ラブコメで小豆島なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

81.3 1 ラブコメで小豆島なアニメランキング1位
からかい上手の高木さん2(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (502)
2316人が棚に入れました
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり2年生に進級した西片は、今度こそ高木さんをからかい返すことができるのか…?「ニヤキュン」必至、照れたら負けの"からかいバトル" 第2ラウンドがいよいよ開幕!

声優・キャラクター
高橋李依、梶裕貴、小原好美、M・A・O、小倉唯、内田雄馬、小岩井ことり、岡本信彦、落合福嗣、内山昂輝、悠木碧、田所陽向
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

鉄板

<2019/7/8 初投稿>
1話観ました。

感想は

ニヤニヤ( ・∇・)
奏♪
ススキ♪

こんな感じです。

観始めですが評価は4.0からスタート♪

<2019/7/15 追記>
2話観ました。

ニヤニヤ( ・∇・)
脇腹っΣ(-᷅_-᷄๑)
「義理だよ、{netabare} こっちは♡{/netabare} 」( ・∇・)♪
え?粉雪?

2話もこんな感じでしたわ。

西片くんに一番共感できるとこは「脇腹が弱いところ」です

<2019/7/23 追記>
3話観ましたよ

あれ?西片くん、進級して背伸びた?
ドキる高木さんが◯
「キセキ!」はよいですね♪♪

今週も安定感抜群( ・∇・)

<2019/7/31 追記>
4話

鞄を、重ねて置く!
情緒ありますねえ

ちなみにあの濃くて苦〜いエスプレッソ。
本場のイタリア人は砂糖がっつり入れて飲むそうです、
がんばれ!西片くん!

今日も全盛期のフェデラー並みの勝率の高木さんでした。

<2019/8/5追記>
5話です。

ダンディ→脇腹→脇腹→脇腹のコンボ
自分が猛烈に脇腹弱いもんだから見てるこっちも跳び上がりそうで(>_<)
つーか、もはやセクハラ 笑

で、ケーキの話。
{netabare} バースデイケーキをプレゼントされてまだ気がつかない西片。
もう中二だよね。
さすがに鈍すぎるぞ西片くん{/netabare}

で、くしゃみ
{netabare}
西「高木さんのくしゃみってちょっと変だよね」
高「そお?どこら辺が?」
しばし考え(可愛らしいしか出てこない)と愕然とする西片くん。
そんな西片を弄ぶ小悪魔っぷり全開だな高木さんめ。

もしも、ここで西片くんが素直に「ちょっと可愛い」とか言っちゃってたら高木さんはどんなリアクションしたんだろ。
{/netabare}
で締めは『キュンッキュン!』ってなんだそれ 笑

EDは{netabare} ゲゲゲの女房でした。
長年連れ添ってる夫婦の選曲ですね 笑{/netabare}

<2019/8/20 追記>
7話の感想

林間学校とかいいですよね。
修学旅行ともまた違う。
私は小学校の時でしたが、ときめくようなものではないものの今だに忘れられない情景はあります。

ましてや7話の二人のような経験なら、それこそ目に焼き付いて一生忘れられない想い出

アバンで懐かしそうに写真を眺める大人高木さんも出てましたし。

ちょっと評点引き上げました。

<2019/9/2 追記>
第9話

神社の会話の話は珍しい高木さんでかなり好きです。
高木さんが惚れ直す回 笑。

他の2つのエピソードはもうなんかね。
どうやって西片にこっち向かせようかという高木さんのバトルみたいになってきてますね 笑。

そしてぶれない木村のネタとタイミングは素晴らしい。

<2019/9/16 追記>
11話

高木さん爆発してましたね

<2019/9/23 追記>
最終第12話

夏祭りというノスタルジー

りんご飴のリンゴはなんであんなに酸っぱいんだろう?
チープとしか言いようのないソースせんべいがなんであんなに美味しく感じるんだろう?
お面は横被りするとなんでいい感じになるんだろう?
蒸した夏の夜の人混みなのに浴衣だとなんで涼やかなんだろう?

{netabare}好きな人とする花火はなんであんなにも忘れられないんだろう?{/netabare}

最終話、木村が素晴らしい仕事してましたね。
お前は男前か 笑


さて今期の本作、高木さんはからかう目的が前期と異なっていたようですが

無事目的は達せられた・・・のかな?

評点はほぼ満点です。。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

難攻不落の西片くん

 くっそ~ 高木さんめ~

西片はどれほどこの言葉を口に出して顔を赤らめたんだろう?
安定の2期ということもあり、交わされるやりとりやフレーズはさほど変わらないのですが二人の関係が微妙に変化してました。進級の賜物です。
2期からの視聴でもかまいませんが、微妙な変化までカバーするには1期の視聴が必須でしょう。
 ※以下、1期のネタバレは隠してません。

1期10話で高木さんに生じた微妙な変化というかスイッチ


 “勘違いされちゃったっていいよ”モード


それ以前に展開されていた常にマウントを取る高木さんとお子ちゃま西片くんとのほんわかしたやりとりに“ラブコメの波動”が追加されたことで、一度断念しときながらあにこれでの高評価を頼りに再開し、完走にまで漕ぎ着けることができた私でした。
2期はその延長上にあります。1話でその方向性は示されてました。


■第1話で示された2期の方向性

①西片へ全幅の信頼を寄せる高木さん
{netabare}催眠術にかかってあげる。高木さんが嫌がることを西片は絶対しないと信頼し西片に委ねております。
「今の無しってのも含めて、西方らしくて嫌いじゃないけど。ね」{/netabare}

②攻める高木さん
{netabare}他愛のないからかいだった1期と比較し気持ちを確かめる言動が増えます。
「さっき手を繋いだよね」{/netabare}

③三人組登場
{netabare}さっそく登場し、以降毎回三人組パートが挿入されます。1期では不定期でした。{/netabare}


①②によってラブコメ指数がぐっと増えたため受ける印象が1期と違います。それでいて中学生の淡い恋の芽生えを逸脱せず、作品の屋台骨は揺らいでません。
③はマンネリ防止の目的もあるでしょう。



年相応の西片とませガキ通り越してもしかして銀座で働かれてますよね?な高木さんとのアンバランスな構図に違和感を感じなくもなかったところを、高木さんが下界に降りてきたかしら?と思えてくると親近感も湧くってものです。
いつの間にか徒歩通学になってたり、進級しても隣席だったり、きっと裏で根回しをしてたり(妄想)、準備力を発揮しているだろう高木さんには厭らしさではなく健気さを感じることになります。


そんなわけで1期イマイチと感じた方もモード変わった2期は違った印象を受けることでしょう。
言ってみれば、アウトサイドボクシングから至近距離の殴り合いへ。踏み込んだ分カウンターが利く。高木さんがカウンターを受ける場面が出てきますのでそのへんも楽しみにしてくださいね。
1期より評価↑の2期でした。



※以下ネタバレ雑感

■EDの選曲があいかわらず心憎い
全12話で8曲用意しており、アコースティックな編曲を施した往年のJ-POPを高橋李依さんがカバー。

{netabare}① 奏/スキマスイッチ(2006年)
② 粉雪/レミオロメン(2005年)
③④キセキ/GReeeeN(2008年)
⑤⑥ありがとう/いきものがかり(2010年)
⑦ STARS/中島美嘉(2001年)
⑧⑨あなたに/MONGOL800(2001年)
⑩⑪言わないけどね。/大原ゆい子(2018年)
⑫ やさしい気持ち/CHARA(1997年){/netabare}

{netabare}大ヒットナンバーに隠れて、そのアーティストのファンが歓喜しそうな選曲だった1期。2期はヒット曲ばっかじゃーん、と少しがっかりしました。その回のテーマには合ってるんですけどね。
『奏』は数年前駄女神がカバーして歌番組で本家とコラボしてたのが記憶に新しく、今度は爆裂娘もかいな、とネタとして見てた面も。ついでに“奏 茅野愛衣”で検索したら呉服屋の娘がヒットしました。
 ※ネタ元わからなければお問い合わせください。{/netabare}

{netabare}油断してたら⑦STARSで轟沈(T_T)
その回が素敵なエピソードだったのもいけないのですが、2000年代前半の中島美嘉は当時の個人的な思い入れもあり最強。異論は受け付けません。轟沈の理由はさすがに言わないけどね。
高木さんのキャラを表わすなら『CRESCENT MOON』が近い気もするがまあいいや。歌詞がおそろしく可愛くて聴くといつも悶え死にます。

一回扉が開くとあとはちょろいもんで、⑫やさしい気持ちで沈没。1期OPを⑩⑪で使ってしまいどうなるかと心配でしたが杞憂でした。
7回途中から岩瀬出して持つんかいなと思わせといて実際は浅尾ー岩瀬の完璧リレーだったという顛末。ん?やや例えが古い?ドラキチはここにすがって今日も生きているのです。{/netabare}


■蛇足だと思う
高木さんのぎゃふん顔いるかな~

{netabare}西片が妄想の中で高木さんをへこませた時のリアクション。イメージ崩れるのでやめてほしかった。{/netabare}


■難攻不落の西片くん
裏テーマですね。

{netabare}いくら鈍感でも気づくだろうよ、な高木さんの攻めをしのぎ切る西片くん、の構図ともいえる本作。
防御力高い西片なので「また防がれるのだろう」と高木さんは構えてるのですがたまにクリティカルを打ち返されてたじろぎます。
至近距離の打ち合いからのクリティカルカウンターはけっこうありました。2期の魅力です。{/netabare}

{netabare}1話の水切りの場面で、手を繋いだ繋いでないでちょっぴり残念そうだった高木さん。
きちんとこういうのも回収してきました。{/netabare}

{netabare}7話「あの川を渡ってこっちへ来てよ」本作で高木さん一番の渾身のストレートでした。
だからこそこの回で元高木さんがチラリ登場してきたわけですよ。そして夏祭りの夜。あの石段が天の川に見えた私は気まぐれロマンティック。{/netabare}



最後に、、、木村はよく頑張った。
同級生の巣立ちを見守り、フォークダンスで女子側にまわされるなど不遇の君だったが、男だったぜ!



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------
2020.04.17 
《配点を修正》+0.1


2019.09.26 初稿
2020.04.17 配点修正/修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

実は1期は苦手でした。②は大好きです(^^)

中1位のときって実際、男の子って幼く感じられて、
何か見下すような感じになっちゃうのは解るんです。

でもだからといって、男の子をからかっていいのかって言ったら、
ダメに決まってます。

モラルとか思いやりとかの前に、
切れられたりしたら、大変じゃないですか!

実際、小6のときに、
女子に対してだれかれ構わないで悪さする男子がいて、
クラスの女子みんなで、いたずら気分で、仕返ししようってなって、
その男子を取り囲んで、とっちめてやろうってしたことがあって、
その男子からしたら脅迫って思える感じに説教したりしたんですけど…
そのときは、その男子、突然大声出しながら暴れ始めて、
結局、仕返し説教もウヤムヤになっちゃったし、
そのあとも、男子の悪さが治まったりはしなかったけど、
今思い返すと、そのときの男子、泣いてたのかも知れません。

イタズラもよくないけど、
からかうのもいけないですよね。


1期のときは、ずっとからかい続ける高木さんが嫌らしく見えて、
それでむしろ嫌いな番組でした。

それが、今期の「高木さん②」、
嫌な感じがしないんですよね。

高木さんから仕掛けてた感じの1期と違って、
西片君がなんとか高木さんをからかってやろうって攻勢に出てることが多いっていうのもあるし、
何より、
1期の時には最後の最後までかかって、
西片君を好きな高木さんが、ようやく見れたんだけど、
②では、
結構あからさまに、
高木さんからの西片君への好き好きオーラ、
出てますよね!

手を繋ぎたがったり、
顔を間近からじっくり観察して照れさせたり。
バレンタインのチョコだって照れ隠ししてたり。

ただからかうのじゃなくて、
好きって気持ちを、
少しずつでもちゃんと伝えられたらいいなって思いますし、
そういう気持ちが伝わることで、
今はまだ幼い西片君が、
ちょっと大人になれればいいなって、
応援したい気持ちになれる。
そんな作品に、
なって来てるんだと、思います(^^)



☆☆☆☆☆第7話「林間学校」☆☆☆☆☆

なんですかこの回!!
素敵素敵♡
高木さんの好き好きオーラ全開じゃないですか?!
っていうかもう、完全に告ってるんですけど!!

西片君、がんばって!
早く、じゃなくてもいいけど・・・
階段を一歩、のぼってみせてー!

林間学校。
キャンプ。
ほしぞら。
高木さんがこんなに可愛いって思える回が来るなんて!
いーなー、恋に一途な高木さん(≧▽≦)



☆☆☆☆最終回見終わりました☆☆☆☆

最後までイチャコラ出来ない西方君が可愛かった♥

でも、高木さんも、いろいろ仕掛けたりほのめかしたりするけど、
結局二人は、ピュアなままでした~(≧▽≦)

中学2年生ですもんね!

エンディングの、CHARAさんの曲。
「手を繋ごう」って言葉の繰り返しが、
とってもピュアでよかったです(#^.^#)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 49

86.9 2 ラブコメで小豆島なアニメランキング2位
からかい上手の高木さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1100)
5018人が棚に入れました
「今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!」
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと日々奮闘するが…?
そんな高木さんと西片の、全力“からかい”青春バトルがスタート!

声優・キャラクター
高橋李依、梶裕貴、小原好美、M・A・O、小倉唯、内田雄馬、小岩井ことり、岡本信彦、落合福嗣、田所陽向

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クリティカル!

お疲れ様です。観る前からこれは良さげと思っていましたが、これはお疲れ様でした。

高木さぁーーーーーーーーーーん!!!!くぁwせdrftgyふじこlp

これはズルいですよぉ。男子心を弄ばないでください!これからどうしたらいいんですか!クリティカル怖いですよーw

高木さんが西方くんをからかってその二人の攻防戦という大まかな構成。こういう高木さんの行動って女子で高木さんだから許されることもあるんだろーけど、高木さんの彼に対する想いの微妙な機微がいいですよね~

西方くんが体調悪い時は無理にからかわないし、イジワルすぎないところから始まり、彼から気を引くための彼女が用意している努力の数々は果てしない。思い通りにいかない時も決して屈せずいつも晴れやかな顔を浮かべる表情。そして彼女にはお見通しなのだろうけども、自分よりも自分を知っていてくれるような安堵さ。あんな涼しい顔をしていても、影でこの想いを成就しようとする努力は並々ならぬ愛。


からかうという行動や小悪魔っぽさはあくまでも手段ではあるのだけども、その行動の裏にある、彼女の純粋な西方くんへの想いが、手段とのギャップによって色濃く演出されていると感じた。彼のような恋に無頓着な人を意識させるために、どれほどの忍耐が必要なのだろうか。また、この年頃の男子と女子の成長速度の違いを顕著に描くことによって、青春作風としてのかほりも醸し出している。あの頃の俺を刺激された大きなお友達がどれだけいたのだろう…かくいう私もクリティカルでしたw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「こんなん惚れてまうやろー」(チャン・カワイ)

<2019/3/2追記>
高木さんの原作者の方の新連載が来週から始まるそうです。
「それでも歩は寄せてくる」
高木さんと西方の役回りをひっくり返したような「にやにやラブコメ( ・∇・)」

高校将棋部が舞台。
部員は高2女子の将棋の強い「先輩」と高1男子の一見寡黙でスポーツマンの「後輩」の二人。

天然な後輩はナチュラルに先輩に甘い言葉をサクサク投げつけます。
先輩はその度に西方的に可愛らしくあたふた。
ちなみに将棋の話題はほとんどありません。

既にツイッターに結構な話数が上がってて読めます。
高木さん好きな方ならオススメ。

連載は来週からだけどアニメ化してくんないかな。




<2018/4/14初投稿>
最初はあんまりピンとこなかったんですよね。
観ていくうちにだんだん、じわじわくる。
小刻みなジャブをわき腹に受け続けてるような。
そんな感じです。

中1のありきたりな男の子、西片くんが隣の席の高木さんに1日平均50回以上からかわれ、いじられ。
それを楽しむアニメです。
私はお酒片手に楽しんでました。

まあ{netabare}高木さんは西片くんのことが好きで、まだ恋というのがよく理解できてない西片くんもいじられながら二人でいる時間が長くなるにつれ高木さんのことが気になって仕方なくなる{/netabare}というタイトルと絵柄から普通に想像できるお話です。
だがそれがいい

{netabare}原作読んでないんですけど二人はそのまま結婚して娘さんを授かるようですね。
中学で付き合い始めて、そのまま結婚するというのは相当珍しい(除くヤンキー)のですが、ないわけじゃない。{/netabare}
広島カープの丸選手とか。

なんとはなしに「月がきれい」を思い出しました。

特筆すべきは西片くんの中1らしさ。
ついこないだまで小学生なら男子はあんなもんでしょう。
うぶでバカ。

高木さんはいくら女の子が成長早いとはいえ少し大人すぎる気もしました。
夜のお酒のお店やったら凄そう。
と、言うよりも。
結婚して嫁にしたら旦那は飽きないでしょうね。

一つ間違いなく言えるのは、
観た人(特に男)は中学時代の甘酸っぱさを思い出してしまう。
そんな作品でした。

ED曲も良い。
特にふぁっってなったのはジュディマリの自転車。
高木さんが自転車漕いでるバックに合います。

こんな同級生いたら大概の中学生男子は惚れてまいますね。

最後にとあるレビュアーさんとの約束なので、自分の思い出を一つ。
{netabare}
高木さんが西片くん家で一緒に勉強する話あったじゃないですか。
あれ観てて思い出しました。

中3の受験生の時、同じ志望校で同じ塾通ってる同じクラスの女の子がいました。
受験がらみでよく話すようになって。
今思えばお互い少し意識もしてたと思います。

ある日、どういう成り行きか覚えてませんが「学校終わったら始まる前の塾で二人で勉強しよう」と誘われ、何も考えずOKしました。
塾は6時開講、それまで先生も含め誰もいません。
田舎だから鍵はかかっていません

その日二人で一緒に学校を出て塾に向かい、
二人きりの勉強会が始まりました。

少し気になる女の子と二人きり。

チキンな私はだんだんと落ち着きがなくなり、
その空気に耐えきれず、
あろうことかこんなことを言いだしてしまいます。
「家に塾寄るって言ってなかった。このままじゃ親が心配してしまう。俺、一度家に帰って親に話してくる。ちょっと待ってて」
携帯もない時代、その発言は中学3年生としては正しいものですが、男としてはダメでしたね。

20分後に塾に戻ってきたら、
その女の子は、静かに、激怒してました。

その時「人間って静かに怒ることができるんだな」と思った記憶があります。

そのあとは何もございません。
(10年後にほんの少しだけ後日談はありましたが)

{/netabare}

という、甘酸っぱいというよりも辛酸っぱい思い出でした。。

剣道部さん、こんなんで良かったですか?

<2018/7/18追記>
CSの再放送で10話「背比べ」観てたらもう一つ思い出しました。
おまけです
{netabare}
中学ん時、午後は体操着に着替える決まりになってました。
何年生だったか、午後の授業の休み時間だったと思います。
教室で とある女子と他愛もない話をしてました。
確か成績だかスポーツテストの結果だかで競うような話だったような。

どっちが上だのなんだのと熱い舌戦を繰り広げていたら、なぜか「どっちの背が高いか?」と背丈を競う話に転がり、お互い向かい合って測ることに。
熱くなってたこともあり、向かい合った私はふざけてそっと踵を上げて背伸びのズルしたのですが、訝しんだその子に足元を覗きこまれ、あっさりバレて叱られやり直し。

今度は真面目に測りなおすとその子の方が少し高く、ショックを受けた私は「負けるはずない!こいつも背伸びしてるに違いない」と疑い、目線をその子の足元に・・・

当時の女子の体操着はブルマです。
パンツとほぼほぼ同じ形状のあれです。
でも別にブルマの股間を覗き込んだわけじゃないんです。
勝ちたい一心でその子の足元を見ようとしただけなんです。

なのに目線を下げたその瞬間
「どこ見てんのっ!」
スッパァーンと教室中に響く快音。
勘違いしたその子に思いきし脳天引っ叩かれました。
首ごと持ってかれました。

人間、全力でどつかれると一生忘れないもんですね。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 65
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

魔性のにやけ顔

原作コミックは二作品とも未読。
スピンオフは『からかい上手の(元)高木さん』を三巻までコミックレンタルで。


隣の席で片肘を付き、こちらを探るように覗き込んで、微笑みかけてくる高木さん。
2018年のアニメ作品の中でも、私の脳裏に焼き付く強烈なビジュアルイメージです。
こちらに興味があるのだろうか?その気持ちには恋慕も含まれているのだろうか?
何を企んでいるのだろうかw
その真意を深読みして、いつまでも眺めていたくなる。
さながらロリのモナ・リザといった感じで吸い込まれます。

{netabare} 美術の時間の高木さんにもドキドキさせられましたねw{/netabare}


本作にくすぐったさを感じるのは、思春期になったからと言って、
ゲームのクラスアップみたいに、みんながみんな瞬時に色恋に目覚め、恋バナで盛り上がるわけじゃない。
成長にも性徴にも個人差がある。まだら模様の中学校生活を上手く料理しているからだと思います。

中学生だとまだまだ、恋愛よりも、
オトナからすればどーでも良い遊びの勝ち負けとかの方が重要な子も多いもの。

そもそも思春期手前の小学生にとっては、恋愛は冷やかしの対象でもあったはず。
クラスで異性の接近を発見しては、相合い傘の落書きでもして、はやし立てる。
男子が少女漫画原作アニメを観ているとか口が裂けても言えないあの空気。
恋なんてタブーだったはずなのに……。

中学に入った途端に小学生の空気からさっさと抜け出して、
二人でくっついて自転車二人乗りを決めるカップルもいれば、
未だに恋はタブーと殻を破れず、やれ{netabare}ボディータッチだの、間接キス{/netabare}だのと、狼狽えて、からかわれる西片もいますw
自分の気持ちが恋心かどうか、仕分けすることにも躊躇してしまうお子様だったり、
{netabare} 逆上がりとか、コーヒー{/netabare}とか、諸々をクリアできるオトナのつもりだったり。

個々人の中でも{netabare}早く恋バナを始めたいけど、カナヅチな女子がいたり、{/netabare}
子供とオトナが入り混じっています。誰もが一気にオトナになるわけじゃありません。


そんなモザイク模様の青春の中で、繰り広げられる高木さんから西片へのからかいは、
ちょっと先に行ってしまった高木さんが、諸々の壁を越えずに隙だらけな西片を面白がりつつも、
早く恋のフィールドに進んで時めかせて欲しい。
西片育成計画として観察すると二度悶えることができて美味しいです。

実際、現段階で高木さんが西片にストレートに告白したりしたら、
恥ずかし過ぎて、西片の心身も二人の関係もショートしてしまうことが、
目に見えているだけに、余計にこそばゆいです。

{netabare}先のクリティカルに引き続き西片に無自覚な一文を喰らった末にベッドでバタ足させられた高木さん。
ぐうかわ過ぎて、私もKOされました。{/netabare}


EDは高木さんによるJ-POPのカバー。
バカ売れした曲をテキトーに宛がうのではなく、
明かせないこのキモチを乗せられる、作品世界に合致した歌の数々をチョイスする。
アニソンのJ-POPカバーはトレンドから様式として確立されて来ている手応えを感じます。

今夏の2期に向けて、EDで高木さんにカバーして欲しい曲のランキング動画がアップされるなど、
浮き足だったムードが流れる今日この頃。
この夏は、私も引き続き高木さんの掌の上で気持ちよく転がされたいと思います♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 54
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