リーダーでモンスターなTVアニメ動画ランキング 4

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早速見ていきましょう!

72.0 1 リーダーでモンスターなアニメランキング1位
ログ・ホライズン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (981)
5727人が棚に入れました
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、井上麻里奈、下野紘、名塚佳織、櫻井孝宏、村川梨衣、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、伊瀬茉莉也、藤原啓治、代永翼
ネタバレ

toshi1015 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

16話視聴 原作、web版カナミ;ゴー・イースト、既読

訳もわからず巻き込まれたMMOの世界、今の現実と捉えその世界に住むNPCをちゃんとした人として共存を模索しながら、自分の置かれている状況を少しずつ解き明かし、登場人物ひとりひとりが成長していく。2期楽しみ。


1話「北国のシロエ」
{netabare} 時系列順にしてるっぽいですね。(但しカナミ編は9月の出来事…)
色々ネタバレシーン盛り沢山
今回は色々ありましたが、シロエがまたいつもの病気で、ひとりで抱え込もうとするも直継がひとりにさせず付いて行く。ってのがメインではないかしら。

カナミ「越えるピンチはでっかい方がさぁ~…あとでご飯がおいしいじゃん」からのOP、キャラの装備が一新。
レイド挑戦を見て考えると言われ、メンバー集め…。ミナミの動きも気になるので円卓やアキバの街のメンツは動かせない…。
シロエ「当てならある…。」

最後に気になる回想シーン後、新EDでした。
{/netabare}

2話「無法者とミスリルアイズ」
{netabare} 今回は新キャラにテトラ登場。直継との掛け合いが面白かったです。
アキバサイドとレイドメンバーのメインストーリーを同時進行かな~。カナミ編と年少組はじっくりやって欲しいしな~。

[今後の鍵]
ウィリアムの「あれから何回死んだ?」「死ぬと色々わかんだよ…」と軽いところでテトラの「ロンダークは西に流れたし~」

時系列にも書きましたが〈DDD〉〈黒剣騎士団〉〈第八商店街〉〈シルバーソード〉そしてシロエ&直継と主要メンバーがアキバの街に居ないので、ミナミの動きに注意しまくりでした。
1期より熱い展開盛り沢山なので楽しみです。 {/netabare}

3話「奈落の参道」
{netabare} 〈一なる庭園のヴァンデミエ〉〈五なる庭園のエルレイーダ〉原作でサクッと流されたレイドボスを使いレイドの説明とアカツキ編の導入部分でした。
レイドに参加経験の無いアカツキ、前回希少なレイド贈与可能(通常は不可)小太刀に続き、レイド必須の秘伝の上位の特技階級《口伝》…レイドか…。って思い悩むのは次週かしら…。
「我らは貴様らの犬では無い…思い上がるな冒険者風情ども」

うーん…シロエサイドとアカツキサイドを同時進行ぽいですな~。うまくまとめないと混乱するので演出さんや監督さんの腕の見せどころですな…。

元々原作でも、ログホラのTRPGと言うゲーム本まで原作者が出してるくらい作り込まれてる作品なので、活字で見る分には世界観を拡げる助けになる細かい設定描写も、アニメでは画でサクッと済ませた方が解りやすいと思うんだけどな~。

余談ですが、原作者の橙乃ままれさんが、再構成&加筆盛り沢山でカナミ編をwebで書籍化前に発表してくれてますね~。
毎週の楽しみが増えました♪亀からカエルになっててクスッとしました。「ログホラ なろう」検索で見つかるはず… {/netabare}

4話「ひび割れた翼」
{netabare} 若干脚本さんオリジナル解釈版でしたな。そして引き画の作画が…。
アカツキ、レイネシアの心の動きと、飽きつつあるクラスティ…。
アキバの街の描写など増量して、色々なキャラの心理描写を省いてましたな~。どうまとめるのかしら…。

【アカツキ】
・シロエの傍に居るにはアサシンの私はもっと強くならなければ自分の存在意義が…。ずっとコンプレックスにひとり悩んでる。(シロエと同じ悩むとひとりになろうとする) 
・警護という名目で始まったレイネシア邸女子会で色々な人と出会い想いに触れ…。
【レイネシア】
・冒険者さんと私達は違う、楽しいと思ったら伝えないと伝わらないから…。ましてや友達などでは無い…。(エリッサ曰く、「楽しかった」と白状してるじゃない…) 
{/netabare}

5話「クリスマス・イブ」
{netabare} 原作を読むことでストーリーを先に頭に入れて、単純に画であったりとか、表現だったりを楽しむ感じで、ストーリー把握を一切考えずにアニメを見るのですが…
2期は脚本さん独自の解釈であったり、尺の問題でカットではなく色々足されたりもしてるので、登場人物の性格などアニメオリジナルに近いと思います。
僕はアカツキちゃんは原作の方が好きかな・・・。

色々書きましたが、原作ファンから言うと わざわざ2冊の違うエピソードの話しを、同時進行にして軸になる話を増やし、更にアニメオリジナルエピソードやらセリフ入れ込んで、未読さんはキツイ気がするのだが・・・。ほんと上手くまとめてくれる日は来るのか・・・。

【レイネシア】
・供贄一族の若頭、菫星から〈動力甲冑〉が盗まれ、殺人鬼は〈大地人〉。
・魔法供給を停止するとモンスター結界や衛兵システムが10年単位で使えなくなる。
・レイネシアひとりに、大地人と冒険者の関係に亀裂を入れかねない判断が丸投げされる。

【アカツキ】
・菫星との話を聞いてしまい。ひとりでレイネシアを助けようと街に。
・殺人鬼と戦闘中のソウジロウに助太刀に入る。〈口伝〉だけでは無い大切な何かに触れるも、分かることが出来ないまま倒れる。
{/netabare}

6話「夜明けの迷い子」
{netabare} リーゼとレイネシアが友達に、アカツキ死後に地球?が見える浜辺でシロエと語り合う、お茶会メンバーの仲間達で結束を固める、〈大災害〉は終わってない、クラスティが消える。

大筋はたしかにそうなのですが、ニュアンスが……。
年少組編とカナミ編は原作の中でも好きな話しなので、それまでには立て直してほしい…。

【アカツキ】
・後悔や辛かった思い出を再体験。
・地球?が見える死後の白い浜でシロエと会い、もう一度立ち向かうため記憶を捧げる。
・シロエの居ない今、出来る事を全てする、コンプレックスを認め助けを乞う。
{/netabare}

7話「水楓(すいふう)の乙女たち」
{netabare} ビックリした。まさか原作1~2行の《口伝》修練(男性メンバーも居る)連携訓練の描写を軸に説明回なんて…。

レイネシア邸(水楓の館)が作戦本部な事もあり、女性のみ(お茶会メンバー)で殺人鬼攻略部隊を構成。
この描写を省いてなぜタイトルを…。まあドルチェさん混じってたけども…。

エンディング後の次週予告のネタバレ度が酷い…。ほぼあらすじ…。原作未読の方は予告は見ない方が次週楽しめるかも・・・。

【アカツキ】
・殺人鬼の武器が、何度も見た〈霰刀・白魔丸〉と伝える。
・〈動力甲冑〉の瞬間移動+基本能力Lv110ほどに合せ、〈霰刀・白魔丸〉怨嗟のフレーバーテキストが〈大地人〉侵蝕。フルレイドBossルグリウス能力、冷気の範囲攻撃、エリア内人数による能力上昇、HP増大と推測。
・「子供扱いされたくない」というコンプレックスと向かい合い。弱さを受け入れ、助けを求めた事で、《口伝》修練、連携訓練などたくさんの人の温かさに触れる。
・夜間外出禁止令により、フルレイドメンバー以外はアキバの街の屋内へ。
・24人を2〜3人組変則10小隊に分け、アキバの街広範囲を索敵。
・アカツキ、マリエール組がフルレイドBossルグリウスと戦闘開始。

【レイネシア】
・アカツキがひとりで、問題解決に向かってくれた事を「都合がいい」と思ってしまったり、祖父やクラスティに泣きつこうと思った事をアカツキに伝える。菫星がレイネシアにした問題の丸投げを…。
・能力の弱い存在でも譲れない一線がある。全てを人に委ね劣ってると認めてしまえば、友達という対等な関係で居られなくなる。
・殺人鬼事件という〈大地人〉が犯した過ちの責任を背負うため決意レイネシアの戦場に立つ {/netabare}

8話「アキバレイド」
{netabare} パジャマパーティー描写が可愛かったわ~。
アカツキやレイネシアが少しずつですが成長した回でしたな。
細かい伏線やら設定が地味多かったけど、大まかなのだけでも…。

カナミ編で絡んでくる、伏線的なものがちらほら、ルグリウスは、元「イズモ騎士団」の《古来種》やら異なるステータスが交互に表示など。

《口伝》は獲得できる保証も無いまま、磨き続けた技能。システムが後付で命名…。本人からしたら「くだらない」

【アカツキ】
・水楓の乙女たちが作ったり持ち寄った装備に包まれて、アカツキとマリエールの初レイド。
・装備やスキルなど他に強さを求めた以前の自分?と対峙。
・《口伝》影遁を会得。
・〈霰刀・白魔丸〉破壊、ルグリウス撃破。

【レイネシア】
・〈動力甲冑〉盗難により、無害と見ていた〈大地人〉による襲撃事件。
・菫星の責任丸投げは、困ったらお祖父様やクラスティに丸投げしてた自分と重なる。
・ヘンリエッタのサポートもあり、以前の自分と決別すべく、〈大地人〉全体の責任を背負いアキバの街の戦闘禁止&モンスター結界の10年単位での機能停止を決断。 {/netabare}

9話「変わりゆく戦場」
{netabare} 24人フルレイド戦闘で、ボスが2体増援…72人居ないと無理だ状態で全滅。
シロエ大災害後の初死亡。
《円卓会議》のコネを使い情報収集。〈大地人〉〈冒険者〉以外のこの世界に引き込んだ《第3の存在》の可能性…。
真意を伝えないまま、出し惜しみして失敗…。次こそは…。

地味に色々設定を把握してないと、無理ゲー、自問自答、説明回と感じちゃう気が…。 {/netabare}



原作でも判明して無い、オチを妄想…
{netabare}
・実は未来的なオチ??もしや箱庭系?
・科学の進化しきった時代→暗黒期→エルダー・テイルの世界

《第1森羅転生》滅ぼされたアルヴ族の六傾姫が、魂魄の魂(MP)を集め亜人間(モンスター)を作った
《第2森羅転生》〈冒険者〉を作った→
《第3森羅転生》とは…。
ゲーム世界に人が閉じ込められた?精神だけ持って行かれたのか?現実の自分は?そんな事は原作でもまだ明かされて無い…。
しかもまだ終わって無い…何が起こっているのか…。

・魂魄理論で行くとテストサーバーに魂(MP)が行き、自分(魂)の一部(MP)を少し流しエルダー・テイル世界へ戻る…。
テストサーバーにMP集まりまくってるよね…。もし《第3の存在》がその膨大なMP利用できたら…。〈望郷派〉という「十分なだけ死ねば地球に戻れる」なんて主張してる団体も…。死が増える事でMPがドンドン貯まって…。

な~んて事まで考えれる展開なんだけど、そんな事はあくまで伏線的な設定で、原作でもその辺はまだ明かされて無いので、実は細かい伏線を追い勝手に予想する楽しみもログホラの好きな所。

色々と比較される某ラノベ作品を、web時代のまだ販売前の完結まで読んだ上で個人的感想だと、
ピンチ →「うぉぉぉぉ!」謎パワー →勝利 
ほぼこれです。トラウマ展開ちょこちょことハリウッド映画みたいな分かりやすい展開で考えず見れ、素直に映像を楽しむには良い作品。

ログホラも原作既読ですが、地味に細かい設定まで作り込んであり、なろうサイトで橙乃ままれさん本人が認めて二次創作から、本家に反映される設定など、アニメとしては色々と大変そうかな…。
年少組とカナミ編は分かりやすい話なので期待。 {/netabare}

~~~~~ 追記 ~~~~~

14話「カナミゴーイースト」
{netabare} 新たな存在の典災、ステータスの2重表示、そして《放蕩者の茶会》元リーダーのカナミが、周りを巻き込みながらの旅編。Botや古来種まで巻き込み、ユーラシア最東端ヤマト目指しGOイースト

ミナミでKRがカズ彦との会話で、9月頃のカナミとの旅を回想って感じでスタート。(初見さんは混乱しそう…)最後も回想明けって感じでミナミの風景…。既読だからわかるけど初見さんは…。

絵コンテさんなのか、監督さんなのかはあれですが、初見さんにはかなり分かりづらい気がします。

・進行してるカナミ編とは全く別の伏線ぽい冒頭と終わり…。
・シロエ班、アカツキ班の別エピソードの同時進行…。
・1エピソード(原作1冊辺り)5~6話だったのが、まさかの1話
・アニメオリジナルエピソードが14話中2つも…。

原作は芸が細かくて好きなのに…雑にして…。
今回もね、原作じゃハーフガイアの距離をちゃんと計算する会話あって、留学先のイギリスから5000kmを1日50kmで3~4ヶ月まあゆっくり行っても半年なんて会話してて…。時間や時系列などバックボーンがしっかりしたストーリーなのに。。。
気が付いている人もいるとは思いますが、もういつ登場してもおかしく無いのです・・・あのリーダーが・・・

{/netabare}


15話「旅立ち」
{netabare}
ログ・ホライズンのシロエ&直継、アカツキに続き、年少組(トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルディ、セララ)のお話。
年少組だけで初めてのクエスト。不安よりもワクワクな気持ちで準備。

・大地人の酒場で、五十鈴が好きな歌を披露すうるように。
・レベルが上った年少組は、マジックバックを作るの素材集めに、アキバからレッドストーン山地(長野の赤石岳)まで遠征することに。
・道中の街や村で、演奏もしたいねと目標も立てて出発
{/netabare}


16話「真昼の吸血鬼」
{netabare} 年少組だけのツアーも兼ねた旅。野営になろうと料理を失敗しても、旅のスパイスと楽しい感じ。そしてロエ2が登場。。。活字だとあれですが、ビジュアルやら何やらかなりネタバレ感がすごいですな・・・瓜二つです。
ミナミの街でも不穏な動きが・・・

そして、ロエ2で始まる原作ep10、発売前の新作冒頭部分がなろうサイト橙乃ままれさんのマイページ、活動報告で書かれていてその冒頭部分だけでも色々な今まで謎だった事やらワクワク感が。。。アニメを脱線しました・・・

・クラスティが行方不明になり3ヶ月以上、何とか〈DDD〉を持続させるも脱退者流失は止められない。
リーゼもお茶会の友達に癒されながらギリギリの運営。 {/netabare}


時系列(ex竜吼山脈編部分も追記)
物語が始まる以前の話
{netabare} 《神代》伝説の彼方に沈んだ遥か昔  
[大地人サイド] ユーレッド大陸(ユーラシア大陸)を中心に繁栄していた伝説

【350年前】(29年前) 
   [大地人サイド]魔法発明者〈アルヴ族〉絶滅。(〈人間〉〈エルフ〉〈ドワーフ〉により)

【300年前】(25年前)
 [大地人サイド]
・アルヴ王族の姫が愛玩奴隷。
・〈六傾姫〉反撃。《第一の森羅変転》 亜人間(モンスター)発生。

・人間族などの対抗策〈猫人族〉〈狼牙族〉〈狐尾族〉〈法儀族〉誕生。
・亜人間危機より新大陸ウェン(アメリカ大陸)への移住者も現れる。
・〈古来種〉誕生。

【240年前】(20年前)
 [大地人サイド]
・人間族側対抗策 《第二森羅変転》〈冒険者〉出現。
 
 [冒険者サイド]
・エルダー・テイル発売オープンβ開始。
・進化しきった科学文明(神代)が「引き裂かれ」、長い暗黒期のあと再構築された世界(エルダーテイル) {/netabare}

1期
5月 【大災害】《第三森羅変転》、拡張パックLv上限100になる。
{netabare}【アキバの街】
シロエ、直継、アカツキとPK撃破、〈三日月同盟〉代わりにススキノ遠征、デミクァス撃破セセラ救出。帰路でゲーム時代には無かったにゃん太の【味のする手料理】
【ミナミの街】
〈Plant hwyaden〉ギルマス濡羽、貴族と斎宮家に取り入る。{/netabare}

6月 《円卓会議》結成。
{netabare}【アキバの街】
・格付けによる治安、初心者軟禁ギルドの存在を聞く
・シロエ〈記録の地平線〉結成ギルマスとして〈三日月同盟〉協力要請。(軽食販売クレセントムーン)開店。
・3大生産系ギルド〈第8商店街〉〈海洋機構〉〈ロデリック商会〉と契約。ギルド会館購入。
・アキバの街代表12ギルド集め会議、〈シルバーソード〉退席。
・11ギルドで治安回復や問題解決機関《円卓会議》結成。
・ゲーム時代には無かった【蒸気機関】開発
・同時刻、初心者救出作戦。ミノリ、トウヤ救出。
・〈記録の地平線〉新しいギルドホール引っ越し。トウヤ、ミノリ加入。

【ミナミの街】
・濡羽がミナミ衛士機構掌握。衛兵を私兵化。
・貴族と執政家を使い、大神殿ゾーン購入。〈Plant hwyaden〉ミナミを掌握。 {/netabare}

7月〈自由都市同盟イスタール〉から〈円卓会議〉に書状。

8月 クエスト「ゴブリン王の帰還」発動。
{netabare}【アキバの街】
・マリエール責任者の新人プレイヤー夏合宿
・〈円卓会議〉代表選抜メンバー〈自由都市同盟イスタール〉へ
・遠征軍帰還後に、基本条約、相互通行通商条約、平和条約を締結。

【チョウシの町】
・ミノリ、トウヤ、セセラ、五十鈴、ルンデルハウスでパーティを組み合宿訓練。
・〈冒険者〉60人に対し1000体以上のモンスターがチョウシの町に進軍。
・ミノリPT戦闘に勝利するもルンデルハウス死亡。大地人のため蘇生呪文無効。シロエに助けを求める。
・シロエ、ゲーム時代には無かった【契約術式】を開発。ルンデルハウス〈大地人〉から〈冒険者〉として復活。〈記録の地平線〉加入 {/netabare}

{netabare}【エターナルアイスの故宮延】
・クラスティス、レイネシア姫と初対面。
・シロエとアカツキ、大地人〈ミラルレイクの賢者〉リ=ガンから魔法の等級、〈森羅変転〉、〈魂魄理論〉を聞く。
・遠隔中継で〈円卓会議〉開催。東北から最低でも2万弱の軍事侵略「ゴブリン王の帰還」と推測。
・レイネシア姫、アキバの街で演説。義勇兵1200人以上の遠征軍にて緑小鬼の将軍とレギオンレイド戦闘。撃破。

【ミナミの街】
・クエスト〈スザクモンの鬼祭り〉発動。{/netabare}

9月 マイハマで条約締結の祭典。 ※14話部分追記
{netabare}【アキバの街】
・五十鈴〈三日月同盟〉から〈記録の地平線〉へ加入。レイネシア親善大使としてアキバの街へ。

【アオルソイ】
・イギリスに留学したカナミは、コッペリア、エリアス、レオナルドKR、を巻き込み、唯一拡張パック導入の日本へ向かう。
(ハーフガイア距離5000km、1日50kmで約3~4ヶ月…軽い感じの旅)
・疫鬼と言うステータス2重表示に会う。
・典災と表記されし者を撃破
・KR、通常は契約できないランクのガーネットドラゴンを召喚、黒竜撃破。契約に基づき赤竜に身体の一部を食べられ。
ヤマトサーバで復活。

【ミナミの街】
・イコマの〈Plant hwyaden〉本拠地にKR訪問。元放蕩者のお茶会メンバーKR、カズ彦、秧鶏、再会。
・KR〈Plant hwyaden〉に加入。
{/netabare}

10月『天秤祭』開催。
{netabare}【アキバの街】
・神聖皇国ウェストランデ貴族マルヴェス卿による情報飽和攻撃も円卓会議で退ける。
・濡羽とシロエ対面。〈Plant hwyaden〉に勧誘を断る。{/netabare}

2期
11月パルムの深き場所 新レイド
{netabare} 【アキバの街】
{netabare} ・アニメオリジナルep「ギルド対抗アフターハロウィン大運動会」
・[円卓会議] ギルド会館など外的侵略防衛の為買った施設維持費で財政が破綻→供贄一族(衛兵、銀行、街ライフライン、モンスター結界などのシステムなど管理している一族)若頭の菫星にシロエ80兆の融資を断られる。
・アカツキ 表向きはレイネシア護衛(ミナミの監視を欺く意味も)と言う名目で残る事に。「強くなりたいな…」 {/netabare}
【遠征軍】
・「ゴブリン王の帰還」討伐遠征。

{netabare}〈DDD〉クラスティ〈黒剣騎士団〉アイザック〈第八商店街〉カラシンなど主要メンバーを投入した大地人の村など襲わせない為の包囲殲滅作戦。{/netabare}
【シロエ&直継】供贄の里→ススキノ(北海道)→パルムの深き場所(秋田)
{netabare} ・シロエ、ひとり供贄一族の里に乗り込もうとするも直継が付いて行く。2度めの交渉。融資はレイド挑戦を見て考えると言われる。
・円卓会議から抜けススキノに移ったウィリアム(ミナミの監視が離れた?!)にフルレイドメンバー(6人×4組)依頼。
・ススキノの街が〈シルバーソード〉が来た事で治安回復していた。
・〈シルバーソード〉にデミクァス、テトラを加えたメンバーでレイドに向かう事に。 {/netabare} {/netabare}

12月 アキバレイド
{netabare}【シロエ&直継組】 
{netabare}・アニメオリジナルep〈一なる庭園のヴァンデミエ〉〈五なる庭園のエルレイーダ〉
・3週間ほどかけてレイドボス2つ撃破。


・〈七なる監獄のルセアート〉と戦闘中。〈三なる監獄のイブラ・ハブラ〉〈四なる監獄のタルタウルガー〉フルレイドBOSS2体追加。
・〈シルバーソード〉とシロエ組 全滅
・大災害後の初死亡、死にたくなった過去を再体験。
・ロデリック、ソウジロウ、ミチタカ、カラシンと円卓会議のコネを使い情報収集、結果〈大地人〉〈冒険者〉以外の第3の存在は居ないという情報ばかりが用意されたように集まったことを思い返す。
・月?の14番目のテストサーバー〈Mare Tranquillitatis〉でアカツキと会う。
・アカツキと共に記憶を捧げエルダーテイルの世界へ
・ギルマスのウィリアム思いをぶつけ、ギルメン達にも想いが伝わる。
・再度フルレイドBOSS3体同時攻略。
・デミクァス、シロエを最深部まで送り届ける。お互い「折り合わない」と言う部分で折り合いをつける。
・菫星との再交渉。
・ゾーン購入と言う冒険者だけが制限を設けられる仕組みを、購入後ヤマトに譲渡する事で大地人と公平な権利に、不平等は争いの種。
・ヤマトの地表全体を1度購入するための融資。
・ウィリアム達、ギリギリで2体撃破。シロエの交渉成功により、ゾーン安全化にも成功。
・てとら〈記録の地平線〉に加入。
・アキバに帰還。 {/netabare}

【アキバの街】
{netabare}・秘伝より上のゲーム時代には無かった特技階級《口伝》が街の噂に…(秘伝はレイドでしか習得出来ない)
・護衛というレイネシア邸でのお茶会に〈D.D.D〉〈ロデリック商会〉〈三日月同盟〉女性メンバーも参加。
・アキバの街に殺人鬼
・〈西風の旅団〉に続き〈ホネスティ〉からも犠牲者
・供贄一族若頭、菫星からレイネシアに〈動力甲冑〉が供贄衛兵のひとりに盗まれ〈大地人〉が冒険者を襲ってる犯人だと伝えられる
・ソウジロウ、アカツキ敗北。死亡
・〈ロデリック商会〉大災害は終わっていない。(性差が影響を受ける、ヤマトが大きく、フレーバーテキストが使う者に影響、サラダ程度なら誰でも)
・〈霰刀・白魔丸〉怨嗟のフレーバーテキストに侵蝕された、フルレイドボスルグリウスの能力も併せ持つ。
・〈殺人鬼〉エリア人数による能力上昇が判明(屋内人数は含まれ無い)
・レイネシア邸(水楓の館)が本部な性質上、女性のみで部隊編成(レイネシア邸お茶会メンバー)
・〈円卓会議〉に夜間外出禁止令を要請。

・アカツキ、マリエール組が殺人鬼と遭遇。
・レイネシア、アキバの魔力供給停止。
・アマノメ多々良による打ち直し〈喰鉄虫・多々良〉を使い〈霰刀・白魔丸〉破壊。殺人鬼事件解決。 {/netabare}

【遠征軍】
{netabare} ・1ヶ月で全体の3割ほど討伐。北東部〈大地人〉安全確保の為〈七つ滝城塞〉へ追い込むゆったりとした山狩り進軍。
・ゲーム時代に無かったゴブリン軍が戦闘訓練
・高山三佐の武器〈カラミティ・ハーツ〉フレーバーテキスト「一振りであらゆる災厄を引き起こすとされる死神の鎌。」
・〈カラミティ・ハーツ〉が赤く輝き、クラスティを光に飲み込む。高山三佐も片腕欠損。 {/netabare}  {/netabare}

~~~~~ 追 記 ~~~~~
2月 アニメオリジナルep。2.14甘いワナ

3月 
【年少組】
・魔法の鞄の素材を求め、トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルディ、セララ達だけの旅開始。(3月1日の4日前)
・木こりがモンスターに襲われてるのを救出、護衛。
・ロエ2に助けてもらう。

【ミナミの街】
・冒険者が作って飽きてしまった鋼鉄列車に十席の一人で大地人ミズファ、お目付役にカズ彦。


あくまでも個人的な意見です┏○ペコリ
ログホラ大好きな作品。(14.10.06)
{netabare}ログ・ホライズンは、書籍販売後もWebで全部読めてしまう作品。

なんと言っても「小説家になろう」サイトで試食とは言わず全部読めちゃうんです。
今現在も、原作者の橙乃ままれさんが新作も書籍化前にWebで先に公開してくれちゃってるんです。

…ですが、書籍版は挿絵やら加筆、巻末には戦闘時のMAPやモンスターの設定など買って良かったと思えるプラスαが盛り沢山なのです。
原作やBDなどもそうですが好きな作品へのお布…ゲフンゲフン。

まだ9/29発売新作入れても8冊なので、未読の方には好きなBGM聞きながら秋の夜長のお供にオススメの1冊です。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

冒険者 みんな揃って ログホラ依存

原作未読 全25話

1期も25話あったのでここまでしめて50話とボリューミーです。
3期やることを知ってるので未完だと事前にバレてるとこからの視聴です。この2期25話を使って掘り下げたと見るべきか、逆にだらだらと引き伸ばしやがってとなるかは微妙。やや前者寄りかなと評価している『ログ・ホライズン』2期でした。

閉じ込められたところはプレイ時と微妙に異なる世界が拡がっている。
違和感を修正しながら、ノールールな世界に秩序をもたらしつつ現実世界に戻る鍵を探る。『シムシティ』『A列車』の街づくり。『信長の野望』の国造り。解説付きプレイ動画みたいなとこありました。

戦闘では「バトルの見ための面白さ」「独自設定の説明に納得する」「戦闘明けの新事実発覚への期待」なんてのがお楽しみ要素でした。
街づくりや擬似外交は良い意味で政治要素を含み、納得感のある意思決定プロセスを踏んでました。

 でもこれの延長だけでは飽きるでしょ?

街づくりシミュレーションゲームも強くなってしまえば作業ゲームに成り果て陳腐化します。戦闘も敵方に新しい要素を入れ続けないと飽きてくるので後々の整合性を保つことがきつくなってきます。

という事情があるのかないのか、中心人物のシロエやアカツキらの露出を下げてサブ達が活躍。作品評価爆上がりせずとも安定してるように見えたのはそんな不断の努力があったからでしょう。


実はちょっと危惧してたことがありました。1期レビューの締めで触れてたこと。
この世界に慣れて正常性バイアスが働き、いつまでもこのまんまみたいなのでダラダラ続くようだとちょっときつくなるかもしれません、と。

懸念通り日常回多め。主要人物から周辺キャラへシフトさせ目線外しをしてそうに見える展開。
なんですが実際はやや違いました。ギリ踏み止まったと感じます。

戻りたい戻れない。帰りたい帰れない。だけではなく、この世界に居続けたい。戻りたくない。帰りたくない。期間が長くなるにつれての人心の荒廃にきちんと触れていた2期だったと思います。
中間地点の位置付けな2期において心ならずも閉じ込められた人たちの葛藤描写があったことは僥倖でした。これがあったおかげで3期も楽しめそうです。ではLET'S 3期!



※ネタバレ所感

■モラトリアム

大地人(元NPC)を除き現実世界から連れてこられた冒険者は死なない世界です。
これキツイですよね。元の日常への憧憬があればあるほどしんどいです。振り返ると当方ゲームに閉じ込められたり異世界に飛ばされたりする作品の評価がそれほど高くないです。現実世界での傷を慰撫する傾向が強いことが理由。なお現実世界と謝絶しリセットして無双するやつは論外。
その嫌ーな感じの部分にきちんと向き合っていて好感を持ちました。

{netabare}某メガヒット映画のプロモ映像でこうありました。

「老いることも死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ」
「老いるからこそ死ぬからこそ 堪らなく愛おしく 尊いのだ」と。{/netabare}

{netabare}具体的に触れたのが第19話。こぞってワイバーンに潰されにいく騎士団の面々。常時は目が死んでいて死ににいく時は恍惚としてて、トウヤの葛藤と合わせてやっと深淵に触れたと思える回でした。{/netabare}

現実はこうである。今いる世界はこうである。よって…に対して多様な想いを用意してましたね。



■{netabare}シルバーソード/ウィリアムの厨二演説(第10話){/netabare}

普段なら鼻で笑ってたかと思います。

{netabare}ウィリアムさんの回想。面罵される日々。

「で、それって何の役に立つの?」
「へー…ゲーム?」
「いまどきPCで?ソシャゲでよくね?」
「休日に家にいるの?」
「お前、カラオケとか誘われなさそうだもんな。」
「パソコンに話しかけんでしょ?」
「もっと将来に役に立つ趣味にすれば?」
「まあそういう人もいるよね」{/netabare}


正論。というより私も同じ考えです。


{netabare}レイドボス3体同時出現で心が折れそうなメンバーにどう声をかけたらいいのか?
それで感動的な劇伴を背後に、ウィリアムさんが捻りだしたのが以下↓文字おこし

それじゃあいつらと同じじゃねェか
分かった風な顔して有り難いアドバイスとやらをしてきやがった
そうだと思うよ。それがどうした。クソくらえだ
負けちまったぜ。全滅だ。もうお終いかもな。無駄だったんだろう
連中がいつも言うように俺たちが馬鹿で愚にもつかないことをやり続けてきただけなんだろうよ
引き籠りのゲームジャンキーだ。廃人だぜ!

でもそれがどうした。そんなの先刻ご承知なんだ。わかっててやってるんだ
でも俺たちはゲームが好きなんだ。これを選んだんだ。これで終わりでもいい

だがよ。ゆずれねぇ。ゆずっちゃいえねえもんってものがあるんだよ。たいしたことないさ
レイドに負けただけだ。そんなことはよくあることだ。ショックを受ける必要なんてない
だってこんなのサーバーに記録された勝敗データが1個増えるか増えないかってだけのことじゃないか
ゲームなんて子供の遊びだ

神様にだって無駄だったなんていわせねぇ
サーバーに記録されたビットの情報に何の意味があるかって?
あるんだよ意味が。俺があるって決めたんだ!
それは凄くて素晴らしいもんだって俺が決めたんだよ
神様の決めた正しい価値ってもんがあってそれが万人に通じるはずだとか…
そういう与太を信じてる連中にはわからねーよ
どんなにアホに見えたって、偽物じみた金ぴかだって俺が…
俺たちがそれは凄いと思ったらそれは凄いんだよ
それが選ぶってことじゃねーか。俺たちは選んでここにいるんだ!

俺たちはエルダーテイルで過ごした。長い長い間過ごした
そこに強敵が現れて、俺たちは剣だの弓だのを担いで突撃するんだ!
わーっって叫んでガキみたいに突っ込むのさ!
そんでもって勝ったり負けたりするんだよ
あーそうだよ。全部サーバーの上でビットがパカパカ1になったりゼロになったりしてるだけだよ
それがどうした?俺たちはそのために血道をあげてるんだ。それがすげーんだ

勝ったら大喜びで戦勝記念だ。幻想級を山分けで乾杯だ
負けたら悔しくなってそのまま反省会で、日を跨ぐまで騒ぐんだよ
くだらねぇって言いたければ言え。おもちゃだろうが安ピカだろうが関係ない

俺らが凄いって思って俺らが時間をぶっこむって決めたら…それは本物なんだよ!{/netabare}


ふーっ…文字起こししんど。。。

{netabare}{netabare}1ミリも共感できません{/netabare}

普段なら鼻で笑ってたかと思います(二回目)。
ところがどっこい、いわゆる陰キャのリアル。鬱屈した負の感情の吐露ってのを描くことは珍しいんじゃないかしら…と思ってみたり。うん悪いことではない。
当初は感動的なBGMだったことも手伝ってどうみてもお笑いシーンとしか捉えられなかったんですけど、今でもウィリアム良かったよとは到底思えないんですけど、共感も全くできないんですけど、大事なものを守りたいのは伝わってきました。

思えばシロエも対人非干渉のポリシーを曲げギルドを結成したりと、今いるエルダーテイル世界で変化を受容してきました。ウィリアムは一見それとは異なる力学が働いてそうにみえて、現実世界で自身の気持ちを訴えることなく過ごしてきたのでしょう。その殻を破ろうともがいてるように映りました。{/netabare}

総合ではなくEテレでやってもいいくらい示唆に富んでいたものと思います。


■渋谷のテレビ局 ww

ともち上げたところで…

{netabare}はい、みなさまのN○Kですね。
魑魅魍魎うずまくダンジョンを抜けて衛星かなにかで中国サーバーと繋げてカナミと交信した場所。

批判の意図はないですけど、毎月のように逮捕者出してたり以前はCCTV(中国中央電子台)の日本支局が放送センター内に同居してたのが記憶に新しい。メタ的な回りくどい自己紹介といいますか「オープンな社風だなあ」とむしろ感心した次第です。{/netabare}



視聴時期:2020年11月 

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2020.11.21 初稿
2021.09.08 タイトル修正
2022.02.13 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ねじれの位置にある行間を楽しむ、読者だから

まあまあ。
戦闘だけは良かったかも。

原作読者として、
セララの声を聴ける、{netabare}
キャベツ、ゴチになります♪ これだけは評価10点や!!!!!!!!!!!{/netabare}
戦闘、特にエフェクト?(色や音や動き)を見れる、
本とは違うところ、ざっくり言うとアニメを楽しめる、
のがイイとこでしょうか。
・・・3点目は適当だなw

だが、敢えて言う、とかではなく本当に心から賞賛を送れることがある。、
「カナミ ゴー イースト」
あの話だけは最高だった☆☆☆☆☆

カナミさん、{netabare}ケロナルド、大地人のメイド、伝説の騎士{/netabare}
この4人にログ・ホライズンの魅力が溢れんばかりに詰まっていた、
ある1点を除いて。

それは{netabare}デリシャスさん{/netabare}ではなく、であるかも知れんが、そうではなく、
腹黒メガネだ。
あの雰囲気、知的魅力までは伝わらない。

他にも伝わらない、{netabare}
アカツキの苦しみ、レイネシアが背負う重圧、編み出された奥義の存在感、
直継の強さ、共に歩んだ月の景色、ウィリアムスの慟哭、デミカスの怒り、
大地人のお偉いさんの重責、シロエの決意、
猫耳娘が受けた衝撃、老けた侍の決断、トーヤの痛み、ミノリの判断、
ミノリのかわえさ、マリエールさんのふっくら感、アカツキのかわえさ、
デミ嫁のかわえさ、鍛冶屋さんの凛々しさ、料理人のかわえさ、
巻き毛のいじらしさ、三佐の喪失感、メガネのかわいさ、
メガ2のえろさ、ミノリのかわいさ、セララのかわえさ、五十鈴の無謀さ、
ミノリ、セララの羨望の色々、にゃんたさ~ん☆、マリ姉のデレデレ感・・・{/netabare}
まあそんなところだ。


欠点を述べるのは簡単だ。
あの企業のみみっちさ、柔軟性のなさ。
声優をたくさん使えるのは、ってのはWhite Boxさんが民間でやってのけているので、
それは評価に値しない・・・すごいことには変わらんが。
OPを再利用しているくせに、特殊OPもEDも用意しない。
せめて、OPなしとかEDなしとかできたでしょ?
まあ、その時間を節約できるってのは分かるけど。

・・・2度も言うのやなんだけど、ED、雰囲気考えようよ。

キャラデザ、男は悪くないけど(※興味関心が低いわけではないと思いたい)、
1期から出てる女性人はでっぷりしたな。
2期から出てきたキャラは違和感ないけど、
セララさんになんか恨みでもあるのかいな~

リアルだれだれ、なんでハラカズヒロさん絵じゃダメだったのかなwwwww
いいじゃん、アニメなんだからファンダジー絵のままの現実世界で。

オリジナルも、まあ嫌いじゃないけど、
媚びるんだったら徹底してね♪

・・・ひばりたちの羽ばたき、あのチグハグなのに纏まっている感じが、
感じられなかった。

何で毎回あったシロAパート、やめちゃったんだろう。
ネタがなくなったら、ミノリやセララが語るとかあるじゃん!
ミノリが語るとかあるじゃん!!
ミノリがいるじゃん!!!

・・・ごほん。
それでも、そこそこの宣伝にはなったと思う♪


すんません、上から目線で。

だから言います、感謝します。

アニメ化してくれてありがとう、特に1期!
それで原作を知ることができました!!
あの厚くてデカイ本!!!
デカ過ぎ!!!!
そして、素晴らしい!!!!!

どこで放送されようが、どこが作ろうが、もうウェルカムです。
素晴らしい作品をどんどん露出して出血大サービスで、
よろしくお願い申し上げ奉りえんどおぶそうろう。





第6回(ってことにした、回数振らんとね)ABC会議「愛を騙、語ろう」

心の叫びなので、見る必要ないっす ※未完→{netabare}

A=エース気取り、B=バカ、C=小さい心、大きな欲望

A「・・・既婚者でもありだな」
B「ありだ!」
C「バツ2とかだったら、なんか魅力2倍な気がする!!」

続きはご希望と元気があるときに・・・

{/netabare}





★1話感想→ {netabare}

2014.10.04 23:09
≪一話感想『二期』 ※☆の評価は完走後≫



二期だな。

※ネタバレは極力含まないがウザいので括る脳内会議{netabare}
A=エース気取り、B=バカ、C=ちょこざいな!

A「説明は必要だ」
B「・・・分からん」
C「原作通りでは無理があるか」

A「雰囲気は伝わっただろう」
B「キャラ多いな」
C「この流れは納得いかないね」
A「うるせーなチョロチョロと!」
C「ひっ」

A「映像から戦闘は期待がもてるだろう」
B「いけるなレイド!2期はバトルメインだな!!」
c「・・・」

A「我々はメディアの違いを理解しなければならない」
B「というか、1話じゃどうにも判断できないでしょ」
c「・・・ログホラとしてどうかな・・・」

A「まあ、あれだ、原作がー原作がー言っても仕方あるまい」

A「とりあえず、2期を観たいやつは1期を観ろ!」
B「だな♪」
c「・・・みのりたちの話は、」
A「メディアの違いを理解しろ!!!!!」
c「ひぃっ」

A「我々はアニメも、原作も、楽しむ気概を持たなければならない」
B「そうだそうだ」
A「つまり、アニメを評価するには、まだ情報が足りないということだ」
B「そうだぁ」
C「1話でやっちゃってるじゃん!」

A「・・・」
B「神殿送り、何回にしますか」
A「80,000,000,000,000!!!!!!!!」
c「ひぃ~~~~~~~~」{/netabare}

・・・話すことないなw
なんかキャラデザが微妙にリアルになったかな。頭身が増えたというか、長くなったというか。{netabare}
リアル直継はどうにかならなかったのかw ログホラ絵じゃダメだったのかな~{/netabare}

作画というか映像で楽しむ分には期待できそうだけど、
物語の大事なところを丁寧に描いてもらえるかは、不安。
同じ過ちを繰り返さないことを・・・ぐふっ。
◇参考 1期の感想 → http://www.anikore.jp/review/866302/

とりあえず、ログホラ二期観たい人は一期観てきな~{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

72.4 2 リーダーでモンスターなアニメランキング2位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (269)
1063人が棚に入れました
迷宮都市オラリオ―― 『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、 仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、 さらなる<昇格ランクアップ>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。 書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。 未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一歩を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、――【眷族の物語ファミリア・ミィス】――
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今回はひたすらダンジョン

前半はひたすらダンジョンで強い敵を攻略していく。
途中、人魚の力も借りて。普段全裸なのに貝殻ブラジャーの概念あるんかい。

ベルがモテモテすぎて段々と腹立たしくなってきたぞ。
あり得ないくらいレベルアップして強くなっているからか?

予知夢見終わった後のカサンドラが前はだけてエロい。好き。
誰も信じてくれないのは辛い。苦心が見て取れる。責任感じてしまうよ。
神がいるんだから予知夢くらいあるでしょ。信じてやれよ。でも、逃れようとすることも予知の範疇。

リューさんはやはり極悪ではなかったですね。こんな熱くなるタイプだっけ?{netabare}かつて仲間を殺したファミリアのメンバーにまたも嵌められてしもて。モンスターテイマーの獣人に他の人たちも見事に騙された。ダンジョンが勘違いって...どゆこと?予定より早くダンジョンの強モンスター復活。ダンジョン自体が生き物というか免疫反応みたいな感じで強いモンスターを生み出してしまうらしい。研究して手懐けたい願望。{/netabare}
今までにないくらいのスプラッターに心の準備ができてないっす。{netabare}ベルの腕切断と頸部への一撃は想定してなかった。ここは予想していたけど、人魚さんの圧倒的自己犠牲はさすがやでえ。テイマーが操れなくてすっぱり切断は予想通り。
あり得ないくらい強いベルをもってしても倒せない強敵もいるうえに、頭2つのドラゴン。しかも、蛇に飲み込まれてかなり下の階層へ。{/netabare}

淡々としている感じがあってアイズさんも出てこないし、退屈していたが、徐々に面白くなっていく感じがしたので、次クールに期待。


OP
天灯 sajou no hana
ED
Guide 早見沙織
前期から続けてsajou no hana。良き良き。
早見沙織さんがED担当とは。もう声優よりは歌手ですね。映像のヘスティア様の最後のキスは果たして実現するのか。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
迷宮都市オラリオ--『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け。さらなる<昇格(ランクアップ)>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一本を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、--【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】--


新章 迷宮篇 第1話 出発前夜-プレリュード-
異端児(ゼノス)の救出、好敵手(アステリオス)との戦闘を経て、Lv.4への昇華(ランクアップ)を果たした【ヘスティア・ファミリア】の冒険者、ベル・クラネル。それに伴い派閥のランクも上昇、ベル達はギルドから強制任務(ミッション)を課されることになる。その内容はダンジョン到達階数の更新--。異端児(ゼノス)との共存の道を模索するため、ベル達はより深く、ダンジョンの深淵へと挑んでいく……

2. 巨蒼の滝-グレート・フォール
ミアハ、タケミカヅチの派閥、そしてアイシャも伴い、派閥連合のパーティでダンジョンへ挑むこととなったベル達【ヘスティア・ファミリア】。ふたりのLv.4冒険者を擁するパーティは、順調に中層を突破し、中層と下層の分水嶺となる24階層で野営を張ることに。未踏の領域--下層への侵攻(アタック)準備も整え、ベルは、今回の遠征の先、未だ遠いダンジョン踏破の先を見据え、決意も新たに歩みを進めていく--

新章 迷宮篇 第3話 『寄生-ヤドリギ-』
25階層での異常事態(イレギュラー)--強化種となり知性を有したモンスターに強襲され、千草は宿り木を撃ち込まれ、その身体を蝕まれてしまう。先だって強化種の被害にあったルヴィスの助言も得て、ベル達は地上への帰還よりも、強化種を討伐することで、千草を蝕む元凶を断つこと、そして強化種による更なる被害を未然に防ぐことを選択。だが、冒険者達が悩み抜いた末の行動すらも狡猾なモンスターには想定の範疇だった……

新章 迷宮篇 第4話 『水都の少女-マーメイド-』
強化種との戦闘のさなか、パーティからはぐれてしまったベルは、滝壺の底でマーメイドの異端児(ゼノス)、マリィと出会う。彼女の生き血で全快したベルは、マリィに連れられ安全な場所へと 一時避難することに。一方で、ベル不在となってしまったリリ達だったが、強化種の被害にあった冒険者達とも合流・連携し、後退しつつ強化種を誘い出す戦術を執る。しかし、ここでも強化種はリリ達の思惑を超えた行動に……

新章 迷宮篇 第5話 『聖火の英斬-アルゴ・ウェスタ-』
怪物進呈(パスパレード)に怪物の宴(モンスターパーティ )。おおよそモンスターにあるまじき戦術を使い、リリ達を追い詰める強化種だったが、春姫が起死回生の妖術【ココノエ】を放ち、形勢は逆転したかに見えた--しかし、強化種の狙いは、冒険者たちが集めた魔石。それらを喰らい、自らに更なる強化を施す……。アイシャまでも宿り木を喰らい絶体絶命の中、ルヴィスやドルムル達が自ら犠牲となることを提言する……

新章 迷宮篇 第6話 白兎の脚-ラビット・フット-
地上で、神々が昇格(ランクアップ)したベルやヴェルフのふたつ名を議論し、定めていた頃--無事、強化種を討ち果たしたベルと仲間達は、安全地帯(セーフティポイント)の18階層で身体を癒やし、地上へ帰還するための準備を進めていた。久々にベルとゆっくりした時間を過ごしようと、リリはベルを誘おうとするが……強化種相手に傷ついたルヴィスやドルムル、ダフネやカサンドラといった割り込みが次々と入り……

7. 予知夢-カサンドラ・イリオン-
リュー・リオンが冒険者を殺害--耳を疑うような話を耳にしたベル達。有り得ないと確信に近い思いを抱く面々ではあるが、リヴィラの冒険者達は色めき立ち、リューの討伐隊を組織していく。リヴィラの冒険者達が発見する前にリューに接触し、真相を明らかにする--そのためにベル達は地上への帰還を先送りにし、リューの討伐隊に加わることに。だが、ただ一人、カサンドラだけは、ベル達が決めた方針に反対の意を示した……

新章 迷宮篇 第8話 『混迷-ミラビリス-』
リューの討伐隊は、下層で起きた異変を受け、25階層での見張りと27階層への捜索隊に分割されることに。それに伴ってベル達も、捜索隊に参加するベルと、リヴィラで騒ぎを扇動したタークという冒険者を 監視するグループに分かれて行動を始める。狙い通り、ターク達は不穏な動きを見せ始め、リリやアイシャは彼らを追う。一方でベルは27階層に響く歌声を聞きつけ、独り捜索隊を離れ、歌声の主--マリィとの再接触を試みる。

新章 迷宮篇 第9話 『凶兆-ラムトン-』
過去の仇を追い詰める復讐鬼--そんなリューの姿を目の当たりにしたベル。しかし、それでもリューに冒険者殺害の真相を問いただし『やっていない』という言葉を引き出すに至る。すべてはジュラやタークがリューを貶め、殺害するために仕組んだ謀略……本性を現したジュラは強硬策へと舵を切り、調教(テイム)されたモンスターを呼び出す。それは、下層にいるはずのない--深層に生息するモンスター、ラムトンだった……

新章 迷宮篇 第10話 『破壊者-ジャガーノート-』
厄災来たる--それは、例外なく冒険者に死を運ぶ存在。それは、かつてリューの仲間【アストレア・ファミリア】を殺戮した怪物……それは、ダンジョンが秩序を保つために産み落とした破壊者(ジャガーノート)。ボールスが率いていた上級冒険者達が一瞬で生命を散らし、世界を恐怖・絶望・断末魔のみが支配するものに変じていく--ジュラの真の狙いは、この破壊者を呼び出すこと、そして、魔道具で支配することだった--

新章 迷宮篇 第11話 『過酷-エンドレス-』
破壊者の異常な力と速度、そして魔法反射--抗うことすら許されず、ベルは右腕を失い、首の骨も砕かれてしまった……リューの治療魔法により、なんとか生命は繋がったものの、破壊者の殺戮は続き、27階層に赴いた冒険者達は、ひとり、またひとりとこと切れていく--。そして破壊者の爪がリューに照準を合わせ、彼女が己の死を覚悟したとき……マリィの生き血で全快したベルが戦列に復帰、再度破壊者に闘いを挑んでいく--

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ベル君とその他大勢

【感想】
分割2クールで変なとこで終わるので、続きが放送される直前にまとめて見るのがいいかも

とりあえず前半クールだけでの評価

作画とても綺麗だし相変わらずダンジョンの構造にこだわりがあってダンジョン設定の解説が凝っていて良かった
面白かったけど尺稼ぎなのか、特にリリとかカサンドラのシーンがぐだぐだ悩んでいる時間長すぎて引きのばしている感じがしました

さらに分割2クールみたいで変なところで終わるし最終話で次回予告されていたけど続きいつやるの?って感じで間が空くと状況わからなくなりそう

前半終了時点ではシリーズをここまで追ってきたファンならなんとか見れるけど、今クールだけに限っていえばベルくん+その他大勢って感じになってるのが残念

【シナリオ】 {netabare}
今期は原点回帰のダンジョン探索に戻ったのは良かったけど、逆に言うとダンジョン探索しかない
3期とかにあった他のファミリアとの抗争とか町の様子とか全然なくて、今回の依頼にかかわるキャラクターしか出てきません
しかもヴァレンなにがしさんはじめとした華のあるロキファミリアの皆さんがほぼ出てこないのもきつい
突然変異の怪物を倒して町に帰還してここからどうなるんだろ?って思ったらさっき帰還したばかりの層に戻って、ずっと景色が変わり映えしないのも大きなマイナスかな?

ダンジョン潜る前に仲間達が攻略準備をしていて、パーティ戦闘がどうなるのか楽しみでわくわくしていたら期待外れでした
ベル君の急激な成長の速さが見ごたえですが、周囲の仲間を完全に置いてけぼりで一人でどんどん強くなるのがここにきてマイナスに働いている感じです
3期で仲間がいっぱい増えてやっと心強いパーティになったと思いきや、ベルくん一人で単独踏破できる階層のモンスター掃除くらいしか活躍機会がなくて強敵相手だと手も足も出ない
ほぼベルくん頼みでいてもいなくても関係ないむしろ足手まといだからついていかないほうがいいような状態でした
これではとてもパーティと呼べるものじゃなくて、仲間達の成長が急務なように思います

良いとところはやっぱりベルくんの急激な成長です、純粋な憧れの気持ちや強くなりたい気持ちが原動力になっている感じで応援したくなる主人公
ただ、ベル君以外のいる意味がわからなくなってきたのと、ファイアボルトの威力がますます大きくなって戦闘が機敏な動きとファイアボルトのワンパターンで単調になってきたのでそろそろ変化が欲しい
{/netabare}
【微妙だったところ】 {netabare}
・今回の敵役ジュラがもう少し大物感が欲しかったかも

・カサンドラの予知夢で不吉なことがあるって言っても誰も聞く耳持たないし、あれだけ具体的な不吉なシーンが見えているのに強く訴えないでずっともじもじしているのがひどい、信じてもらえるかわからなくてももっと具体的にどうなるか教えて強く止めるべきでしょ、なんのための予知なの?

言いたいけど言えなくて何度ももじもじして尺稼ぎするくらいなら、最初に全部話しちゃって「危険なことが待ち受けてるのはわかった、でもリューさんを放っておけないから行かなきゃ!!」って流れのほうが自然だし、同じ行くにしても危険を承知で行くって決めるほうが仲間って感じがしていいと思う

・パーティに指示を出す才能あるって言ってたけど、全滅のピンチに決断できずに迷う時間長すぎて、見捨てない選択をした尊さよりも
見捨てる気持ちが強かったからこそあれだけ迷ったっていう印象が強くて決断の遅さで状況を悪くしたように見えます、このシーンもぐだぐだしていて印象が悪かった

・水場に落ちたらどれだけ危険なのか必要以上に解説しすぎたせいで、その後ベル君が下に落ちてバラバラになって残された仲間達が全滅しかける展開が想像できてしまったこと

・ベル君は急いで救援に向かわないといけないはずなのに、ダンジョンで出会ったゼノスの子に見とれてて、そんな場合じゃないでしょって思った
「ダンジョンで出会いを求めるのは間違ってるだろうか?」
まさにこんな状況で、時と場合を考えてください、仲間が全滅しかかっています!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

まーさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神々と人類。1000年の時を超えた壮大な物語の新たなステージが幕を開ける!

ご存知「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズ4期TV版が7月22日より放映されます。原作 大森藤ノ(ラノベ) 制作J.C.STAFF。TVアニメ版 1~3期 全37話+各話OVA(外伝含む)。劇場版1話 構成。他コミック等メディアミックス作品。

【前書き】
知らない方は少ないメジャータイトルの1つ。J.C.STAFF渾身の力作。先日、本作の第4期放映が正式に公開され、そのPV2本他を視聴し「新章 迷宮編」の内容とOP楽曲「sajou no hana 天灯」に感動したので新章への期待を込めて書きます。

公式サイト︰https://danmachi.com/

PV︰ベルクラネルの軌跡︰
https://youtu.be/RglcGT_IoX0

PV︰新章 迷宮編︰
https://youtu.be/1Z_0xP-bS4Y

【本シリーズ振り返りを含めて】
2015年4月~TV版が放映開始され、劇場版「オリオンの矢」も人気だった、シリーズ新作が4期目となる長編人気タイトルです。時代は神々と人類が通じ合う約1000年の昔…。英雄に憧れを抱く少年ベル・クラネルが、神ヘスティアと出会い冒険者として歩み・成長する姿を中心に、仲間、友情、絆、愛、神々、人間、モンスター等、エンタメ要素満載の話題作。
当時の作画レベルとしては細かい描写に多少荒さはあるけど、キャラの個性豊かな描写に好感を持ったし、ストーリーにも引き込まれました。特に1期 8話…当初駆け出しでLv1のベルが、冒険者として憧れるアイズ・ヴァレンシュタインの稽古を受けた後、ある女神の策略で強敵ミノタウロスと対決するシーンには惚れました。このシーンで掴まれたきっかけは音響です。
当時の調べでは、音響担当 井内啓二氏による作品で明確な楽曲名は示されておらず、盛り上がりを観せるシーンで度々使われたため「英雄願望」「 英雄回帰」作中で描かれる英雄譚(物語)から「アルゴノート」などと呼ばれた壮大なオーケストレーションです。これは素晴らしい!後に2017年6月リリースの「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 〜メモリア・フレーゼ」に伴い、ゲーム版のサウンドトラックとして正式に配信されました。

https://youtu.be/wq1Aftaq_wI
(JASRAC準拠)

本作放映後は女神ヘスティアの衣装が「例の紐」と呼ばれ、キャラとして海外でも話題となったりと、注目度の高い作品です。
個人的には1~2期でベルの冒険、成長をワクワク観られたましたが、3期、モンスターがゼノスとなり、接触したベルは彼らを庇う役回りに…これまでモンスターはダンジョン内の人間と敵対する者として描かれていましたが、展開の変わり方に戸惑いました…。実は、ダンジョンには秘密が隠されているとの伏線はあったし、次期に繋げる期だとは解ってはいましたが、ベルが偽善者的な役回りで、人間側もゼノス側も戦わなければならない…辛かった事を思い返します。ラスト1期 8話で降したミノタウロス…アステリオスと再戦するシーンで「僕は英雄になりたい!」と発するベルに違和感も覚えました…。でも…敗北するも「僕、強くなりたいです」と言ってくれた事で、次期の展開、成長、変革が予感され、少しほっとし…期待値がアップしました。

本作を通じてベースとなる物語はギリシャ神話です。改めて背景等を確認し発見した事を少々…。

前述した楽曲から繋がりで「アルゴノート」って何だ?…。
文献を漁ったところ、ギリシャ神話に記されるアルゴー船に乗船した英雄達アルゴナウタイをモチーフにしていると思われ、なる程…繋がりますね。メインキャラはもとより、神様キャラやモンスターの描写も見直して、改めて作家(脚本家も含め)って、作品を描くのにベースとなる時代背景やキャラ設定を行うのに、ものすごぉ~く色々調べてるんだなぁ…って。凄いなぁと…。感激!

創造、創作ってとってもパワーが必要だから、作品を世に送り出してくれる関係者には心から感謝!

して…4期…。実はダンジョンは神々が人間に課した試練の場?…。その秘密が明かされて往く?…。ベルは!?仲間は?ダンジョンとは何なのか?…。放映を楽しみに待ちます♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

69.9 3 リーダーでモンスターなアニメランキング3位
ログ・ホライズン 円卓崩壊(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (199)
1017人が棚に入れました
ある日突然、人気オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に、数万人のプレーヤー『冒険者』が閉じ込められた!モンスターや魔法がリアルに存在する異世界で人々は混乱し、冒険者の街『アキバ』は秩序を失っていた―人づきあいの苦手な青年・シロエもそんな冒険者のひとりだったが、意を決したシロエは盟友の直継、アカツキ、にゃん太らとギルド『ログ・ホライズン』を結成。さらに、持ち前の知略を武器に冒険者の結束を呼びかけ、自治組織『円卓会議』を立ち上げ、街に平和と安定を取り戻す。この『円卓会議』を中心に、ゲーム世界のもともとの住人である『大地人』との交流も進み、筆頭貴族コーウェン家の令嬢・レイネシアがアキバに赴任するなど、冒険者と貴族や商人、一般市民などとの外交や取引も活発化していく。しかし、冒険者たちが異世界に飛ばされた『大災害』から1年が過ぎ、つかの間の繁栄を享受していたアキバの街には、新種のモンスター『典災』の襲来や東西の貴族どうしの権力闘争、冒険者間の格差・思惑の違いなど、多くの火種がくすぶり続けていた。そして、ついに冒険者の結束の象徴『円卓会議』に決定的な危機が訪れる…

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、伊瀬茉莉也、葉山いくみ、井上麻里奈、櫻井孝宏、名塚佳織、村川梨衣、下野紘、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

6年ぶり3回めですから

原作未読 2014年ぶりの3期め


自分は最近参加した後追い組です。これまで1期25話+2期25話ともはや大河ドラマ。
みなさまのNH…じゃなかった、、、モンスターが巣くう渋谷の放送局から大陸(中国)にネットワークを繫げる2期最終話。その最終話との繋がりを感じない3期第1話だったため、直近視聴組の私でさえ脳のシナプスが咄嗟には繋がりません。

せめてアバンやAパートでおさらいさせてくれよ!と長期ブランクを意識させるのが6年という時間。

 いや待てよ…その構成ができなかったのかもわからん

この6年の間に『○○から国民を守る党』が国政進出していろいろバレてきたり、実はサーバーを大陸だか半島に置いてましたーとてへぺろした企業が問題になったりと、〝魑魅魍魎放送局が大陸と繋がっている”描写は無かったことにしたかったのは想像に難くありません。作品の内容と同様に現実世界でも政治的力学が働いたと邪推してます。

冗談はそれくらいにして本題です。
お話の繋がりについて序盤は面を食らいますけどそのうち繋がるものは繋がります。むしろこれまで50話休まずOPを担当してきた“デラッベィ♪”が聴こえてこないことにこそ断絶を感じさせます。OP曲変わりました。EDもYun*chiさんの声じゃないのが違和感あったりで始まりと終わりが締まりません。新OPEDの良し悪しとかではなく馴染むための時間が足りてないと感じます。このようにエンジンかかりきらない1クール12話である前提で3期は楽しみましょう。
連続性の演出は重要でして、仮に内容がイマイチでもお約束の担保でファンの目はごまかせるのです。

そうしてごまかせなかった物語の中身。サブタイトルにもなってる『円卓崩壊』ネタはもとより、{netabare}レイネシア姫の婚姻ネタ等の{/netabare}3期になって初出のネタが、過去50話でそこそこ広げた風呂敷にさらに被せてきたのがわかりづらさを助長してる印象でした。

わかりづらいなら整理してしまえ!と自分なりに観点整理だけはしときます。

■2期まで踏まえて3期の注目点

・帰りたい冒険者。残りたい冒険者。
 ⇒{netabare}それほど深掘りせず。{/netabare}
・冒険者と大地人のパワーバランスは変化するか?
 ⇒{netabare}よくわからない。{/netabare}
・現実世界へのアクセスする鍵が出てくるか?
 ⇒{netabare}ほぼ触れられず。月に行けばなんとかなりそうってとこ止まり。{/netabare}
・ミナミは?
 ⇒{netabare}政略結婚の仕掛けでちょい出。いよいよ次のクールでGOTOミナミになりそう。{/netabare}
・カナミは?
 ⇒{netabare}いわゆる大陸案件。クラスティの記憶を奪い英雄エリアスを制御してた仙女の動機が不明。{/netabare}
・恋の行方は?
 ⇒{netabare}シロエ周りはどうでもいいかも…{/netabare}
 ⇒{netabare}五十鈴とルディ。クラスティと姫。戻れる人とゲーム限定の人。これきっと切なくなる。{/netabare}

これだけだとふっ散らかってるんですけどね。そうはいっても楽しめました。
前半の政治劇と後半のバトルと按排の良い配置です。イデオローグに依らず意思決定プロセスが明快。そしてポイントをそれなりにおさえてる政治劇がお気に入り理由なため前半はこれまでの蓄積関係なく楽しんでました。それらにかまけてるうちに大陸で物語が進行してたり、2期で謎の存在だった“古代種”について追加情報出てきたり、特に不満はございません。


よくぞ3期を作ってくれました、でお釣りがくる作品だとは思っているので個人的にはそれだけで充分。
ついでに、、、同じ続編を匂わせるでも“新たな謎をどーぞ”だった2期の終わりよりも“いよいよ核心へ”な今回3期の締め方のほうが好感を持てます。


なんせ6年ぶり3期めですから。
これは2016年の履正社6年ぶり3回目の夏の甲子園出場とまんま一緒です。そして3年後4回めの出場で全国優勝しとります。
2021年4月現在、続編未定ですがプラス3年くらい気長に待ちますよ。奇しくも大阪だし(笑)



※ネタバレ所感

■さすがはアインス様!

〝ズ”ではありません。〝ス”であります。もともと戦闘系ギルドだったのに役場の福祉課みたいになってたギルド〝ホネスティ”の親分。英語だと正直・誠実を表す〝honesty”とさもありなんなネーミングです。無能なだけでいい人たちなんよね。
残念ながら「さすが!」とはならずに、ビリー・ジョ○ルのサッチャロンリワードのほうでした(謎)。

{netabare}サブタイトル『円卓崩壊』の引き金となったアインスのご乱心。重要エピソードです。

これがまた根が深くて興味深い。
内輪の問題解決に外部の力を取り入れて崩壊に至った例は数知れずまさに今回のもそれ。貧すれば鈍す。窮すると最善手に見えてしまうのです。
問題そのものも「貧民に利益を分配してくれ」でしょ? 当然通るものではないところで彼が取るべき選択肢は「分配への対価を示すこと」または「分配がアキバに資することの証明」でした。前者は権利と義務をセットに考える基本のお作法。後者は公共福祉のあるべき姿とのマッチング作業。

そんなやれることせずにひとっ飛びで〝体制が悪い”の結論に至るところがダメよね。

 「もっとこう…話し合うこともできたはずだ」byシロエ

西が大地人と冒険者をがっちゃんこした統治機構をもっていて、冒険者オンリーしかも強制権のない自治組織のアキバ界隈から見ればロールモデルになりうるのが隣にあるのにアインスさん辛抱しようよ、と思うのが本音です。やったことだけで判定するならアインスは残念極まりない人物です。


ただアインスの動機は納得感あり。
それに彼のみならず皆政治家ではなく元はゲームプレイヤーですから判断ミスすら〝致し方なし”とある意味リアルです。
もとがゲームですから大なり小なり弱肉強食な文化が浸透してた前提だったと仮定しましょう。それが仮初めの快楽空間(ゲーム)から実際の生活基盤へと変化する転送を経験して秩序が必要になりました。その象徴が〝円卓会議”です。
ミノリとトウヤがそうであったように低レベル冒険者の搾取問題は1期それも早い段階から。そこにNPC(大地人)の貧困問題も付加されます。それに円卓メンバーは俗に言う勝ち組なわけでしてアインスとは見えてる景色が違ったことでありましょう。
つまり見落としてた部分を拾う者がこの世界には必要であったのです。{/netabare}


導き出される結論は
〝動機は真っ当。手段が不当”ということですよね。


{netabare}額に汗水垂らして頑張った成果を「チャラにしてちょ?」と要求してるのと変わりません。提案ではなくタカリでしかないのに、困ったことに本人は善行をやってるつもりなのでタチが悪いのです。{/netabare}
{netabare}一方のシロエだって駄目なもんはダメ。選挙で思いっきりバ○デンしてましたもん。「法律に書いてないでしょ?」でロジカルお化けが横行すると人心は荒廃します。なんか胸のすくエピソードみたいに仕立ててましたが、やったらあかんやつです。{/netabare}


■オマケ

・{netabare}LV65問題は未解決{/netabare}

・{netabare}レイネシアの母親への啖呵が小気味よかった。
 「お母さまが歩めたかもしれない道を進みます」{/netabare}

・{netabare}カナミ:3歳の子供にこの世界を見せてあげたいとのこと。発想が斬新。
 アカツキ:「主君」呼びと女子力どうこうの連呼がなんともかんとも。
 ミノリ:一番まともそうなのが中学生?と最ロリなんですよね。告白は少女漫画展開でした。
 大阪の女:関わっちゃだめですよ。屈折しててそのうち手首切りそうです。

 あと嫁レース参加者いましたっけ?シロエの周りにまともな女子がいないと思います。{/netabare}



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ視聴 

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2021.05.01 初稿
2022.02.13 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

NHK大河ドラマ「円卓崩壊」

【物語 4.0点】
1クール尺の三部構成。
{netabare}①<ヤマト>における<大地人>の地政学を背景にした<円卓会議>の崩壊と刷新。
②<中原サーバー>における<古来種>とクラスティの動向。
③上記<ヤマト>情勢も遠景にした<典災>と<古来種>が絡むアキバレイド。{/netabare}

<大災害>によるゲーム内世界の現実化という事態にいち早く向き合ったシロエが
「異世界を舐めている」と始めたギルド<ログ・ホライズン>及び<アキバ>統治のための<円卓会議>
だが事態の進行は加速度的かつ深刻であり、既存の<円卓会議>が限界を迎える前半部。

シロエたちのこれまでの活動が、
かつて<ハーメルン>から救済した<冒険者>たちの成長として結実する後半部。

従来のやり方では通用しない無力感もあるが、
これまでの道のりも無駄じゃないと噛み締めることもできる。

この3期に向けて、1期、2期で予習・復習した方が良い過去話は?……全部。
とスタッフが言明している通り、内容は著しくファン向け。
ここまで付いて来た視聴者には報いる要素が敷き詰められている。


【作画 3.5点】
作画ソース量は並で、それを終盤のレイド戦周辺に集中する作戦。
結果、{netabare}ウロコパワーで絶対無敵なトカゲ大王w{/netabare}など怪獣バトルじみた?
まずまずのレイドシーンなどが再現。

一方、惜しいのが政治劇中心となった前半部。
もっと表情を描き込めるだけのソースがあれば、
駆け引きのシーンを深化できたはず。
終盤の人間ドラマでは表情筋が効果的に機能していただけに、
余計に悔恨が残りました。


【キャラ 4.0点】
<典災>と<古来種>の存在が一層、重要になる本作。

プレイヤー=<冒険者>の、住民のNPC=<大地人>等に対する優位性の一つとして、
ゲームプレイを通じて、世界を外側から捉える神に近い視点を有し、
システムにも精通していた点などが挙げられる。

が、<典災>はより上位のシステム権限の如き異能を通じて、
<冒険者>にバッドステイタスを付与。
<古来種>はゲームサービス開始初期からの記憶を明かす。

<冒険者>に対し知識と能力の優位を前提にした従来のやり方の限界を突き付ける。

シロエ、アカツキ、ミノリの三角関係にも進展がある3期。
と言うより、{netabare}そこが白熱して、ラストのレイドボスが割と空気にw
決着後、労う女子の友情良かったです。
安易に囃(はや)し立てたことを謝罪する五十鈴とかグッと来ました。
真の女子力?思い知らされました。{/netabare}

【声優 4.0点】
原作からセリフを厳選して、声優の演技に託す部分も多いという本シリーズ。
今作では、ミノリ役の田村 奈央さんの揺れ動く乙女の心情表現などにも一層、磨きがかかる。

従来の声優陣が盤石の演技をする中、
藤原 啓治さんの逝去により、リ=ガンを代役した多田野 曜平さんも、
渋味を増した彼なりの賢者ぶりを披露。

あとは<典災>エレイヌス役の五王 四郎さん。
御年73歳のいぶし銀ボイスによる{netabare}「汝ら崇敬の対象をもつや!?」{/netabare}との煽りが、
妙に脳裏にこべり付いていますw


【音楽 3.5点】
劇伴は高梨 康治氏の続投。やはり駆け引き中心の序盤は大人しいが、
戦闘シーンが増える終盤に向け、シンフォニックロックを集中砲火♪

OP主題歌はBAND-MAID「Different」
ついに変更になったOP。
ガールズバンドのハードロックと共に流れるOPアニメーションは引き続きストーリーダイジェスト型。
毎度、2回目の“Let's go it`s show time”に合わせて
ポーズを決める魚顔のマルヴェス卿に吹き出してしまうのは私だけでしょうかw

ED主題歌は大城 美友さんの「ブルー・ホライズン」
こちらも歌手交代により、くすぐったい恋愛ソング→
伸びのあるボーカルによる心地良い応援ソングに。


【感想】
2期まで私は<ヤマト>は<大地人>の5つの文化圏の境界が
明確に確立された地域だと思っていました。
が、本作を見て、西国でかつての権力は衰えたものの、
古王朝の権威は保持している<神聖皇国ウエストランデ>が、
東国の<自由都市同盟イースタル>の勢力圏及び<冒険者>の街<アキバ>に対しても、
任官などを通じて影響力を及ぼすことができる。
中世日本の朝廷と幕府の二重支配の如き複雑な構造が、
局地に波乱をもたらす、誠に厄介な火薬庫だと理解して、私は興奮していますw
面倒臭いのサイコーですw

そんな<ヤマト>情勢をも利用して難局を乗り越えるシロエには、
名家の当主より“東の外記(げき)”なる律令国家じみた栄誉ある称号?が与えられました。
これは<ミナミ>の“西の納言”濡羽と対を成す構想とのことですが、
3期では、そこまでは進展しませんでした。

アニメ3期をもって、原作web小説書籍化以来のメディアミックス体制も一旦、畳まれるという『ログホラ』
“東の外記”と“西の納言”とのアニメでの再会。私は気長に待ってます♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

約6年の時間を経て…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第2期は視聴済です。
TV版の第1期は2013年の秋アニメ、第2期は2014年の秋アニメとテンポ良く放送されてきましたが、そこでプッツリ途絶えてしまいました。
だからもうこれ以上はアニメ化されないものと思っていたので、第3期の放送決定は素直に嬉しく思いました。
ですが、第2期と第3期の間が6年も空くと、流石に物語の内容は忘れていましたけれど…


ある日突然、人気オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に、
数万人のプレーヤー『冒険者』が閉じ込められた!
モンスターや魔法がリアルに存在する異世界で人々は混乱し、
冒険者の街『アキバ』は秩序を失っていた―

人づきあいの苦手な青年・シロエもそんな冒険者のひとりだったが、
意を決したシロエは盟友の直継、アカツキ、にゃん太らとギルド 『ログ・ホライズン』 を結成。

さらに、持ち前の知略を武器に冒険者の結束を呼びかけ、
自治組織『円卓会議』を立ち上げ、街に平和と安定を取り戻す。

この『円卓会議』を中心に、ゲーム世界のもともとの住人である『大地人』との交流も進み、
筆頭貴族コーウェン家の令嬢・レイネシアがアキバに赴任するなど、
冒険者と貴族や商人、一般市民などとの外交や取引も活発化していく。

しかし、冒険者たちが異世界に飛ばされた『大災害』から1年が過ぎ、
つかの間の繁栄を享受していたアキバの街には、
新種のモンスター『典災』の襲来や東西の貴族どうしの権力闘争、
冒険者間の格差・思惑の違いなど、多くの火種がくすぶり続けていた。

そして、ついに冒険者の結束の象徴『円卓会議』に決定的な危機が訪れる…


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

特徴的なキャラが多かったので、キャラのイメージは忘れていませんでしたが、物語の方は残念ながら殆ど記憶に残っていませんでした。

最初にダイジェスト版でも放送されたら…
と思いながらwikiをチラ見していたら、こんな記載がありました。
「本放送前の同年1月6日には特別番組『まだ間に合う! ログ・ホライズン』が放送された。」
きっとこれがダイジェスト版だったんでしょうね。
この番組を視聴しなかったから、あやふやな記憶で視聴に臨むことになりましたが、キャラを覚えていたおかげで何とか物語についていくことができました。

SAOの様な派手さはありませんが、堅実さを感じる展開は好印象でした。
派手さを売りにする作品はたくさんありますが、堅実さを売りにする作品にはそうお目にかかれないので…
もう少し早めに放送してくれていたら、もっと記憶が鮮明だったのに…
それだけが悔やまれます。

一方、物語の方ですが今回は主要登場キャラの心情を知ることができたのではないでしょうか。
自分の気持ち…相手の気持ち…そして大切なモノ…
思いの強さや直向きさなんて、きっと自分のことだって良く分かりません。
全部ひっくるめて思いが溢れかえっているのですから…

言葉を飲み込んでばかりいたら、きっと届かない…
改めて勇気を見せて貰いましたよ。
でも、その思いは大切にして欲しいと思います。
この先、何が起こるか分かりませんし、全部真実で、未来の糧になるのですから…

オープニングテーマは、BAND-MAIDさんの「Different」
エンディングテーマは、大城美友さんの「ブルー・ホライズン」

1クール全12話の物語でした。
これから始まる新たな展開を予期させながら物語は終幕しました。
まさかこれで終わりじゃありませんよね。
続編が制作されるなら、是非間隔をあまり開けずに放送して貰えると嬉しいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

63.2 4 リーダーでモンスターなアニメランキング4位
フレッシュプリキュア!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (99)
450人が棚に入れました
数多くあるパラレルワールドの一つである管理国家ラビリンス。そこは国民の全てが国によって管理された夢も希望もない世界である。その総統メビウスは、全てのパラレルワールドの征服を目論み、それを達成するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく配下の幹部を四つ葉町へと送り込んだ。

ラビリンスと同じく、パラレルワールドの一つである妖精たちの住まう国・スウィーツ王国の長老はいち早くメビウスの目論見を察知する。メビウスの目論見を阻止するため、長老は伝説の戦士プリキュアに全てを託すことにした。長老がプリキュアの森で祈りを捧げ、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解くと、目覚めた4体のピックルンはプリキュアを探し求め、次元を越えて四つ葉町へと飛び立っていく。

声優・キャラクター
沖佳苗、喜多村英梨、中川亜紀子、小松由佳、こおろぎさとみ、松野太紀、前田健

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Doki Doki ☆ π パイン

今ではシリーズおなじみとなった、CGによるエンディングアニメーションのダンスが初めて採用された作品です。

確かに今見ると、所々カクカクしています。しかし、充分すぎるくらいカワイイです。
当時の業界内での驚き具合を想像するとともに、CG技術の発達の早さに改めて驚かされます。毎回言ってますが。
後期のエンディングでは、最初にプリキュアたちがロボットダンスをしているという、自虐だか何だかわからない感じもジワジワきます。前期・後期ともに、しっとりめの曲調も◎です。

現時点での最新作「HUGっと!プリキュア」が放送されるにあたって、"これまでのシリーズと違い、(妖精などではなく)本当の人間の子育てをする"という触れ込みを見かけたことがありました。

その言葉の通り、今作では妖精であるシフォンを通して"疑似子育て"が行われます。
とは言っても、発生するトラブルはかなりリアルで緊迫感もありました。

それにしても、こおろぎさとみさんの赤ちゃんボイスは神がかってますね。最高にカワイイですよ、シフォンは。

レビューのタイトルの割に、今作で一番好きなプリキュアはキュアベリーです。
キタエリさんの声が、現在のような"少し鼻にかかった感じ"を確立する前の演技を楽しむことができます。
回を追うごとに、演技力が高まっていく様も感じることができました。

とか言っておきながら、キュアパインも捨てがたいことは間違いありません。特に変身後、名前を名乗るときの"パイン"の発音の仕方は最高にカワイイので必聴です。

あと聴き所は、ナケワメーケがやられたときに発する
「シュワシュワ~」という謎の断末魔です。何度聞いても笑ってしまいます。

今作で最も驚いた点は、カオルちゃんを演じる前田健さんの演技力の高さです。めちゃくちゃ上手いじゃないですか!
最初、プロの声優かと思いましたよ。この後、声優としてキャリアを重ねていたら、結構面白いことになったかもしれませんね(亡くなってしまいましたが・・・)。
今作から数作担当することになった、エンディングの振り付けも
近年の振り付けと違って、非常にシンプルで魅力的だなと思いました。

プリキュアの技で一番カッコ良かったのは、やはりラッキークローバー・グランドフィナーレでしょう。
完全にゴレンジャーハリケーンです。同じ東映だから、まあ良いか(笑)
調べてみると、放送当時から言われていたみたいですね。でもカッコいい!
全員がクラウチングスタートするカットでテンション爆上げです。パインがハピネスリーフをキャッチする作画だけ、異常に気合が入っているのもポイントです。




P.S.胸のマークが、車の高齢者マークに似ているような気が一瞬しました

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

朝日放送 (ABC) の吉田健一郎プロデューサーは「大人が見てもグッと来る番組を目指している」と語っている。

「プリキュアシリーズ」の第6作目であり、前々作『Yes!プリキュア5』および前作『Yes!プリキュア5GoGo!』から世界観やキャラクターを一新した歴代のプリキュアとしては4代目となる作品である。初期メンバーは3人となっており、中盤で新たなメンバーが1人追加される。6年目を迎えたことを機に、プリキュアシリーズの生みの親である鷲尾天を初めとしたスタッフも一新され、タイトルどおりフレッシュで新しいプリキュアとなる。のちに鷲尾はプロデューサーを交代した理由として「『プリキュア』というシリーズを続けるうえで一人の人間が居座り続けるのは良くないと思った」ということを挙げている。字幕の色は全員赤。
これまでのプリキュアシリーズのおもな視聴者層は4歳から6歳までの女児達だったが、彼女達は幼稚園・保育園の卒園とともにプリキュアも卒業してしまい、いわゆる「月9」などに流れてしまっていたという。そのため、本作品では幅広い年齢層にも楽しんでもらえるように、キャラクターの頭身を上げ、ストーリー性を重視し「4人目のプリキュア」や「インフィニティ」といった謎をちりばめることで年間を通して秘密に迫っていくという仕掛けになっている。また、女の子が好きな要素を全て盛り込むべく事前に視聴者アンケートを取って、その結果を踏まえた上でとくに関心の高かったダンス・ファッション・恋愛要素などを組み入れており、朝日放送 (ABC) の吉田健一郎プロデューサーは「大人が見てもグッと来る番組を目指している」と語っている。また、昨年と同様にお笑い芸人が本人役で本編にゲスト出演(本作品ではオードリー)する試みが実施された。
本作品での敵は従来のシリーズのような「人間体を仮の姿とする怪物」ではなく、純粋な「人間」たちである。その上で、彼らをひとくくりの「悪」として描くのではなく、個々の内面を掘り下げてしっかりとした性格付けがなされている。このように敵キャラクターを作りこんだ理由には、番組のテーマである「本当の幸せ」と関係があり、「プリキュアたちと同じ人間でありながら国家にすべてを管理されている彼らは本当に幸せなのか、そういったことを考えてもらいたい」という意図がある。
本作品では、それまでプリキュアシリーズの音楽を一貫して担当してきた佐藤直紀に代わり高梨康治が音楽製作を担当している。梅澤プロデューサーの「今までのシリーズとは全く違うものにしたい」という意向と、ポスターに書かれていた本作品の変身時の掛け声である「ビートアップ」という言葉を見て「ビートアップならロックンロールでも良いだろう」と考えた高梨の判断により、打ち込みとロック・サウンドが主体のものとなる。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

hikonoir さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

家畜人ヤプー

もうだいぶ前に観終わっていたのだが、最近というかたまに思い出すのがヤプーなのだ。

「家畜人ヤプー」を知らない人のために少し説明しよう。端的に言うと変態小説です。詳しくは検索してください。重要なのは、その変態小説を漫画化しているということ。石森章太郎氏によるすばらしい作画が、暗い陰鬱で卑猥な小説を、神々しいまでの気品に満ちた作品に高めている。自分は小説より先に漫画に親しんだほうだが、実際読んでみると、なるほど三島由紀夫や渋沢龍彦が絶賛したのもうなづける。

それで、…この「家畜人ヤプー」とプリキュアを繋ぐキーワードはというと…。邪推、と言われるかもしれない。そのタメライが今までコメントしなかった理由だ。んん…だけど、しかし、どう考えてもアニメ業界の製作者が知らない訳がない。だって、東映動画は石森章太郎の「サイボーグ009」を制作しているじゃないか。その同氏が漫画化して話題になった「家畜人ヤプー」を。「家畜人ヤプー」はSF作品でもある。未来の管理社会は白人女性が支配。その下に黒人、その下に…。で、その未来社会を「イース」という。

さすがに、同じ名前はまずいので「ラビリンス」になってる。だが、せつなが「イース」なのだ。やっぱり連想してしまう。それに変身後のあのファッション。…んん、なかなかコメントしずらい。

子供向けのアニメに「何を、そんなバカな…」と叱責されそうだが、インフィニティ、トリニティ、クライン等かなり象徴的な言葉がでてくる。なぜ、そのような小難しい言葉を使う?トリニティなど、トリオ=3の派生語で三位一体のことだ。つまり父と子と聖霊なのだ。

言葉の裏に繋がりはないまでも、作品を少し印象深いものにしている、一つの要素になっている。と、まぁいろいろ書いたが何のことはない、ウェスター、サウラーと一緒にただ「東」という意味で、「東せつな」が彼女の名前。「イースタン」「イースター」「イースラー」「エスター」等、避けようとすれば何とでもなると思うが…。何でわざわざ「イース」なの?じゃ、「北」は?

たぶん、こんなことを考える人は自分くらいでしょう。「家畜人ヤプー」の未来社会を「イース」というのも「東」をイメージしたものと思う。なぜなら、「ヤプー」は世界の「東」に住む日本人なのだから。


あの、こんだけプリキュアみているので自分でも、それっぽい作品を描いてるところです。よかったら読んでください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
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