2019年度の上海TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2019年度の上海成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番の2019年度の上海TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.6 1 2019年度の上海アニメランキング1位
ガーリー・エアフォース(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (208)
805人が棚に入れました
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは——少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。

声優・キャラクター
逢坂良太、森嶋優花、大和田仁美、井澤詩織、白石涼子、Lynn
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

されど気になる軍事合理性

原作未読


エアフォースカテゴリー。未知なる異能の敵(ザイ)への対抗手段として開発されたのが美少女でしたよ、っと。
どれくらい異能か。対抗馬の美少女については本編かどこかのあらすじをご参照ください。

空戦ものと触れ込みの本作。それとは別に次のお楽しみが待ってます。

 1.快活幼馴染み娘との日常を愛でる
 2.ポンコツ萌え娘を愛でる

少し影のあるグリペンちゃんが正妻枠だと思うのですが、二兎を追って空中分解した印象です。グリペン(CV森嶋優花)でもミンホア(CV Lynn)でもそれ以外の子でも引っ掛かりがあればキャラ萌えで押し切れるかも。なお、私は墜落です。
フォローするとしたら、けっこう雑な作りがむしろ安心材料となり気楽に鑑賞できることくらい。
このヒロインもそうですが主人公の鳴谷慧(CV逢坂良太)も幼馴染みのミンホアちゃんもけっこう重たいものを抱えてます。そしてその重たい設定を全く活かせない展開が続きますので、物語なし!萌えなし!されどキャラ特化型の作品として楽しめるかどうか。
この二人の女の子たち以外の子も順次投入されていきますのでその色は強まっていきます。繰り返しますが、“安心で雑な作り”です。気楽に観れちゃうのです。


■いっそファンタジーオンリーならよかったのに
現実との中途半端なリンクのさせ方をします。

{netabare}・中国は内戦中なのか“東シナ海上海脱出船団”のテロップから始まるアバン
・自衛隊小松基地、第七艦隊など実在する名称が登場
・大陸からの敵に対して「台湾と半島が健在だから」と地政学的な言及あり
・グリペン、イーグル、ファントムⅡ、そしてF-Ⅱと実在機は言わずもがな{/netabare}

中途半端と評したのはそこで描かれたあれやこれやが荒唐無稽なので。

{netabare}・そもそも敵国または政情不安定な国に長期間滞在、かつ同伴者ありで入国した人間を国籍を有しているからといって入隊(厳密にはゲストだが・・・)させる軍隊はありません。
・グリペンの所望でほいほい基地に入れるはいいとして(良くないが・・・)、内通の可能性を否定できないミンホアには監視付けるでしょ?
・グリペンってジャミング(妨害電波)に優位性のある機体だと思ってたが逆にやられてない?まあグリペン側は見破ってたので気にしなくてもいいか。
・人間せいぜい8Gが限界でF-Ⅱでもそれくらいでる。アニマの変態的機動なんて即死レベルでしょ、普通。
・ただし一点、アメリカ軍のお粗末さ。「馬鹿でヘタレでやるときはやる」の前二つ部分について的を得た描写になってるのは良い。{/netabare}

他にも突っ込みどころに事欠きませんが割愛します。それなりに説得力のある描写でした、とはいきませんでした。
本題としたいのはそこに見え隠れするラノベ原作のメリットデメリット。


 作者は取材を一切してないでしょ?


俺が脳内で考えた素敵なプロット・・・止まりなんですよね。あくまで自分がラノベを読まない人なので事実誤認あったらごめんなさい。
時に天才的な作家が現れ傑作を残すこともあるでしょう。その人の経験値が作品に反映されるのなら、読書を通じて咀嚼した疑似体験を筆に込めることだって多いはずなのは理解してます。
ただし、新作を練る時には作品に合わせて経験や知識を再構築/再構成しなければならず、それに合わせて不明点を埋める作業つまり取材をするものです。異世界やファンタジーものなら隠せるかもしれませんが、現実世界の成分多めの作品にするなら最低限の取材をすることは読者への礼儀でしょうね。
それで本作を捉えると、ネットからつまみ食いしたネタを切り貼りしてるかのような横着な印象を受けます。浅さが透けて見えると作品に没入するのは難しい。横着すると往々にして人物描写もたかが知れてくる。これはきっと原作が悪いのではないかと思われます。
下手に実在のオブジェクトを持ってこなかったほうが良かったのでは?


■そうは言っても完走しちゃうぜ
中途半端な現実とのリンクには閉口しましたが、いったんそれを横に置くと、迸るB級の波動を満喫することができます。
{netabare}・幼馴染の扱いがとことんひどかった。
・あのガラスがパキンパキンの最終回がめっちゃ唐突。
・ザイこの後どうすんねん?{/netabare}

「ははは、しょーがないなー」と「ダメだこりゃ」の二択であれば前者になります。
あまりにも変だと不思議と愛着が湧くものなのかもしれません。

リアタイとしては同クールの『コトブキ飛行隊』と女子の戦闘機乗りモノ系列の比較対象があるなど、リアタイ組ならではの楽しみもありました。
クールで誰しもが必ず一つは巡り合う?愛すべきポンコツ枠みたいなもんかしら。オススメはできませんし評点も低いですが、わりと自分が好きなダメさ加減でした。
ダメさを睥睨することに快感を覚える隠れSタイプの方にはお薦めです。



-----
2019.09.10追記


視聴時期:2018年1月~3月 リアタイ視聴


原作小説第1巻 - 第3巻と第8巻の一部を時系列順に再構成した内容となっている。(wiki引用)



2019.04.03 初稿
2019.09.10 追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新感覚アニメ

絶妙にダサい!王道戦闘機バトルアニメ。
{netabare}…だと最初は思ってたんだけどちょっと違った。

狙ってやってるんじゃないかってくらい多くのツッコミどころあるシーンが出てくるんだけど、
これ、部分的には本当に狙ってやってやがりますね!?

3話で確信。
{netabare}「そーだそーだ!」
からの「大人げないからやめろ!」{/netabare}
ってクダリ、あまりにも天才すぎる。


そして、そんな滅茶苦茶な采配を許容させている大きな要因が、王道から微妙に外れた感じのキャラクターたちが放つ魅力だと思う。

まずグリペン。
{netabare}食べたり寝たり怒ったりしてる仕草がいちいち可愛い。
"機械だから世間知らず""機械なのにポンコツ"という設定はありがちだけど、
そこに"マイペース行動"と"負けず嫌い"が加わることで、大幅に魅力を増している。
また、戦闘機を操縦している姿をローアングルで映した際に見られるえちえちな下半身が素晴らしい。{/netabare}

そしてミンホア。
{netabare}めっちゃヒロインムーヴしてるのに、主人公の対応が徹底的にクソ野郎なの、可哀想なんだけど笑っちゃう。
時々描写されているメールのやりとりとか見ても、完全に脈が無くてじわる。
8話のミンホア回が大好きで、照れを隠そうとして顔を映画チケットでぱたぱた扇ぐシーンがお気に入り。{/netabare}

八代通(デブのおっさん)に関しては発言の全てがオモシロイ。
こんな魅せ方もありなのか~って思わされた。


最終話、{netabare}ザイの謎が更に深まって終わり。

ザイってなんやねんwwwwwwwwww
って正直馬鹿にしてたけど、意外と奥が深そう?
ライノの結末はショックだった。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

戦闘機を取り扱っているのに、空戦は見どころではない不思議な作品

原作未読。最終話まで視聴。

【中国押しが気持ち悪い】
{netabare}主人公の彼女をはじめ、終始中国押し。
本編最後のセリフも中国絡みと、とにかく中国押しが気味が悪い。
中華アニメでもあるまいし・・・。{/netabare}

別に中国が嫌いって訳じゃないんですけどね。

【ツッコミどころ満載のガバガバな設定】
{netabare}多くの人がレビューに書いているので、今更ですが・・・。
主人公の少年が国家機密レベルのメンバーに加わった経緯も大概。
”国家機密”が自由に基地を出入りできちゃう不思議・・・。
挙げればきりがない。

リアルとSFを中途半端にくっつけるから、色々と矛盾が生じるのでは?{/netabare}

細かいことを気にしなければ、とりあえず最後まで視聴出来るレベルの作品。
間違っても、他人様にお勧めできるレベルの作品ではありません(笑)。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

62.2 2 2019年度の上海アニメランキング2位
真・中華一番!(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (72)
269人が棚に入れました
十九世紀の中国。主人公・劉昴星(リ ュ ウ ・ マ オ シン )は、史上最年少で中国の頂点と言われる料理人資格「特級厨師試験」に合格。師匠・チョウユの勧めで、料理人としての見聞を広めるため、仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国を回っていた。広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」へ戻ったマオは、新たな仲間のシェル、レオンを得て「料理で人を支配する」という野望をもつ "裏料理界 " と闘うことを心に決める。そんな中、中国料理界を守護するといわれている八つの “伝説の厨具 "の秘密を知る。かつて、マオの母・パイは万人の幸せを願い、 “裏料理界 "と熾烈な戦いを繰り広げた。そんな母の遺志を受け継ぎ、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具"を“裏料理界"から守るため、四人の仲間とともに壮大な旅にでる――。

声優・キャラクター
藤原夏海、茅野愛衣、藤井ゆきよ、中村悠一、杉田智和、榎木淳弥、下山吉光、辻親八、中川慶一、甲斐田裕子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

前作アニメから約20年…。(たぶん普通に料理バトルアニメ)

第1話目を観終わった時点で、このレビューを書いています。

かつて「週刊少年マガジン」で『中華一番!』が連載され、連載誌の移動などを経ながら『真・中華一番』とタイトルを変えて連載された漫画作品が原作です。

以前に『中華一番!』がテレビアニメとして放送されているので、そう考えると2期目といえなくもない本作です。

作品の題材としては中華料理を扱っており、年代設定は一応清朝末期(19世紀末くらい)ということになっています。作中の「特級厨師」は最高の料理人を表す資格で、わりと最近まで実在していたそうです。バラエティー番組『いきなり!黄金伝説』などで話題になったこともあったと記憶しているので、ご存知の方もいらっしゃるかも。

アニメ作品的には『中華一番!』の途中で主人公のマオ(リュウ・マオシン)は最年少の特級厨師になっており、第1話の回想シーンでその頃の様子が出てきます。

ストーリー上はマオが特級厨師になって以降はほぼ単エピソードの料理勝負に明け暮れている気もするので、『中華一番!』を観ていなかったからといって特に視聴に困るという感じでもなさそうです。

ただ、原作も20年くらい前の漫画だった気がするのでそう考えると「本作の需要はどこに?」という気もしなくもありません。

余談: 2000年頃に韓国のソウルで参鶏湯(サムゲタン)を食べましたが、普通の鶏を使ったものが8000ウォン、烏骨鶏を使ったものが10000ウォンでした。たぶん当時のレートで10000ウォンは約1000円くらいなので、そんなに高くありません。もちろん烏骨鶏のものをいただきましたが、ありがたがるほどにはおいしくなかったです。(← もちろん、不味くはなかった。)

2020.1.6追記:
いかにも続編がある感じで、普通に最終回が終わってしまった。これで続編が作られなかったらどうかと思うぞ。

尺の関係か原作エピソードのいくつかはさりげなくすっとばされていますが、まあまあ面白かったです。

ちなみにお隣りの中国では『中華一番』はわりと人気があるらしいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全てが古臭い。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:初・中華一番なんだけど、1話観ただけでだいたい分かった。その位の薄っぺらさだと思う。
期待度:★★★

最後まで何の山場もなく。。。
今となってはすごく古臭い。2期あるらしいけど誰に需要があるんだ?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

中華料理の料理人たちが、料理を通じて争い、友情を深め、人々を幸せに導く料理冒険ストーリー

この作品の原作は未読です。
実は、この作品の前日譚となる「中華一番!」が、1997年の春から4クール全52話で放送されていたことを後から知りました。
私は「中華一番!」は未視聴です。
ググってみると、「中華一番!」では劉昴星(リュウ・マオシン)が特級厨師(中国料理界の最高位)になるまでが描かれているそうです。
この作品では、劉昴星が特級厨師になった以降の物語が描かれています。

私は前作未視聴なので何とも言えませんが、この作品を視聴し尽くしたいなら前作から視聴する方が良いんだと思います。
ですが、この作品から視聴しても違和感を感じなかったので、この作品からでも話は通ると思います。


十九世紀の中国。主人公・劉昴星(リュウ・マオシン)は、史上最年少で中国の頂点と言われる
料理人資格「特級厨師試験」に合格。師匠・チョウユの勧めで、料理人としての見聞を広めるため、
仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国を回っていた。
広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」へ戻ったマオは、新たな仲間のシェル、
レオンを得て「料理で人を支配する」という野望をもつ“裏料理界”と闘うことを心に決める。
そんな中、中国料理界を守護するといわれている八つの“伝説の厨具”の秘密を知る。
かつて、マオの母・パイは万人の幸せを願い、“裏料理界”と熾烈な戦いを繰り広げた。
そんな母の遺志を受け継ぎ、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具”を“裏料理界”から守るため、
四人の仲間とともに壮大な旅にでる――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

作品に登場する料理は、家庭で再現するのが不可能なレベルのオンパレードでした。
しかも、料理そのもののクオリティを見ると、2019年秋アニメで放送された「食戟のソーマ」に軍配が上がります。
それじゃこの作品の見どころは…というと、料理を通じて人の在り方の是非を問うているところと、かやのんの演技が光るメイリィの存在でした。

人生をテーマとして取り扱っているので、物語の内容的には重く暗めです。
でも、人生ってずっと笑ってばかりもいられません。
生きていると、人は必ず岐路に何度も遭遇します。

常に100%正しい選択をし続けることを、人は幸せとして定義付けるのかもしれません。
でも、これは限りなく不可能に近い奇跡だと思います。
人は失敗する生き物なんです。
選択を誤る事だってこれまで何度もありましたし、これからだって沢山間違うと思います。
だから敢えて悪いこととするなら、間違うことではなく間違いを修正せず放置することでしょう。
じゃなきゃ、人はきっと同じことを繰り返すから…
こういう人生観をこの作品から感じることができるんですよね。
そういうやり取りは嫌いじゃありません。

かやのんについては多くを語る必要はありませんよね。

料理で人を幸せにする…
一つの事に全身全霊で取り組んで、でもきっと人生の全部を懸けても満点には辿り着けない目標…
これって私たちの仕事と一緒だと思いませんか?
私は「モノづくり」を生業にしているので、特にそう感じるのかもしれません。
作り出すのは、条件の違いよりこの世に二つと無い単品生産のモノばかり…
毎回ベストは尽くしていると胸を張ることは出来ます。
でもそれが満点かと問われると、きっと答えに窮すると思います。
だって見方や切り口を変えればもっと良くなったかもしれないから…
「人生は一生勉強である」
昔は「そんな馬鹿な…」と思っていましたが、今では身に染みる言葉になっています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、クアイフさんの「光福論」
エンディングテーマは、Brian the Sunさんの「パラダイムシフト」

1クール全12話の物語でしたが、最終話終了直後に続編制作が発表されたので、初めから続編ありきで制作されてきたのだと思います。
物語は、舞台はこれからが最高潮…というところで終わっているので、決着の行方が見られるのを楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

67.3 3 2019年度の上海アニメランキング3位
兄に付ける薬はない!3(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (43)
181人が棚に入れました
中国での合計閲覧数が約30億回の人気Web漫画のアニメ化。バイオレンスな妹が…おバカな兄を殴る蹴る!?兄弟愛!恋!グルメ…? 全部入りの学園コメディ。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章、花江夏樹

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

3期までアニメ化されたのが納得できる作品

この作品の原作は未読です。
まぁ、読もうと思っても中国語が読めないんですけどね。
…と思ったら、webマンガサイト「少年ジャンプ+」で連載されているとの事なので、試供版を覗いてみると…ちゃんと日本語で掲載されているじゃありませんか。
原作の作画はアニメ版より、少し柔らかいタッチでした。
ということで原作に試読は今回が初めてでしたが、アニメの方は2期まで視聴済です。


中国での合計閲覧数が約30億回の人気Web漫画のアニメ化。
バイオレンスな妹が…おバカな兄を殴る蹴る!?
兄弟愛!恋!グルメ…? 全部入りの学園コメディ。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

兎にも角にも、中村悠一さん演じる時分(シーフン)と天ちゃん演じる時秒(シーミョ)の掛け合いが抜群な作品です。
最近の時分は、クラスメイトである開心(カイシン)や万歳(バンザイ)との絡みが多く、2人の掛け合い度合いが少し低めなのは個人的に残念なところですが、小さい頃からずっと一緒だった2人です。
思わぬところで意見が合うのも、この作品ならではの魅力だと思います。

私的には天ちゃんの時秒が大好きです。
特に普段の冷静な時と怒った時のギャップが堪らないんです。
時折、「あの天ちゃんのどこからこんな声が出るんだろう?」とか思ったり…
これが声優さんの凄いところなんだと思いますけれど。

そして今期のお気に入りは第11話「節約的生活」と第12話「不都合的優勝」の2話です。
「ホント良い兄妹だよなぁ…」と思わせてくれる回だったと思います。
次点で第7話の「顔面的改変」かな。
こうして振り返ってみると、私のお気に入りは兄妹に焦点の当たった回を選択する傾向があるようです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

第3期の主題歌は、王玥さんの「進撃的青春」
歌詞が中国語なので意味はサッパリでした^^;

1クール全12話の物語でした。5分枠の短編なのでサクッと視聴できる作品です。
天ちゃんファンの私としては、同じ天ちゃんファンの方には是非チェックして欲しいと思います。
一方、物語の方ですが班長さん…時折不思議な態度を見せるのが気になります。
それらが続編で少しずつ明らかになっていくのを期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中華風ショートコメディの第3期

最終話まで視聴。

1話5分足らずののショートコメディ。
相変わらず、妹・時秒を可愛く感じてしまう作品。

文化の違いこそあれ、学園アニメとしては、クオリティーは高めだと思います。
中華アニメとしては一番お気に入りです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

这也是我兄弟的职责(訳・これも兄の務めだ)

唯一中国アニメで残って3期までやってる作品。
ここまで来るとある意味凄い!
風土や風習の問題はありますが学園コメディとしては中々面白いと思います。


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・5分アニメ)


あらすじ等は3期だし省きます。

監督・脚本を今回も『ラレコさん』がやってるので安定してました。コメディネタは好き嫌いや国の違いがあるのでそこは受け付けない人も居るかも。
実力のある日本の声優さんを使ってるので間のとり方や空気感は良いし、笑えました。
ま、裏を返せば有名声優さんに頼ってる部分があるって事ですが。


今回も『時分(シーフン)』はバカをやって妹の『時秒(シーミョ)』にドツカれてました(笑)
妹の為にやってる事も度が過ぎてて報われない事もありますがね(汗)

今回は班長の名前がやっと分かったのが収穫かな。てかヒロイン枠なのか?
ま、コメディだし名前を出してもネタバレにならないので書きますが『優楽(ユウラ)』です。
班長エピソードはちょっと(ラブ)コメディになってますね。2期の時もちらほらとね。


トイレットペーパーのエピソードがあるんですが都市部は分からないけどそれ以外のとこは中国ってトイレットペーパーは便器に流さないんじゃなかったっけ?ゴミ箱じゃなかったっけ?もう中国全土変わったのかな?
前に中国人のレイヤーさんがコミケに来て話した事があるんですが幼少の頃の教育でトイレットペーパーを便器に流すのは「非文明的行為」と習ったそうです。だから「日本のトイレ使うとビックリする」ってのも思いだしました。
こーゆー違う国の作品を観ると文化の違いを知れるのでそこが私は面白いと思います。
ま、調べてみると日本と違い中国の下水管の問題やペーパーの問題でそうなってるらしいです。詳細まではわかりませんが。
でも今も上海でも流せない場所は結構あるって聞いたしどうなんだ?

…あれ?トイレの話になったな。戻します。

コメディは1期や2期と変わらないですね。良くも無く悪くも無く安定してると思います。
国が違うので表現方法が日本のとは違いますが4コマ漫画みたいな流れのストーリーとしては観れる作品だと思います。
一話五分で一話完結のショートストーリーなので少し中国の風土をコメディチックに知りたい・笑いたい方にはオススメかな。


今回は主題歌ノリ良かったな。
3期は『万歳(バンザイ)』が面白かったです。
思考回路が…ププッ(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
ページの先頭へ