偉人でファンタジーなTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月05日の時点で一番の偉人でファンタジーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.5 1 偉人でファンタジーなアニメランキング1位
ドリフターズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (581)
2902人が棚に入れました
西暦1600年 天下分け目の大戦、関ヶ原の戦い――薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋――豊久はそこにいた謎の男、『紫』を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。――そこはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。異なる時代から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに豊久は揺らぐことのない武士(さぶらい)の思想で異世界の戦場を疾り駆ける!

声優・キャラクター
中村悠一、内田直哉、斎賀みつき、鈴木達央、青山穣、家中宏、小野大輔、高木渉、櫻井孝宏、古城門志帆、西田雅一、楠大典、皆川純子、乃村健次、北西純子、田中正彦、安元洋貴、石田彰、宮本充、伊藤かな恵、間島淳司、続木友子、石塚さより、仲野裕、杉田智和、福田賢二、遊佐浩二
ネタバレ

wp38 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

常住戦陣

12話+2話、計14話視聴完了。

歴史上の名の知れた偉人達が沢山出てくるけど、聞き覚えのある名前は4,5人くらいだった。
だって社会の授業って退屈でダルくて、テストの時くらいでしか覚えようとしてないんだから
しょうがないw

この作品は戦国時代のような、戦いが激化してる世界が舞台だから人がかなり〇ぬ。
しかも血しぶきどころか、首ゴロン・胴体バッサリ描写が豊富(笑)
戦闘シーン外ではギャグ漫画のような作画や言動も多く、ある程度は緩和されてる気がするけど、
いくら血の色が抑えられてるとはいえ、中にはそういった描写自体が苦手な人もいるだろうから、
免疫力が少ない人にはオススメしない方がいいのかも。

異世界モノだと思うけど、ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「漂流者」vs「廃棄物」の熱き戦い…

この作品の原作は未読です。この作品…まずタイトルから気になりました。
なぜなら昭和を代表する伝説のお笑いグループと名前が一緒だったから…
でもこの作品…お笑い要素を殆ど感じさせないシリアス基調の作品になっています。

ドリフターズ…英語で「漂流物、放浪者」を意味するのだそうです。
この作品を良く表したタイトルだと思いますが、あの伝説のお笑いグループもデビュー当時に自分たちを「漂流物、放浪者」と位置付けていたとすると、感慨深いモノがあります…

この作品は、異世界にこの世界の人間を送り込む2人の人間が存在しています。
一人は紫とうい謎の男性…彼が送り込んだ人を「漂流者」と呼んでいます。
もう一人はEASYという少女…彼女が送り込んだ人は「廃棄物」と呼ばれています。
紫とEASYは犬猿の関係…そのため異世界でも「漂流者」vs「廃棄物」の戦いが繰り広げられるのです。

異世界に送り込まれた人達がかの地で頑張る…まるで戦国自衛隊のようですが、この作品の設定の面白いのはここから…
異世界に流れていくのは歴史上名前を残した人物ばかり…
しかもそれが時間も世界も飛び越えてこの異世界にやってくるんです。

今回描かれている人物の一部を少し列記します。

<漂流者>
島津豊久、織田信長、那須与一、ハンニバル・バルカ

<廃棄物>
土方歳三、ジャンヌ・ダルク、ジルドレ、明智光秀

それにこの異世界…漂流者と廃棄物しかいない訳ではありません。
「十月機関」という組織には安倍晴明が在籍しています。

正に異世界のフィクション作品だからできる事…その醍醐味を
しっかり使った設定は、登場人物の名前を見るだけでワクワクします。
(ジルドレは今回初めて知りましたけれど…)

そして戦い方も登場人物の生前の特徴を活かした設定になっています。
この異世界…文明という点においてはかなり遅れており、武器は剣、槍、弓といった先代のものしか存在していません。

その様な状況で彼らはどの様に自分の強みを活かすのか…
また活かす術はあるのか…
こういう視点でこの作品を見ると見応え満載だと思います。

そしてこの作品には異形の力を持つ者…符術の使える導師など、従来の武器に加え、戦いを彩る能力もこの異世界には存在します。
所謂「何でもアリ」の世界ではあるのですが、面白ければ何の問題もありません。

でもこの作品で難点が無かった訳ではありません。
所々でキャラがデフォルメされるのですが、あまりにも崩れすぎていたので個人的には無い方が良かったと思いました。
第六天魔王の崩壊した姿を何度見たことか…

でも、見ていれば燃えるし熱くなれる作品だと思います。
「流血」という点において少し過激な描写が無い訳ではありませんが、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Minutes Til Midnightさんの「Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver.」
エンディングテーマは、黒崎真音さんの「VERMILLION」

1クール全12話の物語でした。
最終話の最後で「SECOND SEASON SEE YOU AGAIN TOKYO 20XX」とテロップが出ていましたが既に第2期の制作が進行しているそうです。
続編に関する情報の詳細が待ち遠しいです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コメディとシリアスが絶妙!ジャパニーズ聖杯戦争!!

1話の感想 ★★★☆ 3.5
島津があの世へ??
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2話の感想 ★★★★ 4.0
国盗り開始
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3話の感想 ★★★★ 4.0
ドリフターズとエンズ
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4話の感想 ★★★★☆ 4.5
国盗り開始
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5話の感想 ★★★★☆ 4.5
女を取り返す
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6話の感想 ★★★★ 4.0
エルフ集結
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7話の感想 ★★★★ 4.0
エンズの襲撃
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8話の感想 ★★★★★ 5.0
ドリフターズ集結
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9話の感想 ★★★★ 4.0
物の見方
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10話の感想 ★★★★ 4.0
売国奴
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11話の感想 ★★★★ 4.0
クーデター
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12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
土方歳三
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

63.4 2 偉人でファンタジーなアニメランキング2位
文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (47)
193人が棚に入れました
文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者"と呼ばれる存在だった。本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは、“アルケミスト"の力で転生を果たした文豪達のみ。文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。全てはこの世界の文学を守るため。これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——

声優・キャラクター
諏訪部順一、中村悠一、柿原徹也、立花慎之介、小野坂昌也、渡辺拓海、杉田智和、野島健児、逢坂良太、前野智昭、KENN、三木眞一郎、吉野裕行、泰勇気、岡本信彦、髙橋孝治、大河元気

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る新たなる文豪譚…

この作品の原作ゲームは未プレイです。
最も完走してwikiをチラ見するまで、原作がゲームだったとは予想だにしていませんでしたけれど…


文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、
世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。
それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者”と呼ばれる存在だった。

本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは“アルケミスト”の力で転生を果たした文豪達のみ。
文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。
全てはこの世界の文学を守るため。

これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——


公式HPのストーリーを引用させて頂きました。

この作品と同様に文豪を題材とした作品に「文豪ストレイドッグス」があります。
こちらは、与謝野晶子が出てきたり、泉鏡花がすみれちゃん演じる女性になっていて物語に華がありましたが、こちらはそういう華は微塵もありませんでした^^;

ですが、文豪が異能の力を持っていることに変わりはありません。
一番の大きな違いは、この作品に登場する文豪は一度亡くなっているというところでしょうか。

物語の流れは公式HPのストーリーに記載された通りですが、文豪らは本を救うのみではなく、その本を執筆した文豪そのものも救う対象になっています。

私は物書きでは無いので本を執筆する辛さや大変さは正直良く分かりません。
ですが、何もない「無」の状態から何かを生み出し形にする難しさは知っています。
この作品を視聴して思ったのは、現在文豪と呼ばれる方々は、当時人並外れた感受性と洞察力を持っていたのではないか、ということです。
短命だった方が文豪に多いのもこれが理由の一つだったのではないでしょうか。

世を憂い、人を憂い…やがて自分に跳ね返ってくる痛みを文字にしたためる…
まるで魂を削りながら執筆活動を行っているみたい…
文豪の方々の全てが当てはまるとは思っていません。
ですが、今回描かれた文豪の方の共通項だったと思っています。

物書きって、モノづくりと少し似ていると思います。
最初は経験が少ないから考え方も得られる結果も稚拙で深みもありません。
だから最初の頃は苦しさばかりが先行してしまいます。
でも、これは仕方の無いことだと思います。
だってそもそもの経験値が少ないんですから…

でも、経験を積み重ねて、この道何十年というベテランの域に達すると最初の頃の苦しみがまるで嘘の様に無くなります。
勿論、更なる高みを目指し続ける限り、悩みがゼロになる訳では無いんですけどね^^;

wikiをチラ見して知りましたが、原作のゲームでは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」とのコラボイベントが開催されたようです。
ここでようやく朴さん、くぎゅが登場してくれます。
まぁ、エルリック兄弟役なので華と呼べるかは疑問ですけどね^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、浦島坂田船さんの「グッド・バイ」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「藪の中のジンテーゼ」

1クール全13話の物語でした。
コロナウィルスの影響で春アニメ→夏アニメとなりましたが、無事に完走できて良かったと思っています。
でも華があった方がより楽しめる作品だったのではないでしょうか。
女性向けという感じの作風でもなかったので…

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

文豪乱舞

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
近代の文豪達がイケメンとして復活し、それぞれの本の中で正体不明の敵と戦う。

まあ、「刀剣乱舞」の文豪編と思って下さい。

そこまでホモホモしいわけじゃないんで、なんとなくは観られましたが、さりとて、特段に面白いというわけでもないので、ここで断念します。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(7話まで)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

OP映像がとても良い。

原作知らずアニメのみ視聴。

とりあえずはOPだけでも見てほしい作品。
ステンドグラス演出と
文字の上で追いかけっこしたり、くるくるしたり、ダンスしたり、戦ったり、アニメーションとして見応え有り。
良さを伝えたいのに、難しい。
言葉にしがたいので、アニメーションがあるようなないような。
とにかくOP見てほしい。
…ただ個人的にはザビちょい後ろくらいからはちょっと好みからずれた。
歌もとても映像とあっているので何回も見たくなる。
作品らしさが出てて、さらに気合いの入ってるOP好き。

そういえば、オンエア2回くらい中断した気がする。1回目なんだったのかな。
2回目はコロナ影響だろうけど。
そのおかげか作画は基本安定してる。
ラストバトル、特に作画良かった。

内容は
文豪が鎌持って戦ったり、キャラデザはポップな見ためだけど、根っこの話は暗め。
まったりギャグ回あったりするけどね。

キャラ多いので、文豪として名前は知ってるから覚えられるんだけど、ヴィジュアルとがなかなか結び付かなかった。
作家同士の結び付きとかエピソードとか色々出てくるので史実知ってたらより楽しいのかも。
私の場合文スト知識にちょっと頼ってた(笑)

途中急に現代劇始まって、違うアニメ見てるのかなと思わされた。
もちろん本筋に大いに関係ある話なんだけど。
今思えば、それがいい出来すぎて、その辺りから自分のなかの評価上がった。
今後どうなるのと気になりながら、楽しく最後まで見られた。
最後への盛り上がり良かったなぁ。
最終回に満足。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

62.2 3 偉人でファンタジーなアニメランキング3位
タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (128)
517人が棚に入れました
中学2年生の早瀬真理は、何事にも一生懸命で元気な女の子。
3年前に失踪した世界的科学者である父・永司からもらった ペンダント・アーミラリーコンパスをいつも大切にしている。
ある時真理は、親友の水城和花の兄・旬の部屋で、 かつて永司の研究室で見かけた本(『磁石と電気の発明発見物語』)を見つける。
真理は開いたその本からあふれたゆらぎに包まれて、タイムスリップしてしまうのだった。
アーミラリーコンパスが示すタイムスリップの先々で、 真理は様々な科学者たちと出会い、和花や旬と共に行方不明の永司の足跡を追ってゆく。
そこへ、同じく永司の行方を追っていた実業家・御影丞の動きが影を落とす。
現代での永司失踪をめぐるドラマが縦軸に、 過去で真理たちと科学者が繰り広げる発明・発見に関わるドラマが横軸に展開され、 それらが次第にシンクロしていく。

声優・キャラクター
豊崎愛生、寿美菜子、木島隆一、森川智之、坪井智浩、戸松遥、井上喜久子、山下大輝、高垣彩陽、福緒唯
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

家族揃って、お茶の間で楽しく学べる科学アニメ

土曜の朝7時からテレビ東京で放映されている科学アニメです。

科学をテーマの中心に据えたアニメというのは意外な事にとても珍しく、NHK教育では過去にエレメントハンターとかマリー&ガリーなどがありましたが、それ以来?という印象を受けました。

方位磁針の針の色の付いた部分が常に北を指す理由を詳細に説明出来る人は日本中あるいは世界中にどれだけいるでしょうか? そもそも地球の組成って何? とか、そんな私達の身近にありながら、見落としがちの科学的疑問を、考察の余地を残しながらも丁寧に解説していくアニメの様です。

科学技術とは切っても切り離せない生活を、当たり前の様に、吸っては吐く空気の様に受容している私達にとって、知るべき事、知らなくてはならない事は沢山あると思います。なぜならそれらは全て、何かを犠牲にして贖われているものなのですから‥。残念ながら、それらの事は学校で全て教えてくれる訳ではありません。なのでこの様なアニメの視聴をきっかけにしてでも、少しでも多くの人が、そんな身近な不思議を不思議と捉えて欲しい。化学好きのブリキ男はそんな風に思ってしまうのでした。

とは言え、お勉強アニメとしての色合いはそれほど強くありません。幼馴染との友情や恋、お菓子作り、失踪したお父さんの謎、※悪の組織?による陰謀などの王道設定が、タイムトラベルという冒険を交えてすいすいと展開される見やすいアニメです。家族揃ってお茶の間で視聴出来る、楽しい科学番組になっているのではないでしょうか?

第1集(1話+2話)はウィリアム・ギルバート、次回はベンジャミン・フランクリンのお話です。

以下は各話の感想。

3話 ベンジャミン・フランクリン
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4話 アレッサンドロ・ボルタ
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5話~6話 マイケル・ファラデー
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7話 サミュエル・モールス
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8~9話 グラハム・ベル
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10話 ハインリヒ・ヘルツ
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11~12話 トーマス・エジソン
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科学は世界を見るための唯一の方法ではありませんが、人類の歴史を通して、常に反証可能な方法であった事は認めなければならないのではと思います。言い換えるならば、一つの見方としては確立したものであると評価出来ると思います。でも科学一辺倒の思考に陥ると、多分偏屈人間になってしまうので、幽霊とか魔法とかもあるかも知れないと考えられる様なイイ加減な人間になりたいものです。


※:御影さんが美女?をはべらせてウイスキーをロックであおってるシーンには閉口(汗)。バブル時代ですか!?


[おまけ~ことばが通じる不思議について~]
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以下は作品本編とは殆ど関係ない面白実験コーナー。
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昨日は今日になり、今日は明日になる。全てが繋がって、今になる。

[文量→大盛り・内容→考察系]

〈2016夏 個人内ランキング 6位〉

録画溜めといたんですが、キャッチさんの影響で視聴開始w

【総括】
子供向けアニメと思い、侮ることなかれ。かなり優秀なシナリオに、度肝を抜かれます。タイトルや絵柄だけで敬遠してはいけないアニメの代表格かと。

科学や科学史に詳しい方にとっては当たり前すぎる内容なのかもしれませんが、私のような文学畑の人間にとっては初めて知ることもあり、純粋に知的好奇心も刺激された。楽しいし学べるし、ホントにNHKで流してほしいw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(レビュー含め)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こういう真面目な作品…どちらかというと好物だったみたいです。

この作品の原作は未読です。ただでさえ2016年夏は視聴数が多かったので、子供向けの休日朝の番組から切ろうと思っていて、この作品もその対象でした。
ですが、1話目から面白いじゃありませんか…完走して振り返ってみると切らずに視聴を続けて良かったと思えた作品でした。
そう…アニメには「子供向きかな…?」と思っても実際に視聴してみると面白い作品があるから中々切れないんですよね。

この物語の主人公は早瀬 真理…3年前に失踪した父親から「アーミラリーコンパス」と呼ばれているペンダントを大切に身に付けていました。
ある日、親友の和花の家に遊びに行ったとき、彼女の兄の部屋にあった1冊の本に触れた途端、アーミラリーコンパスが反応して真理の姿が忽然と消えてしまったのです。

ふと気づくと、真理は和花の家ではなく全く知らない場所が目の前に広がっていました。
そこは1600年のイギリス…真理は400年以上昔にタイムスリップしていたのです。
そこで出会ったのはウィリアム・ギルバート…医者の仕事の傍ら、静電気と磁石の研究を行っていた科学者だったんです。
こうして世界の高名な科学者を巡る真理と和花の物語が動いていきます。

現在私が生きている現代の文明…それには必ず元となる礎がある訳ですが、この作品では礎を生み出した科学者を8人ピックアップしてその人に会いに行って世紀の瞬間を目撃する…という改めて考えてみるととっても贅沢な旅行でした。

ウィリアム・ギルバートを除く7人の科学者は以下の通りです。
・ベンジャミン・フランクリン:18世紀に凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにした科学者。
・アレキサンドロ・ボルタ:18-19世紀にボルタ電池を発明した科学者。
・マイケル・ファラデー:19世紀に電磁気を利用して回転する装置(電動機)を発明した科学者。
・サミュエル・モールス:19世紀にモールス電信機を発明した科学者。
・グラハム・ベル:19-20世紀に世界初の実用的電話を発明した科学者。
・ハインリッヒ・ヘルツ:19世紀に電磁波の放射の存在を実証した科学者。
・トマス・エジソン:19-20世紀に蓄音器、白熱電球、活動写真を発明した科学者。

大概の人が知っている高名な発明家ばかりです。彼らは何も無いところから形有るものを産み出した科学者ですが、全員が頭脳明晰かというと決してその様な事はありませんでした。
マイケル・ファラデーが良い例です。ファラデーは高等教育を受けておらず、高度な数学もほとんど知りませんでしたが、史上最も影響を及ぼした科学者の1人とされており、科学史家は彼を科学史上最高の実験主義者と呼んでいるそうです(wikiより)。

彼らが共通して持っていたのは不屈の闘志です。
100回失敗しても101回目に成功すれば良い…
失敗は成功への道しるべ…
だから誰一人として失敗を恐れていないんです。
中には本職の傍らで発明を行っていた科学者もいましたし、実験道具も不十分だったので、遅々として進まない時もあったでしょう…
でも成功への道を諦めなかった…
彼らの不断の努力の上に今の豊かな生活があると思うと偉大なる発明家の皆さまには脱帽します。

そんな偉大な発明家に出合える機械をなぜ真理の父親が作ったのか…
一人の科学者として世紀の瞬間に立ち会える喜びはもちろんあったと思いますが、それだけじゃ無かったと思います。
気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、A応Pさんの「希望TRAVELER」
エンディングテーマは、エラバレシさんの「ミス・ラビット」
この作品はアニソンまで手が出せませんでした。

1クール13話の作品でした。内容は極めて真面目ですが、発明家の特徴を良く捉えている上、タイムスリップのタイミングが絶妙だったので、総じて楽しめた作品でした。
今回は磁石と電気が題材でしたが、他の史実を題材にしても面白くなるんじゃないかと思いました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23
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