Key’s さんの感想・評価
4.6
Key作品の始まり 雪を見ると思い出す・・・
あらすじ
家庭の事情により北国「雪の街」の
叔母の家に居候することになった相沢祐一。
7年前には結構遊んでいたりして
友達と過ごしていたはずにも関わらず、
彼には当時のことが思い出せずにいた。
そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、
幼い頃の大切な記憶を取り戻していき
そして様々な問題と向き合うことになる・・・
※wiki引用
感想
東映版のkanonもありますが
そちらは見てないです
それと僕は原作やってますから
展開は知ってたんですが
それでもまた泣かされましたね
映像に関してはさすが京アニ
文句の付けようがありませんね
ほんと描写が細かくて圧倒されます
内容は、主人公が以前よく訪れていた
雪の降る町に7年ぶりに帰ってくる
そこで少女達と出会いその少女達との
不思議な物語を描くストーリー
全体的に綺麗で悲しい話がメイン。
シリアスな展開が多い中にも
コメディ要素でところどころにボケとツッコミがあり
それが結構笑えて良い
ただ色々なkey作品を見た後にこのアニメを見ると
少々インパクトに欠けるかもしれません。
しかし、1つ1つの話がとてもしんみりした気持ちになり、
心にグッとくるものがあります
何といっても、真琴ルートとあゆのラストが
切なくてめちゃくちゃ感動しました…
特に真琴は最初ウザい感じのキャラだと思っていただけに
ラストとの落差が凄く衝撃を受けた
あまのじゃくな性格も後半の感動に拍車をかけていた
本当は祐一ともっと色んなことを
したかったはずなのに
その性格のせいで出来なかった真琴と
ラストで、逆に素直になる真琴が
本当は最初からこうしたかったのだろうかと思い
切なくなりました…
それに原作をやってる方としては上手く
原作の全ルートをまとめてるなと思った
やっぱりKey作品の特徴として
作画というかキャラデザの好みはわかれるでしょう
それに他のKey作品でも書いたが
結末としてご都合展開とも思える
奇跡がやっぱり好き嫌いわかれるでしょうね
ですが、Key作品だけあって
やっぱりBGMやOPなどの音楽が非常に良く
切ない曲で冬の雰囲気に合っていて
Key作品の中で一番好きかもしれない
感動もできたし
充分楽しめたので良かった
東映版もいずれ見てみたいと思う
ここからは、いつも通り
解説・考察を書いておくので
見たい人だけ見てください
ネタバレレビューを読む
どのキャラも大概最後は
あゆの『奇跡』で救われる
Kanonはまさしく奇跡の物語であったと思う