不死身で続編なTVアニメ動画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の不死身で続編な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月25日の時点で一番の不死身で続編なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.1 1 不死身で続編なアニメランキング1位
七つの大罪 戒めの復活(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (316)
1910人が棚に入れました
いまだ人と、ひとならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。

ヘンドリクセンとドレファスの二大聖騎士長の支配から王国を奪還した<七つの大罪>とエリザベス、ホーク。
王国誕生祭も無事に終わり、リオネス王国にようやく平和が訪れた。

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった――

声優・キャラクター
梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、宮野真守、木村良平、櫻井孝宏、内田夕夜、小西克幸、佐藤利奈、東地宏樹、岩崎ひろし、M・A・O、小野大輔、小林裕介、津田健次郎、高垣彩陽、遊佐浩二

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった…

この作品は、七つの大罪の第2期という位置付けになっているようですが、実際には第1期と本作品の間に「聖戦の予兆」というTVSP番組が2016年の夏に全4話放送されました。
物語の内容的にも放送された時系列に沿って視聴するのをお勧めします。

1期では、2大聖騎士長であるヘンドリクセンとドレファスの企みを寸前で阻止し、王都を奪還するところまでが描かれています。
7つの大罪の強さ…
残飯処理騎士団団長であるホークの気概…
そしてエリザベスの勇気…
どれか一つでも欠けていたら成し得なかったことだと思います。
そしてリアネス王国にもようやく平和が訪れたかに見えました…

ですが、物語はそれで終わりでは無かったのです。
それは人類の新たなる脅威…十戒の存在が明るみになったこと…
これが全ての元凶でした。
束の間の平和を満喫する暇も無く、新たな試練への道が開き…物語が動いていきます。

本作品で描かれる新たなる脅威の十戒…
実は十戒が人類の脅威になったのがこれが初めてではなく、遥か太古の昔に封印されましたが、悠久の時を経て復活した存在だったのです。

そこで私たちはとんでもない光景を目にする事になります。
確かにこの段階で登場してくるんです…
相応の相手である事は用意に想像できる訳ですが…

十戒の強さ…尋常じゃありませんでした。
リオネス王国を守護する聖騎士たちが、まるで歯が立たないんです。
そして十戒の全力全開は、7つの大罪をも上回るんです…

これが何を意味するか…
これまでは、7つの大罪が何とかしてくれる…
あの最強の軍団が、私たちを守ってくれる…
こういう絶対的心の支えを名実共に失う…ということなんです。

十戒の執拗な攻撃は、容赦なく7つの大罪を削り取っていきます。
もちろん、急所は絶対に外さない…
確実に…一つずつ潰していく…
だって、そのために蘇ってきたのだから…

エリザベスの頬を伝う大粒の涙を見たとき…
これまで築き上げてきたモノが、目の前でバラバラと崩れ落ちた気がしました。



これがお終いになるなら…それも一つの運命だったかもしれません。
でも…終われないんです。
終わらせて貰えないんです…
自らが望むかどうかは別問題…代償だけを奪われ続け、何度も何度も繰り返される…

強制的に支払わせる代償…一番大切で一番守りたいモノを容赦なく削り取るんです。
全部削り取られたたら何が残るか…自分の一番が何も残らないんです。

だから7つの大罪は絶対に立ち上がるんです。
守らなければならないモノをもう失わないために…


一方、本作品で紡がれるバンとキングの物語…
こっちも相当熱いですよ。
そして7つの大罪の残された一人…その存在も今回明らかになります。
「傲慢の罪(ライオン・シン)」を背負うモノ…この方も相当半端ありませんでしたけれど。

1期からの熱さをしっかり引き継いだこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、FLOW×GRANRODEOさんの「Howling」と、スカイピースさんの「雨が降るから虹が出る」
エンディングテーマは、Anlyさんの「Beautiful」と天ちゃんの「誓い」
個人的な一押しは天ちゃんの「誓い」でした。
歌詞にエリザベスの気持ちが乗り移っているみたい…

2クール全24話の物語でした。
放送時間が朝に変わっても、この作品の持つ熱量は変わりません。
8月から劇場版の上映が始まりますが、そちらは映画オリジナルストーリーなんだそうです。
…という事は、続きはまたTVアニメでしょうか。
これまで同様、しっかりと腰を据えて制作されることを望んでいます。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

まあ、こういう展開になるよね・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

第1期のラスボス・ヘンドリクセンが、第1期で死んだはずのドレファスに・・・。
なかなか、衝撃的な形で物語が始まります。

個性豊かな『七つの大罪』組は早々にネタバレレビューを読む
単なる仲良しパーティー出ないところが七つの大罪の魅力。

ここまでは良いとして・・・。

強敵が現れる→負ける→パワーアップ→強敵を倒す
どうしても、こういう展開になってしまうのが、この手の作品の弱点。
残念ながら、第2期はこういう展開に陥っちゃっています。

メリオダスとリズとエリザベスの話とか・・・。
バンに対するジェリコの思いとか・・・。

本編に並行して様々な物語が展開されていて、視聴者を飽きさせない構成は良かったと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 19

さんふらわあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

何度見ても面白い!

作画、脚本はもちろん、キャラクターの魅力が最大限引き出された作品です!
前作までは日曜夕方での放送でしたが、今回からは土曜の朝に移動して展開されていますね。
この作品は勢いのある王道のストーリー展開のなかに魅力的なキャラクター同士の接触も楽しめます。
映画も8月に公開されるほどの人気作に成長したのはファンとして嬉しいです。
文句なしの出来です。
主題歌は後期のopについて少し戸惑いはしましたが、よくよく聴いているとちゃんと作品に向き合って曲を作っているのが伝わってきたので再評価しました。終盤に差し掛かり、映像の多くを変更した部分もスタッフの熱意を感じました。
キャラの生き返りについては一時的なものなのでそこは問題ないと思っています。
だいぶキャラクターも増えて賑やかになりましたね。魅力的なキャラとワクワク感満載のストーリーが幅広い世代に支持される要因になっているのでしょう。
どこまでも仲間思いのメリオダスや微力ながらも共に戦う意志の強いエリザベス、他の七つの大罪一行や関係者もそれぞれの思惑がありながらも国を守ろうとする思いの強さは共通しています。

子供から大人まで誰でも入りやすい作品なのでぜひ見てみて下さい。うちの子供たちも毎回楽しみに見てます。

これからも応援しています。

映画はもちろん、あるか分からないけど続編も期待してます!

追記
映画の予告見ました!
作画が綺麗でなおかつ迫力のある映像になっていましたね!
初日に見に行こうと思います!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

65.8 2 不死身で続編なアニメランキング2位
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (609)
3234人が棚に入れました
航天要塞ソアラでの戦いから1ヶ月後、亡き父・禁断皇帝の遺体を求め、チャイカ、そしてトールとアカリ、フレドリカの一行は旅を続けていた。
次なる遺体の所持者は、皇帝を討伐した八英雄のひとり、クローディア・ダッジ。
彼女は優秀な魔法師(ルビ:ウィザード)であったが、いまや広大な葡萄園とワイナリーを経営する女主人となっていた。遺体をかけて勝負を挑むチャイカだったが、その圧倒的な実力差に、なすすべもなく完敗。
「完璧なる敗北…」落ち込むチャイカに、クローディアから意外な提案が……!?

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏

ロビン★ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

チャイカ カンシャ( ´ ▽ ` )ノ

春放送に続く分割2クール目の作品(全10話)

前回が気になるところで終わってたので、ようやくモヤモヤがスッキリしましたw

まだまだ謎な部分はあるけど伏線回収できてました(*^^*)

相変わらずのカタコトに太い眉毛もすっかり慣れて愛着湧いてますw
苦手な作画よりもストーリーがホント良かったです。

まさかの10話だったのが少し残念です。

ラストの怒涛の展開に少々詰め込み過ぎ感あったけど、綺麗にまとまったと思うので文句は言いませんw

個人的には1期よりもさらに面白かったです〜★

投稿 : 2025/03/22
♥ : 33
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いいまゆ毛でした

 2期は10話しか無いのが判ってた上評価も低いみたいなので、かなりすし詰めな感じかなと期待はしてなかったんですけども。
全体としては1期も含めて、やっぱりそんなに悪くないんじゃないのかなと。
というか、充分並程度以上には面白いと思うんですけどね(汗)
 まぁ皇帝の隠匿していたテクノロジーが周辺国から飛び抜けすぎてるというのは有りますけども、そういうの突っ込んでたら殆どのアニメが観てらんない様な気はするのでw
ネタバレレビューを読む

 10話という形式は尺が十二分に有ったとは私も思いませんが、短いながらも巧く纏めたなと思いましたし皇帝の思惑とチャイカという存在が何だったのかも表現されてたので個人的にはまぁまぁ満足ですね。
ただ白チャイカの"皇帝の娘としての記憶"の真実は僅かな台詞のみだったので、多少肩すかしだったかも(汗)
それと ネタバレレビューを読む
はもちっとお涙頂戴演出でも良かったような。

個人的にはあまり期待して無かった作品だったので、むしろ思わぬ拾い物した気がしてます。号泣モノの感動とかは無いですけど、出来は悪くないと思います。
チャイカのたどたどしいセリフも慣れるとカワイイし、アカリの兄への妙な愛情表現もアリかと。2期はちっちゃいフレデリカが無かったのがちと寂しいかもw
とりあえず私のまゆ毛成分補充の目的は充分達成できました。


 作品とは別の話ですけどエルゴプラクシーが総合1100位台でコレが1800位台な訳でして、意外とこういう物語の構造の作品ってキャラクターデザインとか作画とか無関係に意外にウケないのかな?とか思ったりして。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 15

が~お さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スッキリ!

棺姫のチャイカの2期目となります。
1期の物語の続きとなりますので、1期を観てからでないとほぼ意味不明です。

続編ですので、雰囲気等はそのままで、1期のその後の話から最後までが描かれています。ですのでこの作品まで観るとスッキリできると思います。

1期から2期まで全体を通してですが、物語の軸はしっかりしていますし、内容もわかりやすいので、観ているうちに物語に引き込まれていくと思います。また物語の内容も、話数に適していて、ちゃんと収まっている印象がありました。世界観が広すぎると、大抵最後の方が適当になったりしますからね。
久しぶりに物語がちゃんと完結した作品を見た気がしますので、逆に違和感を覚えてたり(笑)

それなりに楽しめる作品だと思いますので、是非一度観てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

81.7 3 不死身で続編なアニメランキング3位
メイドインアビス 烈日の黄金郷(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (449)
1684人が棚に入れました
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作でもそうだったが少々足踏み。物語の根本には真っ直ぐな強い推進力が必要。

 前作とは違い原作読んだ上の視聴。原作は正直あんまりスッキリしない形だったけど、改めてケヴィンペンギンさんの音楽が奏でられながら冒険の日々が再び始まるのを見ちゃうと思わず目頭が…。ボン卿とは違い意味での狂人なワズキャンが平田さんなのも嬉しい。久野ちゃんがああなっちゃうのか…。


 原作勢としては、今からアノ展開に海外勢の方ががどうなっちゃうのか楽しみ。しかし、今回のアニメの大きなマイナス点は、ラジオインアビスのリコ飯のコーナーがないこと!。これはマイナス100点案件やでぇ。どうでもええが、オーゼンの武装してる姿って特撮のゼイラムが元ネタなんかな。


 いよいよ「火の鳥 生命編」みたいな恐ろしい過去回想モードかな。ただ、改めて見てみて、原作の時点で思ったが少々謎と設定のせいで物語が散漫になっちゃってるかな。設定を説明するだけな話が続いちゃってる印象。1期ではポンポン階層をまたいできたのに。かといってじっくり2クールとかけて長大な話を描くわけでもない。帯に短し襷に長し。ナナチとの出会いから、ボンドルドとの決着までを描いた5層のテンションには及ばない。まぁ、それでも並のクオリティーではない作品だが。


 ついに7話で予想通り回想編に入ったが、あの切り方だとイルミューイを食べちゃったと勘違いされちゃいそう。ピュアな未読海外勢はそう思っちゃったんじゃないかと心配。


 全部見終わって、やはり原作を読んだ時と同じ停滞してしまった印象が残った。だからこそ、原作でここから旅立つ時には開放感がかなりあった。やはり物語にはシンプルに強くキャラも視聴者も導く強い動機が必要だろう。ナナチからボンドルドの流れではそれがあったからこそべらぼうに面白かった。今回は、それがハッキリとした対象を欠けいて、真っ直ぐではなく散ってしまっているように思えた。ただ、久野ちゃまは最高ですねぇ。しかし、この別れ方は意味深なだけだったような…。それにしても挿入歌の「gravity」はアビス史上最高の曲なような。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 21
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

成れ果てたち

アニメーション制作:キネマシトラス、
監督:小島正幸、副監督:垪和等、
シリーズ構成・脚本:倉田英之、
キャラクターデザイン:黄瀬和哉、黒田結花、
音楽:Kevin Penkin、原作:つくしあきひと

アビスに下りることは、
中世ヨーロッパにおける登山のようなものかもしれない。
かつて、ヨーロッパにおける山は、悪魔の棲み家だった。
人間が足を踏み入れる場所ではなかったのだ。
これは山を「神」として崇めた日本人との大きな違いだ。

例えば、スイスアルプスの玄関口、グリンデルワルトという村について
18世紀の書物には、こう記されている。
<地獄のような永久の闇の立ちこめている谷間で、
寒さは身を切るばかり、そして底知れぬ水たまりのある、
恐ろしい食肉鳥の飛んでいる場所>
どこか、アビスの情景と似ていないだろうか。
人間の未知の場所に対する畏怖が込められている。

しかし、そんなものを飛び越えていく人々もいる。
山に登った記録は紀元前からあったが、
継続して登り、きちんと紹介したのは、
近代博物学の開祖とされるスイスのゲスナーが有名だ。
趣味で山に登り、植物や景観を楽しんだという。
16世紀にピラトゥス山に挑戦して登山記を上梓。
それが一般に広まると、次第に多くの人々が
未知の山に挑戦するようになっていった。

冒険者はいつの時代にもいた。
しかし、登山が幅広く知られ、盛んになったのは、
近代の19世紀になってからで、
その頃になると標高の高い山も
次々と登頂されることになった。
そして登山はどんどん先鋭化していく。
ガイドを付けずに単独で岩壁や氷壁に登る時代もあった。
より難しい場所、より人が入り込めないような場所に
何かを求めて挑戦し、多くの人が死んでいった。
なかでも不可能といわれたのが
先述したグリンデルワルトの近くにある
アイガーという山の北壁だった。

アイガーの北壁は凍てついた氷に覆われている難関。
天気が最高の場合以外、条件は最悪。
落石や雪崩が絶えず起こり、
冷たい突風、あられなどが降らないことのほうが珍しかったという。
万年雪と万年氷が岩の溝や裂け目から
四方八方に張り巡らされていた。
その情景から「蜘蛛」と呼ばれた最難関は、
登山者の行く手を大きく阻んでいたが、
登攀しようとする人は後を絶たなかった。
多くの犠牲者を出し続けたため、
国から登攀禁止というお触れも出たという。
ハインリッヒ・ハラーたち一行が登頂に成功した様子は、
著書『白い蜘蛛』で詳細に記されているので、
ご興味のある方は読んでみて欲しい。

そんなことを思いながら、この作品を観ていて、
栗城史多のことも頭に浮かんだ。
彼とは1度、話をしたことがあり、
未知のことに目を輝かせて反応する気のいい人だった。
エベレスト登山に何度も挑戦しては失敗し、
凍傷で指を9本失ってもなお挑み続けたが、
最後には35歳の若さで命を落とした。

最近、友人の付き合いで時おり登山をする。
お陰で富士山も天気の良いタイミングに訪れることができた。
1日で登って下山するスケジュールだったこともあり、
8合目の途中あたりから、高山病を経験して、
(アビスでいうところの「上昇負荷」のようなもの)
少しペースを落としたが、何とか山頂まで到達。
山頂では高山病も快復し、
火口を1周することもできた。
登山自体は、私にとってスポーツをしているような感覚だが、
友人と一緒に行って感じるのは、
登山者の心は、一般人とは、かなり違うのではないかということだった。

山に登っていると否応なしに危険な場所に遭遇する。
「死」を意識せざるを得ないことが多々ある。
ところが、登山者にとっては、そういう意識が薄まっている。
もしくは、そういう危険を乗り超えて、
体験する空気感や目にする壮大な景観などに
何かを賭けてまでも辿り着きたいと思っている。
個人的には危険な場所には行きたくないが、
彼らは難しい場所に挑戦したいと思ってしまう。
冬山の挑戦など、その最たるものだろう。

主人公のリコは、行方不明の母を追って
幼いながらにアビスに挑戦するが、
その道中で、真実に直面する。
下層に行くに従って、欲望のようなものが
直接体に作用して、人間性を失ってしまうことが
あることを知る。
いわゆる「成れ果て」になってしまう。
その現実を目の当たりにしても、
大怪我を負っても、彼女は怯まずに先に進もうとする。

こういう感覚は、登山者の精神性を
反映しているのではないかと想像する。
私などは、「なぜ山に登らなければならないのか?」と
思ってしまう。その人を形作っている
価値観のようなものが全く違うのだろう。
この作品でも「価値」というのが
ひとつの重要なキーワードとなっていて、
作品を読み解く鍵となっている。

1作目の後半や映画などを観ていると、
自然と関わる人の営み、その罪深さを
表現しているようにも思える。
そして今回の2期は、6層に存在する
成れ果て村とその住民の話でまとめられている。

ネタバレレビューを読む

ワズキャンは「望郷」と言った。
ただし、それは「故郷を想う気持ち」を意味しない。
「どんなに求めても得られない憧れの気持ち」だという。
ヴエコにとっては、イルミューイの存在だった。

成れ果て村の真実。
人間の欲望が自身を別のものに変えてしまう。
そして、世界までを変化させる。
激烈な想いや悲しみが広がらなければ、
人は欲するものを手に入れることができないのか。
欲望や価値観の先にあるもの。
この作品は、ひとつの答えに辿り着けるのだろうか。
(2022年11月5日初投稿)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 40
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

欲望の果てに

【紹介】
メインドインアビスの1期→劇場版→烈日の黄金郷の順番で、劇場版を見ていないとストーリーが飛んでよくわからない部分が出てくるので劇場版視聴必須です
とても設定が細かくわかりづらい話なので、自分なりにストーリーの本筋と各キャラについてまとめました、
下のほうにネタバレタグでとじてありますのでよろしければご覧ください
【感想】
期待通りのデキでとても面白かったです、録画をためて最初は3話くらいまでと思ったけど面白すぎて最終話まで止まりませんでした
とても設定が複雑で難解かつ新キャラクター達の考えが独特でわかりづらいしなかなか心の内が語られないのでちょっとわかりづらい話になっています

グロいシーンや鬱な展開、作者の変な性癖は1期よりも多いし濃いけど、ここまで見てきて「そういう作品だ」と知っているので一期の時ほどのショックはなかったかも
※作者の変な性癖は相変わらず度し難い・・・
ネタバレレビューを読む

【烈日の黄金郷のストーリー簡単なまとめ】
とても複雑でわかりづらいため、簡単にまとめてみました重大なネタバレばかりなので視聴後にご覧ください
わたしの解釈が間違っているかもしれませんので参考程度にみてもらえれば
ネタバレレビューを読む
【気になるキャラクターについて考察とか感想など】
ネタバレレビューを読む

【よくわからなかったこと】 ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 31

67.7 4 不死身で続編なアニメランキング4位
邪神ちゃんドロップキックX(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (147)
468人が棚に入れました
2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。 クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作品愛と遊び心満載のギャグアニメ

【紹介】
これは3期ですが、ギャグアニメなのでいきなり見ても楽しさは伝わるかな?
今期はふるさと納税で目標金額がたまったらその町をテーマにした話を制作するという取組を混ぜつつ制作されました
YouTube公式チャンネルでの悪ふざけ・・・じゃなくてファンサービスなど全力で盛り上げようとする製作陣の熱意がすごくて愛にあふれた作品

【感想】
ストーリーは特に見どころはないけど安定して面白いギャグアニメ、私はすごく好きです!
ご当地回はやっぱり自治体に気を使っているのかいつもの勢いが少し落ちてる感じはしましたが、それでもやっぱり面白くて
定期的に見たくなるファンに愛されるアニメだと思ってます

不条理系のファンタジーギャグアニメで一期からずっと同じ調子なのにマンネリ感がなくて賑やかで楽しい!
いつも遊び心にあふれていて作品愛が感じられて、制作チームに恵まれた幸せな作品だと思います

ずっと邪神ちゃん達を見ていたいので4期制作待ってます!

【キャラクター】
イチオシは邪神ちゃん
いつもゆりねに制裁されて痛い目に合う邪神ちゃんのしゅんとしてる姿がたまらなく可愛い

他にはいつもかわいそうなぺこら様と遊佐浩二が好きです!
どっちの遊佐浩二かって? もちろんどっちもです!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 18

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

心は既に4期。

正直、ここまでハマるとは思っていなかった本作。
ストーリーなんてあって無いようなものだし、主役はクズ野郎なのに!
まあ、クズと言ってもちらっと見せる良心だったり、本物のクズではない。

タイプで分ければ、令和のドラえもんやらくれよんしんちゃんと言えるのだろう。
舞台設定とキャラが存在し、それらがわちゃわちゃ見せる日常の出来事系。
で、あれば4期といわず10期ぐらい続けられるのかもしれない。
この作品、何が凄いって、声優さんやらスタッフの熱量が感じられる。
イベントやらサブプロジェクトで一所懸命盛り上げようという気概を感じる。
その熱量が視聴者やファンに伝わってこその今期の覇権大賞である。
おめでとう!(勝手)

因みに私の中で本作が名作として決定的になったのは1期11話で披露された名曲、神保町哀歌の存在である。
作中では途中までであるが、その後発表された完全版で描かれる世界観は涙無くして聞けない。
というか、ガチで潤んだわ。
ある意味、そんな結末が定まっているからこそ、作中でどんなに酷い目に遭おうと合わせようと、ニヤニヤと笑って見ていられる。

などと好き勝手描いてはみたものの、1期からのファンの皆様を思えば新参の身。
リアルタイムで本作を追いかけて来た方々が羨ましくも思う。

ここまで作品全体についての感想でしたが、今作の特徴的なぶぶんについて、触れていなかったので、最後にそれについて少々。
2期の円盤売り上げ2000枚の次は今作はクラウドファンディングを行ったようで、その結果、北海道、長崎の地方自治体とのコラボが大きな要素となっている。
これは非常に面白い試み。
聖地ともなれば地方もPRになるし、資金も出来るし、キャストも出張できて一石三鳥。
私も北海道に行きたいと思ったし、おそらく行くであろう。
作品自体が地方が舞台というのはあったが、こんな形でのコラボというのも面白い。
あまり過度だと作品の方向性自体が変わるかもしれないが、一期に数話ぐらいはこうゆうのがあってもいいかもしれない。
いずれにせよ、4期が既に楽しみ。
まさにドロップキックは永遠に、だ。


超余談。
こうゆうので国内旅行が盛り上がって、日本全国潤えばなおよい。
この場でこうゆう話題に触れるのは憚られるが、正直なところ他所の国の客を引き込もうとするより、日本人自体がもっと自分の国を旅行できたら、一石が二鳥、三鳥どころの話ではないと思う。
話が逸れてきたのでこれにて。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

ghidghid さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

中堅アニメの生きる道

中堅アニメが2期3期と作られることはあまりありません。
放送が終わって半年もすれば空気と化します。
一部のファン以外は話題にもしなくなります。
心血を注いで作られた物語が、キャラクターたちが忘れ去られていくのです。
悲しいではありませんか。

邪神ちゃんは違います。
2018年夏以来、2年ごとに新しいシリーズを届けてくれています。
我々ファンも応えなければなりません。
配信を繰り返し見るのはもちろん、グッズ展開や各種イベントにも参加します。
とどめはクラウドファンディング。
さらにふるさと納税。

いつか邪神ちゃんをお手本として、悲しくお別れした中堅アニメたちと再会できる日を願ってやみません。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

67.7 5 不死身で続編なアニメランキング5位
蒼穹のファフナー EXODUS(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (402)
2182人が棚に入れました
あなたは、そこにいますか?

西暦2150年。遠い宇宙から来たシリコン型生命体・フェストゥムとの戦いは、新たな局面を迎えていた。

第一次蒼穹作戦で砕かれた北極ミールは、その欠片を世界中にまき散らした。

それらはやがて、独立したミールとして、個別の活動を始めた。
大半のミールは人類への憎しみを抱き、戦いを挑んできたが、一部のフェストゥムは人類との共生を選択した。

同じ思想を持つ者は、人類のなかにも存在した。彼らは人間であり、フェストゥムでもあった。その存在が戦局を混乱させ、より多くの憎しみを生んだ。

戦いはもう、人類対フェストゥムという単純な構図では語れなくなっていた。

そんななか、竜宮島だけは戦いの表舞台から姿を消し、沈黙を守っていた。2年前の来主 操との邂逅で、島はミールと対話する手段を手に入れた。それは島に、可能性をもたらした。アルヴィスの子たちは、戦いの準備を整えながら、敵を理解する術を模索していた。

そして、今また、島に更なる進化がもたらされそうとしていた。フェストゥムの言語を解する少女と、フェストゥムに守られた少女。

二人が出会う時、新たな世界の扉が開く…。


声優・キャラクター
喜安浩平、石井真、松本まりか、佐々木望、福圓美里、新井里美、白石稔、白石涼子、梶裕貴、島﨑信長、小野賢章、石川由依、田中正彦、土師孝也、篠原恵美、葛城七穂、小林沙苗、石川静、高瀬右光、ゆかな、諸星すみれ、てらそままさき、遠藤綾、小松美智子、京田尚子、大友龍三郎、置鮎龍太郎、中村悠一、岡本信彦、森田成一、潘めぐみ、宇乃音亜季、佐々木りお、鈴木達央、浅倉杏美、世戸さおり
ネタバレ

生来必殺 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古里は遠くにありて、Lにゆく

一部から熱狂的な支持があり、名作であるとさえ言われている
蒼穹のファフナーの続編がついに登場。

前作は色々とクセが強く、必ずしも万人向けとは言い難い内容だったのに対し
本作は画も見やすく、テンポもよく、音楽の質も向上しており
より多くの視聴層に受け入れられるような仕上がり具合になっている模様。

戦闘シーンもかなり派手派手になっていて、それがファフナーらしくないと言えばそこまでだが
ファフナーの設定を踏まえて考えたら、納得できないことも無い展開だ。

個人的には戦闘シーンというよりも、後輩と彼等を育成する立場に回った
前作のパイロットたちの絡み合いが面白いと感じた。

大人になった前作のパイロットたちの人間的に成長した姿を確認できるのが
本作の見所であり、ファフナーに不可欠な構成要素である日常シーンの丁寧な描写はやはり格別であると言える。

期待していたファフナー展開よりもヌルイという印象を受けたが
リミッターが解除されていよいよ飛翔していく予兆を感じつつ
後半戦に期待したく思う。



タナからボタもち・・・ 
「あなたは そこにいますか?」
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投稿 : 2025/03/22
♥ : 12

さゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「みんな、もういい!休んで!!」

1期のことを考えると「まだ戦わなきゃいけないの!?(´;ω;`)」と辛い気持ちでした…。
2クール目を見てからじゃないとまだなんともという部分もありますが、新キャラたちも味があってさすがファフナー!!という印象。
BGMもすごい迫力で、バトルシーンは息をのみます。
あと、前作見てない人には難しい感じですが、その分前作要素詰め込まれてて『見ててよかった…』と何度も涙ぐみました。
これから見る方は是非、1期、OVA、映画と全部見てからをオススメします!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

シン風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作画力 ☆評価*10 物語の複雑さ*10 やはりこの作品は凄かった

始め見た時、映画かこれは………
と思ってしまいました。

Σ(゚д゚lll)


これの印象と言えば、もうこれと言ってもいいくらいのものが、

○☆/作画力/!!!


すげ〜の一言に尽きます。
やっちゃいましたね(ーー;)


まぁ、作画の話はこれくらいにしておき。

次に内容ですが………

これも事故過ぎ。



話を「はぁ…あ……」

と言いながら鑑賞してました。^_^

凄いですね。一貫してますね。

なるほど、なるほど。素晴らしい作品ですね、これは。

私的に、楽しめた作品です。

しかし不満や、マイナスの所は多々あります。

その一つとしては、主人公達の髪型。
などなど。




では、最後に一言


命は尽きる
これは生物全般に共通した概念

しかし命の尽き方には種々多彩なバラエティーがある

しかれど、それは自分が決められる名刺のような軽いものではない
存在故に、無意識の始まりがあり
また終わりがある

そんな中……
一人の男は

命の意味を探し出す

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

71.3 6 不死身で続編なアニメランキング6位
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (127)
485人が棚に入れました
高校を卒業し、阿良々木暦の物語は終わった。 今度こそ、本当に終わった。 しかし暦に助けられた 彼女たちの物語は、 終わってはいなかった。 青春の中でもがく彼女たちの、 前日譚、あるいは後日談。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シリーズの疲弊は新房演出ではもうカバーできない。前半はかなり面白かったですが…

 前半の撫子のストーリーは、撫子が阿良々木と絡んでいろんな出来事があったので、その総括あるいは未来につながる可能性を見せてくれました。もともと他のキャラよりも非常に一般人の感覚に近いし、ダークサイドも表現されていましたので、キャラ造形に深みがありました。

 エンタメとしても斧乃木余接との絡みが面白いし、何より演出に力が入っていたので見ごたえがありました。

 後半の忍とスーサイドマスターは面白くないとはいいません。最後まで見られたので。ただ、それは私に物語シリーズとしてなじみがあるから慣性あるいは惰性で面白さを感じるだけであって、客観的に見たら面白さはかなり微妙だったと思います。

 というのは撫子と違い、スーサイドマスターもバスケ部のメンバーもまったく思い入れがありません。忍も阿良々木との絡みでドーナッツギャグとかやっている分には良いキャラなんですけど、600年とか長命と眷属から無理やり話を作っているだけに見えます。そして、撫子の前半に比べてテンポが悪すぎます。非常にかったるい時間でした。

 作画はさすがです。非常に美しいものでした。声優さんも豪華だし言うことはありません。OPEDも面白いと思います。ただ、新房演出だけではもう面白さは担保できないところにシリーズは疲弊していると思います。

 新しい表現に挑戦するのも手かな、と思いました。評価は要素としてはハイレベルなので高くなりますが、主観的には70点はいかないかも。前半が90点なら後半は50点。話数で加重平均すれば平均で70点を下回るかなという感じです。



1話 挑戦的な映像は想像以上で驚きました。そして女子がすごい。

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2話 撫子は人間味がでてロリっ気が無くなったせいか非常に可愛くなりました。

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3話 ここにきて最高の映像でした。思春期「気分」の描写が良い回でした。

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4話 今回は見るべきところがなかったかな。

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5話 超人気シリーズ故の贅沢で稀有なキャラの掘り下げ。

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6話 負けヒロインの再生の物語。本当に面白くて素晴らしい内容・映像でした。

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7話 日常と心の闇の構造でないので、キスショットの話は面白くない。

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8話 このパートはストーリーもキャラも美術もセリフも嫌い。2話で区切りがついて良かったですが…

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9話 神原と阿良々木の安定感。話も面白い。演出は手抜き?

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10話 ロリ大集合も忍と八九寺はなあ…斧乃木ちゃんが必要な理由がわかります。

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11話 会話劇を演出で魅せる手法の限界かな?

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13話 なんと14話がある!というのが一番の驚きでした。

 ずっと単調な会話劇が展開しているだけですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

斧乃木余接&千石撫子&キスショット&忍野忍の物語

原作未読 全14話

斧乃木余接が主役で阿良々木月火が出てくる「愚物語」から、千石撫子が主役で、メインで斧乃木余接が出てくる「撫物語」から、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが主役の「業物語」から、阿良々木暦が主役で忍野忍、臥煙伊豆湖、神原 駿河が出てくる「忍物語」の順で物語は進んでいきます。

物語シリーズが帰ってきました。第2部開始というところですかね〜

斧乃木余接は阿良々木月火と一悶着w月火ちゃんはあいかわらず怖いですねw

千石撫子はらしさ全開w色々な千石撫子が観れますw

キスショットは吸血鬼なるまでのお話、忍野忍は怪事件の真相を突き止めていくお話でした。キスショットの件とリンクしていますね。

「撫物語」と「忍物語」がメインでしたね。そしてその他の2つの物語がうまくリンクしていました。

制作はシャフト、物語シリーズにはなくてはならない作画と演出でした。

まだまだ原作のストックはありそうなので、再会を楽しみにしています。

OPは、「愚物語」「撫物語」が千石撫子(花澤香菜)、斧乃木余接(早見沙織)『忍物語』は音楽のみでミトさんが作曲しています。EDはYOASOBIさんが歌っています。

最後に、とにかく名前が長いです。覚えきれませんねw

投稿 : 2025/03/22
♥ : 16

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

化物たちのオフ会

オフ会なのにオンラインオンリィとはこれ如何に…。
課金せずに文句垂れる不届者は誰だ!
気になりだすとポップアップ広告並にイライラが募る訳だが、内容は何処までも化物語の世界からはみ出すことはない。
それどころか、記号化された街並みや風景は、初期の作品のテイストを踏襲、さらに洗練されシンプルに。一足飛びに、彼女たちが息づき、取り残されたネバーランドに迷い込み、その一挙手一投足から目が離せなくなる。
お見事である。
                (2024/08/24)

デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター

聞き取れなかったので、うっかり調べていたら、
『どうやら、またネタバレを喰らってしまったらしい』
要は、遅れて参加のマスターさんは免疫がなかったということでして…
必死が仇となっての決死行でありました。
拡散は万死に値する訳でして、この辺りでお開きに…

投稿 : 2025/03/22
♥ : 14

65.0 7 不死身で続編なアニメランキング7位
ぷにるはかわいいスライム(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (47)
133人が棚に入れました
これはスライムのぷにると中学生のコタローがともだちじゃなくなるまでの物語…… 河合井コタローは中学2年生男子。小学生の時に作ったスライムに命が宿り、以来7年間、ぷにると名付けたスライムと“ともだち”として仲良く一緒に過ごしていた。ただし、コタローにとって一つ問題が……。 7年という月日でお互いが大きくなり、ぷにるの姿が超絶美少女に大変身したのだ! 美少女な姿以外にも、スライムとしてあらゆるかわいい姿に変身するぷにるの自由気ままな言動に、毎回ドキドキと振り回されてしまうコタローの前途多難な日々。 果たして、ぷにるとコタローは“ともだち”として、仲良くずっと一緒に過ごせるのか!?

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

コロコロ連載の作品なのでズコーや目が飛び出てる驚き顔等、今となっては幼稚なギャグ演出が多め。キャラデザも子供向けっぽいものの、内容がギャグとしてかなり手堅く、コロコロの年齢層じゃなくても楽しめる子供騙しのものではなかったのが良かったです。思春期真っ盛りな主人公が少し鼻につくものの、その主人公と釣り合いのとれている能天気なぷにるや、流れを掻っ攫っていくような周りのキャラの愉快さ、馬鹿馬鹿しさが好きでした(個人的に遊助がツボ)。ルンルーンの回が三話続いたところはちょっとダレましたが、全体的には安定していて良かったと思います。1クールに一つはこういう素直なギャグ作品があってもいいなと

終わり方が結構な尻切れトンボでこれは2期いるだろ〜と思ってたら2期発表きましたね。嬉しいです

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

kuwakuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

追う価値大の良作

自我を持ってかわいく変身するスライムがヒロインという異色のラブコメ。
以前次に来るマンガ大賞などで話題になっていた作品なのもあり、
期待して拝見させていただいたが、かなり面白い。

web漫画の週刊コロコロコミック発の作品という事もあってか、
スライムホビーの特性やキャラの思考をうまく用いて、
常軌を逸しつつも脳で理解出来る範囲の完成されたギャグが豊富。
その上で、無邪気にかわいくアピールする元気なぷにるのヒロイン像や、
思春期の複雑さを持ったコタローのぷにるへの素直になれなさといった、
くすぐったいラブコメをちゃんと成立させているバランスの良さには脱帽だ。

元気でアクティブな作画、声優の演技(特に篠原侑さんの変身によって声を変化させる演技)、
どれを取ってもアニメとして完成度が高い。

深夜枠であるのは、週刊コロコロ作品自体が少年のみを対象にしていない
性質上仕方ないとはいえ、日中に放映しててもまだ許される気もする。

展開が準オムニバス形式であり、物語の内容も、
コタローが困っているのをぷにるがかわいい変身で助けたり助けられたり...
というように、日常系作品のような進み方だ。
しかし、ゆっくりとはいえストーリーもちゃんと進んでおり、
「長く見続けないと楽しめない作品」なのではないのだろうか。

直ぐに観るのを切り上げるのではなく、漫画を毎月毎週買い続けるように、
コロコロの始祖ドラえもんのように、見続けていくべき作品だろう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0
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