ラノベ原作で必殺技なアニメ映画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番のラノベ原作で必殺技なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.7 1 ラノベ原作で必殺技なアニメランキング1位
劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(アニメ映画)

2017年6月17日
★★★★☆ 3.7 (424)
3047人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
中村悠一、早見沙織、内山夕実、寺島拓篤、佐藤聡美、田丸篤志、雨宮天、巽悠衣子、花澤香菜、井上麻里奈、諏訪部順一、日笠陽子、小原好美

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

動くリーナ(シリウス)が観られる!→ 観てきました。「さすがです……、お兄さま!」

※作中時系列でテレビ放送されている『魔法科高校の劣等生 来訪者編』第11話のAパートとBパートの間の話になります。

来訪者編を観た後だとより楽しめると思いますが、そもそも1期目すら観ていなくても一応ストーリーは成立しているっぽいのはさすがです、お兄様…。

== [下記は劇場公開前、及び映画館で鑑賞時のレビュー] ==
原作では<来訪者編>より登場のリーナが、ついにアニメで動きます!

原作との時系列上の関係は、この劇場版は<来訪者編>(← ここまで司波兄妹は1年生)と<ダブルセブン編>(← ここから司波兄妹は2年生)の間の春休み中の出来事ということになっているようです。

予告PVを観る限りでは、<追憶編>と<来訪者編>はやらない代わりに、一部そこのあたりのエピソードが回想などで出てくる感じのお話になりそうですね。

だとすると<追憶編>と<来訪者編>はアニメ化しないで、<ダブルセブン編>からの2期目があるかも、とちょっと期待してみたりして…。

→2017.7.1更新
ということで、特典付きの前売特別鑑賞券は買わないようなヘタレな私ですが、ファーストデイ(毎月1日は劇場鑑賞料金が安くなる)ということで観に行きました。

それでも劇場鑑賞特典として短編小説が載った小冊子がもらえました。ろくに事前チェックせずに行ったので、特に期待していなかったのにオマケが貰えてちょっと嬉しかったです。

映画本編についてですが、これを観ようという人はアニメ1期目は観ているだろうというのは前提として、出来れば<追憶編>の原作もしくはコミカライズ版をチェックしておくと良いかと思います。

読んでいなくてもストーリーを追う上での支障はないとは思うのですが、司波兄妹が「九亜(ここあ)を助けたい」と思う動機となる事件と、その鍵になる人物である桜井穂波(本作中でもちょっとだけ映る)が出てくるからです。

リーナの原作初出である<来訪者編>は、知っているとさらに楽しめそうですがまあ知らなくても大丈夫な気がします。

劇場版アニメとしてはキッチリ起承転結を踏まえていますし、司波兄妹、特に達也のさすおにぶりも堪能出来ますし、レオやエリカもキッチリ大立ち回りしますし、幹比古も地味とはいえないレベルでサポートで活躍しますし、七草先輩や渡辺先輩、そして十文字先輩も活躍しますし、雫のお金持ちぶりやほのかも含めた女性陣の水着シーン、入浴シーンなどもあり、満足して帰ってきました。

原作ファンにとっても本編映画がストーリー初出となるため、特にお勧めです。

最後に、ひと言: 今回の深雪の「さすがです、お兄さま」は「さすがです」と「お兄さま」の間にめっちゃ溜めがあったので、ついレビューのタイトルに入れてしまいました(笑)!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

民明書房の血脈

ご存じない方もおられよう。たぶんもっとも有名なやつ全文引用します。

(引用開始)
ゴルフの発祥はイギリスではなく、
中国の宋家二代 「呉竜府」(ご りゅうふ) が編み出した

「纒欬狙振弾(てんがいそしんだん)」
 
棍法術最強の流派として名高いチャク家流に伝わる最大奥義。

 「この技の創始者 宋家二代 呉 竜府(ご りゅうふ)は
 正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。

 この現代でいうゴルフスイングにも酷似した打撃法は
 運動力学的観点からいっても弾の飛距離・威力・正確さを
 得るために最も効果的であることが証明されている。

 ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが 
 最近では前出の創始者 呉 竜府の名前でもわかるとおり 
 中国がその起源であるという説が支配的である。」

               民明書房刊「スポーツ起源異聞」より(引用ここまで)


実はこの劣等生シリーズにイマイチ乗り切れてない私にたいしてのとあるレビュアーさんからの至言。

{netabare}「自分これ、ギャグとしてしか見てないっす」{/netabare}

察しました。そこで思い出した昭和後期に煌めいた『民明書房』。魔法を科学するこちらの作風と相通ずるものがあると言い聞かせるとこれ苦手な人も大丈夫かもしれません。自分の拠り所です。
ただしそこまで。兄と妹の関係性はひたすら気持ち悪いです。本作の売れ筋No.1『さすがおにいさま』を消化できてないわりに1期2期そしてこの劇場版と継続してる者の以下感想です。


6年ぶりのTV2期まで視聴済という視聴歴です。たまたま正月地上波でやってるのを録画。
本作のリリース順は1期→劇場版→2期です。
相関を整理してみると、2期の主要キャラのリーナ(CV日笠陽子)が登場してたり、リリース順に観ておいたほうがしっくりくるのではないかと思われます。

そして本編90分。サブタイトルは『星を呼ぶ少女』。
劇場版オリジナルな謎の少女が鍵を握る物語。そこにいつものメンツが絡んでくる映画らしい閉じた設定です。アニメ映画の常道。オールスター集結みたいなところや売れ筋(さすおに)の投入は頻度もタイミングも申し分ありません。魔法発動時のエフェクトはさすが劇場版です。
よってあとは好みではないでしょうか。

冒頭で民明書房について触れて言いたかったのは、楽しみにしていた“小理屈”感が圧倒的に足りなかった、ということです。
無かったわけではない。取ってつけたネタをものすごい熱量でドヤってくれないのが個人的に残念。
{netabare}例)サイコなSTARS隊員なんて派手な作画に合わせるためだけの要員でした。{/netabare}

いいとこはありましたよ。
{netabare}・お兄様のダースベイダーのコスプレ
・相変わらず国家の軍隊より強い高校生{/netabare}


ファンサービスの試供品です。

オイタなドラマ 「さすが」なドラマ ここあが怒れば 嵐を呼ぶぜ♪ 



※おまけ

■そういえば…
最終盤のネタバレ有です。

{netabare}セブンスプレイムを完全に無害化するためにリーナの力で高度140kmまで飛ばしてもらったお兄様。
これだけでなんのこっちゃ感マシマシなわけですが、成層圏の外すなわち宇宙に飛ばされ○△×構築して“ベータトライデント”を発動しいろんなものを救ったのはさすがです。とはいえさすがのお兄様もいろいろ使い切ってぐったり状態。{/netabare}

{netabare}男塾塾長江田島平八も宇宙飛ばされてたような。。。
なぜかふんどし一丁でしかも自力で生還してたような。。。{/netabare}

どうせやるならこれだけまじめに荒唐無稽してほしかったやね。麻痺してるのかしら?自分が…



視聴時期:2021年1月

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2021.03.14 初稿
2021.10.26 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

星を呼ぶ…タイトルが上手い。

原作未読、アニメのみの視聴です。

アニメが放送されたのが2014年春夏クールなので約3年、
ちょっと記憶も曖昧になりかけていましたが映画を見て魔法科高校の世界を思い出すことが出来ました。

SAOやとある魔術の劇場版を見た時も思ったのですが
この手の作品(いつもは週ごとに30分区切りで見てたスケールの大きいSFアクション系作品)の映画の満足感はありましたね。
今作は90分ですがオリジナルストーリーということで90分の中で終結し、かつ整合性の取れた内容でした。

アニメだけ見てた勢としては
「リーナ、って誰? スターズ…? そんなのあったっけなぁ…」
「みんないつの間にかアニメの時より強くなってない?」
と思いながら見ていました。

僕が忘れているだけかと思って帰って調べてみたら
やっぱりそうでリーナはアニメでは未登場キャラだったみたいです。(^^;
そもそもアニメは達也たちが1年の途中で話が終わっていて、映画の中でキャラたちがこれから2年になるって所に違和感を感じていた点も帰って調べてみて納得がいきました。

映画を見ている時に
「リーナはアニメに出ていた。自分が覚えていないだけ…」と必死に心の中で唱えていたのは何だったんだ…w


という微妙な違和感がありましたが
絵も綺麗で戦闘シーンも迫力があり、見ていてすごく面白かったので評価は高いです。(劇場で聴く主題歌もいい♪)

超絶ブラコンの美雪も可愛かったし
特にエリカの可愛さと活躍が映画では際立っていたかなと思いました。

判断力に長け、何でもさらっと解決してしまうお兄様がまた観たいので
次はアニメの2期を期待したいと思います。
原作は多いのでお財布との相談ですね。


最後に、レビュータイトルにも書いてありますが
「星を呼ぶ少女」ネーミングセンスが良いなぁと思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

61.7 2 ラノベ原作で必殺技なアニメランキング2位
アクセル・ワールド INFINITE∞BURST(アニメ映画)

2016年7月23日
★★★★☆ 3.4 (172)
1079人が棚に入れました
ウェブ上の仮想世界で行われるオンライン型対戦格闘ゲーム《ブレイン・バースト》。プレイヤーである《バーストリンカー》たちは、現実の1000倍に《加速》した世界で、戦いを楽しんでいた。私立梅郷中学に通う有田春雪(ハルユキ)もそのひとり。高円寺を拠点とする《ネガ・ネビュラス》に所属する彼は、《軍団》の長である黒雪姫と共に、渋谷エリアでの《領土戦》を戦っていた。そこに訪れた《変遷》と漆黒の巨大な竜巻、そして突然の回線切断。本来、起こるはずのない不可思議な現象は、《加速世界》を徐々に侵食し、竜巻に包まれたエリアでは、《加速》することができなくなってしまっていた。いったい、《加速世界》に何が起こっているのか?原因を突き止めるべく、ハルユキと仲間たちは、黒い竜巻に立ち向かう――!

声優・キャラクター
三澤紗千香、梶裕貴、豊崎愛生、浅沼晋太郎
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「もっと先を――観たくないか、みなさん」

上映時間 90分(コマーシャルとか入れると実質80分ぐらい)

4年前にテレビ放送されたアクセル・ワールドの劇場版です。アクセル・ワールドのテレビ版を先に観ることをオススメします。

テレビ版が終了し、2期を心待ちにしていました。もう4年も経過して諦めていたときに劇場版になるという情報を聞いて、前売り券を買って心待ちにしていたこともあり、上映初日に観にいきましたw

最初はテレビ版の復習でした。ちょっと長い感じがしましたが、色々思い出して良かったですねw{netabare}(でも能美の部分はカットされていましたw){/netabare}

加速世界(ブレイン・バースト)を脅かすことが起こり、主要なバーストリンカーたちで対処しようとするお話です。

懐かしく思うようなキャラがいっぱい出ていました。w{netabare}(アッシュ・ローラーが出てきたときは歓声したくなりましたねw 結構好きなキャラです^^){/netabare}

後半はもうお祭り状態w 「バーストリンカーのおもちゃ箱やw」というくらい色々なキャラが出てきて色々な技を出しますが、もう何をやっているの追いつけないほど凄まじかったですねw{netabare}(六人の王が揃ったのは壮観でした){/netabare}

ちょっと時間も限られていることもあり詰め込みすぎた感じはしましたが、4年(OVAは観ていません)ぶりに各キャラが動くところを観ると感慨深くなります。

もっとじっくり観たかったです。2期があったらいいですね^^

EDはKOTOKOさん、KOTOKOさんの曲を聴くとアクセル・ワールドの世界って感じがします^^

最後に、もうソードアートオンライン劇場版のチケット発売していました。ついつい買ってしまいましたねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作未読組は置いてきぼりってことですか・・・

結論から言うと、私のような原作未読のTVアニメ組は置いてけぼりになってしまうような作品でした。

前半はTVアニメの総集編。
後半の能美のくだりが、ばっさりカットされていた所は高評価。
能美のくだり、あまり好きじゃないんですよ・・・。

後半は新作。ところが原作未読組の私には、初めの所からいきなり『???』。
{netabare}
ネガ・ネビュラスについて。
フウコ(スカイ・レイカー)と一緒にいるのは誰?もしかして見覚えのない人が仲間になっている?
アクア・カレントが一緒にいる?もしかして仲間になっている?

この件については最後まで一切説明なし。

主要な登場人物も見たことのない新技を繰り出す。
最後は訳の分からない天使的な者が現れて、主人公が無双状態に・・・。

で、一件落着って・・・。
{/netabare}
『原作未読組は眼中にない!』って感じの作品でした。
ただまあ、バトルシーンは迫力があって良かったかなぁ、と・・・。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「君は考えたことがあるか?自分がバーストリンカーでなくなる時のことを。」

アクセル・ワールド劇場版。

90分のうち、
40分はテレビシリーズを振り返る総集編、
残りの50分が新作ストーリーとなっています。

テレビシリーズを観てからかなり時間が経っていたのもあり、
あまり内容を覚えていなかったので、
総集編もそれなりに楽しめました^^

テレビシリーズを観ていない人にとっても
「こんな世界観です。」とわかるので、
ご新規さんにも優しい構成。

だけど、24話をまとめるのには限界があり、
「あーこんなシーンもあった…ような…。」程度の復習にしかなりません。

なので、ある程度ストーリーを思い出してからの方が
総集編パートも含めてより楽しめると思います。


● ストーリー
“ニューロ・リンカー”という機械により、
バーチャルな世界が生活の一部として浸透している近未来。

見た目と内向的な性格から、いじめにあい、
自分に自信がない有田春雪(ありた はるゆき)。

校内一の有名人・黒雪姫(くろゆきひめ)から、
『ブレイン・バースト』というソフトを受け取り、
『シルバー・クロウ』というアバターを作成した。

加速世界(アクセル・ワールド)で加速し続けるためには、
勝負に勝ち続けなければならない。

黒雪姫の騎士となり、彼女を守るため、
彼女の言葉を信じてハルユキは戦っていた。

そんなある日、
いきなりグローバルネットが回線切断されてしまう出来事が起きた。

加速世界に出現した黒雲と関係があると考えたハルユキたちは、
原因を突き止めるべく、黒雲の中への突入を決意した。


時間は短いので、
1つのストーリーとしてはあっけないです。

ただ、キャラは総出演しているので、
アクセル・ワールドの世界観を楽しむには十分だと思います。

あまりテレビシリーズの内容を覚えていない私は、
あれ?こんなキャラ仲間にいたっけ?状態でしたが^^;


● 作画
作画はかなりのクオリティだったと思います。

特にアクション&戦闘シーンは、
よく動くし、スピード感抜群!

これは劇場の大きなスクリーンで観たら、
迫力がすごかっただろうなと思います。


● 音楽

【 主題歌「PLASMIC FIRE」/ KOTOKO×ALTIMA 】

アクセル・ワールドは好きな曲が多かったのですが、
今回も期待に応えてくれる曲です^^

そうそう、このかっこよさとテンションが好きなのです♪


● まとめ
作画はとてもきれいだし、
アクセル・ワールドの世界観を楽しむには十分。

欲を言うなら、
もっとストーリーを楽しみたかったな~。

あとはテレビシリーズをもう一度振り返ってから見ればよかった、
というのが個人的反省点です。笑

キャラや相関図がわからないのが、
もやもやしてしまいました^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20
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