんな好きだし!…って 語りたいこと
たっっっくさんあるけど 止まらなくなるのでw
アニメ見てもらった方がはやいです!笑{/netabare}


要チェックポイントは おもに3つ\(^o^)/
★どこか常識はずれな会話
 おもにハルなんですけどね(笑)
 
★にわとりの名古屋
 所々に出てくる にわとり。声優はだーれだっ♪
 キャスト全員でオーディションして決めた結果…
 {netabare}3バカのひとり 富岡竜二役の 小野友樹さんになりました!{/netabare}
 オーディションに花澤さんは不参加だったそうですが
 いなくて良かったですねw( ラジオ聞いてください 笑 )
★OPもEDも素敵
 OP:水谷雫役の戸松さんが歌う Q&Aリサイタル
 ED:9nineが歌う White Wishes


みんなの恋愛や、ハルの過去。
まだまだ決着ついてないので 2期確実ということでしょう!!
(続きは原作読んでね♪ で、終わらないことを願ってます><)

だれでも恋をしたくなる 胸きゅん(×10)ストーリー

あ~ 続きが知りたい。原作よみたーい!!!!
読んでる方いたら 感想教えてくださいっ♡(ネタバレOK←)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 56

69.5 3 勉強で純情なアニメランキング3位
みだらな青ちゃんは勉強ができない(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (305)
1307人が棚に入れました
名前の由来は――官能小説家の父に悩まされる女子高生・青ちゃんは、念願の一人暮らしを実現させるため、難関大学合格を目指して猛勉強中。「青春?男女交際?そんなの知るかッ!」……だけどそんな青ちゃんに、クラスの人気者で「リア充王」の木嶋がまさかの愛の告白。空気を読まない木嶋のアプローチに、勉強そっちのけで青ちゃんのエロ妄想が暴走する!

声優・キャラクター
和氣あず未、寺島惇太、津田健次郎、木村珠莉、近藤隆、白井悠介、深町寿成

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「$10」by林田健司

<2019/7/6 初投稿>
最終話まで観終えました。
コメディ重視でラブ薄めのラブコメを最後まで貫いてましたね。

一連のシモネタが受け付けられるかどうかで評価真っ二つな気はします。
個人的にはシモネタも好みの範疇でしたし、
青ちゃんの独りよがりな妄想もクスッと笑えましたし、
八宝菜のつんちょは凄かったし。
満足しました。

あと、OP曲が割と好き。

<2019/6/17追記>
11話観ました。
今週のパワーワード
「ツルツルパンツ」
「腹を満たして、その後S◯Xだ!」

青ちゃんはもうあれだな。
煩悩全開の17歳男子並みに頭がアレですね。

<2019/5/11 追記>
6話まで観ました。

ラブコメですけどウェイトはコメ95%くらいな感じ。
ラブはコメディを引き立たせるスパイス、塩コショウみたいなもんですね。
なので真面目に見るとつまんないと思います。

「呼び捨てはS◯Xの始まりだゾ」
そんな格言聞いたことねえ 笑

<2019/4/27 初投稿>
原作未読。
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

この作品、人を選びますね。
最初のシーン、ヒロインの一言でツボれた人は楽しめると思います 笑。
私はツボりました( ・∇・)

主人公「青」は高校生の女の子。
真面目で人を寄せつけない頑なな態度の裏にやらしい妄想がいっぱい。
というヒロイン。

も少し正確に言うと
「こんなやらしいことをされてしまったらどうしよう、逃げなきゃ!ドキドキ!」
というおめでたい妄想でいっぱいな人です。
もしかしてダクネスの親戚か?

1話見て作者が女性だとすぐにわかりました。
だって男の作者だったら、女子高生に昭和の臭い漂うオヤジ系シモネタを妄想させるとかこっぱずかしくてできないでしょ 笑

女性の漫画家が描く自虐系ラブコメの一種だと思います。
例によってヒロインの相手は女性の理想が詰まったような男の子だし。

ところで思春期の頃って異性に対して身勝手な幻想、妄想を抱きがちですよね。
男子は「女の子はみな清純」とか漠然と思ってたり。
女子は女子で「男子はすけべ」
「でも◯◯くんはカッコいいからやらしいこと考えたりするはずない」とかとか

思い返すと恥ずかしいですねー。

そんな妄想がアホのように肥大した女の子のラブコメに興味がある、と言う方向けかな。
この調子でいけば結構面白くなりそう。


そうそう。
八宝斎みたいなのでてきてシモネタの昭和臭に拍車をかけてます。
声はイケメンぶりと舞台俳優でも活躍する演技力の高さに定評のある"つんちょ"。
ACCAのニノとかGANGSTA.のニコ演った方です。
ホント、この人なんでもできるな。
声の演技もまんま八宝斎で 笑

タイトルは林田健司さんの名曲です。

<2020/6/24 補足>
なんで林田健二さんの名曲「$10」かというと歌詞が
「Oh! lady! A-1 dollar B-2 dollars 淫ら No,non non・・・」とありまして
淫らかなー?とか思って。
そんな感じです。
ごめんなさい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 48
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

勉強そんなに困ってなさそう

原作未読


これ自分には完全に『川柳少女』のバーター。タイトルでまず手に取りません。あっち録画してたらこっちも付いてきました。

ドラクエⅢを手に入れるのにバンゲリングベイを抱き合わせで買わんといかんというのはリアタイの辛さですな。・・・と思ってたらバンゲリングベイけっこう面白いじゃなーいって結果に。

※注 ウチのレコーダーの仕様なのか川柳少女を録画したらこちらもセットでした。それと今は昔、人気ゲームを買うのに消費者に在庫の処分を押し付けるあこぎなおもちゃ屋さんがニュースになってたよ。


恋する乙女の微笑ましさは似たもの同士の15分間×2。比較はしませんが、当初オマケ扱いだったこちらの作品は知らないうちに株価が上がっておりました。


 むっつり女子


このテの作品が自分は初かもしれません。
ヒロイン堀江青(CV和氣あず未)は官能小説作家の父親の影響で尖った性知識は豊富。尖り過ぎてか男性皆セッ○スアニマルと思い込むようになり男性不信に。そんな父親と距離を置きたく、親元を離れるために地方の国立大学目指し猛勉強中、とのことです。

{netabare}青姦の青!第1回から強烈でしたね。{/netabare}

対する木嶋拓海(CV寺島惇太)。告白されて彼を意識しだしてからの青ちゃん妄想全開ちょっとえっちいすれ違いラブコメが始まります。
不思議と下品な感じはしませんでした。ここって下ネタを楽しむには大きいポイントです。原作者が女性というのも関係してるかもしれません。{netabare}股浅パンツはくとお腹冷えるとか男はわからんよね。{/netabare}


父親嫌って親元離れたい乙女心
 ↓
それなら国立しか許さん親心
 ↓
いろいろ犠牲にして勉強頑張る娘
 ↓
イケメン登場
 ↓
淫らな(妄想全開の)青ちゃんは(性春を謳歌し)勉強(に集中)ができない


ということでした。

OPのノリは好きです。特に「せーの!」のとこ。


タイトルからしてえっちいニーズありの作品で、黙ってても観る人は観るでしょう。じゃあそうでない人にとっては?

 ・作品のトーンが下品じゃない
 ・相方の男が下衆じゃない
 ・恥ずかしがり屋むっつりの青ちゃんがたまに暴走する
 ・なんだかんだ親父さんと青ちゃん仲良さそう

このたまに暴走するのが良いアクセントになって最後まで楽しめました。

ついでにというよりむしろ本題。津田健次郎さん演じるお父さんがキレキレで凄い引きこまれます。チャラいツダケンさんが8割5分。決めのイケボと落差が素敵でした。

15分と短めで一気に観れる量です。暇つぶしにでもどうぞ!



----
視聴時期:2019年4月~6月



2019.06.24 初稿
2019.07.17 修正
2020.01.27 追記(レビュータイトル変更)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

青ちゃんが淫らじゃなくて妄り(みだり)で、なんか可愛いんです!

最初は、「川柳少女」のついでに観てたんですけど、
今ではこちらの方がメインで、楽しんで観てます。

青ちゃんのキャラデザ自体は、なんか好みじゃないというか、
横顔はスッキリしてて奇麗なのに
正面の顔が、眼とかあごの線が古い感じがしてちょっと変な感じなんだけど、
キャラ設定が、とっても好きです!
しょびっちみたいな100%勘違い少女と違って、
お父さんの職業(人気官能小説作家)のせいで、
ちょっとずれてるけど妙にリアルな妄想癖と、
これもお父さんのせいなんだけど、
被害妄想が原因で男性恐怖症気味になっちゃってる感じ。
特に、無自覚なままに「リア充だし私とは正反対の人種」と避けてた木嶋君にだんだん惹かれちゃったり、
自分で勝手にピンチだと思い込んだときにベソかいて諦めちゃったりするところ、結局は勘違いで肩透かしになっちゃうのが、
なんだか可哀想でもありながら、
可愛いなって思ってしまいます。

それで、青ちゃんに告白した木嶋君が、
青ちゃんの考えてる木嶋君のイメージと違って
イケメンだし人気者だしモテるのはホントだけど、
本人はすごい純情で誠実なところ、
青ちゃんにとっては、実は残念っぽい感じもあるけど、
とっても好感度高くて、
結局は相思相愛カップルの純情ラブストーリーな展開で、
こういうの、
アニメならではって感じで、
とっても楽しいです!




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
観終わりました。
素敵でした。
最後まで誠実だった木嶋君と、
妄想純情少女だった青ちゃん、
相性よくなさそうなのに、
ハッピーエンドでよかった(#^.^#)

青ちゃんには、少しずつでいいから、
お父さんの呪縛から卒業して、
男の子ってこうなんだ(^^)って理解して欲しいな。

木嶋君は・・・
このまま誠実でいて欲しい気も、すごくあります。
リアルじゃないけど、
欲情より愛情がまさっちゃう十代の男の子!!
実はそういう男子、
とっても好き(≧▽≦)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

71.2 4 勉強で純情なアニメランキング4位
トニカクカワイイ(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (360)
1255人が棚に入れました
謎の美少女・司に運命の一目惚れをした少年・由崎星空(ナサ)。ナサの決死の告白に、彼女の返事は「結婚してくれたら、付き合ってあげる」!?ナサと司の愛に満ち溢れた、カワイイ&尊い新婚生活が始まる!!

声優・キャラクター
鬼頭明里、榎木淳弥、芹澤優、上坂すみれ、小原好美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新婚さんのアツアツぶりはきっと千年経っても変わらないのだろう

結婚から始まる同名ラブコメ漫画(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
コメディとシリアスの凸凹感等がトニカクドクトク。

いきなり新婚生活に飛躍した状況から、
すっ飛ばしたカップルのアレコレを回収しながらデレデレしたり、
周りからツッコミ&リアクションがあったり……。

予想通りのラブコメもあるが、妙に生々しい描写もあったりするので、
脱力しきって観ると不意打ちを食らう。

冒頭から{netabare}血まみれ事故案件{/netabare}をぶつけられて思ってたのと違うw
と返り討ちに遭う方もいるかもしれませんw

月の強調により、ファンタジー要素もほのめかされるのも、気になる要素。
その予感は{netabare}8話のお嫁さんの平城京“帰京”?の一人語り{/netabare}で確信に変わるが、
いよいよ伏線回収か?と身を乗り出した終盤に、
{netabare}たこ焼き&格ゲーパーティー{/netabare}のカオス回が割り込んだりして、
うやむやな内に日常夫婦ドラマとして一旦締めくくられる。

但し、{netabare}元メガドライバー{/netabare}の私にとっては、カオス回も俺得でしたがw

結婚生活に関するアレコレも妙にリアルで何か勉強になりましたw
{netabare}婚姻届を役所の深夜窓口に出す件とか結婚指輪購入の流れ{/netabare}とか
他じゃ中々見られない貴重な描写です。


【作画 3.0点】
アニメーション制作・Seven Arcs

背景美術、人物作画共、要所で力を入れる、無難なソース配分。
局地的にカワイイ!と時めくことはあるが、
トニカクカワイイと豪語しながら、
ソンナニ可愛くない作画もあるのは微妙……。

カワイイ新妻ちゃん(自称)の激ウマ手料理も作画自体は平凡で、
飯テロも声優のリアクション頼みでは……。

コメディのドタバタを受け、激しく伸縮するアパート建屋などは
古風ですが親近感が沸きますw……{netabare}焼失した時は悲しかったです。{/netabare}


それでも、終盤に向け、新婚生活も温まり、作画も力入って来た?
と思わせてからの、件のカオス回w
{netabare}ガクッと低減した作画カロリーにハメ込まれた格ゲープレイ画面。{/netabare}
混沌とした映像にアチャー(ノ∀`)と苦笑いw


【キャラ 4.0点】
旦那さま・星空(ナサ)。
将来は高学歴エリートで高収入で優しくて結構イケメンで……。
婚活スターとして輝く可能性を提示しながら、
それらを一掃した上で、無から結婚生活をスタートする。
ステータスばかり求める婚活の風潮にカウンターを入れて、
ただ一緒にいることが素晴らしいんだと
素朴な結婚の良さを再発掘する意志も感じる?キャラ作り。

お嫁さん・司(ツカサ)は、{netabare}かぐや姫伝説の元ネタで、不老長寿ということなのでしょうか?
この先、旦那さんが年を重ねて、切なくなって、いなくなったお嫁さんを追って、
ナサがNASAでFLY ME TO THE MOON{/netabare}とか壮大なことになるのでしょうか?

女の子は柔らかくて、いい匂いがして……。
多くの少年漫画では先天的な女子の性質として神格化され終わる所。
本作では、女子は古より、シャンプー選び等から日夜努力を重ねて、良い香りを獲得している。
ここも生活を共にする新婚という至近距離を生かして、一歩踏み込んでいて稀少。
女子の皆さん……何かありがとうございますと言いたくなりますw


結婚という既成事実を前にツッコまずにはいられない
周囲の女子も独特ながらコメディの盛り上げに貢献。
“姉様”とナサの結婚を認められない千歳ちゃんや、
三角関係すら始められない銭湯の姉妹とか。

あと登場人物たちは、総じてマニアックな嗜好を抱えており、
思わぬ絡みが発生するのも、本作のカオス要素w


【声優 4.0点】
お嫁さん・司(ツカサ)役の鬼頭 明里さん。
低音で落ち着いたボイスがミステリアス。
それがトキドキ上ずるのがトニカクカワイイ。
2020年・秋シーズンは劇場アニメ含めて他作品でも活躍されてましたね♪
私も、あかりんボイスの中毒になりかけておりますw

旦那さま・星空(ナサ)役の榎木 淳弥さん。
こちらは頻繁に上ずる高音ボイスが浮き足立っていて……。
変な意味じゃなく、トニカクカワイイのは、むしろ旦那さんの方では?と錯覚しますw
えのじゅんも最近はエラいご活躍で、
元気なお調子者ボイスで私も明るい気分にされております♪


【音楽 3.5点】
劇伴担当はエンドウ.氏。ロックバンドGEEKSのリーダー格で、
かつては『坂本ですが?』のOPにロックナンバーを提供したりもしたが、
本作では、特にパンクサウンドを乱発することもなく、
外れ気味の縦笛などで、実直に新婚コメディの盛り上げ役に徹する。

OPはYunomi氏による「恋のうた(feat.由崎司)」
和とEDMの融合等を標榜するアーティスト性を発揮したトニカクドクトクな一曲。
伝統~未来サウンドまで駆け抜けることで、一貫して変わらない恋の価値を再定義。

EDはカノエラナ「月の星空」
EDもエンドウ.氏の作詞・作曲だが、こちらもピアノベースの尊い新婚バラード。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

一体、私は何を見せられているんですかねぇ・・・

タイトルのとおり、以上。

2021.5.5現在、原作の進捗を知っている者としてはメタな発言ではありますが、この作品、物語的には何も進んどらーーーん!

なので、現状は「お嫁さん」を愛でていればいいのでしょうが・・・、そこは人のお嫁さん、もはやどうにもならんがな(いや、その前に2次元だからすでにどうにもならんのだが・・・、これもメタな発言だなぁ)

失礼、少々混乱してしまいましたwww。

ま、でも前述した所感は事実なので、この段階では(人の嫁が)「トニカクカワイイ」と言っているしかないですわなぁ。

あとは・・・、旦那さんの声のイメージが予想していたのとは違ったなぁ。
こんな低音が効く系というか大人っぽい声とはイメージしていなかったので私的には違和感があったかなぁ。
かといって、子供っぽい声がよかったかと言うとそういう訳でもないのですが・・・好みの問題ですかね。

ちなみにお嫁さんの司さんも、漫画版の方が可愛らしく見えていた気がしました、これも好みの問題ですかね。

少々、好みを言い過ぎましたが、
カワイイを否定できるまでの勢いはありません、他のアニメ作品以上に「みてるだけ」しかできない作品です。
ホントに何を見せられているのでしょうw

この思いを共有したい方、ぜひご覧ください。
もしかしたら、あー自分にもこういう時期があったなぁ、なんて思うかもw。

え!!今真っただ中なんですか、それは羨ましい・・・、長続きしますように(ハート)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

約束の花をかざりそう

原作未読


第2話で切ろうと思ってました。

命の恩人♀がトニカクカワイイので勢いで♂が告ったら結婚を条件にOKされて始まるファンタジー。
で同居を始めたら♂はヤラシイ想像しながらも手を出せないテンプレ甲斐性ナシさん。♀はわりと普通。クールまでいかないけれど冷静でそしてたまにデレる。そんな二人のイチャコラが第2話でした。

序盤の分岐↓

A. くだらん アホくさ
⇒はじめのくっつき方があり得ないので、延々とイチャコラ見せられるのしんどい

B. トニカクカワイイ
⇒女の子かわいいからまあいっか… 

自分は9割がたAに傾いてそのまま戻ってこないのが普通なんですが、なんやかんや踏み止まって完走です。ちなみにBかわいいから留まったということでもありません。


少年サンデー連載の漫画が原作とのこと。途中カミナリを落とす宇宙人の女の子の話題に触れて同誌連載の先輩漫画家への敬意を払っておりました。
だがちょっと待ってほしい。ラムちゃんネタに至るまでに

{netabare}「言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ」と言ってみたり
仙道くんがチームに落ち着きを取り戻していたり
「眠れない午前2時 苛立ちがドアをたたく」とTMってみたり{/netabare}

これでもかと集英社でしたけど大丈夫? 微妙に面白かったのは確かだしまあいっか。いろいろパロディしてるところでなんとなくどんな話か見えてきて落ち着いた感じ。

{netabare}第3話銭湯回。あー風呂なし六畳一間の下宿ですね。そして近くに銭湯があると。二人で行く横丁の風呂屋ってことですかい。


 {netabare}『神田川』じゃん{/netabare}

そこからの連想ゲームで

 {netabare} かぐや姫じゃん{/netabare}


第1話月がきれいな夜だったし、第5話で鍵ノ寺邸で展示している月の石を見つけたり、決定的なのは{netabare}第8話。不老不死がからむ切ない系の物語確定しましたね。{/netabare}{/netabare}

起承転結の起でつまずき、承で持ち直し、転はとても良い感じ。結は…な全12話でした。わかってた人もそうでない人も“転”は楽しめたんじゃないでしょうかね。



※ネタバレ所感

■低体温三姉妹(余談)

極めてニッチなネタです。

有栖川要(CV芹澤優):銭湯屋の娘で妹のほう
鍵ノ寺千歳(CV小原好美):司の妹的な立ち位置
シャーロット(CV大和田仁美):鍵ノ寺家のメガネじゃないほうのメイド

この三名のCVさんがツボでした。理由は?

{netabare}上から『3D彼女』の一色いろは役、『月がきれい』の水野茜役、『はねバド!』の羽咲綾乃役。と体温の低さが心地よいヒロインを演じられてたのが印象的な演者さん。
揃いも揃った感がすごいあります。そして本作ではシャーロットを除きテンション高めのかしまし娘ポジションというのが共通項でしょうか。{/netabare}


■前頭葉

若さを保つ秘訣は前頭葉が硬くならないように好奇心を持ち続けること。それしないと偏屈な年寄り一直線なそうな。そして前頭葉を柔らかく保つために好奇心を持つことの他にもう一つ、恋をするといいらしいです。通ってた予備校の先生がそんなこと言ってました。

司の印象って…
{netabare}不老長寿設定が見えてきてから思ったこと。

 1000年以上生きてたら照れも恥じらいもどっかに飛んでいってるのでは?

当初は夫婦イチャコラを見せたいがためのご都合に見えたわけです。だがよくよく観察していると、ナサくんに惚れてるし、ゲームや竹下通りやら好奇心を保ち続けているのがわかります。奈良で若干感傷に浸ってはいたものの京都の寺社巡りに興味を示さず、過去より未来志向の人ですね。{/netabare}

{netabare}恋も含めて何度も同じようなことやってきてアーカイブも溜まってきてるに違いない存在なのに。便宜上ざっと60年の人生×25回分で1500年也。その25回目なうかもしれないところで司さんアレですから、自分を顧みて勇気をもらいますし戒めにもなります。
なぜかしらタイムリープするあの人や死に戻るあの人に抱くような謎の感動を覚えてしまった私。{/netabare}


“転”が良かっただけに{netabare}(結論先送りの意味で){/netabare}残念な最終回だったかも。
気になるけど続編あって観るかどうかは微妙です。



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

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2020.12.21 初稿
2021.09.29 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

73.2 5 勉強で純情なアニメランキング5位
大正オトメ御伽話(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (243)
719人が棚に入れました
時は大正——。事故がもとで母と右手の自由、父の期待を失い田舎に養生という名目で家を追われた青年・珠彦。世の中の全てに嫌気がさし、引き籠もりの厭世家となり果てていた珠彦のもとに、夕月という少女がやってきた。彼女は父が珠彦の世話をさせるため買ってきた嫁で…。

声優・キャラクター
小林裕介、会沢紗弥
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おおむね祖父母らの青春時代

原作未読


明治末期生まれ男女の恋物語。
大正時代に抱く印象。我らアニヲタ勢なら『はいからさんが…』『サクラ大戦』最近だと『鬼滅の刃』あたりが教科書になりましょうや。“大正浪漫”に抱く漠然としたイメージは共有されてそうな気がします。本作は見事その範疇にありそうな雰囲気。

年表でしたら第一次世界大戦から始まって関東大震災で終了のイメージが強い。大戦バブルからの恐慌、米騒動やら大正デモクラシーやら15年と短いわりには濃ゆいです。
この15年。現在(2022年)から逆算すると15年前(2007年)はkalafinaが結成しサンドウィッチマンがM-1優勝した年ということですからついこの間のような体感。今年を昭和初年度扱いするのなら『アクエリオン』『エウレカセブン』『シャナ』『ハルヒ』『ひぐらし』なんて明治時代の遺物ということになるわけです。

本題に戻ります。
サンドウィッチマン同様にヒロイン立花夕月(CV会沢紗弥)は東北からの上京組。岩手は遠野出身。貧困にあえぐ東北地方やら身売りなどの時代背景を踏まえてます。そんな夕月と事故で負った障害が原因で父から遠ざけられ厭世的になってる志磨珠彦(CV小林裕介)のもとにきてさあどうなるやら、の全12話。
投げやりなボンボンの傍らですべて受け入れる菩薩のような夕月という構図となっており、こりゃ甘えたくなる願望をくすぐるなあとまずは夕月を堪能しながら、一方で厭世GUY珠彦の成長物語も楽しめる仕掛け。1クールながら構成も無理なく良いとこで区切ってるし、冒頭で嫌キャラだったのが無理なく浄化されてくし、全体を通して優しい時間が流れてると感じる作品です。

というわけで本作魅力のウエィトけっこうを占める夕月さんなんですけど自分にはそんな響かず。従順すぎるというか良い人過ぎるのが理由。一歩下がって…みたいな価値観が色濃かった時代ではありましょう。しっかりアニメをみてれば珠彦さんとお互い想いあってるのもわかります。

 {netabare}金銭不要のメイド喫茶を100年前にやってみた{/netabare}

シンプルに純粋な女の子が苦手なだけです。いや違うな…現実に存在しないファンタジー女子だから良いという発想にはなれないが近いかも。御伽噺と銘うってますしこのような恋愛話もまたひとつの御伽噺とする懐の深さが必要でした。



※ネタバレってほどでもないけど

■続きについて

{netabare}昭和編ってのもあるみたいですね。きっと戦争は避けて通れないんでしょう。明治最後期生まれだと支那事変~真珠湾期で30歳前後となるわけで、障害持ち珠彦の出征はないでしょうがのほほんとはしなさそう。それでも続き気になります。{/netabare}




※無駄話

■歴史上の出来事とみるか自分事と見るか

なにせ100年前の時代なんでもはや歴史上の一コマなんだけど…

{netabare}つい最近まで大正初期生まれの私の祖母と嫁さん方の祖母も似たような年齢でご存命だったりで身近であり繋がってる感覚があります。祖父母たちの青春時代ってイメージ。
小学生の時、“祖父母若かりし頃の郷土を調べてみよう”なる課題があって往時のことを直接聞く機会もありました。街並などのインフラだけでなく考え方や世相も聞いたりなんかして。要は見聞きした話とそれほど離れてない物語だったと言いたいわけです。{/netabare}

{netabare}ついでに当家は本家分家なんて語が日常会話の中にあり、父方の祖父母宅を訪問の折には正座で指揃えて頭深々と垂れてご挨拶してました。志摩家のノリをあながちわからんでもないという(笑){/netabare}


■貧困に苦しむ東北地方の農家

年代に繋がりを感じれば地域に繋がりを感じることも。夕月さんは岩手県遠野のご出身。

{netabare}彼女は親にではなく自ら家を出たわけですが、一般的に身売りといえば“FROM東北”は鉄板です。たしか『貧困に苦しむ東北地方の農家』みたいなキャプションで大根をかじる子供たちの写真(昭和初期)というものがありまして、教科書にも載ってたぶん覚えてらっしゃる方もいるかも。あの写真がまさに“遠野”で撮影されたものだった気がします。作者それ知ってたのかしら?
世界恐慌、不作による飢饉、朝鮮半島や台湾への持ち出し等で最もあおりを食らったのが東北でした。女子の身売り年齢はおそらく想像されているのより若いです。年端いかない6歳~8歳。『鬼滅の刃遊郭編』でも置屋にちびっ子いたと思いますがあんな感じ。姉や妹が売られていった東北出身の次男坊三男坊は“なんとか食える郷土(クニ)”にしようと波高い周辺国の安全確保へと軍隊を志願します。なにせ満州は一大穀倉地でしたから…大根かじらんでもよくなると思ってたんですね。
そして都会出の将校さんに身の上話をするわけです。例えば人形を手向けに泣きながら連れていかれた幼い妹の話なんかをです。そんなん積もり積もってこれじゃあかんと決起したのが二・二六事件といったところでしょうか。
昭和の大事件も元を辿れば困窮した田舎の惨状を憂えてという一連のストーリー。夕月さんの笑顔の裏に苛烈な東北の窮状があると思うと涙こぼれそう。

自身に置き換えれば、二・二六の少し手前に母方祖父は近衛兵やってたりそのちょい手前昭和初期には父方祖父は女中付きで東京の大学に通ってた頃。おおむね珠彦塾に通うガキンチョらと同じくらいの学年でしょう。
関東大震災では現在の復興大臣みたいなことやってった後藤新平しかり二・二六で斃れた内大臣斎藤実しかり同郷だったりする。そんな斎藤実の墓所の隣の区画(つまり一等地)は我が一族のお墓が立ってたりするわけで。{/netabare}


そんなこんな繋がりを意識できるとあながち夕月さんもファンタジーなのかどうなのか怪しくなってきます。うちのばあさんは両方とも凛としてました。かたや地主に嫁いだ農家の娘。かたや商家に嫁いだ武家の娘。
そういった意味では夕月さんの背筋の伸びっぷりは明治女のさまを見せてくれます。自分の事より孫の事を考えてる節があってめっちゃ優しいのに怒る時は確実に急所突かれるのよね。きっと夕月はそんなばあちゃんになりそう。うちのじいちゃんみたいに珠彦も口数少ないじいちゃんになりそう。
なんだかんだ楽しかったです。



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.02.05 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

少女漫画系ラブコメ(OP『オトメの心得』は名曲!)

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
まだ第1話しか放送されていませんが、観た時点で幸せな気持ちになり、現時点で大変気に入っております。

原作漫画のタイトルは『大正処女御伽話』でアニメのタイトルは『大正オトメ御伽話』、原作は処女を「オトメ」と読ませるらしく発音的には同じになります。

原作は未読なのですが「ジャンプSQ.(スクエア)」掲載作品だそうで、全5巻で既に完結しているそうです。

事前情報としてはテレビ放送1週間前の「大正オトメ御伽話アニメ前日譚」という番組を視聴済みです。期限は不明ですが現在もYouTube配信されているようなのでよろしかったらご覧になってみてください。

作中の物語はちょうど今から100年前、大正10年(1921年)の冬から始まります。志磨珠彦(しま たまひこ)はかなり裕福そうな志磨家の次男ですが、怪我で右手が利かなくなったことから東京の実家を離れ、独り千葉の山村で暮らすことになります。

そこに、結婚相手として立花夕月(たちばな ゆづき)が訪ねてくるという導入でした。珠彦は17歳であり夕月は14歳ということで「即結婚」ということにはならないのですが、二人きりでの田舎暮らしが始まります。

ネタバレ的なことはあまり書きたくないのでストーリー詳細は割愛しますが、個人的には夕月を主人公として、少女漫画的に話を追う方がしっくりくる感じがします。

別に呪いとかは無いんですが、時代相応のそれなりにヘビーな設定などもあり必ずしもほんわかほのぼの一辺倒の話にはならないような気はしますが、私はライト系でもヘビー系でも恋愛ものの少女漫画は大好物なので、楽しませてもらえると思っています。

余談その1:「大正オトメ御伽話アニメ前日譚」に原作者×監督×脚本の三者対談があったのですが、そちらを観る限りではアニメ制作陣と原作者の波長はかなり合っていそうです。

余談その2:「大正オトメ御伽話アニメ前日譚」の最後に「※この番組はアフレコ終了後、時間が経ってから収録しております」とテロップが出ていたので、制作スケジュール的には優良だったことが窺われます。
== [第1話視聴終了時のレビュー: ここまで。] ==

2022.3.31追記:
最終話を観終わってから約3ヶ月後のレビュー更新ですね。

実は2話目を観るか観ないかあたりでもう原作が気になって仕方がなく、『大正処女御伽話』はさくっと全巻揃えてしまいました。原作漫画もとても面白かったです。

OP曲『オトメの心得』の作りから見ても「大正オトメ」は夕月だけではなく、珠彦の妹である珠子、珠彦の住む村の地元の少女である綾、人気歌手の小鳥ちゃんもみんな「大正オトメ」であるというスタンスの作品だったのでしょうね。

GARNiDELiAといえば一番好きな曲は『SPEED STAR』だったんですが、まったく違う曲風のこの『オトメの心得』ですっかりやられてしまいました。個人的には2021年のアニメOP大賞くらいの勢いかも?

アニメでもチラッと垣間見ることはできましたが、原作の志磨家はかなり闇深い一族でした。特に珠代姉さまがおっかない人です。

多少ウジウジと珠彦が悩むシーンなどもあったにしろほぼ終始爽やかだったアニメと比べてみると面白いかも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とても心が和みます

とても心が和む物語です。
ヒロイン夕月(ゆうづき)のはつらつと働く姿や、主人公に対するいたわりの心がとても素敵です。
夕月は姿かたちこそ幼い少女ですが、立派で広い心をもった優しいオトメです。


物語は、交通事故で右手が動かなくなったために親から死んだように扱われ、世の中を疎むようになった主人公志磨 珠彦(しま たまひこ)のもとへ夕月が嫁いできます。
夕月は、親の借金返済のために、お金で買われた女性でした。
でも、夕月はそんなことを気にしません。いつも珠彦のことを気遣い、身の回りの世話をします。
珠彦がふさぎ込んでいたら外へ連れ出し、珠彦の心を和ませます。

最初の頃は夕月を追い返そうとしていた珠彦も、彼女の清らかな心と明るく元気な性格に魅かれてゆきます。


貴方は、お金持ちだけど心がすさんだ人生と、ぜいたくはできないけど明るく笑顔に絶えない人生と、どちらが好きですか?

この物語を見ると、きっとその答が見つかるでしょう。

原作はまだまだ続きがあるようですが、このアニメはどうやらここでキリが良いので終了するようです。
夕月の花嫁衣装や珠彦の教師として働く姿が見たかったですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
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