ラノベ原作で魔法なTVアニメ動画ランキング 183

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のラノベ原作で魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番のラノベ原作で魔法なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.1 1 ラノベ原作で魔法なアニメランキング1位
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (195)
505人が棚に入れました
「小説家になろう」年間総合ランキングで1位を獲得した人気タイトルが、待望のTVアニメ化! 世界をめぐり、怪物と戦い、人々を守る。 そんな冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、「全てにおいて、一切の才能がない」 という残酷な判定だった。 でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい! 身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を十数年もの間ひたすら磨き続け、ついには千の剣を弾けるように成長する。 しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらもそれを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。 そんなある日、魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……! ──これは、謙虚な無自覚最強男が、磨き抜いた最底辺スキル【パリイ】で、強者を薙ぎ倒していく物語。

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鈍感勘違いファンタジーコメディ

ノールは憧れの冒険者を目指していたが、スキルはパリィしか取得できず、Fランク冒険者としてどぶさらいや土木作業などの雑用に従事していたが・・で始まるお話。

小説家になろう原作で俺Tueee系ではあるんですが、主人公ノールが超鈍感でかなりズレた感性の持ち主で、自分は弱いと思い込んでいたり、王様をただの貴族と思い込んでたりしてて、そういう勘違いがコメディとして面白いところでした。

ただ、そういうのが続くとくどくなったり飽きたりしがちなんですが、欲がなくて他人のためにどんな仕事も嫌がらずに頑張るノールに好感を持ちながら、最後まで楽しく見ることができました。

作画も安定してて見やすかったのも良かったですね。

余談ですが、見る前はタイトルのパリィってなんだろうって思ってたんですが、parry=受け流す、かわす、なんですね。
でもノールのやってることってパリィをはるかに超えることやってましたよねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

!(ピコーン) \パリィ!/

原作未読

お話のざっくり概要
パリィします。
───全てをパリィします。
だいたいそんな感じ

概要がタイトル回収で終わってしまった…orz
と、いっても本当にその内容なんですよ。

ではネタバレ含んだ作品概要はどうなのか?というと…
まずは、パリィします。{netabare}
どんな物理攻撃もパリィします。
魔法攻撃の攻撃だってパリィします。
強力な毒や兵器だってパリィしちゃいます。
巨大ドラゴンも問題なくパリィです。
{netabare}
冒険者?そんな就職先はパリィです。
有用なスキル?そんな便利なものはパリィします。
教官たちの期待?まぁパリィしときましょう。
リーンの好意?若干ストーカーだしパリィです。
貴族への礼節や態度?面倒だからパリィ!パリィ!
王国からの恩赦?んなもんまとめてパリィですね。
あ、ドブ掃除にちょうど良さそうな板切れだけGET
安全な他国に逃げる?当然、パリィでしょ。
強いって認識?よくわからんがパリィしておこう。

有用なスキルが無いから諦めろ?
…俺に諦めるという概念は無い!───パリィ!
{netabare}
アニメ二期?色々意見はあると思うが…パリィ!
{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}
ね?ざっくり概要の説明でだいたい合ってるでしょ?

こうして並べてみると、パリィとはスキルでなくて概念なのかも知れません。

特に他に語る事が無いな。
まぁ、勘違い最強系でパリィの一つ覚えです。
出オチものかな~と思ってみてたら「あ、全てをってそういう意味」って事でわりかし楽しめました。
話は分かり易いし、テンポも良い。戦闘も派手で見栄えがします。
特に悪い所は無いですね~。

真剣に見るよりは、シリアスギャグのネタを楽しむ感じでしょうか。
割と好きです(´∀`*)ポッ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

つい先日この言葉を知ったばかりの自分w。

原作未読です。

>4話まで視聴して
時間が空いたので、録り貯めしていて未視聴だった本作1話をお試し視聴。
意外に一気に4話までスラスラ観れてしまいました(本意ではなかったw)。

主人公の落ち着いた声が本作を安定させている気がします^^。

で、なるほど。勘違い系ですか。
最近、多い切り口だと思うけど、かなり上手く機能していると思います!。


そして【パリィ】という言葉は、つい先日知ったばかりの自分ですw。
ソウルライク系のゲームとかでは一般的なのかな?。全くその系はやってないので。

先日、話題になってたゲーム「Stellar Blade」で初めて知りました。
タイミングよく相手の攻撃を受け流して、有利な状況になるのはなかなか爽快ですよね♪。

本作での【パリィ】は都合良すぎる??。
・・いいんです。アニメですから!!。
そういう世界なんです。ここはw。

・・やっぱ、アニメって極端に言ってすべてが
多かれ少なかれ”ご都合主義”をふんだんに含んでいると思うのですが
視聴者がそれを見て「おお~!」って思うか「んんん~~?」って思うか。
それだけだと思うのです。
結果として自分にとって本作は、とても好意的に受け入れられる作品だったように思えます。


そして本作のヒロイン?。のキャスティング観て、継続視聴が確定しました^^。
はい。ヘブバンでおなじみの某声優さんですね♪。

ヘブバンの声優さんって、個人的にはあまりまだアニメでは見かけることのない声優さんも
多い気がしてますが、すごくいい演技されてる方ばかりに思えます。
今後もどんどん新作アニメの中で見かけることが増えたらいいなと願っています!。


>最終話まで視聴して
意外に自分の中では中盤でダレることもなく、終始安定して楽しませてもらいました!。

パッと見、あの大剣を持った”出で立ち”は
自分の中では自動的に”ベルセルク”になってしまいますのです・・w。

が!!、ベルセルクでは、どうしても”ダークな深淵”がまとわりついてきてしまい
どうしても若干暗めの重い展開が続いてしまうのですが・・

・・本作では、とにかく明るい^^。前向きすぎるwww。

自分もこれくらい全ての物事を前向きにとらえられる性格だったら
もっとリアルな世の中を渡っていくのも苦にならないだろうな~って
うらやましくも思い、また尊敬?すらしてしまいそうですw。

だから、某ヘブバン声優さんが「先生!」って呼ぶのも
共感して受け入れられてしまいますw。

あ。そうそう。三木さんはじめ、6人?の教官の先生方?(うろおぼえ)も
なんかいい味出てて、観てて心地よかったです(嫌悪感がわかない)。

他のサブキャラ達も、それぞれが、出すぎないけど
少しずつちゃんと個性と良さを持っているように感じさせてもらいました。

ひょっとしたら2期の予定はないかもですが
自分はずっと2期を待ちたいなと思っています!。


毎話終わりの「俺は○○をうんぬんかんぬん」の書?
も、いい味出していて、好みでした♪。
 
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

68.6 2 ラノベ原作で魔法なアニメランキング2位
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (189)
589人が棚に入れました
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。 アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。 そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。 心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!

声優・キャラクター
アルス・ローベント:藤原夏海
リーツ・ミューセス:坂泰斗
シャーロット・レイス:佳穂成美
ロセル・キーシャ:岡咲美保
リシア・プレイド:花澤香菜
レイヴン・ローベント:東地宏樹
ミレーユ・グランジオン:生天目仁美
ファム:戸松遥
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトル通りの素直な作品です。

転生感をあまり感じられない異世界転生アニメ。
転生の痕跡は、人物評を戦国武将に例えるくらいです。
弱小貴族に生まれた主人公が、鑑定スキルで有能な家臣を集め徐々に・・・
のような内容で、チート感はあるけれど素直な作品です。

主人公アルスは人が良く、誰からも好かれる優しく素直な性格。
有能な人々に囲まれているので、普通が際立ちます。
しかし、彼の能力は人々に慕われるところ。
人種・身分・境遇・性別にかかわらず分け隔てなく接します。

{netabare}2~3年で1人の家臣をスカウトしています。
だから、時間がアッという間に経過している感覚。
家臣たちは剣士・魔法使い・軍師など、それぞれ秀でた能力を持っています。
1期現在の有能人物は家臣4人、許嫁1人、それにスパイ?1人です。

キャラ立ちは良く、彼ら彼女たちとの確かな関係を築く過程が描かれます。
どちらかと言うと、女性キャラの方が自由奔放で面白味があります。
中でも、許嫁のリシアが怖可愛いい。
間違いなくかかあ天下、良く言えば内助の功、良いパートナーになりそうです。

内戦勃発不可避のラスト。
皇帝への道が示唆されて、1期が終了します。{/netabare}
アニメタイトルの「成り上がる」
2期では、きっとなし遂げられるでしょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

テンプレ転生からの.....?

第1話見た限りだと異世界転生ハッピーセットなんだが、この手のアニメの
中じゃ当たりの予感。
絵や音楽も余裕で平均点以上というか、手抜き感は感じない。
初回で制作レベルを判断するのもアレだけど、最近は開幕で豪快にやらかす
アニメも多いからね。
主人公の声や演技は正直どうでもいいかな。
父上の声は渋くて好きだわ。
{netabare}それにしても信長はさすがに草。
あと丸メガネのメイドがなんか気になる.....{/netabare}

・第5話まで
花澤ロリボイスだけで100点満点だ!(笑

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルのイメージがよくない。とっつきにくいタイトル。

「鑑定」という言葉で連想化するのは,骨とう品や珍しい品物を,鑑定のプロが,後ろの電光板で値段をはじき出す番組を思い出してしまい,タイトルを見ただけでは,何のことやらとおもい観るのをはじめためらいました。

これはひとえに,私のこの作品への事前の「情報不足」が原因です。

しかしながら,2024春アニメで,「転スラ」「このすば」を除いて,似たような作品が,ほかに3-4本もある中では,一番面白いなと思います。

なぜか中世-近世のヨーロッパの街並みや風景の異世界が定番もののアニメが多い中,ペースは同じであっても,特殊な能力で「なり上がっていく様」を観るのは気持ちの良いものです。

話の進展がゆっくりながらも,着実に人集めをして国力を高めていくという設定は,先々がとても楽しみです。

12~13話で終わるのなら,続きも観てみたいなと思わせる作品です。「転スラ」のようにテンポはゆっくりでじれったいのですが,「成り上がり」という快感は同じです。

ヨーロッパの王権時代のように,各階級の諸侯の連合体で,国が成り立っているということで,その中でも「小領主」のある主である主人公が、頭角を出すのは時間がかかりそうです。

おそらくは,12-113話では,満足な結末は望めないでしょう。
この先の話の進み方,幅の広がりに期待をしています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

65.4 3 ラノベ原作で魔法なアニメランキング3位
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (140)
403人が棚に入れました
学校では空気な高校生、三森灯河はクラスメイトとともに勇者として異世界に召喚された。 女神ヴィシスによってクラスメイトたちが次々にS級、A級と能力を見出される中、灯河は最低ランクであるE級と宣言され『廃棄』対象となってしまう。 生存率ゼロの遺跡に廃棄された灯河はハズレ枠と貶された【状態異常スキル】を駆使して遺跡脱出を試みる。 その日から、女神ヴィシスへの復讐の炎を宿した青年は人畜無害な人間をやめ、心の奥底に隠していた本性を明かしていく…… 「はじめようか、生存競争を」

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これはパクリなのか…(; 'ω')ゴクリ

異世界転生して、最弱スキルに当たり、奈落に落ちて死にかけながらも地上に出てきた時は最強になっている(;'ω'∩)

どこかで、聞いたようなアニメの展開…自分が思いつく限りだと、ありふれた職業て世界征服なんかが同じだと思います( -᷅_-᷄ )

似ていますが、なにくそで這い上がるようなアニメは続きがどんどん見たくなります( ᯣ - ᯣ )

ただ、上記のアニメより内容はグロめですが、作画は綺麗で良かったと思います(*´︶`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

65.6 4 ラノベ原作で魔法なアニメランキング4位
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (103)
302人が棚に入れました
“別にいいじゃねぇか……。何歳から新しいこと始めたって!” 最強にして新人のオッサン、冒険者を目指す! 「夢を追うならできるだけ若いうちがいい」 人は皆、そう考える。だが、どうしても諦められない。そんな大人も、どこかにいる――。 10代で冒険者になるのが当たり前の世界で、30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者を目指したリック・グラディアートル。 大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによる想像を絶する訓練の日々を過ごしてきた彼は、新米Fランクながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた!? 叶えたい夢を追い続けるアラサー主人公が、なめてかかってくるエリート冒険者を、本人が気付かないうちに鍛え上げられた戦闘力で次々にねじ伏せていく痛快アクションコメディ!

TORL さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

11話から今クール最高の出来

「漢としてどう生きていくのか」「人生をどう生きていくのか」—この問いかけが、心の奥に響く。冒険者としての自由、剣闘士としての誇り。あらゆる視点から語られる物語の深さに深く感動。

11話からの展開は、まさに圧巻。登場人物たちの成長と葛藤が、手に汗握る展開を生む。仲間との絆、背負った運命。彼らの一瞬一瞬に、心が揺れる。涙を流す瞬間もあった。

この作品は、自分自身の生き方を問い直させる。勇気を持って自分の道を選ぶ姿勢、まさに漢の生き様。最高の出来。心からこの物語に出会えたこと、感謝。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

74.6 5 ラノベ原作で魔法なアニメランキング5位
この素晴らしい世界に祝福を!3(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (297)
1005人が棚に入れました
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。 「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍幹部を討伐したり、たまに死んだり……。 そんなある日、紅魔の里から帰還したカズマたちのもとに、手紙が届く。 その内容は、王女アイリスが、魔王軍幹部を倒したカズマ達の冒険譚を聞きたいというもの。護衛兼教育係のクレアとレインを伴い、アクセルの街を訪れた王女アイリスは、カズマ達パーティとの対面を穏やかに終えたと思いきや――― 「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」 王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!? カズマが目を開けると、そこはなんと王都! アイリスに乞われて滞在するうちに、王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。 しかし、ちょうど同じころ、王都では義賊が暗躍する事件が起きていて――!?

声優・キャラクター
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ルナ:原紗友里
荒くれ者:稲田徹
クリス:諏訪彩花
ウィズ:堀江由衣
バニル:西田雅一
ゆんゆん:豊崎愛生
ミツルギ:江口拓也
アイリス:高尾奏音
クレア:矢作紗友里
レイン:上田麗奈
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ララティーーーナ!

原作未読 全11話

この素晴らしい世界に祝福を!の3期です。関係性から1・2期、『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』を事前に観ることをオススメします。

本編は約7年ぶり劇場版からでも5年ぶりの3期となります。

ただ、2023年にスピンオフ作品の『この素晴らしい世界に爆焔を!』がありましたのでそこまで懐かしさはありませんでしたね。

でも、この作品はカズマ・アクア・めぐみん・ダグネスの4人が揃わないと面白くないですね。

今回は、大きく前半後半と分かれていますが、両方ともダクネス(ダスティネス・フォード・ララティーナ) が物語のキーとなっております。

ダクネス役の茅野愛衣さんになんてことを言わせるんだ!というシーンがこれまで以上にありますw

お調子者のカズマ、普段は駄女神ですが結構凄い事をしているアクア、猪突猛進のめぐみんw、肝心な時にドMな本性が出てしまうダグネスと相変わらずのメンバーです。

楽しく観させてもらいました。最後はスッキリした終わり方をしていますね。

また、続きがあるといいですね。

OPはMachicoさん、EDはアクア役の雨宮天さん・めぐみん役の高橋李依さん・ダクネス役の茅野愛衣さんが歌っています。

最後に、「安楽少女」というモンスターが出てきますが、CVは小清水亜美さんでオーデションの時にあるアドリブをいれて受かったそうです。
本編を観ると確かにアドリブ{netabare}(舌打ち){/netabare}は見事なものでしたw(何回もさせられたそうですw)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうだ、冒険に出よう。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第2期、スピンオフ作品と劇場版は視聴済です。
個人的には第2期と第3期の間にスピンオフ作品である「この素晴らしい世界に爆焔を!」が挟まれたことでより理解度が増した上、一層の愛着が持てるようになったと思っています。


交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)
ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!

めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍幹部を討伐したり、たまに死んだり……。

そんなある日、紅魔の里から帰還したカズマたちのもとに、手紙が届く。
その内容は、王女アイリスが、魔王軍幹部を倒したカズマ達の
冒険譚を聞きたいというもの。
護衛兼教育係のクレアとレインを伴い、アクセルの街を訪れた王女アイリスは、
カズマ達パーティとの対面を穏やかに終えたと思いきや―――

「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」

王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!?カズマが目を開けると、
そこはなんと王都!
アイリスに乞われて滞在するうちに、
王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。

しかし、ちょうど同じころ、王都では義賊が暗躍する事件が起きていて――!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

これまで、アクア、めぐみん、ダクネスの3すくみ状態でしたが、この均衡が少しずつ崩れて来た様に感じるのは、私だけじゃないと思います。

アクアに対する無茶振りや、めぐみんのエクスプロージョンの空打ちといったこれまでの笑いのツボは少し影を薄めた感じがします。
特にアクア…個人的には天ちゃんの演じるアクアが大好きなので、もっと活躍して欲しいんですけどね。

代わりに存在がとりわけ大きくなったのがダクネスで間違いないでしょう。
今期の作品を視聴して思ったこと…
やっぱりダクネスって、アレなんです??
好きなのかなぁ…
でも、好きじゃなきゃ越えられない一線ってあると思うんですけど、そこを悠々と乗り越えてくるのって、考えてみるとダクネスだけなんですよね。

そして、ダクネスにとって脅威…となるかもしれないキャラも登場してきましたね。
ベルゼルグ王国の第一王女であるアイリス王女…
CVが高尾奏音さんでしたが、イメージがピッタリでしたね。

高尾さんでググってみると、私にとっては新しい発見がありました。
高尾さん、元々アース・スター エンターテイメントに所属されていたんですね。
「てーきゅう」「ヤマノススメ」「世界でいちばん強くなりたい!」などの有名どころを輩出していた会社で、特に「世界でいちばん強くなりたい!」は初の30分枠アニメだったことから、自虐ネタを交えて宣伝していたのを良く覚えています。

そんなアース・スター エンターテイメントさんですが、声優・タレント事業から撤退した上、会社自身も吸収合併により解散していたとは恥ずかしながら知りませんでした。
もう「てーきゅう」の様な尖った作品は放送されないんだろうなぁ…なんて思うと少し寂しい気がします^^;

少し本題から逸れちゃいましたね^^;
今期も安定的な面白さだったので、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、Machicoさんによる「Growing Up」
このすばのオープニングと、Machicoさんの組み合わせは最早鉄板ですね^^
エンディングテーマは、アクア・めぐみん・ダクネスによる「あの日のままのぼくら」
エンディグの曲風も毎度お馴染みの…という感じが溢れていて良かったと思います。

1クール全11話の物語でした。
これまでずっと全10話だったので、今期ももしや…と思っていましたが、全11話でした。
原作は既に完結していると聞いています。
「冒険に出よう…」と言っておきながら、もしやアクセルの街で完結するんじゃ…と危惧するようになってきました。
まぁ、それはそれで面白いですけどね。
続編の発表、楽しみにしてます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やはりこの4人が中心だと面白い。会社変更がかえって新鮮だったかも。

 あー面白かった、と素直に言える作品でした。制作会社が変わって作画や演出の雰囲気は2期や映画よりも落ちたといえば落ちたかもしれません。

 しかしながら、主人公カズマ+3人のヒロインの揺るぎないキャラ構成で作品そのものに力があります。ですので視聴中は2期までと比べて…のような感覚にはなりませんでした。

 というより、むしろギャグとして飽きが来るのを防ぐ効果があったかもしれません。アクアを中心としてダクネス以外の女性の描き方がよりギャグテイストになりましたが、そこが新鮮で面白かったです。
 その描き方のせいか、ゆんゆん、クリス、ウィズ、アイリスの使い方も出すぎないわりに印象に残ります。

 そして内容そのものですが、2期まではヒロインとしてはめぐみんが中心で、コメディリリーフとしてアクアが不動の地位。その2人と比較してダクネスは何かうっとしいというか、恥ずかしいキャラであまり好きになれませんでした。
 それがダクネスが中心になった3期はちゃんとダクネスに魅力を感じるんですよね。今回はめぐみんがむしろうるさいだけの役回りです。つまり、焦点の当て方がうまいのでしょう。

 前半がカズマのクズっぷり+アイリス、銀髪盗賊団の登場、後半がシリアスな話と構成もバランスがよく11話楽しめました。

 まあ、満点は盛りすぎだと思いますし、作画は4くらいでいいと思いますが、他は4.5つけたいですね。この作品は不思議なことに音楽いいんですよね。特にEDは素晴らしかったです。

 4期早く…というか、もう最後まで作っても採算とれるでしょう???会社作っちゃえばいいじゃないですか。




1話 作画はいいし面白いですが、カズマにちょっと疲れるかも。

{netabare}  やはりこの4人ですね。ひょっとしたら「爆炎」もこの作品と並行して見たら感情移入できて面白いかもしれません。

 原作4作目の映画版の紅魔の里に行く前の部分ですね。非常に独特な魔物が登場です。時系列がおかしくなるのでオリジナル要素を入れています。人気キャラ?なので分からなくはないですが、ちょっと引き延ばしのマインドがないか心配ですが様子見ですね。

 心配していた作画が良くなりすぎないか問題は、がんばって雰囲気を1期に揃えようという努力はちゃんとしているみたいです。

 ただ、1話を見てちょっと疲れました。カズマが絶好調過ぎてノリが強烈なので1期2期を視聴して感覚を合わせないと、きついかもしれませんね。 {/netabare}


2話 このクオリティなら安心して見られそうです。

{netabare} ということで、作画や演出はもちろんテンポもいいので、視聴継続は当然として満足度も高くなりそうです。ダクネスの表情も良かったです。

 ということでアイリス王女様登場ですね。待ちかねました。ちょっと思っていたよりもキャラデザが微妙な気がしなくはないですけど。最後の方だけは作画というか女性たちが妙に美人でした。

 文句があればレビューするかもしれませんが、今のところ良さそうです。楽しめそうです。{/netabare}


3話視聴後に追記 OPEDがいいです。特にEDは最高です。

{netabare} このシリーズ、EDが妙にいいです。余韻ですよね。今回も気に入りました。

 それとキャラデザは微妙に変わっています?3人の女子が妙に顔がかわいい気がします。{/netabare}


5話 放送事故みたいな沈黙がすごい。表情もカットも大胆な演出でした。

{netabare} エリス様との沈黙シーンはちょっと驚く時間でした。表情もいつにまして豊だし、作画もちょっと雰囲気が違いました。場面の転換もかなり思い切ったタイミングだったと思います。このセンスは「このすば」的な感じもするのですが、今までにはなかった新しさを感じました。

 この5話はかなり面白かったと思いますが、アニメのクオリティの高さも感じました。{/netabare}


6話 いいんですけどなんか物足りない回でした。

{netabare}  原作では一番盛り上がる回だし、実際本作アニメ版も悪くはなかったですが、なぜか淡泊な感じでした。
 期待では10に対して、8くらいというか。合格が7だからいいんですけど、もったいないというかなんというか。無難ではあるんですけど…うーん。

 5話は逆に期待以上でしたから、シリーズ全体が悪いというわけではないと思います。今回の演出のレベルなのか次回以降に力を蓄えたのかわかりませんが、今回はサラッと終わっちゃった感がありますね。

 まあ、やっと銀髪盗賊団が登場ということでいいんですけどね。「爆炎」は残念でしたが、こっちのスピンオフはぜひ見たいですね。{/netabare}


7話 アクアの下半身エロくない?声優さんにちょっと違和感。

{netabare} アクアの下半身の描写が妙にエロかった気がするのですが…気のせいじゃないと思います。じっくり見てしまいましたから。3期はかなり抑え気味だったのが7話はちょっと特殊だった気がします。

 それと6話よりよかったと思いますが、しかし、声優さんの演技がちょっと不思議な感じでした。
 「このすば」芸を本人が真似しているという感じというか、ほんの僅か間が悪いというか。監督なのか音響監督なのか知りませんが、ちょっと違和感を感じました。 {/netabare}


8話 ダクネスが可愛くなった半面、重くシリアス化したことの是非。

{netabare} ダクネスというキャラは1,2期は作りすぎというか少し不自然な造形というか、騒がしさがちょっとうっとうしというかで、あまり好きじゃないキャラでした。

 ただ、この3期…まあ、2期の最後の方くらいからアクアよりもキャラが自然な感じになってきて、少しずつ好感が持てるようになってきました。

 その好感が曲者で、キャラとしては非常にいいキャラだし可愛くなってきたんですけど、面白さが減ってきた気がします。貴族としての責任を背負いすぎでシリアス化してますし、カズマへの気持ちも重いです。
 その一方でめぐみんとアクアは、面白さはとんがってきているんですけど「ギャグ要員」なんですよね。

 めぐみんはそれでもまだカズマとの関係性でキャラが成立してるんですけど、アクアは少し形式化してしまった気はします。

 まあ、微妙なバランスの問題なんですけどね。カズマが面白さの中心ですし、エリス・アイリス(銀髪盗賊団)の投入が成功したので、周囲のキャラが少々ズレたところで作品としての面白さは成立していますのでいいんですけど、3人のヒロインたち…特にダクネスの変化はいいのか悪いのか。

 原作ではそれほどキャラの変化は感じませんでしたが、アニメだと結構顕著に感じました。アニメの制作陣の変更で解釈が変化した結果、増幅したのかもしれません。{/netabare}


9話 あと2話かあ。なぜコマ切れにするのかとも思いますが、飽きないうちがいいのかな。

{netabare} まあ以前見たのと同じような話ですけど、この作品なので許されるという感じでしょうね。作画も少し荒れてきた気がしますが、強引に乗り切るのでしょう。それもやっぱりカズマありきですね。爆炎を再挑戦しましたが、やっぱりそれほど面白く感じませんでした。

 噂によると11話らしいのであと2話かあ。なぜヒットする作品だとわかっているのにコマ切れにするんでしょう?ただ、ギャグは飽きがくるのも事実ですので休むのはいいですが、さすがに賞味期限が近い気もします。

 あのタヌキのしっぽって、腰から生えてたんですね。初めてしりました。{/netabare}


10話 ギャグのシリアス化にも耐えうるカズマという奇跡的なキャラ造形

 ギャグのシリアス化現象というのはどんな作品にでも起こりえるものです。本作も例外ではないんでしょう。ただ、この作品はもともとそういう厨2的なカッコつけを含めての作品なので、作風を保っているといえば保っています。

 結果的にやっぱり面白いんですよね、本作は。というよりカズマというキャラが素晴らしいのでしょう。3人のヒロインやその他のサブキャラたちのキャラ性を引き出しつつ、話の中心としてどっしりとした安定感があるキャラ造形は、ひょっとしたら作者の能力の枠を超えて奇跡的に降臨したのか、とも思えます。
 力があるキャラなので、カズマはシリアスをやっても受け入れられるキャラとしての力強さがあります。もちろん、3人のヒロインに支えられてこそ、なんですけど9話のタヌキのお姉さんの話もちゃんと面白いですからね。

 逆に言えば、失礼ながら原作者の他の作品や本作スピンオフと比較して、本作は突出して面白いということなんですけど。

 ということであと1話かな。開始前は不安でしたが楽しませてもらいました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

68.2 6 ラノベ原作で魔法なアニメランキング6位
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (179)
592人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「悪役令嬢モノ」の中でも異彩を放つ「どこかズレてるぼっち主人公」

【レビューNo.121】(初回登録:2024/4/28)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。

(ストーリー)
主人公の女性は前世でプレイしていた乙女ゲームのの世界に、悪役令嬢にして
ゲームの裏ボスでもあるユミエラ・ドルクネスとして転生した。
ユミエラはバッドエンドを回避するために、目立たぬよう平穏な日々を過ごす
ことを誓うのだったが、王立学園入学時のレベル測定でいきなり「レベル99」
を叩き出してしまう。
ユミエラは不測の事態に備えて、レベル上げを徹底したことから強くなりすぎ
ていたのだった。
こうしてユミエラの前途多難の日々が幕を開ける。

(評 価)
・「悪役令嬢モノ」の中でも個性が際立つ主人公
 通常の「悪役令嬢モノ」だと
 ・転生者の持ち前の社交的な性格で、転生前になかった人望や信頼を取り戻
  し人の輪に囲まれる
 という微笑ましい展開になりますが、本作の主人公ユミエラは
 ・親がダメ貴族の毒親で、親の愛情に恵まれていない
 ・入学早々に強大な力を見せつけるハメになり、周りから恐れられる
  しかもこの世界では忌み嫌われる黒髪の持主
 ・またユミエラの性格も
  ・冷静で表情が乏しく常にほぼ真顔
  ・空気や相手の感情を読むのが苦手で、周りと上手く協調できない
  ・また価値観等が独特(効率重視等)で周りとズレている
   (前世は「人付き合いが苦手な廃ゲーマー」だった模様)
 という、かなり個性的な「ぼっちキャラ」として描かれるというw
 それでいて話が暗く重くなることはなく
 ・真顔でいろいろやらかすのがなかなかにシュール
 ・他人とズレたところが新しい笑いを生み出す
 ・魔法だけでなく腕力も最強、そんな中で繰り出す「ユミエラパンチ」が
  ちゃんとネタになっている
 という感じで、この個性をしっかりコメディに繋げている演出が最高です!
 このユミエラの個性を楽しむだけでも、作品を視聴する価値アリですね。

・他のキャラも上手く配し機能させていた
 このユミエラの独特な個性に合わせて、他のキャラも上手く配置されていた
 ように思います。
 ・アリシア
  この世界の本当の主人公。周りから好かれる性格で王子等「攻略対象」も
  皆アリシアに夢中。
  魔法の属性の違い(光属性と闇属性)から始まり、「ぼっち」のユミエラ
  に対し、常に対極の存在としてユミエラの個性を上手く際立たせていた。
  (そういう意味では攻略対象の3バカも、アリシアを補完する存在として、
   程よい感じに配置されていたのでは)
 ・パトリック
  辺境伯家の出身。ユミエラの一番の理解者として
  ・ユミエラが物語から浮かないようにしっかり受け止めつつ
  ・ラブコメ要員として笑いもとりながら、ユミエラに認められるために努
   力を惜しまず、最後は王子様役までしっかり昇りつめ、視聴者のハート
   も鷲掴みという
  個性的なユミエラを支える「要」的な役割を担っていたと思います。
 ・エレノーラ
  ユミエラよりも悪役令嬢らしかった。
  (元のゲームではユミエラは彼女のとりまきの一人だった)
  それでいて根は
  ・天然ボケで他人の感情の機微に疎い世間知らずなお嬢さま
   (また他人に利用されやすい性格)
  で憎めないという。
  彼女も単独だと「ちょっとなあ~」って感じのキャラですが、ユミエラと
  絡んだ時の化学反応が凄くて・・・
  この辺は作品のいいアクセントになっていたように思います。

作品としてはユミエラのキャラで魅せるところがあるので、ストーリーの方は
少々味気なさを感じるかも。(特に最終決戦とか)
それでもユミエラの「どこかズレてるぼっちキャラ」は、これまでの「悪役令
嬢モノ」とは一線を画していると思いますし、それをしっかり笑いに繋げるな
ど、本作は独自の面白さをもった作品だと思います。
何気に他のキャラとも上手く相乗効果を生み出していたと思いますし。

OP「LOVE or HATE?/前島麻由」
・やさぐれ感のある歌詞にロックなリズムが前島さんの声とベストマッチで、
 インパク大
ED「好きがレベチ/エレノーラ&ユミエラ」
・まさかのエレノーラがメインだと?!
 2人のキャラを活かしたふわふわでキャッチーな食感がクセになるw

(追 記)
原作とアニメとの違いがYOUUBEにアップされていたのですが、例えばアリシア
は原作だと
{netabare}・ユミエラの寝首をかくために謝罪して油断させる
・自分の命か仲間の命かの選択で、迷わず自分の命を懇願
等結構クズキャラで描かれているようですね。{/netabare}
アニメ化にあたって、この辺りも改変されているわけですが、
「1クールアニメとしてどういう作品したいか」
全体像を考慮の上で、上手くチューニングしているなと評価していいんじゃな
いですかね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤラカシドン引きラブコメディーアニメ

あまりこの手の作品は観ませんが、転生主人公最強系アニメが急に観たくなり視聴しました。
アニメタイトルにある悪役令嬢感は正直ありません。
その代わりレベル99が強烈です。

ゲーマー主人公が乙女ゲームの裏ボスに転生。
倒されないため目立たない日々を送ろうと決意。
しかし、念のためレベルは上げておこうとしたら、ゲーマー魂に火がついてカンスト。
そんな主人公が学園生活ではどうしても目立ってしまい、てんやわんや阿鼻叫喚・・・
てな感じの物語です。

とにかく主人公であるユミエラが独特な空気をまとっています。
無表情で控えめ、まるで世捨て人のよう。
何か不都合があれば即座に国外逃亡と思っているくらい。
そんなユミエラは強さ故に絡まれ、その度にドン引きします。
また、ユミエラのオタク気質により周りが見えなくなり、無自覚に事件が頻発。
そのために、周囲はドン引き状態です。

第二王子がウザイ。
本来の光属性ヒロインがアザトイ。
悪役に見える金髪令嬢がウザカワイイ。
等の要素がありますが、総じて良いコメディーアニメでした。

{netabare}最後、話はハッピーエンド。
だって、超鈍感を絵に書いたユミエラがやっと恋心を自覚したのだから。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シンプルだけど良質な作品かと^^。(4話まで視聴して)

>3話まで視聴して
原作未読です。

事前情報ほとんど入れずの視聴だったので、1話Aパートでは完全に騙されてしまってました^^。
てっきりスペちゃん(・・に見えてしまう)主人公かと。。
そっちじゃないんですねw。
・・でも、スペちゃんがいるような安心感が得られているのは確かw。

禍々しいイメージが第一印象だったので、そこから後は良くなる一方です・・よね♪。

声を担当されてるのはファイルーズあいさんですか。
こんな感じの演技もされるなんて、声の引き出し豊富!。

何気ない一言でも、なんとなく深みのある演技に感じられます。

「違う、そうじゃない」。・・某歌手が脳裏にw。

デフォルメ絵は、目のデカさに最初若干引きかけてましたが、慣れてくるとギリ有りw。

LV上限、99というのは意外に低い?。
昔のファミコンゲーム的な??。
でも乙女ゲームと考えれば、マニアックにLV上限のケタを上げるよりは
上限があった方が、トータルバランスは取りやすそう・・。

3話では、1話分の体感時間がすごく短く感じられました(誉め言葉)。
主人公のまわりの人たちに、意外に良識のある人が複数いて、すごく意外であると同時に安心感♪。
主人公の腹づもり吐露も心地よい^^。

エレノーラ・ヒルローズ
日高さんなのですね。
スタドラのヨウ・ミズノ時代では、イベント映像等で現役JK?の初々しさが印象的でしたが
もう大人の女性になられてるのですね。・・なんか感慨深い。。
さらに先日、おめでたい報告もありましたよね!。
本作でも共演されてるようなので、そこにも注目せざるを得ません♪。

雑談3種の神器!。
はい。参考にさせていただきますw。

「声高々に○○を主張したい」
ついつい「責任者はどこか?」と脳内再生されてしまうw。

チョロいデフォルメ絵は好印象^^。

と思ってたら、意外なスペちゃんの頑張りがww。

次回以降も楽しみな作品です!。
 
 
-----------------------------
>4話まで視聴して
コミュ力LV99!?w。うらやましすぎる・・><。(自分には無理ゲー)。

黒い・・?。(内面的な露出??)
禍々しさ以外の何物でもないですよねw。

「それは反論できない」
素直な返しは好感度UP↑↑。

レベル上げのノウハウ伝授w。
何?、この神講座ww。・・むしろ受けれるものなら受けたい!!。

「うん、やりきった」
おつです♪。

お役立ち情報不発乙・・・orz。
周りの変化、あからさまでNice。
前話までのせっかくの”積み上げ”も台無しね・・(誉め言葉^^)。

「にゃんにゃん♪」
あー、何、この破壊力w。
猫ではなく、観てるこっちがやられましたw。

「ダークバインド!」
あ、これ便利ね^^。

闇魔法治癒。
「うわあ~    」
いいアクセント演出!!。
グロいのですねw。

「あ、ありがとうございます・・」
初めての・・・は、いいものですよね♪。
 
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

58.0 7 ラノベ原作で魔法なアニメランキング7位
魔王軍最強の魔術師は人間だった(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (90)
241人が棚に入れました
『魔王軍最強の魔術師』と呼ばれ、単身で砦をも攻略する魔族、その名はアイク。 絶大な魔術で敵をなぎ払う様は、まさしく『化け物』そのもので、敵味方から畏怖される存在だった。 しかし、そんな彼には、他の魔族にはいえない秘密があった。 「――俺、実は人間なんだよね」 人間であることを隠しながら魔族と人間の共生を目指す、成り上がりダークファンタジー!

55.4 8 ラノベ原作で魔法なアニメランキング8位
ひとりぼっちの異世界攻略(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.5 (39)
168人が棚に入れました
高校生活を“ぼっち”で過ごしていた遥は、授業中に突然クラスメイトと共に異世界召喚に巻き込まれてしまう。 チートスキルが並ぶリストから好きなスキルを選んで神様から与えられる――はずが、チートスキルは早い者勝ちで既にめぼしいものはクラスメイトに取り尽くされていた!? 神様の逆ギレで残ったバッドスキルを全て押し付けられた遥は、スキル『ぼっち』のせいで、異世界でも孤独に冒険することに……。 チートに頼らず、チートを超えてやる―― 最強”ぼっち”の異世界HARDモード攻略譚、開幕!

90.3 9 ラノベ原作で魔法なアニメランキング9位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3269)
15646人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期決定で沸くこのすばファン。あそこはアドリブだったのかー!!

2期製作決定おめでとー!!!!
円盤が飛ぶ前に決定したみたいですね。
これも視聴者のチカラ(/・ω・)/

スタジオディーン製作の
残念系異世界冒険ファンタジーですね。
元ネタはラノベみたいです。
イラスト担当が雑誌「えつ」御用達の三嶋くろね。
軸中心派SHOPや博多神絵祭で見かけていたイラストレーターが
ついに、アニメ制作に一筆下ろすということで、
個人的にめっちゃ注目してました。
(カントクやブリキにならぶ好きな絵師さんなんです)


いざ放送が始まると、キャラのパッと見の雰囲気は据え置きなんですが、
やはり動くアニメとなると、思っていたのと少し違う。う~ん
アクアもめぐみんもダクネスも可愛いんやけど...
今まで見てきた三嶋くろねさんのキラキラ感というか透明感は、
静止画ならではの特徴だったのかな?
(当人は絵心ZEROなのであくまで客観的感想)


1月にアニメ放送が始まって原作ラノベが増刷しまくりの3倍増しだと。
アニメを見て好きになった視聴者が原作に興味を持って購入。
すばらしいループですね。
実際、博多のメイトやゲマズやメロンでは、
必ずラノベコーナーの前面に出てきてまして
勢いの凄さが見てとれた今期でした(^^♪


ストーリーは、とにかく残念系コメディのジャンル。
かわいいんですけど、駄女神やったり、中二病やったり、ドМ変態やったり
出てくるキャラクターがいちいち残念すぎて笑えますので「僕は友達が少ない」に
キャラ構成がとても似てました。同作が好きな方にもお勧めですね。
(このすばは日常が舞台ではないのであしからず)

OP「fantastic dreamer」
歌 - Machico
CDに収録されているMonday Afternoon Ver.が意外と良曲!
ボサノヴァ調で、夕暮れのカフェで聴きたくなるようなゆるMIX。
なにより歌い手の歌唱力が高めなのにビックリ( ゚Д゚)
本家よりこっちばっか聴きようかもw

ED「ちいさな冒険者」
  歌 - アクア雨宮天、めぐみん高橋李依、ダクネス茅野愛衣
好きな曲ランクインしました。スロービートでアコギの旋律で
やんわり癒されます。歌詞もダメダメ御一行を象徴したもので
聴いてて愛着がわきますね。B面には3人それぞれのソロVer.も収録されてます。


CMに入る前のアイキャッチで、「このすば!」とタイトルコールが入りますが、
ほとんどが、声優さんらのアドリブで収録されてます。(監督 金崎貴臣 談)
何も知らない最初はふざけてんのかなーとか思いつつも、マジ笑えますwww
こういう細かいとこまでこだわってる秀逸な作品でした。

2期も観ます。
原作買おうかなー....(/・ω・)/

投稿 : 2024/11/23
♥ : 94

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

華麗なるキャベツ泥棒

原作未読。

この期の作品としては初めは全くノーマークでしたが、人気があったので見てみたら、最後まで安定感のある面白さでした。

ジャンルとしては『異世界RPG+コメディ』といったところでしょうか。
物語のテンポと登場人物のキャラ設定が秀逸です。

ヒロイン(?)3人組役の雨宮天さん、高橋李依さん、茅野愛衣さんが、とにかく弾けています。

最終話、OP曲がBGMとして流れた場面では、少し、感動さえしてしまいました。
(騙されるな!決して感動するような作品ではない筈だ!)←私の心の叫び

疾走感のあるOP曲、ほのぼのとしたED曲とも最高。この作品の魅力を引き立てていたと思います。

唯一の難点は、演出とは無関係に、時折乱れる作画と、全10話と少し短かった事くらいでしょうか・・・。
しかし、そんな事が気にならないくらい、とにかく面白い作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 180
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
{netabare}
《staff》
{netabare}
原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
{/netabare}

《cast》
{netabare}
佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
{/netabare}


《songs》
{netabare}
オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
{/netabare}
{/netabare}

【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

{netabare}
もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 112

95.6 10 ラノベ原作で魔法なアニメランキング10位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2201)
11812人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

2期も面白かった

原作未読。

2期も相変わらず面白かったです。
1期が面白いと2期は失速・・・ってアニメが多い中で、2期も変わらず面白いのは素晴らしいことだと・・・。

この作品を見ると、『声優さんって凄いなぁ』と感心させられます。
よくもまぁ、これだけ個性的かつ喜怒哀楽の激しい面々を演じられるものだと・・・。

この勢いで第3期も期待したいところです。

この作品の最大にして唯一の問題点は作画。
1期もそうだったけど、いい時と悪い時の落差が激しすぎ。
OP/EDの作画も個人的には首を傾げたいところ。
もう少し安心して、集中して視聴させて欲しいものです。
それでも、1期よりはマシになりましたけどね

投稿 : 2024/11/23
♥ : 103
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

どうやら祝福されたらしい

原作未読 1期は視聴済


1期に続きそのまま2期突入。後追い組は待つことを知りません。
1期と変わらず全10話の短尺に拍手!色気を出しても誰も文句言わなかろうにブレることはありません。
ついでにやや大雑把な作画具合もブレてはおりません。

大きな失点は無し!ノーマークだった昨シーズンで優勝し、他チームのマークも厳しくなってるのに連覇しちゃいました。そんな感じでしょうか?連覇の難しさはおおよそ想像はつくでしょう。
アニメ作品ならファンの期待値、制作側の気負い。おのずとハードルは上がってしかるべしの状況下、

 {netabare}“変わらない君でした”{/netabare}

うむ、手堅い・・・

1期では、
“笑点”“欽ちゃん”“ひょうきん族” 古典にして王道のコメディと評しました。すなわち、

笑点 : お題(クエスト)での珍回答
欽ちゃん : ウケてる間は同じボケを被せ続けること
ひょうきん族 : ED曲にクールダウンのしんみり曲

2期でも話数、作画もさることながら屋台骨を支える哲学がブレてないので、新ネタ{netabare}(逮捕~裁判、お見合い、温泉旅行){/netabare}を挟んでも安定感があります。
1期からの人気コーナーも健在でした。いやお笑い番組ではないんですけどー
{netabare}・蛙に飲み込まれるアクアさん達(しかも芸の幅が広がってる)
・爆裂ソムリエの日課(しかも威力も作画も強化されとる)
・カズマ死亡(しかも良い意味で死因が雑になっとる。エリス登場回数増え俺得!) etc{/netabare}
ちゃっかり底上げされるかたちでマイナーチェンジ。手堅さの中に改善も施されてるといったら言い過ぎでしょうか。

1期から観るにこしたことないですが、2期からの参戦でもさしたる問題はないでしょう。
2年目(2作目?)のジンクスを普段着野球で乗り越えました。連覇はマンネリと紙一重。その手前で踏みとどまった印象の本作は笑いの土台があるのでシリーズ化していけば、V9の巨人軍(生まれてないけど・・・)のようになるかもしれません。一時期のアントラーズ、箱根の青学に置き換えてもOK!
強すぎてつまらないと言われた先にリスペクトが生まれる可能性を秘めております。
そんな良作コメディの続編でした。


そして物語はあいかわらず進みません。{netabare}・・・と思いきや気づかないうちに匍匐前進してましたね。{/netabare}

※以下2期ネタバレ所感
■ルーツが明かされる主役たち
{netabare}ダクネスとアクアです。
ダクネスは名門ララティーナ家ご令嬢として描かれる回がけっこうありました。パパ(CV:井上和彦)も絡んでのキャラ掘り下げです。「自由に育てたら娘こんなんなっちゃった」って違うだろ!とこの父にして娘ありです。
アクアはそういえばこの人女神だったwwと思い出されるシーンが後半8話以降、随所にありました。ギャップ(落差)で人を笑わせるのに長けた人は泣かせることも容易だったり。たまに良い話が挿入されるので本作は侮れません。{/netabare}
{netabare}残りのめぐみんは自称ライバルゆんゆん登場はあったもののルーツ描写は希薄です。このへんは劇場版をお楽しみに!ということなんでしょうね。爆裂娘好きは“おあずけ”状態です。{/netabare}

■そもそも魔王討伐じゃなかったっけ?
{netabare}不可抗力とはいえ魔王軍幹部を個別撃破し続けてるんですよね。本人たちにその気がなくてもうっかりゴールまで辿り着いちゃうのではなかろうか。{/netabare}


ちょっと再評価したもの
■アクシズ教団の信徒たち
{netabare}1期で「あそこの教徒ってちょっとおかしい人が…」とまで言わしめた面々が満を持して登場。
とにかく営業が下手っぴ過ぎてツボでした。詐欺師ならもう少し上手くやりますもん。お馬鹿でも根はいい人そう。祀ってる女神様同様に憎めない信徒たちとそれを大切に想って行動するアクアに多少なりとも神々しさを感じた終盤です。{/netabare}

■「ララティーナって呼ぶな!」
{netabare}第1話アバンがふっかつのじゅもんの入力画面。ラストに「Thank you for playing」のドット文字。まんまですね。古き良きRPGへの敬意を感じます。{/netabare}
{netabare}結局ダクネスがララティーナ呼びを断固拒否してたのは4文字で私を呼んでってことだったのかな?
ゲームや競技を「する」「遊ぶ」を表す「play」。スタッフも作品で遊んでたように見えます。
(一緒に)遊んでくれてありがとう!って意味ならなかなか素敵だと思います。{/netabare}


お笑いには好き好きあれど、周回される方がぼちぼちいらっしゃることは、インパクトだけ一過性の作品でないことの証左でもあります。

未見の方はどうぞどうぞ。

個人的には、ダクネス知人の盗賊娘の登場時間が減らされてたのが残念で仕方ありません。



視聴時期:2019年3月 それと4月~6月の再放送

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2019.08.08追記
《配点を修正》+0.1(作画分)
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価


2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記
2020.12.08 修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 100

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もちろん選ぶのは『続く』で!

通称『このすば!』で御馴染み、この素晴らしい世界に祝福を!の第二シリーズ。全10話。
この作品に2期があるのは紛れもなく、キャラクターが愛されたからだと思う。
なんで?と聞かれれば正直答えに詰まるけれど…(^^;
カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスのこの4人、絶妙なバランスだと思いませんか?(;´∀`)二期はとくにアクアが何かと問題起こしていたような気もしなくもないですが、割とすぐ謝るし憎めないやつ(笑)
恋愛的な要素は取り除かれていて、カズマ(主人公)が率いるパーティとしての成長がメインといった感じ。
必ずどこかのタイミングで誰かがポンコツやらかすのは日常茶飯事で、想定内であり計算内。
ダサく見られがちだけど、一期からカズマはけっこう体張ってる
それでいても、ヒロインに恋愛感情は一向に芽生えず、相変わらず哀れみや慰めの目を向けられる始末w「クズマ」「カスマ」という扱い(笑)
そうしていくうちに、チームワークはどんどん素晴らしくなっていってる模様。
いかに個々の能力を生かすかということに考えを巡らせて、とにかく知恵で勝つ!というスタイルが出来てきている。
魔王討伐も夢のまた夢だったのが、意外に渡り合えるのでは?と期待を抱いてしまうほど。順調にいけばの話(^^;

作画は「このすばクオリティー」といえばいいのか、気の抜けた作画が目立つ(^^;
それでも、その浮いた分の予算があってかOPに本編にはない完全オリジナルアニメーションを付けたのは良かった。よく動いていて、何度見ても楽しめるし、一期よりさらにハツラツとした曲で余計盛り上がる(#^^#)
他の作品にこういう作画部分があれば問答無用で点数下げるんだろうけど、このすばなら許せるというか、逆に作品として良くなる不思議。

声優の演技は素晴らしいと思う。
とくにダクネスの、変態なんだけどどこか上品さもちゃんと持ち合わせた感じという演技がまさに。「エクスプロージョン!」も相変わらず(笑)

きっとこれからも、愛されるキャラとともに、"多くのアニメファンから愛され続ける作品"としての階段を一歩ずつ昇っていくのではないでしょうか^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 67

78.4 11 ラノベ原作で魔法なアニメランキング11位
無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (281)
984人が棚に入れました
2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。

声優・キャラクター
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
シルフィエット:茅野愛衣
ノルン・グレイラット:会沢紗弥
アイシャ・グレイラット:高田憂希
アリエル・アネモイ・アスラ:上田麗奈
ルーク・ノトス・グレイラット:興津和幸
エリナリーゼ・ドラゴンロード:田中理恵
ナナホシ/サイレント・セブンスター:若山詩音
ザノバ・シーローン:鶴岡聡
クリフ・グリモル:逢坂良太
ジュリエット:諸星すみれ
リニアーナ・デドルディア:ファイルーズあい
プルセナ・アドルディア:田中美海
バーディガーディ:楠大典
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

家族愛

原作未読 全12話

無職転生2期の第2クールです。事前に1期(全23話)・2期(12話)第一クールを観ることをオススメします。

1期の後の番外編である「エリスのゴブリン討伐」を観ると2期の重要人物の一人あるクリフ先輩が出てきますので気になる方は見ても良いかも知れませんね。結構面白かったです。

家族がテーマの一つであるこの作品、特にこのクールはルディを取り囲む家族たちの人間模様を描いています。

前クールでシルフィと結ばれたルディ、これから2人で新しい家庭を築いていこうした矢先に、ルディの2人の妹ノルンとアイシャをやって来て同居生活を始めます。

最初ノルンは、父親のパウロの件もありルディとはかなりギクシャクしていましたね。

前半はノルンとの和解を描いたお話がメインでした。ルディとノルン、2人の心情が深く描かれていましたね。{netabare}(ノルンが寮で塞ぎ込んでいて、ルディと対面するときの2人の心情、特に前世の記憶と今回の件を絡めたお話は心に響きました。){/netabare}
何でも出来るアイシャが少し不便でしたね。

後半はゼニス救出に向かうお話でした。この作品には珍しいダンジョン攻略でしたね。ゼニスが囚われているダンジョンへ、パウロたちと合流までの旅路から、パウロたちとのダンジョン攻略、そして師匠との思わぬ再会に心躍らせましたが、その後、悲劇が起こりました。{netabare}(パウロの死、ルディを庇って亡くなるシーンは観ている私もウルッときました。やっとの思いで救出したゼニスは記憶喪失の上、廃人ような感じになっているのを観て報われない悲しみでしたね){/netabare}

その後、ルディは立ち直り、シルフィが待つ家へと帰っていきます。

ここでも一悶着ありましたが、最後は{netabare}パウロのお墓で話しているルディを観て、{/netabare}やっと前世の男からルーデウス・グレイラットなったような感じがしました。

色々と賛否{netabare}(ロキシーを妻に向かい入れたこと){/netabare}分かれることもありましたがw、心に響くシーンの結構ありますので観て良かったですね。

また、3期の制作が発表されました。これからも起こるであろう困難に立ち向かうルディたちを観ることを楽しみしています。

OPはヒトリエさん、EDは大原ゆい子さんがメインで歌っています。

最後に、今回ノルンが色々と結構頑張っていましたね。そしてシルフィの心の広さに平伏しますw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

本当に素晴らしかった。ルディの人生を追いかけていますね

1話感想 4.0 当然見ます。1話はイチャイチャしているだけですが…しっかり責任を取るのは偉いか

好きなシリーズなので当然見ます。

ただ1話の内容としては…
結婚しようという嫁のために、家を用意するだけの話w

いやまあ、ちゃんと結婚して責任を取ろうというのは偉いですね。

そこらのなろう主人公は良くわからんハレーム状態を維持したまま関係も進めず責任も取らず、なにしてんの? という中で、きっちり結婚を決意するのは偉いですね。

いや圧倒的クオリティの高い本作を凡百のなろうと比べるのはなんですが。

まあとにかく見続けます。

全話感想 
大変に素晴らしかったです。
結果は悲しいこともありましたが…。
それでも、大きな流れが一段落しましたね。

オープニングでも作中でも、ルディが成長して大人になった姿を見せてくれました。
彼の人生を追いかけてこうして見ていることが強く感じられました。

可愛い嫁が2人とは幸せな。
しかし実に良いですね。ハーレムスキー的にも大いに評価します。

本当に素晴らしい傑作ですね。
当然3期もやってくれるとのこと、今後とも大いに楽しみにさせて頂きます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クズの本懐

妻 「ねえあなた、会って欲しい人がいるんだけど」
夫 「へえ。誰?」
妻 「話したことなかったっけ、子供のころめっちゃ憧れてたセンパイ」
夫 「ああ……会うのはいいけど、なんで?」
妻 「あたしね……その人とも、結婚したいと思ってるの」
夫 「はいっ?」
妻 「ほら、こないだあなた出張中、あたしの父が死んじゃったでしょ」
夫 「うん」
妻 「あたし、めっちゃ落ち込んで……その時に再会して、優しくされて」
夫 「それ、つけこまれてない?」
妻 「で、なんか拒む気力もなくて……最後までしちゃったのね」
夫 「げふっ……だ、だからそれ、つけこまれてない?」
妻 「違うよっ。あの人はあたしのこと心配して、してくれたんだもんっ」
夫 「いや、だからそういうのを……あ~~もういいです」
妻 「で、すごく嬉しくて、あたしやっぱこの人、好きだなあって」
夫 「……で、僕と別れたい、と」
妻 「ううん、あなたのことも好き。だから彼を『第二夫』にしたいなって」
夫 「じゅ、重婚っすか。そそそ、それってもう、浮気ってレベルの話じゃないよね?」
妻 「うん、本気の話。あたし、自分に正直になりたいの」
夫 「あの~~正直過ぎませんか?」
妻 「ほら、あたしってオトコとかあっちなこととか好きでしょう?
   毎日好きな男二人に囲まれて生活して、
   かわりばんこにあんなことやこんなことって、サイコ-だと思わない?」
夫 「だから正直すぎるだろっ」
妻 「そっちの方が、あなたもコーフンするかも知れないし」
夫 「僕のため、みたいな言い方やめて。あと、そういう性癖ありません」
妻 「あたしも、最初はさすがにないかなって思ったのよ。
   でも、友だちが背中おしてくれて……」
夫 「お友だちのせいにするのもやめて。これ、キミの意志だよね?」
妻 「お願い、あの人のこと認めて。あなたのこともきっと幸せにするから」
夫 「いや、この話のどこに、僕が幸せになれる要素が?」
妻 「あなた、自分のことばっかり……。
   いっつもそうじゃない、ちょっとはあたしの気持ちも考えてよ。
   あなた、あたしのこと幸せにするって誓ったじゃない。
   あたしは、あの人のこともあなたのことも好きなの、
   だから三人で幸せになりたいのっ」
夫 「え~~~……」

げに恐ろしきは『ジブンに正直な人』であります。
がんばれ、旦那さん。


さて、大人気の異世界転生モノ『無職転生 Ⅱ』の第二ク-ルは、
平たく言っちゃうと、
前フリ会話劇のような論理がリッパに成立してしまうおハナシであります。

もちろん、いろいろオブラートに包んだり、
ちゃんと考えてるっぽいエピも散りばめられておりますが、
とどのつまりはそういうこと。ぜひもなし。

異世界モノガタリですから、日本の法律や倫理観は機能しておりません。
だからまあ、コトをコンプラうんぬんで語るのは詮無きことかと。
(てか、そもそもアニメだし)。
しっかし、
ED治ったと思ったら、いきなりなにやってんだ、ルディ。
(わかんない方は、第一ク-ルからどうぞ)


さて、この第二ク-ルは、
まんま第一ク-ルの『続き』なのですが、
ただ単にアソコのナニを克服するだけのことに13話まるっと費やして、
テ-マもへったくれもあったもんじゃなかった前ク-ルと違い、
ばくっとした大きなテーマをもっています。

拙は勝手に本作品の通奏的なテ-マを
  『人間の業と再生』
みたいなモノだと愚考しているわけなんですが、
その『ヒトとしての再生』過程における社会構成の最小単位、
いわゆる『家族』というものが、
本ク-ルのサブテーマとして流れているんですよね。

  13話から15話までが 『妻(結婚)』
  16話から18話までが 『妹(兄弟姉妹)』
  19話から22話までが 『親』

ここらへんあたりまでは、
好き嫌いは横に置いておくとして、
イッパン論的にわりとキレイな物語が紡がれていきます。

ただし、それで終わらないのが『無職転生』クオリティ。

ラスト二話、23話と24話でハナシがもっかい『妻(結婚)』に戻り、
  ちょっとは成長したじゃん、ルディ
といったそれまでの評価をブチこわしてくれやがります。
自己憐憫の次は自己陶酔かよって感じで、
なんかもういろいろセッキョ-したくなる話の畳み方なのでありました。


物語の前半部、
新婚ベタ甘生活から妹たち(ノルンとアイシャ)との同居生活のくだりは、
正直言って拙的にあんまり面白くありません。
もちろん、こういうのがお好きな方はお好きなのでしょうが、
ハナシの起伏が平坦でもったりしており、
拙は「いいから早よ、ツギ」とか思って見ておりました。

  ケッコンって素晴らしい、という甘々生活から始まって、
  いじけた妹を心配するおにいちゃん奮闘記、
  懐かしのホームドラマ異世界版がぐだぐだと続きます。

  全体的なハナシの進行や人物相関の明確化という点から、
  外せないプロットではあるのですが、
  ていねいに描きすぎてハナシが間延びしちゃった感が否めません。
  (それにしてもアイシャは、けなげでよい子ですね。鍛えられてます)


物語の中盤、
ギ-スからの『救援求む』の手紙を受け取ってから、
ハナシはがぜん面白くなります。
ただし、
すんなりベガリット大陸に行こうとしないルディがなんだかな。

  ヒトガミやエリナリ-ゼに何を言われようが、
  親がピンチで救援を求めてきていて、
  ジブンの家族は友人・仲間がしっかり守ってくれる環境なのだから、
  行く・行かないを迷うあたりでニンゲン失格。
  ごちゃごちゃとアタマの中で行かない理由を並べ立ててますが、

              いや行けよ

  としか思いようがありません。
  家長としてのセキニンカンみたいなハナシではなく、
  こんなの、単なる『守りに入ったおっさん』状態ではあるまいかと。

  で、自分で行こうとするノルンの姿をみて、
  ようやく覚悟をきめて重い腰を上げるとかね、もうね。
  ぜんぜん『いいお兄ちゃん』してませんやん。


で、ベガリット大陸行きを決めてからは物語がアクティヴになって、
テンポよく視聴者を惹きつけながら、
ダンジョンでの悲劇に向かって展開してまいります。{netabare}

  エリナリ-ゼとの砂漠旅。
  ラパンの町で父親(パウロ)、そしてダンジョンでロキシーと再会。
  ダンジョン攻略、ヒュドラとの死闘。
  パウロの死。
  救出に成功したものの、廃人化した母親(ゼニス)。 {/netabare}

  まさに『上質な異世界冒険譚』といった感じで、
  息つく暇もなく、
  リアリティのある残酷な結末へと物語が収束していきます。

  映像にもいちいちリキはいっていて、
  作画さん、
  描いていて楽しかったんじゃないかしら、と思いを馳せてみたり。

この間、ルディの言動はけっこうまともで、
ちゃんと異世界冒険譚の主人公ポジションをつとめております。
  おお、成長したじゃん、見直したわ
と思われた方も多かったのではあるまいかと愚考いたします。

ただまあ、ロキシーに結婚の報告をしない、という
  指輪を外してパ-ティに行き、女の子にコナかけるオヤジ
的なアレはあるんですが、
ちゃらちゃらしたお見合いパ-ティではなく、
ゼニス(母親)救出という目的を持ったガチパ-ティであるため、
この段階では「こらこら」程度でお目こぼし可。

ただし『けっこうまともなルーデウス』はこのあたりまで。

ダンジョン攻略終了後は、
ニンゲンとしての未熟さといいますか、
くすぶっていたヒキニ-トの思考回路が燃え上がります。まさに火の鳥。
{netabare}
  まず、ルディをかばって亡くなった父親(パウロ)について、
  まるで自分一人だけが大事な人を失ったように、
  周囲にカリカリしながら悲嘆に暮れているあたりで、なんだかな。

  そもそも心の中で『名前呼び』を続けて父親扱いしておらず、
  今回だって来るつもりなかったんですよこのヒト。
  それを『自分を息子と思ってくれていた』と気づいたからってアンタ。

  かたやパ-ティメンバーは、
  長年、パウロと命を預け合って苦楽を共にしてきた仲間たち。
  ロキシーだって第二の家族として慕っていたし、
  宿で待っていたリ-リャなんか、
  パウロの第二夫人であり、子ども(アイシャ)まで産んでいますしね。

  それぞれが気が狂うほど哀しい思いを抱えているのに、
  そういうのはガン無視。
  そして、オレだけがつらいんだヅラ。

       あんた、そんな顔する資格ないでしょうに。

  さらに、下心満載でなぐさめ夜這いをかけてきたロキシーを、
  ケッコンしている事実を伝えることもなく完食。
  で、翌朝すっかり元気になりましたとかね、なんかね、もうね。{/netabare}


でもまあ、それだけで済んでいれば「しゃ~ねえな」というハナシなんですが、
もちろんそれだけで収まるハズもなく、ここからがルディの本領発揮。
クズの本懐、重婚ハ-レムに向けて突っ走ってまいります。
{netabare}
  そもそも父親のパウロが妻を二人娶っていた理由というのは、
  愛情モンダイなどではなく『デキ婚』だったんですよね。
  リ-リャにうまいこと誘惑されて、デキちゃいましたごめんなさいという話。

  ですから、
  正妻ゼニスに対する『ニクタイ的な裏切り』はあっても、
  そこに『精神的な裏切り』はありません。
  もちろんニクタイ的な裏切りも決してよろしくはありませんが、
  そこはまあ、その、あの、えっと、ほら、なんだ。

  で、リ-リャを第二夫人として迎えることになったのも、
  なんにも言わせてもらえないパウロを尻目に、
  出ていこうとするリ-リャをゼニスが男前な判断で引き止めたまでのこと。

  かたや、ルディには『とるべき責任』がありません。

    むかし憧れていた年上のおねいさんとチョメチョメしちゃいました、

  ほんとそれだけの話なんです。

  ロキシーの方からベッドにもぐりこんできたわけだし、
  ルディが結婚していることを承知の上でのもぐりこみだったし、
  もちろん、できちゃった、なんてこともありません。

  そして相手は、見かけロリはいってるだけで100歳以上も年上。
  
  たとえお互いに好き同士であったとしても、
  こういうことは封印して鍵をかけ、
  黙って墓場までもっていくのが既婚者のたしなみではなかろうかと。
{/netabare}

ただですね、やっぱりと言うかですね、
ルディには持ち合わせがないわけなんですよ、既婚者のたしなみとか。

だってもともとキモデブヲタDTヒキニ-ト。
基本、ジブンのことばっかしで、
コンプラうんぬんのまえに『ヒトとしてのあれやこれや』が備わっておりません。
{netabare}
ロキシーを第二夫人にしていいかシルフィにお伺いを立てる、
ということで『正々堂々フェアにやっている』ように見せかけていますが、
それはただセキニンをなすりつけているだけのことかと。

  シルフィにしてみたら、
  帰らせていただく『お里』がないわけなんです。
  それどころか、
  ルディの屋敷を出たところで住む家も、
  乳飲み子を抱えて生きていくためのケーザイ力もありません。

  ですから『ぶち切れて出ていく』という選択肢は最初からないんです。
  身重のカラダであることが、
  オンナの幸せではなく『足枷』になってしまってるんですね。
  (そういうカラダにしたのはもちろんルディ)

  で、ロキシーを追い返したところで、
  ルディが未練たらたらでロキシーを思い続けるであろうことは容易に推察できます。
  この世界は重婚がコンプラ的にセーフですから、
  なんならシルフィの方が、
  独占欲で恋路をじゃました悪者ポジションにされるかも知れません。

  セ-ヨクに負けて××しちゃいましたあ、という話ならば、
  ぶち切れて何日かクチをきかず、
  可能な限り大きな『貸し』をつくって許してやればいいんです。

    それと『この女も好きだから第二妻にする』は全く別もの。

    ルディが選んだのは、
    一人のオンナを100愛するという生き方ではなく、
      ふたりのオンナを50:50で愛する
    という生き方に他なりません。
    (どっちも100というのはキレイゴトorうそっぱち)

  ゼロから50になるロキシーはともかく、
  100から50にされるシルフィにとっては
  たまったもんじゃありません。

  話を聞いてノルンがぎゃんぎゃん言ってたことは、まさに正論。
  かたや、
  自分の置かれた立場をすばやく計算し、

    あ~~それじゃあたしも50でついてけば、
    子どもと今の生活守れるのね

  という判断をくだしたシルフィは立派、男前、そして賢いかと。
  しゃあないな風に笑顔で認めるところが、
  オンナの強さとしたたかさを如実に表しています(てかちょっと怖いかも)。

  で、肝心のルディは、
  そういうことはなんにも理解せず、
  パウロの墓前で
    父さん、僕もこれでいっぱしの男になったよ
  みたいな感じに自己陶酔のラストシーン。

    ほんともう、後ろからバットでアタマ殴ってやろうかしら。
{/netabare}



それでも拙的な作品のオススメ度は、Aクラス。

映像・音楽・お芝居すべての面で標準を軽々クリアしており、
ほかのしょうもない『なろう系』見るぐらいなら、
ぜひぜひこっちを、と言えるレベルにまで達しております。

物語の根幹は
  もしも骨の髄まで腐りきったキモデブヲタDTヒキニ-トが
  金髪美少年として中世・牧歌的な異世界に転生したら
というものであり、
その背骨は一ミリたりとも揺らいでおりません。

社会経験・人生経験・恋愛経験なんもなし。
ジブンの受けた傷を理由に罪なき両親に寄生してぶくぶく肥え太り、
その親の葬式にも出なかったゴミ野郎。

そういうやつがパツキン美形に転生してモテモテになったら
そりゃあこのぐらいするわなあ、
ということをそのまんまいたしている物語にございます。

  もちろん平常運転のときは、
  周囲に気を配れるぐらいにニンゲン的な成長をしております。
  してはいるのですが、
  イザ、というときに前世の『業』が顔を出しちゃうんですよね。
  極端に視野の狭い、ジブン至上主義。

  ここのところは物語開始時から一ミリもぶれておりません。
  武道でも舞踊でも、
  正中線の揺らがない所作は美しいものであります。

  こんなの転生まったくカンケイないやん、
  という『エセ転生モノ』が横行する昨今のアニメ業界において、
  実に希少な『背骨のちゃんとした物語』だと拙は評価しています(←石丸ふう)。

  じわじわと『それなりに』成長している部分と、
  やっぱダメじゃんこいつ、という部分、
  その比率が回を追うごとビミョーに変化しているところが実によきです。


男性視聴者の多くを『いいなあ、うらやましいなあ』と唸らせ、
女性視聴者の多くに『死ねば?』と思わせたであろう本ク-ルですが、
物語はまだまだ続きます。

今後、どんなふうに視聴者の予想を裏切ってくれるのか、目が離せません。

  あくまでも拙的には、ですが、
  アイシャがどんだけ『いい子』に育つのか、
  秘かに楽しみにしております。
  (これ、高田憂希さんの手柄ですね)
  そこのところだけは、裏切って欲しくないかなあ。

いずれにいたしましても、
良きにつれ悪しきにつれ『人のカタチ』をしていて崩れない、
上質な異世界冒険譚に仕上がっております。
  はあ? なろう系転生モノ? いらんいらん。
という方にもオススメできる逸品かと。

未視聴の方がおられましたら、
ぜひぜひ第一話からご賞味あれ。

     けっこう気持ちよくイラっとできますよ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22

64.3 12 ラノベ原作で魔法なアニメランキング12位
佐々木とピーちゃん(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (203)
564人が棚に入れました
佐々木がペットショップで購入したのは、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。 『我が名はピエルカルロ、異界の徒にして星の賢者』ただし、文鳥。 佐々木はこの可愛らしいペットに「ピーちゃん」と名付けて生活を共にすることにした。 賢者様から与えられたのは、異世界に渡る機会と魔法の力。 会社から帰宅したのなら、二人は異世界ライフを満喫! やがては、現代日本で仕入れた品物を異世界に持ち込み、商人として活動することに。 異世界でお金を稼いだり、ピーちゃんから魔法の訓練と受けたり、美味しいものを食べたり。 社畜生活でくたびれた心身を、剣と魔法のファンタジーな世界で癒やされる。 すると、そんなある日。 佐々木は会社の帰り道で「異能力者」なる存在と出会う。 ピーちゃんから教わった魔法で異能バトルを切り抜けるも、異能力者と間違われて、国の機関「内閣府超常現象対策局」にスカウトされてしまう。 脱、社畜! 脱、ブラック企業! しかし、今後は安定した公務員生活......という訳にもいかなそうで......。 一羽の文鳥との出会いが、佐々木の日常に大きな変化をもたらす! 異世界と現代日本を舞台に繰り広げられる、異世界ファンタジー×異能バトルが幕を開ける!

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

てんこ盛りを楽しむ

あり得ないほどてんこ盛り盛り増し増しでお腹いっぱいゲップまみれな筈なんだけど、なんか楽しい。

アレもコレもソレも?!詰め込んでるから場面もガンガン飛ぶし、あっちはどうなった?と不安にもなる。

でもだいたい丁度良い頃合いでそっちに戻るし、なんだかんだでふわっとなんとなく纏まってる気もしてくる。

訳がわからない所もあるんだけど、全引き出し開けっぱなしで散らかしっぱなしって訳でもない。

ピーちゃんは角度により超絶可愛いし、話聞いてないくらいに愛しい時もある。
佐々木さんは2割くらい気持ち悪くなるし不安な感じもするけど、歳を重ねた素敵な一面もたまに楽しめる。

なのですごく表現が難しいけど、自分は好きな作品。
お腹いっぱい!嫌い!って人もいると思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

61.1 13 ラノベ原作で魔法なアニメランキング13位
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (189)
471人が棚に入れました
全ての敵を即死させる!最強主人公爆誕!! 修学旅行中、高遠夜霧とクラスメイトたちは、突然異世界に召喚された。 召喚したのは賢者を名乗る女、シオン。彼女は《ギフト》と呼ばれる特殊能力を彼らに与え、賢者になるための試練をクリアしろと一方的に宣告する。 突然の事態に動揺しつつも行動を開始する一同。 だが、なぜか《ギフト》を与えられなかった夜霧や壇ノ浦知千佳ら一部の生徒は、 ドラゴンが迫る草原に囮として置き去りにされてしまう。 飛来したドラゴンによって次々に殺されていく残された生徒たち。 夜霧と知千佳も絶体絶命の大ピンチ! ……かに思われたが……。 「死ね」 夜霧はその一言でドラゴンを撃退。 なんと彼は、任意の対象を即座に殺せる《即死チート》の持ち主だった!!! 元いた世界への帰還を目指し、旅を始める夜霧と知千佳。 そんな彼らの前に現れるのは異世界にいるチート能力者たち。不死身の吸血鬼?   やり直しの勇者? 神に溺愛されし転生者? そんなやつら、即死チートの相手にはまるでならないんですが! 前代未聞のチート能力が武器のダウナー系少年とちょっぴり残念な美少女の異世界冒険が今、幕を開ける!!
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

メタコメディ×なろう

一歩、間違えればハメツノ王国のように、シナリオが破滅しそうなところだけど。現時点では破滅していない。
むしろ、3話時点では破滅する寸前を走らせながら、超展開で笑いをとりにきてる。

ようやく理解した。これ、上質なメタコメディだ


1話感想
{netabare}
プロローグって感じだった。
・この作品はあくまでもコメディです
・即死能力の開示
方向性はまだ見えてなかった
{/netabare}

2話感想
{netabare}
ルールが出てきたのが高評価。
感情論で能力を振るうのではなく、即死対象に基準が出てきたことで、見やすくなった。
{/netabare}

3話感想
{netabare}
なろうメタ。
馬鹿すぎて笑えるのだが、後から色々と考えさせられる3話だった。
チェンソーマンは「命を不平等に扱って、命の平等性なんてない」みたいなことをやっていたが、即死チートではあえて「命を平等」に扱うことで、命を平等化することに疑問を呈しているように思える。
命の価値について、色々と考えさせられた


また、人間以外のものも殺す、のがいいね。直死の魔眼かな。
死とはどういう状態を刺すのか?
という定義そのものに大して解釈してる感じがする
{/netabare}

4話感想
{netabare}
ゾンビものメタ。
アンデットの死で笑ってしまった。
そうだよな。動いてたら生きてるよな
死んでいるのに動いているって確かに言葉としておかしいし、アンデットとして生きているという解釈の方がしっくりくるし

即死とは、終わらせる力なのだろうか。レインのクローン人間?が生き残ったことで、記憶も感情も引き継いでいなければ、別人であるという解釈も見えた気がした。
{/netabare}


5話感想
{netabare}
主人公の過去。SCP的なあれっぽいな。
呪いとかの類なのだろうか?

ドラゴンのところも良かったが、何よりもお前たち、半分になるまで殺しあえ→「は?」ここすき
理不尽な展開に壇ノ浦さんがツッコミを入れたのに爆笑できた
ジャンプの試験とかでよく見るやつ。確かに言われれば馬鹿な展開だわな。

詫び石はなろうが元ネタか
なろうで一時期流行ったの、覚えてるからか妙に懐かしくなってしまった。

いきなり出てくる終焉とかいう設定。
高遠くん。お前、やっちまったか。
この約束破り、設定ぶち壊しが益々楽しくなってきた
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

俺ツエーをラディカルに推し進めた作品

自分が本気で「死ね」と言ったら相手が死ぬんじゃないかとか、自分が念じたら車だって真っ二つに壊せるんじゃないかとか、そういうことは自分の中高生のころに半ば本気で思い浮かべる妄想の一つだった。

そうした妄想を素直に作品化したのがこのアニメである。

一度は考えるような厨二病的妄想をさまざまな形で出し惜しみせず表現しておりメタ的作品の風情がある。登場人物の振る舞いもゲームのような取ってつけた感があり現実感が乏しいのだが、妄想の素直な表現としてはそうしたところもある種一貫生が感じられ良かったと思う。(冨樫のレベルEを楽しむのと同じ類であった。)

世界観や登場人物設定はかなり詰め込んでおりそれが部分的に語られ、物語が進んでいくスタイルになっており、情報量の多さも良い点だと思った。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

52.1 14 ラノベ原作で魔法なアニメランキング14位
出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.3 (129)
301人が棚に入れました
「ようやく探しに行くことができる。前世から待ち望んだ平穏な暮らしを。」 神の恩恵『ギフト』を得られず、出来損ないと呼ばれた少年・アレン。 しかし、彼の正体は――前世の記憶と力を持つ元英雄だった⁉ 実家である公爵家から追放されたのをいいことに、自由気ままな旅を始めようとするアレンだったが、 元婚約者の暗殺未遂に遭遇することになり......⁉ 今世こそのんびりしたい元英雄の、望まぬヒロイック・ファンタジー開幕!

声優・キャラクター
アレン:蒼井翔太
リーズ:栗坂南美
アンリエット:鬼頭明里
ノエル:雨宮天
ミレーヌ:愛美
ベアトリス:潘めぐみ
アキラ:伊瀬茉莉也
クレイグ:子安武人
ブレット:逢坂良太
カーティス:子安光樹
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今期のダークホース

1話見て確信.....これ、ニコ動で楽しまないとダメなやつだ(笑
ストーリー、作画、演出、声優全てが特級呪物なので、迂闊にリアルタイムで
視聴するのは甚だ危険。
周回遅れでニコ動の無料配信を待つのが正解。
呪術返しのコメントをフィルターにしないと目が潰れるぞ!

・第4話まで
回が進むごとに作画が冴え渡ってきてて草生える。
最終回でどうなっちゃうんだろうこのアニメ。
そうそう、年内放映予定の魔王様リトライ2期の監督が同じ人だそうで。
原作者も嬉し泣きしてそう。

・最終話まで
いやー、ニコ動があの有り様だから困ったわ。
やっぱりコメントフィルターがないと瘴気が強すぎてキツイっす。
{netabare}「なにがしたかったんだあああ!」
あのセリフは視聴者の心の声の代弁かな?(笑{/netabare}
今回アニメ制作のスタジオディーンとマーヴィージャックは、なろう原作
「没落予定の貴族だけど~」のアニメ化が決まってるんだとか。
どんな話かは知らんが今から楽しみでならない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

58.5 15 ラノベ原作で魔法なアニメランキング15位
歴史に残る悪女になるぞ(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (31)
148人が棚に入れました
ヒロインにありがちな“いい子ちゃん発言”が大嫌いだった私が転生したのは、大好きな乙女ゲームの悪役令嬢アリシア。 念願叶って転生したからには、歴史に残る世界一の悪女になってやる!そのためには強くて頭もよくないといけない! ——と努力しただけなのに、悪役令嬢として頑張れば頑張るほど周囲は予想外の反応で……。 はたしてアリシアは歴史に残る悪女になれるのか⁉

75.7 16 ラノベ原作で魔法なアニメランキング16位
はぐれ勇者の鬼畜美学(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (1371)
9520人が棚に入れました
魔王討伐のために異世界に飛ばされた青年が無事任務を果たし、元の世界へと帰還する物語。現実世界から異世界に飛ばされ、そこでの話が舞台になるのではなく、異世界で役割を終えた後日談を描いているのが特徴である。

声優・キャラクター
岡本信彦、日笠陽子、植田佳奈、花澤香菜、井上麻里奈、佐藤利奈、櫻井孝宏、竹達彩奈、日野聡、阿部敦、石川英郎、寺島拓篤、小清水亜美、たかはし智秋

guru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第一章?

面白い設定だと思い見はじめました。

最初はエロに傾倒するのではないか?
と思いましたが、そんなこともなく無事に楽しめました。

話はファンタジーの異世界に飛ばされ勇者になった青年が、
ひとまずの役目(魔王退治)を終え、
もとの世界に帰るところから始まります。

もとの世界と言っても、
そちらも現実的なものではなく、未来都市?のようなところです。
主にその未来都市での帰ってきてからの新たな学園生活が、
描かれています。

所々に「ここいる?」と思えるエロ要素がありますが、
息継ぎくらいで、気になるほどではないです。
浅めですが、『ソードアート・オンライン』の川原礫作品のような雰囲気があります。
その浅さを複雑さではなく、エロで埋めていく感じで、
これはこれで考えずに見れる感じがします。

勇者なので最後まで圧倒的に強いまま終わるのですが、
「これから面白くなっていく!」
という前の第一章で終わっているようで、
続きがあるのではないでしょうか?
あれば見たいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

あるほと さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

始まったのに終わったっていう。。。

最近やたらいってる気がするけど、僕は主人公最強なの好きなので、けっこ俺的好きな作品でした!なにより主人公がかっこよすぎだ、そしてあのがたいの良さは半端ない。あんながたいのいい主人公は見たことない。そして、エロいのだが、素直な行動からうまれるエロさな感じがします。紳士な面もあり、気持ちいいくらいの潔さもありますね。まあ魔王の娘はなんか体のバランスがあってない気がします。ちなみに生徒会長出番少なすぎてうけました。

終わったけど、始まったって感じなので、内容にかなり不明な点もあり、全然明らかになってないのでかなり気になります。ですが、切りのいいとこでいいっかい終わったので2期あるならちょうどいいとこから見れそうですね^^

これもろお乳やら何やら出ちゃってますが、正直これにその場面がちでいらないですよね、エロ要素意識していれる必要はないなあと俺的思いました。

EDけっこよかったです^^
2期がでるならみてみたい、途中なのはやなので・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

が~お さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鬼畜・・・

学園、バトル、魔法、微エロアニメといったところでしょうか。

ちなみに私は原作は読んでいませんのであしからず。

あらすじとしては、異世界アレイザードで魔王を倒し勇者となった凰沢暁月が、その魔王の娘と共に元の世界に戻って、BABELという学園に入り、様々な事件に巻き込まれるというお話です。

物語はなかなか面白いと思います。
コメディ調の部分や戦闘部分もあったり、ちょっとエッチなシーンもあったりといろいろと楽しめる作品だと思います。また話の筋もしっかりしているのでどんどん観ることができると思います。
まだ原作が完結していないので、中途半端なところで終わっていますが、次が気になる作品でした。

キャラに関してはかわいらしい感じでよかったと思います。また登場している主要キャラも少ないので覚えやすいです。

全体的に、軽い感じのアニメで非常に見やすくなっています。また、ストーリーもなかなか面白いので1話から最後まで一気にみてしまいました。
是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

78.3 17 ラノベ原作で魔法なアニメランキング17位
無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (416)
1782人が棚に入れました
2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。


声優・キャラクター
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
フィッツ:茅野愛衣

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

評価が減点方式になってしまう

第零話、おぉ久しぶりの登場キャラ!
その名もフィッツ!これは楽しみ掴みOK。
えっ?誰やねんって?
とりあえず視聴しましょう初めての方は1期から。
٩(^‿^)۶

分割1クール目ですが、ルーデウスとフィッツの話がメインで着地もして非常に良い話です。1期の2クール目のレビューのタイトルを物語点を5.0にしたいとしましたが、またしてもダメでした。なぜならまたしょうもない下ネタを入れるから。せっかく面白いアニメなのにもったいないんですよ、エリスの事が忘れられずそんな気分になれないとかでいいでしょ、それを下の話にする必要が分からない。ロキシー拝んだり、ザノバも変態だし、もうその辺はいらない気がするんですが。
面白い下ネタならまだしもすべってると思います。どうしてもその路線でいきたいならウケるやつお願いしたいです。

多くの方がおっしゃってますが作画は残念でした。けっしてダメなわけでなく十分なんですが、1期が話題になるほどの出来だっただけに、制作会社も変わってないし2年近くあったので頑張って欲しかったです。

1期1.2クールと今回すべて平均満足度が4点台で私的には評価高いんですよ。でも悪い点が目立つ不思議なアニメですほぼ下ネタの件ですが。
フィッツは本当に可愛いキャラですごい焦らされて良いラブコメでした。
気になるキャラも登場しましたし2クール目も楽しみです。

2024年2月28日

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

杉田転生Ⅱ

明らかに絵のクオリティ変わった感。
先行き不安・・・

12話
{netabare}
不能のあなたへから、まさかの1期で出た媚薬で、
不能治療完了とは・・・

そして、策士アリエルにより、シルフィエットとの結婚END
良い1クール目の〆だった。
{/netabare}

11話
{netabare}
フィッツ先輩、ダクネス化していたね(中に人同じだし)
無事、シルフィエットと認識してもらえたけど、
ルーデウスのアレは不能のあなたへのまま?
{/netabare}

10話
{netabare}
ルーデウスの1日のルーティーンと息子の再起動回。
フィッツの正体が次回判明かな?
{/netabare}

9話
{netabare}
サイレント・セブンスターとの再会。

ルーデウスからしたら、トラウマ事案だよね。
龍神と一緒にいた仮面の女性だし・・・

若山さん、リコリコから、いい役が増えて行ってる印象。
{/netabare}

8話
{netabare}
クリフ先輩とエリナリーゼの結婚を前提としたお付き合いの開始、
魔王バーディガーディの登場と今回も情報量の多い回。
{/netabare}

7話
{netabare}
リニアとプルセナを監禁する回か~
展開早いな。

ギレーヌの姪だけあって、リニア脳筋だよねー
{/netabare}

6話
{netabare}
ザノバの修行開始と奴隷購入回。

ゼニス救出までやる勢い?
{/netabare}

5話
{netabare}
魔法大学編スタート。

クリフ先輩、声合っていた感。
リニアは、フィールズさんということで、
陰実デルタからの違和感なしで、ワクワク感しかない。
{/netabare}

4話
{netabare}
ゾルダート兄貴との旅終了。

早すぎる。

次回から、魔法大学編だけど、
コミカライズ版抜いちゃいそうだね。

原作ノベルは完結したからいいのかな???
{/netabare}

3話
{netabare}
杉田劇場がひたすら面白かった!

サラが追い打ち、ゾルダート死体蹴り、
更にサラが追い打ち、スザンヌが追い打ち、
EDから抜けれないルート。

急接近というタイトルは、ゾルダート兄貴と急接近ね。

内山さん、迫真の演技回でもある。
{/netabare}

2話
{netabare}
ゾルダートの煽りからのまた鬱。

カウンターアローは、疫病神なのか?
ルーデウスに救われてばかりだけど、
ルーデウスの心を救ったのもカウンターアローというWin-Winな関係

次回のタイトルから、サラがルーデウス好きになるんだよね???
{/netabare}

1話
{netabare}
杉田さん、1話で立ち直る。

ロキシーのパンツで自戒するの観ていてシュールすぎる。

そして、エリスの髪を暖炉へ・・・
想いの断ち切り完了。
{/netabare}

0話
{netabare}
登場しました変態アリエル様。

ルークさぁ、アリエル警護外してご婦人の相手とか、
流石、ルーデウスの従兄弟。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2つの物語

原作未読 全13話(0話を含む)2期第1クール

無職転生の2期第1クールです。第2クールは2024年4月より放送予定です。1期ともし機会があれば番外編(エリスと2期のあるキャラが出てきます。)まで観ることをオススメします。

第1クールは大きく分けて2つのお話に分かれています。泥沼編・学園編(ラノア大学編)です。

泥沼編は、あることで失意の底にある主人公ルーデウスは、あるパーティーに出会って立ち直るきっかけになるお話です。お酒はほどほどにいう感じでしたw

学園編は、1期のキャラが色々とでてきます。あることを解決する(この作品らしい悩みですがw)ためにラノア大学に入学します。紆余曲折ありましたが、良かったねって感じの終わり方でした。
{netabare}
なんといってもシルフィエットの登場ですね。彼女の行動や仕草、表情もゆたかでとても可愛く描かれていました。

終盤まで正体を明かすことに躊躇い、もどかしい気持ちが観ている私にもとても伝わりました。最後は2人が結ばれて良かったですね。
{/netabare}
作画は1期に引き続き綺麗に描かれています。演出も良かったですね。{netabare}(特にルーデウスとシルフィエット2人の場面){/netabare}

重要な鍵になるような人物{netabare}(ナナホシ・シズカ){/netabare}も出てきて、第2クールも楽しみですね。

OP はLONGMANさん、EDは大原ゆい子さんが歌っています。

最後に、神棚は早く処分した方がいいと思いますw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29

69.0 18 ラノベ原作で魔法なアニメランキング18位
精霊幻想記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (313)
995人が棚に入れました
前世と現世が交錯――二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。階級社会の最底辺から這い上がるリオは、出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、諏訪彩花、藤田茜、桑原由気、楠木ともり、原田彩楓、鈴代紗弓、本渡楓、金子彩花、浜田賢二、田丸篤志、遊佐浩二、東山奈央、新田ひより、首藤志奈、西明日香

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

松岡さんにピッタリなストーリー&キャラ設定!

SAOを観た人ならわかると思いますが、これぞ松岡さん!と思いました。
キリトと被るのは仕方ないと思うけど、ストーリーは別物なので文句はありません。転生、最強、ハーレム、萌えキャラが好きな方にはお勧めです。最終話の終わり方はとても気になります。最終話まで観た人は間違いなく2期を期待していると思います。上からで申し訳ないのですが、円盤売り上げ等は関係なく、あのような終わり方をしたからには2期も必ず制作して欲しい!!!

追記

2期制作決定発表ありましたね!うれしいっす!

さらに追記

2023.3月
何故かもう一度観たくなって視聴。
この手のアニメの中では1番好きかもです。
やっぱキャラデザがいいからかな。
動きがもっと良ければ作画は4.5にするくらいです。
あと再視聴したら音楽が良い事に気付きました。
ラストの衝撃の再会からどういう展開になるんだろ~。
2期が待ち遠しいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とてもちゃんとした異世界転生物。ちゃんとしていて普通に面白いです。

私、本来は異世界転生ものって大好物なんですよ。

ところがなろう系のせいで、なんか普通じゃない異世界転生ものが流行りすぎているんですよね。
・主人公が全く苦労も苦戦も何もしない無味乾燥な話
・主人公がやれやれ系で全く感情移入できない
・面白みもひねりもなにもないチート最強能力
・ヒロインが魅力が全くなく、ただ主人公を賛美し続ける
といった、私にとって全く面白いとも魅力的だとも思えない要素で味付けされた異世界転生ものが多すぎて、異世界転生もの自体が嫌になりかけてしまいます。

もちろんそうじゃない転生ものもいくらでもあるわけで、なろうでも無職転生とかね。全部を嫌いになるのは早計過ぎるわけですが。

本作も、そうじゃない異世界転生ものですね。いや、それが普通なのですが。
主人公は普通に苦難にあいます。
そのままでは死んでしまう絶体絶命のピンチでチート能力に目覚めるなら、応援もできます。目覚めなきゃ死にますからね。
ちゃんと事前に魔力の才能がある、と伏線も貼っているので、事前に期待もできる。こういうのは物語作りとしてちゃんとしていると思います。

ヒロイン達も優しそうな人、性格が悪そうな人、色々揃っていて今後が面白くなりそう。
というわけで、これで良いんだよ、と言いたくなる、私が好きな異世界転生ものです。
作画も良いですし、これは視聴継続。先がとても楽しみです。

全話感想
1話感想に書いた通りですがとても素直な作りで楽しめました。
別にテンプレチートものではあるのですがちゃんと最低限のピンチがあるだけでちょっと違うのですよね。
まあ中盤以降はチートっぷりが激しくなって周りが対抗できなくなってしまい、面白さが減っていきましたが…。
でもヒロイン達はそれぞれに可愛かったので。
内容的には全く終わっていないですが、2期をやる気はあるのでしょうか。
ゲームが人気が出れば続くのでしょうかね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

前世と現世が交錯する――異世界転生ファンタジー

この作品の原作は未読です。
主人公のCVが松岡さんで、藤田茜さん、桑原由気さん、楠木ともりさん、原田彩楓さん、鈴代紗弓さん、本渡楓さん、金子彩花さん、奈央ぼう、西明日香さんという強力な布陣を見たら気にもなりますよね^^


前世と現世が交錯——二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!

幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。

ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した
《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、
剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。

さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、
貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。

階級社会の最底辺から這い上がるリオは、
出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して思うこと…
まず松岡さんの演技…まんまSAOのキリトの様に思えたのは私だけでしょうか^^;?
別に嫌な訳じゃありませんでしたが、気になってしまいました。

キリトに思えたもう一つの理由…
この作品もリオを中心としたハーレム構成がちゃんと出来上がっていたこと…
旅先で立ち寄ったところの美少女を次々と陥れていくところなんでそっくりじゃありませんか。
リオにその気がないのに、いつの間にかその構図が出来上がっているところとか、羨ましい限りなんですけどっ…

この作品はどのヒロインを推して視聴するかで評価が変わりそうなんですけど、今回はそれぞれのキャラがそこまで深掘りされませんでしたね。
もう少し尺をとってそれぞれのヒロインを掘り下げていくと、もっと違った魅力が見えてきそうですね^^

wikiをチラ見して知りましたが、本作品のメインヒロインは藤田茜さん演じるセリア・クレール、楠木ともりさん演じるラティーファ、そして原田彩楓さん演じる綾瀬 美春の3人なんだそうです。
綾瀬 美春は最終話で少し顔を見せただけですので、主人公争奪戦は未だ序盤といったところなんでしょうね。

そう言えば友人も言っていましたが、最終話の終わり方がムッチャ気になる感じでしたよね。
東京リベンジャーズの終わり方とそっくりではありませんか…
巷の噂によると東京リベンジャーズの2期は可能性が高いとのことでしたが、ネットをググってみると続編の可能性が結構高いと記載されている記事をいくつか目にすることができました。
そうですよね…ここじゃ終われないですよね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、高野麻里佳さんによる「New story」
エンディングテーマは、大西亜玖璃さんによる「Elder flower」
どちらも通勤中に聞いている楽曲です。
個人的にはオープニングのC/Wの「さよなら星空」も大好きな楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
個人的には毎週の視聴を楽しみにしていた作品でした。
続編制作の発表を楽しみに待ちたいと思います。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

65.2 19 ラノベ原作で魔法なアニメランキング19位
実は俺、最強でした?(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (159)
528人が棚に入れました
「チート能力を授けて、異世界に転生させます! 第⼆の人生を謳歌してね!?」突如女神にこう告げられ、所謂引きニートだった俺は、異世界の王子の赤ちゃんとして目覚めたのだった。魔力が絶対的なこの世界、圧倒的な魔力と王族の地位を得た俺なら「悠々自適の引きこもりライフが満喫できるじゃないか!」と思った瞬間。あっさりと、遠くの森に捨てられた…。いきなりの大ピンチを迎えた、俺の目の前に現れたのは、とある勘違いから俺の従者になるフレイムフェンリルの「フレイ」と、辺境伯の「ゴルド・ゼンフィス」だった。それから9年、拾われたゼンフィス家で何不自由なく育った俺は、可愛い妹「シャル」をはじめ、前世では考えもしなかった家族というものに囲まれて、再び引き籠もりライフのための計画を図るのだが…。最強!?の俺に、平穏な生活は果たしていつ訪れるのでしょうか?

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最終回で回収されるピコハンだが特に意味はないよ!

2022年9月時点でシリーズ累計発行部数が約138万部を突破している大人気作品。

登場人物の1人がおかしな事に…。
マンガをアプリで読み始めていまだに見てる作品の1つ。
正直最初は切るつもりでしたが主人公がチート過ぎて安心して観れるのと、ある人物の具体的には体が…話しが進むとなんだコレ?ってなってそのまま継続。

基本的に主人公は自分からは動かない動きたくないが、周りに言われて仕方なく、妹の為に!、ちょっかいを出して来るから仕方なく、周りの親しい人が危ない目に遭いそう、あった場合は全力で動く。

とにかく家にずっと引きこもっていたいので、その為の魔法を開発して動くことなく問題を解決する事も。自分が引きこもっていたいだけの理由でコピー作ってるからね…。
でありとあらゆる手段で引き篭もろうとするんだけど…。

そんな主人公チートコメディ女の子可愛い作品になってます。

それとOP見てるとポケモンのOP思い出した。

5話まで視聴。
何が起きたか分からないで負けるよりも、純粋な力で負ければ何をしても無駄って分かるの良いね。

一体俺は何体目なんだ!?
ハルト量産失敗!?ナイスシャルちゃんw
そりゃそうだよねw言い返せない主人公w

ホントアニメ化して良かったわ。個人的には満足してる。
次回遂に2人目の美少女登場回w楽しみw

10話まで視聴。

なんだろう…ムキムキマッチョ感が足りないような気がする…。
マンガ見た限りだと制服がもっとパツンパツンだったような?

まあそれでも可笑しいは可笑しいんですがねw
ハルトと戦って魔法で勝てなかったから肉体改造したとか?
性格も可笑しな事になってるw
あの後何があったのか気になるw
どんだけハルト好きなんだよw

教授ちゃんハルトを勧誘。やっぱりこの子出て来ると面白展開で良いなw
そして魔王が転生していた事が分かる。
うん、回想見る限りそういう事だよね?

シャルちゃんも可愛いい面白くて良いw
まあ血が繋がってるわけじゃないから出来なくはないか。

サイコロで選ぶなw
次回更にめんどくさい人物が登場!

13話最終回まで視聴。
OPの最後の部分にあったピコハンが雑に回収されたw
ギャグアニメだから別に良いけどもw
ちなみにアニオリ部分があった。

忘れてた!教授ちゃんのがヤバかったね!
アレ見て久野美咲に何を言わせてるんだwとか思った人も居ただろうw

教授ちゃんは悪い人では無いんだけどね。暴走が酷いだけでw

そりゃあRECされてるからね。そうなるよねw
武器を大量召喚して攻撃!
明らか武器じゃないのがあるが気にしてはいけない何故なら以下略。

巨人化したのを削ってるシーンだけど、弾かれてるようにしか見えないんだけど()
もうちょっとどうにかならなかったかなぁ。
まあマンガもそんなに変わらないから良いかw

最後に。
時系列が変わってるもののストーリーに影響は無かったし、最終回らしい終わり方でもないので2期期待出来るかもしれない。もちろん2期あれば観る!

終わり。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

68.4 20 ラノベ原作で魔法なアニメランキング20位
聖女の魔力は万能です Season2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (149)
517人が棚に入れました
ある日突然「聖女」として異世界に召喚された20代の会社員・セイ。元々の植物好きを活かして薬用植物研究所で働き始めるが、仕事人間ゆえの生真面目さに“聖女パワー”が加わり、セイは効果5割増しのポーションを次々と作り出す。 さらに、魔物討伐では凄まじい威力の浄化魔法を発動し、セイの評価は爆上がり!「聖女」であることも正式に認められ、スランタニア王国の救世主として、人々の尊敬を集めていく。 そんな彼女を見守り支えてくれるのは、研究所のヨハンやジュード、宮廷魔道師団のユーリ、そして、互いに惹かれ合いながらも、いまだ恋人未満な“氷の騎士様”アルベルトだった。 王国の最重要人物となってからも相変わらず研究三昧なセイだが、アルベルトとの仲は少しずつ深まって、恋模様にも新たな展開が――!?
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」

【レビューNo.125】(初回登録:2024/5/26)
ラノベ原作(なろう発)で
・第1期:2021年作品。全12話。
・第2期:2023年作品。全12話。
最初はタイトル切りしていましたが、何かの拍子で視聴したら意外と面白く、
2期はリアタイで観ていましたね。

(ストーリー)
スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する
時代がやって来る。
今回もこの国難に対処すべく、魔を祓う力を持つ「聖女」を召喚すべく伝説
の儀式を行った。
そして召喚されたのが小鳥遊 聖(セイ)と御園 愛良(アイラ)の二人の日
本人であった。
しかし王国の第一王子カイルはアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女とし
て扱ってしまう。
そして無視されたセイは行く当てもなく、「薬用植物研究所」にて研究員と
して、異世界ライフをスタートさせるのだった。

(評 価)
・これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」
 一部のネット民からは
 「BBAを召喚して何が面白いねん?!」
 と酷い言われようでしたが、主人公セイは日々仕事に追われるOLで、
 ・異世界に召喚されてしまうも、持ち前の前向きなキャラで人の輪に囲ま
  れなから、(現実世界から解放され)異世界ライフを満喫
 ・「聖女の力」でお約束の「また私なんかやっちゃいました?!」展開も
  仕事は充実してやりがいあり
  また魔物討伐でも活躍、「本物の聖女様」として国中から認められる
 ・当然周りはイケメン揃い、そして騎士団長ホーク様との恋模様
 まあ”女性版なろう”要素テンコ盛りという感じですね。
 
 個人的には昭和末期~平成にかけ、OLへの恋愛や応援ソングで人気を博し、
 「OLの教祖」と崇められた”岡村孝子”が思い浮かびましたね。
 「OLの教祖」の系譜は”今井美樹”や”古内東子”へと受け継がれるのです
 が、今ではアニメが一般に認知されたので、その辺の役割は(歌より)
 こういったアニメ作品が担っているのかなっと。

・やりがいがあり、ストレスフリーな優しい世界
 本作から受ける印象ですが、原作者は自身の経験から
 ・仕事のやりがい
 ・人間関係のストレスフリー
 を意識して執筆されたのかなっと。

 ・仕事のやりがい
  セイは異世界でも仕事人間ですが、「男性版なろう」って割と
  ・「俺tueee」で自分がチヤホヤされたい
  的な部分が目につきますが、本作は
  ・自分の”仕事ぶり”が他人に必要とされている
  ・本当に必要なことに注力して報われることにやりがいを感じる
  という方向にベクトルが向いているのかなっと。

 ・人間関係のストレスフリー
  本作の一番の特徴は、”嫌なキャラ”がほぼ出てこない点ですね。
  ・同僚や関係する騎士団、ゲストキャラはみな好意的
  ・上の者たちはセイを守るために奔走してくれる
  ・女性ならではのドロドロ感も希薄
  ・そして恋愛運も順調で視界良好
  ・唯一の不快キャラは、”聖女召喚”でセイを無視してその後も難癖を
   つけてくる第一王子カイルだが
   {netabare}→ 実は無理やり召喚したアイラを守るために道化を演じていた
   と上手く処理されている{/netabare}
  という感じで、寧ろ不自然なほど優しい世界が描かれています。
  
 そもそものセイのキャラ造形が
 「同じ職場で働きたい人」
 というコンセプトらしく、やはり原作者のOL経験を踏まえ、思うところを
 物語に落とし込み「理想の世界」を描いているように感じましたね。
 (この辺りが癒し(?)的なエンタメとしてきちんと昇華されている点が
  本作一番のウリですかね・・・知らんけどw)

上述のように狙いは非常に明確な作品ですね。そういう意味ではターゲット
層の支持を集め、アニメ化まで至ったのはまま納得ですね。
ただ個人的には
・主軸の物語しか描いていない感じで、厚み等の創り込みが弱い
・毒気のようなスパイス成分が足りていない
という感じで、2クールの尺で描いた割には少し物足りないという印象ですね。
しかし
・主人公セイは共感しやすいキャラ
・理想的で綺麗な世界観なのでストレスフリーで楽しめる
 (また原作者の作品に込めた思いにも共感できる)
・ピュアラブストーリーも綺麗に完結させてくれる
なので、かなり視聴しやすい作品ではあります。
”異世界版少女漫画”的な要素も強いですが、男性でも結構楽しめるように
思います。

OPは結城アイラで
・第1期「Blessing」→聖女感あるよなあ
・第2期「Semisweet Afternoon」→溢れ出る恋心が隠せない
この方は存じなかったのですが「才能あるなあ」と共感。

(追 記)
レビューを書きながら「『OL』ってもう死語じゃね?!」って感じたので
一応調べてみたら
・世間的にも死語いう認識はある模様
・しかしその代わりの言葉が
 ・「女性会社員」 → まあそりゃそやなw
 ・「キャリアウーマン」→「バリキャリ」「ゆるキャリ」
  → たしかに聞いたことはあるが、日常的に使ってないよな?!
正直あまりピンときませんでしたね。
男女に拘らず「会社員」が一番無難なんですかね。
レビューの方は『OLの教祖』に合わせて『OL』表記にしておきますが。
まあセイについては「バリキャリ」という言葉がピタリとハマりそうなw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

12話最終回視聴。恋愛物の理想的な終わり方。

2021年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は330万部を突破している大人気作品。
情報が古いな。
1期は視聴済み。

1話見た時はアレ作品違くねってなったw
ここまで戦闘してるの初めてじゃ?と。
まあ1期観てる側としては無くはないか?とは思ったけども。

その後はまあ恋愛よりで微笑ましい、遠くから眺めていたい2人のいつもの関係性が良い。
1期こそ何時もの異世界物で頭がおかしいキャラが居たものの、居なくなってからは見やすくなった。
コレ系の作品見ると大体が出て来なくなる、もう1人の聖女と言われた女の子。
このもう1人の女の子も主人公、友人と普通に交流してるのが良い。親友以上な感じもね。
異世界物だと結構新鮮な感じがする。
お母さんwまあ同意w

そして恋愛のいく着く先はそこ。聖女側で選べるのは良いね。
そして油断してはならないキャラが確かに居たがアレはどうなんだろうw
少なくとも主人公にその気は無いだろうと。
同じく、お兄さんだと思ったらお父さんだったの笑ったw

安心して微笑ましく観てられるけど無双見たい人だと切るかもね。
個人的には恋愛作品としてオススメかな。

12話最終回まで視聴。コレでホントに終わりで良いのかな?
思ってた人は多いだろう…いい加減くっつけよ!とw
前に主人公が話していた事を覚えていて実行するって凄いなぁと。
今回のは聖女としても理想的と1期から観てる人は結構いるんじゃないかな。

噂のあの人は結局アレだったしwただ全くその気がなかったのか?は気になるけどね。
最後のはホント…目を輝かせてる子どもだよねあれはw
いくつか気になったのは耳打ちで何を言ったのか?何故あの人はガッツポーズをしたのか?
ガッツポーズにも関してはもしかしたら1期でやってたかもだが忘れたw

うん、これなら満足です!終わり。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

猫好き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

セイちゃん、おめでとう♪

なろうの原作未読。異世界召喚物だけど、これ、書いた人きっと女性よね?最終回はホーク様に告白してもらえるところでぐっと来たわぁ♪

それで悔しいんだけど自分がやっぱり女だって思わされた作品。これ見てて楽しかったし、セイちゃんとも友達になりたい!って思った

私は、なろう、ラノベ、少年漫画のありきたりな設定でも女性に対して失礼な表現がない限り抵抗は無いし、バトルロワイアル、転生、俺Tueeeeの無双物とかなありがちな展開も割と見ていられる。だけどこの作品、ずいぶんと傾向が違って昔の少女漫画を読んでる気になった。それが心地よかった

まず、セイちゃんはかなりの無双ぶりで、物語を通じて召喚相手の国に現れた瘴気をほぼ一人で浄化してしまうほど。思い人のホーク様が危険なことになればその力はさらにマシマシ

と、なろうありきたりな無双物な部分はそこまで。そんなすごい能力があるのに本人としてはお役に立ててなにより。そんな能力を使って無双するよりも、周りから感謝される、研究所や兵士たちとよい関係を築いていけていることに重点が置かれているように感じた

それに彼女は感謝されようとして自分の能力を使ってるわけじゃない。良いことをしたら結果的に報われるって感じ。聖女の力だって、ホーク様を思う心が力の源になってる。その点が、あざとさが無い分だけ彼女に好感を感じるところ

無双ぶりと言えば、彼女、恋愛においてもかなり無双だと思う。周りはみんな美青年で、セイちゃんに好意を抱いているのは明白。これが男の人向けの話だとハーレムになっちゃうんだよね。でも、無理にぐいぐい押し付けてくるめんどくさい男はいないし、柔らかにセイちゃんとホーク様を暖かく見守ってくれてるって感じ。そうよ、気になる一人といい関係になって、それ以外からの男女問わずに友達みんなに祝福されたらそれでいいのよ。この点が男の人向けの話と絶対に違うよね

あと見ててストレスが無かったのが、意地悪なことを仕掛けてくる悪意ある人たちが居ないこと。しいて言えば最初のシーズンに出てきたカイル王子がトラブルメーカーだったけど、勘違いで悪意があったわけではない。一緒に召喚されて能力がなかったアイラちゃんとも友達になってお茶会してるくらい。そして召喚してきた王家の人たちも、瘴気の危機が去った後のセイちゃんを心配してくれてるような人達。ほんと、悪い人が居ないお話

そして、国から大半の瘴気を取り除き、最後はセイちゃんの婚約話に入った部分。あはは、まさか自分でもこの部分にはまるとは思ってなかったけど、セイちゃんとホーク様の中学生みたいなやり取り見ては、もっとちゃんと態度にしめすのよ~、とアドバイスをあげたくなる始末w

こんな感じで女子受けする要素を全部詰め込まれた感じ。もっとも、女の望みは地位のある高身長の美青年との結婚なのかい~!!!とか思い抵抗感がなきにしもあらずだったけど、最終回まで二人の関係をドキドキしながら友達として応援していた自分は否定しようがないわね

いずれにしろ、ずいぶんと楽しませてもらったアニメでした

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

62.9 21 ラノベ原作で魔法なアニメランキング21位
暴食のベルセルク(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (122)
386人が棚に入れました
スキルの優劣が絶対の世界で、無能と蔑まれる少年――フェイトは最底辺の生活を強いられていた。 フェイトの持つスキル《暴食》が、腹が減るだけで全く役に立たない能力だったからだ。 この世界で最上位に位置する聖騎士の一族、ブレリック家に目を付けられ、何かと暴力を受け、雑用を押しつけられる毎日。 唯一の救いは、同じ聖騎士にもかかわらずフェイトを見下さずに接してくれる存在、ロキシー・ハートだけであった。 しかし彼女と共に、城に進入した賊を偶然にも仕留めたことで世界は一変する。 敵の命を奪った瞬間、暴食スキルが発動し、相手の力が自身に流れ込んできたのだ。 そう、フェイトの持つスキル《暴食》は、殺した相手から、スキル・能力を奪い取るという、とんでもない代物であった。 戦う力を得たフェイトは、同じく大罪の名を冠するスキルを持った意思のある剣、《強欲》のグリードと出会い、さらに闘争の世界に足を踏み入れていく。 大切な人を守るため、理不尽な世の中に抗うため、立ちはだかる敵を喰らい尽くすフェイト。 こうして地べたを這いつくばるだけだった少年の運命は、急速に動き始めるのだった――。

63.5 22 ラノベ原作で魔法なアニメランキング22位
魔導具師ダリヤはうつむかない(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (119)
283人が棚に入れました
彼女が最後に見た光景は資料が雑然と散らかるデスクだった。徹夜続きで働き、突然心臓が止まってしまったのだ。やりたいことがたくさんあったはずなのに、机に突っ伏して最期を迎えるなんて…。彼女は二度目の人生を魔法の存在する世界で送ることになった。名前はダリヤ・ロセッティ。彼女が暮らすこの世界には、人々の生活を便利にする「魔導具」がある。普段の生活はだらしないが魔導具師としては尊敬できる父のカルロ。ダリヤはカルロの作る魔導具に憧れ、自分も魔導具師になろうと決意する。これは彼女が魔導具師として前をむき、花開いていく物語。

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

恋愛ストーリーまではいきません(;'ω'∩)

異世界転生です(˘ᵕ˘ )
イケメンの男爵様が出てきますが、イマイチ恋愛に発展しそうな感じでしないまま終わってしまいます( ̄▽ ̄;)
そこが良いのかもしれませんね( ´-ω-)σ

亡き父の生前の様々な思惑が見えてくるのも面白く、感動的なところですw

序盤で婚約破棄したろくでなし男は早い段階でギャフンと言わせてるのでスッキリ見れますw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

73.8 23 ラノベ原作で魔法なアニメランキング23位
転生王女と天才令嬢の魔法革命(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (367)
1040人が棚に入れました
パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。 ──この魔法はあなたの笑顔のために。2人の少女が未来を切り開く、「転生×天才」魔法ファンタジー!

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おまえらみんな、真面目かっ!

見た目や言動がストレートにド真面目なマゼンタ公爵家令嬢ユフィリア(ユフィ)はもちろん、一見ふざけた魔道具を作り普段はおちゃらけた言動も目立つパレッティア王国第一王女アニスフィア(アニス)も含めて、彼女たちの親兄弟など主要登場人物のことごとくの根が真面目という、ある意味堅苦しいアニメ作品ですね。

アニスはいわゆる「異世界転生」キャラではあるらしいのですが、具体的な転生描写はなく、転生前の記憶も断片的な物であるようです。いわゆる「現代日本知識で無双する」系のなろう的な異世界転生作品ではありません。

アニメは一応区切りの良いところで1クール終わっていますが、コミカライズはアニメに追い抜かれているため、続きの話を知りたければ現時点だと原作を読まないといけません。

本作のキャッチーな部分はアニスとユフィ、あるいはその他の女性同士のカップリングによるいわゆる「百合」描写が担っているのですが、ストーリーとしては常に「相反するふたつのポリシーの衝突」という軸で作られています。

わかりやすい対立は「既得権益の維持か万人の利便性か」みたいな辺りだとは思うのですが、とにかく衝突する当事者同士は極めて真面目に生きているので、ストーリーにある程度集中しないと置いていかれそうになるアニメですね。

ところで『聖女の魔力は万能です』とかもそうだったんですが、最近のディオメディアってけっこう異世界物を作らせるとイケてませんか?
(そう思ってるのは私だけだろうか…。)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ジムスナイパーⅡ

2023/04/23 初投稿

自分は割とB級アニメが好きなのです。
とりわけ,量産型異世界転生・召喚物が好物だったりしますw
何にも考えず,頭を空っぽにしてボーッと寝っ転がりながら眺める,そんなスタイルで楽しみたいのです。

そして何かよさげな作品は無いかと物色して目にとまったのが本作『転生王女と天才令嬢の魔法革命』ですwタイトルからは量産型異世界転生臭しかしません。ぷんぷん臭ってきますw見るしか無いでしょう!!


ファンタジー世界に転生した主人公がチートな能力でお気楽に大活躍して,「あーっスッキリw」みたいな展開を期待したのですが・・・
1話から胸くそ展開
なんかスッキリしないんですけど・・・
さらには,1話終盤のナレーションに高揚感と期待しか無いw
意外に襟を正して見るタイプの気配が感じられました。

が,2話以降しばらくは割と量産系の雰囲気もする日常的な話が続きます。1話最後のナレーション「二人の少女の魔法革命の物語」はどこに行った?(元々お気楽を求めて見始めたのですがw)
全体的にはほぼほぼテンプレなのですが,キャラデザ,作画,演出などなど各要素はそれぞれ平均以上の気がします。

中盤も過ぎ終盤にさしかかる頃に
{netabare}
物語が大きく動き始めます。
禅問答のような受け答えをしながらの熱いバトルシーン
対するのは,異なる正義。少々ゆがんでいるものの,国の将来や国民の幸せを祈り自分なりの最適解に迫ろうとする者。納得は出来ないけど理解は出来る,そんな敵との戦い。

そしてハッピーエンドかと思わせ(それにしては話数の残りが多いw)新たな対立。
お互いの目的が真っ正面からぶつかり,互いに相手のことを考えるからこそ絶対ゆずれない戦い。

転生設定にほとんど触れられないと思っていたら
最終盤,自分が常々転生物に抱いている違和感に触れられていました。

物語終盤は何かと忙しいです。


とにかく,この作品は良きにつけ悪しきにつけこれまでの日本アニメが積み上げ築いてきた上に成り立つ作品と思いました。
キャラクターデザイン
アクション
長い演説
禅問答しながらのバトル
正義と異なる正義の対立
百合^^;

2023年時点での本気のテンプレートw
自分的には最も近い作品はガンダムシリーズ
{/netabare}

予想に反して,気合いを入れてみるタイプの作品で,そしてかなり面白かった!!

一応量産型だけど高性能な量産型
自分の好きなジムスナイパーⅡ的な作品でしたww

オマケ

アニスフィアの中の人はどう考えても男ですよね?もしかしたらユフィリアもアニスに男を感じてる?そう考えれば百合では無い?

アルカンシェルは虹だそうで
それに定冠詞のラが付くと,ラルクアンシエルだそうです。
アルカンシェルとラルク アン シエルの違いが気になったので調べました。
気になった人が多いと思うので参考までに

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「転生感をあまり感じられない王女」と「天才感を完全には発揮できていない令嬢」の魔法革命序章

最初に言っておきます。
{netabare}最終的な王女アニスと令嬢ユフィーの関係は、個人的には残念でした。
そんな百合百合しなくても・・・というのが正直な感想です。{/netabare}
けど、ガールミーツガールものの展開としてはダイナミックで充分楽しめました。

「てんせい」と「てんさい」
この言葉遊びが物語の根幹となります。
転生してきた故に、アニスは魔法が使えない。
一方、ユフィーは魔法の天才。
このことが二人を近づけるきっかけとなります。

魔法が使えない庶民のために魔学を実用化したいアニス。
それは、転生前の空を飛びたいという純粋な気持ちによるもの。
アニスとの関わりを通じて、その思いに次第に共感するユフィー。
そんな二人の関係性の深化がこの作品の見所と思います。

本アニメで好きなキャラその1は、イリアです。
アニスに献身的に尽くすイリア。
時にはたしなめ、時には優しく。
幼少期からアニスの真っすぐな性格を見、信頼しているからなのでしょう。
そんなイリアのツンデレチックな言動が心地いいです。

本アニメで好きなキャラその2は、ティルティです。
呪いの研究をする眼下クマ女で、明らかに不眠症かつ神経質です。
マイペースながらも、アニスの魔学研究を最も理解しています。
アニスのことを陰ながら親身に考えているところが好印象です。

「魔法革命」はやっと端緒についたばかりかな。
ユフィーの実力もまだ完全に発揮されているようには見えないし。
このままでは不完全燃焼なので、是非2期を制作してほしいものです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

64.8 24 ラノベ原作で魔法なアニメランキング24位
おかしな転生(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (133)
436人が棚に入れました
貧乏領地・モルテールン領の次期領主として期待される少年・ペイストリー。 幼くして類まれな才能を発揮する彼の前世は、将来を約束された天才菓子職人だった!! 「お菓子で笑顔を作ってみせる」 変わらぬ決意を胸に、転生した世界でもお菓子作りに励むペイストリー。 だが、若き少年に数々の苦難と試練が降りかかる。 領地を襲撃する盗賊に、一癖も二癖もある腹黒貴族たち、さびしい懐事情に、水も乏しく枯れ果てた土地と前途多難……。 立ち向かう武器は、持ち前の知略とお菓子作りへの愛情。果たして、ペイストリーは幸せ溢れる領地を作れるのか!? 甘くておかしな王道スイーツ・ファンタジー開演!

くまさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大好きなおかしで、みんなを笑顔に

おもしろいですね。私としては満足な作品です。

ペイスが政治にも戦争にも関わり、
領地のみんなのためにつくすし、

リコリスを笑顔にするため、おかしをつくったりと、
とても優しいキャラです。

強い主人公が無双するのではなく、
政戦両略に知恵をしぼるところが本作のよいところ。

新しい商品の開発や政敵との交渉など、格好いいところ見せますし、
こっそり高級な砂糖を買い込んで、怒られたりと魅力があります。

ただ、キャッチーなフレーズやOP・EDには恵まれず、
記号化がうまくいっていないのがもったいないかな。

でもストーリーはよいので、
ぜひペイスの活躍をみてやってほしいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ほっこりするよ、

転生系はだいたい前世の記憶と技術を活かすけど、例に漏れずこれもそれ!
でもそんなに嫌味もなく、いい人ばかりでほっこりみれるし退屈もしない…
そう‥これは社会にイラつき疲弊している労働者が酒を片手に心を洗浄し優しい気持ちになれる作品!!

蛇足ですが、ハーレムで谷間とプリーツスカートとニーハイとパンチラ的なやつに嫌気さしている人は良いと思うよ!純粋にみんな子供たちがかわいい!
二期に期待!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

65.1 25 ラノベ原作で魔法なアニメランキング25位
聖剣学院の魔剣使い(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (115)
424人が棚に入れました
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた! 「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 <聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。 魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

元・最強魔王×お姉さん 学園ソード・ファンタジー

この作品の原作は未読です。
聖剣×美少女を組み合わせた作品って、久しぶりではありませんか?
あれ、2023年夏アニメで放送された「七つの魔剣が支配する」は聖剣じゃなく魔剣だから除外で良いですよね^^;

加えてメインヒロインを演じるのはあの石川由依さんと来たら私に視聴しない選択はありません。
過去作の未視聴作品をメッチャ積み上げていますが、今期リアルで視聴した作品の一つになりました。


最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。

だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!
「なんでだ!?」
「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」。

〈聖剣学院〉に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。
未知なる敵〈ヴォイド〉、〈第〇七戦術都市〉、武器の形をとる異能の力――〈聖剣〉。
聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は〈聖剣学院〉に入学することに。

魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

リーセリア役の石川さんが、最初に原作を読んだ時の印象をインタビューでコメントをしてくれていました。
「女の子たちがみんなかわいくて、そして「けしからん」というシーンがたくさん出てくるなと思いました(笑)。」

「けしからん」部分の多くは、リーセリアが担っている気もします。とツッコまれると、
「確かに。レオくんも「この世界の倫理観はどうなっているんだ」と言っていましたよね(笑)。」と返していましたが、これ、メッチャ分かります。

レギーナ役・洲崎綾さんも、
「まずは「おねショタ最高!」と思いました(笑)。
由依ちゃんが言っていたように「けしからん」シーンも随所で出てきますが、しっかりと読むとストーリーが重厚なんですよね。色々と抱えている人たちが集まっていて、シリアスなシーンもしっかりあって、見ごたえのある作品です。」
これもメッチャ理解できました。

おねショタ最高!かぁ…
きっとリアルの構図では見るに耐えない気がするのですが、アニメだと不思議と違和感無く受け入れられるから不思議ですよね^^;

でも、古の時代から転生する設定って、割と存在する様な気がしますけれど…
それに、赤子に転生する設定も然り…
「魔王学院の不適合者」のアノス・ヴォルディゴードは2,000年前から転生してきましたし、「無職転生」では、ルディが幼少期をたいそう満喫していましたしね^^

でも10歳という中途半端な設定で始まる展開は、確かに珍しいかもしれません。
思い返してみると、赤子で転生というパターンが多いような気がします。

まぁ、この様な些細な事は置いておいても十分満喫できる作品だと思いますよ。
リーセリアの直向きさ、レギーナの面倒見の良さなどなど…
リーセリアたちが所属する第十八小隊の皆さんは容姿端麗な方ばかりなので、声優さんたちの演技と相まってしっかり堪能できると思います。

少しご都合主義的に思えるところが全くない訳ではありませんが、それはご愛敬で良いかと…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、藤川千愛さんによる「1000年愛」
エンディングテーマは、果歩さんによる「ゆるり」
どちらも通勤中にヘビロテした楽曲です。

1クール全12話の物語でした。
個人的にはしっかり堪能させて頂きました。
この手の作品で唯一残念だと思うのは、続編が中々制作されないことです。
原作のストックも沢山あるようなので、続編が制作されると良いんですけれど…

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8
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