ねごしエイタ さんの感想・評価
4.2
ターニャ、カズマ、スバル、アインズ、尚文たちが、更に別の異世界に飛ばされたです。帰る（どこになるのか？）までに奮闘するドタバタありやや感動あり、粋な計らいあって、終わり良しにも思えたお話だったです。
初めて見るキャラ３人登場し、うち一人がこのお話の重要な役割を担うのです。
物語以上におなじみのキャラが夢の共演をしプチキャラとして、同じ場所でワイワイガヤガヤ過ごすところが好きであるです。
今回、ドタバタはじまり、一旦散り散りになり、出会い合って、思いのすれ違いありだったです。ここで登場したキャラが最後には、わかり会える要素に、やや感動じみた面白みがあった気がしたです。これで終わってしまうのか？とならないところが、異世界かるてっとらしい平和的な終わり方が良かったです。
テングタケ さんの感想・評価
4.0
人気作品の主要キャラがデフォルメされてドタバタ騒動を引き起こす異世界カルテット、私は好きです。で、その劇場版。
期待通りの面白さでした。まあ1800円払って劇場に行くかと言われたら私は行きませんが、配信で見る分には十二分に楽しめました。特別作画クオリティが上がってるわけではありませんが、劇場の大スクリーンを意識した引きの構図（特に序盤）は、だだっ広い異世界の荒野をよく表現していました。
これだけキャラ数が多いのに、それぞれに活躍の場面がちゃんとあって死にキャラがいないのが見事です。スタッフの力量でしょうね。
意外にもちょっとホロっとさせてくれたり、最後にカズマがカッコイイところを見せるのもイイ感じでした。
久しぶりに異世界カルテットの面々を見て、オーバーロードの3期を見なくちゃなあとか、リゼロの3期を見たいなあとか、盾の勇者の3期は見たくないなあとか、そんな思いが胸をよぎりました。
最近ちょっとアニメ鑑賞も飽きてきたんですが、やっぱり面白い作品は面白いです。
saitama さんの感想・評価
4.2
dアニメで視聴。
いやー、面白かった。正直、劇場版を劇場で観るほどのもの？ と懐疑的で、映画館で上映していた時は観なかった。今思えば、映画館で観ればよかった。当時の自分の判断は間違っていた。
ストーリーはベタすぎるけど良い。なんだろう、ウマ娘２期のターボ回とか、３期のサトノ回と同じで、本当にずるいくらいのベタな演出なのだけど、映画なんだし、それくらいが逆によかった。ちょっとホロっとさせられて、でもハッピーエンドで。映画館でバッドエンドなんて観てもつまらんし。
こういうバカなくらいにハッピーエンドで良い。なんか、ナウシカをはじめとした色んな名作アニメのエッセンスがそこら中にあったけれども、それもそれで良い感じに受け入れられるのは、異世界かるてっとという設定の良さかもしれない。
笑いあり、ちょっと涙あり、友情あり、信頼あり、最後はスカッと、といった最近の漫画にはない、いつぞやの週刊ジャンプやコロコロコミックでは当たり前だった王道をベタベタにやっているだけなのだけど、今の時代だからこそ、それが新鮮で良いかもしれない。
あー、映画館で観なかった当時の自分を叱ってやりたいね。
他人にも勧めてあげたい作品だった。
